...

① 規約により定める投資制限 規約により定める投資制限

by user

on
Category: Documents
16

views

Report

Comments

Transcript

① 規約により定める投資制限 規約により定める投資制限
(4)【投資制限】
①
規約により定める投資制限
規約により定める投資制限(規約第30条)は、次のとおりです。
(ア)金銭債権(投信法施行令に定めるものをいいます。)及び有価証券(投信法施
行令に規定するものをいいます。不動産等、不動産対応証券及び規約第29条第2
項第(1)号乃至第(14)号に該当するものを除きます。)は、積極的に投資を
行うものではなく、安全性及び換金性又は規約第29条第1項に掲げる特定資産と
の関連性を勘案した運用を図るものとします。
(イ)デリバティブ取引に係る権利(投信法施行令に規定するものをいいます。)は、
本投資法人に係る負債から生じる金利変動リスクその他のリスクをヘッジするこ
とを目的とした運用に限るものとします。
②
金融商品取引法及び投信法による投資制限
本投資法人は金融商品取引法及び投信法による投資制限に従います。主なものは次
のとおりです。
(ア)本資産運用会社による運用の制限
登録を行った投資法人は、資産運用会社にその資産の運用に係る業務の委託をし
なければなりません。資産運用会社は、資産の運用に係る業務に関して一定の行為
を行うことが禁止されており、結果的に、本投資法人が一定の投資制限に服するこ
とになります。かかる禁止行為の主なものは次のとおりです。
a.自己取引等
資産運用会社が自己又はその取締役若しくは執行役との間における取引を行う
ことを内容とした運用を行うこと(金融商品取引法第42条の2第1号)。但し、
投資者の保護に欠け、若しくは取引の公正を害し、又は金融商品取引業の信用を
失墜させるおそれのないものとして金融商品取引業等に関する内閣府令(平成19
年内閣府令第52号、その後の改正を含みます。以下「業府令」といいます。)第
128条で定めるものを除きます。
b.運用財産相互間の取引
資産運用会社が運用財産相互間において取引を行うことを内容とした運用を行
うこと(金融商品取引法第42条の2第2号)。但し、投資者の保護に欠け、若し
くは取引の公正を害し、又は金融商品取引業の信用を失墜させるおそれのないも
のとして業府令第129条で定めるものを除きます。
c.第三者の利益を図る取引
資産運用会社が特定の金融商品、金融指標又はオプションに関し、取引に基づ
く価格、指標、数値又は対価の額の変動を利用して自己又は登録投資法人以外の
第三者の利益を図る目的をもって、正当な根拠を有しない取引を行うことを内容
とした運用を行うこと(金融商品取引法第42条の2第3号)。
d.投資法人の利益を害する取引
資産運用会社が通常の取引の条件と異なる条件で、かつ、当該条件での取引が
登録投資法人の利益を害することとなる条件での取引を行うことを内容とした運
用を行うこと(金融商品取引法第42条の2第4号)。
e.分別管理が確保されていない場合の売買等の禁止
資産運用会社が、以下の権利又は有価証券について、これに関して出資され又
は拠出された金銭(これに類するものとして政令で定めるものを含みます。)が、
当該金銭を充てて行われる事業を行う者の固有財産その他当該者の行う他の事業
に係る財産と分別して管理することが当該権利又は有価証券に係る契約その他の
法律行為において確保されているものとして業府令で定めるものでない場合に、
当該権利についての取引(金融商品取引法第2条第8項第1号、第2号又は第7
号から第9号までに掲げる行為をいいます。)を行うこと(金融商品取引法第40
条の3)。
(ⅰ)金融商品取引法第2条第2項第5号又は第6号に掲げる権利
(ⅱ)金融商品取引法第2条第1項第21号に掲げる有価証券(金融商品取引
法施行令(昭和40年政令第321号、その後の改正を含みます。以下
「金融商品取引法施行令」といいます。)で定めるものに限りま
す。)
(ⅲ)金融商品取引法第2条第2項第7号に掲げる権利(金融商品取引法施
行令で定めるものに限ります。)
f.その他業府令で定める取引
上記のほか、資産運用会社が行う行為のうち、投資者の保護に欠け、若しくは
取引の公正を害し、又は金融商品取引業の信用を失墜させるものとして業府令で
定める以下の行為(金融商品取引法第42条の2第7号、同法第44条の3第1項第
3号、業府令第130条)。
(ⅰ)資産運用会社が自己の監査役、役員に類する役職にある者又は使用人
との間における取引を行うことを内容とした運用を行うこと(業府令
第128条各号に掲げる行為を除きます。)(業府令第130条第1項第1
号)。
(ⅱ)資産運用会社が自己又は第三者の利益を図るため、登録投資法人の利
益を害することとなる取引を行うことを内容とした運用を行うこと
(同項第2号)。
(ⅲ)第三者(資産運用会社の親法人等及び子法人等を含みます。)の利益
を図るため、その行う投資運用業に関して運用の方針、運用財産の額
又は市場の状況に照らして不必要な取引を行うことを内容とした運用
を行うこと(同項第3号)。
(ⅳ)他人から不当な取引の制限その他の拘束を受けて運用財産の運用を行
うこと(同項第4号)。
(ⅴ)有価証券の売買その他の取引等について、不当に取引高を増加させ、
又は作為的な値付けをすることを目的とした取引を行うことを内容と
した運用を行うこと(同項第5号)。
(ⅵ)第三者の代理人となって当該第三者との間における取引を行うことを
内容とした運用を行うこと(但し、資産運用会社があらかじめ個別の
取引毎に全ての権利者に当該取引の内容及び当該取引を行おうとする
理由を説明し、当該権利者の同意を得て行うものを除きます。)(同
項第6号)。
(ⅶ)その他業府令に定める内容の運用を行うこと。
(イ)同一株式の取得制限
登録投資法人は、同一の法人の発行する株式につき、登録投資法人の保有する当
該株式に係る議決権の総数が、当該株式に係る議決権の総数の100分の50を超える
こととなる場合には、当該株式を取得することができません(投信法第194条、投
信法施行規則第221条)。
(ウ)自己投資口の取得及び質受けの制限
投資法人は、当該投資法人の投資口を取得し、又は質権の目的として受けること
ができません。但し、次に掲げる場合において当該投資口を取得するときは、この
限りではありません(投信法第80条第1項)。
a.合併後消滅する投資法人から当該投資口を承継する場合
b.投信法の規定により当該投資口の買取りをする場合
c.その他投信法施行規則で定める場合
(エ)子法人による親法人投資口の取得制限
他の投資法人(子法人)の発行済投資口の総口数の過半数にあたる投資口を有す
る投資法人(親法人)の投資口については、次に掲げる場合を除くほか、当該子法
人は、取得することができません(投信法第81条第1項、第2項)。なお、他の投
資法人の発行済投資口の過半数の投資口を、親法人及び子法人又は子法人が有する
ときは、当該他の投資法人はその親法人の子法人とみなされます(投信法第81条第
4項)。
a.合併後消滅する投資法人から親法人の投資口を承継する場合
b.その他投信法施行規則で定める場合
③
その他の投資制限
(ア)有価証券の引受け及び信用取引
本投資法人は有価証券の引受け及び信用取引は行いません。
(イ)借入れ及び投資法人債
a.本投資法人は、運用資産の着実な成長並びに効率的な運用及び運用の安定性に
資するため、資産の取得、修繕費若しくは分配金の支払い、本投資法人の運営
に要する資金、若しくは債務の返済(敷金・保証金並びに借入金及び投資法人
債(短期投資法人債を含みます。以下同じです。)の債務の返済を含みま
す。)等の資金の手当てを目的として、資金を借入れ(コール市場を通じる場
合を含みます。)又は投資法人債を発行することができます。但し、短期投資
法人債の発行により調達した資金の使途又は目的については、法令に定める範
囲に限るものとします。なお、資金を借入れる場合は、金融商品取引法に規定
する適格機関投資家(但し、租税特別措置法第67条の15に規定する機関投資家
に限ります。)からの借入れに限るものとします(規約第36条第1項)。
b.上記a.の場合、本投資法人は運用資産を担保として提供することができるも
のとします(規約第36条第2項)。
c.借入金及び投資法人債発行の限度額は、それぞれ1兆円とし、その合計額が1
兆円を超えないものとします(規約第36条第3項)。
(ウ)集中投資
集中投資について法令上制限はありません。なお、不動産の用途・所在地域によ
る分散投資に関する方針について、前記「(1)投資方針」をご参照ください。
(エ)他のファンドへの投資
他のファンド(投資口及び投資信託の受益証券)への投資について、規約上の制
限はありません。
Fly UP