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お客さまに必要とされ

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お客さまに必要とされ
[ ディスクロ ー ジャ ー ]誌 米 子 信 用 金 庫 の 現 況
DISCLOSURE 2016
[ ディスクロ ー ジャ ー ]誌 米 子 信 用 金 庫 の 現 況
http://www.yonagoshinkin.co.jp
表紙絵紹介
「六十余州名所図会 伯耆 大野 大山遠望」 歌川広重 作
《作者紹介》
歌川広重は江戸時代の浮世絵師です。幕末期に活躍した絵師で、名所画を得意としており、
「 東海道五十三次」の作者として、
世界的にも有名です。
《作品紹介》
嘉永6年(1853年)
に描かれたこの作品は、歌川広重の真骨頂ともいえる、遠近法を大胆に取り入れた構図で、背景の大山より
も、前景の田植えに勤しむ農家の人々が中心に描かれています。雨の風景でありながら、明るく生き生きとした人々の表情からは、
そこにいる人物たちの心情まで伝わってきそうです。
(六十余州名所図会は日本全国の名所を描いた浮世絵の連作です)
画像提供:PPA/ アフロ
この街と
笑顔の未来へ
D I S C L O S U R E
2 0 1 6
This is the place for us to be relaxed. We love this town to feel relieved.
C O N T EN T S
■ 資料編 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 32
G
■ 総代会制度について ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 11
■ 開示項目一覧 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 49
O
■ 組織と役員 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 13
■ 店舗一覧 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 50
■ 米子信用金庫のあゆみ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 14
H
H
I
I
N
N
青砥 隆志
S
S
K
K
理事長
O
A
■ 地域密着型金融に関する取組み状況 ・・・・・・・・・・・・・ 5
G
■ 法令遵守の体制について ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 28
A
N
■ 米子信用金庫と地域社会 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4
N
O
■ リスク管理について ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 19
O
■ 商品・サービスのご案内 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 15
■ 基本方針・経営方針・金庫概要 主要な事業の内容 ・・・・ 3
皆さま方には、平素より私ども米子信用金庫に格別のご愛顧とご支援を賜り、誠にありがたくお礼申し上げます。
平成 27 年度の金融経済環境といたしましては、株高・円安傾向に減速感が見られ、1 月には日銀によるマイ
ナス金利政策導入による追加緩和が実施、海外でも中国をはじめとする新興国の景気悪化懸念など、景気の
先行きには不安定な面も見られます。当地においても景気回復を実感するまでには至っておりません。
こうした中、
中期経営計画“Go Forward”
∼進歩・前進∼
(計画期間:平成 27 年度∼平成 29 年度)
を策定し、
『お客さまに必要とされ、信頼されるコミュニティバンク』であり続けることを経営ビジョンに掲げ、さまざまな活動を
展開してまいりました。その結果、収入面では市中金利の低下を反映して貸出金利息収入が減少したものの、
今期も利益を計上することができました。
平成27年度のトピックスといたしましては、“地方創生”を実現していくための取組みとして、地方創生を
担う地元企業さまを支援することを目的に、日本政策金融公庫と連携し、証券化手法による無担保・無保証人
型の「よなごしんきん地方創生 CLO ローン」の取扱いや、成長分野に取組む地元企業さまに対し、金融面
での支援を積極的に行うことを目的とした「よなごしんきん地方創生ファンド」の取扱いをいたしました。この他にも、
鳥取県西部地域の 6 次産業化に取組む事業者と皆生温泉の旅館をつなぐ、産官金一体となったビジネスマッチ
ング商談会の開催や、信用金庫の横のつながりを活かした、首都圏で
のビジネスマッチング商談会への参加など、さまざまな活動を展開して
まいりました。この他にもお客さまの利便性向上と地域社会、スポーツ
振興などへ貢献できるよう取組んでまいりました。
長いデフレから脱却しそうで脱却しきれない時代にあって、事業に
明るい展望を開くために何が必要か、お取引先さまと一緒になって
局面が改善されるお手伝いをしていきます。事業支援力を発揮し、お客
さまに寄り添いながら、共に歩んでいくことで地域の活性化に貢献でき
るよう取組んでまいりますので、今後ともご支援、ご鞭撻を賜りますよう
お願い申し上げます。
平成28年7月
Y
Y
■ ごあいさつ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2
ご あ いさつ
I
I
N
N
D
D
I
I
S
S
C
C
L
L
O
O
S
S
U
U
R
R
E
E
2 0
2 0
1
1
6
6
1
2
基本方針
経営方針
私 達は協 同 組 織の理 念に基き、
1. 地域とともに豊かで笑顔のある
未来づくりに貢献します
地 域 社 会の経 済 発 展に寄 与して、
1. 健全経営と独自性の発揮により
地域から信頼される金庫にします
豊 かな住みよい郷 土の建 設に尽し、
大 衆より愛される
1. 個性を尊重し活力と働き甲斐のある
職場を実現します
金 庫になることを期 する。
米子信用金庫と地域社会
当 金 庫 の 地 域 経 済 活 性 化 へ の 取 組 みにつ い て
当金庫は、
鳥取県西部並びに島根県東部地域を事業区域として、
地元の中小企業者や住民の皆さまが会員と
なって、
お互いに助け合い、
お互いに発展していくことを共通の理念として運営されている相互扶助型の金融機関です。
地元のお客さまからお預かりした大切な資金(預金積金)
は、
地元で資金を必要とするお客さまに融資を行って
事業や生活の繁栄のお手伝いをするとともに、
地域社会の一員として地元の中小企業者や住民の皆さまとの強い
絆とネットワークを形成し、地域社会の持続的発展に努めております。
また、金融機能の提供にとどまらず、文化、
環境、
教育といった面も視野に入れ、
広く地域社会の活性化に積極的に取組んでおります。
よなごしんきんはお客さまに必要とされ、信頼されるコミュニティバンクを目指し、
基本方針に基づいた様々な活動を続けています
預金積金
文化的・社会的貢献に関する事項
当金庫では、地域のお客さまの着実な資産
づくりのお手伝いをさせていただくため、
新商品
の開発やサービスの一層の充実に向けて努力
してまいります。
当金庫が扱っている商品については、
15ページ
をご覧ください。
お客さま/会員
預金積金残高の推移
180,000
150,000
※計数は平成28年3月末現在
I
I
出資金残高
997百万円
今期の決算状況
I
I
預金積金残高
189,087百万円
L
L
O
O
S
S
U
U
送金為替、
当座振込及び代金取立等を取扱っております。
220名
16カ店
717百万円
107百万円
8.84%
C
C
常勤役職員数
店
舗
数
コア業務純益
当期純利益
自己資本比率
S
S
( 2 8 年 3 月期 )
4. 内国為替業務
R
R
1
1
お客さまからお預かりした資金をご融資のほか、
信金
中金預け金や有価証券で運用しております。
有価証券
の運用については、
安全を第一に心掛けて、
国債や地方
債、
政府保証債、
金融債、
事業債等で運用しております。
その他 2.6%
貸出金
の内訳
設備資金
32.2%
運転資金 39.3%
余資運用残高
84,575百万円
うち預け金残高
34,232百万円
うち有価証券残高
48,131百万円
余資運用
残高構成比
預け金
40.5%
有価証券
56.9%
預金積金に占める
有価証券の割合
25.45%
※余資運用残高とは、有価証券、信金中金預け金等をいいます。
6
6
住宅資金 12.5%
預金積金に占める
貸出金の割合
58.43%
貸 出以外の運 用
地公体融資 9.8%
消費資金6.2%
貸出金残高
110,485百万円
2 0
2 0
(9)
スポーツ振興くじの払出し業務
(10)保険商品の窓口販売
(保険業法第275条1項により行う保険募集)
(11)証券投資信託の窓口販売
(12)M&A関連業務
(13)
ビジネスマッチング関連業務
(14)
デリバティブ取引
(15)相続関連業務の媒介業務
(16)電子債権記録業に係る業務
(17)有価証券の私募の取扱い
(18)特定目的会社が発行する特定社債の引受け、
又は当該引受けに係る特定社債等の募集の取扱い
お客さまからお預け入れいただいた預金積金につき
ましては、
お客さまの様々な資金ニーズに応え、
地域経済
の活性化に資するために、
円滑な資金供給を行う形で
お客さまや地域社会に還元しております。企業の設備
資金に355億円、
運転資金に434億円、
地方公共団体に
107億円をご融資しており、
また、個人のお客さまには、
住宅資金関連に138億円、
消費資金に68億円をご融資
しております。
当金庫が扱っている商品については、16ページを
ご覧ください。
E
E
地域のお客さまへのご融資
5. 付帯業務
(1)代理業務
(イ)
日本銀行歳入代理店
(ロ)地方公共団体の公金取扱業務
(ハ)
住宅金融支援機構等の代理店業務
(ニ)
株式払込金の受入代理業務
(ホ)
(株)
日本政策金融公庫等の代理貸付業務
(2)保護預かり及び貸金庫業務
(3)有価証券の貸付
(4)
債務の保証
(5)
金の取扱い
(6)
公共債の引受
(7)国債等公共債の窓口販売
(8)
両 替
出資金
D
D
預金の支払準備及び資金運用のため国債、
地方債、
社債、
株式、
その他の証券に投資しております。
預金積金
N
N
2. 貸出業務
(1)
預 金
(1)
貸 付
当座預金、
普通預金、
貯蓄預金、
通知預金、
定期預金、
手形貸付、
証書貸付、
及び当座貸越を取扱っております。
定期積金、
別段預金、
納税準備預金を取扱っております。 (2)
手形の割引
(2)譲渡性預金
商業手形の割引を取扱っております。
譲渡可能な預金を取扱っております。
3. 有価証券投資業務
K
K
1. 預金業務
貸出金残高
110,485百万円
N
N
3
主 要 な 事 業 の 内 容
貸出金
I
I
お客さまに必要とされ、
信頼される
コミュニティバンクへ
26年3月末 27年3月末 28年3月末
支援
サービス
H
H
14,931名
16カ店
189,087百万円
110,485百万円
S
S
会 員 数
店 舗 数
預金残高
貸出金残高
O
O
■
■
■
■
G
G
鳥取県米子市東福原2丁目5-1
大正11年12月2日
997百万円
160,000
A
A
■ 所 在 地
■ 設 立
■ 出 資 金
当金庫は、
鳥取県西部並びに
島根県東部地域を事業区域としています。
170,000
N
N
金 庫 概 要 (平成28年3月末現在)
文化的
社会的
貢献
O
O
会員数
14,931名
188,620 188,390 189,087
Y
Y
百万円
190,000
地 域 社 会 、地 域 文 化 、スポーツ振 興 へ の
取組みを積 極 的に行っております。詳 細は
10ページをご覧ください。
地域の活性化
当金庫は、地方創生の実現に向けてさま
ざまな取組みを行っています。地方創生CLO
ローンや地方創生ファンドの取扱いに加え、
日
本政策金融公庫や鳥取県産業技術セン
ター等と連携し、
お客さまの課題解決に努め
ております。
また信用金庫ネットワークを活か
したビジネスフェアや広域ビジネスマッチング
に参加することで、
お客さまの販路拡大支援
にも取り組んでおります。
さらには、地元観光産業の活性化を図る
ため、
継続的に皆生温泉観光宣伝活動に取
り組んでおります。
これに昨年度は初の取り
組みとして、
行政関係機関と連携して、
6次産
業化事業者と皆生温泉旅館とのマッチング
商談会を開催しました。
4
地域
密着型金融
に関する
取組み状況
お客さまに必要とされ、
信頼されるコミュニティバンクへ
お客さま
地域社会
米子
信用金庫
27年度実績
7件
地方創生サポーター
営業店
27年度実績
事業支援部
5件
審査管理部
■27年度の経営改善支援等の取組み実績
期初
A
γ
経営改善
支援
取組み率
δ
ランク
再生計画
アップ率
策定率
β/α
δ/α
α/A
0.0%
11.5%
̶
0.0%
0.0%
0.0%
7.5%
1.1%
3.8%
̶
̶
̶
̶
3.8%
3.8%
̶
100.0%
̶
̶
̶
̶
100.0%
100.0%
I
I
S
S
U
U
づくり
中小企業に適した資金供給手段
S
S
日本政策金融公庫との創業支援に関する業務提携
2
O
O
「商店街創業相談窓口」による
創業・新事業の支援
具体的
取組み
L
L
しごと
C
C
■ 創業・新事業支援
R
R
日本政策金融公庫と連携して、
創業支援に取組んでいます。
定期的な創業融資に
かかる実務
創業支援セミナー
創業フォローアップ
勉強会の
・日本政策金融公庫、米子信用金
・
創業者を対象と
した交流会、
実施
庫共催による創業予定者を対象と
セミナーの開催
したセミナーの開催
・定期的な情報交換の実施
・セミナー参加者を対象とした
個別相談会の実施
創業ホットラインの
開設
“地方創生”
を担う成長分野に取組む地元事業
者さまに対し、金融面での支援を積極的に行い、
地域経済の活性化に努めていくことを目的に「よな
ごしんきん地方創生ファンド」
を取扱開始しました。
ファンド 総 額
20億円
取扱期間:平成28年3月15日∼平成29年3月31日
[お使いみち]
当金庫が定める次の成長分野に該当し、
成長基盤強化に資する運転資金及び設備資金
●研究開発
●起業(新たな事業への創業)
●事業再編
●アジア諸国等における投資・事業展開
6
6
●創業者向けローン
●創業補助金の申請
1
1
●新規開業資金
●新創業融資制度
●中小企業経営力
強化資金
協調融資
ワンストップでの対応
●創業計画書の共用
●面接日の調整
●協議の実施
■ 地域の成長支援への取組み
2 0
2 0
米子支店 国民生活事業
E
E
空き店舗を有効活用するために、本町支店、
境港支店に設置した「商店街創業相談窓口」
で、中心市街地での起業、創業を目指す事業者
を、資金面だけでなく、情報や経営ノウハウの提
供で支援する一方、産学官が連携し組成した中
心市街地活性化協議会に参加し、連携を図り一
体となって新規開業の支援を図っています。
創業支援
5
D
0
26
0
0
0
0
26
26
N
D
1
0
0
0
0
1
1
0
24
0
0
0
0
24
24
β
0
26
0
0
0
0
26
26
2,119
227
0
67
31
20
345
2,464
αのうち
再生計画を
策定した
先数
I
N
αのうち期末
に債務者区分
が変化しな
かった先数
K
I
小計
(②∼⑥の計)
合 計
α
αのうち期末に
債務者区分が
ランクアップ
した先数
N
K
①
②
③
④
⑤
⑥
うち
経営改善
支援取組み
先数
I
N
要注意先
I
正常先
うちその他要注意先
うち要管理先
破綻懸念先
実質破綻先
破綻先
(単位:先)
H
H
1
ライフサイクルに応じた
お取引先企業の支援強化
連携
●鳥取県・島根県中小企業
再生支援協議会
●認定支援機関による
コンサルタント斡旋
●支援ネットワーク
●事業再生ファンド 等
S
S
づくり
具体的
取組み
外部専門機関
■再生支援協議会持ち込み実績
信金中央金庫
出張所長
課題解決のサポート
※DDS(Debt Debt Swap)
とは、財務状態の実質的改善を
図るため、既存の貸出金を別の条件の貸出金に変更する
ことです。
債務者数
全店の営業店長
お客さま
外部専門機関とも連携し、
DDSを活用
した事業再生支援に取組んだほか、
さま
ざまな経営改善のサポートに努めてまいり
ました。
地方公共団体
各種機関(NPO等)
しごと
4件、
22百万円
O
O
総合企画部長兼
戦略営業室長
合 計
G
G
営業推進部担当役員
2件、 9百万円
A
A
営業推進部
境港支店
● 事業支援部を中心とした、お客さまのサポート体制の強化
● 中小企業再生支援協議会との連携による、早期事業再生に向けた取組みの強化
● 事業再生支援に向けたDDSの活用
連携
営業推進部長
2件、
13百万円
N
N
地方創生統括担当者
27年度実績
■補助金申請支援実績
本町支店
O
O
地方創生が本格始動するにあたり、
当金庫は金庫内体制を整備し、産官学金労言との連携のもと、地域の活性化に貢献できるよう、
さまざまな活動に取組んでまいりました。
地方創生統括責任者
22件、
131百万円
Y
Y
ご支援や地域の皆さまへのサービスのご提供等、
金融サービスの向上にとどまらず、文化活動やスポーツ振興など、
広く地域社会へ貢献することが、
地域金融機関として最も重要な社会的使命であると考えております。
地方創生担当部
27年度実績
■商店街創業相談窓口での成約状況
■ 事業再生・経営改善支援
地域密着型金融の推進に関する当金庫の基本方針
取引先・地域・当金庫という
三方の利益に結びつく活動を
継続的に行います。
■創業・新事業支援融資実績
●大学・研究機関における科学・
●社会インフラ整備・高度化
技術開発
●資源確保・開発事業
●環境・エネルギー事業
●高齢者向け事業
●医療・介護・健康関連事業
●観光事業
●コンテンツ・クリエイティブ事業
●農林水産業、
農商工連携事業
●地域再生・都市再生事業
●防災対策事業
●住宅ストック化支援事業
●保育・育児事業・教育関連事業
●雇用支援・人材育成事業
6
■ 担保・個人保証に過度に依存しない融資に向けた取組み
まち
■動産・債権譲渡担保融資の実績
●機関保証を付した無担保・無保証人型融資
●流動資産を担保としたABL融資
●保証会社及び信金中金等と連携した動産担保融資の開発
27年度実績
4件、
117百万円
“地方創生”
を実現していくための取組みとして、
地方創生を担う地元企業さまを支援
することを目的に、
日本政策金融公庫と連携し、
証券化手法による無担保・無保証人型の
「よなごしんきん地方創生CLOローン」
を取扱いいたしました。
本CLOローンは信用保証協会の信用保証枠とは別枠での利用が可能であり、
担保も
必要ないことから、
地元企業さまの資金調達の幅が広がる商品としてご利用いただきまし
た。
全国9つの金融機関で取組みましたが、
中四国地方では当金庫のみの取扱いです。
■よなごしんきん地方創生CLOローンの実績
27年度実績
57件、
951百万円
社債発行
市場
CDS契約
(損失補償契約)
特別目的会社
日本 公 庫
米子信用金庫
中小企業者
CDS契約
(損失補償契約)
払込金
「お金の地産地消」による地域応援
地元でお金が循環する仕
組みを使った
“よなごしんきん
ポイントカード”
。
ポイントを使っ
たお金の地産地消による地
域応援を目指します。
N
N
K
K
I
I
N
N
■ 人材育成への取組み
L
L
O
O
S
S
U
U
R
R
E
E
2 0
2 0
1
1
6
6
当金庫と職域サポート契約を締結いただいた事業先の従業員の皆さまに対し、専用のローン商品をご用意
いたしました。
ご契約事業者さまにとっても、従業員の福利厚生につながる仕組みであります。
C
C
■ 地域企業の人材確保等、地域全体のマネジメント力の向上
S
S
《9月》鳥取県産業技術センター勉強会
鳥取市出身で、株式会社神戸
クルーザー・コンチェルト会長の南
部真知子氏をお招きし、
「組織の
未来と女性∼いろんな
“女性”
を生
きてきた私∼」
と題して講演をして
いただきました。当日は経営者や
女性社員などおよそ100名の方
《3月》よなごしんきん経営者講演会開催
にご来場いただきました。
I
I
当金庫の職員が、鳥取県産業
技術センターの職員の皆さまへ、
企業の決算書の見方について、
勉強会を実施しました。
当日はテレ
ビ会議システムを使って、
鳥取市、
境港市にある同センターの職員の
方にもご参加いただきました。
よなごしんきん経営者講演会開催
D
D
産学連携
職域サポートローン取扱開始
Win-Winな関係作りをきっかけに
地域のブランド力向上
I
I
6次産業化
事業者
H
H
商談会での
マッチング
【マッチング】
≪皆生温泉≫
地元食材を観光資源として使用することで、当地の魅
力をアピールしリピートにつなげる。
≪6次産業化事業者≫
販路拡大と食材が観光資源として使用されることで付
加価値が向上し、
6次産業化を促進。
5
その他の
地域密着型金融への取組み
S
S
皆生温泉
【連携・企画】
鳥取県西部地域の重要な観光資源の一つである皆生
温泉を従来からPRしてきた当金庫と、
6次産業を推進し
てきた鳥取県で情報を共有し、
商談会開催を企画。
具体的
取組み
O
O
づくり
当金庫と鳥取県が主催、皆生温泉旅館組合が共催となり、鳥取県西部地域の6次産業化に取組む事業者と皆生温泉の旅館をつな
ぐ、産官金一体となった初めての企画を開催しました。
当日は22先の事業者の方に出展いただき、
15先の旅館にバイヤーとして参加していただきました。
連携・企画
《9月》運転免許証自主返納者への金利優遇制度導入
G
G
ひと
鳥取県
米子
信用金庫
※山陰信販
(株)
のベスカカードシステムを利用しています。
6次 産 業 化 支 援
米子信用
金庫
お客様
ポイント
プレゼント
A
A
販路拡大支援
高齢者の交通事故防止を目指す取組みに賛同
し、
運転免許証自主返納者への金利優遇制度を導
入しました。
ご本人の定期預金金利の上乗せ、
同
居ご家族のカーローン
金利優遇制度は、
山陰
の金融機関では初の取
組みです。
地元でお買物
カードの
システムを
提供
《9月》大阪シティ信用金庫
ふれあい倶楽部御一行様
高齢者にやさしいまちづくり支援
地域をつなぐポイントカードシステム
加盟店
《5月》多摩信用金庫
トラベルサークル御一行様
N
N
づくり
3
信用金庫のつながりを活かし、
鳥取県西部地域の観光資源をPRするた
め、2003年より皆生温泉観光宣伝隊に参画しています。
このたびは15年目
にして初めて、
首都圏(東京都、
神奈川県)へ訪問しました。
27年度も多くのお客さまにお寄りいただきました。今後も地元の活性化に
貢献する活動を継続し、地域から一層の信頼を寄せていただける金融機
関を目指してまいります。
O
O
具体的
取組み
皆生温泉観光宣伝隊
Y
Y
CLO……貸付債権を担保として発行される証券化商品
今回の地方創生CLOローンは、証券化対象債権を譲渡せず、
CDS契約(損失補償契約)によって当該債権の倒産リスクだけを
他に移転する仕組みであり、証券化対象債権の譲渡が必要となる従来の証券化手法の発展形となっています。
しごと
4
地域の情報収集を活用した
持続可能な地域経済への貢献
■「まちづくり」をテーマに掲げた、地域活性化のコーディネーターとしての取組み
証券化手法を活用した無担保・無保証人型融資の取扱
無担保融資
づくり
具体的
取組み
■ 地方への新しい人の流れをつくる
《2月》食と観光マッチング商談会in皆生温泉
ビジネスフェア参加
7
《4月》全国うまいもん発掘大商談会
(in 城南信用金庫:東京都)
信用金庫業界の横のつながりを活用した、広域型の商談会に参加しております。
27年度は首都圏
や山陽方面で開催されたイベントへ新たに参加するなど、
お客さまの販路拡大につながるよう取組ん
でいます。
地方移住、空き家対策の推進
移住、定住者の方もご利用いただきやすいよう、勤続年数の条件を緩和した他、無担保住宅ロー
ンの資金使途に空き家解体費用を追加しました。
企業等における地方就労の拡大
米子工業高等専門学校の生徒や大学生を対象としたインターンシップの受け入れを行いました。《3月》インターンシップ受入:大学生5校、5名
8
具体的
取組み
6
お客さまの利便向上に向けた取組み
■ 27年度の改善・対応実施状況
具体的
取組み
7
地域社会、地域文化、
スポーツ振興への取組み
地域社会への貢献活動
当金庫では、
地元の皆さまから信頼され、
満足してお取引していただけるよう、
皆さまから頂戴しました、
ご意見・ご要望・
苦情などを真摯に受け止め、
改善・対応を最優先に取組んでおります。
また、
今後も継続的に改善・対応を行ってまいります。
施 設 関 係
平成27年11月 北支店新築移転オープン
(平成27年6月)
「信用金庫の日」観葉植物プレゼント
鳥取県キャリア教育推進協力企業認定
(平成27年12月)
(平成27年4月)
(大阪歌舞伎座)
よなごしんきんふれあい旅行
地域文化の発展のために
Y
Y
旧店舗の隣地へ新築移転いたしました。新しい店舗はお客さまの待合い
スペースを広く設計し、ごゆっくりいただける造りにしています。また、バリ
アフリー対応、太陽光発電設備を備え、LED照明を採用するなど省エネ
設計となっており、お子さま用プレイコーナーも設けています。
O
O
N
N
A
A
G
G
O
O
BSS山陰放送
「ぐっジョブ!」で
紹介されました。
S
S
(平成27年6月)
皆生海岸清掃ボランティア
H
H
他にもお客さまにご利用・ご相談していただきやすい店造りにいたしました。
N
N
平成27年12月
I
I
9月、10月、11月)
(平成27年6月、
弓ヶ浜・白砂青松育て隊
平成27年 7 月 ・お客さま用トイレを改装(本町支店)
・店舗入口に雨よけを設置(本町支店)
I
I
スポーツ振興
N
N
業 務 関 係
I
I
S
S
C
C
平成27年 6 月 ・相続関連業務の媒介業務に「(株)山田エスクロー信託」追加
L
L
・医療総合保険「メディカルKitR」取扱開始
O
O
・
「総代懇談会」開催
北支店オープン
記念チラシ
E
E
米子信用金庫杯・鳥取県西部地区少年野球大会(平成27年10月)
第22回よなごしんきんふれあい健康ウォーク
(平成27年11月)
2 0
2 0
・鳥取県警察との「サイバー犯罪共同対処協定」締結
R
R
平成28年 1 月 ・少額投資非課税制度「ジュニアNISA」取扱開始
U
U
・
「北支店オープン記念定期預金」発売
S
S
「職域サポートローン」取扱開始
平成27年11月 ・
・
「遺言・相続全国一斉相談会」開催
D
D
地域行事への参加
お客さまのニーズに合った商品、
ATMの機能、
各種相談の受付体制などを充実させることにより、
お客さまの利便性向上に取組んでいます。
・
「特別金利IB定期預金」取扱
K
K
第9回よなごしんきんふれあい少年少女囲碁大会(平成27年12月)
1
1
ロビー展
6
6
平 成28年カレンダー
優 秀 賞 受 賞(2年 連 続 受 賞!
!)
全国信栄懇話会主催「第35回信用金庫PRコンクール」カレンダー部門において、
「山
陰絵巻」が優秀賞を受賞しました。当金庫の営業エリア内の名所、行事、特産品などのイ
ラストを全て描き起しのデザインで表現した作品です。昨年も同部門にて優秀賞を受賞し
ており、
2年連続での受賞となりました。
ちびっこ絵画展開催
(平成27年5月)
9
夏休みリサイクルアイデア展開催
(平成27年10月)
米子がいな祭り
(平成27年8月)
10
YONAGO
SHINKIN
2016
総代会制度について
3 . 第94期通常総代会の決議事項
第94期通常総代会において、
次の事項が付議され、
それぞれ原案のとおり了承されました。
1 . 総 代 会 制 度
信用金庫は、
会員同士の
「相互信頼」
と
「互恵」
の精神を基本に、
会員一人一人の意見を最大の価値とする協同組織金融機関です。
従って、
会員は、
出資口数に関係なく、
一人一票の議決権を持ち、
総会を通じて当金庫の経営に参加することとなります。
しかし、
当金庫では会員数が大変多く、
総会の
開催は事実上不可能です。
そこで、
当金庫では会員の総意を適正に反映し、
充実した審議を確保するため、
総会に代えて総代会制度を採用しております。
この総代会は、
決算、
取扱業務の決定、
理事・監事の選任等の重要事項を決議する最高意思決定機関です。
したがって、
総代会は、
総会と同様に、
会員一人ひとりの意見が当金庫の経営に反映されるよう、総代構成のバランス等に配慮し、選任区域ごとに総代候補者を選考する選考委員を
選任し、
会員の中から適正な手続きにより選任された総代により運営されます。
さらに、
当金庫では、
総代会に限定することなく、
お客さまカードの店頭設置、
電子メールや電話などによる意見・要望・苦情窓口の設置、
役職員に
よる日々の訪問活動など、
日常の事業活動を通じて、
総代や会員とのコミュニケーションを大切にし、
さまざまな経営改善に取組んでおります。
なお、
総代会の運営に関するご意見やご要望につきましては、
お近くの営業店までお寄せください。
〈 総代会は会員一人一人の意見を適正に反映するための開かれた制度です 〉
①総代会の決議により、会員の中から
選考委員を選任する
決算に関する事項、
理事・監事の選任等
重要事項の決定
当該総代候補者が選任区域の
総代定数の1/2未満
A、Bいずれか選択
A.他の候補者を選考
B.欠員
(選考を行わない)
(上記②以下の手続きを経て)
理事長は総代に委嘱
総代の氏名を店頭に1週間掲示
〈総代の属性別構成比〉
職業別
法人・法人役員80.3%、
個人事業主8.5%、個人11.1%
年代別
70代以上46.2%、
60代38.5%、
50代12.8%、
40代2.6%
業種別
(※)
製造業13.
3%、建設業16.
2%、
情報通信業1.
0%、運輸・郵便業1.
0%、
卸・小売業38.
1%、不動産業4.
8%、
各種サービス業25.
7%
※業種別の構成比は、
法人役員、
個人事業主に限る。
6
6
当該総代候補者が選任区域の
総代定数の1/2以上
・選任区域の会員数の1/3以上の会員
から異議の申出があった総代候補者
1
1
・会員から異議がない場合 又は
・選任区域の会員数の1/3未満の会員
から異議の申出があった総代候補者
2 0
2 0
③
総代の選任
E
E
(平成28年7月1日現在 五十音順、
敬称略)
R
R
お名前につきましては、
当事者の方の同意を得て掲載しております。
U
U
異議申出期間(公告後2週間以内)
S
S
左記掲示について日本海新聞及び山陰中央新報に掲載
O
O
総代候補者の氏名を、1週間店頭掲示
L
L
浅野 和男⑭ 浅野 眞一③ 浅野 俊雄⑭ 大島 末久③ 太田 亮⑫
奥田 薫② 加藤 勇③ 門脇 徳夫③ 木口 重樹① 組嶽 晶一⑨
古藤 年雄⑥ 小林 一夫① 坂本 庄一⑤ 寿山 誠司① 竹内 悟夫③
田中 道夫③ 坪内 孝満⑦ 中田 孝幸③ 中村 清司① 原 庸一⑦
福田 照三④ 福村 浩一③ 船来 捷⑥ 松原 一夫③ 森脇 寛②
渡部 憲生⑪
理事長に報告
C
C
選考委員が総代候補者を選考
(異議があれば申し立てる)
①資格要件
・当金庫の 会 員であること
②適格要件
・総代として相 応しい 見 識を
有していること
・良識をもって正しい 判 断が
できること
・人格・識 見に秀れ、当 金 庫 の
発展に寄 与できること
・その他、総 代として適 切と
思われること
第4区
松江市、
安来市、
出
雲市(旧佐田町、
多
26名
伎町、
湖陵町を除く)
隠岐郡
②
総代候補者
の選考
S
S
選考委員の氏名を店頭に掲示
会員が信任する。
総代候補者選考基準
18名
井木 久博⑩ 板谷 登祥④ 上村 忠史⑥ 宇田川 敏則⑤ 絹見 安史③
小林 昭一⑥ 提島 成一⑨ 篠原 昊⑭ 白根 睦朗⑤ 田宮 建彦⑥
野間田 節雄⑨ 秦 伊知郎② 原 偉夫④ 樋口 茂③ 藤谷 実道⑥
細田 耕治② 湊谷 義博④ 和田 秋男③
I
I
③上記②により選考された総代候補者を
第3区
鳥取県西伯郡、
日野郡、
東伯郡琴浦
町、
北栄町(旧北条
町を除く)
総代会の決議により、選任区ごとに会員のうちから選考委員を委嘱
D
D
を選考する。
総代候補者
選考委員の
選任
N
N
②その総代候補者選考委員が総代候補者
赤石 有平② 足立 統一郎⑪ 岡田 端⑪ 奥森 清② 柏木 啓介⑥
黒田 耕④ 庄司 尚史① 森脇 哲雄③
I
I
候補者選考委員を選任する。
8名
K
K
①総代会の決議により、会員の中から総代
①
N
N
基づき、
次の3つの手続きを経て選任されます。
境港市
地区を4つの選任地区に分け、各選任区域ごとに総代の定数を定める
I
I
そこで、
総代の選考は、
総代候補者選考基準に
第2区
総代が選任されるまでの手続きについて
H
H
の経営に反映する重要な役割を担っております。
65名
S
S
総代は、会員の代表として、会員の総意を当金庫
米子市
O
O
(2)
総代の選任方法
第1区
G
G
118人で、
会員数は14,931人です。
青砥 明宣⑮ 青戸 浩② 浅中 孝次⑤ 足立 英市⑤ 足立 史郎⑮
安達 哲也② 阿部 信行④ 伊坂 博③ 井上 園子③ 井上 万吉男⑬
上田 清美⑨ 上田 博久⑤ 宇田川 富美江④ 内田 幸男① 梅林 哲朗⑦
浦辺 千晶② 岡本 日出夫⑧ 尾沢 三夫⑥ 越智 勤⑧ 笠岡 範之②
金山 博眞④ 河崎 睦男⑦ 河端 明彦② 栗原 達郎⑤ 越河 務⑧
小西 慶太③ 小林 恵子③ 佐久間 信② 柴野 憲史④ 島津 捷一⑤
清水 康之⑤ 須山 修次④ 高橋 孝之① 田口 立身④ 田本 寛光⑤
鶴田 陽介③ 土井 一朗② 永島 清孝③ 中島 太郎② 永島 正道①
長田 明子② 永見 吉平⑤ 難波 収② 野津 一成⑧ 波多野 和雄④
羽子田 靖彦④ 判澤 正大② 廣江 智① 福本 昌子③ 本田 幸正⑥
舞立 嘉之⑦ 益尾 忠蔵⑤ 松浦 常明② 松田 恒勇④ 松浪 昭二②
松本 啓② 松本 雄次⑦ 三島 美博② 持田 光雄⑦ 望月 眞彦⑤
森脇 孝① 柳谷 由里① 山根 宏典① 八幡 清志① 吉岡 朋美⑥
A
A
なお、平成28年3月31日現在の総代数は
氏 名
N
③総代候補者氏名を店頭
に掲示し、
所定の手続き
を経て、会員の代表と
して総代を委嘱
N
各選任区域ごとに定められております。
人数
O
O
・総代の定数は、
120人で、
会員数に応じて
11
総 代
選任区域
会員の総意を
適正に反映する
ための制度
2 . 総 代 と そ の 選 任 方 法
・総代の任期は3年です。
※氏名の後の数字は総代への就任回数
Y
Y
総代候補者
②選考基準に基づき
総代候補者を選考
(1)
総代の任期・定数
4 . 総代の氏名等
総代会
会 員
選考委員
①報告事項
第94期(平成27年4月1日から平成28年3月31日まで)業務報告、貸借対照表及び損益計算書の内容報告について
②決議事項
第1号議案 剰余金処分案の承認について
第2号議案 定款の一部変更について
第3号議案 総代候補者選考委員の選任について
第4号議案 会員の除名について
第5号議案 任期満了に伴う理事及び監事の選任について
第6号議案 退任役員に対する退職慰労金の贈呈について
上記議案は原案どおり承認可決されました。
平成28年6月 第94期通常総代会
12
組 織 と 役 員
米 子 信 用 金 庫 の あ ゆ み
平成28年7月19日現在
米子信用金庫機構図
総
代
理
監
事
会
理
常勤監事・非常勤監事
事
沿 革
大正 11年 12月
信用組合」設立認可
会
事
産業組合法による
「有限責任米子
17年 3月
10月
坂口豊蔵 初代組合長に就任
長
昭和 7年 3月
坂口惣五郎 第二代組合長に就任
14年 4月
仙田定太郎 第三代組合長に就任
18年 10月
市街地信用組合法により
「米子信
常勤理事・非常勤理事
青砥喜三郎 第四代組合長に就任
26年 10月
信用金庫法に基づく
「米子信用金
27年 10月
営業地区を拡張し鳥取県東伯郡を
取扱開始
溝口支店、
南支店へ統合
9月
中小企業金融公庫
(現
(株)
日本政策金融
PBC米原支店リニューアルオープン
公庫)の証券化支援業務を活用した
CLO
(ローン担保証券)
の取扱い実施
19年 1月
加える
常 勤 理 事
内国為替業務開始
32年 4月
安来信用金庫を合併
(安来信用金
業務提携
3月
(本町支店・境港支店)
び島根半島の一部を加える
20年 9月
御来屋支店、
淀江支店へ統合
本店新築移転
(旧本店を本町支店
21年 9月
駅前支店、
本町支店へ統合
米原支店、
本店パーソナルバンキングセンター
栄町全域と島根県八束郡宍道町を
消費者金融無料相談窓口設置
22年 1月
金融円滑化対応相談窓口設置
第1回山陰しんきんビジネスフェア開催(米子市)
6月
西支店新築移転オープン
中国地区共同事務センターに加盟
9月
東支店、
本店営業部東出張所へ変更
青砥喜三郎 会長に就任
O
12年 6月
青砥順 会長に就任
「よなごしんきんでんさいサービス」取扱開始
スポーツ振興くじ払戻業務開始
7月
赤碕支店、
本店営業部赤碕出張所へ変更
損害保険窓口販売業務開始
8月
当金庫スポンサーテレビ番組「ぐっジョブ!」放映開始
NI
SA口座開設受付開始
「よなごしんきん地域応援ファンド」の取扱い実施
個人向け国債の取扱開始
15年 9月
外貨宅配サービスおよび外貨郵送
10月
第4回山陰しんきんビジネスフェア開催(出雲市)
買取サービス業務の取扱開始
12月
(地独)
鳥取県産業技術センターとの「連携協力に
(※1)
16年 1月
インターネットバンキングサービス開始
(※1)
6月
(※1)
鷲見 弘 第八代理事長に就任
9月
ローンセンター開設
役 員
理 事 長[代表理事]
常 務 理 事[代表理事]
常勤理事
常勤理事
常勤理事
13
青砥 隆志(※1)
河津 陽文
福井 雄三
御堂河内 哲
板垣 慶太
理
事
理
事
理
事
常勤監事
監
事
監
事
※1 信用金庫業界の「総代会の機能向上策等に関する業界申し合わせ」に基づく職員外理事です。
※2 信用金庫法第32条第5項に定める員外監事です。
並河 勉
坂口 清太郎
堀田 收
山﨑 武
川中 修一
宮永 秀昭
10月
「さんいんネットサービス」の開始
第3回山陰しんきんビジネスフェア開催(米子市)
26年 7月
関する協定書」の締結
27年 5月
9月
11月
(山陰の7信金と山陰合同銀行との
(※2)
CD・ATM利用手数料の無料化)
17年 1月
無利息型普通預金の取扱開始
皆生出張所
(北支店店舗内店舗)
、
北支店へ統合
6
15年 3月
1
10月
6
生命保険窓口販売業務開始
9月
11月
1
投資信託窓口販売業務開始
2 0
売掛債権担保融資保証制度取扱開始
7月
E
14年 1月
25年 2月
相続関連業務の媒介業務取扱開始
R
4月
しんきんATMゼロネッ
トサービス開始
東出雲支店
(旧揖屋支店)新築移転オープン
11月
U
本店営業部
店
赤碕出張所
支
店
店
本 町 支 店
東
支
支
南 出 張 所
西
北
弓ヶ浜 支 店
日野橋支店
淀 江 支 店
境 港 支 店
松江北支店
2 0
松 江 支 店
E
東出雲支店
R
安 来 支 店
U
12月
13年 3月
青砥隆志 第九代理事長に就任
東出張所を東支店へ、南支店を東支店南出張所へ変更
S
S
内海敏 第七代理事長に就任
9月
第2回山陰しんきんビジネスフェア開催(松江市)
O
郵貯ATMとの相互接続開始
東出張所新築移転オープン
L
L
11年 3月
10月
24年 6月
皆生出張所店舗内店舗化実施
C
鳥取県収入証紙小売りさばき業務開始
9月
S
国債等窓ロ販売業務開始
23年 7月
I
6月
平成 7年 3月
青砥順 第六代理事長に就任
「よなごしんきんポイントカード」取扱開始
D
藤原孝太 第五代理事長に就任
58年 5月
皆生支店、
北支店皆生出張所へ変更
12月
N
営業推進課
バン キ ン グ セ ン タ ー
パ ー ソ ナ ル
シス テ ム 管 理 課
業務集中課
課
︵代理貸等代理業務含む︶
事
事務企画課
人
課
コン プ ラ イ アン ス 課
務
︵お客さま相談窓口︶
総
課
課
書
理
課
秘
管
査
資産査定課
審
事業支援課
財 務 課
C
課
S
総合企画課
I
査
D
SEチーム
監
N
54年 5月
I
I
しオンライン開始
K
3月
加える
N
平田市、
簸川郡斐川町、
大社町を
I
K
52年 2月
営業地区を拡張し、
島根県出雲市、
H
51年 6月
出張所へ変更
12月
S
営業推進部
業務管理部
人事総務部
審査管理部
部
N
事業支援部
I
総合企画部
査
H
戦略営業室
監
S
加える
O
旗ヶ崎支店、
西支店へ統合
営業地区を拡張し鳥取県東伯郡大
G
として開設)
A
O
46年 9月
営業地区を拡張し隠岐島全域およ
商店街創業相談窓口を設置
N
44年 10月
(大阪市信用金庫 他3金庫)
5月
O
33年 6月
アレンジャーとして信金業界における
広域型シンジケートローン組成
庫本支店を安来支店、
荒島支店、
揖屋支店として引き継ぐ)
(株)
エフアンドエムと信用金庫代理
Y
自己査定委員会
G
コンプライアンス委員会
A
リスク管 理 委 員 会
N
ALM 委 員 会
O
金 利 委 員 会
Y
そ の 他 委 員 会
29年 5月
特定社債
(保証協会保証付)
引受事務
7月
庫」に改組
常 務 理 事
常 勤 理 事 会
23年 5月
ローンセンター、
米原支店に移転
オープン
(土日営業開始)
18年 3月
用組合」に改組
会
お客様相談室の開設
地方創生に関する金庫内体制の整備
運転免許証自主返納者への金利優遇制度導入
北支店新築移転オープン
「よなごしんきん地方創生CLOローン」取扱
28年 1月
3月
ジュニアNISA取扱開始
「よなごしんきん地方創生ファンド」取扱
14
YONAGO
SHINKIN
2016
商品・サービスのご案内
預金の種類
期 間
出し入れ自由
スーパー定期
1か月・3か月・6か月・
1年・2年・3年・4年・
5年の自動継続
大口定期預金
期日指定定期預金 3年の自動継続
1円以上
1万円以上
(ただし大口定期は
1千万円以上)
変動金利定期預金 1年・2年・3年の自動継続
6か月∼60か月
毎月3千円以上
C
大口定期預金
1か月以上5年以内
1千万円以上
大口資金を高利回りに運用いただけます。
L
変動金利定期預金
1年以上3年以内
100円以上
6か月毎に利率が変動する定期預金です。お利息は
6か月毎の複利計算
(個人のお客さまに限ります)。
1年・2年・3年・4年・5年
1人最高300万円まで
当金庫に年金のお受取りを指定または予約していただいて
いる方を対象に定期預金利率を優遇いたします。
S
H
I
I
I
S
O
S
U
優遇金利定期預金
「えび寿300」
10,000円以上
法人、個人事業主さま向け消費税納付準備専用の定期
積金です。
3年以上
100円以上
給料・ボーナスからの天引きで、
財産づくりに有利です。
5年以上
100円以上
6
消費税専用定期積金
6か月∼1年以内
「納め上手」
財 形 預 金
15
一般財形預金
財形年金預金
財形住宅預金
※詳しくは、
当金庫の窓口でお尋ねください。
退職後の生活に備えて
マイホームの資金づくりに
財形年金と財形住宅を合
わせて550万円まで非課税
です。
自由です。
(事業資金は除きます)
おまとめローン
本人及び家族の借入金のとりまとめ資金
ゆとりローン
借入金のとりまとめ資金、
自由資金
自由です。
(おまとめ資金、
事業資金にもご利用いただけます)
500万円以内
500万円以内
1,000万円以内
10年以内
10年以内
担保:必要ありません
保証会社の保証
:原則必要ありません
15年以内 担保
保証会社の保証
担保:融資金額500万円以下
1,500万円以内 融資金額
(自由資金:50万円以内) 500万円以下:15年以内 原則不要
(事業資金は300万円以内) 501万円以上:20年以内 保証会社の保証
融資金額
500万円以内 300万円以下:7年以内 担保:必要ありません
301万円以上:10年以内 保証会社の保証
事業者向けローン
ローンの種類
お使い道など
無担保スピードローン
中小企業・個人事業主の方の設備・運転資金に
ご利用いただけるローンです。
事業者当座貸越
中小企業・個人事業主の方の設備・運転資金に
ご利用いただける当座貸越のローンです。
ご融資金額
ご返済期間
法人:
1,000万円以内
個人事業主:
300万円以内
5年以内
担保・保証人
担保:必要ありません
保証人:
法人 原則代表者1名
個人事業者 原則不要
担 保:5,000万円以下不要
事業規模等
2年以内 保証人:
法人 代表者の保証が必要
により設定
(更新可能) 個人事業者 原則不要
保証協会保証付
事業者カードローン
中小企業・個人事業主の方の設備・運転資金に
ご利用いただける当座貸越のカードローンです。
担 保:原則必要ありません
2年以内 保証人:
2,000万円以内
法人 代表者の保証が必要
(更新可能) 個人事業者 原則不要
保証協会保証付
担 保:原則不動産担保
保証人:
法人 原則代表権限を
有する方1名以上
個人事業者
原則経営に直接的
に関与する方
事業者向けワイドローン
中小企業・個人事業主の方の設備・運転資金に
ご利用いただけるローンです。
地方公共団体制度融資
県および市町村で制度化している中小企業のみなさま向けの融資をお取扱いしております。
5,000万円以内
25年以内
6
生活設計、
目的に合わせた資金づくりに最適です。
フリーローンプラス
SAKU2ローン
1
1
1千円以上
6か月∼60か月
3年以内
(更新可能) 担保:必要ありません
保証会社の保証
2 0
2 0
スーパー積金
300万円以内
50万円以内
カードローン楽円くん
快決くん
500万円以内
E
E
1,000円以上
分割預入毎に一口の期日指定定期預金としてお預かり
します。
預入方法は普通預金等からの自動振替。
お利息は、1年毎の複利計算。
マル優もご利用いただけ
ます。
1年経過後はお引出し自由、
一部引出しもできます。
積立式期日指定定期預金
積立期間の定めは
(エンドレス型)
愛称:DANDAN積定 ありません
カードローンプレミア
担保:必要ありません
しんきん保証基金の保証
100万円以内
自由です。
(事業資金は除きます)
担保:必要ありません
しんきん保証基金の保証
R
R
セレモニー定期預金 1年
生前に葬儀費用の手当てを済ませておきたい意向の
10万円以上1,000万円未満 ある方のニーズに対応するため、
地元葬儀会社、
専門家と
(葬儀費用相当額まで)
提携した専用商品です。
カードローンきゃっする500
16年以内
U
お利息は一年毎の複利計算。
マル優もご利用いただけま
す。
1年経過後はお引出し自由、
一部引出しもできます。
カードローン
1,000万円以内
S
100円以上300万円未満
大学・大学院・短期大学、専修学校、各種
学校、高等学校、高等専門学校等の入学
金・授業料等の学資金。
1子あたり 卒業時より 担保:必要ありません
300万円以内 証書貸付 しんきん保証基金の保証
10年以内
O
1年以上3年以内
教育カードローン
L
D
期日指定定期預金
担保:必要ありません
しんきん保証基金の保証
C
個人のお客さまの期間3年以上のお利息は6か月毎に複利
計算する有利な預金です。
マル優もご利用いただけます。
10年以内
S
100円以上
1,000万円以内
I
1か月以上5年以内
自動車購入および諸費用・免許取得・車検・
修理費用にご利用いただけます。
D
N
スーパー定期
カーライフプラン
N
商取引にご利用いただく、小切手・手形の支払いのため
の預金です。
担保:必要ありません
しんきん保証基金の保証
I
1円以上
20年以内
K
出し入れ自由
2,000万円以内
N
K
当座預金
住宅の購入、
新築、
建て替え、
増改築等
住宅に関する資金としてお使い下さい。
I
まとまった資金を短期間にムダなく活かせます。
無担保住宅ローン
H
1万円以上
適用利率は、固定型と変動型の選択が可能です。
担保:土地・建物
35年以内 保証会社の保証
S
7日以上
固定・変動金利選択型
10,000万円以内
O
通知預金
適用利率は、一定基準に従って自動的に変更されます。
G
納税に備えるための預金で、
お利息には税金がかかりま
せん。
変動金利型
教育プラン
フ リ ー ロ ーン
ご入金は自由
お引き出しは原則とし 1円以上
て納税のみ
O
納税準備預金
N
G
1円以上
担保・保証人
A
A
出し入れ自由
ご返済期間
N
N
貯蓄預金
お預入れ残高が多いほど金利が有利です。
普通預金から
資金を移動させるスイングサービスもご利用いただけます。
ご融資金額
O
1円以上
お使い道など
Y
O
出し入れ自由
普通預金と定期預金および定期積金をセットして、
「貯め
る・受取る・支払う
・借りる」の四つの機能があります。公共
料金の自動支払口座として、
また給与・年金等の自動受
取りなど家計簿がわりにご利用いただけます。
また、
いざ
というときには総合口座にお預入れの定期預金と定期積
金掛込み残高の合計の90%、最高200万円まで自動融
資をご利用いただけます。
キャッシュカードをセットされると
便利です。
キャッシュカードはデビットカードの加盟店でお
買い物代金等のお支払いにご利用いただけます。年金
の受取りを指定いただきますと、①毎年お誕生日プレゼン
ト、
②定期預金優遇金利の特典がございます。
預金保険制度により全額保護されます。
公共料金等の自動支払いや給与、年金、配当金、公社
債元利金等の自動受取りの決済用口座としてご利用い
ただけます。個人のお客さまについては、総合口座の
お取扱もできます。
Y
無利息型普通預金
(決済用預金)
特 色
ローンの種類
カ ー ド ロ ーン
スーパー積金
(平成28年7月1日現在)
教 育 ロ ーン
総 合 口 座
普通預金
お預入れ金額
個人向けローン
住宅ローン
預金業務
貸出業務
※ローン商品には変動金利商品のように、
お客さまの予想に反して金利が上下するものもございますので、
ご利用に当たっては当金庫の窓口や営業担当者に
お尋ねになるなど、
よくご確認のうえご利用ください。 16
主 な 手 数 料 一 覧
内国為替業務
○振込手数料(1件につき)
手形・小切手などをお取り立てし、
ご指定の口座に入金します。
付帯業務・その他のサービス
振替扱い
他行宛
代金取立
振替扱い
本支店宛
当金庫の本支店、
全国の金融機関へ振込やご送金を確実にスピーディにお取扱いいたします。
同一店内
振込・送金
振替扱い
内 容
外貨両替
外国通貨の両替を取り扱っていますので、海外旅行にご利用下さい。
また、
お持ち帰りの外貨を
日本円に両替いたします。
外貨宅配・郵送買取サービス
当金庫ホームページよりお申し込みいただけば、三井住友銀行が宅配業者等を利用して外国
通貨を代金引替で交付
(宅配)
、
または買取り、
買取代金をお客さまの口座に振り込むサービスです。
代理業務貸付
信金中央金庫、住宅金融支援機構、
(株)
日本政策金融公庫、
(株)商工組合中央金庫、
中小企
業基盤整備機構、福祉医療機構など。
債務保証
一般の債務保証及び公共工事金銭保証を行っています。
公共債の窓口販売
公共債(個人向け国債、
地方債)
のお申し込みを窓口で取扱っています。
収入証紙の販売
鳥取県収入証紙を当金庫の鳥取県内の各支店でお買い求めできます。
給与、
ボーナス、
年金、
配当金などがご指定の預金口座に自動的に振り込まれます。
自動支払
公共料金、
保険料、
クレジット代金等が一度お手続きいただくだけで、
ご指定の預金口座から自動的
に支払われます。
H
I
N
K
I
N
D
I
S
C
3万円未満
3万円以上
3万円未満
3万円以上
3万円未満
3万円以上
3万円未満
3万円以上
3万円未満
3万円以上
3万円未満
3万円以上
法人インターネット
バンキング
個人インターネット
バンキング
モバイルバンキング
テレホンバンキング
FB・HB
特定社債の引受
中小企業特定社債保証制度に基づき、
特定の社債の共同保証・財務代理人受託・総額引受等の
取扱いをしております。
鳥取県及び島根県国民年金基金への加入申出の受理業務を行っております。
108円
108円
無 料
無 料
54円
54円
108円
108円
無 料
無 料
108円
216円
108円
216円
432円
540円
324円
432円
無 料
無 料
54円
54円
108円
216円
108円
216円
108円
216円
108円
216円
432円
540円
432円
540円
324円
432円
324円
432円
他手形交換所内
○送金手数料(1件につき)
当金庫本支店宛
他行庫宛
当金庫本支店宛
他行庫宛
当金庫本支店宛
他行庫宛
216円
432円
648円
○証明書発行手数料(1件につき)
残高証明書
当金庫所定用紙
216円
上記以外の用紙
1,080円
融資証明書
10,800円
○組戻・不渡手形返却手数料(1件につき)※
組戻手数料
不渡手形返却料
432円
648円
864円
※指定の手数料を超える費用を要する場合は、
その実費を申し受けます。
○CD・ATM利用手数料(1回当たり)
キャッシュカードの種類
ご利用時間帯等
平
日
土 曜 日
日曜日・祝日
1.
当金庫のカード
2.
全国の信用金庫のカード※
山陰合同銀行のカード
※一部の信用金庫を除く
平
土
日
曜
日曜日・祝日
平
3.
上記1.
2.
以外のカード
(ゆうちょ銀行 他)
日
土
日
曜
日
日曜日・祝日
午後6時まで
午後6時以降
午後2時まで
午後2時以降
午後6時まで
午後6時以降
午後2時まで
午後2時以降
○両替手数料
両替枚数
1∼50枚
51∼100枚
101∼500枚
501∼1,000枚
1,001枚以上
無 料
無 料
無 料
無 料
108円
無 料
108円
108円
108円
216円
108円
216円
216円
他行との共同コーナーご利用の場合
108円
午後6時以降
108円
午後2時以降
108円
108円
午後6時まで
216円
午後6時以降
216円
216円
6
6
信金中央金庫が契約している投資信託会社のファンドからお選びいただけます。
無 料
1
1
投資信託の窓口販売
無 料
2 0
2 0
住宅ローン用長期火災保険及び住宅ローン・住宅融資用債務返済支援保険、死亡保険付個人年金保険
(定額及び変額保険)、医療・がん保険、定期保険、終身保険、学資保険等の窓口販売を行っています。
無 料
E
E
海外送金や輸出入の貿易取引を信金中央金庫を通じて取扱っています。
無 料
R
R
外国為替
無 料
U
U
メールオーダーサービス
普通預金口座の開設や、住所変更の手続きが郵送でできるサービスです。
ご来店いただくこと
なくお手続きをしていただけるため、営業時間内にご来店が難しいお客さまやお近くに店舗窓口
が無いお客さまにもご利用いただけます。
無 料
○代金取立手数料(1件につき)※
同一手形交換所内
(手形のみ)
他 行 宛
非会員
会 員
324円
324円
540円
540円
S
S
インターネットによる投資信託の買付・解約、残高照会・取引履歴照会、
および顧客宛帳票の電子
交付ができます。
本 支 店 宛
非会員
会 員
54円
54円
108円
108円
O
O
投信インターネットサービス
同 一 店 内
会 員
非会員
L
L
お客さまのパソコンからインターネットを利用して、
オフィスやご自宅で取引口座の残高・取引明細の
インターネットバンキング(法人用) 照会・振込・振替がリアルタイムにできます。
また、
総合振込・給与振込・口座振替等の大量データを
一括送信することができます。
※( )
の店舗名は取扱店舗
17
※視覚障がいまたはその他の障がいのある、ATMのご利用が困難なお客さまに対しては、窓口受付の手数料をATM扱いの手数料と同一とさせて
いただきます。
定額自動送金
振込・振替、
定期預金の
インターネットバンキング(個人用) お客さまのパソコン・携帯電話機・スマートフォンからインターネットを利用して、
預入・解約や残高照会・入金明細照会ができます。
1,080円
C
自動受取
1,080円
S
学費や家賃、駐車場料金の支払など、振込先を登録いただくことにより、
ご指定の日に自動的に
お支払い口座から払い出し、
ご指定の口座に振込します。
540円
756円
I
自動振込サービス
648円
864円
216円
324円
216円
432円
540円
756円
216円
324円
432円
648円
540円
756円
D
ATMをご利用になりますと、
窓口振込より手数料が安くお振り込みができます。平日15時以降は予
約振込もできます。
540円
N
ATMによる振込
540円
I
デパート、
商店など
(J-Debit加盟店)
でお買い物をする場合に当金庫のキャッシュカードでお支払い
いただけます。
無 料
K
デビットカード
無 料
N
しんきんVI
SA・
JCBカード等をお取扱いしております。
CD・ATMでキャッシュサービスが受けられます。
216円
432円
I
S
クレジットカード
216円
432円
H
全国の信用金庫のどの支店でもキャッシュカードによるお引き出しおよびお預け入れができます。
また、
銀行、
ゆうちょ銀行、
農協、
セブンイレブン、
ローソン、
イオン銀行等でのお引き出し、
残高照会ができます。
無 料
216円
S
O
キャッシュ・サービス
無 料
216円
O
所得税、
自動車税、
固定資産税、
県市町村民税、
社会保険料等のお払い込みができます。
432円
G
A
公金の収納
現金扱い
432円
A
静脈認証制度採用(山陰地区初)
による万全のセキュリティ。
(米原出張所)
(境港支店は、従来型貸金庫)
現金扱い
無 料
N
N
貸金庫
現金扱い
無 料
O
売上代金など営業時間外でも安全に保管いたします。
年中無休でお取扱いしております。
3万円未満
3万円以上
3万円未満
3万円以上
3万円未満
3万円以上
3万円未満
3万円以上
3万円未満
3万円以上
3万円未満
3万円以上
ATM利用
非会員
会 員
Y
O
夜間金庫
G
Y
スポーツ振興くじ当せん券の払戻 スポーツ振興くじの当せん券の払戻しを行っています。
(本店営業部、
本町支店、
西支店)
国民年金基金取次業務
窓 口 受 付
会 員
非会員
108円
54円
324円
216円
振 込 金 額
内 容
損害・生命保険の窓口販売
(平成28年7月1日現在)
○その他手数料
窓口両替
無 料
216円
324円
756円
1,080円
両替機利用
無 料
200円
400円
600円
※窓口両替の枚数基準は、
お持込枚数またはお受取枚数の
いずれか多い方の枚数です。
※両替機利用の場合、
1回のお受取枚数は1,500枚までです。
約束手形帳(50枚)
為替手形帳(25枚)
小切手帳(50枚)
自己宛小切手(1枚)
通帳・カード再発行手数料
非会員
会員
648円
540円
540円
324円
1,080円
432円
216円
972円
(注)
上記手数料には、
消費税8%相当額が含まれています。
18
リス ク 管 理 に 関 す る 体 系 図
コンプライアンス委員会
理事会
監事会
常勤理事会
常勤監事
リスク管理委員会
緊急対策本部
監査部
YONAGO
SHINKIN
DISCLOSURE 20 1 6
信用リスク
リスク管理について
ALM委員会
(総合企画部)
オペレーショナル・リスク
流動性リスク
ALM委員会
(総合企画部)
事務リスク
システムリスク
法務リスク
評判リスク
その他のリスク
業務管理部
業務管理部
人事総務部
営業推進部
総合企画部
Y
Y
主管部署
N
N
A
A
I
I
N
N
D
D
I
I
S
S
C
C
L
L
O
O
S
S
U
U
R
R
E
E
2 0
2 0
1
1
6
6
リスク・ウェイトとは、債権の危険度を表す指標であり、
自己資本比率を算出する際のリスク・アセット額を求めるために
使用する資産毎の掛目のことです。
自己資本比率の算出方法の中で標準的手法(あらかじめ定められたリスク・ウェイトを
使用する手法)を採用する金融機関については、
リスク・ウェイトの判定に適格格付機関の付する格付
(外部格付)
の区分
毎に定められたリスク・ウェイトを使用することになります。
当金庫は標準的手法を採用しており、
保有する資産の一部
(有価
証券等)
について以下の4機関の格付をリスク・ウェイトの判定に使用しております。
K
K
■リスク・ウェイトの判定に使用する適格格付機関
N
N
1.
健全経営
健全かつ安定した経営を行うため、統合的リスク管理を基本とした資産・
負債の総合管理を徹底し、
自己資本の充実に努めております。
2.
リスクコントロール
リスクの特性に応じ、
分散化、
極小化等リスクコントロールを行っております。
3.
適切なリスク管理
統合的なリスク管理の徹底により、
リスクの総量が当金庫の体力を上回らない
よう適切に管理しております。
4.
安定収益の確保
統合的なリスク管理の徹底により、
リスクに見合った適切な収益を確保する
とともに収益の安定化を図っております。
I
I
金融の自由化、
グローバル化が進み、金融サービスや金融業務が多様化・
高度化してくる一方で、情報技術の進展に伴う金融業務の機械化等により、
さまざまなリスクが増大してきています。
当金庫は、
「リスク管理の徹底」を経営の最重要課題として取組み、経営
の健全性の維持と適正な収益確保に努めております。
「リスク管理規程」
や
「リスク
管理要領」等を制定し、
リスク毎の管理部署を定めリスク管理態勢の整備を
図っております。
さらに、
「リスク管理委員会」
を設置し、
リスクの把握と適切な
管理に努めております。
また、金融庁検査や日本銀行考査も定期的に実施
されております。
H
H
リス ク 管 理 の 体 制 に つ い て
信用リスクとは、
お取引先(貸出先)
の財務状況の悪化などにより、融資の回収(元金・利息)が困難となり、
当金庫が
損失を被るリスクのことです。
当金庫では、
信用リスクを当金庫が管理すべき最重要なリスクであるとの認識の上、
与信業務の基本的な理念・規範等を
明示した「クレジットポリシー」を制定し、
広く役職員に理解と遵守を促すとともに、
信用リスク管理の徹底を図っております。
融資の審査・管理においては、
貸出資産の健全性を確保するために、
審査管理部門と営業推進部門を分離し、
厳格
な審査態勢をとるとともに、相互に牽制が働く体制としています。信用リスクの評価は、小口多数取引の推進によるリスク
分散の他、
特定業種や大口与信先への与信集中によるリスクを制御するため、
定期的にモニタリングを行い、
さまざまな
角度から分析を加え、
その結果をリスク管理委員会で審議しております。
また、
当金庫では、
信用格付システムや不動産
評価システムの導入等を行い、
信用リスク計測における精緻化を図っております。
信用コストである貸倒引当金については、法令等に基づき適切で厳格な引当を実施して万一に備えています。一般
貸倒引当金にあたる正常先、
その他要注意先、要管理先については、債務者区分ごとの債権額にそれぞれ貸倒実績
率に基づいた予想損失率を乗じて算出しております。
また、
個別貸倒引当金については、
破綻懸念先、
実質破綻先及び
破綻先ともに、
担保・保証による回収見込額を除いた未保全額を算出し、
その全額を個別貸倒引当金として計上しており
ます。
なお、
それぞれの結果については監査法人の監査を受けるなど、
適正な計上に努めております。
S
S
自己資本の充実の状況等
■リスク管理の方針及び手続きの概要
O
O
信 用 リス ク に 関 す る 事 項
G
G
19
O
O
RISK MANAGEMENT
審査管理部
市場リスク
1.格付投資情報センター
(R&I)
2.日本格付研究所
(JCR)
3.スタンダード・アンド・プアーズ・レーティング・サービシズ
4.ムーディーズ・インベスターズ・サービス・インク
20
■信用リスクに関するエクスポージャー及び主な種類別の期末残高
<地域別・業種別・残存期間別>
(単位:百万円)
信用リスクエクスポージャーの期末残高
(単位:百万円)
平成27年度
適格金融資産担保
保 証
U
U
R
R
E
E
2 0
2 0
(注)1.当金庫は、適格金融資産担保について簡便手法を用いております。
2.エクスポージャーの額は、信用リスク削減手法が勘案された部分を記載しております。
3.保証を適用している主要な保証人の種類は、中央政府、地方公共団体、外国の中央政府(以上リスク・ウェイト0%)及び消費者ローン・住宅ローンの信用保証機関
(適格格付機関による外部格付に基づくリスク・ウェイト20%等)などです。
S
S
2,451
̶
14
3,522
987
̶
0
266
O
O
14
̶
1,065
1,846
137
63
̶
20
L
L
7,243
3,190
̶
379
2,773
̶
̶
0
12
C
C
3,148
13
̶
1,122
1,805
169
63
̶
42
S
S
6,356
I
I
3,216
D
D
信用リスク削減手法が適用された
エクスポージャーの額
①ソブリン向け
②金融機関向け
③法人等向け
④中小企業等・個人向け
⑤抵当権付住宅ローン
⑥不動産取得等事業向け
⑦3ヵ月以上延滞等
⑧その他
平成26年度
適格金融資産担保
保 証
N
N
ポートフォリオ
信用リスク削減手法
I
I
■信用リスク削減手法が適用されたエクスポージャーの額
K
K
1
1
6
6
格付無し
50,859
13,469
10,848
15,484
̶
568
22,068
45,138
155
213
̶
̶
N
N
̶
̶
38,402
̶
300
4,205
̶
̶
̶
̶
̶
̶
201,714
I
I
平成27年度
H
H
格付有り
S
S
0%
10%
20%
35%
40%
50%
75%
100%
150%
250%
1,
250%
その他
合 計
エクスポージャーの額
O
O
製
造
業
農 、 林 、 漁 業
建
設
業
情
報
通
信
業
運 輸 業 、郵 便 業
卸 売 業 、小 売 業
金 融 業 、保 険 業
不
動
産
業
宿
泊
業
飲
食
業
生活関連サービス業、娯楽業
教 育・学 習 支 援 業
医
療
、 福
祉
そ の 他 の サ ー ビ ス
個
人
そ
の
他
合 計
告示で定める
リスク・ウェイト
区分
(%)
G
G
業種区分
個別貸倒引当金
貸出金償却
期末残高
平成26年度 平成27年度 平成26年度 平成27年度
387
0
121
0
̶
̶
̶
̶
867
53
873
64
5
̶
3
̶
7
34
̶
0
353
16
129
42
̶
̶
̶
̶
916
1
403
7
̶
38
̶
17
36
9
22
0
146
4
34
2
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
83
21
77
7
10
0
16
10
22
̶
15
̶
2,837
180
1,697
152
A
A
■業種別の個別貸倒引当金残高及び貸出金償却 ■リスク・ウェイトの区分ごとの
(単位:百万円) エクスポージャーの額等 (単位:百万円)
なお、当金庫では、融資判断に際し、資金使途、返済原資、財務内容、事業環境、経営者の方の資質など、様々な
角度から可否の判断をしており、担保や保証による保全措置は、
あくまでも補完的な位置付けとして認識しております。
したがって、
担保または保証に過度に依存しないような融資の判断姿勢に徹しております。
ただし、
判断の結果、
担保または
保証が必要な場合には、お客様への十分な説明とご理解をいただいた上で、
ご契約いただくなど適切な取扱いに
努めております。
N
N
(注)
1.オフ・バランス取引はデリバティブ取引を除く。
2.
「3ヵ月以上延滞エクスポージャー」
とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3ヵ月以上延滞している債務者に係るエクスポージャーのことです。
3.上記の「その他」は、裏付となる個々の資産の全部又は一部を把握することが困難な投資信託等および業種区分に分類することが困難なエクスポージャーです。
具体的には、現金、有形固定資産などが含まれます。
4.
CVAリスクおよび中央清算機関関連エクスポージャーは含まれておりません。
5.業種別区分は日本標準産業分類の大分類に準じて記載しております。
1.
適格金融資産担保
定期預金及び定期積金を担保としている貸出金について、担保額を信用リスク削減額としております。担保額は
貸出債権残高を上限とし、
定期預金は元金、
定期積金は掛込残高の範囲内としております。
2.
貸出金と自金庫預金の相殺
信用リスク削減の計算上、貸出先毎に貸出金と担保に供していない預金の一部を相殺しております。相殺に使用
する預金の種類は積立定期預金を除く定期預金及び定期積金とし、信用リスク削減額については、貸出金の残存
期間を上回る預金については全額を信用リスク削減額としておりますが、
貸出金の残存期間を下回る預金については
削減を行っておりません。
3.
保証
保証債権(保証される部分に限る)については、国、地方公共団体、政府関係機関等及び一定以上の格付が適格
格付機関により付与されている法人が保証している場合、
原資産及び債務者のリスク・ウェイトに代えて当該保証人の
リスク・ウェイトを適用しております。
O
O
貸出金、
コミットメント及び
3ヵ月以上延滞
債 券
その他のデリバティブ取引
エクスポージャー
以外のオフ・バランス取引
平成26年度 平成27年度 平成26年度 平成27年度 平成26年度 平成27年度 平成26年度 平成27年度
747
30,600
110,842
195,778
588
21,995
111,647
194,992
̶
6,042
̶
6,042
̶
6,722
̶
6,722
747
36,642
110,842
201,820
588
28,717
111,647
201,714
79
701
7,040
7,849
19
701
6,809
7,813
̶
̶
281
281
̶
̶
344
344
̶
100
242
352
̶
100
212
312
227
̶
9,041
9,041
109
̶
9,159
9,159
̶
̶
333
368
̶
̶
412
447
̶
̶
440
468
̶
̶
473
498
13
2,037
1,978
4,049
2
816
1,898
2,748
129
801
12,386
13,187
180
902
11,923
12,825
̶
20,832
5,462
26,691
̶
18,177
5,880
24,517
69
1,401
24,184
25,602
65
1,501
22,877
24,380
̶
̶
124
126
̶
̶
182
182
̶
̶
921
921
̶
̶
921
921
̶
̶
7,649
7,649
̶
̶
7,334
7,334
19
̶
2,626
2,626
9
̶
2,700
2,700
̶
̶
1,563
1,579
̶
̶
1,978
1,988
̶
̶
1,209
1,209
̶
̶
1,030
1,030
̶
̶
3,756
3,756
̶
̶
3,622
3,622
138
̶
4,050
4,052
118
̶
4,612
4,614
̶
10,768
9,535
20,303
̶
6,519
10,793
17,313
69
̶
18,015
18,015
82
̶
18,479
18,479
̶
̶
̶
53,688
̶
̶
̶
60,478
747
36,642
110,842
201,820
588
28,717
111,647
201,714
4,707
24,905
29,613
7,706
25,215
32,921
11,605
7,212
18,823
4,520
8,852
13,377
3,207
11,754
14,961
3,596
11,018
14,631
1,020
9,336
10,364
1,264
8,707
9,981
10,876
13,807
24,693
7,080
13,899
20,980
5,224
43,353
48,578
4,549
43,625
48,175
̶
473
54,786
̶
329
61,647
36,642
110,842
201,820
28,717
111,647
201,714
信用リスク削減手法とは、当金庫が抱えている信用リスクを軽減化するための措置をいい、信用リスク・アセット額を
算出する際、
信用リスクが低いと判断される資産について定められた方法により削減額を資産から控除することができる
手法のことです。
なお、信用リスク削減手法の適用に伴う信用リスクの集中に関しては、特に業種やエクスポージャーの種類に偏るこ
となく分散されております。
当金庫では、
信用リスク削減について以下の手法を採用しております。
Y
Y
エクスポージャー
区分
地域区分
業種区分
期間区分
国
内
国
外
地
域
別
合
計
製
造
業
農 、 林 、 漁 業
鉱業、採石業、砂利採取業
建
設
業
電気・ガス・熱供給・水道業
情
報
通
信
業
運 輸 業 、郵 便 業
卸 売 業 、小 売 業
金 融 業 、保 険 業
不
動
産
業
物
品
賃
貸
業
学 術 研 究 、専 門・技 術 サ ービス業
宿
泊
業
飲
食
業
生活関連サービス業、娯楽業
教 育・学 習 支 援 業
医
療
、 福
祉
そ の 他 の サ ービ ス
国・地方公共団体等
個
人
そ
の
他
業
種
別
合
計
1
年
以
下
1 年 超 3 年 以 下
3 年 超 5 年 以 下
5 年 超 7 年 以 下
7 年 超 10 年 以 下
10 年 超
期間の定めのないもの
残存期間別合計
信用リスク削減手法に関するリスク管理の方針及び手続きの概要
(注)
1.
格付は適格格付機関が付与しているものに限ります。
2.
エクスポージャーは信用リスク削減手法適用後のリスク・ウェイトに区分
しています。
3.
コア資本に係る調整項目となったエクスポージャー(経過措置による
CVAリスク及び中央清算機関関連エクスポー
(注)
1.
当金庫は、
国内の限定されたエリアにて事業活動を行っているため、
「地域別」の区分は 不算入部分を除く)、
ジャーは含まれておりません。
省略しております。
2.
業種別区分は日本標準産業分類の大分類に準じて記載しております。
3.
一般貸倒引当金、
個別貸倒引当金の期末残高及び期中の増減額については、
48ページに
掲載しております。
21
22
市 場 リス ク に 関 す る 事 項
■自己資本比率
(単位:百万円)
■リスク管理の方針及び手続きの概要
市場リスクとは、
金利、
有価証券等の価格、
為替等、
市場のリスク・ファクターの変動により、
保有する資産の価値が変動し損失を
被るリスクのことです。市場リスクには、金利変動に伴い損失を被る
「金利リスク」
と有価証券等の価格変動に伴って資産価格が
減少する
「価格変動リスク」、
外国為替相場の変動に伴って損失が発生する
「為替リスク」があります。
当金庫では、
市場リスクについて、
リスクを適正に把握し、
これを当金庫として取り得る許容範囲内に収めるとともに、
市場リスクの
管理と配分による適切な収益の確保を目的としております。
リスク・ファクターの変動については、
「ALM委員会」を設置し、
資産・負債のバランスを総合的に管理しております。具体的には、
金融動向と金利予測をベースに収益実績の管理、
収益シミュレーションの策定を行い、
その予測と実績の差異などを把握・検討し、
市場リスクや流動性リスクを管理しつつ資金調達・運用の効率化と適正収益の確保を図り、
協議内容についてはリスク管理委員会
へ、
また必要に応じて常勤理事会へ付議・報告しております。
リスク量については、
有価証券VaR、
金利リスク量及び株式・投資信託等の価格変動リスク量を計測し、
自己資本への影響度の
モニタリングを行い、
ポートフォリオの適正化を図っております。
流 動 性 リス ク に 関 す る 事 項
経過措置による
不算入額
平成27
年度
経過措置による
不算入額
コア資本に係る基礎項目 (1)
普通出資又は非累積的永久優先出資に係る会員勘定の額
4,402
4,701
うち、出資金及び資本剰余金の額
1,084
1,297
うち、利益剰余金の額
3,352
3,438
うち、外部流出予定額
(△)
33
34
うち、上記以外に該当するものの額
̶
̶
996
999
996
999
コア資本に係る基礎項目の額に算入される引当金の合計額
うち、一般貸倒引当金コア資本算入額
うち、適格引当金コア資本算入額
適格旧資本調達手段の額のうち、
コア資本に係る基礎項目の額に含まれる額
公的機関による資本の増強に関する措置を通じて発行された資本調達手段の額のうち、
コア資本に係る基礎項目の額に含まれる額
土地再評価額と再評価直前の帳簿価額の差額の45パーセントに相当する額のうち、
コア資本に係る基礎項目の額に含まれる額
コア資本に係る基礎項目の額 (イ)
̶
̶
1,800
1,600
̶
̶
343
299
7,543
7,599
コア資本に係る調整項目 (2)
証券化取引に伴い増加した自己資本に相当する額
̶
̶
̶
̶
負債の時価評価により生じた時価評価差額であって自己資本に算入される額
̶
̶
̶
̶
前払年金費用の額
̶
̶
̶
̶
自己保有普通出資等
(純資産の部に計上されるものを除く。)
の額
̶
̶
̶
̶
意図的に保有している他の金融機関等の対象資本調達手段の額
̶
̶
̶
̶
少数出資金融機関等の対象普通出資等の額
̶
̶
̶
̶
信用金庫連合会の対象普通出資等の額
̶
̶
̶
̶
特定項目に係る10パーセント基準超過額
̶
̶
̶
̶
うち、その他金融機関等の対象普通出資等に該当するものに関連するものの額
̶
̶
̶
̶
うち、モーゲージ・サービシング・ライツに係る無形固定資産に関連するものの額
̶
̶
̶
̶
うち、繰延税金資産
(一時差異に係るものに限る。)
に関連するものの額
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
うち、その他金融機関等の対象普通出資等に該当するものに関連するものの額
̶
̶
̶
̶
うち、モーゲージ・サービシング・ライツに係る無形固定資産に関連するものの額
̶
̶
̶
̶
うち、繰延税金資産
(一時差異に係るものに限る。)
に関連するものの額
̶
̶
̶
̶
O
N
A
G
O
S
H
オ ペレ ー ショナ ル ・リスクに 関 す る 事 項
K
■リスク管理の方針及び手続きの概要
I
N
コア資本に係る調整項目の額 (ロ)
7,526
7,586
自己資本
自己資本の額
(
(イ)
−
(ロ)
)
(ハ)
19
17
うち、繰延税金資産
47
3
うち、前払年金費用
̶
̶
△ 2,179
△ 2,056
うち、他の金融機関等向けエクスポージャー
̶
̶
̶
85,674
85,753
8.78%
8.84%
リスク・アセット等の額の合計額 (ニ)
自己資本比率
当金庫の平成28年3月期の自己資本比率は8.84%で、信用金庫等の国内で
業務を行う金融機関に課せられた最低の基準である4%を大きく上回る水準を
維持し、健全性は十分に確保されております。
自己資本比率
(
(ハ)
(ニ)
/
)
6
̶
1
信用リスク・アセット調整額
オペレーショナル・リスク相当額調整額
6
5,807
1
831
5,957
2 0
2 0
848
E
E
うち、上記以外に該当するものの額
オペレーショナル・リスク相当額の合計額を8パーセントで除して得た額
R
R
うち、無形固定資産
(のれん及びモーゲージ・サービシング・ライツに係るものを除く。)
U
U
79,946
△ 1,204
S
S
当 金 庫 の 自 己 資 本 比 率 に つ い て
79,716
△ 1,262
うち、経過措置によりリスク・アセットの額に算入される額の合計
O
O
本事項にて開示する諸計数は、信用金庫法第89条第1項において準用する銀行法第14条の2の規定に基づき、信用金庫が
その保有する資産等に照らし自己資本の充実の状況が適当かどうかを判断するために金融庁長官が定める基準に係る算式に
基づき算出しております。
なお、
当金庫は国内基準を採用しております。
信用リスク・アセットの額の合計額
L
L
自 己 資 本 の 構 成 に 関 す る 事 項
C
C
リスク・アセット等 (3)
S
S
13
I
I
16
D
D
オペレーショナル・リスクは、
業務運営上、
徹底して抑制・回避すべきリスクであり、
当金庫では「リスク管理の基本方針」を踏まえ、
「事務リスク」、
「システムリスク」、
「法務リスク」、
「評判リスク」の各リスクを含む幅広いリスクと考え、
管理体制や管理方法に関する
基本方針をそれぞれのリスクについて定め、確実にリスクを認識し、評価しております。
また、
これらのリスクに関しましては、
リスク
管理委員会において定期的に協議・検討を行うとともに、
必要に応じて常勤理事会に付議・報告しております。
リスクの計測に関しましては、
当面、基礎的手法を採用することとし、
同手法に基づく平成28年3月期のオペレーショナル・リスク
相当額は、
464百万円となりました。
特定項目に係る15パーセント基準超過額
N
̶
I
3
̶
K
2
̶
N
47
̶
I
11
適格引当金不足額
H
繰延税金資産
(一時差異に係るものを除く。)
の額
S
17
O
11
G
19
うち、のれん及びモーゲージ・サービシング・ライツに係るもの以外の額
A
̶
4
流動性リスクとは、
予期せぬ資金の流失により、
通常よりも著しく高い金利での調達を余儀なくされることにより損失を被るリスクの
ことです。
当金庫では、
市場流動性の状況を適切に把握し対応するとともに、
当金庫の資金調達・運用構造に即した適切かつ安定的な
資金繰り体制を目指すことを基本方針としております。
日々の資金繰りについては、
即時に換金できる流動性の高い資金(支払準備資産)が適正な水準を維持するよう管理するとともに、
毎月、資金繰りの状況について「ALM委員会」へ報告し、必要に応じて常勤理事会へ付議・報告しております。流動性資金の
確保に向けた緊急時の資金調達手段としては、信金中央金庫に資金を預けるなど十分な支払準備資産を確保するほか、資金
繰り状況に応じた対応策を「流動性危機対応マニュアル」において定め、
不測の事態に備えております。
17
N
̶
O
11
̶
うち、のれんに係るものの額
Y
19
Y
4
̶
N
無形固定資産
(モーゲージ・サービシング・ライツに係るものを除く。)
の額の合計額
I
■リスク管理の方針及び手続きの概要
項 目
平成26
年度
(注)
自己資本比率の算出方法を定めた「信用金庫法第89条第1項において準用する銀行法第14条の2の規定に基づき、信用金庫及び信用金庫連合会がその保有する資産等に
照らし自己資本の充実の状況が適当であるかどうかを判断するための基準(平成18年金融庁告示第21号)」に基づき算出しております。
なお、当金庫は国内基準を採用しております。
自己資本比率は、
金融機関の財務の健全性をみるための主要なバロメーターとなります。
当金庫の自己資本のほとんどが、
配当や
利払い等返済負担のないこれまでの利益の蓄積である「特別積立金」で占められ、
その額は2,826百万円であります。
今後も当金庫は、
健全経営に徹し収益力の強化を図りながら安定した自己資本の積上げを行っていき、強固な経営基盤を確立することが最も
重要な課題であると考えております。
23
24
自 己 資 本 の 充 実 度 に 関 す る 事 項
■信用リスク及びオペレーショナル・リスクの所要自己資本の額
項 目
リスク・アセット 所要自己資本額 リスク・アセット 所要自己資本額
3,188
3,214
26
352
1,273
551
228
364
26
50
341
79,946
80,986
584
9,252
31,911
15,470
5,368
8,039
542
1,528
8,287
3,197
3,239
23
370
1,276
618
214
321
21
61
331
2,875
115
2,625
105
1,663
66
1,918
76
636
3,364
ー
25
134
ー
532
3,211
100
21
128
4
ー
916
ー
36
ー
852
ー
34
△ 2,179
74
532
5,957
85,674
△ 87
2
21
238
3,426
△ 2,056
57
6
5,807
85,753
△ 82
2
0
232
3,430
20%
50%
100%
1,250%
自己資本控除
エクスポージャー残高
所要自己資本の額
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
0
3
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
(注)1.所要自己資本の額=エクスポージャー残高×リスク・ウェイト×4%
出 資 等 エ ク ス ポ ー ジャ ー に 関 す る 事 項
■リスク管理の方針及び手続きの概要
850
非上場株式等
832
̶
1,099
̶
1,664
832
1,949
850
合 計
16
̶
4
償却
̶
2
■貸借対照表で認識され、かつ、損益計算書で認識されない評価損益の額
証券化エクスポージャーのリスク・ウェイトの判定に使用する適格格付機関は以下の4機関を採用しております。
1.
格付投資情報センター(R&I)
2.
日本格付研究所(JCR)
3.
スタンダード・アンド・プアーズ・レーティング・サービシズ
4.
ムーディーズ・インベスターズ・サービス・インク
6
6
■証券化エクスポージャーの種類ごとのリスク・ウェイトの判定に使用する適格格付機関の名称
1
1
(注)損益計算書における損益の額を記載しております。
2 0
2 0
45
売却損
E
E
売却益
R
R
当該取引にかかる会計処理については、
日本公認会計士協会の「金融商品会計に関する実務指針」に従った、
適正な
処理を行っております。
平成27年度
U
U
(単位:百万円)
平成26年度
S
S
■出資等エクスポージャーの売却及び償却に伴う損益の額
O
O
(注)1.「上場株式等」は、上場株式のほか信金中央金庫優先出資証券です。
2.投資信託の裏付資産のうち出資等に該当するものは、上場株式等に含めております。
3.「非上場株式」は、非上場株式のほか信金中央金庫普通出資金、投資事業組合出資金等です。
850
L
L
■証券化取引に関する会計方針
時価
832
C
C
■証券化エクスポージャーについて、信用リスク・アセットの額の算出に使用する方式の名称
BS計上額
832
S
S
当金庫における証券化取引の役割としては、投資家並びにオリジネーターがあります。投資業務については、有価証
券投資等の一環として捉え、
リスクの認識については、市場動向、裏付資産の状況、時価評価及び適格格付機関が
付与する格付情報などにより把握し、
適切なリスク管理に努めております。
一方、
オリジネーター業務については、
中小企業者の資金調達の一手段としての位置付けと捉えております。
時価
上場株式等
I
I
■リスク管理の方針及び手続きの概要
平成27年度
D
D
証 券 化 エ ク ス ポ ー ジャ ー に 関 す る 事 項
BS計上額
N
N
※長期決済期間取引に該当するものはありません。
(単位:百万円)
平成26年度
I
I
128
63
ー
区 分
K
K
平成27年度
■貸借対照表計上額及び時価等
(単位:百万円)
当金庫は、
標準的手法を採用しております。
25
所要自己資本の額
オンバランス取引 オフバランス取引 オンバランス取引 オフバランス取引 オンバランス取引 オフバランス取引 オンバランス取引 オフバランス取引
N
N
株式関連取引の与信相当額
10%
エクスポージャー残高
(単位:百万円)
平成27年度
I
I
(単位:百万円)
196
53
ー
告示で定めるリスク・ウェイト
区分(%)
平成26年度
H
H
金利関連取引の与信相当額
■保有する証券化エクスポージャーの適切な数のリスク・ウェイトの
区分ごとの残高及び所要自己資本の額等
S
S
外国為替関連取引の与信相当額
̶
O
O
当金庫では、
リスクヘッジを目的に派生商品取引を行っております。
派生商品取引には市場リスクや取引相手方に対する
信用リスクが内包され、
カレント
・エクスポージャー方式によって与信相当額を算出しております。
カレント・エクスポージャー方式
オフバランス取引
̶
G
G
■派生商品取引の取引相手のリスクに関するリスク管理の方針及び手続きの概要
与信相当額の算出に用いる方式
オンバランス取引
̶
A
A
派 生 商 品 取 引 の 取 引 相 手 の リス ク に 関 す る 事 項
平成26年度
オフバランス取引
̶
当金庫では、
出資等についてリスクを適正に把握し、
これを当金庫として取り得る許容範囲内に収めるとともに、市場
リスクの管理と配分による適切な収益の確保を目的としております。
保有する株式については、
市場価格の変動に伴って資産価値が減少するリスク、
いわゆる価格変動リスクが伴います。
当金庫では、
上場株式等については日々評価額を把握し、
非上場株式等については、
財務諸表や運用報告を基にした
評価によるモニタリングを適宜実施し、
適正な運用管理を行っております。
価格変動に伴う予想損失額の算出については、
時価が10%下落した場合を想定し、
その下落額を予想損失額として
把握するとともに、定期的に「ALM委員会」、「リスク管理委員会」で他のリスクと併せ協議・検討を行うとともに、必要に
応じて常勤理事会に付議・報告しております。
なお、
当該取引にかかる会計処理については、
日本公認会計士協会の「金融商品会計に関する実務指針」に従った、
適正な処理を行っております。
直近3年間のうち粗利益が正の値であった年数
■派生商品取引の取引相手のリスクに関する事項
オンバランス取引
証券化エクスポージャーの額
N
N
5.単体総所要自己資本額=単体自己資本比率の分母の額×4%
平成27年度
O
O
79,716
80,372
663
8,814
31,829
13,779
5,705
9,100
674
1,266
8,539
(単位:百万円)
平成26年度
平成27年度
(注)
1.所要自己資本の額=リスク・アセット×4%
2.「エクスポージャー」
とは、資産(派生商品取引によるものを除く)
並びにオフバランス取引及び派生商品取引の与信相当額等のことです。
3.「3ヵ月以上延滞等」
とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3ヵ月以上延滞している債務者に係るエクスポージャー及び「我が国の中央政府
及び中央銀行向け」から
「法人等向け」
(「国際決済銀行等向け」を除く)
においてリスク・ウェイトが150%になったエクスポージャーのことです。
4.当金庫は、
基礎的手法によりオペレーショナル・リスクを算定しています。
<オペレーショナル・リスク
(基礎的手法)の算定方法>
粗利益(直近3年間のうち正の値の合計額)
×15%
■保有する証券化エクスポージャーの額
Y
Y
イ.
信用リスクアセット・所要自己資本の額の合計
①標準的手法が適用されるポートフォリオ毎のエクスポージャー
(ⅰ)
ソブリン向け
(ⅱ)金融機関向け
(ⅲ)法人等向け
(ⅳ)中小企業等・個人向け
(ⅴ)抵当権付住宅ローン
(ⅵ)不動産取得等事業向け
(ⅶ)
3ヵ月以上延滞等
(ⅸ)その他
(ⅹ)上記以外
他の金融機関等の対象資本調達手段のうち対象普通出資等に
該当するもの以外のものに係るエクスポージャー
信用金庫連合会の対象普通出資等であってコア資本に係る
調整項目の額に算入されなかった部分に係るエクスポージャー
特定項目のうち調整項目に算入されない部分に係る
エクスポージャー
上記以外のエクスポージャー
②証券化エクスポージャー
③複数のファンド資産を裏付けとする資産(所謂ファンド)のうち、
個々の資産の把握が困難な資産
④経過措置によりリスク・アセットの額に算入されるものの額
⑤他の金融機関等の対象資本調達手段に係るエクスポージャーに係る
経過措置によりリスク・アセットの額に算入されなかったものの額
⑥CVAリスク相当額を8%で除して得た額
⑦中央清算機関関連エクスポージャー
ロ.
オペレーショナル・リスク相当額を8%で除して得た額
ハ.
単体総所要自己資本額(イ+ロ)
平成26年度
(単位:百万円)
平成26年度
評価損益
30
平成27年度
△8
■貸借対照表及び損益計算書で認識されない評価損益の額
(単位:百万円)
平成26年度
評価損益
̶
平成27年度
̶
26
銀 行 勘 定 に お け る 金 利 リス ク に 関 す る 事 項
■リスク管理の方針及び手続きの概要
金利リスクとは、
金利変動に伴い損失を被るリスクで、
資産と負債の金利または期間のミスマッチが存在している中で金利が変動すること
により、
利益が低下ないし損失を被るリスクのことです。
当金庫では、
定期的な評価・計測を行い、
適宜、
対応を講じる態勢としております。
具体的には、一定の金利ショックを想定した場合における銀行勘定の金利リスクの計測や、金利更改を勘案した期間収益
シミュレーションによる収益への影響度などを定期的に計測を行い、「ALM委員会」、「リスク管理委員会」で協議・検討をすると
ともに、
必要に応じて常勤理事会に付議・報告を行うなど、
資産・負債の最適化に向けたリスク・コントロールに努めております。
■内部管理上使用した銀行勘定における金利リスクの算定手法の概要
銀行勘定における金利リスクは、
金融機関の保有する資産・負債のうち、
市場金利に影響を受けるもの
(預金、
貸出金、
有価証券、
預け金、
その他の金利・期間を有する資産・負債)
について、
金利の変動により発生するリスク量をみるものです。
当金庫では、
複数の
金利変動幅のシナリオを想定し金利リスク量を計測しております。
金利ショックを
「99%タイル又は1%タイル値」で計算し、
金利ラダー
方式
(金利更改日までのリスク量を計算する方式)
により算定した場合の平成28年3月末の金利リスク量は、
317百万円となりました。
普通預金や当座預金等の要求払預金の金利リスク量は、
明確な金利改定間隔がなく、
預金者の皆さまのご要望によって随時
払い出される要求払預金のうち、
引き出されることなく長期間金融機関に滞留する預金をコア預金と定義し、
当金庫では、要求
払預金残高の50%相当額を0∼5年の期間に均等に振り分けて
(平均2.5年)
リスク量を算定しております。
(2)創意と工夫を活かした金融および非金融サービスの提供を通じて、
地域社会の発展に貢献します。
(3)
あらゆる法令やルールを遵守し、
社会的規範に決してもとることのない公正な業務運営を行います。
(4)経営情報の積極的かつ公正な開示をはじめとして、広く地域社会とのコミュニケーションの充実を図ります。
(5)職員の人権、
個性を尊重するとともに、
安全で働きやすい環境を確保します。
米子信用金庫
米子信用金庫
普通出資
非累積的永久優先出資
期限付劣後ローン
697百万円
300百万円
ー
1,600百万円
ー
平成35年11月30日
ー
発効日
(平成25年12月30日)
より5年が経過した日
以降、監督官庁に事前に提出され、受理された場合、
残高の全部又は一部を償還可能
I
S
C
O
S
U
コア預金
明確な金利改定間隔がなく、預金者の要求によって随時払い出される預金のうち、
引き出されることなく長期間
金融機関に滞留する預金のこと。具体的には、
①過去5年間の最低残高、
②過去5年間の最大年間流出量を現
残高から差し引いた残高、
または、③現残高の50%のうち、最小の額を上限とし、満期は5年以内(平均2.5年)
と
して金融機関が独自に定める。
金利ショック
金利の変化(衝撃)
のことで、
上下2パーセントの平行移動や1パーセンタイル値と99パーセンタイル値といった算出
方法がある。
パーセンタイル値
計測値を順番に並べたうちのパーセント目の値。
99パーセンタイル値は99パーセント目の値。
6
金 利 リスク 関 係
原資産の所有者。
1
6
オリジネーター
当金庫は、
お客さまからの信頼を第一と考え、
個人情報の適切な保護と利用を図るために、
個人情報の保護に関する
法律(平成15年法律第57号)および金融分野における個人情報保護に関するガイドライン、
その他の関係法令等を
遵守するとともに、
個人情報管理委員会を組織し、
継続的な安全管理に努めております。
当金庫は、
以下の個人データの安全管理措置を講じております。
①「個人情報保護宣言
(プライバシーポリシー)
」、
「個人情報保護規程」、
「特定個人情報取扱規程」、
「個人データの安全
管理規程」、
「個人情報等漏洩防止管理規程」、
「個人情報の盗難・紛失等事故対策マニュアル」等の個人情報保護に
関する規程を整備しております。
②個人データの安全管理に係る業務遂行の総責任者である個人情報管理責任者を設置するとともに、営業店および
本部各部に個人情報管理者を設置し、個人情報の取扱や保管状況の点検を実施し、
個人情報保護の徹底を図って
おります。
また監査部門による立ち入り監査を定期的に実施しております。
更に、
個人情報保護に関する説明会・研修会を
全職員を対象に実施しております。
③全てのパソコン、
端末装置にセキュリティーシステムを導入し個人情報の漏洩、
滅失・毀損防止に万全を期しております。
2 0
1
市場リスク関係
2 0
金融機関が保有するローン債権や企業が保有する不動産など、
それらの資産価値を裏付けに証券として組み
替え、
第三者に売却して流動化をする資産。
E
E
証券化エクスポージャー
個 人 情 報 保 護 に つ い て
R
R
信 用 リスク 関 係
L
(=デリバティブ取引)有価証券や通貨、
金といった金融資産(原資産)
の取引から派生し、
原資産の現物価格に
よってその価格が決定される商品を指す。
具体例としては、
先物、
先渡し、
スワップ、
オプション等が挙げられる。
U
金庫が抱えている信用リスクを軽減するための措置をいい、
具体的には、
預金担保、
有価証券担保、
保証などが
該当。
ただし、
バーゼルⅢにおける信用リスク削減手法としては、
告示に定める適格金融資産担保(現金、
自金庫
預金、
国債等)
、
同保証
(国、
地方公共団体等)
、
自金庫預金と貸出金の相殺等をいう。
S
信用リスク削減手法
O
バーゼルⅢにおいて、
金融機関がリスクを算出するに当たって、
用いることができる格付を付与する格付機関のこと。
金融庁長官は、
適格性の基準に照らして適格と認められる格付機関を適格格付機関に定めている。
L
適格格付機関
C
ALM
(Asset Liability Management)
は、資産・負債の総合管理といい、主に金融機関において活用されて
いるバランスシートのリスク管理方法。
S
ALM
I
債権の危険度を表す指標。
自己資本比率規制で総資産を算出する際に、
保有資産ごとに分類して用いる。
D
リスク・ウェイト
N
金融機関が不良債権の処理等に伴って支払った税金が将来還付されることを想定して、
自己資本に算入する
帳簿上の資産。会計上の費用
(または収益)
と税法上の損金(または益金)
の認識時期の違いによる
「一時差異
等」
を税効果会計によって調整することで生じる。
D
繰延税金資産
I
N
各国の政府や政府機関が発行する債券の総称をソブリン債券という。
その国で発行されている有価証券の中
では一番信用度が高い債券とされるもので、
具体的には、
中央政府、
中央銀行、
地方公共団体、
政府関係機関、
その他中央政府以外の公共部門などを指す。
K
I
ソブリン
N
K
自己資本関係
N
リスクにさらされている資産のことを指しており、
具体的には貸出金、
外国為替取引、
デリバティブ取引などの与信
取引と有価証券などの投資資産が該当。
I
I
リスクを有する資産
(貸出金や有価証券など)
を、
リスクの大きさに応じて掛け目を乗じ、
再評価した資産金額。
エクスポージャー
H
H
リスク・アセット
当金庫では、金庫全体のコンプライアンスを統括する部署として、人事総務部コンプライアンス課を設置しています。
毎年コンプライアンスを実現させるための具体的な実践計画である「コンプライアンス・プログラム」を策定し、
これに
基づいてコンプライアンスの実践を図っています。
また、
コンプライアンスに関する規程として、企業倫理確立のための「倫理綱領」、職員が守るべき行動規範として
の「倫理行動基準10ヵ条」、
コンプライアンス上の問題点について報告し対応するための「コンプライアンス規程」、
「不祥事
件対応規程」、
コンプライアンス違反等を通報するための「公益通報者保護規程」、
遵守すべき法令事例等を取りまとめた
「コンプライアンス・マニュアル」、
反社会的勢力等に対して断固排除するための「反社会的勢力対応規程」
などを制定し、
役職員全員に配布し周知を図っています。本部・営業店のコンプライアンス取組み状況に対する各種モニタリング、
コンプ
ライアンスに係る情報発信や研修等を通じた啓発活動を行っています。
さらに本部・営業店に「コンプライアンス担当者」
を
配置することにより、
本部・営業店が一体となってコンプライアンス態勢の実効性の確保を図っています。
また、
お客さまからの相談・照会・要望・苦情等を受付ける
「お客様相談室」
を設置し、営業店の店頭にはお客さまから
直接ご意見を頂くための「お客様カード
(ハガキ)」
を備え付けるなど、
コンプライアンス態勢強化を図っています。
S
S
用 語 解 説
コ ン プ ラ イ ア ン ス 態 勢 強 化 へ の 取 組 み
O
O
一定の事由が生じた場合に償還等を可能
とする特約がある場合は、その概要
(8)社会の秩序や安全に脅威を与える反社会的勢力は、
これを断固として排除します。
G
G
ー
(7)社会と共に歩む「良き企業市民」
として、
積極的に社会貢献活動に取組みます。
A
A
27
(1)米子信用金庫の社会的責任と公共的使命を常に自覚し、責任ある健全な業務運営の遂行に努めます。
N
N
米子信用金庫
償還期限
派生商品取引
当金庫では、
地域の中小企業と地域住民のための協同組織金融機関としての社会的責任と公共的使命の重みを常
に認識し、
「コンプライアンス態勢」の確立と実践こそが企業存立の大前提という理念に立ち、
これを経営の最重要課題
と位置付け、
役職員全員が高い倫理観を持って職務にあたるよう、
積極的に取組んでいます。
O
O
コア資本に係る基礎項目の額に算入された額
■法令遵守(コンプライアンス)の基本方針
Y
Y
当金庫の自己資本は、
出資金、
資本剰余金及び利益剰余金等のほか、
適格旧資本調達手段として自己資本への参入が認め
られている期限付劣後ローンにより構成されています。
なお、
当金庫の自己資本調達手段の概要は次のとおりです。
資本調達手段の種類
コンプライアンスとは、
「法令やルール等を厳格に遵守し、
さらには倫理等の社会的規範を忠実にかつ誠実に遵守し、
公正な企業活動を遂行する」
ことをいいます。
(6)環境保全に寄与する金融サービスを提供するなど、
環境問題に積極的に取組みます。
■自己資本調達手段の概要
発行主体
法 令 遵 守( コ ン プ ラ イ ア ン ス )の 体 制 に つ い て
28
金 融 商 品 の 勧 誘 方 針
当金庫は、
「金融商品の販売等に関する法律」に基づき、金融商品の販売等に際しては、次の事項を遵守し、適正な勧誘を
図ることとします。
1.当金庫は、
お客さまの知識、
経験、
財産の状況および当該金融商品の販売に係る契約を締結する目的に照らして、
適正な情報の
提供と商品説明をいたします。
2.金融商品の選択・購入は、
お客さまご自身の判断によってお決めいただきます。
その際、
当金庫は、
お客さまに適正な判断をして
いただくために、
当該金融商品の重要事項について説明をいたします。
3.当金庫は、
断定的判断を申し上げたり、
事実と異なる情報を提供するなど、
お客さまの誤解を招くような勧誘は行いません。
4.当金庫は、
お客さまにとって不都合な時間帯や迷惑な場所での勧誘は行いません。
5.当金庫は、
金融商品の適正な勧誘が行えるよう、
研修等を通じて役職員の知識の向上に努めます。
(注)
当金庫は、
確定拠出年金運営管理機関として、
確定拠出年金法上の「企業型年金に係る運営管理業務のうち運用の方法の選定及び加入者等に対する提示の業務」および
「個人型年金に係る運営管理機関の指定もしくは変更」に関しても本勧誘方針を準用いたします。
金 融 円 滑 化 へ の 取 組 み に つ い て
1.地域金融円滑化のための基本方針について
当金庫は、地域の中小企業および個人のお客さまの金融の一層の円滑化に向けた取組みを強化するため、以下の
方針に基づき、
地域における金融仲介機能の最大限の発揮に務めてまいります。
取組方針
地域の中小企業及び個人のお客さまへの金融仲介機能の提供は、地域に根ざして金融事業を展開する
信用金庫にとって、最も重要な社会的使命です。
当金庫は、お客さまからの資金需要や貸付条件の変更等のお申込みがあった場合には、これまでと同様、
お客さまの抱えている問題・課題を十分に把握し、その解決に向けて真摯に取組みます。
利 益 相 反 管 理 方 針
当金庫は、
信用金庫法および金融商品取引法等を踏まえ、
お客さまとの取引にあたり、
本方針および当金庫が定める
庫内規則に基づき、
お客さまの利益が不当に害されるおそれのある取引を適切に管理(以下「利益相反管理」
といいま
す。)
し、
もってお客さまの利益を保護するとともに、
お客さまからの信頼を向上させるため、
次の事項を遵守いたします。
S
S
H
H
I
I
N
N
K
K
I
I
N
N
D
D
I
I
S
S
C
C
L
L
O
O
S
S
U
U
R
R
E
E
2 0
2 0
1
1
6
6
[紛争解決措置]
当金庫は、紛争解決のため、当金庫営業日に上記お客様相談室または全国しんきん相談所(9時∼17時、電話:
03−3517−5825)
にお申し出があれば、東京弁護士会(電話:03−3581−0031)、第一東京弁護士会(電話:03−3595−
8588)
、
第二東京弁護士会
(電話:03−3581−2249)
の仲裁センター等にお取次ぎいたします。
また、
お客さまから各弁護士会
に直接お申し出いただくことも可能です。
なお、前記弁護士会の仲裁センター等は東京都以外の各地のお客さまにもご利用いただけます。
その際には、
お客
さまのアクセスに便利な東京以外の弁護士会をご利用する方法もあります。例えば、
東京以外の弁護士会において東京
の弁護士会とテレビ会議システム等を用いる方法(現地調停)
や、
東京以外の弁護士会に案件を移す方法(移管調停)
があります。
ご利用いただける弁護士会については、
あらかじめ前記「東京弁護士会、
第一東京弁護士会、
第二東京弁
護士会、
全国しんきん相談所または当金庫お客様相談室」にお尋ねください。
O
O
[苦情処理措置]
当金庫は、
お客さまからの苦情のお申し出に公正かつ的確に対応するため業務運営体制・内部規則を整備し、
その
内容をホームページ等で公表しています。
苦情は、
当金庫営業日
(9時∼17時)
に営業店またはお客様相談室(電話:0120−475−818)
にお申し出ください。
G
G
29
金 融 ADR 制 度 へ の 対 応
A
A
1.当金庫は、
反社会的勢力との取引を含めた関係を遮断し、
不当要求に対しては断固として拒絶します。
2.当金庫は、反社会的勢力による不当要求に対し、職員の安全を確保しつつ組織として対応し、迅速な問題解決に努めます。
3.当金庫は、
反社会的勢力に対して資金提供、
不適切・異例な取引および便宜供与は行いません。
4.当金庫は、反社会的勢力による不当要求に備えて、平素から警察、暴力追放運動推進センター、弁護士などの外部
専門機関と緊密な連携関係を構築します。
5.当金庫は、
反社会的勢力による不当要求に対しては、
民事と刑事の両面から法的対抗措置を講じる等、
断固たる態度
で対応します。
N
N
私ども米子信用金庫は、
社会の秩序や安全に脅威を与え、
健全な経済・社会の発展を妨げる反社会的勢力との関係
を遮断するために、
以下のとおり
「反社会的勢力に対する基本方針」
を定め、
これを遵守します。
O
O
反 社 会 的 勢 力 に 対 す る 基 本 方 針
1.金融円滑化管理に係る体制と役割を以下のとおりといたします。
(1)常勤理事会
①常勤理事会は、
当金庫の経営方針及び内部管理基本方針を踏まえた「金融円滑化管理方針」
を定め、
「金融
円滑化管理方針」に基づき
「金融円滑化管理規程」
を策定しています。
②常勤理事会は、
「金融円滑化管理方針」の周知を図るとともに、
定期的または必要に応じて見直しを図ります。
③常勤理事会は、
「金融円滑化管理方針」に基づく金融円滑化管理を行うため、
金融円滑化管理体制を整備する
とともに、
定期的または必要に応じて管理体制の改善を図ります。
④常勤理事会は、
金融円滑化管理を行うため、
金融円滑化管理責任者を定めるとともに、
金融円滑化業務に精通
した人材の育成、
専担者の配置、
その陣容、
事故防止のための人事管理の適切な実施を図ります。
⑤常勤理事会は、
定期的または必要に応じて、
経営に重大な影響を与える、
または顧客の利益が著しく阻害される
事案の報告を受け、
改善のための指示を行います。
(2)金融円滑化管理責任者等
金融円滑化管理態勢を整備・確立するための金融円滑化管理全般を統括する金融円滑化管理責任者を審査管理
部長としています。
また、
統括部署を審査管理部とし、
同部審査課と管理課とで「金融円滑化対応室」
を共管設置
しています。
①金融円滑化管理責任者及び金融円滑化対応室(以下、
「金融円滑化管理責任者等」
という。)
は、金融円滑化
管理規程及びその他金融円滑化に関する取り決めを金融円滑化に関連する部門
(以下、
「関係業務部門」
という。
)
及び営業店等の金融円滑化に関する業務に従事する職員に遵守させるための具体的施策を実施します。
②金融円滑化管理責任者等は、
関係業務部門及び営業店等に対し、
金融円滑化の適切な実施を確保するための
具体的な方策を指示し、
これらの部門等における金融円滑化が適切に行われるよう管理します。
③金融円滑化管理責任者等は、
関係業務部門及び営業店等において適切な金融円滑化の実施を確保するため、
定期的または必要に応じて随時、
金融円滑化関連情報を収集し、
当該情報を適切に管理するとともに、
その内容を
分析します。
④金融円滑化管理責任者等は、
金融円滑化管理を適切に実施できるよう、
金融円滑化関連情報の分析結果をもとに、
必要に応じて随時、
関係業務部門及び営業店等に対して指導・監督を行います。
⑤金融円滑化管理責任者等は、
中小企業者からの新規融資や事業性資金に係る貸付条件の変更等に関する
相談・申込み、
住宅資金借入者からの住宅資金に係る貸付条件の変更に関する相談・申込みについて、
適切な
対応が行えるよう具体的施策を実施します。
⑥金融円滑化管理責任者等は、
開示や当局への報告について、
適切なものとなっているか確認します。
⑦金融円滑化管理責任者等は、
上記以外の対応が適切に行えるよう必要な態勢を整備します。
(3)
申込み、
相談の受付体制の整備
①「金融円滑化対応担当者」
を各部店長とし各営業店の融資相談窓口に「金融円滑化窓口」
を設置しております。
② 金融円滑化対応室に「金融円滑化対応フリーダイヤル」
を設置して顧客からの相談に対応しています。
(4)
お借入条件の変更等の申込・相談に係る管理態勢
お借入条件の変更等の申込・相談については、各営業店で記録票を作成し保管するとともに、毎月金融円滑化
対応室に報告させ、
同部署において検証・管理しております。
Y
Y
1.
当金庫は、
当金庫がお客さまと行う取引を対象として利益相反管理を行います。
2.
当金庫は、
以下に定める取引を利益相反管理の対象とします。
(1)次に掲げる取引のうち、お客さまの利益が不当に害されるおそれのある取引
①当金庫が契約等に基づく関係を有するお客さまと行う取引
②当金庫が契約等に基づく関係を有するお客さまと対立または競合する相手と行う取引
③当金庫が契約等に基づく関係を有するお客さまから得た情報を不当に利用して行う取引
(2)①から③のほかお客さまの利益が不当に害されるおそれのある取引
3.
当金庫は、
利益相反管理の対象となる取引について、
次に掲げる方法その他の方法を選択し、
またこれらを組み合わ
せることにより管理します。
①対象取引を行う部門とお客さまとの取引を行う部門を分離する方法
②対象取引またはお客さまとの取引の条件または方法を変更する方法
③対象取引またはお客さまとの取引を中止する方法
④対象取引に伴い、お客さまの利益が不当に害されるおそれがあることについて、お客さまに適切に開示する方法
4.
当金庫は、
営業部門から独立した管理部署の設置および責任者の配置を行い、
利益相反のおそれのある取引の
特定および利益相反管理を一元的に行います。
また、
当金庫は、
利益相反管理について定められた法令および庫内規則等を遵守するため、
役職員等を対象に教育・
研修等を行います。
5.
当金庫は、
利益相反管理態勢の適切性および有効性について定期的に検証します。
2.お借入条件の変更等の対応状況を適切に把握するための体制について
3.お借入条件の変更等に係る苦情相談を行うための体制について
お借入条件の変更等にかかる苦情・相談は、
「金融円滑化相談窓口」、
「金融円滑化相談フリーダイヤル」
で対応しております。
各営業店においては、
苦情相談を受け付けた場合は、
制定書式に記録し、
コンプライアンス課、
金融円滑化対応室に
報告しております。
コンプライアンス課は、
関連部署と協力し、
問題解決に努めるとともに、
「金融円滑化管理責任者」に報告しております。
また、苦情・相談については、
リスク管理委員会、
コンプライアンス委員会において協議を行い常勤理事会に報告し、
金融円滑化管理責任者より本部各部署、
営業店に対して必要な指示・指導を行い、
再発防止に努めております。
30
4.中小企業者のお客さまの事業についての改善または再生のための
支援を適切に行うための体制について
お借入条件の変更等の相談、
お申込があった場合には、
お客さまの抱えている問題を十分に把握したうえで、
その解決に
向けて真摯に取り組んでおります。
経営改善計画を策定する意思のあるお客さまの要請がある場合には、
経営改善計画の策定を支援しております。
また、
お借入条件の変更に際して、
経営改善計画を策定した場合には、
当該改善計画の進捗状況を適切に管理するとともに、
必要に応じて経営相談・経営指導を行うなど経営改善に向けた働きかけを行っております。
また、
経営改善支援機能の強化を図るため、
事業支援部を設置しており、
きめ細やかな経営相談、
経営改善計画策定
支援等を通じて、
経営改善・事業再生に取り組んでいます。
5.貸付条件の変更等の状況
貸付の条件の変更等の申込みを受けた貸付債権
1.債務者が中小企業者である場合
(単位 : 件、百万円)
平成28年3月末
平成27年9月末
件 数
金 額
82,151
2,486
86,408
うち、実行に係る貸付債権
2,126
うち、審査中の貸付債権
35
1,560
22
243
136
3,655
142
3,938
うち、取下げに係る貸付債権
(単位 : 件、百万円)
O
O
2.
債務者が住宅資金借入者である場合
DATA REPORT CONTENTS
N A G
80,100
68
O
2,254
2,038
資料編[目次]
Y
74,897
60
N A G
2,099
うち、謝絶に係る貸付債権 O
金 額
2,330
Y
件 数
貸付けの条件の変更等の申込みを受けた貸付債権
YONAGO
SHINKIN
DISCLOSURE 20 1 6
平成28年3月末
平成27年9月末
571
47
587
N
0
0
1
8
K
うち、審査中の貸付債権
I
うち、取下げに係る貸付債権
0
0
0
0
12
117
14
124
財務諸表 ……………………………………………………………
34
預金に関する指標
………………………………………………… 40
I
45
うち、謝絶に係る貸付債権
33
K
I
うち、実行に係る貸付債権
直近の事業年度における事業の概況[平成27年度の概況]……………
N
H
720
I
金 額
62
H
件 数
688
S
金 額
57
S
件 数
貸付けの条件の変更等の申込みを受けた貸付債権
N
N
(注)上記表1、2の数値は、金融円滑化法が施行された平成21年12月以降の累計数値です。
有価証券に関する指標
……………………………………………… 43
S
S
……………………………………………… 41
D I
D I
貸出金等に関する指標
C
C
………………………………………………………… 46
……………………………………………… 48
貸倒引当金等
6
6
金融再生法開示債権
0 1
0 1
……………………………………………… 47
2
2
リスク管理債権の状況
E
E
職員の状況
U R
U R
46
S
S
会員数・出資金 ………………………………………………………
O
O
45
L
L
主要な業務の状況を示す指標 ………………………………………
……………………………………………………… 48
(注)記載金額は単位未満を切り捨てて表示しております。
構成比、利回り、増減率等は、小数点第3位以下を切り捨てて記載しております。
31
32
■ 財務諸表
■ 直近の事業年度における事業の概況【平成27年度の概況】
我が国経済は株高・円安傾向に減速感がみられ、1月には日銀によるマイナス金利政策導入による追加
貸 借 対 照 表
(資産の部)
緩和が実施、新興国の景気悪化懸念など、景気の先行きには不安定な面も見られます。当地においても
景気回復を実感するまでには至っておりません。
こうした中、平成27年度の業績は、預金の期末残高は、
189,087百万円と前期比697百万円(前期比0.37%)の増加、貸出金の期末残高は、110,485百万円と
前期比1,069百万円(前期比0.97%)増加となりました。
収益状況につきましては、貸出金利息収入が減少したことなどにより、経常収益は減少しました。
また、
前広に有価証券の評価損を処理したことなどから、
経常費用は増加しました。
この結果、
平成27年度決算は
減収減益となりました。
(負債及び純資産の部)
第94期
第93期
科 目
科 目
(平成27年3月31日現在) (平成28年3月31日現在)
( 資 産 の 部 )
金
4,913
3,999
金
188,390
189,087
25,847
34,286
当
座
預
金
3,993
3,333
コ ー ル ロ ー ン
2,500
1,500
普
通
預
金
61,134
63,016
買 入 金 銭 債 権
ー
−
貯
蓄
預
金
1,100
1,019
金 銭 の 信 託
300
300
通
知
預
金
2,720
2,683
券
56,108
48,131
定
期
預
金
114,772
114,794
債
5,456
4,418
定
期
積
金
3,648
3,349
1,019
891
預
け
価
証
国
預
金
積
地
債
5,410
2,245
その他の預金
社
債
19,747
16,004
譲 渡 性 預 金
■ 直近の5事業年度における主要な事業の状況
株
式
312
436
業務純益(百万円)
(又は業務純損失
(△))
平成24年度
489
1,023
平成25年度
平成26年度
850
△1,122
平成27年度
323
第94期
( 負 債 の 部 )
確保しております。
また、不良債権比率は4.27%と前期比0.90ポイント低下しました。
平成23年度
第93期
(平成27年3月31日現在) (平成28年3月31日現在)
金
現
有
自己資本比率につきましては、8.84%と前期比0.06ポイント上昇し、国内安全基準である4%の2倍以上を
(単位:百万円)
方
その他の証券
貸
出
金
借
25,181
25,027
借
109,416
110,485
当
用
入
座
借
−
−
金
2,473
2,436
金
2,473
2,436
越
ー
−
証
書
貸
付
89,590
90,693
未
271
237
当
座
貸
1
そ の 他 資 産
1,418
1,531
未払法人税等
12
12
未決済為替貸
20
21
前
当期純利益(百万円)
(又は当期純損失
(△))
△1,947
157
△1,490
230
107
信金中金出資金
641
711
783
789
785
784
997
普通出資
483
489
485
484
697
優先出資
300
300
300
300
300
13,672
13,794
13,700
13,689
17,943
普通出資
9,672
9,794
9,700
9,689
13,943
優先出資
4,000
4,000
4,000
4,000
4,000
純資産額(百万円)
6,066
6,583
4,925
5,612
5,626
総資産額(百万円)
189,395
192,131
197,768
198,042
198,655
預金積金残高(百万円)
181,017
183,325
188,620
188,390
189,087
貸出金残高(百万円)
107,888
104,671
108,855
109,416
110,485
有価証券残高(百万円)
40,010
40,673
45,842
56,108
48,131
単体自己資本比率(%)
7.44
7.79
8.81
8.78
8.84
普通出資に対する配当金(円)
(出資1口(50円)当たり)
1
1
1
1
1
優先出資に対する配当金(円)
(出資1口(50円)当たり)
6
O
出資総額(百万円)
S
H
I
N
出資総口数(千口)
N
O
S
U R
6
6
6
6
払
費
用
6
7
職 員 預 り 金
112
113
未
収
収
益
160
147
金融派生商品
12
20
その他の資産
589
643
リ ー ス 債 務
48
37
有 形 固 定 資 産
2,652
2,614
その他の負債
86
52
建
物
812
779
賞 与 引 当 金
62
58
土
地
1,491
1,469
退職給付引当金
531
581
リ ー ス 資 産
48
37
役員退職慰労引当金
19
20
建 設 仮 勘 定
ー
−
その他の引当金
59
35
その他の有形固定資産
301
327
繰 延 税 金 負 債
−
−
無 形 固 定 資 産
34
39
再評価に係る繰延税金負債
234
229
ソ フト ウ ェ ア
20
27
債
証
1,352
1,088
その他の無形固定資産
13
12
負 債 の 部 合 計
193,782
194,117
繰 延 税 金 資 産
403
381
債 務 保 証 見 返
1,352
1,088
貸 倒 引 当 金
△5,552
△ 4,614
(うち個別貸倒引当金)
△2,837
△ 1,697
10
7
6
6
6
5
職員数(人)
236
231
220
213
215
会員数(人)
15,001
14,961
14,873
14,856
14,931
2
うち常勤役員数(人)
0 1
2.経常収益とは、貸出金利息等の資金運用収益、為替手数料等の役務取引等収益、国債等債券売却益等のその他業務収益、株式等売却益等の臨時収益を
合計したものです。
3.経常費用とは、預金利息等の資金調達費用、支払為替手数料等の役務取引等費用、国債等債券売却損等のその他業務費用、貸倒引当金繰入額、人件費や
物件費等の経費、貸出金償却等の臨時費用を合計したものです。
4.経常利益=経常収益−経常費用
5.残高計数は期末日現在のものであり、総資産には債務保証見返は含んでおりません。
6.自己資本比率は、
「信用金庫法第89条第1項において準用する銀行法第14条の2の規定に基づき、信用金庫がその保有する資産等に照らし自己資本の
充実の状況が適当であるかどうかを判断するための基準(平成18年金融庁告示第21号)」に基づき算出しております。
なお、当金庫は国内基準を採用しております。
7.平成27年度の優先出資に対する配当金(出資1口当たり)
は、配当率により年換算した金額を記載しております。
33
保
( 純 資 産 の 部 )
金
784
997
普 通 出 資 金
484
697
出
資
優 先 出 資 金
300
300
資 本 剰 余 金
300
300
資 本 準 備 金
300
300
利 益 剰 余 金
3,352
3,438
利 益 準 備 金
495
518
その他利益剰余金
2,856
2,919
特 別 積 立 金
2,576
2,756
当期未処分剰余金
280
163
会 員 勘 定 合 計
4,436
4,735
その他有価証券評価差額金
561
288
土地再評価差額金
614
602
評価・換算差額等合計
1,176
890
純資産の部合計
合
計
199,394
199,744
(注)記載金額は百万円未満を切り捨てて表示しております。
合
計
5,612
5,626
199,394
199,744
6
6
(注)1.業務純益とは、一般企業でいう営業利益に該当するもので金融機関が本来業務であげた利益のことで、収益力を示す重要な指標となっています。
務
0 1
11
7
2
11
63
6
収
E
11
63
受
前
E
11
役員数(人)
益
払 戻 未 済 金
U R
2
251
S
給付補塡備金
433
O
11,780
△1,394
L
11,387
437
用
C
越
△1,811
費
S
経常利益(百万円)
(又は経常損失
(△))
払
D I
3,511
N
3,372
I
5,198
K
3,566
N
5,702
I
経常費用(百万円)
H
3,763
S
3,805
O
3,804
N A G
4,004
N A G
3,891
O
33
経常収益(百万円)
Y
580
42
L
659
未決済為替借
C
そ の 他 負 債
7,382
S
629
7,691
D I
746
付
I
形
貸
K
手
形
O
引
手
Y
割
34
損 益 計 算 書
(単位:千円)
第93期
科 目
平成26年4月1日から
平成27年3月31日まで
第94期
平成26年4月1日から
平成27年3月31日まで
1.貸借対照表の注記事項
第94期
平成27年4月1日から
平成28年3月31日まで
益
3,805,681
3,763,739
経
常
利
益
433,451
251,856
資 金 運 用 収 益
特
別
利
経
常
収
3,309,043
3,143,731
貸
出
金
利
息
2,391,160
2,220,014
預
け
金
利
息
106,965
98,501
コールローン利息
6,941
4,552
有価証券利息配当金
784,745
798,226
益
30,183
−
固 定 資 産 処 分 益
3,334
−
その他の特別利益
26,848
−
失
55,442
42,140
固 定 資 産 処 分 損
6,954
3,958
47,935
38,182
特
別
損
260,238
受 入 為 替 手 数 料
105,651
138,593
法人税、住民税及び事業税
5,038
5,038
その他の役務収益
154,586
147,810
法 人 税 等 調 整 額
173,009
97,003
そ の 他 業 務 収 益
116,232
176,067
当
230,144
107,673
外 国 為 替 売 買 益
2,428
−
91,489
150,191
土地再評価差額金取崩額
33,864
16,592
43,935
国債等債券売却益
国債等債券償還益
ー
−
当 期 未 処 分 剰 余 金
280,602
163,983
その他の業務収益
22,314
25,876
そ の 他 経 常 収 益
120,166
157,537
償 却 債 権 取 立 益
52,863
114,504
株 式 等 売 却 益
25,460
13,067
金銭の信託運用益
2,080
1,521
552
−
税 引 前 当 期 純 利 益
408,192
209,715
N A G
資 金 調 達 費 用
107,852
350,422
L
外 国 為 替 売 買 損
ー
271
O
国債等債券売却損
3,155
1,777
S
国債等債券償還損
99,850
340,993
U R
国 債 等 債 券 償 却
ー
−
金融派生商品費用
4,742
7,259
E
その他の業務費用
104
120
費
2,371,816
2,318,291
K
D I
2
経
費
1,405,333
1,418,894
物
件
費
932,412
864,731
金
34,665
そ の 他 経 常 費 用
34,070
485,641
425,582
貸倒引当金繰入額
222,449
227,124
貸
却
180,839
152,616
株 式 等 売 却 損
税
出
金
償
1,401
4,216
却
ー
2,999
金銭の信託運用損
−
−
そ の 他 資 産 償 却
23
8,388
その他の経常費用
80,928
30,237
株
式
等
償
163,983,167
236,667,009
115,290,095
金
23,014,467
10,767,349
普通出資に対する配当金
9,652,542
10,522,746
剰 余 金 処 分 額
利
(
益
配
準
当
備
率
)
優先出資に対する配当金
(
特
配
当
率
別
積
立
)
金
繰 越 金( 当 期 末 残 高 )
(年2%)
(年2%)
24,000,000
24,000,000
(年12%)
(年12%)
180,000,000
70,000,000
43,935,518
48,693,072
(注)優先出資に対する配当金は、年12%としておりますが、1口50円に対し
150円のお払込みをいただいており、払込金額に対する配当利回りは
年4%となっております。
6
6
件
280,602,527
0 1
0 1
人
163,983,167
2
C
そ の 他 業 務 費 用
280,602,527
計
E
S
203,387
当 期 未 処 分 剰 余 金
U R
45,710
183,807
第94期
平成27年4月1日から
平成28年3月31日まで
S
48,609
その他の役務費用
平成26年4月1日から
平成27年3月31日まで
O
支 払 為 替 手 数 料
5,507
第93期
科 目
L
249,097
−
C
232,417
息
S
575
役 務 取 引 等 費 用
利
D I
N
564
金
(単位:円)
N
I
その他の支払利息
用
剰余金処分計算書
I
37,984
金利スワップ支払利息
ー
38,547
5,274
借
(注)記載金額は千円未満を切り捨てて表示しております。
K
I
譲 渡 性 預 金 利 息
12,374
N
H
718
益
I
123,702
1,333
利
H
128,781
給付補塡備金繰入額
利
純
S
168,489
N
174,501
息
金
期
繰 越 金( 当 期 首 残 高 )
O
28,443
3,511,883
費
S
O
39,762
常
失
22,435
3,372,229
経
損
286,403
用
その他の経常収益
損
その他の特別損失
N A G
19,230
役 務 取 引 等 収 益
減
15. 金融資産・負債から生じる金利リスクに対するヘッジ会計の方法は、
「資産又は負債に係る金利の受払条件を変換することを目的として利用
されている金利スワップが金利変換の対象となる資産又は負債とヘッジ
会計の要件を充たしており、
かつ、その想定元本、利息の受払条件(利率、
利息の受払日等)及び契約期間が当該資産又は負債とほぼ同一である
場合には、金利スワップを時価評価せず、その金銭の受払の純額等を
当該資産又は負債に係る利息に加減して処理することができる。」特例
処理を行っております。
16.
消費税及び地方消費税の会計処理は、税込方式によっております。
17. 有形固定資産の減価償却累計額 2,792百万円
18.
有形固定資産の圧縮記帳額 19百万円
19. 貸出金のうち、
破綻先債権額は311百万円、
延滞債権額は4,415百万円
であります。
なお、破綻先債権とは、元本又は利息の支払の遅延が相当期間継続
していることその他の事由により元本又は利息の取立て又は弁済の
見込みがないものとして未収利息を計上しなかった貸出金(貸倒償却を
行った部分を除く。以下「未収利息不計上貸出金」
という。)のうち、法人
税法施行令(昭和40年政令第97号)第96条第1項第3号のイからホ
までに掲げる事由又は同項第4号に規定する事由が生じている貸出金
であります。
また、延滞債権とは、未収利息不計上貸出金であって、破綻先債権及び
債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として利息の支払を猶予
した貸出金以外の貸出金であります。
20. 貸出金のうち、
3カ月以上延滞債権額はありません。
なお、
3カ月以上延滞債権とは、元本又は利息の支払が、約定支払日の
翌日から3月以上遅延している貸出金で破綻先債権及び延滞債権に
該当しないものであります。
21. 貸出金のうち、貸出条件緩和債権額はありません。
なお、貸出条件緩和債権とは、債務者の経営再建又は支援を図ることを
目的として、金利の減免、利息の支払猶予、元本の返済猶予、債権放棄
その他の債務者に有利となる取決めを行った貸出金で破綻先債権、
延滞債権及び3カ月以上延滞債権に該当しないものであります。
22. 破綻先債権額、延滞債権額、
3カ月以上延滞債権額及び貸出条件緩和
債権額の合計額は4,726百万円であります。
なお、19.から22.に掲げた債権額は、貸倒引当金控除前の金額であります。
23. 手形割引は、業種別監査委員会報告第24号に基づき金融取引として処
理しております。これにより受け入れた商業手形は、売却又は(再)担保
という方法で自由に処分できる権利を有しておりますが、
その額面金額は
629百万円であります。
24. 担保に供している資産は次のとおりであります。
担保に供している資産
預け金 823百万円
担保資産に対応する債務
証書借入 419百万円
当座借越
―百万円
上記のほか、為替決済、歳入代理店等の取引の担保として、預け金
3,509百万円及び有価証券200百万円を差し入れております。
また、その他の資産には、保証金1百万円が含まれております。
25. 土地の再評価に関する法律(平成10年3月31日公布法律第34号)
に
基づき、事業用の土地の再評価を行い、評価差額については、当該評価
差額に係る税金相当額を「再評価に係る繰延税金負債」
として負債の部
に計上し、
これを控除した金額を「土地再評価差額金」
として純資産の部
に計上しております。
再評価を行った年月日 平成11年3月31日
同法律第3条第3項に定める再評価の方法
土地の再評価に関する法律施行令(平成10年3月31日公布政令第
119号)第2条第4号に定める、地価税法第16条に規定する地価税の
課税価格の計算の基礎となる土地の価額を算定するために国税庁長官が
定めて公表した方法により算定した価額に合理的な調整を行って算出
しております。
同法律第10条に定める再評価を行った事業用土地の当事業年度末に
おける時価の合計額と当該事業用土地の再評価後の帳簿価額の合計
額との差額 857百万円
26. 借入金には、他の債務よりも債務の履行が後順位である旨の特約が
付された劣後特約付借入金2,000百万円が含まれております。
27. 出資1口当たりの純資産額 358円75銭
28. 金融商品の状況に関する事項
(1)金融商品に対する取組方針
当金庫は、預金業務、融資業務および市場運用業務などの金融業務を
行っております。
このため、
金利変動による不利な影響が生じないように、
資産及び負債の
総合的管理(ALM)
をしております。
その一環として、
デリバティブ取引も行っております。
(2)金融商品の内容及びそのリスク
当金庫が保有する金融資産は、主として事業地区内のお客様に対する
貸出金です。
また、有価証券は、主に債券、投資信託及び株式であり、満期保有目的、
純投資目的及び事業推進目的で保有しております。
これらは、それぞれ発行体の信用リスク及び金利の変動リスク、市場
価格の変動リスクに晒されております。
一方、金融負債は主としてお客様からの預金であり、流動性リスクに
晒されております。
また、
変動金利の預金については、
金利の変動リスクに晒されております。
デリバティブ取引にはALMの一環で行っている金利スワップ取引が
あります。
O
−
O
ー
1. 記載金額は百万円未満を切り捨てて表示しております。
2. 有価証券の評価は、満期保有目的の債券については移動平均法による
償却原価法(定額法)、その他有価証券については原則として決算日の
市場価格等に基づく時価法
(売却原価は主として移動平均法により算定)
、
ただし時価を把握することが極めて困難と認められるものについては
移動平均法による原価法により行っております。
なお、その他有価証券の評価差額については、全部純資産直入法により
処理しております。
3. 金銭の信託において信託財産を構成している有価証券の評価は、上記
2.と同じ方法により行っております。
4. デリバティブ取引の評価は、時価法により行っております。
5. 有形固定資産の減価償却は、定額法を採用しております。また、主な
耐用年数は次のとおりであります。
建 物 34年 ∼ 50年
その他 3年 ∼ 20年
6.
無形固定資産の減価償却は、定額法により償却しております。なお、
自金庫利用のソフトウェアについては、
金庫内における利用可能期間
(5年)
に基づいて償却しております。
7. 所有権移転外ファイナンス・リース取引に係る
「有形固定資産」中のリース
資産の減価償却は、
リース期間を耐用年数とした定額法により償却して
おります。なお、残存価額については、零としております。
8.
外貨建資産は、決算日の為替相場による円換算額を付しております。
9.
貸倒引当金は、
予め定めている償却・引当基準に則り、
次のとおり計上して
おります。
破産、特別清算等法的に経営破綻の事実が発生している債務者(以下
「破綻先」
という。)
に係る債権及びそれと同等の状況にある債務者
(以下
「実質破綻先」という。)
に係る債権については、以下のなお書きに記載
されている直接減額後の帳簿価額から、担保の処分可能見込額及び
保証による回収可能見込額を控除し、その残額を計上しております。
また、現在は経営破綻の状況にないが、今後経営破綻に陥る可能性が
大きいと認められる債務者(以下「破綻懸念先」という。)
に係る債権に
ついては、債権額から、担保の処分可能見込額及び保証による回収可能
見込額を控除し、その残額のうち、債務者の支払能力を総合的に判断し
必要と認める額を計上しております。
上記以外の債権については、過去の一定期間における貸倒実績から
算出した貸倒実績率等に基づき計上しております。
すべての債権は、資産の自己査定基準に基づき、営業関連部署が資産
査定を実施し、当該部署から独立した資産監査部署が査定結果を監査
しております。
なお、破綻先及び実質破綻先に対する担保・保証付債権等については、
債権額から担保の評価額及び保証による回収が可能と認められる額を
控除した残額を取立不能見込額として債権額から直接減額しており、
その金額は7,034百万円であります。
10.
賞与引当金は、
職員への賞与の支払いに備えるため、
職員に対する賞与の
支給見込額のうち、当事業年度に帰属する額を計上しております。
11.
退職給付引当金は、職員の退職給付に備えるため、企業会計基準適用
指針第25号「退職給付会計に関する会計基準の適用指針」
(平成27年
3月26日)
に定める簡便法(退職給付に係る期末自己都合要支給額を
退職給付債務とする方法)
により、当事業年度末における必要額を計上
しております。
また、
当金庫は、
複数事業主
(信用金庫等)
により設立された企業年金制度
(総合設立型厚生年金基金)
に加入しており、当金庫の拠出に対応する
年金資産の額を合理的に計算することができないため、当該年金制度
への拠出額を退職給付費用として処理しております。
なお、
当該企業年金制度全体の直近の積立状況及び制度全体の拠出等に
占める当金庫の割合並びにこれらに関する補足説明は次のとおりであります。
① 制度全体の積立状況に関する事項(平成27年3月31日現在)
年金資産の額 1,659,830百万円
年金財政計算上の数理債務の額 と最低責任準備金の額との合計額 1,824,563百万円
差引額 △164,732百万円
② 制度全体に占める当金庫の掛金拠出割合
(自平成27年 3月 1日至平成27年 3月31日) 0.18%
③ 補足説明
上記①の差引額の主な要因は、年金財政計算上の過去勤務債務残高
247,567百万円及び別途積立金82,834百万円であります。本制度に
おける過去勤務債務の償却方法は期間19年の元利均等定率償却であり、
当金庫は、当事業年度の財務諸表上、当該償却に充てられる特別掛金
36百万円を費用処理しております。
なお、特別掛金の額は、予め定められた掛金率を掛金拠出時の標準
給与の額に乗じることで算定されるため、上記②の割合は当金庫の
実際の負担割合とは一致しません。
12.
役員退職慰労引当金は、役員への退職慰労金の支払いに備えるため、
役員に対する退職慰労金の支給見積額のうち、当事業年度末までに
発生していると認められる額を計上しております。
13. 睡眠預金払戻損失引当金(その他の引当金)は、負債計上を中止した
預金について、預金者からの払戻請求に備えるため、将来の払戻請求に
応じて発生する損失を見積もり、必要と認める額を計上しております。
14. 偶発損失引当金(その他の引当金)
は、信用保証協会及び保証会社への
負担金の支払いに備えるため、将来の負担金支払見込額を計上して
おります。
Y
Y
金利スワップ受入利息
その他の受入利息
預
35
第93期
科 目
平成27年4月1日から
平成28年3月31日まで
■ 財務諸表の注記事項
36
(*1)非上場株式については、市場価格がなく、時価を把握することが
極めて困難と認められることから時価開示の対象とはしておりません。
(*2)組合出資金のうち、組合財産が非上場株式など時価を把握する
ことが極めて困難と認められるもので構成されているものについては、
時価開示の対象とはしておりません。
(注3)金銭債権及び満期のある有価証券の決算日後の償還予定額
(単位:百万円)
1年以内 1年超5年以内 5年超10年以内 10年超
7,
009 18,
350
ー
ー
1,
500
ー
ー
ー
預け金(*)
コー ルローン
有価証券
7,
700
8,
709
8,
314 4,
532
満期保有目的の債券
1,
200
1,
400
1,
100
―
その他有価証券のうち満期があるもの
6,
500
7,
309
7,
214 4,
532
貸出金(*)
21,
354 31,
429 21,
404 23,
359
37,
563 58,
488 29,
718 27,
891
合 計
預け金及び貸出金のうち、破綻先、実質破綻先及び破綻懸念先に対する債権等、
(*)
償還予定額が見込めないもの、
期間の定めがないものは含めておりません。
(注4)借用金及びその他の有利子負債の決算日後の返済予定額
(単位:百万円)
1年以内 1年超5年以内 5年超10年以内 10年超
739
18 2,
175
89,
255 25,
142
2,
149
107
37
881
2,
167 2,
282
89,
292 25,
預金積金(*)
借用金
合 計
44
ー
14,
363
391
340
21,
571
526
345
その他
合 計
差額
300
300
ー
ー
平 成 2 8 年 6 月3 0日
米 子 信 用 金 庫
理事長 青砥 隆志
6
6
時価
うち時価が
貸借対照表
計上額を
超えるもの
平成27年度における貸借対照表、
損益計算書及び剰余金処分計算書(以下、
「財務諸表」
という。)
の適正性、
及び財務諸表作成に係る内部監査の有効性を確認しております。
0 1
0 1
満期保有目的の
金銭の信託
貸借対照表
計上額
2
2
32. 減損処理を行った有価証券
有価証券(時価を把握することが極めて困難なものを除く)のうち、当該
有価証券の時価が取得原価に比べ著しく下落しており、時価が取得原価
まで回復する見込みがあると認められないものについては、当該時価を
もって貸借対照表計上額とするとともに、評価差額を当事業年度の損失
として処理(以下「減損処理」
という。)
しております。
なお、当事業年度における減損処理額はありません。
33. 満期保有目的の金銭の信託
(単位:百万円)
E
E
2,
254
営業用店舗については各営業店、あるいは母店・子店の関係にある営業用
店舗については母店・子店一体として、また、所有不動産は旧店舗を
グルーピングの最小単位としております。本部については独立したキャッ
シュ・フローを生み出さないことから共用資産としております。
結果、建物の除却、与信関連費用負担によるキャッシュ・フローの低下及び
時価の下落により資産グループ4ヵ所の帳簿価額を回収可能価額まで
減額し、当該減少額38,182千円を「減損損失」として特別損失に計上
しております。
なお、当期の減損損失の測定に使用した回収可能価額は、当金庫不動産
評価システム、または固定資産税評価額に処分費用見込額を考慮して
算定しております。
U R
U R
ー
社 債
38,182
S
S
ー
60
4,754
4,513
684
O
O
21
2,
258
土地
建物等
土地
L
L
2,
573
地方債
営業用店舗2ヵ店
C
C
国 債
松江市
合 計
減損損失(千円)
S
S
ー
16,602
11,627
所有不動産
種 類
D I
D I
4
126
土地
建物等
N
N
8
7,
086
営業用店舗1ヵ店
I
I
121
債 券
主 な 用 途
米子市
K
K
株 式
地 域
N
N
(単位:百万円)
売却益の合計額 売却損の合計額
売却額
1. 記載金額は千円未満を切り捨てて表示しております。
2. 出資1口当たり当期純利益金額 7円91銭
3.「その他の経常収益」には、責任共有制度引当金の戻入額23,278千円、
睡眠預金関係4,992千円が含まれております。
4.「その他の経常費用」には、責任共有制度に伴う信用保証協会への負担
金支払いに係る損失27,163千円等を含んでおります。
5. 当期において、以下の資産について減損損失を計上しております。
I
I
31. 当事業年度中に売却したその他有価証券
2. 損益計算書の注記事項
H
H
合 計
(単位:百万円)
取得原価 差 額
33
5
20,
863 496
4,
315 103
2,
199
45
14,
348 347
13,
945 581
34,
843 1,
083
83 △13
110
△0
ー
―
ー
―
110
△0
8,
678 △722
8,
873 △736
43,
716 347
S
S
貸借対照表計上額が
取得原価を超えないもの
貸借対照表計上額
39
21,
359
4,
418
2,
245
14,
696
14,
527
35,
926
69
110
ー
ー
110
7,
956
8,
137
44,
063
O
O
貸借対照表計上額が
取得原価を超えるもの
種類
株式
債券
国債
地方債
社債
その他
小計
株式
債券
国債
地方債
社債
その他
小計
N A G
N A G
その他有価証券
O
O
(*)期間の定めがないものは含めておりません。
30. 有価証券の時価及び評価差額等に関する事項は次のとおりであります。
満期保有目的の債券
(単位:百万円)
貸借対照表計上額 時 価
種類
差額
597
602
5
時価が貸借対照表計上額を 社債
超えるもの
その他
1,
012 1,
031
18
小計
1,
609 1,
633
24
600
600
ー
時価が貸借対照表計上額を 社債
その他
1,
500 1,
433 △66
超えないもの
小計
2,
100 2,
033 △66
合 計
3,
709 3,
667 △42
34.当座貸越契約は、顧客からの融資実行の申し出を受けた場合に、契約上
規定された条件について違反がない限り、一定の限度額まで資金を貸付
けることを約する契約であります。この契約に係る融資未実行残高は、
30,164百万円であります。このうち原契約期間が1年以内のもの又
は任意の時期に無条件で取消可能なものが30,164百万円あります。
なお、この契約の多くは、融資実行されずに終了するものであるため、
融資未実行残高そのものが必ずしも当金庫の将来のキャッシュ・フローに
影響を与えるものではありません。この契約の多くには、金融情勢の
変化、債権の保全及びその他相当の事由があるときは、当金庫が実行
申し込みを受けた融資の拒絶又は契約極度額の減額をすることができる
旨の条項が付けられております。また、契約時において必要に応じて
不動産・有価証券等の担保を徴求するほか、
契約後も定期的に予め定めて
いる金庫内手続に基づき顧客の業況等を把握し、必要に応じて契約の
見直し、与信保全上の措置等を講じております。
35. 繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳は、それ
ぞれ次のとおりであります。
繰延税金資産
貸倒引当金 2,799百万円
退職給付引当金 160百万円
減価償却費 111百万円
貸出金償却 104百万円
有価証券償却 97百万円
未収利息 47百万円
その他 102百万円
繰延税金資産小計 3,423百万円
評価性引当額 △2,986百万円
繰延税金資産合計 437百万円
繰延税金負債
その他有価証券評価差額金 56百万円
繰延税金負債合計 56百万円
繰延税金資産の純額 381百万円
Y
Y
37
当金庫では、貸出金の金利リスクヘッジ手段として、ヘッジ対象である金融
29. 金融商品の時価等に関する事項
商品に関わる金利の変動リスクに対してヘッジ会計、又は、金利スワップを時
平成28年3月31日における貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額
価評価しない特例処理(オフバランス処理)
を適用しております。
は、次のとおりであります(時価等の算定方法については(注1)参照)。
(3)金融商品に係るリスク管理体制
なお、時価を把握することが極めて困難と認められる非上場株式等は、
①信用リスクの管理
次表には含めておりません((注2)参照)。
当金庫は、貸付事務取扱規程及び信用リスクに関する管理諸規程に従い、
また、重要性の乏しい科目については記載を省略しております。
貸出金について、個別案件ごとの与信審査、与信限度額、信用情報管理、
(単位:百万円)
保証や担保の設定、問題債権への対応など与信管理に関する体制を整備し
貸借対照表計上額
時 価
差 額
運営しております。
283
34,
570
34,
286
(1)預け金(*1)
これらの与信管理は、各営業店のほか審査管理部により行われ、
また、定期
―
1,
500
(2)
コールローン
1,
500
的に常勤理事会を開催し、審議・報告を行っております。
(3)有価証券
さらに、与信管理の状況については、監査部がチェックしております。
△42
3,
667
3,
709
満期保有目的の債券
有価証券の発行体の信用リスク及びデリバティブ取引のカウンターパー
―
44,
063
44,
063
その他有価証券
ティーリスクに関しては、総合企画部において、信用情報や時価の把握を
110,
485
(4)貸出金(*1)
定期的に行うことで管理しております。
貸倒引当金(*2)
△4,
591
②市場リスクの管理
3,
912
807
1
0
5,
894 109,
(ⅰ)金利リスクの管理
金融資産計
4,
154
608
189,
454 193,
当金庫は、ALMによって金利の変動リスクを管理しております。
(1)預金積金(*1)
139
226
189,
087 189,
ALMに関する規則及び要領において、
リスク管理方法や手続等の詳細を
(2)借用金(*1)
282
2,
718
2,
436
明記しており、ALM委員会において決定されたALMに関する方針に基づき、
金融負債計
常勤理事会において実施状況の把握・確認、今後の対応等の協議を行って
421
944
191,
523 191,
おります。
デリバティブ取引(*3)
日常的には総合企画部において金融資産及び負債の金利や期間を総合的に
ヘッジ会計が適用されていないもの
ー
(20)
(20)
把握し、ギャップ分析や金利感応度分析等によりモニタリングを行い、月次
デリバティブ取引計
ー
(20)
(20)
ベースで常勤理事会に報告しております。
(*1)預け金、貸出金、預金積金、借用金の「時価」には、
「 簡便な計算に
なお、ALMにより、金利の変動リスクをヘッジするための金利スワップのデリ
より算出した時価に代わる金額」が含まれております。
バティブ取引も行っております。
(*2)貸出金に対応する一般貸倒引当金及び個別貸倒引当金を控除して
(ⅱ)為替リスクの管理
おります。
当金庫は、為替の変動リスクに関して、個別の案件ごとに管理しております。
(*3)その他資産・負債に計上しているデリバティブ取引を一括して表示
(ⅲ)価格変動リスクの管理
しております。
有価証券を含む市場運用商品の保有については、ALM委員会の方針に基
デリバティブ取引によって生じた正味の債権・債務は純額で表示しており、
づき、常勤理事会の監督の下、余裕資金運用基準に従い行われております。
合計で正味の債務となる項目については、
( )
で表示しております。
このうち、総合企画部では、市場運用商品の購入を行っており、事前審査、
(注1)金融商品の時価等の算定方法
投資限度額の設定のほか、
継続的なモニタリングを通じて、
価格変動リスクの
金融資産
軽減を図っております。
(1)預け金
また、事業推進目的で保有している株式については、取引先の市場環境や
満期のない預け金については、時価は帳簿価額と近似していることから、
財務状況などをモニタリングしています。
当該帳簿価額を時価としております。満期のある預け金については、残存
これらの情報は総合企画部を通じ、常勤理事会及びALM委員会において
期間に基づく区分ごとに、無リスク利子率で割り引いた現在価値を時価に
定期的に報告されております。
代わる金額として記載しております。
(ⅳ)
デリバティブ取引
(2)
コールローン
デリバティブ取引に関しては、取引の執行、ヘッジ有効性の評価、事務管理に
コールローンについては、
約定期間が短期間
(概ね3カ月以内)
であり、
時価
関する部門をそれぞれ分離し内部牽制を確立するとともに、デリバティブ
は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額を時価としております。
取引管理規則に基づき実施されております。
(3)有価証券
(ⅴ)市場リスクに係る定量的情報
株式は取引所の価格、債券は取引所の価格又は取引金融機関から提示
当金庫では、
「 有価証券」のうち債券、株式、投資信託及びその他の証券の
された価格によっております。投資信託は、公表されている基準価額に
市場リスク量をVaRにより月次で計測し、
取得したリスク量がリスク限度額の
よっております。
範囲内となるよう管理しております。
なお、
保有目的ごとの有価証券に関する注記事項については30.から32.に
当金庫のVaRは分散共分散法(保有期間240日、信頼区間99%、観測期間
記載しております。
5年)
により算出しており、
平成28年3月31日
(当事業年度の決算日)
現在で
(4)貸出金
当金庫の市場リスク量(損失額の推計値)
は、全体で1,181百万円です。
貸出金は、
以下の①∼③の合計額から、
貸出金に対応する一般貸倒引当金
なお、当金庫では、
VaRの計測手法の有効性を検証するため、保有期間1日
及び個別貸倒引当金を控除する方法により算定し、
その算出結果を時価に
VaRと実際の評価損益の変化額を比較するバックテスティングを日次で
代わる金額として記載しております。
実施しております。ただし、
VaRは過去の相場変動をベースに統計的に算出
① 破綻懸念先債権、実質破綻先債権及び破綻先債権等、将来キャッシュ・
した一定の発生確率での市場リスク量を計測しており、
通常では考えられない
フローの見積りが困難な債権については、貸借対照表中の貸出金勘定に
ほど市場環境が激変する状況下におけるリスクは捕捉できない場合があり
計上している額(貸倒引当金控除前の額。以下「貸出金計上額」
という。)
ます。
② ①以外のうち、変動金利によるものは貸出金計上額
また、主要なリスク変数である金利リスクの影響を受ける主たる金融商品は、
③ ①以外のうち、固定金利によるものは貸出金の期間に基づく区分ごと
「預け金」、
「貸出金」、
「預金積金」、
「借用金」、
「デリバティブ取引」のうちの
に、元利金の合計額を無リスク利子率で割り引いた価額
金利スワップ取引であります。
金融負債
当金庫では、
これらの金融資産及び金融負債について、保有期間1年、過去
(1)預金積金
5年の観測期間で計測される99パーセンタイル値を用いた時価の変動額を
要求払預金については、決算日に要求された場合の支払額(帳簿価額)
を
市場リスク量とし、金利の変動リスクの管理にあたっての定量的分析に利用
時価とみなしております。また、定期預金の時価は、一定の期間ごとに
しております。
区分して、将来のキャッシュ・フローを割り引いて現在価値を算定し、その
当該変動額の算定にあたっては、対象の金融資産及び金融負債をそれぞれ
算出結果を時価に代わる金額として記載しております。その割引率は、
金利期日に応じて適切な期間に残高を分解し、期間ごとの金利変動幅を
無リスク利子率を用いております。
用いております。
(2)借用金
なお、当事業年度末現在、金利以外のすべてのリスク変数が一定であると
借用金のうち、変動金利によるものは、短期間で市場金利を反映し、
また、
仮定した場合の99パーセンタイル値を用いた時価は、216百万円増加
当金庫の信用状態は実行後大きく異なっていないことから、時価は帳簿
するものと把握しております。
価額と近似していると考えられるため、当該帳簿価額を時価としており
当該変動額は、
金利を除くリスク変数が一定の場合を前提としており、
金利と
ます。固定金利によるものは、一定の期間ごとに区分した当該借用金の
その他のリスク変数との相関を考慮しておりません。
元利金の合計額を無リスク利子率で割り引いて現在価値を算定し、その
また、金利の合理的な予想変動幅を超える変動が生じた場合には、算定額を
算出結果を時価に代わる金額として記載しております。
超える影響が生じる可能性があります。
デリバティブ取引
③資金調達に係る流動性リスクの管理
デリバティブ取引は、金利関連取引(金利スワップ)
であり、取引所の価格、
当金庫は、ALMを通して、適時に資金管理を行うほか、資金調達手段の多様
割引現在価値やオプション価格計算モデル等により算出した価額によって
化、市場環境を考慮した長短の調達バランスの調整などによって、流動性
おります。
リスクを管理しております。
(注2)時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品の貸借対照表
(4)金融商品の時価等に関する事項についての補足説明
計上額は次のとおりであり、
金融商品の時価情報には含まれておりません。
金融商品の時価には、市場価格に基づく価額のほか、市場価格がない場合
(単位:百万円)
には合理的に算定された価額が含まれております。当該価額の算定において
区 分
貸借 対 照 表 計 上 額
は一定の前提条件等を採用しているため、異なる前提条件等によった場合、
非上場株式(*1)
327
当該価額が異なることもあります。
組合出資金(*2)
31
なお、一部の金融商品については、簡便な計算により算出した時価に代わる
合 計
358
金額を含めて開示しております。
うち時価が
貸借対照表
計上額を
超えないもの
ー
注)
「うち時価が貸借対照表計上額を超えるもの」
「うち時価が貸借対照
表計上額を超えないもの」はそれぞれ「差額」の内訳であります。
38
■ 預金に関する指標
■ 報酬体系について
1.
対象役員
当金庫における報酬体系の開示対象となる
「対象役員」は、
常勤理事及び
常勤監事をいいます。対象役員に対する報酬等は、
職務執行の対価として
支払う
「基本報酬」及び「賞与」、在任期間中の職務執行及び特別功労の
対価として退任時に支払う
「退職慰労金」で構成されております。
(1)報酬体系の概要
【基本報酬及び賞与】
非常勤を含む全役員の基本報酬及び賞与につきましては、総代会に
おいて、理事全員及び監事全員それぞれの支払総額の最高限度額を
決定しております。
そのうえで、
各理事の基本報酬額につきましては役位や在任年数等を、
各理事の賞与額については前年度の業績等をそれぞれ勘案し、
当金庫
の理事会において決定しております。また、各監事の基本報酬額及び
賞与額につきましては、監事の協議により決定しております。
【退職慰労金】
退職慰労金につきましては、在任期間中に毎期引当金を計上し、退任
時に総代会で承認を得た後、支払っております。
なお、当金庫では、全役員に適用される退職慰労金の支払いに関して、
主として次の事項を規程で定めております。
a.
決定方法 (2)平成27年度における対象役員に対する報酬等の支払総額
(単位:百万円)
区 分
支 払 総 額
対象役員に対する報酬等
5 8
(3)その他
「信用金庫法施行規則第132条第1項第6号等の規定に基づき、報酬
等に関する事項であって、信用金庫等の業務の運営又は財産の状況に
重要な影響を与えるものとして金融庁長官が別に定めるものを定める
件」
( 平成24年3月29日付金融庁告示第22号)第3条第1項第3号
及び第5号並びに第2項第3号及び第5号に該当する事項はありません
でした。
2.
対象職員等
当金庫における報酬体系の開示対象となる
「対象職員等」は、当金庫の
非常勤役員、当金庫の職員、当金庫の主要な連結子法人等の役職員で
あって、対象役員が受ける報酬等と同等額以上の報酬等を受ける者の
うち、
当金庫の業務及び財産の状況に重要な影響を与える者をいいます。
なお、
平成27年度において、
対象職員等に該当する者はいませんでした。
(注)
1.
対象職員等には、期中に退任・退職した者も含めております。
2.
「主要な連結子法人等」とは、当金庫の連結子法人等のうち、当
金庫の連結総資産に対して2%以上の資産を有する会社等をいい
ます。なお、平成27年度においては、該当する会社はありませんで
した。
3.
「同等額」は 、平成27年度に対象役員に支払った報酬等の平均
額としております。
4.
平成27年度において対象役員が受ける報酬等と同等額以上の
報酬等を受ける者はいませんでした。
預金科目別平均残高
平成25年度
科 目
平均残高
構成比
平均残高
構成比
平均残高
構成比
座
預
金
2,878
1.55
3,060
1.62
2,893
1.53
普
通
預
金
預
金
33.13
0.63
62,395
1,142
33.18
0.60
34.01
蓄
61,412
1,179
64,172
貯
1,072
0.56
通
知
預
金
543
0.29
626
0.33
746
0.39
535
0.28
458
0.24
439
0.23
動
性
預
金
66,549
35.91
67,683
35.99
69,325
36.74
定
期
預
金
114,599
61.84
116,537
61.98
116,015
61.49
定
期
積
金
4,165
2.24
3,790
2.01
3,319
1.75
定
期
性
預
金
118,764
64.08
120,328
64.00
119,334
63.25
金
100.00
̶
188,011
̶
100.00
̶
100.00
渡
185,313
̶
188,660
譲
̶
̶
185,313
100.00
188,011
100.00
188,660
100.00
その他流動性預金
流
合 計
性
預
総 合 計
Y
Y
O
O
(単位:百万円 %)
平成26年3月末
残 高
構成比
114,747
20
99.97
0.01
114,768
99.97
21
0.01
3
0.00
3
0.00
3
0.00
113,586
100.00
114,772
100.00
114,794
100.00
N
99.97
0.01
I
N
監事会の監査報告書 謄本
合 計
構成比
H
I
その他の定期預金
113,563
19
残 高
S
H
S
変動金利定期預金
構成比
平成28年3月末
O
O
残 高
平成27年3月末
N A G
N A G
定期預金残高の区分
固定金利定期預金
独立監査人の監査報告書 謄本
平成27年度
平成26年度
当
以上
(注)
1.
対象役員に該当する理事は4名、監事は2名です(期中に退任
した者を含む)。
2.
上記の内訳は、
「 基本報酬」54百万円、
「 賞与」
−百万円、
「 退職
慰労金」3百万円となっております。
なお、
「賞与」は当年度中に支払った賞与のうち当年度に帰属する
部分の金額(過年度に繰り入れた引当金分を除く)
と当年度に繰り
入れた役員賞与引当金の合計額です。
「退職慰労金」は、当年度中に支払った退職慰労金(過年度に繰り
入れた引当金分を除く)
と当年度に繰り入れた役員退職慰労引当
金の合計額です。
3.
使用人兼務役員の使用人としての報酬等を含めております。
(単位:百万円 %)
K
K
I
I
N
N
平成27年3月末
平成26年3月末
構成比
残 高
構成比
残 高
構成比
79.64
32,912
17.40
金融機関
297
0.15
268
0.14
105
0.05
公 金
6,325
3.35
4,776
2.53
5,463
2.88
100.00
U R
E
合 計
188,390
100.00
50,067
138,552
26.54
73.45
51,454
136,935
27.31
72.68
52,852
27.95
136,234
72.04
0 1
0 1
会員外
100.00
2
2
会 員
188,620
189,087
E
150,607
17.28
U R
80.03
32,558
S
S
150,785
16.80
O
O
79.68
31,700
L
L
150,296
法 人 一般法人
個 人
C
C
残 高
平成28年3月末
S
S
科 目
(単位:百万円 %)
D I
D I
預 金 者 別 残 高
6
6
職 員 一 人 当たり及び一 店 舗 当たり預 金 残 高
平成26年3月末
(単位:百万円)
平成27年3月末
平成28年3月末
職員一人当たり預金残高
857
884
879
一 店 舗 当たり預 金 残 高
11,095
11,774
11,817
(注)預金には譲渡性預金を含んでおります。
39
40
■ 貸出金等に関する指標
貸出金科目別平均残高
(単位:百万円 %)
平成26年度
平成25年度
科 目
平均残高
構成比
平均残高
担保の種類別の貸出金残高
平成27年度
構成比
平均残高
平成26年3月末
区 分
構成比
残 高
平成27年3月末
構成比
残 高
平成28年3月末
構成比
残 高
構成比
1,489
1.36
1,306
1.19
1,235
ー
ー
ー
ー
ー
1.11
ー
割
引
手
形
894
0.85
777
0.73
647
0.60
当 金 庫 預 金 積 金
手
形
貸
付
7,460
7.15
6,310
5.97
5,397
5.07
有
証
書
貸
付
86,478
82.90
88,721
83.94
90,356
85.01
動
産
−
−
−
−
ー
ー
当
座
貸
越
9,481
9.08
9,875
9.34
9,880
9.29
不
動
産
50,150
46.07
48,319
44.16
46,756
42.31
104,315
100.00
105,684
100.00
106,282
100.00
そ
の
他
590
0.54
600
0.54
600
0.54
合 計
価
証
固 定金利及び変動金利の区分ごとの 貸 出 金 残 高
平成26年3月末
残 高
(単位:百万円 %)
平成27年3月末
52,230
47.98
50,226
45.90
48,592
43.98
19,525
17.93
19,408
17.73
19,438
17.59
保
10,461
9.61
10,114
9.24
10,760
9.73
構成比
残 高
構成比
残 高
証
55,133
50.38
57,021
51.60
変 動 金 利 貸 出
56,184
51.61
54,282
49.61
53,464
48.39
うち短プラ連動
52,592
48.31
51,821
47.36
51,260
46.39
うち長プラ連動
3,592
3.30
2,461
2.24
2,204
1.99
108,855
100.00
109,416
100.00
110,485
100.00
計
26,639
24.47
29,667
27.11
31,695
28.68
108,855
100.00
109,416
100.00
110,485
100.00
担保の種類別の債務保証見返額
平成26年3月末
区 分
林
業
券
産
−
−
−
−
ー
ー
産
1,264
−
77.03
−
979
−
72.45
−
824
75.76
設
業
電気・ガス・熱供給・水道業
通
信
業
卸 売 業 、小 売 業
動
品
賃
貸
ー
ー
1,264
77.03
979
72.45
824
75.76
6
0.37
2
0.21
0
0.04
27
1.68
9
0.70
7
0.67
業
、
福
祉
そ の 他 の サ ービス
計
会
員
会
員
外
6.49
2.05
1.19
1.10
3.32
3.60
72.26
8.70
19.03
100.00
19
203
118
17
63
137
1,899
9
8,873
10,781
6,819
2,356
1,732
1,027
3,528
4,303
78,713
10,781
20,990
110,485
6.17
2.13
1.56
0.92
3.19
3.89
71.24
9.75
18.99
100.00
88,982
20,433
81.32
18.67
87,815
22,670
消 費 者 ロ ー ン・住 宅 ロ ー ン 残 高
区 分
消
住
費
宅
平成26年3月末
者 ロ ー ン
ロ
ー
ン
79.48
20.51
(単位:百万円)
平成27年3月末
2,690
2,867
9,663
10,057
10,353
20.90
359
26.62
255
23.51
100.00
1,352
100.00
1,088
100.00
使途別の貸出金残高
(単位:百万円 %)
平成27年3月末
平成26年3月末
区 分
残 高
構成比
残 高
構成比
平成28年3月末
残 高
構成比
設
備
資
金
49,578
45.54
49,996
45.69
49,098
44.43
運
転
資
金
59,277
108,855
54.45
100.00
59,420
109,416
54.30
100.00
61,387
55.56
110,485
100.00
合 計
職員一人当たり及び一店舗当たり貸出金残高
平成26年3月末
(単位:百万円)
平成27年3月末
平成28年3月末
職員一人当たり貸出金残高
494
513
513
一店舗当たり貸出金残高
6,403
6,838
6,905
預貸率の期末値及び期中平均値
平成26年3月期
平成28年3月末
2,715
343
1,641
預貸率
期末残高
平均残高
(注)預金には譲渡性預金を含んでおります。
57.71
56.29
6
6
人
合
7,109
2,253
1,308
1,207
3,634
3,939
79,067
9,522
20,826
109,416
計
0 1
0 1
個
0.75
合
2
計
地 方 公 共 団 体
835
用
E
2
小
療
40
証
信
U R
医
19
202
107
20
69
120
1,889
10
9,018
10,917
0.75
保
S
教 育 、学 習 支 援 業
E
U R
生活関連サービス業、娯楽業
821
信用保証協会・信用保険
O
業
業
40
他
計
L
S
泊
食
業
の
小
C
O
宿
飲
産
そ
S
C
学 術 研 究 、専 門 ・
技 術 サ ー ビ ス 業
不
6.02
0.03
0.25
0.19
7.86
0.37
0.41
1.58
10.50
5.30
19.86
0.16
D I
S
物
L
D I
金 融 業 、保 険 業
構成比
6,658
39
287
212
8,689
412
454
1,754
11,610
5,860
21,946
182
ー
N
N
報
運 輸 業 、郵 便 業
残 高
184
8
3
1
338
6
6
51
392
14
293
6
ー
I
I
情
先 数
ー
K
K
建
6.26
0.04
0.19
0.22
7.81
0.30
0.38
1.65
10.95
4.97
20.79
0.11
ー
N
N
鉱業、採石業、砂利採取業
構成比
動
構成比
ー
−
I
I
業
6,856
48
215
242
8,553
333
421
1,813
11,988
5,445
22,749
124
不
残 高
ー
−
H
H
、
漁
残 高
188
5
4
1
325
5
7
50
402
15
303
7
証
構成比
ー
−
S
S
業
先 数
業
価
動
残 高
ー
−
O
O
農
造
平成28年3月末
有
構成比
平成28年3月末
N A G
N A G
平成27年3月末
業 種
製
(単位:件 百万円 %)
平成27年3月末
O
O
残 高
当 金 庫 預 金 積 金
業種別の貸出金残高及び貸出金の総額に占める割合
(単位:百万円 %)
Y
48.38
Y
52,671
用
合
構成比
固 定 金 利 貸 出
合 計
計
信
平成28年3月末
券
信用保証協会・信用保険
小
41
(単位:百万円 %)
(単位:%)
平成27年3月期
58.07
56.21
平成28年3月期
58.43
56.33
42
■ 有価証券に関する指標
該当ありません
商品有価証券の種類別の平均残高
有価証券の種類別の残高
期末残高
債
地
方
債
社
債
株
式
外
国
証
券
そ の 他 の 証 券
合 計
平成26年度
平均残高
期末残高
平成27年度
平均残高
5,713
6,350
17,285
8,473
6,817
18,558
5,456
5,410
19,747
6,466
5,957
18,591
329
6,219
453
5,363
312
6,382
277
6,234
9,942
45,842
5,402
45,068
18,798
56,108
14,833
52,360
期末残高
平均残高
4,418
2,245
16,004
436
7,100
17,927
48,131
5,514
3,087
16,655
417
6,277
18,912
50,864
1年以内
国
1年超
3年以内
3年超
5年以内
5年超
7年以内
7年超
10年以内
10年超
期間の定め
のないもの
合 計
債
401
1,006
502
3,003
800
−
−
5,713
債
1,202
2,113
200
−
2,833
−
−
6,350
債
1,453
7,056
3,853
1,107
3,549
265
−
17,285
−
−
−
−
329
329
券
301
3,107
900
100
1,535
273
−
6,219
O
そ の 他 の 証 券
ー
2,514
2,307
8
4,567
ー
542
9,942
3,359
15,799
7,765
4,219
13,286
538
872
45,842
地方債
社債
その他
小 計
合 計
S
3年超
5年以内
5年超
7年以内
7年超
10年以内
10年超
期間の定め
のないもの
合 計
種 類
貸借対照表計上額
株式
貸借対照表
計上額が
取得原価を
超えるもの
債券
国債
地方債
社債
その他
小 計
株式
貸借対照表
計上額が
取得原価を
超えないもの
債券
国債
地方債
社債
その他
小 計
−
3,101
−
−
5,410
社
債
2,869
7,048
1,273
1,300
5,822
1,433
−
19,747
株
式
−
−
−
−
−
−
312
312
外
券
1,002
2,605
508
314
1,952
ー
−
6,382
C
そ の 他 の 証 券
175
288
3,305
2,058
12,252
ー
716
18,798
5,150
12,554
7,181
3,673
24,034
2,485
1,029
56,108
I
N
D I
L
O
3年超
5年以内
5年超
7年以内
7年超
10年以内
10年超
1,568
344
−
4,418
債
1,202
200
−
629
212
−
−
2,245
社
債
4,426
3,579
1,950
1,042
3,584
1,421
−
16,004
株
式
−
−
−
−
−
−
436
436
券
2,401
1,007
994
211
2,485
−
−
7,100
そ の 他 の 証 券
−
2,129
1,637
17
13,481
−
660
17,927
8,029
7,419
6,587
1,901
21,331
1,765
1,097
48,131
E
地
2
0 1
6
外
方
国
証
合 計
預証率の期末値及び期中平均値
平成26年3月期
預証率
期末残高
平均残高
24.30
24.31
(単位:%)
平成27年3月期
29.78
27.84
※預証率=有価証券残高(平残)
÷預金残高(平残)
×100 (注)預金には譲渡性預金を含んでおります。
平成28年3月期
25.45
26.96
差額
33
20,863
4,315
2,199
14,348
13,945
34,843
83
110
ー
ー
110
8,678
8,873
43,716
5
496
103
45
347
581
1,083
△ 13
0
ー
ー
0
△ 722
△ 736
347
(単位:百万円)
平成26年3月末
平成27年3月末
20
138
26
子会社株式の貸借対照表計上額
非上場株式の貸借対照表計上額
投資事業組合出資金の貸借対照表計上額
ー
138
23
平成28年3月末
ー
327
31
(注)
「売買目的有価証券」、
「子会社株式及び関連会社株式で時価のあるもの」については該当ありません。
(2)金銭の信託
①運用目的の金銭の信託
該当ありません
②満期保有目的の金銭の信託
貸借対照表計上額
400
300
300
平成26年3月末
平成28年3月末
(単位:百万円)
時価
うち時価が貸借対照表
計上額を超えるもの
差額
400
300
300
ー
ー
ー
うち時価が貸借対照表
計上額を超えないもの
ー
ー
ー
ー
ー
ー
(注)
「うち時価が貸借対照表計上額を超えるもの」
「うち時価が貸借対照表計上額を超えないもの」はそれぞれ「差額」の内訳です。
③その他の金銭の信託
該当ありません
(3)第102条第1項第5号に掲げる取引(金融先物取引、デリバティブ取引等)
1.ヘッジ会計が適用されていないデリバティブ取引
(1)金利関連取引
種類
店
頭
平成26年3月末 金利スワップ受取変動・支払固定
平成27年3月末 金利スワップ受取変動・支払固定
平成28年3月末 金利スワップ受取変動・支払固定
契約額
(単位:百万円)
契約額のうち1年超のもの
485
548
518
485
548
507
時価
評価損益
△7
△12
△20
△7
△4
△7
6
−
取得原価
0 1
2,005
39
21,359
4,418
2,245
14,696
14,527
35,926
69
110
ー
ー
110
7,956
8,137
44,063
2
501
貸借対照表計上額
E
−
32
376
11
113
251
845
1,254
△2
△28
△18
ー
△10
△518
△549
705
③時価を把握することが極めて困難と認められる有価証券
合 計
債
国
差額
93
25,000
2,099
5,297
17,603
19,980
45,074
50
4,574
3,363
ー
1,211
3,235
7,860
52,935
125
25,377
2,111
5,410
17,854
20,826
46,329
48
4,545
3,344
ー
1,200
2,716
7,310
53,640
(注)1. 貸借対照表計上額は、期末日における市場価格等に基づいております。 2. 上記の「その他」は、外国証券及び投資信託等です。 3. 時価を把握することが極めて困難と認められる有価証券は本表には含めておりません。
平成27年3月末
期間の定め
のないもの
取得原価
貸借対照表計上額
18
201
16
54
129
202
421
△13
△3
△0
△1
△2
△288
△306
115
U R
U R
1年超
3年以内
差額
S
S
1年以内
平成28年3月期
71
24,044
4,397
5,597
14,049
9,752
33,867
96
3,023
1,299
199
1,524
4,277
7,398
41,265
O
100
取得原価
平成28年3月末
L
1,305
89
24,245
4,414
5,651
14,178
9,954
34,289
82
3,019
1,298
198
1,522
3,989
7,092
41,381
平成27年3月末
C
902
(単位:百万円)
平成26年3月末
S
債
ー
ー
5
18
24
ー
ー
ー
△66
△66
△42
D I
5,456
合 計
差額
ー
ー
602
1,031
1,633
ー
ー
600
1,433
2,033
3,667
N
−
証
時価
I
1,051
国
ー
ー
597
1,012
1,609
ー
ー
600
1,500
2,100
3,709
K
905
方
貸借対照表計上額
N
ー
K
1,993
S
N
1,305
地
ー
ー
18
16
35
ー
ー
ー
△3
△3
31
I
I
1年超
3年以内
200
国
差額
ー
ー
711
1,130
1,841
ー
ー
ー
497
497
2,338
H
H
1年以内
平成27年3月期
ー
ー
692
1,113
1,806
ー
ー
ー
500
500
2,307
(注)1. 時価は、期末日における市場価格等に基づいております。 2. 上記の「その他」は、外国証券及び投資信託等です。 3. 時価を把握することが極めて困難と認められる有価証券は本表には含めておりません。
合 計
債
43
時価が
貸借対照表
計上額を
超えないもの
時価
貸借対照表計上額
ー
4
45
46
96
ー
ー
ー
△19
△19
76
S
−
合 計
小 計
国債
差額
O
−
証
社債
その他
ー
504
1,630
1,319
3,454
ー
ー
ー
897
897
4,352
N A G
N A G
式
国
地方債
(単位:百万円)
株
外
ー
499
1,585
1,273
3,358
ー
ー
ー
917
917
4,276
平成28年3月末
O
O
社
方
時価が
貸借対照表
計上額を
超えるもの
時価
貸借対照表計上額
国債
平成27年3月末
Y
Y
地
種 類
(単位:百万円)
平成26年3月末
②その他有価証券で時価のあるもの
有価証券の残存期間別残高
平成26年3月期
(1)有価証券
①満期保有目的の債券で時価のあるもの
(単位:百万円)
平成25年度
国
有 価 証 券・金 銭 の 信 託 の 評 価 損 益
(注)
1.上記取引については時価評価を行い、評価損益を損益計算書に計上しております。
2.時価の算定
割引現在価値等により算定しております。
2.ヘッジ会計が適用されているデリバティブ取引
(1)金利関連取引
ヘッジ会計の方法
金利スワップの
特例処理
種類
平成26年3月末 金利スワップ受取変動・支払固定
平成27年3月末 金利スワップ受取変動・支払固定
平成28年3月末 金利スワップ受取変動・支払固定
(注)
1.上記取引については特例処理を行っております。
2.時価の算定
割引現在価値等により算定しております。
(単位:百万円)
ヘッジ対象
貸出金
貸出金
貸出金
契約額
1,381
1,476
873
契約額のうち1年超のもの
1,381
1,382
871
時価
△3
△3
△6
44
■ 主要な業務の状況を示す指標
利
業 務 粗 利 益
平成26年度
平成27年度
資金運用収益
3,157,048
3,309,043
3,143,731
資金調達費用
147,832
174,162
168,224
3,009,216
3,134,881
2,975,506
役務取引等収益
268,224
260,238
286,403
役務取引等費用
208,400
232,417
249,097
59,823
27,821
37,306
273,520
116,232
176,067
役務取引等収支
その他業務収益
その他業務費用
その他業務収支
業務粗利益
平成25年度
11,073
107,852
350,422
262,446
8,380
△ 174,354
3,331,487
3,171,083
2,838,458
1.76
1.63
1.45
1.07
0.95
0.80
資
鞘
1.60
1.62
1.53
鞘
0.33
0.38
0.32
資金運用利回り
1.67
1.71
1.61
資金調達原価率
1.34
1.33
1.29
総
金
資
利
金
利
(注)1.資金利鞘=資金運用利回り−資金調達利回り
2.総資金利鞘は、資金運用利回りから資金調達原価率を差し引いたもので、金融機関の収益性を見る重要な指標です。
3.資金運用利回りは、資金運用から生じた受入利息収益等を資金運用勘定平均残高で除して計算します。
4.資金調達原価率は、資金調達から発生する支払利息費用等に経費を加算し、
これを資金調達勘定の平均残高で除して計算します。
受取利息及び支払利息の増減
純増減
74,365
77,630
151,995
29,993
△ 195,305 △ 165,312
うち貸出金
32,719
△137,224
△104,505
13,515
△ 184,661 △ 171,146
うち預け金
△19,627
△15,067
△34,694
11,477
△ 19,941
△ 8,464
79,483
211,187
290,670
△ 22,290
35,771
13,481
2,839
23,491
26,330
614
△ 6,552
△ 5,938
1,619
1,297
2,916
389
△ 6,083
△ 5,694
ー
ー
ー
ー
ー
ー
24,606
△3,583
21,023
△ 601
38
△ 563
受取利息
うち有価証券
うち借用金
(注)残高および利率の増減要因が重なる部分については、利率による増減に含めております。
支払利息は、金銭の信託運用見合費用を控除しております。
利 回 り
3,309,043
1.71
27年度
195,221
3,143,731
1.61
25年度
104,315
2,495,665
2.39
総資産経常利益率
(単位:%)
平成25年度
平成26年度
△0.71
総資産経常利益率
平成27年度
0.21
0.12
K
193,467
2,391,160
2.26
27年度
106,282
2,220,014
2.08
25年度
36,684
141,659
0.38
うち預け金 26年度
31,519
106,965
0.33
S
27年度
34,997
98,501
0.28
C
25年度
45,068
494,075
1.09
L
うち有価証券 26年度
52,360
784,745
1.49
27年度
50,864
798,226
1.56
25年度
186,190
147,832
0.07
26年度
190,246
174,162
0.09
会 員 数( 人 )
14,873
14,856
14,931
485
484
697
300
300
300
(単位:%)
平成25年度
平成26年度
△0.76
平成27年度
0.11
0.05
C
(注)総資産当期純利益率=当期純利益÷総資産(債務保証見返を除く)平均残高×100
S
総資産当期純利益率
D I
L
■ 会員数・出資金
O
S
S
平成26年3月末
25年度
185,313
127,199
0.06
優先出資金
(百万円)
うち預金積金 26年度
188,011
130,115
0.06
27年度
188,660
124,421
0.06
25年度
ー
ー
ー
うち譲渡性預金 26年度
ー
ー
ー
27年度
ー
ー
ー
25年度
1,036
17,524
1.69
うち借用金 26年度
2,492
38,547
1.54
27年度
2,453
37,984
1.54
普通出資配当率
(%)
2
2
2
優先出資配当率
(%)
12
12
12
■ 職員の状況
6
6
0.08
平成26年3月末
平成27年3月末
平成28年3月末
220
213
215
うち男子
163
156
154
うち女子
57
57
61
40歳11ヵ月
40歳7ヵ月
41歳8ヵ月
16年1ヵ月
15年2ヵ月
16年3ヵ月
10
11
10
職員総数
(人)
平均年齢
(歳)
平均勤続年数
(年)
採用人数
(人)
0 1
0 1
168,224
2
2
190,928
平成28年3月末
E
E
27年度
平成27年3月末
U R
U R
45
総資産当期純利益率
普通出資金
(百万円)
(注)資金運用勘定は、無利息預け金の平均残高(25年度50百万円、26年度52百万円、27年度53百万円)
を、資金調達勘定は、金銭の信託運用見合額
の平均残高(25年度269百万円、26年度371百万円、27年度300百万円)および費用(25年度214千円、26年度339千円、27年度264千円)
を
それぞれ控除して表示しております。
N
O
資金調達勘定
I
105,684
D I
うち貸出金 26年度
N
(注)総資産経常利益率=経常利益÷総資産(債務保証見返を除く)平均残高×100
I
K
26年度
N
N
1.67
I
I
3,157,048
H
H
189,014
S
S
25年度
O
O
利 息
平 均 残 高
利率による増減
N A G
N A G
資金運用勘定
年 度
残高による増減
純増減
O
O
種 類
平成27年度
平成26年度
利率による増減
うち譲渡性預金
(単位:平均残高・百万円、利息・千円、利回り・%)
(単位:千円)
残高による増減
うち預金積金
資金運用勘定並びに資金調達勘定の平均残高、利息、利回り
平成27年度
預 金 貸 出 金 利 鞘
支払利息
(注)資金調達費用は、金銭の信託運用見合費用を控除して表示しております。
業務粗利益率=業務粗利益÷資金運用勘定平均残高×100
平成26年度
Y
Y
業務粗利益率(%)
(単位:%)
(単位:千円、%)
平成25年度
資金運用収支
鞘
46
■ リスク管理債権の状況
■ 金融再生法開示債権
1. 破綻先債権・延滞債権に対する担保・保証および引当金の引当・保全状況
区 分
平成26年度
延滞債権額(B)
合計(C)
=
(A)
+
(B)
5,666
担保・保証額(D)
3,019
回収に懸念がある債権額(E)
=
(C)
−
(D)
2,647
引当率(G)
=
(F)/(E)
×100
2,647
100.00%
保全率=
((D)
+
(F))/(C)
×100
100.00%
個別貸倒引当金(F)
区 分
311
4,415
4,726
2,619
2,107
1,674
79.48%
90.85%
平成26年度
(単位:百万円)
5,837
4,442
3,023
2,760
2,814
1,682
100.00
91.13
100.00
79.55
破 産 更 生 債 権 及 び 平成26年度
これらに準ずる債権 平成27年度
848
851
848
851
778
776
69
74
100.00
100.00
100.00
100.00
平成26年度
4,989
4,023
4,989
3,591
2,244
1,983
2,745
1,607
100.00
89.25
100.00
78.80
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
危 険 債 権
要管理債権
正常債権
平成26年度
平成27年度
平成26年度
平成27年度
平成26年度
平成27年度
平成26年度
平成27年度
105,015
106,921
110,853
111,796
債務者に対する債権及びこれらに準ずる債権です。
ー%
ー%
ー%
ー%
■ 貸倒引当金等
貸倒引当金の期末残高及び期中の増減額
平成26年度
貸出金償却額
平成27年度
180
152
E
E
④特別清算開始の申立てがあった債務者
(単位:百万円)
U R
③破産手続開始の申立てがあった債務者
△937
S
U R
②再生手続開始の申立てがあった債務者
△1,139
4,614
O
S
①更生手続開始の申立てがあった債務者
1,697
△56
L
O
対する貸出金です。
147
5,552
C
L
見込みがないものとして未収利息を計上しなかった貸出金(未収利息不計上貸出金)のうち、次の①から⑤のいずれかに該当する債務者に
2,837
貸出金償却の額
C
「破綻先債権」
(A)とは、元本又は利息の支払いの遅延が相当期間継続していることその他の事由により、
元本又は利息の取立て又は弁済の
(注)1.
201
S
S
4,726
2,916
D I
D I
5,666
合 計
△204
N
N
(C)
+
(J)
平成27年度
個別貸倒引当金
増減額
I
I
平成26年度
2,714
残 高
K
K
分
一般貸倒引当金
平成27年度
増減額
N
N
平成26年度
残 高
(単位:百万円)
(単位:百万円)
I
ー
ー
H
ー
ー
S
回収に管理を要する債権額(L)
=
(J)
−
(K)
5.
「金融再生法上の不良債権」
における
「貸倒引当金」
には、
正常債権に対する一般貸倒引当金を除いて計上しております。
O
O
ー
「要管理債権」以外の債権をいいます。
N A G
ー
ー
4.
「正常債権」とは、債務者の財政状態及び経営成績に特に問題がない債権であり、
「破産更生債権及びこれらに準ずる債権」、
「危険債権」、
O
ー
担保・保証額(K)
I
合計(J)
=
(H)
+
(I)
H
N A G
ー
S
O
ー
区
引当率
(d)/(a−c)
3.
「要管理債権」
とは、
「3ヵ月以上延滞債権」及び「貸出条件緩和債権」
に該当する貸出金をいいます。
貸出条件緩和債権額(I)
3. リ ス ク 管 理 債 権 の 合 計 額
保全率
(b)/(a)
利息の受取りができない可能性の高い債権です。
平成27年度
ー
保全率=
((K)
+
(M))/(J)
×100
(d)
「危険債権」とは、債務者が経営破綻の状態には至っていないが、財政状態及び経営成績が悪化し、契約に従った債権の元本の回収及び
2.
ー
引当率(N)
=
(M)/(L)
×100
貸倒引当金
回収見込額(c)
(注)1.
「破産更生債権及びこれらに準ずる債権」
とは、破産手続開始、更生手続開始、再生手続開始の申立て等の事由により経営破綻に陥っている
3カ月以上延滞債権額(H)
貸倒引当金(M)
担保・保証等による
Y
Y
区 分
保全額(b)
5,837
4,874
合 計
2. 3カ月以上延滞債権・貸出条件緩和債権に対する担保・保証および引当金の引当状況
開示残高(a)
平成27年度
金融再生法上の
不 良 債 権
平成27年度
333
5,333
破綻先債権額(A)
(単位:百万円)
(単位:百万円、%)
⑤手形交換所による取引停止処分を受けた債務者
②債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として利息の支払いを猶予した貸出金
6
6
「3ヵ月以上延滞債権」
(H)とは、元本又は利息の支払いが約定支払日の翌日から3ヵ月以上延滞している貸出金で、破綻先債権及び延滞
3.
0 1
0 1
①上記「破綻先債権」に該当する貸出金
2
2
「延滞債権」
(B)とは、未収利息不計上貸出金のうち次の2つを除いた貸出金です。
2.
債権に該当しない貸出金です。
「貸出条件緩和債権」
(I)とは、
債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として、
金利の減免、
利息の支払猶予、
元本の返済猶予、
債権放棄
4.
その他の債務者に有利となる取決めを行なった貸出金で、
破綻先債権、
延滞債権及び3ヵ月以上延滞債権に該当しない貸出金です。
なお、
これらの開示額(A,B,H,I)
は、担保処分による回収見込額、
保証による回収が可能と認められる額や既に引当している個別
5.
貸倒引当金を控除する前の金額であり、全てが損失となるものではありません。
「担保・保証額」
(D,K)は、
自己査定に基づいて計算した担保の処分可能見込額及び保証による回収が可能と認められる額の合計額です。 6.
7.
「個別貸倒引当金」
(F)は、貸借対照表上の個別貸倒引当金の額のうち、破綻先債権額(A)・延滞債権額(B)に対して個別に引当計上した額の
合計額です。
8.
「貸倒引当金」
(M)には、貸借対照表上の一般貸倒引当金の額のうち、
3カ月以上延滞債権額(H)・貸出条件緩和債権額(I)に対して引当した
額を記載しております。
47
48
■開示項目一覧
このディスクロージャー資料は、信用金庫法施行規則に基づいて作成しておりますが、その基準における項目は
以下のぺージに記載しています。
自己資本比率・出資に対する配当金・職員数
●中小企業の経営の改善及び地域の活性化のための取組の状況 …… P 5∼P10
●主要な業務の状況を示す指標
●金融ADR制度への対応 ………………………………………… P29
業務粗利益及び業務粗利益率 …………………………………… P45
金庫の直近の2事業年度における財産の状況
本店営業部 米子市東福原2丁目5−1
☎0859-33-1245 FAX.0859-33-1301
●米子
自動車学校
●貸借対照表 ……………………………………………………… P34
資金運用収支、役務取引等収支及びその他業務収支 ……………… P45
ホック●
★
●ファミリーマート
本町支店 米子市東倉吉町40
☎0859-22-5111 FAX.0859-32-5905
内浜線
431
←境港市
まるごう●
●ファミリー
マート ●
TSUTAYA
弓ヶ浜支店 米子市夜見町1925−3
☎0859-24-0522 FAX.0859-24-0959
日野橋支店 米子市蚊屋200−53
☎0859-27-5711 FAX.0859-27-5757
U
●錦新町
保育園
153
JR安来駅→
2
島根県
鳥取県
松江市、安来市、出雲市(旧佐田町、多伎町、湖陵町を除く)、
隠岐の島町、海士町、西ノ島町、知夫村
安来市
伯耆町
出雲市
南部町
(旧佐田町・多伎町・湖陵町を除く)
江府町
日南町
日野町
9
東出雲IC
山 陰 道
米子市→
東出雲支店 松江市東出雲町錦新町7丁目1-3
1 6
松江市
隠岐の島町
西ノ島町
海士町
知夫村
境港市
日吉津村 大山町 琴浦町北栄町
(旧北条町を除く)
米子市
ファミリー ●
マート
0
※休止中のATMは含めておりません。
安来支店 安来市安来町1137−3
☎0854-22-2660 FAX.0854-22-2656
R E
☎0852-24-3711 FAX.0852-24-3739
S
松江北支店 松江市学園2丁目10−8
O
47
4
L
合 計
コーナン● ●アイパルテ
●ローソン
6
21
4
C
いしはら 眼科●
←出雲市
店 外
S
☎0852-23-7711 FAX.0852-23-7712
★
0 1
26
0
●
松江市
総合文化センター
(プラバホール)
松江支店 松江市西津田1丁目7−29
★
2
★
9
I
セブンイレブン●
島根大学●
ローソン●
中国電力
菅田変電所●
E
島根県
U R
45
●
安来
市役所
D
☎0858-55-0621 FAX.0858-55-7068
自動機器設置状況(単位:台)
店 内
米子市→
山陰道↓
赤碕出張所 東伯郡琴浦町赤碕1099−1
←松江市
●島根トヨタ
●松江市立
中央図書館
JR赤碕駅
境港支店 境港市元町114
☎0859-44-4321 FAX.0859-44-4322
●コスモ石油
●イオン
菅田店
A T M
C
D
9
〒
● ●
境高 上道小
N
←出雲市
★
市→
ローソン●
S
安来市安来町761−4
松江市東朝日町151
鳥取
★
O
安 来 プ ラ ー ナ
イ オ ン 松 江 店
外浜線
L
西伯郡伯耆町大殿952
西伯郡日吉津村日吉津1160−1
西伯郡大山町御来屋932
西伯郡伯耆町溝口260
境港市竹内団地276
境港市浜ノ町112
琴浦町図書館分館●
琴の浦高等特別●
町役場分庁舎●
支援学校 ●
JA
☎0859-56-2721 FAX.0859-56-2722
↑JR松江駅
★
C
鳥 取 県
S
馬場崎駅
D I
フ レ ス ポ 伯 耆
イオン日吉津店
御 来 屋 出 張 所
溝 口 分 庁 舎 前
PLANT−5境港店
まるごう境港ターミナル店
〒
9
←米子市
淀江支店 米子市淀江町淀江566−7
島根県
N
49
●
コスモ石油●
境港市役所
●今井書店
JR
営
業 地 区 一 覧
営業地区一覧
米子市、境港市、南部町、伯耆町、日吉津村、大山町、江府町、
日野町、日南町、琴浦町、北栄町(旧北条町を除く)
9
●
山陰スバル
駅
江
淀
JR
I
※平成26年度対象子会社清算により、連結情報はありません。
平成28年7月19日現在
米子市角盤町1丁目30
米子市西福原2丁目1−10
米子市弥生町2
米子市両三柳4530−3
米子市末広町311
米子市安倍103−1
米子市加茂町1丁目1
米子市両三柳2603
米子市夜見町3077
米子市東福原1丁目11−7(休止中)
米子市米原5丁目4−8
米子市皆生温泉2丁目3−1
米子市皆生4丁目7−15
米子市彦名町24
米子市陽田町36−1
米子市車尾3丁目1166
●JA
鳥取西部
K
I
米 子 髙 島 屋
米 子 天 満 屋
J R 米 子 駅
まるごう両 三 柳 店
イオン米 子 駅 前 店
ユニサン安倍店
米 子 市 役 所
米子陸上自衛隊
ま るごう 弓ヶ浜 店
まるごう東 福 原 店
米 原 出 張 所
皆生温泉出張所
スーパーセンターホック皆生店
スーパーセンターホック安倍店
まるごう米 子 南 店
マ ル イ 車 尾 店
川
大山
伯耆
JR
●
ローソン
●
パティオ ●元町病院
店 外 現 金 自 動 機 設 備 一 覧
9
N
K
担保の種類別の貸出金残高及び債務保証見返額 ………………… P42
宇田
I
N
業種別の貸出金残高及び貸出金の総額に占める割合 …………… P41
市→
H
I
H
固定金利及び変動金利の区分ごとの貸出金残高 ………………… P41
☎0859-34-0521 FAX.0859-34-0619
S
S
歩味●
手形貸付、証書貸付、当座貸越及び割引手形の平均残高 ………… P41
北支店 米子市東福原6丁目12−9
鳥取
●王子製紙
鉄工団地
●貸出金等に関する指標
☎0859-34-3588 FAX.0859-34-3941
●まるごう
★
●法第38条の2第3項の規定に基づく会計監査報告書 …………… P39
定期預金の残高 ………………………………………………… P40
●セブンイレブン
南出張所 米子市道笑町4丁目4−39
O
固定金利定期預金、変動金利定期預金及びその他の区分ごとの
●コーナン
●ホテルわこう
★
O
●貸出金償却の額 ………………………………………………… P48
☎0859-22-3183 FAX.0859-22-3194
★
●貸倒引当金の期末残高及び期中の増減額 ………………………… P48
流動性預金、定期性預金、譲渡性預金、その他の預金の平均残高 … P40
西支店 米子市旗ヶ崎2丁目20-37
天満屋●
N A G
有価証券、
金銭の信託、
規則第102条第1項第5号に掲げる取引
●預金に関する指標
JR米子駅→
9
日野川
N A G
●次に掲げるものに関する取得価格又は契約価格、時価及び評価損益 …… P44
総資産経常利益率、
総資産当期純利益率 ………………………… P46
内浜産業道路
ENEOS●
伯耆町→
JR
●高島屋
←境港市
自衛隊道路
181
O
破綻先債権、延滞債権、3ヵ月以上延滞債権、貸出条件緩和債権
受取利息及び支払利息の増減 …………………………………… P46
まるごう●
Y
O
資金利鞘 ………………………………………………………… P46
☎0859-22-2278 FAX.0859-32-8538
米子駅
Y
●貸出金のうち次に掲げるものの額及びその合計額 ……………… P47
東支店 米子市冨士見町1丁目15
●東山
陸上競技場
←境港市
●損益計算書、剰余金処分計算書 …………………………………… P35
資金運用勘定並びに資金調達勘定の平均残高、
利息、
利回り……… P45
●髙島屋
皆生街道
●法令遵守の体制 …………………………………………… P28、
P29
●
米子市
美術館
米子南IC→
● 米子市営
武道館
102
●
西部総合事務所
●
ローソン
↑皆生
預金積金残高・貸出金残高・有価証券残高
★
自己資本の充実の状況等 ………………………………… P19∼P27
181
★
出資総額及び出資総口数・純資産額・総資産額・
米子市役所
●
山陰放送●
島屋●
9
←安来市
米子消防署
●
まるごう●
●リスク管理の体制
米子市公会堂
安来市↓
金庫の事業の運営に関する事項
経常収益・経常利益・当期純利益・
鳥取市→
↑皆生
●直近の5事業年度における主要な事業の状況 …………………… P33
9
●
クイーンボウル
JR博労町駅
〒
9
●
預証率の期末値及び期中平均値 …………………………………… P43
JR富士見町駅
★
●直近の事業年度における事業の概況 …………………………… P33
天満屋●
←境港市
笑い通り
有価証券の残存期間別残高 ………………………………………… P43
加茂川
有価証券の種類別の残高 ………………………………………… P43
金庫の主要な事業に関する事項
ファミリーマート●
金庫の主な事業の内容 …………………………………………… P 3
コスモ石油●
★
商品有価証券の種類別の平均残高 ………………………………… P43
市立山陰歴史館●
●有価証券に関する指標
●事務所の名称及び所在地 ……………………………………… P50
★
預貸率の期末値及び期中平均値 ………………………………… P42
●理事・監事の氏名及び役職名 …………………………………… P13
平成28年7月19日現在
ホテルわこう●
使途別の貸出金残高 …………………………………………… P42
●事業の組織 ……………………………………………………… P13
2016
鳥取県
金庫の概況及び組織に関する事項
店 舗 所 在 地
YONAGO
SHINKIN
☎0852-52-2323 FAX.0852-52-2324
[本 部] 米子市東福原2丁目5−1 ☎0859-33-1241
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