2）実証ほ場とイチジクの定植 1．耕作放棄地の再生と実証ほ場の設置 2

国営母畑地区では、整備された農地と水利施設を有効活
用するため、関係機関が連携し、地域に即した営農を推
進・定着させることを目的とした「国営母畑地区要活用農
地利活用推進プロジェクトチーム（事務局：阿武隈土地改
良調査管理事務所）」を平成 19 年度に結成し、営農推進
活動を実施しています。
平成 22 年度から、「石川町耕作放棄地対策協議会」と
連携し、耕作放棄地の解消と特産品の開発を目指した取組
を行っています。
母畑地区位置図
１．耕作放棄地の再生と実証ほ場の設置
１）耕作放棄地の再生
石川町耕作放棄地対策協議会と母畑 PT は、「ふくしまたがやし隊」の協力のもと、耕
作放棄地の再生作業を行いました。
２）実証ほ場とイチジクの定植
イチジクを再生農地に定植し、実証ほ場を設置しました。
耕作放棄地の再生作業
イチジクの定植（１年目）
２．営農講習会
取組農家の拡大のため、実証ほ場の周辺農家の方を中心に、栽培にかかる営農講習会
を実施しています。
イチジク栽培の勉強会
イチジク苗の挿し木作業
３．いちじく加工品の試作
１）レシピコンテスト
「イチジク・アイディアレシピコンテスト」を開催したところ、104 点の応募があり
ました。（審査員：地元料理人他）
２）加工品の試作
レシピコンテストの「優秀賞」作品を基にオリジナルの加工品（いちじく熟々ソース）
を試作しました。
優秀賞の作品
～試作した加工品の概要～
○品
名：いちじく熟々ソース
○用
途：肉、カツ、唐揚げ等
○容
量：２１５グラム
○原材料：いちじく、調味料
いちじく熟々ソース
３）市場調査
イベント・小売店等において、試作品の市場調査（モニタリング）を行っています。
来場者に試食してもらい、アンケート調査を実施し、今後の改良に反映させます。
６次化イベントへ出品
試食とアンケート
資料提供：阿武隈土地改良調査管理事務所