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東京大学の目指す国際性 - 東京大学 研究大学強化促進事業
第1回リサーチ・アドミニストレーションセミナー (2015年3月4日) 東京大学における 国際共同研究の重要性について 東京大学副学長・国際本部長 羽田 正 東京大学の目指す国際性 「国際的に教育・研究を展開し、世界と交流する。」 東京大学憲章 I. 学術 1.(学術の基本目標)より 「研究の連携を大学や国境を超えて発展させ、 世界を視野に入れたネットワーク型研究の 牽引車の役割を果たす。」 東京大学憲章 I. 学術 8.(研究の連携)より 「国際化は東京大学の最優先課題の一つ」 東京大学の行動シナリオFOREST2015 行動ビジョンより 2 スーパーグローバル大学 大学改革 国際化 国際競争力 タイプA:世界レベルの教育研究を行うトップ大学対象 東京大学グローバルキャンパスモデル構築 3 東京大学グローバルキャンパスモデルの理念 非英語圏の日本で 世界トップレベルの研究型総合大学 世界最高・ 最先端の研究 グローバル化時代に ふさわしい 教育システム 英語で学位を 取得できる プログラム拡充 日本語による 高度な教育や研究 多様な構成員 グローバルキャンパス を支える 組織と職員 4 グローバルキャンパスの実現 グローバルな視野を持った知的リーダーの育成 卓越性 流動性 トップレベル教育 多様性 最先端共同研究 ①総合的教育改革 ②戦略的パートナーシップ 多様で 主体的な 学習 新教育システムと 教育研究の その充実 国際展開 ③中核的プラットフォームの確立 先端的で 高度な 研究 関連組織の統合とネットワーク化 5 戦略的パートナーシップ グローバル化時代の 世界トップレベル研究型総合大学 世界最高・最先端の 研究 戦略的パートナーシップ 研究者 招へい・派遣 世界トップ大学との先端共同研究 各国有力大学との大規模交流, 国際セミナー 新興有力大学とのパートナーシップ拡充 国際共著 論文 6 東京大学独自の達成目標 定量的指標 研究目的等で 海外渡航する 本学学生数増加 世界に開いた 国際短期 プログラム数増加 共同研究等を 目的とした 外国人研究者 受入数増加 ウェブ公開授業 等へのオープン アクセス数増加 定性的指標 戦略的 パートナーシップ校との 交流実績増加 国際共著 論文数増加 地域などに固有の 学術的価値の 国際発信拡大 グロ-バル仕様の組織・ 職員配置 充実 7 国際的評価(東京大学の強みのある分野) 東京大学の研究力 計算機科学 物理 宇宙科学 経済 化学 薬学 生体材料 工学 医学 地球惑星科学 •オールラウンドに 強み •全30分野中、5分 野はトップ10内、 ・これを含めて 18分野がトップ20 内(QS2014) •文系にも高い評価 生物科学 University of Cambridge 理学系 分野 人文学・ 社会科学分野 工学系 分野 学際・ 融合分野 エネルギー 環境分野 医学・薬学・ 生命科学分野 出典:Elsevier SciVal (2013.12) Harvard University 10年後 MIT 天文・ 地球科学 色が濃いほど強い。 周辺は専門、中心は融合 分野 8 国際的研究力の強化 大学院改革、グローバルな人材獲得・ 育成、先端分野国際共同研究等による 研究力の増強 理工医薬連携などの学際・融合分野 日本研究、アジア研究など独自の強み 世界発信力(特に英語での発進力) 9 国際ネットワークの構築 論文と国際共著論文の動向の変化 日本 日本 平成26年版科学技術白書 第1部 第1章 人材力強化の基本的方向性より 10 国際ネットワークの構築 東京大学が協力する海外の研究機関数 (共著論文によるデータ) 東京大学 11 国際的評価向上への取組み 5つの柱を総合的に推進 ガバナンス • • • • 教育改革 研究力強化 職員高度化 産学連携 全学的なグローバルキャンパス構想の推進 世界最先端・トップレベルの学術研究成果の発信 学術を通した世界貢献・世界に貢献する人材輩出 日本に特徴的な学術的価値の国際発信 国際的評価の向上 12 ご静聴ありがとうございました。 13