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Sunshine

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Sunshine
第1学年
学年通信(保護者・生徒版)
Sunshine
一番充実する地点に向かって、探りながら進んでいる感じです。決して
止まってはいけないし、まだまだ上がある。自分の可能性に賭けている
というところです。
自分の人生が巻き戻せるとしても、やっぱりどこにも巻き戻したくない。
三浦知良(プロサッカー選手)
「地域をきれいに!」ボランティア活動
学年目標
素直な心
●1月29日(木)の5・6限に1年全員で地域清掃のボランティア活動を実施しました。
今年の1年生は例年以上に大量の、そして予想外のゴミを回収してくれました(笑)
。
寒い中でしたが、各クラス協力的に楽しく清掃活動をしていましたね。
<清掃区域>
1組:松平橋からグリーンセンター方面
2組:巴川西側沿道
3組:登校坂・バス停周辺
4組:九久平・松平中学方面
5組:鍋田方面
ゴミステーションでの分別風景
クラス関係なく大量のゴミを分別してくれた生徒が多く、
とても素晴らしいと思いました。本当にありがとう!
今回のボランティア活動を通して
「地域」も「君たちの心」もきれいになりましたね!
校舎がきれいになりました!
●本館棟・教室棟の耐震工事もほぼ終了し、校舎がき
れいになりました。壁がきれいに塗られているだけ
でも気分が明るくなりますね。トイレもとてもピカ
ピカですよ。君たちだけではなく、今後入学してく
る後輩のためにも大切に利用していきましょう!
被災地でのボランティア活動経験談を聞いて何を感じたか?
●第1学年は2月5日(木)3限に「東日本大震災被災地でのボランティア活動の経験談
を聞く会」を開催しました。2011年3月に起きた東日本大震災直後、実際に岩手県
陸前高田市でのボランティア活動をされた2名の方の貴重な経験談をお話しいただき
ました。
●震災から間もなく4年が経ちますが、被災直後の陸前高田
市の映像や、高さ20mの津波が発生し、沿岸部から6km
先まで津波が到達した話などを聞くと、想像もできない悲
惨な状態だったのだと改めて考えさせられました。また、
ボランティア活動でのゴミの分別など、多くの人の手によ
って地道に東北地方の復興が進められていることを痛感し
ました。
●みなさんはお二人の被災地でのボランティア経験談を聞い
て、何を感じましたか。私は「ボランティアの人と被災者
の考え方のずれ」という話の中で、『ボランティアで現地
に行った人たちは被災者の体験談を聞きたがるが、被災者
は誰もが現実を簡単に受け入れ、人に話すことができる状
態ではない』という点が非常に考えさせられました。そし
て、実際に被災地でボランティア活動をされたお二人が『ボ
ランティアが被災者の心に寄り添うのは難しいと感じた』
というお言葉も印象に残りました。また、「被災者の立場
を考えて接すること」や被災した高校生が話したという「私
は普通にいることの幸せを忘れていました」という話から、
被災していない私たちも日頃からこのようなことを感じな
がら生きていかなければならないと思いました。
<講話担当者>
・豊田市社会福祉協議会 地域福祉課
・豊田市災害ボランティアコーディネーター連絡会
栗本 浩一 様
江里口あけみ様
<生徒感想文(抜粋)>
・離れた所にいる私たちができることは募金やボランティアに行くこと、「普通」を
大切にすることだと思います。もし自分だったら…と考えると一人で抱え込めま
せん。
・ボランティアの人には被災した方々の気持ちは分からないはずです。自分本位・
自己満足のボランティアではなく、人のため・被災者の方々の心に寄り添えるよ
うなボランティアを私もしてみたいと感じました。
「花いっぱい活動」で心も明るく!
●松平高校では現在、生徒会が「花いっぱい
活動」を実施しています。各教室にシクラ
メンやマーガレット、サイネリアなどの鉢
植えを配布してくれました。教室内に花が
あると気分も明るくなりますね。各クラス
で水やりなどを協力して行ってください。
花も一生懸命生きています
check!
昇降口横の花は1月末の休日に、教頭先生が植えられた花ですよ!
「自己アピール」できるようになろう!
●第1学年では1月の総合の時間に『自己PR文を書いてみよう!』を実施しました。
第2学年が以前実施しており、『これは1年生にもプラスになる!』と思い作成しま
した。3年生では進学の入試で「志望理由書」、就職の試験で「履歴書」を書くこと
になります。その導入段階として現段階で自分のアピールポイントをさまざまな観点
から考え、文章を書いてもらいました。
●みなさんは自分のアピールポイントを具体的に書くことができましたか?松高に入学
して間もなく1年が経ちます。日頃から学習や部活動に努力したり、友人関係を大切
にしている人は、冷静に自己分析できれば自己PR文も書けるようになります。そし
て、高校3年間でやり切ったことがあれば、実際の入試・試験の面接時にも自信をも
って自分の言葉で自分をアピールできるでしょう。今後の高校生活でいろいろなこと
に全力を注ぎ、自分を成長させていきましょう!
ちょっと観点を変えてみよう!
「挨拶」も自己アピールの一手段ではないですか?笑顔で挨拶すると「爽やかな子だな」
、
大きな声で挨拶すれば「元気がいいな」と思われます。そして印象にも残り、「今度は
こちらから声を掛けよう」と相手側も思うはずですよ。『挨拶の力』ですね。
2月はとても大切な行事が目白押し
推薦入試〔17日(火)
〕
来年度入学生の受験が始まります。君たちは2年生になり、後輩ができるということ
です。新2年生としての自覚はできてきましたか?「松高の良さ」を後輩たちに伝え
てもらいたいです。
学年末考査〔19日(木)
〕
1年生最後の定期考査です。早めにテスト勉強をスタートし、家庭学習時間を増やし
て自己最高順位を目指そう!友人と教えあうことも大切です。
卒業式〔27日(金)
〕
卒業式では気持ちを込めて3年生を送り出そう。君たちが卒業生に対してできること
は「雰囲気作り」「きびきびとした行動」「心を込めて歌う」「温かい拍手で3年生を
送り出す」ことではないでしょうか。松高の卒業式の歌はとても素晴らしいですよ!
お互いに『素直な心』を忘れずに、一日一日を大切に過ごしていきましょう!
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今月は…
1年4組副担任
このページは学年の先生方に自由な発想で
君たちのために書いていただくページです!
垣内 浩志 先生
です!
後悔しない人生を!
今まで生きてきた中でたくさんの後悔をしてきました。昼ご飯食べ過ぎちゃった、あ
の服買えばよかったなどなど。誰しも日々の生活の中で小さいことから大きなことまで
様々な後悔をしていると思います。その中で先生の最大の後悔を紹介します。
みんなはJ2のFC岐阜というチームを知っていますか?2002年に岐阜県からJリー
グのクラブを作ろうということでチームがスタートしました。はじめに集められたメン
バーは国体選手、国体候補選手の約30人ほどでした(国体っていうのは各県の代表が
競い合う大会)。先生は運よくFC岐阜の初期メンバーとして練習に参加することができ
ました。
FC岐阜でのサッカー自体はとても有意義なものでしたが、練習会場まで片道1時間
以上かかり、平日の練習は19時から21時までで帰りの時間もかなり遅くなりました。
次第に平日の練習に行くのが面倒になってきました。当時の先生は大学生でアルバイト
もしてたし、サッカー以外に大学の講義がなければスノーボードに行ったり、夜時間が
あればスケートボードを友達と一緒にやっていました。実際は移動時間や練習時間より
サッカー以外の遊びの時間が減ったことが練習意欲低下に繋がっていたと思います。そ
して練習参加から2ヶ月くらい経過したときに当時の監督に相談し、辞めることを決心
しました。大学生のときの先生は“これでやっといろいろ遊べる”とウキウキでした。
目の前の楽しさ・誘惑に負けた瞬間でした。
おそらく続けていてもどこかでクラブの方からクビを宣告されたと思います。FC岐
阜がJ2に昇格したときに残念ながら初期のメンバーは誰一人残っていませんでした。
プロスポーツとはそういう世界です。先生の後悔はJリーガーになれなかったことでは
なく、途中で辞めてしまったこと、最後までやりきらなかったことです。
みんなも途中で諦めてしまって後悔したことありませんか?やらずに後悔したことあ
りませんか?特にやらずに後悔していても何も始まりません。まずは行動してみること
が大切です。もしかしたら行動して失敗することもあるかもしれません。何もしなけれ
ば失敗はしませんが、成功もしません。自分を高めたい、人生をよりよいものにしたい
と思ったらやらずに後悔したり、失敗を恐れていてはダメです。先生は1つのチャンス
を自分で潰してしまいました。みんなには後悔しない人生にしてもらいたいです。
もし後悔してもいつまでもウジウジしていてはいけません。気持ちを切り替えて前進
しましょう。先生は選手としての可能性はもうありませんが、指導者としての可能性は
まだまだあります。後悔しないように自分にできることがあれば、積極的に挑戦してい
ます。県・地区の選抜チームのコーチ、海外研修、指導者講習会と自分を高めることが
できそうなことはやるようにしてきました。その中でいろんな失敗をしてきたし、厳し
く叱られてヘコむこともたくさんありました。厳しく指導していただき失敗してきたか
ら今の “ サッカー指導者かいと ” がいると思います。
挑戦 → 失敗 → 修正→挑戦 → 失敗 → 修正・・・人生ってこれの繰り返
しだと思います。いつか “ 失敗 ” のところが“成功”になります。失敗を
恐れずに、やらずに後悔する人生にならないようにしよう!
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