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日本銀行金融政策決定会合の推移

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日本銀行金融政策決定会合の推移
日本銀行金融政策決定会合の推移
東京短資株式会社 市場調査室
2016/7/29
※1:議長案採決は基本的に「金融市場調節に関する議案」についてのものとする
※敬称略
日付
終了時刻
無担保コールO/N金利
誘導目標
1998/9/9
17:41
16:54
13:58
17:34
17:22
17:18
17:13
15:48
0.25%
0.25%
0.25%
1998/11/13
1998/11/27
1999/2/12
1999/10/13
2000/8/11
2001/2/9
2001/2/28
2001/3/19
2001/8/14
2001/9/18
2001/12/19
2002/2/28
2002/10/30
2003/3/5
2003/3/25
2003/4/30
2003/5/20
2003/10/10
2004/1/20
2004/4/9
2005/5/20
17:27
13:04
18:48
14:54
13:54
14:33
12:32
11:41
13:29
12:57
13:54
12:40
12:31
12:42
出来るだけ低めに推移するよう促す
出来るだけ低めに推移するよう促す
0.25%
0.25%
0.15%
当座預金残高目標
5兆円程度
6兆円程度
6兆円を上回る水準
10~15兆円程度
10~15兆円程度
15~20兆円程度
17~22兆円程度
17~22兆円程度
22~27兆円程度
27~30兆円程度
27~32兆円程度
30~35兆円程度
30~35兆円程度
30~35兆円程度
公定歩合
補完当座預金制
度適用利率
0.50%
0.50%
0.50%
0.50%
0.50%
0.50%
0.35%
0.25%
-
0.25%
0.25%
0.10%
0.10%
0.10%
0.10%
0.10%
0.10%
0.10%
0.10%
0.10%
0.10%
0.10%
0.10%
-
※新日銀法施行以降、政策変更があった会合のみ記載
議長案採決※1
賛成 : 反対(備考)
8 : 1 (篠塚)
8 : 1 (篠塚)
その他決定事項等
CPオペの積極的活用、企業金融支援のための臨時貸出制度の創設、社債等買入オペの導入
7 : 2 (中原伸、篠塚) 企業金融支援のための臨時貸出制度基本要領制定
8 : 1 (篠塚)
無担保コールO/N金利を当初0.15%前後を目指し、その後一層の低下を促す。
7 : 2 (中原伸、篠塚) 「ゼロ金利政策」の継続、短国アウトライトオペの導入、2000年問題に配慮した年末越え資金供給の拡充
7 : 2 (中原伸、植田) 「ゼロ金利政策」解除
6 : 3 (中原伸、植田、田谷)
補完貸付制度(ロンバート型貸出制度)の新設
7 : 2 (中原伸、篠塚)
8 : 1 (篠塚)
8 : 1 (中原伸)
8 : 1 (中原伸)
8 : 1 (中原伸)
8 : 1 (中原伸)
9:0
9:0
9:0
9:0
7 : 2 (田谷、須田)
金融調節の操作目標を日銀当座預金残高に変更、本方式はCPI上昇率が前年比安定的に0%以上となるまで継続
6 : 3 (植田、田谷、須田)
「金融政策の透明性強化について」を公表
長期国債買入増額<月間4千億円→月間6千億円>
長期国債買入増額<月間6千億円→月間8千億円>、金融調節手段の拡充等
年度末に向けた潤沢な資金供給、長期国債買入増額<月間8千億円→月間1兆円>等
長期国債買入増額<月間1兆円→月間1.2兆円>等
日本郵政公社発足に伴う当座預金目標残高の変更
福井総裁就任直後の臨時会合
7 : 2 (田谷、須田)
国債補完供給制度の導入
9:0
7 : 2 (福間、水野) 「なお書き修正」(一時的な当座預金残高目標割れを容認)
本資料は情報提供を目的としてのみ作成されたものであり、お取引の最終決定は御自身の判断でなされますよう御願い致します。本資料に記載されている内容は、信頼できる情報源に基づき作成されたものですが、弊
1/3
社はその正確性および確実性を保証するものではありません。また、本資料を無断で転送・引用・複製することを固く禁じます。
公定歩合
補完当座預金制
度適用利率
議長案採決
賛成 : 反対(備考)
0.10%
-
7 : 1 (中原眞) 福間欠席
「量的緩和政策」解除
9
8
6
7
7
「ゼロ金利政策」解除
日付
終了時刻
無担保コールO/N金利
誘導目標
2006/3/9
概ねゼロ%
2009/7/15
14:07
公表時刻
13:40
14:19
16:00
23:00
21:38
13:58
14:34
14:05
13:43
13:52
12:27
12:22
12:33
13:35
0.25%
0.50%
0.50%
0.50%
0.50%
0.30%
0.30%
0.10%
0.10%
0.10%
0.10%
0.10%
0.10%
0.10%
0.40%
0.75%
0.75%
0.75%
0.75%
0.50%
0.50%
0.30%
0.30%
0.30%
0.30%
0.30%
0.30%
0.30%
0.10%
0.10%
0.10%
0.10%
0.10%
0.10%
0.10%
0.10%
0.10%
2009/10/30
13:05
0.10%
0.30%
0.10%
8:0
企業金融支援特別オペの延長、CP・社債買入オペ12月末で打ち切り等
2009/12/1
15:38
0.10%
0.30%
0.10%
7 : 0 野田欠席
臨時会合 固定金利方式の共通担保オペ<3ヶ月物・総額10兆円>の実施
2009/12/18
12:13
0.10%
0.30%
0.10%
7:0
「中長期的な物価安定の理解」の明確化
2010/3/17
12:49
13:18
12:42
12:56
12:11
13:38
13:31
11:36
14:48
13:10
12:42
14:00
13:31
22:00
0.10%
0.10%
0.10%
0.10%
0.10%
0%~0.10%
0%~0.10%
0%~0.10%
0%~0.10%
0%~0.10%
0%~0.10%
0%~0.10%
0%~0.10%
0%~0.10%
0.30%
0.30%
0.30%
0.30%
0.30%
0.30%
0.30%
0.30%
0.30%
0.30%
0.30%
0.30%
0.30%
0.30%
0.10%
0.10%
0.10%
0.10%
0.10%
0.10%
0.10%
0.10%
0.10%
0.10%
0.10%
0.10%
0.10%
0.10%
7
8
8
8
9
9
9
9
9
9
9
9
固定金利方式の共通担保オペの増額<総額10兆円→総額20兆円>
新しい資金供給制度の検討について執行部に指示
「成長基盤強化を支援すための資金供給(成長基盤オペ)」の骨子素案公表
成長基盤オペの概要決定
2006/7/14
2007/2/21
2008/9/18
2008/9/29
2008/10/14
2008/10/31
2008/12/2
2008/12/19
2009/1/22
2009/2/19
20009/3/18
2009/4/7
2009/5/22
2010/4/30
2010/5/21
2010/6/15
2010/8/30
2010/10/5
2010/10/28
2010/11/5
2011/3/14
2011/4/7
2011/6/14
2011/8/4
2011/10/27
2011/11/30
その他決定事項等
基準貸付利率
:
:
:
:
:
0
1 (岩田)
0 西村欠席
0
0
4 : 4 (須田、水野、中村、亀崎)
8
7
8
8
8
8
8
8
:
:
:
:
:
:
:
:
:
:
:
:
:
:
:
:
:
:
:
:
0
1 (野田)
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
8 : 1 (宮尾)基金増額について
8 : 0 宮尾欠席
臨時会合 米ドル供給オペの導入決定
臨時会合 米ドル供給オペの拡充(FRBとの米ドルスワップ取極の限度額を600億ドルから1,200ドルに増額)
臨時会合 米ドルオペ固定金利化、CP現先オペの積極活用、年末越え資金の積極的な供給等
補完当座預金制度(付利)の導入(0.10%)
民間企業債務の適格担保範囲の拡大、民間企業債務を活用したオペレーションの検討
長期国債買入額の増額<年間14.4兆円→年間16.8兆円>、企業金融支援特別オペの実施
CP等買入の実施、不動産投資法人債の適格担保化等
企業金融支援特別オペの強化、社債買入の実施等
長期国債買入額の増額<年間16.8兆円→年間21.6兆円>
地方公共団体向け証書貸付債券の適格担保化等)、政府に対する証書貸付債権・政府保証付証書貸付債権の適格担保範囲の拡大
適格外国債券担保綱領の制定
企業金融支援特別オペ、CP・社債買入オペの延長等
6ヶ月物固定金利方式の共通担保オペの実施<総額10兆円>(3ヶ月物と合わせて30兆円)
物価安定の理解に基づく時間軸の明確化、資産買入等の基金(資産買入基金)創設の検討
資産買入等の基金の詳細決定<基金総額35兆円>
ETF及びJ-REITの買入実施
東日本大震災対応で1日会合 資産買入基金の増額<総額35兆→40兆>
「被災地金融機関を支援するための資金供給オペレーション」導入決定
成長基盤オペにおける新たな貸付枠の設定(出資、動産担保融資等)
円高を受けて1日会合 資産買入基金増額<総額40兆円→50兆円>
資産買入基金増額<総額50兆円→55兆円>
臨時会合 米ドル資金供給の金利引き下げ、様々な通貨に対応した多角的スワップ協定締結
本資料は情報提供を目的としてのみ作成されたものであり、お取引の最終決定は御自身の判断でなされますよう御願い致します。本資料に記載されている内容は、信頼できる情報源に基づき作成されたものですが、弊
2/3
社はその正確性および確実性を保証するものではありません。また、本資料を無断で転送・引用・複製することを固く禁じます。
議長案採決
賛成 : 反対(備考)
日付
公表時刻
無担保コールO/N金利
誘導目標
基準貸付利率
補完当座預金制
度適用利率
2011/12/21
2012/4/27
12:16
12:43
14:07
12:09
12:46
0%~0.10%
0%~0.10%
0%~0.10%
0%~0.10%
0%~0.10%
0.30%
0.30%
0.30%
0.30%
0.30%
0.10%
0.10%
0.10%
0.10%
0.10%
9
9
9
7
7
2012/7/12
12:51
0%~0.10%
0.30%
0.10%
7:0
2012/9/19
2012/12/20
12:44
14:46
13:01
0%~0.10%
0%~0.10%
0%~0.10%
0.30%
0.30%
0.30%
0.10%
0.10%
0.10%
9:0
9:0
9:0
2013/1/22
12:47
0%~0.10%
0.30%
0.10%
7 : 2 (佐藤、木内) 政府・日銀共同声明、物価安定の目標をCPI前年比上昇率2%に
物価安定の目標について オープンエンド方式の資産買入導入(毎月長期国債2兆円含む13兆円程度の買入規模)
2012/2/14
2012/3/13
2012/4/10
2012/10/30
:
:
:
:
:
0
0
0
0
0
主な決定事項
ドル以外の資金供給オペレーション基本要領の制定
物価安定の「理解」から「目処」へ、資産買入基金の増額<55兆円→65兆円>
成長基盤オペ拡充<総額3.5兆円→5.5兆円>等
成長基盤オペ拡充<米ドル特則の詳細決定>
資産買入基金拡充<総額65兆円→70兆円、国債・社債の買入対象年限の長期化(1~3年)>
資産買入基金の枠組み見直し<共通担保オペ減額、T-bill買入増額>
<共通担保オペの期間を6ヶ月以下に、T-bill・CPの買入下限金利撤廃>
資産買入基金拡充<総額70兆円→80兆円、国債・社債の買入下限金利撤廃>
政府・日銀共同声明、資産買入基金増額<80兆円→91兆円>、新しい資金供給制度の検討
資産買入基金増額<91兆円→101兆円>、貸出増加を支援するための資金供給詳細決定
マネタリーベースの年間増加ペース
「量的・質的金融緩和政策」導入、金融調節の操作目標をマネタリーベースに変更、資産買入基金の廃止、銀行券ルールの一時停止
2013/4/7
13:40
約60~70兆円
0.30%
0.10%
9:0
2014/2/18
12:28
約60~70兆円
0.30%
0.10%
9:0
いわゆる「成長基盤強化オペ」、「貸出増加支援オペ」の規模を2倍とし、期間を1年間延長
マネタリーベース年間増加額<60~70兆円→80兆円>、長期国債保有残高年間増加額<50兆円→80兆円>
ETF保有残高年間増加額<1兆円→3兆円>、J-REIT保有残高年間増加額<300億円→900億円>
2014/10/31
13:44
80兆円
0.30%
0.10%
5:4
2015/1/21
12:29
80兆円
0.30%
0.10%
8 : 1 (木内)
2015/12/18
12:50
80兆円
0.30%
0.10%
8 : 1 (木内)
2016/1/29
12:38
80兆円
0.30%
△0.10%~0.10%
2016/7/29
12:44
80兆円
0.30%
(森本、石田、木内、佐藤)
5:4
長期国債買入の拡大・年限長期化(毎月グロスで7兆円、平均残存7年程度)、ETF・J‐REITの買入拡大(年間ETF1兆円、J-REIT300億円程度)等
成長基盤、貸出増加、被災地支援オペの一年間延長。成長基盤オペ(本則)一社上限1兆円→2兆円、総額7兆円→10兆円に拡充
成長基盤、貸出増加オペの対象先拡充(非日銀取引先が各々の系統中央機関を通じて利用し得る枠組みの導入)
新たなETF買入れ枠の設定(3,000億円)、貸出支援基金等の一年間延長、成長基盤オペの制度拡充、日銀適格担保
の拡充、国債買入れの平均残存期間長期化(7年~12年程度)、J-REIT買入れ限度額引き上げ(10%)
「マイナス金利付き量的・質的金融緩和」の導入、日銀当座預金を三段階の階層構造に分割し、それぞれの階層に応じ
て+0.1%、0%、△0.1%の付利を適用する。
ETF買入額の増額(保有残高が年間6兆円増加するペース)、成長基盤オペ米ドル特則の限度額の拡大(240億ドル)
△0.10%~0.10% 8 : 2 (佐藤、木内)
ETF買入増額について 米ドル資金供給オペの担保貸付制度の新設
(白井、石田、佐藤、木内)
本資料は情報提供を目的としてのみ作成されたものであり、お取引の最終決定は御自身の判断でなされますよう御願い致します。本資料に記載されている内容は、信頼できる情報源に基づき作成されたものですが、弊
3/3
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