...

ターボキット - モンスタースポーツ

by user

on
Category: Documents
7

views

Report

Comments

Transcript

ターボキット - モンスタースポーツ
TURBO CHARGER
K111/F111ターボキット PRO
圧倒的なパワーを連続的に使用しなければならない
状況下で、耐久性と信頼性を確保する為に開発した
最上位モデルです。
ターボチャージャーの機能
過給した吸入空気の圧力損失を防ぎ、ターボ過給し
た吸入空気を効率的にインマニに導く、ハイフロー
インタークーラーをF100/K100ターボキットに加
えて標準装備しました。
排気ガスの熱エネルギーを利用してタービン(羽根車)を回転させ、エンジ
ンが吸入する空気を圧縮、空気の密度を上げることでエンジンのパワーを大
きくします。車種や用途によって様々な種類や大きさのターボが専用品とし
カプチーノ K111
て使われます。
カプチーノ F111
エンジンの発生トルクをさらに上昇させると同時
に、高い耐久性と信頼性を確保できます。連続高速
運転や、スクランブルブーストを使用する運転状況
下で有効です。
スロットルバルブ
プレッシャーセンサー
インタークーラー
RD
6時間以上
IGコイル
年式
型式
駆動方式
エンジン型式
品番
(Model Year)
(Model)
(Drive)
(Engine)
(Part No.)
カプチーノ
エアクリーナー
税込価格
本体価格
(Price w/tax) (Price w/o tax)
91.9∼95.5
EA11R
FR
F6A DOHC ターボ
186510-2810M
¥241,500※
¥230,000
95.6∼
EA21R
FR
K6A DOHC ターボ
186520-2820M
¥273,000※
¥260,000
インジェクター
※下取り時の価格(詳細は次ページ「ECU下取りシステムについて」参照)
ECU
O2センサー
吸気 ( IN )
ターボチャージャー
K100/F100/F90ターボキット
排気 ( EX )
名機K6A/F6A DOHCエンジンの特徴を最大限引き出すため、最適なタービンとECU、
インジェクターをセットにしました(ECUは下取りシステム)。最適な燃料噴射と点火タイミ
ングによって、100PS(73.6kw)/90PS(66kw)仕様としました。
フューエルポンプ
モンスタースポーツ ターボチャージャーキットの特徴
また、取付け作業の信頼性を高めるため、ターボチャージャーの取付けに必要なガスケット
類を全て付属しました。
サーキットやテクニカルコースでの使用を想定してノーマルよりも大きなター
ボ(羽根車)を設定しました。各車種が最良の状態で運転できるよう、必要な
インジェクターとコントロール用コンピューターなどをセット化し、信頼性を
カプチーノ K100
[PS]
カプチーノ F100
【カプチーノ EA11R】
kW
90
N・m [kgf・m]
120
高めました。
110
100
コンプレッサーとタービンをスポーツ用に大型化
ブレードに合わせてハウジングを大型化
80
70
90
80
軸
出
力
70
60
160
16
140
14
120
12
100
10
80
8
60
6
40
4
50
60
40
50
40
30
30
F100KIT
20
ノーマル
20
アルトワークス F90
10
AZ-1 F90
10
0
ノーマル
モンスタースポーツ
ノーマル
軸
ト
ル
ク
0
モンスタースポーツ
0
2000
4000
6000
8000
10000
エンジン回転数[rpm]
調整式の強化アクチュエーターを採用
RD
ノーマル
車種
年式
型式
駆動方式
エンジン型式
グレード
品番
(Vehicle)
(Model Year)
(Model)
(Drive)
(Engine)
(Grade)
(Part No.)
FF
F6A DOHC ターボ
RS/X
4WD
F6A DOHC ターボ
RS/R
FF
F6A DOHC ターボ
RS/X
4WD
F6A DOHC ターボ
RS/R
CN21S
アルトワークス
90.3∼90.8
(赤ラベル)
ノーマル
CP21S
(∼110230)
モンスタースポーツ
モンスタースポーツ
(∼179963)
CN21S
90.9∼91.8
(青ラベル)
(179964∼)
CP21S
(110231∼)
ノーマルターボチャージャーとの比較
モンスタースポーツ
基準(ノーマル)
パワー
5
3
91.9∼94.9
レスポンス
2
3
エンジン耐久性
2
3
ターボ耐久性
3
3
燃 費
2
3
94.10∼97.4
1:劣る 3:ノーマル 5:優れる
FF
CS22S
4WD
HA21S
FF
K6A DOHC ターボ
4WD
K6A DOHC ターボ
FF
K6A DOHC ターボ
97.4∼98.9
4WD
K6A DOHC ターボ
HA21S
車体番号 200001∼ HB21S
6時間以上
本体価格
(Price w/tax) (Price w/o tax)
185505-2200M
CR22S
車体番号 100001∼ HB21S
税込価格
F6A DOHC ターボ
¥157,500※
¥150,000
185500-2200M
RS/X
RS/R
RS/Z
開発検討中
RS/Z
ワークスR
設定無
RS/Z
開発検討中
RS/Z
ワークスR
設定無
91.9∼95.5
EA11R
FR
F6A DOHC ターボ
185510-2810M
¥157,500※
¥150,000
95.6∼
EA21R
FR
K6A DOHC ターボ
185520-2820M
¥189,000※
¥180,000
キャラ
93.1∼
PG6SS
MR
F6A DOHC ターボ
AZ-1
92.10∼
PG6SA
MR
F6A DOHC ターボ
185500-2900M
¥157,500※
¥150,000
カプチーノ
※下取り時の価格(詳細は次ページ「ECU下取りシステムについて」参照
42
43
ENGINE
ENGINE
車種
(Vehicle)
製品仕様
ターボキット使用上の注意
品番
185520-2820M
速度リミッター
回転リミッター
対応過給圧
ブーストリミッター
解除
8800
約1.2
解除
インジェクター インジェクター色
260cc
赤色
プラグ
#9
185500-2200M
185505-2200M
185510-2810M
解除
9300
約1.2
解除
295cc
ガソリン
エアクリーナー
触媒
インタークーラー
圧縮比
無鉛ハイオク
オープン型or純正交換
必要
純正位置
ノーマル
185500-2900M
対応可能な車両 重要
品番
水色
#9
¡事前に計画してください。
非常に大きなトルクを発生する大型ターボチャージャーのキットです。
エンジン発生熱量増大による冷却装置の負担や、クラッチやブレーキの能力不足など様々な影響が発生する可能性がありますので、車両
を製作する前に十分計画、検討してください。
また、キットに付属する各パーツはキット用に開発された専用部品であり、組み合わせを変更したり絶対に単独で使用しないでください。
バランスが崩れてエンジンを破損させます。
特に付属したコンピューターはターボキットと付属インジェクター専用品で燃料の噴射量と、点火タイミングを最適化すると同時に、公
道とは通じることの無い専用コース内での使用を前提に、スピードリミッターは解除してあります。車両が本来備える耐久性や安全性が
交換前と同等にならないことがありますので車両の計画には十分ご注意ください。
185520-2820M
¡スパークプラグなど指定の部品をお使いください。
185505-2200M
185510-2810M
185500-2900M
ENGINE
ECU下取りシステムについて
1. コンピューターはお客様のコンピューターを下取りできるものと、できないものが
あります。事前にご確認ください。
※コンピューターの状態が悪いものは下取りできません。
(例)ケースの錆、基板の汚れ、分解・改造されたもの
【カプチーノ用F100キットの例】
販売価格(表示価格)
溶損した電極
9番(ターボキット用)
3. 下取りできるコンピューターの出荷の際は、下取りを保証していただくための保証
金を含んだ金額を出荷価格とさせていただきます。
下取りをお受けした際に、下取り価格分をご返金いたします。
下取り価格
熱価:スパークプラグが受ける熱を発散する度合をいいます。
・熱を発散する度合いが大きい(高温のものを冷やしやすい)
2. 下取りできるコンピューターの価格は、下取りをした時の価格を表示してあります。
出荷価格
設計仕様以外のエンジン組み付け状態では、本来の機能が発揮できなかったり、耐久性を損なう
恐れがあります。
必ず設計仕様に準じた仕様でお使いください。
特にスパークプラグの熱価(番数)の不適合は信頼性に関わりますので、必ず9番以上の新品(付
属のスパークプラグ)に交換してください。
また、使用過程でも走行距離や使用状態に応じて早めに交換してください。
ENGINE
185500-2200M
222,600円
▲ 65,100円 (保証金)
157,500円
・熱を発散する度合いが小さい(ノーマル)
6番,7番(ノーマル)
¡燃料は必ず無鉛ハイオクガソリンをお使いください。
ターボキットの燃料噴射量や点火タイミングは、限られた変更枠(安全マージン)の中で微妙に調整しています。
燃焼の悪化や異常燃焼による温度上昇などが発生すると、エンジン本体を破損する恐れがあるので、必ず無鉛ハイオクガソリンをお使い
ください。
尚、ガソリンには酸化安定性、洗浄性、ゴム部品やガスケットへの適合など様々な性能が求められます。アルコール燃料や、ガソリン添
加剤を使用した時の、これらの適合性は確認していません。不測の事態が考えられますので絶対に使用しないでください。
¡オイルの選定、管理は十分注意してください。添加剤は入れないでください。
毎分 15万回転以上に達するターボシャフトは、オイルの供給と圧力によって支持されています。オイルは 5W-40程度のターボ車用オイ
ルを使用し、定期的な交換を実施してください。
オイルの供給が不完全になったり、供給されたオイルの性能が低下していたりすると、シャフトが軸受と接触し、磨耗して白煙を排出し
ます。
また、オイル添加材は絶対に使用しないでください。
オイル添加剤やモリブデンがエンジンオイルと混合するとオイル本来の性能や機能が低下したり、粘度が変化する恐れがあります。
また、はじめて運転するときや、しばらく運転していなかった状態から再始動する際は、あらかじめ油圧を上げてから運転してください。
油圧が上がる前にタービンが回転すると、シャフトの軸受が磨耗し、タ−ボが破損します。
¡組み付け作業は知識と経験のある専門店で
ターボのシャフト(軸受)は超精密部品です。糸くずや埃が混入しただけでもオイルの供給ができなくなってターボが焼き付いたり、異
常磨耗し白煙を排出することがあります。
取り付けはターボに関する知識と経験、設備のある専門店で実施してください。
また、ガスケット類は再使用できません。特にオイルラインのワッシャーは点検の為、取り外した場合でも必ず新品と交換してください。
¡装着車を点検してください。
装着する車両の状態が完全でないと、本来の性能が発揮できないだけではなく、ターボチャージャーを破損する可能性があるので、取り
付け前に完全に整備してから取り付けてください。
特にノーマルターボが故障した事を期にターボチューニングをお考えの際は、故障の原因を対策しておかないと、取り付け後、間もなく
同じように故障する可能性があります。
また、運転状態が良好な車両でも‘ユニオンボルト’と‘インレットパイプ’‘アウトレットパイプ’はカーボンやスラッジが堆積して
オイルの流れを阻害している場合が多いので、必ず高圧エアーでの洗浄を行ってください。走行距離 3万キロ、使用年数 3年以上の車両
は、新品への交換をお勧めします。
¡ターボチャージャー本体のオーバーホールは実施できません。
ターボチャージャーは使用による性能低下や、各部の磨耗によりオイル漏れを起こす恐れがありますが、外部と遮断された清潔な組立室
の中で精密に組み立てられた製品であり、各ユニットごとに回転バランスを取って出荷しておりますので、使用過程のものを回収、分解
して、部品を交換することができません。
故障した際はユニット(アッセンブリー)で交換してください。
44
45
ターボ
Q
Q
ターボを大きくすれば、パワーアップできますか。
A
ENGINE
パワーの源になるエンジントルクは、より多くの空気を吸い、それに応
じた量の燃料と混合され燃焼すれば大きくなりますが、単純に大きなタ
ーボ = 多くの空気を吸い込む = パワーが大きい、ではありません。
ターボを機能(回転)させるのは、エンジンが排出する燃焼ガスエネル
ギーなので、エンジンの排気量と回転数で使用できるターボのサイズが
決まってきます。
660ccには 660ccサイズのターボがあり、これを超えた大きなターボにす
ると、より高い回転数で使用しなければならなかったり、低速の時にタ
ーボを回せなかったりして運転性が著しく悪化します。
また、同じ排気量のエンジンでも、吸排気形状やシリンダーヘッドの種
類によって、大きいターボが回せるエンジンと、全く機能させることが
できないエンジンがありますので、モンスタースポーツでは車種別に設
定しています。
ターボでは無い NA車にターボを付けたいのですが、可能で
すか。
A
NA車にはターボを取り付けることはできません。
ターボエンジンはNAエンジンがベースになっていますが、ターボは発生
熱量と出力が大きいので様々な部品に特殊なチューニングが施されてい
ます。
ピストンやカム、圧縮比やガスケット、そしてオイル潤滑系統や冷却水
の流れ、さらにコンピューター、インジェクターなどの制御系。基本寸
法以外は全く別のエンジンといえます。
このような本格的なチューニング無しで、NAエンジンにターボを取り付
けるとエンジン本体が破損します。
Q
ターボキットを取り付けても車検に通せますか。
A
ノーマル
モンスタースポーツ
Q
ターボキットを付ける時に、一緒に必要な整備はありますか。
A
最も重要なのはオイルとオイル潤滑系統の整備です。もし装着していた
ターボが壊れたついでに、ターボキットに交換するのであれば、再度故
障する可能性が大きいので注意してください。
1分間に 15万回転に達するターボシャフトを支持するのは、オイルとオ
イルの圧力であり、これらに不具合があると新品のターボでも一瞬にし
て故障します。
ターボ故障の多くはオイルの劣化や、オイル通路の詰まり(オイル量の
低下)
、油圧の低下ですので、オイルラインを厳重に点検整備することを
お勧めします。
尚、オイル配管を清掃したり、交換した際は、必ず内部をオイルで満た
してから組み付けてください。エンジンを始動した瞬間にオイルが回ら
ないとターボシャフトが焼きつきます。
Q
ターボの寿命はどれくらいですか。
A
ターボは機械なので、他の工業製品と同じように使用回数や、シャフト
の回転数、使用時の負荷などによって寿命は変わってきます。レース用
のターボは 1レース 500kmを定期交換とするものもあります。反対に長
距離トラックのターボでは、定期点検整備により 30万km以上交換しな
い場合もあります。
ターボキット用のターボも、指定された負荷(過給圧)で適切な燃焼ガ
スが通過するのであれば、5年でも、5万kmでも使用できますが、多くの
場合はターボに無理をさせたり、オイル交換が遅れたり、不適切な添加
剤が注入されたりして故障してしまいます。
46
オイル漏れなどが無ければ、ターボを取り付けること自体は問題になり
ませんが、ターボを取り付けたことによって排気ガスが濃くなって、排
気ガスの濃度検査で規定値から外れる場合は車検に通りません。
ターボキットはアイドリングの一酸化炭素濃度は基準値以下になるよう
に設定してありますが、標準車よりも数値が大きいため、点火の状態や
エアクリーナーの詰まりなどによっては基準値を上回ることがあります。
事前に点検してから検査を受けることをお勧めします。
また、出力が大きくなることによってブレーキや車軸、クラッチ、ドラ
イブシャフトなどに大きな力が加わります。検査前には標準車よりも厳
密な点検整備が必要です。
Fly UP