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1.夏合宿報告

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1.夏合宿報告
1.夏合宿報告
1.夏合宿報告
夏合宿を終えて
監督 山 神 孝 志(H2年卒)
現4年生にとっては入学以来最長の23日間の夏合宿は、最も負荷を課し、特に
フォワードは「大雨の京都産業大学戦にも勝つ。
」をテーマに萩井・太田両コー
チがスクラム・ラインアウトモールを鍛え、春先に比べると課題であったセット
プレーの精度は大きく向上した。もう一つの強化ポイントである「ブレイクダウン」についても東芝で
コンタクト練習の厳しさを体現した仙波コーチを中心に合宿の前半に集中して取り組んだ。
各コーチは前半に伊藤・仙波・萩井、中盤を稲垣・酒井・堂守・白川委員長、後半に大西、再度萩井・
太田の各コーチが指導に当たってくれた。業務多忙の中、時間をやり繰りして、各コーチが協力してく
れた。全期間を通して飛野コーチと私が、中盤から最後までを廣田コーチ参加とコーチ参加も過去に無
い程、充実した合宿であった。
疲労が強い状態での練習ゲームで、筑波に久しぶりに勝利するなど合宿で取り組んだことが随所に出
ており、成果は上がったと考えている。やはり多くのコーチの目が行き届き、集中的に課題に取り組め
る合宿の効果は大きい。前半ではコンタクトとフォワードのスクラムに特化し、後半はアタックとモー
ルスキルに拘った練習を行った。
今期の合宿ではチームを従来のABスコッドの2つに分けるのでなく、ABCの3つのスコッドに分け、
Aスコッドは36名に絞り、常に入れ替えを行うことでより刺激を高め、競争を煽ることを試みたが、学
生の集中力は高く、良い合宿であったと感じている。
練習試合での勝敗だけには現れない成果は有り、疲労度の強い中で戦えたことや台風の影響で大雨の
降る中での試合は、学生もこれまでに経験したことの無い状況で、タフさも身についてきたと感じてい
る。いずれにしても強度の高い練習は、
「試合の方が楽。
」という状況になり合宿当初に計画していた狙
い通りになったと思っている。
合宿最初のミーティングで伝えたことは3つ、「4年生を勝たせるために各学年がその気になる。4
年生はその中心にいる人物として相応しい行動をとる。
「すべてにおいてやりきる。
」
「スキルフルなチー
」
ムが、ここまでやるかと相手が思うほどタフなチームになる。
」というものであり、長期に亘るハード
な合宿の中で学生は最後まで集中した態度で練習に取り組んだことは間違いない。
最後になりますが、北見市の市役所・消防署・医療関係者・保護者の方々・ファンクラブ・OB会と
多くのご支援とご協力により夏合宿を無事乗り越えられましたことをお礼申し上げます。本年も最終日
に4年生が企画実行した「相内小学校」との体験ラグビー授業は、地域の方々と触れ合う機会として有
意義であり、台風で被害に遭われた多くの方々に心よりお見舞い申し上げ、1日も早い復興をご祈念申
し上げます。
多くの方々に支えられた我々の恩返は、
「関西連覇」
「正月越え」そしてその先にある「大学日本一」
である。惜しみなく努力することをお誓いして、夏合宿のご報告とさせて頂きます。ご支援ありがとう
ございました。
DOSHISHA RUGBY CLUB NEWS
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