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① 放送と通信の融合につきまして(PDF)

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① 放送と通信の融合につきまして(PDF)
ITライブラリーより (pdf 100冊)
http://www.geocities.jp/ittaizen/itlib1/
通信との融合による
放送業界の無限の可能性につきまして
一般社団法人
情報処理学会 正会員
腰山 信一
[email protected]
1
本資料の関連資料は下記をクリックして
PDF一覧からお入り下さい。
ITライブラリー (pdf 100冊)
http://www.geocities.jp/ittaizen/itlib1/
目次番号
610番
880番 他
2
放送業界を取り巻く環境につきまして
3
垣根がぐっと低くなったマスメディア群
出版(総合、書籍、
雑誌出版社)講談社、
ベネッセ、集英社、
小学館、学研など約
4500社、書籍7万点
強を年間発行
広告(電通、博報堂、旭通、
東急、大広、読売、第一、I
&Sなど約4000社、)日本
の年間広告費約6兆円、対
象はラテ雑新の四媒体
放送(地上波、BS、CS、ラジオ)
NHK、民放(キー局、準キー局、
ローカル局)民放127社、2011年
までに全国4800万世帯、1億台デ
ジタル化目標
新聞(全国紙、ブロック紙、県
紙、業界紙、コミュニティ紙)
新聞協会加盟110社、全国発
行部数5000万部強
インターネットなど電子メディア(イン
ターネット放送局、電子メール、ホー
ムページ、ケータイ、ゲーム機、メー
ルマガジン、電子新聞)地図のない
コミュニティ、サイバースペースが現
実の垣根を取っ払う
通信社(ロイター、AP、A
FP、新華社、共同、時
事)、商業通信社と国営
通信社
速報系電子メディア(ロイター、ブルー
ムバーグ、日経など専門家向け金融
電子メディア)、文字放送など多媒体
(携帯電話や車内放送など)一般的速
報メディア
4
NHKと民放キー局は2008年秋以降、積極的に番組等
の映像配信事業に乗り出しました。以来2年、各社は成
功を目指して各自の展開を進めて来られました。
そして2009年度に早々の黒字化を果たした民放も出現し、
成功への手応えを感じ始めてきていると思います。
5
一方ネットの全体状況を見渡しますと、ポータル力を武器
に無料配信・有料配信を使いわけることでビジネス上の成
功を狙うプラットフォームの戦いが進んでいると思います。
またスポンサー企業も、ネット広告やネット上の活動を前提に
広告出稿の仕方を変え始めています。 ネット上の動画配信は、
もはやビジネス展開上の一定部分を占め始めています。
6
メディアを使い分けるように
なった消費者と企業
7
消費者も企業も、メディアを使い分けるようになった
新聞・雑誌
消費者
企業
ラジオ
地上波放送
BSデジタル放送
多チャンネル放送
(CS、CATV、IP放送)
コンテンツを
好きなときに視聴
様々なメディアから
コンテンツを取得
ネット
(PC、スマートフォン、
ネットTV)
マスメディア偏重か
ら各メディア特性に
応じた広告費配分
双方向性メディア
を重視
8
ネットユーザーの、マスメディアからネットへのシフトは顕著に!
1年前と比較して接続時間が増えたメディア媒体ランキング
増加した
減少した
PCでのインターネットの利用
410
40
PCでのインターネットによる動画視聴
340
70
携帯・スマートフォンでのインターネットの利用
320
50
DVD・ビデオの視聴
180
150
260
地上波放送の録画視聴
230
書籍・雑誌・フリーペーパーの閲覧
140
ワンセグ放送の視聴
130
200
30
新聞の閲覧
100
160
映画館での映画の鑑賞
100
90
80
ラジオの視聴
地上波放送のリアルタイム視聴
80
BS放送のリアルタイム視聴
50
260
90
BS放送の録画視聴
80
70
310
多チャンネル放送の視聴
ゲーム機でのインターネットの利用
250
100
50
70
N=20,670
9
自分が視聴したいと思えるチャンネルが容易に視聴できるかが、ますます重要に!
多チャンネルサービスを選択する際にキーとなる要素のランキング
見たいチャンネルだけを選択して視聴できる
700
見たい時にすぐ見たい番組のみを見ること
ができる
新しい機器の購入や設置・工事が必要ない。
地上デジタル放送を見る事ができる
HD画質の美しい映像を見ることができる
370
280
260
250
N=3400
10
2011年11月以降、消費者の視聴メディアはさらに増える!
■既存の地上波や多チャンネルとは異なる特性の放送メディアが生まれる可能性がある。
2011年11月以降に加わる放送メディア
従来メディア
携帯端末(スマートフォン含む)向
けマルチメディア放送
地上波放送
BSデジタル放送
+
注目されるのが、映像サー
ビスが可能な携帯端末向け
マルチメディア放送
特徴的な
メディアの
出現に放送
メディア
市場は激化
次期BSデジタル放送
多チャンネル放送
(CS、CATV、IP放送)
ネット
(PC、スマートフォン、
ネットTV)
■BS放送と東経110度
CSを統合した「特別衛
星放送」
■新たに12ch程度が開始される予定
(免許対象トランスポンダが4つで、放送
方式がMPEGの場合)
11
将来的には「誰でも」「どの端末でも」「どのコンテンツでも」視聴できる環境 が出現する。
■PC・モバイルいずれもブロードバンド環境が普及。
■コンテンツ流通を促す取り組みも進められる。
技術・インフラにおける今後の可能性
技術・インフラの進化
光ファイバーの更なる普及
PON技術、WDM技術の進化
「どの端末」でも
「誰でも・どこで
も」 コンテンツ
視聴できる可能
性
NGNの普及(オールIP化)
IPTV対応テレビの普及
モバイルの高速化(3.9G)など
12
法体系による今後の可能性
法体系の変化
改正放送法
情報通信法(仮称)
「放送コンテンツ」
視聴が増加する
可能性
コンテンツ流通促進法
ネット法(仮称)
日本語フェアユース
・・・・・・など
13
日本におけるコンテンツ市場の
現状・課題・可能性
14
我が国におけるコンテンツ市場の現状
日本の映像コンテンツ市場において、放送コンテンツは重要なキーを握っている。
(半分以上のシェア)。
地上放送は我が国のコンテンツ制作の中核を担っており、
コンテンツ産業に占める役割は極めて重要。
コンテンツ市場の拡大には、放送コンテンツのマルチユース拡大が不可欠。
「今後10年間でコンテンツ市場を約5兆円拡大させることを目指す」
(情通審答申(地上デジタル放送の利活用の在り方と普及に
向けて行政の果たすべき役割より)
15
ネットワーク流通市場の成長
パソコン、携帯電話等ネットワークで流通する通信系ソフトの市場(ネットワー
ク流通市場)は、8,763億円。2002年と比べて2.2倍に成長。
■特に、映像系ソフトは5.4倍、音声系
は2.3倍に拡大。
■音楽ソフト(着メロ、着うた等)、ゲーム
ソフト(オンラインゲーム等)、ビデオソフト
等の配信が大幅に拡大。
■通信系ソフトにおけるマルチユース市
場の割合は7割を超えている。
■ソフト別では、インターネットを通じた音
楽配信の拡大を反映して、音楽系ソフト
の割合が約35%と最も高い。
16
スマートフォンの急速な普及により、このネット
ワーク流通市場は急拡大する事が確実。
17
放送コンテンツの海外展開の現状
最も多い輸出先はアジアで、6割を占める。輸出の多い番組ジャンルは、
アニメ、ドラマ、バラエティ。
地上テレビ番組の輸出金額(2008年度推計値)は、100億円近くにな
る見込み。
(韓国2007年韓国放送番組輸出額:9884万ドル(約100億円) (放送
産業実態調査報告書2009年版)
18
コンテンツ市場の現状と課題
日本の映像コンテンツ市場において、放送コンテンツは重要な位置づけ(半分
以上のシェア)。
我が国のコンテンツ市場の拡大には、今後、放送コン
テンツのマルチユースの促進が重要な課題。
米国や韓国では、特にブロードバンド等を活用した放送コンテンツのマル
チユースが活発化。
19
映像圧縮技術の進展
■映像圧縮技術の進展によって周波数の有効利用が図られてきたところです。
■デジタル放送においても、最新技術の導入により、多彩なサービスの提供を実現
■現在、H.264/AVCが映像圧縮に関する最新の国際標準規格。ワンセグサービ
スにおいて採用。新方式のCSデジタル放送においても採用予定。(ただし、既存放
送への導入には受信機買い換えが必要になる等の制約があります。)
20
H.264/AVCH.
AVC
MPEG-2
HDTV
SDTV
■圧縮率:1/10~1/50
■デジタル放送でメディア横
断的に使用
■現在、BS1chの帯域で
HDTV2番組を伝送可能
デジタルシネマ
■圧縮率:1/20~1/100
■簡易動画~SDレベル
で実用化
■BS1chの帯域で将来的
にHDTV4番組程度又は
デジタルシネマを伝送可
能
次世代
方式?
MPEG-2からH.264/AVCへの変更により、HDTV1chの伝送容
量が約22Mbps→約13Mbpsに効率化(圧縮効率が約2倍)
21
通信と放送の融合につきまして
22
■ブロードバンド化・放送のデジタル化の進展。 DSLで1,451万、光ファイ
バーで545万加入を突破。 地上デジタル放送の普及の開始後、着実に進展
■インターネットによる様々な映像コンテンツの配信。 既に、多数の事業者が、ブ
ロードバンド上に放送コンテンツを配信。 放送事業者も本格化
■同じインフラを通信と放送が共用。 電気通信事業者の光ファイバ等を用い
た放送。 通信衛星を利用した放送
23
通信・放送の双方に利用できる端末の登場-テレビ視聴とインターネットができる携
帯電話(ワンセグ)-放送とインターネット双方から情報が引き出せるデジタルテレビ
通信・放送分野の兼営、資本提携。 ケーブルテレビ事業者などの、いわゆる「トリプ
ルプレイ」。 通信分野と放送分野の事業者の資本提携
24
インターネットラジオ、ポッドキャスティング
■インターネットラジオ
オープンなIP網上でラジオ番組の音声をストリーミング再生。常時接続の環
境整備に伴い、利用が拡大している。(米国では、2009年3月時点でイン
ターネットラジオの利用者数が5,850万人に達している)
■ ポッドキャスティング
オープンなIP網上でのダウンロードによる動画・音声ファイルの蓄積型配信。
対応サイトのファイル更新時に更新情報を取得し、自動的にダウンロードする。
(iPodの世界累計販売台数は億5000万台を越え、iTunesの累計楽曲販売数は、
100億曲を突破している。)
既存のラジオ放送局も、インターネットラジオやポッドキャスティングを用いたコンテンツ配
信の取り組みに着手。 ユーザニーズが高く、権利処理が可能な番組から開始している。
25
*アニメの除く
放送コンテンツの権利処理の現状
流通
放送の
許諾のみ
実演家
製作
一次利用
放送事業者
原作者
脚本家
管
理
事
業
者
ユーザー
製作委託
製作会社
作曲家
二次利用の許諾
二次利用
写真家
放送の
許諾のみ
作詞家
二次利用の許諾
衛星放送事業者
CATV事業者
ネット配信事業者
IPマルチキャスト放送事業者
報酬支払い
*二次利用については、通常、音楽を除き放送事業者が
権利処理を行う。
レコード製作者
レコード実演
26
■実演家について、映画やレコードのように製作者に権利が集約化されて
いない。権利の集中管理も音楽・脚本ほどカバーされていない。
■それぞれのコンテンツについての権利情報が集約・公開されていない。
■二次利用については、通常、音楽を除き放送事業者が権利処理を行う。
27
放送業界の課題と
無限の可能性
28
現状は、放送外収入に注力する民間放送局、加入率向上を図る多チャンネル事業者。
各メディアの全般的な動向
地上波
放送
キー/準キー
地方局
BSデジタル放送
多チャンネル
放送
(CS、CATV、
IP放送)
番組制作の効率化
放送外収入(映画、イベント・・・・)の拡大
地デジの投資負担と広告費減少により
効率経営の更なる強化
テレビ通販向けの枠販売と広告収入
拡大により好調
CS110は積極的なマスプロモーションで加入者続伸
CS124/128はHD化を進めてはいるが、加入者純減
CATVは、地デジは依然フックと なり加入者数続伸
IP放送は、加入者を獲得するために試行錯誤
29
今後は、各メディアが保有する強みを核とした事業展開が必要。特に、経営環境が一層厳
しくなるとと予想される、一部地方局や地域CATV局は新たな取り組みが求められる。
課題
地上波
放送
キー/準キー
地方局
BSデジタル放送
具体的な方向性
本業の強化
(消費者の放送サービスへの回帰)
多メディア展開を意識したコンテン
ツ制作(見られるコンテンツ作り)
代替メディアへの対抗施策
地域メディアとしての活路
テレビ通販依存からの脱却
特徴ある視聴者向けコンテンツ制作
囲い込みはトリプルプレイ・クワトロ
ブルプレイに加え、HD化
多チャンネル
放送
(CS、CATV、
IP放送)
市場普及期には顧客囲い込み
と新たな収益源獲得
顧客基盤活用の新規事業展開
(広告、EC、金融、医療、・・・)
地域CATVは、地域メディアとして
の活路
30
■消費者は、メディアを選択して視聴するようになってきた。
消費者のネット(PC、スマートフォン)利用は進んでいる。
■企業は、片方向メディアへの広告出稿を削減する方向
○業績悪化は理由のひとつ。理由はそれだけではない。
○ネット出稿が増えたり、広告促進にシフトする流れもでてきている。
○Facebookが未開拓市場の日本でも伸びれば、大きな脅威
31
新業態を迎え撃つ民放としては、制作費の削減ではなく、苦しい
今だからこそ膨大なノウハウを持つコンテンツ制作で新業態との
更なる差別化が必要だと思います。
地上波離れが起きている現状、制作費削減は今まで以上に地上波離
れ・民放離れを引き起こす可能性があると思います。
コンテンツ企画力・マーケティング力を活かして、多メディア展開を前提とし
たコンテンツ製作の更なる強化。
32
多チャンネル放送事業者は、既存顧客基盤を活用した新たな事業
展開を検討すべき時期だと思います。
○多チャンネル市場は、すでに普及期に入りつつあります。
○囲い込み施策に加え、顧客基盤を活用した事業の検討が必要だと思います。
33
経営環境が厳しくなる地方局、U局、地域CATVは、地域メディアとし
ての位置づけの更なる強化が必要だと思います。
○単なるコミュニティチャンネルでは弱いと思います。
○業種を超えたプレヤー間での更なる連携 (コンテンツ開発、新しいビジネス開
発)や、他エリア放送メディアとの連携、サービス開発など。
34
通信と放送の融合分野における競争政策上の課題
現状
現状認識
通信
従来
通 信
技術革新の進展
ネットワークのブロードバンド化
の進展(ADSL、光ファイバ
等)
放 送
放送のデジタル化、放送メ
ディアの多様化の進展
融
合
放送
多種多様なサービスの出現
サービスの融合(インターネット放送、
データ放送)
伝送路の融合(通信衛星を利用した放
送、CATV網での通信サービス)
端末の融合(放送の視聴が可能なパソコン、
インターネットに接続可能なテレビ)
事業体の融合(CATV事業者による通信
サービス)
35
現状
通信
融
合
放送
将来
更に融合が進展し、サービスの
受け手にとっては、通信と放送
の区分は意味を持たなくなる。
36
問題
現行の規制・制度は通信と放送に区分した上で、異なる規制・制度を適用⇒
通信と放送の中間領域的サービスが拡大しており、実態とかい離しつつある。
現行の規制・制度は、、
①通信と放送の中間領域的なサー
ビスの提供の拡大を妨げる恐れ
②中間領域的な分野への様々な事業
者の参入を妨げる恐れ
③競争原理を活用した良質で安価なサ
ービスの提供の障害となる恐れ
37
テレビ局によるモバイル
動画配信事例
38
テレビ局が展開する動画配信サービス例
視聴方法
ドコモでしか視聴できない動画があ
る、auでは長尺の作品に対応して
いないなど、キャリアによって視聴
環境が異なる
モバイルサイト
にアクセス
フジテレビ
OnDemand
mobile
フジテレビnDemand
会員
登録
有料サービス・月額
315円/525円/1050
円or 個別課金
39
コンテンツ内容
新作ドラマ
バラエティ
フジテレビの番組、映像コ
ンテンツを配信(放送中の
ドラマ、お笑い番組など)
一部、同サイト限定企画として、テレビドラマのスピンオフドラマ(サイドストー
リー)をオリジナル作成して配信
「ブザー・ビート」のスピンオフ「Shower Beat」など
40
テレビ局が展開する動画配信サービス例 第2日本テレビ
視聴方法
モバイルサイト
にアクセス
キューピー3分クッキング
会員登録
伊藤家ランド
無料視聴
新作ドラマ
コンテンツ内容
‥etc
日本テレビの番組や、番組に関連する映像コンテンツを配信
(ニュース、放送中の番組の次回予告、番組の一部など)
一部、同サイト限定企画として、オリジナルのインタビュー等を配信
41
モバイルを利用した映像コンテンツ配信の現状
動画配信全体の流れは、「無料から有料サービス」へ、「PCからモバイル」
へと拡大してきている
モバイル動画配信がファーストウインドウ(一次利用)にサービスを展開す
る動きが出始めている
権利者への新しい収益分配モデルが、モバイルから動き始めている
42
モバイルの特徴を生かしたマルチユース(ケータイ小説⇒モバイルドラマ⇒DVD
等パッケージ化⇒PC配信等)展開が模索されている
しかし、通信キャリア各社のスペックによって動画コンテンツを視聴できる、できな
いに差があるのが現状である
43
モバイルコンテンツ市場の拡大
44
他社の広告を表示し、広告料を得るモデル
魔法のiらんど(ケータイ小説/ホームページ作成)
顔ちぇき!(顔が似た著名人等の判定サービス)
サイト
広告主
ユーザ
広告表示
広告出稿
広告料支払
45
広告の閲覧に対して利用者にポイントを付与し、広告閲覧の
インセンティブを高めたモデル
■モバゲータウン(ゲーム、SNS、ポータル)
■ゴルゴンゾーラ(着メロ配信)
■デコとも(デコメール等の携帯メール装飾素材配信)
広告主
広告出稿
サイト
ユーザ
広告表示
広告閲覧と引換えに
ポイントを付与
広告料支払
ポイントでコンテンツを利用・購入
46
タイアップ広告を制作し、広告料を得るモデル
■モバゲータウン(ゲーム、SNS、ポータル)
■魔法のiらんど(ケータイ小説/ホームページ作成)
■ゴルゴンゾーラ(着メロ配信)
■顔ちぇき!(顔が似た著名人等の判定サービス)
キャンペーン
サイト等
広告主
ユーザ
閲覧
広告料
支払
タイアップ
広告制作
サイト
コラボレーション広告
47
自社又はパートナー企業のキャリア公式サイトに誘導し
収益を得るモデル
公式サイト
一般サイト
ユーザの
誘導
ユーザ
閲覧
利用料支払
48
総務省の情報通信政策における動向
49
総務省の情報通信政策における動向
国家戦略の推進
平成22年「新たな情報通信技術戦略」
(電子行政、地域の絆を再生、新市場の創出と国際展開)
新たな成長戦略ビジョン(原口ビッジョン)の推進
2015年「光の道」100%
フューチャースクールの全国展開(デジタル教科書)
スマート・クラウド
50
通信・放送分野における改革
通信・放送分野の新たな法体系
国際競争力の強化と国際展開の支援
「ユビキタス特区」事業の推進
ICT先進事業国際プロジェクトの推進
途上国向けモデル重点3分屋
(デジタル放送、ワイヤレス、
次世代IPネットワーク)
51
ICT産業の国際競争力の強化
ICT産業の国際展開の支援(地デジ日本方式
(ISDB-T)の普及)
データセンターの活性化(国内のデータセンター
の活用、データセンター特区(仮称)
地域コンテンツの海外展開(各地の自然や文化を海
外に紹介し観光客誘致等による地域活性化)
52
52
待ったなしの通信
と放送の融合
53
進化する放送 通信と放送の融合
通信業界でインターネットという大革命を起こしたIPを、通信・放送の共通プロトコル
として用いる事により、放送業界はインターネット上に出現する様々なサービスや進
化を通信業界に遅れることなく提供する「進化する放送」を実現できると思います。
通
信
業
界
電
話
デジタル化
IP化
イ
ン
タ
ー
ネ
ッ
ト
日常生活を根本的に変
えるパワー
情報検索が容易に家にい
ながらショッピング
個人が情報発信
マスメディア
放
送
業
界
ブロードキャ
スト型のコ
ミュニケー
ション
デ
ジ
タ
ル
化
高品質映像
コネ
ミッ
ュト
ニワ
ケ
ーー
シク
ョ型
ンの
通
信
と
放
送
の
融
合
IP化
54
IPDCの可能性
IPDCを用いてIPデータを放送配信することにより、放送の特性を活かした新たな情報
サービスが生まれる。
デジタル放送網
携帯電話
IP
インターネットの世界
アプリケーション
IP
IP
IP
スマートフォン
IP
IP
パソコン
デジタル・コンテンツ
既存通信網
TV
IP
情報サービス
IP
カーナビ
IP
IP
55
IPDCの特性
プッシュ型配信(検索不要)
不特定多数への一斉配信、情報接続機会の公
共性(同報性)
配信速度が常に安定しており、受信者数に応じて
サーバー などの設備増強が無い
移動しながらも受信が可能
56
IPDCによる新たなコンテンツ流通
IPDC によりコンテンツの相互乗り入れが可能となる、ワンユースマルチ
ユース型の新たなコンテンツ流通が生まれる
コンテンツ相互流通の実現のイメージ
現
状
ネット通信系コンテンツ
プロバイダ
放送系コンテンツ
プロバイダ
製作
専用プラットフォーム
専用プラットフォーム
配信
通信網
受信デバイス
放送網
受信デバイス
現状は通信と放送でプラットフォームが
独立しており、コンテンツの垂直統合化が
定着(相互乗り入れが全くできていない)
受信
57
今後
ネット通信系コンテンツ
プロバイダ
放送系コンテンツ
プロバイダ
共通プラットフォーム
通信網
放送網
様々な受信デバイス
製作
配信
受信
放送と通信のプラットフォームを共通化し、
ひとつのコンテンツを放送・通信双方で
そのまま利用することができる
(相互乗り入れの実現)
58
IPDCによる新たなITサービス網
IPDCにより、アプリケーション等のITサービスを、通信ネットワークのみならず放送網での配信も可能となる
新たなITサービス網の実現
現状
ネット通信系
ITサービス
ネット通信系
ITサービス
放送系IT
サービス
製作
今後
放送系
ITサービス
共通プラットフォーム
製作
専用プラットフォーム
通信網
配信
受信デバイス
受信
現状のITサービスの
伝送路は通信のみ
通信網
放送網
配信
受信
様々な受信デバイス
放送網を用いたITサービスが利用可能とな
ることにより、目的に応じたサービス配信形
態の選択が可能となる
59
通信・放送融合がもたらすサービス市場の変化
インターネットで先行しているプラットフォーム技術をIPDCに適用することで全産業でIT資産と放
送を活用した新たなサービス市場が誕生する。
全ての産業でIT資産の新たな活用方法が誕生
コ
ン
テ
ン
ツ
放送業界
通信・放送融合市場
映画
次世代コンテンツ
バラエティ
メルマガ
着うた
SNS
スポーツ
ASP/SaaS
プ
ラ
ッ
ト
フ
ォ
ー
ム
イ
ン
フ
ラ
通信業界
コンテンツ配信基盤
IPDCにプラットフォーム
ECサイト
オンライン決済
電波塔
アンテナ
次世代端末
通信網
データセンター
セキュリティ
基地局
60
コンテンツホルダー・コンテンツプロバイダー ・コンテンツアグリゲータ
インターネット形式
コンテンツ管理
課金・決済
認証
会員管理
IPDCのプラットフォーム
放送形式
連動広告
DRM
放送事業者(インフラ事業者)
61
通信・放送融合時代のコンテンツ流通
IPDCを用いた新たなコンテンツ流通のイメージ
プロの製作する番組
マスメディア
放送
IPDC
放送委託事業者
コンシューマ
プロの製作する
IPコンテンツ
有害なコンテンツの除去
セキュリティ
CGM
個人放送作家
企業発CM
通信
SaaS
ASP
クラウド
ホスティング
オンラインストレージ
コンテンツの製作・
編集機能の提供
(ビデオ製作ツールなど)
62
まとめ
放送業界における産業革命 「通信と放送の融合」
63
通信・放送の融合
通信・放送の融合は全産業において、コンテンツや
IT資産の新たな活用を生むビッグチャンス
通信・放送の融合を実現する技術としてのIPDC
通信・放送の融合で情報ネットワークに放送網とい
う新たな選択技が加わる
通信・放送の融合の時代にはプラットフォーム
技術が鍵を握る
64
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ITライブラリー (pdf 100冊)
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目次番号
610番
880番 他
65
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