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現場課題解決型医療・福祉機器開発支援事業 補助金交付要綱
現場課題解決型医療・福祉機器開発支援事業 補助金交付要綱 (趣旨) 第 1 こ の 要 綱 は 、医 療・福 祉 現 場 の 課 題 を 解 決 す る 県 内 中 小 企 業 の 医 療・福 祉 機 器 等 に 係 る 研 究 開 発 を 後 押 し し 、県 内 産 業 の「 健 康 ・ 医 療 」 分 野 へ の 裾 野 拡 大 を 図 る た め 、医 療 機 関 等 と 中 小 企 業 者 等 が 連 携 し て 行 う 医 療・福 祉 機 器 等 の 試 作 開 発 に 要 す る 経 費 に 対 し 、予 算 の 範 囲 内 で 補 助 金 を 交 付 す る こ と に つ い て 、補 助 金 等 交 付 規 則( 昭 和 34年 長 野 県 規 則 第 9 号 。以 下「 規 則 」と い う 。)に 定 め の あ る も の の ほ か 、 必要な事項を定めるものとする。 (用語の定義) 第2 この要綱において、中小企業者等とは、次の一に該当するものをいう。 (1) 長 野 県 内 に 事 業 所 を 有 し 、中 小 企 業 基 本 法( 昭 和 38年 法 律 第 154号 )第 2 条 に 規 定する中小企業者 (2) 長 野 県 内 に 事 業 所 を 有 し 、 中 小 企 業 団 体 の 組 織 に 関 す る 法 律 ( 昭 和 32年 法 律 第 185号 )第 3 条 に 規 定 す る 事 業 協 同 組 合 、協 同 組 合 連 合 会 、企 業 組 合 及 び 協 業 組 合 (補助対象事業者) 第3 第1に規定する補助金交付の対象となる者は、第2に規定する中小企業者等とする。 (補助対象事業) 第4 補助金交付の対象となる事業は、医療機関等と中小企業者等が、支援機関とともに連携 して医療・福祉機器等の試作開発を行う次の各号のすべてを満たす事業とする。 (1) 医療・福祉現場の課題を解決する医療・福祉機器等の試作開発であること。 (2) 開発にあたって、医療機関等の医療・福祉現場のニーズ等の助言を受けることができる こと。 (3) 実証試験、実用化開発、製品開発等について、支援機関と連携すること。 (4) 年度内に機器等の試作開発が完成する事業であること。 (補助対象経費) 第 5 第 1 に 規 定 す る 補 助 金 の 交 付 の 対 象 と な る 経 費 は 、別 表 1 に 掲 げ る 経 費 と す る 。 (補助率及び補助金額) 第6 第5に規定する補助対象経費に対する補助率は、2分の1以内とし、補助金額は200万 円以下とする。 (補助金交付の申請) 第7 規則第3条に規定する申請書及び関係書類は、次のとおりとする。 (1) 現 場 課 題 解 決 型 医 療・福 祉 機 器 開 発 支 援 事 業 補 助 金 交 付 申 請 書( 要 綱 様 式 第 1 号) (2) 試 作 開 発 計 画 書 ( 要 綱 様 式 第 1 号 の 2 ) (3) 補 助 対 象 経 費 内 訳 書 ( 要 綱 様 式 第 1 号 の 3 ) (4) 前 1 号 か ら 3 号 ま で に 掲 げ る も の の ほ か 知 事 が 特 に 必 要 と 認 め る 書 類 2 前項に規定する書類の提出期限は、別に定める。 (申請の取下げ) 第 8 規 則 第 7 条 第 1 項 に 規 定 す る 申 請 の 取 下 げ は 、補 助 金 の 交 付 決 定 の 通 知 を 受 け た 日 か ら 20日 以 内 に 知 事 に 現 場 課 題 解 決 型 医 療・福 祉 機 器 開 発 支 援 事 業 補 助 金 交 付 申請取下げ書(要綱様式第2号)を提出して行うものとする。 (交付の条件等) 第9 (1) 次の各号に掲げる事項は、補助金の交付の条件とする。 補 助 対 象 経 費 又 は 補 助 事 業 の 内 容 を 著 し く 変 更 し よ う と す る と き( 軽 微 な 変 更 を 除 く 。)は 、現 場 課 題 解 決 型 医 療・福 祉 機 器 開 発 支 援 事 業 変 更 承 認 申 請 書( 要 綱様式第3号)により、速やかに知事に申請してその承認を受けること。 (2) 補 助 事 業 を 中 止 し 、 若 し く は 廃 止 し よ う と す る と き は 、 現 場 課 題 解 決 型 医 療 ・ 福祉機器開発支援事業計画中止(廃止)承認申請書(要綱様式第4号)により、 速やかに知事に申請してその承認を受けること。 (3) 補 助 事 業 が 予 定 期 間 内 に 完 了 し な い と き ( 遂 行 が 困 難 に な っ た と き を 含 む 。 ) は 、現 場 課 題 解 決 型 医 療・福 祉 機 器 開 発 支 援 事 業 遅 延 等 報 告 書( 要 綱 様 式 第 5 号 ) により、速やかに知事に報告してその承認を受けること。 (4) 補 助 事 業 に よ り 取 得 し た 財 産 、又 は 本 事 業 で 開 発 し た 試 作 品 を 処 分 し た こ と に よ り 収 入 が あ っ た と き は 、交 付 し た 補 助 金 額 の 全 部 又 は 一 部 を 県 に 納 付 さ せ る こ とがあること。 (遂行状況報告) 第 10 補 助 事 業 者 は 、別 に 定 め る 時 点 に お け る 補 助 事 業 の 遂 行 状 況 に つ い て 、現 場 課 題解決型医療・福祉機器開発支援事業遂行状況報告書(要綱様式第6号)により、 別に定める日までに知事に報告するものとする。 2 規 則 第 10条 に 規 定 す る 関 係 書 類 は 、 次 の と お り と す る 。 (1) 試 作 開 発 状 況 報 告 書 ( 要 綱 様 式 第 6 号 の 2 ) (2) 経 理 報 告 書 ( 要 綱 様 式 第 6 号 の 3 ) (実績報告) 第 11 規 則 第 12条 第 1 項 に 規 定 す る 実 績 報 告 書 は 、現 場 課 題 解 決 型 医 療・福 祉 機 器 開 発支援事業実績報告書(要綱様式第7号)によるものとする。 2 規 則 第 12条 第 1 項 に 規 定 す る 関 係 書 類 は 、 次 の と お り と す る 。 (1) 試 作 開 発 結 果 報 告 書 ( 要 綱 様 式 第 7 号 の 2 ) (2) 経 理 報 告 書 ( 要 綱 様 式 第 7 号 の 3 ) 3 前 2 項 に 規 定 す る 書 類 の 提 出 期 限 は 、事 業 完 了 の 日 か ら 起 算 し て 15日 を 経 過 し た 日又は補助金交付決定の通知を受けた日の属する年度の末日のいずれか早い日と する。 (補助金の概算払い) 第12 補助事業者が補助金の概算払いを受けようとするときは、現場課題解決型医療・福祉機 器開発支援事業補助金概算払請求書(要綱様式第8号)を知事に提出するものとする。 (補助金の精算払い) 第 13 補 助 事 業 者 が 補 助 事 業 完 了 後 、補 助 金 の 精 算 払 い を 受 け よ う と す る と き は 、現 場課題解決型医療・福祉機器開発支援事業補助金精算払請求書(要綱様式第9号) を知事に提出するものとする。 (研究開発の成果の公表) 第 14 補 助 事 業 者 は 、補 助 事 業 が 完 了 し た と き は 、知 事 の 指 示 に し た が っ て 、そ の 試 作開発成果を公表するものとする。 (財産処分の制限) 第 15 規 則 第 19条 第 1 項 に 規 定 す る 承 認 申 請 書 は 、現 場 課 題 解 決 型 医 療・福 祉 機 器 開 発 支 援 事 業 財 産 処 分 承 認 申 請 書 ( 要 綱 様 式 第 10号 ) と す る 。 2 規 則 第 19条 第 1 項 第 2 号 の 規 定 に よ り 指 定 す る 財 産 は 、本 事 業 で 開 発 し た 試 作 品 及 び 知 事 が 別 に 定 め る 財 産 と す る 。た だ し 、規 則 19条 第 2 項 第 2 号 の 規 定 に 基 づ き 知事が別に定める期間を経過したものは除く。 3 知 事 は 、補 助 事 業 者 が 当 該 承 認 に 係 る 財 産 を 処 分 し た こ と に よ り 収 入 が あ っ た と きは、その収入に相当する額の全部又は一部を県に納付させることができる。 (帳簿の整備等) 第 16 補 助 事 業 者 は 補 助 事 業 に 係 る 収 支 を 記 載 し た 帳 簿 を 設 け る と と も に 、そ の 証 拠 となる書類を整理し補助事業年度の終了後5年間保存しておくものとする。 (産業財産権に関する届出) 第 17 補 助 事 業 者 は 、補 助 事 業 年 度 又 は 補 助 事 業 年 度 の 終 了 後 5 年 以 内 に 補 助 事 業 に 基づく発明、考案等に関して特許権、実用新案権又は意匠権(以下「産業財産権」 と い う 。)を 出 願 若 し く は 取 得 し た 場 合 、 又 は そ れ ら を 譲 渡 し 、 若 し く は 実 施 権 を 設 定 し た 場 合 に は 、当 該 年 度 の 終 了 後 15日 以 内 に 現 場 課 題 解 決 型 医 療・ 福 祉 機 器 開 発 支 援 事 業 に 係 る 産 業 財 産 権 届 出 書( 要 綱 様 式 第 11号 )を 知 事 に 提 出 す る も の と す る。 (実施結果の企業化の報告) 第 18 補 助 事 業 者 は 、補 助 事 業 年 度 の 終 了 後 5 年 間 、毎 年 度 終 了 後 15日 以 内 に 当 該 補 助 事 業 に 係 る 過 去 1 年 間 の 企 業 化 の 状 況 に つ い て 、現 場 課 題 解 決 型 医 療・福 祉 機 器 開 発 支 援 事 業 に 係 る 企 業 化 状 況 報 告 書( 要 綱 様 式 第 12号 )に よ り 知 事 に 報 告 す る も のとする。 (収益納付) 第 19 知 事 は 、現 場 課 題 解 決 型 医 療・福 祉 機 器 開 発 支 援 事 業 に 係 る 企 業 化 状 況 報 告 書 に よ り 、補 助 事 業 年 度 の 終 了 後 、補 助 事 業 者 が 補 助 事 業 の 実 施 結 果 の 企 業 化 、産 業 財産権の譲渡若しくは実施権の設定又はその他当該補助事業の実施結果の他への 供 与 に よ る 収 益 が 生 じ た と 認 め た と き は 、当 該 補 助 事 業 者 に 対 し 、交 付 し た 補 助 金 の全部又は一部に相当する金額を県に納付させる ものとする。 (書類の提出部数等) 第 20 規 則 及 び こ の 要 綱 に よ り 知 事 に 提 出 す る 書 類 の 提 出 部 数 は 、正 本 1 部 、写 し 1 部 と し 、 所 轄 地 方 事務所の 長 を 経 由 す る も の と す る 。 附則 こ の 要 綱 は 、 平 成 26年 度 の 補 助 金 か ら 適 用 す る 。 附則 こ の 要 綱 は 、 平 成 27年 度 の 補 助 金 か ら 適 用 す る 。 (別表1)補助対象経費 区分 試作開発費 内容 <試作開発に直接必要となる経費> 部品・ユニット・試作用金型購入費、外注加工費、原材料及び副資材 の購入に要する経費、試作に必要な設備に係るリース費用、試 作 加 工 用 設 備( 生 産 用 設 備 は 除 く )の 購 入 費 、当 該 試 作 に 伴 う 効 果 の検証費用 等