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TMモルタル600 - 太平洋マテリアル株式会社

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TMモルタル600 - 太平洋マテリアル株式会社
環境負荷低減型・高強度ポリマーセメントモルタル
TMモルタル600
東・中・西日本高速道路株式会社編著「構造物施工管理要領」記載「左官工法による断面修復の性能照査項目」の性能試験完了材料
TMモルタル600は、セメント、硬質骨材、繊維および特殊添加材を既調合したプレミックスパウ
ダーと特殊調合したウレタン系エマルジョンからなるウレタン系ポリマーセメントモルタルで、高強
度性、低乾燥収縮および高遮塩性等を有する環境負荷低減型のモルタルです。
特 長
●強度特性に優れており、
また、乾燥収縮が小さいです。
●凍結融解抵抗性に優れ、
また、塩化物イオンの浸透を抑制します。
●VOC(揮発性有機化合物)および環境ホルモン(内分泌攪乱物質)を含まない環境負荷低減材料です。
使用用途
一般建築物、土木構造物、港湾・海洋用構造物および用水路などのコンクリート構造物の断面修復、
ライニングおよび
補強にご使用できます。
●プレストレストコンクリート構造物の断面修復
●高強度コンクリート構造物の断面修復
●プレストレストコンクリート構造物の切り欠き部の充填
(新設)など
製品概要・標準配合
●TMモルタル600・パウダー:20kg/袋
●TMモルタル混和液:18kg/缶
■1m3当りの標準使用量
■標準配合
TMモルタル600・パウダー
TMモルタル混和液
練混ぜ水
20kg(1袋)
3.0kg
0.0∼0.2kg
TMモルタル600・パウダー
TMモルタル混和液
練混ぜ水
約1,913kg(96袋)
約287kg(16缶)
0.0∼19.1kg
▶上記配合での練り上がり容積は、
約10.5ℓ
1)水量は、施工時の温度、練り混ぜ方法、
施工方法等によって変動します。軟度調整用として使用下さい。
2)練混ぜ水は、水道水またはそれに準じる清水を用いて下さい。
性能例
■性能例① 試験方法:断面修復材の品質規格試験方法(構造関係試験方法 日本道路公団)
材 齢
28日
試験結果
0.010
規格値
0.05以下
91日
0.018
−
熱膨張係数(×10-5/℃)
コンクリート
湿潤時
28日
1.1
2.0以下
28日
1.70
1.5以上
との付着性
耐アルカリ試験後
28日
1.56
1.5以上
(N/mm2)
温冷繰返し試験後
28日
1.55
1.5以上
28日
58.2
補修設計以上
91日
65.8
−
圧縮強度(N/mm2)
●上記試験値は厳密に管理された試験室内での代表値です。
(日本塗料検査協会実施)
■性能例② 各種環境への抵抗力
試験項目
凍結融解
相対弾性係数
抵抗性(%)
質量変化率
塩化物イオン
TMモルタル600
浸透深さ
(mm) 普通モルタル※
※普通モルタル:W/C=45% S/C=2.0
●上記試験値は弊社・開発研究所にて実施されたものです。
試験結果
97.6
100.0
3.4
9.0
試験方法
J
IS A 1171 7.
10
凍結融解に対する抵抗性試験(300サイクル)
塩水噴霧(5%NaCl)
繰返期間:6ヶ月 24hr噴霧→24hr乾燥
モルタル
試験項目
硬化収縮性(%)
環境負荷低減型・高強度ポリマーセメントモルタル
TMモルタル600
施工概要
下地調整
1 施工対象コンクリート下地面は脆弱部の除去・清掃を行って、
健全な下地面を露出させるととも
に、粗面状態にして下さい。
2 施工対象コンクリート下地面には水湿しを行って下さい。
水湿し状態を保持できない環境では、
乾燥面に吸水防止材「太平洋エフェクトA」の2倍希釈液を100∼150g/m2塗布した上で施工
を行って下さい。
練り混ぜ
1 TMモルタル600は、
TMモルタル600・パウダーとTMモルタル混和液とを組み合わせて得ら
れるポリマーセメントモルタルです。他の材料とは、
絶対に混合しないで下さい。
2 混練には、
ディスク
(円盤)型ハンドミキサーまたはモルタルミキサーを使用して下さい。アルミ
ニウム製ハンドミキサーの使用は、
絶対に避けてください。
3 混錬の際には、
混錬過ぎて泡を巻き込み過ぎないように十分に注意して下さい。
塗り付け
1 塗り付けは、
十分にコテ圧をかけて1回の塗り厚さを10mm以下として下さい。
養 生
1 直射日光、
風当たりの激しい場所では、適切な養生を行って下さい。
2 TMモルタル600の塗り付け時および塗り付け後に凍結の恐れがある場合には、
作業を中止
するか、保温対策を講じた上で行って下さい。
安全上の注意事項
■TMモルタル600・パウダー
●TMモルタル600・パウダーは、
セメントと同様アルカリ性です。取扱い時には、保護メガネ、
ゴム手袋、
マスク等を着用し、
目に入ったり、皮膚に
付着しないように注意して下さい。
●目に入ったり、
皮膚に付いた場合は、直ちに清水で洗浄し、速やかに医師の診察を受けて下さい。
●TMモルタル600・パウダーは、雨露のかからない、湿気の少ない場所で保管して下さい。
●廃棄する場合は、硬化後に産業廃棄物として処理業者に廃棄をご依頼下さい。
●排水等は、水質汚濁防止法等の関係諸法令に従って廃棄して下さい。
■TMモルタル混和液
●ご使用毎に容器缶を十分に振った上でご使用下さい。
●凍結しないように注意し、
5∼35℃で、
直射日光の当たらない室内にて保管して下さい。
●開缶後は、乾燥しないように密封して保管して下さい。
また、開缶後は、
できるだけ早く使い切るようにして下さい。
●運搬の際には、衝撃によって容器缶を破損させないように注意して下さい。
●廃棄する場合は、
セメント等の硬化するものと混合後に産業廃棄物として処理業者に廃棄をご依頼下さい。
●排水等は、水質汚濁防止法等の関係諸法令に従って廃棄して下さい。
詳細な内容が必要な場合は、
製品安全データシート
(MSDS)
をご参照下さい。
ルタ
タル
ル
モルタル
このカタログの記載の諸性能および諸物性は、環境条件や使用条件などによりカタログと異なる結果を生じることがあります。十分なご検討の上、
ご使用頂きますようお願い申し上げます。
このカタログの記載内容は、予告無しに仕様や取扱いを変更することがありますので、
ご了承下さい。
http://www.taiheiyo-m.co.jp
営業本部 機能性材料営業部
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