...

SPAMWATCHER SPAMWATCHER

by user

on
Category: Documents
3

views

Report

Comments

Transcript

SPAMWATCHER SPAMWATCHER
東京外国語大学
SPAMWATCHER
迷惑メールフィルタ
迷惑メールフィルタ利用説明書
メールフィルタ利用説明書 V2
総合情報コラボレーションセンター
総合情報コラボレーションセンター
2012
目次
1. 概要.......................................................................................................................................................... 1
1.1. 迷惑メールの判定 ............................................................................................................................. 1
1.2. 判定後のメール ................................................................................................................................. 1
1.3. 隔離されたメールの処理 .................................................................................................................. 1
1.4. メールフィルタのルール設定 ........................................................................................................... 2
1.5. フィルタセンターへのログイン方法 ................................................................................................ 2
1.6. 利用者が行うこと ............................................................................................................................. 3
2. 使い方 ...................................................................................................................................................... 4
2.1. メールの表示 .................................................................................................................................... 4
2.1.1. 迷惑メールと疑わしいメールの表示 ......................................................................................... 4
2.1.2. 迷惑メールが通常どおり表示される場合 .................................................................................. 4
2.1.3. 迷惑メールを遮断したことのお知らせ...................................................................................... 4
2.2. 管理画面の表示 ................................................................................................................................. 5
2.2.1. フィルタセンターへのログイン ................................................................................................ 5
2.2.2. フィルタセンターからのグアウト ........................................................................................... 11
2.3. 隔離されたメールの処理 ................................................................................................................ 13
2.3.1. 隔離メールの内容確認 ............................................................................................................. 14
2.3.2. 隔離メールの送信 .................................................................................................................... 15
2.3.3. 隔離メールの削除 .................................................................................................................... 16
2.3.4. 隔離メールの検索 .................................................................................................................... 17
3. 設定........................................................................................................................................................ 19
3.1. フィルタの設定 ............................................................................................................................... 19
3.1.1. 遮断ルールの追加 .................................................................................................................... 19
3.1.2. 遮断ルールの変更 .................................................................................................................... 21
3.1.3. 遮断ルールの削除 .................................................................................................................... 23
3.1.4. 遮断ルールの使用の可否 ......................................................................................................... 24
3.1.5. 管理者ルールの使用の可否 ...................................................................................................... 26
3.1.6. 許可ルールの追加 .................................................................................................................... 26
3.1.7. 許可ルールの変更 .................................................................................................................... 28
3.1.8. 許可ルールの削除 .................................................................................................................... 29
3.1.9. 許可ルールの使用の可否 ......................................................................................................... 30
3.2. その他の設定 .................................................................................................................................. 32
4. 参考........................................................................................................................................................ 35
4.1.1. SPAM 隔離お知らせメールの送信 ........................................................................................... 35
4.1.2. 「隔離お知らせメール」の URL からのログイン .................................................................. 36
4.1.3. ログイン画面からのログイン .................................................................................................. 36
4.1.4. メールアドレスの選択 ............................................................................................................. 40
5. 注意事項 ................................................................................................................................................ 44
20120427
1. 概要
1.1. 迷惑メールの判定
学外から東京外国語大学のメールアドレス(******@tufs.ac.jp および******@aa.tufs.ac.jp)宛のメー
ルが届いた場合、図 1 のように、大学のメールサーバに届く前に迷惑メールの判定が行われます。
利用者は、迷惑メールフィルタが迷惑メールであると判定し遮断したメールの処理と、メールフィル
タの判定ルールの定義などを行います。利用者が行う処理や定義の操作は、迷惑メールフィルタのフィ
ルタセンターという管理用のウェブページにアクセスして行います。
図 1
1.2. 判定後のメール
•
迷惑メールと判定されたメール(図 1 で黒のメール)
迷惑メールフィルタによって遮断され、迷惑メールフィルタ内部の隔離フォルダに保存されます。
メールサーバはこのメールを受け取りませんので、宛先には配送されません。
「隔離お知らせメール」
という通知の送信を有効に設定していると、迷惑メールが隔離されたことのお知らせがメールで届
きます。
「隔離お知らせメール」の使用には十分な注意が必要です。詳しくは「4.1.1SPAM 隔離お知
らせメールの送信」を参照してください。
•
疑わしいメールと判定されたメール (図 1 でグレーのメール)
迷惑メールフィルタによって、メールの件名の先頭に [SUSPECTED-SPAM] という文字列が追
加されます。メールサーバは、[SUSPECTED-SPAM] という文字列が追加されたメールを受け取り
宛先に配送します。
•
正常なメールと判定されたメール(図 1 で白のメール)
迷惑メールフィルタによりそのままメールサーバに渡され、メールサーバが宛先に配送します。
1.3. 隔離されたメールの処理
隔離フォルダに保存されたメールは、システムで設定されている保存期間を経過したメールから順次
1
削除されます。フィルタセンターに時々ログインして隔離されているメールを確認し、もし誤判定によ
って隔離されたメールがあったら、そのメールを送信してください。隔離されているメール全てが迷惑
メールの場合は、隔離フォルダの全メールを削除しておくと、以後の確認が楽になります。フィルタセ
ンターにログインする方法は「2.2.1 フィルタセンターへのログイン」を参照してください。
1.4. メールフィルタのルール設定
迷惑メールフィルタの判定ルールは、メールアドレスごとに管理されています。正常なメールが迷惑
メールと判定されたり、迷惑メールが正常なメールと判定されてしまことが多い場合には、フィルタセ
ンターにログインして、迷惑メールの判定ルールを設定します。フィルタセンターにログインする方法
は「2.2.1 フィルタセンターへのログイン」を参照してください。
•
正常なメールが迷惑メールと判定された場合
フィルタに許可するメールとしてルールを設定しておくとよいでしょう。
•
迷惑メールが正常メールと判定された場合
フィルタに遮断するメールとしてルールを設定しておくとよいでしょう。
•
疑わしいメールと判定された場合
必要に応じて許可か遮断のルールを設定すればよいでしょう。
1.5. フィルタセンターへのログイン方法
隔離フォルダに保存されたメールの処理や、迷惑メール判定ルールの設定は、迷惑メールフィルタの
フィルタセンターにログインして行います。ログインの方法は 3 つありますが、ログインの方法によっ
て管理できるメールアドレスが異なりますので、通常は IISS(情報基盤サービスシステム)からログイン
してください。ICC(総合情報コラボレーションセンター)では IISS からのログインを推奨します。
•
IISS からログインする方法 (推奨)
IISS にログインした状態で、IISS 画面右側「ICC Services」の「SPAM メールフィルタ管理」を
クリックします。
自分のメールアドレスと、自分が管理しているメーリングリスト名の一覧が表示されますので、
フィルタセンターにログインしたいメールアドレスまたはメーリングリスト名をクリックします。
クリックしたメールアドレスまたはメーリングリストのフィルタセンターに自動的にログインし、
管理画面が表示されます。
詳細は「2.2.1 フィルタセンターへのログイン」を参照してください。
•
「隔離お知らせメール」からログインする方法
「SPAM 隔離のお知らせ」という件名のメール本文に記載されている URL にアクセスします。
隔離お知らせ対象のメールアドレスまたはメーリングリストに対するフィルタセンターに自動的
にログインし、管理画面が表示されます。
「隔離お知らせメール」を受信するためには、フィルタセンターの設定変更やフィルタ管理者登
録申請が必要です。
「隔離お知らせメール」は、お知らせ対象のメールアドレスやメーリングリストのフィルタ管理
者以外の人が見る可能性があるメールアドレスに転送してはいけません。
詳細は「4.1.2「隔離お知らせメール」の URL からのログイン」を参照してください。
•
ログイン画面からログインする方法
フィルタセンターのログインページの URL (https://mailfilter.tufs.ac.jp/)にアクセスします。
ログインページが表示されますので、
「ユーザ名」と「パスワード」を入力して、ログインします。
ログインに成功すると、フィルタセンターが表示されます。
メーリングリストの管理者ではないがメーリングリストのフィルタ管理者になっているという人
のみに意味のあるログイン方法です。
詳細は「4.1.3 ログイン画面からのログイン」を参照してください。
2
1.6. 利用者が行うこと
利用者が迷惑メールフィルタに対して行う主な操作には、下記の 3 つがあります。このうち 1 番目の
隔離されたメールの確認は、必ず行ってください。
迷惑メールフィルタに対する操作を行うには、まずフィルタセンターにログインします。ログインの
方法は「2.2.1 フィルタセンターへのログイン」を参照してください。
注意事項
これらの操作をしなくても、何事もないかのようにメールを受信することができますが、隔離され
たメールの確認を怠ると、時には迷惑メールの誤判定によりメールを見逃してしまうことがあります。
•
隔離されたメールを確認する (推奨)
フィルタセンターにログインして、誤判定によって正常なメールが隔離されていないか確認しま
す。隔離されたメールはシステムに設定された保存期限を過ぎると自動的に削除されますので、定
期的に確認するとよいでしょう。
詳細は「2.3.1 隔離メールの内容確認」を参照してください。
•
隔離されたメールを処理する
正常なメールが誤判定によって隔離されていた場合には、そのメールを送信します。また、隔離
されている不要なメールを削除しておくと、隔離されたメールを確認しやすくなります。
詳細は「2.3.2 隔離メールの送信」や「2.3.3 隔離メールの削除」を参照してください。
•
判定ルールなどを設定する
正常なメールが迷惑メールと判定されたり、迷惑メールが正常なメールと判定されてしまことが
多い場合には、フィルタセンターの判定ルールを設定します。判定ルールは、メールアドレスごと
に設定します。
詳細は「3.1 フィルタの設定」を参照してください。
3
2. 使い方
2.1. メールの表示
2.1.1. 迷惑メールと疑わしいメールの表示
迷惑メールかもしれないという疑わしいメールは、図 2 のように、メールの件名の先頭に
[SUSPECTED-SPAM] という文字列が追加されて、宛先に届きます。
疑わしいメールを常に迷惑メールとして判定してほしい場合や、常に正常メールとして判定してほし
い場合は、フィルタの判定ルールを設定してください。
図 2
2.1.2. 迷惑メールが通常どおり表示される場合
迷惑メールであるにもかかわらず正常なメールとして判定されている場合は、正常なメールと同じよ
うに通常どおり表示されます。このような場合は、迷惑メールを迷惑メールと判定するように、フィル
タの遮断判定のルールを設定してください。
2.1.3. 迷惑メールを遮断したことのお知らせ
迷惑メールフィルタが迷惑メールを遮断した時、迷惑メールは隔離フォルダに保存されます。迷惑メ
ールフィルタには、このことをお知らせする機能があります。このお知らせは、
「SPAM 隔離のお知らせ」
という件名のメールで届きます。
標準では、このお知らせメールは送信されません。個別に設定した場合だけに有効な機能です。ただ
し設定には注意が必要です。
4
詳細は「4.1.1SPAM 隔離お知らせメールの送信」を参照してください。
2.2. 管理画面の表示
2.2.1. フィルタセンターへのログイン
フィルタセンターへのログインは IISS のページから行いますので、まずは IISS にログインします。
ブラウザを起動し、図 3 のようにアドレス入力欄に URL (https://iiss.tufs.ac.jp/)を入力し、IISS のロ
グインページを表示してください。
図 3
図 4 のようなログインページが表示されます。
図 4
IISS のログインには、総合情報コラボレーションセンターから発行された「ユーザ名」と「パスワー
ド(青パスワード)
」を使います。
図 6 に示す欄に「ユーザ名」と「パスワード」を入力したら、その下の「ログイン」ボタンを押して
ください。
5
図 5
正常にログインできると、図 6 のような画面が表示されます。これで IISS へのログインは完了です。
6
図 6
次はこの画面から迷惑メールフィルタのフィルタセンターにログインします。
図 7 のように、IISS 画面の右側「ICC Services」メニューの一番下にある「SPAM メールフィルタ管
理」をクリックします。
7
図 7
新しいウインドウが開き、図 8 のような SPAM メールフィルタ管理画面が表示されます。
8
図 8
ここには、
「自分のメールアドレス」と、自分が管理しているメーリングリストの一覧が表示されます。
メーリングリストの一覧は、「メーリングリストの名称」と「メーリングリスト名」(角カッコの中)を 1
行に表示します。管理しているメーリングリストが存在しない場合は、メーリングリストは表示されま
せん。
迷惑メールフィルタは、メールの宛先として使用されたメールアドレスごとに管理しますので、フィ
ルタセンターへのログインは、ここに表示されている「自分のメールアドレス」とメーリングリストの
9
中のどれかひとつにログインすることになります。
ここでは例として、自分のメールアドレスのフィルタセンターにログインしてみます。図 9 のように、
「自分のメールアドレス」をクリックします。
図 9
正常にログインできると新しいウインドウが開き、図 10 のような画面が表示されます。
10
図 10
ログインした直後はフィルタセンターの「ホーム」タブが表示されます。タブのすぐ下のバーの左の
方(画面の左上)には、ログインした「自分のメールアドレス」が表示されます。
2.2.2. フィルタセンターからのグアウト
フィルタセンターでの作業が終わったら、フィルタセンターからログアウトします。
図 11 の例では「隔離」タブが表示されていますが、「ホーム」タブや「フィルタ管理」タブが表示さ
れていても操作は同じです。
11
ログアウトするには、画面上部右側の「ログアウト」の部分をクリックします。
図 11
図 12 のように、ログアウトの確認が表示されますので、ログアウトしてよければ「OK」をクリック
します。
図 12
ログアウトすると、図 13 のように画面が迷惑メールフィルタのログイン画面に変わります。
12
図 13
IISS からログインしていると、フィルタセンターの画面を別のウインドウで表示していますので、ウ
インドウも自体も閉じてしまいます。
また、IISS の SPAM メールフィルタ管理画面も別のウインドウで表示していますので、続けてメーリ
ングリストのフィルタセンターにログインする場合は、ログインしたいメーリングリストを選んでログ
インしますが、フィルタセンターでの操作を終了するのであれば SPAM メールフィルタ管理画面を表示
しているウインドウも閉じてしまいます。
2.3. 隔離されたメールの処理
フィルタセンターの「隔離」タブをクリックすると、図 14 のように、隔離されているメールの一覧が
表示されます。このタブでは、隔離されたメールの確認、削除、送信ができます。
なお、システムで設定されている保存期間を過ぎたメールは、自動的に削除されます。
13
図 14
2.3.1. 隔離メールの内容確認
隔離されているメールの内容を確認するためには、図 15 に示すように、メール一覧の画面で、確認し
たいメールの件名をクリックします。
図 15
件名をクリックされたメールの内容が、図 16 のように、画面に表示されます。
14
図 16
2.3.2. 隔離メールの送信
隔離されているメールが迷惑メールではなく正常なメールの場合は、そのメールをメールサーバに送
り、メールサーバで配信しますので、図 17 に示すように、送信したいメールのチェックボックスをチェ
ックして、
「送信」ボタンをクリックします。
15
図 17
図 18 のように、隔離メールを送信したことの確認が表示されますので、「OK」をクリックします。
メールは宛先に配信されますが、隔離フォルダには残ったままとなります。
図 18
2.3.3. 隔離メールの削除
隔離されているメールが迷惑メールであって、不要な場合は、図 19 に示すように、削除したいメール
のチェックボックスをチェックして、
「削除」ボタンをクリックします。隔離されているメールを全て削
除したい場合は、「全て削除」のボタンをクリックします。
16
図 19
図 20 のように、隔離メール削除の確認が表示されますので、削除したいメールに間違いがなければ
「OK」をクリックします。削除されたメールは復元できませんので、注意してください。
図 20
2.3.4. 隔離メールの検索
隔離されているメールの件数が多い場合など、一覧に表示するメールをキーワードで絞り込むことが
できます。図 21 に示すように、検索の対象とする項目を選択した後、検索欄にキーワードを入力し、ル
ーペマークの「検索」ボタンをクリックします。
17
図 21
18
3. 設定
3.1. フィルタの設定
フィルタセンターの「フィルタ管理」タブをクリックすると、図 22 のように、設定されているフィル
タの判定ルール一覧が表示されます。このタブでは、迷惑メールとして遮断するルールと正常メールと
して許可するルールを設定することができます。
また、迷惑メールフィルタの管理者は利用者共通の遮断ルールを設定しますが、利用者は管理者が設
定したルールを適用するかどうかを設定することができます。
図 22
3.1.1. 遮断ルールの追加
「フィルタ管理」タブの左側に表示されるカテゴリの「使用者ルール」をクリックすると、図 23 に示
すように、利用者の遮断ルールの一覧が表示されます。遮断ルールを追加するには、この画面で「追加」
ボタンをクリックします。
19
図 23
図 24 に示すように、遮断ルールの条件入力欄に、条件とするキーワードを入力します。条件が複数あ
る場合には、条件が「一つでも一致する場合」か「全て一致する場合」を選択します。処理方法は、慣
れるまで「隔離に保存」を選択しておくほうがよいでしょう。
注意事項
処理方法を「削除」にすると、ルールの指定にミスがあった場合や、予想外にルールと一致した場
合、正常メールが迷惑メールと判定されて削除されてしまいます。処理方法には「削除」以外を指定
することをお勧めします。
条件と処理方法を入力したら、最後に「確認」ボタンをクリックします。
20
図 24
図 25 のように、新しいルールを追加したことの確認が表示されますので、
「OK」をクリックします。
図 25
3.1.2. 遮断ルールの変更
図 26 に示すように、利用者の遮断ルールを変更するには、変更したいルールのチェックボックスをチ
ェックして、「修正」ボタンをクリックします。
21
図 26
図 27 のように、遮断ルールを追加するときと同様な画面が表示されます。すでに設定されている条件
が表示されますので、変更したい部分を変えた後、
「確認」ボタンをクリックします。
図 27
図 28 のように、変更したルールを保存したことの確認が表示されますので、「OK」をクリックしま
す。
22
図 28
3.1.3. 遮断ルールの削除
図 29 に示すように、利用者の遮断ルールを削除するには、削除したいルールのチェックボックスをチ
ェックして、「削除」ボタンをクリックします。
図 29
図 30 のように、遮断ルール削除の確認が表示されますので、削除したいルールに間違いがなければ
「OK」をクリックします。
図 30
次に、図 31 のように、ルールを削除したことの確認が表示されますので、
「OK」をクリックします。
図 31
23
3.1.4. 遮断ルールの使用の可否
図 32 に示すように、利用者の遮断ルールの定義を残したままルールの使用を止めるには、使用を止め
たいルールのチェックボックスをチェックして、
「使用しない」ボタンをクリックします。
図 32
図 33 のように、ルールを「使用しない」に変更したことの確認が表示されますので、「OK」をクリ
ックします。
図 33
図 34 のように、使用しないルールの使用可否が「丸斜線」マークに変わります。
24
図 34
逆に、使用していないルールを使用するように戻すためには、使用を止める時と同様の手順で、図 35
に示すように「使用する」ボタンをクリックします。
図 35
図 36 のように、「使用しない」にしたときと同様、ルールを「使用する」に変更したことの確認が表
示されますので、「OK」をクリックします。
25
図 36
3.1.5. 管理者ルールの使用の可否
「フィルタ管理」タブの左側に表示されるサブカテゴリの「管理者ルール」をクリックすると、図 37
に示すように、管理者の遮断ルールの使用可否を変更できます。管理者ルールの使用を止めるには、使
用可否の「使用しない」ラジオボタンをチェックした後、
「確認」ボタンをクリックします。逆の場合は、
「使用する」のラジオボタンをチェックします。
図 37
図 38 のように、ルール使用の可否を変更したことの確認が表示されますので、「OK」をクリックし
ます。
図 38
3.1.6. 許可ルールの追加
「フィルタ管理」タブの左側に表示されるカテゴリの「許可」をクリックすると、図 39 に示すように、
許可ルールの一覧が表示されます。許可ルールを追加するには、この画面で「追加」ボタンをクリック
します。
26
図 39
図 40 に示すように、許可ルールの条件入力欄に、条件とするキーワードを入力します。条件が複数あ
る場合には、条件が「一つでも一致する場合」か「全て一致する場合」かも選択します。
条件を入力したら、最後に「確認」ボタンをクリックします。
図 40
図 41 のように、新しいルールを追加したことの確認が表示されますので、
「OK」をクリックします。
27
図 41
3.1.7. 許可ルールの変更
図 42 に示すように、許可ルールを変更するには、変更したいルールのチェックボックスをチェックし
て、「修正」ボタンをクリックします。
図 42
図 43 のように、許可ルールを追加するときと同様な画面が表示されます。すでに設定されている条件
が表示されますので、変更したい部分を変えた後、
「確認」ボタンをクリックします。
28
図 43
図 44 のように、変更したルールを保存したことの確認が表示されますので、「OK」をクリックしま
す。
図 44
3.1.8. 許可ルールの削除
図 45 に示すように、許可ルールを削除するには、削除したいルールのチェックボックスをチェックし
て、「削除」ボタンをクリックします。
29
図 45
図 46 のように、許可ルール削除の確認が表示されますので、削除したいルールに間違いがなければ
「OK」をクリックします。
図 46
次に、図 47 のように、ルールを削除したことの確認が表示されますので、
「OK」をクリックします。
図 47
3.1.9. 許可ルールの使用の可否
図 48 に示すように、許可ルールの定義を残したままルールの使用を止めるには、使用を止めたいルー
ルのチェックボックスをチェックして、
「使用しない」ボタンをクリックします。
30
図 48
図 49 のように、ルールを「使用しない」に変更したことの確認が表示されますので、「OK」をクリ
ックします。
図 49
図 50 のように、使用しないルールの使用可否が「丸斜線」マークに変わります。
図 50
31
逆に、使用していないルールを使用するように戻すためには、使用を止める時と同様の手順で、図 51
に示すように「使用する」ボタンをクリックします。
図 51
図 52 のように、「使用しない」にしたときと同様、ルールを「使用する」に変更したことの確認が表
示されますので、「OK」をクリックします。
図 52
3.2. その他の設定
「ホーム」タブで、フィルタセンターの環境の確認と変更ができます。
32
図 53
確認と変更ができる環境は以下のとおりです。
•
デフォルト言語設定
ログイン画面の言語選択で言語を選ばなかった場合に設定される言語を指定できます。また、隔
離お知らせメールが、ここで指定した言語で送信されます。
•
隔離のメール保存期間
隔離フォルダに保存された迷惑メールが何日間保存されるか確認できます。システムで設定され
ていますので変更はできません。
33
•
メール確認オプション
隔離されているメール本文を表示する際の動作を指定できます。明確な理由がない限り、すべて
「使用する」のままでご利用ください。
•
隔離お知らせメール(使用しないことを推奨)
隔離フォルダに迷惑メールが新たに保存されたことをお知らせするメールの送信について指定で
きます。
「隔離お知らせメール」の使用には十分な注意が必要です。通常は「使用しない」のままで
ご利用ください。詳細は「4.1.1SPAM 隔離お知らせメールの送信」を参照してください。
•
1 ページに表示するリスト数
隔離されている迷惑メールの一覧と遮断・許可のルールの一覧で、1 画面に表示する数を指定でき
ます。
環境を変更したら、図 53 に示すように、「確認」ボタンをクリックしてください。
図 54 のように、管理画面の環境を変更したことの確認が表示されますので、「OK」をクリックしま
す。
図 54
34
4. 参考
4.1.1. SPAM 隔離お知らせメールの送信
迷惑メールフィルタによって迷惑メールと判定されたメールは、迷惑メールフィルタの隔離フォルダ
に保存されます。メールサーバは隔離されたメールを受信しませんので、迷惑メールが宛先に届くこと
はありません。つまり、迷惑メールの宛先の利用者は、迷惑メールが送られてきたことを知ることもな
いということです。
しかし、迷惑メールフィルタが正常なメールを迷惑メールと誤判定する可能もありますので、通常は
定期的に迷惑メールフィルタに隔離されているメールの確認を行ってください。隔離フォルダにメール
を残したままにしておくと、システムで設定されている保存期間を経過したメールから順次削除されま
すので、確認を怠ると、誤判定された正常メールが気づかないうちに消えているという危険もあります。
定期的に隔離フォルダを確認する他に、迷惑メールが隔離されたことを知る方法として、迷惑メール
フィルタには、
「隔離お知らせメール」を送信する機能があります。標準では隔離お知らせメールは送信
されませんが、送信するという設定になっていると、迷惑メールを隔離したお知らせがメールで届きま
す。
隔離フォルダに新たに迷惑メールが保存されると、件名が「SPAM 隔離のお知らせ」というメールが
迷惑メールの宛先に送信されますが、送信は、隔離フォルダに迷惑メールが保存された時ではなく、1 日
1 回、日本時間の朝 6 時に行われます。また、「隔離お知らせメール」は、隔離フォルダに迷惑メールの
追加があったときに送信されますので、たとえ迷惑メールが隔離フォルダに保存されている状態ても、
迷惑メールの追加保存がなければ、お知らせメールは送信されません。
ただし、この隔離お知らせメールの使用には十分な注意が必要です。不用意に設定すると思わぬ不利
益を被ることがありますので、隔離お知らせメールを使わないことを推奨します。
注意事項
1.メーリングリストに対する設定で、フィルタ管理者を登録しないまま「隔離お知らせメール」を
有効にすると、メーリングリストのメンバ全員にお知らせのメールが送信されます。フィルタ管理
者が登録されていれば、
「隔離お知らせメール」はフィルタ管理者だけに送信されます。フィルタ管
理者の登録は ICC に申請します。
2.「隔離お知らせメール」をフィルタ管理者以外の人に転送してはいけません。「隔離お知らせメー
ル」で通知される URL は、「ユーザ名」と「パスワード」による認証がありませんので、誰でもフ
ィルタセンターにログインできてしまいます。
隔離お知らせのメールは、図 55 のように、件名が「SPAM 隔離のお知らせ」として送られてきます。
35
図 55
このお知らせメールが届いたら、フィルタセンターにログインして、隔離フォルダに保存されている
迷惑メールを確認し、必要があれば送信操作を行ってください。
フィルタセンターへは、IISS からログインする標準的な方法のほかに、お知らせメールに記載されて
いる URL からログインすることができます。
4.1.2. 「隔離お知らせメール」の URL からのログイン
「隔離お知らせメール」を「使用する」に設定している場合、迷惑メールフィルタが迷惑メールを見
つけると、迷惑メールを隔離フォルダに保存し、その後日本時間の朝 6 時に「隔離お知らせメール」が
送信されます。
「隔離お知らせメール」は、図 55 のように件名が「SPAM 隔離のお知らせ」になってい
ます。このメールの本文に「フィルタセンターの URL」として記載されている URL が、隔離したメー
ルの宛先となっていたメールアドレス(メール本文の「受信者メールアドレス」)のフィルタセンターにロ
グインする URL となります。
この URL にブラウザでアクセスすると、メール本文に「受信者メールアドレス」として記載されてい
るメールアドレスのフィルタセンターにログインした状態で表示されます。この URL からのログインで
は、「ユーザ名」と「パスワード」の入力は省略されます。
4.1.3. ログイン画面からのログイン
IISS や「隔離お知らせメール」からではなく、フィルタセンターにログインすることもできます。こ
の場合は、ログイン時に「ユーザ名」と「パスワード」の入力が求められます。ただし、この方法で管
理できるのは自分の「ユーザ名」宛のメールですから、自分のメールアドレス宛のフィルタを管理する
36
ことはできません。また、標準ではメーリングリストのフィルタ管理者は登録されていませんので、メ
ーリングリスト宛の迷惑メールフィルタの管理もできません。自分がフィルタ管理者になっているメー
リングリスト宛の迷惑メールフィルタの管理だけができます。
フィルタセンターにログインするには、ブラウザを起動し、図 56 のようにアドレス入力欄に URL
(https://mailfilter.tufs.ac.jp/)を入力し、ログインページを表示してください。
図 56
図 57 のようなログインページが表示されます。
図 57
ログインには、総合情報コラボレーションセンターから発行された「ユーザ名」と「パスワード(青
パスワード)」を使います。
メールアドレスと表示されている入力欄には、メールアドレス
メールアドレスではなく
メールアドレスではなく自分
ではなく自分の
自分の「ユーザ名
ユーザ名」を入力し
ます。その右隣(@の右側)の欄は、自分のメールアドレスの @ の右側と同じものを選びます。パスワ
ードと表示されている入力欄には、自分
自分の
自分の「パスワード(
パスワード(青パスワード)
パスワード)」を入力します。
」
言語選択は必要に応じて選んでください。標準は日本語になっていますので、日本語を選ぶ場合は、
言語選択は未設定でかまいません。
図 58 に示すように、
「ユーザ名」と「パスワード」を入力したら、
「Login」ボタンを押してください。
37
図 58
正常にログインできると、図 59 のような画面が表示されます。
38
図 59
ログインした直後は「ホーム」タブが表示されます。タブのすぐ下のバーの左の方(画面の左上)には、
ログインしたユーザ名がメールアドレスの形式で表示されています。
注意事項
このまま「フィルタ管理」タブを選んでフィルタの設定をしても、そのフィルタは自分のメールア
ドレスに届くメールには適用されません。
39
4.1.4. メールアドレスの選択
迷惑メールフィルタは、メールの宛先アドレス毎にフィルタの管理を行っていますので、ログインの
次は、管理したいメーリングリストのメールアドレスを選択します。
では、メールアドレスを選択するため、
「管理アカウント」タブをクリックします。自分がフィルタ管
理者になっているメーリングリストが存在しない場合は、管理アカウントのタブは表示されません。
図 60
表示が「管理アカウント」タブの内容に変わります。
図 61
ここには、自分が管理できるメーリングリストのメールアドレス一覧が表示されます。フィルタの管
理をしたいメーリングリストのメールアドレスをクリックします。
40
図 62
新しいウインドウが開いて、ログインした直後と同じような画面(図 63)が表示されますが、今度は「管
理アカウント」というタブはありません。
41
図 63
フィルタの管理をしたいメーリングリストを選択しましたので、タブのすぐ下のバーの左の方(画面の
左上)には、選択したメーリングリストのメールアドレスが表示されています。
注意事項
新しいウインドウには選択したメーリングリストのフィルタセンター画面が表示されますが、この
動作は、メーリングリストを選択したというより、メーリングリストのメールアドレスでフィルタセ
ンターにログインした状態に切り替えたと解釈したほうが良いでしょう。実際、元のウインドウ(最初
42
に開いていたウインドウ)で別のタブを表示させると、左上に表示されていたユーザ名がメーリングリ
ストのメールアドレスに変わり、「管理アカウント」タブが消えます。
そのため、どちらかのウインドウでログアウトすると、もう一方のウインドウもログアウトしてし
まいます。ログアウト操作をしていない方のウインドウは表示が自動的に変わることはありませんの
で、ログアウトした後、操作していない方のウインドウで別のタブを表示させようとすると、ログア
ウト後の表示(ログインの画面)になります。
43
5. 注意事項
•
誤判定
迷惑メールの判定は、「100%確実」なものではありません。迷惑メールが正常なメールと判定さ
れることや、正常なメールが迷惑メールと判定されることがあります。
•
迷惑メールフィルタが判定対象とするメール
学外で送信操作をしたメールであっても、大学のメール送信サーバー(SMTP サーバー)を使っ
て送信されるメールは、迷惑メール判定の対象にはなりません。
•
迷惑メールフィルタが判定対象とするメールアドレス
フィルタの判定対象となるのは、メールの宛先として To:に指定されているメールアドレスだけで、
Cc:や Bcc:に指定されたメールアドレスは判定の対象となりません。メーリングリストの場合も各メ
ンバのメールアドレスは判定の対象にはなりません。
•
判定ルールの適用順序
迷惑メールか正常メールかの判定は、遮断ルールと許可ルールを基に行われますが、遮断ルール
と許可ルールには適用の順序があります。メールの判定には、まず許可ルールが先に適用され、次
に遮断ルールが適用されます。そのため、許可ルールに適合したメールは正常メールと判定され、
遮断ルールは適用されません。
•
システム標準の遮断ルール
迷惑メールフィルタには、管理者が設定する遮断ルールとは別に、システム自体が持つ標準の遮
断ルールがあります。標準の遮断ルールは適宜微調整されます。
•
隔離メールの保存期間
隔離フォルダに保存されたメールは、隔離フォルダに保存されてから既定の保存期間を経過する
と削除されます。保存期間は 30 日間に設定されており、フィルタセンターの「ホーム」タブで確認
することができます。
•
メーリングリストのフィルタ管理
標準では、メーリングリストの管理者だけがメーリングリストのフィルタを管理できます。ただ
標準の状態で「隔離お知らせメール」を使用すると、全メンバにお知らせのメールが届いてしまう
ので、
「隔離お知らせメール」は使用できません。
「隔離お知らせメール」を使用したい場合や、メーリングリストの管理者以外にフィルタ管理を
置きたい場合は、ICC にフィルタ管理者の登録を申請します。メーリングリストのフィルタ管理者
が登録されていれば、
「隔離お知らせメール」を使用してもお知らせのメールはフィルタ管理者だけ
に届けられます。
もちろんメーリングリストの管理者をフィルタ管理者として登録することも可能です。
•
メーリングリスト宛のメールが隔離された場合
メーリングリスト宛のメールの場合、メーリングリストの管理者しか隔離されたメールの確認が
できません。(メーリングリストのフィルタ管理者が登録されていれば、フィルタ管理者も確認でき
ます。)
メーリングリストの一般メンバは隔離されたメールを見ることができませんので、メーリングリ
ストの管理者やフィルタ管理者は、正常なメールが誤判定によって隔離されていたら、そのメール
を送信しましょう。送信することにより、一般メンバにメールが届けられます。
•
その他
迷惑メールフィルタの誤判定や隔離されたメールが保存期間を経過して削除されたことによって
生じる被害や損害に対し、総合情報コラボレーションセンターは責任を負わないものとします。
―以上―
44
Fly UP