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1 理工学部 環境理学科 教授 理学博士 石沢芳夫(いし

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1 理工学部 環境理学科 教授 理学博士 石沢芳夫(いし
理工学部
理学博士
環境理学科
教授
石沢芳夫(いしざわ よしお)
略 歴
1963 年 東北大学大学院理学研究科
(物理専攻)修士課程修了
東京大学物性研究所 助手
1970 年 科学技術庁 無機材質研究所研究員、
主任研究官、総合研究官を歴任
1997 年 いわき明星大学理工学部 物性学科 教授
2001 年 いわき明星大学理工学部 環境理学科 教授
専門分野
エネルギー変換材料、電界電子放射材料、電子物性
研究手法
電界電子放射特性評価装置、熱電変換特性評価装置
研究内容
(1) 高機能熱電変換材料の探索研究
(2) 高機能電界電子放射材料の探索研究
電界放射特性評価装置
1
理工学部
理学博士
環境理学科
教授
岩本 振武(いわもと としたけ)
略 歴
昭和 33 年東京大学理学部化学科卒業
昭和 38 年同大学院化学系研究科博士課程修了
昭和 38 年東京大学理学部化学科助手。講師を経て
昭和 47 年同大学教養学部助教授。教授を経て
平成 8 年同大学停年退官,名誉教授
平成 9 年いわき明星大学理工学部教授
この間,昭和 45 年米国ノースウェスタン大学客員準教授
平成 6 年大学入試センター併任教授
[専門]
無機・錯体・包接体・超分子化学
[研究手法]
X 線構造解析
赤外・ラマン分光法
熱分析
[主要担当科目]
環境科学概論 無機化学 I・II 化学熱力学他に実験,演習,理学英語
[教育目標]
合理的思考法を体得すること
パソコンソフトを利用した発表技術の習得
[研究内容]
平成 17 年度終了で定年となるため,卒業研究で新入学生
と接する機会はないが,無機化合物(錯体)が容器とな
って有機分子を収納(包接)する新しい化合物(包接体)
の合成・構造解析・物性評価での国際的開拓者として認
められている。現在4名いる国際超分子化学会議組織永
年委員の1人(日本では唯1人)。
右図は理化学辞典(岩波)に「Hofmann 型包接化合物」
として収載されている包接体の構造であり,その名称は
岩本が自己の研究成果に基づいて命名した。
2
理工学部
環境理学科
小川和鋭(おがわ
教授
かずとし)
学位:農学博士
最終学歴: 東北大学大学院農学研究科
(農芸化学専攻博士課程)
職歴:現、日本製紙株式会社
岩国研究所主任研究員
現、盛岡大学短期大学部教授
専攻研究分野:糖化学、応用微生物学
主要研究テーマ
1.粘性保水性多糖を生産する微生物の探索、および、それら多糖の
化学構造の検討と応用:
200 倍程度の水を吸収する、新しい化学構造をもつ多糖を生産する細菌
が見出されています。
2.クロレラ多糖の検討:
微細藻類であるクロレラは植物の祖先と考えられていますが、植物の
多糖とは構造がほんの少しだけ異なるものが見出されています。
3.硫黄酸化細菌、鉄細菌など独立栄養化学合成細菌が形成する集合体を
構成する多糖の検討:
硫黄細菌の集合体である硫黄芝から植物セルロースが見出されています。
◎
研究室の運営方針、過去の卒業研究テーマ、研究概要は
いわき明星大学ホームページの小川和鋭の項をご覧下さい。
3
理工学部 環境理学科 教授
理学博士 勝又 春次 (かつまた しゅんじ)
略歴
1968年
東京大学 大学院 理学系研究科 化学専攻修士
課程修了
北海道大学応用電気研究所 助手
1977年 北海道大学応用電気研究所(現在;電子科学研究
所) 助教授
1987年 いわき明星大学 理工学部 基礎理学科 教授
2001年 改組後 理工学部 環境理学科 教授、
現在
に至る
専門分野
物理化学、量子化学、走査プローブ顕微鏡学
研究手法
光電子分光法、走査トンネル顕微鏡(STM)、
原子間力顕微鏡(AFM)
研究内容
(1) 分子の構造と電子状態の研究
ビタミン A、ダイオキシンなど
(2) 分子集合膜の構造とその応用研究
脂肪酸やアルキルアルコール分子集合膜
の STM 観察
(3) 生体物質の微細構造観察
DNA、たんぱく質の AFM 観察
バイオミネラリジェーション機構
.パルミチン
パルミチン酸自己集合膜
パルミチン酸自己集合膜の
酸自己集合膜の
STM 像と二量体の
二量体の分子構造
卒研生と 3 年生の引継ぎコンパの写真 (2003 年 2 月)
理工学部 環境理学科 教授
4
理学博士 関口武司(せきぐち たけし)
略 歴
1975 年 東京工業大学 理工学研究科
満期退学
1976 年 東京工業大学 理学部 助手
1987 年 いわき明星大学 理工学部
基礎理学科 助教授
1993 年 同教授
2001 年 理工学部 環境理学科 教授
現在に至る
専門分野 遺伝子工学、構造生物学、極限環境環境微生物
研究内容
(1)タンパク質の構造と分子認識機構の解析
タンパク質は、環境の変化を読み取ってその情報を伝え、生き残るために必要な対応策をとると
いった一連の作業を効率よく行っている。このタンパク質が働く仕組みを理解するために、各種タ
ンパク質の立体構造とその変化を三次元的に解き明かす研究を行っている。このような構造生物学
研究は、単に生命現象の理解にとどまらず、病気の原因解明や新薬の開発などの実用的な面にも重
要な役割を果たしている。
(2)好熱性微生物が生産するタンパク質の温度環境適応機構の解明
高温環境に適応して機能を発揮する好熱性微生物のタンパク質が、どのような機構で
安定性を獲得しているかという基本的な疑問に答えることは、各種生体分子の化学構
造、立体構造および生物機能の相互関係を理解するのに大きく寄与する。好熱性微生
物の生産するタンパク質は、熱に対してだけでなく、有機溶媒などの化学的変性剤、
極端な pH に対しても安定なので、応用面からも注目され、化学工業、臨床検査、食品
加工等の分野で利用されている。
好熱性細菌由来グルタミン合成酵素の結晶とX線結晶構造
5
理工学部 環境理学科 教授
理学博士 橋 本
略歴
1970年
1990年
1991年
1994年
1995年
2001年
眞 也(はしもと しんや)
東北大学大学院 理学研究科
物理学専攻修士課程修了
東北大学金属材料研究所 助手
東北大学金属材料研究所 助教授
日本原子力研究所 専門研究員
高輝度光科学研究センター 主幹研究員
いわき明星大学 理工学部物性学科教授
同大学 理工学部 環境理学科 教授
現在に至る
専門分野
X線結晶学、結晶物理学、放射光科学
研究手法
4軸X線回折法、2軸粉末X線回折法
放射光異常散乱法
研究内容
(1)多元合金構造研究法の開発
(2)三元合金の規則構造解析
(3)侵入型合金における格子歪みと
電子密度分布の解析
その他の研究
(a)
スポーツの高速ビデオカメラによる3次元 解析と
(b)
それに基づくバイオメカニクス研究
(a) 卒研性と2軸X線回折計
(b) 卒研生と4軸X線回折計
卒研生(弓道部員)と高速ビデオ
カメラ・3次元解析装置
6
理工学部 環境理学科 教授
農学博士
前田 好美(まえだ よしみ)
略歴
1961 年 鹿児島大学農学部農芸化学科卒業
三楽オーシャン(株)(現メルシャン(株))
を経て
1967 年 東京大学大学院農学系研究科
農芸化学専攻修士課程修了
1970 年 同上 博士課程修了
東京大学応用微生物研究所
(現分子細胞生物学研究所)助手
1986 年 同上 助教授
1991 年 いわき明星大学理工学部基礎理学科 教授
2001 年 改組により 同上
環境理学科 教授
専門分野
生物物理学、応用微生物学
研究内容
DNA 二重らせん融解微細構造の示差走査熱量測定
DNA 四重らせんおよび三重らせん構造安定性の示差走査熱量測定
DNA と各種抗がん性抗生物質との相互作用
各種ゲノム DNA の二重らせん安定性と遺伝子構成
廃水処理における微生物接触剤開発のための基礎研究
7
理工学部
理学博士
山形
環境理学科
教授
一夫(やまがた
かずお)
略 歴
1934年 青森県生まれ。
1957年 東北大学理学部物理学科卒業。
東北大学・東京大学・神戸大学勤務の後
1991年 本学勤務。
[ 研究分野 ]
磁性・磁気共鳴実験。準 2 次元磁性体の例としての鉄族蟻酸塩の研究。
[主要業績]
準2次元磁性体−鉄族蟻酸塩尿素付加結晶の発見。
[ 担当科目 ]
環境理学科:原子基礎物理学Ⅰ(2年)
、基礎理学実験Ⅱ(2年)、基礎理学実験Ⅲ(3年)、
熱力学(3年)、統計力学(3年)など
山形研究室ゼミ
8
理工学部 環境理学科 教授
工学博士 横須賀 勝(よこすか まさる)
まさる)
略歴
1971 年 電気通信大学大学院修士課程材料科学科終了
財団法人小林理学研究所副研究員
1974 年 財団法人小林理学研究所研究員
1987 年 財団法人小林理学研究所主任研究員
1988 年 いわき明星大学物性学科助教授
いわき明星大学物性学科助教授
1995 年 いわき明星大学物性学科教授
いわき明星大学物性学科教授
2001 年 いわき明星大学環境理学科教授
いわき明星大学環境理学科教授
現在に
現在に至る
講義課目
環境材料科学 I、
、II、
、数学 A、
、B、
、物理実験、
、II、
、
物理実験、環境理学演習 I、
基礎理学実験 III、
、理学英語 I、
、II、
、 基礎理学実験学
専門分野
無機材料科学、
無機材料科学、電子材料、
電子材料、圧電材料、
圧電材料、電子セラミックス
電子セラミックス工学
セラミックス工学
研究内容
(1) 複合ペロブスカイト
複合ペロブスカイト型強誘電酸化物
ペロブスカイト型強誘電酸化物の
型強誘電酸化物の圧電性に
圧電性に関する研究
する研究
(2) 多成分系ペロブスカイト
多成分系ペロブスカイト型酸化物
ペロブスカイト型酸化物の
型酸化物の強誘電・
強誘電・反強誘電的特性に
反強誘電的特性に関する
研究
(3) 高キューリ温度
キューリ温度を
温度を有するパイロクロア
するパイロクロア型酸化物
パイロクロア型酸化物の
型酸化物の圧電性に
圧電性に関する研究
する研究
(4) 高圧電性セラミックス
高圧電性セラミックスの
セラミックスの応用に
応用に関する研究
する研究
高圧電性セラミックス
高圧電性セラミックスの
セラミックスの作製
9
理工学部 環境理学科
教授
理学博士 吉田 喜孝(よしだ よしたか)
〔略歴〕
1976年九州大学大学院博士課程修了後、東京大学物性研究所、
富山大学を経ていわき明星大学勤務。
〔担当授業科目〕
基礎物理学(1年次生)。環境理学演習(1年次生)。電磁気学(2年次生)。
物性ゼミナール(3年次生)。ナノスケール物質科学(大学院生)。
〔専攻研究分野〕
カーボンナノチューブやナノケージならびにそれらに内包された超微粒子の電気的・磁気
的・結晶構造・超伝導特性に関する研究。
〔主要研究業績〕
1.カーボンナノチューブやナノケージ集団での量子干渉効果。
2.カーボンナノケージ内包セリウム炭化物の結晶の磁気相転移と相図。
3.単層カーボンナノチューブ束の高温熱収縮。
4.カーボンナノケージ内包イットリウム炭化物の表面超伝導。
〔主要社会活動〕
いわき明星大学賞制度の開設と実施
炭素篭(10 層の積層構造をもつ)の内部に閉じ込められた
炭化セリウム単結晶の高分解能電子顕微鏡像
10
理工学部
理学博士
略歴
1977 年
1983 年
1985 年
1988 年
1991 年
2002 年
山浦
環境理学科
教授
政則(やまうら まさのり)
神奈川大学大学院 応用化学専攻 修了
キッセイ薬品工業(株)中央研究所 研究員
東京工業大学理学部天然物研究施設 助手
Duke 大学(U.S.A.)博士研究員
いわき明星大学理工学部 専任講師
同大 助教授
同大 教授
現在に至る
専門分野:
有機化学,天然物化学,薬化学,不斉反応,酵素阻害剤,グリーンケミストリー
研究内容:
1 新規保護基および反応の開発
2 新規不斉反応場の開発
3 民間伝承薬および漢方薬の薬効成分の合成と構造活性相関
4 抗生物質の全合成および類縁体の合成
5 グリコシダーゼ阻害剤の創製
高分解能核磁気共鳴(NMR)吸収分光計
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卒業式
理工学部
理学博士
楊
環境理学科
仕
教授
元(YANG, SHI-YUAN)
略 歴
1972 年
東京大学大学院理学系研究科生物化学専門課程
博士課程修了
東京大学応用微生物研究所
(現:分子細胞生物学研究所)研究生を経て
1987 年 いわき明星大学理工学部基礎理学科 助教授
2002 年 現職
専門分野
生化学
研究内容
○タンパク質(酵素その他)の構造と機能の相関
種々の生物のもつ炭酸脱水酵素の構造の相異の比較ならびに機能との相関
○単細胞緑藻クラミドモナスの眼点
物理化学的、生化学的手法を使った、光受容器としての眼点の構造の研究
クラミドモナスの培養
12
理工学部 環境理学科
助教授
博士(工学) 中田 芳幸(なかた よしゆき)
〔略歴〕
1980 大阪大学理学部物理学科卒
1982 同大学院理学研究科前期課程物理学専攻修了
1983 同大学院理学研究科後期課程物理学専攻中退
1983 大阪大学産業科学研究所教務職員
1989 同研究所助手
1999 同研究所助教授
1999 現職
〔研究分野〕
専門分野
金属材料学、回折結晶学、電子顕微鏡学
研究手法、
透過電子顕微鏡(TEM)およびそれに付属する分析機器
X 線回折
研究内容
(1) 電子顕微鏡を用いた金属・合金の微細構造の研究。
(ア) 形状記憶合金における欠陥構造と規則構造
(イ) 相変態前に観察される微細構造の変化
(2) X 線吸収微細構造の解析によるアモルファスなどの局所構造の解明
(ア)Ti-Ni アモルファスにおけるの構造緩和
(3) 電子状態計算による材料の物性予測
(ア)人工格子などの磁気モーメント
(イ)変位型相変態を伴う規則合金の弾性定数
(ウ) 金属結晶の原子位置決定
Ti-Ni-Cu 合金中の Ti2Cu の微細な板状析出物
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理工学部 環境理学科 助教授
理学博士 梅 村 一 之 (Umemura kazuyuki)
略 歴
1990 年
東京都立大学 大学院 理学研究科
化学専攻 博士課程修了
理学博士
いわき明星大学 理工学部 助手
いわき明星大学 理工学部 基礎理学科
専任講師
いわき明星大学 理工学部 環境理学
1999年
2002年
科
助教授 現在に至る
E-mail:[email protected]
URL:http://www.iwakimu.ac.jp
《専門分野》
専門分野》
有機合成化学、抗生物質や細胞毒物質など生理活性物質の合成研究
《研究内容》
研究内容》
ペニシリンに代表される抗生物質は、現代の医療現場で欠くことができない重要な医薬品の
一つですが、MRSA(メシチリン耐性黄色ブドウ球菌)や VRE(バンコマイシン耐性腸球菌)などの
耐性菌の出現と院内感染の拡がりが問題となっています。こうした状況のなかで耐性菌が出
来にくいチオストレプトン系抗生物質の合成研究を進めています。
《趣味》
趣味》
登山(モンブラン、キリマンジャロ、デマバンドなどに登頂、アコンカグア他遠征)
代表的なチオストレプトン系抗生物質の化学構造
O
H2C
HN
ノシヘプチド
O
O
ミクロコッシンP 1 S
N
OH
S
H2C
HO
H3C
O
S
N
NH
O
S
O
H 3C
N
NH
HO
HN
H 3C
S
HN
S
N
H
N
N
HN
N
N
S
H 3C
S
O
HN
H 3C
O
N
CH3
NH
O
S
HN
N
S
O
O
N
S
O
N
N
N
S
O
N
MDL 62,879
O
O
NH2
N
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S
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HN
N
OH
H
N
N
N
S
H
N
O
O
NH2
HN
OH
O
S
O
O
CH3
OH
朱色の部分が類似の構造で、ブドウ球菌や連鎖球菌などのグラム陽性菌に活性を示めす抗生物質です。
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教養部
理学博士
教授
片岡光生(かたおか
略 歴
大阪大学大学院理学研究科博士課程
東北大学金属材料研究所助手、助教授
ドイツ・マックスプランク固体研究所研究員
を経て、1996 年 現職
研究内容
(1)超伝導体の性質、超伝導発生機構の理論
(2)金属、絶縁体における磁性の理論
(3)金属における輸送現象の理論
(4)エネルギー、電磁波などの環境影響因子の考略
15
みつお)
教養部
工学博士
略
教授
神崎 忠雄 (かんざき ただお)
歴
東京工業大学大学院理工学研究科
東京工業大学理学部助手・いわき明星大学助教授を経て現職
[ 専攻研究分野 ]
1.無機合成及び物性化学
フェライトは、その特徴的な電気的及び磁気的性質のため
電子材料として広く応用されている。また、水溶液中にお
いてフェライトを合成すれば、水溶液中に含まれる金属イ
オンが結晶の格子点に組み込まれるため、再溶解も極めて
少なく重金属元素を含む濃厚廃水の処理法として応用でき
る。本研究ではこれらのことに寄与するため、(1)水溶液か
らのフェライトの生成条件、(2)フェライトの生成機構、(3)
フェライト中の金属イオンの電価及び分布について検討し
ている。
2. 無機合成及び物性化学、同位体地球化学
水溶液からのフェライトの生成とフェライト結晶中の金属イオンの状態について研究して
いる。また、火山岩中のホウ素同位体組成を調べ火山活動の仕組みについても研究してい
る。
西之島火山噴火(1974.3)
16
教養部 助教授
理学博士 佐藤健二(さとう けんじ)
略歴
1985年 明星大学大学院理工学研究科化学専攻
博士課程修了
1988 年 いわき明星大学理工学部助手
1995 年 いわき明星大学教養部専任講師
1999 年 いわき明星大学教養部助教授
2000 年 いわき明星大学大学院理工学研究科担当
現在に至る
《専門分野》 分析化学
《現在の研究内容》
環境試料、食品、生体関連物質の中の金属や有機物質を分析、極微量物質を高感度に検
出できるような分析手法の開発を手掛けています。具体的には、
1)動物骨および化石骨(中世〜縄文までの動
物・人間)そして現代の動物骨や人間の歯
の中の金属元素の分析することで年代判定
の可能性について研究しています。
右の写真は、滋賀県大津市にある石山貝
塚より出土した縄文時代早期の人骨(男性)
の写真です。
2)生体関連物質の中の有機物質して、乱用薬
物(主に覚せい剤・麻薬)を分析対象とし、
これらを高感度に検出できる分析法を発
光現象を利用し研究しています。
右の写真は、ルミノール発光の写真です。
青白色(化学的にいえば、425nm の電磁波
を放射します)の光りで暗がりで見ると、と
ても綺麗です。
【縄文時代の人間の化石骨】
3)食品分析関連では、主に食用油や高度不飽
【ルミノール化学発光】
和脂肪酸(DHA, EPA)の酸化とその防止策などについて研究しています。
《担当授業科目》
環境分析学・分析化学・環境工業化学・化学・自然科学概論・化学実験など。
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教養部
理学博士
講師(環境理学科兼任)
佐藤
直記(さとう なおき)
略歴:昭和 59 年東北大学大学院理学研究科博士課程
物理学第二専攻修了
理学博士
平成 3 年いわき明星大学理工学部助手
平成 11 年教養部講師
担当授業:基礎物理学 I,Ⅱ、理学英語、物理実験、
基礎理学実験学(環境理学科)
その他
物理 I,Ⅱ、物理実験(機械工学科)
物理実験(電子情報学科)
自然科学概論 I (人文学部全学科)
超低温物理学特論(大学院)
専門分野:低温物理学
研究テーマ:(1)半金属の量子輸送現象(磁気量子振動)
(2)擬一次元炭素鎖(カルボライト)の探索と導電性高分子の試作
(3)物理実験のための新装置開発
5テスラ超伝導磁石
18
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