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① メール 求められる要件
ITライブラリーより (pdf 100冊) http://www.geocities.jp/ittaizen/itlib1/ 企業の基幹システムにも匹敵する企業活動基盤となった メールシステムに求められる要件とは 資料NO.1 一般社団法人 情報処理学会 正会員 腰山 信一 [email protected] 1 本資料の関連資料は下記をクリックして PDF一覧からお入り下さい。 ITライブラリー (pdf 100冊) http://www.geocities.jp/ittaizen/itlib1/ 目次番号 645番 他 2 社会的インフラと化した電子メール基盤 重要なコミュニケーションツール メッセージ量の増加 メッセージサイズの増大 例)テキストメッセージ→HTMLメール、画像 インフラの整備56kbpsモデム→FTTH,ADSL 3 一人が複数のアカウントを保持 平均 1.5→4 例)携帯メール(複数)、企業、個人、フリーメール、SNS等 4 電子メール急増の原因 企業の基盤システムとしての利用 同報メールの利用の急増 添付ファイル利用の増加 5 電子メールのデータ量(PCメー ル) 出典 Gartner 米国 133メッセージ/日(送受信):添付ファイル 付き(25%) 16.4MB/日 平均一般メール:25KB 添付 ファイル付 420KB 日本 103メッセージ/日(送受信):添付ファイル付き (23%) 12.7MB/日 6 増大し続ける電子メールの増加 (情報システム部門における影響) エンド・ユーザーに対するSLA尊守への影響 無料メールと常に対比されるエンドユーザーか らの要求 エンドユーザーからの1メールにおける容量制 限撤廃の要求 メールサーバーのパフォーマンス低下の危惧 メールボックスの増大 ストレージ・コストの増加 バックアップ・リストア作業の増加 7 電子メールのフィルタリングによる負荷の増大 エンドユーザーからの電子メールのリストアの要求 電子メールサーバ負荷の全体的増大 8 データの保存期限 民法商法など 電子帳簿保存法 PL法 医師法(カルテ、レントゲンなど) 金融商品取引法 書類の種類により5年から20年 7年 製造中止から10年 2~ 5年 5年 9 電子メールシステムに関する要件 確実な保存 必要となる全ての電子メールを確実に保存 長期間の電子メールの管理 企業ポリシーに準じた保存期間の尊守、 情報漏洩対策 データの真正性の確保 データ改竄の防止 10 監査部門からの要求に対するメールデータ の迅速な検索と情報開示 保存期限終了後の確実な廃棄 コンプライアンスへの対応 法令に準拠したデータ保存・管理 増大するストレージコスト 11 セキュリティ面において常に強化を要求される電子メールシステム メール保存 確実な電子メールの保存 情報の保護 個人情報保護(セキュリティ) 情報漏えい対策 12 基幹システム以上の対応が必要な現代のメールの管理 電子メール管理ポリシー 効率的なメールの分類、フィルタリング 保存データの改竄防止 メールサーバへの負荷 13 基幹システム同様 必要とされるリカバリー対策 訴訟等に備えた監査、検索、情報開示 メールのリストアの要求 企業内の情報資産の検索 コンプライアンス対策 14 電子メールのリストアと検索における課題 メールサーバー メールサーバーの メールボックスから のエクスポート バックアップ バックアップディスク からのリストア 社内のIT管理者または 外部のITベンダーの サービスを利用しての リストア データの収集、イン デックス化・/検索 フィルタリング テープ装置 バックアップテープか らのリストア クライアントPCの PSTファイル データの収集、検索 に関するコストの増大 PSTファイルからの エクスポート 15 メールの保存 メールの管理 リカバリー対策 ビジネスへの投資対効(ROI) ストレージに関するコスト(デバイス・管理者の負荷) 企業イメージ、信頼性 エンドユーザーの利便性、効率化、生産性の向上 16 本資料の関連資料は下記をクリックして PDF一覧からお入り下さい。 ITライブラリー (pdf 100冊) http://www.geocities.jp/ittaizen/itlib1/ 目次番号 645番 他 17