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「愛媛プロダクツ購入促進運動」に関する共同申し合わせ

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「愛媛プロダクツ購入促進運動」に関する共同申し合わせ
「愛媛プロダクツ購入促進運動」に関する共同申し合わせ
愛媛県経済の活性化のためには、ベンチャー企業や新規事業展開を行う経営革
新企業等を育成、支援することが急務の課題となっているが、これら新規に市場
に参入する企業の多くは、既存又は類似の製品(サービスを含む。以下同じ。
)に
比して性能的、技術的に優れた製品を開発、生産しても過去の実績が乏しいこと
から、公的機関や企業等に新たに製品を納入することが自助努力だけでは容易で
はない状況にある。
しかし、これらの製品の中には、一旦納入機会を得て市場におけるこれまでの
製品と対等に比較されるチャンスが拡がれば、価格面の差を乗り越えてその優れ
た特徴を発揮できるものも少なくないと思われる。
こうした状況を打破する有効な方策の一つが、トライアル(お試し)による調
達・購入(以下「トライアル調達・購入」という。
)を通じた販売実績づくりであ
り、併せて使用経験を通じて製品の改善等に向けた評価を得ることが出来れば一
層効果的となる。
このため、平成 17 年度から愛媛県では、県内の意欲ある中小・ベンチャー企業
等が開発、生産している製品(以下「愛媛プロダクツ」という。
)を対象にトライ
アル調達・購入を実施しているところであるが、愛媛プロダクツには様々な分野
や内容の製品があり、民間企業・団体でしか使用することが出来ないものも多い。
以上を踏まえ、本県の公的機関、主要企業・団体が〝オール愛媛〟の立場から連
携して、下記の点に留意のうえ、
「愛媛プロダクツ購入促進運動」
(以下「運動」と
いう。
)を展開する。
工業製品の地産地消につながるこの運動がベンチャー企業や新規事業展開を行
う経営革新企業等の創出の機運を高めるとともに、中小・ベンチャー企業等を成
長軌道に乗せ、ひいては本県経済の活性化につながっていくことを強く期待する。
記
1 対象製品
(1)公的助成・支援等を受けて開発、生産された製品
(2)大学等や公的試験研究機関の技術、研究等をもとに開発、生産された製品
(3)その他、既存又は類似の製品に比して性能、技術等の面で新規性、独創性が
認められるものの、自助努力だけでは販路開拓が困難と認められる製品
2 運動への参加者
現時点での参加者は共同申し合わせをした公的機関、経済団体、産業支援機関、
金融機関であるが、今後、経済団体の会員企業等にも運動への参加を広く呼びか
けるものとする。
3 運動の推進期間
推進期間は平成 18 年度∼19 年度までとし、最終年度に事業内容等の評価を行
い、運動の継続及び内容見直しの検討を行うものとする。
4 運動の内容
(1)トライアル調達・購入の実施(調達・購入する機関・団体等の拡大)
(2)愛媛プロダクツに関する統一シンボルマーク等を活用した運動の啓蒙普及
(3)中小・ベンチャー企業等が県内大手・中堅企業等の購入担当者へ新製品をP
Rするプレゼンテーション機会の確保
(4)
「愛媛プロダクツ販売促進フェア」の開催や愛媛プロダクツの一般向けPR
リーフレットの作成・配付への協力
(5)その他運動への参加者の合意により実施が決定した事項
5 運動の事務局
愛媛県及び愛媛県商工会議所連合会は、運動の共同事務局として、参加者拡大、
運動の参加者への情報提供、プレゼンテーション機会の確保のための活動等を行
うものとする。
平成 18 年4月 27 日
愛 媛 県
(財)えひめ産業振興財団
愛媛県市長会
(財)東予産業創造センター
愛媛県町村会
(株)西条産業情報支援センター
愛媛県商工会議所連合会
(財)今治地域地場産業振興センター
愛媛県商工会連合会
(株)伊予銀行
愛媛県中小企業団体中央会
(株)愛媛銀行
愛媛経済同友会
愛媛信用金庫
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