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第15回 日伊科学技術宮崎国際会議2015
植物と地球環境(Plant and Global Environment)
概 要:
現在、地球規模で人口増加および砂漠化が進んでおり、食糧不足は深刻な問題である。また、人
類はより良い生活を求めるために、新たな物質を作り、それに伴った環境汚染は、全ての生態系に
影響を及ぼしている。一方、世界的に食料を増産させることは近々の課題であるものの、そのため
には生物生産と環境の調和を基本とした生物生産を構築することは重要である。
作物は、様々な環境に適用できるよう進化してきた。しかしながら、近年の地球環境の変動は厳
しく、多くの生物資源が枯渇し、また、作物の生産が減収している。このような状況の中で、植物
の環境適応性能力を向上し、作物生産を向上するためには、植物の基本機能である光合成と種々の
環境に耐え得る能力の改変が必要となる。
本シンポジウムは、持続的な食料生産を担うために「植物と地球環境」の課題をテーマとして、
日伊における本分野での著名な先生をお招きして開催する。
日 時:平成27年10月9日(日伊共同シンポジウム)
場 所:宮崎大学創立330記念交流会館 コンベンションホール
対 象:県内の大学生・院生・留学生・高校生、教育・研究者等
講 演:
<特別講演>
10:20∼11:10「Environmental stress in plants and global change」
Dr. Enrico Brugnoli (CNR)
11:10∼12:00「Leaves are green so as to use green light efficiently: Functional
anatomy of the leaf photosynthetic system」
寺島一郎(東京大学 大学院理学系研究科・教授)
12:00∼13:30 休憩
<一般講演>
13:30∼14:00「Effect of light quality on the establishment of root nodule and
arbuscular mycorrhizal symbioses」
鈴木章弘 (佐賀大学農学部・教授)
14:00∼14:20「Analysis of salt accumulation/secretion in a wide selection of three
Zoysia species under salt stress」
山本昭洋 (宮崎大学農学部・助教)
14:20∼14:40「Molecular breeding in warm-season grasses」
権藤崇宏 (宮崎大学農学部・助教)
14:40∼15:00 休憩
15:00∼15:20「Measurement of Radicals from the Obtained Information in Light」
湯地敏史(宮崎大学教文学部・准教授)
15:20∼15:40「Artificial photosynthesis Chemical approach for construction of solar
energy conversion system 」
白上 努 (宮崎大学工学部・教授)
15:40∼16:00 総合討論
明石 良 (宮崎大学農学部・教授)
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