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「川平地域景観地区計画(素案)」 について提出されたご意見とそれ

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「川平地域景観地区計画(素案)」 について提出されたご意見とそれ
「川平地域景観
川平地域景観地区計画(素案)」
(素案)」
について提出
提出されたご
について
提出されたご意見
されたご意見とそれに
意見とそれに対
とそれに対する市
する市の考え方
平成21年2月10日から3月9日までの一ヶ月間、「川平地域景観地区計画(素案)」について実施したパブリックコメント
(市民の意見)募集では、市民の皆様からご意見が寄せられました。
これらのご意見について整理しましたので、市の考え方とあわせて公表いたします。
今回ご意見をお寄せいただいた皆さまのご協力に厚くお礼申し上げます。
【 パブリックコメントの実
パブリックコメントの実施状況 】
(1) 意見の募集期間平成21年2月10日(火)~平成21年3月9日(月)
(2) 募集方法 ①郵送 ②電子ーメール ③ファックスにより送付 ④窓口持参
(3) 意見の提出者・件数 ・・・ 6名
項目
意見内容
意見に対する市の考え方
建築物の形態意匠の制限
風景計画の景観形成基準が屋根の形状
等を除き、ほぼ踏襲されている。屋根に
ついては、陸屋根が多いという現状を踏
まえ、風景計画の基準で誘導するとのこ
とだが、妥当な判断だと思う。
高さ7m、高さ10mと数値のみ記載す
るのではなく、高さ7m(階数1階以下)、
高さ10m(階数2階以下)と記載すべき
【理由】
景観計画では、陸屋根ではなく切妻、
寄棟などの傾斜屋根を想定しており、場
合によっては、自然地域で2階建て、集
落地域で3階建てが建つ可能性がある
から。
自然風景域では、2階建てにする場
合、市の推奨する赤瓦を載せることがで
きない。
【理由】
限られた面積の中で事業を成立させる
には平屋だけでは困難であり、2~3階
建てが必要となります。本地区計画通り
の高さ制限とした場合、陸屋根が増え、
逆に景観が悪化する恐れがあります。
「赤瓦を載せた場合に限り軒高による制
限とする。」など優遇措置を設けることで
赤瓦屋根の建物も増え、景観も良くなる
ものと思われます。
平屋のみだと建築面積が横に広がり緑
地帯が失われてしまう
【理由】
事業成立上必要な面積を確保すると建
築面積が広がり緑地帯が確保できなくな
る。1~3階建てを地形に合わせバラン
スよく配置することが良好な景観形成に
繋がる。
石垣らしい景観の創出の観点から引き続
き、赤瓦寄棟造りの建築物を推奨していきた
いと考えております。
建築物の高さの最高限度
傾斜地での地盤面の計り方は、建築物
が接する周囲の平均値ではなく最も低い
ところからとすべき
【理由】
この地域は、傾斜地が多く、それを利
用した建築物が多くみられる。
敷地境界線から2mの後退距離を設け
ることについて、山バレー地区は間口が
7~8mの土地ですと3~4m幅の家しか
壁面の位置の制限について
建築できないこととなる。景観条例での
後退距離は1.5mで認められていたの
に今回の景観地区に指定されてから2m
石垣市風景計画の屋根の形態意匠の基準
として勾配屋根と謳っていますが、周辺と調
和のとれた陸屋根であれば、景観への著しい
悪影響はないと思われることなどから階数に
ついて制限を設けることは、想定しておりませ
ん。
良好な景観形成の創出の観点から、寄棟
赤瓦を設置した場合の緩和措置など景観形
成審議会等の意見を聴取し、検討します。
事業成立を大前提とするのではなく、良好
な景観の保全・創出を大前提としていること
から緑地帯の確保も含め、基準の範囲内で
バランスよく建物を配置することが望ましいと
考えます。
「石垣市風景計画」においても、地盤面の考
え方は、建築基準法施行令第2条第2項の規
定を準用しておりますので、統一した考え方
にしたいと思います。
山バレー地区の大半は、「石垣市風景計
画」において、農村風景域の集落地区に位置
づけられています。今回の素案において集落
地区の壁面の位置の制限は、集落という特
性により敷地形状が様々であることから都市
計画の景観地区ではなく既に各種手続きに
を遵守し3~4m幅の家しか建築できなく おいて合意形成が図られている「石垣市風景
なるというのは、納得できない。
計画」において規制誘導していくこととしま
す。
擁壁の制限に関しては、「道路に面す
擁壁については、コンクリートで塗り固めた
る擁壁」として接道部に限るべき
ほうが、管理は容易かと思われますが、それ
【理由】
は、無機質な景観を創出することになり、良
垣・柵・塀と同様の取り扱いとすべきで 好な景観形成が前提である本素案と考え方
はないでしょうか。現実問題として擁壁が が異なります。さらに、周辺環境と調和してい
工作物の形態意匠の制限(擁 他の民有地に接している場合、石張りを ない無機質なものは、道路沿い等の近景だけ
壁)
したり緑化したりは困難ではないでしょう でなく遠景からも散見できることから、川平地
か。とくに石張りが?がれたり草木が伸び 域全体を良好な景観形成の観点により、修景
たりして管理が必要となった場合、隣地 等の措置を講じることとします。また、擁壁築
が民有地の場合、いろいろなトラブルの 造後の管理については、良好な相隣関係の
発生も考えられる。
観点から適切な管理を心掛けていただきます
ようお願いいたします。
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