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建築基準法第 85 条第 5 項の規定による仮設建築物の許可
甲府市 建築指導課 建築基準法第 85 条第 5 項の規定による仮設建築物の許可取扱い要領 【目的】 建築基準法(昭和 25 年法律第 201 号。以下「法」という。)第 85 条第 5 項の規定に基づ く仮設建築物の許可について安全上、防火上及び衛生上の必要な事項を定め、適切な運用 を図ることを目的とする。なお、本要領は一定の方向性を示すものであり、仮設建築物は 使用目的、使用期間及び計画建築物の敷地の状況が異なることから、これによることが必 ずしも適切でない場合、または同等以上に支障がないと認められる場合はこの限りでない。 Ⅰ. 建築基準法施行規則(昭和 25 年建設省令第 40 号。以下「省令」という。)第 10 条の 4 第 1 項に基づく甲府市建築基準法施行細則(昭和 55 年規則 20 号。以下「規則」とい う。)第 18 条における添付図書等の補足事項。 (1)許可申請理由書には、使用目的や申請地に建設を必要とする理由等を明記すること。 (2)使用期間が終了した場合は、すみやかに別紙 1「仮設建築物撤去報告書」を提出する こと。 (3)その他市長が必要と認める図書等 ① 緩和を受ける法の条項、それに伴い防火避難・安全・衛生上支障の無いように配慮 した事項の一覧及び内容説明書。 ② 法 20 条、令三章第 1 節から第 7 節の 2 の規定に定められた構造方法に関する技術 的基準の適合が確認できる図面。 ③ 法第 6 条第 1 項第 2 号及び第 3 号に該当する建築物の場合、 構造図及び構造計算書。 ④ 従前の建築物の建替え又は改修工事等の期間中のみに使用する仮店舗、仮校舎、仮 事務所等については、建替え又は改修工事等の概要及び工事計画書。 ⑤ 上記添付図書を標準とし、その他申請内容ごとに指示する図書等。 (4)許可内容の変更は原則認められないが、錯誤による訂正や記載事項の変更など、再 申請することが必ずしも合理的でない場合、別紙 2「許可申請内容変更届」により取 扱うものとする。なお、変更内容については、省令第 3 条の 2 各号に該当する事項 を基本に事前協議の上判断をする。 甲府市 建築指導課 Ⅱ. 構造等の基準 防火地域及び準防火地域内に設置をする場合、下記基準を原則とする。 (1) 階数は 2 階建て以下 (2) 仮設建築物一棟の延べ面積が ① 500 ㎡以下 →屋根を不燃材料で葺く。 ② 500 ㎡を超える →屋根を不燃材料で葺き、柱・梁・小屋組・外壁・軒 裏及び階段を不燃材料とする。 (3) 延焼のおそれのある部分 ① 防火地域内 →外壁、軒裏を防火構造以上とする。 ② 準防火地域内 →外壁、軒裏を不燃材料とし、又はおおう。 (4) 火気使用室等は、壁及び天井を準不燃材料以上で仕上げる。 (5) その他、防火・安全・衛生上指示する事項。 附則 本要領は、平成21年1月13日より施行する。