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11 その他の開発

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11 その他の開発
11
その他の開発
(1)
市営住宅の整備
本市の市営住宅の整備は、戦後の急激な人口増加による住宅不足への対応として昭和23年(1948)に開
始しており、それ以降、今日 まで、計画的な新設・建替等を進めてきました。平成21年度末現在、本市
の市営住宅の管理戸数は27,556戸に達しています 。
なお、本市の住宅数は、昭和48年(1973)の住宅統計調査で初めて世帯数を 上回り、以降、住宅施策
の目標は量的確保から質的充実へと転換してきています 。
市営住宅団地位置図
J R
(2010 年 4 月 1 日現在 )
拓北
レジデン ス篠路
国道 231 号
屯田季実の里
屯田西
グリンピア 篠路北
グ リン ピア 篠路中央
国道3 37号
山口
ノー スパーグ百合が原
グリー ンコートしんかわ
屯田緑の里
下手稲通
パ ティオほしみ
星置駅前
フレ ンズ百合が原
前田公園
クレ ールゆりがはら
新川通
曙2条
カーブル 南麻生
国道5号
メゾン'ド 東麻生
麻生
北3 0 条
稲積
栄町
ラ イフステージN42
アリビラ 24
稲穂
富丘西
ノー スライフ3 0
発寒
見晴台西
見晴台東
ジュネス3 8
新川
丘珠
東新道
ソレ イユ発寒
宮 の沢
千代 ヶ丘西
千代ヶ丘東
西宮の 沢
千代ヶ丘中央
富丘高台
富丘東
パレ メソ ゙ン 元町
北栄
桑園北
MILD発寒
グランドコート東苗穂
元町中央
北東
幌北
美香保
シヒ ゙ルコ ート宮の 沢
豊平川
札苗
八軒
札幌新道
開成
伏古
発寒8 条
西野
東苗穂
発寒1 条
苗穂
光星
北円山
サンハイ ツ二十四軒
シビック コート
苗穂駅前
二十四軒
北郷
地下鉄
菊水上町
南7条
● ・・・ 市営住宅
東川下
シビルコ ート豊平
★ ・・・ 借 上げ 市営住宅
白石中央
東札幌
豊平橋南
豊平1条
国道 12号
本郷
南郷
ひばりが丘
豊平4条
美園
新木の花
環状通
南34条
厚別中央通
西岡
北野
清田通
中ノ沢
定山渓
青葉
月寒
中の島
川沿
プ レミール北野
真駒内本町
パ レメ ゾン平岡
水源池通
平岡 3条
羊が丘通
フォレスト清田
国道 230 号
清田
藤野
エコ・ライ フ
西岡
87
リバーサ イド ヒルズ
西岡公園
平岡南
里塚
ファン平岡
美しが 丘
国道36 号
もみじ台
(2)
工業団地の整備
【開発経緯】
本市における工業団地の開発の歴史は、昭和 36 年(1961)の国の工場等集団化制度 により造成された
発寒鉄工団地、発寒木工団地に始まります。
昭和 40 年代以降は、全国的に人 口、産業の都市への集中傾向が強まり、特に工業の生産活動に伴う公
害問題の発生を機に、都市における諸機能の適正配置が課題となりました。本市では、昭和 44 年(1969)
の都市計画法施行を受け、昭和 48 年(1973)の用途地域の指定を背景に、公害防止 、不適地立地の是正
と市内中小企業の振興を図ることを目的に厚別地区軽工業団地を造成しました 。その後も、市民生活と
生産の調和のとれた都市環境づくりを目指す工場再配置計画に基づき、工場適地の計画的かつ安定的供
給を目的とし 、工業団地の造成を進めてきました。
平成 21 年(2009)2 月現在、札幌市内においては 18 箇所の工業団地が整備されており、その面積は約
364ha となっています。
(札幌市が建設主体となっているのは 15 団地、約 306ha)
(3)
研究開発型団地の整備
昭和 60 年代には、研究開発型団地 として、ソフトウェア、システム開発等を中心としたエレクトロニ
クス関連産業の集積基地である札幌テクノパーク(昭和 60 年(1985))
、ハイテクヒル真栄(平成元年
(1989)
)を造成しました。 これらは高度情報化社会に対応した本市産業を支える基盤となっています 。
また、本市の芸術文化活動の領域を広め、新しい芸術を育てるとともに、個性 ある産業の集 積・育成
)を造成しました。
を目的にして、札幌芸術の 森に隣接した札幌アートヴィレッジ(昭和 63 年(1988)
【現況と 今後の取り組み】
昭和 30 年代造成の工業団地 の中には、老朽化や狭あい化が進むとともに、周辺が住宅地となる等、操
業環境が悪化したため、その対策として団地のリニューアルや工場のニューファクトリー 化等の取り組
みを支援してきました。また 、企業ニーズにこたえられる適正な団地の再配置、新規工業団地の開発等
を推進し、市内の工業基盤を強化するとともに都市特性を生かした新たな産業 を創出するという基本理
念の実現に向けた取り組みを 進めてきました。現在、工業団地の新規造成は無く、分譲しているのは札
幌アートヴィレッジ及び札幌 テクノパークのみとなっています。今後は、市内の各種研究機関等が持つ
知の資産と産業を結び、札幌らしい特色ある産業の育成を進めていきます。
(4)
その他企業誘致
札幌市は、平成12年(2000)よりコールセンターの誘致を行っており、平成16年(2004)に はBPO
業務を行う企業向けの支援制度も立ち上げております。また平成19年度には、IT ・バイオ・デジタル
コンテンツ産業を支援する制度を創設し、積極的な企業誘致活動 を行っております。
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工業団地位置図(平成 22 年(2010)3 月現在)
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