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2013/12/26 2014 年度環境監視業務<PDF
お知らせ 2013 年 12 月 26 日 関西国際空港株式会社 代表取締役社長 安藤 圭一 次のとおり、参加意思確認書の提出を招請します。 1. 該当招請の主旨 本業務は、関西国際空港周辺地域における大気質、航空機騒音等及び大阪国際空港周辺 地域における航空機騒音の環境影響を継続的に把握し、その保全に資するため、関西国際 空港環境センター(以下「環境センター」という。)において常時観測データ及び航空機騒 音等定期観測データの収集・処理、解析・評価を行うとともに、飛行経路・高度、水質、 海域生物データなどの取りまとめ・評価を含めた、これらに附帯する業務を行うものであ る。 本業務の実施にあたっては、空港及び航空機に起因する環境問題全般について高度な専 門的知見を有し、空港に関する騒音及び大気などに係る環境監視業務を受託した実績を有 すること、各種環境測定機器及び中央監視局を用いた監視業務並びに測定データ整理・解 析・評価を中断することなく運用していく人的体制が整えられていることが必要である。 このことから、本業務の遂行にあたっては、実績的要件等を兼ね備えている特定の法人 を契約の相手方とする契約手続を行う予定としているが、当該特定の法人以外の者で、 下記の応募要件を満たし、本業務の実施を希望する者の有無を確認する目的で、参加意思 確認書の提出を招請する公募を実施するものである。 公募の結果、応募者がいない場合または、後記 3.の応募要件を満たすと認められる者が いない場合にあっては、当該特定の法人との契約手続きに移行する。 また、後記 3.の応募要件を満たすと認められる者がいる場合にあっては、特定の法人と 当該応募者に対して指名競争により契約相手先を決定することとする。 2. 業務概要 (1) 業務名 2014 年度環境監視業務 (2) 業務目的 本業務は、関西国際空港周辺地域における大気質、航空機騒音等 及び大阪国際空港周 辺地域における航空機騒音の環境影響を継続的に把握するため、環境センターにおいて 常時測定データ等の収集・解析・評価を行うとともに、これらに附帯する業務を行う も のである。 (3) 業務内容 1)観測及び収集・処理業務 ①大気質常時測定(1 観測局(関西国際空港のみ):オフライン) ②航空機騒音常時測定(11 観測局(関空国際空港) ・10 局(大阪国際空港) :オンライ ン) ③航空機騒音等定期測定(17 地点現地観測(関西国際空港のみ):オフライン) 2)観測データの解析・評価業務 ①大気質 ②航空機騒音等 3) 飛行経路・高度の測定及びデータ解析・評価業務 4)測定機器等の保守管理 5)附帯業務 ①各種資料作成 ②ホームページ等のデータ更新 ③環境情報広報 ④環境センター維持管理 6)報告 ①月例報告 ②月報・年報の作成 ③業務報告書の作成 (4) 履行期間 2014 年 4 月 1 日から 2015 年 3 月 31 日まで 3.応募要件 (1) 参加意思確認書の提出者に対する要件は次のとおりとする。 1) 空 港 及 び 航 空 機 に 起 因 す る 環 境 問 題 全 般 に つ い て 高 度 な 専 門 的 知 見 を 有 し 、 空 港 に関する騒音及び大気などに係る環境監視業務を受託した実績を有すること。 2)各種環境測定機器及び中央監視局を用いた監視業務並びに測定データ整理・解析・ 評価を中断することなく運用していく人的体制が整えられていること 3)関西地域に営業拠点(本社、支社)があること。又は関西地域に営業拠点を設置する ことができること。 4)配置予定主任技術者については以下の要件を満たすものであること。 ①資格要件 以下のいずれかを満たすものであること。 ・ 技術士(総合技術監理部門:環境部門に関する科目に限る)を有する者。 ・ 上記と同等の者。 同等とは、環境関係の業務に 23 年以上関与した経歴を有する者。 ②同種業務の実績 空港に関する環境監視業務等に1年間以上連続して従事した実績を有すること。 5)基本的要件 ① 新関西国際空港株式会社の「新関西国際空港 取引希望申し出」に登録されている こと。 ② 新関西国際空港株式会社から指名回避の措置を受けている期間中でないこと。 ③ 当社に取引希望を出してない者で、国等機関から指名停止措置を受けている者に ついては、応募前に当社に問い合わせをし、応募の可否を確認すること。 ④ 成年被後見人、被保佐人および破産者で復権を得ない者でないこと。 ⑤ 参加意思確認書を提出しようとする者の間に以下の基準のいずれかに該当する関 係がないこと。 (a) 資本関係 以下のいずれかに該当する二者の場合。ただし、子会社または子会社の一方が更 生会社または更生手続が存続中の会社である場合は除く。 (ア)親会社と子会社の関係にある場合 (イ)親会社を同じくする子会社同士の関係にある場合 (b) 人的関係 以下のいずれかに該当する二者の場合。ただし(イ)については、会社の一方が更生 会社又は更生手続が存続中の会社である場合は除く。 (ア)一方の会社の役員が、他方の会社の役員を現に兼ねている場合 (イ)一方の会社の役員が、他方の会社の管財人を現に兼ねている場合 (c) その他入札の適正が阻害されると認められる場合。 (a)又は(b)と同視しうる関係が認められる場合。 ⑥ 自社(自社、自社の役員、もしくは自社の親会社等を含む。本条において以下同じ。) が次の各号の一に該当しないこと。 (a)個人である入札参加者及び法人である入札参加者の役員等が、暴力団員である場合 又は暴力団員が入札参加者の経営に事実上参加していると認められるとき。 (b)入札参加者及びその役員等が、自己、自社若しくは第三者の不正の利益を図る目的 又は第三者に損害を加える目的をもって、暴力団員を利用するなどしたと認められ るとき。 (c)入札参加者及びその役員等が、いかなる名義をもってするかを問わず暴力団員に対 して、金銭、物品その他の財産上の利益を不当に与えたと認められるとき。 (d)入札参加者及びその役員等が、暴力団又は暴力団員と社会的に非難さ れる関係を有 していると認められるとき。 (e)入札参加者及びその役員等が、下請契約、資材・原材料の購入契約又はその他契約 にあたり、その契約相手方の取引希望申し出者の資格の有無にかかわらず、第1号 から第4号に規定に該当する者であると知りながら、当該契約を締結したと認めら れるとき。 6) 守秘性に関する要件 社内規則等において、守秘義務の遵守及び違反した場合の規程があること。 4.手続き等 (1)担当窓口 〒549-8501 新関西国際空港株式会社 TEL:(072)455-2127 【調達部 調達グループ】 FAX:(072)455-2044 (2)受付期間 2013 年 12 月 26 日(木)から 2014 年 1 月 17 日(金)の期間の次の時間帯で行う。 平日 10 時 00 分~12 時 00 分、13 時 00 分~16 時 00 分 なお、土曜日、日曜日及び祝日は取り扱わない。 (3) 参加意思確認書等応募書類の提出期限、場所及び方法 提出期限 2014 年 1 月 17 日(金) 16 時 00 分 提出場所 (1)に同じ。 提出方法 持参、郵送(書留郵便等記録が残るもの)すること。 (4) 応募手続きに必要な書類(①~③、⑦は所定の応募書類) ①参加意思確認書等(様式1) ②応募者調査票(様式3) ③経営規模等統括表(様式4) ④最新2期分の決算報告書(任意様式) ⑤3.1)~4)を示す人員体制表および資格等の写し(任意様式) ⑥3.6)に規定する社内規則等を示すもの(任意様式) ⑦秘密情報に関する誓約書 (5) 応募書類の様式等 応募書類の様式はこのデータに続けて添付しているので、そちらから印刷すること。 5.その他 (1) 手続きにおいて使用する言語及び通貨:日本語及び日本国通貨に限る。 (2) 関連情報を入手するための照会窓口:4(1)に同じ (3) 見積招請者への見積提出期限(予定):2014 年 2 月 12 日ごろ (4) 「新関西国際空港 取引希望申し出」に登録されていない者も参加意思確認書等応募 書類を提出することができる。その者が見積書の招請者として選定された場合に見積 書を提出するためには、提出時に当該資格の認定を受けていなければならない。 (5) 業務内容の詳細は「2014 年度環境監視業務」仕様書による。 (6) 参加意思確認書等応募書類の作成及び提出に係る費用は、提出者の負担とする。 (7) 提出された参加意思確認書等応募書類は、返却しない。提出期限以降に提出された書 類は無効とする。 (8) 提出された参加意思確認書等応募書類は、参加意思確認書の審査以外に提出者に無断 で使用しない。 (9) 参加意思確認書など応募書類に虚偽の記載をした場合は、当該参加意思確認を無効と するとともに、虚偽の記載をした者に対して指名回避の措置をとることがある。 (10) 当社では、契約金額が300万円以上の工事、調査等において、契約の相手方から 同意を得られた場合に、電子契約を利用します。利用する電子契約サービスは(株) コンストラクション・イーシー・ドットコム社が提供する電子契約サービス「CE CTRUST」です。サービスの詳細は(株)コンストラクション・イーシー・ド ットコム社のホームページ http://www.construction-ec.com をご覧ください。 以上 2014 年度 環境監視業務 仕 様 書 2013 年 12 月 新関西国際空港株式会社 2014 年度 環境監視業務 Ⅰ 業務概要 本業務は、関西国際空港周辺地域における大気質、航空機騒音等及び大阪国際空港周 辺地域における航空機騒音の環境影響を継続的に把握するため、環境センターにおいて 常時測定データ等の収集・解析・評価を行うとともに、これらに附帯する業務を行うも のである。 Ⅱ 業務期間 2014 年 4 月 1 日から 2015 年 3 月 31 日まで Ⅲ 関西国際空港周辺地域に係る業務 Ⅲ-1 常時測定局等の所在地等 別表Ⅲ-1 による。 Ⅲ-2 業務内容 (1) 計画準備 (2) 測定及び収集・処理業務 ① 大気質常時測定(1測定局:オフライン) ② 航空機騒音常時測定(11測定局:オンライン) ③ 航空機騒音等定期測定(17地点現地測定:オフライン、) (3) 測定データの解析・評価業務 ① 大気質 ② 航空機騒音等 (4) 飛行経路・高度の測定及びデータ解析・評価業務 (5) 測定機器等の保守管理 (6) 附帯業務 ① 各種資料作成 ② ホームページ等のデータ更新 ③ 環境情報広報 ④ 環境センター維持管理 (7) 報告 ① 月例報告 ② 月報・年報の作成 ② 業務報告書の作成 Ⅲ-3 業務仕様 (1) 計画準備 受託者は、契約締結後速やかに实施計画書及び实施工程表を提出し、当社係員の 承諾を得ること。 (2) 測定及び収集・処理業務 ① 大気質常時測定 ア 関西国際空港周辺地域における大気質の状況を継続的に把握するため、大気質 常時測定局に設置された測定機器により測定される大気質データ及び大阪府大気 汚染常時測定局から収集される大気質データを、環境センター内に設置された中 央処理装置(構成機器は別表Ⅲ-2 参照)を使用し、当装置のマニュアルに則して、 1 収集・処理すること。 但し、当社係員の承諾を得た特別な事由による場合を除き、当社が設置する設 備(以下、 「環境監視システム」という。 )を使用して業務を实施すること。 イ 大気質測定データは、次の毎 1 時間値である。 大気質データ 測定局 備考 炭化水素(CH4、NMHC、THC) L-1局 SPM、NO、NO2、Ox、風向、風速 大阪府大気汚染常時監視 測定局(佐野中学校)での 測定データを活用するこ と。 泉佐野市羽倉崎4-3-12 ウ 収集されたデータは(SPM、NO、NO2、Ox、風向、風速を除く)、特異データのチェック、 測定機器校正上の補正等を行い、大気質に関するデータとして確定し、データを管 理すること。 ② 航空機騒音常時測定 ア 関西国際空港周辺地域における航空機騒音の状況を継続的に把握するため、関 西国際空港周辺 11 か所の航空機騒音常時測定局に設置する測定機器により測定さ れるピ-ク騒音レベルその他のデータ、滑走路端 4 か所に設置する測定機器によ り測定される航空機の離着陸方向等に関するデータ(航空機識別情報)及び空港 島メンテナンスセンター局に設置する測定機器により測定されるデータ(航空機 識別情報)を、環境センター内に設置された中央処理装置(構成機器は別表Ⅲ-3 参照)を使用し、当装置のマニュアルに則して、収集・処理すること。 また、測定データと航空機との照合のため、別途当社が提供する航空機運航实 績(便名、機種、出発・到着時刻等に関する实績情報。以下、 「AOS情報」とい う。 )を活用すること。 但し、当社係員の承諾を得た特別な事由による場合を除き、当社が設置する設 備(以下、「航空機騒音常時測定システム」という。)を使用して業務を实施する こと。 また、1 測定局(岩屋局)においては、神戸市測定局(淡路市岩屋 3570-77)での測 定データを活用すること。 イ 測定データとして、閾値条件を超える全ての騒音事象を対象とするピーク騒音 レベルその他の情報で構成される別表Ⅲ-4 に示すデータを取り扱うこと。 ウ 収集されたデータについては、AOS情報、滑走路端における情報(航空機識 別情報)及び各航空機騒音常時測定局における騒音ピーク情報(实音による確認 を含む) 、航空機識別情報等の識別・照合に基づき、関西国際空港に離着陸する航 空機毎に、それぞれの航空機騒音常時測定局における騒音ピーク情報との対応関 係(測定された騒音ピーク情報と飛行経路等との関係、測定された騒音ピーク情 報が関西国際空港離着陸機以外の音源である場合及び離着陸機の騒音が騒音ピー ク情報として測定されない場合における対応関係を含む。)を逐次確定させ、関西 国際空港の航空機騒音測定データとしてデータを管理すること。 ③ 航空機騒音等定期測定 ア 関西国際空港周辺地域における航空機騒音及び低周波音を定期的に測定するこ と。測定回数・測定位置・測定項目は別表Ⅲ-5、6 によるものとする。 (以下、航 空機騒音定期測定及び低周波音定期測定を合わせて「航空機騒音等定期測定」と 2 いう) イ 現地測定に当たっては、現地踏査を行い、必要に応じて地元関係者への事前説 明及び測定用場所の借用等所要の手続き(当社が实施する必要があるものを除く) を行うこと。 現地の状況等により測定用場所の変更等が必要な場合は、別途、当社係員と協 議すること。 ウ 測定データの処理については、②航空機騒音常時測定に準じること。 エ 測定实施中は、当社と全測定地点との間に常時連絡体制を確保すること。 (3)測定データの解析・評価業務 ① 大気質測定データの解析・評価 ア Ⅲ-3(2)①で収集・処理された大気質に関する確定データについて、各項目別の 環境保全目標に照らして、環境保全上の問題の有無が把握できるよう、所要の解 析処理を行うこと。 イ 個々のデータの解析にあたり、大気質濃度の高い状態が測定された場合(濃度 の高い状態に関しては別途指示する)は、必要に応じて、泉州地域等における大 気質に関する行政機関の測定データ、気象に関するデータ、測定局周辺における 大気質発生源に関する情報等を収集し、その要因を考察すること。 なお、行政機関の測定データ等の収集に必要な手続き等は受託者が行うものと し、必要な費用は本業務に含まれるものとする。 ウ 通年データの解析・評価にあたっては、泉州地域等における大気質の現況、経 年的な測定結果等を参照しつつ、環境保全上の問題の有無を評価すること。 ② 航空機騒音等測定データの解析・評価 ア Ⅲ-3(2)②及び③で収集・処理された航空機騒音測定データについては、航空機 騒音に係る環境保全目標に照らして、環境保全上の問題の有無が把握できるよう、 Lden、WECPNLその他の所要の解析処理を行うこと。 イ 個々のデータの解析にあたり、ピーク騒音レベルが通常より高い状態が測定さ れた場合(通常より高い状態に関しては別途指示する)は、随時、騒音レベル及 び継続時間、音質の内容その他に照らして、その要因を考察すること。考察にあ たり、 航空機にあっては機種、便名、飛行経路等、航空機以外にあっては音源の 種類について推定すること。 上記の結果、航空機が通常の運航方法等と比べて著しい差違があると認められ た場合には、速やかに当社係員にその旨を報告すること。 ウ 通年データの解析にあたっては、騒音ピーク情報、環境騒音情報及び気象情報 並びに滑走路端局等情報、AOS情報及びデータ処理過程で得られた航空機の識 別・照合情報を用いて、航空機材別の離着陸別・飛行方向別ピーク騒音レベルの 頻度分布特性を解析するとともに、各航空機騒音常時測定局の立地条件、環境騒 音の頻度分布特性等に照らした測定局別のデータ特性を検討すること。 エ 通年データの評価にあたっては、関西国際空港における機種構成別・時間帯別 離着陸回数、測定局(測定地点を含む)における航空機騒音の測定特性及び各月 のLden、WECPNL等の推移並びに航空機騒音等定期測定による大阪湾沿 岸等の地域における航空機騒音の地理的分布状況等に照らして、環境保全上の問 題の有無を評価すること。 3 オ 航空機騒音等定期測定データの整理・解析項目については、別表Ⅲ-7 によるも のとする。 (4) 飛行経路・高度の測定及びデータ整理・解析業務 ① 測定 ア 測定断面・測定地点・測定時期等は、別表Ⅲ-8 によるものとする。なお、現地 の状況等により測定用場所の変更等が必要な場合は、別途、当社係員と協議する こと。 イ 測定はトランシット計測システムによるものとし、1 断面につき 2 箇所 1 組の測 定地点で同時に实施し、飛行する航空機の方向(水平角、仰角)から航空機の水 平位置並びに高度を測定し、航空機の軌跡を 1 秒間隔に座標化し飛行経路・高度 を記録すること。測定範囲は、原則、断面図作成断面の前後 10km 以上とする。測 定实施中、断面を通過する全ての航空機を測定データとすることとし、エアバン ド受信機等により航空機と管制塔の交信を常時傍受することにより、フライトス ケジュールにない臨時便等についても対応すること。 なお、上記の方法と同等の効果が得られる方法を用いて調査する場合は、事前 にその方法等について当社係員の承諾を得ること。 ウ 現地測定に当たっては、必要に応じて地元関係者への事前説明及び測定用場所 の借用等所要の手続(当社が实施する必要があるものを除く)を行なうこと。 エ 測定实施中は、当社と全測定地点との間に常時連絡体制を確保すること。なお、 調査に使用する車両の番号等は、調査当日の朝までに当社係員及び測定用場所の 管理者、関係先に連絡すること。 現地で測定調査する作業員に変更が生じた場合には、その旨当社係員まで連絡 すること。本測定が夜間に实施されるため、防犯上の理由から測定地点の所轄の 警察署並びに府県警察本部に連絡すること。 オ 大川断面については、飛行経路・高度測定に併せ、騒音軽減運航方式の实施有 無についても確認すること。 ② 測定データの整理・解析 ア 測定断面を航空機が通過するときの飛行高度、標準経路からのずれ(及び海岸 線からの距離)を求め、断面ごとに作図・整理するとともに断面前後の航跡図を 作成すること。 測定データの整理・解析項目については、別表Ⅲ-9 によるものとする。 イ 測定されたデータについては、航空機騒音常時測定局による測定データを用い て整合性を確認すること。 ウ 関西航空地方気象台の気象観測値整理表等については、必要に応じて当社から 提供する。 エ データの整理・解析を終えた段階(速報段階)で当社係員に報告し、公表用資 料の作成について打ち合わせを行なうこと。なお、測定後 1 か月以内に速報結果 を報告すること。 オ 飛行経路図、測定方法概要説明図、測定断面及び測定基準点図等を作成するこ と。また、各測定で使用した機器リスト及び観測野帳を提出すること。 4 (5) 測定機器等の保守管理 ① 日常点検 環境監視システム及び航空機騒音常時測定システムのマニュアル及び点検表に基づ いた日常点検を实施すること。 ② 定期点検 点検結果は作業報告書としてとりまとめ、点検实施月の翌月 10 日までに提出するこ と。 ア 大気質常時測定局に設置された測定機器については、 「環境大気常時監視マニュ アル」 (第 6 版 平成 22 年 3 月、環境省水・大気環境局)等に基づいた機器の保 守管理を实施すること。 測定機器の保守管理(機器の設置を含む)は、大阪府等の関係機関との協力を 得て实施するものとし、必要な手続き等は受託者が行うものとし、必要な費用は 本業務に含まれるものとする。 イ 大気質中央処理装置については、年 1 回、別に定める点検表に基づいた定期点 検を实施すること。 ウ 航空機騒音常時測定局に設置する測定機器については、年 4 回の定期点検を实 施すること。点検項目については、別表Ⅲ-10 によるものとする。 エ 航空機識別局に設置する測定機器については、年 2 回の定期点検を实施するこ と。点検項目については、別表Ⅲ-10 によるものとする。 オ 航空機騒音中央処理装置については、年 1 回、総合作動チェックを行い、デー タベースのバックアップをとること。 カ 航空機騒音常時測定システムの異常を、24 時間、遠隔で把握できる体制を整え ること。 ③ 臨時点検 保守対象の測定機器及び中央処理装置に異常が発生したときは、臨時点検を实施す るとともに、これらの機器の修理・部品交換等が必要な場合は、速やかに必要な措置 を講じること。臨時点検及び機器の修理・部品交換等に費用が発生した場合は实費精 算とするが、軽微なものについては受託者が負担することとする。 臨時点検を实施する際は、適宜状況を報告するとともに、点検結果は作業報告書と してとりまとめ、点検实施月の翌月 10 日までに提出すること。 ④ 台風等巡回点検 台風等の天災が発生したときには、当社係員と協議の上、マニュアルに則した巡回 点検を行うこと。 また、温度湿度計、風向風速計については、簡易に点検するものとする。实施時期 等詳細については、当社係員と協議の上实施すること。 (6)附帯業務 ① 各種資料作成 ア 当社係員の指示に基づき、大気、騒音、飛行経路・高度等の測定データ等を用い て、当社が関係する協議会、委員会等の会議資料、環境監査や苦情対応等に必要な 資料を随時、作成すること。 イ 航空機騒音常時測定局別にLdenとWECPNLとの関係を把握すること。 また、Ldenの変動要因を明確化するための方策を検討すること。 5 ウ 格安航空会社の拠点が整備されたことに鑑み、飛行状況や航空機騒音常時測定 局及び定期測定地点への騒音影響等についてとりまとめ、解析を行うこと。 ② ホームページ等のデータ更新 ア (3)の処理済み測定データについては、速報値として毎日(7 日前のデータで確 認作業を行ったもの) 、当社ホームページのデータ更新を行うこと。 イ 航空機騒音等定期測定データ及び別途調査の水質、底質、海域生物等測定デー タについては、測定結果のとりまとめ後、速やかに当社ホームページのデータ更 新を行うこと。 ウ 航空機騒音常時測定データの速報値(前日の測定データで未確定のデータ)に ついては、毎日、自治体公開用サーバを通じてデータを更新し、関係自治体へ提 供すること。 ③ 環境情報広報 環境センターへの来場者に対し、関西国際空港の環境対策、環境情報等について 広報業務を行うとともに、環境センターPR室の展示物類について日常の管理・整 理を行うこと。 ④ 環境センターの維持管理 環境センターの維持管理業務を行うこと。なお、環境センターの運営に必要な機 器の使用料等、騒音回線使用料、实音回線使用料、データ公開用回線使用料、測定 局の電気料金、消耗品費は本業務に含まれるものとする。 (7) 報告 ① 月例報告 Ⅲ-3(3)の結果について 1 ヶ月毎に報告し、当社係員と協議すること。併せてⅢ -3(5)及びその他必要事項について報告すること。 ② 月報・年報の作成 大気質、航空機騒音等、飛行経路・高度及び別途調査の水質、底質、海域生物等 に関する環境監視データを資料公開の用に供するため、当社係員が指定する様式に 従って、当社係員が指定する時期までに、月報及び年報として取りまとめること。 また、月報・年報の環境監視データを中央処理装置に入力し管理するものとし、 Ⅲ-3(2)③の速報値については、測定实施当該月の翌月末(一部は翌々月末)までに 報告すること。 なお、月報については電子媒体で、年報については A4 冊子で、別途指示する関係 機関等に速やかに送付すること。年報冊子は 90 部作成すること。 ③ 業務報告書の作成 本業務の結果を業務報告書として A4 版に取りまとめ、以下のとおり提出すること。 業務報告書Ⅰ(大気質等、その他附帯業務等) 2部 業務報告書Ⅱ(航空機騒音等、飛行経路・高度) 2 部 データ集 1部 Ⅳ 大阪国際空港周辺地域に係る業務 Ⅳ-1 常時測定局等の所在地等 別表Ⅳ-1 による。 6 Ⅳ-2 業務内容 (1) 計画準備 (2) 測定及び収集・処理業務 航空機騒音常時測定(10測定局:オンライン、別表Ⅳ-1(1)①~⑩) (3) 測定データの解析・評価業務 航空機騒音等 (4) 測定機器等の保守管理 (5) 附帯業務 ① 各種資料作成 ② 環境センター維持管理(Ⅲ-3(6)④に含まれる) (6) 報告 ① 年報の作成 ② 業務報告書の作成 Ⅳ-3 業務仕様 (1) 計画準備 受託者は、契約締結後速やかに实施計画書及び实施工程表を提出し、当社係員の承諾を得 ること。 (2) 測定及び収集・処理業務 航空機騒音常時測定 ア 大阪国際空港周辺地域における航空機騒音の状況を継続的に把握するため、 大阪国際空港周辺 10 ヶ所の航空機騒音常時測定局に設置する測定機器により測定される ピ-ク騒音レベルその他のデータ、利倉センター局、原田センター局、(株)エディオン 伊丹店局及び国土交通省大阪航空局空港事務所庁舎屋上に設置された測定機器により測 定される航空機の離着陸方向等に関するデータ(航空機識別情報)を、環境センターに 設置する航空機騒音監視装置を使用し、当装置の環境監視システムマニュアルに則して、 収集・処理すること。また、測定データと航空機との照合のため、別途当社が提供する 航空機運航实績(便名、機種、出発・到着時刻等に関する实績情報。以下、 「FIHS情 報」という。 )等を活用すること。 但し、当社係員の承諾を得た特別な事由による場合を除き、当社が設置する設備を使用 して業務を实施すること。 イ 測定データとして、閾値条件を超える全ての騒音事象を対象とするピーク騒音レベル その他の情報で構成される別表Ⅳ-2 に示すデータを取り扱うこと。 ウ 収集された騒音測定局データについては、まず、測定局で録音・保存されたピーク騒 音を航空機騒音かどうか实音聴取により判定し、その後、航空機識別情報、FIHS情 報等に基づき識別・照合することにより、大阪国際空港を離発着する航空機による騒音 測定データとして確定し、大阪国際空港の航空機騒音測定データとして管理を行うこと。 (3) 測定データの解析業務 航空機騒音等測定データの解析 Ⅳ-3(2)で収集・処理された航空機騒音測定データについては、Lden、WECPNL その他の所要の解析処理を行うこと。 ・航空機材別の離着陸別・飛行方向別ピーク騒音レベルの状況。 ・各航空機騒音常時測定局のデータ特性。 ・その他別表Ⅳ-3 に掲げるもの。 (4) 測定機器等の保守管理 ① 日常点検 7 環境監視システム及び航空機騒音常時測定システムのマニュアル及び点検表に基づいた 日常点検を实施すること。 ② 定期点検 点検結果は作業報告書としてとりまとめ、提出すること。 ア 航空機騒音常時測定局、離着陸監視装置設置局、航空機音源探査識別装置に設置する 測定機器については、年 4 回(5 月、8 月、11 月及び 2 月)の定期点検を实施すること。 实施時期について変更する必要がある場合には当社係員と事前に協議すること。点検項 目については、別表Ⅳ-4による。 イ 航空機騒音監視装置については、年 1 回、総合的動作チェックを行い、データベース のバックアップをとること。实施時期については、当社係員と事前に協議すること。 ウ 測定機器及び航空機騒音監視装置等の異常を 24 時間、遠隔で把握できる体制を整える こと。 ③ 臨時点検 ア 保守対象の測定機器及び中央処理装置に異常が発生したときは、臨時点検を实施する とともに、これらの機器の修理・部品交換等が必要な場合は、速やかに必要な措置を講 じること。臨時点検及び機器の修理・部品交換等に費用が発生した場合は实費精算とす るが、軽微なものについては受託者が負担することとする。 イ 適宜状況を報告するとともに、点検結果は作業報告書としてとりまとめ提出すること。 内容及び様式については当社係員の承諾を得ること。但し、測定データの収集・処理に 係る事項については速やかに状況報告を行うこと。 (5) 附帯業務 ① 各種資料作成 ア 当社係員の指示に基づき、騒音の測定データ等を用いて、大阪国際空港周辺自治体 等への説明資料、環境監査や苦情対応等に必要な資料を随時、作成すること。 イ 航空機騒音常時測定局別にLdenとWECPNLとの関係を把握すること。また、 Ldenの変動要因を明確化するための方策を検討すること。 ② 環境センターの維持管理 Ⅲ-3(6)④に含まれる。 (6) 報告 ① 年報の作成 航空機騒音に関する環境監視データを資料公開の用に供するため、当社係員が指定する様 式に従って、当社係員が指定する時期までに年報として、取りまとめ報告すること。 また、年報の環境監視データは航空機騒音監視装置に入力し管理すること。 なお、年報については電子媒体及びA4 冊子で、新関西国際空港株式会社伊丹空港本部に速 やかに送付すること。年報冊子は 50 部作成すること。 ② 業務報告書の作成 本業務の結果を業務報告書としてA4 版に取りまとめ、以下のとおり提出すること。 航空機騒音等、その他付帯業務等 1部 Ⅴ その他(関西国際空港、大阪国際空港共通) (1) 使用物件 8 ア 本業務は、当社が設置する設備(各種測定機器及び中央処理装置を含む。以下、 「当 社貸与物件」という。 )を使用して实施しなければならない。 これらの物件の使用は無償とする。 イ 受託者は、当社貸与物件を、善良な管理者としての注意をもって使用するととも に、業務遂行に支障がないよう、機器の法定検定等を受検するなど常に正常に稼働 できる状態にしておくこと。 ウ 受託者は、当社貸与物件を破損または汚損した場合は、その責に応じその復旧に 要する費用を負担するものとする。 エ 当社貸与物件は、本業務の目的以外に使用してはならない。 オ 受託者は、環境センター事務室内において、机、椅子、複写機、その他の専ら本 業務に用いる関連事務機器等を受託者の負担において、環境センターに設置し、使 用することができる。 カ 本業務を終了した時点において当社係員の指示があった場合、受託者は自ら設置 した関連事務機器等を撤去し、設置前の状態に復さなければならない。 (2) 契約の変更 契約期間内において、業務内容の変更が生じた場合には、当社係員と協議の上、契約金額 の変更を行うこととする。 (3) 資格者の配置 ① 主任技術者 主任技術者は、以下のいずれかに該当する経歴を有する者とし、主任技術者届を 提出すること。 ア 技術士(総合技術監理部門:環境部門に関する科目に限る)を有する者。 イ 上記と同等の者。同等とは、環境関係の業務に 23 年以上関与した経歴を有する者。 ② 飛行経路・高度測定 現地測定に当たっては、航空機の飛行経路や高度(航空機の特定を含む)の調査实施経験 を有する調査員を配置することとし、配置予定調査員とその経験及び業務实施体制につい て、当社係員の承諾を得ること。 (4) 疑義事項 受託者は、本業務の实施に当たって疑義が生じた場合及び仕様書に明記されていない事項 が生じた場合には、当社係員と協議を行うものとする。 (5) 秘密の保持 受託者は、本業務等で知り得た情報及び成果品を無断で公表又は流用してはならない。 9 別表Ⅲ-1(1) 常時測定局等の名称及び所在地 名 称 所 在 地 大 大気質常時測定局 気 質 L-1局 測 定 大阪府大気汚染常時監視測定局内 泉佐野市立佐野中学校 泉佐野市羽倉崎4-3-12 航空機騒音常時測定局 航 空 機 騒 音 測 定 ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ ⑩ ⑪ 汐見局 りんくう局 小島局 大川局 洲本市局 岩屋局 南港局 二色局 釜口局 福良局 高家局 泉大津市汐見町汐見公園内 泉佐野市りんくう往来南 大阪府泉南郡岬町多奈川小島770 和歌山市大川86番地 洲本市中川原町中川原1364 淡路市岩屋3570-77 大阪市住之江区南港北 貝塚市二色3丁目 淡路市釜口 南あわじ市福良 日高町大字高家 航空機識別局 ① ② ③ ④ ⑤ A滑走路南端局 A滑走路北端局 B滑走路南端局 B滑走路北端局 メンテナンスセンター局 環境センター 関空展望ホール新館2階 関西国際空港のA滑走路の南端付近 関西国際空港のA滑走路の北端付近 関西国際空港のB滑走路の南端付近 関西国際空港のB滑走路の北端付近 1期空港島メンテナンスセンター内 泉佐野市泉州空港北1番地 別表Ⅲ-1(2) 大気質常時測定機器 測定機器 測定項目 測定方法 炭化水素自動測定機器 炭化水素 (CH4、NMHC、THC) 直接法 10 別表Ⅲ-1(3) 航空機騒音常時測定機器 区 分 機 器 名 ①汐見局、②りんくう局、④大川局 騒音計、航空機識別装置(1)、实音収録装置、データ処理装置、 データ出力装置、風向風速計、温度湿度計、付帯設備一式 ③小島局、⑧二色局 騒音計、航空機識別装置(1)、航空機識別装置(2)、实音収録装置、 データ処理装置、データ出力装置、風向風速計、温度湿度計、 騒音表示盤、付帯設備一式 航空機騒音 常時測定局 ⑤洲本市局、⑦南港局、⑨釜口局、⑩福良局、⑪高家局 騒音計、航空機識別装置(1)、实音収録装置、データ処理装置、 データ出力装置、付帯設備一式 備考:⑥岩屋局のデータは神戸市測定局での測定データを活用 ①A滑走路南端局、②A滑走路北端局、③B滑走路南端局、④B滑走路北端局 航空機識別装置(1)及び(2)、データ処理装置、データ出力装置、 付帯設備一式 航空機識別局 ⑤メンテナンスセンター局 航空機識別装置(1)、データ処理装置、データ出力装置、付帯設備一式 注:航空機識別装置(1):航空機接近検知識別装置 航空機識別装置(2):航空機飛行方向判別装置 別表Ⅲ-2 大気質中央処理装置の構成機器 名称 構成機器 データベースサーバー 本体、RAID 装置、ディスク装置、CPU 切替機、 バックアップ装置、UPS データ登録用端末 本体、モニター、ディスク装置、CD-ROM 装 置、NIC、外部記憶装置、SCSI ボード、USB、 UPS データ解析用端末 本体、モニター、ディスク装置、NIC、外部 記憶装置、USB、UPS データ公開用端末 本体、モニター、ディスク装置 ネットワーク機器 スイッチング HUB 別表Ⅲ-3 航空機騒音中央処理装置の構成機器 名称 摘要 データ格納用サーバ ドメインコントローラーサーバ 付随するソフト及び周辺機器を含む AOS 受信サーバ 測定データ回収端末 11 別表Ⅲ-4 航空機騒音常時測定データの内容 航空機騒音常時測定局 ①汐見局、②りんくう局、③小島局、④大川局、⑧二色局 騒音ピーク情報、航空機識別情報、環境騒音情報、気象情報(風向、風速、温度、湿度) ⑤洲本市局、⑥岩屋局、⑦南港局、⑨釜口局、⑩福良局、⑪高家局 騒音ピーク情報、航空機識別情報、環境騒音情報 航空機識別局 ①A滑走路南端局、②A滑走路北端局、③B滑走路南端局、④B滑走路北端局、 ⑤メンテナンスセンター局 航空機識別情報 騒音ピーク情報:ピーク騒音レベルLpk、単発騒音暴露レベルLAE、实音、暗騒音レベル、 騒音の発生時刻、継続時間等 航空機識別情報:ID番号、飛行高度、電界強度等 環境騒音情報 :Leq、 L5 、L10、L50、L90、L95 等 12 別表Ⅲ-5 航空機騒音等定期測定 測定位置及び測定回数等 航空機騒音 府 県 名 市 町 名 測 定 位 置 大 阪 府 ①堺 市 ②高石市 ③忠岡町 ④和泉市 ⑤岸和田市 ⑥熊取町 ⑦田尻町 ⑧泉南市 ⑨阪南市 和歌山県 ⑩和歌山市 兵 庫 県 ⑪洲本市 ⑫南あわじ市 ⑬南あわじ市 ⑭南あわじ市 ⑮洲本市 ⑯南あわじ市 ⑰淡路市 測定回数 測定实施時期 庭代台2丁目(庭代台中学校) 高砂2丁目(高砂2丁目) 新浜3丁目(北部水みらいセンター) 和田町(和田浄水場) 臨海町(岸和田水門)) 希望ヶ丘4丁目(北小学校) りんくうポ-ト南(町立吉見ポンプ場) りんくう南浜(南部水みらいセンター) 箱作(下荘保育所) 年2回 年2回 年2回 年2回 年2回 年2回 年2回 年2回 年2回 6 月・12 月 6 月・12 月 6 月・12 月 6 月・12 月 6 月・12 月 6 月・12 月 6 月・12 月 6 月・12 月 6 月・12 月 深山(休暇村紀州加太) 年2回 6 月・12 月 年1回 年4回 年2回 年1回 年1回 年1回 年2回 7月 4 月・7 月・10 月・1 月 7 月・1 月 4月 7月 10 月 7 月・1 月 由良町由良(天川浄水場) 沼島(沼島総合センター) 榎列(榎列小学校) 倭文長田(安心コミュニティプラザながた) 都志大日(健康福祉総合センタ-) 松帄櫟田(どんぐりの里) 郡家(旧一宮町役場) 注:1 騒音の測定回数・測定の实施時期は、原則として上記表によるものとする。また、各地点7日単位で測定を行うこと。 2その他、詳細については、当社係員と協議の上、实施すること。 13 別表Ⅲ-6 航空機騒音等定期測定内容 測定項目 航空機騒音 測定地点数 17地点 測定日数 7日/回 測定対象 調査期間中の全機 測定項目 騒音レベル(ピークレベル)、 単発騒音暴露レベル、 発生時刻、継続時間、便名 機種、離着陸、使用滑走路、 環境騒音、その他必要事項 測定方法 ・「環境基準の一部改正(平成19年1 2月17日付)」による方法に準拠する こと。 ・航空機騒音自動測定機により、正 味7日間連続測定すること。 備考 ・詳細については、当社係員と協議 の上、实施すること。 別表Ⅲ-7 航空機騒音等定期測定の整理・解析項目 観 測 項 目 航空機騒音 整 理 項 目 解 ピークレベル Lden WECPNL 継続時間 環境騒音 関連測定局との対比 析 項 目 ・地点別、日別ピークレベル ・地点別、ピークレベルの平均値 ・地点別、日別 Lden ・地点別、Lden の平均値 ・地点別、日別 WECPNL ・地点別、WECPNL の平均値 ・地点別、日別環境騒音等 注: 解析方法の詳細については、当社係員と協議の上、实施すること。 14 備 考 ・測定結果の日報、月報を 別途報告すること。 ・測定結果は電子媒体によ り保管すること。 別表Ⅲ-8 飛行経路・高度測定 測定断面・測定地点・測定時期等 測定断面 ①貝塚断面 ②岩屋断面 ③洲本断面 ④南淡断面 測定地点 A:中央ポンプ場隣接地 (泉佐野市りんくう往来北) B:永寿池南東側堤防 (貝塚市三ツ松) A:垂水漁港 (神戸市垂水区平磯) B:船上浄化センター (明石市船上町) A:淡路市役所駐車場 (淡路市生穂新島) B:木曽下空き地 (淡路市木曽下) A:ホテルニューアワジプラザ淡路島 (南あわじ市阿万吹上町) B:正木池 (南あわじ市賀集福井) 測定時期 日数/回 日数 (合計) 時間 対象機 6月 12月 3日 6日 6時から 23時まで 離陸機 ※着陸機 6月 9月 12月 3月 2日 6月 2日 2日 6時から 23時まで 着陸機 6月 12月 2日 4日 6時から 23時まで 着陸機 8日 注 1.※着陸機については、21 時から 23 時を対象とする。 2.測定断面の詳細については、別途当社係員が指示する。 3.その他、詳細については、当社係員と協議の上实施すること。 15 0時から 24時まで 測定方法 測定項目 トランシット 計測システム による方法 水平角、仰角、 測定時刻、航空 会社名、便名、 機種名、離着陸 の区分、運用方 向の区分、運用 滑走路の区分、 運用目的の区 分、その他必要 事項 着陸機 別表Ⅲ-9 飛行経路・高度測定 測定データ整理・解析項目 測定結果の整理 1 データ整理 各測定断面について、測定日ごとに、別表Ⅲ-8に示す測定項目について整理する こと。様式については当社係員が別途指示する。 2 データ解析 各測定断面について、各測定期間及び全期間の、滑走路運用方向別、離着陸別に、 断面通過位置を算出し、飛行高度の散布図、頻度分布及び断面通過前後の航跡図を 作成すること。 また、各測定断面について、全期間の機種グループ別の飛行高度の散布図、頻度分 布及び断面通過前後の航跡図を作成すること。 別表Ⅲ-10 航空機騒音常時測定局等 測定機器の定期点検項目 航空機騒音常時測定 ①騒音測定機器全体の総合作動チェック ②騒音計校正 音響校正機器を用いて精度を確認し、必要な調整を实施すること。 ③防風スクリーン、マイクロホンケーブル、識別用アンテナの点検 防風スクリーンは必要に応じて年 1 回程度交換すること。 ④測定機器のクリーニング ⑤A/D コンバーターの精度の確認 ⑥電源電圧のチェック 航空機識別測定設備 ①識別機器全体の総合作動チェック ②識別用アンテナの点検 ③測定機器のクリーニング ④A/D コンバーターの精度の確認 ⑤電源電圧のチェック 16 別表Ⅳ-1(1) 常時測定局等の名称及び位置 名 称 所 在 地 航空機騒音常時測定局 ①共同利用施設 緑ヶ丘センター 兵庫県伊丹市緑ヶ丘1-70 ②共同利用施設 北野センター 兵庫県伊丹市北野5-61 ③川西市立 久代小学校 兵庫県川西市久代3-27-9 ④宝塚市立 安倉中学校 兵庫県宝塚市安倉中6-3-1 ⑤兵庫県立 阪神特別支援学校 兵庫県西宮市田近野11-7 ⑥共同利用施設 神田会館 大阪府池田市神田3-5-16 ⑦共同利用施設 利倉センター 大阪府豊中市利倉1-5-6 (精密騒音計のみ) 大阪府豊中市豊南町西2-19-1 ⑧豊中市立 豊南小学校 ⑨共同利用施設 原田センター ⑩国土交通省近畿地方整備局 毛馬排水機場 大阪府豊中市原田元町3-14-33 (精密騒音計のみ) 大阪府大阪市北区長柄東3-3-25 ⑫大阪空港場内 A12 大阪府豊中市蛍池西町3丁目 大阪国際空港場内 ⑬大阪空港場内 A13 離着陸監視装置設置局 大阪府豊中市蛍池西町3丁目 大阪国際空港場内 ⑦共同利用施設 利倉センター 大阪府豊中市利倉1-5-6 ⑨共同利用施設 原田センター 大阪府豊中市原田元町3-14-33 ⑪(株)エディオン伊丹店 兵庫県伊丹市北伊丹5-70-1 ⑭国土交通省大阪空港事務所庁舎 大阪府豊中市蛍池西町3-371 (最接近検知識別装置を除く) 航空機音源探査識別装置 ①同利用施設 緑ヶ丘センター 兵庫県伊丹市緑ヶ丘1-70 ⑫大阪空港場内 A12 大阪府豊中市蛍池西町3丁目 大阪国際空港場内 ⑬大阪空港場内 A13 大阪府豊中市蛍池西町3丁目 大阪国際空港場内 航空機騒音監視装置 ⑭環境センター 泉佐野市泉州空港北1番地 関空展望ホール「sky view」エントランスホール2階 17 別表Ⅳ-1(2) 航空機騒音常時測定機器 区 分 機 器 名 航空機騒音 常時測定設備 (a)通信機器(IP-VPN回線用) WebCaster6400M (b)航空機騒音データ処理装置 日東紡音響エンジニアリング(株) DL-100/PT 航空機最接近検知識別装置 (RD-100/1ch)を含む。 (c)航空機接近検知識別装置 日東紡音響エンジニアリング(株) RD-90 (d)精密騒音計 (株)小野測器 LA-4440 離着陸 監視装置 (a)通信機器(IP-VPN 回線用) WebCaster6400M (b)航空機騒音データ処理装置 日東紡音響エンジニアリング(株) DL-100/PT 航空機最接近検知識別装置(RD-100/6ch)を含む。 (c)航空機接近検知識別装置 日東紡音響エンジニアリング(株)RD-90 (d)無停電電源装置 オムロン BU75SW 航 空 機 音 源 探 (a)航空機音源探査識別装置 査識別装置 日東紡音響エンジニアリング(株)DL-SBM 18 航 空 機 騒 音 監 (a)通信機器(IP-VPN回線用等) 視装置 ヤマハ(株) RT58i(3台) (b)ネットワーク装置 プラネックスコミュニケーションズ(株) FX-24IRM (c)ゲートウェイサーバ NEC Express5800/R120b-1(4C/E5606) (d)中央処理サーバ NEC Express5800/R120b-2(4C/E5620-W28R2) (e)データ処理サーバ NEC Express5800/R120b-2(4C/E5620) (f)アプリケーションサーバ HPCシステムズ(株) HPC3000-XP104R2 (g)中央集計ソフトウェア 航空機騒音集計システム DLCENTER 運航情報受信ソフトウェア(対共同受配信) 離着陸滑走路判定用中央集計処理ソフトウェア TLCENTER (h)標準時刻送出装置(GPSタイムサーバ) 北海道日興電気通信(株) HSV-T01 (i)KVMスイッチ ATEN CS78 (j)無停電電源装置 オムロン BU100RW 、BU200RW 別表Ⅳ-2 測定データの内容 航空機騒音常時測定局 ① ヶ丘センター、②北野センター、③久代小学校、④安倉中学校、 ⑥ 神特別支援学校、⑥神田会館、⑦利倉センター、⑧豊南小学校、⑨原田センター、 ⑩毛馬排水機場、⑫大阪空港場内 A12、⑬大阪空港場内 A13 騒音ピーク情報、航空機識別情報、環境騒音情報 離着陸監視装置設置局 ⑦利倉センター、⑨原田センター、⑪(株)エディオン伊丹店、⑭国土交通省大阪空港事 務所庁舎 航空機識別情報 騒音ピーク情報:ピーク騒音レベルLpk、単発騒音暴露レベルLAE、实音、暗騒音レベル、 騒音の発生時刻、継続時間等 航空機識別情報:ID番号、飛行高度、電界強度等 環境騒音情報 :Leq、 L5 、L10、L50、L90、L95 等 19 別表Ⅳ-3 航空機騒音等定期測定の整理・解析項目 観 測 項 目 航空機騒音 整 理 項 目 解 析 項 目 備 考 ピークレベル Lden WECPNL 継続時間 環境騒音 ・地点別、日別ピークレベル ・測定結果の月報 ・地点別、ピークレベルの平均値 を別途報告する ・地点別、日別 Lden こと。 ・地点別、Lden の平均値 ・測定結果は電子 ・地点別、日別 WECPNL 媒体により保管 ・地点別、WECPNL の平均値 すること。 ・地点別、日別環境騒音等 注: 解析方法の詳細については、当社係員と協議のうえ、实施すること。 別表Ⅳ-4 航空機騒音常時測定局等 測定機器の定期点検項目 ① 騒音測定機器全体の総合動作チェック。 ② 騒音計校正(音響校正機器等を用いて精度を確認し、必要な調整を实施すること。 ③ 防風スクリーン、マイクロホンケーブル、識別用アンテナの点検。 ④ 測定機器のクリーニング。 ⑤ A/Dコンバーターの精度の確認。 ⑥ 電源電圧のチェック。 20 2014 年度環境監視業務 に係る応募用紙 新関 西 国 際 空 港 株 式 会 社 交付書類一覧 ・応募の手引き ・ 「お知らせ」(12月26日付広告) ・応募書類一式 ①参加意思確認書【様式1】 ②応募者調査表【様式3-1~3-3】 ③経営規模等総括表【様式4】 ④秘密情報に関する誓約書(NDA) (注) 交付資料がそろっていることを確認して下さい。 (2014 年度環境監視業務) 応 募 の手 引き 新関西国際空港株式会社 件 名 2014 年度環境監視業務 1. 応募資格等 応募資格及びその他の条件については、「お知らせ」(12月26日付広告)のとおりです。 2. 応募書類の提出期限 2014年(平成26年)1月 17日(金) 午後4時まで(郵送による場合も同じ) 3. 応募の方法 交付した応募書類を作成のうえ、必要書類を添えて下記窓口に提出することにより応募して下さい。 なお、応募書類を郵送される場合は、下記窓口宛に送付して下さい。 (受付窓口) 新関西国際空港株式会社 調達部調達グループ 〒549-8501 大阪府泉佐野市泉州空港北1番地 TEL 072-455-2127 4. 応募書類の記載要領等 (1) 応募手続に用いる言語は日本語、通貨は日本国通貨です。なお、金額を表示する箇所について、 当該金額が外国通貨建の場合は、日本国通貨への換算の要不要について、上記窓口に御相談下さ い。 (2) 応募書類の作成に当たっては、記載例を参考に、誤りのないよう記入して下さい。 (3) 応募書類は、背表紙に工事名・応募者の名称を明記した A4 の紙ファイル(市販・黄色)に綴じ 込み、正1部提出して下さい。 (4) 応募書類に虚偽の記載があった場合は、見積招請の対象といたしませんので、ご承知おき願いま す。 (応募書類) ① 参加意思確認書等(様式1) ② 応募者調査票(様式3) ③ 経営規模等統括表(様式4) ④ 最新2期分の決算報告書(任意様式) ⑤ 3.1)~4)を示す人員体制表および資格等の写し(任意様式) ⑥ 3.6)に規定する社内規則等を示すもの(任意様式) ⑦秘密情報に関する誓約書 ⑧会社更生法に基づき更生手続開始の申立てをした者あるいは現に更正手続き中の者、又 は 民事再生法に基づき再生手続開始の申立てをした者あるいは現に再生手続き中の者につい ては、それを示す文書の写し(例:裁判所からの文書等) 5.応募書類の取扱い 提出されました応募書類(添付書類を含む)は、返却しませんので、ご承知おき願います。 様式1 参 加 意 思 確 認 書 平成 年 月 日 新関西国際空港株式会社 代表取締役社長 安藤 圭一 殿 住 所 会 社 代表者氏名 平成 年 月 日付けで、参加者の有無を確認する公募手続きに係る参加意思確認 書の提出を求める公示に係る公募に応募する資格について確認されたく、 下記の書類を添えて申請します。 記 1.件 名 2014年度環境監視業務 2.添付書類(実施にあたり必要な要件を満足することを確認する書類) 様式 3-1 応募者調査表(1) 会 社 の 概 要 会社名 (平成 社 長 名 担当部門・担当者名 連 絡 電 話 番 号 社長名 創業年月 資 本 金 従 業 員 担当部門・担当者名 本社・支店・営業所等所在地 創 業 本 社 年 月 日 資本金 百万円 連絡電話番号・メールアドレス 従業員 役 員 社 員 臨時社員 計 年 名 名 名 名 (記載要領) 1. 支店・営業所等は、原則として、大阪府内に所在するものを記入して下さい。 2. 従業員の臨時社員は、1ヶ月未満の臨時社員を除いて下さい。 月 日現在) 様式 3-2 応募者調査表(2) 株 式 の 状 況 会社名 (平成 順位 主要株主名 株主国籍 持株数 (b) 持株比率 (b)/(a)×100(%) 1 2 3 4 5 6 7 8 合 計 発行済株式数 (a) (記載要領) 比率計算は計算結果の小数点第 2 位を四捨五入し、小数点第 1 位まで記入して下さい。 年 月 日現在) 応募者への役職員派遣数 様式 3-3 応募者調査表(3) 主な関連会社一覧表 会社名 (平成 関連会社名 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 資本金 (百万円) 出資比率 (%) 役員数 (人) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) 年間売上高 (百万円) 年 月 日現在) 事業内容 (記載要領) 1. 原則として、出資比率25%以上の主なものを記入して下さい。ただし、本契約業務に関連する会社は、出資比率に関係なく記入して下さい。 2. ( ) は貴社出身の役員数を再掲して下さい。 様式4 経営規模等総括表 商号又は名称 本社所在地 直前第2年度分決算より 内 訳 直前第1年度分決算より 年 月から 年 月より 年 月まで 年 月まで 年間平均売上高 売 上 高 合 計 区 分 自 己 資 本 額 直前決算時 百万円 払込資本金 計 剰余(欠損)金処分 百万円 決算後増減額 百万円 合 計 百万円 百万円 その他 合 計 経 営 状 況 常勤職 員の数 技術関係職員 事務関係職員 役員数 人 人 総役職員数 人 人 流動比率 流動資産( 流動負債( )百万円 )百万円 × 100 = % 総資本経 常利益率 経常利益( 総資本額( )百万円 )百万円 × 100 = % 固定比率 固定資産額( 自己資本額( )百万円 )百万円 × 100 = % 創 業 休業又は転(廃)業の期間 現組織への変更 営業年数 営業年数 年 月 日 年 月 日から 年 月 日まで 年 月 日 年 記 事 (記入要領) 1. 本表は、最新の決算(直前第1年度分決算)に基づいて記入して下さい。但し「売上高」(直前第2年度分決算) 欄は除きます。 2. 「売上高」の欄は、総売上高について記入して下さい。 3. 比率計算は、計算結果の小数第2位を四捨五入し、小数点第1位まで記入して下さい。 4. 営業年数は、創業から現在までの年数を記入して下さい。(ただし、休業等があればその年数を差し引くこと。) 大阪府泉佐野市泉州空港北1番地 新関西国際空港株式会社 代表取締役社長 安藤 圭一 宛 秘密情報に関する誓約書 貴社が発注を予定する「2014年度環境監視業務」(以下「本目的」という。)に関して、弊社は、貴 社が弊社に開示する情報の取扱いについて、以下の条項について遵守することを誓約します。 (秘密情報) 第1条 弊社は、事前に貴社の同意を得た場合を除き、本目的に関して貴社から開示された情報のうち、 貴社から書面により秘密である旨の指定を受け、かつその内容が書面その他の方法で特定されてい るもの(以下「秘密情報」という。)を第三者に提供又は漏洩せず、また本目的以外に使用いたし ません。但し、次の各号の一に該当する場合を除きます。 (1)開示された時に公知であったもの、または開示後公知になったもの。 (2)開示に先立って弊社が知っていたもの。 (3)貴社の秘密情報に依拠せずに弊社が独自に開発したもの。 (4)弊社が第三者から秘密保持義務を負うことなく受領した情報と同一のもの。 (5)法令の定めに基づき開示を強制、又は権限のある官公署によって開示要求されたもの。 (6)本件に基づく業務行為に必要な限りにおいて、自社の役員及び従業員(派遣労働者等を含む。) 並びに再委託先その他の取引先等に対し、本誓約書と同等の義務を課した上で開示する場合 (秘密情報の返却) 第2条 弊社は、貴社より要請があった場合、遅滞なく貴社より開示された秘密情報およびその複製物を 返却するかまたは廃棄します。 (損害賠償) 第3条 弊社は、自己の責めに帰すべき事由により本秘密情報を漏洩した場合には、貴社に対する損害賠 償責任を負い、本秘密情報を記載した書類の回収等の適切な処置を講ずるとともに、本秘密情報の 漏洩を最小限にとどめるよう最善をつくすものとします。 (協議解決) 第4条 本誓約に定めのない事項および本誓約の解釈につき疑義を生じた事項については、誠意をもって 貴社と協議の上解決を図るものとします。 (専属的合意管轄裁判所) 第5条 本誓約について貴社と訴訟の必要が生じた場合には、大阪地方裁判所を第一審の専属的合意管轄 裁判所とします。 平成 年 住 所 氏 名 月 日 【記載例】 新関西国際空港株式会社 代表取締役社長 安藤 圭一 殿 秘密情報に関する誓約書 貴社が発注を予定する「**************」(以下「本目的」という。)に関して、弊社は、 貴社が弊社に開示する情報の取扱いについて、以下の条項について遵守することを誓約します。 (秘密情報) 第1条 弊社は、事前に貴社の同意を得た場合を除き、本目的に関して貴社から開示された情報のうち、 貴社から書面により秘密である旨の指定を受け、かつその内容が書面その他の方法で特定されてい るもの(以下「秘密情報」という。)を第三者に提供又は漏洩せず、また本目的以外に使用いたし ません。但し、次の各号の一に該当する場合を除きます。 (1)開示された時に公知であったもの、または開示後公知になったもの。 (2)開示に先立って弊社が知っていたもの。 (3)貴社の秘密情報に依拠せずに弊社が独自に開発したもの。 (4)弊社が第三者から秘密保持義務を負うことなく受領した情報と同一のもの。 (5)法令の定めに基づき開示を強制、又は権限のある官公署によって開示要求されたもの。 (6)本件に基づく業務行為に必要な限りにおいて、自社の役員及び従業員(派遣労働者等を含む。) 並びに再委託先その他の取引先等に対し、本誓約書と同等の義務を課した上で開示する場合 (秘密情報の返却) 第2条 弊社は、貴社より要請があった場合、遅滞なく貴社より開示された秘密情報およびその複製物を 返却するかまたは廃棄します。 (損害賠償) 第4条 弊社は、自己の責めに帰すべき事由により本秘密情報を漏洩した場合には、貴社に対する損害賠 償責任を負い、本秘密情報を記載した書類の回収等の適切な処置を講ずるとともに、本秘密情報の 漏洩を最小限にとどめるよう最善をつくすものとします。 (協議解決) 第4条 本誓約に定めのない事項および本誓約の解釈につき疑義を生じた事項については、誠意をもって 貴社と協議の上解決を図るものとします。 (専属的合意管轄裁判所) 第5条 本誓約について貴社と訴訟の必要が生じた場合には、大阪地方裁判所を第一審の専属的合意管轄 裁判所とします。 会社代表者又はその他契約に関する一切の件(委任状様式2)を委任された方 平成**年**月**日 住 所 氏 名 (例:支店長、営業部長等)の印鑑を押印して下さい。 【所在地】************** 【名称】 ************** 【代表者氏名】 代表取締役社長 ****** ○ 印 契約番号第 業 務 委 託 契 1. 委託業務の名称 2014年度 2. 委託業務の場所 仕様書のとおり 3. 履 行 期 間 自 4. 委 託 金 額 金 約 号 書(案) 環境監視業務 平成26年4月1日 至 平成27年3月31日 円 うち取引に係る消費税及び地方消費税の額 金 円 上記の業務について、委託者新関西国際空港株式会社(以下「発注者」という。)と受託者(以 下「受注者」という。)とは、おのおの対等な立場における合意に基づいて、以下の条項により 委託契約を締結し、信義に従って誠実にこれを履行するものとする。 本契約の証として、本書2通を作成し、当事者記名押印のうえ各自1通を保有する。 平成 年 月 日 住 所 大阪府泉佐野市泉州空港北一番地 発注者 新 関 西 国 際 空 港 株 式 会 社 氏 名 代表取締役社長 住 所 氏 名 受注者 安 藤 圭 一 (受託者の注意義務) 第1条 受注者は、善良なる管理者の注意をもって委託業務を実施するものとする。 2.受注者は、この契約の履行に当たって暴力団員(暴力団員による不当な行為の防止等に 関する法律(平成3年法律第77号。以下「暴対法」という。)第2条第6号に規定する暴 力団員をいう。以下同じ。)から妨害又は不当な要求を受けた場合は、警察署への届出及び 発注者への報告をしなければならない。また、受注者の受任者又は下請負人が暴力団員か ら妨害又は不当な要求を受けた場合は、届出等を当該受任者又は下請負人に指導しなけれ ばならない。 (業務委託) 第2条 受注者は、別紙仕様書に基づき頭書の委託金額で委託業務を完了するものとする。 2.受注者は、仕様書に基づいて工程表を作成し、発注者に提出するものとする。 (権利義務の譲渡等) 第3条 受注者は、この契約によって生じる権利又は義務を第三者に譲渡し、又は承継させて はならない。ただし、発注者の書面による承諾を得た場合はこの限りではない。 (再委託) 第4条 受注者は、委託業務の全部を一括して、又は主たる部分を第三者に委任し、又は請け 負わせてはならない。 2.前項の「主たる部分」とは、業務における総合的企画、業務遂行管理、手法の決定 及び技術的判断等をいうものとする。 3.発注者又は第5条に定める係員は、受注者に対して、受任者又は下請負人につきその名 称その他の必要な事項の通知を求めることができる。 4.受注者は、委託業務の一部を第三者に委任又は請け負わせる場合には、当該第三者に対 して、関係法令を遵守しなければならない。 5.受注者は、委託業務の一部を第三者に委任し、又は請け負わせようとする場合において、 発注者による 指名回避の措置を受けている者及び 第9条の3第1項各号に該当する者を 受任者又は下請負人としてはならない。 6.受注者が第9条の3第1項各号に該当する者を受任者又は下請負人としていた場合は、 発注者は受注者に対して、当該契約の解除を求めることができる。 7.前項の規定により契約の解除を行った場合の一切の責任は、受注者が負うものとする。 (係員等) 第5条 発注者は、受注者が実施する業務について担当する職員(以下「係員」という。)を定 めて書面をもって受注者に通知しなければならない。 2.受注者は、業務を実施するに当たっては、係員と協議のうえ行うものとする。 (主任技術者) 第6条 受注者は、主任技術者を定め書面をもって発注者に通知するものとする。 (委託業務の報告等) 第7条 発注者は、必要と認めたときは、受注者に対して委託業務の実施状況について報告を 受け又は説明を求める等の措置をとることができるものとする。 (業務内容の変更) 第8条 発注者は、必要がある場合には、委託業務の内容を変更し、又は委託業務を一時中止 させることができる。この場合において、委託金額又は委託期間を変更する必要がある ときは、発注者受注者協議して書面によりこれを定めるものとする。 (契約の解除1) 第9条 発注者は、受注者が次の各号のいずれかに該当するときは、この契約を解除するこ とができるものとする。 一 解約を申し出たとき。 二 委託期限又は期限経過後相当の期間内に委託業務を完了する見込みのないことが明ら かなとき。 三 差押え、仮差押え、仮処分、租税滞納処分、その他公権力の処分を受け、又は 民 事再生、会社更生、破産若しくは競売等の申し立てを受け、又は自ら民事再生、 会社更生若しくは破産の申立てをしたとき。 四 行政庁により営業停止又は営業免許若しくは登録の取消処分を受けたとき。 五 振出、保証、引受又は裏書した手形、小切手が不渡り、支払停止となったとき、 あるいはその他財産状態が悪化したと発注者が判断するとき。 六 解散したとき。 七 第4条第6項の規定により発注者から契約の解除を求められた場合において、こ れに従わなかったとき。 八 前各号のほか、この契約に違反し、又はこの契約の目的を達することができないと認 められるとき。 2. 前項の規定によりこの契約が解除されたときは、受注者は違約金として委託金額の1 0分の1に相当する額を発注者に支払うものとする。ただし、前項第1号の場合におい て、受注者の責めに帰さない事由によるときは、この限りではない。 3. 第1項の規定によりこの契約を解除した場合において、発注者に生じた実際の損害額 が前項の違約金を超過するときは、発注者がその超過分につき賠償を請求することを妨 げない。 (談合等不正行為があった場合の違約金等) 第9条の2 受注者が、次に掲げる場合のいずれかに該当したときは、受注者は、発注者の請 求に基づき、委託金額(この契約の締結後、委託金額の変更があった場合は、変更後の 委託金額とし、単価契約の場合は、契約期間全体の支払総金額とする。)の10分の1 に相当する額を違 約 金( 損 害 賠 償 額 の 予 定 )として発注者の指定する期間内に支払わ なければならない。 一 この契約に関し、受注者が私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律(昭和2 2年法律第54号。以 下 「 独 占 禁 止 法 」 と い う 。 ) 第3条の規定に違反したことに より、公正取引委員会が受注者に対し、独占禁止法第7条の2第1項の 規 定 に 基 づ く 課徴金の納付命令(以下「納付命令」という。)を行い、当該納付命令が確定 し た と き ( 確 定 し た 当 該 納 付 命 令 が 独 占 禁 止 法 第 51条 第 2 項 の 規 定 に よ り 取 り 消された場合を含む。)。 二 納付命令又は独占禁止法第7条の規定に基づく排除措置命令(以下「納付 命令又は排除措置命令」という。)において、この契約に関し、独占禁止法 第3条の規定に違反する行為の実行としての事業活動があったとされたと き。 三 納 付 命 令 又 は 排 除 措 置 命 令 に よ り 、受 注 者 に 独 占 禁 止 法 第 3 条 の 規 定 に 違 反 する行為があったとされた期間及び当該違反する行為の対象となった取引 分野が示された場合において、この契約が、当該期間(これらの命令に係る 事件について、公正取引委員会が受注者に対し納付命令を行い、これが確定 したときは、当該納付命令における課徴金の計算の基礎である当該違反する 行為の実行期間を除く。)に見積書の提出が行われたものであり、かつ、当 該取引分野に該当するものであるとき。 この契約に関し、受注者及び受注者の 代 表 者 、 役 員 、 代 理 人 若 し く は 使 用 人 そ の 四 他 の 従 業 員 の刑法(明治40年法律第45号)第96条の3又は独占禁止法第89条 第1項若しくは第95条第1項1号に規定する刑が確定したとき。 2. 受注者が前項の違約金を発注者の指定する期間内に支払わないときは、受注者は、支払 期限の翌日から起算して支払の日までの日数に応じて、年利18.25パーセントの割 合をもって計算した額の遅延利息を発注者に支払うものとする。 3. 発注者は、第1項に規定する違約金の支払請求に代え、当該違約金の額を委託金額の支 払額から控除する措置をとることができる。 4. 発注者は、次に掲げる場合のいずれかに該当するときは、第14条の規定にかかわらず、 第1項各号に掲げる場合に該当しないことが明らかになるまでの間、同項に規定する違 約金に相当する範囲内において、委託金額の一部の支払を行わないことができる。 一 この契約に関し違反行為があったとして、公正取引委員会が調査を開始したとき。 二 この契約に関し違反行為があったとして、公正取引委員会が受注者に対し事前通知を 行ったとき。 三 この契約に関し違反行為があったとして、公正取引委員会が受注者に対し納 付 命 令 又 は排除措置命令を行ったとき。 四 この契約に関し違反行為があったとして、公正取引委員会が刑事告発を行ったとき。 五 その他この契約に関し違反行為があったと疑うに足りる相当な理由が認められるとき。 5.発注者は、前項の場合においては、遅延利息の支払を要しないものとする。 6.第1項の規定は、発注者に生じた実際の損害の額が同項に規定する違約金の額を超える場 合において、発注者がその超過分の損害につき賠償を請求することを妨げるものではない。 7.発注者は、受注者がこの契約に関し違反行為を行ったと認められるときは、催告すること なく契約を解除することができる。 (契約の解除2) 第9条の3 発注者は、受注者が次の各号のいずれかに該当するときは、この契約を解除するこ とができる。この場合において、発注者は受注者が受けた損害についてはその責めを負 わないものとする。 一 役員等(受注者が個人である場合はその者を、受注者が法人である場合はその法人の役員 又はその支店若しくは営業所を代表する者をいう。)が集団的に又は常習的に暴力的不 法行為を行うことを助長するおそれがある組織(以下「暴力団」という。)の関係者(以 下「暴力団関係者」という。)であると認められるとき。 二 暴力団関係者が顧問に就任するなど、事実上経営に参加していると認められるとき。 三 役員等が、自己、自社若しくは第三者の不正の利益を図る目的又は第三者に損害を加え る目的をもって、暴力団関係者を利用するなどしたと認められるとき。 四 役員等がいかなる名義をもってするかを問わず、暴力団又は暴力団関係者に対して、金銭、 物品その他の財産上の利益を不当に与えたと認められるとき。 五 役員等が暴力団又は暴力団関係者と社会的に非難されるべき関係を有していると認めら れるとき。 六 第4条第4項の規定により第三者に委任し、又は請負わせようとする場合、その相手方 が第1号から第5号に規定する行為を行う者であると知りながら、当該相手方と契約を 締結したと認められるとき。 2. 前項の規定によりこの契約が解除されたときは、受注者は、発注者に対し違約金として委 託金額の10分の1に相当する額を発注者の指定する期間内に支払わなければならない。 3. 第1項の規定によりこの契約を解除した場合において、発注者に生じた実際の損害額が 前項の違約金を超過するときは、発注者がその超過分につき賠償を請求することを妨げな い。 (委託期限の延長) 第10条 受注者は、やむを得ない事由により、委託期限までに委託業務を完了す ること ができないことが明らかになったときは、発注者に対し遅滞なく、その事由を明記し た書面により委託期間の延長を求めることができるものとし、その延長の期間は、発 注者と受注者とが協議して定 めるものとする。 (損害のため必要を生じた経費の負担) 第11条 委託業務の処理に関して生じた損害(第三者に及ぼした損害を含む。)のため必 要を生じた経費は、受注者が負担するものとする。ただし、その損害が当事者双方の 責め に帰さない事由による場合、又は発注者の責めに帰す事由による場合においては、その損 害のために必要を生じた経費は発注者が負担するものとし、その額は発注者と受注者とが 協議して定めるものとする。 (履行遅滞の場合における損害金等) 第12条 受注者の責めに帰すべき事由により委託期限までに委託業務が完了しない場合にお いては、発注者は、委託期間満了の日の翌日から起算して委託業務完了の日まで委託金額 に対して年利18.25パーセントの割合をもって計算した額の損害金を 受注者から徴収 する。発注者がその責めに帰すべき事由により第14条の規定による委託金額を支払期限 までに支払わない場合は、支払期限の翌日から起算して支払の日までの日数に応じて、年 利18.25パーセントの割合をもって計算した額の遅延利息を受注者に支払うものとす る。 (検査) 第13条 受注者は、業務を完了したときは、遅滞なく、発注者に業務完了届を提出しなけれ ばならない。 2.発注者は、受注者から前項の完了届を受理したときは、その日から10日以内に 発注者 又は発注者が検査を行う者として定めた者(以下「検査員」という。)により検査を行わな ければならない。 (委託金額の支払) 第14条 受注者は、前条の規定により検査に合格したときは、書面をもって発注者にその支 払を請求することができる。 2. 発注者は、第1項の請求を受理したときは、その請求書を受理した日の属す る月の 翌月の末日までに委託金額を支払わなければならない。 (印紙税) 第15条 印紙税法により課せられる本契約書作成に係る印紙税は、全て受注者が負担するも のとする。 (秘密情報の取扱い) 第16条 受注者は、委託業務を行うにあたり知り得た発注者の秘密情報及び発注者から提供 を受けた個人情報(以下「秘密情報」という。)を第三者に提供又は漏洩してはならない。 2. 受注者は、秘密情報を厳重に管理し、保持する義務を負う。 3. 受注者は、委託業務の実施にあたり必要最小限度の役員又は使用人に限り秘密情報を 取り扱わせることができる。この場合、受注者は、秘密情報を取り扱う役員又は使用人 に対し、必要な教育を実施し、同様の守秘義務を負わせなければならない。 4. 受注者は、秘密情報について、複写又は複製をしてはならない。ただし、 発注者の事 前の書面による承諾を得た場合に限り、複写又は複製をすることができる。 5. 受注者は、秘密情報について、委託業務の実施の目的以外に利用してはならない。 6. 受注者は、本契約期間満了時、又は期間満了前であっても、以後秘密情報を保持する 必要のなくなったことを発注者と受注者で確認した場合は、ただちに、発注者より提供 された文書又は磁気ディスク等すべての秘密情報媒体物並びに第4項ただし書の定める ところにより作成した複写物、複製物等を発注者に返還又は復元できない方法により廃 棄しなければならない。 7. 受注者は、業務の実施にあたり、業務の再委託を行う場合には、再委託先及びその役 員及び使用人に対し、本契約に定める秘密情報の取扱に係る受注者の義務と同様の守秘 義務を負わせなければならない。 8. 発注者は、受注者の同意を得た上で、委託業務に係る受注者の作業場所に立入り、秘 密情報の管理状況を検査することができる。また、秘密情報の管理につき発注者から報 告を求められたときは、速やかに必要な事項を報告しなければならない。 9. 受注者は、秘密情報の紛失、破壊、改ざん、漏洩等の事故が発生した場合、ただちに 発注者に報告するとともに、苦情対応等、当該事故による損害を最小限にとどめるため に必要な措置を受注者の責任と費用負担において講じるものとする。また、受注者の責 めに帰すべき事由により、秘密情報の紛失、破壊、改ざん、漏洩等の事故が発生し、第 三者から請求を受け、又は第三者との間で紛争が生じた場合、受注者は、発注者の指示 に基づき受注者の責任と費用負担においてこれらに対処するものとする。この場合にお いて、発注者が直接又は間接の損害を被ったときは、受注者は発注者に対して当該損害 を賠償しなければならない。ただし、発注者の責めに帰すべき事由によるときはこれら の限りではない。 (産業財産権) 第17条 受注者は、この契約に伴い、新たな特許権、実用新案権、意匠権、商標権等の 工業所有権若しくはその他の権利の対象となる技術情報、ノウハウ(以下「産業財 産権」という。)を生出した場合には、直ちにその旨を発注者に書面をもって通知し、 発注者と受注者とが協議の上、所要の措置を講ずる。 2. 産業財産権の基礎となる発明、考案、意匠が受注者のみによって完成されたもの であるときは、産業財産権は、受注者の単独所有とし、原則として、受注者は発注 者に対して当該産業財産権を無償で使用することを許諾する。 3. 産業財産権の基礎となる発明、考案、意匠が発注者と受注者双方によって完成さ れたものであるときは、当該産業財産権は、発注者と受注者の共有とする。 4. 受注者の単独所有の産業財産権の出願手続きは、受注者が単独で行い、費用の全 部を負担する。 5. 発注者と受注者の共有とする産業財産権の出願手続は、発注者と受注者とが協議 のうえ決定し、費用は、発注者と受注者とが協議のうえ負担する。 (協議事項) 第18条 この委託契約について定めのない事項、又はこの契約に定めている事項につい て疑義を生じたときは、発注者と受注者とが協議して定めるものとする。 (管轄裁判所) 第19条 この契約に関する訴えの管轄については、大阪地方裁判所を第一審の専属的合 意管轄裁判所とする。