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3M Scotchhtunt 窓用遮熱フィルムカタログ

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3M Scotchhtunt 窓用遮熱フィルムカタログ
3
Scotchtint 窓用フィルム
™
マルチレイヤー Nanoシリーズ
Nano40S/ 70S/ 80S/ 80SX/80CP/ 90S
Nano FGIM/FGLU/ MAML
200 超層の膜で熱線をコントロール。
透明フィルムが、空調効果を上げ、飛散防止を実現します。
窓際の快適性向上、CO2排出削減、
省エネルギー、飛散防止、そして景観。
さまざまな環境ニーズにお応えします。
す
す。
オフィス、学校、病院での
窓際の快適性向上。
色をクリアに見せる高透明性。
ショールーム/ショーウィンドウに。
店舗やファサードに。デザインパターンもあります。
住宅・マンションの省エネと安全対策に。
〈3M 〉
〈ファサラ〉
ガラスシェード マルチレイヤー Nano シリーズ
耐摩耗性ハードコート
99%以上
赤外線カット
90%以上
可視光線透過
(Nano 90Sは43%)
特殊感圧型粘着剤
剥離フィルム
電波透過
それぞれ屈折率の異なる材質の膜を熱線の波長に合わせ厚みを
携帯電話やGPSに
影響を与えません。
変え、
波長成分ごとに200層以上積層することにより、
不要な波長を
選択的に遮断。そのため透明感を保ちながら、高い遮熱効果、肌
を刺すようなジリジリ感などの不快成分除去効果、そして有用電波
透過効果を発揮します。
入射光
λ/4の重ね合わせ
「熱割れ」が発生する可能性を物件ごと
ウィンドウガラス
200超層
マルチレイヤー Nanoシリーズ
色の美しい外観を維持できます。そして、反射による周辺環境への
B2 A2
の懸念を低減しました。
(当社熱線吸収
タイプ比べ)
とくにNano90Sは透明飛散防止フィルム
とほぼ同等に大半の物件でご検討いた
※2
熱割れ計算での施工可能確率
(OK率)
マルチレイヤー Nano シリーズは、
金属膜による反射がなく、
ガラス
B3 A3
は日射吸収率を大幅に軽減し、熱割れ
※1
だけます。
※:UPF(Ultraviolet Protection Factor)
とは、紫外線対策先進国のオーストラリアやアメリカなどで一般的に使われている、紫外線防止
指数で、
「どのくらい、日焼けを防ぐかを示した値」です。UPF値は高いほど、日焼け防止効果が高く、UPF50以上はすべてUPF50+と表記
され最高値です。
■ 美しい外観と美しい眺望を守る透明効果。
熱線吸収スモーク濃色タイプ
32%
Nano 80S
82%
Nano 90S
94%
透明飛散防止フィルム
95%
明感にすぐれているので、室内からは明るく澄み切った美しい眺望
マルチレイヤー Nanoシリーズを貼ると、窓際ペリメーター
ゾーンの温度を低減し、眺望・外観も維持したまま、電力
消費を抑えCO2の排出削減に効果を発揮します。
開口部受熱量(月ごと)
(MJ)
48,000
(KgCO2)
660
40,000
550
32,000
440
24,000
330
16,000
220
8,000
110
0
0
-8,000
4月
5月
省エネ効果分
6月
7月
CO2 削減量
8月
9月
ガラスのみ
71,814MJ
消費電力削減量 7,960kWh
144,000円
合計(年間)
263,402円
外線5%、可視光線45%、赤外線
50%です。窓ガラスから入った太
陽光エネルギーが窓際で床や壁な
どの温度を上昇させるのは主に可
室外
Nano70S 貼付け
分光放射照度︵ ︶
に有害な紫外線は99%以上カットし、透明感を維持したまま赤外
透過率︵
︶
%
■万一の時にも心強い飛散防止効果。
マ ルチレイヤ ー Nanoシリー ズは、
90
JIS A 5759の規格値を満足します。
80
万一地震などの災害時にガラスが割
70
れても破片が飛び散らず、鋭いガラス
60
フィルムなし
50
Nano 90S
Nano 80S
Nano 70S
40
30
20
10
0
250
片によるケガを防ぎます。
550
700
850 1000 1150 1300 1450 1600 1750 1900 2050 2200 2350 2500
波長
(nm)
力消費を抑えCO2の排出削減に効果を
発揮します。
窓際の温度測定グラフ
47.0
1.40
1.26
1.13
1.00
0.87
0.73
0.60
1.66
1.53
1.40
1.26
1.13
1.00
0.87
0.73
0.60
40.3%
47.5%
54.7%
61.6%
68.0%
74.0%
79.2%
83.7%
87.5%
47.5%
54.7%
61.6%
68.0%
74.0%
79.2%
83.7%
87.5%
90.4%
37.8°
C
32.1°
C
27.0°
C
窓ガラスのみ
45.0
温度差 6°C
43.0
41.0
39.0
Nano 70S
35.0
12:00
0.47
エアコンの設定温度を1°
C
上げても快適性はそのまま。
26.0°
C
インテリア部平均温度
26.0°
C
30.0°
C
ペリメーター部
平均体温感度
28.5°
C
22.6°
C
ペリメーター部の体感温度がインテリア
部と同一になるための空調設定温度
23.8°
C
窓のある壁温度
測定場所:神奈川県相模原市
最高気温:25.9°
C/最低気温:15.3°
C/窓際20cm
(住友スリーエム独自法)
32.9°
C
34.1°
C
皆様のケースに合わせて省エネシミュ
27.0°
C
レーションと快適性シミュレーション、
計算範囲
窓
サンプル施工などが可能です。 ご希望
50.0m
5.0m
5.0m
33.7℃
奥行
20.0m
5.0m
2.7m
の方は当部営業担当までお問合せくだ
南
高さ
-
2.7m
-
さい。なお、他にもさまざまな窓用フィ
ルムがあり、当社ホーム
ページでご覧ください。
http://www.mmm.co.jp/
cmd /scotchtint / index.html
「テレビ」受信可能
属腐食をせず、耐久性にもすぐれています。
−10
太陽光線エネルギー
γ線
X線
IR65CLAR
dB −20
0.6
−30
−40
0.3
0.1
0.5
1
1.5
2
−50
−60
3000
(μm)
2.5 波長
2500
2000
1500
1000
500
(MHz)
100 周波数
法律上、
電波と して
定義されてい るのは3THzまで。
10nm
100nm
3THz
100μm
2.5μm
380nm
■すぐれた耐久性。
マルチレイヤーNanoシリーズ
0
Nano70S 貼付け時
0.9
携帯電話 2690∼806MHz
10
電磁波の種類
1pm
無線 800∼142MHz
テレビ電波 770∼90MHz
※イメージ図
1.2
紫外線
可視光線
780nm
近赤外線
遠赤外線
300GHz 30GHz
1mm
1cm
ミリ波
EHF
3GHz
10cm
センチ波
SHF
極超短波
UHF
マイクロ波
300nmよりも短い波長は
大気で吸収されるため
地表に達しない
300nm
15μm
300nm∼15μmの太陽光が大気を通過して地表に到達
大気で吸収
されるため
地表に達しない
17:00
フロア全体モデル
2
「携帯電話」通話可能
マルチレイヤー Nano70S による熱量カット
16:00
測定日:2007年5月8日
(晴れ時々曇り)
ペリメータ空調温度 26.0°
C
床表面温度
31.9°
C
天井表面温度
窓表面温度
15:00
測定時間
幅
夏期
259W/m
窓方位
14:00
■測定条件 ガラス厚:フロート10mm
建物条件
東京
外気温度
13:00
(住友スリーエム 快適性シミュレーションによる)
このシミュレーションは、Fangerによって提案されたPMV(Predicted Mean Vote=予測平均温冷感申告)値によって快適性を評
価するもので、温熱環境の4要素(気温、湿度、気流・放射)
に、人体の着衣量・活動量を加えた6要素を用いて計算し、その条件下で
大多数の人が感じる温冷感を7段階に分け、快適と感じる人の割合を算出します。
1.5
0
周波数
波長
マルチレイヤー Nanoシリーズは、金属膜を用いていないので、金
400
w/m2・nm
近赤外線
温度を高く設定することができます。 電
ストレスなく使用することを可能にします。 また、紫外線も99%以上カットするので、家具等の日焼けや肌の刺激を軽減します。
透過させることです。 マルチレイヤーNanoシリーズは、
日焼けや肌
※Nano90Sは43%
き、室内の温度環境を均一化し、空調
層技術は、熱源となる近赤外線だけを選択的にカットすることができ、可視光線を取り込み、同時に携帯電話などの電子機器を
従来の金属膜フィルム
フィルムの理想は、紫外線、赤外線のみをカットし、可視光線だけ
線を90%以上※カットしている理想型に近いフィルムといえます。
択的にカットし、窓際ペリメーターゾーン
の床や壁の温度を下げることが確認で
フィルムでは、全波長域でカットしてしまうため必要な電波に障害を与えてしまいます。マルチレイヤー Nanoシリーズの超極薄多
90%以上
ないためカットしても見え方に影響がありません。したがって、
窓用
100
1.53
窓面到達日射量
※住友スリーエム独自法による。
保証値ではありません。
線である赤外線、 とくに近赤外線を選
約86%
計算地域
日射量算出地域:東京
度を測定、比較します。Nano70Sが熱
33.0
約81%
また、太陽光よりも長波域は電波と呼ばれ、携帯電話やラジオなど生活の中でさまざまに活用されています。 いままでの金属膜
ます。 可視光線はカットすると暗くりなりますが、赤外線は目に見え
可視光線
約77%
5m
実際に窓の一部にフィルムを貼って、温
°
C 37.0
約71%
奥行き
太陽光は電磁波の一部で、その太陽光の 一領域が可視光線です。 紫外線より短波域は、
大気に吸収され地表までは届きません。
赤外線カット
視光線と近赤外線とが原因となり
紫外線
窓際
(ペリメーター部)
外界条件
貼付フィルム:Nano70S
■太陽光エネルギーと電磁波のカット効率
室内
マルチレイヤー ナノ70S 貼付け
約50%
窓のある壁温度
ガラス:フロート板ガラス6mm
マルチレイヤー Nanoシリーズのデザイン
太陽光線のエネルギー比率は、紫 窓際の温度低減効果
Nano70S 貼付け
快適と感じる人の割合
ガラスのみ
天井表面温度
窓表面温度
窓部面積:300m
(東100m2、南100m2、西100m2)
119,402円
ガラスのみ
ペリメータ空調温度 26.0°
C
床表面温度
36.8°
C
(住友スリーエム独自法)
2
ピーク電力削減効果分
建築物フロアのペリメーターゾーンのPMVイメージ
快適と感じる
人の割合
■計算条件
ランニングコスト削減効果分
以上の人が快適だと感じることがわかります。
PMV値
2,866KgCO2
省エネ効果
(年間=15円/kWhとして)
上の人が暑いと感じ、Nano70Sを貼った場合は、窓のすぐそばまで70%
約71%
マルチレイヤー Nanoシリーズの CO2 排出削減効果
(東面:997、南面:872、西面:997)
してみると、ガラスのみの場合は窓ガラスから4m入ったところでも半数以
約65%
フィルム貼付時
CO2 排出削減効果
のシミュレーションで、Nano70Sを貼った場合と、ガラスのみの場合を比較
約58%
10月
省エネ効果換算金額
を確保できます。
B1 A1
も損ないます。 しかし、近赤外線域を選択的にカットする
※空調電力削減分を原単価にて換算。
(1kWhあたり0.36kgCO2)
※1 ガラスの熱割れはフィルムの吸収率以外の要因もございますので
必ず熱割れ計算は実施してご確認ください。
※2 当社で過去に実施した約1万件の熱割れ計算の条件で計算し、
施工可能
(OK)
となった件数の比率です。
総計算件数 9838件
(単板ガラス:7026件、複層ガラス:2168件、
合わせガラス:420件、スパンドレル:224件) 影響も最小限に抑えることができます。さらに脱金属膜タイプで透
反射光
に推定します。Nano 80S、Nano 90S
ンやブラインドは、暗くなり外の景色も見えずビルの外観
快適と感じる人の割合をシミュレーションソフトによって算出します。下の例
窓際の温度︵
︶
マルチレイヤー Nanoシリーズの原理
寒さによる不快感を憶えます。このように空調設定だけで
はオフィス全体を快適な空間にすることが困難で、カーテ
熱割れ計算
88%
Nano 80S 84%
Nano 90S
く設定しなければいけません。そのため奥にいる人達は、
省エ ネ シ ミュレ ー ション
200超層特殊積層
ポリエステルフィルム
紫外線吸収
ンでは日射による不快な暑さを感じるため、空調温度を低
サン プ ル 施 工 と 温 度 測 定
※
一般に夏季だけでなく冬季でさえ窓際ペリメーターゾー
快 適 性 シ ミュレ ー ション
紫外線防止指数
各種テクニカルサポート
構造図
300MHz
1m
30MHz
10m
超短波
VHF
短波
HF
3MHz
100m
中波
MF
300kHz
1km
長波
LF
30kHz
10km
超長波
VLF
日常生活に使用される電磁波
(電波)
は透過するのでテレビ、
携帯電話などの電波には影響を与えない
3kHz
100km
極低周波
ELF
。
3M TM スコッチティントTM 窓用フィルム マルチレイヤー Nano シリーズ
光学特性
物理的特性
製品番号
遮蔽係数
日 射
紫外線
透過率
可視光線
反射率(% ) 透過率(% ) 吸収率(% ) 反射率(% ) 透過率(% )
(% )
熱貫流率
飛散防止
効果
(W/m K )
2
フィルム
全厚
幅サイズ
(mm )
(μm)
接着力
(N/25mm 幅)
Nano 40S
0.49
20
25
55
7
40
0.0
5.9
○
76
1,016 / 1,270 / 1,524
8.0
Nano 70S
0.61
21
42
37
9
69
0.0
5.6
○
76
1,016 / 1,270 / 1,524
8.0
1,016 / 1,270 / 1,524
Nano 80S
0.68
22
51
27
10
84
0.0
5.6
○
76
Nano 80SX
0.69
18
50
32
10
84
0.0
6.0
○
148
1,016 / 1,270
8.0
12.0
Nano 80CP
0.67
22
50
28
11
83
0.0
5.7
○
363
1,016 / 1,270 / 1,524
11.0
Nano 90S
0.80
22
66
12
10
88
0.0
6.1
○
76
1,016 / 1,270 / 1,524
7.0
※測定はJIS A5759
に基づく方法で行った。 ※数値は3mm 厚透明フロートガラスに貼付した場合のガラス面入射での値を示す。※データは実測値を基にしており保証値ではありません。※フィルム全厚に剥離紙は除く。
●Nano80SX
Nano80S の外貼りタイプです。
●Nano80CP
Nano80S に防犯性能を持たせた製品です。
Nano40 、Nano70 は、1,829 mmサイズのみ販売しております。
※Nano 40 およびNano 70 (1,829mm サイズ)はJIS A5759
に該当しておりません。
3M TM ファサラTM ガラスシェード マルチレイヤー Nano シリーズ
光学特性
製品番号
物理的特性
仕様
遮蔽係数
(構造・デザイン)
日 射
可視光線
紫外線 熱貫流率 飛散
防止
透過率
反射率(% ) 透過率(% ) 吸収率(% ) 反射率(% ) 透過率(% ) (% ) (W/m K ) 効果
2
フィルム
全厚
(μm)
幅サイズ
(mm )
接着力
(N/25mm 幅)
NanoFGIM
ナノ・イルミナ
0.60
29
43
28
26
53
0.0
6.1
○
142
1,270
7.0
NanoFGLU
ナノ・ルーチェ
0.51
34
33
33
34
37
0.0
6.1
○
142
1,270
7.0
NanoMAML
ナノ・ミルキーホワイト
0.61
30
45
25
24
58
0.0
6.0
○
136
※測定はJIS A5759
1,016 / 1,270 / 1,524
7.0
に基づく方法で行った。 ※数値は3mm 厚透明フロートガラスに貼付した場合のガラス面入射での値を示す。※データは実測値を基にしており保証値ではありません。※フィルム全厚に剥離紙は除く。
■ご採用にあたってのご注意
特殊な多層積層構造フィルムのため、光の干渉により、見る角度によって緑や紫など
異なる色や帯状の色が見える場合があります。必ずテスト貼りをして外観の可否をご確認ください。
■ご採用決定の際には、あらかじめ在庫状況をお問い合わせください。
2014 年 9 月 現在
●Scotchtint 、
スコッチティント、
3M 、
ファサラは、
3M 社の商標です。 製品の仕様等は改良のため、予告なく変更する場合があります。最新の情報はホームページでご確認ください。
お問い合わせは、ナビダイヤル
05 70 - 012 - 12 3
カ ス タ マ ー
コールセンター
受付時間/8:45∼17:15 月∼金
(土・日・祝日・年末年始を除く)
※ナビダイヤルは、全国どこからでも市内料金でご利用いただけます。
E-mail でのお問い合わせ、資料のご請求は
[email protected]
3MTM スコッチティントTM ガラスフィルム ホームページ http://www.mmm.co.jp/cmd
ECP -044 - K (0 9 1 4 0 5 )ND
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