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IEEE 802.3af 業界基準

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IEEE 802.3af 業界基準
パワー・オーバー・イーサネット
IEEE 802.3af 業界基準
のすべてを知る
パワー・オーバー・イーサネットとは?
パワー・オーバー・イーサネット(PoE)とは、
ントおよびIP防犯カメラなどといった遠隔装
単独のケーブル配線基盤にパワーおよびデータ
置は、連鎖型の集中パワーサプライ(UPS)と
を統合させるシステムで、いかなる場所でも
繋げて利用するkとおにより、PoEは継続的操作
ACパワー が必要なくなります。
を保証します。
パワーおよびデータが同じケーブル(カテゴリ
既にPoEは市場で広く採用されており、個別の電
ー5/5c 100メートルまで)に統合されます。
力配線およびパワーアウトレットをインストー
停電の際でも、IP電話、無線LANアクセスポイ
IP電話
無線アクセス・
ポイント
防犯カメラ
ルする必要性を省くことにより、全体のインス
トールコストを50%まで削減しております。
スペシャリスト・
アプリケーション・PC
既存ネットワーク
にパワーを継ぎ足
すミッドスパン
PoEの基本設計概念および
IEEE 802.3af 業界基準
IEEE 802.3af はLAN基盤上でイーサネット装置に
IP電話機、無線LANアクセスポイントなど)に
遠隔パワーを与える国際基準です。この基準は
なります。
標準イーサネット上にパワーを配信する仕様を
定義しており、イーサネットの電源機器および
動力ターミナルのデザイン方法も規定します。
この基準は、カテゴリー5、5e、パッチケーブ
ル、パッチパネルおよび接続ハードウェアを含
む既存のケーブル基盤にパワーを配信すること
を対象とする。
パワーの配信はデータ・ペア(1/2は「-」であ
り、3/6は 「+」)またはスペア・ペア(4/5は
「+」であり、7/8は「-」)といった標準CAT5ケーブル配線となります。
IEEE 802.3af 電源機器は非対応装置へのパワー
配信を防止する探知機能を備えており、他の機
器へのダメージを防止するために、802.3af 基準
PoEシステムは、PSE(電源機器)およびPD(
に基づいたパワー・オーバー・イーサネットの
電力装置 )から構成されます。PSEはエンドス
シグニチャーを基盤にしている認証されたパワ
パン(すなわち、レーヤ2イーサネット・スイッ
ーのターミナルだけがパワーを受け取ることが
チ)またはミッドスパンどちらかである必要が
できます。
あり、 PDはPoE対応のターミナル(すなわち、
イーサネット・
スイッチ
PowerDsine
PoE ミッドスパン
UPS
ネットワーク・
カメラ
無線LANアクセス・
ポイント
IP電話
既存スイッチを取り替えずにお客様のPoEミッドスパンで
お客様のネットワーク環境をアップグレード
PoEミッドスパン装置は、既存のイーサネット・
ミッドスパンをインストールするには、セット
スイッチを変えることなく、IEEE 802.3af システ
アップや構造などは一切必要なく、プラグ・ア
ムへアップグレードできるコスト効率のよいソ
ンド・プレーのように非常に容易です。
リューションをご提供致します。一般的には配
線クロゼットにインストールされるミッドスパ
ンは、イーサネット・スイッチと電力装置の間
に位置しており、IEEE 802.3af 基準に定義された
パワーを投入します。
ミッドスパンは、ポートごとに最高15.4ワット
を供給しており、これは通常3∼5ワットを消費
するIP電話、6∼12ワットを消費する無線LANア
クセスポイント、および10∼12ワット消費する
IPセキュリティーカメラに十分なパワーです。
データは、変更や妨害なくミッドスパンを経由
します。万が一、ミッドスパンがパワーダウン
した場合でも、データリンクは継続されます。
イーサネット・スイッチ
UPS
44-57V DC
各ポートに350 mA*
15.1W/分
PowerDsine
PoE ミッドスパン
CAT5 ケーブルを100メートル
ターミナルで利用可能なパワー:
最大12.95W*
ネットワーク
カメラ
タイプ10-12W
* IEEE 802.3af 業界基準に基づいて
無線LAN
アクセス・ポイント
タイプ6-12W
IP電話
タイプ305W
PoEは既存のケーブル性能を拡張致します
構造化されたケーブル配線は現代に置けるデー
なコストを削除するために、PoEミッドスパン
タネットワークの基礎となっております。ネッ
は構造化ケーブル配線の一環として取り入れら
トワーク上で提供されているサービスをの性能
れ、エンドユーザーが既存の基盤を利用してパ
を強化・改良する最新型の技術は常に紹介され
ワーを配信することを可能にします。
ております:ケーブルをインストールするには
非経済的な場所にネットワークを延ばすには無
線LAN、最新型の機能強化されたビジネス・ア
プリケーションを提供するにはIPテレフォニな
どがしょうかいされております。9月11日の
同時多発事件後、世界のセキュリティー市場は
劇的に成長しており、通常のイーサネット基盤
で利用可能なネットワーク防犯カメラやセキュ
リティーアクセス装置などが一般的に紹介され
ております。
PoEシステムを実施する時、構造化されたケー
ブル配線の安全を保証するために、数々の物質
的基盤の制限を考慮に入れております。一例と
して、一般的にイーサネット基盤で利用されて
いるカテゴリー5ケーブルは80Vdc 以上の電圧レ
ベルを運ぶことは禁止されており、RJ45コネク
ターおよび1.5Aは最高250ボルトとして定格さて
おり、安全規格は60 Vdc以下の電圧レベルのみ
をSELV(安全超低電圧)と定格している。さら
に、最高チャンネル弾圧は、100メートルの水平
幅広い範囲でのネットワーク装置の追加によ
ケーブル、パッチケーブル配線、コネクターお
り、 ACアウトレットのインスタレーション、 特
よび接続ハードウェアを含み、20Ωと定格され
にIPネットワークカメラやアクセスポイントの
ています。このパラメーターおよびその他のパ
ように手の届かない場所のインストール、関連
ラメーターはIEEE 802.3af 標準定義に基づいて考
のコストが大幅に増加しました。このよう
慮に入れております。
パワー・オーバー・イーサネット
ミッドスパン
イーサーネット・スイッチ
IP 電話、無線LANまたは防犯カメラをインストー
ルしますか?
パワー〆オーバー〆イーサネットのアプリケーション
ボイス〆オーバーIP電話機
99.999%一層した信頼性
3-5ワット
停電中でも、発信音を検出。コミュニケーション・ルームのパワー・オーバー・イー
サネット・ミッドスパン装置にUPSを接続することにより、遠隔資源を含む全体のネ
ットワークが 停電中でも継続的に作業の機能が可能になります。
無線LANアクセスポイント
意外な場所に電力アウトレットを用意する必要がない
6-12ワット
個別の電力配線システムの必要性を省き、今までアクセスできなかった場所に無線ハ
ブをインストールが可能となり、無線LAN基盤が大幅に簡易に。
ネットワーク〆セキュリティー〆カメラ
パワー〆オーバー〆イーサネットによりインストルコストが大幅に削減
10-12 ワット
手の届かないところにACソケットを犬ストールする必要がなくなり、電気技師が必
要なくなります。
アプリケーション配布
イーサネット基盤とは、世界で最も一般的な企業勤番
です。 ネットワークカメラ、アクセスコントロール
装置などのような最新型イーサネット・ターミナルが
日々紹介されており、PoEの潜在市場を高めておりま
す。現在、PoEはWLANおよびVoIPの装置にインスト
VoIP
ールされています。
無線LAN
その他
パワー・オーバー・インターネット ‒
パワーの国際基準
「イーサネットの実績のあるローバスト性および信頼性と
同じコネクター上のパワーをフルに活用できる新しい、
革新的な製品が出現するでしょう。
」
スティーブ・カールソン 802.3af タスクフォース担当
多くのIPテレフォニ、WLAN、およびネットワーク・セキュリティーベンダーは、既にIEEE 802.3af 対
応製品を発表しております:Cisco, 3Com, Nortel, Mitel, Alcatel, Siemens, Symbol, Proxim, D-link, Axis,
Sony, Panasonic。
その他、パワー・オーバー・イーサネット対応の装置は、
http://www.powerdsine.com/Products/SelectionGuide.aspにて製品選択ガイドをご覧ください。
PoE ミッドスパン・インスタレーションの効果を享
受してください
コスト削減
素晴らしいROI
•
個別の電源破線や出力アウトレットをインストールする手間を省き、インスタレーションコスト
を全体的に50%削減
•
集中型UPSにより、停電などの場合でも遠隔装置へのパワー継続を可能にする
•
手中型パワー管理により、エネルギ効率の高まり、電気料金の削減、およびトラブル・シューテ
ィングの能力強化
•
レガシー・システムへの投資保護
エキスパートからの言葉!
「802.3af 基準 は、ベンダーがネットワーク装置のインストールおよびア
ップグレードをコスト削減できる安定した基盤を提供します。
それは、無
線LAN装置やVoIPなどを中心に行われる展開やスケールアップの隠れ
たコストだったりする可能性でもあり、
これによりこの技術またはその他の
技術への投資を改善します。
」
リチャード・ウェブ インフォネティクス・リサーチ社、市場アナリスト
信頼性
単独UPSおよびノー〆ダウンタイム
•
遠隔装置をサポートする集中UPSにより、停電などの場合でも継続的作用を可能にする
•
付属装置がパワーシグナルを適合することを保証するインテリジェント装置による探知機能
•
802.3af 基準のケーブル配線およびエンド・ターミナルの保護
ネットワーク〆セキュリティー
IP装置への遠隔アクセス
•
SNMPウェブベース・コントロール経由の遠隔アクセスおよび管理
•
IP装置の機能を遠隔無効にすることにより、ネットワークセキュリティーの強化
問題解消
インストール作業が簡単かつ便利に
•
構造変更を必要としない簡単なプラグ・アンド・プレー・インスタレーション
•
パワーサプライーのアダプターを探す必要性をはぶく
•
マルチ・ベンダーとの適合性
PowerDsineパワー・オーバー・イーサネット
6000ミッドスパン群
PowerDsine 600シリーズ・ミッドスパン装置
特徴
•
無動力装置を保護するための最先端の
•
オート・センサー・アルゴリズム
•
過電流保護により安全な配線構造を保証
•
標準の19 ラック・マウント搭載可能
•
オプションのウェブベースSNMP管理
•
PoEネットワークへのスムーズな移動を
サポートするスプリッタの選択
IEEE 802.3af対応のCiscoおよびその他の
レガシー探知ターミナルを軌道
•
カテゴリー5ケーブル上で安全かつ信頼
性のあるパワーを保証
•
1、6、12、および24ポートユニットの
製品揃え
•
LEDポート状態表示器
•
自動出力管理
SNMP遠隔ネットワーク管理ツール
市場制覇
PowerDsineは、高成長しているパワー・オーバー・イーサネット(PoE)技術のリーダーあり、この
市場の発端からその開発のパイオニアとして活躍しております。PowerDsineはIEEE 802.3af 基準の立
役者であり、自社ブランドおよび組み込みパワー・オーバー・イーサネットソリューションにより、
市場を牛耳る。
既に世界中にて、300万ものPoEポートをインストールしているPowerDsine、その技術は世界的に
自社ブランドとして、またOEMなどが提供する自家商標製品として販売されております。さらに、
PowerDsineの最先端パワー・オーバー・イーサネット技術は、Avaya、Nortel Networks、および
3Comを含む13以上もの主ベンダーのイーサーネット・スイッチに組み込まれております。
PowerDsineは、IEEE 802.3af基準への適合を確実なものとするために、エンド・ターミナルPoE対応の
ネットワーク装置をテストおよび保証する新しいサービスを開発致しました。
PowerDsineの詳細については www.powerdsine.com をご覧下さい。
国際本部
PowerDsine Ltd.
1 Hanagar St.
P.O.Box 7220
Hod Hasharon 45421
Israel
Tel: +972-9-7755100
Fax: +972-9-7755111
[email protected]
北米
PowerDsine Inc.
1865 New Highway
Farmingdale, NY 11735
USA
Tel: +1-631-756-4680
Fax: +1-631-756-4691
[email protected]
ヨーロッパ
PowerDsine UK
Lakeside House
1 Furzeground Way
Stockley Park, Uxbridge
UB11 1BD
United Kingdom
Tel: +44 (0) 208 622 3107
Fax: +44 (0) 208 622 3200
[email protected]
www.powerdsine.com
ここに記載された情報は、プリント時には偽りなく、確実だと考えられています。しかし、PowerDsine有限会社は、不注意による誤り、間違
い、 書き損じまたは脱漏についても一切責任は負わず、またそれらに対する責任を放棄するものとします。たゆまぬ製品の向上のため、および弊
社の品質・信頼性への献身を考慮して、 PowerDsine有限会社は、製品およびその仕様への変更の権利を留保するとみなす。さらに、弊社は IEEE
802.3af 標準を守ることを考慮します。この資料の詳細をもとに、どのような製品デザインを十時する前にも、PowerDsineから最新の情報を取得
することをお進め致します。 その他記載の社名および製品名は各社の商標または登録商標です。
EUG 04/04 © 2004 PowerDsine Ltd.
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