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The Man Who Follow His Own Voice
©Tanis Werasakwong 2011/ Tanis Werasakwong / 出版国・地域：タイ
原作および絵：サアート
第2刷
自分の声に従って旅に出る男
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自分の声に従って旅に出る男
The Man Who Follow His Own Voice
©Tanis Werasakwong 2011/ Tanis Werasakwong / 出版国・地域：タイ
9番、
ハーンチャイ
君。
僕は
警察官に
なりたい
です！
大きい声で答えて
くれてとてもよかった。
次は10番、
ヨウダムロン君。
僕は
CEOに
なりたいです。
060
061
下桁の数字が5
または0の人は、
クリスマスの日に
出し物に出ることに
なっているのを
忘れないで
ください。
おや、
ソムホイ
君。
落ち着いて。
きみの番に
なったら、
先生は
すぐ呼ぶよ。
それでは、
次。
すいません、
先生！
先生！
みんな。
友達たちが
何かくだらない
ものばかりに
なりたいって
言うから、
僕はもう
絶えられ
ない！
僕が
言うことを
よく聞いてね。
The Man Who Follow His Own Voice
©Tanis Werasakwong 2011/ Tanis Werasakwong / 出版国・地域：タイ
世界的な
スーパースター・
コメディアン
になりたい！！
僕はね。
062
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陸地崩落の笑い攻撃作戦
The Man Who Follow His Own Voice
©Tanis Werasakwong 2011/ Tanis Werasakwong / 出版国・地域：タイ
スーパースター・コメディアン プレーンちゃんは
という言葉が、
ホイ君の
（ホイ君が
口から出た途端、
一年生の
ときから
好きな女の子）
初めて振り向いて
ホイ君を見た。
ホイ君。
プレーン
ちゃん、
小学校
2年6組の中で、
一番落ちこぼれの子。
ホイ君は
2年6組の天使。
心の中である
閃きが起きた。
負けた人は、
おまけで、
ホイ君を
もらえるんだよ。
064
065
七百六十億
です！！
日頃、
目立つように
カッコつけること以外、
ろくなことを考えない。
彼は、
プレーンちゃんに
猛烈に面白い
ギャグを
とばそうと考えた。
すると、
今日の国語の
授業時間でのこと。
これが、
ホイ君の人生の中で、
初めての真面目な
目標になった。
それをホイ君は
全然気にしない。
彼は、荒れた
ままの毎日を
楽しんでいる。
その後、
付き合ってもらう。
結婚する、子供をつくる
（＋犬一匹ぐらい）、
老後まで一緒に暮らす。
彼は
やり遂げられるのか、
お楽しみに！？
（エコー）
The Man Who Follow His Own Voice
©Tanis Werasakwong 2011/ Tanis Werasakwong / 出版国・地域：タイ
本当に
コメディアンに
なりたいのか、
ホイ君？
ズド∼ン
ピーン
ヨウ君、
なんだ。
2年6組中一番の
ベテランサッカー選手。
ヨウ君よ∼
分かるよ。
君は僕みたいな
人間が持っている
限りない才能を
見てくれたんだよね。
066
067
でも、実は僕は
コメディアンになりたいとは
少しも考えたことがないよ。
ドーン
コメディアンに
なりたかったら、
これにサインして。
な…
だって、
それより
僕は世界の
スーパースター・
コメディアンに
なるために
生まれたんだから
！！
インヨン先生へ
私、
ソムホイ・ゴイクラロークは、
ヨウダムロン・
コンクラパン君に代わり、
とってもとっても
喜んでクリスマスの出し物に参加させて
いただきます。
以上のものは本当です。
ドガーン
な…
（ソムホイ・ゴイクラローク）
ッ
ヒュ
The Man Who Follow His Own Voice
©Tanis Werasakwong 2011/ Tanis Werasakwong / 出版国・地域：タイ
コメディアンって
クリスマスとは
どういう関係だよ！？
バー
ン
君は自分の
代わりに、
踊りをやってくれる
人を探している
だけでしょ！？
ずず
ず
セェブ・イーリー喜劇団！？
ず
ずず
あるお笑い番組を見ながら、
疑問を持った東北出身者が
作った喜劇団。
しかし、残念ながら、
君は僕のような人を
だまし込む…
僕は君をだまし込む
必要は全然ない。
でも、僕がわざわざ足を
運んで、
ここまで
君を訪ねたのは
068
今年の
クリスマスが
例年と
違う
からだ。
僕の代わりダンスを
やってくれる人を
探したいだけだったら、
人を脅して誰にでもやって
もらうことができるんだ。
その疑問
というのが、
タイのお笑いって、
なんで面白い
ギャグをやって
ないのか！？
（なぜタイの
コメディアンは
面白いギャグを
とばして
ないのか！？）
セェブ・イーリーは
結果は、見事に成功。 外国人にも気に入ってもらえ、
全世界から人気を集めた。
それで、
彼は超面白い格闘技を
タイ風の喜劇に導入した。
10年ほど一生懸命稽古をして
洗練してから、
あちらこちらを
転々として公開した。
あの
喜劇団って
！？
現在、
自分の番組や
ボクシングのジムを
持っている。
僕の
おやじ
ピーン
「セェブ・イーリー」
の
喜劇団のボスが
見に来るんだ。
ヨウ君のお父さんが
そんなにすごいとは
全然思わなかった。
もし僕が
セェブ・イーリーに
入団できたら、
僕のジョークが
プレーンちゃんにも
超受けるだろう。
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