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海の家の あり方(営業内容・営業時間)について
資料3 海の家の あり方(営業内容・営業時間)について 海の家のあり方(営業内容・営業時間)について 海の家の営業内容の変化 新しい営業 従来型 ○音響機器による音楽の提供 ○ライブコンサートの実施 ○ダンスイベントの実施 ○パーティーの実施 ○多様な酒類の提供 など ①更衣休憩所 ②飲食物の提供・販売 ③レジャー用品等の貸出 資料5 海の家の営業時間(平成25年度) 終了時間 *各海水浴場組合のルール等による 海 水 浴 場 17:00 走水、長浜(横須賀市)、大浦、荒井浜、横堀、和田(三浦市)、 長者ケ崎・大浜(葉山町)の一部、岩(真鶴町)、湯河原 19:00 サザンビーチちがさき(金、土、日曜日及び祝日のみ。それ以外は17時まで) 19:30 御幸の浜(小田原市) 20:30 逗子、片瀬東浜、片瀬西浜 21:00 三浦海岸、長者ケ崎・大浜(葉山町)の一部、辻堂 22:00 材木座、由比ガ浜、腰越(鎌倉市)、大磯 23:00 一色、森戸(葉山町) 1 海の家の営業内容に係る関係法令等 法令等 内 容 海岸法等、 建築基準法 海の家の設置に係る海岸占用及び建築について各種許認可が必要 食品衛生法、 興行場法 営業内容に応じて、各種許認可が必要 県海水浴場条例 ○海水浴場は、常に公衆の衛生、危険防止、秩序の保持を旨とし、かつ、全体の風致及び 美観を損なうことのないよう管理され、運営されなければならない。 ○海水浴場等(更衣休憩所を含む。)を設置しようとする者は、知事の許可を受けなければ ならない。 県のガイドライン 「海の家」とは、海水浴場において、利用者の利便に供するため、次の(1)~(3)のいずれかに 掲げるサービスの提供を行う施設をいう。 (1) 神奈川県海水浴場等に関する条例第2条第5項に定める更衣休憩所 (2) 飲食物の提供・販売を行う店舗 (3) レジャー用品等の販売・レンタルを行う店舗 ※ 「クラブ化」の形態による営業は行わないこと。 行政の取組み (26年度) 【県】音楽イベントを実施する海の家は、組合を通じて、騒音対策や風紀上の対策を記載した 実施計画書を県に提出してもらい、県、市町、組合で、自主ルールへの適合性等を確認 【鎌倉市】音楽イベントについて、市、組合、地元自治会等で自主ルールへの適合性、鎌倉の 海岸としてふさわしいか1件ごとに審査 組合の取組み イベント等の開催については、組合の承諾を必要としている組合もある(鎌倉 ほか)。 ※ 「クラブ化」の形態による営業を行うと、風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律に基づく風俗営業に該当する可能 性がある。 2 海の家の営業時間に係る関係法令等 法令等 内 容 県海水浴場条 例施行規則 海水浴場の開場時間は、海水浴場設置者が、日の出から日没までの時間内にお いて定める。 県のガイドライ ン 周辺環境や風紀に影響を及ぼさないよう、海水浴場の開場時間外の営業は必 要最小限にとどめ、地域の実情にあった営業時間を定めること。 特に、海水浴場の開場時間終了後に営業することにより、周辺環境や風紀に関 して、組合や関係行政機関等に地域の住民から苦情や要望が寄せられている場 合やそのおそれがある場合は、営業終了時刻を現在よりも早めること。 また、後片付けの時間等も考慮し、営業時間終了後の従業員の活動は必要最 小限にとどめること。 県迷惑行為防 止条例 何人も、深夜(午後10時から翌日の午前6時)において、正当な理由がないのに次 に掲げる行為をして、近隣の者に不安を覚えさせてはならない。 (1) 花火をすること。 (2) 人声又は楽器、音響機器等の音を異常に大きく発すること。 県青少年保護 育成条例 保護者は、特別の事情がある場合のほかは、深夜(午後11時から午前4時)に青 少年(満18歳未満の者)を外出させてはならない。 ※ 海岸法に基づく占有許可の条件では、営業時間に係る規定はない。 3 海の家のあり方に関する検討のフロー 検討の視点 ○営業内容の多様化、営業の長時間化の 意義・効用 →海岸での楽しみの提供、観光振興、 文化の発信等 海の家の あり方 ・海の家の位置付け ・営業内容のあり方 ・営業時間のあり方 など ○営業内容の多様化、営業の長時間化に 伴う課題 →騒音、風紀の乱れ、青少年への影響等 課題解決の方策 ○事業の持続性 →海の家の事業の成立、持続性等 など 4 ・行政による規制 ・組合の自主的な取組み (自主ルール)の継続 など