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平成25年度版(平成 24年度実績) 大牟田の教育 ~ 教育委員会の権限に属する事務の管理 及び執行状況についての点検及び評価 ~ 大牟田市教育委員会 大 牟 田 市 目 はじめに 次 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1 点検及び評価の対象とする事務の範囲について 教育行政機構図 ・・・・・・・・・・・・・・・・・2 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4 教育委員会の活動状況 教育委員会の概要 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5 教育委員会の主な活動実績 活動の評価 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・8 平成24年度教育施策の大綱 平成24年度教育施策の大綱 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・10 教育施策に関する指標の達成状況 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・21 平成24年度重点事業の取組み状況報告書 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・23 ※平成24年度教育施策の大綱の重点事業については、以下の「施策・事業の推進状況」の 中で、重点事業であることを示す「●」を事業名の前に表示しています。 施策・事業の推進状況 基本施策Ⅰ 生涯学習社会の実現 主要施策1 生涯学習ボランティアの育成と支援 主要施策2 学習機会の充実 主要施策3 社会教育関係団体の支援と地域活動の促進 基本施策Ⅱ ・・・・・・・・・・・・・・・40 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・43 ・・・・・・・・・・・・48 健全な青少年の育成 主要施策1 家庭教育への支援 主要施策2 地域の教育力の再生と向上 主要施策3 子どもの生きる力をはぐくむ体験活動の充実 主要施策4 青年の社会参加に向けた支援 主要施策5 青少年の問題行動や悩みへの迅速な対応 基本施策Ⅲ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・50 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・53 ・・・・・・・・・・・59 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・61 ・・・・・・・・・・・・・64 学校教育の充実 主要施策1 確かな学力をはぐくむ教育の推進 ・・・・・・・・・・・・・・・・68 主要施策2 豊かな心と社会性をはぐくむ教育の充実 主要施策3 健やかな体を育てる教育の充実 主要施策4 特別支援教育の充実 主要施策5 安全で快適な学校施設の整備 主要施策6 安心して楽しく学べる学校づくりの推進 主要施策7 地域に開かれたよりよい学校づくりの推進 主要施策8 学校再編整備の推進 ・・・・・・・・・・・・・74 ・・・・・・・・・・・・・・・・・77 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・81 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・83 ・・・・・・・・・・・・・85 ・・・・・・・・・・・・89 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・91 i 基本施策Ⅳ 文化芸術の振興 主要施策1 文化芸術活動の推進 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・93 主要施策2 文化財の保護と活用 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・97 主要施策3 文化施設の機能充実 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・103 基本施策Ⅴ スポーツの振興 主要施策1 多様なスポーツ活動の機会づくりの推進 主要施策2 スポーツ活動を支える仕組みづくりの推進 ・・・・・・・・・・・111 主要施策3 スポーツ活動がしやすい環境づくりの推進 ・・・・・・・・・・・118 基本施策Ⅵ ・・・・・・・・・・・・106 人権の尊重 主要施策1 学校教育における人権・同和教育の推進 ・・・・・・・・・・・・121 主要施策2 社会教育における人権・同和教育の推進 ・・・・・・・・・・・・122 ◎教育行政の円滑な推進と効率的運営 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・125 社会教育施設等の状況 公民館 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・132 青少年教育等多目的施設 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・154 多目的活動施設リフレスおおむた 大牟田文化会館 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・159 三池カルタ・歴史資料館 図書館 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・176 学識経験者意見 料 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・164 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・169 スポーツ施設 資 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・156 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・178 編 歴代教育委員等 機構と職員数 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・183 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・185 平成25年度当初予算 平成24年度決算 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・187 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・188 教育費の当初予算・決算推移 各種委員会等 学校一覧 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・189 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・190 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・192 小・中学校等の通学区域 児童生徒数の推移 卒業後の状況 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・194 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・197 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・197 学校別児童生徒・教職員数 学校施設一覧 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・200 学校施設の耐震診断結果一覧 教育施設一覧 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・198 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・201 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・202 指定・登録文化財一覧 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・203 ii はじめに このたび、大牟田市教育委員会と大牟田市(市長の事務部局)は、平成24年度の本市 教育施策の実績を、報告書『大牟田の教育』にまとめ、この中で、教育委員会は、地方教 育行政の組織及び運営に関する法律第27条に定めるところにより、その権限に属する事 務の管理及び執行の状況について点検及び評価を行いました。 本市教育委員会は、平成25年4月に、社会教育、スポーツ及び文化に関する事務につ いて、 「地域づくり」の観点から市長の事務部局へ移管を行いました。しかしながら、これ らの事務のうち、地方自治法第180条の7の規定に基づく補助執行事務である社会教育 の振興に関する事務、文化財の保護及び活用に関する事務等については引き続き点検及び 評価の対象とし、条例により市長が管理し、及び執行することとしたスポーツ及び文化(た だし、文化財の保護に関する事務については対象とします。)に関する事務等については対 象から除いたところです。 この点検及び評価は、教育委員会の活動状況の評価と『教育施策の大綱』に基づく施策・ 事業の推進状況の評価を行い、効果的な教育行政の推進に資するとともに、教育行政の推 進状況に関する市民への説明責任を果たすことを目的としています。教育委員会は、この 報告書を議会に提出するとともに、市民に公表することとしています。 教育委員会の活動状況の評価は、教育委員会会議の実施状況及び教育委員の学校訪問や 各種行事、研修会等への参加状況など教育委員会の活動とその情報発信について行ってい ます。施策・事業の評価は、『平成24年度教育施策の大綱』の主要施策ごとに、「主な事 業・取組」・「指標の達成状況」・「評価・課題」の項目を立てて行うとともに、重点事業に ついては「重点事業の取組み状況報告書」を作成し、内容の充実を図っています。 また、点検及び評価の客観性を確保するため、教育に関し学識経験を有し、公正な意見 を述べることが期待できる教育系大学の教授に外部評価を依頼し、意見書を作成していた だきました。 評価の高い事業については、今後もさらなる充実を目指し、指摘を受けた課題や問題点 については、改善を図るとともに事業の見直しについても検討していきます。 1 点検及び評価の対象とする事務の範囲について 平成25年4月に社会教育、スポーツ及び文化に関する事務を教育委員会から市長の事 務部局へ移管を行ったことをふまえて、平成25年度の点検及び評価の対象とする事務の 範囲については以下の1及び2のとおりとしています。 1.「教育委員会の活動状況」(1~5ページ) 2.「平成24年度教育施策の大綱」に掲げた施策・事業のうち以下のもの (1)平成25年4月以降も引き続き教育委員会が直接管理し、及び執行するもの ①「基本施策Ⅲ 要施策7 学校教育の充実」(27~36、68~92ページ)のうち、「主 地域に開かれたよりよい学校づくりの推進」の「学校体育施設開放事 業」(89ページ)を除く部分 ②「基本施策Ⅵ ③「◎ 人権の尊重」の全部(39、121~124ページ) 教育行政の円滑な推進と効率的運営」(125~131ページ)のうち、 上記①②に係る部分 (2)平成25年4月以降は地方自治法第180条の7の規定に基づき市長の事務部局 の職員等に補助執行させるもの(主には、社会教育の振興に関する事務、文化財の 保護及び活用に関する事務) ①「基本施策Ⅰ 生涯学習の振興」の全部(24~25、40~49ページ) ②「基本施策Ⅱ 健全な青少年の育成」のうち、「主要施策5 青少年の問題行動 や悩みへの迅速な対応」を除く部分(26、50~63ページ) ③「基本施策Ⅲ 学校教育の充実」のうち、「主要施策7 地域に開かれたよりよ い学校づくりの推進」の「学校体育施設開放事業」(89ページ) ④「基本施策Ⅳ 文化芸術の振興」のうち、 ・「主要施策2 文化財の保護と活用」の部分(37、97~102ページ) ・「主要施策3 文化施設の機能充実」の「文化施設整備事業」のうち、三池カ ルタ・歴史資料館等複合施設に係る部分(103ページ)並びに「カルタック ス文化事業」、「図書整備事業」及び「子ども読書推進事業」(104~10 5ページ) ⑤「◎ 教育行政の円滑な推進と効率的運営」(125~131ページ)のうち、 上記①~④に係る部分 ⑥「社会教育施設等の状況」のうち、「公民館」(132~153ページ)、「多 目的活動施設リフレスおおむた」(156~158ページ)及び「三池カルタ・ 2 歴史資料館」・「図書館」(164~175ページ) これに対し、大牟田市教育に関する事務の職務権限の特例に関する条例(平成25年 4月1日施行)等により、平成25年4月以降は市長が管理し、及び執行する事務につ いては点検及び評価の対象から除きました。具体的には以下のとおりです。 1.「基本施策Ⅱ 健全な青少年の育成」のうち、「主要施策5 青少年の問題行動や 悩みへの迅速な対応」の部分(64~67ページ) 2.「基本施策Ⅳ 文化芸術の振興」のうち、 (1)「主要施策1 文化芸術活動の推進」の部分(93~96ページ) (2)「主要施策3 文化施設の機能充実」のうち、「文化施設整備事業」(103ペ ージ)の文化会館に係る部分及び「大牟田文化会館文化事業」(104ページ) 3.「基本施策Ⅴ スポーツの振興」の全部(106~120ページ) 4.「◎ 教育行政の円滑な推進と効率的運営」(125~131ページ)のうち、上 記1~3に係る部分 5.「社会教育施設等の状況」のうち、「青少年教育等多目的施設」(154~155 ページ)、「大牟田文化会館」(159~163ページ)及び「スポーツ施設」(1 76~177ページ) 3 教育行政機構図 ※平成25年度の点検及び評価は、平成25年4月に教育行政に係る機構改革を行い、社会教育、スポーツ及び文化に 関する事務を市長の事務部局へ移管を行ったことをふまえて実施しました。 機構改革前 教育委員会 事務局 機構改革後 教育委員会 *は指定管理者制度導入施設 総務課 事務局 総務課 学校再編推進室 学校再編推進室 学校教育課 学校教育課 指導室 指導室 教育研究所 教育研究所 学務課 学務課 生涯学習課 人権・同和教育課 中央地区公民館 小学校21校 三川地区公民館 ※学校再編による1校減 勝立地区公民館 市立学校等 中学校11校 吉野地区公民館 特別支援学校1校 三池地区公民館 手鎌地区公民館 駛馬地区公民館 市 長 部 局 青少年教育等多目的施設 リフレスおおむた* 補助執行、 条例による 文化・スポーツ課 企画総務部 世界遺産登録・文化財室 市民協働部 地域コミュニティ推進課 図書館* 三池カルタ・歴史資料館* 文化会館* 体育施設*(一部) 延命プール* 人権・同和教育課 小学校22校 市立学校等 中学校11校 特別支援学校1校 *は指定管理者制度導入施設 中央地区公民館 ○補助執行事務として移管 ・文化財の保護及び活用に 関する事務 ・社会教育の振興に関する 事務 ・地区公民館、リフレスおお むた、図書館、三池カルタ 歴史資料館に関する事務 など ○条例による移管(市長が 管理・執行) ・スポーツに関する事務 (学校体育を除く) ・文化に関する事務 (文化財保護については 補助執行) 三川地区公民館 勝立地区公民館 吉野地区公民館 三池地区公民館 手鎌地区公民館 駛馬地区公民館 リフレスおおむた* 生涯学習課 図書館* 三池カルタ・歴史資料館* 文化会館* 市民活動等多目的交流施設 (10月開館予定) スポーツ推進室 体育施設*(一部) 延命プール* 4 〔教育委員会の活動状況〕 1 教育委員会の概要 (1)教育委員会の位置づけ 大牟田市教育委員会は、市長から独立した行政委員会として位置づけられ、本市教育行政 における重要事項や基本方針は市長が議会の同意を得て任命した5人の教育委員で組織する 教育委員会において決定され、教育長の統括の下に教育委員会の事務局等が具体の事務を執 行しています。 (2)教育委員会の所管事務 大牟田市教育委員会は、学校教育、社会教育、人権・同和教育、文化・スポーツ等に関す る事務を担当する機関として設置されています。なお、H24年12月に大牟田市教育に関 する事務の職務権限の特例に関する条例が制定され、学校体育を除くスポーツに関する事務 及び文化財保護を除く文化に関する事務については、H25年4月から市長が管理し、及び 執行することとなりました。 (3)教育委員会委員の職務 教育委員会委員は、教育委員会会議に出席し教育行政に関する重要事項等の審議を行うほ か、教育現場の視察、意見・要望等聴取、教育関係の各種行事への出席を行っています。 こうした活動を通じて、教育における政治的中立性及び継続性・安定性を確保するととも に、広く市民の意向を反映した責任ある教育行政の実現を図っています。 (4)教育委員会委員の構成 大牟田市教育委員会委員は次の5人で構成されています。委員の任期は4年です(再任可)。 委員長は、教育長を除く教育委員の中から、互選により選ばれ、教育委員会の会議を招集し、 かつ主宰し、教育委員会を代表します。任期は1年です(再任可)。委員長職務代行者は、委 員長に事故があるとき、又は委員長が欠けたときは、委員長の職務を代行します。教育長は、 委員長を除く委員の中から教育委員会が任命します。 教育委員名簿 職 委 名 員 委 長 員 ( 委 員 長 職 務 代 行 者 ) 名 山 本 和 大 平 夫 H23.3.13~H27.3.12 修 H24.3.3~H28.3.2 委 員 池 田 美 子 H21.6.1~H25.5.31 委 員 嶋 田 桂 子 H21.6.1~H25.5.31 長 宮 田 忠 雄 H22.3.2~H26.3.1 教 ※ 氏 (平成25年3月31日現在) 任 期 育 歴代教育委員等は『資料編』に掲載しています。 5 2 教育委員会の主な活動実績 (1)教育委員会会議の実施 原則として、定例会は毎月1回、また、臨時会は必要に応じて開催し、教育行政に関する 重要事項等を適時適切に慎重に審議しました。 ① 開催実績 定例会:12回 ② 議決の状況 平成24年 4月12日 議案第 6月 6日 議案第 〃 議案第 〃 議案第 7月12日 議案第 1 2 3 4 5 臨時会:9回 号 号 号 号 号 8月10日 議案第 6 号 8月27日 〃 9月 4日 〃 議案第 7 号 議案第 8 号 議案第 9 号 議案第10号 11月13日 議案第11号 12月 7日 12月11日 〃 議案第12号 議案第13号 議案第14号 平成25年 2月 7日 〃 〃 〃 議案第15号 議案第16号 議案第17号 議案第18号 〃 議案第19号 〃 議案第20号 〃 議案第21号 〃 議案第22号 総計21回 大牟田市障害児就学指導委員会規程の一部改正について 大牟田市立学校適正規模・適正配置検討委員会への諮問について 大牟田市立学校管理規則の一部改正について 社会教育委員の委嘱について 大牟田市立学校事務共同実施組織の設置に関する規程の一部改正 について 平成23年度の教育委員会の権限に属する事務の管理及び執行状 況についての点検及び評価(平成24年度版「大牟田の教育」)に ついて 大牟田市教育委員会単純労務者就業規則の一部改正について 大牟田市中学校給食実施方針の策定について 大牟田文化会館条例施行規則の一部改正について 大牟田市三池カルタ・歴史資料館等複合施設条例施行規則の一部 改正について 大牟田市教育委員会職員の勤務等に関して準用する規則及び規程 を定める規程の一部改正について 平成25年度大牟田市教職員人事異動方針について 条例案に対する大牟田市教育委員会の意見について 保有個人情報等非開示決定処分についての審査請求に対する裁決 について 平成25年度教職員の人事について 平成25年度市職員の人事について 大牟田市公民館条例の一部を改正する条例の議案作成について 大牟田市青少年教育等多目的施設条例の一部を改正する条例の議 案作成について 大牟田市多目的活動施設リフレスおおむた条例の一部を改正する 条例の議案作成について 大牟田市青少年問題協議会設置条例を廃止する条例の議案作成に ついて 大牟田市立小学校及び中学校の体育施設の開放に関する条例の一 部を改正する条例の議案作成について 大牟田市三池カルタ・歴史資料館等複合施設条例の一部を改正す る条例の議案作成について 6 3月 4日 議案第23号 〃 〃 3月22日 〃 〃 3月28日 〃 議案第24号 議案第25号 議案第26号 議案第27号 議案第28号 議案第29号 議案第30号 〃 〃 〃 議案第31号 議案第32号 議案第33号 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 議案第34号 議案第35号 議案第36号 議案第37号 議案第38号 議案第39号 議案第40号 議案第41号 〃 議案第42号 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 議案第43号 議案第44号 議案第45号 議案第46号 議案第47号 議案第48号 議案第49号 〃 議案第50号 〃 議案第51号 〃 〃 〃 議案第53号 議案第54号 議案第55号 大牟田市立学校の学校医、学校歯科医、学校薬剤師の委嘱及び解 職について 教育委員長の選任について 委員長職務代行者の指定について 大牟田市文化財保護審議会委員の委嘱について 平成25年度教育施策の大綱の策定について 市職員の人事について 大牟田市教育委員会会議規則の一部改正について 教育行政に関する相談に関する事務を行う職員を指定する規則の 一部改正について 大牟田市教育委員会文書規程の一部改正について 大牟田市教育委員会職員の名称及び配分規則の一部改正について 特殊な勤務に従事する大牟田市教育委員会職員の勤務時間等に関 する規程の一部改正について 大牟田市教育委員会公印規則の一部改正について 大牟田市教育委員会事務局事務分掌規則の全部改正について 大牟田市教育委員会事務決裁規程の一部改正について 大牟田市教育委員会補助執行規程の制定について 大牟田市教育委員会附属機関に関する規則の制定について 大牟田市延命庁舎管理規則等の廃止について 大牟田市障害児就学指導委員会規程等の廃止について 大牟田市立学校事務共同実施組織の設置に関する規程の一部改正 について 大牟田市立小中学校等の通学区域を定める規則の一部改正につい て 大牟田市立学校通学区域審議会規則の廃止について 大牟田市教育研究所条例施行規則の一部改正について 大牟田市学校給食会設置規則の一部改正について 大牟田市社会教育指導員設置に関する規則の一部改正について 大牟田市公民館条例施行規則の一部改正について 大牟田市青少年教育等多目的施設条例施行規則の廃止について 大牟田市立多目的活動施設リフレスおおむた条例施行規則の一部 改正について 大牟田市立小学校及び中学校の体育施設の開放に関する条例施行 規則の一部改正について 大牟田市三池カルタ・歴史資料館等複合施設条例施行規則の一部 改正について 大牟田市文化財保護審議会規則の一部改正について 大牟田市社会同和教育指導員設置に関する規則の廃止について 教育長に対する事務の委任等に関する規則の一部改正について ※ 議案第52号は、第9回臨時会の議案として告示後、審議する必要がなかったことから、廃 案となり、議案番号として欠番となったもの。 ③ 報告事項 60件(各種事業の進捗状況、事業報告等) 7 ④ 協議事項 10件(一般会計補正予算、条例案に対する大牟田市教育委員会の意見について等) ⑤ 傍聴者の状況 延べ5人 (2)学校訪問 学校訪問は教職員の資質の向上、学校教育の充実を図ることを目的として実施しており、 年間延べ15回出席しました。学校訪問では授業等の教育活動の視察や学校関係者との協議 等を行いながら、教育活動全般について指導・助言を行いました。 (3)各種行事への出席 スポーツ市民の祭典、成人式、学校の研究発表会、卒業式等へ年間延べ21回出席しまし た。 (4)研修会等への出席 福岡県市町村教育委員会連絡協議会、南筑後市町村教育委員会連絡協議会等が主催する教 育委員長会議、南筑後市町村教育委員研修会、女性教育委員研修会等へ年間延べ12回出席 し、委員との情報交換や研究協議を行いながら共通課題に関する理解を深め委員としての研 鑽に努めました。 (5)勉強会(報告会)の実施 教育委員会会議の円滑な運営と議論の活性化を目的として、国、県における教育行政の動 向等について、年間10回の勉強会を実施し、情報の共有化をはかるとともに、委員が参加 した研修の報告会を実施しました。 3 活動の評価 (1)教育委員会会議について 教育委員会会議については、大牟田市教育委員会会議規則第3条及び第4条により、原則 として定例会は毎月11日に、臨時会は必要が生じた場合に開催しています。原則として事 前に送付された会議資料等に基づき議題への理解を深めた上で会議に臨み、常に市民の視点 に立った議論を行うことに留意し、施策等の議論においては改善点や要望等について示しま した。また、必要に応じて事前に勉強会を実施し、事務局に説明を求め情報収集に努めまし た。 今後も教育委員会として一層責任ある意思決定を行うため、教育施策に関すること等、特 に重要な案件については、早い時期から情報収集を行うとともに継続的に勉強会を実施して いきます。 (2)教育委員会会議以外の活動について 各種行事への出席や学校訪問への参加により、関係者との懇談や情報交換を行うことで現 場の実態や状況の把握に努めました。また、県教育委員会等が主催する研修会にも積極的に 参加することで、国や県の教育行政の動向や他市町村の状況などの情報収集に努めました。 今後も、市民の意向を十分に反映した教育行政を展開するため、教育現場の実態把握や関 係者との意見交換に努めていきます。 8 (3)教育委員会活動の情報発信について 教育委員会会議については、事前に開催案内等を市庁舎掲示板に告示するとともに、ホー ムページにも掲載して周知に努めています。また、会議については原則として公開とし、傍 聴に来られた方には会議資料を閲覧に供しています。H24年度からは、これまでホームペ ージに掲載していた会議の審議結果等をより詳しく掲載するように改善を図りました。 今後も教育委員会活動がより一層市民に理解され、関心を持ってもらえるために、引き続 き開かれた教育委員会を目指し、移動(出張)教育委員会の開催の検討やホームページ等に よる情報発信の改善を図っていきます。 9 平成24年度教育施策の大綱 <はじめに> 今日の社会においては、都市化や核家族化、少子高齢化等の急激な進行の中で、家庭や地域の 教育力が低下しており、平成18年12月に改正された教育基本法は、これからの教育のあるべ き姿、目指すべき理念を明らかにしています。国においては、改正教育基本法に基づき、教育の 振興に関する施策の総合的かつ計画的な推進を図るため、教育振興基本計画が平成20年7月1 日に閣議決定され、地方公共団体についても、国の教育振興基本計画を参酌しながら、その実情 に応じて、教育の振興のための施策に関する基本的な計画の策定に努めることになっています。 しかし、今後の教育施策等については、国においても様々な議論が展開されており、その動向に ついて、十分に注視していく必要があります。 また、県においては、平成20年8月に教育力向上福岡県民会議からの提言「福岡の教育ビジ ョン」が示されました。その中では、子どもたちは「学ぶ意欲の低下」、「自尊感情の低下」、「規 範意識の低下」、「体力等の低下」という本質的な課題を抱えていることが指摘されており、本市 においても同様の状況にあります。これらの課題解決のために、教育力向上福岡県民運動が幅広 く展開されています。 このような中、本市の教育の振興に当たっては、教育の指針となる「教育施策の大綱」を策定 し、基本理念及び基本目標を定め、その実現のための施策の体系を示し、限られた財源の中で選 択と集中を行い、重点事業を明らかにしながら取り組んでいます。 この「教育施策の大綱」については、平成22年度に策定された平成23年度から27年度ま での5年間を計画期間とする「大牟田市総合計画後期基本計画」との整合を図った施策体系とす るよう平成23年度から改めており、平成24年度はその2年目となります。 今後も、時代の変化に対応した教育施策を展開していくために、毎年度行う「教育委員会の権 限に属する事務の管理及び執行状況についての点検及び評価」等を活用し、常に改善を図りなが ら、施策・事業の充実に努めていきます。 平成24年3月 大牟田市教育委員会 10 <基本理念> まちづくりは人づくりからという基本的な考え方に立ち、本市の教育は、魅力ある住みよい地 域づくりを担い、社会の発展に貢献できる人づくりを目指します。 <基本目標> 本市の教育は、上に掲げた基本理念のもと、6つの「基本目標」の実現に取り組みます。 ① 急激な時代の変化に対応し、自己実現を図り、豊かな人生を送ることができるよう、生涯 にわたって学び、その学んだ成果を社会に生かせる市民の育成を目指します。 ② 次代を担う、心豊かで思いやりのある健全な青少年の育成を目指します。 ③ 確かな学力、豊かな心、健やかな体をバランスよく身につけた児童生徒の育成を目指しま す。 ④ 文化と伝統を尊重し、それらをはぐくんできた郷土を愛する市民の育成を目指します。 ⑤ 生涯を通じスポーツに親しみ、健康で体力に満ちた市民の育成を目指します。 ⑥ 思いやり深く、共に生きる心や公共心を大切にし、人権を尊重する市民の育成を目指しま す。 <基本施策> Ⅰ 生涯学習社会の実現 いつでも、どこでも、誰でも楽しく学習することができ、その学んだ成果が適切に生かせる生 涯学習社会の実現を図るとともに、地域活動を促進し、地域全体の教育力の向上を図ります。 (主要施策) 1 生涯学習ボランティアの育成と支援 学んだ成果を適切に生かせる社会を目指し、生涯学習ボランティアの育成を図るとともに、 活動の場の開拓を行い、派遣先とボランティアとのコーディネートを行う生涯学習ボランティ ア登録派遣事業の充実に努めます。 2 学習機会の充実 情報通信技術の進展や環境意識の高まりなどの社会の変化に対応するため、団体、企業等と の連携を深めながら、学習情報を効果的に市民に提供するとともに、学習成果の発表の機会の 充実を図るなど、解決すべき課題についての学習機会の充実に努めます。特に、本格的な長寿 社会を迎えるにあたり、高齢者の生きがいづくりと社会参加の促進に努めます。 3 社会教育関係団体の支援と地域活動の促進 町内公民館をはじめとした社会教育関係団体の自主的な活動を促進するため、情報提供や人 材の育成を行います。また、地区公民館は地域活動の拠点施設として、地域課題の解決を目指 して、地域の人的、物的資源を活用し、町内公民館等地域の団体活動の支援やネットワークの 充実に努めます。 Ⅱ 健全な青少年の育成 「青少年健全育成プラン」に基づき、家庭、地域、学校が連携し、豊かな体験活動の場と機会 を拡大するとともに、家庭教育への支援や地域の教育力の向上と再生に努めます。また、次代を 11 担う青少年が心身ともに健やかにたくましく成長することができるよう、青少年にとって良好な 社会環境づくりを促進します。 (主要施策) 1 家庭教育への支援 保護者の不安や悩みに対応する子育て講座をはじめ、家庭教育に関する学習機会を提供しま す。また、市民ボランティアとの協働で作成する子育て情報誌「おおむたっ子」の発行等によ る情報提供、啓発を図るとともに、子育てネットワーク事業や子育てふれあい広場など保護者 同士の交流の場を提供し、家庭の教育力の向上を図ります。 2 地域の教育力の再生と向上 子どもの居場所開設団体やPTAに対する活動支援及びスポーツ少年団育成事業などの取り 組みを行うことにより、地域全体で子どもを育て見守る意識の醸成を図り、子どもをはぐくむ 地域の教育力の再生と向上を目指します。 また、大牟田地域教育力向上推進協議会を中心に、家庭、学校、地域の連携を強化し、児童 生徒の規範意識等をはぐくむとともに「共に育ち、共に育てる(共育)」風土の醸成に努めます。 3 子どもの生きる力をはぐくむ体験活動の充実 地区公民館や多目的活動施設「リフレスおおむた」等において、子どもたちの自然体験、生 活体験などの体験活動を充実させ、体験活動の場と機会を提供します。 また、子どもたちが安心して集える「子どもの居場所」の開設を進めるとともに、子ども会 活動や通学合宿事業を推進します。さらに、これらの活動を支えるボランティア等の人材育成 と活動への支援を行います。 4 青年の社会参加に向けた支援 青年が多くの人との交流を持ちながら、社会参加活動の中で自らが担う役割を認識し、その 責任を果たすために必要な知識や技術等を自ら学ぶ機会を提供します。また、青少年教育等多 目的施設「フレンズピアおおむた」において、青年の社会参加に向けて必要な情報や学習の場 を提供するとともに、関係機関・団体との連携を図り、青年がボランティア活動へ積極的に参 加できるよう支援します。 5 青少年の問題行動や悩みへの迅速な対応 「OMUTA少年よくし隊」による街頭指導活動等の充実や、相談機能の拡充など少年セン ターの活動の充実により、青少年の問題行動の早期発見や未然防止に努めます。また、有害情 報から青少年を守るため、社会環境の浄化活動を推進します。さらに、シンナー等の薬物乱用 を防止するとともに、インターネットや携帯電話などの情報メディアを悪用した犯罪等に巻き 込まれないように啓発に取り組みます。 Ⅲ 学校教育の充実 確かな学力を身につけた人間性豊かで心身ともにたくましい子どもたちを育成するために、家 庭・地域と学校との連携及び小学校と中学校の連携や交流を充実し、児童生徒に「生きる力」を はぐくむ教育を推進します。また、子どもたちが安心して学べる安全な学校教育環境の整備を図 るとともに、学校再編整備を推進します。 (主要施策) 1 確かな学力をはぐくむ教育の推進 確かな学力をはぐくみ、個性や能力を伸ばす教育を推進するとともに、教科・領域等の横断 的、総合的な指導により国際理解教育、ICT教育、環境教育、福祉教育等これからの社会に 必要となる教育の充実を図ります。また、地域や児童生徒の実態を生かした特色ある学校づく 12 りを推進します。 2 豊かな心と社会性をはぐくむ教育の充実 道徳教育の充実と学習の時間の中で行う発達段階に応じた自然体験や社会体験を通して、社 会規範を身につけた心身ともに健康な児童生徒の育成を図ります。また、児童生徒の生活習慣 を確立するために、学校と家庭の連携を充実します。 3 健やかな体を育てる教育の充実 体育の時間や体育的行事など、教育課程の工夫と部活動や授業間の休み時間等におけるスポ ーツの奨励による体力向上を図ります。また、健康教育や食に関する指導の充実など、基本的 な生活習慣の改善、定着を図るとともに、食育の観点から中学校給食の実施に向けた検討を進 め、健康でたくましい児童生徒の育成に努めます。 4 特別支援教育の充実 障害のある子どもたちの個別の指導計画、支援計画を充実させ、指導方法等の改善、充実に 努めるとともに、特別支援教育センターとして位置付けた大牟田特別支援学校では、教育相談 の充実を中心に機能の強化を図ります。また、通級指導教室等の内容の充実や交流教育事業を 進めるとともに、介助等の特別な支援を必要とする児童生徒のために特別支援教育支援員を配 置します。 5 安全で快適な学校施設の整備 学校施設については、安心、安全で良好な教育環境を確保するため、校舎等の耐震化を推進 するほか、生活スタイルの変化に応じたトイレの洋式化、児童生徒の机、いすの更新などを主 とした整備に努めます。 6 安心して楽しく学べる学校づくりの推進 教職員の指導力向上を図り、いじめ、不登校などの問題に対応できる相談体制を充実させる ほか、経済的理由により就学困難な家庭に対し就学援助を実施するなど、子どもたちが安心し て、楽しく学べる学校づくりを推進します。また、「子ども見守り隊」をはじめ家庭・地域と学 校との連携を一層進め、子どもたちの安全確保を図ります。 7 地域に開かれたよりよい学校づくりの推進 学校評議員制度を充実するとともに、教育活動や学校関係者評価の結果などの情報発信や的 確な意見の把握に努め、家庭や地域と学校との連携強化を図ります。 また、地域の貴重な財産である学校施設の地域への開放を進め、地域住民の活動の場として 有効活用を図ります。 8 学校再編整備の推進 「市立学校再編整備第二次実施計画」に基づき、児童生徒の教育環境整備を図るため、地域 住民の理解を得ながら、小・中学校の再編整備を進めます。また、学校の適正規模に関する今 後の国の動向を注視し、第二次実施計画の進ちょくや児童生徒数の推移等状況の変化を勘案し ながら、適正な学校規模による全体的な再編計画を検討します。 Ⅳ 文化芸術の振興 さまざまな文化芸術活動が盛んに行われ、市民が生き生きと学び、表現する、文化の薫り高い まちを目指します。 また、市民との協働により、文化財の保護と活用を進め、特に近代化遺産については、三池炭 鉱関連の近代化遺産を含む「九州・山口の近代化産業遺産群」の世界遺産本登録を目指します。 (主要施策) 1 文化芸術活動の推進 地域の歴史と風土の中で生まれ培われた多様な文化を継承、発展させ、新たなまちの魅力を 13 築くために、「文化芸術振興プラン」を策定し、総合的、体系的な文化芸術の振興に努めま す。 また、市民や文化団体等が行う文化芸術活動の場を確保し、発表の機会を提供するなど、文化 活動への支援を行います。 2 文化財の保護と活用 本市の歴史や文化を理解する上で重要な文化財は、地域の貴重な財産です。その保護に努め るとともに、埋蔵文化財や民俗文化財など、各種文化財の調査研究に取り組みます。 また、郷土理解を深め、文化財の保護意識の向上を図るために、見学の促進や情報の発信に 努めます。さらに本市発展の礎となった三池港や宮原坑などの三池炭鉱に関する近代化遺産は、 市民や企業等と協働しながら、保護と活用に努めます。 3 世界遺産本登録に向けた取り組みの推進 「九州・山口の近代化産業遺産群」の世界遺産本登録に向け、関係機関との協議や連携を図 りながら、構成資産の文化財指定や保存管理計画策定などに取り組みます。また、各種啓発事 業を実施し、本登録に向け市民一体となった気運の醸成を図り、地域の貴重な財産を活用した 観光など他の分野の事業と連携しながらまちづくりへの取り組みを進めます。 4 文化施設の機能充実 大牟田文化会館は、文化施設としての機能の維持、向上に努め、市内外の住民の関心が高ま るような魅力的な事業の充実とともに、質の高い文化芸術に触れる機会の拡充を図ります。 三池カルタ・歴史資料館や図書館では、市民が多様な情報を収集する場を提供し、読書活動 の推進を図ります。 Ⅴ スポーツの振興 誰もが心身ともに健康な社会を実現するために、市民がいつでも、どこでも、誰でも気軽にス ポーツに親しむことができるよう、「スポーツ振興計画」に基づき、スポーツの機会づくり、支援 の仕組みづくり、楽しめる環境づくりを進めます。 (主要施策) 1 多様なスポーツ活動の機会づくりの推進 市民の誰もが生涯にわたり、それぞれのライフスタイルや心身の状況に応じてスポーツに親 しみ、健康で明るい生活が送れるよう、興味や関心、能力、適性に応じて運動やスポーツに親 しむことができるよう、市民スポーツ大会やスポーツ教室など多様なスポーツ活動の機会づく りを推進します。 また、心身ともに豊かでたくましい子どもの育成のため、子どもの体力向上を促進します。 2 スポーツ活動を支える仕組みづくりの推進 市民が主体的かつ計画的に多様なスポーツ活動に取り組むことによって、豊かなスポーツラ イフを形成し、定着していけるよう、大牟田市体育協会をはじめとする各種団体等との連携に より、活動支援のための仕組みづくりを推進します。 競技力向上と市民のスポーツへの関心を高めるため、各種スポーツ大会の奨励、トップレベ ルの競技大会の誘致等スポーツ事業の支援に努めます。 また、地域住民がより身近にスポーツ活動に親しめるよう、総合型地域スポーツクラブの創 設と支援に努めます。 3 スポーツ活動がしやすい環境づくりの推進 市民がいつでも気軽に運動やスポーツ活動への参加ができるよう、多様で安全、快適なスポ ーツ施設の整備、充実を図るとともに、きめ細やかなスポーツ情報の提供等に努め、スポーツ を楽しめる環境づくりを推進します。 14 また、必要に応じて指導を受けられるよう、指導者の養成、確保、資質向上に努めます。 Ⅵ 人権の尊重 あらゆる人権問題の解決に向けて、「人権教育・啓発基本計画」に基づき人権教育・啓発を総合 的に推進するとともに、すべての人がお互いの人権を認め合い尊重し合う社会の構築を目指しま す。 (主要施策) 1 学校教育における人権・同和教育の推進 学校教育において、人権に関する知識理解と人権感覚をかん養し、人権が大切にされる社会 の基礎づくりを推進します。 2 社会教育における人権・同和教育の推進 社会教育において、広く市民を対象にした学習会や研修会等を開催するなど、人権・同和教 育研究協議会との連携により、人権が尊重される社会の形成に努めます。 ◎ 教育行政の円滑な推進と効率的運営 各基本施策の推進にあたっては、以下の視点に基づき、国における教育施策の動向をふまえ地 方分権時代に対応した、市民に開かれた教育行政の展開に努め、総合的、計画的な行政運営に努 めます。 1 2 3 4 5 市民に開かれた教育行政の展開 重要課題の的確な把握と調整 公共施設の効率的運用 教育予算の効果的・効率的運営 人材育成の推進 15 平成24年度 教育施策の大綱体系図 ※ 重点事業関連は●表示 ※ H25年4月からの新たな担当課又は今回評価を行った課等を⇒で示す 基本施策 主要施策 主な事業・取組 Ⅰ 生涯学習社会の 1 生涯学習ボランティアの育成 ○ 生涯学習ボランティア育成事業 実現 と支援 ・ボランティア養成講座 ・生涯青春はつらつ塾(ボランティア講座) ● 生涯学習ボランティア支援事業 ・生涯学習ボランティア登録派遣事業 ・ボランティア団体支援事業 2 学習機会の充実 ○ 学習情報提供事業 ・学習情報誌「まなびのカタログ」の発行 ・公民館だより等の発行 ○ 学習機会提供事業 ・まちづくり出前講座 ・市民大学講座(高等教育機関・企業編) ・読書推進事業 ・一般成人講座 ・政治学級 ・大牟田市民カレッジ事業 ○ 学習成果発表事業 ・地区公民館文化祭 ・展示コーナーの活用 ・はつらつ塾のつどい ○ 高齢者生きがい創造学習事業 ・生涯青春はつらつ塾(地域塾) ・高齢者健康づくり講座 ○ 社会教育施設・設備充実事業 ・安心で快適な地区公民館施設・設備の整備 3 社会教育関係団体の支援と ○ 社会教育を行う団体の育成・支援事業 地域活動の促進 ・町内公民館等への支援 ・その他の団体への支援 ・地区公民館サークル社会参加促進事業 ● 地区公民館拠点化推進事業 ・地域魅力アップ支援事業 ・地域行事支援事業 Ⅱ 健全な青少年の 1 家庭教育への支援 育成 ○ 子育てに関する学習機会提供事業 ・就学前子育て講座 ・家庭教育講座 ○ 子育て情報提供事業 ・子育て情報誌『おおむたっ子』の発行 ○ 子育て交流促進事業 ・子育てネットワーク事業 ・子育てふれあい広場 2 地域の教育力の再生と向上 ● 子どもの居場所づくり支援事業 ・実行委員会への支援 ・遊びのリーダー養成講座(仮)の実施 ・居場所等連絡協議会の開催 ○ 通学合宿支援事業 ・実行委員会への支援 ・ボランティア養成講座の実施 ・通学合宿の実施 ○ PTA活動支援事業 ・広報誌コンクール ・研修会委託事業 ・早寝早起き朝ごはん運動推進事業 ● 大牟田地域教育力向上推進事業 16 担当課・教育機関 生涯学習課ほか (公民館) (公民館)⇒(地域コミュニティ推進課・公民館) 生涯学習課ほか (生涯学習課) (公民館) 生涯学習課ほか (生涯学習課) (公民館) 生涯学習課ほか (生涯学習課) (生涯学習課) (公民館) (公民館) (公民館) (生涯学習課)⇒(地域コミュニティ推進課) 公民館⇒地域コミュニティ推進課ほか (公民館) (公民館) (公民館) 生涯学習課ほか⇒地域コミュニティ推進課ほか (生涯学習課・公民館)⇒(地域コミュニティ推進課・公民館) (公民館) 生涯学習課・公民館⇒地域コミュニティ推進課・公民館 生涯学習課ほか⇒地域コミュニティ推進課ほか (生涯学習課・公民館)⇒(地域コミュニティ推進課・公民館) (生涯学習課・公民館)⇒(地域コミュニティ推進課・公民館) (公民館) 生涯学習課・公民館⇒地域コミュニティ推進課・公民館 (公民館) (公民館) 生涯学習課ほか⇒地域コミュニティ推進課ほか (生涯学習課・公民館)⇒(地域コミュニティ推進課・公民館) (公民館) 生涯学習課⇒地域コミュニティ推進課 生涯学習課・公民館⇒地域コミュニティ推進課・公民館 生涯学習課・公民館⇒地域コミュニティ推進課 生涯学習課⇒地域コミュニティ推進課・公民館 生涯学習課⇒地域コミュニティ推進課 学校教育課指導室 平成24年度 教育施策の大綱体系図 ※ 重点事業関連は●表示 ※ H25年4月からの新たな担当課又は今回評価を行った課等を⇒で示す 基本施策 主要施策 主な事業・取組 担当課・教育機関 3 子どもの生きる力をはぐくむ ● 子どもの居場所づくり支援事業(再掲) 体験活動の充実 ○ 通学合宿支援事業(再掲) ○ 子ども会活動支援事業 ・子ども会(安全会)説明会 ・親善交流大会(ドッヂビー大会、カルタ大会) ・子ども会インリーダー養成講座 ○ 子ども体験活動事業 生涯学習課・公民館⇒地域コミュニティ推進課 4 青年の社会参加に向けた支 ○ 青年社会参加活動促進事業 援 ・仲間づくりと活動の場の提供(講座の開催) ○ 青年スキルアップ事業 ・キャリア形成のための情報提供 ・関係機関との連携 ○ 青年ボランティア活動支援事業 ・講座の開催 生涯学習課⇒地域コミュニティ推進課 5 青少年の問題行動や悩みへ ○ 相談活動・指導活動事業 の迅速な対応 ・ヤングテレホン等相談事業 ・街頭指導活動 ○ 関係機関・団体連携事業 ・「少年よくし隊」活動の推進 ・青少年健全育成啓発事業 ・若鳩会運営費補助 ○ 社会環境の浄化促進事業 ・広報啓発事業 ・店舗立入調査 生涯学習課 Ⅲ 学校教育の充実 1 確かな学力をはぐくむ教育の ○ 教育調査事業 推進 ○ 教育研究事業 ○ 学力向上推進事業 ・学力向上プランの推進 ○ 教職員の指導力向上事業 ● 少人数学級編制・少人数授業推進事業 ・全小学校4年生までの少人数学級編制の実施 ・少人数授業推進のための非常勤講師の派遣 ● 社会の変化に対応した特色ある教育活動の推進 ・小学校外国語活動支援事業 ・中学校外国語指導助手派遣事業 ・科学技術教育振興事業 ・ユネスコスクール交流支援事業 ・子ども大牟田検定推進事業 ・教育の情報化推進事業 ・言語活動支援事業 2 豊かな心と社会性をはぐくむ ○ 道徳教育の充実指導 教育の充実 ○ 読書活動の充実 ・読書感想文コンクール事業 ○ 児童生徒の作品展 ・理科展 ・図画工作・美術展 ○ 自然体験・社会体験授業の充実指導 ・野外活動宿泊体験、職場体験等の実施 ○ 非行防止教室推進事業 ・万引防止、薬物乱用防止教室等の全校での実施 ● 大牟田地域教育力向上推進事業(再掲) ○ 就学前教育振興事業 ・早期教育相談事業 ・幼稚園就園奨励費補助 ・心の教育振興費補助 ・大牟田地区私立幼稚園協会補助 17 生涯学習課⇒地域コミュニティ推進課・公民館 生涯学習課⇒地域コミュニティ推進課・公民館 公民館・リフレスおおむた 生涯学習課⇒地域コミュニティ推進課 生涯学習課 生涯学習課 生涯学習課 学校教育課指導室 学校教育課指導室 学校教育課指導室 学校教育課指導室 学校教育課 学校教育課指導室 学校教育課指導室 学校教育課指導室 学校教育課指導室 学校教育課指導室 学校教育課指導室 学校教育課指導室 学務課ほか (学校教育課指導室) (学務課) (学務課) (学務課) 平成24年度 教育施策の大綱体系図 ※ 重点事業関連は●表示 ※ H25年4月からの新たな担当課又は今回評価を行った課等を⇒で示す 基本施策 主要施策 3 健やかな体を育てる教育の 充実 4 特別支援教育の充実 主な事業・取組 担当課・教育機関 ○ 体力向上推進事業 ・体力向上プランの推進 ・小学校地区競技会の開催 ・子ども大牟田体力検定推進事業 ○ 健康教育推進事業 ● 食育推進事業 ・食育推進モデル校事業 ・学校給食における地場産物使用の促進 ・学校給食週間事業 ・早寝早起き朝ごはん運動推進事業(再掲) ● 中学校給食推進事業 学校教育課指導室 ○ 教育相談事業 ・教育相談員による電話・面談相談 ・ひきこもり児童生徒訪問員による家庭訪問 ○ 通級指導教室運営事業 ・適応指導教室指導員による指導・支援 ・保護者相談 ○ 交流教育推進事業 ・学校間交流 ・市民交流 ・交流教育の啓発 ● 特別支援教育支援員活用事業 ・要支援の児童生徒の決定及び支援員の派遣 ・支援員研修会の実施 学校教育課指導室 学校教育課指導室 学務課ほか (学校教育課指導室) (学務課) (学務課) (生涯学習課) 学務課 学校教育課指導室 学校教育課指導室 学校教育課 5 安全で快適な学校施設の整 ● 学校施設耐震化推進事業 備 ・耐震診断と実施設計 ・耐震化工事 ・外部等の改修工事 ○ 学校施設・設備改修事業 ・トイレ洋式化 ・机・椅子等の更新 総務課 6 安心して楽しく学べる学校づ ● いじめ・不登校等への対応 くりの推進 ・定期的な実態把握 ・教育相談員とひきこもり児童生徒訪問指導員配置 ・事例研究及び指導方法等研修 ・適応指導教室運営事業 ○ 就学援助事業 ○ 学校保健事業 ・各種健康診断事業 ・災害共済給付事業 学校教育課指導室 7 地域に開かれたよりよい学 校づくりの推進 ○ 学校評価推進事業 ・学校の自己評価、結果公表 ・学校関係者評価委員会の開催 ○ 学校評議員制推進事業 ・学校評議員の委嘱 ・制度推進のための研修会の実施 ○ 学校体育施設開放事業 学校教育課指導室 ● 学校再編整備推進事業 ・学校再編整備推進事業(天道・笹原小学校) ・学校建設事業(再編分)(天道・笹原小学校) ・上内小学校における小規模特認校制度の円滑な実施 ・学校適正規模・適正配置に向けた再編計画の策定 総務課学校再編推進室ほか (総務課学校再編推進室) (総務課) (学校教育課) (総務課学校再編推進室) 8 学校再編整備の推進 18 総務課ほか (総務課) (学務課) 学務課 学務課 学校教育課 文化・スポーツ課⇒スポーツ推進室 平成24年度 教育施策の大綱体系図 ※ 重点事業関連は●表示 ※ H25年4月からの新たな担当課又は今回評価を行った課等を⇒で示す 基本施策 主要施策 Ⅳ 文化芸術の振興 1 文化芸術活動の推進 Ⅴ スポーツの振興 主な事業・取組 担当課・教育機関 ○ 文化芸術振興プラン策定事業 ○ 文化事業奨励支援事業 ・おおむたっ子がんばれ奨励金の交付 ・大牟田文化連合会運営費補助 ・福岡県中学校文化連盟負担金 ・文化庁等助成事業 ○ 文化振興事業 ・大牟田市民文化のつどい事業 ・各種共催事業等の実施 文化・スポーツ課⇒生涯学習課 文化・スポーツ課⇒生涯学習課 文化・スポーツ課⇒生涯学習課 2 文化財の保護と活用 ○ 文化財保護事業 文化・スポーツ課ほか⇒世界遺産登録・文化財室ほか (文化・スポーツ課)⇒(世界遺産登録・文化財室) ・文化財の保存、管理及び活用 (文化・スポーツ課)⇒(世界遺産登録・文化財室) ・文化財説明板の整備・補修 (三池カルタ・歴史資料館) ・常設・企画展示の充実 (文化・スポーツ課)⇒(世界遺産登録・文化財室) ・ぜんでこ踊り保存会補助 文化・スポーツ課⇒世界遺産登録・文化財室 ○ 文化財調査・研究事業 ・埋蔵文化財発掘調査 文化・スポーツ課⇒世界遺産登録・文化財室 ○ 近代化遺産保存・活用事業 ・近代化遺産公開事業 ・周知・啓発事業 ・近代化遺産保存活用基金の活用 文化・スポーツ課⇒世界遺産登録・文化財室 ● 世界遺産関連施設等保存整備事業 ・宮原坑跡第二竪坑巻揚機室修理工事 ・宮原坑跡史跡指定拡大に向けた取組み ・旧三池炭鉱専用鉄道敷の史跡指定に向けた取組み ・旧長崎税関三池税関支署修理工事報告書作成 3 文化施設の機能充実 ○ 文化施設整備事業 ○ 大牟田文化会館文化事業 ・ありあけジュニアピアノコンクールの実施 ・九州青年美術公募展の実施 ○ カルタックス文化事業 ・常設・企画展示の充実(再掲) ・カルタ・歴史関連資料の収集・整理 ・歴史講座等の実施 ・おはなし会の実施 ○ 図書整備事業 ○ 子ども読書推進事業 文化・スポーツ課⇒生涯学習課 文化会館 ○ 市民スポーツ推進事業 ・市民スポーツ教室、市民スポーツ大会の開催 ・チャレンジデー支援 ・スポーツ市民の祭典 ● 地域スポーツ活動推進事業 ・地域元気アップスポーツ事業 ・スポーツ推進委員活動支援 ・地域スポーツ活動支援 ・スポーツ少年団育成事業 ○ 子どもの体力向上事業 ・子どもの体力アップ事業 ・学校におけるスポーツ事業の充実 文化・スポーツ課⇒スポーツ推進室 ○ 総合型地域スポーツクラブ育成・支援事業 ○ スポーツ団体等連携・支援事業 ・スポーツ都市宣言推進協議会運営費補助 ○ 競技スポーツ振興・支援事業 ・県民体育大会選手派遣 ・市民体育大会の実施 ・広域スポーツ大会奨励補助 ・全国大会等支援事業補助 ○ 表彰・奨励事業 ・体育功労者表彰 ・おおむたっ子がんばれ奨励金の交付 文化・スポーツ課⇒スポーツ推進室 文化・スポーツ課⇒スポーツ推進室 1 多様なスポーツ活動の機会 づくりの推進 2 スポーツ活動を支える仕組 みづくりの推進 19 三池カルタ・歴史資料館ほか (三池カルタ・歴史資料館) (三池カルタ・歴史資料館) (三池カルタ・歴史資料館) (図書館) 文化・スポーツ課⇒生涯学習課 文化・スポーツ課⇒生涯学習課 文化・スポーツ課⇒スポーツ推進室 文化・スポーツ課⇒スポーツ推進室 文化・スポーツ課⇒スポーツ推進室 文化・スポーツ課⇒スポーツ推進室 平成24年度 教育施策の大綱体系図 ※ 重点事業関連は●表示 ※ H25年4月からの新たな担当課又は今回評価を行った課等を⇒で示す 基本施策 主要施策 3 スポーツ活動がしやすい環 境づくりの推進 Ⅵ 人権の尊重 主な事業・取組 ○ 体育施設整備事業 ・施設間の有機的な連携 ・緑地運動公園管理 ・体育施設管理(直営施設) ○ 学校体育施設開放事業(再掲) ○ 指導者育成・活用事業 ・指導者等養成講座、研修会の開催 担当課・教育機関 文化・スポーツ課⇒スポーツ推進室 文化・スポーツ課⇒スポーツ推進室 文化・スポーツ課⇒スポーツ推進室 1 学校教育における人権・同和 ○ 学校教育における人権・同和教育推進事業 教育の推進 ・学校教育活動全体を通した児童生徒の学習 ・教職員研修の開催 ・各種研究会への参加 学校教育課指導室 2 社会教育における人権・同和 ● 人権・同和問題啓発事業 教育の推進 ・人権のまちづくりコーディネーター養成事業 ・人権・同和教育講演会・懇談会 ・人権問題講演会(上記養成事業関連の公開講座とし て実施) ○ 同和地区学習活動支援事業 ・解放教室運営費補助 ○ 人権・同和教育研修派遣事業 ・福岡県社会人権・同和教育担当協議会及び研修会へ の参加 ・筑後地区社会人権同和教育推進協議会の各種研修 会への参加 ・筑後地区人権・同和教育研究集会等の各種研修会へ の参加 ○ 大牟田市人権・同和教育研究協議会との連携 人権・同和教育課 ◎ 教育行政の円滑な推進と効率的運営 1 市民に開かれた教育行政の展開 ・教育委員会の会議の効果的・効率的な運営 ・各種審議会等の効果的・効率的な運営 社会教育委員、少年センター専門委員会、 通学区域審議会、障害児就学指導委員会、 文化財保護審議会、スポーツ推進審議会等 ・教育委員会の事務の自己点検・自己評価 2 重要課題の的確な把握と調整 ・管理調整機能の充実 3 教育施設の効率的運用 ・各施設の適切な管理運営 ・指定管理者制度の活用 リフレスおおむた、文化会館、三池カルタ・歴史資料 館、図書館、体育施設、延命プール 4 教育予算の効果的・効率的運営 ・教育施策の大綱に基づく重点事業の設定 5 人材育成の推進 ・職員研修の充実 ・人事評価制度の効果的な運用 20 人権・同和教育課 人権・同和教育課 人権・同和教育課 教育施策に関する指標の平成24年度達成状況 基本 施策 Ⅰ 生 涯 学 習 社 会 の 実 現 主要施策 健 全 な 青 少 年 の 育 成 指標の概要 到達目標値 年度目標値 実績値 (平成27年度) (平成24年度) (平成24年度) 登録したボランティアをど 1 生涯学習ボランティア 登録ボランティ 75% れくらい派遣できたかの割 の育成と支援 アの活動率 (毎年度維持) 合 学 校 教 育 の 充 実 82.4% 60% 55% 42.9% 各地区公民館の運営委員会 を構成する団体へのアン ケートで、地区公民館が地域 の拠点としての役割を果たし ていると答えた人の割合 90% 87% 87.2% 100% (毎年度維持) 100% 92.5% 子どもに関わる まちづくり市民アンケートで 2 地域の教育力の再生 活動に参加して 子どもに関わる活動に参加 と向上 いる人の割合 していると答えた人の割合 40% 32% 14.8% 3 子どもの生きる力をは 子どもの居場所 年に1か所以上子どもの居 ぐくむ体験活動の充 設置か所数 場所を増設します 実 27か所 24か所 22か所 フレンズピアおおむたで開 4 青年の社会参加に向 青年対象講座へ 催する青年を対象とする講 の参加者数 座に参加した青年の延べ人 けた支援 数 1,000人 700人 517人 本市における少 10歳~19歳までの少年人 5 青少年の問題行動や 年の非行者の割 口1,000人に刑法犯少年が 悩みへの迅速な対応 合 占める割合 9.5人 9.8人 8.7人 75% 82% 3 社会教育関係団体の 地区公民館の 支援と地域活動の促 地域拠点化の 進 達成度 就学前子育て講 講座への参加者アンケート 座参加者の満足 で講座が役に立ったと答え 度 た人の割合 児童・生徒の外 学習後のアンケートで外国 1 確かな学力をはぐくむ 国語活動への関 語活動への関心・意欲が高 75% 心・意欲の向上 まったと答えた児童・生徒 教育の推進 (毎年度維持) 率 の割合 Ⅲ 75% まちづくり市民アンケート 学習している人 でこの1年間に学習活動を の割合 行ったと答えた人の割合 2 学習機会の充実 1 家庭教育への支援 Ⅱ 指 標 2 豊かな心と社会性を はぐくむ教育の充実 学校生活アンケートで、自 児童・生徒の自 尊感情の向上が見られた 尊感情の向上率 児童・生徒の割合 75% 72% 73% 3 健やかな体を育てる 教育の充実 全国学力・学習状況調査に 朝食の摂取状況 おける朝食を毎日食べてい る小中学生の割合 小学生95% 中学生90% 小学生88% 中学生80% 小学生85.1% 中学生78.7% 保護者・学校へのアンケート で、特別支援教育支援員の 特別支援教育支 配置により、児童生徒に好ま 4 特別支援教育の充実 援員の配置効果 しい変化が見られたと回答さ れた割合 95% 91% 100% 市立学校における全体棟 5 安全で快適な学校施 学校施設の耐震 数に対する耐震性がある建 化率 設の整備 物の割合 100% 70.2% 75.4% 100% 100% 1,200人 1,252人 6 安心して学べる学校 づくりの推進 いじめの解消率 100% いじめの認知件数に対する その解消した割合 (毎年度維持) 各学校の教育活動支援の 学校教育活動へ 7 地域に開かれたよりよ ために地域の方々やGT の地域の方々等 (ゲストティーチャー)が参 い学校づくりの推進 の参加数 加した延べ人数 8 学校再編整備の推進 再編校アンケートで「教育 児童生徒及び保 環境が向上した」と答えた 護者の満足度 人の割合 21 1,200人 (毎年度維持) 各再編毎に 80%以上 アンケートは再 アンケートは再 編後の25年度 編後の25年度 に実施予定 に実施予定 教育施策に関する指標の平成24年度達成状況 基本 施策 Ⅳ 文 化 芸 術 の 振 興 Ⅴ ス ポ | ツ の 振 興 主要施策 指標の概要 市民文化のつど 出演(出品)者・観覧者の合 1 文化芸術活動の推進 い参加者・入場 計人数 者数 到達目標値 年度目標値 実績値 (平成27年度) (平成24年度) (平成24年度) 18,000人 16,000人 13,030人 2 文化財の保護と活用 まちづくり市民アンケートに 近代化遺産の周 おける主な近代化遺産10 知率 施設の平均周知率 60% 48% 43.1% 3 文化施設の機能充実 文化会館の年間 貸館利用者・観覧入場者等 入場者数 の合計人数 240,000人 230,000人 223,829人 まちづくり市民アンケートで 成人のスポーツ 週に1回以上スポーツを 実施率 行ったと答えた成人の割合 40% 30.0% 29.7% 1 多様なスポーツ活動 の機会づくりの推進 2 スポーツ活動を支える 県民体育大会の 福岡県民体育大会の大牟 田市総合順位 仕組みづくりの推進 総合順位 6位 7位 8位 3 市立小・中学校体育施設開 スポーツがしやすい環 学校体育施設開 放の1学校あたりの平均利 放利用者数 境づくりの推進 用人数 12,000人 10,500人 7,330人 1 学校教育における人 人権・同和教育 各学校で作成した人権・同 100% 和教育計画を実施した割合 (毎年度維持) 権・同和教育の推進 の実施率 100% 100% 2 人権・同和問題 参加者アンケートで、「よく 社会教育における人 啓発事業後の人 分かった」「概ね分かった」 権・同和教育の推進 権問題の理解度 と答えた人の割合 80% 97.1% Ⅵ 人 権 の 尊 重 指 標 22 80% (毎年度維持) 平成24年度重点事業の取組み状況報告書 体 系 図 事業・取組名 頁 基本施策 主要施策 Ⅰ 1 生涯学習ボランティア支援事業 24 Ⅰ 3 地区公民館拠点化推進事業 25 Ⅱ 2 子どもの居場所づくり支援事業 26 Ⅱ 2 大牟田地域教育力向上推進事業 27 Ⅲ 1 少人数学級編制・少人数授業推進事業 28 Ⅲ 1 社会の変化に対応した特色ある教育活動の推進 29 Ⅲ 3 食育推進事業 31 Ⅲ 3 中学校給食推進事業 32 Ⅲ 4 特別支援教育支援員活用事業 33 Ⅲ 5 学校施設耐震化推進事業 34 Ⅲ 6 いじめ・不登校等への対応 35 Ⅲ 8 学校再編整備推進事業 36 Ⅳ 2 世界遺産関連施設等保存整備事業 37 Ⅴ 1 地域スポーツ活動推進事業 38 Ⅵ 2 人権・同和問題啓発事業 39 23 平成24年度重点事業の取組み状況報告書 生涯学習ボランティア支援事業(40~42ページを参照してください。 ) 1 事業・取組名 基本施策:Ⅰ 生涯学習社会の実現 主要施策:1 生涯学習ボランティアの育成と支援 2 担当課 生涯学習課、公民館 3 目 的 市民やボランティア団体等が、学んだ成果を社会に生かそうとしても、その活動の場や機会 をボランティア自身で見つけるのは困難なことから、たくさんの人が、やりがいや生きがいを 持って楽しくボランティア活動が出来るように場や機会の拡大を図ります。 4 内 容 1 生涯学習ボランティア登録派遣事業 市民の学習を支援するボランティアを登録し、市民からの求めに応じてコーディネートを 行い派遣する、生涯学習ボランティア登録派遣事業を生涯学習まちづくり推進本部事業とし て実施します。 2 ボランティア団体支援事業 7地区公民館等の各種事業で育成された既存のボランティア団体を支援する事業として、 視聴覚ボランティア支援事業、ボランティア団体との共催によるパソコン講座、ボランティ アのスキルアップのための研修会等を実施します。 5 年度目標 1 登録ボランティアの活動率(派遣件数(実数)÷登録件数) :75%以上 2 活動後のアンケートで満足感が得られたと答えたボランティアの割合:80%以上 6 実 績 1 生涯学習ボランティア登録派遣事業 (1)登録・派遣の状況 ①登録件数(年度当初) 153(72個人、81団体) ②登録人数(年度末) 1,183人(83個人、101団体(1,100人) ) ③派遣件数 実数126(個人・団体) 、延べ数2,574人 ④登録ボランティアの活動率 82.4% (2)コーディネートの実施 ①コーディネート件数 864件 ②ボランティア活動後、 「満足感が得られた」と答えた割合 97.5% (3)ボランティア登録者名簿の作成・配布及び広報活動 名簿を1,700部作成し、4月から5月にかけて、小中学校、町内公民館、社会教育 施設等に配布しました。また、 「広報おおむた」の9月1日号及び2月1日号にてボランテ ィア登録者の募集や利用促進を図ったほか、学習情報誌「まなびのカタログ」に活動の様子 を掲載しました。 (4)研修会の実施 6月にボランティア活動時におけるコミュニケーション術やリスク管理を学ぶ研修会を 実施し、29人が参加しました。さらに、3月には、 「私にとっての生涯学習ボランティア」 をテーマに、登録者が思い思いに意見を交換する研修会を行い、41人が参加しました。 2 ボランティア団体支援事業 (1)視聴覚ボランティア支援事業 視聴覚メディアの活用方法を習得したボランティアが、その学習成果を生かして市民の 学習活動を支援する取り組みを行いました。ビデオやDVD等の映像を用いた学習会を4 9回開催し、延べ1,196人が参加しました。 (2)ワンコイン(500円)パソコン講座(三川・手鎌地区公民館) パソコンボランティアサークルと共催で講座を開催し、その活動を支援しました。初心 者向けに3講座(1講座5回)を開催し、延べ247人が参加しました。 (3)ボランティアスキルアップ研修 より充実した子育てふれあい広場の運営を目指し、ボランティアスタッフを対象に、ス キルアップ研修を開催し、延べ44人が参加しました。 7 評価・課題 生涯学習ボランティア登録派遣事業は、活動率、満足感ともに年度目標を達成するなど、本 事業は順調に推移しています。さらに、生涯学習ボランティアの顕彰制度を設け、永年登録者 の表彰及び感謝の表明を行いました。これにより、事業の市民への周知と登録者の活動意欲の 向上が図れました。 今後とも、地区公民館と連携を密にし、ボランティアの養成と登録の促進を図る必要があり ます。 24 平成24年度重点事業の取組み状況報告書 地区公民館拠点化推進事業(48ページを参照してください。 ) 1 事業・取組名 基本施策:Ⅰ 生涯学習社会の実現 主要施策:3 社会教育関係団体の支援と地域活動の促進 2 担当課 生涯学習課、公民館 地域社会への帰属意識の希薄化、地域の教育力の低下など、様々な課題がある中で、地区 3 目 的 公民館が地域活動の拠点として、地域の人が集まりやすく、使いやすく、役に立つ公民館に なることによって、町内公民館等地域団体の活動を促進し、地域団体のネットワーク化等を 図ります。 1 地域魅力アップ支援事業 地域団体である町内公民館を核とした地域におけるネットワークづくりや、魅力ある町 内公民館づくりへの支援などを行い、住みよい地域づくりに向け、町内公民館の組織活性 4 内 容 化を促し、人と人とのつながりを強めることなどを目指します。 2 地域行事支援事業 地域住民の連帯意識を醸成するような地域団体の自主的・主体的な祭りなどの行事を支 援します。 1 各地区公民館の運営委員会を構成する団体へのアンケートで、地区公民館が地域の拠点 5 年度目標 としての役割を果たしていると答えた人の割合:87%以上 2 事業参加者へのアンケートで、地域魅力アップ支援事業が地域活動に役立ったと答えた 人の割合:92%以上 1 地域魅力アップ支援事業 (1)地域ネットワークの支援 住みよい地域づくりを目指し、地域課題の解決を図るため、地域諸団体を核とした地 域のネットワークの充実・支援を目的として、10校区で8事業を実施しました。 (2)地域の人材育成 地域団体の運営に必要な役員のスキルアップのための支援、および地域団体活動に役 に立つボランティアを養成し、その活用を図ることを目的として、8校区で5事業を実 施しました。 6 実 績 (3)地域の魅力掘り起こし 郷土への理解や愛着心を高め、テーマを設けて「地域の宝」を再発見するため、地域 団体と連携し、7校区で7事業を実施しました。 (4)町内公民館の支援 地域のネットワークの支援に関連し、町内公民館が行う社会教育事業を支援しました。 2 地域行事支援事業 地区公民館において、地域団体が自主的・主体的に行う11行事を支援しました。 ※ 地区公民館が地域の拠点としての役割を果たしていると答えた人の割合は 87.2%、地域 魅力アップ支援事業が地域活動に役立ったと答えた人の割合は 95.5%となりました。 年度目標については、2項目ともに実績値が目標値を上回り、一定の評価は得られたと考 7 評価・課題 えます。しかし、社会環境の変化により地域における連帯感が希薄化しているなか、人と人 とのつながりを深め、地域の活性化を図ることが大きな課題となっていることから、集まり やすく、使いやすく、役に立つ地区公民館づくりを一層進めていく必要があります。 25 平成24年度重点事業の取組み状況報告書 子どもの居場所づくり支援事業(53ページを参照してください。) 1 事業・取組名 基本施策:Ⅱ 健全な青少年の育成 主要施策:2 地域の教育力の再生と向上 2 担当課 生涯学習課(青少年) 、公民館 3 目 地域の大人の見守りの中で、放課後や休日に子どもが気軽に集まって、自由に遊び、思い 思いに過ごすことができる「子どもの居場所」を開設する地域の自主的な取組みを支援する ことにより、地域で子どもを育てる環境を整備します。 的 1 4 5 内 容 年度目標 子どもの居場所開設団体に対する支援 子どもの居場所を開設する地域の自主的な取組みを支援するため、必要に応じて運営費 補助金を交付します。また、各居場所が安心して継続的に居場所を運営していくために必 要な支援を地域等から受けられるよう働きかけを行います。 2 子どもの居場所の内容充実に向けた取組み 子どもの居場所を開設する地域の取組みを支援し、居場所の内容の充実を図るため、子 どもの居場所において遊びのリーダーとなる人材を育成するための講座を実施します。 3 広報・啓発の実施 子どもや保護者に居場所の周知を図るとともに、その意義や必要性の理解を促進し、居 場所への積極的な参加を促すため、 「子どもの居場所ガイドブック」を配布するほか、子ど も会説明会などの様々な機会を捉えて積極的な広報・啓発を行います。 4 子どもの居場所等連絡協議会の充実 市内の子どもの居場所、アンビシャス広場開設団体、アンビシャス運動参加団体等によ り組織する大牟田市子どもの居場所等連絡協議会において、研修会や情報交換会等を開催 します。 1 既存の子どもの居場所を継続させるとともに、子どもの居場所を年に1か所新設します。 2 子どもの居場所等連絡協議会参加団体間の情報の共有化、連携の強化を図るため、協議 会において、研修会を年1回、子どもの体験活動を年1回、情報交換会を年3回開催しま す。 1 6 7 績 子どもの居場所開設団体に対する支援 子どもの居場所総数は年 1 か所の新設ができず、24 年度末で 22 か所でした。そのうち、 各地域で自主的に子どもの居場所を開設している 16 団体に補助金を交付したほか、情報提 供や相談などの支援を行いました。PTA等に人的な協力支援を行えるよう働きかけを行 いました。 2 子どもの居場所の内容充実に向けた取組み 子どもの居場所の内容充実に向け、指導者を養成することを目的に「遊びのリーダー青 空講座」を 10 月から 4 回実施し、延べ 33 人の参加がありました。 3 広報・啓発の実施 各居場所の活動予定のポスター及びスケジュールを毎月発行し、地区公民館や学校へ配 布、大牟田市ホームページへの掲載並びに5月1日号「広報おおむた」に居場所啓発の記 事を掲載しました。また、4月の大牟田市子ども会育成者連絡協議会総会において、子ど もの居場所について説明を行いました。 天領小学校において出前居場所を 3 回実施し、児童・保護者に向け居場所の啓発を行い ました。また、小学校1・2年生に「子どもの居場所ガイドブック」を配布するとともに、 「子どもの居場所通信」を年3回発行し町内公民館等に配布しました。 4 子どもの居場所等連絡協議会の充実 子どもの居場所等連絡協議会の内容充実を図るため、10 月に研修会を開催し 26 人、子ど もの体験活動として「第5回わくわく子どもまつり」を3月に開催し、保護者などを含め て約 720 人の参加がありました。体験活動については、24 年度から連絡協議会によるバザ ーを実施し、各団体同士の連携を図りました。 また、5月・10 月・3月に情報交換会を開催し、延べ 52 人の参加がありました。 評価・課題 年1か所の新設を年度目標とし、出前居場所や広報啓発に努めましたが、新設することは できませんでした。今後も支援の継続を行うとともに、新規居場所の開設を目指します。 子どもの居場所等連絡協議会の体験活動参加者も 700 人を超え、認知されてきていますが、 25 年9月にフレンズピアおおむたが閉館予定のため、25 年度の実施場所が課題です。また、 ボランティアの確保が問題となっている居場所もあり、ボランティアの養成を行うとともに、 多くの子どもたちが遊びに来るよう内容充実を図ります。 実 26 平成24年度重点事業の取組み状況報告書 大牟田地域教育力向上推進事業(57ページを参照してください。 ) 1 事業・取組名 基本施策:Ⅱ 健全な青少年の育成 主要施策:2 地域の教育力の再生と向上 2 3 4 5 担当課 学校教育課指導室 目 的 県の「教育力向上福岡県民運動」を受け、本市では「学ぶ意欲」「自尊感 情」 「規範意識」 「体力」等に関するテーマを設定し、大牟田地域教育力向上 推進協議会を中心に学校・家庭・地域・関係機関の連携をさらに充実させ、 教育風土の醸成と青少年の健全育成を図ります。 内 容 大牟田地域教育力向上推進協議会を中心に、次の取組みを行います。 1 教育力向上に関する啓発資料を作成し、保護者や市民に配布します。 2 教育力向上推進大会を開催し、児童生徒の発表や、教育力向上に関する 保護者・地域の方等の実践発表や講演等を行います。 3 毎月10日を「ありがとうの日」と設定し、人に感謝する言葉を表す活 動や「ありがとうの日」の取組みに関する作文の募集を行います。 年度目標 1 2 3 市民向けの教育力向上の啓発資料の作成・配布:年2回 教育力向上推進大会の開催:年1回 「ありがとうの日」の作文募集:年1回 1 6 7 実 績 教育力向上に関する啓発資料の作成と保護者や市民への配布 教育力向上に関する啓発資料を作成し、7月と12月の終業式の日の午 後にゆめタウン大牟田において大牟田地域教育力向上推進協議会役員が 啓発資料を市民に配付しました。併せて、大牟田地域教育力向上推進協議 会の関係団体である若鳩会が市内一斉補導を実施しました。 2 教育力向上推進大会の開催 平成25年1月19日(土)に大牟田文化会館において教育力向上推進 大会を次のような内容で開催しました。 ・大牟田市民憲章の唱和 ・「ありがとうの日」の作文の入賞者の表彰と最優秀受賞者の発表 ・小・中・高等学校の代表者による弁論発表 ・手鎌小学校児童による地域に伝わる「潟いね踊り」、歴木中学校と橘中 学校による合同吹奏楽、明光学園高等学校によるクワイヤチャイム演奏 の発表 ・東京外国語大学教授の山田文比古氏による講演 3 「ありがとうの日」の取組み 大牟田地域教育力向上推進協議会では、毎月10日を「ありがとうの日」 と設定しています。各学校では、毎月10日にのぼり旗を掲げ、児童や校 区民に啓発し、感謝の心の育成に取り組みました。また、「ありがとうの 日」の作文を募集し、小・中・高等学校から7,525点の応募がありま した。 評価・課題 平成24年度は、大牟田地域教育力向上推進大会において、「ありがとう の日」の作文の入賞者の表彰と発表を実施しました。初めての取組でしたが、 参加者からは好評でした。今後も、大牟田地域教育力向上推進協議会の取組 について、啓発を強化していくことが必要です。 27 平成24年度重点事業の取組み状況報告書 少人数学級編制・少人数授業推進事業(70ページを参照してください。) 1 事業・取組名 基本施策:Ⅲ 学校教育の充実 主要施策:1 確かな学力をはぐくむ教育の推進 2 3 担当課 学校教育課 目 児童に「確かな学力」を育むための教育環境を整備するために、35人以下の少人数 学級編制を推進し、よりきめ細やかな学習指導や生徒指導の充実を図ります。 また、非常勤講師の派遣により、高学年を中心とした習熟度別・課題別等の少人数授 業の推進を図ります。 的 1 4 内 容 少人数学級編制の実施 国の少人数学級推進の年次計画による、平成24年度からの小学校1・2年生の 35人以下の学級編制を実施します。これに加え、本市においては、県の加配教員 である指導方法工夫改善定数教員を学級担任として活用し、小学校4年生までの3 5人以下学級編制を行います。 2 非常勤講師の派遣 少人数学級編制のため活用する指導方法工夫改善定数教員が本来果たすべき「教 科ごとの習熟度別や課題別の少人数指導」等を補完するために、非常勤講師を市独 自に雇用して配置し、個に応じた学習指導の推進を図り、学力の向上を目指します。 1 5 年度目標 小学校において4年生までの全ての学級を35人以下の少人数学級編制とします。 平成24年度予定(少人数学級編制に伴って増加する学級数) 1年生:1学級 2年生:3学級 3年生:4学級 4年生:2学級 2 非常勤講師の派遣:延べ3,150時間程度 3 保護者・学校へのアンケートで、少人数学級編制及び非常勤講師派遣の実施によっ て学習環境の充実が認められると回答された割合:95% 1 6 実 績 少人数学級編制の実施 4月当初の小学校の学級編制において、4年生までの全ての学級を35人以下学級 としました。これに伴い、1年生で2学級、2年生で4学級、3年生で3学級、4年 生で2学級の増加となりました。対象学校数は8校でした。 その際、1年生については、国の法改正を受けた県からの教員配置で対応し、2 ~4年生については、県教育委員会と協議のうえ、指導方法工夫改善教員を担任と する「少人数学級編制に関する県指定研究実施校」として、きめ細やかな指導の充 実を図りました。 2 非常勤講師の派遣 少人数学級編制を実施した8校のうち指導方法工夫改善教員を担任とした7校に ついて、非常勤講師5人(2人は兼務者)を7校全てに派遣し、5・6年生を中心 とした少人数指導、習熟度別学習、課題別学習等の個に応じた学習指導の充実を図 りました。 派遣の延べ時間は3,267時間でした。 1 7 評価・課題 3月に実施したアンケートの結果では、全ての保護者と校長が、本事業の実施によ って児童の発言・発表の機会の増加や個別指導の充実等の効果が認められると評価し ていることから、目標を達成することができたと考えます。(学習環境の充実が認め られるとの回答割合:100%) 2 非常勤講師の派遣により児童の実態に応じた指導形態での授業を行うことが可能 となったほか、落ち着いた学習環境の整備につながっています。課題としては、授業 計画作成において担任と非常勤講師の打合せ時間を確保するための工夫が必要とな っていることから、校長研修会等で対策を協議します。 28 平成24年度重点事業の取組み状況報告書 社会の変化に対応した特色ある教育活動の推進(70ページを参照してください。 ) 1 事業・取組名 基本施策:Ⅲ 学校教育の充実 主要施策:1 確かな学力をはぐくむ教育の推進 2 担当課 3 目 的 4 内 容 5 年度目標 6 実 績 学校教育課指導室 これからの社会は、科学技術の進展、グローバル化、エネルギーと環境問題、少子・高齢化、 情報化など、より一層の急激な変化が予想されます。 社会の変化への対応を図るために、新しい学習指導要領に基づき、バランスのとれた生きる力 を育成するとともに特色ある教育活動を展開して、これらの変化に対応できる子どもたちの育成 を図ります。 1 小中学校外国語活動の充実 ・教職員研修や児童生徒の学習支援のために、小中学校へ外国語指導助手(ALT)を派遣します。 ・小学校では、英語ノートやゲストティーチャー(LGT)の効果的な活用を図ります。 2 科学技術教育の振興 ・有明高専との連携による理科出前授業等の推進を図ります。 3 ユネスコスクールとの交流の支援 ・国際理解教育・エネルギー教育・環境教育・福祉教育・地域の文化財や世界遺産に関する教育 などの持続発展教育(ESD)の充実を図るために様々な国や地域の学校が加盟しているユネス コスクールと本市の全小・中・特別支援学校との交流を支援します。 4 「子ども大牟田検定」の推進 ・郷土学習を充実させ、児童生徒の郷土愛の醸成を図るため、大牟田の歴史的・文化的財産であ る「大牟田の宝」の公募や「子ども大牟田検定」を行います。 5 教育の情報化の推進 ・児童生徒の情報活用能力や情報モラルの向上を図ります。また、情報機器を活用した授業の充 実を図ります。 6 言語活動の充実の支援 ・各学校の教育活動における児童生徒の言語活動の充実を図るよう支援します。 1 児童・生徒の外国語活動への関心・意欲の向上率:75%以上 2 児童・生徒の理科学習への関心・意欲の向上率:75%以上 3 ユネスコスクールとの交流回数:34 回(全校で年 1 回) 4 児童・生徒の「子ども大牟田検定」の受検率:68%以上 5 情報機器活用についての研修会実施校数:34 校(全校で実施) 6 言語活動の実践事例数:34 事例(全校で1事例以上) 1 小中学校外国語活動の充実 教育委員会主催の研修会(理論・指導法・実践交流)を5回開催するとともに、各学校へA LTを派遣し、小中学校外国語活動の授業の充実を図ることができました。 (児童・生徒の外国 語活動への関心・意欲の向上率:82%) 2 科学技術教育の振興 有明高専による出前授業(8 回)と教職員対象の研修及び小中学生を対象とした連携事業を行 いました。 (児童の理科学習への関心・意欲の向上率:83%) 3 ユネスコスクールとの交流の支援 指導主事を各学校に派遣して交流の在り方について指導し、1月にユネスコスク-ル地域交 流会 in 九州を本市で開催し、全国の関係者との交流を行いました。また、あわせてユネスコス ク-ル子どもサミットを開催し、市内の各校における実践内容を発表し交流しました。 (ユネス コスクールとの交流回数:34 回) 4 「子ども大牟田検定」の推進 年2回の検定を実施し、児童生徒が延べ約 9,400 人受検しました(2回の平均受験率は 69% でした。 ) 5 教育の情報化の推進 各学校で電子黒板を活用した授業研究や情報モラルに関する研修会が実施されました。教育 委員会では、本市研究指定校の銀水小学校での電子黒板の活用の実施状況を他校に紹介すると ともに、研修会を開催しました。 6 言語活動の充実の支援 言語活動の充実に向けた校内研究会へ指導主事を派遣して指導するとともに、全校から事例 を集めて事例集を作成しました。 29 7 評価・課題 1 小学校が平成23年度から外国語活動が必修となりましたが、各学校での研修会(具体的授 業のあり方) 、教育委員会主催の研修会(理論・指導法・実践交流)やALTの派遣により授業 が充実しました。今後、小中連携を進めさらに授業の充実を図ることが必要です。 2 児童生徒の理科学習への興味・関心も向上してきています。有明高専と各学校の連絡調整を 支援し、内容の充実を図ります。 3 24年に全校がユネスコスクールに承認されましたので、各校の活動の充実や国内外のユネ スコスクールとの交流を促進します。 4 受検者は増えていますが、さらに中学生の受検者数を増やす工夫をします。 5 各学校でのICT活用は進んでいますが、情報機器の発達に伴い、児童生徒の情報モラルと 教職員の情報活用能力を向上させることが必要です。 6 言語活動の充実に対する教職員の理解と意識は高まっています。今後は、そのことが授業改 善にさらに反映してくるよう研究を充実することが必要です。 30 平成24年度重点事業の取組み状況報告書 食育推進事業(78~79ページを参照してください。) 1 事業・取組名 基本施策:Ⅲ 学校教育の充実 主要施策:3 健やかな体を育てる教育の充実 2 3 担当課 学務課、学校教育課指導室、生涯学習課 目 近年、食生活をめぐる環境が大きく変化し、栄養の偏り、不規則な食事、肥満や生活 習慣病の増加、伝統的な食文化の危機、食の安全等、様々な問題が生じています。 食育に関する様々な体験等を通じて、食に関する知識と食を選択する力を習得し、健 全な食生活を実践することができる子どもたちの育成を図ります。 的 1 4 5 内 容 年度目標 食育推進モデル校の設置 小学校1校を食育推進モデル校として指定委嘱し、体験活動等の実践と活動内容の 発信を行います。 2 学校給食への地場産物の導入・活用等 学校給食へ地場産物の新規導入を図るとともに、地場産物を活用した献立の研究を 行います。また、食育だより等の発行を通じて保護者への食育啓発を図ります。 3 学校給食週間等の開催 学校給食週間を設け、学校ごとに地域の方々等を招いた給食試食会等を開催します。 また、食育人形劇、料理教室等を適宜開催します。 4 「早寝早起き朝ごはん運動」の推進 小・中PTA連合会と連携を図り、 「早寝早起き朝ごはん運動」の推進を図る講演会 を開催します。 1 2 3 4 地場産物使用割合(品目ベース) :45% 「朝食を毎日食べさせる意義」についての保護者の理解度:100% 朝食を毎日食べている小学生の割合:88% 朝食を毎日食べている中学生の割合:80% 1 6 実 績 食育推進モデル校の設置 玉川小学校を食育推進モデル校として指定委嘱し、同校では、米作りなど体験活動 に取り組みました。10月31日には、これまでの研究の成果を広めるために研究発 表会を開催しました。また、それらの内容をリーフレットに取りまとめ、市内各学校 へ食育の啓発・普及を図りました。 2 学校給食への地場産物の導入・活用等 学校給食へ新規に福岡県産「なし」を取り入れました。地場産野菜を活用した献立 の研究を行い、新たに2献立を採用しました。また、給食だより(11 回)や食育だより (もぐもぐ通信 5 回)等の発行を通じ、保護者への食育の啓発を行いました。 3 学校給食週間等の開催 料理体験を通じ食に関する理解促進等を図るため8月に子ども料理教室を開催しま した。また、給食調理員による食育人形劇を保育所等において 3 回実施しました。給 食週間では、ポスター、標語作品展、給食試食会を開催するとともに、学校給食レシ ピコンテストの表彰を行いました。 4 「早寝早起き朝ごはん運動」の推進 PTA関係者等と連携を図り、 「育もう こころとからだ 笑顔あふれる食卓から」を テーマに、久留米信愛女学院短期大学山下浩子教授をコーディネーター、PTA代表 者をパネラーとした実践発表、また、健康運動指導士の山ノ内孝治氏による健康と運 動に関する講演会を 11 月に開催し、食育の啓発を行いました。 ※ 年度目標の1~4に係る実績値は、それぞれ、36.7%、96.9%、85.1%、78.7%と なりました。 7 評価・課題 年度目標をいずれも達成することができませんでした。地場産物使用割合は 23 年度 (34.2%)より若干増加しましたが、安定供給等の面で課題があり、関係団体等とさら なる連携を図る必要があります。また、朝食を毎日食べる小中学生の割合も 23 年度(小: 84.2%、中:73.3%)よりは増加していますが、今後も継続的に学校、家庭、地域との 連携による取組みを進めていくことが必要です。 31 平成24年度重点事業の取組み状況報告書 中学校給食推進事業(79ページを参照してください。 ) 1 事業・取組名 基本施策:Ⅲ 学校教育の充実 主要施策:3 健やかな体を育てる教育の充実 2 担当課 学務課 全国の公立中学校における完全給食率は 81.6%です。また、今般の社会情勢の 変化や家庭の諸事情、さらには食育基本法の制定や学校給食法の改定に見られるよ 3 目 的 うな食育等の観点から、中学校給食への要望はこれまで以上に高まっており、その 実現が強く求められています。 このような現状や食育の重要性を踏まえ、中学校給食の早期実現に向けた取組み を進めます。 1 実施方針の策定 学識経験者や学校関係者、保護者代表等を委員とした(仮称) 「中学校給食検 討会議」を設置し、中学校給食の提供方式等を盛り込んだ、 「中学校給食実施方 4 内 容 針」を策定します。 2 基本構想の策定 実施方針を基に、中学校給食の実施に係る「基本構想」を策定し、その計画 に基づく必要な手続きを進めます。 1 実施方針(案)に係るパブリックコメントを公募します。 5 年度目標 2 (仮称) 「中学校給食検討会議」を設置します。 3 「中学校給食実施方針」を策定します。 4 実施方針に基づく「基本計画(構想)」を策定します。 1 実施方針の策定 学識経験者や学校関係者、保護者、経済界等の代表者を委員とする「中学校 給食検討会議」を6月に設置し、パブリックコメント(平成23年度に実施済 み)等の意見を含め、実施方針(案)の検討協議を行うとともに、基礎調査報 告書や実施方針(案)の検証及び先進地視察や現地確認等を実施し、慎重かつ 迅速な協議が進められました。その結果、8月20日に、実施方針(案)に示 している内容(センター方式、旧諏訪小学校跡地、平成27年4月開始)等に 6 実 績 ついては「いずれも妥当である」という提言がまとめられました。 教育委員会では、検討会議からの提言を受け、実施方針(案)に示していた 事項について再整理を行い、8月27日に「大牟田市中学校給食実施方針」を 策定し、これらの内容等を市ホームページに掲載しました。 2 基本構想の策定 中学校給食センターの具体的な給食施設の規模・機能・施設内容・事業費な ど設計に向けた各種条件の整理を行い、①食育を推進する施設 しい給食を提供する施設 ②安全でおい ③人と環境にやさしい施設 を基本コンセプトとす る「基本構想」を11月末に策定し、市ホームページに掲載しました。 年度目標をいずれも達成することができました。今後は「基本構想」に基づき、 基本設計・実施設計を作成するとともに、給食センター建設に係る用途地域に関す 7 評価・課題 る建築審査会の許可等、法定手続きを行い建設工事に着手することが必要です。ま た、より良い中学校給食の実施に向け、食育の推進、食物アレルギー対応、給食費 徴収、運営体制等の検討が必要です。 32 平成24年度重点事業の取組み状況報告書 特別支援教育支援員活用事業(81~82ページを参照してください。) 1 事業・取組名 基本施策:Ⅲ 学校教育の充実 主要施策:4 特別支援教育の充実 2 3 担当課 学校教育課 目 小・中学校の通常学級には、LD・ADHD・高機能自閉症など学校生活や学習面で 特別な支援が必要な児童生徒が在籍するとともに、特別支援学級にも介助等が必要な児 童生徒が在籍し、担任教師だけのマンパワーではきめ細かな指導が困難です。 そこで、特別支援教育支援員(以下「支援員」といいます。)派遣により、特別な支援 が必要な児童生徒に学校での生活面や学習面において支援を行い、好ましい発達を促す とともに、学級全体の落ち着きある教育環境の整備を図ります。 的 1 4 内 容 支援員の配置 「広報おおむた」 「市のホームページ」による公募等により支援員の人材を確保する とともに、就学指導委員会や専門医等の判断に基づき、児童生徒の障害の状況、発達 段階に応じた配置を行います。 具体的支援としては、食事、排泄、教室移動補助、日常生活の介助、学習支援、安 全確保等の学校生活全般のサポート等を行います。 2 校内支援体制の充実 支援員を派遣した学校では、支援員と特別支援教育コーディネーターとの連携によ る校内支援体制の充実を図ります。 また、支援員研修会等を行うことで、支援内容の充実に努めます。 1 5 年度目標 支援員の配置 就学指導委員会や専門医等から支援が必要と判断のあった全ての児童生徒に対する 支援員の配置:100% 2 支援員の配置効果 保護者・学校へのアンケートで、支援員の配置により、「児童生徒に好ましい変化 が見られた」と回答された割合:91%以上 3 支援員への研修効果 研修後の支援員へのアンケートで、 「研修がこれからの支援業務の役に立つ」と回答 された割合:90%以上 1 6 7 績 支援員の配置 就学指導委員会において要支援と判断された全ての児童生徒(53人)に対して、 小学校18校に19人(対象児童48人) 、中学校4校に5人(対象生徒5人)の支援 員の配置を行い、学校生活面及び学習面の支援を行いました。 (支援員の配置割合:100%) 2 校内支援体制の充実 校長研修会において、支援員と管理職・関係職員の連絡簿の活用について協議を行 い、支援体制の充実に努めました。また、9月3日に支援員全員を対象に研修会を開 催し、支援の在り方についての具体的方策を示しながら支援力の向上に努めました。 (「研修がこれからの支援業務の役に立つ」との回答割合:100%) 評価・課題 1 支援が必要な全ての児童生徒に対し支援員を配置することができ、目標を達成でき ました。また、3月に実施したアンケートの結果では、保護者からは、大変効果があ った:82%、効果があった:18%、校長からは、大変効果があった:95%、効 果があった:5%となっており、支援員からきめ細やかな支援を受けることで、学習 に対して家庭でも意欲的になった、集中力が増した、周囲の子どもとのトラブルが減 ったなど、情緒の安定や安全性の確保等の向上につながりました。課題としては、支 援を要する児童生徒数は年々増加する傾向にあり、より一層効果的な支援体制の確立 が必要です。また、校外行事(旅費を伴う社会科見学等)での教育効果の向上及び安 全確保を目的とする配置が必要となっています。 2 支援員の研修会での事後アンケートでは、発達障害についての理解が深まり全員が 参考になったと回答しており、目標を達成できました。今後は、日常的な校内での支 援力向上のため学校配置の特別支援教育コーディネーターとの連携強化が必要です。 実 33 平成24年度重点事業の取組み状況報告書 学校施設耐震化推進事業(83ページを参照してください。 ) 1 事業・取組名 基本施策:Ⅲ 学校教育の充実 主要施策:5 安全で快適な学校施設の整備 2 3 4 5 担当課 総務課 目 的 学校施設は、児童生徒等が一日の大半を過ごす活動の場であり、非常災害時には 応急避難場所としての役割を果たすことから、その安全性の確保は極めて重要です。 学校施設のうち、昭和56年6月1日施行の現行耐震基準以前に建設(着手)さ れた校舎等について、計画的に耐震化及び外壁等改修を実施し、児童生徒等の安全 を確保します。 ※耐震化:耐震2次診断を実施し、Is値 0.7 未満の場合、補強等工事を実施する こと。 内 容 本市の学校施設は 124 棟あり、このうち耐震化が必要な施設 43 棟について、学校 再編整備第二次実施計画と整合を図りつつ、耐震化優先度調査で、優先度の高い順 に耐震化及び外壁等改修を進めます。(平成 23 年度末の耐震化率は、65.3%) 1 耐震化工事 耐震化するため、平成 23 年度に行った耐震2次診断の結果に基づいて、小中学 校の 6 学校 6 棟の耐震化工事を行い、必要に応じて外壁等改修工事も行います。 2 耐震診断(2次診断) 耐震化の必要性を確認するために 6 学校 8 棟の耐震2次診断を行い、その後に 実施設計を行います。 年度目標 耐震化工事により耐震化率 70.2%の達成を目標とします。 ※学校再編整備の推進における体育館の改築を含めると、耐震化率は、71.0%とな ります。 1 6 実 績 耐震化工事 6 校(駛馬北小学校、笹原小学校、玉川小学校、上官小学校、大牟田小学校、歴 木中学校)6 棟の耐震化工事を行いました。また、耐震化工事と併せて必要な外壁 等改修工事も行いました。 2 耐震診断(2次診断) 6 校(大正小学校、平原小学校、高取小学校、吉野小学校、白光中学校、橘中学 校)10 棟の耐震2次診断の結果、7 棟は耐震基準を満たしていることが判明しま したので、残り 3 棟(平原小学校 Is 値 0.46、高取小学校 Is 値 0.57、白光中学校 Is 値 0.69)の耐震化実施設計を行いました。また、耐震2次診断を行った 10 棟 全ての外壁等改修実施設計を行いました。 耐震化率は、耐震基準を満たしていた 7 棟を含めて 75.4%となりました。 (※当初 1 棟としていた校舎で、構造体が分かれているとして 2 棟となった校舎 が 2 校ありましたので、診断した棟数が 2 棟増えました。) 7 評価・課題 耐震2次診断の結果、7 棟で耐震基準を満たしていたため、耐震化率は計画を上回 りました。 耐震2次診断が未実施の 28 棟と耐震化工事が必要な 3 棟の合計 31 棟については、 市立学校再編整備第二次実施計画と整合を図りながら、平成 27 年度末の到達目標 値 100%に向け、取組を進めていきます。 そのため、平成 25 年度は、上記 3 棟の耐震化工事及び外壁等改修工事を行うとと もに、平成 24 年度の耐震2次診断結果で耐震基準を満たしていた 7 棟の外壁等改修 工事を行います。また、新たに 10 棟の耐震2次診断を行い、その後に実施設計を行 います。 34 平成24年度重点事業の取組み状況報告書 いじめ・不登校等への対応(85~86ページを参照してください。) 1 事業・取組名 基本施策:Ⅲ 学校教育の充実 主要施策:6 安心して学べる学校づくりの推進 2 担当課 3 目 的 4 内 容 5 年度目標 6 実 績 学校教育課指導室 いじめや不登校は、学校生活を送るうえで、あってはならないことですが、それでもどの 学校でも起こりうるという危機意識をもって、その防止や早期対応を図る必要があります。 教育委員会においては関係機関との連携を図りながら学校への支援を行うとともに、学校 においては、いじめ・不登校に関する校内体制の整備を図るなど、早期発見・早期対応等の 適切な対応を充実します。 1 定期的な実態把握 いじめ・不登校の実態の早期把握のため、定期的なアンケート、チェックリスト、相談 ポスト等を活用した早期発見の取り組みを行います。 2 相談員等の配置 保護者や関係機関との連携のもと、個人及び集団に応じた指導を行うため、教育相談室 や適応指導教室に教育相談員・ひきこもり児童生徒訪問指導員・適応指導教室指導員を配 置します。 3 研究会やケース会議の充実 事例研究会等の校内研修と関係機関とのケース会議の充実を図ります。 4 心の教育の推進 道徳・学級活動等の充実により、情報モラルの向上など心の教育の推進を図ります。 1 早期発見の取り組みにより、いじめの認知件数の適切な把握を行い、その解消率 100% を目指します。 2 不登校の状態の改善を図り、適応指導教室に通う児童生徒の学校復帰率 100%を目指し ます。 1 定期的な実態把握 5 月・9 月・1 月に行った全校のアンケート調査や日常の教育相談・様相観察などで児 童生徒の実態把握に努めました。いじめについては、昨年度より件数は増加していますが、 報告があった内容は全て解消しています(解消率 100%)。適応指導教室に通う不登校児 童生徒の学校復帰率は 100%でした。 2 相談員等の配置 教育相談室では、相談員(2 人)が相談活動を延べ 1,275 件、訪問指導員(3 人)が訪 問指導を延べ 562 件、スクールソーシャルワーカー(1人)が関係機関と連携した教育相 談を延べ 140 件行うなど、学校と相談室・訪問指導員が連携を図り、不登校改善に向けて 支援を行いました。 3 研究会やケース会議の充実 生徒指導担当者を対象に、教育委員会主催の研修会(いじめ・不登校対応)を 8 月に開 催し、各学校でも定期的に生徒指導の会議を開催し、実態に応じた具体的な指導を進めま した。 4 心の教育の推進 各学校や教育委員会主催の授業研修会(心の教育について)を行いました。また、各学 校では、授業や研修会を通して児童生徒の情報モラル向上を図りました。 1 7 評価・課題 不登校児童生徒数がやや減少していますが、児童生徒の実態把握によりきめ細かい対応 ができましたので、今後も、教育委員会と各学校で継続的な観察やアンケート等を計画的 に行い、早期発見・早期対応に努めます。 2 多様な相談に対応してきましたが、相談件数が増えていますので、関係機関・スクール カウンセラー・スクールソーシャルワーカーとの連携が図られるように支援・助言してい きます。特に、市雇用のスクールソーシャルワーカーが学校・保護者・関係機関と連携を 図ることで児童生徒の状況改善が見られました。今後も、スクールソーシャルワーカーの 継続的配置が望まれます。 3 関係機関との連携によるケース会議がスムーズに開催できるようになりました。さらに 関係機関との連携に努めていきます。 4 各学校や市で道徳や特別活動等について授業改善を図ることでモラルの向上につなが りました。今後も市の研修会の充実に努め、各学校での研修会への支援を行っていきます。 35 平成24年度重点事業の取組み状況報告書 学校再編整備推進事業(91ページを参照してください。) 1 事業・取組名 基本施策:Ⅲ 学校教育の充実 主要施策:8 学校再編整備の推進 2 3 担当課 総務課学校再編推進室、総務課、学校教育課 目 市立学校においては、児童生徒数の変化により複式学級編制校の出現が予測されること や学習活動への特別な工夫を要する小規模校が増加するなど、解決すべき課題が生じてい ます。 21世紀を生きる児童生徒の学校教育環境整備を図るため、長期的展望に立ち、責任あ る教育行政の確保の観点から学校の小規模化に対応した学校再編整備を行います。 的 1 4 内 容 市立学校再編整備第二次実施計画に基づく取組みを進めます。 ・天道・笹原小学校再編協議会を運営し、平成25年4月の新校開校に向けた取組みを 進めます。 また、天道小学校と笹原小学校の閉校式及び新校の開校式の準備を行います。 ・天道小・笹原小学校再編後の校地となる、笹原小学校の施設整備を行います。 ・上内小学校における複式学級編制の発生を回避する方策として、小規模特認校制度(当 該通学区域外からの就学を希望により認める制度)を実施します。 2 市立学校の適正規模・適正配置に向けた新たな再編計画の策定を進めます。 1 5 年度目標 市立学校再編整備第二次実施計画に基づく取組み ・新校の校歌・校章等を決定します。 また、平成25年4月の新校開校のため、天道小学校と笹原小学校の2校を閉校しま す。 ・笹原小学校の体育館の増改築工事等を行います。 ・上内小学校における小規模特認校制度の実施状況を把握し、課題への対応を行います。 2 学校適正規模・適正配置検討委員会(仮称)を設置・運営し、小中学校の適正規模・適 正配置に向けた再編計画について検討します。 1 6 実 績 市立学校再編整備第二次実施計画に基づく取組み ・学校再編協議会で天の原小学校の校歌、校章の決定など、新校開校までに必要な協議 を終えました。また、3月22日に天道小学校の閉校式、同25日に笹原小学校の閉 校式を実施し、平成25年4月5日に天の原小学校の開校式を実施しました。 ・笹原小学校の体育館増改築工事等を実施し、施設整備を完了しました。天道小学校の 跡地は、隣接する特別支援学校で活用することとしました。 ・小規模特認校制度により、上内小学校に2人の転入学があったものの、複式学級の解 消には至りませんでした。そこで、市内の新入学児童及び1~5年の在籍児童の全保 護者に同制度の案内を配布する等の周知に努めた結果、平成25年度は新たに7人の 転入学があり、2学級が見込まれた複式学級は1学級のみ継続となりました。 2 適正規模・適正配置に向けた新たな再編計画 市立学校適正規模・適正配置検討委員会を設置・運営しました。検討委員会では国の 基準、保護者等アンケート結果や児童生徒数の推移、中間報告についての説明会やパブ リックコメントで出された意見を踏まえて協議が行われ、平成25年4月に答申があり ました。 1 7 評価・課題 市立学校再編整備第二次実施計画に基づく取組み ・3月末に天道・笹原小学校を閉校し、平成25年4月には天の原小学校を開校し、施 設整備も終えて、計画通り再編整備を完了しました。また、天道小学校の跡地は、特 別支援学校で活用するために施設改修が必要です。 ・小規模特認校制度について、学校及び地域と連携して周知を行い、平成25年度は新 たに7人の上内小学校への転入学があり、2学級が見込まれた複式学級は1学級が解 消しました。引き続き同制度の周知を図るとともに、その有効性や複式学級の実施状 況等の検証を行います。 2 適正規模・適正配置に向けた新たな再編計画 検討委員会の答申内容説明会を実施し、答申内容を尊重した計画を成案化します。 36 平成24年度重点事業の取組み状況報告書 世界遺産関連施設等保存整備事業(101ページを参照してください。) 1 事業・取組名 基本施策:Ⅳ 文化芸術の振興 主要施策:2 文化財の保護と活用 2 担当課 文化・スポーツ課 宮原坑跡等を含む「九州・山口の近代化産業遺産群」が世界遺産暫定一覧表に記 3 目 的 載されたことを受け、全庁的な組織として設けられた「世界遺産登録推進本部」と 連携しながら、本登録に向けて文化財保護法に基づく史跡の整備等を行います。 4 内 容 1 宮原坑跡第二竪坑巻揚機室修理工事を実施します。 (3か年計画の1年目) 2 宮原坑跡の史跡指定拡大に向け取り組みます。 3 旧三池炭鉱専用鉄道敷(旧長崎税関三池税関支署含む)の史跡指定に向け取り 組みます。 5 年度目標 4 旧長崎税関三池税関支署修理工事の報告書を作成します。 1 宮原坑跡第二竪坑巻揚室修理工事進捗率 : 30% 2 宮原坑跡の史跡指定拡大 : 完了 3 旧三池炭鉱専用鉄道敷(旧長崎税関三池 税関支署を含む)の史跡指定 : 完了 4 旧長崎税関三池税関支署修理工事報告書 : 刊行 1 宮原坑跡第二竪坑巻揚機室修理工事 24年度から3か年計画で修理工事を実施する予定でしたが、世界遺産暫定一 覧表に記載されていることもあり、文化庁・海外専門家とのさらなる調整を要す ることとなったため、工事の実施を延期しました。 2 宮原坑跡の史跡指定拡大 平成25年3月27日、文部科学省により「三井三池炭鉱跡 宮原坑跡 万田 坑跡 専用鉄道敷跡」として史跡指定拡大及び名称が変更されました。 なお、宮原坑跡の史跡指定拡大を目指して22年度に行った確認調査の成果を まとめ、報告書を刊行しました。 6 実 績 3 旧三池炭鉱専用鉄道敷(旧長崎税関三池税関支署含む)の史跡指定 宮原坑跡と同様に史跡の追加指定及び名称が変更されました。ただし、旧長崎 税関三池税関支署をはじめ港湾区域内の旧三池炭鉱専用鉄道敷については、三池 港の港湾計画区域内の稼動資産エリアであることから、文化財保護法以外による 保全措置を行うこととなり、史跡範囲から除外しました。 4 旧長崎税関三池税関支署修理工事報告書 「旧長崎税関三池税関支署庁舎修理委員会」を設置し、専門家の意見を取り入 れながら行った22年度の調査工事や23年度の修理工事の成果をまとめ、修理 工事報告書として刊行しました。併せて、6 月から市民へ周知啓発を図るため、 毎月 1 回(7 月~10 月は月 2 回)定期公開を実施しました。 宮原坑跡第二竪坑巻揚機室修理工事は延期しましたが、宮原坑跡や旧三池炭鉱専 用鉄道敷の史跡指定拡大及び追加指定などは目標どおり進みました。 7 評価・課題 今後は、史跡指定拡大を行った宮原坑跡の敷地について、史跡の保全措置が図ら れるよう、所有者と協議を行っていきます。また、三池港周辺の旧三池炭鉱専用敷 及び旧長崎税関三池税関支署について、世界遺産としての価値の保全が図れるよ う、所有者と協議を行っていきます。 37 平成24年度重点事業の取組み状況報告書 地域スポーツ活動推進事業(107~108ページを参照してください。) 1 事業・取組名 基本施策:Ⅴ スポーツの振興 主要施策:1 多様なスポーツ活動の機会づくりの推進 2 3 担当課 文化・スポーツ課 目 的 運動・スポーツを行う人、行わない人の二極化が進み、成人で全く実施し ない人の率が 50%近くになっています。また、地域でのスポーツ活動が縮 小してきているため活性化が望まれています。 そのため、住民の健康管理や地域活動全体の活性化につながることを目指 し、身近な地域でスポーツに親しめるよう、地域でのスポーツ活動を活性化 します。 1 4 5 6 7 内 容 地域元気アップスポーツ事業の実施 地域の誰もがスポーツに親しめるよう、スポーツの啓発ときっかけづく りのために、地区別でのウォーキングやニュースポーツ大会、体力測定等 を行う地域元気アップスポーツ事業を実施します。 2 スポーツ推進委員による地域スポーツ活動への支援 町内公民館やスポーツ団体等の活動が継続的に活発になるようスポー ツ推進委員による地域スポーツ活動への支援を行います。 3 スポーツ少年団の育成・支援 地域の子どもたちのスポーツ活動の機会づくりとなるスポーツ少年団 の育成・支援のために、体力テストや交流事業等を実施します。 年度目標 1 2 3 実 績 1 地域元気アップスポーツ事業の実施(7 回実施、参加者 279 人) (1)地域ふれあい元気ウオーキング・体力測定(5 回実施、参加者 168 人) (2)スロージョギング教室(1 回実施、参加者 81 人) (3)囲碁ボールなどのニュースポーツ体験教室(1 回実施、参加者 30 人) 2 スポーツ推進委員による地域スポーツ活動への支援 地域行事支援数:101 回、参加者:19,771 人 支援内容:企画 91、運営 91、実技指導 76(※ 支援内容は重複計上) 3 スポーツ少年団の育成・支援(スポーツ少年団加入率:14.4%) (1)体力テスト(30 団体、参加者 484 人) (2)交流ドッジボール大会(18 団体、参加者 323 人) (3)加入促進のため少年団発行の機関紙の配布(2回) 評価・課題 地域ふれあい元気ウオーキングは、5回のうち3回が天候不順により参加 者が少なく目標値の達成には至りませんでした。一方で、スロージョギング 教室は、好評につき途中で募集を締め切るほどの参加がありました。参加者 を対象に行ったアンケート調査では、比較的気軽に取り組めるウオーキング やジョギングなどに関心が高く、今後も継続して事業を実施します。 また、ライフスタイルの変化や少子化等に伴い、スポーツ少年団への加入 率が低下してきており、今後もスポーツ少年団活動の普及啓発が必要です。 地域元気アップスポーツ事業の開催数:年4回 地域元気アップスポーツ事業への参加者数:400 人 スポーツ少年団への加入率:16.5% 38 平成24年度重点事業の取組み状況報告書 人権・同和問題啓発事業(122ページを参照してください。) 1 事業・取組名 基本施策:Ⅵ 人権の尊重 主要施策:2 社会教育における人権・同和教育の推進 2 3 4 担当課 人権・同和教育課 目 的 市民の人権・同和問題に対する認識と理解を深めるため、啓発活動として、人権のまち づくりを推進するための人材育成を図るとともに、7月の同和問題啓発強調月間及び 12 月の人権週間を中心とした各種事業を実施します。 容 あらゆる差別を撤廃し、市民の人権意識の高揚を図るため、「大牟田市人権教育・啓発 基本計画」に基づき各種事業を実施します。 1 人権のまちづくりコーディネーター養成事業 人権のまちづくりを推進する人材を育成するため、特定職業従事者(市職員をはじめ、 学校及び社会教育関係職員、保健・医療・福祉関係者など)等を対象とする「人権のま ちづくりコーディネーター養成講座」を開催します。 2 講演会等事業 (1) 福岡県同和問題啓発強調月間(7月)の趣旨を踏まえて、 「人権・同和教育講演会・ 懇談会」を開催します。 (2) 人権週間(12 月 4 日~10 日)の時期に合わせ、人権のまちづくりコーディネータ ー養成事業関連の公開講座として「人権問題講演会」を開催します。 3 情報提供 ホームページ等により各種啓発事業及び啓発資料の情報提供の充実を図ります。 内 1 5 年度目標 人権のまちづくりコーディネーター養成講座 (1) コーディネーター養成数:30 人 (2) 講座の開催回数:年 6 回(夏期 3 回・冬期 3 回) 2 講演会等の後に実施するアンケート調査での人権問題の理解度:80%以上 3 ホームページ等を充実させ、啓発事業の案内及び啓発資料等の情報発信に努めます。 1 6 7 績 人権のまちづくりコーディネーター養成事業 各職域・職場における啓発リーダーとして活動する人材を育成するため、6 回の講座 を開催しました。市役所、小・中・特別支援学校、保育園、幼稚園、病院、社会福祉協 議会、障害者協議会から 27 人が受講し、そのうち修了者は 24 人でした。 2 講演会等事業 (1) 「人権・同和教育講演会・懇談会」を、7 月 14 日(土)に開催しました。参加者 は 111 人でしたが、当日、講師が九州北部豪雨のため講演できず、講演会は中止しま した。これに代わり、啓発ビデオの鑑賞を行いました。 (2) 人権週間に合わせ、 「人権問題講演会」を 12 月に開催しました。参加者は 94 人で した。なお、アンケートの結果では、「分かりやすく理解できた」「おおむね理解で きた」との回答が合わせて 97.1%でした。 3 情報提供 ホームページにより 7 月の同和問題啓発強調月間及び人権週間講演会についての情報 発信を行いました。また、 「広報おおむた」6 月 15 日号・7 月 15 日号・10 月 1 日号・10 月 15 日号・12 月 1 日号に人権問題に関する啓発記事を掲載しました。 評価・課題 人権のまちづくりコーディネーター養成事業では、特定職業従事者の中から 24 人のコ ーディネーターを養成することができました。今後は、啓発リーダーとしての活動が期待 されますので、研修会の実施や活動の手引き作成、ネットワークづくり等により活動をフ ォローしていく必要があります。 講演会等事業では、参加者の理解度は 97.1%と目標を達成できました。今後は、人権 問題講演会と人権フェスティバルを合同開催し内容の充実を図るなど、幅広い参加が得ら れるように企画等の工夫が必要です。 情報提供では、ホームページと「広報おおむた」を活用して情報発信を行いました。今 後も啓発情報の発信に努めます。 実 39 〔施策・事業の推進状況〕 基本施策Ⅰ 生涯学習社会の実現 いつでも、どこでも、誰でも楽しく学習することができ、その学んだ成果が適切に生かせる 生涯学習社会の実現を図るとともに、地域活動を促進し、地域全体の教育力の向上を図ります。 主要施策1 生涯学習ボランティアの育成と支援 学んだ成果を適切に生かせる社会を目指し、生涯学習ボランティアの育成を図るとともに、活 動の場の開拓を行い、派遣先とボランティアとのコーディネートを行う生涯学習ボランティア登 録派遣事業の充実に努めます。 【主な事業・取組】 ○生涯学習ボランティア育成事業 (1)ボランティア養成講座〔公民館〕 ボランティア活動に携わりたいと思っている人が、学習成果を活用してボランティア活 動が出来るように、「ボランティア養成講座」を2講座開催し、21人が受講しました。 (各講座の詳細は、132~153ページの「社会教育施設等の状況 公民館」を参照し てください。) (2)生涯青春はつらつ塾(ボランティア講座)〔生涯学習課・公民館〕 地域の高齢者が「創り」、高齢者が「教え」、高齢者が「学び」、高齢者を「活かす」ため、 高齢者の学習機会の充実と社会参加活動の促進を図る福岡県の事業(「ふくおか高齢者はつ らつ活動拠点事業」)を受託し、「生涯青春はつらつ塾」を実施しました。この中で、高齢 者のボランティアを養成する「ボランティア講座」を7講座開催し、97人が受講しました。 その他、生涯青春はつらつ塾では、「地域塾」「はつらつ塾のつどい」を実施しました。 (各講座の詳細は、132~153ページの「社会教育施設等の状況 公民館」を参照し てください。「地域塾」「はつらつ塾のつどい」は46ページを参照してください。) ●生涯学習ボランティア支援事業(24ページの「重点事業の取組み状況報告書」を参照して ください。) (1)生涯学習ボランティア登録派遣事業〔生涯学習まちづくり推進本部・生涯学習課〕 市民の学習を支援するボランティアを登録し、市民からの求めに応じてコーディネート を行い派遣する、「生涯学習ボランティア登録派遣事業」を実施しました。 ① ボランティア登録・派遣状況 登録件数 登録人数 (年度当初) (年度末) 個 人 77 90 区 分 H22 H23 派遣件数 (実数) 48 派遣人数 (延べ) 337 派遣先の参加 人数(延べ) 5,780 団 体 69 779 60 1,709 8,342 計 146 869 108 2,046 14,122 個 人 76 83 54 346 5,844 団 体 70 870 58 1,970 10,751 計 146 953 112 2,316 16,595 40 ボランティア の活動率(%) 74.0 76.7 H24 個 人 72 83 47 372 6,209 団 体 81 1,100 79 2,202 15,946 計 153 1,183 126 2,574 22,155 82.4 ※ボランティアの活動率は派遣件数の計(実数)を登録件数の計で除したものです。 ② 活動後のアンケート結果 ボランティア登録者に対する活動後のアンケート調査では、97.5%が「満足感を 得られた」と回答しています。また、派遣を依頼した人へのアンケート調査では、10 0%が「今後もこの事業を使いたい」と回答しています。 ③ 研修会の開催 テーマ 講 師 実施日 受講者数 生涯学習ボランティア活動に おけるコミュニケーション術 栗原 和亮(福岡県青少年アンビ とリスク管理~ムリなく楽し シャス運動推進室) 6 月 25 日(月) 29 人 く安全に~ 広がれ!学びの輪~第 1 回生 涯学習ボランティア登録者活 動発表会~ ボランティア登録者による学習 成果発表 私にとっての「生涯学習ボラン 木村 ティア」 ④ 航(地域交流センター 崎ブランチ) 11 月 23 日 (金・祝) 津屋 H25 年 3 月 22 日(金) 団体 55 個人 36 人 41 人 周知・PR ア ボランティア登録者募集と利用促進(『広報おおむた』9月1日号折込み半頁) イ ボランティア登録者募集(『広報おおむた』2月1日号折込み 1 頁) ウ 登録者名簿冊子の配布 1,700部配布(学校、子ども会、公共施設など) ⑤ 生涯学習ボランティアの顕彰 と き 11月23日(金・祝) ところ イオンホール 「広がれ!学びの輪~第1回生涯学習ボランティア登録者活動発表会~」の冒頭に 表彰式を行いました。 ア 表彰状の授与 5年以上ボランティアとして登録した個人、団体に大牟田市教育委員会と生涯学習 まちづくり推進本部の連名で表彰状を授与しました。 (ア)個人(37人) 青木正男、粟津英樹、池田るり子、伊藤晴美、井上直子、今井俊輔、浦田広美、圓佛 洋右、柿川和機、金子徳郎、河上正秀、木下恵介、上妻征子、古賀巧、小宮恵美子、 近藤とし子、斉藤ヨソヱ、末藤芳昭、角喜代次、副島健資、武末公徳、冨重アケミ、 永江和彦、中嶋秀利、西川洋子、西山眞知子、蓮尾哲也、浜田達郎、疋田次雄、平山 隆子、藤木政義、松鵜文子、松永公幸、三井潔、山中恵子、山本静雄、渡辺伸子 (イ)団体(44団体) アロハ三川、岩本民謡会、絵手紙遊学、おおむた EM エヴァクラブ、大牟田かるた会、 41 大牟田区更生保護女性会、おおむた陶芸愛好会、おはなしの会ピノキオ、おはなしの 会モモ、おはなしの広場たんぽぽ、香りくらぶローズマリー、紙芝居三池座、カント リー木工、郷土玩具の会、草木老人クラブいきいき健康会、女性問題学習会オオムタ、 書の広場、水和会、扇寿会、大正琴「コスモス」、ちんどん屋グループ邦楽漫芸ひょっ とこ~ず、手鎌あすなろパソコンサロン、手鎌ナチュラルクラフトクラブ、手鎌はぼ たん会、陶芸愛好会、なのはな会、布絵本製作ボランティアマザーグースの会、パイ ナップルプリンセス・三池、はなしのぶ押花会、花しのぶ舞踊会、はやめにこにこ会、 ひまわり押し花サークル、フォーリナーサポートクラブ、プリムラサークル、ベーキ ングスクール生田、前原民謡会、マジックよしの塾、みかわオカリーナ、民舞愛好会、 むかしむかしの会、ユネスコ・がんばろい大牟田の会、夢ふうせん、吉野絵手紙愛好 会、吉野おりづるの会 イ 感謝状の授与 1年以上ボランティアとして登録した個人、団体の構成員全員に生涯学習まちづく り推進本部が感謝状を授与しました(65個人・69団体、計786人)。 (2)ボランティア団体支援事業〔公民館〕 7地区公民館等の各種事業で育成された既存のボランティア団体を支援する事業として、 「視聴覚ボランティア支援事業」、ボランティア団体との共催による「パソコン講座」、子 育てふれあい広場ボランティアのスキルアップ研修会等を実施しました。 (各事業の詳細は、132~153ページの「社会教育施設等の状況 公民館」を参照し てください。) 【指標の達成状況】 指 標 登録ボランティ アの活動率 指標の概要 到達目標値 年度目標値 実績値 (平成 27 年度) (平成 24 年度) (平成 24 年度) 75% 82.4% 登録したボランティアを どれくらい派遣できたか の割合 75% (毎年度維持) 【評価・課題】 ボランティアの育成については、地区公民館において「ボランティア養成講座」を8講座(生 涯青春はつらつ塾含む)行い、110人が受講し、内45人(40.9%)がボランティア活 動をはじめています。今後も、市民に身近な地区公民館において、学習成果を生かしたボラン ティア活動のきっかけづくりや団体への支援の充実が必要です。 ボランティア登録者の登録人数、派遣人数ともに順調に増加している要因は、登録者名簿の 配布や広報おおむた等での事業の周知及び利用者や登録者の口コミにあると思われます。 活動率は82.4%、派遣したボランティア登録者の満足度は97.5%で、いずれも高い 数値であり、ボランティア登録者の経験等を踏まえた効果的なコーディネートや研修・交流会 等を実施した成果が表れたものと思われます。 さらに、新たに生涯学習ボランティアの顕彰制度を設け、永年登録者の表彰及び感謝の表明 を行いました。これにより、事業の市民への周知と登録者の活動意欲の向上が図れました。こ のボランティアに対する顕彰は、毎年行ってまいります。 今後とも、地区公民館等と連携を密にし、ボランティアの養成と登録の促進を図る必要があ ります。 42 主要施策2 学習機会の充実 情報通信技術の進展や環境意識の高まりなどの社会の変化に対応するため、団体、企業等との 連携を深めながら、学習情報を効果的に市民に提供するとともに、学習成果の発表の機会の充実 を図るなど、解決すべき課題についての学習機会の充実に努めます。特に、本格的な長寿社会を 迎えるにあたり、高齢者の生きがいづくりと社会参加の促進に努めます。 【主な事業・取組】 ○学習情報提供事業 (1)学習情報誌「まなびのカタログ」の発行〔生涯学習まちづくり推進本部・生涯学習課〕 市民の学習活動を支援することを目的に、学習情報を広く収集し、市民にわかりやすい 形で提供しました。 (発行回数:年6回 掲載事業件数:150件 発行部数 5,000部/回) メールマガジン登録件数 171件 (2)地区公民館だより等の発行〔公民館〕 地域の人が集まりやすい地区公民館づくりを目指して、地域や地区公民館の情報を掲載 した地区公民館だよりを町内公民館等と連携して発行しました。 (発行の詳細は、132~153ページの「社会教育施設等の状況 公民館」を参照して ください。) (3)学習相談〔生涯学習課〕 生涯学習課及び地区公民館において、市民からの様々な学習相談を受け付けました。 ○学習機会提供事業 (1)まちづくり出前講座〔生涯学習まちづくり推進会議・生涯学習課〕 市民とともに生涯学習まちづくりを推進するため、市政のことを知りたい、学びたい市 民のもとへ市職員が出向き説明・実習等を行いました。 出前講座実施状況 講座メニュー数 実施回数(回) 参加人数(人) 派遣職員数(人) H22 109 107 3,738 136 H23 109 130 4,873 214 H24 109 149 5,013 256 (2)市民大学講座〔生涯学習まちづくり推進本部・生涯学習課〕 市民の高度化した多様な学習要求に応えるために、高等教育機関や企業と連携し、社会 貢献の一つとして、それぞれが有する専門性やその研究成果を活かした質の高い学習機会 を提供する講座を開催しました。 ※ 連携先:有明工業高等専門学校、帝京大学福岡医療技術学部、 有限会社 石橋屋 ① 高等教育編 講座名 インドの民族衣装を学ぶ 障害観の移り変わり 講 山口 師 英一(有明工業高等 専門学校教授) 堺 実施日 12 月 14 日(金) 裕(帝京大学福岡医療 H25 年 1 月 10 日 技術学部准教授) 43 (木) 受講者(人) 14 19 運 動 器 症 候 群 と 運 動 器 不 安 定 渡辺 症 英夫(帝京大学福岡 H25 年 1 月 14 日 医療技術学部教授) 難しいけれど知れば面白い! ~機械屋さんが見た大牟田・荒 尾の炭鉱技術~ 篠﨑 にあった 烈(有明工業高等専 H25 年 1 月 18 日 門学校講師) 怒 れ る 天 神 様 の 原 型 は こ の 詩 焼山 (月・祝) (金) 廣志(有明工業高等 H25 年 2 月 11 日 専門学校教授) (月・祝) 計 ② 27 17 25 102 企業編 講座名 講 大牟田から世界に発信する「こ 石橋 んにゃくづくり」 屋 師 渉(有限会社 代表取締役) 実施日 石橋 H25 年 3 月 22 日 (金) 受講者(人) 45 (3)読書推進事業〔公民館〕 ① 蔵書の充実 蔵書入れ替えを、三川地区公民館、三池地区公民館、吉野地区公民館、手鎌地区公民 館は毎月40冊、勝立地区公民館と駛馬地区公民館は毎月20冊ずつ行いました(図書 館休館中は除く。)。 ② その他の取組み 新刊コーナー、レイアウト変更、図書の広報の工夫等を行いました。 これらの取組みと図書館の臨時休館に伴い、図書貸出の合計は50,673冊となり、 H23年度と比較して6,578冊の増となりました。また、地域拠点化の推進及び子ど もの読書活動の活性化を図るため、地区公民館における行事や季節などで展示会やおは なし会を3回実施しました。 (各事業の詳細は、132~153ページの「社会教育施設等の状況 公民館」を参照し てください。) (4)一般成人講座〔公民館〕 高齢化・少子化・国際化等社会の変化といった現代的課題・地域課題や市民の多様な学 習ニーズに対応し、あらゆる層の市民が参加できる学習機会を提供するため、5地区公民 館において7講座開催しました。 (各講座の詳細は、132~153ページの「社会教育施設等の状況 公民館」を参照し てください。) (5)政治学級 地域住民の身の回りの問題がいかに深く「まちの政治」とかかわりあいをもち、それに 包含されているかを認識し、政治に対する正しい理解を深めるためにまちの政治ついて学 習し話し合いを行う「まちの政治を見つめよう学級(指導学級)」を、三川地区公民館で開 催し、20名が受講しました。指導学級の終了後は、自主学級として活動を始めました。 (設置主体:選挙管理委員会、明るい選挙推進協議会) (6)大牟田市民カレッジ事業(「まちづくりのための特別枠」事業)〔生涯学習課〕 市民自らが関心のあることを学ぶために企画し、講師の選定や会場の確保等のすべてを 44 運営し、学びたいことを学べる場を創出する仕組みである「大牟田市民カレッジ(仮称)」 を創設し、H26年度からの本格実施の予定です。 H24年度はその中心的役割を担う人材を養成する、 「 大牟田市民カレッジ事業 H24 年度企画者養成講座」を実施し、15名が受講しました。 企画者養成講座実施状況 回 開催日 1 8 月 23 日(木) 内 容 講 ガイダンス、講演「学びの輪が、まち 岡 の活力に~大牟田市民カレッジへの期 准教授) 師 等 幸江(九州大学大学院 待~」 2 9 月 6 日(木) 大牟田市民カレッジの必要性 グループトーク 他都市事例の紹介 大牟田市民カレッジを通じてやりたい こと 3 9 月 20 日(木) 大牟田市民カレッジを通じてやりたい こと 4 9 月 27 日(木) 5 その2 大牟田市民カレッジを通じてやりたい こと 10 月 10 日(水) 実際に「市民カレッジ」を見てみよう 先進地見学(北九州市市民 カレッジ、市民アカデミー) 10 月 19 日(金) 前半のまとめ「私たちの目指す“大牟 田市民カレッジ”」 7 8 全体トーク その3 (北九州市) 6 グループトーク 10 月 29 日(月) 前半のまとめ「私たちの目指す“大牟 11 月 1 日(木) 岡 幸江(九州大学大学院 准教授) 岡 幸江(九州大学大学院 田市民カレッジ”」その 2 准教授) キャッチコピーを考えよう! 戸田 かおり(クリエイテ ィブオフィス 表 9 11 月 15 日(木) アイディアを出し合い、講座を企画し 戸田 よう! 10 11 月 29 日(木) アイディアを出し合い、講座を企画し よう!その2 戸田 12 月 13 日(木) アイディアを出し合い、講座を企画し よう!その3 戸田 とらこや代 コピーライター) かおり(クリエイテ とらこや代 コピーライター) かおり(クリエイテ ィブオフィス 表 12 かおり(クリエイテ ィブオフィス 表 11 コピーライター) ィブオフィス 表 とらこや代 とらこや代 コピーライター) H25 年 1 月 29 日 プレ講座の打ち合わせ (火) 13 14 15 H25 年 2 月 15 日 プレ講座「大牟田の星インタビュー」 山下 (金) ぼの会) おいし~い光る野菜のナゾ! 公一(いちの・たん H25 年 3 月 8 日 振り返り~H25 年度に向けて~ 岡 幸江(九州大学大学院 (金) 准教授) H25 年 3 月 26 日 H25 年度の「企画者養成講座」のため 全体トーク (火) の打ち合わせ 45 ○学習成果発表事業 (1)地区公民館文化祭〔公民館〕 7地区公民館で活動しているサークル会員の学習成果の発表と、地域の小・中学校、幼 稚園・保育園及び地域住民の参加・協力により、交流と連携を深めました。 (7地区公民館の文化祭の詳細は、132~153ページの「社会教育施設等の状況 公 民館」を参照してください。) (2)展示コーナーの活用〔公民館〕 地区公民館の展示コーナーやロビーを活用し、サークル会員や地域の人たちの作品展を 開催し、成果発表の場とするとともに、サークル会員や地域住民の交流の場としての利用 促進を図りました。 (展示コーナー活用事業の詳細は、132~153ページの「社会教育施設等の状況 公 民館」を参照してください。) (3)生涯青春はつらつ塾(はつらつ塾のつどい)〔生涯学習課・公民館〕 「地域塾」や「ボランティア講座」の受講者が一堂に会し、ボランティア活動への興味 関心を深め、活動のきっかけとするために、体験発表や実演、作品展示をする「はつらつ 塾のつどい」を開催しました。 と き H25年1月29日(火) ところ イオンモール大牟田 イオンホール 参加者 221人 ○高齢者生きがい創造学習事業 (1)生涯青春はつらつ塾(地域塾)〔生涯学習課・公民館〕 地域の高齢者が「創り」、高齢者が「教え」、高齢者が「学び」、高齢者を「活かす」福岡 県の事業(「ふくおか高齢者はつらつ活動拠点事業」)を受託し、高齢者の学習機会の充実 と生きがいづくり、社会参加活動の促進を図る「生涯青春はつらつ塾」を実施しました。 この中で、公民館で活動しているサークルやボランティアが講師を務め、高齢者が学ぶ 講座「地域塾」を14講座開催し、225人が受講しました。 また、高齢者等が教え一般成人が学ぶ「マナビ塾」を8講座開催し、133人が受講し ました。 その他「生涯青春はつらつ塾」では、「ボランティア講座」「はつらつ塾のつどい」を実 施しています。 (各講座の詳細は、132~153ページの「社会教育施設等の状況 公民館」を参照し てください。「ボランティア講座」の詳細は、40ページを参照してください。) (2)高齢者健康づくり講座〔公民館〕 日常的に体を動かす機会が減ってきた中で、自分自身の健康を維持、増進するために高 齢者が自分でできる簡単な筋力トレーニング、脳力トレーニング、ストレッチやウォーキ ングの方法などを学ぶ講座を勝立地区公民館と駛馬地区公民館で2講座開催し、79人が 受講しました。また、長寿社会推進課との共催で「歯にかみ巡回教室」を7地区公民館で 11講座開催し、103人が受講しました。 (講座の詳細は、132~153ページの「社会教育施設等の状況 公民館」を参照して ください。) 46 ○社会教育施設・設備充実事業 (1)安心で快適な地区公民館施設・設備の整備〔生涯学習課・公民館〕 整備の詳細については、 「社会教育施設等の状況 公民館」の「13 備」の同名の事業(151ページ)を参照してください。 施設改修・施設整 【指標の達成状況】 指 標 学習している 人の割合 指標の概要 到達目標値 年度目標値 実績値 (平成 27 年度) (平成 24 年度) (平成 24 年度) 60% 55% 42.9% まちづくり市民アンケート でこの 1 年間に学習活動を 行ったと答えた人の割合 【評価・課題】 学習情報については、地区公民館だよりの発行回数・配布先を増やすなど、H23年度まで の取組みを継続しつつ、市民への効果的な提供に取り組みました。 学習機会の提供、及び学習成果の発表の機会の充実については、市内の高等教育機関や企業、 関係団体、市役所の関係課等と連携し、市民の学習ニーズや現代的な課題に適応した講座等を 実施するとともに、学習成果の発表の機会を提供しました。 大牟田市民カレッジ事業については、特に、企画者養成講座の受講生が講座実施のノウハウ 習得のため、自ら企画運営した「プレ講座」を2月に行い、一般市民34人が参加し好評を得 ました。15人の受講生のうち11人がH25年度も受講する見込みであり、引き続きH26 年の本格実施を目指して企画者の養成に取り組みます。 高齢者については、 「生涯青春はつらつ塾」を中心に様々な学習機会を提供し、生きがいづく りと社会参加の促進を図りました。なお、「生涯青春はつらつ塾」は、福岡県の委託事業を受 けて実施していましたが、県の事業がH24年度で終了することから、H25年度以降は、独 自に高齢者の生きがいづくり・社会参加促進の事業を展開します。 社会教育施設・設備については、地区公民館の外壁改修工事を行うなど、安心で快適な利用 ができるよう整備を行いました。 このような取り組みにより、学習機会の充実に努めてきましたが、学習している人の割合は 目標値を下回りました。また、H23年度の調査で「学習活動を行いたいと思っていても、実 際には行っていない市民もかなりの数存在する」ことが明らかになっています。このようなこ とから、これまでの取組みを踏まえ、学びの輪をつくる・広げる・支えるという視点で、まち の資源(ひと、もの、こと)を生かした学習機会の提供及び施設・設備のより一層の充実が必 要です。 47 主要施策3 社会教育関係団体の支援と地域活動の促進 町内公民館をはじめとした社会教育関係団体の自主的な活動を促進するため、情報提供や人材 の育成を行います。また、地区公民館は地域活動の拠点施設として、地域課題の解決を目指して、 地域の人的、物的資源を活用し、町内公民館等地域の団体活動の支援やネットワークの充実に努 めます。 【主な事業・取組】 ○社会教育関係団体育成・支援事業 (1)町内公民館等への支援〔生涯学習課・公民館〕 地区公民館から町内公民館等の会議へ出席し、事業等の情報を提供するとともに、様々 な相談に応じ運営面での助言や活動企画の支援等を行いました。 (2)その他の団体への支援 社会教育関係団体から申請があった41事業について、共催又は後援し、広報おおむた へ記事を掲載するなど、活動の支援を行いました。 (3)地区公民館サークル社会参加促進事業〔公民館〕 各地区公民館サークルの自主的活動を支援し、サークル活動の発展と地域還元を図るこ とを目指して実施しました。 (事業の詳細は、132~153ページの「社会教育施設等の状況 公民館」を参照して ください。) ●地区公民館拠点化推進事業(25ページの「重点事業の取組み状況報告書」を参照してくだ さい。) (1)地域魅力アップ支援事業〔生涯学習課・公民館〕 地域団体である町内公民館を核とした地域におけるネットワークづくりや、魅力ある町 内公民館づくりへの支援などを行い、住みよい地域づくりに向け、町内公民館の組織活性 化を促し、人と人とのつながりを強めることなどを目指し実施しました。 (事業の詳細は、132~153ページの「社会教育施設等の状況 公民館」を参照して ください。) (2)地域行事支援事業〔生涯学習課・公民館〕 地域住民の連帯意識を醸成するような地域団体の自主的・主体的な祭りなどの行事を支 援しました。 (事業の詳細は、132~153ページの「社会教育施設等の状況 公民館」を参照して ください。) 【指標の達成状況】 指 標 到達目標値 指標の概要 年度目標値 実績値 (平成 27 年度) (平成 24 年度) (平成 24 年度) 各地区公民館の運営委員会を 地区公民館の地域 拠点化の達成度 構成する団体へのアンケート で、地区公民館が地域の拠点と しての役割を果たしていると 答えた人の割合 48 90% 87% 87.2% 【評価・課題】 魅力ある住みよい地域づくりを目指し、町内公民館をはじめとした社会教育関係団体の自主 的な活動を促進するため、情報提供や人材の育成、また、地区公民館は地域活動の拠点施設を 目指し、地区公民館拠点化推進事業を実施しました。そのうち、「地域魅力アップ支援事業」 を実施した結果、各地区公民館の運営委員会を構成する団体のアンケートで、地区公民館が地 域の拠点として役割を果たしていると答えた人の割合は87.2%となり、一定の評価は得ら れたものと考えます。 市民の学習活動の活性化や新たな人と人のつながりづくりが求められており、町内公民館を はじめとした社会教育関係団体や地域団体の社会教育活動がより活発に行われることが期待 されています。 今後も町内公民館をはじめとした地域の諸団体が行う社会教育活動について支援を行うと ともに、地区公民館と連携し、地域の諸団体の組織活性化を目指します。さらに、人と人との つながりを深めながら地域力の活性化を図り、郷土愛や地域連帯意識の醸成を促していくこと が必要です。 49 基本施策Ⅱ 健全な青少年の育成 「青少年健全育成プラン」に基づき、家庭、地域、学校が連携し、豊かな体験活動の場と機 会を拡大するとともに、家庭教育への支援や地域の教育力の向上と再生に努めます。また、次 代を担う青少年が心身ともに健やかにたくましく成長することができるよう、青少年にとって 良好な社会環境づくりを促進します。 主要施策1 家庭教育への支援 保護者の不安や悩みに対応する子育て講座をはじめ、家庭教育に関する学習機会を提供します。 また、市民ボランティアとの協働で作成する子育て情報誌「おおむたっ子」の発行等による情報 提供、啓発を図るとともに、子育てネットワーク事業や子育てふれあい広場など保護者同士の交 流の場を提供し、家庭の教育力の向上を図ります。 【主な事業・取組】 ○子育てに関する学習機会提供事業 (1)就学前子育て講座〔生涯学習課・公民館〕 小学校入学前の子どもの保護者を対象に、入学説明会の機会に家庭教育のあり方やしつ けについての子育て講座を地区公民館と連携して実施しました。 21講座(22校区) 参加者 764人(入学予定者数の約 81.0%) (笹原小と天道小はH25年4月に再編予定のため、笹原小で合同で実施しました。) (各講座の詳細は、132~153ページの「社会教育施設等の状況 公民館」を参照し てください。) (2)家庭教育講座〔公民館〕 家庭教育に関する学習機会の充実を図るため、幼児、小学校低学年・高学年、思春期な どに区分し、「家庭教育講座」を8講座開催しました。 (各講座の詳細は、132~153ページの「社会教育施設等の状況 公民館」を参照し てください。) ○子育て情報提供事業 (1)子育て情報誌『おおむたっ子』の発行〔生涯学習課〕 子どもの様々な体験活動を充実させるとともに、家庭教育や次世代育成を支援するため、 子どもの体験活動の機会や子育て支援に関する情報を収集・提供するため、行政と民間で 組織する運営委員会において実施しました。 発行回数・部数 年3回(7、11、3月) 延べ34,500部 ○子育て交流促進事業 (1)子育てネットワーク事業〔生涯学習課・公民館〕 子育てサークル相互の連携及び交流をすすめ、子育てサークルのネットワークづくりを 促進しました。加入サークルは、13団体でした。 より効果的な情報交換の機会となるよう、1回ごとにサークル運営等についての学習や 各サークルからの活動紹介などのテーマを参加者で決め、そのテーマにそって意見交換を 行い、内容に応じて、講師を招へいし学習会を行うなど、参加者の主体性を重視した運営 を行いました。 ① 子育てネットワーク情報交換会の開催 50 と き 参加者がより親しみやすいよう情報交換会を5月、7月、9月、11月、 1月、3月、合計6回開催しました。 ところ フレンズピアおおむた 延べ参加者数 63人 内 容 サークル活動の活性化やネットワークづくりの促進を目的に、サークル運 営の悩みなど情報交換のテーマを設定しながら、情報交換会を開催しまし た。 ② 講座「応援しよう!いきいき子育て」の開催【新規】 と き H25年1月15日(火)~3月12日(火) 火曜日(全6回) ところ フレンズピアおおむた他 延べ参加者数 83人 内 容 子育ての悩みや不安を既存の子育てサークルとともに家庭教育に関する学 習会や情報交換を行うことを通して解決できるように講座を開催しました。 講座のなかで、受講生が「しあわせを感じる子育てのヒント」を企画し、 世代の違うパネラーによるパネルディスカッション、いやしのコンサートや ランチ交流会を実施し、リラックスした雰囲気のなかで、情報交換や交流を 深めることが出来ました。 (2)子育てふれあい広場〔生涯学習課・公民館〕 育児に悩む保護者の孤立が社会問題化している中、地域の子育て中の保護者が子どもと 一緒にくつろいだ雰囲気の中で気軽に集える場を提供し、利用者間の交流や子育てについ ての学びあいを通して、お互いに励まし、支えあい、潤いある人間関係づくりを行なうこ とを支援するため、三池地区公民館と手鎌地区公民館において子育てふれあい広場を開設 しました。広場の運営はボランティアスタッフが中心に担い、H24年度はボランティア 養成講座やボランティアスキルアップ研修を実施しました。 (詳細は、132~153ページの「社会教育施設等の状況 公民館」を参照してくださ い。) ① 三池子育てふれあい広場(じゃじゃり子み~け) 大人延べ利用者数 349人 子ども延べ利用者数 422人 延べ利用者数 771人 開設日数 29日 ② 手鎌子育てふれあい広場(れもんぐらす) 大人延べ利用者数 484人 子ども延べ利用者数 558人 延べ利用者数 1,042人 開設日数 42日 【指標の達成状況】 指 標 就学前子育て講座 参加者の満足度 指標の概要 到達目標値 年度目標値 実績値 (平成 27 年度) (平成 24 年度) (平成 24 年度) 100% 92.5% 講座への参加者アンケー トで講座が役に立ったと 答えた人の割合 100% (毎年度維持) 51 【評価・課題】 指標である就学前子育て講座参加者満足度については、アンケート集約結果から、 「参加して 大変良かった」「どちらかというと良かった」を合わせると全体の92.5%で、H23年度よ り3.5%の減でした。 しかし、全体的に講師が実体験を交えて講演されたので、 「今回のような講座を定期的に開催 してほしい」「子どもが新しいステップに上がる前にこのようなお話を聴けて良かった」「初め て子育て講座を聞きましたが、とても参考になりました」等の感想も多く、参加した保護者に 役に立つ講座であるといえます。 今後も、講座に参加していただけるよう入学説明会を実施する各小学校と協議し、講座を実 施します。また、講師の先生方と講座内容について打ち合わせを十分に行い、更なる内容の充 実に努め、参加者の満足度100%を目指します。 子育て情報提供事業については、編集ボランティアが減ったため、養成講座を実施しボラン ティア確保を図る必要があります。 子育て交流促進事業については、実施した講座のアンケートでは「経験談を聞いて、子育て の参考になりました。来年度も引き続き実施して欲しい」「先輩ママのお話を聞き、勇気付け られました」などほとんどの方から良かったという意見が出され、受講生も満足し今後のサー クル活動につながる講座となりました。 サークルのネットワークの促進については、子育てのサークルの数が減少しており、今後ネ ットワークを活性化していくためには、今まで以上に地区公民館と連携しながら、サークルの 立ち上げを行っていく必要があります。 子育てふれあい広場は、H23年度と比較して若干利用者が減少したため、今後も「広報お おむた」やチラシ配布など広報啓発を図る必要があります。また、手鎌は開設日数も多いこと から、ボランティア確保が必要であるため、ボランティア養成講座を実施します。 52 主要施策2 地域の教育力の再生と向上 子どもの居場所開設団体やPTAに対する活動支援及びスポーツ少年団育成事業などの取り 組みを行うことにより、地域全体で子どもを育て見守る意識の醸成を図り、子どもをはぐくむ地 域の教育力の再生と向上を目指します。 また、大牟田地域教育力向上推進協議会を中心に、家庭、学校、地域の連携を強化し、児童生 徒の規範意識等をはぐくむとともに「共に育ち、共に育てる(共育)」風土の醸成に努めます。 【主な事業・取組】 ●子どもの居場所づくり支援事業〔生涯学習課・公民館〕 (26ページの「重点事業の取組み状 況報告書」を参照してください。) (1)子どもの居場所づくり運営費補助金の交付 各地域で自主的に「子どもの居場所」を開設する実行委員会等に対して運営費の一部を 補助しました。 ①補助団体数 16団体(なかよし広場文化サークル、友・遊広場、三池みんなの広場、 吉野ふれあい広場、にじいろひろば、ひらばる広場スマイル、倉永ふれあ い広場、わくわく広場、大牟田視聴覚教育クラブ、東久福木キッズ☆プレ イス、きらめき広場、プレーパークおおむた遊ばせ隊、上官(笑)応援隊、 みんなの広場・羽山台、高取校区子どもの居場所実行委員会、 「にこにこ広 場白川北」実行委員会) ②自主運営等の団体数 6団体(駛馬地区アンビシャス広場、勝立地区アンビシャス広場、 松原地区アンビシャス広場、三池あそびの広場、上内なかよし広場、カル タン広場) ※「自主運営等の団体」とは、市の補助金の交付を受けない団体をいいます。 ③居場所の総数としては、H24年度末で22か所となりました。 (2)体験活動の実施 市と子どもの居場所の実行委員会、青少年育成団体等の27団体で構成する 大牟田市子 どもの居場所等連絡協議会において体験活動を実施しました。 わくわく!子どもまつり と き H25年3月10日(日) ところ フレンズピアおおむた及びその周辺 参加者 保護者・子ども約700人 内 容 お手玉づくり、折り紙教室、ちびっ子アニメ映画会、スポーツチャンバラ、 竹輪作り体験、紙ヒコーキづくり、押し花体験、アロマ体験ほか (3)研修会の開催 大牟田市子どもの居場所等連絡協議会において研修会を開催しました。 と き 10月13日(土) ところ フレンズピアおおむた 参加者 17人 テーマ 「アジアの文化や遊びを体験しよう」 講 師 九州国立博物館交流課職員 (4)啓発活動 ・各居場所の活動予定を示したポスター、スケジュール表を毎月発行 53 ・子どもの居場所通信(第1~3号)の発行 ・広報おおむたに啓発記事を掲載(5月1日号) ・今年度に「子どもの居場所ガイドブック」を作成し、市内1・2年生の児童に配布 ・子ども会説明会での居場所啓発(4月15日(日)) (5)情報交換会の開催 フレンズピアおおむたを会場に、大牟田市子どもの居場所等連絡協議会の情報交換会を 年3回(5月、10月、3月)開催し、延べ52人が参加しました。 (6)出前居場所等の実施 新たな子どもの居場所開設に向けて、地区公民館と連携し、実行委員会の協力の下、出 前居場所を3回実施しました。 出前居場所 と き ところ 6 月 16 日(土) 天領小学校 11 月 17 日(土) 天領小学校 H25 年 1 月 12 日(土) 天領小学校 (7)子どもの居場所内容充実への支援 子どもの遊びに関心を持つ人に外遊びの大切さを体験してもらい、外遊びにかかわる人 材を育成することを目的として講座を開催しました。講座終了後は、遊びのリーダーとし て、子どもの居場所が外遊び等に取り組む際の人的支援を行うことによって、子どもの居 場所での外遊び体験をひろげ、子どもの居場所の活動の充実を図ることを目指しました。 と き 内容 ところ 10 月 20 日(土) 外遊びを楽しもう① 延命公園お花見広場 11 月 10 日(土) 外遊びを楽しもう② 延命公園野外音楽堂 11 月 24 日(土) プレーパークをやってみよう 延命公園お花見広場 12 月 8 日(土) リスクマネジメント フレンズピアおおむた 延べ参加者 33人 講 師 プレーパークおおむた遊ばせ隊 ○通学合宿支援事業〔生涯学習課〕 (1)県からの委託を受けて通学合宿に取り組む三池校区通学合宿実行委員会に対し、県との 連絡調整、事業実施に当たっての支援を行いました。 主 催 三池校区通学合宿実行委員会(構成員10人) 三池校区通学合宿 と き 10月8日(月・祝)~12日(金)(4泊5日) ところ 三池地区公民館 参加者 22人 (単位:人) 学年 1 年生 2 年生 3 年生 4 年生 5 年生 6 年生 計 男子 1 3 0 5 2 2 13 女子 1 2 0 2 1 3 9 計 2 5 0 7 3 5 22 性別 54 ボランティア 延べ80人(保護者、学生、地域) 内 容 買い物、食事作り、掃除、洗濯、入浴(近所へのもらい風呂体験)など (2)通学合宿を実施する学校、地域、ボランティアが連携して、通学合宿を実施することに より、通学合宿への認知度の向上及び運営手法の確立を図ることを目的として4~6年生 を対象に通学合宿モデル事業を行いました。 大牟田小通学合宿 と き 9月9日(日)~12日(水)(3泊4日) ところ フレンズピアおおむた 参加者 20人(対象4~6年生) (単位:人) 学年 1 年生 2 年生 3 年生 4 年生 5 年生 6 年生 計 男子 ― ― ― 2 1 3 7 女子 ― ― ― 3 8 3 13 計 ― ― ― 5 9 6 20 性別 ボランティア 延べ56人(保護者、地域、ボランティア養成講座受講生) 内 容 買い物、食事作り、掃除、洗濯、入浴など (3)H24年度から通学合宿に取り組む団体に対して補助金の交付を行いました。 ①補助金交付団体 ア 上内校区通学合宿 主 催 もものかおりを守る会(構成員 24人) と き 9月30日(日)~10月5日(金)(5泊6日) ところ リフレスおおむた 参加者 37人 (単位:人) 学年 1 年生 2 年生 3 年生 4 年生 5 年生 6 年生 計 男子 1 2 2 3 5 5 18 女子 3 4 2 8 1 1 19 計 4 6 4 11 6 6 37 性別 ボランティア 延べ86人(保護者、大学生、地域) 内 容 買い物、食事作り、掃除、洗濯、講座、親への手紙、入浴など イ 東久福木キッズ☆プレイス通学合宿 主 催 東久福木キッズ☆プレイス実行委員会(構成員 11人) と き 10月21日(日)~24日(水)(3泊4日) ところ 久福木団地集会所 参加者 9人 (単位:人) 学年 1 年生 2 年生 3 年生 4 年生 5 年生 6 年生 計 男子 0 0 2 0 2 2 6 女子 0 0 0 0 1 2 3 計 0 0 2 0 3 4 9 性別 55 ボランティア 延べ37人(保護者、学生、地域) 内 容 買い物、独居老人世帯へのカレー配布、食事作り、掃除、洗濯、入 浴(近所へのもらい風呂体験)など ウ 諏訪二・三川一通学合宿 主 催 諏訪二・三川一通学合宿実行委員会(構成員 7人) と き 10月31日(水)~11月3日(土・祝)(3泊4日) ところ 三川地区公民館 参加者 13人 (単位:人) 学年 1 年生 2 年生 3 年生 4 年生 5 年生 6 年生 計 男子 2 1 0 0 2 1 6 女子 0 1 2 2 1 1 7 計 2 2 2 2 3 2 13 性別 ボランティア 延べ13人(保護者、学生、地域) 内 容 買い物、食事作り、掃除、洗濯、入浴(銭湯)など ○PTA活動支援事業〔生涯学習課〕 PTA連合会の各種会議に出席し、PTA活動に関する指導・助言を行いました。また、 PTA広報紙の作成についての研修会等を開催するほか、PTA連合会が会員へ子どもの健 全育成に関する知識の普及を図るために開催する研修会への支援や、 「PTAの手引き」等の 資料の提供等の支援を行いました。 (1)組 織(PTA連合会への加入状況) 区 分 私立幼稚園 PTA数(校) 会 員 数 小 学 校 中 学 校 特別支援学校 計 13 22 11 1 47 1,130 4,696 2,964 147 8,937 (2)研修会等 事 業 名 PTA広報紙研修会 と き 5 月 15 日 (火) ところ フレンズピア おおむた 参加者 備 (人) 小・中 PTA 広報委員 39 人 考 講義・実技 講師:藤木菜穂子 講演会『“からだ”健やかに・・・ 南筑後ブロック小・中・ 特別支援学校PTA連 合会修会 “ こ こ ろ ” 康 ら か に ・ ・ ・生 き 11 月 4 日 大牟田 (日) 文化会館 829 人 る!!~触れて、感じて、動 き出す~』 講師:山ノ内孝治 (健康運動 指導士会講師) 講演会「こどもと楽しく関わ 私 立 幼 稚 園 P T A 連 合 H25 年 2 月 6 会研修会 日(水) 大牟田 文化会館 315 人 る方法」 講師:谷口國博(たにぞう) (創 作あそび作家) 56 (3)PTA広報紙コンクール 第28回PTA広報紙コンクールを、教育委員会、大牟田市小学校父母教師会連合会、 大牟田市立中学校父母教師会連合会の共催により4月17日(火)にフレンズピアおお むたで実施しました。作品は、H24年度発行の新聞を対象としました。 応募校数 31校(小学校 20校、中学校 11校) 対象作品数 115点(小学校 82点、中学校 33点) 表 彰 教育委員会賞 上内小学校父母教師会 田隈中学校父母教師会 大牟田市小学校父母教師会連合会賞 大正小学校父母教師会 大牟田市立中学校父母教師会連合会賞 延命中学校父母教師会 努 力 賞 駛馬南小学校父母教師会、駛馬北小学校父母教師会 中友小学校父母教師会、大牟田小学校父母教師会 勝立中学校父母教師会、歴木中学校父母教師会 (4)資料の提供 「PTAの手引き」を各PTAへの5部配布を含め関係者に214部配布しました。 「PTA活動状況一覧表」を作成し、各PTAへの1部配布を含め関係者へ65部配 布しました。 ●大牟田地域教育力向上推進事業〔指導室〕 (27ページの「重点事業の取組み状況報告書」を 参照してください。) 学校、家庭、地域の連携のもと教育力向上を目指し、児童生徒の健全育成を図るため「大 牟田地域教育力向上推進協議会」を支援すると共に連携を強化し、以下のような取組を行い ました。 ① 教育力向上啓発活動と市内一斉補導 教育力向上に関する啓発資料を作成し、7月と12月の終業式の日の午後にゆめタウ ン大牟田において大牟田地域教育力向上推進協議会役員が啓発資料を市民に配布しまし た。併せて、大牟田地域教育力向上推進協議会の関係団体である若鳩会が市内一斉補導 を実施しました。 ② 大牟田地域教育力向上推進大会の共催 青少年健全育成基金を活用して、小・中・高等学校の児童生徒の発表や東京外国語大 学教授の山田文比古氏の講演等が行われた「第3回大牟田地域教育力向上(青少年健全 育成)推進大会」を支援しました。 ③ 教育力向上リーフレットによる啓発活動 ④ 毎月10日の「ありがとうの日」の推進、 「ありがとうの日」の作文募集(応募作品数 7,525)と大牟田地域教育力向上推進大会での入賞者表彰及び各学年最優秀賞受賞者によ る口頭発表を行いました。 また、大牟田地域教育力向上推進協議会の関係団体が次のような取組を行いました。 ⑤ 児童生徒の規範意識の育成について小・中・高の実践発表 ⑥ マナーアップ3運動の推進(挨拶運動、環境美化運動、交通安全運動) ⑦ 児童生徒の健全育成に関する取組 ア いじめストップ イ 児童・生徒の身体、生命の安全確保 ウ 薬物乱用防止 エ 児童・生徒の規範意識の育成 57 【指標の達成状況】 指 標 指標の概要 子どもに関わる まちづくり市民アンケートで 活動に参加して この 1 年間に子どもに関わる いる人の割合 活動に参加している人の割合 到達目標値 年度目標値 実績値 (平成 27 年度) (平成 24 年度) (平成 24 年度) 40% 32% 14.8% 【評価・課題】 指標である子どもに関わる活動に参加している人の割合は、年度目標を達成することができ ませんでした。地域の人に子どもに関わる活動の重要性を理解し、活動に参加してもらえるよ う、今後も更なる広報・啓発が必要です。具体的には、今まで以上に地域の会議等へ出向き、 子どもに関わる活動への参加依頼を行います。また、通学合宿など子どもに関わる活動のチラ シを校区の回覧版などで配布し、積極的に情報提供することで参加を促し、目標値の到達を目 指します。 子どもの居場所づくり支援事業については、未開設の天領小校区での新規開設を目指して、 3回の出前居場所等を実施しましたが、開設には至りませんでした。公民館と連携し地域やP TAなどへ協力要請を行いましたが、機運を高めることができなかったことが原因と考えます。 今後も、PTA、地域へ積極的に働きかけ、開設を目指します。また、より多くの子どもたち が足を運ぶよう、居場所の内容充実への支援を行います。 通学合宿支援事業については、通学合宿を実施する校区は2校区増え、合計5校区で実施さ れ、徐々に広がりをみせています。今後も通学合宿モデル事業を実施し、認知度を高めるとと もに広報啓発を行います。また、実行委員会が円滑に通学合宿に取り組めるよう「通学合宿の 手引き」を作成します。加えて、通学合宿ボランティア養成講座を実施し、ボランティアの確 保に努めます。 PTA活動支援事業については、単位PTAの活動の活発化や食育事業の推進を目的に、食 育に関しての研修会を単位PTAで実施できるようなスキームを学務課と検討します。 58 主要施策3 子どもの生きる力をはぐくむ体験活動の充実 地区公民館や多目的活動施設「リフレスおおむた」等において、子どもたちの自然体験、生活 体験などの体験活動を充実させ、体験活動の場と機会を提供します。 また、子どもたちが安心して集える「子どもの居場所」の開設を進めるとともに、子ども会活 動や通学合宿事業を推進します。さらに、これらの活動を支えるボランティア等の人材育成と活 動への支援を行います。 【主な事業・取組】 ●子どもの居場所づくり支援事業(再掲)〔生涯学習課・公民館〕(26ページの「重点事業の 取組み状況報告書」及び「主要施策2 地域の教育力の再生と向上」の53~54ページを 参照してください。) ○通学合宿支援事業(再掲) 〔生涯学習課〕 (「主要施策2 ~56ページを参照してください。) 地域の教育力の再生と向上」の54 ○子ども会活動支援事業〔生涯学習課〕 子ども会活動を通して、自分とは異なる年齢の子どもたちとの交わりの中で、同年齢の集 団では得ることの出来ない協調性や責任感、決められたルールを守ることやリーダーシップ 等を子ども自身が身につけることができるよう、大牟田市子ども会育成者連絡協議会と協力 して子ども会活動を支援しました。 事 業 名 実 施 日 等 人 員 等 内 容 子ども会の重要性や育成会の役 子ども会説明会 割等を説明し啓発を図りまし 4 月 15 日(日) 71 団体 フレンズピアおおむた た。 (大牟田市子ども会育成者連 絡協議会(以下「市子連」とい います。)との共催事業) 子ども会安全会加入受付 子ども会親善交流大会 ①ドッヂビー大会 ②新年カルタ大会 子ども会安全会の加入受付をフ 4 月 17 日(火) 以降通年実施 ①9 月 9 日(日) 第二市民体育館 ②H25 年 1 月 14 日(月・祝) 手鎌地区公民館 リフレスおおむた 養成講座 10 月 27 日(土)~28 日(日) リフレスおおむた 啓発事業 スポーツ・カルタ 大 会を 開催し ました。 (市子連との共催事業) 小学校 4 年~6年の子どもたち 11 人 を対象に、次代のジュニア・リ ーダーの育成と現在のジュニ 17 人 17 人 フレンズピアおおむた 会事務局の補助 参加 17 チーム 子ども会の親善交 流を図 るため ア・リーダーのスキルアップを 目的に年 3 回養成講座を実施し H25 年 1 月 27 日(日) 子ども会育成者連絡協議 レンズピアで通年にわたり行 い ました。 参加 11 チーム 8 月 4 日(土)~5 日(日) イン・リーダー 92 団体 ました。 (市子連との共催事業) 加盟団体数 通年 92 団体 広報おおむた 4 月 1 日号 59 54,800 部 市子連・子ども会安全会への加 入受付事務等。 各子ども会の活動紹介の 折込み 記事(1 頁) ○子ども体験活動事業〔公民館・リフレスおおむた〕 地区公民館において、食文化や環境等をテーマに、14の子どもたちの体験活動講座を実 施しました。 なかでも、三川地区公民館で開催した「夏休みこどもバージョンアップ体験講座」では夏 休み期間中、小中学生を対象に、地区公民館で活動するサークルやボランティアが学習成果 を生かして講師となり、科学実験や作品づくり、茶道、ダンスなど多様な体験学習の機会を 作りました。 (各講座の詳細は、132~153ページの「社会教育施設等の状況 公民館」を参照して ください。) リフレスおおむたにおいて、農業生活体験・ 「がまだす隊」、 「リフレスなんでもやる隊」を 実施し、農業と自然(環境)との関わりや共同作業を通して連帯感や信頼関係づくりの大切 さを体験する機会を提供しました。 また、長期宿泊体験では、学校の違う子ども達の宿泊体験を実施し、仲間づくりや共同生 活の大切さ、炊事などを自分たちの力で行う日常体験の機会を提供しました。 (事業の詳細は、156~158ページの「社会教育施設等の状況 多目的活動施設リフレ スおおむた」を参照してください。) 【指標の達成状況】 指 標 指標の概要 子どもの居場所 年に 1 か所以上子どもの 設置か所数 居場所を増設します 到達目標値 年度目標値 実績値 (平成 27 年度) (平成 24 年度) (平成 24 年度) 26 か所 24 か所 22 か所 【評価・課題】 指標である子どもの居場所設置か所数については、年度目標を達成することができませんで した。2か所の居場所が閉所したことと新規居場所の開設が出来なかったことが原因です。今 後も、居場所の継続に向けた継続的な支援、ならびにPTA、地域へ積極的に働きかけを行い、 居場所の継続、新規開設に注力し、到達目標値を目指します。 通学合宿支援事業については、学校生活では体験できない社会体験のなかで、今まで以上に 子どもたちの日常的な生活技術の習得や自主性・協調性が身につけることができるよう、安全 面に配慮し、事業の内容充実を図ります。 子ども会活動支援事業については、子ども会活動の重要性、ジュニア・リーダーのボランテ ィア派遣などに関する認知度の向上のために更なる広報啓発を行う必要があります。 子ども体験活動事業では、子どもたちの健やかな成長を育むための機会の提供を行いました。 また、活動を野外で行うことが多いことから、安全に充実した活動ができるよう、社会教育関 係職員を対象に「子どもの体験活動事業の必要性と安全管理」についての研修を行いました。 今後も安全管理の充実を図りながら、子どもたちに様々な体験活動の機会を提供します 60 主要施策4 青年の社会参加に向けた支援 青年が多くの人との交流を持ちながら、社会参加活動の中で自らが担う役割を認識し、その責 任を果たすために必要な知識や技術等を自ら学ぶ機会を提供します。また、青少年教育等多目的 施設「フレンズピアおおむた」において、青年の社会参加に向けて必要な情報や学習の場を提供 するとともに、関係機関・団体との連携を図り、青年がボランティア活動へ積極的に参加できる よう支援します。 【主な事業・取組】 ○青年社会参加活動促進事業〔生涯学習課〕 社会の変化に伴い、青年達の活動が集団から各個人や少数の仲間内などの小さい輪になっ ている中、コミュニケーション能力の低下や仲間づくりの機会の減少により、地域社会の積 極的な参画が減ってきています。 本事業では、青年が多くの人と交流し、コミュニケーション能力を高め、仲間を得て、社 会活動の中で必要な知識や技術を自ら学ぶ機会を提供します。講座終了後にはサークルとし て活動していくことを目指します。 講座については、講座数をH23年度の2講座から5講座に増やすとともに、今まで以上 に青年が興味を持っている内容を精査し、講座の企画に努めました。 (1)講座の開催 ①今年の夏はあなたも浴衣美人に変身~THE YUKATA~ と き 6月26日(火)~8月7日(火)毎週火曜日(全7回) ところ フレンズピアおおむた 延べ参加者数 92人 ②ココロ踊るJ―POPでハモろうよ と き 9月26日(水)~11月14日(水)毎週水曜日(全8回) ところ フレンズピアおおむた 延べ参加者数 65人 ③男女で会話がはずむクッキング教室 と き 10月25日(木)~12月13日(木)おおむね毎週木曜日(全8回) ところ フレンズピアおおむた 延べ参加者数 87人 ④Latte art in Furepi~家庭でできるラテ・アート~ と き 10月30日(火)~12月11日(火)毎週火曜日(全7回) ところ フレンズピアおおむた 延べ参加者数 66人 ⑤基礎から学ぶペン習字と絵手紙 と き 11月14日(水)~H25年1月16日(水)おおむね毎週水曜日(全7 回) ところ フレンズピアおおむた 延べ参加者数 18人 (2)Dreamサンタへの支援 青年たちがボランティアでサンタクロースなどに扮し、あらかじめ家庭から預かったプレ ゼントを届けます。支援内容としては、青年のボランティア意識の向上、地域社会への参画 意欲の高揚を目指し、活動拠点としての場の提供ならびに実行委員会への指導・助言を行い ました。 61 第20回Dreamサンタ と き 12月23日(日・祝) ところ フレンズピアおおむた 実行委員スタッフ 20人 訪問家庭 33軒 広報おおむたへ訪問家庭募集記事掲載(11月1日・15日合併号) (3)第65回成人式の開催 「成人の日」は「おとなになったことを自覚し、みずから生きぬこうとする青年を祝い、 はげます」日として制定されていることに則り、20歳になった青年たちを祝して記念式典 を開催しました。 と き H25年1月13日(日) ところ 大牟田文化会館 内 容 式典(誓いの言葉、市民憲章唱和等) 区 分 該当者数(人) 男性 女性 合計 出席者数 (人) 出席率 (%) H22年度 599 586 1,185 910 76.8 H23年度 576 593 1,169 907 77.6 H24年度 552 552 1,104 804 72.8 ○青年スキルアップ事業〔生涯学習課〕 青年が職業的自立に必要なスキルを身に付ける機会や学習の場を提供することによって、 社会や職場におけるスキルアップを目指し、講座を開催しました。 「コツをつかんでコミュニケーション力アップ・出来ていますか社会人(就活)のための マナーセミナー」 と き H25年2月23日(土) コツをつかんでコミュニケーション力アップセミナー 出来ていますか社会人(就活)のためのマナーセミナー ところ フレンズピアおおむた 延べ参加者数 24人 ○青年ボランティア活動支援事業〔生涯学習課〕 青年期は、社会活動の中で人と人との関わりの経験を重ねていくことで自己を確立してい くと言われています。ネイルアートを入口に同世代が集まり好きなことを活かし共に活動す る楽しさを味わうとともに、青年のボランティア活動の支援を図りました。講座終了後は生 涯学習ボランティアに登録し、ボランティアサークルとして活動を続けています。 「プチ喜びを自分に人に ネイルアートで女子力アップ」 と き 8月4日(土)~10月20日(土) おおむね毎週土曜日(全10回) ところ フレンズピアおおむた 延べ参加者数 145人 62 【指標の達成状況】 指 標 指標の概要 到達目標値 年度目標値 実績値 (平成 27 年度) (平成 24 年度) (平成 24 年度) 1,000 人 700 人 517 人 フレンズピアおおむたで 青年対象講座へ 開催する青年を対象とす の参加者数 る講座に参加した青年の 延べ人数 【評価・課題】 指標である青年対象講座への参加者数については、年度目標値の約73%の達成率でした。 応募が定員に満たなかった講座や現在の講座数が原因です。目標値を達成するためには、今ま で以上に青年に魅力のある講座を企画するとともに講座内容を充実させる必要があります。 青年社会参加活動促進事業では、5講座を実施し、うち4講座は講座終了後サークルとして 活動を開始しました。今後は立ち上げたサークルが継続的に活動できるよう支援を継続する必 要があります。 青年スキルアップ事業では、午前と午後にテーマを分けて2講座を実施しましたが、申込み 者のほとんどが両方の講座に参加しました。参加者のアンケート回答者全員から「大変良かっ た」「良かった」との回答がありました。具体的な回答内容は「求職中であり、企業が求めて いるマナーを直接学ぶことができ、大変良かった」「コミュニケーションマナーを勘違いして いました。再確認できて良かった」などで、受講生の満足度は高い事業でした。応募が定員に 満たなかったことから、今後は、更なる広報啓発に努め、講座の定員確保を図ります。 青年ボランティア養成講座では、講座の中でボランティアの理解や子育て中の母親や高齢者 に対してネイルのボランティアを実際に体験しました。受講生はボランティアの楽しさや感謝 されることでやりがいを感じたことから、講座終了後もボランティアサークルとして活動中で す。今後は、サークル活動が活発化できるよう機会の提供が必要です。 また、第20回Dreamサンタの支援を行い、サンタなどに扮した青年がボランティアで 33軒の家庭を訪問し、保護者や子どもたちに夢や希望を与えることができました。新しい施 設でも活動が継続できるよう支援を行う必要があります。 63 主要施策5 青少年の問題行動や悩みへの迅速な対応 「OMUTA少年よくし隊」による街頭指導活動等の充実や、相談機能の拡充など少年センタ ーの活動の充実により、青少年の問題行動の早期発見や未然防止に努めます。また、有害情報か ら青少年を守るため、社会環境の浄化活動を推進します。さらに、シンナー等の薬物乱用を防止 するとともに、インターネットや携帯電話などの情報メディアを悪用した犯罪等に巻き込まれな いように啓発に取り組みます。 【主な事業・取組】 ○相談活動・指導活動事業 (1)ヤングテレホン等相談事業〔生涯学習課〕 悩みを持つ青少年自身のみならず保護者等からも相談を受け指導助言を行っています。 相談については、「ヤングテレホンおおむた」による電話相談をはじめ、来所による相 談も受け付けています。また、H20年度からメールによる相談も開始しました。 なお、相談内容によっては、専門機関に紹介するケースもありました。 ①相談件数 (単位:件) 区 来 分 所 電 話 相 相 年 談 談 (ヤングテレホン) メール相談 度 家 族 本 人 その他 合 計 H22 0 0 0 0 H23 0 0 0 0 H24 0 0 1 1(1) H22 10 4 47 61(16) H23 15 6 52 73(21) H24 6 6 71 83(13) H22 0 83 0 83(10) H23 0 12 0 12(8) H24 0 34 0 34(11) ※メール相談は受信の延べ回数 ※( )内は実際に相談された人数 ②相談内容内訳 区分 健康 年度 H22 H23 H24 0 (単位:件) 学業 交友 交際 家庭 性 45(6) 10(6) 2(2) 1(1) 1(1) 4(4) 3(3) 10(10) 0 0 いじめ 0 非行 不登校 その他 合 計 2(2) 1(1) 83(8) 144(26) 2(2) 0 14(5) 7(1) 11(5) 1(1) 2(2) 1(1) 0 65(9) 85(29) 0 82(10)118(25) ※( )内は実際に相談された人数 64 (2)街頭指導活動事業〔生涯学習課〕 少年センターの指導員が「OMUTA少年よくし隊」のベストを着用し、地域の繁華街 や公園、コンビニエンスストアやゲームセンターなど、少年がたむろしそうな場所を定期 的に巡回し、問題行動の早期発見と非行の未然防止に取組むとともに、青色パトカー(青 色回転灯装備車)による昼夜間のパトロールや児童生徒の下校時間帯にあわせた見守り活 動を実施しました。 ①街頭指導活動概況 (延べ数) 区 分 実 年 度 施 回 数 従 事 者 数 H22 470 回 2,992 人 H23 480 回 2,887 人 H24 471 回 2,763 人 ②青色パトカー巡回活動概況 区 分 (延べ数) 実 年 度 施 回 数 従 事 H22 517 回 922 人 H23 547 回 931 人 H24 456 回 871 人 ③指導概況(性別、学職別) 区分 者 (単位:人) 小学生 中学生 高校生 その他 有職 無職 の学生 少年 少年 男 女 合計 H22 332 59 391 40 45 301 0 0 H23 303 125 428 12 99 274 0 H24 124 78 202 8 50 141 0 年度 ④行為別指導実数 区分 喫煙 年度 数 不明 合計 0 5 391 0 1 42 428 0 1 2 202 (単位:人(上段) ・%(下段)) 夜間 外出 夜遊び 深夜 交通 徘徊 マナー 不良 シンナ 交友 ー遊び 怠学 飲酒 その他 合計 6 147 149 5 66 0 0 0 0 18 391 1.5 37.6 38.1 1.3 16.9 0 0 0 0 4.6 100 6 51 231 53 67 0 0 0 0 20 428 1.4 11.9 54.0 12.4 15.6 0 0 0 0 4.7 100 1 14 148 6 33 0 0 0 0 0 202 0.5 6.9 73.3 3.0 16.3 0 0 0 0 0 100 H22 H23 H24 ※夜間外出:20時以前 夜遊び:20時~22時以前 65 深夜徘徊:22時以降 ⑤指導した場所 (単位:人) コ ン ビ ニ エ ン ス ス ト ア 駅 ゲ ー ム セ ン タ ー カ ラ オ ケ 店 等 大 男子 4 0 10 20 女子 2 0 4 男子 10 0 女子 26 男子 女子 区分 年度 上 等 寺 院 ・ 神 社 13 74 0 9 182 3 17 332 0 2 20 0 5 26 0 0 59 6 0 1 76 0 9 173 3 25 303 0 18 0 6 32 0 5 18 0 20 125 3 0 36 0 0 32 0 13 28 6 6 124 0 0 51 0 0 4 0 0 21 2 0 78 型 店 等 路 自 宅 公 そ 園 海 岸 ・ 河 川 の 合計 他 H22 391 H23 428 H24 202 ○関係機関・団体連携事業 (1)青少年健全育成啓発事業〔生涯学習課〕 「青少年の非行・被害防止全国強調月間」及び「社会を明るくする運動強調月間」にあ たる7月と、「子ども・若者育成支援強調月間」の11月を中心に次の行事を行いました。 ①第62回‘社会を明るくする運動’街頭キャンペーン と き 7月2日(月) ところ 大牟田市庁舎前 大牟田保護区保護司会等の関係団体とともに啓発チラシを配布しました。 ②第60回青少年健全育成弁論大会 と き 7月11日(水) ところ 大牟田文化会館 小ホール 市内の小、中、高校生による弁論大会を開催し、20人が参加しました。 ③大牟田市青少年健全育成毛筆書写・標語作品展 と き 11月10日(土)~15日(木) ところ ゆめタウン大牟田店 小、中学生から募集した毛筆書写248点のほか、標語127点を展示しました。 ④非行防止研修会 と き 10月25日(木) ところ 大牟田市生涯学習支援センター 参加者 少年センター指導員・大牟田保護区保護司会・大牟田区更生保護女性会 68人 福岡県非行防止地域ミーティング講師による「街頭活動について」の講演を行いました。 (2)若鳩会運営費補助〔生涯学習課〕 若鳩会は青少年の健全な保護育成を図ることを目的に、学校教師・警察署員・センター 職員を構成員として組織されています。その若鳩会の活動に対して、運営補助を行ってお り、H24年度実績としては、9万円の補助を行いました。 66 ○有害環境浄化事業〔生涯学習課〕 さまざまなメディアを通じてもたらされる有害情報から青少年を守るため、 福岡県青少年 健全育成条例に基づき、店舗等の巡回、立入調査、要望・指導など青少年の健全育成上、好まし くない有害社会環境の浄化活動を行いました。 【指標の達成状況】 指 標 本市における少年 の非行者の割合 指標の概要 到達目標値 年度目標値 実績値 (平成 27 年度) (平成 24 年度) (平成 24 年度) 9.5 人 9.8 人 8.7 人 10 歳~19 歳までの少 年人口 1,000 人に刑法 犯少年が占める割合 【評価・課題】 相談事業については、実際に相談された人数はメール相談を始めたH20年度に増加したも のの、その後は横ばいを続けている状況にあります。ヤングテレホンカードの配布先の検討、 広報おおむたによる周知、相談員の研修等に力を入れていきます。 また、街頭指導活動事業については、指導の件数が202件と例年に比べて減少しています。 この指導には喫煙などの違法行為に対するものもありますが、非行に走らないよう、または犯 罪に遭わないよう注意を喚起するための声かけが多くを占めており、この声かけの数が少なく なったことが減少の主な要因であると考えます。このようなことから、指導の日時・場所等を 再検討し、指導の充実に努めていきます。 指標の達成状況に掲げている「本市における少年の非行者の割合」は、H24年は8.7人 となっています。目標値の9.8人を達成し、福岡県平均の非行者率9.8人よりも下回ってい るものの、全国平均の6.6人を上回っている状況にあります。こうしたことから、青色パト カーを活用した巡回活動や注意喚起の声かけなどの指導活動の強化を図っていきます。 今後も、H21年度に策定した「青少年健全育成プラン」に基づき、子どもたちが非行に走 らない、また、被害に遭わないよう青少年の育成に係る主要事業である街頭活動・相談事業・ 社会環境浄化・広報啓発等について、機関、団体等との行動連携強化を図りながら、統一的な 活動目標や共催事業を積極的に設定するなど、効果的な運営を図っていきます。 67 基本施策Ⅲ 学校教育の充実 確かな学力を身につけた人間性豊かで心身ともにたくましい子どもたちを育成するために、 家庭・地域と学校との連携及び小学校と中学校の連携や交流を充実し、児童生徒に「生きる力」 をはぐくむ教育を推進します。また、子どもたちが安心して学べる安全な学校教育環境の整備 を図るとともに、学校再編整備を推進します。 主要施策1 確かな学力をはぐくむ教育の推進 確かな学力をはぐくみ、個性や能力を伸ばす教育を推進するとともに、教科・領域等の横断的、 総合的な指導により国際理解教育、ICT教育、環境教育、福祉教育等これからの社会に必要と なる教育の充実を図ります。また、地域や児童生徒の実態を生かした特色ある学校づくりを推進 します。 【主な事業・取組】 ○教育調査事業 (1)教育調査〔指導室〕 基礎基本の確実な定着を図る教育課程の編成と実施のため、教育調査を行いました。 ① 全国学力・学習状況調査(調査対象 小6:国語・算数・理科、中3:国語・数学・ 理科) ② 全国体力・運動能力、運動習慣等調査(調査対象 小5、中2)※本市は全校で実施 ③ 福岡県学力状況調査(調査対象 小6:社会、中3:社会・英語) ④ 大牟田市学力状況調査(調査対象 小3:国語・算数、小5:国語・社会・算数・理 科、中1:国語・社会・数学・理科、中2:国語・社会・数学・理科・英語) ○教育研究事業〔指導室〕 教育研究所では、研究員の資質向上と市の教育課題解決に向けて教科・領域等に関する研 究を行い、研究成果は、報告会で報告し、教職員の研究の意欲の向上に資すると共に、各学 校に配布し指導の参考資料として活用を図るため、研究員9人で研究テーマを設定し研究を 行いました。 研究成果は、研究紀要にまとめ各学校に配布するとともに、研究報告会で市内の教職員に 報告しました。また、優れた研究については、福岡県教育研究所連盟の研究大会において研 究成果の報告を行い、他市の教育研究所に配布して県内に広げることができました。 教科領域 小 学 校 中 学 校 研究テーマ 学力向上(体育) 進んで運動に取り組む子どもを育てる体育科学習指導 教育課程(道徳) 自己の生き方についての考えを深める子どもの育成 持続発展教育 持続発展教育(ESD)の視点に立った学習指導法の研究 生徒指導(不登校防止) 自尊感情を高める生徒指導のあり方 学力向上(国語) 読解力を高める国語科学習指導法 学力向上(理科) 科学的な思考力を高める理科学習指導の研究 特別支援教育 将来の自立した生活をめざす、特別支援学校における作業学習 のあり方 持続発展教育 持続発展可能な社会を担う生徒の育成 学力向上(技術・家庭) 生活を工夫し創造する力を育成する技術科学習指導法の研究 68 ○学力向上推進事業〔指導室〕 (1)学力向上プランの推進 各学校において、学力調査結果を分析して学力向上プランを作成し、重点化を図りなが ら学力向上の取組みを行いました。また、 「福岡県緊急雇用創出事業」を活用した「学力ア ップ学習支援員」4人を8校に派遣し、学力向上の支援を行いました。 ○教職員の指導力向上事業〔指導室〕 (1)教職員の研修会の開催 学習指導要領の改訂に伴い新学習指導要領の趣旨の周知徹底と授業改善について指導を 行いました。 ① 市教科研究委員会等の開催 7・8月に教育講座、10月に授業研究会を開催しました。 ② 各学校の校内研修への指導主事派遣 市内小・中・特別支援学校の校内研修会に指導主事を派遣して、新学習指導要領に基 づく授業の在り方について指導・助言を行いました。 ③ 市教育研究所の研修会の開催 管理職・教員を対象に4つの研修会を開催しました。 学校経営の極意を学ぼう! 5 月 15 日(火)<1日間> 教育論文に挑戦しよう!6 月 19 日(火)、 8 月 24 日(金)、 11 月 19 日(月)<3日間> 教えて先輩、子どもが育つ学級づくり! 5 月 31 日(木)、8 月 27 日(月)、10 月 29 日(月)<3日間> みんなで考えよう発達障害児への指導! 8 月 9 日(木)<1日間> (2)国、県、市の研究指定校 国、県、市の研究指定校で新学習指導要領の趣旨に沿った指導内容・方法に関する実践 的な研究に取り組み、その結果を各学校に広げました。 ①県教育委員会指定校 学 校 名 明治小学校 事 業 名 福岡県重点課題研究指定・委嘱校(H22年度~24年度) 11 月 9 日(金)研究発表会 ②市研究指定校(研究指定は3年間で、3年次に発表会を開催) 学 校 名 研 究 主 題 銀水小学校 確かな読みの力を育てる説明文の指導 (3年次) 10 月 5 日(金)研究発表会 歴木中学校 望ましい生活習慣を身につけ、自己実現を目指す生徒の育成 (3年次) 11 月 7 日(水)研究発表会 甘木中学校 倉永小学校 手鎌小学校 小中連携で豊かに学ぶ児童生徒の育成 教科学習指導 教科学習指導 教科学習指導 教科学習指導 天領小学校 運動の楽しさを味わい、進んで自分の体力を高めていく子どもを (1年次) 育てる体育科学習指導 (1年次) 域 道徳教育 (2年次) 橘中学校 領 確かな学力を身につける学習活動 69 教科学習指導 教育課程全般 (3)教育論文の募集 大牟田市主催教育論文及び福岡県教育論文(教育論文、教育実践、デジタルコンテンツ) を募集し、個人または共同研究の充実に努めました。 大牟田市教育論文への応募状況(人) 区 分 福岡県教育論文への応募状況(人) H22 年度 H23 年度 H24 年度 区 分 H22 年度 H23 年度 H24 年度 小学校 20 22 29 小学校 10 6 5 中学校 6 5 5 中学校 3 2 3 合 26 27 34 合 13 8 8 計 計 (4)実践事例集・研究紀要の作成 学校経営、学校指導等の充実に資するため研究成果をまとめ、下記の教育資料を作成し ました。 ①小学校外国語活動実践事例集 ②教育研究所研究紀要 ③ユネスコスクール年次報告書集 ●少人数学級編制・少人数授業推進事業〔学校教育課〕(28ページの「重点事業の取組み状 況報告書」を参照してください。) 国の少人数学級推進の年次計画による、H24年度からの小学校1・2年生の35人以下 の学級編制を実施しました。これに加え、本市においては、県の加配教員である指導方法工 夫改善定数教員を学級担任として活用し、小学校4年生までの35人以下学級編制を行いま した。 また、本来の指導方法工夫改善定数教員が果たすべき役割を補完するための非常勤講師を 雇用して配置し、教科ごとの少人数指導や習熟度別学習など個に応じた学習指導の充実を行 い、学力の向上を図りました。 ●社会の変化に対応した特色ある教育活動の推進〔指導室〕 (29~30ページの「重点事業の 取組み状況報告書」を参照してください。) (1)小学校外国語活動支援事業 ALTやLGT(外国語講師)を小学校へ派遣し授業や教職員研修の支援を行いました。 また、新学習指導要領における小学校外国語活動必修化に対応するため、福岡県の重点課 題研究指定校の明治小学校での研究発表会をはじめとする市の研修会を開催したほか、校 内で研修会を行いました。 (2)中学校外国語指導助手派遣事業 ALTを中学校へ派遣し授業や教職員研修の支援を行いました。H24年度から完全実 施された新学習指導要領に応じた研修会や小学校外国語活動から中学校の英語教育への小 中連携についての教職員研修会を開催しました。 (3)科学技術教育振興事業 有明工業高等専門学校との連携事業に取り組み、科学技術教育の振興を図りました。 70 ①有明工業高等専門学校との連携事業 <小中学校対象事業(出前授業)> № 講座名 実施時期 学 校 1 液体窒素で遊んでみよう 10 月 29 日(月) 駛馬南小学校 2 液体窒素で遊んでみよう 11 月 10 日(土) 笹原小学校 3 液体窒素で遊んでみよう 11 月 13 日(火) 大正小学校 4 クリップモーターをつくろう 11 月 26 日(月) 玉川小学校 5 いろいろな科学実験を体験してみよう 12 月 3 日(月) 松原中学校 6 楽しい折り紙建築 12 月 4 日(火) 松原中学校 7 クリップモーターをつくり回転競争をしよう 12 月 7 日(金) 平原小学校 H25 年 1 月 31 日(木) 平原小学校 8 液体窒素で遊んでみよう <教職員対象研修事業> № 講座名 実施時期 主催等 1 ふりことてこの授業づくり 7 月 30 日(月) 大牟田市教育講座 2 放射線の基礎について 8 月 22 日(水) 大牟田市教育講座 <その他の連携> № 講座名 1 女子中学生のものづくりチャレンジ 実施時期 主催等 12 月 23 日(日・祝) SPP事業 12 月 24 日(月・振休) (有明工業高等専門学校) 2 ロボット J リーグ有明ステージ2012 8 月 26 日(日) 7 月 30 日(月)~ 3 次世代科学者育成プロジェクト H25 年 3 月 23 日(土) オープンカレッジ (有明工業高等専門学校) 独立行政法人科学技術 振興機構 (有明工業高等専門学校) ※ SPP事業・・・有明工業高等専門学校が行っているサイエンス・パートナーシップ・ プロジェクト事業の略称 (4)ユネスコスクール交流支援事業 国際理解教育・エネルギー教育・環境教育・福祉教育・地域の文化財や世界遺産に関す る教育などの持続発展教育(ESD)の充実を図るために、ユネスコスクールの加盟校と 本市の全小・中・特別支援学校との交流を支援しました。8月に教職員の研修会を、1月 にはユネスコスク-ル地域交流会 in 九州及びユネスコスクール子どもサミットを開催し、 全国のユネスコスク-ルの実践内容や市内の各校における実践内容を発表し、交流しまし た。 (5)「子ども大牟田検定」推進事業(「まちづくりのための特別枠」事業) 郷土学習を充実させ、児童生徒の郷土愛の醸成を図るため、大牟田の歴史的・文化的財 産である「大牟田の宝」の公募や「子ども大牟田検定」を9月と1月の2回行いました。 (2回の平均受検率は69%でした。) (6)教育の情報化推進事業 児童生徒の情報活用能力や情報モラルの向上とICTを活用した授業の充実を図りまし た。各学校で「電子黒板」を活用した授業が展開されたほか、文部科学省作成小学校外国 語活動指導資料の「英語ノート用電子黒板用ソフト」の活用及びICT教育の充実が図ら 71 れました。また、本市研究指定校の銀水小学校での「電子黒板」の活用についての実践を 他校に紹介するとともに、市で研修会を開催することで、 「電子黒板」の活用を図った学習 の工夫がなされました。 (7)言語活動支援事業 各学校の教育活動における児童生徒の言語活動の充実を図るため、各学校の授業研究会 に指導主事を派遣し、支援を行いました。 (8)その他の取組 ① 環境教育 各学校では実態に応じて環境教育を実施しました。特に、明治小学校等ではエネルギ ーと環境問題を関連づけたエネルギー環境教育の取組みが高く評価されました。また、 中国大同市から環境教育の取組みについての視察がありました。 ② 福祉教育 本市の“地域における認知症対策”と関連づけた「絵本教室」や体験活動を推進して きたことで、認知症に対する学習をはじめとする福祉教育が充実してきました。また、 各学校で福祉体験(高齢者、障害者、幼児、認知症)などの学習を行うことで、福祉の 心の育成を図るように努めました。 【指標の達成状況】 指 標 児童・生徒の外国 指標の概要 たと答えた児童・生徒の割合 年度目標値 実績値 (平成 27 年度) (平成 24 年度) (平成 24 年度) 学習後のアンケートで外国語 語活動への関心・ 活動への関心・意欲が高まっ 意欲の向上率 到達目標値 75% (毎年度維持) 75% 82% 【評価・課題】 児童生徒に確かな学力を身に付けさせ、個性や能力を伸ばすために、各種調査やその分析に よる改善及び教職員の指導力の向上や検定等に取り組んできました。その結果、本市教育の特 色の一つである外国語活動への関心・意欲が高まったと答えた児童生徒の割合は82%となり ました。 全国学力・学習状況調査結果では、国語は、特に、小学校では「読むこと」の領域や記述式 設問に課題が見られ、中学校でも「読むこと」の領域に課題が見られます。算数・数学は、特 に、記述式設問や選択式設問に課題が見られます。福岡県の学力調査結果では、小・中学校と もに、「活用」に課題が見られます。大牟田市の学力調査結果では、小学校は国語・社会はお おむね良好で、中学校は国語・英語はおおむね良好ですが、その他の教科にやや課題が見られ ます。また、本市の児童生徒の体力の状況は、小学校はおおむね良好ですが中学校にやや課題 が見られます。 本市においても学習習慣や生活習慣の定着にまだ課題が見られることから、今後も学習や生 活習慣の定着を図るための継続した取組が必要です。 各学校で児童生徒の実態分析を行い、H23年度の成果と課題を踏まえて学力向上プランを 立て、指導法の改善や教科等指導の重点を設定するなど具体的に取り組むよう指導しました。 少人数学級編制については、3月実施のアンケートで、保護者と校長の全員が発言・発表の 機会の増加や個別指導の充実等を一定の効果として評価しており、全員が今後も継続して少人 数学級編制を希望しています。また、少人数授業の推進については、非常勤講師の派遣により 72 児童の実態に応じた指導形態での授業を行うことが可能となったほか、落ち着いた学習環境の 整備につながっています。課題としては、授業計画作成において担任と非常勤講師の打合せ時 間を確保するための工夫が必要となっていることから、校長研修会等で対策を協議します。 今後は、知育・徳育・体育のバランスをさらに充実させていくために、教職員の研修の充実 や指定校での研究成果の普及等に努めるとともに、家庭と連携した生活習慣・学習習慣・運動 習慣の育成について取組を進める必要があります。また、ユネスコスク-ルに関する持続発展 教育をさらに推進し、子ども検定や体験的活動の充実に努めていきます。 73 主要施策2 豊かな心と社会性をはぐくむ教育の充実 道徳教育の充実と学習の時間の中で行う発達段階に応じた自然体験や社会体験を通して、社会 規範を身につけた心身ともに健康な児童生徒の育成を図ります。また、児童生徒の生活習慣を確 立するために、学校と家庭の連携を充実します。 【主な事業・取組】 ○道徳教育の充実指導〔指導室〕 道徳は各学校の年間指導計画に基づき「心のノート」や福岡県の人権教育指導資料「かが やき」、「あおぞら」の活用等の工夫をしながら実施することを指導しました。 ○読書活動の充実〔指導室〕 「大牟田市子ども読書推進計画」に基づき、各学校において、読書週間や読書に親しむ時 間などを設定するように指導し、読書習慣の育成に努めました。 (1)読書感想文コンクール 児童生徒の読書活動を推進する取組の一つとして、読書感想文コンクールを行い、優秀作 品を冊子にまとめ、読書意欲の喚起を図りました。 読書感想文応募の状況(人) H22 年度 H23 年度 H24 年度 小学校 248 293 347 中学校 51 62 49 区 分 ○児童生徒の作品展〔指導室〕 (1)児童生徒の学習の成果を披露し、次の学習への意欲を高めるため、以下の作品展を開催 し、文化的行事の充実を図りました。 ① 小・中・特別支援学校作品展(2月、大牟田文化会館、参観者 1,704人) 各学校の絵画・版画・彫塑・工作・デザイン・工芸等の作品、及び特別支援学校・特 別支援学級の日常の学習活動の中で制作された作品・写真等を展示しました。 ② 書写展(9月・2月、各学校) 各小・中学校から出品されたものを審査し、展示しました。 ③ 理科展(9月、エコサンクセンター、参観者1,542人) 市内小・中学校より出品された、昆虫植物採集・理科作品研究物等を展示しました。 ④ 中学校連合音楽会を開催し、中学生の文化行事の発表を行いました。 10月に大牟田文化会館で開催し、合唱及びブラスバンド演奏を行いました。 ○自然体験・社会体験授業の充実指導〔指導室〕 児童生徒間の交流の場を設けたり、実際に体験する活動を重視する学習活動に努めました。 また、野外活動などの集団宿泊的学校行事や職場体験などの社会体験学習を通じて集団行動 におけるマナーや社会性などの育成に努めました。 (1)野外活動宿泊体験活動等実施状況(小学校・特別支援学校) 区 分 小 学 校 特別支援 学 校 実 施 場 所 諫早少年自然の家(21校)、国立夜須少年自然の家(1校) リフレスおおむた(6校) リフレスおおむた(中学・高等部) 74 (2)職場体験実施状況(中学校) 区 分 H22 年度 H23 年度 H24 年度 11 校 10 校 11 校 中 学 校 ※H23年度は体験先の事業所の都合により1校中止となりました。 ○非行防止教室推進事業〔指導室〕 (1)万引き防止、薬物乱用防止教室等の全校での実施 規範意識の醸成のために、各学校において外部指導者を活用して、非行防止教室として、 万引き防止教室、シンナー薬物乱用防止教室、情報モラル学習などに取り組むよう指導し ました。 ●大牟田地域教育力向上推進事業(再掲)〔指導室〕(27ページの「重点事業の取組み状況報 告書」及び「基本施策Ⅱ 健全な青少年の育成」の「主要施策2 地域の教育力の再生と向 上」の57ページを参照してください。) ○就学前教育振興事業 (1)早期教育相談事業〔指導室〕 ① 学識経験者や関係機関団体で構成する早期教育相談連絡協議会を6月と2月の2回開 催して、情報の共有を行いネットワークの強化を図りました。 ② 早期教育相談の啓発チラシを作成し、各機関団体を通して保護者への啓発を行いまし た。 ③ 各関係機関団体の研修会に大牟田特別支援学校のコーディネーターを派遣し教職員や 保護者への啓発を行いました。 (2)幼稚園就園奨励費補助〔学務課〕 幼稚園への就園を奨励することを目的として、学校教育法に基づき設置された私立幼稚 園に就園する満3歳児から5歳児までの保護者の負担軽減を図るため、大牟田市幼稚園就 園奨励費補助金交付要綱に基づき、入園料及び保育料の減免を行う幼稚園の設置者に対し、 同減免額を支給しました。 区 分 支給者数(人) 支給総額(千円) (うち国庫補助金) H22 年度 H23 年度 H24 年度 1,203 1,227 1,291 132,077 137,736 148,246 (29,720) (32,614) (34,640) (3)心の教育振興費補助〔学務課〕 幼児期における心の教育を目的として、市内の全ての私立幼稚園(14園)に対し、夏 まつり、お年寄りとの交流会、芋掘り、もちつき大会等の行事費の一部として、628千 円を補助しました。 (4)大牟田地区私立幼稚園協会補助〔学務課〕 幼稚園教職員の資質向上を目的として、幼稚園協会が実施する教職員研修会等の開催費 用の一部として81千円を補助しました。 75 【指標の達成状況】 指 標 児童・生徒の自尊 感情の向上率 指標の概要 到達目標値 年度目標値 実績値 (平成 27 年度) (平成 24 年度) (平成 24 年度) 学校生活アンケートで、自尊 感情の向上が見られた児童・ 75% 72% 73% 生徒の割合 【評価・課題】 道徳教育においては、各学校で、教科や領域との関連を図った年間指導計画に基づき、副読 本や福岡県の人権教育指導資料「かがやき」、「あおぞら」の活用等の工夫をしながら全教育活 動の中で実施しました。また、各学校で「読書タイム」や「読書の日」、読書月間等を設ける 取組により、児童平均の貸出冊数が増えるなど、読書活動の充実が進んでいます。さらに、読 書感想文コンクールの優秀作品を冊子にして各学校に配布することで、読書活動の指導資料と して活用が図られました。児童生徒の作品展等においては、多くの児童生徒・保護者の参観が ありました。 各学校での保護者と学ぶ児童生徒の規範意識育成事業 等の取組や大牟田地域教育力向上推 進協議会との連携による啓発活動等により、全体的に万引き等の初発型非行は、減少傾向にあ ります。また、大牟田地域教育力向上推進大会で「ありがとうの作文」の応募や入賞者の表彰 を設けたことは、感謝の心を育む機会となりました。これらの取組により、児童生徒の自尊感 情の向上が見られた割合については、目標の 72%を達成できました。 今後も、道徳教育において各教科等との連携を図った指導の工夫や「こころのノート」の活 用、道徳の時間の授業改善、作品展の運営や啓発の工夫などを行っていきます。また、各学校 での保護者と学ぶ児童生徒の規範意識育成事業等の充実を図り、学校・家庭・地域や関係機関 との連携を深め、教育力の向上を目指し、児童生徒の①学ぶ意欲の低下 ②自尊感情の低下 ③規範意識の低下 ④体力の低下を解決するための取組をさらに充実させます。 さらに、就学前教育の振興も大変重要であることから、早期教育相談事業や心の教育振興費 補助等の就学前教育振興事業をより一層充実させていく必要があります。 76 主要施策3 健やかな体を育てる教育の充実 体育の時間や体育的行事など、教育課程の工夫と部活動や授業間の休み時間等におけるスポー ツの奨励による体力向上を図ります。また、健康教育や食に関する指導の充実など、基本的な生 活習慣の改善、定着を図るとともに、食育の観点から中学校給食の実施に向けた検討を進め、健 康でたくましい児童生徒の育成に努めます。 【主な事業・取組】 ○体力向上推進事業〔指導室〕 各学校において、全国体力・運動能力、運動習慣等調査結果を分析し、体力の向上を目指 した教育課程の改善に活用することや日常生活の中で外遊びの奨励、体育の時間の工夫改善 に努めることを指導しました。特に、H24年度から「子ども大牟田体力検定」を全小学校 で取り組むとともに、 「おおむたっ子ストレッチ」を創作し、体育の学習等で共通に実践しま した。 また、中体連、小学校地区競技会等を通じて体力向上、児童生徒の親睦を図りました。 (1)小学校地区競技会 ① リレー大会 5月に市内の5会場で実施し、4・5・6年生が出場しました。 ② バスケットボール大会 10~12月に市内の5会場で実施し、6年生が出場しま した。 ③ 中学校体育連盟の競技会 ア 大牟田市内陸上競技大会を6月に記念グラウンドで開催しました。 イ 中体連夏季市内大会を7月に、新人大会を9月に開催しました。 ウ 特別支援学級・特別支援学校合同運動会を11月2日(金)に市民体育館で実施し ました。 ≪中体連の九州大会以上の成績≫ 区 分 H22年度 H23年度 ○陸上 ・男子 1500M 6位 ○水泳 ・女子 50M 自由形 1位 H24年度 ○柔道 ○柔道 ・男子 55 ㎏以下級 2位 ・男子 55 ㎏以下級 3位 ・男子 50 ㎏以下級 2位 ・男子 60 ㎏以下級 ○水泳 1回戦敗退 ・女子 100M 自由形 1位 ・女子 50M 自由形 ・女子 400MR ・女子 100M 自由形 1位 2位 1位 ・男子 73 ㎏以下級 ベスト8 九州大会 ・男子 50M 自由形 6位 ・女子 100M 自由形 2位 ・女子 48 ㎏以下級 ・男子 50M 自由形 8位 ・女子 200M 自由形 2位 ・女子 52 ㎏以下級 ・男子 100M 自由形 8位 2回戦敗退 ・女子 70 ㎏超級 1位 ○陸上 ・女子 800M 4位 ○水泳 ・女子 100M 自由形 1位 ・女子 200M 自由形 1位 ・女子 100M 背泳ぎ 3位 ・女子 200M 背泳ぎ 3位 77 ○陸上 ・男子 1500M 予選敗退 ○柔道 ○柔道 ・男子 55 ㎏以下級 5位 ・男子 55 ㎏以下級 ・男子 800M 準決敗退 ・女子走高跳 予選敗退 ○水泳 ○水泳 ・男子 73 ㎏以下級 5位 ・女子 50M 自由形 ・女子 50M 自由形 失格 全国大会 ・女子 100M 自由形 2位 ・女子 400MR 3回戦敗退 6位 ・女子 70 ㎏超級ベスト8 ・女子 100M 自由形 3位 ○陸上 ・女子 200M 自由形 ・女子 1500M 予選敗退 予選敗退 ・男子 50M 自由形 ・女子砲丸投げ 予選敗退 ○水泳 予選敗退 ・女子 50M 自由形 41位 ・女子 100M 自由形 23位 ・女子 200M 自由形 19位 ・女子 100M 背泳ぎ 23位 26位 ・女子 200M 背泳ぎ 25位 33位 ○健康教育推進事業〔指導室〕 各学校において、エイズ教育・喫煙防止・薬物乱用防止等を教育課程に位置づけて実施す るよう指導しました。 ●食育推進事業(31ページの「重点事業の取組み状況報告書」を参照してください。) (1)食育推進モデル校事業〔指導室〕 玉川小学校をモデル校として食育に関する理論研究や実践した内容を市内の各学校に啓 発・普及することによって、本市の食に関する教育の充実に努めました。玉川小学校では 10月31日に研究発表会を開催し、市内の各学校の教職員が参加しました。また、食に 関する取り組みの啓発用リーフレットを作成し、市内の各学校に配布しました。 (2)学校給食における地場産物使用の促進〔学務課〕 学校給食へ新規に福岡県産「なし」を取り入れるとともに、夏期調理講習会において福 岡県野菜を活用した献立の研究を行い、「鶏肉のカシューナッツ炒め」(エリンギ)、「切り 干し大根」 (しめじ)の2献立を新たに採用しました。また、 「食育だより(もぐもぐ通信)」 を増刊し、年5回の発行を通して、地場産の野菜や果物、献立の紹介を行うなど、保護者 への食育の啓発を図りました。 (3)学校給食週間事業〔学務課〕 料理体験を通じ食に関する理解促進等を図るため8月に子ども料理教室を開催しました。 また、給食調理員による食育人形劇を保育所等において3回実施するとともに、給食週間 (1月19日(土)~27日(日)では、ポスター、標語作品展、給食試食会の開催、小 学生とその家族の共同出品による学校給食レシピコンテストの表彰(応募数80、表彰5) を行いました。 (4)早寝早起き朝ごはん運動推進事業〔生涯学習課〕 子どもたちが望ましい食習慣を形成するためには、家庭の役割は大きく、地域社会全体 78 で食育の推進に取り組んでいくことが重要であることから、子育て情報誌『おおむたっ子』 で食育をテーマに紹介し、保護者への広報を行いました。また、地域の取組みとして、通 学合宿を実施し日常的な生活技術の習得と規則正しい食習慣を指導しました。 H24年度は、南筑後ブロック小・中・特別支援学校PTA連合会研修会大牟田大会を 開催し、保護者を対象に「育もう こころとからだ~笑顔あふれる食卓から~」をテーマ に、久留米信愛女学院短期大学フードデザイン学科 山下浩子教授をコーディネーター、 PTA代表3人をパネラーとした実践発表、また、健康運動指導士の山ノ内孝治さんによ る健康と運動に関する講演会を11月4日(日)に開催し、食育の啓発を図りました。 さらに、地区公民館では、子どもや保護者を対象とした子ども体験講座や家庭教育講座 において、正しい食習慣の習得や食への感謝の心を育む等の食育の推進を図りました。 ●中学校給食推進事業〔学務課〕 (32ページの「重点事業の取組み状況報告書」を参照してく ださい。) 学識経験者や保護者代表等による「中学校給食検討会議」を6月に設置し、パブリックコ メント等の意見を含め、市が作成した中学校給食実施方針(案)について審議を行いました。 審議の結果、 「完全給食の実施、安全でおいしい楽しい給食の実施、学校給食を通じた食育の 推進、将来的な財政負担を考慮した効率的・効果的な運営」を基本方針として、 「センター方 式が望ましい」とする実施方式、「旧諏訪小学校が望ましい」とする実施場所、「H27年4 月開始」とする開始時期はいずれも妥当であるとし、さらに、審議過程において出された様々 な意見・要望を付した提言を8月に受けました。 これらを踏まえて、今後の検討項目、食育の推進、食物アレルギーへの対応、食中毒への 対応、適温給食への対応、給食費の設定、学校における管理運営、センターの運営体制や全 体スケジュール等を盛り込んだ大牟田市中学校給食実施方針を策定するとともに、大牟田市 中学校給食基本構想を11月に策定し、市ホームページに掲載を行いました。 こうした基本的な考え方の下、H25年2月、中学校給食基本構想に基づき、基本設計・ 実施設計に着手しました。 【指標の達成状況】 指 標 朝食の摂取状況 到達目標値 年度目標値 実績値 (平成 27 年度) (平成 24 年度) (平成 24 年度) 朝食を毎日食べている 小学生 95% 小学生 88% 小学生 85.1% 小中学生の割合 中学生 90% 中学生 80% 中学生 78.7% 指標の概要 【評価・課題】 全国学力・学習状況調査における「朝食を毎日食べる小中学生の割合」は、小学生、中学生と もに年度目標値を若干下回る結果となりました。全国や県内の平均値と比較しても低い水準 (小:全国 88.7%、福岡県 86.4%、中:全国 83.9%、福岡県 82.4%)にあり、小学生におい ては全国平均を 3.6 ポイント、中学生においては 5.2 ポイント下回っています。一方、本市の 前年度の比較割合はそれぞれ増加(小:0.9 ポイント、中:5.4 ポイント)しており、食育の 取組みが改善の一助になったものと考えます。 朝食の摂取は、子どもたちの望ましい基本的生活習慣の育成や生活リズムの向上、また、読 書や外遊び、スポーツなど、様々な活動にいきいきと取組むことができる人間形成に資するも のであり、継続的な実践が、学習意欲や体力、気力の向上効果等に繋がっていくものと考えて います。 79 このため、朝食を摂取する意義について、児童生徒はもちろんのこと、その保護者の理解が 深まるよう、更なる啓発に努めるとともに、今後も継続的に学校、家庭、地域との連携による 食育推進の取組みを進めていく必要があります。 また、中学校給食については、中学校給食検討会議からの提言を踏まえて、中学校給食実施 方針、さらには中学校給食基本構想を策定するとともに、基本設計・実施設計に着手しました。 今後、基本設計、実施設計において施設・設備等の十分な検討を重ね、実施方針に掲げた検討 項目等の課題解決を図りながら、H27年4月実施に向けて、給食センター建設に係る法定手 続きを行い、H25年度内の建設着工を目指し取組みを進めていく必要があります。 さらに、児童生徒の体力向上を図るために、全国体力・運動能力、運動習慣等調査の結果等 を活用して、学校教育全体を通した体力の増進に努めるとともに、児童生徒が自らの体力の状 況を知り、体力の向上のために進んで継続的に運動に取り組むための場の工夫と日常の運動習 慣の育成を図ります。 80 主要施策4 特別支援教育の充実 障害のある子どもたちの個別の指導計画、支援計画を充実させ、指導方法等の改善、充実に努 めるとともに、特別支援教育センターとして位置付けた大牟田特別支援学校では、教育相談の充 実を中心に機能の強化を図ります。また、通級指導教室等の内容の充実や交流教育事業を進める とともに、介助等の特別な支援を必要とする児童生徒のために特別支援教育支援員を配置します。 【主な事業・取組】 小・中学校で特別支援教育を推進するために、計画的に教職員を「特別支援教育コーディネ ーター」として育成し、全校に配置しました。また、市教育委員会主催の研修会を開催しまし た。さらに、以下の事業に取り組むことにより、特別支援教育の充実を図りました。 ○教育相談事業〔指導室〕 障害のある子どもたちについての相談を大牟田特別支援学校や就学指導委員会で行いまし た。 (1)大牟田特別支援学校における特別支援教育相談の実施 大牟田特別支援学校における特別支援教育のセンター的機能の充実を図りました。 特別支援教育相談受理件数 小学校 中学校 特別支援学校 未就学児 76 人 45 人 21 人 19 人 合 計 161 人 (2)就学指導委員会の開催 在学中の児童生徒及びH24年度入学児を対象として、就学指導委員会を6月と9月の 2回開催し、医学・心理・教育の面から検討して就学指導を行いました。 教育相談者数 小学校 中学校 特別支援学校 入学予定児 18 人 2人 0人 20 人 合 計 40 人 ○通級指導教室運営事業〔指導室〕 言葉や情緒等に課題がある児童生徒に対して個別に指導を行いました。 「あじさい教室1組」への通級者 13人(小学校:情緒) 「あじさい教室2組」への通級者 14人(小学校:ADHD) 「こすもす教室」への通級者 18人(中学校:ADHD) 「ことばの教室」への通級者 11人(小学校:言語) ○交流教育推進事業〔指導室〕 市内の特別支援学校、小・中学校の特別支援学級の児童生徒たちと、小・中学校等の児童 生徒たちや地域社会の人々と活動等を共有し、ふれあう機会を設け、全ての子どもたちの豊 かな人間形成や社会性を図るとともに、障害のある児童生徒等に対する理解を推進するため に、学校間の交流や中央地区公民館を中心とした市民との交流等の活動を行いました。 (中央地区公民館での活動については、 「社会教育施設等の状況 公民館」の「3 中央地区 公民館」の「交流教育地域推進事業 ふれあい共室」 (135ページ)を参照してください。) ●特別支援教育支援員活用事業〔学校教育課〕(33ページの「重点事業の取組み状況報告書」 を参照してください。) 就学指導委員会等で要支援と判断された発達障害が認められる児童生徒に対し、好ましい 81 発達を促すとともに、学級全体の落ち着きある教育環境の整備を図るため、学校生活及び学 習活動への支援を行う特別教育支援員を配置します。 H24年度は、小学校18校(対象児童48人)に対し19人、中学校4校(対象生徒5 人)に対し5人の合計24人の支援員を配置しました。 【指標の達成状況】 指 標 特別支援教育 支援員の配置 効果 到達目標値 指標の概要 年度目標値 実績値 (平成 27 年度) (平成 24 年度) (平成 24 年度) 保護者・学校へのアンケートで、 特別支援教育支援員の配置によ 95% り、児童生徒に好ましい変化が 91% 100% 見られたと回答された割合 【評価・課題】 特別な支援を要する児童生徒の個別の指導・支援計画の作成、特別支援学校における相談活 動、特別支援教育コーディネーターの育成など学校と連携して取り組みました。また、個の実 態や個のニーズに応じた相談や指導に努めました。そして、サポートノート(児童家庭課作成) やふくおか就学サポートノートの引き継ぎシートの周知に努めました。さらに、特別支援教育 に関する研修会を市教育委員会で開催し、児童生徒に対する具体的な支援のあり方についての 研修を行い、各学校での実践が広がりました。 特別支援教育支援員の配置効果については、3月に実施したアンケートの結果では、保護者 からは、大変効果があった:82%、効果があった:18%、校長からは、大変効果があった: 95%、効果があった:5%となっており、全員が効果を認めています。対象児童生徒が支援 員からきめ細やかな支援を受けることで、学習に対して家庭でも意欲的になった、集中力が増 した、周囲の子どもとのトラブルが減ったなど、情緒の安定や安全性の確保等の向上につなが りました。課題としては、支援を要する児童生徒数は年々増加する傾向にあり、より一層効果 的な支援体制の確立が必要です。また、校外行事(旅費を伴う社会科見学等)での教育効果の 向上及び安全確保を目的とする配置が必要となっています。 今後も、関係機関や専門家と連携を図りながら、個に応じた具体的な校内体制や指導法につ いて検討していきます。 82 主要施策5 安全で快適な学校施設の整備 学校施設については、安心、安全で良好な教育環境を確保するため、校舎等の耐震化を推進す るほか、生活スタイルの変化に応じたトイレの洋式化、児童生徒の机、いすの更新などを主とし た整備に努めます。 【主な事業・取組】 ●学校施設耐震化推進事業(34ページの「重点事業の取組み状況報告書」を参照してくださ い。)〔総務課〕 耐震化が必要と推定される43棟(H24年度当初)について、市立学校再編整備実施計 画と整合を図りつつ、耐震化優先度調査で優先度が高い順に、大牟田市総合計画2006~ 2015に基づき、計画的に耐震化及び外壁等改修を進めています。 H24年度は、H23年度に行った耐震診断に基づき小中学校6校6棟(駛馬北小学校、 笹原小学校、玉川小学校、上官小学校、大牟田小学校、歴木中学校)の耐震化工事等を行い ました。 また、小中学校6校10棟(大正小学校、平原小学校、高取小学校、吉野小学校、白光中 学校、橘中学校)の耐震2次診断及び実施設計を行いました。この耐震2次診断の結果、7 棟で耐震基準を満たしていましたので、上記の耐震化工事を行ったことと併せ、H24年度 末の学校施設の耐震化率は75.4%となりました。 さらには、国のH24年度経済対策補正予算を活用し3校3棟の耐震化工事等の予算を確 保しました。 実 績 事業内容 耐震診断及び耐震化工事 (単位:千円) 事業費 369,687 財 国・県 137,888 源 地方債 228,500 内 訳 その他 一般財源 3,299 ○学校施設・設備改修事業 (1)トイレ洋式化〔総務課〕 児童・生徒の学校教育環境等の向上を図るため、校舎に設置しているトイレの洋式化率 が低い学校を中心に、順次洋式トイレへの改修を進めており、H24年度は、小学校9校 (駛馬南小、笹原小、平原小、高取小、三池小、羽山台小、銀水小、吉野小、倉永小)及 び中学校3校(松原中、橘中、甘木中)の合計31箇所を洋式トイレに改修しました。 校舎トイレの洋式化率は、H23年度より1ポイント増加して47%となりました。 (2)学校施設・設備の維持補修〔総務課〕 日々の小規模補修は学校現場で対応できるように、各学校へ平均80万円の配当を行う とともに、教育委員会事務局では、年次計画により防球ネットを2校(みなと小、倉永小)、 インターホンを2校(白川小、吉野小)、小学校保健室へのシャワーを3校(駛馬北小、笹 原小、明治小)で設置しました。また、体育倉庫改築を2校(笹原小、橘中)、プール塗装 の塗替えを2校(高取小、倉永小)で行うなど、学校の安全確保と教育環境の整備に努め ました。 (3)机、椅子等の更新〔学務課〕 学校毎に傷み具合などを判断し、小・中・特別支援の全校で625セットの机、椅子を 83 更新しました。 【指標の達成状況】 指 標 指標の概要 学校施設の耐 市立学校における全体棟数に対 震化率 する耐震性がある建物の割合 到達目標値 年度目標値 実績値 (平成 27 年度) (平成 24 年度) (平成 24 年度) 100% 70.2% 75.4% 【評価・課題】 大牟田市総合計画2006~2015後期基本計画第1期実施計画(H23~25年度)の とおり耐震化工事を行ったことと、耐震2次診断の結果、7 棟で耐震基準を満たしていたことに より、耐震化率は年度目標値を上回りました。耐震化が必要と思われる施設は残り31棟となっ ています。今後は、市立学校再編整備第二次実施計画と整合を図りながら、H27年度 末の到 達目標値100%に向け、取組を進めて いきます。 H25年度は、H24年度に実施設計を行った棟について、国のH24年度経済対策補正予 算を活用し、3校(平原小学校、高取小学校、白光中学校)3棟の耐震補強工事及び外壁等改 修工事と4校(大正小学校、吉野小学校、白光中学校、橘中学校)7棟の外壁等改修工事を行 うこととしているほか、9校の太陽光発電設備設置工事、20校の職員室等の管理諸室の空調 設備更新、旧天道小学校施設を特別支援学校として活用するための大規模改造工事(耐震2次 診断、耐震化工事を含む。)を実施することとしています。また、新たに6校(玉川小学校、 中友小学校、白川小学校、三池小学校、銀水小学校、勝立中学校)10棟の耐震診断及び実施 設計を行うこととしています。 トイレの洋式化については、洋式化率の低い学校を中心に洋式トイレへの改修を行いました。 今後は、市立学校再編整備第二次実施計画と整合を図りながら、校舎トイレのほか体育館トイ レの洋式化も進めていきます。 本施策における今後の主な課題としては、学校施設全体のうち建設してから20年以上経過 したものが87%、30年以上経過したものが62%となっていることから、耐震化推進事業 完了後は施設老朽化に対応した大規模改造事業に取り組むことが必要となっています。 84 主要施策6 安心して楽しく学べる学校づくりの推進 教職員の指導力向上を図り、いじめ、不登校などの問題に対応できる相談体制を充実させるほ か、経済的理由により就学困難な家庭に対し就学援助を実施するなど、子どもたちが安心して、 楽しく学べる学校づくりを推進します。また、 「子ども見守り隊」をはじめ、家庭・地域と学校と の連携を一層進め、子どもたちの安全確保を図ります。 【主な事業・取組】 ●いじめ・不登校等への対応〔指導室〕 (35ページの「重点事業の取組み状況報告書」を参照 してください。) (1)定期的な実態把握 各学校に対して、定期的なアンケート調査やチェックリスト、相談ポストなどにより、 いじめ・不登校等の早期発見、早期対応を行うよう指導しました。 市内全小・中学校においては、いじめの早期発見、早期対応及び不登校の防止として、 生活アンケートを実施し、個別の教育相談を行いました。いじめの報告については、27 件でH23年度より増加しています。27件すべて解消しています。不登校の件数は、対 H23年度比で、小学校2件減、中学校同数となりました。不登校からの復帰者は、小学 校16件、復帰率 30.8%、中学校28件、復帰率 19.3%となりました(H23年度は小学 校22件、復帰率 40.7%、中学校23件、復帰率 15.9%)。 学校だけでは対応が困難なケースについては、学校と関係機関との連携の推進や関係機 関と市教育委員会が連携して学校への支援に当たりました。 (2)教育相談員とひきこもり児童生徒訪問指導員配置 生涯学習支援センターに教育相談室を設置して、いじめ・不登校等の相談を行いました。 また、3人のひきこもり児童生徒訪問指導員により、家庭訪問や学校訪問を通して、学校 と連携を図りながら、児童生徒や保護者へ支援・助言しました。 ① 教育相談状況 (延件数) 相談の内容 相 H22 年度 談 H23 年度 者 H24 年度 学業等 18 33 29 不登校 1,011 991 1102 いじめ 6 6 0 その他の学校生活 71 23 27 性格・行動 100 56 59 その他 29 46 58 1,235 1,155 1,275 合 計 (3)事例研究及び指導方法等研修 8月に講師を招へいした「いじめ・不登校研修会」を開催し、事例を通して各学校にお ける具体的対応について協議しました。また、各学校において、いじめ・不登校等につい て授業研修会や研修会を開催するよう指導しました。 (4)適応指導教室運営事業 心理的または情緒的理由により登校できない状態にある児童生徒の学校復帰のために、 85 適応指導教室を設け、適応指導、学習指導、教育相談等を行いました。 適応指導教室の状況 H22 年度 H23 年度 H24 年度 入級児童生徒数 6人 14 人 6人 復帰数 6人 14 人 6人 復帰率 100% 100% 100% ※ 復帰数には高校進学者も含みます。 (5)スク-ルソ-シャルワ-カ-(SSW)の配置 近年、児童生徒の問題行動の背景にある家庭や学校・友人・地域社会など、児童生徒を 取りまく問題が複雑に絡み合い、学校だけでは解決困難なケ-スが多く見られるようにな っています。そこで、社会福祉等の専門的な知識・技能を用いて、児童生徒や保護者の相 談に応じたり、福祉機関等の関係機関とのネットワ-クを活用して、問題を抱える児童生 徒及びその家族の支援を行うために、SSWを市雇用で週1回配置しました。 ○就学援助事業〔学務課〕 学校教育法等の関係法令及び大牟田市就学援助要綱に基づき、経済的理由によって就学困 難な児童生徒の保護者に対し、就学援助として学用品費、学校給食費、医療費等を支給しま した。 また、心身的な理由により普通教室での就学が困難な児童生徒の保護者に対しても特別支 援教育就学奨励費補助を支給しました。 さらに、高等学校及び専修高等学校への進学に必要な入学支度金や学費の一部を貸与する 「財団法人福岡県教育文化奨学財団」の奨学金制度の周知を図り、奨学金申請事務を行いま した。 ① 就学援助費 区 (単位:人、千円) 分 H22 年度 H24 年度 支給者数 1,362 1,343 1,255 支給総額 80,361 80,086 75,081 (1,486) (1,388) (うち国庫補助金) ② H23 年度 (849) H24年度就学援助費の内訳 区 (単位:人、千円) 小学校 分 中学校 合 計 人員 支給総額 人員 支給総額 人員 支給総額 10,954 477 11,802 1,255 22,756 学 用 品 費 等 778 校 外 活 動 費 (161) 405 (77) 98 (238) 503 新入学児童生徒学用品費等 (93) 1,851 (165) 3,778 (258) 5,629 修 学 旅 行 費 (170) 2,944 (170) 7,333 (340) 10,277 学 校 給 食 費 (776) 30,687 (475) 2,830 (1,251) 33,517 通 学 費 (0) 0 (0) 0 (0) 0 医 療 費 (255) 1,810 (77) 589 (332) 2,399 778 48,651 477 合 ※人員の( 計 )は内数。 86 26,430 1,255 75,081 ③ 特別支援教育就学奨励費 区 分 (単位:人、千円) H22 年度 H24 年度 支給者数 56 45 47 支給総額 1,537 1,230 1,185 (うち国庫補助金) ④ H23 年度 (558) (437) H24年度特別支援教育就学奨励費の内訳 区 (単位:人、千円) 小学校 分 (404) 中学校 合 計 人員 支給総額 人員 支給総額 人員 支給総額 140 22 238 47 378 学 用 品 費 等 25 校 外 活 動 費 (5) 8 (1) 1 (6) 9 新入学児童生徒学用品費等 (3) 30 (8) 103 (11) 133 修 学 旅 行 費 (3) 24 (6) 131 (9) 155 学 校 給 食 費 (25) 452 (22) 58 (47) 499 通 学 費 (0) 0 (0) 0 (0) 0 医 療 費 (0) 0 (0) 0 (0) 0 合 計 ※人員の( ⑤ 申 25 654 22 531 47 1,185 )は内数。 奨学金制度の活用状況 区 分 請 者 (単位:人) H22 年度 H23 年度 H24 年度 数 186 242 213 第1・2次内示認定者 169 221 183 ○学校保健事業 (1)各種健康診断事業〔学務課〕 学校保健安全法等の関係法令に基づき、学校における教育活動が安全な環境において 実施され、児 童生徒等 の安全の確保 が図られ るよう、児童 生徒及び 教職員の健康 診断 並びに翌年度 から就学 を予定してい る幼児を 対象に就学時 健康診断 を実施し、有 所見 者には、二次検査や治療の勧告を行いました。 (単位:人) 区 分 H22 年度 H23 年度 H24 年度 児 童 生 徒 健 康 診 断 9,232 8,908 8,620 教 職 員 健 康 診 断 352 329 302 就 学 時 健 康 診 断 889 841 936 (2)災害共済給付事業〔学務課〕 独立行政法人日本スポーツ振興センター法に基づき、学校管理下における災害発生時の 治療費等の災害共済給付金の支給を行いました。 87 ① 災害共済掛金 区 (単位:千円) 分 H22 年度 H23 年度 H24 年度 個人負担総額 3,332 3,164 3,081 市 負 担 総 額 5,262 5,089 4,894 8,594 8,253 7,975 合 計 ※ 1 人当り災害共済掛金945円。(個人負担420円、市負担金525円) ② 災害発生件数と給付額 区 分 (単位:件、千円) H22 年度 件 数 H23 年度 給付額 件 数 H24 年度 給付額 件 数 給付額 小学校 583 5,501 567 5,461 551 5,493 中学校 459 7,597 473 9,143 461 8,309 合 計 1,042 13,098 1,040 14,604 1,012 13,802 ※ 給付対象の災害種類は負傷、疾病、障害、死亡。 【指標の達成状況】 指 標 いじめの解消率 指標の概要 到達目標値 実績値 (平成 27 年度) (平成 24 年度) (平成 24 年度) いじめの認知件数に対するそ の解消した割合 年度目標値 100% (毎年度維持) 100% 100% 【評価・課題】 いじめについては、各学校で学校生活アンケートや教育相談等を通して子どもたちの実態を 把握しながら、人間関係づくりの指導がなされました。また、各学校へ実態把握の工夫を行い 認知件数で報告するよう周知してきていますので、今後も状況把握に努め、早期発見・早期対 応について各学校での取組の徹底を図ります。また、“ネット上や携帯電話のいじめ”が増加 する傾向にあるため“情報モラル教育”の充実や、アンケート等による細やかな把握について 継続的な取組を行います。 不登校については、各学校において一人一人の状況に応じて教育相談や家庭訪問等に努めて きました。また、学校が関係機関と連携を図ったり、教育相談室が関係機関と連携を図ったり することで個に応じた不登校対応の取組がなされました。H23年度より不登校児童生徒数が 若干減少していますが、不登校児童生徒の学校復帰のため学校、適応指導教室等と関係機関と の連携を図るとともに、学校だけでは対応が出来ないケースについては、引き続きスクールソ ーシャルワーカーや関係機関等との連携を図ります。 小学校・中学校ともに、教育相談室への相談も増えてきていることから、学校と教育相談室 との連携が図られるように教育相談体制のさらなる充実を図ります。 また、就学援助事業については、厳しい社会経済情勢等を背景に、全児童生徒数に占める支 給者数の割合は14.5%となっており、約7人に1人が対象となっている状況です。今後も 引き続き、広報紙や学校等を通じて就学援助制度の周知を図っていきます。 このように、いじめ・不登校等への対応や、就学援助事業等により、児童生徒が安心して学 べる学校づくりに向けた取組を推進していきます。 さらに、全校区で見守り隊の方々に児童生徒の登下校時における見守り活動を実施していた だいており、子どもたちの安全が確保されています。今後も、家庭・地域と学校の連携を一層 進め、児童生徒の安全確保に努めていきます。 88 主要施策7 地域に開かれたよりよい学校づくりの推進 学校評議員制度を充実するとともに、教育活動や学校関係者評価の結果などの情報発信や的確 な意見の把握に努め、家庭や地域と学校との連携強化を図ります。 また、地域の貴重な財産である学校施設の地域への開放を進め、地域住民の活動の場として有 効活用を図ります。 【主な事業・取組】 ○学校評価推進事業〔指導室〕 大牟田市学校関係者評価実施要項に基づき、学校関係者評価委員の協力を得て、H23年 度の成果と課題を踏まえながら市内全校で学校関係者評価に取り組むことができました。学 校関係者評価委員からの意見を参考に、各学校はH25年度の改善計画を検討しました。各 学校の評価結果については、学校訪問時や定例教育委員会で教育委員に報告すると共に学校 ホームページに掲載して公表しました。 ○学校評議員制推進事業〔学校教育課〕 学校長が学校評議員から基本的に年3回の意見聴取を行う中で、専門的な識見からの考え 方や地域住民・保護者の意向を学校運営に反映し、学校の課題解決に役立てるとともに、学 校・家庭・地域が一体となって子どもの教育に関わる地域に開かれた学校づくりを推進しま す。 ○学校体育施設開放事業〔文化・スポーツ課〕 地域住民の日常スポーツの場として、学校教育に支障をきたさない範囲で小・中学校の体 育施設を一般に開放するもので、各学校の学校体育施設開放運営委員会において自主運営を 行っています。 H22 年度 H23 年度 H24 年度 利用団体 358 390 375 利用件数 16,887 16,527 15,567 247,167 274,600 241,919 利用人数(人) ※H23年度から延命中学校弓道場が開場 【指標の達成状況】 指 標 学校教育活動へ の地域の方々等 の参加数 指標の概要 到達目標値 年度目標値 実績値 (平成 27 年度) (平成 24 年度) (平成 24 年度) 1,200 人 1,252 人 各学校の教育活動支援のた めに地域の方々やGT(ゲ 1,200 人 ストティーチャー)が参加 (毎年度維持) した延べ人数 【評価・課題】 市内全校で学校関係者評価委員会が行われ、学校の評価結果について適切な評価をいただき、 それをもとに学校の教育活動の改善を図ることができるとともに、結果の公表を行い(各学校 のホームページに記載)、説明責任を果たすことができました。また、開かれた学校として、 学習内容のねらいに応じて地域の人材(延べ 1,252 人)を活用することで、学校教育活動の充 実を図ることができ、指標として設定している「学校教育活動への地域の方々等の参加数」に 89 ついても年度目標を達成することができました。 学校評議員制推進事業については、学校長は、学校評議員からの意見聴取により地域教育力 の生かし方や学校評価の在り方についてなど、それぞれの学校で学校運営の改善に役立ててい ます。 学校体育施設開放事業では、各小・中学校の体育施設及び延命中学校弓道場が地域住民の日 常スポーツの場として利用されています。 今後も、よりよい学校評価システムとなるよう成果と課題の整理を行いながら、各学校の教 育活動の改善が図られるように指導するとともに、各学校の課題解決に即した学校評議員の委 嘱に努め、有効な制度運営を図り、地域に開かれた学校づくりを推進します。 90 主要施策8 学校再編整備の推進 「市立学校再編整備第二次実施計画」に基づき、児童生徒の教育環境整備を図るため、地域住 民の理解を得ながら、小・中学校の再編整備を進めます。また、学校の適正規模に関する今後の 国の動向を注視し、第二次実施計画の進ちょくや児童生徒数の推移等状況の変化を勘案しながら、 適正な学校規模による全体的な再編計画を検討します。 【主な事業・取組】 ●学校再編整備推進事業(36ページの「重点事業の取組み状況報告書」を参照してください。) (1)市立学校再編整備第二次実施計画に基づく取組み〔学校再編推進室・総務課・学校教育 課〕 ① 天道小学校と笹原小学校の再編(天の原小学校) ア 天道・笹原小学校再編協議会を運営し、天の原小学校の校歌、校章を決定しまし た。 イ 天道小学校は3月22日、笹原小学校は同25日に閉校式を実施しました。 ② 再編校の施設整備(天の原小学校) 天道・笹原小学校の再編後の校地となる、笹原小学校の体育館の増改築工事等を実 施しました。 また、跡地となる天道小学校については、跡地活用の行政方針に基づき、隣接する 特別支援学校として活用することとしました。 ③ 上内小学校における小規模特認校制度の実施 上内小学校の複式学級編制を回避する方策として、同校への小規模特認校制度(当 該通学区域外からの就学を希望により認める制度)を実施し、2人の転入学がありま した。 また、H25年度の転入学児童募集に向けて、同制度の案内を市内のH25年度の 新入学児童及び1~5年の在籍児童全員へ配布するとともに、10月1日から12月 21日までを平成25年度入学者等の受付強調期間として取組んだ結果、新たに7人 の転入学があり、複式学級は1学級のみ継続となりました。 (2)適正規模・適正配置に向けた新たな再編計画〔学校再編推進室〕 学校適正規模・適正配置検討委員会を設置・運営し、12回にわたる協議を行いました。 検討委員会では国の基準、保護者等アンケート結果や児童生徒数の推移、中間報告につ いての説明会やパブリックコメントで出された意見を踏まえて協議が行われ、H25年4 月に答申がありました。 【指標の達成状況】 指 標 児童生徒及び保 護者の満足度 指標の概要 再編校アンケートで「教 育環境が向上した」と答 えた人の割合 到達目標値 年度目標値 実績値 (平成 27 年度) (平成 24 年度) (平成 24 年度) 各再編毎に 80%以上 アンケートは再 編後の H25 年度に 実施予定 アンケートは再 編後の H25 年度に 実施予定 【評価・課題】 天道・笹原小学校の再編については、H24年度も引き続き「天道・笹原小学校再編協議会」 を運営し、天の原小学校の開校に必要な事項の協議を終えました。また、再編後の校地となる 笹原小学校の施設整備を実施し、3月末に両校を閉校し、H25年4月に天の原小学校を開校 91 して計画通り再編整備を完了しました。なお、天道小学校の跡地については、特別支援学校で 活用するために施設改修が必要です。 小規模特認校制度を導入した上内小学校では、H24年度の2人の転入学に加え、学校及び 地域と連携した同制度の周知によりH25年度は新たに7人の転入学があり、2学級が見込ま れた複式学級は1学級が解消しました。今後も小規模特認校制度の周知に努めるとともに、同 制度の有効性や複式学級の実施状況等を検証しながら、引き続き検討する必要があります。 また、右京・船津・延命中学校の再編については、H27年4月の新校開校に向けH25年 度から学校再編協議会を設置・運営し、新校の開校に必要な事項を協議します。 適正規模・適正配置に向けた新たな再編計画については、児童・生徒数の減少等により今後 も市立小中学校の小規模化が見込まれるため、検討委員会を設置・運営して全市的な小中学校 の適正規模・適正配置に向けた再編計画案の検討を行い、H25年4月に答申を受けました。 H25年度に、答申を尊重した計画を策定する必要があります。 92 基本施策Ⅳ 文化芸術の振興 さまざまな文化芸術活動が盛んに行われ、市民が生き生きと学び、表現する、文化の薫り高 いまちを目指します。 また、市民との協働により、文化財の保護と活用を進め、特に近代化遺産については、三池 炭鉱関連の近代化遺産を含む「九州・山口の近代化産業遺産群」の世界遺産本登録を目指しま す。 主要施策1 文化芸術活動の推進 地域の歴史と風土の中で生まれ培われた多様な文化を継承、発展させ、新たなまちの魅力を築 くために、 「文化芸術振興プラン」を策定し、総合的、体系的な文化芸術の振興に努めます。ま た、 市民や文化団体等が行う文化芸術活動の場を確保し、発表の機会を提供するなど、文化活動への 支援を行います。 【主な事業・取組】 ○文化芸術振興プラン策定検討〔文化・スポーツ課〕 文化芸術の振興を通して心豊かな活力ある地域社会を形成していくために「大牟田市文化 芸術振興プラン」の策定に向けてH24年度については、市内文化団体に対して、活動状況 や文化に関する意識調査を実施し、情報の収集に取り組みました。H25年度以降は市民意 識調査や市民参加ワークショップを行い、本市の文化振興のありかたを検討し、H26年度 での計画の策定を目指します。 ○文化事業奨励支援事業〔文化・スポーツ課〕 (1)おおむたっ子がんばれ奨励金 18歳以下の市民が地区予選を経て全国レベルの大会又は国際大会に出場する場合に、 青少年の育成、文化の振興及び出場者の意欲向上に寄与することを目的に「おおむたっ子 がんばれ奨励金」を交付しました。 全国大会出場者数 交付額(千円) H22 年度 16 人、1 団体 H23 年度 18 人、1 団体 H24 年度 24 人、1 団体 198 204 222 (2)大牟田文化連合会運営費補助 芸術文化活動を促進するため、各種芸術分野の団体で組織された大牟田文化連合会に運 営補助金を交付しました。 (3)福岡県中学校文化連盟負担金 生徒の芸術文化活動等を支援するために、市内中学校在籍生徒数に応じ中学校文化連盟 負担金を交付しました。 (4)文化庁等助成事業 ① 文化遺産を活かした観光振興・地域活性化事業(文化庁採択事業) 地域の多様で豊かな文化遺産を活用し、伝統行事・伝統芸能の公開や後継者養成など、 地域の特色ある総合的な取組みを支援し,文化振興とともに観光振興・地域経済の活性 化を推進することを目的に、地元に根ざした団体が伝統文化後継者育成事業を行いまし 93 た。 ア 親子で学ぶ「大牟田祇園神楽教室」(大牟田祇園神楽保存会) イ 親子で学ぶ「大牟田雅楽教室」(大牟田祇園神楽保存会) ウ 大牟田日舞こども教室(日舞未来有明) ② 福岡県教育文化奨学財団教育文化助成事業(福岡県教育文化財団採択事業) 教育・文化の総合的な振興を図ることを目的としています。教育・文化事業等の経費 の一部を助成しました。 第37回定期演奏会(大牟田奏友会) と き 11月25日(日) と こ ろ 文化会館 ③ ふくおか県民文化祭2012「芸術体験講座」(福岡県社会教育課採択事業) 学校に伝統文化の継承者等を派遣し、学校教育活動の中で子どもたちが様々な芸術文 化を体験することで芸術文化の楽しさを伝える事業を実施しました。 ア 採択校:吉野小学校 と き:11月12日(月) イ 採択校:高取小学校 と き:11月21日(水) ウ 採択校:上官小学校 と き:12月17日(月) 内 容:美しい正座やお辞儀の仕方といった礼儀作法のほか、日本舞踊の踊りに ふれる体験講座 ○文化振興事業〔文化・スポーツ課〕 (1)おおむた市民文化のつどい事業 市民の文化活動の発表の場を充実させ、芸術鑑賞の機会を設けることにより、市民の芸 術文化に対する理解を深め、もって地域文化の創造と発展に資するために開催しました。 事 業 数 20件(うち公募事業1件) 入 場 者 13,030人 事 業 名 主管団体名 と き 三流派合同茶会 大牟田茶道連盟 第 20 回盆栽ありあけ展示会 盆栽ありあけ 第 59 回青々水彩画協会公募展 青々水彩画協会 創作太鼓と郷土芸能の祭典 おおむた和太鼓愛好会 5 月 20 日(日) 文化会館 大牟田能楽会 6 月 24 日(日) 文化会館 九州歌謡連盟 7 月 15 日(日) 文化会館 大牟田能楽会 素謡・仕舞・囃子の会 歌謡フェスティバル 2012 94 4 月 15 日(日) ところ 4 月 20 日(金) ~4 月 22 日(日) 5 月 1 日(火) ~5 月 6 日(日) 文化会館 文化会館 文化会館 大牟田バレエ協会 大牟田バレエ協会 8 月 12 日(日) 文化会館 第59回市民川柳大会 大牟田川柳連合会 9 月 23 日(日) 文化会館 大牟田押花フェスタ 2012 大牟田押花の会 上津原仁子バレエ研究所第7回勉強会 9 月 26 日(水) ~9 月 30 日(日) 文化会館 9 月 29 日(土)、 ふるさと大牟田の歴史と文化 三池史談会 10 月 6 日(土)、 文化会館 10 月 20 日(土) 民謡とフラダンスのつどい 大牟田民謡協会 おおむたフラダンス協会 10 月 7 日(日) 文化会館 文化会館 第 56 回大牟田短歌大会 大牟田歌話会 10 月 7 日(日) 各流派合同日本舞踊の集い 大牟田日本舞踊協会 10 月 14 日(日) 第 55 回吟剣詩舞道大会 大牟田吟詠連盟 10 月 21 日(日) 文化会館 三曲(筝・三絃・尺八)演奏会 大牟田三曲協会 10 月 28 日(日) 文化会館 俳句大会 大牟田俳句連合会 10 月 26 日(金) 文化会館 オームタガー デンホテル 10 月 28 日(日) 第 61 回大牟田美術展 (前期:洋画、彫刻、写真) ~11 月 2 日(金) 大牟田美術協会 11 月 6 日(火) (後期:日本画、書道、染色、陶芸) 第 31 回市民音楽フェスティバル 2012 大牟田合唱祭 創作舞踊と民舞のつどい 文化会館 ~11 月11 日(日) 大牟田音楽連合会 11 月 18 日(日) 文化会館 大牟田民舞協会 11 月 23 日(金・祝) 文化会館 <公募事業> 事 業 名 創立 35 周年大牟田音楽学院コンサート 主管団体名 と 大牟田音楽学院 き 12 月 2 日(日) ところ 文化会館 (2)各種共催事業等の実施 各種芸術文化事業への共催等による支援を行いました。 共催 7件 後援 55件 【指標の達成状況】 指 標 指標の概要 市民文化のつどい 出演(出品)者・観覧者の 参加者・入場者数 合計人数 到達目標値 年度目標値 実績値 (平成 27 年度) (平成 24 年度) (平成 24 年度) 18,000 人 16,000 人 13,030 人 95 【評価・課題】 文化団体等と連携協力し、文化芸術活動の成果を発表する場として、「大牟田市民文化のつ どい」事業を実行委員会形式で実施しました。H24年度は、大牟田文化連合会加盟団体のう ちH23年度未実施の 大牟田日本舞踊協会 が 事業を行った ほか、新 たに青々水彩画協会が 「青々水彩画協会公募展」を実施しました。また、大牟田民謡協会と大牟田フラダンス協会は 合同で事業を実施するなど、団体間の連携協力により市民文化のつどい事業の活性化につなが る取組みとなりました。平成21年度から公募採択事業を加えることで文化芸術活動の一層の 交流促進を図り、H24年度は公募採択事業として大牟田音楽学院による「創立35周年大牟 田音楽学院コンサート」を実施し、引き続き市民に開かれた事業展開ができました。しかし、 出演者・観覧者数は、H23年度の15,485人から2,455人減少し、13,030人 となり、今後一層、事業の広報、宣伝活動の推進が課題となります。 市民自らが行う文化芸術活動に対しては、後援や奨励金交付(おおむたっ子がんばれ奨励金) 等の支援を行うことで、芸術文化を鑑賞・体験できる環境づくりと文化活動のすそ野を広げる ことができました。今後も国・県等の助成事業を活用し芸術鑑賞等の機会を拡充するとともに、 大牟田文化会館(財団法人大牟田文化会館)とも連携を図りながら、魅力ある文化事業を展開・ 実施できるように努めていきます。 今後の課題としては、少子高齢化により、芸術文化活動への新規参加が少なくなっている点 が挙げられます。そこで、本市の実情を踏まえ、文化振興のあるべき姿を示すために、「大牟 田市文化芸術振興プラン」の策定を行うこととしています。本市の中長期的な文化振興の方向 性を明確にし、若年層や子どもを含む幅広い市民が文化に親しむ環境づくりに取り組みます。 96 主要施策2 文化財の保護と活用 本市の歴史や文化を理解する上で重要な文化財は、地域の貴重な財産です。その保護に努める とともに、埋蔵文化財や民俗文化財など、各種文化財の調査研究に取り組みます。 また、郷土理解を深め、文化財の保護意識の向上を図るために、見学の促進や情報の発信に努 めます。さらに本市発展の礎となった三池港や宮原坑などの三池炭鉱に関する近代化遺産は、市 民や企業等と協働しながら、保護と活用に努めます。 【主な事業・取組】 ○文化財保護事業 (1)文化財の保存、管理及び活用事業〔文化・スポーツ課〕 ① 文化財ウォーキング とき 事業名 10 月 8 日(月・祝) 黒崎探検ウォーク ところ 参加者数 黒崎観世音塚古墳→黒崎公園展望所→ 26 人 玉垂神社→矩手水門→伊藤大将顕彰碑 →黒崎公園 ② 各種イベントでの啓発 三池港にぎわい交流拠点づくり推進協議会事業において、石炭産業科学館と協働し、 パネル展や体験事業を実施しました。 とき 7 月 15 日(日)・ 事業名 港まつり ところ 参加者数 有明海沿岸道路三池港インター北側 約 150 人 16 日(月・祝) (橋本鉄工所北側) 11 月 3 日(土・祝) 三池港浪漫フェスタ 三池港にぎわい広場周辺 約 300 人 2012 ③ 文化財防火デー ア 文化財防火デーを周知するポスターを、市内の国指定・登録文化財(建造物)所有 者に配布し、市役所庁舎内にも掲示しました。 イ 文化財防ぎょ訓練を慧日寺で実施しました。(H25年1月26日(土)) ウ 普光寺本堂(県指定文化財安置場所)の火災報知器点検を行いました。 ④ 講師派遣・視察対応 講師派遣・視察 19件 ⑤ 各種共催事業等の実施 後援 6件 ⑥ 指定文化財の管理 ア 指定文化財敷地内除草清掃(宮原坑跡、潜塚古墳、早鐘眼鏡橋、萩ノ尾古墳)を実 施しました。 イ 国指定史跡「萩ノ尾古墳」の石室内部の保存環境について、定期的な観察・記録を 実施しました。 ウ 県指定天然記念物「臥龍梅」について、定期的な樹勢の観察により現況の把握を実 施しました。 エ 三池カルタ・歴史資料館内外に展示している県指定文化財の石棺(古城山家形石棺、 高塚舟形石棺、蜜柑山舟形石棺)について、定期的な記録管理による保存環境の向上 及び清掃を実施しました。 97 (2)文化財説明板の整備・補修〔文化・スポーツ課〕 ① 既存の文化財説明看板「三池炭鉱宮原坑跡」及び「慧日寺」の盤面の修復を行い、文 化財の周知を図りました。 ② H22年度市指定文化財に指定した「旧長崎税関三池税関支署」のパンフレットを 作成し、文化財の周知を図りました。 (3)常設・企画展示の充実〔三池カルタ・歴史資料館〕 三池カルタ・歴史資料館が行う常設・企画展に対し、協力・助言・指導を行いました。 常設・企画展の内容については、 「社会教育施設等の状況 三池カルタ・歴史資料館」 (1 64~168ページ)を参照してください。 (4)ぜんでこ踊り保存会補助〔文化・スポーツ課〕 市指定無形民俗文化財「岡天満宮祭礼行事」の保存団体であるぜんでこ踊り保存会へ補 助金を交付しました。 ○文化財調査・研究事業〔文化・スポーツ課〕 (1)埋蔵文化財発掘調査(国・県補助事業) ① 試掘・確認調査 各種開発に伴い事前審査を実施し、開発行為と埋蔵文化財保護の調整を図りました。 各種問合せが372件あったうち、事前審査件数は27件、試掘調査に至ったものは1 7件でした。 試掘調査では、草木地区で遺物・遺構が確認されましたが、土地所有者との協議によ り遺構の保存が可能となったことから、本発掘調査には至りませんでした。また、同地 区は周知の埋蔵文化財包蔵地「三池棚坂遺跡」に近接し、遺物からも三池棚坂遺跡と連 続性が認められることから、周知の埋蔵文化財包蔵地の範囲を拡大しました。それ以外 の調査地点では明確な遺構は確認されませんでした。 区 分 H22 年度 各種問合せ件数 H23 年度 H24 年度 289 288 372 事前審査件数 20 22 27 試掘調査件数 16 6 17 0 0 0 本発掘調査件数 調査地点名 調査日 調査原因 1 勝立地区 4 月 23 日(月) 2 白川窯跡 4 月 25 日(水) ・26 日(木) 宅地分譲 68 ㎡ 3 宮崎地区 5 月 7 日(月) 県道整備事業 17 ㎡ 4 白銀岡松遺跡 6 月 11 日(月) 建売住宅建設 11 ㎡ 5 今山下古賀尾地区 7 月 19 日(木) 個人住宅 13 ㎡ 6 草木地区 8 月 6 日(月) 長屋住宅建設 27 ㎡ 7 萩尾地区 9 月 3 日(月) 病院の建替 49 ㎡ 8 吉野北辻遺跡 9 月 13 日(木) 個人住宅 27 ㎡ 9 三池地区 9 月 19 日(水) 個人住宅 12 ㎡ 10 今山地区 10 月 2 日(火) ・24 日(水) 98 県道自歩道設置工事 試掘面積 県道大牟田高田線バイパス 道路工事事業 15 ㎡ 34 ㎡ 11 宮崎地区 11 月 22 日(木) 県道整備事業 14 ㎡ 12 駛馬地区 11 月 30 日(金) 個人住宅 11 ㎡ 13 今山地区 宅地分譲 14 ㎡ 14 吉野地区 12 月 5 日(水) ・7 日(金)・ 10 日(月) H25 年 1 月 9 日(水) 集合住宅建設のため 8㎡ H25 年 1 月 11 日(金)・ 15 田隈石佛遺跡 15 日(火)・16 日(水)・ 土地分譲 260 ㎡ 8㎡ 17 日(木) ② 16 白銀野間地区 H25 年 2 月 5 日(火) 個人住宅 17 吉野地区 H25 年 2 月 7 日(木) 学校施設建設・整備のため 80 ㎡ 文化財保護法に基づく埋蔵文化財発掘届等 周知の埋蔵文化財包蔵地内における土木工事等の届出等は9件でした。田隈石佛遺跡 は遺物・遺構が確認されましたが、土地所有者との協議により遺構の保存が可能となっ たことから、本発掘調査には至りませんでした。 ア 埋蔵文化財発掘の届出(民間工事:同法93条) 5件 イ 埋蔵文化財発掘の通知(公共工事:同法94条) 4件 (2)各種文化財の調査及び新規指定 ① 普光寺に所在する石塔群の現況を把握するため、測量調査を行いました。 ② 県指定天然記念物「臥龍梅」の現状を把握するため、測量調査を行いました。 ③ 国指定史跡「三井三池炭鉱跡」において、宮原坑跡および専用鉄道敷跡の史跡追加指 定のための意見具申書を文化庁へ提出し、H25年3月27日付で、「三井三池炭鉱跡 宮原坑跡 万田坑跡 専用鉄道敷跡」が追加指定・名称変更されました。 ○近代化遺産保存・活用事業〔文化・スポーツ課〕 (1)近代化遺産公開事業 ① 市内近代化遺産一斉公開の実施 文化財保護強調週間及び全国近代化遺産活用連絡協議会事業「近代化遺産一斉公開2 012」の一環として、三池炭鉱の「近代化遺産」を活かしたまちづくり実行委員会と 協働し、近代化遺産一斉公開を実施しました。 ア 近代化遺産一斉公開 と き 11月3日(土・祝) と こ ろ 宮原坑跡、万田坑跡、三川坑跡、炭鉱電車、旧三井港倶楽部、サンデン本 社屋、三池港、石炭産業科学館、旧長崎税関三池税関支署 参加者数 延べ13,190人 イ 近代化遺産のウォーキング とき 事業名 11 月 3 日(土・祝) 旧 三 池 炭 鉱 専 用 鉄 道敷ウォーク 11 月 3 日(土・祝) 三 池 港 周 辺 ウ ォ ー ク ところ 参加者数 宮原坑跡→旧三池炭鉱専用鉄道敷→万 60 人 田坑跡 三池港(島原高速船乗り場)→旧長崎税 関三池税関支署→サンデン本社屋→与 洲会館→三川坑跡→旧三井港倶楽部 99 10 人 ② 宮原坑跡・旧長崎税関三池税関支署定期公開 NPO法人大牟田・荒尾炭鉱のまちファンクラブ、石炭産業科学館、駛馬にこにこ会、 大牟田観光ボランティアガイドと協働し、宮原坑跡及び旧長崎税関三池税関支署の定期 公開を実施しました。 と き 毎月第3土曜日(7月から10月は第 1 日曜日も公開) 参加者数 1,160人 (2)周知・啓発事業 ① クリーンアップ事業 三池炭鉱の「近代化遺産」を活かしたまちづくり実行委員会等と協働し、世界遺産登 録を目指している宮原坑跡や旧三池炭鉱専用鉄道敷の清掃活動を実施しました。 とき 9 月 29 日(土) 事業名 ところ クリーンアップ in 鉄道敷 宮原坑跡、旧三池炭鉱専用鉄 参加者数 22 人 道敷 10 月 27 日(土) クリーンアップ in 宮原坑跡 宮原坑跡周辺一帯 雨のため 中止 12 月 23 日(日・祝) クリーンアップ in 宮原坑跡 ② 宮原坑跡周辺一帯 20 人 宮原坑跡ライトアップ NPO法人大牟田・荒尾炭鉱のまちファンクラブと協働し、新たな宮原坑跡の魅力を 発見するために、宮原坑跡のライトアップを実施しました。 とき 参加者数 10 月 27 日(土) 雨のため中止 12 月 23 日(日・祝) 40 人 12 月 24 日(月・振休) 130 人 ③ 近代化遺産公開講座事業 「九州・山口の近代化産業遺産群」のストーリーと共に、構成資産の紹介、さらには、 現地を見学してもらうことで、世界遺産への理解を深めてもらうことを目的とし講座を 開催しました。 ア テ ー マ:「いまのニッポンどこからはじまったのですか?~九州・山口の近代化 産業遺産群~」 講 師:宮本 裕二(鹿児島県企画部世界文化遺産課) と き:H25年2月2日(土) と こ ろ:イオンモール大牟田(現地見学:大牟田市石炭産業科学館、宮原坑跡、 旧長崎税関三池税関支署、三池港、旧三井港倶楽部) 参加者数:54人 イ テ ー マ:「積極的な技術の導入~三重津海軍所跡~」 講 師:前田 達男(佐賀市教育委員会文化振興課世界遺産調査室) と き:H25年2月9日(土) と こ ろ:佐野常民記念館(現地見学:佐野常民記念館、佐賀城本丸歴史館、築地 反射炉跡) 参加者数:43人 ウ テ ー マ:「国内外の石炭需要への対応~三角西(旧)港~」 講 師:松村 浩一(宇城市教育部文化課世界遺産推進係) 100 と き:H25年3月2日(土) と こ ろ:三角西港一帯 参加者数:40人 (3)近代化遺産保存活用基金の活用 大牟田市近代化遺産保存活用基金は、大牟田市にある近代化遺産の的確な保存・整備に 活用するためにH18年度に設置しました。 H24年度は利子分の積み増しと、基金への寄付を周知しました。 (単位:千円) H24 年度中の増減額 H23 年 度 決 算 に 伴 う 基金高 ① 積 立 額 ② 34,634 取 崩 37 H24 年度決算に伴う 額 基金高①+②-③ ③ 0 34,671 ●世界遺産関連施設等保存整備事業〔文化・スポーツ課〕 (37ページの「重点事業の取組み状 況報告書」を参照してください。) (1)宮原坑跡第二竪坑巻揚機室修理工事 (2)宮原坑跡史跡指定拡大に向けた取組み (3)旧三池炭鉱専用鉄道敷の史跡指定に向けた取組み (4)旧長崎税関三池税関支署修理工事報告書作成 【指標の達成状況】 指 標 近代化遺産の 周知率 指標の概要 到達目標値 年度目標値 実績値 (平成 27 年度) (平成 24 年度) (平成 24 年度) まちづくり市民アンケートに おける主な近代化遺産 10 施設 60% 48% 43.1% の平均周知率 【評価・課題】 文化財保護事業については、各種啓発事業を実施し、文化財の周知に努めましたが、参加者 の多くが大人であり、これからの大牟田を担う子どもの参加が少ないのが現状です。今後、子 どもたちが参加しやすいイベントも開催していきます。指定文化財の管理については、潜塚古 墳や萩ノ尾古墳、臥龍梅など、定期的に観察を行い保全措置を講じる必要があります。文化財 の保存整備については、説明板の傷みが見られるものがあり、今後計画的に補修を進める必要 があります。 文化財調査・研究事業では、文化財保護法に基づく埋蔵文化財発掘届出等について、庁内の 関係部局と文化財保護にかかる協議を十分に進めたことにより、同法第94条に基づく通知の 件数が増加し、埋蔵文化財の保護と開発との調整に資することができました。 近代化遺産保存・活用事業については、国指定史跡の追加指定に向けた意見具申書を提出し、 11月16日には国の文化審議会文化財分科会の答申を経て、3月27日に「旧三井三池炭鉱 跡 宮原坑跡 万田坑跡 専用鉄道敷跡」として史跡の追加指定及び名称変更されました。 近代化遺産の周知率については、H23年度の41.3%から43.1%へと微増しました が、目標値を下回っていることから、今後一層、広報活動を推進する必要があります。 こうした中、宮原坑跡については駐車場の整備後、見学者は着実に増えており、今後は、施 設の定期公開の頻度を増やしたり、市民との協働による環境美化活動を推進するなど、様々な 101 事業に取り組んでいきます。 さらに、これからの大牟田を担う子どもたちを対象とし、市内に数多く残っている近代化遺 産の理解を深めてもらうことを目的に、学校と連携し、施設見学会を実施していきます。 今後は、引き続き、関係自治体及び庁内関係部局、また地元企業等と広く連携し、世界遺産 本登録に向けて、気運の盛り上がりを図っていきます。また、「九州・山口の近代化産業遺産 群」の世界遺産登録に向けた取組を充実させ、近代化遺産を活かしたまちづくりを目指します。 102 主要施策3 文化施設の機能充実 大牟田文化会館は、文化施設としての機能の維持、向上に努め、市内外の住民の関心が高まる ような魅力的な事業の充実とともに、質の高い文化芸術に触れる機会の拡充を図ります。 三池カルタ・歴史資料館や図書館では、市民が多様な情報を収集する場を提供し、読書活動の 推進を図ります。 【主な事業・取組】 ○文化施設整備事業〔文化・スポーツ課〕 (1)文化会館を適切に管理運営するため、老朽化した施設や設備の補修工事や、利用者の利 便性・安全性の向上を図る整備を行いました。 大牟田文化会館改修等工事一覧 (単位:千円) 工事等内容 旧レストラン施設清掃 工事費等 財 国・県 源 地方債 内 訳 その他 一般財源 386 386 3,150 3,150 1,092 1,092 368 368 10,047 10,047 駐車場整備工事に伴う移植工事 500 500 駐車場照明取付工事 587 587 901 901 小ホール舞台照明ケーブル取替 工事 非常用発電設備内蓄電池取替 憩いの mori(旧レストラン施設) 床修繕工事 駐車場整備工事 大小ホールエアカーテン取付工 事 (2)三池カルタ・歴史資料館等複合施設を適切に管理運営するため、老朽化した設備の補修 等を中心に、必要な改修工事や整備を行い、施設の機能維持・向上に努めました。 大牟田市三池カルタ・歴史資料館等複合施設改修等工事一覧 (単位:千円) 工事等内容 閲覧室・展示室空調設備改修実施設計 閲覧室・展示室空調設備改修 工事費等 財 国・県 源 地方債 1,602 1,602 75,961 75,961 内 訳 その他 一般財源 安定器交換 385 385 外壁シーリング打ち替え 138 138 103 ○大牟田文化会館文化事業〔文化会館〕 事業の内容については「社会教育施設等の状況 大牟田文化会館」 ( 159~163ページ) の「1 事業の実施状況」を参照してください。 ○カルタックス文化事業 (1)常設・企画展示の充実(再掲)〔三池カルタ・歴史資料館〕 事業の内容については「社会教育施設等の状況 三池カルタ・歴史資料館」 (164~1 68ページ)を参照してください。 (2)カルタ・歴史関連資料の収集・整理〔三池カルタ・歴史資料館〕 カルタ等資料収集状況 区 分 H23 年度 H24 年度 累 計 カルタ・トランプ・百人一首等 49 点 81 点 11,654 点 図書等関係資料 58 点 43 点 1,142 点 歴史資料 93 点 28 点 2,230 点 200 点 152 点 15,026 点 合 計 (3)歴史講座等の実施〔三池カルタ・歴史資料館〕 (詳細については、「社会教育施設等の状況 三池カルタ・歴史資料館」(164~16 8ページ)の「1 事業の実施状況」の「(1)必須事業」、「(2)提案事業」及び「(3) 自主事業」の「講座等の開催」の表を参照してください。) (4)おはなし会〔図書館〕 ボランティア団体の協力を得て実施しました。 (詳細については、「社会教育施設等の状況 図書館」(169~175ページ)の「3 事業の実施状況」の「(1)必須事業」の「おはなし会」の表を参照してください。) ○図書整備事業〔文化・スポーツ課〕 (1)図書等購入の推移 年度 H22 図書等購入費決 市民1人当たりの 算額(千円) 図書等購入費(円) 13,605 購入資料数 購入平均 単価(円) 備 考 107 7,936 1,714 うち寄贈 2.2 万円 H23 25,376 (住民生活に光をそそぐ 交付金分 12,018 含む) 202 17,484 1,451 うち寄贈 3.7 万円 H24 13,621 109 8,903 1,581 うち寄贈 2.4 万円 104 (2)図書以外の資料の受入れ状況 新 聞 (種) 雑 誌 (タイトル数) 録音図書 (デイジー含む) AV資料 購 入 10 82 319 寄 贈 1 233 23 7,477 H24 年度末総数 点字図書 91 タイトル 17 タイトル 2,484 タイトル 598 タイトル ※録音図書・点字図書については、ボランティア団体の協力により作製されたもの ○子ども読書推進事業〔文化・スポーツ課〕 H24年度は、広報啓発を中心に次の取組みを行いました。 (1)子ども読書の日記念イベント2012 内容等については、 (「社会教育施設等の状況 図書館」 (169~175ページ)の「3 事業の実施状況」の「(1)必須事業」の「②行事」の「ア イベント的事業」の表を参照 してください。) (2)広報啓発事業 ① 啓発ポスター作製・掲示 子ども読書の大切さを啓発するポスターを時季に応じて作製し、本庁舎等に掲示しま した。 ② 啓発チラシの小学校全児童への配布 読書の大切さや図書館の利用案内を記載したチラシを作製し、各小学校をとおして全 児童に配布しました。 ③ ホームページの記事作成・更新 おはなし会の情報や子どもの読書イベントの情報を毎月更新しました(携帯電話用の ページも毎月更新)。また、市内小中学校の図書館を取材紹介するページも記事を6件追 加し、充実させました。 【指標の達成状況】 指 標 指標の概要 文化会館の年間入 貸館利用者・観覧入場者等 場者数 の合計人数 到達目標値 年度目標値 実績値 (平成 27 年度) (平成 24 年度) (平成 24 年度) 240,000 人 230,000 人 223,829 人 【評価・課題】 本市の文化施設については、指定管理者制度を導入していることから、指定管理者としての 工夫により良好に運営ができました。 課題としては、どの施設にも共通することですが、経年劣化による設備等の老朽化が挙げら れます。施設機能の維持向上の観点から、整備については緊急性等を勘案しながら優先順位を つけて適切に行っていくこととします。なお、大牟田文化会館の大小ホールについて、H26 年度(小ホール)とH27年度(大ホール)にそれぞれ約6カ月の利用休止を伴う空調全面更 新工事を予定しています。 105 基本施策Ⅴ スポーツの振興 誰もが心身ともに健康な社会を実現するために、市民がいつでも、どこでも、誰でも気軽に スポーツに親しむことができるよう、「スポーツ振興計画」に基づき、スポーツの機会づくり、 支援の仕組みづくり、楽しめる環境づくりを進めます。 主要施策1 多様なスポーツ活動の機会づくりの推進 市民の誰もが生涯にわたり、それぞれのライフスタイルや心身の状況に応じてスポーツに親し み、健康で明るい生活が送れるよう、興味や関心、能力、適性に応じて運動やスポーツに親しむ ことができるよう、市民スポーツ大会やスポーツ教室など多様なスポーツ活動の機会づくりを推 進します。 また、心身ともに豊かでたくましい子どもの育成のため、子どもの体力向上を促進します。 【主な事業・取組】 ○市民スポーツ推進事業 (1)市民スポーツ教室、市民スポーツ大会等の開催〔文化・スポーツ課〕 ① 市民スポーツ教室(指定管理者) スポーツ初心者を対象に、スポーツ活動への参加の機会をつくり、健康・体力の維持 増進を図り、社会的交流を深めることを目的に、春・秋・新春の年3期に実施しました。 教 室 名 会 場 指 導 者 参加者(人) 春のスポーツ教室(10 回) ニコニコエアロ体操教室 市民体育館 アリーナ ソフトバレーボール教室 〃 〃 シルバーにこにこ体操教室 〃 卓球教室 〃 坂井 加陽子 89 バレーボール協会 18 剣道室 ㈱M&M 44 アリーナ 卓球協会 20 第二市民体育館アリーナ 古賀 巧 97 市民体育館 アリーナ 内田 京子 112 ソフトテニス教室 〃 〃 ソフトテニス連盟 16 親子リズム体操教室 〃 柔道室 ちゃいるどくらぶ 21(組) バドミントン教室 〃 アリーナ バドミントン協会 35 健美操教室 〃 剣道室 古賀 110 市民体育館 剣道室 3B体操協会 19 健美操教室 秋のスポーツ教室(10 回) 健康体操教室 巧 新春スポーツ教室(10 回) 3B体操教室 テニス教室 〃 アリーナ テニス協会 34 太極拳教室 〃 〃 太極拳協会 22 シルバーにこにこ体操教室 〃 剣道室 ㈱M&M 22 健康体操教室 〃 アリーナ 内田 京子 90 古賀 巧 99 健美操教室 ② 第二市民体育館アリーナ サマースポーツ教室(指定管理者) 小学3~6年生の少年・少女を対象に、スポーツ活動に親しむことを目的とし、夏休 106 み期間中にスポーツ教室を実施しました(1人1種目)。 教 室 名 会 ミニバスケットボール 場 指 市民体育館アリーナ 導 者 参加者(人) バスケットボール協会 100 バドミントン 〃 〃 バドミントン協会 69 ソフトバレーボール 〃 〃 バレーボール協会 58 卓球 〃 〃 卓球協会 47 ソフトテニス 〃 〃 ソフトテニス連盟 51 ソフトボール 緑地運動公園ソフトボール場 ソフトボール協会 39 軟式野球 延命球場 軟式野球連盟大牟田支部 46 ③ 市民スポーツ大会(指定管理者、スポーツ都市宣言推進協議会共催) 市民の誰もが気軽に参加でき、みんなで楽しめるスポーツの大会を実施しました。 大 会 名 期 日 会 場 参加者(人) 市民グラウンドゴルフ大会 4 月 15 日(日) 諏訪公園運動広場 171 市民ソフトバレーボール大会 6 月 10 日(日) 市民体育館 226 市民女子フットベースボール大会 9 月 9 日(日) 緑地運動公園運動広場 155 市民健康マラソン大会 H25 年 1 月 20 日(日) 御大典記念グラウンド 3,179 市民観梅ハイキング H25 年 2 月 24 日(日) 観光プラザ前~紹運寺 40 (2)スポーツ市民の祭典〔文化・スポーツ課〕 スポーツ都市宣言の啓発・普及を図るとともに、広く市民が集い、子供から高齢者まで 誰もが参加でき、楽しめるスポーツ・レクリエーション行事を実施することにより、市民 の健康増進及び相互の連帯と融和を図り、スポーツの普及・発展、さらには、健康的で明 るい市民生活の確立に寄与することを目的として開催しました(委託先:スポーツ都市宣 言推進協議会)。 と き 10月7日(日)・8日(月・祝) ところ 御大典記念グラウンド、市民体育館、諏訪公園イベント広場・多目的広場 主 管 スポーツ2012市民の祭典実行委員会 期日 10 月 7 日(日) 内容 ア 開会式 イ ムカデ競争、長靴飛ばし、少年団対抗リレー、 参加者(人) 6,500 小・中学生リレー 995 ウ 5人6脚競走大牟田大会 763 エ ニュースポーツ・少年団対抗競技 634 オ バザー・イベント ア ソフトバレーボール大会 206 グラウンドゴルフ大会 138 ミニサッカー大会 217 10 月 8 日(月・祝) イ ウ 多数 ●地域スポーツ活動推進事業(38ページの「重点事業の取組み状況報告書」を参照してくだ さい。) (1)地域元気アップスポーツ事業〔文化・スポーツ課〕 市民がより身近にスポーツに親しめるきっかけづくりとして、日本スポーツ振興センタ 107 ーの助成事業を活用し学校を起点とした5回の地域ふれあい元気ウオーキングやニュース ポーツ体験教室などを開催しました(委託先:大牟田市スポーツ推進委員協議会)。 ① 地域ふれあい元気ウオーキング・体力測定(全5回) 期日 7 月 1 日(日) 参加者(人) 高取小学校~三池山定林寺周辺 ※天候不良 25 9 月 23 日(日) 天道小学校~市民の森、帝京大学 11 月 11 日(日) みなと小学校~荒尾浄水場(大島バラ園)※天候不良 12 月 2 日(日) 上内小学校~上内みかん山 H25 年 3 月 24 日(日) ② 内容 29 ※天候不良 79 手鎌小学校~甘木山公園周辺 26 スロージョギング教室(3回連続講座) 期日 内容 参加者(人) 12 月 23 日(日・祝) スロージョギングの楽しみ方を学ぼう(講演) H25 年 1 月 13 日(日) スロージョギングの実践 (第二体育館) ※天候不良 H25 年 2 月 10 日(日) スロージョギングの実践 (諏訪公園) ③ 9 81 ニュースポーツ体験教室 期日 H25 年 3 月 13 日(水) 内容 参加者(人) ニュースポーツの周知啓発のため、囲碁ボール、ディス 30 ゲッターナインなど4種目の体験教室を実施 (2)地域スポーツ活動支援〔文化・スポーツ課〕 スポーツ活動を通じて仲間づくりや多世代間の交流の活性化を図り、コミュニティの形 成を目的に、スポーツ推進委員による地域スポーツ活動への連携を図りました。 地域行事数 参加者(人) 101 延べ 19,771 内容 企画 運営 実技指導 91 91 76 (3)スポーツ少年団育成事業〔文化・スポーツ課〕 スポーツ少年団員の体力・健康の現状を把握しその増進を図るとともに、各少年団相互 の親善と友情を深めるための事業を実施しました。また、スポーツ少年団の加入促進を図 るため、機関紙「おおむたしスポーツ少年団ニュース」を作成し普及促進を図りました(委 託先:大牟田市スポーツ少年団本部)。 期日 12 月 22 日(土) H25 年 2 月 17 日(日) 内容 場所 参加者 団体数 人数 体力テスト 市民体育館 30 484 交流ドッジボール大会 市民体育館 18 323 スポーツ少年団の加入状況 H22 年度 H23 年度 H24 年度 スポーツ少年団数 52 50 46 加入者数 972 859 812 108 ○子どもの体力向上事業(「まちづくりのための特別枠」事業)〔文化・スポーツ課〕 (1)子どもの体力アップスポーツ事業〔文化・スポーツ課〕 子どもにとってスポーツは、生涯にわたって健康や体力を保持・増進するための大切な 活動であり、幼少期からスポーツを実施することの重要性を伝えスポーツの恒常性を図る ため、親子で参加できる「子どもが運動・スポーツを好きになる親子運動セミナー」をシリ ーズで2回実施しました。 当事業では、日本スポーツ振興センターの助成を活用して市内の幼児を対象に、親へ子 どもの成長に合わせた運動の必要性の理解のためのセミナーと、親子運動プログラムに基 づく運動を奨励しました(委託先:大牟田市スポーツ推進委員協議会)。 ①第1回講座(協力:アビスパ福岡) 期日 内容 参加者(人) 8 月 19 日(日) 子どもの体力測定、保護者セミナー 9 月 23 日(日) 親子運動遊び 10 月 28 日(日) 親子運動遊び 11 月 18 日(日) 親子運動遊び 12 月 16 日(日) 子どもの体力測定 118 (54 組) ②第2回講座 期日 内容 参加者(人) H25 年 1 月 13 日(日) 子どもの体力測定、保護者セミナー H25 年 2 月 10 日(日) 親子運動遊び H25 年 3 月 10 日(日) 親子運動遊び 58 (27 組) (2)中学校運動部活動支援〔文化・スポーツ課〕 中学生の体育活動の発展と技術向上を図るため、大牟田市中学校体育連盟に対し、運営及 び大会出場に係る費用の一部負担を行いました。 内容 対象者数 負担金額(円) 運営負担金 - 340,000 九州・全国大会出場負担金 20 635,360 地区・県大会出場負担金 722 816,700 地区・県新人大会出場負担金 333 441,675 (3)小学生体力アップ事業〔文化・スポーツ課〕 スポーツ振興計画の基本目標の一つである子どもの体力向上と健全育成の推進のため、 体力テストの結果を踏まえて、本市の子どもの体力の弱点である柔軟性を強化し、体力の 向上を目的とした研修会を実施するとともに、 「おおむたっ子ストレッチ」の啓発DVDを 作成し啓発を行いました。(委託先:大牟田市小学校体育研究会) 期日 12 月 7 日(金) 内容 体力向上研修会 「児童生徒の柔軟性を高める運動の考え方・行い方」 109 参加人数 35 【指標の達成状況】 指 標 成人のスポーツ 実施率 指標の概要 到達目標値 年度目標値 実績値 (平成 27 年度) (平成 24 年度) (平成 24 年度) まちづくり市民アンケートで 週に1回以上スポーツを行っ 40% 30.0% 29.7% たと答えた成人の割合 【評価・課題】 市民スポーツ推進事業では、「市民スポーツ教室」、「サマースポーツ教室」を実施し、「市民 健康マラソン(第50回記念大会)」をはじめとした「市民スポーツ大会」や「スポーツ市民 の祭典」を開催するなどにより、スポーツ活動に親しむ機会づくりに努めました。 地域スポーツ活動推進事業では、市内5地域で「地域ふれあい元気ウオーキング」を実施し ましたが、全5日間のうち3日は、雨天による天候不順のため、思ったほど参加者が伸びませ んでした。また、「スロージョギング教室(3回連続講座)」は、気軽に楽しむことができるた め、募集をかけたその日に定員に達するなど好評となっています。このほか、地域スポーツ活 動を推進するため、スポーツ推進委員による地域スポーツ行事の企画等への参画をはじめ、会 員数が減少しているスポーツ少年団の活動を紹介する機関紙「おおむたしスポーツ少年団ニュ ース」の発行やスポーツ少年団員の体力把握のための体力テストの実施、スポーツ少年団相互 の交流促進を図るためのスポーツイベントを実施しました。 しかしながら、スポーツ少年団は地域に密着し小学校の校区単位に組織された団体が多く、 児童数の減少により組織化が厳しく、4つの少年団が減少し加入者も減少傾向にあります。 子どもの体力向上事業では、幼少期からスポーツに慣れ親しむことによりスポーツの習慣化 につなげることを目的として開催しましたが、特に、アビスパ福岡のコーチ陣によるセミナー は、前年度参加者の口コミによる応募もあり、終了後のアンケートにおいても非常に好評でし た。 また、本市の小学生は、体力テストの結果は国・県を上回っているものの、柔軟性が低い結 果となっているため、「おおむたっ子ストレッチ」の普及・啓発に取り組みました。 これらの事業を通して、市民ニーズに対応したスポーツの普及振興を図ってきたところであ り、成人のスポーツ実施率は29.7%と目標値を若干下回りましたが、H23年度実績の2 6.8%を上回りました。 今後も、 「大牟田市スポーツ振興計画」に基づいて計画的に施策及び事業を実施し、市民が身 近な地域でスポーツに親しみ、続けることができる機会づくりを進める必要があります。 また、人口の減少、ライフスタイルの変化、少子化等に伴い、スポーツ少年団への加入率が 低下してきており、加入促進のためにスポーツ少年団活動の普及啓発が必要です。 110 主要施策2 スポーツ活動を支える仕組みづくりの推進 市民が主体的かつ計画的に多様なスポーツ活動に取り組むことによって、豊かなスポーツライ フを形成し、定着していけるよう、大牟田市体育協会をはじめとする各種団体等との連携により、 活動支援のための仕組みづくりを推進します。 競技力向上と市民のスポーツへの関心を高めるため、各種スポーツ大会の奨励、トップレベル の競技大会の誘致等スポーツ事業の支援に努めます。 また、地域住民がより身近にスポーツ活動に親しめるよう、総合型地域スポーツクラブの創設 と支援に努めます。 【主な事業・取組】 ○総合型地域スポーツクラブ育成・支援事業(「まちづくりのための特別枠」事業)〔文化・ス ポーツ課〕 総合型地域スポーツクラブとは、地域の特徴を生かし、地域のアイディアにより自主的に 運営され、スポーツなどを通して地域の人と人との豊かなつながりを形成するものであり、 その活動を支援しました。 また、新たな総合型地域スポーツクラブの創設に向け、啓発用パンフレットの作成・配布 をはじめ設立意欲の高い地域に対して個別説明会を開催するなど支援に努めました。 設置団体:1団体(平成17年度~ 右京ふれあい健康クラブ) 期日 年度を通じた毎週火曜 日 年度を通じた毎週土曜 内容 場所 右京ふれあいタイム(卓球、バドミントン) 右京中学校 参加者(人) 延べ 587 ヨガ教室 天領小学校 延べ 1,223 ソフトテニス教室 右京中学校 7 バドミントン教室 天領小学校 11 右京中学校区体育祭 右京中学校 400 パソコン教室 天領小学校 16 チアダンス教室 天領小学校 9 H25 年 2 月 17 日(日) うどん道場 三川地区公民館 H25 年 3 月 17 日(日) ウオーキング 日 8 月 4 日~9 月 22 日の 毎週土曜日 9 月 20 日~11 月 1 日の 毎週木曜日 10 月 21 日(日) 11 月 14 日~12 月 26 日 の毎週水曜日 5 月 12 日~6 月 30 日の 毎週土曜日 年度を通じた毎週土曜 日 天領小学校~ 諏訪公園 卓球教室 三川地区公民館 22 13 延べ 489 ○スポーツ団体等連携・支援事業 (1)スポーツ都市宣言推進協議会との連携〔文化・スポーツ課〕 本市では、H2年7月、スポーツを通して「人づくり」、「まちづくり」を目指す決意を 111 込めて「スポーツ都市宣言」を行い、その実現を目指し、スポーツ関係団体、学校、地域 団体、企業、医療、福祉、行政など市内の各種団体の参画による「スポーツ都市宣言推進 協議会」が組織され、スポーツを通じた住みよいまちづくりに努めています。 (2)チャレンジデーの支援〔文化・スポーツ課〕 チャレンジデーは、毎年5月の最終水曜日に全国一斉に行われ、人口規模がほぼ同じ自 治体間で、15分以上継続して身体活動(運動)を行った住民の参加率を競うもので、住 民の運動・スポーツに対する意識高揚や住民の連帯意識の醸成等を目的に、スポーツ都市 宣言推進協議会、大牟田市体育協会を中心に市民団体、行政等で実行委員会を組織し実施 しました。 期日 参加者数 5 月 30 日(水) 85,217 人 参加率 対戦相手自治体 68.2% 兵庫県豊岡市 5年連続の金メダル(参加率 50%以上) 53.0% ○競技スポーツ振興・支援事業 (1)県民体育大会選手派遣〔文化・スポーツ課〕 H24年度は、北九州地区で開催された第55回福岡県民体育大会へ本市代表として出 場する選手団を下記のとおり派遣しました。秋季大会の総合順位は8位の結果でした。 ①夏季大会(水泳) 競 技 名 水泳 開催日 開催地 北九州市 ②秋季大会 競 技 開催日 名 開催地 8月26日(日) 派遣人数 54 苅田町 な 結 果 (入賞等) 1位 (中学生 女子 50m 自由形) 1位 (高校生 男子 50m バタフライ) 2位 (小4以下 男子 50m 自由形) 2位 (小5・6 男子 50m 自由形) 2位 (中学生 男子 50m 背泳ぎ) 2位 (一般 18~29 歳 男子 50m 背泳ぎ) 2位 (少年の部 男子 200m フリーリレー) 3位 (小5・6 男子 50m 背泳ぎ) 5位 (中学生 女子 50m 自由形) 5位 (少年の部 女子 200m フリーリレー) 6位 (小5・6 男子 50m バタフライ) 6位 (一般 18~29 歳 男子 50m バタフライ) 9月22日(土・祝)・23日(日) 派遣人数 北九州市 バレーボール 主 73 吉富町 バドミントン 北九州市 27 弓道 北九州市 14 バスケットボール 北九州市 60 ソフトテニス 北九州市 18 112 主 2位 青年女子 3位 一般男子 な 結 果 (入賞等) 卓球 豊前市 21 柔道 行橋市 12 陸上 みやこ町 21 剣道 北九州市 6 ソフトボール 北九州市 18 ③冬季大会 競 技 開催日 名 第61回福岡県郡市 対抗駅伝競走大会 2位 一般男子 1位 壮年女子 3000m(50~59 歳) 1位 壮年女子 3000m(60~69 歳) 2位 青年女子砲丸投 3位 壮年女子 100m(50~59 歳) 3位、4位 壮年女子走幅跳(50~59 歳) 3位、8位 青年男子 100m 4位 青年男子 4×100m リレー 4位 壮年男子走幅跳(50~59 歳) 4位 青年女子走幅跳 5位 青年男子 400m 6位 壮年男子 3000m(50~59 歳) 6位 一般女子 3000m 7位 壮年女子砲丸投(50~59 歳) 1位 一般男子Ⅰ H25年1月27日(日) コース 成績 みやこ町(豊津・犀川)駅伝コース 第 18 位(29 郡市中) タイム:2 時間 00 分 06 秒 (2)市民体育大会委託事業〔文化・スポーツ課〕 市民の競技スポーツにおける競技水準の向上と、競技団体相互の連帯と融和を図るため に、大牟田市体育協会加盟団体への委託事業として20大会を開催しました。 大 会 名 太極拳合同発表会 大牟田オープンテニストーナ メント 期 日 4 月 22 日(日) 4 月 28 日(土)~10 月 28 日(日) 会 場 参加者 (人) まいピア高田 170 緑地運動公園 481 大牟田市民軟式野球大会 4 月 8 日(日)~10 月 7 日(日) 延命球場他 400 おおむた弓道選手権大会 7 月 8 日(日) 延命弓道場 104 大牟田市民バドミントン大会 8 月 19 日(日) 市民体育館 132 9 月 26 日(水) 有明カントリークラブ 103 9 月 2 日(日) 緑地運動公園 242 9 月 2 日(日) 玉名クレー射撃場 ゴルフ協会会長杯市民ゴルフ 大会 市長杯ソフトテニス選手権大 会 大牟田クレー射撃大会 大牟田市ソフトボール選手権 大会 大牟田市サッカー選手権大会 10 月 7 日(日)~11 月 25 日(日) 11 月 18 日(日)、25 日(日) 113 10 緑地運動公園他 700 諏訪公園他 288 大牟田市一般男女バレーボー ル大会 大牟田市グラウンドゴルフ 選手権大会 大牟田市剣道選手権大会 大牟田市ボウリング選手権大 会 おおむた市長杯アーチェリー 大会 11 月 18 日(日) 市民体育館 10 月 24 日(水) 緑地運動公園 11 月 4 日(日) 市民体育館 11 月 18 日(日) 大牟田Jボウル H25 年 1 月 13 日(日) サンアビリティーズおおむ た 200 69 250 46 11 大牟田駅伝競走大会 H25 年 1 月 6 日(日) 緑地運動公園周辺 650 大牟田市民卓球大会 H25 年 2 月 3 日(日) 市民体育館 160 四地区対抗柔道大会 H25 年 3 月 3 日(日) 大牟田高等学校 60 H25 年 3 月 3 日(日) 緑地運動公園 50 大牟田市民ゲートボール選手 権大会 大牟田市バスケ ットボール選 手権大会 H25 年 3 月 20 日(水・祝) 市民体育館 500 (3)広域スポーツ大会奨励補助〔文化・スポーツ課〕 競技スポーツの振興に寄与し、本市活性化に貢献するものとして開催される広域スポー ツ大会を奨励するために、その大会の費用の一部を補助しました。 大 会 名 全日本実業団男子ソフトボー ル選手権大会福岡県大会 大牟田市近県中学生バレーボ ール選手権大会 大牟田市会長杯近県ソフトテ ニス選手権大会 有明杯アーチェリー大会 有明海沿岸少年サッカー大会 期 日 4 月 15 日(日) 5 月 3 日(木・祝) 会 場 緑地運動公園他 市民体育館他 参加者 (人) 120 2,000 5 月 13 日(日) 緑地運動公園他 150 5 月 20 日(日) 第二グラウンド 22 8 月 4 日(土)~5 日(日) 諏訪公園他 540 大蛇山卓球大会 8 月 12 日(日) 市民体育館 310 近県親善ゲートボール大会 9 月 15 日(土) 緑地運動公園 210 9 月 30 日(日) 大牟田高校前スタート 130 10マイル10キロ5キロ福 岡県選手権大会 有明少年野球大会 大牟田オープン小学生バドミン トン大会 優勝弓争奪近県弓道大会 10 月 14(日)・20(土)・21(日) 延命球場他 1,400 12 月 24 日(月・振休) 市民体育館 146 H25 年 3 月 17 日(日) 市民体育館 425 ・27(土) (4)トップレベルの大会の開催支援、選手との交流の促進〔文化・スポーツ課〕 ① 第65回全九州都市対抗陸上競技大会への支援 九州一円の各郡市の代表選手が一同に集まり、九州地区の競技力の向上並びに親睦と 114 融和を図る目的で開催しました。 と き 4月8日(日) と こ ろ 御大典記念グラウンド 主 催 九州陸上競技協会、NPO法人大牟田市体育協会 共 催 大牟田市教育委員会 主 管 福岡陸上競技協会、大牟田市陸上競技協会 後 援 朝日新聞社 参 加 男子35郡市 女子35郡市 参加者870人 種 目 [男子の部]100m、200m、400m、800m、1,500m、5,000m、110mH、 スウェーデンリレー、走高跳、走幅跳、砲丸投、円盤投、 槍投、三段跳、棒高跳 [女子の部]100m、200m、400m、800m、3,000m、100mH、 4×100mリレー、走高跳、走幅跳、砲丸投、円盤投、槍投 [オープン]男子 5,000m、男子 3,000m障害、女子 3,000m、女子 1,500m 成 ② 績 区 分 優 勝 2 位 3 位 4 位 5 位 総 合 福 岡 市 北九州市 大 分 市 久留米市 大牟田市 男 子 北九州市 福 岡 市 大 分 市 久留米市 佐世保市 女 子 福 岡 市 北九州市 大 分 市 大牟田市 八 代 市 備考 8 位 大牟田市 トップアスリート交流事業 日本スポーツ振興センターの助成を活用して、スポーツ分野におけるトップレベルの 選手による直接の指導・交流により、競技力の向上やスポーツ競技への関心を高めるた めスポーツ教室を実施しました(委託先:スポーツ都市宣言推進協議会)。 期日 H25 年 1 月 20 日(日) H25 年 3 月 9 日(土) 内容 三世代交流ランニング指導(市民健康マラソン第 50 回記念大会) 講師:君原健二 大牟田ジュニア柔道教室 講師:西田孝宏、杉野健次郎 参加者(人) 3,179 177 (5)各種スポーツ事業への共催・後援による支援 スポーツの普及・向上に寄与する公共性の高いスポーツ事業等に対して、共催・後援等 による支援を行いました。 共催 1件 後援 55件 ○表彰・奨励事業 (1)体育功労者表彰〔文化・スポーツ課〕 本市において、多年にわたり体育、スポーツの普及振興に寄与し、その功績が顕著であ る者、またはスポーツ競技会において抜群の成績をあげ、その競技の発展に尽くした功績 が顕著である者に対し、それぞれ功労賞と記録賞を授与しました。(10月7日表彰) ① 功労賞 【藤田 正昭】 バスケットボールの普及、発展並びに競技力の向上に貢献 115 【黒田 【猿渡 【今井 【大熊 【古賀 【塚本 洋】 重雄】 可純】 久幸】 達也】 幸子】 記録賞 ア 優秀賞 【大町 隆雄】 【佐藤 正大】 【大牟田高等 学校柔道部】 イ 奨励賞 【川島 茜音】 【脇田 麻誇】 【石橋 美穂】 卓球の普及、発展並びに競技力の向上に貢献 ソフトボールの普及、発展並びに競技力の向上に貢献 陸上競技の普及、発展並びに競技力の向上に貢献 軟式野球の普及、発展並びに競技力の向上に貢献 スポーツ推進委員として、地域スポーツの指導育成に貢献 スポーツ推進委員として、地域スポーツの指導育成に貢献 ② 全日本ジュニア柔道体重別選手権大会 男子 90 ㎏級 2位 全国高等学校総合体育大会柔道選手権大会 男子個人 81 ㎏級 2位 金鷲旗高校柔道大会 男子団体 3位 全国高等専門学校体育大会(陸上競技) 九州中学校柔道大会 九州中学校水泳競技大会 【松尾紳之助】 全九州高等学校ソフトテニス競技大会 【川上 力也】 全九州高等学校ソフトテニス競技大会 【平田 明】 九州ジュニア柔道体重別選手権大会 女子砲丸投 優勝 女子 70 ㎏超級 優勝 女子 100m 自由形 優勝 女子 200m 自由形 優勝 男子個人戦 優勝 男子個人戦 優勝 男子 55 ㎏級 優勝 (2)おおむたっ子がんばれ奨励金〔文化・スポーツ課〕 18歳以下の市民が各種スポーツ大会の予選会を経て全国レベルの大会及び国際大会に 出場する場合に、青少年の育成、スポーツの振興、選手の意欲の向上に寄与するために青 少年健全育成基金を活用し、「おおむたっ子がんばれ奨励金」を交付しました。 H22 年度 H23 年度 H24 年度 全国大会出場者数(人) 142 129 103 交付額(千円) 426 387 309 【指標の達成状況】 指 標 指標の概要 県民体育大会の 福岡県民体育大会の大牟田市 総合順位 総合順位 到達目標値 年度目標値 実績値 (平成 27 年度) (平成 24 年度) (平成 24 年度) 6位 7位 8位 【評価・課題】 H24年度のチャレンジデーの結果は、年度目標の69%には到達しませんでしたが、過去 最高の参加率68.2%を達成しました。年々、参加率も増加傾向にあり、チャレンジデーの 趣旨が多くの市民に浸透してきた結果であり、スポーツで「元気な大牟田市」をアピールでき ました。今後も、更なる普及啓発を行いながら、運動のきっかけづくりに努めます。 「大牟田市スポーツ振興計画」を推進するにあたり、スポーツ都市宣言推進協議会と連携を 図りながら「トップアスリート交流事業」を実施し、組織の連携活性化や競技スポーツへの関 116 心を高めるトップレベル選手との交流事業の促進に努めました。 また、競技スポーツの推進を図るため、各スポーツ種目ごとにスポーツ大会が実施され、競 技水準の向上を図りました。 H24年度の県民体育大会(秋季大会)では、前年度の9位より順位をひとつ上げ総合順位 は8位の結果でした。しかしながら、目標順位は達成しておらず、今後も、関係団体等と連携 しながら「大牟田市スポーツ振興計画」をより一層推進し、活気あるスポーツ活動のしくみづ くりの形成を図る必要があります。 117 主要施策3 スポーツ活動がしやすい環境づくりの推進 市民がいつでも気軽に運動やスポーツ活動への参加ができるよう、多様で安全、快適なスポー ツ施設の整備、充実を図るとともに、きめ細やかなスポーツ情報の提供等に努め、スポーツを楽 しめる環境づくりを推進します。 また、必要に応じて指導を受けられるよう、指導者の養成、確保、資質向上に努めます。 【主な事業・取組】 ○体育施設整備事業〔文化・スポーツ課〕 本市は、市民体育館、御大典記念グラウンド、延命球場等多くのスポーツ施設を有してい ますが、各施設は老朽化しており、補修、改修等工事を随時実施しながら利用者の安全性の 確保等に努めました(工事の内容については、「社会教育施設等の状況 スポーツ施設」(1 76~177ページ)を参照してください。)。 ○学校体育施設開放事業(再掲) 〔文化・スポーツ課〕 (「基本施策Ⅲ 学校教育の充実」の「主 要施策7 地域に開かれたよりよい学校づくりの推進」の89ページを参照してください。) ○指導者育成・活用事業〔文化・スポーツ課〕 (1)スポーツ推進委員の育成 スポーツ推進委員は、住民のスポーツ振興のために住民の求めに応じての実技指導やス ポーツ活動促進の組織育成、教育機関及び行政機関のスポーツ行事・事業への協力、住民 に対してのスポーツの普及並びに指導助言を行います。本市では58人(定数)を委嘱し ており、資質向上を図るために研修会を実施しました。 ① 大牟田市スポーツ推進委員研修会 大牟田市スポーツ推進委員協議会では、スポーツ推進委員相互の資質向上を図ること を目的に研修会を実施しました。 期日 場所 6 月 17 日(日) ② 研修内容 生涯学習支援センター研修室 スポーツ推進委員の役割とは 第二市民体育館 ニュースポーツ講習 スポーツ推進委員の研修会等派遣事業 国・福岡県が主催する下記の研修会へスポーツ推進委員を派遣しました。 期日 6 月 3 日(日) 研修名称 開催地 福岡県女性スポーツ推進委員研修会 福岡市 南筑後地区女性スポーツ推進委員研修会 筑後市 6 月 24 日(日) 福岡県スポーツ推進委員初任者研修会 福岡市 11 月 25 日(日) 南筑後地区スポーツ推進委員研修会 筑後市 全国スポーツ推進委員研究大会 長崎市 福岡県スポーツ推進委員研修大会 北九州市 6 月 9 日(土) 11 月 29 日(木)・30 日(金) 12 月 9 日(日) H25 年 2 月 2 日(土) ・3 日(日) 九州地区スポーツ推進委員研究大会 鹿児島市 (2)地域スポーツ指導者講習会 日本スポーツ振興センターの助成を活用して、スポーツの普及・発展と地域スポーツ の指導者育成を図るため、 「指導と育成」をテーマに、スポーツの指導に経験豊富な講師 118 を招き、スポーツの指導者及びスポーツの指導に関心がある市民等に指導法について「ス ポーツで元気な人づくり、まちづくり講座」を開催しました(委託先:スポーツ都市宣 言推進協議会)。 期日 内容 参加者(人) H25 年 3 月 22 日(金) 講師 川西 川西 大介(慶應義塾大学非常勤講師) 和子(フィールドアーチェリー選手) 50 H25 年 3 月 29 日(金) 講師 桑鶴 元昭(誠修高等学校バレーボール部総監督) 50 (3)スポーツ少年団指導者研修会 スポーツ少年団の指導者を対象に、安全なスポーツ指導及び資質の向上を図るために、 研修会を実施しました。 期日 場所 研修内容 参加者(人) 「最近の体罰問題を考える」 H25 年 3 月 25 日(月) 市民体育館研修室A ~指導者におけるメンタルトレ 50 ーニング・目標・目的設定~ (4)スポーツ医科学研修会 生涯スポーツを実施するにあたり、スポーツを通した健康増進の知識を習得し、スポ ーツ活動において健康なからだづくりを目指すことを目的に研修会を開催しました(指 定管理者)。 期日 場所 研修内容 H25 年 3 月 27 日(水) 市民体育館研修室A 医師の立場から見た健康とスポ ーツについて 参加者(人) 70 ○スポーツ情報の提供〔文化・スポーツ課〕 日本スポーツ振興センターの助成を活用して、種目ごとのスポーツイベントの開催、スポ ーツ施設の紹介、スポーツ少年団一覧、ニュースポーツ用具の貸出紹介などを掲載したスポ ーツカレンダーを作成し小・中学生を中心に配布を行い、スポーツ実施の機会づくりの啓 発・普及を行いました。 【指標の達成状況】 指 標 学校体育施設開 放利用者数 指標の概要 到達目標値 年度目標値 実績値 (平成 27 年度) (平成 24 年度) (平成 24 年度) 市立小・中学校体育施設開放 の1学校あたりの平均利用人 12,000 人 10,500 人 7,330 人 数 【評価・課題】 体育施設整備事業では、老朽化した体育施設の補修、改修事業を随時実施してきており、今 後も有利な国・県等の各種助成事業等を活用し、安全性、緊急性等を見極めながら整備を図っ ていきます。 119 学校体育施設開放事業では、各小・中学校の体育施設及び延命中学校弓道場が地域住民の日 常スポーツの場として利用されています。 しかしながら、学校体育施設開放利用者数は、利用団体の減少や学校再編等による体育館の 建て替え等から、目標値の達成までには至りませんでした。このため、身近な地域でのスポー ツの実施の啓発を図りながら、学校体育施設開放による有効活用についてより一層の周知を図 っていく必要があります。 なお、年間の合計利用件数は、15,567件で1校あたり平均約470件、1日1校あた り平均約1.3件利用されました。また、利用団体1件当たり平均約15.5人が利用されま した。 指導者育成・活用事業では、H23年度に引き続き、 「地域スポーツ指導者研修会」や「スポ ーツ少年団指導者研修会」を開催し、様々なニーズに対応した指導者の養成を行いました。 今後も、 「大牟田市スポーツ振興計画」に基づいて計画的に施策及び事業を実施し、市民が身 近な地域で誰もがスポーツに親しみ、続けることができる環境の整備を図っていきます。 120 基本施策Ⅵ 人権の尊重 あらゆる人権問題の解決に向けて、 「人権教育・啓発基本計画」に基づき人権教育・啓発を総 合的に推進するとともに、すべての人がお互いの人権を認め合い尊重し合う社会の構築を目指 します。 主要施策1 学校教育における人権・同和教育の推進 学校教育において、人権に関する知識理解と人権感覚をかん養し、人権が大切にされる社会の 基礎づくりを推進します。 【主な事業・取組】 ○学校教育における人権・同和教育推進事業 (1)学校教育活動全体を通した児童生徒の学習〔指導室〕 各学校において、人権・同和教育の全体計画を作成し、県教育委員会作成の副読本「か がやき」や教材集「あおぞら」を活用しながら、学校の教育活動全体を通して、児童生徒 の実態に応じ人権・同和教育を推進するよう指導しました。 (2)教職員研修の開催〔指導室〕 教職員研修については計画的に授業を中心にした校内研修会を開催するとともに、大牟 田市人権・同和教育研究協議会と連携して実践交流会に参加し、学校人権・同和教育の充 実に努めるよう指導しました。 (3)各種研究会への参加〔指導室〕 県教育委員会、県人権・同和教育研究協議会等が主催する各種研究会への参加の促進を 図りました。 【指標の達成状況】 指 標 指標の概要 人権・同和教育の 各学校で作成した人権・同和 実施率 教育計画を実施した割合 到達目標値 年度目標値 実績値 (平成 27 年度) (平成 24 年度) (平成 24 年度) 100% (毎年度維持) 100% 100% 【評価・課題】 全校において、学校の実態に応じた人権・同和教育の取組がなされました。また、校内で授 業研究会が実施され、人権が尊重される学校づくりを進めることができました。今後とも、各 学校で全体計画を見直しながら、人権・同和教育の充実に努めるよう指導していきます。また、 校内研修の内容を見直すとともに、福岡県教育委員会、大牟田市人権・同和教育研究協議会等 と連携して教職員の研修の充実に努めます。 121 主要施策2 社会教育における人権・同和教育の推進 社会教育において、広く市民を対象にした学習会や研修会等を開催するなど、人権・同和教育 研究協議会との連携により、人権が尊重される社会の形成に努めます。 【主な事業・取組】 ●人権・同和問題啓発事業(39ページの「重点事業の取組み状況報告書」を参照してくださ い。) (1)人権のまちづくりコーディネーター養成事業(「まちづくりのための特別枠」事業)〔人 権・同和教育課〕 大牟田市人権教育・啓発基本計画に基づき、人権にかかわりの深い特定職業従事者であ る市役所、小・中・特別支援学校、保育園、幼稚園、病院、社会福祉協議会、障害者協議 会の職員を対象に啓発リーダーを育成しました。 と き:9月6日(木)、20日(木)、10月11日(木)、H25年1月17日(木)、 2月7日(木)、14日(木)(全6回) ところ:大牟田文化会館 研修室1・2 参 加:27人(修了者24人) 内 容:前期3回…基礎編 後期3回…応用編 (2)人権・同和教育講演会〔人権・同和教育課〕 「7月同和問題啓発強調月間」関連事業 と き 7月14日(土) ところ 大牟田文化会館 小ホール 参加者 111人 テーマ 「歴史発見! 明治6年筑前竹槍一揆」 講 師 石瀧 豊美(イシタキ人権学研究所所長) ※当日は九州北部豪雨ため講師が来場できず、啓発ビデオ鑑賞に切り替えました。 (3)人権問題講演会〔人権・同和教育課〕 「12月人権週間」関連事業 と き 12月8日(土) ところ 大牟田文化会館 研修室1・2 参加者 94人 テーマ 「同和問題(部落差別)の現状とその解決に向けて」 講 師 組坂 幸喜(九州大谷短期大学非常勤講師、部落解放同盟筑後地区協議会書記 長) ○同和地区学習活動支援事業 (1)解放教室運営費補助〔人権・同和教育課〕 青少年の仲間づくりと社会性のかん養及び学力向上のため、小浜集会所で行われる解放 教室の支援をしました。 ○人権・同和教育研修派遣事業〔人権・同和教育課〕 (1)地域活動指導員講師派遣事業 派 遣 先 企業等20団体の職域研修等 派遣回数 33回 122 参加者数 1,107人 (2)社会教育関係職員派遣研修 派遣回数 1回 参加者数 2人 ○大牟田市人権・同和教育研究協議会との連携事業 (1)人権・同和教育研究実践交流会〔人権・同和教育課〕 第16回人権・同和教育研究実践交流会 と き 8月2日(木) ところ 大牟田文化会館 参加者 587人 全体会 記念講演「今、人権・同和教育の課題は」 講 師 堤 純雄(筑後地区人権・同和教育研究協議会会長) 分科会 「子どもとともにのりこえる」、「なかまづくり」「ともに生き ともに学ぶ」、 「こどもと豊かにかかわるために」、「自分らしく生きる社会をめざして」等 8分科会 (2)人権連続講座〔人権・同和教育課〕 人権連続講座(特別企画) と き H25年2月16日(土) ところ 市内各所 参加者 20人 内 容 三池集治監跡などを訪れ、炭鉱の歴史について人権の視点からフィールドワー クを行いました。 講 師 市同研専門研究員 (3)課題別委員会「子ども就学支援」の支援〔人権・同和教育課〕 課題別委員会「子ども就学支援」で、「2012(平成 24)年度版 おおむた子ども支援ガ イドブック~子どもを、家庭をチームワークで支えるために~」を 作成し、学校をはじめ として大牟田市人権・同和教育研究協議会加盟団体に配付するとともに、ホームページに 掲載し情報提供を行いました。 【指標の達成状況】 指 標 「講演会」後の人権 問題の理解度 指標の概要 到達目標値 た人の割合 実績値 (平成 27 年度) (平成 24 年度) (平成 24 年度) アンケートで、 「よく分かっ た」 「概ね分かった」と答え 年度目標値 80% (毎年度維持) 80% 97.1% 【評価・課題】 人権・同和問題啓発事業では、アンケート提出者による人権問題の理解度は、目標を上回り ました。しかしながら、近年、人権に対する関心が薄れているように思われ、参加者の減少と 固定化が見られます。 このようなことから、既存の講演会等の事業について再編成等の見直しを行うとともに、新 123 たな視点で市民への啓発の広がりを進めるため「人権のまちづくりコーディネーター養成講 座」を開催し、職域や地域で啓発活動の核となる指導者を養成しました。H25年度は、養成 したコーディネーターのフォローアップ研修会や意見交換会等を行い、今後の活動に結びつけ ていきます。 同和地区学習活動支援事業では、地対財特法失効後の一般対策への円滑な移行という基本的 な考え方のもとで、これまでの事業の成果や手法等の評価とともに、円滑な移行に向けた効率 的・効果的な事業のあり方について検討していきます。 人権・同和教育研修派遣事業では、今後も人権・同和教育関係の担当者及び社会教育関係職 員等の人権意識高揚のために、研修会等への積極的な参加促進に努めます。 大牟田市人権・同和教育研究協議会との連携事業では、「大牟田市人権・同和教育研究実践 交流会」「人権連続講座(特別企画)」を通して、同和問題をはじめあらゆる人権問題に対する 理解と認識が深められました。また、課題特別委員会「子ども就学支援」で、H23年度に作 成した「おおむた子ども支援ガイドブック」を改訂し、学校をはじめとして大牟田市人権・同 和教育研究協議会加盟団体に配付するとともに、ホームページに掲載し情報提供を行いました。 今後とも、大牟田市人権・同和教育研究協議会との連携を深めながら、人権尊重社会の確立 に向けた人権教育・啓発の効果的な推進を図っていきます。 124 ◎ 教育行政の円滑な推進と効率的運営 各基本施策の推進にあたっては、以下の視点に基づき、国における教育施策の動向をふまえ 地方分権時代に対応した、市民に開かれた教育行政の展開に努め、総合的、計画的な行政運営 に努めます。 1 2 3 4 5 市民に開かれた教育行政の展開 重要課題の的確な把握と調整 公共施設の効率的運用 教育予算の効果的・効率的運営 人材育成の推進 上の5つの視点に係る事業・取組みのうち、 〔施策・事業の推進状況〕に記載していないもの等 について、以下に記載します。 1 市民に開かれた教育行政の展開 (1)各種審議会等の効果的・効率的な運営 H24年度に運営した審議会等は以下のとおりです。 ① 大牟田市社会教育委員の会議〔生涯学習課〕 社会教育に関し市民の意見を反映させるため、社会教育に関する諸計画の立案等につい て助言し、諮問に応じ意見を述べることを主な目的としています。 ア 会議の開催 第1回 と き 7月18日(水) 委嘱状交付 議長、副議長の選出 福岡県社会教育委員連絡協議会評議員について 報告事項 H23年度「社会教育委員の会議」実施状況 協議事項 H24年度「社会教育委員の会議」実施計画 H24年度社会教育事業計画(案)について 筑後地区市町村社会教育委員研修会について 第2回 と き 10月2日(火) 報告事項 H23年度の会議の意見を踏まえた取り組みの経過について H24年度「通学合宿推進事業」の実施について 福岡県社会教育研究大会について 協議事項 筑後地区市町村社会教育委員研修会について テーマ「青少年教育・家庭教育支援事業の充実に向けて」 そ の 他 第27回人権フェスティバルについて 第3回 と き 11月28日(水) 報告事項 南筑後地区社会教育委員交流会について 筑後地区市町村社会教育委員研修会について 第65回成人式の実施について 協議事項 社会教育委員からのメッセージについて(「おおむたっ子」掲載) そ の 他 人権週間の周知及び人権問題講演会について 第4回 と き H25年2月6日(水) 125 報告事項 協議事項 第65回成人式の実施状況について 子育て情報誌へのメッセージの掲載について H25年度機構改革について H25年度教育施策の大綱(案)について 社会教育委員構成の見直しについて 社会教育委員の会議を振り返って カルタックスおおむたの空調工事等に伴う臨時休館について その他 イ 委員の研修 (ア)福岡県社会教育委員研究大会 と き 9月7日(金) ところ 福岡県立社会教育総合センター テーマ 「つながりと地域の活性化を促進する社会教育委員の役割。」 (イ) 筑後地区市町村社会教育委員研修会 と き 10月30日(火) ところ 大牟田文化会館(小ホール) テーマ 「地域コミュニティの再生(構築)と社会教育の役割」 (ウ)南筑後地区市町村社会教育委員交流会 と き 11月19日(月) ところ 南筑後教育事務所 テーマ 「社会教育委員だからできる活動とは~社会教育委員と教育委員との連携か ら始まる取組を探る~」 ② 大牟田市生涯学習まちづくり推進本部〔生涯学習課〕 「大牟田市生涯学習まちづくり推進基本構想」に基づき、市民がいつでもどこでも学習 できるまちづくりを、市民自ら総合的に進めていくために設置されている組織です。経済 団体、教育関係団体、福祉関係団体、市及びその他の団体や公募者からなる委員が、生涯 学習まちづくりに関する事業を企画・実施しています。 ア 役員会 第1回 と き 5月21日(月) H24年度体制の確認(委員、事務局職員の変更) 報告事項 H23年度事業報告、まなびのカタログの発行 協議事項 H24年度事業計画 そ の 他 「生涯青春はつらつ塾」実行委員の紹介、大牟田市民カレッジ事業につ いて 第2回 と き 9月13日(木) 報告事項 まなびのカタログの発行、ニッセイ財団「生き生きシニア活動顕彰」受 賞について 協議事項 「生涯学習ボランティア登録者活動発表会」の開催について、市民大学 講座について 第3回 と き 11月8日(木) 報告事項 まなびのカタログの発行、市民大学講座、H24年度事業中間報告 協議事項 生涯学習ボランティア登録派遣事業(まなばんかん)研修会について、 「広がれ!学びの輪~第1回生涯学習ボランティア登録者活動発表会 ~」について 第4回 と き H25年3月5日(火) 126 報告事項 まなびのカタログの発行、生涯学習ボランティア登録派遣事業(まなば んかん)研修会、市民大学講座、H24年度事業報告 協議事項 H25年度事業計画、 「 広がれ!学びの輪~第1回生涯学習ボランティア 登録者活動発表会~」の振り返り、大牟田市の機構改革に伴う要綱の改 正について イ 本部会議 第1回 と き 5月31日(木) H24年度体制の確認(委員、事務局職員の変更)、役員(本部長、副本部長、幹事) の選任、生涯学習まちづくり推進本部の概要説明 報告事項 H23年度事業報告、まなびのカタログの発行 協議事項 H24年度事業計画 そ の 他 「生涯青春はつらつ塾」実行委員の選出、大牟田市民カレッジ事業につ いて 第2回 と き 9月21日(金) 報告事項 まなびのカタログの発行、ニッセイ財団「生き生きシニア活動顕彰」受 賞について 協議事項 生涯学習ボランティア表彰について、 「 生涯学習ボランティア登録者活動 発表会」の開催について、市民大学講座について そ の 他 大牟田市民カレッジ事業について 第3回 と き 11月14日(水) 報告事項 まなびのカタログの発行、市民大学講座、平成24年度事業中間報告 協議事項 生涯学習ボランティア登録派遣事業(まなばんかん)研修会について、 「広がれ!学びの輪~第1回生涯学習ボランティア登録者活動発表会 ~」について そ の 他 生涯学習ボランティア登録派遣事業の登録者の年度更新について 第4回 と き H25年3月12日(火) 報告事項 まなびのカタログの発行、生涯学習ボランティア登録派遣事業(まなば んかん)研修会、市民大学講座、平成24年度事業報告 協議事項 H25年度事業計画、 「 広がれ!学びの輪~第1回生涯学習ボランティア 登録者活動発表会~」の振り返り、大牟田市の機構改革に伴う要綱の改 正について そ の 他 任期満了に伴う委員の交代について ③ 大牟田市生涯学習まちづくり推進会議〔生涯学習課〕 「大牟田市生涯学習まちづくり推進基本構想」に基づき、生涯学習の行政内の推進を図 るために関係各課長等で組織された会議です。また、この推進会議内に、事業の具体的事 項を協議検討及び推進するため、関係各課の主査等からなる「まなびネット推進委員会」 を設置しています。 ア 推進会議 と き 8月17日(金) 報告事項 H23年度実績 協議事項 H24年度事業計画 イ まなびネット推進委員会 と き H25年3月26日(火) 報告事項 H24年度事業実施状況 127 協議事項 H25年度事業計画、「出前講座」以外の講座の実施状況の把握について、 生涯学習まちづくり研修会の実施について ④ 大牟田市少年センター専門委員会〔生涯学習課〕 少年センターの運営や事業に対し、専門的見地からの意見を反映させるために設置した 委員会です。少年センターの事業計画や活動実績をもとに、複雑・多様化する青少年問題 の現状を踏まえ、青少年の悩みや問題行動などに的確に対応するための指導・助言を行う ことを目的としています。 会議の開催状況 第1回 と き 11月30日(金) 議 事 H23年度事業報告 H24年度事業計画 第2回 と き H25年3月27日(水) 議 事 H25年度事業計画 H25・26年度専門委員 大牟田市の機構改革 ⑤ 大牟田市立学校通学区域審議会〔学校教育課〕 教育委員会の諮問に応じ、市立小学校及び中学校に就学する児童・生徒の通学区域の設 定または改廃に関する事項を調査審議し、及びこれに関し必要と認める事項を教育委員会 に答申します。また、教育委員会の求めに応じ、市立小学校及び中学校に就学する児童・ 生徒の通学区域に関する事項を協議し、教育委員会に意見を述べることを目的としていま す。 H24年度は1回の会議を開催しました。 会議の開催状況 第1回 と き 6月8日(金) 議 事 本年度の通学区域審議会の開催について 等 ⑥ 大牟田市立学校適正規模・適正配置検討委員会 児童生徒数の減少に伴い、市立小学校及び中学校の小規模化が進行する中で、学校生活、 学校運営に関する諸問題を調査し、学校の適正規模、適正配置等について検討するため、 H24年4月に設置しました。 H24年度は12回の会議を開催しました。6月8日の第1回会議で、教育委員会から 「大牟田市立小中学校の適正規模・適正配置」についての諮問を受け、以降、学校の規模 及び配置の適正化に関する基本的な考え方並びに適正化に向けた具体的な方策について検 討が行われ、10月24日の中間報告等を経て、H25年4月に答申がなされました。 ⑦ 大牟田市障害児就学指導委員会〔学校教育課指導室〕 児童生徒で障害のある者又は障害の疑いがある者の診査を行い、就学の適正化に努め、 本市障害児教育の推進に寄与することを目的としています。この目的を達成するため、以 下の業務を行います。 ア 対象児の各種調査と必要な諸検査 イ 医学的心理学的診断 ウ 検査、診査等の結果による判断 エ 入級及び入学についての指導助言 128 オ その他目的達成に必要な研究と活動 H24年度は2回の会議をいずれも2日間開催し、在学中の児童生徒及びH2 4年度の 小学校入学予定児を対象に、医学・心理・教育の面から検討して就学指導を行いました。 第1回 と き 6月14日(木)~15日(金) 内 容 14日に教育相談を、15日に判断を行いました。 第2回 と き 9月20日(木)~21日(金) 内 容 20日に教育相談を、21日に判断を行いました。 教育相談者数 小学校 中学校 特別支援学校 入学予定児 18 人 2人 0人 20 人 合 計 40 人 ⑧ 大牟田市文化財保護審議会〔文化・スポーツ課〕 文化財保護法に基づき設置する審議会であり、その主な権限は、教育委員会の諮問に応 じて、以下のような事項について調査審議し、並びにこれらの事項に関して教育委員会に 建議することです。 ア 市指定有形文化財、市指定無形文化財、市指定有形民俗文化財、市指定史跡、大牟 田 市指定名勝及び大牟田市指定天然記念物の指定並びに解除に関すること イ 市指定無形文化財の保持者又は保持団体の認定及び解除に関すること ウ 市指定無形民俗文化財以外の無形の民俗文化財のうち特に必要があるものの選択に関 すること エ 市選定保存技術の選定及び解除 オ 市選定保存技術の保持者又は保存団体の認定及び解除に関すること カ その他文化財の保存及び活用に関する重要事項 会議の開催状況 と き H25年3月25日(月) ところ 生涯学習支援センター 議 題 H24年度文化財関係事業報告 H25年度文化財関係事業予定 近年の世界遺産本登録に向けた取組みについて その他 ⑨ 大牟田市スポーツ推進審議会〔文化・スポーツ課〕 スポーツ基本法に基づき設置する審議会であり、その所掌事務は、大牟田市スポーツ振 興計画の進捗管理をはじめとしたスポーツの推進に関する重要事項について、教育委員会 の諮問に応じて調査審議し、及びこれらの事項について教育委員会に意見を述べる(答申 する)ことです。なお、H24年12月に大牟田市教育に関する事務の職務権限の特例に 関する条例を制定し、学校体育を除くスポーツに関する事務についてはH25年4月から 市長が管理し、及び執行することとなったため、同月以降は、上記の諮問及び答申は市長 との間で行われることとなります。 会議の開催状況 と き H25年1月25日(金) 審議内容 H23年度スポーツ事業報告 H24年度スポーツ事業計画の進捗状況 129 2 重要課題の的確な把握と調整 (1)総合計画後期基本計画第2期実施計画の策定に係る調整 総合計画実施計画とは、本市総合計画基本計画で定めた施策を市の財政運営との関連で調 整し、実施していくための計画です。3か年のローリング方式をとり、各年度の予算編成の 指針となるものです。H24年度は後期基本計画第2期実施計画(計画期間:H25~27 年度)の策定が行われました。この第2期実施計画では、次期総合計画の策定を見据えた中 で、特に「次の世代(未来)を拓く子どもたちの育成」を重点とする事業として、 「確かな学 力をはぐくむ教育の推進」や教育環境の整備などの教育施策・事業の充実にも取り組むこと となりました。 教育委員会では、事業実施上の問題点等の抽出や経費の積算等を行い、主要施策事業計画 を作成するとともに、計画を所管する企画総務部との連絡調整に努めました。 3 教育施設の効率的運用 (1)指定管理者制度の活用 教育委員会では以下の①~⑥の施設に指定管理者制度を導入しており、H24年度も指定 管理者と連携し適切な施設の管理運営に努めました。各施設の詳細は「社会教育施設等の状 況」の各施設のページ(156~177ページ)を参照してください(⑤と⑥は、あわせて 「スポーツ施設」として掲載しています。)。 ①多目的活動施設リフレスおおむた(指定管理者:公益財団法人熊本YMCA) ②大牟田文化会館(指定管理者:財団法人大牟田文化会館) ③三池カルタ・歴史資料館(指定管理者:TRC・アクティオグループ(代表団体:株式会 社図書館流通センター)) ④図書館(指定管理者:TRC・アクティオグループ(代表団体:株式会社図書館流通セン ター)) ⑤体育施設(指定管理者:特定非営利活動法人大牟田市体育協会) ⑥延命プール(指定管理者:大牟田市延命プール管理運営共同企業体(代表団体:株式会社 城西企業)) 4 教育予算の効果的・効率的運営 H24年度教育施策の大綱に掲げる施策及び事業を推進するための予算の編成及び執行に当 たり、限られた行政資源の中で有利な財源も活用しながら事務事業の選択と集中を行い、効果 的・効率的な運営に努めました。 (1)教育施策の大綱に基づく重点事業の設定 H24年度教育施策の大綱において、特に重点的に取り組む事業を設定し、年度目標を定 めて事業を推進しました。各事業の取組み状況の詳細は24~39ページを参照してくださ い。 (2)「まちづくりのための特別枠」事業の取組み 本市が抱える諸課題に対応するための取組みで、今後のまちづくりのために必要と思われ る先進的あるいは独創的なものに対して、別枠の予算として、「まちづくりのための特別枠」 がH23年度から設定されました。H24年度、教育委員会では以下の①~⑤の事業を「ま ちづくりのための特別枠」事業として取り組みました。 ①大牟田市民カレッジ事業(44~45ページを参照してください。) ②「子ども大牟田検定」推進事業(29~30、68ページを参照してください。) ③子どもの体力向上事業(109ページを参照してください。) 130 ④総合型地域スポーツクラブ育成・支援事業(111ページを参照してください。) ⑤人権のまちづくりコーディネーター養成事業(122ページを参照してください。) (3)有利な財源の活用 学力向上を推進するための学力アップ学習支援員の配置や三池カルタ・歴史資料館等複合 施設の老朽化した空調設備の改修等の既存事業についても、 「 緊急雇用創出事業費補助」や「過 疎地域自立促進特別対策事業債」等の有利な財源を活用しながら内容の充実に努めました。 また、国のH24年度経済対策補正予算を活用し、学校施設の耐震化や延命球場の外壁改 修など施設整備を推進していくための予算を確保しました。 5 人材育成の推進 (1)職員研修の充実 ① 社会教育関係職員の資質向上〔生涯学習課〕 都市化や少子高齢化、高度情報化など急激な社会の変化に伴う社会の要請や市民の要望 に対応できる、社会教育関係職員を育成することを目的に下記の研修会を行いました。 ア 社会教育関係新任職員研修 人事異動に伴う新任職員の社会教育に関する理解を深め、職員相互の連帯強化を図り ました。 と き 5月29日(火)、30日(水) 参加者 延べ35人 テーマ 「社会教育・生涯学習入門」 「本市の学習ニーズを探るグループワーク」ほか イ 社会教育関係職員研修 社会教育関係職員の能力向上を図るとともに共通課題について認識を深め、問題意識 の共有化を促すことにより社会教育行政の充実を目的として、社会教育及び生涯学習に 関する専門的な研修を行いました。 と き 9月4日(火) 参加者 22人 テーマ 子どもの体験活動事業の必要性と安全管理 講 師 井上 透(国立諫早青少年自然の家 所長) ② 生涯学習まちづくり研修会〔生涯学習まちづくり推進会議・生涯学習課〕 生涯学習まちづくりの全庁的な推進を図るために、人材育成推進室と連携し、職員の意 識や資質の向上を図ることを目的に開催しました。 ア 知識編 と き H25年1月16日(水) 受講者 63人 テーマ 市民の「学びたい気持ち」に応えることの必要性と重要性 講 師 相戸 晴子(北九州市立大学非常勤講師) イ 技能編 と き H25年3月19日(火) 受講者 28人 テーマ ロジカルプレゼンテーション~相手にきちんと伝えるために~ 講 師 長崎 真紀子(株式会社 話し方研究所講師) 131 〔社会教育施設等の状況〕 《公 民 館》〔地域コミュニティ推進課〕 公民館は、市民の教養の向上、健康の増進、情操の純化を図り、生活文化の振興、社会福祉 の増進に寄与するため、公民館事業の基本方針に基づき、学習活動の支援・推進、地域活動の 支援・推進、ボランティア活動の支援・推進の3つの柱の事業を実施しています。 1 全館合同事業 事業名 事業の概要 延べ参加者 (人) 回数 (子ども体験活動事業) カヌーふれあい 事業 【Ⅰ-1】 【Ⅱ-3】 諏訪川において、カヌーを使った事業を実施 し、青少年の体験活動の充実を図りました。 また、カヌーふれあい事業の趣旨に賛同し協 力できるカヌーサポーターを養成しました。 自然を楽しもう! カヌーデー 2 回(内 1 回、雨天 中止) 129 (子ども体験活動事業) 諏訪川カヌー探検隊 2 回(内 1 回、雨天 中止) 10 (ボランティア養成講座) カヌーサポーター 養成講座 1 講座 生涯青春はつら つ塾 【Ⅰ-1】 【Ⅰ-2】 2 地域の高齢者が「創り」、高齢者が「教え」、 高齢者が「学び」、高齢者を「活かす」ため、 高齢者の学習機会の充実と社会参加活動の促 進を図る福岡県の事業を受託し実施しました。 具体的には、公民館で活動しているサークル やボランティアが講師を務め、高齢者が学ぶ 「地域塾」と高齢者のボランティアを養成する 「ボランティア講座」、高齢者等が教え一般成人 が学ぶ「マナビ塾」(新規)を開講しました。 また、はつらつ塾の受講者や指導者が一堂に会 し、ボランティア活動への興味関心を深め、活 動のきっかけとする「はつらつ塾のつどい」を 開催しました。 講座終了後、ボランティアグループ 6 団体、 自主学習グループ 18 団体が結成されました。 地域塾 14 講座 ボランティア講座 7 講座 マナビ塾 8 講座 16 687 316 495 はつらつ塾のつどい 1回 221 事業の概要 回数 延べ参加者 (人) 小学校入学前の子どもを持つ保護者を 対象に、入学説明会の機会に家庭教育のあ り 方 や し つ け に つ い て 子育 て 講 座 を 実 施 しました。 21 講座 (22 校区) 各館共通事業 以下は、7地区公民館が共通で実施した事業です。 区分 学習活動の 支援・推進 事業名 就学前子育て講座 【Ⅱ-1】 132 764 地域活動の 支援・推進 その他 3 文化祭 【Ⅰ-2】 サークル会員が日頃の学習活動の成果 を発表する場を設け、会員の励みとし、併 せて地域住民や地域団体等との交流を図 りました。 7回 18,022 ロビー展 ロビーコンサート 【Ⅰ-2】 ロビーを利用し、サークルや地域の人た ちの作品等の展示を行い、地域の交流の場 としての利用促進を図りました。 105 回 ― 歯にかみ巡回教室 【Ⅰ-2】 歯科衛生士が嚥下体操や唾液腺マッサ ージ、義歯の手入れなど実技を取り入れた 指導を行うことによって、高齢者がセルフ ケアを習得し、今後の口腔に関する意識の 向上を高めるために、長寿社会推進課と共 催で実施しました。 33 回 284 公民館(地域)だより の発行 【Ⅰ-3】 町内公民館等と連携し、地域や公民館の 40 回 情報を掲載した公民館(地域)だよりを発 (49,780 部) 行しました。 ― 地区公民館の円滑な運営を図るため、地 域住民等の意見を聞きました。 ― 公民館運営委員会 15 回 中央地区公民館 区分 事業名 (家庭教育講座) ふんわり・ほのぼの子 育て講座 【Ⅱ-1】 学習活動の 支援・推進 づ く り 支 援 事 業 子 ど も の 居 場 所 なかよし広場 文化サークル 【Ⅱ-2】 【Ⅱ-3】 (子ども体験活動事業) わくわく子ども教室 【Ⅱ-3】 事業の概要 子育てで悩んだり疲れたりしている保 護者が、同じ様な悩みをもつ受講生と意見 を交換したり、講話を聞いたり、思い切り 歌ったり、おいしいおやつの作り方を学ん だりする事で、子育てのコツ、癒しと楽し み を 見 つ け る こ と を 目 的に 講 座 を 実 施 し ました。 公民館施設を子どもの居場所として毎 月第1・4土曜日に開放し、「なかよし広 場」文化サークル実行委員会への支援を行 いました。 パティシエからお菓子作りを学び、職業 を擬似体験することで、職業意識を高め、 明 確 に イ メ ー ジ を す る こと に よ っ て 将 来 の 職 業 選 択 に 役 立 て る とと も に 、 自 尊 感 情、意欲・関心、人間関係能力等の力を高 めることを目指し講座を実施しました。ま た、 「食」にまつわる体験活動を通じて「食」 に関する知識と「食」を選択する力を習得 し、「食」に対する健全な心構えや正しい 食 生 活 を 実 践 す る こ と がで き る 力 を 高 め ることを目指しました。 133 回数 延べ参加者 (人) 5回 26 子ども 22 回 468 ボランティア 260 5回 73 (子ども体験活動事業) わくわくものづくり ~キッズサイエンス~ ロボット操縦体験教室 【Ⅱ-3】 (一般成人講座) 婚活支援事業 ~恋愛スクール in 中央~ 【Ⅰ-2】 コンテストに出場したロボットの実演や操 縦体験を通して、子どもたちの「理数科系への 興味」 「論理的思考力」 「デザインセンス」 「空 間認識能力」など、様々な能力を楽しみながら 育むことを目的として実施しました。 1回 38 若い世代のニーズに合う出会いの場をつ くるとともに、公民館の特色を踏まえた魅 力的で楽しい学習機会(家庭でできる本格 イタリアン、パン、お菓子などの初心者で も楽しく学べる料理教室)を提供すること で、若い世代に地区公民館を利用するきっ かけをつくることを目的として実施しまし た。 5回 110 8回 122 2回 100 5回 66 5回 63 5回 77 (一般成人講座) 中央キャリアアップセ 勤労世代の職業能力向上につながるよ ミナー う、日商簿記3級の学習機会を提供すると ~日商簿記3級を学 ともに、参加者同士をむすぶ講座を実施し ぶ~ ました。 【Ⅰ-2】 サ-クル社会参加促 進事業 【Ⅰ-3】 生涯青春はつらつ塾 (地域塾) やさしい葦ペン画入 門講座【Ⅰ-2】 生涯青春はつらつ塾 (地域塾) 韓国通基礎講座 【Ⅰ-2】 地域活動の 支援・推進 支 援 事 業 地 域 魅 力 ア ッ プ 地域お助けパ ソコン講座 【Ⅰ-3】 研修会等の実施によりサークルの自主 的活動を支援し、サークル活動の発展と社 会参加の促進を図りました。 ○研修会「運動はなぜストレス解消になる のか-脳科学からのアプローチ-」 ○研修会「応急手当講習会」、 「ボランティ ア活動に関する講話」 川原に生えている葦を材料にしたペン を用いて、絵を描くことを学ぶ葦ペン画入 門講座を実施しました。講座終了後、サー クルが結成されました。 ハングルを話してみたい、読んでみた い、映画や音楽をより理解したいと思う人 に対して、ハングルや韓国の歴史、文化、 料 理 を 学 ぶ 機 会 を つ く るた め 講 座 を 実 施 しました。 大牟田校区で地域活動を行っている人 に地域活動で活かしてもらうため、パソコ ン講座を実施しました。この講座では、パ ソコンの基本操作技術を学んだ上で、文章 作 成 ソ フ ト な ら び に 表 計算 ソ フ ト の 基 本 操作を学び、パソコンに対する苦手意識を 取り除いてもらうことを目的としました。 134 地域活動支援 事業 「防災で広げ よう地域のネ ットワーク」 【Ⅰ-3】 (子ども体験活動事業) 交流教育地域推進事 業 ふれあい共室 【Ⅰ-1】 ボランティ ア活動の支 援・推進 視 聴 覚 ボ ラ ン テ ィ ア 支 援 事 業 ( ボ ラ ン テ ィ ア 団 体 支 援 事 業 ) 地域(上官校区)の防災意識を高め、安心 安 全 に 生 活 で き る 地 域 づく り を 目 座 す と と も に 、 上 官 校 区 ま ち づく り 協 議 会 設 立 (準備中)に合わせ、住民組織がない地域住 民へも参加を呼び掛け、防災豆知識講習会 を実施し、地域住民のネットワークの充実 を図りました。 障害のある子どもが、障害のない子ども やボランティアと交流しながら水遊びや 音楽会、芋ほり、クリスマス会などの活動 を行い、子どもたちの豊かな人間性や社会 性を育んでいます。また、参加したボラン ティアが、活動の意義を認識し、それぞれ 居住する地域で主体的に活動していくこ とにより、共に生きていく地域社会の形成 とボランティア活動の拡大を図りました。 親子ふれあい 映画会 【Ⅰ-1】 16 ミリ・ビデオ・DVD映画を巡回上 映する事業を実施し、視聴覚メディアの活 用方法を習得したボランティアが、その学 習成果を活かして市民の学習活動を支援 しました。 元気はつら つ健康講座 【Ⅰ-1】 視聴覚メディアの活用方法を習得した ボランティアが、その学習成果を活かして 健康に関する映画の上映を行うとともに、 市職員による食育等の健康講話を実施し ました。 日曜ふれあ い映画会 【Ⅰ-1】 16 ミリ・ビデオ・DVD映画を日曜に 巡回上映する事業を実施し、視聴覚メディ アの活用方法を習得したボランティアが、 その学習成果を活かして市民の効果的な 学習活動を支援しました。 その他映画 会 【Ⅰ-1】 視聴覚メディアの活用方 法を習得した ボランティア(視聴覚教育クラブの会員) が、介護施設などを巡回し、主に高齢者に 対して、健康映画・教育映画・娯楽映画な どの 16 ミリ・ビデオ・DVDを上映しま した。 美容行為は、心身のリラックス、他人や 生涯青春はつらつ塾 社会との交流、自己への関心の回復などを (ボランティア講座) 促すことから、高齢者や障がいを持つ人 心を癒すメイクア が、よりいきいきと生活することを支援す ッ プボラ ンテ ィア 養 る“美容ボランティア”の養成講座を実施 成講座 しました。終了後、ボランティアグループ 【Ⅰ-1】 が結成されました。 135 2回 28 事前研修 1回 保 護 者 と 子ども の懇談会 220 1 回 ボランティア 定例会 182 9回 23 回 子ども 616 大人 145 ボランティア 67 1回 大人 20 ボランティア 2 12 回 子ども 95 大人 27 ボランティア 25 13 回 子ども 5 大人 288 ボランティア 44 7回 57 4 三川地区公民館 区分 事業名 回数 延べ参加者 (人) 乳幼児の子どもを持つ母親を対象に、子育 ての基本とも言える「食」・「ふれあい(しつ け) 」 ・ 「絵本の読み聞かせ」などをテーマに講 座を実施しました。外食や中食に頼らず、安 全で美味しい昔ながらの本物の食を手軽に味 わう方法や、子育てが楽しいと思えるような 子どもとの付き合い方について学ぶととも に、子育てのツールとしていい絵本の選び方 などを知ることで、前向きに子育てが楽しめ るよう支援を行いました。 5回 51 思春期の子どもを持つ保護者を対象に、 子どもを取り巻く社会の現状を学び、家族 の コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン を深 め る こ と を 目 的に右京・船津中学校PTAと連携し講演 会を実施しました。 1回 96 天領保育所と共催で、親子で楽しめるリ ズ ム 遊 び 等 を 行 い 、 親 子の 絆 を 深 め ま し た。 2回 33 友・遊広場 【Ⅱ-2】 【Ⅱ-3】 公民館施設を子どもの居場所として毎 週土曜日に開放し、友・遊広場見守り隊へ の支援を行いました。 子ども 459 42回 ボランティア 182 出前居場所 【Ⅱ-2】 【Ⅱ-3】 天領小学校において、PTA及び友・遊 広場見守り隊と連携し、出前居場所を実施 しました。 (子ども体験活動事業) 子どもたちが大牟田の豊かな自然の中 で 植 物 や 生 き 物 を 探 し 捕ま え 観 察 す る こ とにより、自然の中で遊ぶことの楽しさを 知り、植物や生き物を大切にする心を養う ことを目的に講座を実施しました。 4回 39 小学4~6年生を対象に、栄養バランス を考えた献立作りから、材料の買出し、弁 当作り(調理実習)までをボランティアサ ークル「クッキングファミリー」と共催で 実施しました。 3回 30 (家庭教育講座) 心をはぐくむ子育て 講座 【Ⅱ-1】 (家庭教育講座) 子育て支援講座 【Ⅱ-1】 (家庭教育講座) 学習活動の 支援・推進 事業の概要 親子リズム遊び 【Ⅱ-1】 づ く り 支 援 事 業 子 ど も の 居 場 所 ネイチャー塾パート4 ~おおむたの自然に チャレンジしよう! ~【Ⅱ-3】 (子ども体験活動事業) 父の日のプレゼン ト!サプライズお弁 当作り【Ⅱ-3】 136 3回 子ども 103 ボランティア 9 子どもたちに夏休みを有意義に過ごし てもらうために、多様な体験学習の機会を 作 り 、 子 ど も 達 の 豊 か な心 や 学 ぶ 力 を 育 み、大人との交流を通して、健全な青少年 の 育 成 を 目 的 と す る 夏 休み 子 ど も バ ー ジ ョ ン ア ッ プ 体 験 講 座 を 実施 し ま し た 。 ま た、夏休み期間限定の『三川地区公民館 を 助け隊』のボランティア隊員を募集し、子 ども達の見守りを兼ねながら、各自の特技 を活かしたボランティア活動の場を作り、 子 ど も 達 と の 交 流 と 生 きが い づ く り を 図 りました。 54 回 大人も子どもも物語の世界に浸って心 豊かな気持ちになってもらえるよう、読書 ボランティアと連携し、夏・冬・春のお話 し会を開催しました。 3回 52 市民の情報リテラシー向上による情報 化社会への対応を推進するため、パソコン を 扱 っ た 経 験 の 少 な い 初心 者 を 対 象 と し た講座を実施しました。 8回 146 石炭関連施設や関連企業等の近代化産業 遺産の実地見学を行い、日本の近代化の推 (政治学級) 進 に 大 き な 役 割 を 果 た した 石 炭 産 業 の 高 「近代化産業遺産に い技術力等を学び、過去の実績に裏打ちさ 学ぶ」~魅力的なま れ た 大 牟 田 の 潜 在 的 な 力に つ い て 学 習 し ちづくりを目指し ました。また、市民として将来の魅力的な て!~ まちづくりについて考え、「まちの政治」に 【Ⅰ-2】 対する理解を深めました。 (選挙管理委員会委託事業) 7回 56 はがきや手紙を書いた人の思いや温か く や さ し い 気 持 ち を 伝 える こ と が で き る 絵 手 紙 に つ い て 学 習 し まし た 。 講 座 終 了 後、サークルが結成されました。 5回 96 生涯青春はつらつ塾 (地域塾) 手作り竹・わら工房 【Ⅰ-2】 古くから日本人の生活に密着し、なじみ が深い「竹」や「わら」を素材にして、竹とん ぼ・さいばし・孫の手・ミニ門松など子ど もの頃自然に覚えた細工作りを行い、古き 良き日本の伝統工芸の継承に努めました。 講座終了後、サークルが結成されました。 5回 73 生涯青春はつらつ塾 (マナビ塾) 暮らしを潤すハーモ ニカ教室 【Ⅰ-2】 心のリハビリや脳トレにも良いとされ るハーモニカ演奏をとおして、音楽を奏で る楽しみを感じながら、趣味と健康増進を 兼 ね た ハ ー モ ニ カ の 楽 しみ 方 を 習 得 す る 講座を実施しました。講座終了後、サーク ルが結成されました。 5回 49 (子ども体験活動事業) 2012夏休み子ど もバージョンアップ 体験講座 【Ⅰ-1】 【Ⅱ-3】 (読書推進事業) 憩いのおはなし会 【Ⅰ-2】 (一般成人講座) パソコン初心者講座 【Ⅰ-2】 生涯青春はつらつ塾 (地域塾) 絵手紙教室 学習活動の 【Ⅰ-2】 支援・推進 137 子ども 627 ボランティア 216 地域活動の 支援・推進 サークル社会参加促 進事業 【Ⅰ-3】 サークルの自主的活動を支援し、サーク ル 活 動 の 発 展 と 社 会 参 加の 促 進 を 図 り ま した。 ○研修会等 「高齢者福祉を考える」 「ボランティア活動の楽しみについて」 「春待ちコンサート」 3回 256 天領校区八十 八 ヵ所め ぐ り 実 施講座 パ ー トⅡ 【Ⅰ-3】 22年度の「旧諏訪・川尻校区あわせて 100選!」及び23年度の「天領校区八 十八カ所めぐり」の講座を継承し、天領校 区の東部地域(片平町)を中心とした「第 2回天領校区よかとこめぐり」を企画、運 営するための講座を開催しました。地域住 民の連帯感を強化し、地域の魅力の掘り起 こしや、自分が住んでいるまちに愛着を持 ち 地 域 の 魅 力 を 伝 え る こと の で き る 人 材 の育成、魅力ある住みよい地域づくりの推 進に取り組みました。 8回 73 地 域 魅 力 ア ッ プ 支 援 事 業 みなと校区暮 ら しの安 心 ・ 安全講座 【Ⅰ-3】 3回 55 パソコンボランティアサークル「地域お 助けパソコンサークル」と共催し、エクセ ルなどの初級講座を開催しました。市民の IT リテラシー向上と市民の学習機会の充 実を図るとともに、ボランティアサークル の 技 術 向 上 と 活 動 の 場 の確 保 を 図 り ま し た。 5 回× 2 講座 176 毎日をはつらつと健康に過ごし、喜びと や り が い を 感 じ る ボ ラ ンテ ィ ア 活 動 の 必 生涯青春はつらつ塾 要性や意義を学習するとともに、版画を通 (ボランティア講座) し て 物 を 作 る こ と の 楽 しみ に つ い て 学 習 版画ボランティア養 しました。講座終了後、『夏休み子どもバ 成講座 ージョンアップ体験講座』の子ども版画教 【Ⅰ-1】 室 の ボ ラ ン テ ィ ア 講 師 とし て 見 守 り を か ね た ボ ラ ン テ ィ ア 活 動 に取 り 組 ま れ ま し た。また、「版画の会」が結成されました。 7回 77 (ボランティア団体支援 事業) ワンコイン(500 円)パソコン講座 【Ⅰ-1】 【Ⅰ-2】 ボランティ ア活動の支 援・推進 高齢者が一人でできる応急手当の方法、 高齢者を狙う悪徳商法、空き巣に対する防 犯対策、家電製品の正しい使い方など、暮 ら し に 役 立 つ テ ー マ に つい て 地 域 住 民 を 対象に講座を開催しました。 安全な日常生活をすごすため、地域住民 の 相 互 協 力 に よ り 生 活 課題 に 取 り 組 む こ とができる「自助・共助」の考え方を再認 識してもらい、地域住民のネットワークづ くりを支援しました。 138 5 勝立地区公民館 区分 事業名 事業の概要 回数 延べ参加者 (人) (家庭教育講座) 「はあとふる子育て 手作りの食事の大切さや親子のふれあ 講 座 」 ~ コ コ ロ も カ い、読み聞かせの大切さを学び、保護者同 ラ ダ も 愛 情 た っ ぷ り 士が、交流しながら仲間作りをすることを ~ 目的として講座を実施しました。 【Ⅱ-1】 づ く り 支 援 事 業 子 ど も の 居 場 所 6回 91 地域の大人が見守り子どもが安心して 遊べる環境をつくるため、公民館施設を子 どもの居場所として毎週水、土曜日に開放 し、アンビシャス広場委員会への支援を行 いました。 96回 夏休みを利用し、地域の自然体験や生き 物観察、ものづくり、サークルで実施され て い る 活 動 等 の 体 験 に より 異 年 齢 の 仲 間 づくりや交流を行い、子どもの社会性や協 調性を育みました。 6回 100 「らくらく筋トレ脳 トレ講座」 ~帝京大学生とウォ ーキング!~ 【Ⅰ-2】 帝京大学の協力により、高齢者が自分で できる簡単な筋トレ、脳トレ、ストレッチ を学び、健康で充実した毎日を送るための 知識を身につける講座を実施しました。 5回 93 (サークル育成事業) 料理に親しみを持ってもらうため、また こ れ ま で に 公 民 館 を 利 用す る 機 会 の な か った人たちに来館してもらうために、料理 の 基 礎 と 簡 単 に で き る 居酒 屋 メ ニ ュ ー 等 を学ぶ講座を実施しました。また、講座終 了後は、サークルが結成されました。 5回 67 近年生活に欠かせないものとなっている IT(情報技術)を習得し、活用できるよ うになるためにパソコン講座を実施しまし た。また、講師を公民館サークルが務める ことによりサークルの活性化を図りまし た。講座終了後は、サークルが結成されま した。 5回 85 着付けサークルの活性化を図るため、 「着 『着付けを学ぼう~ 付け体験講座」をサークルと共催で実施し 「自分で着れる」って ました。講座終了後は、4人がサークルに ステキ!パートⅡ~』 加入されました。 【Ⅰ-3】 4回 19 勝 立 地区 アン ビシャス広場 【Ⅱ-2】 【Ⅱ-3】 (子ども体験活動事業) 勝立キッズランド 【Ⅱ-3】 子ども 772 ボランティア 334 (高齢者健康づくり講座) 学習活動の 支援・推進 「家庭で味わうプロ の味~料理の基礎か ら居酒屋メニューま で~」 【Ⅰ-3】 (サークル育成事業) 「もっとわかるパソ コン講座」 【Ⅰ-3】 (サークル育成事業) 139 サークル社会参加促 進事業 【Ⅰ-3】 サークルの自主的活動を支援し、サーク ル 活 動 の 発 展 と 社 会 参 加の 促 進 を 図 り ま した。 ○研修会「日頃の備えが大切~災害用伝言 ダイヤル171番~」 ○研修会「ちんどん屋スタイルによるパフ ォーマンス~ボランティア活動を通し て感じること~」 2回 94 生涯青春はつらつ塾 (地域塾) ハーモニカで奏でるな つかしのメロディー 【Ⅰ-2】 身近で親しみやすいハーモニカを使っ て、昔懐かしい曲をみんなで楽しく演奏す ることで、高齢者の仲間づくりと生きがい づくりにつなげる講座を実施しました。講 座終了後、サークルが結成されました。 5回 58 生涯青春はつらつ塾 (地域塾) 水彩色えんぴつ画入門 【Ⅰ-2】 手軽に楽しむことができる水彩色鉛筆 画を基礎から学び、自分らしい作品を仕上 げ「達成感」を得ることができるように講 座を実施しました。また、既存サークル会 員 の 技 術 向 上 と サ ー ク ルの 活 性 化 を 図 り ました。 5回 84 生涯青春はつらつ塾 (マナビ塾) 「ピラティスで心も体 もリフレッシュ」 【Ⅰ-2】 ピラティスは若い人から高齢の人まで、 効 果 的 に 心 と 体 の リ フ レッ シ ュ が で き る 運動です。申込みが多かったため、午前と 夜の2回に分けて講座を実施しました。講 座終了後は、午前と夜の2つのサークルが 結成されました。 午前 5 回 82 夜5回 53 5回 67 1回 105 18 回 143 「玉川お宝百 景~記憶から 記録へ~」 【Ⅰ-3】 地域活動の 支援・推進 地 域 魅 力 ア ッ プ 支 援 事 業 「防災から考 える地域ネッ トワーク作 り」三校区合 同防災訓練 【Ⅰ-3】 三校区の絆で 作る大蛇山 【Ⅰ-3】 玉川校区住民が、自然、歴史、文化等の 掘り起こしをおこない、地域の魅力を再発 見 す る 講 座 を 実 施 し ま した 。 地 域 住 民 の 「記憶」に残っている諸々の「お宝」を「記 録」に残し、次世代につなげるため、「お 宝マップ」と、「お宝ノート」を作成しま した。また、地域団体「玉川お宝百景の会」 が結成され、この活動を続けていくことに なりました。 災害時の備えや地域での防災訓練の必 要性が再認識されるなか、地域の助け合い の 力 が 増 す よ う な 防 災 ネッ ト ワ ー ク づ く り の 支 援 を 行 っ て き ま した 。 H 2 4 年 度 は、笹原・天道の学校再編も見据えて、よ り多くの住民の連携を図るため、玉川を含 め 三 校 区 合 同 で の 防 災 訓練 を 実 施 し ま し た。 大蛇山作りを通して、今まで以上に地域 の絆を深めるとともに、まちづくりに参加 で き る 新 た な 人 材 を 開 拓す る な ど 地 域 団 体のネットワークの充実・支援を行いまし た。 140 ボランティ ア活動の支 援・推進 6 地域住民とのふれあいと連携を深め、生 涯 学 習 の 推 進 と 町 内 公 民館 活 動 の 活 性 化 地域団体連携事業 を図りました。 【Ⅰ-3】 ○三校区交流ふれあいグラウンドゴルフ ○勝立大蛇山まつり 脳の健康によいと言われている手先を 生涯青春はつらつ塾 駆使したマジックを習得し、その楽しさを (ボランティア講座) 伝 え て い く 人 材 を 養 成 する マ ジ ッ ク の 講 マジックでボランティ 座を実施しました。講座終了後は、習得し ア養成講座 た技術を活かし、地域のサロンや施設等で 【Ⅰ-1】 の ボ ラ ン テ ィ ア 活 動 を する グ ル ー プ が 結 成されました。 1回 1回 174 ― 7回 60 吉野地区公民館 区分 事業名 (家庭教育講座) よしの de セミナー 『親子力養成講座』 【Ⅱ-1】 づ く り 支 援 事 業 子 ど も の 居 場 所 吉野ふれあ い広場 【Ⅱ-2】 【Ⅱ-3】 (子ども体験活動事業) 学習活動の 支援・推進 おもしろチャレンジ 友・遊・塾~吉野の 果 て ま で イ ッ テ Q!! ~ 【Ⅱ-3】 事業の概要 親子ストレッチや絵本の読み聞かせな どを通して、親子のコミュニケーションの 取り方を学んだり、おやつや簡単な小物の 手作りに挑戦し、子育てを楽しみながら、 より豊かな親子関係を構築することを目 的に実施しました。 回数 延べ参加者 (人) 5回 52 子ども 公民館施設を子どもの居場所として毎 月第2、4土曜日に開放し、事業実行委員会 への支援を行いました。 23 回 子どもたちが、川や里山など地域の豊か な自然の中での様々な体験を通して、地元 の魅力を発見・再確認してもらうと同時に、 地元に愛着と誇りを持ち、豊かな心を育む ことを目的に実施しました。 5回 129 地域団体・住民を対象に、パソコンの操 作技術の向上を図る講座を、吉野小で実施 しました。 6回 122 健康づくりとダイエットを目的とし、ま た公民館を利用することが少ない若い世代 の公民館利用のきっかけになるように、初 心者でも手軽に行えるヨガの講座を実施し ました。 (福岡県公民館連合会「公民館活動 等充実事業」の助成事業) 5回 78 423 ボランティア 140 (一般成人講座) スキルアップ!パソ コン基本講座パート 3 【Ⅰ-3】 (一般成人講座) ヨガ de 健康ダイエッ ト 【Ⅰ-2】 141 サークル社会参加 促進事業 【Ⅰ-3】 サークル体験事業 【Ⅰ-3】 生涯青春はつらつ塾 (地域塾) 体が楽になる操体法 講座 【Ⅰ-2】 生涯青春はつらつ塾 (地域塾) 集まれ!パソコンビ ギナーズ 【Ⅰ-2】 地域活動の 支援・推進 生涯青春はつらつ塾 (マナビ塾) 男子厨房に入ってみ よう講座 【Ⅰ-2】 地域活動に活 かす!上内パ ソコン塾パー トⅡ 【Ⅰ-3】 地 域 地域で活か 魅 力 す!“楽・ら ア く”パソコン ッ 塾 プ 支 【Ⅰ-3】 援 事 業 吉野校区ウォ ーキングガイ ド作成 【Ⅰ-3】 五者連携教育講演会 「きらきらコンサー トⅢ」 【Ⅰ-3】 サークル会員を対象とした研修会等を実 施し、生涯学習の推進とサークル活動の活 性化を図りました。 ①救急救命講習会・避難訓練 ②研修会「サラリーマンを辞めて僧侶に なった私が今思うこと」及び「サーク ルの社会参加・貢献活動について」 サークルの社会参加を促進することを目 的に、子どもと一般を対象としたサークル 体験事業を実施しました。 2回 ① 53 ② 47 2回 146 (46 サークル) 5回 67 6回 89 5回 68 町内公民館役員の地域活動を支援する ことを目的として、会議レジュメや決算書 作成に対応したワード・エクセルの基本講 座を実施しました。 6回 86 倉永校区の地域活動の支援を目的とし て、初心者でも簡単にできる文書作成やエ クセルの基礎、レジュメ作成や会計報告な ど地域で必要な資料作成についてのパソコ ン講座を実施しました。 5回 88 9回 52 1回 約 400 健康維持・健康増進・健康回復を目指し て、初心者にも簡単にできる操体法の講座 を実施しました。講座終了後、サークル「操 体法ひまわり会」が結成されました。 自分のパソコンを使って学ぶことで、実 践に結びつくパソコン技術の習得を目指し ました。また、パソコンの便利さと楽しさ を学びながら仲間をづくりをおこないまし た。講座終了後、サークル「吉野パソコン クラブ」が結成されました。 料理になじみのなかった男性に料理の楽 しさを学んでもらい、生活能力を高めても らうことを目的に講座を実施しました。講 座終了後は、サークル「吉野男の料理教室 火曜会」が結成されました。 平成 21 年度から 3 年間、地域住民が吉野 校区に対し愛着を深めてもらうことを目的 とした「吉野歴史ウォーキング」を実施し ました。この過去 3 年間の集大成として、 ウォーキングガイドの小冊子とウォーキン グマップを作成しました。 倉永校区の子どもから大人まで様々な住民 を対象として、心のぬくもりや命の大切さを感じ るとともに、「地域で子どもを育てる意識」を醸 成することを目的として実施しました。 (倉永小PTA、倉永校区連協、社協、老人ク ラブ連合会、吉野地区公民館の共催事業) 142 ボランティ ア活動の支 援・推進 7 生涯青春はつらつ塾 (ボランティア講座) 「花」と「緑」を育む ボランティア養成講 座 【Ⅰ-1】 花と緑に囲まれた吉野・倉永・上内地域 の特性を活かし、人の心に安らぎと潤いを もたらす「花」や「緑」を育てる園芸技術 を学び、地域の病院や地区公民館の環境美 化を行い、喜びや生きがいを感じてもらう ボランティアを養成しました。講座終了後、 「山ゆりの会」サークルが結成されました。 8回 118 人 三池地区公民館 区分 事業名 事業の概要 子育てふれあい広場 「じゃじゃり子み~ け」 【Ⅱ-1】 親子が自由に集い、交流できる場を提供 するため、毎月第2~4月曜日(月3回) に地区公民館の一室を開放し、ボランティ アスタッフとともに、ふれあい広場「じゃ じゃり子み~け」を開催しました。 づ く り 支 援 事 業 学習活動の 支援・推進 子 ど も の 居 場 所 回数 延べ参加者 (人) 子ども 422 29 回 親 349 ボランティア 109 三池みんな の広場 【Ⅱ-2】 【Ⅱ-3】 公民館施設を子どもの居場所として毎月 第2土曜日と第4土曜日(第4土曜日は6 月から)に開放し、実行委員会への支援を行 いました。 高取みんな の広場 【Ⅱ-2】 【Ⅱ-3】 子どもたちにとって最も身近な場所であ る通いなれた小学校で、月1回開設されて いる子どもの居場所を支援しました。 12 回 お箸や石けんなど身近な日用品を自分で “作り・使う”ことで物のありがたさや手 作りの温かさを感じ、物への愛着が湧き大 切に扱うようになるきっかけ作りと、豆腐 等の原料や材料を知り作業の工程を学ぶこ とで先人の知恵や工夫を知り、敬う心を育 てるきっかけ作りとなる講座を実施しまし た。 6回 107 発達障害を持つ子どもたちへの地域や学 校での支援やサポートのあり方について学 び、発達障害を持つ子どもの保護者との交 流も図りながら発達障害を持つ子どもたち と、どう向き合い、どう接していけば良い のかを考える講座を実施しました。 5回 176 (子ども体験活動事業) 子ども手づくりタイ ム 【Ⅱ-3】 (一般成人講座) 「発達障害ってなん だろう?」 ~子どもたちと、と もに生き、ともに育 つ~ 【Ⅰ-2】 夏休み子どもサーク ル体験 【Ⅰ-3】 【Ⅱ-3】 子どもたちが、サークル参加の体験をと おして、学ぶ意欲やより豊かな知識を深め るきっかけとするとともに、異世代間交流 をとおし豊かな人間形成を図ることを目 的として実施しました。また、サークルの 活動の活性化と社会参加の促進を図りま した。 143 子ども 22 回 317 ボランティア 201 子ども 232 ボランティア 109 子ども 92 18 回 サークル 18 地域活動 の支援・推 進 サークル社会参加促 進事業 【Ⅰ-3】 サークルの自主的活動を支援しサーク ル活動の発展と社会参加の促進を図るた め研修会等を実施しました。 ○研修講演会「仲間づくりとボランティ ア」 1回 45 生涯青春はつらつ塾 (地域塾) 楽しみながら健康づ くり!ひょっとこ踊 り講座 【Ⅰ-2】 動作の面白さと親しみやすさで注目され るひょっとこ踊りを基礎から学び、表現す る楽しさを実感してもらう講座を実施しま した。講座終了後は「大牟田ひょっとこ福 笑会」が結成されました。 5回 68 生涯青春はつらつ塾 (地域塾) ちょっとおしゃれに ティータイム~身近 な素材でお菓子作り ~ 【Ⅰ-2】 身近な素材にほんの少し手を加えること で驚くほどステキなお菓子が出来上がる過 程を楽しんでもらうと共に、それらを通し て仲間とのコミュニケーションを図り家族 とのつながりを深めてもらう講座を実施し ました。講座終了後はサークルが結成され ました。 5回 61 生涯青春はつらつ塾 (マナビ塾) お手軽・簡単・パソ コン講座~Word から始めよう~ 【Ⅰ-2】 初心者でも、簡単に学べるようにWord に特化したパソコン講座を実施しまし た。講座終了後は、「三池パソコンサー クル」が結成されました。 8回 147 銀水校区の各町内公民館で行われている 行事等をより活性化させるために支援を行 うとともに、町内公民館同士のつながりを もっと深めてもらうために、当該町内公民 館以外の町内公民館にも広く行事等の周知 を図り、参加・見学を行うネットワークリ レーを実施しました。 2回 250 3回 30 地 域 魅 力 ッ プ 支 援 事 業 銀水校区町 内公民館ネ ットワーク リレー 【Ⅰ-3】 羽山台水辺 探検隊~水 辺のフィー ルドワーク ~ 【Ⅰ-3】 地域団体連携事業 【Ⅰ-3】 羽山台校区の住民が地域にあるため池、 水路、調整池を実際に見て回り、水が人の 生活にどう関わってきたのか、これからど うつきあっていけばいいのかなど、改めて 水について考え、郷土への理解や愛着心を 高め、また、水をきれいにする活動を通じ て環境に関する意識向上を図るとともに、 羽山台校区連協と三池地区公民館との連携 強化につなげるため、水辺のフィールドワ ークを実施しました。 地域住民とのふれあいと連携を深め、生涯学 習の推進と町内公民館活動の活性化を図りま した。 ○羽山台春まつり ○がきんちょ復活大作戦(堂面川清掃) ○三池花てぼ納涼祭 ○三池光竹 ○三池初市 144 1 回(1 日) 1 回(1 日) 1 回(1 日) 1 回(2 日) 1 回(2 日) (ボランティア団体支援 事業) 子育てふれあい広場 スキルアップ研修 ボランティ 【Ⅰ-1】 ア活動支援 ・推進事業 生涯青春はつらつ塾 (ボランティア講座) 小学校ミシンサポー ター養成講座 【Ⅰ-1】 8 子育て中の保護者が子どもと一緒に安心 して楽しく過ごせる子育てふれあい広場づ くりをめざし、運営ボランティアスタッフ を対象としたスキルアップ研修を実施しま した。傾聴や遊びの技能の講習と広場以外 の親子への実践の場を設けました。 7回 44 技術の向上と、より安全な指導のために お裁縫お助け隊「布れんずクラブ」会員の 増加を目的として、ボランティア講座を実 施しました。講座終了後は受講生のうち 9 名が「布れんずクラブ」に入会しました。 21 回 94 手鎌地区公民館 区分 事業名 事業の概要 子育てふれあい広場 「れもんぐらす」 【Ⅱ-1】 親子が自由に集い、交流できる場を提供 するため、毎月第1~4金曜日(月4回) に地区公民館の一室を開放し、ボランティ アグループを中心に、子育てふれあい広場 を運営しました。 づ く り 支 援 事 業 学習活動の 支援・推進 子 ど も の 居 場 所 わくわく広場 【Ⅱ-2】 【Ⅱ-3】 手鎌校区、明治校区の子どもたちを対象に 月3回実行委員会が実施する子どもの居場 所づくり事業への支援を行いました。 (手鎌地区公民館、手鎌小学校) きらめき広場 【Ⅱ-2】 【Ⅱ-3】 明治校区の子どもたちを対象に、月 1 回、 自由遊びを基本とした子どもの居場所づく り事業への支援を行いました。 (明治会館) (家庭教育講座) そば打ちで深めよう 親子の絆 【Ⅱ-1】 (子ども体験活動事業) いきいきチャレンジ 塾 【Ⅱ-3】 (子ども体験活動事業) 手すき海苔体験と海 苔スイーツ作り 【Ⅱ-3】 幼児から中学生までの親子を対象に、そば を育てることを体験し、収穫後のそば打ちの 共同作業を通して、親子の絆を深めていくと ともに、親同士の交流へとつなげていくこと を目的に講座を実施しました。 普段体験できない夜の生き物、自然や環境 を肌で感じ、自然の仕組みを観察学習する体 験活動や公民館での宿泊体験を行うことで 子どもたちのたくましさを引き出すととも に、異年齢の子ども達や、保護者、地域の人 と触れ合うことにより相互の仲間作りや連 帯感を養うことを目的として実施しました。 手鎌地域の伝統産業である海苔の養殖 について学びました。海苔のできる過程の 学習や、手すき海苔体験、海苔を使った調 理実習等を実施しました。 145 回数 42 回 延べ参加者 (人) 親 484 子ども 558 ボランティア 149 子ども 32 回 843 ボランティア 315 子ども 12 回 80 ボランティア 72 5回 110 小学生 192 7回 保護者 93 ボランティア 28 小学生 31 1回 大人 3 サークル社会参加促 進事業 【Ⅰ-3】 サークルの自主的活動を支援し、サーク ル 活 動 の 発 展 と 社 会 参 加の 促 進 を 図 り ま した。 ○研修会 ①「悪徳商法撃退法」 ②サークル「なのはな会」による健康体操 の実演とボランティア活動体験談 2回 98 生涯青春はつらつ塾 (地域塾) 立体折り紙を作ろう 【Ⅰ-2】 折り紙を組み合わせ、立体的な人気キャ ラ ク タ ー や 動 物 を 作 る 立体 折 り 紙 の 楽 し さを知ってもらうとともに、既存のサーク ルの活性化を図る講座を実施しました。 5回 66 5回 62 生涯青春はつらつ塾 (地域塾) 楽しいハンドベル講座 【Ⅰ-2】 生涯青春はつらつ塾 (マナビ塾) パン作り講座 【Ⅰ-2】 地域活動の 支援・推進 ハンドベルに触れ、鳴らしてみて、その 楽 し さ を 実 感 し て 協 力 しな が ら 演 奏 す る ことで仲間作り・生きがい作りを図ること を目的として講座を実施しました。講座終 了後は、サークルが結成されました。 オリジナルのパンつくりを仲間と一緒 に学び、楽しく食事することで、新たな楽 しみ、仲間作り、多世代の交流を図ること を目的として講座を実施しました。講座終 了後、2つのサークルが結成されました。 5回 71 パソコン・インター ネット研修 【Ⅰ-2】 パソコンの機器更新とインターネットの 導入に伴い、パソコンサークルに対し研修会 を実施しました。 7回 198 子ども文化祭 【Ⅱ-3】 地域の子どもたちを中心に、餅つき、バ スソルト作り、紙トンボ作りなどの体験や 人形劇の公演を行いました。 1回 317 2回 550 1回 16 地 域 魅 力 ア ッ プ 支 援 事 業 明治校区住民が参加しやすいように校 区 体 育 大 会 で 防 災 に 関 する 競 技 を 取 り 入 防災で広げよ れるとともに、災害避難訓練を校区連協と う 地域のネ 協力しながら実施しました。地域の防災意 ットワーク 識を高めることで、地域住民が主体となっ 【Ⅰ-3】 て 防 災 に 取 り 組 む ネ ッ トワ ー ク 作 り を 支 援しました。 探 検!手 鎌 の 手鎌校区にある史跡等を楽しく巡るこ あ んなと こ こ とで、地域の文化や歴史、自然を学び、子 ん なとこ & 水 ど も た ち の 中 に 郷 土 愛を育 む こ と を 目 的 鉄砲大会~☆ として実施しました。 【Ⅰ-3】 ミステリー追 跡ゲーム in 黒 崎公園 【Ⅰ-3】 歴史深い黒崎公園で、ボランティアから 説明を受け、写真を元に史跡を探し、問題 を 解 い て い く ゲ ー ム 形式の 事 業 を 開 催 す ることにより、手鎌地域の宝の魅力を次世 代 に 伝 え て い く こ と を目的 と し て 実 施 し ました。 九 州北部 豪 雨 に 学ぶ地 域 防 災の大切さ 【Ⅰ-3】 防災に関する講習会や施設の見学を通 して、地域の防災意識を高めるとともに手 鎌 地 域 の ネ ッ ト ワ ー ク の強 化 を 目 的 と し て実施しました。 146 小学生 1回 40 大人 2 4回 103 手鎌歴史と里山の会 への支援 【Ⅰ-3】 手鎌歴史と里山の会への支援を行いました。 ○里山整備活動 ○植樹祭 ○甘木山光の絵物語 ほか 7回 「子育てふれあい広場」の運営ボランテ ィ ア ス タ ッ フ を 養 成 する講 座 を 実 施 し ま した。 5回 30 公民館で活動するパソコンサークルが 講師となり、初心者向けのパソコン講座を 開催し、市民の学習機会の充実を図るとと もに、サークルの社会参加活動の促進を目 的として実施しました。 5回 71 8回 51 10 回 75 (ボランティア養成講座) 子育てふれあい広場 ボランティア講座 「のびのび子育て応 援講座」 【Ⅰ-1】 (ボランティア団体支援 事業) ボランティ ア活動の支 援・推進 9 初心者のため の ワン コインパソコン講座 (基礎操作編) (ワード基本編) 【Ⅰ-1】【Ⅰ-2】 小学校での家庭科の授業(調理)を支援 生涯青春はつらつ塾 す る サ ポ ー タ ー を 育 成する た め の 講 座 を (ボランティア講座) 実施しました。講座の中で、手鎌小学校の 家庭科おまかせ隊 授業で実践活動を行いました。講座終了後 【Ⅰ-1】 は、グループが結成されました。 学校からのミシン授業への支援要請に 明治・手鎌小 学校ミ より、子どもたちの見守りや授業のサポー シンサポート事業 トに意欲のある人・団体に活動の場を提供 【Ⅰ-1】 し、学校のミシン授業の支援をするボラン ティア活動支援事業を実施しました。 駛馬地区公民館 区分 事業名 (家庭教育講座) ハ ヤ メ に お ま か せ !! 入学準備講座 【Ⅱ-1】 学習活動の 支援・推進 づ く り 支 援 事 業 子 ど も の 居 場 所 駛馬地区アン ビシャス広場 【Ⅱ-2】 【Ⅱ-3】 事業の概要 回数 延べ参加者 (人) 小学校入学に際して、親子が感じる不 安や緊張を和らげ、子どもが楽しい学校 生活を送ることができるよう、入学直前 に親ができることを提案し、その実践を 支援しました。主に小学校入学前の子を 持つ保護者を対象に、先輩ママとの座談 会や、朝食作り(食育)、図書バッグ作り などを実施しました。 5回 43 公民館施設を子どもの居場所として毎 週火、水、土曜日に開放し、広場の企画委 員会への支援を行いました。 ※8月以降は、毎週水、土曜日に実施とな りました。 119 回 1,602 147 (子ども体験活動事業) はやめネイチャー☆ レンジャー ~はやめの自然をま るごと体験~ 【Ⅱ-3】 (一般成人講座) プロに学ぶ!スーパ ー主婦(主夫)講座 【Ⅰ-2】 (高齢者健康づくり講座) ころばぬ先の体力測 定 【Ⅰ-2】 はやめ夏のサロン 【Ⅰ-2】 諏訪川でのカヌー体験や、れんこん堀、 竹林などで自然体験活動を行い、子ども達 が自ら進んで物事に挑戦していく姿勢や、 仲間とともに感動を分かち合う精神を学 ぶことを目的として講座を実施しました。 6回 122 断捨離、掃除、おせち作りなどをとおし て、家事を楽しむ知恵やコツを学びました。 また、毎日の生活に新鮮な視点や発見をも たらすことで「自分のための家事」ができ るようになることを目指し実施しました。 8回 133 南部地域包括支援センターと共催で、高 齢者を対象に体力測定会やサークル体験 などを実施し、介護予防や健康への意識啓 発を行いました。 1回 59 ①サロン 「クーラー切って公民館へ行こう!」をキ 28 回 ャッチフレーズに公民館にくることで、夏 ②料理 の家庭での節電協力と、地域住民の交流や 1回 親睦を深めることを目的に「はやめ夏のサ ③勉強会 ロン」を開設しました。開設中は、図書コ 2回 ーナーのテーブル 3 台及び絆ベンチ 2 台、 ④手芸 くつろぎの間などの公民館の1階部分を 2回 自由に使ってもらいました。また、図書コ ⑤アロマ ーナーの啓発やサークル活動の見学や体 1回 験、囲碁教室、別室で公民館主催の催しを ⑥サークル体験 実施しました。 1回 403 16 7 32 10 1 計 469 カヌー体験活動支援 事業 【Ⅰ-3】 (読書推進事業) 図書整備・読書推進事 業 【Ⅰ-2】 ○小学校、アンビシャス広場、地域団体等 がカヌーを用いた体験活動や事業を実施 する際の支援を行いました。 ○市民団体、サークル等がカヌーを用いた 事業を実施する際、カヌーの貸出を行い ました。 所蔵図書や特設コーナーの紹介などを 通して、読書の推進を図りました。 ○図書だよりの発行 ○季節や行事に合わせたイベント (「本のカッパ祭り」など) ○特設コーナーの設置(「秋を楽しむ映画 の原作本コーナー」など) 148 5回 296 29 回 126 4回 2回 ― 2回 サークル社会参加促 進事業 【Ⅰ-3】 地域活動の 支援・推進 サークルの自主的活動を支援し、サーク ル活動の発展と社会参加の促進を図りまし た。 ○研修会 ①「交通安全講習会」 ②「避難・防火訓練研修会」 ③「自分が得意なことでボランティア」 ④「子どものココロを育てるコミュニケー ション講座」 ○ サークル体験活動 4回 41 36 30 34 1回 18 サークル 生涯青春はつらつ塾 (地域塾) 家庭力アップ!男のク ッキング講座 【Ⅰ-2】 今まで料理にあまり親しんでいなかっ た男性が、自分でも料理ができるという自 信を持ち、食の楽しみを見直すきっかけと なるよう、料理技術の習得とともに仲間作 りを行う講座を実施し ました。講座 終了 後、男性の料理サークル「シニアクッキン グ」が結成されました。 5回 67 生涯青春はつらつ塾 (地域塾) カメラ技術レベルアッ プ講座 【Ⅰ-2】 カメラの撮影技法を学ぶことにより、 写真撮影の楽しさと深さを感じてもらい、 カメラ撮影技術の向上を行うとともに、仲 間作りを行う講座を実施しました。講座終 了後、カメラサークル「フォト駛馬」が結 成されました。 5回 86 生涯青春はつらつ塾 (マナビ塾) 心を伝える絵手紙 (入門編) 【Ⅰ-2】 絵手紙作りを通して、自分の思いを伝え ていく方法を修得するとともに仲間との コミュニケーションづくりを支援しまし た。幅広い世代にも公民館を利用してもら えるように、夜に講座を実施し、講座終了 後、サークル「夢手紙」が結成されました。 5回 74 「わが町のお 宝情報発信プ ロジェクト」パ ート1「近代化 遺産見学会」 ~近代化遺産 を 見 て み よ う!歴史の空 気を感じてみ よう!~ 【Ⅰ-3】 世界遺産登録を目指す地元の宮原坑跡 をはじめとする市内の近代化遺産への知 識を深め、駛馬北校区の町内公民館の住民 の交流を活性化させるために、町内公民館 単位で近代化遺産見学会を実施しました。 また、校区全体で見学者を対象にした、 学習と交流、地域の絆を深めるための振り 返りの会を実施しました。 8回 162 地域お助けパ ソコン講座 【Ⅰ-3】 地域の活性化を図るための広報誌作成 を目指し、駛馬北校区で地域活動を行って いる人を対象に、小学校でパソコン操作技 術を学習する講座を実施しました。 7回 64 地 域 魅 力 ア ッ プ 支 援 事 業 149 みんなで安心 安全まちづく り 【Ⅰ-3】 ボランティ ア活動の支 援・推進 10 地域住民の課題である防災をテーマに、 地域の防災訓練や研修会等を通して、地域 のネットワークづくりを図り、地域コミュ ニティの充実を目指しました。 ◎駛馬北校区 「いのちを守る防災研修会~笑顔でつな がる安心安全まちづくりを目指して~」 ○九州北部豪雨に関連した防災研修会 ○地域のコミュニケーションづくりの ための「笑いヨガ」 ◎駛馬南校区 ○地域の防災機材の整備・点検の実施 ○防災訓練企画委員会を設置し、内容 の検討から企画まで市民自らが、防 災訓練や炊出し訓練を実施 ○校区全体での避難訓練 ○防災研修会(九州北部豪雨)など 地域団体連携事業 【Ⅰ-3】 地域住民とのふれあいと連携を深め、生 涯学習の推進と町内公民館活動の活性化 を図りました。 ○諏訪川なの花祭り(第15回) ○はやめカッパ祭り(第14回) ○駛馬南校区ひとり暮らし高齢者の集い 生涯青春はつらつ塾 (ボランティア講座) アロマでつなぐ“絆” 講座 【Ⅰ-1】 アロマセラピー、ハンドマッサージとと もに傾聴法を学び、それを活用して、介護 施設でのボランティア活動の実践をしま した。講座終了後、サークル「ジャスミン」 が結成されました。 駛馬北 1回 29 駛馬南 9回 1,347 1回 1回 1回 450 4,000 155 6回 88 登録サークル活動 区 H22 H23 H24 分 中央 三川 勝立 吉野 三池 手鎌 駛馬 サークル数 53 50 23 40 58 49 36 309 会員数(人) 787 772 292 598 912 737 473 4,571 サークル数 49 58 25 40 60 46 40 318 会員数(人) 749 890 335 619 916 870 513 4,892 サークル数 48 56 23 39 50 47 40 303 会員数(人) 665 837 315 598 759 639 513 4,326 11 図書関連事業 (1)各地区公民館別図書貸出冊数 区 H22 合計 分 三 川 (単位:冊) 勝 立 吉 野 三 池 手 鎌 駛 馬 合 計 一 般 3,764 1,799 3,785 7,838 2,595 1,402 21,183 児 童 1,617 505 3,713 3,555 2,892 1,466 13,748 5,381 2,304 7,498 11,393 5,487 2,868 34,931 計 150 H23 一 般 4,382 2,478 5,091 9,453 3,552 1,864 26,820 児 童 2,390 827 3,571 4,732 3,448 2,307 17,275 6,772 3,305 8,662 14,185 7,000 4,171 44,095 計 H24 一 般 4,963 3,093 5,975 11,461 3,927 2,951 32,370 児 童 2,445 738 4,750 4,955 3,316 2,099 18,303 7,408 3,831 10,725 16,416 7,243 5,050 50,673 計 (2)図書関連事業 ① 蔵書の充実 蔵書入替えを、三川地区公民館、三池地区公民館、吉野地区公民館、手鎌地区公民館 は毎月40冊、勝立地区公民館と駛馬地区公民館は、毎月10冊ずつ行いました。 (図書 館休館中は除く) ② その他の取組み 新刊コーナー、レイアウト変更、図書の広報の工夫等を行いました。 12 施設利用状況 (単位:人) 区 分 中央 三川 勝立 吉野 三池 手鎌 駛馬 合計 件数 5,191 3,767 1,887 3,070 3,309 3,915 2,908 24,047 延人員 58,888 47,281 21,416 38,233 47,567 45,722 35,688 294,795 件数 5,308 3,618 1,750 2,990 3,427 3,947 2,781 23,821 延人員 59,931 48,467 20,674 37,976 47,883 46,055 32,882 293、868 件数 5,448 3,870 1,958 2,995 3,313 3,681 2,933 24,198 延人員 57,880 47,735 23,309 36,228 43,691 46,670 34,285 289,798 H22 H23 H24 13 施設改修・施設整備 ○社会教育施設・設備充実事業 (1)安心で快適な地区公民館施設・設備の整備 勝立地区公民館のキュービクル(高圧受変電設備)の更新及び三池地区公民館の外壁の 改修工事、地域包括支援センターの増設に伴う吉野地区公民館の増築及び内部改修工事の 実施設計業務委託を行いました。また、三川地区公民館でパソコンの更新、手鎌地区公民 館でパソコンの新規設置とインターネット環境の整備を行いました。 主な施設改修・施設整備実績 (単位:千円) 工事等内容 工事費 財源内訳 国・県 地方債 その他 一般財源 勝立地区公民館キュービクル(高圧受変電設備)更 新 4,641 4,641 三池地区公民館外壁改修工事 7,655 7,655 吉野地区公民館増築・内部改修設計委託 1,589 151 1,500 89 14 研修・研究 (1)職員研修 毎月第1月曜日に開催する地区公民館職員を対象とした公民館主事会において、学習プロ グラムの立案研修、経理研修、地域コミュニティ基本指針に関する研修、情報セキュリティ 研修及び各種計画の紹介等を行いました。 H24年度主事会における研修実績(講師名は外部講師のみ記載) 開催月 研 修 内 容 4月 ・接遇研修(接遇リーダー) 5月 ・救命救急講習 ・カヌー講習(講義・体験) 6月 ・情報セキュリティ研修(情報化推進室) ・個人情報保護研修(情報公開センター) ・文書事務について ・経理研修(管理調整担当) 7月 ・「男女共同参画の視点によるチラシづくり等について」(男女共同参画推進室) ・「世界遺産登録推進に向けた取組みと近代化産業遺産を活用したまちづくりについ て」(世界遺産登録推進室) 8月 ・「地域スポーツ事業、総合型スポーツクラブ」について(文化・スポーツ課 ) 9月 ・「環境基本計画」について(環境保全課) ・まなばんかんについて(事業・登録者の紹介等) 10 月 ・「行列のできるチラシの作り方」(DVD鑑賞) 11 月 ・「高齢者保健福祉・介護保険事業計画」について (長寿社会推進課) 12 月 ・「信頼関係をつくるためのコミュニケーション術」(講義・演習) 講師:菅 よしえ 2月 ・「避難所開設の図上訓練( HUG 訓練)について」(講義・演習)(安心安全課) 講師:古賀 隆広(南筑後教育事務所) (2)プロジェクトによる研究 ① 地域拠点化推進プロジェクト 地区公民館の地域拠点化の推進方策として、地区公民館から遠い地域で行う事業 や、ふ るさと大牟田を知る取り組みについて検討するとともに、地区公民館の地域拠点化に向け て改善を図っている活動について、地区公民館の運営委員会に参画している代表者を対象 にアンケート調査を実施しました。 ② 施設提供基準プロジェクト 地区公民館施設の提供基準について、社会環境の変化に伴い、施設利用の判断基準・考 え方を明確にし、実務上活用しやすいものとなるよう施設提供基準を見直し、その考え方 を整理しました。 ③ 避難所マニュアル・開設訓練検討プロジェクト 東日本大震災を踏まえ、地区公民館の避難所運営マニュアルの検討を行うとともに、避 難所開設の図上訓練(HUG 訓練)を職員研修の一環として実施しました。 ④ 一時保育マニュアルプロジェクト 家庭教育事業や子育て中の保護者が参加しやすくなるように一時保育を設けた事業を 充実するために、一時保育のマニュアル作成について検討しました。 152 ⑤ 15 情報発信のあり方検討プロジェクト より効果的・効率的な事業の広報のために、情報通信技術も含めた実施方法を検討し、 情報発信ツールのひとつであるホームページ作成のマニュアルを整備しました。 評価・課題 高齢化・少子化・国際化等社会の変化と市民の多様な学習要求に対応するため、 「公民館事 業基本方針」に基づき、学習活動、地域活動、ボランティア活動支援・推進の 3 つの柱のも と、事業の充実に努めました。今後も事業の体系化と総合的な推進に努めていきます。 「学習活動の支援・推進事業」では、各館で子どもの体験活動機会の提供や子どもの居場 所づくりへの支援等を行いました。特に、 「子どもの体験活動事業」においては、地域の資源 を活用した自然体験やものづくり体験等の体験活動に取り組みました。参加した子どものア ンケートによる他の子どもとふれあえたと答えた子どもの割合は、82.0%となり、目標 の90%を下回りましたが、参加したことに対する満足度は94.0%と目標の95.0% に近い結果となりました。子ども達が家庭や学校では得にくい体験活動の場を提供するため に、今後も他の子どもとの交流など子どもの体験活動の充実に努めていくとともに、安全で 安心な野外での体験活動を行えるように安全管理に関する研修などに取組んでいく必要があ ります。 また、地区公民館の図書コーナーについては、利便性や蔵書の魅力の向上のため、土・日曜 日及び祝日の図書の貸出や、地区公民館全館(中央地区公民館を除く。)で蔵書入替えなどを 行っています。今後も引き続き、地区公民館の利便性の向上、地域拠点化の推進及び子ども 読書活動の活性化を図っていきます。 「地域活動の支援・推進事業」の中では、H24年度重点事業として、地域社会への帰属 意識の希薄化、地域の教育力の低下など、様々な課題がある中で、町内公民館等地域団体の 活動を促進し、地域団体のネットワーク化等を図るため、地区公民館が地域の人が集まりや すく、使いやすく、役に立つ地域活動の拠点となるように「地域拠点化推進事業」に取組み ました。成果としては、各地区公民館の運営委員会を構成する団体のアンケートで、地区公 民館が地域の拠点としての役割を果たしていると答えた人の割合は87.2%、事業参加者の アンケートで、地域魅力アップ支援事業が地域活動に役立ったと答えた人の割合は95.5% となり、目標(87%、92%)を上回ったことから一定の評価は得られたものと考えます。 しかしながら、地域住民のつながりづくりや地域の教育力の向上などが大きな課題になっ ている現状の中では、町内公民館等地域団体の活動を促進し、地域団体のネットワーク化等 を図る地区公民館拠点化推進事業の必要性はより高まっており、今後も引き続き、地域力向 上のための地域活動への継続的な支援が必要であることから、長期的に継続した取組みを行 っていきます。 「ボランティア活動の支援・推進事業」では、福岡県の委託事業を活用し、各館で「生涯 青春はつらつ塾(ボランティア講座)」に取組み、その結果、講座終了後、ボランティアグル ープ6団体が結成されました。また、「生涯青春はつらつ塾(地域塾、マナビ塾)」をはじめ とする各種講座の講師としてサークルを登用するとともに、サークルの社会貢献活動への支 援を行うなど、学んだ成果の活用の機会としてボランティア活動の場の提供を行いました。 今後も、学んだ成果を社会に活かすという観点から、ボランティアを育成するとともに、継 続した活動ができるようボランティア活動の場の開発など支援を行っていきます。 153 《青少年教育等多目的施設(愛称:フレンズピアおおむた)》〔生涯学習課〕 青少年教育等多目的施設(フレンズピアおおむた)は、H18年に青少年や親子の交流の場 を確保し、もって本市の青少年教育、家庭教育支援及び次世代育成支援の振興に資することを 目的に設置しました。青少年をはじめ子育て中の保護者や親子が自由に集い、交流する施設で あるとともに、青少年の生きる力を育むための事業や家庭教育の支援、子育て支援などの拠点 となる施設です。 1 事業の実施状況 主な事業の実施状況については、「基本施策Ⅱ 健全な青少年の育成」(50~67ページ) のフレンズピアおおむたで開催している事業を参照してください。 2 利用状況 (1)開所日数 307日 (2)利用状況 ①学習室等利用登録者数 年 度 (単位:人) 小中生 高大生 青年 その他 計 H22 86 387 178 112 763 H23 98 366 194 99 757 H24 77 351 194 95 717 ②個人利用者数 年 度 (単位:人) 乳幼児 小中生 高大生 青年 その他 つどいの広場 計 H22 18 684 5,804 3,344 1,381 10,293 21,524 H23 39 1,071 4,245 3,351 1,620 8,396 18,722 H24 28 690 4,820 2,985 1,445 7,968 17,936 ③団体利用件数及び利用者数 年 度 青少年 (単位:件、人) 保護者等 主催事業 一般 計 件数 人数 件数 人数 件数 人数 件数 人数 件数 人数 H22 360 3,183 104 2,423 129 1,895 626 6,190 1,219 13,691 H23 492 4,842 74 1,360 173 2,321 527 4,672 1,265 13,204 H24 596 5,777 114 1,379 184 2,634 609 5,168 1,503 14,958 ※「青少年」とは、小学生から34歳までの人が過半数いる団体をいいます。 ※「保護者等」とは、未成年者の親などが過半数いる団体をいいます。 ※「主催事業」とは、フレンズピアおおむたが主催する事業に参加した利用者をいいます。 ※「一般」とは、「青少年」「保護者等」以外の人が過半数いる団体をいいます。 ④定期利用団体 団 体 名 内 容 利用回数 会員数 大牟田市子ども会育成者連絡協議会 子ども会活動に関する会議 31 13 ファースト卓球クラブ 卓球 49 20 やよい会 卓球 41 5 PL 大牟田 MBA バトントワリング 24 18 FC フットサル 49 8 児童生徒のスポーツ活動 10 8 KISS&CRY 昭和教室 154 太極剣友会 太極拳 11 16 バトミントン愛好会 バトミントン 50 15 アルドーレ三光 フットサル 38 15 FC フットサル 48 13 KARA♪ ダンス 46 9 ステップ&カトレア 社交ダンス 41 26 風の会 絵手紙 16 7 花はともだち 生花 25 6 FC.BoilMonkey’s フットサル 51 10 青羽ジュニアバドミントンクラブ バドミントン 48 19 大牟田ファイヤードラゴンズ 野球 11 25 ライスマウンテン フットサル 16 11 うさぎFC フットサル 48 10 ハイマイス フットサル 44 21 青少年健全育成 29 30 GYANTS 社団法人ガールスカウト日本連盟 福岡県第7団 3 評価・課題 学習室等の利用登録者については、年々減少しています。とりわけ高大生の登録者が減少し ていますが、青年の登録者はH23年度と変わっておらず、学習室等の一定のニーズはあると 考えます。 個人利用者数については、H23年度と比較すると高大生は増えたものの、小中生の利用者 数は300人程度減少しています。また、つどいの広場が400人程度減少しています。 団体利用件数及び利用者数については、H23年度と比較すると件数が360件、利用者数 は1,700人程度増加しています。主な要因は、青年層を対象の講座を実施したことや講座 終了後のサークル化の効果と考えます。今後も青年層対象の事業を実施し、青年の社会参加を 促進していきます。 なお、「フレンズピアおおむた」はH25年10月を目途に(仮称)「中心市街地にぎわい交 流施設」へ移転する予定です。 155 《多目的活動施設リフレスおおむた》〔生涯学習課〕 リフレスおおむたは、市民の文化、スポーツ及び教養の向上並びに青少年の健全育成のため の野外活動の充実を図るとともに、広域的な住民の交流の場を確保し、もって生涯学習の振興 に資するため、H11年に設置しました。青少年の多様な体験活動の場、生涯学習・生涯スポ ーツの場、広域的な住民交流の場の提供に努めています。また、野外・自然体験活動等の事業 をはじめ、施設設備の有効的な利活用を図るための指導者養成事業、施設ボランティア養成事 業等の実施により青少年の健やかな成長と豊かな心を育むことを目指しています。 H19年度から指定管理者制度を導入し、H24年度から引き続き公益財団法人熊本YMC Aを指定管理者として施設の管理運営を行っています。 1 事業の実施状況 施設の設置目的を効果的に達成するための事業を、 「 大牟田市立多目的活動施設リフレスおお むた管理業務仕様書」に基づき、指定管理者が実施しました。 (1)必須事業(指定管理者が必ず実施しなければならない事業) 事 業 名 趣 旨 事 業 内 容 時期 回 数 延べ参加 者数(人) リフレスなんでも 子 ど も た ち の 生 き る やる隊 力を育てる 主として米作りに取り組 み、命の尊さ、食の大切さを 自然から学ぶ 5 月~ 3月 9 150 農作業を通して、食べ物 農 業 生 活 体 験 が ま を大切にすること、農業 だす隊 と自然(環境)、食と健 康を考える 農作業を通してさまざまな 5 月~ 活動を体験し、食の大切さを学 12 月 ぶ 9 238 春の野草を食べよ う 自然観察と野草の試 食 施設の周辺で春の野草など の自然観察を行いながら、草 木にふれあう機会と、専門ボ ランティアの解説、試食など を通して参加した家庭同士の 交流などを進める 4月 1 111 風っ子チャレンジ キャンプ 異年齢集団でリフレ スに宿泊し、自主性・ 社会性を育てる 市内の異学校・異学年での 集団宿泊体験を通して、コミ ュニケーション能力を高める 12 月 1 14 人 青少年の野外活動の 充実を図るため、自然 体験活動等の指導者 やボランティアを養 成する 野外活動の楽しさを知り、 体験したことを指導者として 発揮できるための講座を実施 する - - 要請に基づき、指導者 を派遣して、レクリエ ーションやキャンプ ファイヤーの指導を 行う 学校や子ども会などを対象 に、要請に応じて指導者を派 遣して、レクリエーションや キャンプファイヤーの指導を 行う 5月 6月 6 350 夏・冬の夜空の観察を 通して、自然・環境(光 害)について考える機 会を持つ 星座観察を通して、雄大な 宇宙の神秘性に感動し、自然 の大切さを理解し環境保護に ついて考える 8月 2月 2 66 (長期宿泊体験事業) 野外活動指導者養 成事業 メニューいろいろ まちづくり出前講 座 (レクリエーション 指導・キャンプファイ ヤー指導) 星空観察会 156 応募がなく 中止 ほたるの観察を通し て、自然環境の大切さ を学ぶ ほたる観察会 ほたるについての学習会な どを行い、観察だけでなく、 自然環境のほたるへの影響な どを学び、自然保護の意識を 醸成させる 6月 1 74 (2)提案事業(施設の設置目的を達成するために指定管理者が提案した、施設の特性を生かし た事業) 事 業 名 時 期 延べ参加者数(人) 大人の陶芸教室 9 月~11 月 88 親子陶芸教室 5 月、6 月 70 親子陶芸絵付け教室 7 月、8 月 52 クライミング講習会 1 月~3 月 118 9、10 月 19 女性教養講座(ワンコイン料理教室) 11 月 64 着物着付け教室 11 月 15 山野草盆栽教室(リンパマッサージ教室代替事業) 12 月 17 1 月、2 月 14 2月 13 ヨガ&健康体操教室 4 月~3 月 1,312 女性教養講座(手提げ作り教室) 1 月、2 月 91 リフレスバドミントン大会 7 月、12 月 120 介護予防プログラム「高齢者向け健康体操」 親子クッキング教室 アウトドア親子クッキング教室 (3)自主事業(施設の設置目的に合致し、かつ、管理業務の実施の妨げにならない範囲におい て、指定管理者の責任と費用により行う事業) 事 業 名 時 初めての苔玉作り教室 サークル発表会 2 利用状況 (1)開所日数 期 延べ参加者数(人) 6、7 月 30 3月 38 341日 (2)利用者数等 年度 件 数 施 設 利 用 内 訳 利用者 キャンプ 日帰り 数(人) 屋内宿泊 宿 泊 利 用 利 大 人 用 者 内 高大生 訳 中学以下 H22 3,511 43,723 4,751 916 38,056 30,550 1,168 12,005 H23 3,225 37,583 2,519 1,052 34,012 24,699 1,219 11,665 H24 3,584 34,847 2,607 666 31,574 23,178 986 10,683 157 (H24年度内訳) 区分別 件 数 施 設 利 用 内 訳 利用者 キャンプ 日帰り 数(人) 屋内宿泊 宿 泊 利 用 利 大 人 用 者 内 高大生 訳 中学以下 個 人 1,642 5,645 44 151 5,450 4,731 122 792 少 年 336 8,060 928 182 6,950 1,542 63 6,455 学 校 114 3,087 791 253 2,043 1,009 562 1,516 他 団 体 1,254 14,361 743 80 13,538 12,868 232 1,261 主催事業 238 3,694 101 0 3,593 3,028 7 659 3,584 34,847 2,607 666 31,574 23,178 986 10,683 計 ※「利用者数」には利用した実人数を計上しています。 ※「個人」とは、団体名を持たない利用者(複数人を含む)をいいます。 ※「少年」とは、青少年を主とした団体で、「学校」及び「他団体」以外の団体をいいます。 ※「学校」とは、小学校以上の学校の団体をいいます。 ※「他団体」とは、一般団体やサークル、幼児の団体をいいます。 ※「主催事業」とは、リフレスおおむたが主催する事業に参加した利用者をいいます。 3 施設整備等 体育館に隣接する通路が陥没し、通行に支障があるため舗装修繕工事を行ったほか、浴室脱 衣場の床の張替え工事を実施しました。また、建築用設備等点検で非常灯バッテリーの不備が 指摘されたため、バッテリーの取替え工事を実施しました。 4 評価・課題 H19年度から指定管理者制度を導入して6年目となります。施設の設置目的に沿った交流 の場の提供と、必須事業をはじめ、提案事業、自主事業等の実施により、生涯学習の振興等に 寄与しています。所管課としては、事業の計画的な実施や必要な保守点検業務の実施などにつ いて指定管理者と定期的に協議を行い、適切な管理運営に努めました。ただし、建築後14年 が経過し、改修が必要な箇所がでてきているため、より安全な施設運営ができるよう改修計画 を立てる必要があります。 事業の実施に際しては、各種団体との連携・協力により、参加者の満足度が高いプログラム が実施されており、また、リピーター率が高い事業も見受けられ、一部の事業においては定員 を可能な限り増員して対応されています。しかし、必須事業の一つである野外活動指導者養成 事業については、3月の実施を計画し参加者を募集しましたが、応募がなかっため、やむなく 中止しました。今後は、指定管理者との更なる連携強化を図るとともに事業の進捗管理を徹底 し、再発の防止に努めます。また、地域住民との交流を図りながら、地域に密着した施設運営 が行われており、利用時間についても、本来は午後9時30分までですが、指定管理者の提案 により午後10時まで延長され、利便性の向上に努められています。 しかしながら、利用者数が減少傾向にあるため、所管課から校長会でのPR、チラシ等の配 布先と配布枚数の増加の検討など、更なる広報活動を行うよう指示しました。 今後も、地域に密着した施設運営を念頭におきながら、多様化するニーズに対応した事業を 展開して、利用者拡大や利用者満足度の向上に努めていきます。 158 《大牟田文化会館》〔文化・スポーツ課〕 大牟田文化会館は、事業の企画・実施や、市民の文化活動に係る施設や付属設備等の提供、 文化活動に関する相談・支援・情報収集、プラネタリウム投影などを通して有明広域市町村圏 (大牟田市、柳川市及びみやま市)における文化の向上と住民の福祉の増進に資するためにS 61年に設置しました。文化事業については音楽や古典芸能、講演など幅広いジャンルの催し を開催することを目的としています。 H18年度から指定管理者制度を導入し、財団法人大牟田文化会館を指定管理者として、施 設の管理運営を行っています。 1 事業の実施状況(プラネタリウム関連事業を除く) 文化の向上と住民の福祉の増進に資する芸術文化事業を、「大牟田文化会館管理業務仕様書」 に基づき、指定管理者が実施しました。 (1)必須事業(指定管理者が必ず実施しなければならない事業) ① 第10回ありあけジュニアピアノコンクール 日頃からピアノの練習に励んでいる児童・生徒に広く発表の機会を提供し、豊かな音楽 の感性を持った子どもたちと音楽活動者の育成を図るとともに、文化の振興・発展に寄与 することを目的として開催しました。 と き Aコース 予選8月11日(土)、本選11月3日(土・祝) チャレンジ(B)コース 8月12日(日) と こ ろ 大牟田文化会館 大ホール 参加資格 小学生から高校生まで 参 加 者 Aコース予選 69人、本選 32人 チャレンジ(B)コース 87人 賞 (Aコース)グランプリ1人、準グランプリ1人、西日本新聞社賞1人、 審査員特別賞1人、金賞2人、銀賞1人、銅賞1人 (チャレンジ(B)コース)ベストチャレンジ賞1人、準チャレンジ賞5人、 ホープ賞9人、大牟田音楽家協会特別賞各部門25人 ② 弦楽四重奏団ミニコンサート~第9回ありあけジュニアピアノコンクール グランプリ受賞者 田尻 乙花さんとともに~ H23年度のグランプリ受賞者の特典として開催しました。 と き 12月5日(水) と こ ろ 大牟田文化会館 小ホール 入 場 者 225人 ③ 第36回九州青年美術公募展 若い力の創造的美術活動とその作品の鑑賞を通じて、地方美術の振興・普及を図り、加 えて新人・青年作家の優れた才能を発見し、育てる場として開催しました。 と き 12月2日(日)~8日(土)(表彰式 12月2日(日)) と こ ろ 大牟田文化会館 展示室等 入 場 者 482人 公募作品 平面絵画 応 募 数 104点(90人) 入 選 52点 賞 文部科学大臣賞1点、河北記念賞1点、藤田記念賞1点、審査員特励賞4 点、朝日新聞社賞1点、福岡県教育委員会賞1点、大牟田市長賞1点、大 牟田市教育委員会賞1点、NHK福岡放送局賞1点、九州朝日放送賞1点、 内藤額縁店賞1点、大牟田文化会館賞1点、奨励賞8点 ④ 第68回福岡県美術展覧会(県展)筑後ブロック展 県展の日本画、洋画、書及び写真の4部門の入賞作品並びに筑後地域から出品された福 159 岡県美術協会会員作品と入選作品を展示する巡回展を開催しました。 と き 10月16日(火)~21日(日) と こ ろ 大牟田文化会館 展示室等 入 場 者 950人 出 品 数 220点 ⑤ 女優たちによる朗読劇「夏の雲は忘れない」 命や人の絆の大切さをテーマとして豊かな心を育む機会とし、実力派の女優たちによる 朗読劇を開催しました。 と き 7月12日(木) と こ ろ 大牟田文化会館小ホール 入 場 者 452人 ⑤ 第30回有明美術展 日本画、洋画、彫刻、書、写真、染織、陶芸及び木工の各部門で活躍する、有明広域市 町村圏域の美術家の優れた作品を展示しました。 と き 7月3日(火)~8日(日) と こ ろ 大牟田文化会館 展示室等 入 場 者 1,464人 出 品 数 202点 (2)提案事業(施設の設置目的を達成するために指定管理者が提案した、施設の特性を生かし た事業) 将来の文化を担う人材を育成する育成型、市民が主体的に参加する参加型、多様な文化に ふれ親しむ鑑賞型の各種芸術文化事業を地域の音楽・文化関係団体等と連携して実施しまし た。 事 業 名 と と こ ろ 入場者等 4 月 28 日(土) 文化会館 14 人 5 月 15 日(火) 文化会館 60 人 日食観察会「金環にっしょく探検隊」 5 月 21 日(月) 文化会館 26 人 もしもの時の文化会館探検ツアー 5 月 27 日(日) 文化会館 20 人 NHK公開録画「上方演芸会」 6 月 1 日(金) 文化会館 402 人 渡辺美佐子朗読セミナー 6 月 3 日(日) 文化会館 54 人 星空観望会「ほしぞら探検隊」 6 月 4 日(月) 文化会館 6人 名作映画劇場「大鹿村騒動記」 6 月 16 日(土) 文化会館 202 人 第 6 回ぴあの 1 日マラソン 6 月 24 日(日) 文化会館 492 人 7 月 20 日(金) 文化会館 36 人 プラネタリウム「おもしろ工作教室~作ろう! 日食めがねとピンホール観察器~」 フロアコンサート 「歩いていこう~さわやかな初夏の風を感じながら~」 星空サウンドピクニック 「星の波に乗って ボサ・ノヴァの夕べ」 160 き 8 月 25 日(土) 懐かしの名作映画 芸術体験ワークショップ 449 人 文化会館 40 人 文化会館 176 人 9 月 27 日(木) 文化会館 180 人 9 月 29 日(土) 文化会館 10 人 文化会館 175 人 文化会館 104 人 文化会館 450 人 文化会館 18 人 8 月 26 日(日) 「まちに未来の風を起こそう」 5 月 13 日(日) マスコットキャラクター「おむタン」募集 ~9 月 20 日(木) フロアコンサート 「秋の夜長は映画音楽にクラシック」 月と星のミニミニお話会 7 月 1 日(日) きらきら★サマーキャンペーン ~9 月 2 日(日) 10 月 2 日(火) ゆる~りラクゼーション ~3 日(水) 10 月 2 日(火) おむタン原画展 ~11 日(木) ぺたぺたアートでおむタンを作ろう 龍神伝説 文化会館 ~26 日(日) 10 月 28 日(日) 11 月 10 日(土) 三池竹光竹 ~11 日(日) フロアコンサート「クリスマパーティは大騒ぎ」 12 月 19 日(水) 12 月 20 日(木) 金のおむタンを探せ ~H25 年 1 月 20 日(日) 普光寺 約 23,000 人 文化会館 180 人 文化会館 76 人 サロン de ライブ H25 年 2 月 2 日(土) 文化会館 57 人 冬の星空観察会 H25 年 2 月 2 日(土) 文化会館 10 人 文化会館 1575 人 H25 年 2 月 14 日(木) 文化会館 25 人 H25 年 2 月 16 日(土) 文化会館 57 人 H25 年 2 月 22 日(金) 文化会館 58 人 H25 年 3 月 16 日(土) 文化会館 351 人 H25 年 3 月 20 日(水・祝) 文化会館 260 人 H25 年 3 月 23 日(土) 文化会館 31 人 H25 年 3 月 29 日(金) 文化会館 50 人 H25 年 1 月 14 日(月・祝) おむタンおみくじ ~2 月 16 日(土) 星空サウンドピクニック 「贈りもの~バレンタインによせて」 サロン de ライブ 星空ライブコンサート 「トウィンクルウインターライブ」 名作映画劇場「北のカナリアたち」 ありあけジュニアピアノコンクール第 10 回記念 演奏会 音楽のおくりもの 「ポカポカはるいろコンサート」 サロン de ライブ 161 2 プラネタリウム関連事業の実施状況(指定管理者提案事業) プラネタリウムでは、土・日・祝日及び小中学校の春・夏・冬休み期間に1日3回、投影時 間ごとに番組を入れ替え、四季に応じた星座の解説を入れた一般投影を行いました。平日は、 予約による投影を行い、グループや学校、幼稚園、病院施設など幅広い団体の依頼に対応しま した。 また、「走れ!大蛇山」や「大蛇とツガニ」など地域独自の文化をテーマにしたオリジナル 番組や、天文の解説と音楽を融合した大人向けの特別投影、小中学校向けの学習投影など、幅 広い年齢層に応じた内容の投影を行いました。 そのほかに、日食観察会や星空観察会、工作教室など天文分野を通した地域文化の振興に資 する事業を行いました。 プラネタリウム来場者数の推移 年 度 来場者数 3 H22 H23 H24 6,144 人 5,037 人 4,166 人 利用状況及び収入状況 (1)利用状況 利用区分数 利用実績(日) 開館日数(日) 稼働率(%) 大ホール 328 144 325 44.3 72,563 小ホール 412 190 344 55.2 53,770 その他 5,459 2,806 5,848 48.0 97,496 計 6,199 3,140 6,517 49.2 223,829 (2)収入状況 (単位:千円) 会場使用料・観覧料 29,019 4 利用人数(人) 付属設備使用料・冷暖房料 20,742 そ の 他 1,313 合 計 51,074 評価・課題 指定管理者制度を導入しての施設の運営管理は 7 年目となります。財団法人大牟田文化会館 が長年培ってきたノウハウを十分に生かし、ありあけジュニアピアノコンクールや九州青年美 術公募展など育成型の事業をはじめ、地域の文化振興や広域交流の活性化という視点で数多く の事業を実施できました。フロアコンサートや有明美術展など地元の文化団体等との連携・協 力によるものも円滑にできています。 会館の利用者数はH23年と比較し9,114人減少しました。H23年度は東日本大震災 チャリティ事業が大ホールで数件実施されていますがH24年度についてはこれがなかった ことが利用者総数に影響しています。また、プラネタリウムの入場者についても前年と比較し 871人の減少となりました。児童生徒が天文やプラネタリウムに興味を持ち、入場者増につ ながるよう、番組の選定・企画等については指定管理者と協議を行い、今後一層留意していき ます。 162 課題としては、経年劣化が進む施設の機能維持・向上や利用者の安全性・快適性の確保が挙 げられます。S61年の開館から26年を経過しているので、舞台機構や大小ホールの空調な ど、大掛かりな設備・装置が更新の時期を迎えています。規模が大きいため工事が長期間に及 び、一定期間の利用休止も必要となります。加えて有明圏域定住自立圏共生ビジョンに基づき、 大牟田文化会館については機能性及び安全性の向上に係る取組みを行うこととなっています。 関係部署と協議しながら会館機能の維持・向上を図り、良質な文化事業を提供し圏域内住民の 文化向上や交流促進に資することができるように努めます。このうち空調設備については、H 26年度に小ホールとH27年度に大ホールをそれぞれ6か月程度休止し、全面更新すること としています。 なお、財団法人大牟田文化会館は、公益法人制度改革関連三法の施行により、現在は特例民 法法人となっていますが、H25年11月末までに公益財団法人へ移行するよう手続きを進め ています。 163 《三池カルタ・歴史資料館》〔文化・スポーツ課〕 カルタ記念館は、H3年に市立図書館との複合施設として開設しました。その後、H18年 に歴史資料館と統合し、三池カルタ・歴史資料館として現在に至っています。カルタや歴史に 関する展示を中心とした企画展の開催をはじめ、資料の収集・保存、調査研究、文化・歴史講 座等の実施により、市民の文化的教養の向上に努め、市民の豊かな心と郷土を愛する心を育み、 地域社会の文化の向上に資することを目的としています。 H19年度から指定管理者制度を導入し、TRC・アクティオグループが指定管理者として、 施設の管理運営を行っています。 1 事業の実施状況 施設の設置目的を効果的に達成するための事業を、 「大牟田市三池カルタ・歴史資料館等複合 施設管理業務仕様書」に基づき、指定管理者が実施しました。 (1)必須事業(指定管理者が必ず実施しなければならない事業) ① 企画展 事 業 名 期 間 内 容 収蔵資料、あるいは新出資料についての 理解を深めてもらうとともに、郷土史の関 心 を喚 起す るこ とを 目的と して 開催 し ま 春の企画展 「与謝野晶子没後 70 年~与謝野 晶子と白仁秋津~」 2,363 人 した。 3 月 20 日(火・祝) 事業内容としては、寄託を受けた白仁家 ~6 月 24 日(日) の 貴重 な資 料 の 中か ら郷土 出身 の明 星 派 歌人・白仁秋津を取り上げ、彼と没後 70 (大人 1,823 人、子ども 540 人) 年にあたる明星派女流歌人・与謝野晶子と の交友関係に焦点をあて、手紙や短冊を中 心に展示・公開をしました。 戦時資料等の展示を通して、多くの市民 が、戦争の悲惨さを知り、現在の平和な社 会 が戦 時に おけ る多 くの人 々の 尊い 犠 牲 の上に成り立っていることを理解し、平和 を 希求 する 意識 の向 上に役 立て るこ と を 夏の企画展 「平和展 2012 戦中の生活と荒 尾二造」 3,401 人 目的として開催しました。 7 月 3 日(火) ~9 月 23 日(日) 事業内容としては、 「荒尾二造市民の会」 の全面的な協力を得て、同会が所蔵する貴 重 な資 料や 写真 を中 心に荒 尾二 造に つ い (大人 2,347 人、子ども 1,054 人) ての歴史や実態を紹介しました。また、三 池カルタ・歴史資料館が所蔵する資料のう ち、戦時の生活に関する資料のほか戦中・ 戦後のカルタなど約 100 点を展示・公開し ました。 164 H24 年は『不思議の国のアリス』の原作 者ルイス・キャロルの生誕 180 年にあたり 秋の企画展 「Alice~英国のトランプと絵本」 10 月 2 日(火) 3,044 人 ~12 月 9 日(日) (大人 2,319 人、子ども 725 人) ます。また、同作品はカルタ(トランプ) と もた いへ ん 縁 の深 い作品 とい うこ と も あり、『不思議の国のアリス』を中心に、 英国文学や英国に関するカルタ、「飛び出 す絵本」などを展示・公開しました。 三池藩及び江戸時代の大牟田について、 三 池立 花家 の用 人を 務めた 中島 家に 所 蔵 冬の企画展 「三池藩とその時代」 12 月 18 日(火)~ 997 人 H25 年 1 月 20(日) (大人 869 人、子ども 128 人) さ れて いた 資料 から 紹介す ると とも に 歴 史 愛好 家や 女性 たち にも関 心を 持っ て い ただくことを目的に戦国武将や武具、お城 に関するカルタやトランプなども展示・紹 介しました。 ② 市民カルタフェア と き 9月9日(日) と こ ろ イオンホール(イオンモール大牟田2階) 参 加 者 328人 (大人 101人 子ども 227人) ③ 第21回三池カルタ記念館杯≪小倉百人一首≫九州新人かるた競技大会 と き 10月14日(日) と こ ろ 大正小学校体育館 参 加 者 33チーム 97人、個人戦 21人 見学者等 65人 ④ 普及・啓発事業 ア カルタの貸出(小倉百人一首かるた等) イ 92件 計 183人 延べ 295組 講座等の開催 講 座 名 と 文化講座 「与謝野晶子没後 70 年 白仁秋津と鉄幹・晶子」 文化講座 「書家が語る文字~こうして文字は生まれた」 歴史講座「三池藩の転封と藩主不在の時代」 き 受講者数 5 月 20 日(日) 35 人 7 月 8 日(日) 36 人 H25 年 1 月 13 日(日) 30 人 (2)提案事業(施設の設置目的を達成するために指定管理者が提案した、施設の特性を生かし た事業) 165 ①企画展関連イベント等 事 業 名 期 間 内 容 収 蔵 資 料に つ いて 学 芸員が 来 館 者に 対 春の企画展関連イベント し、直接説明を行い、来館者の疑問・質問 ミュージアムトーク に 答え る対 話型 の展 示案内 をす るミ ュ ー 「没後 70 年 与謝野晶子と白 4 月 21 日(土) ジアムトークという形で春の企画展「没後 仁秋津」によせて 70 年 与謝野晶子と白仁秋津」展の見どこ 参加者 ろと、二人の交友関係について主に書簡を 7人 用いて解説しました。 (募集期間) 「平和展 2012」関連事業 「平和川柳」 60 人(119 句) 「平和展 2013 戦中の生活と荒尾二造」の 7 月 3 日(火)~ 関連事業として、「絆」・「笑顔」・「家族」 8 月 21 日(火) をテーマに川柳を募集し、集まった作品の (展示期間) 中 から 大牟 田市 在住 の川柳 作家 山本 乱 氏 9 月 4 日(火)~ が選定し、入賞作品を表彰・展示を実施し 9 月 23 日(日) ました。 「大牟田朗 読の会」と「朗 読座おおむ た」 「平和展 2012」関連事業 「平和のおはなし会」 ①26 人 ②29 人 の 2 団体に協力いただき、7 月と 8 月に 2 ① 7 月 15 日(日) 回開催しました。1 回目は長崎の原爆被曝 ② 8 月 5 日(日) 者の体験談を中心に、2 回目は大牟田空襲 に 関す る体 験記 を元 に制作 され た朗 読 劇 を中心に実施しました。 戦 後 67 年 を 迎 え 、 戦 争の 体 験 を 語 る 「平和展 2012」関連事業 「平和の映画上映会①②」 ①43 人 ②71 人 ①7 月 24 日(火) 人々が少なくなる中、次世代に平和意識を ~7 月 31 日(火) 促 すた めに 平和 の映 画の上 映す る活 動 を ②8 月 7 日(火)~ 行いました。夏休み期間を利用して実施す 8 月 14 日(火) ることで、子どもと保護者が一緒に参加で きるように日時を設定しました。 「平和展 2012 「平和展 2012」関連事業 「人とモノで語り継ぐ荒尾二造 平和証言リレー」 ①19 人 戦中の生活と荒尾二造」 の開催にあわせ、旧東京第二陸軍造兵敞荒 ①8 月 4 日(土) 尾製蔵所(通称:荒尾二造)で火薬の生産に ②8 月 11 日(土) 従 事さ れて いた 元従 業員の 方や 太平 洋 戦 ②18 人 争 末期 に荒 尾二 造に 徴用さ れて いた 元 学 徒の方々の証言を伺いました。 秋の企画展「Alice~英国のトランプと絵 秋企画展関連イベント 「映画上映会①②」 ①8 人 ②13 人 本」の関連事業として、アニメ名作劇場「ピ ①10 月 6 日(土) ーターパンの冒険」・同「ふしぎの国のアリ ②10 月 7 日(日) ス」・内田 麟太郎原 作「お れたち、と もだ ち!」の 3 本を 2 日間(1 日 3 本)上映しま した。 秋の企画展「Alice~英国のトランプと 秋企画展関連イベント 「ミュージアムコンサート」 絵本」の関連事業として、英国にちなんだ 10 月 21 日(日) 43 人(大人 38 人、子ども 5 人) 音 楽を 中心 にチ ェロ とピア ノで 演奏 会 を 開きました。 166 秋の企画展「Alice~英国のトランプと 秋企画展関連イベント ①10 月 27 日(土) 「タロット体験①②」 ①15 人 ②11 月 25 日(日) ②15 人 絵本」に合わせて、参加者にはタロットの カ ード の成 り立 ちや それぞ れの カー ド の 持つ意味などを学び、タロットも実際に体 験してもらいました。 中高校生の職場体験を受け入れ、博物館 等 の果 たす 役割 につ いて理 解を 深め て も 中学生職場体験 受入数計 11 月 13 日(火) 2人 らいました。内容としては、日々の業務や イベントなど、館で実施している業務全般 をスタッフと一緒に行いました。 秋の企画展「Alice~英国のトランプと 秋企画展関連イベント 絵本」の関連事業として、英国にちなんだ 「おはなし会」 11 月 18 日(日) 32 人(大人 29 人、子ども 3 人) 文学作品を「朗読座おおむた」の方々が朗 読しました。 ※ 企画展関連イベント欄の人数(括弧書き)は、入館者のうち当該イベントへの参加者数。 ②普及・啓発事業(講座等の開催) 講 座 名 と き 受講者数 4 月 6 日(金)~ カード・ゲーム&マジック教室(全 11 回) 延べ 68 人 9 月 21 日(金) 4 月 15 日(日)~ はじめての百人一首講座(全 23 回) 延べ 551 人 H25 年 3 月 17 日(日) 5 月 16 日(水)、6 月 12 日 出張カルタ (火)、9 月 27 日(木)、H25 152 人 年 1 月 27 日(日) (3)自主事業(施設の設置目的に合致し、かつ、管理業務の実施の妨げにならない範囲におい て、指定管理者の責任と費用により行う事業) 普及・啓発事業(講座等の開催) 講 2 3 座 名 と き 受講者数 夏休み歴史工作教室「①簡単掛け軸を作ろう! ①8 月 1 日(水) ①13 人 ②古代の編み物をしよう!」 ②8 月 2 日(木)、3 日(金) ② 7人 飛び出すクリスマスカード作り 12 月 8 日(土) 報道関係等への資料提供とPRの状況 新聞 82件 テレビ・ラジオ 9件 10 人 機関紙・雑誌等 5件 観覧者数等の状況 年 度 H22 開館日数 271 入 一 館 般 者 数 (人) 児童生徒 6,863 167 3,258 図 合 計 10,121 録 関 係 頒布収入(千円) 118 H23 274 7,950 2,814 10,764 112 H24 225 7,384 2,392 9,786 95 ※ 観覧料については、H19年度に指定管理者制度導入後、無料となっています。 ※ H18年度(直営時最終年)の入館者数は、5,479人。 4 評価・課題 H19年度から指定管理者制度を導入して6年目となります。H24年度は、展示室の空調 全面更新のため1月下旬から約2カ月休館したため年間入館者数が1万人(*)をわずかに下回 りましたが(9,786人)、良好な入館者数を維持しています。時節にあった企画や展示、 市内の他施設や公共交通事業者と連携したイベントを実施するなど、入館者増や、郷土の歴史、 カルタに関する文化の普及を図る取組みが行われました。 企画展や講座についても充実した内容で行うことができました。特に、H23年度に開催し た「和歌かるたで学ぶ『伊勢物語の世界』」は、受講者から同様の講座の開催希望が多く寄せ られたことから、H24年度は「はじめての百人一首講座」を開催し好評を得ました。他の講 座についても、募集開始早々に定員を上回るものが出るなど、市民ニーズをくんだ企画ができ ました。 市が収集した歴史資料及びカルタその他関係資料の調査研究にも努め、収蔵品データを充実 させました。 課題としては、併設する図書館の利用者数に比べ、相対的に入館者数が少なく、施設の回遊 性が低いことが挙げられます。H24年度は、「平和展」開催の際に共通のテーマで展示や企 画特設を行うなど、相乗効果を生むような取組みを進めましたが、H25年度からは更に取組 みを強化し、両館の合同企画会議を隔月で開催して市民の関心を高める事業を行っていくこと としています。 また、現在は指定管理者の提案により入館料を無料にし、企画展ごとに気軽に展示品を観覧 してもらうようにしています。郷土への理解・愛着や文化への理解がいっそう深まるように努 め、入館者増へ向け広報啓発に取り組んでいきます。 (*)…三池カルタ・歴史資料館等複合施設指定管理者業務仕様書に掲げる目標値 168 《図 書 館》〔文化・スポーツ課〕 市民の図書資料に対する要求に応え、自由で公平な図書館資料の提供を中心とする諸活動に よって、市民の教養、調査研究、レクリエーション等に資することを目的とした事業を実施し ます。また、施設設備を有効に活用し、読書ボランティア養成講座事業、おはなし会等を実施 します。 三池カルタ・歴史資料館との複合施設であり、H19年度から指定管理者制度を導入し、T RC・アクティオグループが指定管理者として、施設の管理運営を行っています。 1 利用状況 (1)図書貸出の登録者及び利用者(奉仕拠点別) 区 分 計 小学生以下 登 録 者 新 規 登 録 者 数 三川 勝立 区 公 吉野 三池 264 16 2 29 25 10 12 生 80 75 0 0 1 4 0 0 高 校 生 31 30 0 0 1 0 0 0 成 人 1,522 1,340 24 14 38 50 31 25 小 計 1,991 1,709 40 16 69 79 41 37 団 体 32 32 0 0 0 0 0 0 28,192 25,833 396 148 475 598 473 269 1,388 1,016 67 15 104 91 38 57 397 327 14 1 14 19 13 9 高 校 生 245 206 6 2 8 10 8 5 成 人 12,360 10,332 358 165 341 627 288 249 小 計 14,390 11,881 445 183 467 747 347 320 延利用団体 2,275 2,259 2 0 4 1 8 1 延利用者数 106,596 89,967 2,374 1,452 3,265 5,503 2,267 1,768 区 料 分 計 本 館 地 三 川 勝 立 (単位:冊、点、日) 区 公 吉 野 民 館 三 池 手 鎌 駛 馬 一 般 349,047 316,677 4,963 3,093 5,975 11,461 3,927 2,951 児 童 143,458 125,155 2,445 738 4,750 4,955 3,316 2,099 小 計 492,505 441,832 7,408 3,831 10,725 16,416 7,243 5,050 開 館 日 242 347 347 347 347 347 347 1 日平均 1,825 21 11 30 47 20 14 25,300 25,130 4 17 10 91 46 2 そ AV 資 料 の ( CD・ DVD 等 ) 他 駛馬 358 (2)図書貸出冊数及びその他資料貸出数(年度 奉仕拠点別) 資 手鎌 生 人 書 館 学 用 図 民 中 個 数 地 学 小学生以下 者 館 中 延登録者数 利 本 (単位:人、団体) 雑 誌 22,725 22,450 7 2 39 88 139 0 小 計 48,025 47,580 11 19 49 179 185 2 540,530 489,412 7,419 3,850 10,774 16,595 7,428 5,052 資 料 総 計 ※本館館内閲覧受付 3,409冊 169 (3)図書貸出等の推移 区分 貸 年度 個 出 (冊) 人 予 団 体 処 約 理 (冊) うち購入 H22 566,090 5,972 30,874 566 H23 559,313 6,302 30,298 697 H24 486,431 6,074 24,121 721 (4)障がい者サービス 登録者 点字サービス 貸出数 104 人 (デイジー含む) 計 112 人 市外送付サービス 27 タイトル 28 人 録音サービス 市内送付サービス 132 冊 1,201 タイトル 1,179 タイトル 4,569 巻 4,443 巻 1,228 タイトル 1,179 タイトル 4,701 巻 4,443 巻 22 タイトル 126 巻 22 タイトル 126 巻 ※録音図書は広報・新聞コラム等を除いたもの。貸出数等はH23年度実績 (5)図書の予約処理状況 一般図書・雑誌 児童図書 AV資料(CD・DVD等) 22,383冊 1,382冊 356点 合 計 24,121件 (6)文献複写サービス(有料) 複写枚数 13,409枚 (7)人口類似都市図書館との比較 区 大 分 牟 H23 年度 田 市 H24 年度 人口類似都市平均 (H23 年度) 市 民 1 人 当 た り の 図 書 貸 出 冊 数 (個 人 ) 4.93 冊 4.35 冊 4.46 冊 全市 民中に占め る貸し出 し登録者 の割合 (個人 ) 63.66% 22.73% 40.54% 蔵 率 1.86 回 1.66 回 1.49 回 1 人 当 た り の 蔵 書 冊 数 2.65 冊 2.61 冊 3.08 冊 市民 1 人当たりの図書等購入費 202 円 109 円 249 円 職員 1 人当たりの図書等貸出数 38,621 冊 33,783 冊 29,759 冊 市 民 書 回 転 ※「人口類似都市平均」は、 『日本の図書館(2012) 』日本図書館協会2013年刊から、 人口12万人以上13万人未満の10市の平均 170 2 図書館資料 (1)奉仕拠点別蔵書冊数 区 (H25年3月31日現在) 分 一 奉 仕 拠 点 本 冊数(冊) 般 児 比率(%) 童 冊数(冊) 計 比率(%) 冊数(冊) 比率(%) 館 190,642 82.3% 41,059 17.7% 231,701 100.0% 三川地区公民館 6,619 61.2% 4,191 38.8% 10,809 100.0% 勝立地区公民館 6,847 68.1% 3,207 31.9% 10,054 100.0% 吉野地区公民館 6,470 60.4% 4,246 39.6% 10,716 100.0% 三池地区公民館 6,017 52.7% 5,392 47.3% 11,410 100.0% 手鎌地区公民館 5,823 52.6% 5,257 47.4% 11,080 100.0% 駛馬地区公民館 4,492 48.3% 4,804 51.7% 9,296 100.0% 226,910 76.9% 68,156 23.1% 295,066 100.0% 計 3 事業の実施状況 施設の設置目的を効果的に達成するための事業を、 「大牟田市三池カルタ・歴史資料館等複合 施設管理業務仕様書」に基づき、指定管理者が実施しました。 (1)必須事業(指定管理者が必ず実施しなければならない事業) ① 定例事業 ア おはなし会(おはなしネットの協力を得て開催) おはなし会名 幼児及び小学生低学年を対象の おはなし会 乳幼児のためのおはなし会 赤ちゃんのためのおはなし会 イ ウ 開 催 日 毎週土曜日 第 1 週~第 3 週の 木曜日 毎週火曜日 開催回数 参加者 協力ボランティア (延べ人数) (延べ人数) 36 回 777 人 103 人 29 回 579 人 63 人 33 回 964 人 71 人 ブックスタート類似事業(ブックデビュー) と き 原則偶数月(年間6回) 内 容 保健所での「赤ちゃん広場」を利用して、乳幼児時の成長過程において、 親と絵本とのふれあいの大切さを説明したり、相談を受けたりし、ミニお はなし会を行いました。 参加人員 延べ 202人 協力ボランティア 延べ 11人 ブックリサイクルの実施 図書館で不用になった図書・雑誌を市民、学校及び施設に無料提供しました。 と き ① 学校向けブックリサイクル 10月30日(火)~31日(水) ② 一般ブックリサイクル 11月3日(土・祝)~9日(金) 提供図書(不用図書)数 10,008冊 171 ② 行 ア 事 イベント的事業 事 業 名 内 容 絵本「わらうだいじゃやま」原画展 と き 参加者 3 月 30 日(金) ~4 月 25 日(水) ― (募集) 3 月 30 日(金)~ 内田麟太郎さん・伊藤秀男さんへ 一言メッセージ 4 月 25 日(水) (展示) 42 人 3 月 30 日(金)~ 「こども読書の日 5 月 30 日(水) 記念イベント 2012」 「エコバッグをつくろう! ~ワクワクをつめこんで~」 4 月 21 日(土) 22 人 講演会 内田麟太郎さん講演会 「わたしの絵本」 4 月 24 日(火) 81 人 サイン会 51 人 おはなし会 戦争の語り部 8 月 4 日(土) 16 人 平和おはなし会 8 月 4 日(土) 31 人 12 月 15 日(土) 20 人 クリスマスおはなし会 イ 講座及び研修会 読書ボランティア養成講座 内 容 「子どもたちと一緒に絵本を楽しも う」(幼児~小学生低学年向) 「子どもたちと一緒に絵本を楽しも う」(小学生中学年~高学年向) 読み聞かせ実演 講 師 ・ 実 演 八尋 理恵 (福岡おはなしの会代表) 八尋 理恵 (福岡おはなしの会代表) おはなしネット・おおむた と き 参加者 11 月 7 日(水) 26 人 11 月 14 日(水) 28 人 11 月 21 日(水) 17 人 (2)提案事業(施設の設置目的を達成するために指定管理者が提案した、施設の特性を生かし た事業) 172 ①展示会(主に図書の展示と貸出し)ほか 展 示 名 内 容 と き 病気をかかえている本人やその家族が、不安 病院できけなかった病 や疑問を感じたときに、図書館の資料を役立て 3 月 30 日(金)~ 気のこと てもらえるよう、関連する資料を集めて展示し 5 月 30 日(水) ました。 H22 年に死去された武松輝男さんが生前に図 武松輝男資料展~炭鉱 書館に寄贈された資料と、逝去後ご遺族から寄 史研究家武松輝男さん 贈された炭鉱関係や強制連行関係の資料につ の残したもの~ いて、一定の整理が終了したことから、その資 4 月 27 日(金)~ 5 月 30 日(水) 料を展示しました。 普段から問合せの多かった着物のリメイク まだ使える! の本を主軸に、住宅リフォームや家具の修理・ リフォーム、リメイク、 修繕、雑貨のお手入れ方の本を集め、展示・貸 リサイクル! 出を行い、普段貸出頻度が少ない資料の貸出率 6 月 1 日(金)~ 6 月 27 日(水) アップを図りました。 戦争の悲惨さや平和の尊さを市民の方に伝 平和展 えるを目的として、原爆パネル展を行いまし た。 7 月 27 日(金)~ 8 月 29 日(水) 4 年に一度のオリンピックシーズンに合わ スポーツ選手を応援し せ、スポーツ及びスポーツ選手、それぞれの種 7 月 27 日(金)~ よう! 目に興味を持ってもらえるよう本の紹介を行 8 月 29 日(水) いました。 「貯金」「節約」など、貯蓄につながるキー 貯蓄道 ワードの本を集め、ポスターや飾りと共に約 120 冊展示しました。 8 月 31 日(金)~ 9 月 26 日(水) ハーレクインシリーズなどのロマンス小説 図書館で探す LOVE や古今東西の恋愛小説、また小説以外で恋愛に 8 月 31 日(金)~ 関する本など、約 300 冊を集めて、展示・貸出 9 月 26 日(水) を行いました。 経営者 6 人(1.松下幸之助 2.本田宗一郎 3. スティーブ・ジョブズ 4.孫正義 5.柳井正 6. 全員集合!偉大な経営者 たち 團琢磨)を選び、簡単な略歴のポップを作成、 あわせて本を集めて展示しました。また、大牟 田の企業「オーム乳業」のオームリンゴが生産 9 月 28 日(金)~ 10 月 24 日(水) 停止になる新聞記事をポップに貼り付け、展示 しました。 本を選ぶ基準の一つとして本の装丁が挙げ 装丁を楽しむ られることから、装丁に的を絞り、装丁作家ご とに分けて約 90 冊を展示しました。 173 9 月 28 日(金)~ 11 月 28 日(水) 12 月 1 日の映画の日にちなみ、S25 年公開か ら H25 年公開予定までの映画の原作本の展示と 12 月 1 日は映画の日 貸出をしました。特に、大牟田に縁のある映画 監督・森崎東さんについては関連本を合わせて 11 月 30 日(金)~ 12 月 26 日(水) 展示しました。 今年の文学賞などの受賞作やその受賞者の 今年の顔 他の作品、亡くなられた方の著書を月ごとに約 11 月 30 日(金)~ 80 冊を紹介しました。また、リストにはそれぞ 12 月 26 日(水) れの賞の説明をつけました。 クリスマスとお正月の ほん 「作家たちの愛したもの」 (作家の素顔に触れる) 手紙~大切な人に思いを 伝えてみませんか?~ 「クリスマス」の絵本約 70 冊、 「お正月」が テーマの絵本を約 20 冊集め、展示・貸出を行 いました。 「食」「読書」「場所」「愛したもの」の 4 つ にテーマをしぼり、それぞれ作家の趣味や好き なものについて書かれた本を展示しました。 手紙モチーフにした小説や DVD、大切な人へ 送った手紙、手紙の書き方の本を集めて展示・ 貸出を行いました。 11 月 30 日(金)~ H25 年 1 月 6 日(日) 12 月 28 日(金)~ H25 年 1 月 20 日(日) 12 月 28 日(金)~ H25 年 1 月 20 日(日) 投票期間: (貸出カウンター前編) 11 月 30 日(金)~ No.1 はどれだ? H24 年に図書館で行った特設を写真とともに 今 年 の 特 設 No.1 決 定 紹介(11、12 月は特設中だっため除外)し、お客 戦! 様に投票していただき、結果を発表しました。 12 月 9 日(日) (返却カウンター前編) 12 月 11 日(火)~ 12 月 26 日(水) 結果発表: 12 月 28 日(金)~ H25 年 1 月 20 日(日) 4 評価・課題 H19年度から指定管理者制度を導入し6年目となります。全国で百数十か所の公設図書館 の運営管理を行っている現指定管理者のノウハウを生かし、適切な運営管理ができました。 図書館業務については、住民の公平な利用を基本に、親しみやすい図書館づくりに心掛けて います。カウンターでの挨拶等を積極的に行い、利用者から意見・要望が寄せられたときは回 答を入口の掲示しコミュニケーションの向上を図っています。 また、レファレンス業務の充実や地区公民館図書コーナーとの連携、図書資料の充実にも努 めました。時節に応じたテーマによる特設コーナーでの図書の展示と貸出しは、利用者からも 好評で、読書意欲の喚起につながっています。 H23年度末にブックディテクションシステム(不正持ち出し防止装置)を整備したことに より、H24年度の不明図書は大幅に減少しました。図書資料は市民の貴重な財産ですので、 今後も指定管理者と協力しながら保全に努めていきます。 現在の図書館については、開設後20年以上が経過するため施設の老朽化が進んでいます。 H24年度は、1月下旬から約2カ月休館し、閲覧室の空調全面更新工事を実施しました。 車での来館者が増加傾向にあり、休日の午後などは駐車場が不足気味になっている点につい 174 ては、H23年度に近隣に整備された駐車場を、繁忙時の臨時駐車場として共用で使用できる ようになりました。休日を中心に、指定管理者が駐車場にスタッフを配置しており、今後も適 切な案内を行っていきます。 課題としては、日本文学を中心に一部人気作家の作品に予約が集中する傾向が続いています。 予約が多数のものは、状況に応じて複数冊整備することも実施しています。限られた予算を効 率的に活用し、本に対する市民のニーズに応えるために、選書についてはいっそう留意してい きます。 H24年度から定住自立圏共生ビジョン事業として、柳川市・みやま市と図書サービスの相 互利用を新たに開始しました。これまでのところ問題は発生しておらず、円滑に実施できてい ます。H25年度からは、各図書館が蔵書構成等に工夫を凝らしそれぞれ特色のある魅力的な 図書館づくりを行うための協議を始め、交流人口の一層の促進等に資することとします。また、 熊本県側の1市2町(荒尾市・長洲町・南関町)と図書サービスの相互利用をH26年度から 予定しており、具体的な実施要領をH25年度中にまとめることとしています。 175 《スポーツ施設》〔文化・スポーツ課〕 人々の健康に対する関心の高まりと共にスポーツ参加への関心も高く、身近に利用できる安 全で快適性が高いスポーツ施設が望まれています。市民や利用者の健康保持と体力増進のため にスポーツ施設の充実を行い活用していきます。 1 2 体育施設の管理運営 体育施設(市民体育館、延命球場、御大典記念グラウンド、武道場、笹林庭球コート)につ いては、H19年度から特定非営利活動法人大牟田市体育協会を指定管理者として施設・事業 の管理運営を行っています。さらに、H22年度からは第二市民体育館についても同協会を指 定管理者として管理運営を行っています。同協会は、競技の専門知識・大会運営のノウハウ・ 各団体との連絡や協力体制を活かした各種スポーツ事業の実施により社会体育の普及促進に 寄与しています。 事業の計画的な実施状況や必要な保守点検業務の実施などは、指定管理者からの聞き取りや 月例報告書などによるモニタリングを行い、随時協議・連携を行っています。 延命プールについては、H20年度から指定管理者制度を導入しました。H24年度からは 大牟田市延命プール管理運営企業共同体を指定管理者として施設の管理運営を行い、プール開 場中は各種イベントの実施や施設の衛生面や利用者の安全管理に努め適正な運営を行いまし た。 利用状況 (単位:人) 区 分 延命球場(※1) H22 年度 H23 年度 H24 年度 29,570 22,878 20,037 132,230 119,480 123,676 御大典記念グラウンド 48,936 42,886 40,395 延命プール 19,025 15,953 18,580 武道場 3,225 2,614 3,022 弓道場 5,332 - - - 7,008 6,888 第二市民体育館 33,726 34,453 41,343 笹林庭球コート 6,137 5,648 6,058 第二グラウンド 5,941 6,377 5,691 20,691 16,014 13,718 8,711 8,165 6,556 野球場 13,298 10,140 10,632 運動広場 28,541 26,949 24,438 庭球場 11,996 14,750 14,427 1,229 1,137 1,021 272 54 217 368,860 334,506 336,699 市民体育館 延命中学校弓道場(※2) 諏訪公園テニスコート ソフトボール場 大牟田港 緑地運動 公 園 甘木中学校夜間照明施設 手鎌北町公園テニスコート 合 ※1 ※2 計 延命球場については、H24年4~6月は改修工事等のため利用中止。 延命中学校弓道場については、一般利用分のみの数値を計上。 176 3 施設の維持補修等 スポーツ施設を適切に管理運営するため、老朽化した箇所や設備について補修工事等を行い、 利用者の利便性及び安全性の向上を図る工事を実施しました。 (1)市民体育館 市民体育館外側1階から2階エントランス柵の剥離塗装などの補修工事等を実施しました。 (2)御大典記念グラウンド 大屋根鉄骨部分の塗装の剥離が著しいことから塗装工事を実施しました。 また、H24年度福岡県障害者自立支援臨時対策事業補助金を活用し、管理棟内の男女ト イレにそれぞれ一基ずつ障害者等に配慮した多目的トイレに改修工事を行いました。 (3)延命球場 外野擁壁が老朽化し倒壊の危険性があることから、H24~25年度にかけて外野擁壁の 倒壊防止のための工事を行っています。 4 評価・課題 体育施設は、健康で豊かなスポーツライフを送るため、気軽に利用できる施設として親しめ るよう利用者の拡大や事業の充実に努めています。 体育施設全体の利用者数については、H23年度を上回りました。特に、第二市民体育館は 利用者が近年増加傾向にあります。 その他の施設では、概ね減少する結果となり、利用者が気軽に利用できるよう施設情報の提 供手法等の更なる検討が必要です。 市民体育館・御大典記念グラウンドをはじめ、本市の体育施設は老朽化が著しいため、施設 の機能維持や、利用者に対して安全性・快適性をどのように確保していくかが課題となってお り、今後は、主に機能性・安全性の向上に係る工事や設備の更新を計画的に行っていきます。 177 大牟田市教育委員会の権限に属する事務の管理及び執行状況の 点検及び評価についての意見書 福岡教育大学 教授 石丸 哲史 大牟田市教育委員会は、 地方教育行政の組織及び運営に関する法律第 27 条に定めるところに より、その権限に属する事務の管理及び執行の状況について点検・評価を行ってきた。平成 24 年度についても、教育委員会の活動状況の評価と『教育施策の大綱』に基づく施策・事業の推 進状況の点検・評価を行っているが、適切かつ合理的な点検・評価となっており、教育行政の 推進状況に関して、市民への説明責任を果たしているといえる。 ○教育委員会の活動状況について 教育委員会会議のみならず、学校訪問 15 回、各種行事への出席 21 回、研修会等への出席 12 回(いずれも年間延べ数)という実に多くの現場との接触機会を設け、また年間 10 回の勉強会 を開催するという教育委員の積極的姿勢には敬意を表する次第である。教育委員の活動は市民 に十分認知されていないところが大きい。昨今の教育委員会制度への市民の関心の高まりもあ ることから、行政委員会としての意義を十分に理解されるように、活動の実質化と活動に関す る情報発信について、今後もこのような積極的な姿勢を示していただきたい。また、充実した 発信内容にもかかわらず、一般的には教育委員会のサイトに直接アクセスする市民は多くない といわれている。ホームページを活用した情報発信の重要性に鑑み、今後は、RSS配信内容 の一層の充実や、市役所の各所サイトやさまざまな関係団体のサイトにリンクを張ってもらう など、閲覧実績の向上に努めていただきたい。 ○平成 24 年度重点事業について 施策・事業の評価では、 『平成 24 年度教育施策の大綱』の主要施策ごとに、 「主な事業・取組」 ・ 「指標の達成状況」 ・ 「評価・課題」の項目を立てて行うとともに、重点事業については「重点 事業の取組み状況報告書」を作成している。このことは、点検・評価に関して透明性と客観性 を担保したものになっている。 重点事業を概観すると、課題認識度が高いものが多く、しかも市民のニーズに敏感な事業と いえる。本来あるべき基本的事業でありながらも手法等の面においては独自性があり、このユ ニークさは市民目線でありながらも教育の本質に迫っている。 すなわち、教育にかかわる地域の課題や市が抱える問題を的確に認識した上での取組であり、 とりわけ、取組までの手順が精緻な分析や洞察に基づいている。そのため、取組の内容に合理 的根拠を見出すことができるので、納得できる事業となっている。 点検・評価の際には、 住民の意識や満足度などをアンケートによって定量的に把握しており、 客観性が保たれている。 ただし、 「満足度」に関する質問項目が目立ち、意識調査に傾斜している部分もあるので、取 組実績の効果検証のために他の指標も設定する必要があろう。また、 課題認識も明確であるが、 欲をいえば今後この課題にどう対処していくか、その姿勢や方向性も提示していただければと 思う。 以下、個々の重点事業に対する管見を申し述べる。 178 1. 「生涯学習ボランティア支援事業」について 「いつでも、どこでも、誰でも楽しく学習することができ、その学んだ成果が適切に生かせ る生涯教育社会の実現」に向けた有意義な事業といえる。とりわけ、社会教育におけるボラン ティアの位置づけに独自性と実効性を認めることができる。 地域住民の自発的行動意欲を喚起し、自治意識の高揚を図っているところは、本来の自治体 が向かうべき方向性といえ、教育委員会がこの面でも貢献しているということは行政委員会と しての意義が大きいだけでなく、我が国が少子高齢化社会を迎えていることに鑑みると、この 課題に向かっていくための処方箋の提示まで試みており、高く評価したい。ボランティアの「や りがい」を「いきがい」にまで昇華させている手法には大きな効果を期待したい。 ただし、活動率を評価指標としているが、上記の目的・目標からすると、派遣されなかった 方々が派遣されるようにする努力も必要であろう。そのためには、研修会の内容を常に検討す るとともに、依頼先とボランティアのマッチングに努める必要がある。 2.「地区公民館拠点化推進事業」について 地域振興の核をどこにするかは重要な課題である。この課題に取り組むために、地区公民館 を活用していることは、地域振興の本質に迫っているといえる。一般的に、公民館は、ともす れば、施設自体に関心が及び、それを舞台とした取組が等閑視されがちであり、また一部住民 に傾斜した利活用といった批判に晒される傾向がある。地区公民館の機動性がこの点を見事に 払拭しており、地区公民館の定義や役割まで踏み込んだ、意欲的な取組といえる。 今後は、地区公民館を核とした地域ネットワークづくりをめざし、社会教育展開の拠点、地 域活動の拠点施設として、地区公民館が大いに機能していくことが期待されるが、 「社会環境の 変化により地域における連帯感が希薄化しているなか、人と人とのつながりを深め、地域の活 性化を図ることが大きな課題となっている」としているように、住民自治意識の低下によって 地区公民館への市民の関心の高低は拡大している。年度指標として挙げているアンケート対象 者は、関心が高い集団に属するといえる。市民全体では地区公民館が地域の拠点としての役割 を果たしていることを是認する人々が必ずしもすべてではなかろう。したがって、課題として 挙げているように、あまねく市民が地区公民館への距離感を縮減できるような取組も今後必要 とされる。 3.「子どもの居場所づくり支援事業」について さまざまな都市環境の変化によって、地域の中で子どもが育つことができる場所は少なくな ってきている。このような中で、居場所確保に腐心していることは評価できる。地域の教育力 実現の場所であるため、何としても時空間確保のための最低限の施設が必要であるが、都市化 の進行でこのことが容易ではないことは十分理解できる。できる限り既存施設の活用を含めた 事業の点検・評価に引き続き努めていく必要がある。 また、本事業では、子どもの居場所確保とともに、内容充実に向けた取組も期待される。学 校や家庭では実現できない部分を地域の教育力が担い、この教育力は学校や家庭における教育 へも効果を及ぼすことになる。したがって、共育(共に育ち、共に育てる)に対してより効果 的であるように、できるだけ、内容面の充実を図っていただきたい。また、学校や家庭が本来 行うべき役割の補完もこの事業で実現できればと思う。とりわけ、学力保障の観点から、家庭 教育において実現・達成困難なあるいは不十分な児童・生徒に対して、メニューをある程度考 案しながら、実施に向けて事業を検討していただきたい。 179 4.「大牟田地域教育力向上推進事業」について 前掲の事業とともに、地域の教育力を発揮し、促進させる具体的な取組が実行され、有意義 といえる。今後も地域という枠組みによって包括的に教育力を展開することを期待したい。そ のためには、大牟田地域教育力向上推進協議会が中心的役割を演じ、学校・家庭・地域・関係 機関の連携が充実することによって教育風土の醸成と青少年の健全育成に努めていただきたい。 また、 「地域包括化」 「地域完結性」という観点から、後掲の6. 「社会の変化に対応した特色 ある教育活動の推進」との連携も重要であるといえる。 5.「少人数学級編制・少人数授業推進事業」について 確かな学力を保障するためには、まずは教育環境の整備に傾倒することは言を俟たない。周 知のとおり、人材の適切な配置および活用による教育環境の整備も学力向上に寄与する。小学 校1・2年生の 35 人以下の学級編制に加え、県の加配教員である指導方法工夫改善定数教員を 学級担任として活用し、小学校4年生まで 35 人以下学級編制を実現できたこと、また、本来の 指導方法工夫改善定数教員が果たすべき役割を補完するための非常勤講師を雇用して配置した ことは、個に応じた学習指導の充実を図った、目標を最優先させた臨機応変な取組であり、こ のような取組の工夫を大いに評価したい。 アンケートにより学習環境の充実が明らかになっているので、今後はこの取組が学力向上に どのように反映しているか、学力実態の結果とともに検証に努めていただきたい。 6.「社会の変化に対応した特色ある教育活動の推進」について 科学技術の進展、グローバル化、エネルギーと環境問題、少子・高齢化、情報化など、社会 の変化や時代の要請がある中、確かな学力をはぐくむために、このようなさまざまな変化や時 代の要請に対応した多彩な取組がなされ充実しているといえる。また、評価と課題(p.72)には、 全国学力・学習状況調査および大牟田市による学力調査の結果からみた課題、また体力、学習 習慣や生活習慣に関する課題も記述されている。 重点事業取組報告書においてもこのような課題の記載が必要であるとともに、年度目標や実 績評価においても、関心・意欲の測定にとどまらず、この学力・体力、また学習習慣・生活習 慣の状況の定量的把握を盛り込まれることが望まれる。国語における「読むこと」の領域の課 題、算数・数学における記述式設問や選択式設問に関する課題をはじめ、福岡県の学力調査結 果および大牟田市の学力調査・体力状況調査の結果から得られた課題が明確になっており、各 学校への指導実績も明らかにされていることから、対処方法に関する具体的記述も検討してい ただきたい。 7.「食育推進事業」について 朝食摂取率の低位により、本事業では、適切な食習慣を確立すべく、児童・生徒に朝食を毎 日食べさせることに傾注していることは大きな意味がある。この取組が奏功し、朝食摂食率が 向上している。ただし、全国平均および福岡県平均値と比較すると大牟田市は低位にある。さ らなる向上を図るべく、課題として挙げているように、家庭、地域との連携による取組を推進 する際、これまでの取組の効果の検証とともに新たな効果的取組も模索していただきたい。 また、地場産物使用の割合を高めていることには、地方教育委員会としての独自性と意義を 大いに感じる。地産地消の精神は食育のみならず各教科・領域における教育にも貢献する。し たがって、積極的に推進していただきたいところではあるが、地場の産物は必ずしも大規模に 産地形成されているわけではないので、画一化したものが大量に供給されることは困難である 180 一方、このことがある意味地場産の魅力でもある。したがって、このような供給面の事情も考 慮しながら、無理なく推進していただき、持続的なものにしていただきたい。 8.「中学校給食推進事業」について 学識経験者や学校関係者、保護者、経済界等の代表者を委員とする「中学校給食検討会議」 が設置され、パブリックコメント等の意見を含め、実施方針(案)の検討協議とともに、基礎 調査報告書や実施方針(案)の検証及び先進地視察や現地確認などが実施されるなど、中学校 給食の実現に向けて、手順が合理的かつ妥当性をもつものとなっている。前掲の食育事業とと もに、今後は具体的運営に向けて実効性のあるものにしていただきたい。 9.「特別支援教育支援員活用事業」について 特別支援教育へのニーズとその貢献度の高まりによって、支援員の配置と支援員への研修を 行う事業を展開し、配置効果と研修効果の検証を行っている。支援員の配置によって児童生徒 の情緒の安定や安全性の確保などが実現でき、支援員への研修によって発達障害についての理 解が深まるなど、具体的効果が明らかになっている。また、支援を要する児童生徒数は年々増 加する傾向にあり、より一層効果的な支援体制の確立が必要という課題も明確にされている。 特別支援教育コーディネーターとの連携を強化しながら、今後も引き続き効果的な取組を期待 したい。 10.「学校施設耐震化推進事業」について 平成 23 年度に行った耐震2次診断の結果に基づいて、小中学校の 6 学校 6 棟の耐震化工事を 行うなど、耐震化率が着実に向上している。今後も引き続き、市立学校再編整備第二次実施計 画と整合を図りながら、 平成 27 年度末の到達目標値 100%に向け、 取組を進めていただきたい。 11.「いじめ・不登校等への対応」について いじめ・不登校の実態把握に向けて、早期に対応できる仕組みが確立したため、解消率、学 校復帰率ともに 100%という実績を残した。このように、いじめ・不登校が起きた際の適切な 対応にかかわる「クライシスマネジメント」とともに、未然に防ぐあるいは根本から回避でき るような「リスクマネジメント」ができるように、各学校に指導をしていただきたい。この点 については、教職員への研修会が大きな鍵を握っているので、課題として挙げているように研 修会の充実へ向けた一層の取組を期待したい。 12.「学校再編整備推進事業」について 人口動態および人口の社会的変動に対応した長期的展望に立った事業であるので、早期に着 手していることは、教育行政の責任を認識している点からも評価される。市立学校適正規模・ 適正配置検討委員会の答申において十分かつ慎重な審議が行われていると思うが、規模の適正 を最優先するあまり空間的配置が軽視されないように、通学区域には引き続き留意しながら、 取組を推進していただきたい。また、小規模特認校制度の周知を図り、可能な限り複式学級の 解消に努めていただきたい。 13.「世界遺産関連施設等保存整備事業」について かつて大牟田市に展開された石炭関連産業は、我が国産業の発展に大きく貢献したことは明 181 らかである。その軌跡を辿ることができる重要かつ意義ある近代化遺産があることを市民に対 してより一層周知した上で、その保存の意義を理解してもらうように努力することも重要であ る。また、 「子ども大牟田検定」やユネスコスクールとして持続可能な開発のための教育を展開 しているので、地域の文化財や世界遺産に関する教育実践やその実績もこの事業と少なからず 相互に関係してくると思われる。したがって、この事業と関連する事業とを包括的、一体的に 進める視点も必要かと思う。 14. 「人権・同和問題啓発事業」について 市民の人権・同和問題に対する認識と理解を深めるためには、さまざま方策が考えられるが、 各職域・職場における啓発リーダーとして活動する人材を育成していることは、人権のまちづ くりを推進する上で大きな意義があるといえる。さまざまな媒体を活用した情報発信とともに、 この啓発リーダーの活躍によって市民の人権・同和問題に対する認識と理解が深化することが 期待される。また、講演会等事業については、内容の充実を常に意識し、新規性と継続性を視 野に入れながら引き続き取組を行っていただきたい。 以上 182 資 料 編 〔 歴代教育委員等 〕 1 歴代教育委員 氏 名 黒 田 潔 藤 津 潔 米 倉 勇 喜 三 古 堀 島 賀 利 初 信 男 弘 湯 村 誠 男 水 町 キ ク 川 稲 畑 員 昭二路 鎌 造 平 木 次 郎 近 古 松 藤 崎 本 広 真 蔵 直 勇 猿 渡 五三郎 藤 田 光 雄 小田原 武 則 坂 口 長一郎 清 水 龍 相 島 哉 壽 永 田 恒 久 蒲 池 大 隅 一 雄 大久保 修 吉 辻 政 義 當 河 口 政 俊 長 島 政 勝 圓 蓮 佛 澤 洋 浩 右 明 S27.10. 31.10. 27.10. 27.10. 31.10. 27.10. 期 1~ 1~ 1~ 1~ 1~ 1~ 27.10. 1~ 29.10. 1~ 31.10. 1~ 33.10. 1~ 31.10. 1~ 32.10. 1~ 36.10.13~ 34. 5.19~ 36. 3.16~ 36. 3.16~ 40. 4.21~ 37.10. 3~ 40. 4.21~ 間 31. 35. 31. 31. 34. 31. 9.30 9.30 9.30 9.30 4.18 9.30 29. 9.30 31. 9.30 33. 9.30 37. 9.30 32. 9.30 36. 9.30 40.10.12 35. 9.30 40. 3.15 40. 3.15 41.10. 7 41.10. 2 41. 8.24 氏 名 山 本 進 一 木 村 和 子 山 本 和 夫 後 藤 和 子 大 平 修 古 後 八 重 子 池 田 美 子 嶋 田 桂 子 期 H 5. 5.27~ 9. 5.27~ 13. 5.27~ 5. 5.27~ 9. 5.27~ 13. 5.27~ 15. 3.13~ 19. 3.13~ 23.3.13~ 15.10. 1~ 17. 6. 1~ 16. 3. 1~ 20. 3. 3~ 24. 3. 3~ 17. 6. 1~ 21. 6. 1~ 間 9. 13. 15. 9. 13. 17. 19. 23. 5.26 5.26 9.30 5.26 5.26 5.26 3.12 3.12 17.5.26 21. 5.31 20. 2.29 24. 3. 2 21. 5.31 21. 6. 1~ 2 歴代教育委員長 40.11.13~ 41. 8.24 41. 8.25~ 44. 4.20 44. 5. 1~ 48. 4.30 41. 8.25~ 42.10.15 42.12.21~ 46.12.20 41.10.14~ 45.10.13 45.10.14~ 49.10.13 40.10.14~ 44. 4.20 44. 5. 1~ 48. 4.30 48. 5.15~ 52. 5.14 52. 5.20~ 56. 5.19 46.12.24~ 50.12.23 50.12.24~ 54.12.23 48. 5.15~ 52. 5.14 52. 5.20~ 56. 5.19 56. 5.20~ 60. 5.19 49.10.14~ 53.10.13 53.10.14~ 57.10.13 56. 5.20~ 60. 5.19 54.12.24~ 58.12.23 58.12.24~ 62. 4.15 57.11.20~ 61.11.19 62. 7.24~ 62.12.23 62.12.24~H 3.12.23 S60. 5.27~H 元. 5.26 H 元. 5.27~ 5. 5.26 S60. 5.27~H 元. 5.26 H 元. 5.27~ 5. 5.26 S62. 3.12~H 3. 3.11 H 3. 3.13~ 7. 3.12 7. 3.13~ 11. 3.12 11. 3.13~ 15. 3.12 3.12.24~ 7.12.23 7.12.24~ 11.12.23 11.12.24~ 15.12.23 183 氏 名 藤 田 光 坂 口 長一郎 雄 小田原 武 則 清 水 龍 哉 相 島 永 田 相 島 永 田 相 島 壽 恒 久 壽 恒 久 壽 大久保 修 吉 河 長 圓 辻 河 長 圓 蓮 山 政 政 洋 政 政 政 洋 浩 進 俊 勝 右 義 俊 勝 右 明 一 口 島 佛 口 島 佛 澤 本 期 S44. 5. 1~ 45. 5. 1~ 46. 5. 1~ 47. 5. 1~ 48. 5.21~ 49. 5.21~ 49.10.16~ 50.10.16~ 50.12.24~ 51.12.24~ 52. 5.20~ 53. 5.20~ 53.10.14~ 54.10.14~ 55.10.14~ 56. 5.21~ 57. 5.21~ 57.11.22~ 58.11.22~ 59.11.22~ 60. 5.28~ 61. 5.28~ 62. 3.12~ 間 45. 4.30 46. 4.30 47. 4.30 48. 4.30 49. 5.20 49.10.13 50.10.15 50.12.23 51.12.23 52. 5.14 53. 5.19 53.10.13 54.10.13 55.10.13 56. 5.20 57. 5.20 57.10.13 58.11.21 59.11.21 60. 5.19 61. 5.27 61.11.19 63. 3.11 63. 3.12~H 元. 3.11 H 元. 3.12~ 2. 3.11 2. 3.12~ 3. 3.12~ 3. 3.11 4. 3.11 4. 3.12~ 4. 9.12~ 4. 9.11 5. 9.11 5. 9.12~ 6. 9.12~ 6. 9.11 7. 9.11 木 圓 蓮 山 木 圓 蓮 山 木 山 後 大 古 山 氏 名 村 和 佛 洋 澤 浩 本 進 村 和 佛 洋 澤 浩 本 進 村 和 本 和 藤 和 平 後 八 重 本 和 期 子 右 明 一 子 右 明 一 子 夫 子 修 子 夫 間 H 7. 9.12~ 8. 9.12~ 蓮 山 木 圓 蓮 山 木 山 後 大 古 山 後 8. 9.11 9. 9.11 9. 9.12~ 10. 9.11 10. 9.12~ 11. 9.11 11. 9.12~ 12. 9.11 12. 9.12~ 13. 9.11 13. 9.12~ 14.9.11 14. 9.12~ 15.9.11 15. 9.12~ 16. 9.11 16. 9.12~ 17. 9.11 17. 9.12~ 18. 9.11 18. 9.12~ 19.9.11 19. 9.12~ 20.9.12~ 21.9.12~ 22. 9.12~ 23. 3.13~ 24. 3.13~ 25. 3.13~ 20.9.11 21. 9.11 22. 9.11 23. 3.12 24. 3.12 25. 3.12 大 3 歴代教育委員長職務代行者 坂 氏 名 口 長一郎 小田原 武 則 清 水 龍 哉 相 島 永 田 相 島 永 田 相 壽 恒 久 壽 恒 島 久 壽 蒲 池 大 隅 一 雄 長 圓 辻 河 長 圓 蓮 山 木 圓 島 佛 政 洋 政 政 政 洋 浩 進 和 洋 勝 右 義 俊 勝 右 明 一 子 右 口 島 佛 澤 本 村 佛 當 期 S44. 5. 1~ 45. 5. 1~ 46. 5. 1~ 47. 5. 1~ 48. 5.21~ 49. 5.21~ 49.10.16~ 50.10.16~ 50.12.24~ 51.12.24~ 52. 5.20~ 53. 5.20~ 53.10.14~ 54.10.14~ 55.10.14~ 56. 5.21~ 57. 5.21~ 57.11.22~ 58.11.22~ 59.11.22~ 60. 5.28~ 61. 5.28~ 62. 3.12~ 氏 63. 3.12~H 元. 3.11 2. 3.11 2. 3.12~ 3. 3.11 3. 3.12~ 4. 3.11 4. 3.12~ 4. 9.11 4. 9.12~ 5. 9.11 5. 9.12~ 6. 9.11 6. 9.12~ 7. 9.11 7. 9.12~ 8. 9.11 平 期 明 一 子 右 明 一 子 夫 子 修 子 夫 子 修 H 8. 9.12~ 間 9. 9.11 9. 9.12~ 10.9.11 10. 9.12~ 11. 9.11 11. 9.12~ 12. 9.11 12. 9.12~ 13. 9.11 13. 9.12~ 14.9.11 14. 9.12~ 15.9.11 15. 9.12~ 16.9.11 16. 9.12~ 17. 9.11 17. 9.12~ 18. 9.11 18. 9.12~ 19.9.11 19. 9.12~ 20.9.11 20.9.12~ 21.6. 1~ 21.9.12~ 22. 9.12~ 23. 3.13~ 24. 3.13~ 25. 3.13~ 21. 21. 22. 23. 24. 25. 5.31 9.11 9.11 3.12 3.12 3.12 4 歴代教育長 間 45. 4.30 46. 4.30 47. 4.30 48. 4.30 49. 5.20 49.10.15 50.10.15 50.12.23 51.12.23 52. 5.19 53. 5.19 53.10.13 54.10.13 55.10.13 56. 5.20 57. 5.20 57.10.21 58.11.21 59.11.21 60. 5.19 61. 5.27 62. 3.11 63. 3.11 H 元. 3.12~ 氏 名 澤 浩 本 進 村 和 佛 洋 澤 浩 本 進 村 和 本 和 藤 和 平 後 八 重 本 和 藤 和 184 堀 稲 樋 安 員 口 元 名 次 助 鎌 造 種 樹 薫 池 上 尚 司 栃 池 原 田 秋 喜 雄 市 黒 田 弘 西 田 茂 荒 木 和 久 宮 田 忠 雄 期 間 S27.11. 1~ 31. 9.30 31.10. 1~ 34. 9.30 34.10. 5~ 38.10. 4 38.11. 8~ 41. 8.24 41. 9. 5~ 44.11.12 44.11.13~ 46. 6. 7 46. 7.23~ 48.11.12 49. 3. 9~ 53. 2.26 53. 2.27~ 57. 2.26 57. 2.27~ 61. 2.26 61. 2.27~H 2. 2.26 H 2. 3.10~ 6. 2.26 6. 3. 4~ 10. 3. 1 10. 3. 2~ 14. 3. 1 14. 3. 2~ 18. 3. 1 18. 3. 2~ 22.3. 1 22. 3. 2~ 〔 機構と職員数 〕 1 機構及び事務分掌 (平成25年3月31日現在) 総 務 課 管理調整担当 庶務担当 施設担当 情報担当 学校再編推進室 市立学校の再編の推進に関すること 市立学校の設置及び廃止、児童生徒等の入退学及び転校、児童生徒等の就学の 免除及び猶予、長欠児童・生徒の調査及び出席の督促、通学区域、学級編制、教 職員の人事・給与・免許・職員団体・福利厚生・表彰・調査・統計、学校施設の開放 (学校体育施設の開放事業に係るものを除く)、学校運営の管理に関すること 学校教育課 学校教育の指導、学校の教科内容、教職員の研修、教科用図書の採択、学校の教材 及び教具の指導、児童・生徒の文化体育行事、児童・生徒の学力等の調査、教育研 究所の運営についての指導助言に関すること 指 導 室 事 教 務 育 局 部 学 私立学校の振興助成、幼稚園就園奨励費補助金交付の認定、学校基本調査、就学 奨励補助金交付の認定、学校給食及び学校保健、児童・生徒及び教職員の健康診 断・就学時健康診断、学校環境の衛生管理、児童・生徒の安全及び学校災害共済 給付金・給食費及び医療費に係る補助金の交付、学校給食会、学校保健会、学校 医・学校歯科医及び学校薬剤師に関すること 務 課 学務担当 給食担当 生涯学習課 生涯学習担当 社会教育担当 青少年教育担当 少年担当 教 育 委 員 会 文化・スポーツ課 社会教育における人権・同和教育の推進に関すること 人権・同和教育課 育 長 公 民 館 (生涯学習課) 教 育 機 関 生涯学習推進の啓発及び総合調整、社会教育の振興、社会教育委員の会議、社会 教育計画及び社会教育についての調査等、社会教育施設の管理運営に対する指 導助言及び連絡調整、社会教育関係団体の指導育成、青少年行政の総合調整、青 少年問題、少年センターに関すること、延命庁舎の管理、青少年教育等多目的施設 の管理、地区公民館の総合調整、リフレスおおむたに関すること 芸術文化の振興、文化団体活動の奨励及び援助、文化財の保護及び活用、大牟田 文化会館に関すること、大牟田市立図書館に関すること、大牟田市立三池カルタ・歴 史資料館に関すること、社会体育団体の指導育成、市民スポーツの推進及び体力づ くり、体育施設及び運動場に関すること、体育指導委員、体育功労者表彰、学校体育 施設の開放事業、児童・生徒の体育行事の助成、スポーツ振興審議会に関すること スポーツ担当 文化担当 教 教育委員会会議、規則・規程の制定及び改廃、不服申立て・請願及び陳情、公印管 理、文書の収受及び発送、職員(教職員を除く)の人事・給与及び旅費、職員の研 修・福利厚生及び表彰、職員団体その他労務管理、労働安全衛生、教育行政の各 種統計調査、施設の建設計画及び教育財産の管理、事務局及び教育機関の企画 管理調整、公示、教育行政に関する相談、情報管理に関すること 中央地区公民館 三川地区公民館 勝立地区公民館 吉野地区公民館 三池地区公民館 手鎌地区公民館 駛馬地区公民館 リフレスおおむた 図 書 館 三池カルタ・ 歴史資料館 教 育 研 究 所 小・中・特別支援学校 市民の実際生活に即した教育・学術及び文化に 関する定期講座・講習会・講演会等の開催、図 書・資料等の整備及びその利用促進、レクリエ ーション等に関する集会の開催、各種団体等の 連絡推進、施設提供 生活体験・野外体験など自然に親しむ事業の実施、キャンプ場等宿泊施設 や研修施設等の提供及び便宜供与、広域的な住民の交流の場の提供 図書・記録・視聴覚教育の資料等を収集・整理・保存して利用に供 する業務、図書館資料の利用相談、視覚障害者へのサービス カルタに関する資料の収集・整理・保存、郷土の歴史に関する資料 の収集・整理・保存、調査・研究、公開展示等及び資料の展示・公 開、調査・研究、講演会等の開催 地域、児童生徒の教育内容及び学習指導並びに教育評価等に関する 調査研究、各種調査研究事項の刊行、教育相談事業と研究、資料収 集と供覧、研修講座 小学校22校、中学校11校、特別支援学校1校 185 2 職員数 平成25年3月31日現在 教 育 長 区分 教育長 部 長 調 整 監 事 務 職 員 技 術 職 員 学校再編推進室 学校教育課 指導室 (1) 2 (1) 1 5 1 1 2 2 1 学務課 1 1 1 (2) 2 16 1 (2) 5 21 2 2 1 8 8 5 4 (1) 4 12 (1) 12 4 (1) 12 (1) 6 18 (1) 生涯学習課 文化・スポーツ課 人権・同和教育課 2 5 5 1 3 (1) 2 4 2 公民館 1 1 6 (1) 教育研究所 小学校 中学校 (2) 1 1 1 10 (3) 3 24 ※1 ( )は事務取扱 ※2 学校再編推進室は総務課の内数及び指導室は学校教育課の内数 ※3 再任用職員2名は2週につき5日勤務 186 2 7 (1) 18 13 10 5 25 (1) 2 2 39 42 1 3 4 2 2 2 (6) (5) (1) 3 8 (1) 5 3 特別支援学校 合 計 合 計 1 3 (1) 1 1 嘱 託 員 1 6 3 計 再 任 用 職 員 1 1 総務課 教 育 機 関 指 導 主 事 社 会 教 育 主 事 1 調整監 教 育 部 ( 室 長 課 ・ 長 参 事 ) 主 査 ( 館 長 ) 1 部長 事 務 局 主 幹 ( 館 長 ) 26 50 119 2 2 55 6 46 167 教 育 財 政 [平成25年度当初予算] 特別支援学校費 保健体育費 54,997千円 134,349千円 社会教育費 697,495千円 小学校費 1,207,726千円 教育費 総額 3,695,415千円 教育総務費 787,728千円 中学校費 813,120千円 平成25年度の重点事業 ○おおむたの活力をはぐくむ生涯学習「学びの輪」推進事業 900 千円 ○通学合宿支援事業 382 千円 ○ユネスコスクール交流支援事業 143 千円 ○子ども大牟田検定ステップアップ事業 1,100 千円 ○少人数学級編制・少人数授業推進事業 22,000 千円 ○大牟田地域教育力向上推進事業 1,364 千円 ○食育推進事業 669 千円 ○中学校給食推進事業 450,071 千円 ○特別支援教育支援員活用事業 24,835 千円 ○学校施設耐震化推進事業 373,000 千円 ○いじめ・不登校等への対応 8,284 千円 ○学校再編整備推進事業 1,054 千円 ○文化芸術振興プラン策定事業 2,300 千円 ○世界遺産関連施設等保存整備事業 156,000 千円 ○総合型地域スポーツクラブ育成・支援事業 500 千円 ○人権・同和問題啓発事業 436 千円 187 [平成24年度決算] 1 一般会計歳出決算(款別) 消防費 1,934,778千円 商工費 1,750,001千円 (3.3%) その他 779,956千円 (1.4%) 2,212,760千円 土木費 3,420,919千円 教育費 民生費 総務費 4,190,880千円 一般会計 歳出合計 19,770,246千円 (37.5%) 52,706,397千円 (100.0%) 公債費 5,187,766千円 (9.8%) 諸支出金 5,983,537千円 (11.4%) 衛生費 7,475,554千円 (14.2%) 2 教育費歳出決算 特別支援学校費 保健体育費 40,108千円 168,033千円 中学校費 388,206千円 教育費総額 社会教育費 3,420,919千円 (100.0%) 570,471千円 教育総務費 779,819千円 188 小学校費 1,474,282千円 教育費 [教育費の当初予算・決算推移] ※決算額には、前年度繰越予算によ る事業実施分を含む。 当初予算・決算額 億 21年度 22年度 23年度 24年度 25年度 50 40 30 20 10 0 当初予算額 決算額 一般会計に占める割合 % 8.0 7.5 7.0 6.5 6.0 5.5 5.0 21年度 22年度 当初予算額 教 項目 育 21年度 23年度 24年度 25年度 23年度 24年度 25年度 決算額 22年度 費 決算額 3,034,645 4,119,179 3,100,240 当初予算 2,805,468 3,013,350 3,253,302 決算額 52,866,311 54,730,793 52,928,302 当初予算 50,500,000 52,520,000 53,350,000 3,420,919 3,313,898 - 3,695,415 (千円) 一 般 会 計 52,706,397 53,250,000 - 54,330,000 (千円) 一般会計に 占める割合 決算額 当初予算 5.7 5.6 7.5 5.9 5.7 6.1 (%) 189 6.5 6.2 - 6.8 〔 各種委員会等 〕 平成25年 3月31日現在 大牟田市議会教育厚生委員会 委 員 長 三 宅 副委員長 境 委 員 光 田 〃 森 〃 平 山 〃 松 尾 〃 吉 田 〃 北 岡 大牟田市社会教育委員 猿 渡 聖 也 石 橋 宏 宣 中 村 由 美 武 田 妙 子 堺 婦小与 菅 嶋 ヒロ子 中河原 悠 古 賀 正 美 江 浦 古 北 吉 森 岡 崎 美津子 康 之 賀 尚 美 原 俊 二 田 康 孝 竜 子 本 健 二 大牟田市立学校適正規模・適正配置検討委員会 三 宅 智加子 通学区域審議会 境 公 司 〃 光 田 茂 〃 後 藤 和 子 〃 中 村 昌 彦 〃 金 光 淳 治 〃 西 崎 眞 〃 坂 本 憲 司 〃 和 田 洋 子 〃 山 田 恵 子 〃 本 村 尊 子 〃 長 友 子 〃 武 田 憲 治 〃 石 川 紀 制 学 識経 験者 河原畑 健 小学校PTA 龍 野 好 枝 中学校PTA 阿津坂 正 晴 民生委員・児童委員 杉 本 正 英 私立幼稚園協会 早 川 由美子 保育所連絡協議会 境 眞士夫 町内公民館連絡 協議会 智加子 公 司 茂 竜 子 伸 二 哲 也 康 孝 あ や 小 学 校 長 会 中・特別支援学 校長会 小学校PTA 中学校PTA 子育てネットワー ク 市 民 公 募 体 育 団 体 町内公民館連絡 協議会 女 性 団 体 文 化 団 体 公 民 館利用者 〃 学 識 経 験 者 〃 〃 大牟田市立学校通学区域審議会 三 宅 智加子 市 境 公 司 光 田 茂 後 藤 和 子 学 中 村 昌 彦 金 光 淳 治 父 西 崎 眞 坂 本 憲 司 小 和 田 洋 子 中 山 田 恵 子 教 本 村 尊 子 長 友 子 市 武 田 憲 治 議 会 議 〃 〃 識 経 験 〃 母 教 師 〃 学 校 学 校 職 〃 民 委 〃 大牟田市障害児就学指導委員会 吉 村 壽 一 専 門 医 辻 克 郎 〃 冨 松 愈 〃 松 尾 啓 司 〃 辻 政 義 〃 中 島 雅 典 〃 堺 裕 学 識経 験者 片 山 康 子 心 理判 定員 坂 口 明 夫 〃 熊 河 美 晴 〃 治久丸 英 文 小 学 校 長 和 田 洋 子 中 学 校 長 本 田 敏 彦 特別支援学校長 山 口 貴美子 教 職 員 古 﨑 松 子 〃 前 原 康 夫 〃 宮 本 小夜子 〃 島 津 義 浩 〃 寺 本 健 彦 〃 池 田 由 香 〃 員 者 会 長 長 員 員 190 西 島 明 子 坂 口 誠 也 江 崎 真由見 大牟田市スポーツ推進委員 山 田 征 士 三 宅 俊 之 福 山 良 夫 古 賀 達 也 荒 木 泰 池 田 康 則 内 田 勉 百 田 浩 章 余 宮 信 吾 大 石 利 男 堺 美 穂 平 山 和 也 上津原 昭 一 坂 本 道 治 山 田 勝 志 古 田 將 詞 浦 田 千鶴子 岩 村 義 男 伊 藤 洋二郎 前 山 剛 高 津 康 人 古 賀 正 規 江 﨑 昭 一 髙 口 武 士 大 曲 房 代 山 﨑 静 男 古 賀 義 勝 田 﨑 靖 雄 池 田 正 久 富 優 生 大 﨑 とめ子 岡 島 文 明 宮 地 日出丸 武 宮 誠 治 深 浦 千代子 本 田 豊 秋 佐 藤 常 春 黑 岩 正 一 中 川 清 博 松 尾 礼 子 藤 枝 正 治 教 職 〃 〃 員 清 古 野 塚 上 野 永 野 末 小 島 末 み なと 校区 〃 〃 天 領 校 区 〃 〃 駛 馬南 校区 〃 駛 馬北 校区 〃 〃 笹 原 校 区 〃 天 道 校 区 玉 川 校 区 〃 上 官 校 区 〃 大 牟 田 校 区 〃 大 正 校 区 〃 〃 明 治 校 区 〃 〃 中 友 校 区 〃 白 川 校 区 〃 〃 平 原 校 区 〃 〃 高 取 校 区 〃 〃 羽 山 台 校 区 〃 銀 水 校 区 〃 水 賀 田 本 田 田 松 田 吉 川 野 藤 和 卓 幸 勇 広 二 哲 徹 礼 智 芳 学 信 朗 子 士 行 郎 寛 朗 美 洋 昭 銀 水 校 上 内 校 〃 吉 野 校 〃 〃 倉 永 校 〃 〃 手 鎌 校 〃 〃 区 区 区 区 区 大牟田市スポーツ推進審議会委員 (H25.1.27 現在) 坂 口 健 治 体 育 協 会 江 頭 信 次 〃 本 田 政 美 〃 松 尾 礼 子 スポーツ推進委員 協議会 黒 田 洋 スポーツ少年団 吉 田 美代子 医 師 会 白 石 政 嗣 商 工会 議所 奥 園 紀 昭 町内公民館連絡 協議会 光 田 茂 市 議 会 平 山 伸 二 〃 石 川 憲 幸 小 学校 長会 和 田 洋 子 中 学校 長会 待 鳥 順 二 高等学校長会 厨 義 弘 学 識経 験者 石 本 月 洋 福 岡県 職員 黒 田 耕 平 右京ふれあい健康 クラブ 宮 本 久美子 障害者協議会 大牟田市文化財保護審議会 大 城 美知信 尾 崎 葉 子 川 満 佳代子 片 野 博 古 藤 文 彦 藤 吉 齊 植 野 かおり 井 形 進 191 古 考 歴 建 地 民 美 仏 文 古 造 質 鉱 俗文 化 術 工 教 美 書 学 史 物 物 財 芸 術 〔 学 校 一 覧 〕 1 市立小学校 № 学 校 名 代表電話 FAX 所 在 地 平成25年3月31日 校 長 名 1 み な と 小 学 校 53-6004 56-0914 上屋敷町 2 丁目 3 番地 1 治久丸 英 文 2 天 校 53-6006 56-0912 天領町 1 丁目 145 番地 1 石 川 憲 幸 3 駛 馬 南 小 学 校 53-6007 56-0904 沖田町 236 番地 1 猿 渡 聖 也 4 駛 馬 北 小 学 校 53-6008 56-0901 馬場町 17 番地 前 田 一 実 5 笹 原 小 学 校 53-6009 56-0895 笹原町 3 丁目 116 番地 山 本 和 典 6 天 道 小 学 校 53-6010 56-0892 天道町 24 番地 境 7 玉 川 小 学 校 53-6011 56-0885 大字檪野 2710 番地 1 木 村 光 男 8 上 官 小 学 校 53-6012 56-0865 宮坂町 6 番地 3 吉 原 守 生 9 大 牟 田 小 学 校 53-6014 59-0864 笹林町 1 丁目 1 番地 3 石 橋 邦 男 10 大 正 小 学 校 53-6015 59-0863 大正町 5 丁目 5 番地 9 松 尾 11 中 友 小 学 校 53-6016 56-0497 中友町 1 番地 20 岩 間 眞 弓 12 明 治 小 学 校 53-6017 59-0859 明治町 2 丁目 21 番地 1 馬 場 直 子 13 白 川 小 学 校 53-6018 59-0856 中白川町 1 丁目 183 番地 本 田 瑞 枝 14 平 原 小 学 校 53-6019 56-9044 平原町 333 番地 松 延 隆 広 15 高 取 小 学 校 53-6020 59-0854 大字歴木 1807 番地 58 小 柳 和 弘 16 三 池 小 学 校 53-6021 59-0853 大字新町 289 番地 1 坂 本 憲 司 17 羽 山 台 小 学 校 53-6013 59-0857 大字草木 587 番地 3 德 永 英 範 18 銀 水 小 学 校 53-6022 59-0849 大字田隈 239 番地 白 倉 潤一郎 19 上 内 小 学 校 58-0103 50-0497 大字上内 1575 番地 1 田 川 一 郎 20 吉 野 小 学 校 58-1037 58-7990 大字白銀 967 番地 17 新 木 勝 憲 21 倉 永 小 学 校 58-1038 58-7987 大字倉永 1307 番地 伊 藤 洋 治 22 手 鎌 小 学 校 53-6025 59-0848 大字唐船 395 番地 廣 瀬 正 伸 代表電話 船津町 1 丁目 6 番地 1 右京町 1 番地 米生町 2 丁目 26 番地 大字勝立 282 番地 2 昭和町 240 番地 大正町 5 丁目 4 番地 16 椿黒町 32 番地 大字歴木 1150 番地 大字田隈 338 番地 大字橘 664 番地 1 大字甘木 613 番地 1 本 黒 白 吉 井 猪 川 和 猿 石 向 所 在 地 天道町 24 番地 本 領 2 市立中学校 № 学 小 学 校 校 校 校 校 校 校 校 校 校 校 53-6030 53-6031 53-6032 53-6033 53-6034 53-6035 53-6036 53-6037 53-6040 58-0022 58-0033 FAX 57-7091 57-7093 57-7094 57-7095 57-7098 57-7143 57-7147 57-7164 57-7169 50-1359 50-1373 3 市立特別支援学校 № 学 校 名 1 大牟田特別支援学校 代表電話 56-9671 FAX 52-0111 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 船 右 米 勝 延 松 白 歴 田 橘 甘 津 京 生 立 命 原 光 木 隈 木 校 名 中 中 中 中 中 中 中 中 中 中 中 学 学 学 学 学 学 学 学 学 学 学 192 所 在 地 元 弘 校 晋 長 名 田 田 谷 田 上 口 満 田 渡 橋 山 校 栄 一 耕 平 勉 充 功 茂 樹 勝 也 佳代子 洋 子 正 利 宏 宣 秋 実 長 名 田 敏 彦 4 県立高等学校 № 学 校 名 1 三 池 高 等 学 校 2 三 池 工 業 高 等 学 校 3 大 牟 田 北 高 等 学 校 4 ありあけ新世高等学校 電話番号 53-2172 53-3036 58-0011 59-9688 所 在 地 大字草木 245 番地 上官町 4 丁目 77 番地 大字甘木 109 番地 大字吉野 1389 番地 1 内 松 長 中 5 高等専門学校 № 学 校 名 1 有明工業高等専門学校 電話番号 53-8611 所 在 地 東萩尾町 150 番地 校 長 名 立居場 光 生 6 私立幼稚園 № 園 名 1 天 使 幼 稚 2 め ぐ み 幼 稚 3 は や め 幼 稚 4 吉 野 天 使 幼 稚 5 大 鳥 幼 稚 6 光 の 子 幼 稚 7 若 草 幼 稚 8 平 原 幼 稚 9 銀 水 幼 稚 10 白 川 幼 稚 11 明 治 幼 稚 12 大 牟 田 た ち ば な 幼 稚 13 た か ら 幼 稚 14 高 取 聖 マ リ ア 幼 稚 電話番号 55-1048 52-3198 53-4330 58-0032 53-6626 54-3285 52-4919 52-4169 52-7334 56-5601 52-5325 58-0435 52-8661 53-5350 所 在 地 有明町 2 丁目 2 番地 12 正山町 9 番地 黄金町 1 丁目 406 番地 大字吉野 1960 番地 姫島町 36 番地 8 古町 1 番地 3 上官町 3 丁目 101 番地 平原町 132 番地 大字田隈 507 番地 中白川町 2 丁目 1 番地 21 中町 2 丁目 3 番地 3 大字橘 569 番地 3 宝坂町 1 丁目 63 番地 大字歴木 735 番地 1 園 長 名 下 町 豊 重 榎 本 勝 世 杉 本 正 英 下 町 豊 重 福 富 千 恵 原 田 攝 生 安 元 雅 子 大 山 峰 生 猿 渡 ニギ子 池 田 孔 明 阿津坂 千恵子 宮 崎 史 郷 守 田 元 哉 椛 島 志津子 7 私立中学校 № 学 園 園 園 園 園 園 園 園 園 園 園 園 園 園 校 名 電話番号 所 在 地 校 校 1 明 光 学 園 中 学 校 58-0907 倉永 170 番地 苣 2 大 53-5335 大字田隈 436 番地 1 森 電話番号 所 在 地 牟 田 8 私立高等学校 № 学 中 学 校 校 名 校 長 名 野 孝一郎 永 政 弘 俊 一 村 邦 夫 長 名 木 勝 裕 美 長 名 1 大 牟 田 高 等 学 校 53-5011 大字草木 852 番地 天 河 晃 洋 2 誠 校 55-2344 大字田隈 956 番地 衞 藤 幸 雄 3 明 光 学 園 高 等 学 校 58-0907 大字倉永 170 番地 苣 木 9 私立大学 № 学 校 名 1 帝京大学福岡医療技術学部 電話番号 57-8333 所 在 地 新勝立町 4 丁目 3 番地 124 学 長 名 冲 永 佳 史 10 専修学校 № 学 校 名 1 専 修 学 校 紫 苑 学 院 2 専 修 学 校 麗 学 園 3 大牟田医師会看護専門学校 電話番号 52-5716 52-3815 52-7698 所 在 地 本町 3 丁目 5 番地 20 曙町 8 番地 6 不知火町 3 丁目 104 番地 校 長 名 清 水 清 子 砥 上 和 子 重 藤 紘 修 高 等 学 193 勝 〔小・中学校等の通学区域〕 平成24年4月1日現在 小 学 校 通 学 区 域 1 みなと小学校 三里町1・2・3丁目、四山町、浪花町、早米来町1・ 2丁目、新港町(1、4)、南船津町1・2・3・4丁目、天 領町3丁目、樋口町、姫島町、加納町1・2丁目、西 港町2丁目(9、23、42~55)、高砂町、三川町2・3・ 4・5丁目、船津町、船津町1・2丁目、上屋敷町1・ 2丁目、汐屋町、入船町、藤田町(55の2、56の1、 56の3、57、58の1、58の4、59の2) 2 天領小学校 白金町、長田町、若宮町(駛馬北小学校以外の区 域)、八江町、右京町、田端町、山下町、延命寺町、 片平町、三川町1丁目、諏訪町1丁目、諏訪町2 丁目、諏訪町3丁目、天領町1丁目、天領町2丁 目、西港町1丁目、西港町2丁目(みなと小学校 以外の区域)、新港町(みなと小学校以外の区 域)、千代町、小川町、岬町 6 天道小学校 新勝立町 1・2・3・4丁目(3 の 2、3 の 123、3 の 126、3 の 128、24、25、36、49~75、76 の 1、82 の 1、83 の 2)、早鐘町、天道町、馬渡町(笹原小学 校以外の区域)、米生町2丁目(笹原小学校以 外の区域)、臼井新町2丁目(81、82、99 の 1~ 99 の 8、102、103 の 1~103 の 2、104 の 1~104 の 2、105 の 1~105 の 4、106 の 1、107、108 の 1 ~108 の 3、109 の 1、110、111、112 の 1~112 の 3、122~127、128 の 1~128 の 7)、青葉町 (125 の 2~125 の 12、127 の 4) 7 玉川小学校 大字勝立(笹原小学校以外の区域)、大字教 楽来、大字檪野、新勝立町4丁目(3 の 8~3 の 25、3 の 69~3 の 104、17 の 1、17 の 2、20) 8 上官小学校 西宮浦町(大牟田小学校以外の区域)、東宮浦 町、上官町1・2・3・4丁目、宮坂町、七浦町、三 坑町、花園町、宮山町、真道寺町、黄金町1丁 目(219の1、219の4~219の6、236の1~2 36の6、237の1~237の19、237の26、238 の1、238の3~238の4、238の7~238の2 4) 3 駛馬南小学校 馬込町 2 丁目、沖田町、桜町、神田町、藤田町 (みなと小学校以外の区域)、臼井町、飯田町、 臼井新町1・2丁目(天道小学校以外の区域)、野 添町 4 駛馬北小学校 馬込町1丁目、一部町、宮原町1・2丁目、末広 町、駛馬町、馬場町、黄金町1丁目(上官小学校 以外の区域)・2丁目、青葉町(天道小学校以外 の 区域)、合成町、米生町1丁目、 若宮町(35の1 ~35の2、36の1~36の3、37の1~37の2、3 8、39、40の1~40の3、41の1~41の5、42の 1~42の4、43、44の1~44の5、45の1~45 の3、48、49) 9 大牟田小学校 不知火町 1・2・3 丁目、浄真町、宝坂町 1・2 丁目、 一浦町、正山町、昭和町、原山町、築町、上町 1・ 2 丁目、有明町 1・2 丁目、常盤町、松浦町、笹林 町 1・2 丁目、左古町、山上町、一本町、東泉町、 曙町、出雲町、谷町、泉町、旭町 1・2・3 丁目、栄 町1・2丁目、西宮浦町(1~3、9~11) 10 大正小学校 小浜町、小浜町1・2・3丁目、久保田町 1 丁目 (3、4)・2丁目、本町3丁目(3~5)・4・5・6丁目、 大正町4・5・6丁目、松原町(中友小学校以外 の区域)、松原町2丁目(36 の 16、36 の 17) 5 笹原小学校 新勝立町 4 丁目(天道小学校及び玉川小学校以 外の区域)・5・6丁目、笹原町1・2・3丁目、下池町、 萩尾町 1・2丁目、東萩尾町、大字勝立(71 の 6、71 の 8~71 の 12、71 の 15、71 の 18、71 の 20、102 の 2、109 の 1~109 の 4、109 の 9、109 の 11、109 の 13~109 の 25、122 の 20~122 の 24、227 の 2、227 の 4、227 の 5)、米生町2丁目(150~162、 164、175~178、181、186~201)、馬渡町(12 の 3~ 12 の 5、30 の 1~30 の 35、37 の 1~37 の 11、40 の 1~40 の 4、40 の 6、40 の 7、41 の 5~41 の 7) 11 中友小学校 本町1・2・3丁目(大正小学校以外の区域)、西 浜田町、浜田町、中友町、住吉町、中島町、港町、 古町、橋口町、松原町(1、2)、西新町、大正町1・ 2・3丁目、新地町、久保田町1丁目(大正小学 校以外の区域) 194 12 明治小学校 新栄町、明治町1・2・3丁目、北磯町、中町1・2 丁目、健老町、天神町、浜町、新開町、恵比須町、 城町1・2丁目、大黒町1・2・3・4丁目、椿黒町(白 川小学校以外の区域) 13 白川小学校 柿園町1・2・3丁目、東新町1・2丁目、通町1丁目 (1~3)、長溝町、八尻町1・2・3丁目、日出町1・2・ 3丁目、椿黒町(1~7)、浅牟田町、鳥塚町、上白 川町1・2丁目、中白川町1・2・3丁目、下白川町 1・2丁目 14 平原小学校 通町1丁目(白川小学校以外の区域)・2丁目、亀 甲町、八本町、大浦町、焼石町、瓦町、龍湖瀬町、 亀谷町、稲荷町、平原町、大字歴木(972 の 1~ 1024、1807 の 45、1807 の 47~1807 の 49、1807 の 73~1807 の 83、1807 の 86、1807 の 88、1807 の 89、1807 の 112~1807 の 116、1807 の 118~ 1807 の 120、1807 の 213~1807 の 219、1807 の 296~1807 の 297、1807 の 309~1807 の 311、 1807 の 359、1807 の 699、1807 の 863、1807 の 875 ~1807 の 880、1807 の 921~1807 の 923、1809、 1810 の 1~1810 の 6) 校以外の区域)、大字草木(110の3、110の6、 110の10~110の11、111~114、117、12 0、128の2、128の8~128の10、129の2、1 29の6、131の6、131の9、131の13、132の 1、132の3、132の8~132の9、132の12~ 132の13、133~135、137の3~137の5、1 39の3、139の5、140~303、359の2、360 の1、360の4~360の7、361の1~361の3、 361の6~361の7、361の9、362の2、362 の7~362の8、363の4、363の6~363の8、 364の3、364の5、364の8~364の14、 1058~1302)、大字吉野(1615~1619、1622~ 1629 、 1632 、 1633 、 1643 ~ 1647 、 1650 、 1651 、 1653)、大字甘木(1~7、12 の 2、15、17 の 2、504 の 2、504 の 6、533、534、540~543、546、547 の 2、548、554、558)大字三池(114 の 1、114 の 3 ~114の 9、139 の 4、140 の 2、140 の 5~14 0の 8、141 の 2、144~148 の 2、148 の 4、149 ~155 の 2、155の5,155の9~155の16、1 55の18、155の20、159の2) 19 上内小学校 大字上内(吉野小学校以外の区域)、大字四 ヶ、四箇新町1・2・3丁目、大字岩本(吉野小 学校以外の区域) 15 高取小学校 大字今山(三池小学校以外の区域)、大字歴木 (三池小学校、平原小学校及び羽山台小学校以 外の区域) 20 吉野小学校 大字白銀、大字上内(3430~3668)、大字岩本 (2417~2937)、大字宮崎(1736~3151)、大字吉 野(94~182、548~1093、1094 の 2、1094 の 3、 1136、1137 の 1~1137 の 5、1137 の 7、1140、 1141 の 1、1145 の 5、1220 の 1~1256 の 1)、大 字橘(599 の 2、600 の 2~600 の 6、770~783、 785 の 1、785 の 5、785 の 8~787、788 の 1、788 の 4、788 の 5、789 の 3、790 の 3~790 の 6、798 ~834、838~840、845 の 2~917、918 の 3~918 の 6、922 の 1、923 の 2、924 の 1~927、932 の 1、932 の 3~934、935 の 2、935 の 3、935 の 6、 935 の 7、936 の 1、936 の 3~1574) 16 三池小学校 大字三池(羽山台小学校及び銀水小学校以外の 区域)、大字新町、大字今山 (1~2278、2359~ 2851、3271~3387、3424~3484)、大字歴木(44、 71~83、126~127、130~139、141 の 1、142 の 1、 143~143 の 3、144 の 1、151~460 の 21、461~ 474、484~534、768~770、773~780、782~915、 1025 の 1~1308、1310~1805、1817 の 1~1817 の 6、1820~1821) 21 倉永小学校 大字倉永、大字宮崎(吉野小学校以外の区域)、 大字吉野(銀水小学校及び吉野小学校以外の 区域)、大字甘木(614 の 1~620、622~648、 1203 の 1~1203 の 45、1203 の 188、1203 の 190 ~1203 の 200) 17 羽山台小学校 大字三池(1~113、114 の 2、115~139 の 3、13 9の 5~140 の 1、140 の 3、140 の 4、141 の 1、141 の 3~143、178~202、212、215~555、557 の 3、 562~585、589~603)、大字歴木(460 の 22~460 の 24、475~483、916~971)、大字白川、大字草木 (銀水小学校以外の区域)、大字田隈(400~445、 746~757、774 の 2、774 の 3) 22 手鎌小学校 大字手鎌、大字岬、大字甘木(銀水小学校及 び倉永小学校以外の区域)、大字唐船、昭和開、 大字橘(108、109 の 1、109 の 5、109 の 6) 18 銀水小学校 大字宮部、大字久福木、大字田隈(羽山台小学校 以外の区域)、大字橘(吉野小学校及び手鎌小学 195 中 学 校 通 学 区 域 1 船津中学校 みなと小学校通学区域 7 白光中学校 明治小学校及び白川小学校通学区域 2 右京中学校 天領小学校通学区域 8 歴木中学校 平原小学校、高取小学校通学区域及び三池小学 校通学区域のうち大字歴木(484~499、523~525、 768~770、773~780、782~915、1025 の 1~1308、 1310~1805、1817 の 1~1817 の 6、1820~1821)、 大字今山(297~351、583~789、915~1228、1255 ~2137、2359~2851、3271~3387、3424~3484) 3 米生中学校 駛馬南小学校及び駛馬北小学校通学区域、笹原 小学校通学区域のうち米生町2丁目、天道小学校 通学区域のうち米生町2丁目、臼井新町2丁目、 天道町、青葉町、馬渡町(1 の 2~1 の 6、1 の 8、1 の 25、2 の 2、3 の 2、4 の 2、4 の 4、5 の 2~5 の 4、 6 の 1、6 の 2、7 の 3、7 の 4、9 の 11、9 の 12、9 の 16~9 の 18、9 の 23、9 の 24、9 の 28~9 の 30、 9 の 34~9 の 37、79 の 3~79 の 7) 9 田隈中学校 三池小学校通学区域のうち歴木中学校通学区 域以外の区域及び銀水小学校通学区域のうち 大字宮部、大字橘、大字甘木、大字吉野を除く 区域並びに羽山台小学校通学区域 4 勝立中学校 笹原小学校及び天道小学校通学区域のうち米 生中学校通学区域以外の区域、玉川小学校通学 区域 5 延命中学校 上官小学校及び大牟田小学校通学区域 10 橘中学校 銀水小学校通学区域のうち大字宮部、大字橘、 大字甘木、大字吉野の区域、上内小学校及び吉 野小学校通学区域 6 松原中学校 大正小学校及び中友小学校通学区域 11 甘木中学校 倉永小学校及び手鎌小学校通学区域 特別支援学校通学区域 1 大牟田特別支援学校 大牟田市内全域 196 〔 児童生徒数の推移 〕 大牟田市立小・中・特別支援学校の児童生徒数の推移 (特別支援学校高等部の生徒は除く) 40,000 34,665 35,000 児童数 生徒数 30,000 22,603 25,000 20,000 16,992 14,202 15,000 10,000 14,026 13,509 11,270 13,797 15,414 9,682 7,773 6,846 9,786 7,815 6,803 6,821 5,000 6,306 5,408 4,559 0 昭和35年 40年 45年 50年 55年 60年 平成2年 7年 12年 6,182 5,896 5,659 3,565 3,131 3,082 3,029 17年 22年 23年 24年 各年5月1日現在(学校基本調査より) 〔 卒業後の状況 〕 1 大牟田市立中学の卒業後の状況 年次 卒業者総数 (A) 22 進 学 率 就 職 率 23 - 97.3 0.0 4 11 - 98.4 0.4 1 14 - 98.3 0.1 B・Cの 内就職者 進 学 率 就 職 率 専修学校等 (C) 就 職 者 (D) B・C・D 以外の者 1,094 1,065 6 0 23 1,047 1,030 2 24 1,041 1,024 2 ※ 2 B・Cの 内就職者 進 学 者 (B) 就職率は就職進学者、就職入学者を含む。 県下中学校の卒業後の状況(国・公・私立) 年次 卒業者総数 (A) 22 進 学 者 (B) 専修学校等 (C) 就 職 者 (D) B・C・D 以外の者 49,143 47,728 442 198 775 19 97.1 0.4 23 47,402 46,192 380 186 644 9 97.4 0.4 24 48,023 46,822 406 180 622 7 97.5 0.4 ※ 就職率は就職進学者、就職入学者を含む。 197 〔 学校別児童生徒・教職員数 〕 ※ 合 計 学 校 名 みなと 天 領 駛馬南 駛馬北 笹 原 天 道 小 玉 川 上 官 大牟田 大 正 中 友 学 治 明 川 白 平 原 高 取 池 校 三 羽山台 銀 水 上 内 吉 野 倉 永 手 鎌 小 学 校 計 船 津 右 京 中 米 生 勝 立 命 延 学 松 原 白 光 歴 木 隈 校 田 橘 甘 木 中 学 校 計 特 小学部 大 別 牟 支 中学部 田 援 高等部 学 級 数 14 12 6 6 7 6 7 7 13 14 7 9 14 7 10 14 13 18 5 15 12 19 235 7 7 8 7 6 10 10 11 18 9 13 106 9 8 12 児 生 徒 童 数 282 263 155 163 165 54 95 91 360 346 152 221 324 151 224 415 415 535 47 443 258 475 5,634 176 143 186 152 194 249 291 337 575 300 402 3,005 25 24 48 1 年 2 年 3 年 学 児 生 学 児 生 学 児 生 級 徒 級 徒 級 徒 数 童 数 数 童 数 数 童 数 2 47 2 47 2 46 2 38 2 52 2 44 1 24 1 26 1 28 1 24 1 28 1 29 1 29 1 28 1 29 1 9 1 6 1 4 1 17 1 17 1 18 1 14 1 19 1 17 2 51 2 71 2 58 2 59 2 42 2 57 1 26 1 21 1 21 1 33 1 34 2 39 2 38 2 51 3 73 1 24 1 18 1 26 1 31 1 31 2 44 2 62 3 74 2 65 2 60 2 61 2 70 3 86 2 67 3 100 1 6 1 8 1 5 2 65 3 73 3 91 1 29 2 36 2 49 2 68 3 78 3 76 33 840 36 888 39 989 2 60 2 58 2 58 2 46 2 43 2 54 2 58 2 66 2 62 2 51 2 53 2 48 2 59 2 76 2 59 3 84 3 82 3 83 3 95 3 88 3 108 3 108 3 120 3 109 5 181 5 189 6 205 3 105 3 102 3 93 4 143 3 117 4 142 31 990 30 994 32 1,021 3 7 1 3 2 4 10 2 5 2 9 5 21 3 13 4 14 198 4 年 特別支援学級の児童生徒数は再掲 5 年 6 年 学 児 生 学 児 生 学 児 生 級 徒 級 徒 級 徒 数 童 数 数 童 数 数 童 数 2 47 2 49 2 46 1 33 2 43 2 53 1 25 1 27 1 25 1 22 1 29 1 31 1 31 1 24 1 24 1 12 1 11 1 12 1 10 1 14 1 19 1 16 1 13 1 12 2 66 2 55 2 59 2 64 2 54 2 70 1 29 1 28 1 27 1 31 2 42 2 42 2 59 2 52 2 51 1 21 1 30 1 32 2 42 2 45 1 31 2 70 2 67 2 77 3 72 2 75 2 77 3 87 2 81 3 114 11 1 8 1 9 2 59 2 77 2 78 2 40 2 48 2 56 3 83 3 83 3 87 35 930 36 955 36 1,032 2 4 1 3 2 6 特別支援 学 級 学 児 生 級 徒 数 童 数 2 4 1 1 1 3 1 1 1 1 1 4 2 5 1 2 1 2 1 1 1 2 1 3 2 7 1 2 1 1 2 5 20 44 1 3 1 2 2 6 1 2 1 3 1 1 2 6 2 8 2 6 13 37 平成24年5月1日現在 数は再掲 県 費 負 主教 指教 教 教 頭 諭 幹諭 導諭 計 校 長 20 1 1 1 14 19 1 1 1 12 11 1 1 1 6 14 1 1 1 9 12 1 1 8 10 1 1 5 12 1 1 1 7 12 1 1 1 7 21 1 1 14 22 1 1 15 14 1 1 9 15 1 1 10 20 1 1 14 14 1 1 16 1 1 1 23 1 1 1 21 1 1 1 15 28 1 1 1 19 9 1 1 22 1 1 1 16 1 1 1 28 1 1 1 1 18 379 22 22 13 2 246 18 1 2 1 11 17 1 1 1 11 21 1 1 2 13 17 1 1 1 11 17 1 1 1 11 26 1 1 1 16 25 1 1 1 18 25 1 1 2 17 39 1 1 1 24 21 1 1 1 14 27 1 1 1 20 253 11 12 13 66 1 1 9 10 1 13 5 16 11 0 166 38 担 職 員 市 費 負 担 職 員 助 養教 養助 教栄 講 事職 栄職 図 事 給 調 学 管 学 校 名 教 教 計 務 理 理 書員 食員 校員 諭 護諭 護諭 諭養 師 務員 養員 1 1 1 6 1 4 1 みなと 1 2 1 4 1 2 1 天 領 1 1 3 1 1 1 駛馬南 1 1 4 1 2 1 駛馬北 1 1 4 1 2 1 笹 原 1 1 1 3 1 1 1 天 道 1 1 3 1 1 1 玉 川 小 1 1 3 1 1 1 上 官 1 2 1 1 5 1 3 1 大牟田 1 3 1 6 1 4 1 大 正 1 1 1 4 1 2 1 中 友 学 1 1 1 4 1 2 1 明 治 1 1 1 1 5 1 3 1 白 川 1 1 1 3 1 1 1 平 原 1 1 1 4 1 2 1 高 取 1 1 2 1 1 5 1 3 1 三 池 校 1 1 1 5 1 3 1 羽山台 1 1 2 1 1 7 1 5 1 銀 水 1 1 3 1 1 1 上 内 1 1 1 6 1 4 1 吉 野 1 1 4 1 2 1 倉 永 1 3 1 1 6 1 4 1 手 鎌 0 18 5 1 23 22 5 97 22 53 22 小 学 校 計 1 1 1 2 1 1 船 津 1 1 1 2 1 1 右 京 1 2 1 2 1 1 米 生 中 1 1 1 2 1 1 勝 立 1 1 1 1 1 延 命 1 5 1 2 1 1 松 原 学 1 1 1 1 2 1 1 白 光 1 2 1 2 1 1 歴 木 1 1 9 1 2 1 1 田 隈 校 1 2 1 2 1 1 橘 1 2 1 2 1 1 甘 木 1 11 1 0 27 11 0 21 11 0 10 中 学 校 計 小 学 部 大特 別 1 1 1 19 4 2 2 中 学 部 牟支 田 高等部 援 199 〔学校施設一覧〕 平成24年5月1日現在(単位:㎡) 校地・建物面積等の状況 校地面積 区 分 建 物 敷 地 建 校 運動場 鉄筋 物 舎 鉄骨 木造 みなと 6,587 10,600 3,922 天領 5,024 8,639 3,797 53 駛馬南 6,454 8,258 3,139 44 駛馬北 5,360 11,514 3,720 51 笹原※6 11,319 13,068 2,785 天道※6 7,404 5,557 1,601 316 玉川 5,724 6,051 2,849 24 41 上官 7,717 9,152 2,865 51 8 大牟田 5,859 7,874 4,219 9,853 9,697 4,121 9,030 11,680 4,130 小 大正 中友 学 明治 校 白川 7,777 7,085 4,023 11,705 14,692 4,532 平原 7,713 8,922 3,522 高取 7,011 10,853 三池 9,334 羽山台 680 面 ※1 25 × 7 130 134 ※3 919 180 25 × 7 139 ※3 735 25 × 6 151 ※3 518 25 × 7 134 ※3 518 25 × 7 100 ※3 747 142 ※3 420 25 × 6 125 ※3 518 25 × 6 168 ※3 725 25 × 7 270 130 270 130 63 57 53 20 130 4,595 51 62 9,944 4,736 51 9,512 10,335 4,111 銀水 10,379 9,514 5,222 上内 5,486 5,290 1,892 吉野 10,206 8,311 3,659 110 倉永 7,867 8,176 3,209 42 手鎌 5,295 9,634 5,059 83 172,616 204,846 船津 11,130 13,935 4,168 右京 9,644 9,202 3,908 68 米生 12,598 14,886 4,337 53 勝立 17,128 11,686 3,758 延命 12,687 12,327 4,207 32 学 松原 9,993 9,228 4,821 51 白光 11,636 15,646 4,609 93 歴木 13,822 16,370 6,123 田隈 14,061 12,584 5,695 9,107 10,355 4,372 22,401 ※5 13,266 4,797 51 橘 甘木 ※3 140 919 127 150 725 65 150 919 250 25 × 7 130 170 919 270 25 × 7 153 894 250 25 × 7 170 ※3 626 25 × 7 168 974 25 × 7 168 ※3 725 25 × 7 221 ※3 1,055 25 × 7 112 ※3 797 25 × 7 168 919 200 25 × 7 198 919 250 25 × 6 168 1,215 200 25 × 7 72 7 390 650 673 1,710 3,384 20 262 ※3 981 ※3 664 504 特別支援学校 9,947 2,843 4,222 42 85 347,174 136,725 2,224 1,058 200 673 1,860 200 350 25 × 8 1,138 250 450 25 × 7 ※3 650 25 × 6 981 200 450 25 × 8 ※3 1,222 200 350 25 × 8 1,519 250 450 25 × 6 88 ※3 3,472 350 25 × 8 25 × 8 650 25 × 6 200 10,658 1,500 650 ※4 219 25 × 8 ※3 150 981 1,222 400 25 × 7 650 52 50,795 25 × 7 ※3 7 46 270 17,625 1,947 169 139,485 25 × 7 ※2(61) 86 270 144,207 合計(34校) 326,770 510 51 中学校計(11校) (M×コース) 77 124 469 武道場 919 65 校 ※1 148 81,708 1,782 屋 内 運動場 155 130 中 食堂 給食室 プール 地域 連携 施設 130 59 小学校計(22校) 積 ( 文 部 科 学 省 基 準 ) 校舎内 ランチ の学童 ルーム 保育所 350 25 × 6 2,969 517 28,800 3,447 15 × 4 2,969 ※1:ランチルームと学童保育所は校舎内にあるが、面積は外数 ※4:延命中は弓道場(延命庁舎に隣接) ※2:屋内運動場面積の内数に含む。 ※5:甘木中は校庭夜間照明施設(学校開放)あり。 ※3:鉄骨造(地域連携施設及び武道場は屋内運動場と同一構造) (食堂・給食室・屋内運動場で※3以外は鉄筋コンクリート造) ※6:笹原小学校と天道小学校は平成25年3月31日閉校し、翌4月1日に天の原小学校(再編新設校)となった。 200 【学校施設の耐震診断結果一覧】 平成25年3月31日現在の耐震化率は、75.4%(95棟/126棟)です。 現在の建築基準法以前の基準で建築した建物は、下記の61棟で、耐震化が必要と推定されるものは31棟残っています。 棟数 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 優先度調査結果 建物 構造 階数 竣工年 面積(㎡) 区分 区分 優先度ランク 調査年度 校舎 R 4 S56 1,887 みなと小 校舎 R 4 S56 2,320 天領小 校舎 R 4 S54 3,927 ③ H18 駛馬南小 体育館 S 1 S54 725 ⑤ H18 校舎 R 4 S53 1,141 ③ H18 駛馬北小 体育館 S 1 S48 518 ⑤ H18 笹原小 校舎 R 3 S47 2,785 ① H18 天道小 校舎 R 4 S55 1,701 ③ H18 校舎 R 4 S55 2,949 ② H18 玉川小 体育館 S 1 S47 420 ⑤ H18 校舎 R 3 S53 1,345 ① H18 上官小 校舎 R 3 S54 1,775 ④ H18 体育館 S 1 S47 518 ⑤ H18 校舎 R 3 S30 701 ② H18 大牟田小 体育館 S 1 S53 532 ⑤ H18 校舎 R 3 S28 2,938 ① H18 大正小 校舎 R 3 S55 1,163 ③ H18 校舎 R 2 S55 106 ③ H18 校舎 R 3 S53 1,544 ④ H18 中友小 校舎 R 3 S54 1,855 ④ H18 校舎 R 2 S55 1,008 ⑤ H18 校舎 R 4 S55 2,672 ⑤ H18 明治小 校舎 R 3 S53 1,019 ④ H18 校舎 R 3 S55 547 ④ H18 校舎 R 3 S55 1,374 ⑤ H18 白川小 校舎 R 3 S55 2,578 ③ H18 校舎 R 2 S56 1,010 ⑤ H18 校舎 R 3 S38 2,017 ③ H18 平原小 校舎 R 3 S40 1,788 ② H18 校舎 R 4 S55 3,701 ③ H18 高取小 体育館 S 1 S51 626 ⑤ H18 校舎 R 3 S43 2,514 ② H18 三池小 体育館 R 1 S54 974 ⑤ H18 銀水小 校舎 R 3 S48 2,190 ④ H18 吉野小 校舎 R 3 S55 2,030 ④ H18 手鎌小 校舎 R 3 S46 1,867 ② H18 船津中 校舎 R 4 S52 1,718 ③ H18 校舎 R 3 S26 841 ① H18 右京中 体育館 S 1 S45 664 ⑤ H18 校舎 R 3 S46 1,932 ① H18 米生中 校舎 R 3 S56 275 ① H18 校舎 R 3 S56 2,129 ① H18 勝立中 校舎 R 3 S56 1,250 ④ H18 校舎 R 3 S26 2,521 ① H18 延命中 校舎 R 3 S40 746 ① H18 体育館 S 1 S44 650 ⑤ H18 校舎 R 3 S36 1,695 ① H18 校舎 R 3 S39 1,041 ① H18 松原中 校舎 R 3 S55 2,075 ④ H18 体育館 S 1 S44 650 ⑤ H18 校舎 R 3 S50 2,443 ④ H18 白光中 校舎 R 3 S54 2,022 ③ H18 校舎 R 2 S54 144 ③ H18 歴木中 校舎 R 4 S51 3,716 ③ H18 校舎 R 3 S45 2,216 ③ H18 橘中 校舎 R 2 S53 471 ④ H18 体育館 S 1 S46 650 ⑤ H18 校舎 R 3 S43 1,046 ② H18 甘木中 校舎 R 3 S44 1,730 ② H18 校舎 R 3 S53 1,198 ④ H18 大牟田特別支援 体育館 S 1 S48 517 ⑤ H18 学校名 二次診断結果 備考 Is値 診断年度 0.64 H17 H18年度耐震化 0.51 H17 H18年度耐震化 0.72 H21 現行耐震基準を満たす 0.49 H23 H24年度耐震化 0.44 H23 0.61 H23 0.69 H23 H24年度耐震化 H25年度耐震診断予定 H24年度耐震化 H25年度耐震診断予定 H24年度耐震化 0.46 H23 H24年度耐震化 0.58 0.75 0.90 H20 H24 H24 H21年度耐震化 現行耐震基準を満たす 現行耐震基準を満たす H25年度耐震診断予定 H25年度耐震診断予定 H25年度耐震診断予定 H25年度耐震診断予定 H25年度耐震診断予定 H25年度耐震診断予定 H25年度耐震化予定 H22年度耐震化 H25年度耐震化予定 0.46 0.45 0.57 H24 H21 H24 0.46 H21 0.85 0.45 H24 H21 H22年度耐震化 H25年度耐震診断予定 H25年度耐震診断予定 現行耐震基準を満たす H22年度耐震化 0.65 H21 H22年度耐震化 0.68 0.74 0.71 H20 H20 H20 0.38 0.44 H21 H21 H21年度耐震化 現行耐震基準を満たす 現行耐震基準を満たす H25年度耐震診断予定 H22年度耐震化 H22年度耐震化 0.53 0.69 H20 H20 H21年度耐震化 H21年度耐震化 0.69 0.73 1.06 0.52 0.71 0.75 H24 H24 H24 H23 H24 H24 H25年度耐震化予定 現行耐震基準を満たす 現行耐震基準を満たす H24年度耐震化 現行耐震基準を満たす 現行耐震基準を満たす 0.45 0.34 H21 H21 H22年度耐震化 H22年度耐震化 H25年度解体予定 * 昭和57年度以降建設された建物(65棟)については、現行耐震基準を満たしており記載していない。 (羽山台小、倉永小、上内小、田隈中の建物は、全棟昭和57年度以降に建設された建物。) * 構造区分の欄のRは鉄筋コンクリート造、Sは鉄骨造。 * 笹原小学校と天道小学校は平成25年3月31日閉校し、翌4月1日に天の原小学校(再編新設校)となった。 * 天道小学校の施設は、平成25年4月1日に大牟田特別支援学校の施設となった。 201 〔 教育施設一覧 〕 施 設 名 所 在 地 ( 開 館 年 月 ) 電話番号 (FAX) カルタックスおおむた 宝坂町2丁目2番地3 (平成 3年 4月) 三池カルタ・歴史 53-8780 (53-8780) 資料館 図 書 館 中央地区公民館 (平成 4年 4月) 三川地区公民館 (平成14年 4月) 勝立地区公民館 (昭和55年 6月) 吉野地区公民館 (昭和63年 7月) 三池地区公民館 (平成 4年10月) 手鎌地区公民館 (平成 5年12月) 駛馬地区公民館 (平成 6年12月) 55-4504 (43-1167) 原山町13番地3 53-1502 (59-0614) 上屋敷町1丁目12番地3 52-5957 (52-5998) 新勝立町4丁目1番地1 51-0393 (43-4053) 大字白銀781番地3 58-3479 (50-0494) 大字三池629番地2 53-8343 (43-6814) 大字手鎌1300番地42 56-6008 (56-6824) 馬込町1丁目20番地1 57-5443 (57-5444) 多目的活動施設 大字四ヶ1221番地 リフレスおおむた 58-7777 (41-7300) (平成11年 7月) 青少年教育等多目的施設 昭和町223番地 フレンズピアおおむた 52-5285 (43-1214) (平成18年10月) 市 民 体 育 館 (昭和49年 9月) 宝坂町2丁目86番地 53-6003 (59-0186) 御大典記念グラウンド 黄金町1丁目123番地 (昭和 4年 4月) (問合せ 市民体育館) 延 命 プ ー ル (平成19年8月) 延 命 球 場 (昭和32年12月) 武 道 場 (昭和26年 5月) 黄金町1丁目68番地 53-7337 原山町200番地 (問合せ 市民体育館) 浄真町19番地 (問合せ 市民体育館) 笹林庭球コート (昭和27年 1月) 笹林町1丁目1番地2 (問合せ 市民体育館) 諏 訪 公 園 テ ニ ス コ ー ト (平成11年 4月) 岬町5番地3 問合せ 緑地運動公園 51-5744 手 鎌 北 町 公 園 テ ニ ス コ ー ト (平成13年 4月) 大字手鎌1520 問合せ 緑地運動公園 51-5744 第二市民体育館 (平成19年2月) 黄金町1丁目111番地 (問合せ 文化・スポーツ課) 第二グラウンド (平成19年2月) 教 育 研 究 所 (昭和30年10月) 黄金町1丁目111番地 (問合せ 文化・スポーツ課) 黄金町1丁目34番地 52-5845 平成25年3月31日現在 建物面積 [敷地面積] 3,764㎡ [4,400㎡] 共有部分 742㎡ 資料館 819㎡ 図書館 2,203㎡ 1,567㎡ [1,702㎡] 1,343㎡ [1,386㎡] 922㎡ [2,826㎡] 1,031㎡ [2,452㎡] 1,256㎡ [1,373㎡] 1,471㎡ [2,480㎡] 1,297㎡ [1,637㎡] 施設の主な内容 展示室 開架室、書庫 視覚障害者サ-ビス室 開館時間 休 館 日 月曜、毎月最 終の木曜(祝 日の場合は翌 日)、年末年 9:30~18:00 始 金曜 20:00 10:00~ 17:00 創作室、視聴覚室、研修 室、幼児室 他 研修室、和室、図書コー ナー、多目的ホール 他 研修室、和室、料理室、 図書コーナー、会議室 他 研修室、和室、図書コーナ 9:00~21:30 第1月曜、年末 ー、視聴覚室、会議室 他 日曜 17:00 年始 展示ギャラリー、料理室、幼児 室、図書コーナー 他 創作室、視聴覚室、図書 コーナー、陶芸小屋 他 創作室、音響室、プレイホ ール、図書コーナー 他 第1・第3月曜 キャンプ場、体育館、和 2,099㎡ (祝日の場合 室、創作室、研修室、料 9:00~22:00 [1.9ha] は翌日)、年 理室、音楽室、陶芸用窯 末年始 1,905㎡ 研修室、会議室、和室、 9:00~21:30 月曜、年末年 [2,722㎡] 料理室、体育室ほか 日曜 17:00 始 第1・第3火曜、 6,337㎡ ア リ ー ナ 、 柔 道 室 、 剣 道 9:00~21:00 第3水曜、年末 [3,217㎡] 室、卓球室(2)、研修室(2) 年始 400mセパレート(8)、 フィールド、スタンド、 8:30~19:00 年末年始 [25,971㎡] 管理棟 25m、幼児用(2)、 10:00~ 9月1日~翌年 [16,208㎡] ウォータースライダー 18:30 7月13日 グラウンド、スタンド、 8:30~17:00 年末年始 [19,450㎡] 本部諸室 柔剣道場 8:30~21:00 年末年始 クレーコート(2面) (4月~8月) 9:00~19:00 年末年始 (9月~3月) 9:00~17:00 砂入り人工芝コート [8,400㎡] (6面) 8:30~21:00 年末年始 [1,416㎡] [1,400㎡] (4月~8月) 8:30~18:30 全天候型コート(4面) 年末年始 [2,800㎡] (9月~3月) 8:30~17:00 第1・第3火曜、 1,697㎡ アリーナ、柔道室、剣道室 9:00~21:00 第3水曜、年末 [2,194㎡] 年始 5,100㎡ グラウンド 269㎡ 202 研究室、図書室、資料室、 会議室 9:00~19:00 年末年始 〔大牟田市の指定・登録文化財一覧〕 (平成25年3月31日現在) 区 分 1 国指定 国登録 県指定 文化財の名称 早鐘眼鏡橋 (附 旧水路10m) 三井石炭鉱業株式会社 三池炭鉱宮原坑施設 萩ノ尾古墳 潜塚古墳 2 〃 H10.5. 1 3 4 史 跡 〃 S36.4. 5 S52.2.17 5 〃 6 建 造 物 7 〃 8 9 10 11 12 〃 史 跡 建 造 物 彫 刻 〃 13 考古資料 14 〃 15 〃 16 〃 17 〃 18 〃 S34.3.31 石甲 19 20 〃 〃 S36.4.18 S37.4.19 今山普光寺ならびに定林寺石塔群 宮原天満宮石幢残欠 21 〃 S38.1.16 蜜柑山舟形石棺 22 〃 S45.5.2 乙宮神社の石殿 23 〃 S57.4.1 倉永古墳壁画残欠 24 〃 S57.4.1 高塚舟形石棺 25 〃 S57.4.1 古城山家形石棺 H12.1.19 (追加指定:H25.3.27) H10.1.16 旧三池炭鉱宮浦坑煙突 サンデン本社屋 H12.12.4 (旧三池炭鉱三川電鉄変電所) H17.12.26 大牟田市役所本庁舎旧館 H15.2.5 黒 崎 観 世 音 塚 古 墳・経 塚 H8.5.31 旧三池集治監外塀及び石垣 S33.4.3 木造薬師如来坐像 S38.1.16 木造慈覚大師坐像 S32.8.13 黒崎山舟形石棺 S33.4.3 宮原石層塔残欠 不動明王板碑 S33.11.13 (附 梵字阿弥陀三尊板碑) S33.11.13 石造六地蔵 南無阿弥陀仏名号板碑 S33.11.13 (附 四面仏石塔残欠) 湯谷柳川領境界石 臥龍梅 土穴のエノキ 米ノ山断層及び石炭層の露頭 旧三井港倶楽部 旧長崎税関三池税関支署 普光寺仁王像 33 教楽来天満神社石造狛犬 〃 H12.4.14 四方佛塔 (附 五輪塔地輪) 〃 S42.10.11 大間劫月院跡の石造遺物 35 〃 S42.10.11 明正寺六地蔵幢 36 〃 S50.3.18 定林寺中興開山塔 37 〃 S50.3.18 本村の四仏塔婆 38 〃 S50.3.18 三池氏供養塔 39 焚石山鎮守社稲荷石祠 40 有形民俗文化財 S37.7.16 岡天満宮祭礼行事 41 無形民俗文化財 S50.3.18 三池地区祇園社祭礼行事 42 無形民俗文化財 H22.4.14 “三池の大蛇山” 史 跡 S37.7.16 歴代三池藩主墓地 43 〃 S38.7.11 上内立花内膳家墓地 44 天然記念物 S41.9.30 上内八幡宮のイチイガシ 45 〃 S44.6.11 玉垂神社の大樟 46 〃 S61.4.16 下正原のシラカシ 47 〃 S61.4.16 一ノ尾のアラカシ 48 考古資料 所 在 地 早鐘町128番地 宮原町1丁目86番地3 東萩尾町289番地 ほか 黄金町1丁目469番地 ほか 宮原町1丁目86番地3 ほか 三井三池炭鉱跡 宮原坑跡 万田坑跡 専用鉄道敷跡 桜町201番地2 ほか 26 有形民俗文化財 S38.1.16 天然記念物 S33.4.3 27 〃 S54.3.6 28 〃 H18.3.3 29 建 造 物 H17.12.9 30 建 造 物 H22.11.19 31 彫 刻 H5.3.10 32 34 市指定 種 類 指定・登録年月日 建 造 物 S45.6.17 (重要文化財) S34.12.12 203 西宮浦町132番地8 新港町1番地30 有明町2丁目3番 岬2608番地2 ほか 上官町4丁目77番地 三池工業高等学校 大字今山2538番地 普光寺境内 〃 宝坂町2丁目2番地3 大牟田市立三池カ ルタ・歴史資料館 宮原町1丁目191番地 駛馬天満宮境内 大字今山2538番地 大字倉永872番地 普光寺境内 法雲寺境内 藤田町743番地 藤田天満宮境内 宝坂町2丁目2番地3 大牟田市立三池カ ルタ・歴史資料館 大字今山字本村、字大塔 宮原町1丁目191番地 駛馬天満宮境内 宝坂町2丁目2番地3 大牟田市立三池カ ルタ・歴史資料館 宮坂町20番地 乙宮神社境内 宝坂町2丁目2番地3 大牟田市立三池カ ルタ・歴史資料館 宝坂町2丁目2番地3 大牟田市立三池カ ルタ・歴史資料館 宝坂町2丁目2番地3 大牟田市立三池カ ルタ・歴史資料館 大字四ヶ字湯谷 大字今山2538番地 普光寺境内 大字櫟野字土穴928番地 大字櫟野字石坂2964 焼石山公園内 西港町2丁目6番 新港町1番地25 大字今山2538番地 普光寺堂内 大字教楽来字権現堂1114番地 教楽来天満神社 藤田町672番地 大字三池226番地 大字三池779番地 明正寺境内 大字今山字大塔 定林寺境内 大字勝立字本村 大字今山字大塔 定林寺境内 大字宮崎52番地の2 森宅地内 大字上内 岡・坂井地区 大字三池・大字新町 大字今山2585番地 紹運寺境内ほか 大字上内字椛2248番地 大字上内1528番地 上内八幡宮境内 大字岬2363番地 玉垂神社境内 大字勝立字下正原1685番地 大字教楽来字一ノ尾841番地 平成25年度 大牟田の教育 平成20年度版 大 牟 田 の 教平成25年10月 育 発 行 大 牟 田 市 教 育 委 員 会 大 牟 田 市 編 集 大牟田市教育委員会事務局総務課 平成20年11月福岡県大牟田市有明町2丁目3番地 〒836‐8666 発0944‐41‐2860 行 大 牟 田 ファクシミリ 市 教 育 委 0944‐41‐2862 員 会 電話 編 集 大牟田市教育委員会総務課 電子メール [email protected] 大牟田市有明町2丁目3番地 大牟田市教育委員会ホームページ http://www.city.omuta.lg.jp/kyouiku/