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件数1 8件22名(死亡3人・重傷4人・軽傷4人・無事1 1 人)

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件数1 8件22名(死亡3人・重傷4人・軽傷4人・無事1 1 人)
埼玉県警察
山岳救助隊
秩父警察署
℡0494-24-0110
小鹿野警察署
℡0494-75-0110
山岳救助隊ニュースは埼玉県警のH P からアクセスできます
http://www.police.pref.saitama.lg.jp/d0010/kurashi/kyujotainews.html
平成2 7 年【4 ~6 月】埼玉県内の山岳遭難発生状況
件数1 8 件2 2 名(死亡3 人・重傷4 人・軽傷4 人・無事1 1 人)
発生日
4月12日
4月28日
5月 2日
5月 2日
5月 2日
5月 4日
5月 6日
5月 8日
5月14日
5月16日
5月22日
5月22日
5月23日
5月23日
5月24日
5月24日
6月 6日
6月20日
山岳名
白泰山
棒ノ嶺
小鹿野二子山
吉田山
両神山
唐松尾山
日和田山
両神山
小倉峠
両神山
中津川
両神山
入 川
釜の沢五峰
多峯主山
日和田山
雲取山
愛宕山
PT構成
単独
29 人
単独
3人
3人
単独
単独
3人
単独
3人
2人
2人
単独
単独
3人
2人
単独
単独
年齢・性別
65歳男性
74歳男性
67歳男性
34、5、3歳親子
66、64、63 歳男女
50歳男性
64歳男性
67歳女性
67歳男性
63歳男性
66歳男性
65歳女性
71歳男性
43歳女性
72歳女性
54歳女性
45歳男性
74歳男性
遭難・事故原因等
絶滅動物を探索中に道迷い
岩を通過する際にバランスを崩し 10m滑落
股峠から西岳山頂へ進行中、道迷いし、斜面を滑落
小床峠を通過後、赤テープを登山道と勘違いし道迷い
中双里から入山し、白井差峠で進路誤り道迷い
瑞牆山から雲取山へ縦走中、唐松尾山付近で道迷い
登攀中、確保器を付け忘れ、取り付け中に転落
下山中、八海山付近で石に躓き転倒
寺巡りの下山中に道迷い
下山中、八海山付近で約 18m滑落
渓流釣り中に行方不明、斜面で滑落しているのを発見
下山中、会所付近で足を滑らせ約 15m滑落
赤沢谷の出会い付近で滑落しているのを発見
登山中、コースを外れて道迷い
下山中、砂利で足を滑らせ転倒
下山中、砂利で足を滑らせ転倒
前白岩の肩付近で、西側の斜面を約 300m滑落
遅刻し、所属する山岳会を追い掛けていて道迷い
死傷別
無事
軽傷
軽傷
無事
無事
無事
重傷
軽傷
無事
軽傷
死亡
重傷
死亡
無事
重傷
重傷
死亡
無事
■ゴールデンウィーク期間中の雲取山常駐警戒の実施■
山岳救助隊では今年も例年通り、GW期間中における雲取山の常駐警戒を実施しました。
雲取山には、県内外から多くの登山者が訪れ、賑わいを見せていました。
常駐警戒の活動内容として、雲取山荘前において、宿泊登山者(2日∼6日までの山荘宿泊者約
1000 人、テント泊まり約 500 人)に対し、登山届提出の呼び掛けや、各登山道の情報提供を行った
ほか、通行禁止となっている三条ダルミを通過する登山者に対しての安全登山指導、同所の通行禁
止看板が劣化していたため補強するなど、事故が予想される危険個所で、事故を未然に防ぐ抑止活
動を中心に実施しました。
また、山頂に設置されている看板(雲取山 標高 2017.7M と記載のもの)が落下していたため、
早急に国立公園を担当する部署に連絡を行い、修繕の申し入れもしました。
今回の常駐警戒で感じたのは、数年前までは、普段着にスニーカーを履いた、まるで街を歩いて
いるかのような格好の登山者も散見され、その都度、適切な指
導を行っていましたが、最近ではそのような人はほとんど見掛
けなくなり、しっかりとした装備、服装の登山者が増えたとい
うこと、また、山に登る若い男女が増えて、山が活気づいてい
る、という印象を受けました。
昨年に続き、埼玉県警察機動隊の隊員と共に警戒に従事しま
したが、部隊の枠を超え、意見の交換や技術の共有を図るなど
有効な活動をすることができました。
①
「遭難は他人事」「自分だけは大丈夫」その思いこみが命取りになります
誰がいつどこで遭難するかは分かりません。安全登山は危機意識を持つことから始まります。
②
転ばぬ先の登山届、黙って1人で山に行かないで
「秩父の山に行ってくる」という家族への伝言だけでは、秩父のどの山に登ったのかも分かりません。
③
他力本願厳禁
山では自己責任によるセルフレスキューが大原則であり基本です。何かあったら救助を要請すればよい
との人任せの計画で登山することは止めましょう。
④
探検冒険ほどほどに
インターネットの情報を鵜呑みにして、通行禁止の登山道・廃道・バリエーションルートを登ろうと
する人には相応の危険が伴います。自分の技量や体力を認識し、安全な登山をしましょう。
⑤
天気の急変を想定し、万全な装備を準備
晴れの予報でも雨具を、日帰りの予定でもヘッドランプを持参しましょう。突然のゲリラ豪雨で行動不
能となることもあるかもしれません。今晩ビバークになっても大丈夫な最低限の装備を準備しましょう。
⑥
夏場の熱中症対策
水分はそれで足りていますか?沢や水場のある山ならよいですが、山によっては全く水がない場所も
あります。いつでも水が飲めると思い込んでいるのは危険です。
⑦
雷雲が接近、そのときに…
山小屋や避難小屋に逃げ込みましょう。近くにない場合は、できるだけ背の高い(5m以上)木の下で
幹や枝から4m以上離れて、かつ、木のてっぺんを見上げて45度以上の場所で低い姿勢をとり耳をふさ
ぐのがよいとされています。
山岳救助隊では、登山者の方たちの安全登山に対する意識の向上を目的に、隊内で「安全登山に
関する川柳」を募集しました。隊員たちから寄せられた50句の中から、隊長、副隊長が選出した
優秀作品を掲載します。
登山届が唯一の手掛
かりとなり、遭難者を発
見した事例は数多くあ
ります。登山届を忘れず
に提出しましょう!
【安全登山呼び掛け部門】
・忘れるな
登山届は
・あたりまえ
命綱
道路地図で
道迷い
登
団
所
体
在
山
計
画
書
名
地
緊急連絡 先
登山開始日時
下山予定日時
山(域) 名
ル
メンバー
ー
ト
合計
氏名
年齢
名
電話
住所
携帯
CL
SL
携
食分
食料
無線
□ 地図
□ コンパス
□ テント
交通機関
自家用車の場合
備
考
帯
品
非常食
食
分
□
□
MHz
ツエルト
コンロ
携帯電話 (代表者番号)
□ ヘッドライト
□
□ 救急用品
□
□
雨具
□
車種
ラジオ
ナンバー
□
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