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第2四半期決算(PDF 3366KB
表紙 2015年11月期 第2四半期決算説明資料 東京証券取引所第一部 シンガポール証券取引所 Copyright © 2015 TOSEI CORPORATION, All Rights Reserved. 証券コード:8923 証券コード:S2D 0 INDEX Ⅰ.2015年11月期上半期・第2四半期の決算概要 (取締役専務執行役員 平野 昇) Ⅱ.2015年11月期の環境認識と事業展開 -P20 (代表取締役社長 山口 誠一郎) <資料編> Ⅰ.トーセイをはじめてご覧になる方へ -P33 Ⅱ.不動産市況の状況 -P39 Copyright © 2015 TOSEI CORPORATION, All Rights Reserved. 2 -P3 Ⅰ. 2015年11月期 上半期・第2四半期の決算概要 Copyright © 2015 TOSEI CORPORATION, All Rights Reserved. 3 連結業績予想の修正 ◆通期(予想) ・ 売上高は前回予想比49億円減の515億円 (一棟販売物件の売却時期見直しのため) ・ 営業利益は前回予想比4.9億円増の65億円、当期利益は前回予想比2.9億円増の35億円 (上期積上げの寄与および上記の売却時期見直しのため) 2015年11月期通期連結業績予想(平成26年12月1日~平成27年11月30日) (百万円) 売上高 営業利益 税引前利益 当期利益 前回予想(A) 1/14発表 56,425 6,000 5,042 3,258 今回予想(B) 7/3発表 51,500 6,500 5,583 3,555 増減額(B-A) ▲ 4,925 499 540 297 増減率(%) ▲ 8.7 8.3 10.7 9.1 (参考)前期実績 (2014年11月期) 49,981 5,560 4,663 2,874 Copyright © 2015 TOSEI CORPORATION, All Rights Reserved. 4 2015年11月期上半期連結決算 業績ハイライト ◆売上高は223億円(前年同期比9.2%増)とほぼ前年並み ◆営業利益は45億円(同84.0%増) 、四半期利益は26億円(同106.0%増)となり、大きく伸長 【売上高】 【営業利益】 【税引前利益】 (百万円) (百万円) (百万円) 1Q 2Q 3Q 4Q 60,000 49,981 50,000 7,000 51,500 6,500 5,560 6,000 (29,158) 40,000 35,070 20,000 5,000 22,889 22,343 6,633 7,589 3,000 10,817 9,118 10,000 15,501 11,339 11,525 2013.11月期 2014.11月期 2015.11月期 (7/3予想) 4,550 1,986 3,914 300 859 4,000 5,973 6,006 30,000 (1,950) 2,185 1,137 873 1,000 1,616 1,600 2013.11月期 2014.11月期 2,365 40,000 35,070 30,000 11,098 3,914 4,550 3,330 5,000 1,398 2013.11月期 -10,000 2014.11月期 2,000 2,414 1,590 1,000 4,210 958 1,078 4,162 1,829 1,661 -582 -249 2014.11月期 2015.11月期 上半期 2015.11月期 (7/3予想) 【四半期利益】 10.4%(予想) 9.2% 669 174 73 123 761 418 213 2013.11月期 Copyright © 2015 TOSEI CORPORATION, All Rights Reserved. 227 -1,233 -1,388 -1,000 1,500 593 806 2014.11月期 5 1,000 327 500 -658 0 92 88 2015.11月期 上半期 10% 3,555 7.1% 2,874 (902) 8% 2,653 2,500 432 6,112 3,459 2013.11月期 2,190 3,500 3,000 1,447 3,000 13,759 440 1,427 4,000 3,300 10,000 -481 1,408 1,000 ROE 内部取引 16,347 3,541 672 879 オルタナティブインベストメント事業 22,343 0 978 1,980 4,500 20,000 1,419 1,683 (百万円) 5,560 不動産管理事業 34,743 2,703 3,000 3,222 146 688 <営業利益:セグメント別> 7,000 不動産賃貸事業 不動産ファンド事業 4,170 4,000 2015.11月期 (7/3予想) 不動産開発事業 49,981 50,000 (1,413) 0 (百万円) 不動産流動化事業 4,663 5,000 2,000 2,000 <売上高:セグメント別> (百万円) 5,583 1,101 0 0 6,000 2,006 82 461 1,041 595 415 6% 1,263 4% 544 867 872 2013.11月期 2014.11月期 1,390 2% 0% 2015.11月期 (7/3予想) 2015年11月期上半期 連結決算概要 (百万円) '14.11期 上半期 '15.11期 上半期 増減 構成比 20,458 100.0 構成比 22,343 100.0 売上原価 15,903 77.7 15,272 68.4 -630 -4.0 売上総利益 4,554 22.3 7,070 31.6 2,515 55.2 販管費等 2,081 10.2 2,519 11.3 438 21.0 2,473 12.1 4,550 20.4 2,077 84.0 -373 - -380 - -6 1.9 2,100 10.3 4,170 18.7 2,070 98.6 812 - 1,516 - 704 86.8 四半期利益 1,288 6.3 2,653 11.9 1,365 106.0 四半期包括利益 1,289 6.3 2,782 12.5 1,493 115.9 EPS(円) 26.68 54.97 28.29 106.0 ROE(%) (年換算) 8.4 15.7 7.3P ROA(%) (年換算) 5.4 9.8 4.4P 売上高 営業利益 金融収益・費用(純額) 税引前四半期利益 法人所得税 ※ROE=四半期利益(上半期×2) ÷((前期末資本 + 当第2四半期末資本)÷2) ※ROA=税引前四半期利益(上半期×2) ÷((前期末資産+ 当第2四半期末資産)÷2) Copyright © 2015 TOSEI CORPORATION, All Rights Reserved. 6 増減率 1,884 9.2 不動産流動化事業 -2015年11月期上半期- ◆上半期の営業利益は33億円まで伸張、前期の通期分並みの利益を半年間で達成 ◆1棟販売:“東陽町トーセイビル”“新宿六丁目ビル” などの収益オフィスビル、マンションを18棟販売 ◆Restyling:“ヒルトップ横濱根岸”“ヒルトップ横浜東寺尾“等7物件で計34戸を販売 売上高・売上総利益率 売上高(1棟販売) 百万円 売上高(Restyling) 20,000 19,024 717 18,000 主な販売物件 売上総利益率 29.6% 2Q 2Q 30% 27.1% 22.5% 16,000 14,000 20% 16.1% 12,000 18,306 10,000 10.7% 8,000 6,891 712 6,000 5,944 403 ◆12.2% (14.11期 通期 売上総利益率) 4,000 6,179 2,000 9.6% 2,883 204 5,540 7,207 541 6,552 566 6,666 新宿六丁目ビル(借地権) 2Q 5,985 1Q 2,679 0 東陽町トーセイビル 10% 0% 14.11期 1Q 14.11期 2Q 14.11期 3Q 14.11期 4Q 15.11期 1Q 15.11期 2Q (単位:百万円) 売上高 売上総利益 営業利益 '14.11期 上半期 '15.11期 上半期 通期 12,835 1,748 1,269 34,743 4,226 3,330 13,759 3,907 3,300 通期(7/3予想) 34,204 5,341 4,290 ※売上総利益は、以下の低価法適用額が売上原価に計上されています。 【’14.11期4Q】▲260百万円 Copyright © 2015 TOSEI CORPORATION, All Rights Reserved. 7 渋谷四丁目ビル 浅草橋一丁目ビル 不動産開発事業 -2015年11月期上半期- ◆“THEパームスコート三ッ池公園”“THEパームスコート文京本駒込”などの戸建住宅57戸 (11 プロジェクト)のほか、収益マンション“THEパームス西台”1棟、宅地等を販売 売上高・売上総利益率 主な販売物件など 戸建住宅 3000 2500 2,522 収益マンション 戸建・宅地 分譲マンション オフィス 25.7% 売上総利益率 ◆19.5% 21.7% 2000 19.3% 957 30% 15.1% 1,532 1500 2,324 (14.11期 通期 売上総利益率) 591 1,838 1,732 1,838 630 1,532 20% 17.7% 1,426 1000 1,564 21.0% 10% 1,423 THEパームスコート文京本駒込 500 THEパームスコート柏初石 569 0 14.11期 1Q (単位:百万円) 売上高 売上総利益 営業利益 60 14.11期 2Q 14.11期 3Q '14.11期 上半期 3 14.11期 4Q '15.11期 上半期 通期 3,153 643 289 0% 15.11期 1Q 6,112 1,192 432 15.11期 2Q 通期(7/3予想) 4,162 7,949 983 1,673 593 887 ※売上高は、内部売上高を含みます。 ※売上総利益は、以下の低価法適用額が売上原価に計上されています。 【’14.11期4Q】▲24.8百万円 Copyright © 2015 TOSEI CORPORATION, All Rights Reserved. 8 THEパームスコート三ツ池公園(イメージ図) 不動産流動化・開発 仕入進捗 <仕入額・在庫の状況> ◆上半期の仕入総額は、引渡ベースで258億円相当(売上想定)※ ※固定資産1棟 8億円含む 流動化16物件[オフィスビル10棟※、収益マンション2棟、土地4件]、開発1物件[戸建1プロジェクト]取得 ◆ 契約ベースでは、5月末時点で325億円相当まで進捗 年間仕入額の推移(引渡ベース、売上想定) 棚卸資産の状況 (売上想定規模の推移) 都心の中小規模物件の仕入をメインとしつつも、大型物件や 郊外駅前立地の優良収益物件等を積極的に取得 物件の特性や立地、マーケットニーズを見極めながら、 再生潜在力の高い物件の取得を戦略的に進める (百万円) 50,000 D 開発 R 流動化 49,054 D 3,723 店舗 ・オフィス 45,000 D 6,966 戸建 契約ベースでは、2015 年5月末時点において 約325億円まで進捗 40,000 R4,424 35,000 30,000 25,000 9,851 D 4,992 戸建 分譲 15,000 10,000 R 6,817 収益 オフィス R 8,578 収益 マンション 収益 マンション 上半期の仕入進 捗(引渡ベース)は 約258億円 (6,640) 25,865 D 404 R 870 その他 R 2,669 収益マンション R 北柏マンション 収益 オフィス 24,848 (固定資 産約14 億円含 む) 収益 オフィス 21,922 (固定資産 約8億円含む) 収益 オフィス 2013年 期末 2014年 期末 店舗・オフィス 18,497 27,185 40,371 マンション 22,709 13,881 14,240 戸建 13,225 15,247 12,288 393 4,243 3,998 54,825 60,557 70,898 その他 合計 2012.11 2013.11 2014.11 2015.11 2Q Copyright © 2015 TOSEI CORPORATION, All Rights Reserved. 9 亀戸六丁目ビル (百万円) R D 253 R1,300 その他 R D3,562 マンション 9,576 520 R R4,356 Restyling 収益 マンション 5,000 (32,504)(契約ベース進捗5月末時点) 戸建 賃貸 アパート 20,263 20,000 その他 31,969 R D 2,410 店舗 ・オフィス 9,093 D 2Q 2Q 2015年 2Q 不動産賃貸事業 -2015年11月期上半期- ◆新たに取得した収益オフィスビル・マンションの稼働率向上に向けてリーシングに注力 売上高・売上総利益率 保有物件の内訳 百万円 売上高(流動資産) 1,400 売上高(Restyling) 70% 売上総利益率) 1,172 60.8% 62.4% 1,174 60% 1,077 800 50.9% 847 786 809 40% 811 462 434 30% 605 400 78 71 273 300 200 (棟) 66 296 57 62 301 20% 51 327 10% 324 0 0% 14.11期 1Q 14.11期 2Q 14.11期 3Q 14.11期 4Q 流動資産 ※1 Restyling 固定資産 50% 53.1% 705 600 981 45.9% 1,000 オフィス、商業施設 25件 19件 マンション 4件 その他 売上総利益率 ◆60.0% (14.11期 通期 64.9% 1,200 売上高(固定資産) 15.11期 1Q 15.11期 2Q 70 60 50 40 30 20 10 0 60 53 40 11 45 12 64 64 62 12 12 12 12 11 15 20 27 14 14 14 33 36 36 34 15 16 16 16 51 49 48 10 10 10 25 22 21 16 17 17 13.1Q 13.2Q 13.3Q 13.4Q 14.1Q 14.2Q 14.3Q 14.4Q 15.1Q 15.2Q ※1 流動資産のうち賃貸収入がある物件 (単位:百万円) 売上高 売上総利益 営業利益 '14.11期 上半期 '15.11期 上半期 通期 1,863 1,189 1,151 4,210 2,526 2,414 通期(7/3予想) 1,829 3,930 888 1,974 806 1,792 ※売上高は、内部売上高を含みます。 Copyright © 2015 TOSEI CORPORATION, All Rights Reserved. 10 <前期末14.4Qからの増減> 新規取得による増加 +7件 売却による減少 ▲9件 明渡しによる減少 ▲1件 差引合計 ▲3件 不動産ファンド・コンサルティング事業 -2015年11月期上半期- ◆大型案件の新規AM受託により受託資産残高が大きく伸張し、約5,000億円規模まで成長 引き続き、受託資産残高の増大に向けて新ファンド組成等の取り組みを促進 売上高・売上総利益率 (百万円) アクイジションフィー インセンティブフィー 売上総利益率 AMフィー ディスポジションフィー 仲介手数料・その他 百万円 アセットマネジメント受託資産残高の推移 100% 600 96.2% 95.2% 92.5% 500 92.9% 94.7% 90.4% 私募ファンド 600,000 ※ 493,869 500,000 80% 400,000 60% 300,000 169,073 400 311,335 257 189 180 200 103 18 84 64 91 42 5 35 2 59 69 0 131 72 3 209,143 16 40% 181 売上高 売上総利益 営業利益 '14.11期 上半期 230 20% 0% 通期 475 447 108 958 889 174 69,108 85,771 248,028 98,679 16,618 17,434 170,115 100,000 192,525 216,796 17,434 225,564 149,349 113,057 53 '15.11期 上半期 300,607 285,904 307,360 14.11期 1Q 14.11期 2Q 14.11期 3Q 14.11期 4Q 15.11期 1Q 15.11期 2Q (単位:百万円) 200,000 23,130 241,005 17 90 264,135 171 294 294 88 100 CRE 503 84 300 REIT 通期(7/3予想) 761 1,541 728 1,468 327 596 ※売上高は、内部売上高を含みます。 Copyright © 2015 TOSEI CORPORATION, All Rights Reserved. 11 0 09 /11 10/11 11/11 12/11 13/11 14/11 15/5 ※グラフの紫色部分は、CREの残高を表示しています。 当社においてCRE受託は、「企業価値最大化を目指して長期的・全社的な経営戦略の視 点に立ち、企業不動産を最適かつ効率的に運用する方針・技術」に関して、不動産のプ ロフェッショナルの観点で総合的なコンサルティングを行うことと定義しています。 不動産管理事業/オルタナティブインベストメント事業 不動産管理事業 オルタナティブインベストメント事業 ◆代物弁済にて取得した不動産の賃貸収入や、M&Aにて 取得したスポーツクラブ運営に伴う会費収入が売上に寄 与。引き続きオルタナティブ投資機会獲得に向けて注力 ◆サービス拡充に加えて新規業務受託、利益率改善に 努め、安定的な収益を確保 売上高・売上総利益率 1,500 売上高・売上総利益率 百万円 売上高 29.0% 売上総利益率 27.3% 27.0% 30.5% 28.0% 30% 926 910 834 787 848 700 70% 67.6% 586 600 812 60% 20% 55.0% 500 500 10% (14.11期 通期 売上総利益率) 400 518 '14.11期 上半期 売上高 売上総利益 営業利益 '15.11期 上半期 通期 1,745 469 146 3,459 934 227 1,661 486 88 通期(7/3予想) 3,484 966 115 100 74 0 36 38 14.11期 1Q (単位:百万円) ビル管理 マンション管理 計 14.1Q 348 205 553 14.2Q 350 201 551 14.3Q 14.4Q 15.1Q 15.2Q 354 351 348 354 202 193 192 189 556 554 540 543 Copyright © 2015 TOSEI CORPORATION, All Rights Reserved. 30% 25.6% 204 204 213 169 171 20% 115 ※売上高は、内部売上高を含みます。 【管理棟数】 40% 28.0% 200 14.11期 1Q 14.11期 2Q 14.11期 3Q 14.11期 4Q 15.11期 1Q 15.11期 2Q (単位:百万円) 27.4% 212 0% 50% ◆26.4% 300 0 売上高(スポーツクラブ運営) 売上高(賃貸) 売上高(物件売買) 売上高(コンサルティング報酬) 売上総利益率 百万円 24.6% 1,000 -2015年11月期上半期- 12 売上高 売上総利益 営業利益 172 10.4% 36 31 66 30 29 14.11期 2Q 14.11期 3Q 14.11期 4Q '14.11期 上半期 31 1,078 284 213 2 15.11期 1Q '15.11期 上半期 通期 661 111 117 3 11 31 15.11期 2Q 10% 0% 通期(7/3予想) 418 913 111 300 92 241 ※売上高は、内部売上高を含みます。 バランスシート要旨(連結)① -資産の部- (百万円) 2014年 11月末 資産合計 現金及び 現金同等物 棚卸資産 (不動産) 投資不動産・ 有形固定資産 その他資産 減少 2015年 2月末 増加 減少 6ヶ月累計 2015年 5月末 増加 80,858 3,466 84,324 5,918 90,243 16,100 1,750 17,851 -1,042 16,809 減少 増加 +9,385 A +708 41,565 6,805 8,577 43,337 6,229 12,501 49,610 B 13,034 17,151 47 682 17,786 49 28 17,765 C 6,040 -691 5,349 A:現金及び現金同等物の増減 ・現金及び現金同等物は前期末比708百万円の 増加 C:投資不動産・有形固定資産の増減 ・固定資産を1棟取得(665百万円)により、前期末比 615百万円の増加。 +709 6,058 21,079 96 711 +17 B:棚卸資産の増減 ・仕入等が物件売却を上回り、棚卸資産は前期末比8,045百万円の増加 (単位:百万円) 新規仕入 増加要因 建築費/VU等 振替・その他 物件売却 減少要因 振替・その他 計 Copyright © 2015 TOSEI CORPORATION, All Rights Reserved. 13 '15.11期 1Q 7,777 800 ▲ 6,805 ▲ 6,805 8,577 '15.11期 2Q 11,367 1,134 2Q累計 19,144 1,934 ▲ 6,229 ▲ 13,034 ▲ 6,229 12,501 ▲ 13,034 21,079 バランスシート要旨(連結)② -負債・資本の部- (百万円) 2014年 11月末 増加 減少 2015年 2月末 6ヶ月累計 2015年 5月末 増加 減少 増加 減少 負債・資本合計 80,858 +3,466 84,324 +5,918 90,243 +9,385 負債合計 48,130 +2,549 50,679 +4,632 55,312 +7,181 借入金 40,404 8,871 12,409 43,942 10,552 14,447 47,838 短期借入金 5,380 1,984 2,263 5,659 1,447 4,840 長期借入金 35,024 6,887 10,146 38,283 9,104 9,607 その他負債 資本合計 自己資本比率 (%) 19,424 26,857 9,053 3,431 7,104 38,785 15,992 19,753 7,725 -988 6,736 +737 7,473 32,727 +917 33,645 +1,286 34,931 40.5 -0.6 39.9 -1.2 38.7 A:借入金の増減 ・物件仕入が売却を上回ったことに よる借入の増加および借換等により、 (単位:百万円) 短期 前期末比74億円の増加 ・新規仕入17物件※(簿価:約197億円) に対する新規借入として、 約173億円を調達 (LTVは約88%) ※固定資産1物件(簿価:約6億円)を含みます 長期 増加要因 新規借入 長期→1年内長期 その他借入(借換等) 減少要因 売却返済 その他返済(借換・約定等) 資金長期化等 増加要因 新規借入 その他借入(借換等) 資金長期化等 減少要因 売却返済 その他返済(借換・約定等) 長期→1年内長期 計 Copyright © 2015 TOSEI CORPORATION, All Rights Reserved. 14 7,104 ▲ 1,804 ▲ 1,587 ▲ 40 17,342 2,371 40 ▲ 8,526 ▲ 361 ▲ 7,104 ▲ 19,424 26,857 A -251 B +2,203 -1.8 B:資本の増減 ・利益剰余金の積上げによる 増加(26.5億)ならびに有価 証券評価差額等(1.2億)、配 当金の支払(▲5.7億円)によ る減少等の結果、 資本は前 期末比22億円増加 棚卸資産の状況<内訳> (百万円) 2015年5月末 棚卸資産残高 想定売上規模 49,610(59件) 70,898 棚卸資産残高の内訳 物件タイプ別 内訳 想定売上規模 棚卸資産 不動産流動化 (オルタナティブ含む) 不動産流動化 (オルタナティブ含む) 不動産開発 想定売上規模 合計 不動産開発 オフィスビル 25,357 (18件 ) 3,378 (3件 ) 32,130 8,240 40,371 マンション 11,666 (18件 ) 0 (0件 ) 14,240 0 14,240 - (-) 6,135 (16件 ) - 12,288 12,288 3,071 (4件 ) - (-) 3,998 - 3,998 40,095 (40件 ) 9,514 (19件 ) 50,369 20,529 70,898 戸建 その他 合計 ※ 上記売上想定額は、2Q末現在において入手可能な情報から得られた当社の判断に基づいており、実際の業績は、様々な要素により、大きく異 なる結果となる場合があります。 ※ 上記棚卸資産は、期末現在の簿価であり、今後、バリューアップ及び建築費用等により増加いたします。 Copyright © 2015 TOSEI CORPORATION, All Rights Reserved. 15 棚卸資産の状況<売上想定推移> ◆2015年2Q末時点の棚卸資産(売上想定)は708億円。 (百万円) 2008年 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2Q 期末 期末 期末 期末 期末 期末 期末 オフィス ビル 60,487 31,264 22,251 15,206 18,595 18,497 27,185 40,371 マンション 14,327 12,844 30,589 26,627 23,476 22,709 13,881 14,240 ― ― 558 3,727 7,701 13,225 15,247 12,288 その他 1,672 479 220 1,021 354 393 4,243 3,998 合計 76,487 44,588 53,620 46,581 50,127 54,825 60,557 70,898 戸建 Copyright © 2015 TOSEI CORPORATION, All Rights Reserved. 16 キャッシュ・フロー計算書要旨(連結) (百万円) '14.11期 上半期① ※1 営業活動によるキャッシュ・フロー 営業活動による キャッシュ・フロー ※1 増減 ②-① '15.11期 上半期② -9,545 -5,365 4,180 2,100 4,170 2,070 90 106 15 -11,344 -7,998 3,346 -392 -1,643 -1,251 -1,780 -161 1,619 -8 -23 -15 -1,094 -687 407 549 1,226 11,202 6,235 -4,967 借入金の増減額 12,159 7,435 -4,724 配当金の支払額 -383 -577 -193 利息の支払額 -571 -620 -48 -0 -1 -0 -122 708 831 14,711 16,100 1,388 -0 -0 -0 14,589 16,809 2,220 税引前四半期利益 減価償却費 棚卸資産の増減額 その他 投資活動によるキャッシュ・フロー 有形固定資産の増減額 投資不動産の増減額 その他 財務活動によるキャッシュ・フロー -676 その他 現金及び現金同等物の増減額 現金及び現金同等物の期首残高 現金及び現金同等物に係る換算差額等 現金及び現金同等物の四半期末残高 Copyright © 2015 TOSEI CORPORATION, All Rights Reserved. ※2 17 営業キャッシュ・フローは53 億円のマイナスとなった。 税引前四半期利益41億円、 棚卸資産の増加による▲79 億円、法人所得税の支払額 ▲13億円等が主要因。 財務活動による キャッシュ・フロー※2 財務キャッシュ・フローは62 億円のプラスとなった。借入 金の純増74億円と配当金支 払い▲5.7億円、利息の支払 い▲6.2億円等が主要因。 セグメント別業績概要(連結)① -売上高・売上原価- (百万円、%) 売上高 合計 不動産流動化事業 不動産開発事業 不動産賃貸事業 不動産フ ァン ド ・ コ ン サルテ ィン グ事業 不動産管理事業 オルタナティブインベストメント事業 内部取引 売上原価 合計 不動産流動化事業 不動産開発事業 不動産賃貸事業 不動産フ ァン ド ・ コ ン サルテ ィン グ事業 不動産管理事業 オルタナティブインベストメント事業 内部取引 '14.11期 上 半 期 '15.11期 上 半 期 構成比 20,458 12,835 3,153 1,863 475 1,745 661 -275 100.0 62.7 15.4 9.1 2.3 8.5 3.2 - '14.11期 上 半 期 構成比 22,343 13,759 4,162 1,829 761 1,661 418 -249 Copyright © 2015 TOSEI CORPORATION, All Rights Reserved. 77.7 86.4 79.6 36.1 5.9 73.1 83.2 18 100.0 61.6 18.6 8.2 3.4 7.4 1.9 - '15.11期 上 半 期 売上原価率 15,903 11,086 2,509 673 27 1,275 549 -219 増減 増減率 1,884 924 1,009 -34 285 -84 -242 26 増減 増減率 売上原価率 15,272 9,852 3,179 940 32 1,175 306 -213 68.4 71.6 76.4 51.4 4.3 70.7 73.2 - 9.2 7.2 32.0 -1.8 60.2 -4.8 -36.7 - -630 -1,234 669 266 4 -100 -243 6 -4.0 -11.1 26.7 39.6 17.9 -7.9 -44.3 - セグメント別業績概要(連結)② -売上総利益・営業利益- 資料編 (百万円、%) 売上総利益 合計 不動産流動化事業 不動産開発事業 不動産賃貸事業 不動産フ ァン ド ・ コ ン サルテ ィン グ事業 不動産管理事業 オルタナティブインベストメント事業 内部取引 営業利益 合計 不動産流動化事業 不動産開発事業 不動産賃貸事業 不動産フ ァン ド ・ コ ン サルテ ィン グ事業 不動産管理事業 オルタナティブインベストメント事業 本社経費等 '14.11期 上 半 期 '15.11期 上 半 期 売上総利益率 4,554 1,748 643 1,189 447 469 111 -56 22.3 13.6 20.4 63.9 94.1 26.9 16.8 - '14.11期 上 半 期 Copyright © 2015 TOSEI CORPORATION, All Rights Reserved. 12.1 9.9 9.2 61.8 22.8 8.4 17.7 19 増減率 売上総利益率 7,070 3,907 983 888 728 486 111 -36 31.6 28.4 23.6 48.6 95.7 29.3 26.8 - '15.11期 上 半 期 営業利益率 2,473 1,269 289 1,151 108 146 117 -609 増減 2,515 2,159 339 -301 280 16 0 19 増減 増減率 営業利益率 4,550 3,300 593 806 327 88 92 -658 20.4 24.0 14.3 44.1 43.0 5.3 22.1 - 55.2 123.5 52.8 -25.3 62.8 3.5 0.5 - 2,077 2,031 303 -345 218 -57 -24 -49 84.0 160.1 105.0 -30.0 201.5 -39.5 -21.1 - Ⅱ. 2015年11月期の環境認識と事業展開 Copyright © 2015 TOSEI CORPORATION, All Rights Reserved. 20 2015年11月期の業績予想 Revitalization -売上・利益項目概要- Development Rental Fund and Consulting 売上高 営業利益 Property Management Alternative Investment (百万円) Revitalization Internal Transactions 不動産流動化事業 Development 不動産開発事業 Rental 不動産賃貸事業 Fund and Consulting 不動産ファンド・コンサルティング事業 Property Management 不動産管理事業 オルタナティブインベストメント事業 Alternative Investment 内部取引 Internal Transactions (百万円) 60,000 (百万円) 7,000 6,000 営業利益率 11.8% 5,560 11.2% 51,500 4,000 3,000 6,500 14% 12.6% 12% 11.1% 5,000 49,981 50,000 60,000 税引前利益 50,000 34,743 40,000 6% 30,000 2,000 1,000 2% 1,000 0% 0 2012年11月期 34,743 ROE 4,000 3,555 7.1% 16,347 10,000 10,000 6,112 2,510 3,500 799 0 0 3,500 844 -698 2,703 1,419 4,210 2,703 958 1,419 3,541 844 440 3,541 913 966 オルタナティブインベストメント事業 1.8% 1,000 4% 2% 0 0% 2012年11月期 2013年11月期 2014年11月期 2015年11月期 (7/3予想) -523 -582 -554 -481 -698 2012.11月期 2013.11月期 2014.11月期 2015.11月期 (7/3予想) FY2013 FY2014 FY2015 (7/3予想) Copyright © 2015 TOSEI CORPORATION, All Rights Reserved. FY2012 6% 不動産管理事業 6.8% 3,484 1,078 3,587 1,078 -582 ファンド・コンサルティング事業 3.0% 1,541 958 3,886 8% 2,006 1,465 不動産賃貸事業 7.6% 3,930 4,210 3,459 1,251 3,459 440 -481 8,443 2,874 5.7% 不動産開発事業 15.4% 2,000 11,259 2,510 799 7,949 6,112 10% 9.2% 3,000 16,347 11,259 12% 10.4% 24,195 20,000 2014年11月期 ※ROE=当期利益 ÷((前期末資本 + 当期末資本)÷2) 11,098 5,980 2013年11月期 当期利益 (百万円) 5,000 5,980 20,000 2,218 2,000 4% 38,844 11,098 35,070 24,195 3,222 3,000 2,856 不動産流動化事業 66.4% 34,204 4,663 8% 2012年11月期 2013年11月期 2014年11月期 2015年11月期 (7/3予想) 35,070 30,000 5,000 4,000 3,914 0 40,000 5,583 10% 56,425 49,981 6,000 21 2015年11月期 (7/3予想) 2015年11月期の業績予想 -セグメント概要2013年11月期 2014年11月期① 構成比 売上高 2015年11月期(予想)② 構成比 構成比 7/3修正 51,500 100.0 35,070 100.0 49,981 100.0 不動産流動化事業 11,098 31.6 34,743 69.5 34,204 不動産開発事業 16,347 46.6 6,112 12.2 増減(②-①) 増減率 1,518 3.0 66.4 -538 -1.6 7,949 15.4 1,836 30.0 不動産賃貸事業 2,703 7.7 4,210 8.4 3,930 7.6 -280 -6.7 不動産ファンド・コンサルティング事業 1,419 4.0 958 1.9 1,541 3.0 582 60.8 不動産管理事業 3,541 10.1 3,459 6.9 3,484 6.8 24 0.7 440 1.3 1,078 2.2 913 1.8 -165 -15.3 オルタナティブインベストメント事業 内部取引 -481 - -582 - -523 - 58 - 8,678 24.7 9,962 19.9 11,653 22.6 1,691 17.0 不動産流動化事業 2,112 19.0 4,226 12.2 5,341 15.6 1,115 26.4 不動産開発事業 2,779 17.0 1,192 19.5 1,673 21.0 480 40.3 不動産賃貸事業 1,671 61.8 2,526 60.0 1,974 50.2 -552 -21.9 不動産ファンド・コンサルティング事業 売上総利益 ※オレンジ枠の部分は 売上総利益率、 65.1 営業利益率を 表示しております 3.4 1,248 88.0 889 92.8 1,468 95.3 578 不動産管理事業 850 24.0 934 27.0 966 27.7 32 オルタナティブインベストメント事業 101 23.1 284 26.4 300 32.9 16 5.6 20 - 本社経費等 営業利益 -86 - -90 - -70 - 3,914 11.2 5,560 11.1 6,500 12.6 939 16.9 不動産流動化事業 1,398 12.6 3,330 9.6 4,290 12.5 959 28.8 不動産開発事業 1,447 8.9 432 7.1 887 11.2 454 105.2 不動産賃貸事業 1,590 58.8 2,414 57.3 1,792 45.6 -621 -25.8 不動産ファンド・コンサルティング事業 669 47.2 174 18.3 596 38.7 421 240.9 不動産管理事業 123 3.5 227 6.6 115 3.3 -111 -49.2 73 16.6 213 19.8 241 26.4 27 12.7 オルタナティブインベストメント事業 本社経費等 -1,388 - -1,233 - -1,423 - -189 - 金融収益・費用(純額) -692 - -897 - -916 - -19 - 5,583 10.8 919 19.7 2,028 - 238 - 681 23.7 税引前利益 法人所得税 当期利益 3,222 1,215 2,006 9.2 - 4,663 1,789 5.7 Copyright © 2015 TOSEI CORPORATION, All Rights Reserved. 2,874 22 9.3 5.8 3,555 6.9 (百万円、%) 事業戦略 – 中期経営計画Advancing Together 2017の注力テーマ- 成長ドライバーである 3事業の強化 不動産流動化事業 不動産開発事業 不動産ファンド・コンサルティング事業 Copyright © 2015 TOSEI CORPORATION, All Rights Reserved. 23 不動産流動化事業の取り組み ◆ 好況な不動産市況のもと、投資市場向け商品の仕入・販売拡大を目指す 環境認識 国内不動産の売買取引は依然活発 ・上場企業の2014年度取引額は5兆3千億円(前年度比15%増) ・企業収益改善により、実需も増加 ・銀行の不動産業向け、J-REIT向け融資姿勢は良好 東京のオフィスイールドスプレッドは世界でもトップクラス ・先高感に加え円安効果もあり、海外投資家の投資意欲は旺盛 ・外資系法人による2014年度物件取得は前年度比2.8倍の1.2兆円 にのぼり、国内の取引を牽引 収益オフィスの空室率改善続く ・都心5区のオフィス賃料は小幅に改善進む ・既存ビルを中心に空室解消進み、空室率は3.8%前後まで低下 J-REITによる取得は停滞気味 ・地価上昇を受けてCapレートが低下 J-REITの物件取得は堅調ながら、厳しい環境 市況過熱感への警戒 ・都心では局地バブルも見られ、常に注視が必要 仕入目標イメージ(売上想定換算) 注力戦略 Ⅰ.ブルーオーシャン・ストラテジー 膨大なストックがあり、競合が少ない市場で事業拡大を目指す マーケットを慎重に見極めつつ、仕入を強化 Ⅱ. バリューアップ・ストラテジー トーセイオリジナルのバリューアップ戦略で、 競争力ある商品を市場に供給 機動的なリーシングで早期高収益化 Copyright © 2015 TOSEI CORPORATION, All Rights Reserved. 今後の大型オフィス供給は過去平均を上回る ・今後5年の供給予定量は過去平均の103万㎡/年を上回 る112万㎡/年となる見込みであるが、需要増加により、 市場は吸収見込み 2014年度 490億円 開発 106億円 流動化 384億円 24 2015年度 600億円 開発 150億円 (計画) 2017年度 800億円 (計画) 開発 200億円 流動化 600億円 流動化 450億円 不動産流動化事業の取り組み “ブルーオーシャン・ストラテジー” ブルーオーシャン・ストラテジー 膨大なストックがあり、競合が少ない “ブルーオーシャン” で戦う ① 不動産ストック量 国内不動産ストック 約2,500兆円 (土地 約1,200兆円 建物等1,300兆円) 企業不動産 約470兆円 (オフィス・商業施設) 公的不動産 約580兆円 収益不動産 約96兆円 東京23区 約40兆円 (REIT・私募ファンド 保有分除く ) REIT保有高 約11兆円 地方公共団体所有不動産 約426兆円 私募ファンド 保有高 約12兆円 その他 約1,450兆円 (住宅、耕地、林地など) 中小・築古不動産市場の ストックは膨大 トーセイの売上が 1,000億円の場合 市場占有率はわずか 約 ② 不動産流通量 首都圏売買流通量(10億未満物件)は約8~10兆円と推計 (オフィス・マンション・商業施設・倉庫) 出所:国交省、民間シンクタンクデータより当社推計。 2015年2Q時点において入手可能な情報から推計した算定値のため、今後の入手情報等により変動致します。 Copyright © 2015 TOSEI CORPORATION, All Rights Reserved. 25 競合が少ない 魅力的な市場 1 % 不動産流動化事業の取り組み “バリューアップ・ストラテジー” トーセイのバリューアップ・ストラテジー ”単なる転売では生き残れない” 不動産価格上昇局面では容易に稼げるが、永遠には上昇しない 単なる転売ではマーケットの変動の影響をコントロールできない ― トーセイのバリューアップ・ステップ ― 老朽化により価値が毀損した 高ポテンシャル物件を発掘し、廉価で仕入 立地・物件特性・ニーズを見極めたソリューション を施し、競争力ある物件へと価値再生 リーシングで収益性を早期向上 将来のマーケット上昇を期待した仕入れは行わない 独自の再生項目 『Value UP 32』 を用いて価値を創出 常にコストパフォーマンスとデザイン性のバランスを重視 (再生に過度な投資は不要) 周辺のマーケット動向やテナントニーズを見極め、 機動的にリーシングを実施 独自のバリューアップ項目”Value UP 32“を用いた再生フロー 「安心&安全」「洗練&快適」「サスティナブル&エコロジー」を提供 Value UP 32 カテゴリ 土地 建物全体 建物外部 建物共用・専用 テナント 項目数 計 4 16 4 6 2 32 主なチェックポイント 境界や土壌汚染、埋蔵文化財等 遵法性、耐震性、各種設備等 屋上、屋根外壁、外部付帯物等 エントランス、ホール、各種設備・仕様等 テナント入居状況等 Copyright © 2015 TOSEI CORPORATION, All Rights Reserved. 初台ビル 学習塾からオフィスへ 用途変更 26 東陽町トーセイビル 環境配慮に加え、テナントの利便性・快適性を改善 不動産開発事業の取り組み 多彩な開発メニューが強み(オフィスビル・住宅・商業施設) 土地の特性・マーケットニーズを見極め、競争力ある商品開発で収益拡大を目指す 環境認識 マンション・戸建住宅の需要は底堅い ・分譲マンション、戸建住宅はデベロッパーの供給調整により 需要は安定的 ・2015年の分譲マンション供給戸数は前年実績45,000戸と同水準、 分譲戸建着工戸数は前年実績約59,000戸を上回る見通し 用地取得競争の激化 ・不足、地価高騰により仕入競争が激化 ・ハウスメーカー、マンションデベロッパーも戸建分譲に参入 マンション・オフィス(RC/SRC)の建築費高騰 住宅取得支援施策による需要喚起 ・住宅エコポイント、フラット35金利引き下げ ・政策効果もあり、大手ハウスメーカーの受注動向は回復傾向 戸建住宅(木造)の建築費上昇は緩やか 大型戸建プロジェクト 注力戦略 THEパームスコート越谷レイクタウン 全68邸 (イメージ図) Ⅰ.戸建住宅にターゲットを絞り、用地取得・開発を推進 戸建供給年間300戸体制を目指す エリア対象を広げ、首都圏郊外でも仕入れ拡大 グリップが強い地場業者の開拓、信頼構築により用地取得率を上げる 立地・規模に合わせて多彩な開発を展開 100区画規模の大型分譲案件の取り組みを開始 (柏初石95区画、越谷レイクタウン68区画など) Ⅱ.顧客満足度を最大化する商品企画力・販売力の強化 1ランク上の品質と価格設定で、住まいに「プラスα」を求めるアッパーミドル層へ訴求 エリア、顧客マーケティングに基づく家づくりの推進 「THE パームス」ブランドの認知度向上 販売代理業者との連携を強化 Copyright © 2015 TOSEI CORPORATION, All Rights Reserved. 27 風と緑で繋がる街” 「ブリーズガーデン」構想 不動産ファンド・コンサルティング事業の取り組み ファンド受託資産残高伸張に向けた取り組みを継続 (私募ファンド・CRE) 環境認識 国内不動産ファンド市場規模は26兆円まで拡大 ・私募ファンド13.4兆円、J-REIT市場12.6兆円(2014.12月末) ・長期投資を前提とする資金の受け皿として私募リートも増加傾向。 運用総額は1兆円超まで成長 外資系ファンドによるインバウンド投資が盛んに ・ニューヨークやロンドン、香港の物件価格が上昇。円安基調で 相対的に東京の不動産の魅力が増す ・シンガポール、台湾、香港などアジア系の外資系投資会社が 東京都心部の高級オフィスビルを相次ぎ高値で取得 収益オフィスの空室率改善続く ・新築オフィスビルの供給は安定的に推移、 需給堅調 ・都心5区のオフィス賃料は小幅に改善進む 東証リート指数は足元伸び悩み ・東証リート指数は2015年1月に1,990ポイントの高値を 付けたものの、世界的な金利上昇で魅力が低下、外国 人投資家の売り越し基調続き、1,800ポイント台で推移 外部成長に悩むJ-REIT、再編も始まる ・過度な取得競争により利回り低下、外部成長が難しい 局面に J-REIT の投資口時価総額は10兆円を突破 ・日銀による追加資金供給などを背景に資金調達環境は良好 (百万円) 注力戦略 私募ファンド 600,000 Ⅰ.私募ファンド・CRE受託資産残高の拡大 REIT CRE 493,869 500,000 新ファンド組成、リプレイス案件の機会獲得を推進 既存のグローバルインフラを活用した海外投資家マネーの誘致 169,073 400,000 311,335 Ⅱ. トーセイ・リート投資法人の資産規模拡大に向けたサポート力の強化 300,000 264,135 209,143 200,000 当社の持つ豊富な経験・知見で、物件に見合った最適ソリューションを施し、 物件の市場競争力・資産価値を向上 23,130 300,607 285,904 69,108 85,771 248,028 98,679 16,618 17,434 170,115 307,360 241,005 100,000 192,525 216,796 17,434 225,564 149,349 113,057 0 09 /11 Copyright © 2015 TOSEI CORPORATION, All Rights Reserved. 28 10/11 11/11 12/11 13/11 14/11 15/5 2020年に向けたシミュレーション① –売上高 1,000 億円構想 - 2020年売上高1,000億円構想を掲げ、さらなる企業価値向上を目指す 売上高 1,000億円構想 売上高 1,000 Advancing Together 2017 800 Next Stage 2014 600 55,000 50,000 45,000 400 40,000 35,000 30,000 25,000 200 20,000 15,000 10,000 5,000 0 0 金融 危機 トーセイREIT上場 官民ファンド組成 中期経営計画 Charge Up 2011 東証一部上場 2009 2010 2011 515億円 SGX上場 -------2020年にありたい姿------- Tosei Singapore NAI・トーセイ設立 2012 ・ 企業規模拡大 ・ 経営基盤の強化 ・ 競争優位性を維持できる 経営品質と組織 2013 Copyright © 2015 TOSEI CORPORATION, All Rights Reserved. 2014 2015 (計画) 29 2016 ・・・2020 2020年に向けたシミュレーション② –経営基盤の強化売上総利益の構成比推移 (百万円) 危機時に強い経営基盤づくりの推進 ※ 20,000 1. ブルーオーシャンでの積極的な仕入強化 安定3事業 売買系3事業 (賃貸事業) (ファンド・コンサルティング) (管理事業) (流動化事業) (開発事業) (オルタナティブ・インベストメント) 15,000 市場の多様なニーズに応える 45% 流動化事業・開発事業 2. 仕入拡大・保有資産増加による 10,000 企業規模(B/S)の成長 優良アセットの回転・保有期間のコントロール 68% 52% 58% 55% 5,000 3. 賃貸収益・ファンド報酬・管理報酬 (安定3事業)の収益拡大 33% 安定3事業の売上総利益を50%超に 32% 67% 2008年 11月期 2011年 11月期 48% 42% 0 2014年 11月期 2015年 11月期 (予想) 2020年 11月期(予想) ※2014年11月期より、不動産流動化・開発事業に係る広告宣伝費等の販売経費計上 区分を「売上原価」から「販売費及び一般管理費等」に変更しておりますが、本資料で は比較のため、全て計上区分変更前の数値にて記載しております。 2020年には、売買系3事業の売上総利益をリーマンショック直前時点の規模にまで成長 安定3事業の拡大で、リーマンショック時よりも強固な経営基盤を実現 Copyright © 2015 TOSEI CORPORATION, All Rights Reserved. 30 2020年に向けたシミュレーション③ 2020.11月期 売上高 1,000億円 自己資本比率 42.2% .0 2014.11月期 売上高 499 億円 .0 営業利益 55億円 28億円 当期利益 自己資本比率 .0 .0 .0 .0 .0 .0 1,735億 シミュレーション 1,290億 2014年11月末時点 712 935億 808億円 808億 100 69 その他負債 605 現金及び 712億 現金同等物 61 147 棚卸資産 (不動産) 350 売上想定で 64 94 380 605億円分 324 投資不動産 374 有形固定資産 301 160 その他資産 265 25150 2013.11 35 2011 161 808億 517 61 700 700 760 956 77 517 404 510 415 300 投資不動産 320 470 219 400 355 492 有形固定資産 171 327 自己資本比率 219 355 40.5 % 327 100 98 301 171 60 160 その他資産 50 380 (億円) 2015.1160 借入金 1074 売上想定で 69 100 1393億円分 510 161 350 資本 25 2014.11 その他負債 96 234 棚卸資産 (不動産) 935億 借入金 147 160 120 700 77 404 415 1,760億円 1,200億 現金及び 100 100 現金同等物 42.2% .0 .0 –バランスシート拡大- 2014.11 2013.11 All Rights Reserved. Copyright © 2015 TOSEI CORPORATION, 20xx.1198 31 20xx.11 2015.11 資本 590 78 2020.11 自己資本比率 33.5 % (億円) 株価現状認識・配当推移 株価現状認識 [1] [2] [1]÷[2] 時価総額 簿価純資産 (2015年7月1日時点) (2015年5月末) PBR 437.9億円 349.3億円 株価 一株あたり純資産 (同上) (同上) 907.00円 723.45円 (2015年5月末) 1.25 PER ROE (予想) (予想) 12.32 10.4 配当推移 一株あたりの 配当金(円) 配当性向(%) 2015年11月期 (予想) 2010年11月期 2011年11月期 2012年11月期 2013年11月期 2014年11月期 * 5.00 * 5.00 * 6.00 8.00 12.00 14.00 51.3 30.4 18.7 18.6 20.2 19.0 *当社は、2013年7月1日を効力発生日として、1株につき100株の割合で株式分割を行いました。比較のため、2010年11月期の以降の一株あたりの配当金は 当該株式分割後の数値にて記載しています。 Copyright © 2015 TOSEI CORPORATION, All Rights Reserved. 32 <資料編> Ⅰ.トーセイをはじめてご覧になる方へ トーセイグループの概要 Copyright © 2015 TOSEI CORPORATION, All Rights Reserved. 33 グループ概要 商号 所在地 2015年5月31日現在 トーセイ株式会社 東京都港区虎ノ門4丁目2番3号 設立 1950年2月2日 資本金の額 64億2,139万円 代表者 事業年度の末日 上場 代表取締役社長 山口 誠一郎 11月末 東証第一部 【証券コード:8923】 シンガポール証券取引所メインボード 【証券コード:S2D】 ■発行済み株式総数/ 48,284,000株 ■株主数/6,685名 42.94% (20,734,069株) ■所有株数別株主構成比/ ・個人・その他 ・外国法人等 ・金融機関 ・その他法人等 ・証券会社 株式の状況 27.07% 13.86% 13.14% 2.99% 従業員数 135名(単体) 269名(連結) 主要な 関係会社 トーセイ・コミュニティ株式会社 トーセイ・リバイバル・インベストメント株式会社 トーセイ・アセット・アドバイザーズ株式会社 上場リート トーセイ・リート投資法人 (13,070,703株) (6,692,800株) (6,343,400株) (1,443,028株) Tosei Singapore Pte.Ltd. NAI・トーセイ・JAPAN株式会社 株式会社クリスタルスポーツクラブ 【証券コード:3451】 ※ ※トーセイ100%子会社トーセイ・アセット・アドバイザーズが資産運用を受託する投資法人 Copyright © 2015 TOSEI CORPORATION, All Rights Reserved. 34 沿革 1983年 トーセイの前身 ユーカリ興業㈱設立 東誠ビルディング㈱に商号変更 1994年 山口誠一郎、代表取締役に就任 1950年 売上高 トーセイ㈱ に商号変更 虎ノ門に 本社を移転 (百万円) 60,000 55,000 50,000 45,000 40,000 35,000 30,000 25,000 20,000 15,000 10,000 5,000 0 東証第二部 へ上場 不動産流動化 事業開始 東誠不動産㈱ に商号変更 分譲マンション 事業開始 LBO方式に より不動産 M&Aを実施 一般不動産投資 顧問業の登録 戸建分譲住宅 事業開始 TRI※1設立 TC※2子会社化 TAA※3設立 当社グループ ・投資運用業 ・第二種金融商品取引業 ・投資助言・代理業の登録 トーセイ・リート 投資法人上場 ・商業ビルブランド 「T’s BRIGHTIA」を展開 シンガポール証券 取引所へ上場 Restyling 事業開始 ビル・商業施設 開発開始 Tosei Singapore※4 NAI・トーセイ※5 設立 東証第一部 へ上場 JASDAQ市場 へ上場 私募ファンド を設立 94年 95年 96年 97年 98年 99年 00年 01年 02年 03年 04年 05年 06年 07年 08年 09年 10年 11年 12年 13年 14年 15年 (予想) ※1 ※2 ※3 ※4 ※5 TRI⇒トーセイ・リバイバル・インベストメント株式会社 TC⇒トーセイ・コミュニティ株式会社 TAA⇒トーセイ・アセット・アドバイザーズ株式会社(08年4月にトーセイ・リート・アドバイザーズ㈱より商号変更) Tosei Singapore⇒Tosei Singapore Pte. Ltd. NAI・トーセイ⇒NAI・トーセイ・JAPAN株式会社 Copyright © 2015 TOSEI CORPORATION, All Rights Reserved. 35 販売物件の概要 -規模別・売上高ベース- 規模別の販売状況 2015年11月期上半期においては、10億円未満の物件の 販売が好調に推移。 売上高 (百万円) 10億円未満 10-20億円未満 20億円以上 50,000 43,064 45,000 40,854 38.0棟 46.1棟 40,000 33,091 35,000 10,694 4.0棟 25,996 2.7棟 27,445 30,000 15,988 2.0棟 25,000 19,493 11,618 2.3棟 20,000 14,765 17,297 6,987 3.4棟 2,519 0.3棟 4,445 4.0棟 3,694 1.4棟 8,864 6.6棟 8,401 2.0棟 19,832 2,202 1.0棟 15,000 10,000 28.9棟 26,518 2,119 2.0棟 10,852 7.3棟 25.7棟 6,280 17.0棟 8,427 23.0棟 2,348 1.0棟 6,597 5.0棟 4,992 0.8棟 3,468 3.0棟 17,960 33.7棟 12,622 31.2棟12,780 26.0棟 5,000 17,922 17,237 5,532 2.6棟 8,016 5.7棟 4,843 2.0棟 4,791 4.0棟 12,200 8.5棟 12,446 21.9棟 12,106 21.7棟 13.11期 15.11期 2Q 7,312 14.8棟 6,761 17.1棟 7,402 12.6棟 6,251 16.0棟 0 05.11期 06.11期 07.11期 08.11期 09.11期 10.11期 11.11期 12.11期 14.11期 注)棟数の小数点以下表示について 本資料は、物件規模の棟数推移をわかり易くするため、分譲マンション及び分譲戸建は1プロジェクトを1単位としておりますが、期をまたいで販売を行う 物件に関しては、各期の残戸数を元に棟数を算出しております。 Copyright © 2015 TOSEI CORPORATION, All Rights Reserved. 36 販売物件の概要 -物件種類別・件数ベース- 物件種類別の販売状況 2015年11月期上半期においては、マンションや戸建等の住 宅関連不動産のほか、活発な不動産市況を背景に、収益オ フィスの販売も順調に進捗。 (件数) オフィス・商業 マンション 戸建 その他 70件 60件 60件 7 50件 43件 4 40件 31件 30件 23件 1 20件 43件 26件 4 3 17 6 31件 1 3 27件 3 4 28 19 22 14 11 住宅関連不動産 (マンション・戸建) 22件・54% 18 9 8 0件 '07.11期 '08.11期 11 20 18 9 '06.11期 その他(土地など) 7件・17% 10 7 15 14 22 '05.11期 7 33件 7 8 10件 41件 7 31件 2 3 11 '09.11期 '10.11期 '11.11期 注)分譲マンション、戸建、Restyling案件は、一物件につき1件とカウントしています Copyright © 2015 TOSEI CORPORATION, All Rights Reserved. 37 4 6 '12.11期 '13.11期 14 12 '14.11期 15.11期 2Q オフィス・商業系 12件・29% 棚卸資産の内訳 -期末保有物件- 2015年11月期第2四半期末における棚卸資産の総数は59件。 取り扱い物件エリアは東京23区を中心に、千葉・埼玉など首 都圏郊外が比率も増加。 保有物件の所在エリア(棚卸資産) (件数) 23区内 都下 神奈川 千葉・埼玉ほか 100件 91件 90件 8 5 80件 72件 70件 61件 60件 3 2 55件 3 2 1 50件 68件 65件 8 6 1 3 6 4 41件 40件 30件 78 56 5 1 2 43件 2 4 4 55 49 54件 2 5 2 38件 2 5 2 33 33 09.11期 10.11期 9 59件 7 6 9 7 54 45 20件 5 48 36 29 10件 0件 05.11期 06.11期 07.11期 08.11期 注)分譲マンション、戸建、Restyling案件は、一物件につき1件とカウントしています Copyright © 2015 TOSEI CORPORATION, All Rights Reserved. 38 11.11期 12.11期 13.11期 14.11期 15.11期 2Q 東京23区内 36件・61% <資料編> Ⅱ.不動産市況の状況 不動産流動化市場規模(23区) 上場企業等の不動産取引 J-REITの物件取得額 J-REITの資金調達額 東証REIT指数の推移 不動産ファンド市場規模 私募REIT運用残高推移 CMBS新規発行額 国内銀行の不動産業向け貸出残高 建築費坪単価推移(構造別) 新築分譲マンション市場① 新築分譲マンション市場② 新築戸建市場 ー P40 ー P41 ー P42 ー P43 ー P44 ー P45 ー P46 ー P47 ー P48 ー P49 ー P50 ー P51 ー P52 Copyright © 2015 TOSEI CORPORATION, All Rights Reserved. 39 中古マンション市場① ー P53 中古マンション市場② ー P54 J-REIT取得物件のNOI利回り推移 ー P55 投資用マンションの供給動向 ー P56 賃貸マンション市場(J-REIT) ー P57 オフィス供給量見込 ー P58 オフィスビル賃貸市場 ー P59 全国賃料統計 ー P60 プライムオフィス市場のイールドギャップ各国比較 アジア太平洋地域のGDP成長率 アジア太平洋地域の不動産投資動向① アジア太平洋地域の不動産投資動向② グローバルREIT概況 ー P61 ー P62 ー P63 ー P64 ー P65 不動産流動化市場規模(23区) 23区オフィスビルストック※1 建物数 総床面積 56,149棟 不動産流動化事業の市場規模 3,303万坪 23区収益マンションストック※2 *1 *2 *3 *4 *5 建物数※3 68,454棟 (100万戸※4) 総床面積※5 2,118万坪 総建物数 約124,600棟 総床面積 約5,420万坪 引き続き、東京23区の流動化事業は、 圧倒的な市場規模を持つ。 東京都主税局資産税部固定資産税課公表の2013年1月1日現在の「非木造家屋」のうち、「事務所・店舗・百貨店」の棟数及び床面積。 23区の賃貸マンション・アパートのみ。分譲マンションは含まず。 東京都都市整備局による2013年3月公表の「マンション実態調査結果」(2011年8月1日調査)より。 上記2013年3月「マンション実態調査結果」を元に推定。 東京都都市整備局による「東京のマンション2009」調査結果を元に推定。 Copyright © 2015 TOSEI CORPORATION, All Rights Reserved. 40 上場企業等の不動産取引 (億円) 60,000 (件) 不動産の取引件数・取引額の推移 1,340 50,000 1,259 1,241 52,890 54,484 1,155 43,489 1,200 45,997 1,199 1,400 41,228 40,000 30,000 846 594 24,801 20,000 1,000 859 810 676 648 800 673 26,279 26,585 24,082 524 21,121 20,325 492 513 18,585 16,648 600 20,549 17,225 400 10,000 200 0 0 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 (億円) 取引額 取引件数 平均単価 2000年度 2001年度 2002年度 2003年度 2004年度 2005年度 2006年度 2007年度 2008年度 2009年度 2010年度 2011年度 2012年度 2013年度 2014年度 24,801 594 41.8 20,325 524 38.8 21,121 648 32.6 24,082 846 28.5 26,279 859 30.6 41,228 1,155 35.7 43,489 1,340 32.5 54,484 1,199 45.4 18,585 502 37.0 16,648 513 32.5 20,549 676 30.4 17,225 673 25.6 26,585 810 32.8 45,997 1,241 37.1 出所:都市未来総合研究所 2014年度の上場企業等による不動産取引額は、地価上昇期待や低金利、資金調達環境の改善を受けて、7年ぶりに5兆円 台を回復した。また、円安効果により海外企業や投資ファンドによる取得額が増加し、前年比2.7倍の約1兆円にまで膨んだ。 Copyright © 2015 TOSEI CORPORATION, All Rights Reserved. 41 52,890 1,259 42.0 J-REITの物件取得額 (億円) J-REITにおける物件取得額推移 10,000 9,000 8,612 8,000 7,000 6,374 6,000 5,454 5,064 4,825 5,000 4,347 4,000 3,521 3,000 2,294 2,290 2,000 2,033 2,013 2,255 827 521 1,014 1,189 734 2,507 1,741 1,412 1,083 1,000 3,080 2,880 1,516 803 36 0 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 4月 1~3月 4~6月 7~9月 10~12 1~3月 4~6月 7~9月 10~12 1~3月 4~6月 7~9月 10~12 1~3月 4~6月 7~9月 10~12 1~3月 4~6月 7~9月 10~12 1~3月 4~6月 7~9月 10~12 1~3月 月 月 月 月 月 月 出所:ARES J-REITは、投資口価格の上昇を背景に良好な資金調達環境が続き、新規上場や増資等による物件取得が依然活発に 行われたが、2014年における物件取得額は1.6兆円となり、前年の2.3兆円と比べると30%減少した。不動産価格上昇に伴う 利回り低下の影響で、物件取得が難しい環境になってきていると見られている。 Copyright © 2015 TOSEI CORPORATION, All Rights Reserved. 42 J-REITの資金調達額 J-REITにおける資金調達額と件数 (件) (百万円) 50 1,400,000 調達額 件数 45 1,181,308 44 1,200,000 1,036,444 40 36 1,000,000 35 805,341 780,054 800,000 27 600,000 479,512 12 169,194 200,000 135,813 5 2 25 547,507 24 21 335,950 400,000 30 496,408 11 253,805 14 15 20 12 299,533 9 9 89,219 8 247,111 137,475 15 10 5 0 0 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 1Q 出所:ARES ※調達額、件数ともに年間のIPO、公募増資、第三者割当増資等の全ての増資を含む 2014年におけるJ-REITの資金調達は、J-REIT創設以来の増資件数・最高調達額となった前年度には及ばないもの の、IPOは6件で 2,372億円、公募増資は30件で 5,681億円、合計8,053億円となり、2006年に次ぐ過去3番目の水準と なった。 2015年は1Q累計で合計2,995億円となり、資金調達は堅調に推移している。 Copyright © 2015 TOSEI CORPORATION, All Rights Reserved. 43 東証REIT指数の推移 1,836.53 2015/6/4 出所:東京証券取引所 2015年の東証REIT指数は、1月に一年来高値を付けた後、足元では伸び悩んでいるものの、1,800~1,900の高値圏内 で推移している。 Copyright © 2015 TOSEI CORPORATION, All Rights Reserved. 44 不動産ファンド市場規模 私募ファンドとJ-REITの市場規模推移 (兆円) 18.0 J-REIT 私募ファンド 16.0 13.7兆円 13.6兆円 14.0兆円 13.8兆円 14.0 15.8兆円 14.9兆円 14.7兆円 14.8兆円 15.3兆円 14.7兆円 15.0兆円 14.9兆円 14.4兆円 13.4兆円 12.6兆円 11.9兆円 12.0 11.2兆円 10.4兆円 10.0兆円 10.0 8.0 6.0 7.5兆円 7.6兆円 7.8兆円 7.8兆円 6.7兆円 6.8兆円 7.4兆円 7.4兆円 8.0兆円 8.3兆円 8.7兆円 9.0兆円 6.1兆円 4.0 2.0 0.0 2007/6 2007/12 2008/6 2008/12 2009/6 2009/12 2010/6 2010/12 2011/6 2011/12 2012/6 2012/12 2013/6 2013/12 2014/6 2014/12 出所:三井住友トラスト基礎研究所 国内特化型不動産私募ファンド運用資産額は、依然好調な不動産市況のもと既存ファンドの物件売却が進められたことで減 少傾向は続き、 2014年12月末時点では13.4兆円となった。一方、 J-REITの市場規模は拡大傾向にあり、12.6兆円となった。 上記グラフ記載の国内特化型不動産私募ファンド13.4兆円とJ-REITの12.6兆円、さらにグラフ外のグローバルファンドの国 内不動産運用資産額1.7兆円を加算して算出した2014年12月末の不動産ファンド市場規模は27.7兆円となり、半年前の前回調 査時(2014年6月末)の市場規模27.4兆円と比べ、若干の伸びに留まっている。 Copyright © 2015 TOSEI CORPORATION, All Rights Reserved. 45 私募REIT運用残高推移 私募REIT資産規模の推移(取得額ベース・2015年3月時点) 推計資産額 計 1兆1,443億円 13. SGAM投資法人 12.⽇本⼟地建物プライベートリート投資法⼈ 計9,007 11.SCリアルティプライベート投資法⼈ 10.東京海上プライベートリート投資法⼈ 計7,199 09.丸紅プライベートリート投資法⼈ 08.ケネディクス・プライベート投資法⼈ 計4,609 計4,013 07.ブローディア・プライベート投資法⼈ 06.⼤和証券レジデンシャル・プライベート投資法⼈ 計3,281 05.DREAMプライベートリート投資法⼈ 計2,355 04.ジャパン・プライベート・リート投資法⼈ 計2,038 03.三井不動産プライベートリート投資法⼈ 計1,636 02.⽇本オープンエンド不動産投資法⼈ 計470 01.野村不動産プライベート投資法⼈ 注1)現時点(2015年3月時点)において、運用の開始が公表されている銘柄のみを集計対象 注2)取得実績が確認されても総資産規模または取得額の記載がない場合は、直近の公表資産額を継続して記載 出所)各社ホームページ(プレスリリース等)および新聞・雑誌記事の公表情報をもとに三井住友トラスト基礎研究所作成 出所:三井住友トラスト基礎研究所 国内私募REITは、運用が開始された2010年11月以降、順調に資産額を積み上げている。2014年4月末時点において8銘柄 7,199億円が運用されていたが、1年間で5銘柄の新規組成および既存投資法人による追加物件取得があり、2015年3月の私 募REITの運用残高は13銘柄、1兆1,443億円となった。今後さらなる拡大が期待されている。 Copyright © 2015 TOSEI CORPORATION, All Rights Reserved. 46 CMBS新規発行額 CMBS新規発行額の推移 22,500 非公表 国内一般事業会社 国内ノンバンク 国内銀行・証券 外国ノンバンク 外国銀行・証券 20,000 発行額(億円) 17,500 15,000 12,500 10,000 7,500 5,000 2,500 0 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 出所:大和総研 2007年度に最高の約1兆9,000億円まで上った発行額は、外資系ノンリコースレンダーの撤退等を主要因として2008年度には 約7,200億円まで激減。その後も既存案件のローンデフォルト及び格下げの継続による投資家の忌避や、不動産向けノンリ コースローンを売却するインセンティブが金融機関で低下していること等によりCMBS発行額は減少傾向にあり、直近の2014 年には過去11年間で最低額の約209億円となった。 Copyright © 2015 TOSEI CORPORATION, All Rights Reserved. 47 国内銀行の不動産業向け貸出残高 不動産業向け貸出残高の推移 不動産業向貸出残高 (兆円) 総貸出 総貸出残高内における不動産業向け貸出残高比率 600 16% 14% 500 12% 年度 総貸付 10% 1997 513.7兆円 65.0兆円 12.7% 2003 409.9兆円 48.2兆円 11.8% 2010 413.2兆円 59.6兆円 14.4% 2011 416.2兆円 59.6兆円 14.3% 2012 423.9兆円 60.3兆円 14.2% 2013 435.9兆円 61.1兆円 14.0% 2014 450.0兆円 62.4兆円 13.8% 2015.3 455.1兆円 63.7兆円 14.1% 不動産業向 400 300 8% 6% 200 4% 100 2% 0 0% 不動産業向け 貸出残高比率 1997 1998 1999 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015.3 出所:日本銀行「貸出先別貸出金」より当社作成 国内銀行の貸出残高は、2010年以降、総貸付および不動産業向け貸付ともに緩やかに増加傾向にある。 2015年3月の不動産向け貸出残高は63.7兆円となり、2014年末時点から1.3兆円増加しており、総貸出残高455.1兆円に占め る不動産業向け貸出残高の比率は14.1%と依然として高水準にある。 Copyright © 2015 TOSEI CORPORATION, All Rights Reserved. 48 建築費坪単価推移(構造別) (千円/坪) 鉄骨鉄筋コンクリート造 鉄筋コンクリート造 木造 1000 900 800 700 600 500 ※ H27年は3月までの平均値 400 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27.3月 (平成年度) (単位:千円/坪) 平成年度 鉄骨鉄筋コンクリート造 鉄筋コンクリート造 木造 12 675.4 603.8 525.7 13 615.2 588.1 519.8 14 645.4 596.8 508.0 15 619.4 593.6 505.1 16 628.5 582.4 503.0 17 613.9 567.0 502.4 18 563.7 590.5 505.5 19 603.4 614.5 508.0 20 757.5 681.5 515.9 21 877.0 724.1 517.8 22 748.5 680.8 517.6 23 788.4 651.2 518.4 24 738.5 641.3 521.3 25 846.9 673.7 528.7 26 913.3 754.0 539.0 27.3月 894.0 737.3 543.8 出所:国交省 円安による輸入資材の高騰に加え、東北大震災の復興需要や五輪特需などを原因とした人手不足による労務費の高騰によ り、平成19年以降鉄骨鉄筋コンクリート造及び鉄筋コンクリート造のビルやマンションの建築費は上昇傾向にある。 今後もア ベノミクスによる公共事業拡大や五輪関連のインフラ整備などの影響により、建設工事の需要は高まる傾向にあり、さらなる 建築費上昇が懸念される。 Copyright © 2015 TOSEI CORPORATION, All Rights Reserved. 49 新築分譲マンション市場① (戸) 販売戸数 首都圏分譲マンション市場動向 (%) 販売在庫数 10,000 90 契約率 9,000 80 8,000 70 7,000 60 6,000 50 5,000 40 4,000 30 3,000 20 2,000 10 1,000 0 0 2011年 1月 2012年 1月 7月 2013年 1月 7月 7月 2014年 1月 2015年 1月 7月 2015年 4月年 首都圏マンション供給戸数 2003 供給戸数 前年比(%) 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 ※予測 83,183 85,429 84,148 74,463 61,021 43,733 36,376 44,535 44,499 45,602 56,476 44,913 45,000 -6.0 2.7 -1.5 -11.5 -18.1 -28.3 -16.8 22.4 -0.1 2.5 23.8 -20.5 0.2 2015年2月時点予想 出所:不動産経済研究所 2014年の首都圏マンション供給戸数は、昨年の駆け込み需要による反動減および建築費上昇による価格高騰の影響で前年 を下回った。2015年の供給は、2014年と同程度の45,000戸程度となる見込み。 Copyright © 2015 TOSEI CORPORATION, All Rights Reserved. 50 新築分譲マンション市場② (万円) (%) 首都圏新築マンションの価格推移 6,000 130 月別価格 前年同期比 120 5,500 110 5,000 100 4,500 90 4,000 80 3,500 70 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 1月 4月 7月 10月 1月 4月 7月 10月 1月 4月 7月 10月 1月 4月 7月 10月 1月 4月 7月 10月 1月 4月 7月 10月 1月 4月 出所:不動産経済研究所 首都圏新築マンションの価格は、 2013年から再度回復に向かっているが、東京都心部・湾岸エリアの高級物件の価格が上昇 する一方で、千葉県など郊外の物件価格は一部で落ち着きを見せており、2極化の傾向が見られる。 Copyright © 2015 TOSEI CORPORATION, All Rights Reserved. 51 新築戸建市場 首都圏 戸建分譲着工の推移(年比較) (件) 70,000 60,000 54,347 54,196 57,142 63,483 58,880 58,846 17,212 50,000 15,111 41,886 14,694 40,000 9,309 11,557 9,281 15,334 15,667 9,063 9,080 13,409 14,104 30,000 7,358 12,744 12,702 20,000 10,000 14,503 9,960 14,686 10,539 13,420 9,855 17,225 13,116 17,477 19,336 21,625 20,029 20,384 18,445 5,243 3,142 4,188 5,872 0 2008年 2009年 東京 2010年 埼玉県 2011年 千葉県 2012年 2013年 神奈川県 2014年 2015年 4月まで 首都圏 出所:国土交通省 2014年の首都圏戸建着工数は、消費税増税前の駆け込み需要の反動減が長引き、前年比9%減少となった。 2015年は、省エネ住宅エコポイント制度、住宅取得資金の贈与税非課税措置などの政府による市場活性化策に よって需要喚起されることが期待されており、着工数は増加する見通し Copyright © 2015 TOSEI CORPORATION, All Rights Reserved. 52 中古マンション市場① (戸) 首都圏中古マンション成約戸数推移 40,000 36,432 35,000 29,378 28,498 28,744 30,000 27,090 28,039 31,183 30,347 31,397 33,798 28,871 25,000 20,000 15,000 12,268 10,000 5,000 0 04年 05年 06年 07年 08年 09年 10年 11年 12年 13年 14年 15年 1-4月 出所:REINSデータをもとに当社作成 首都圏の中古マンション取引は、2013年に前年比16%増と大きく伸長したこともあり、2014年の成約戸数は前年比7.2%減の 33,798戸となった。2015年に入り、4月は前年同月比0.8%増と13ヶ月ぶりに前年を上回り、1月~4月の累計で12,268戸と再び増 加傾向となっている。 Copyright © 2015 TOSEI CORPORATION, All Rights Reserved. 53 2,800 2,900 2,700 2,600 09年1月 3,000 3,083 (万円) 09年7月 10年1月 2,960 2,969 2,958 2,996 2,992 3,005 3,007 3,009 3,005 3,000 2,996 2,975 2,975 2,969 2,971 2,962 2,945 2,956 2,950 2,941 2,933 2,893 2,880 2,846 2,825 2,818 2,833 2,814 2,814 2,821 2,801 2,801 2,780 2,770 2,759 2,770 2,763 2,789 2,789 2,821 2,823 2,831 2,854 2,895 2,861 2,842 2,842 2,831 2,825 2,814 2,823 2,848 2,882 2,897 2,899 2,924 2,956 2,969 2,755 2,749 2,705 2,680 2,739 2,794 2,767 2,833 2,794 2,893 2,900 2,933 2,924 2,945 2,895 2,870 2,833 中古マンション市場② 首都圏中古マンション 70㎡換算価格 3,200 3,100 70㎡換算価格(万円) 2,500 2,400 10年7月 11年1月 11年7月 Copyright © 2015 TOSEI CORPORATION, All Rights Reserved. 12年1月 54 12年7月 13年1月 13年7月 14年1月 14年7月 15年1月 出所:東京カンテイ 首都圏における中古マンション価格(70㎡換算)は、2013年5月以降緩やかに上昇していたが、2014年前半は消費増税による 需要の減退があり、一時上昇基調に一服感が見られた。その後、東京の価格上昇が牽引する形で再び緩やかに上昇傾向 が続いている。 J-REIT取得物件のNOI利回り推移(23区平均) 7.50% 7.00% 6.50% 6.00% 5.50% 5.00% オフィス レジ 4.50% 4.00% 3.50% 2001 2003 2005 2007 2009 2011 2013 2015 出所:各社REIT発表資料より当社作成 J-REIT取得物件のNOI利回り(23区平均)は、2008年を底にオフィス、レジともに上昇した後、2010年頃より徐々に低下し続け、 2015年3月末時点でオフィスは4.94%、レジは5.07%となり取得価格の上昇が顕著となっている。 Copyright © 2015 TOSEI CORPORATION, All Rights Reserved. 55 投資用マンションの供給動向 投資用マンション供給戸数の年次別推移表(1990年~2014年6月) 戸数(戸) 戸数 件数 件数(件) 10,000 240 224 8,000 6,000 188 172 8,939 8,983 8,616 152 183 108 105 4,000 82 81 69 2,000 3,394 46 45 38 16 0 200 190 1,874 16 180 172 8,548 7,238 220 212 199 8,387 9,210 140 122 6,232 7,006 120 105 3,758 120 6,966 100 5,101 4,583 5,298 4,591 160 143 5,703 83 73 80 3,755 3,423 100 3,330 1,678 2,357 60 40 20 1,490 647 553 0 1990 1991 1992 1993 1994 1995 1996 1997 1998 1999 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2013 2014 1~6 1~6 出所:不動産経済研究所 首都圏における投資用マンションの供給戸数は、2007年から2010年にかけて大幅下落した後、2011年から再び増加傾向にあ る。直近の2014年上期(1-6月)は、83物件(前年同期比13.7%増)、3,755戸(同12.8%増)の供給となった。 しかしながら、マンション用地の取得競争激化や建築コスト上昇により、今後、供給減少が懸念されている。 Copyright © 2015 TOSEI CORPORATION, All Rights Reserved. 56 賃貸マンション市場(J-REIT) ■六大都市におけるJ-REIT保有賃貸マンションの平均稼働率の推移 出所:みずほ信託銀行 不動産マーケットレポート J-REITが保有する賃貸マンションの稼働率は、2010年3月期から全都市で上昇に転じ、2012年6月以降はいずれの都市でも 95%を超えて推移している。 Copyright © 2015 TOSEI CORPORATION, All Rights Reserved. 57 オフィス供給量見込 23区大規模オフィス(1万㎡以上)の供給量 出所:森ビル 出所:森ビル 出所:森ビル 調査時点:2014年12月末 調査対象:1986年以降竣工ビル(事務所延床面積10,000㎡以上) 調査時点:2013年12月末を基に、2014年8月に情報追加 調査対象:1986年以降竣工ビル(事務所延床面積10,000㎡以上) 東京23区大規模オフィスの 今後5年間(2015~19年)の平均供給量は、過去平均の103万㎡/年を上回り、112万㎡/年となる見 込み。一方、 需要も予想を上回るペースで伸張しており、 2014年の吸収量は 前年比140%増の139万㎡、空室率は前年比 1.9ポイント低下の4.3%と改善が進んだ。今後の供給増も十分に吸収できる見通し。 Copyright © 2015 TOSEI CORPORATION, All Rights Reserved. 58 オフィスビル賃貸市場 都心5区 空室率と平均賃料の推移(年次) (円/坪) 平均賃料(円/坪) 25,000 20,000 19,754 19,998 8.91 21,998 22,186 8.12 9.01 8.67 19,406 9.00 7.34 17,577 17,844 17,585 16,932 16,572 7.36 16,207 16,953 5.47 10,000 4.03 5.34 5.00 4.00 4.72 4.22 7.00 6.00 6.10 5,000 8.00 17,257 18,978 15,000 (%) 10.00 8.09 19,310 17,954 平均空室率(%) 3.00 2.89 3.17 2.65 2.00 1.00 0 0.00 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015.4 出所:三鬼商事「東京(都心5区)の最新オフィスビル市況」をもとに当社作成 都心5区の空室率は改善しつつあり、2015年4月末は5.34%となった。 一方、平均募集賃料は17,257円となり、2014年1月より16ヶ月連続で小幅 に上昇した。牽引役である新築ビルの賃料上昇に加え、既存ビルにおいて も大型空室の需要が高く、在庫解消が進んでいることから、全体的に賃料 回復の動きが見られている。 Copyright © 2015 TOSEI CORPORATION, All Rights Reserved. 59 三鬼商事調査(2015年4月末) 調査対象:都心5区の基準階面積が100坪以上の 主要貸事務所ビル ビル棟数(ストック) 2,624棟 延床面積(坪) 12,232,617 貸室面積(坪) 7,219,123 ① 空室面積(坪) 385,280 ② 空室率 ②÷①=5.34% 全国賃料統計 オフィス賃料指数及び共同住宅賃料指数の動向【全国】 (2005年を100とする指数) 130 オフィス賃料指数 共同住宅賃料指数 120 110 96.8 100 90 90.9 80 1995 2000 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 ※毎年9月時点の調査結果 出所:(財)日本不動産研究所 2014年の全国賃料指数動向において、オフィス賃料指数は90.9と前年比で2.0%上昇し、7年振りの上昇転換となった。 一方、共同住宅賃料指数は96.8と前年比0.1%の小幅な下落となり、今後もほぼ横ばいで推移する見通し。 Copyright © 2015 TOSEI CORPORATION, All Rights Reserved. 60 プライムオフィス市場のイールドギャップ各国比較 シドニー 東京 ロンドン マンハッタン シンガポール 香港 各国の10年国債利回り(%) 2015.3.31時点 オーストラリア 2.33 日本 0.40 イギリス 1.58 米国 1.93 シンガポール 2.27 香港 1.50 出典:Deutsche Asset & Wealth Management 日本を除く主要国の国債利回りが上昇に転じており、シドニーやロンドンのイールドギャップが下落。 東京は、他の国際都市に比べ安定的で高い水準を保っており、相対的に魅力度が増している状況。 Copyright © 2015 TOSEI CORPORATION, All Rights Reserved. 61 アジア太平洋地域のGDP成長率 本 港 香 日 国 韓 オーストラリア 湾 台 出所: シンガポール イ タ マレーシア インドネシア ベトナム 2015年予測 ニュージーランド 2014年予測 インド フィリピン 中 国 前 年 比 ( % ) 出典:ジョーンズラングラサール アジア太平洋地域の経済成長率は、引き続き中国やフィリピンが地域経済をリードしているものの、成長率は各国まちま ちな状況であり、2015年は中国やマレーシアなどで若干成長が鈍化する見通し。 一方、日本では回復が続き、2015年は2014年を上回る見通し。 Copyright © 2015 TOSEI CORPORATION, All Rights Reserved. 62 アジア太平洋地域の不動産投資動向① 世界商業用不動産の直接投資 地域別取引額 10億ドル アメリカ大陸 EMEA アジア太平洋地域 EMEA:Europe ,the Middle East and Africa グローバル 出典:ジョーンズラングラサール グローバルな投資市場において、アジア太平洋地域への投資は約2割を占め、2009年を底に上昇傾向が続いている。 2014年の世界商業用不動産投資額は前年比21%増の7,100億ドルとなり、2015年の取引額は更に拡大して7,500億ドルと 予測されている。 Copyright © 2015 TOSEI CORPORATION, All Rights Reserved. 63 アジア太平洋地域の不動産投資動向② 商業用不動産の国別直接投資額推移 2014年 1,310億ドル 前年比3%増加 2014年 第4 四半期 出典:ジョーンズラングラサール 2014年におけるアジア太平洋地域の商業用不動産投資額は1,310億米ドルで、日本は435億ドルと3割強を占めて首位に 立ち、前年比6%増(円ベースでは17%増)となった。J-REITによる取引額は減少したものの、私募ファンド等による物件 取得が取引額を押し上げた。 Copyright © 2015 TOSEI CORPORATION, All Rights Reserved. 64 グローバルREIT概況 各国REITの状況[時価総額] 南アフリカ, メキシコ, 18,385 24,550 その他, 82,600 香港, 24,758 単位:億円 2014年10月末時点 シンガポール, 56,878 カナダ, 57,101 英国, 73,973 世界のREIT市場 時価総額153兆円 フランス, 75,247 米国, 928,831 日本, 93,428 オーストラリア, 93,580 銘柄数 2014年 10月末時点 出所: ARES不動産証券化ジャーナル 日本 米国 オーストラリア フランス 英国 カナダ シンガポー ル 香港 南アフリカ メキシコ 46 209 49 32 32 48 38 10 28 8 世界リート市場は拡大を続け、2014年10月末で時価総額153兆円(銘柄数810社)となり、1年前の120兆円(銘柄数742社) から大きく伸長した。日本のリート市場も着実に拡大しており、時価総額で世界第3位の地位を占めている。 Copyright © 2015 TOSEI CORPORATION, All Rights Reserved. 65 今後ともよろしくお願いいたします。 IRに関するお問い合わせ先 経営企画部 TEL:03-3435-2864 FAX:03-3435-2866 URL : http://www.toseicorp.co.jp 当資料取り扱い上の注意 当資料に記されたトーセイ株式会社の現在の計画・見通し・戦略等のうち歴史的事実でないものは、将来の業績に対する見通しであります。将来の業績に対 する見通しは、将来の営業活動や業績に関する説明における「確信」、「期待」、「計画」、「戦略」、「見込み」、「予測」、「予想」その他これらの類義語を用いた ものに限定されるものではありません。これらの情報は、現在において入手可能な情報から得られたトーセイ株式会社の経営者の判断に基づいております。 実際の業績は、様々な重要な要素により、これらの業績見通しとは大きく異なる結果となる場合があります。このため、これらの業績見通しのみに全面的に依 拠して投資判断されることは、お控えいただくようお願いいたします。また、新たな情報、将来の事象、その他の結果にかかわらず、常にトーセイ株式会社が 将来の見通しを見直すとは限りません。 当資料は、あくまでトーセイ株式会社をより深く理解していただくためのものであり、必ずしも投資をお勧めするためのものではありません。 Copyright © 2015 TOSEI CORPORATION, All Rights Reserved. 66