...

越谷市屋外広告物条例の手引き

by user

on
Category: Documents
18

views

Report

Comments

Transcript

越谷市屋外広告物条例の手引き
越谷市
屋外広告物条例の手引き
平成27年4月版
越谷市 都市整備部 建築住宅課
はじめに
私たちの住む街や郊外の道路沿いなどには、ポスターや立看板、広告塔や広告板など大小を
問わず様々な屋外広告物が出されています。
優れたデザインの屋外広告物は身近な情報源として有益であると共に、街の賑わいや活気を
もたらします。
しかし、無秩序、無制限に出されると広告としての本来の役割を果たさないばかりか、市民共有
の財産である自然や街の持つ美しさを著しく損なうことになりかねません。
また、その設置や管理が適切に行われないと、落下や倒壊によって思わぬ事故を招くこともあ
ります。
そこで越谷市では、屋外広告物法とこれに基づく越谷市屋外広告物条例により、屋外広告物に
ついて必要な規制を行っています。この「しおり」は、市内で屋外広告物を出す場合のルールを理
解していただくことを目的として作成したものです。
越谷市屋外広告物条例の手引きへのお問い合わせ先
越谷市 都市整備部 建築住宅課 電話 048-963-9205
∼ メ モ ∼
《目次》
1 屋外広告物の規制
■越谷市屋外広告物条例の適用区域 ………………… 1
■屋外広告物条例の趣旨
………………… 1
■屋外広告物等の定義
………………… 1
■屋外広告物の規制の内容
………………… 2
2 表示・設置できる屋外広告物
■屋外広告物の許可
………………… 12
■屋外広告物の許可の基準等
………………… 12
■適用除外となる屋外広告物
………………… 23
■許可の条件
………………… 31
■変更・改造の許可
………………… 31
■許可期間更新の許可
………………… 31
3 屋外広告物の管理
■屋外広告物の管理
………………… 32
■管理者について
………………… 32
■管理者等の届出
………………… 33
■除却義務・除却の届出
………………… 33
4 申請手続と事務処理
■表示・設置の可否の判断
………………… 34
■許可手続きの流れ
………………… 35
■新規許可申請
………………… 36
■許可期間更新申請
………………… 38
■変更・改造許可申請
………………… 40
■屋外広告物等自主点検結果確認書 ………………… 42
■除却届・滅失届
………………… 44
■管理者設置・廃止届
………………… 47
■表示・設置者(管理者)変更届
………………… 49
■表示・設置者(管理者)氏名等変更届 ………………… 51
■添付図書一覧
………………… 53
5 違反是正について ■違反処理フロー
………………… 54
■罰則規定
………………… 55
1 屋外広告物の規制
■越谷市屋外広告物条例の適用区域
越谷市屋外広告物条例は、越谷市内全域に適用されます。
■屋外広告物条例の趣旨 (条例第1条)
屋外広告物条例は、屋外広告物及び屋外広告業について必要な規制を行い、もって良好な景
観を形成し、若しくは風致を維持し、又は公衆に対する危害を防止することを目的としています。
このことは屋外広告物の規制は、①良好な景観の形成又は風致の維持と、②公衆に対する危
害の防止の観点からのみ行われることを示しています。
したがって、屋外広告物の表示内容に立ち入った規制を行うことはできません。
ただし、例えば、景品表示法が顧客を誘引するための手段として不当な表示をすることを禁止
しているように、他の法令により表示内容が規制される場合があります。
① 良好な景観の形成又は風致の維持
屋外広告物を単に景観阻害要因として捉えるのではなく、良質な屋外広告物の表示を通じて地
域の良好な景観の形成に寄与することが重要であることを示しています。
なお、自然美を指す「風致」については屋外広告物により形成されるものではないことから、屋
外広告物により阻害されることがないように「維持」とされています。
② 公衆に対する危害
公衆に対する危害とは、屋外広告物の落下や倒壊等による直接的な危害だけでなく、見通しの
不良や信号機の視認性の妨げ等により生じる危害も含まれます。
■定義 (条例第2条)
1 屋外広告物
屋外広告物とは、「常時又は一定の期間継続して屋外で公衆に表示されるものであって、看
板、立看板、貼り紙及び貼り札並びに広告塔、広告板、建物その他の工作物に掲出され、又は
表示されたもの並びにこれらに類するもの」をいいます。
① 常時又は一定の期間継続して表示されるものであること。
表示について時間的、場所的な継続性(定着性)があることを意味しています。
時間の長短は問いませんから、短時間であっても、そこに定着して表示される物であれば該当
します。
② 屋外で表示されるものであること。
広告物が建築物等の外側にあるという意味。屋外にいる公衆に向けて表示された広告物で
あっても、建築物等の内部に存在するものは屋外広告物には該当しません。
③ 公衆に表示されるものであること。
公衆に表示とは、単に不特定多数に対して表示するという意味ではなく、建築物の管理権等か
ら総合的に判断されるものです。
例えば、建築物の外側であっても閉鎖的な中庭に表示される広告物は、公衆に表示されている
とはいえません。
1
④ 看板、立看板、貼り紙及び貼り札並びに広告塔、広告板、建物その他の工作物に掲出され、
又は表示されたもの並びにこれらに類するものであること。
以上の4つの要件を満たすものは、営利的なものかどうかなど、その表示内容にかかわらず、
広く屋外広告物に該当します。
なお、「表示」するというためには、そこに文字や図柄、一定のイメージ等が表されていることが
必要です。
屋外広告物に該当しないものの例
・街頭で配布されるビラ、チラシ
・建築物や自動車の窓の内側から屋外に向けて表示された広告物
・駅構内、遊園地内等、当該施設管理者の管理権に基づいて出された広告物
・空間に放たれたサーチライトの光
・音響広告
2 屋外広告物と掲出物件
掲出物件とは屋外広告物を掲出する物件をいい、広告塔や広告板がこれに該当します。
屋外広告物法及び越谷市屋外広告物条例では、屋外広告物、掲出物件の双方を規制の対象
としているので、広告物を表示していない広告板、つまり白地の広告板を設置する場合も規制の
対象になります。
3 屋外広告業
屋外広告業とは、屋外広告物の広告主から、屋外広告物の表示や掲出物件の設置に関する
工事を請け負い、 屋外で公衆に表示することを業として行う営業をいいます。
元請け、下請けといった立場の如何を問いませんが、屋外広告物の表示等の工事を請け負わ
ない広告代理業等は屋外広告業には該当しません。
また、屋外広告物の印刷や製作等だけを行い、現実に表示や設置を行わないものも屋外広告
業には該当しません。
■屋外広告物の規制の内容
屋外広告物の規制には、広告物の表示や掲出物件の設置を禁止する「禁止地域」、「禁止物
件」、「貼り紙等禁止物件」の指定、広告物の表示等の際の「許可制度」があります。
また、地域の別や許可の要否にかかわらず、絶対的に表示等することができない「4禁止広告
物(P11)」があります。
2
《越谷市屋外広告物条例による規制の概要》
許可地域(条例第7条)
原則として、広告物の表示又は
掲出物件の設置の際は許可が必要
1禁止地域(条例第4条)
原則として、広告物の表示又
は掲出物件の設置は禁止
2禁止物件(条例第5条)P8
原則として広告物の表示等禁止
3貼り紙等禁止物件(条例第6条)P10
原則として貼り紙等の表示禁止
1 屋外広告物の禁止地域 (条例第4条)
屋外広告物の禁止地域とは、主として良好な景観の形成又は風致の維持の観点から、屋外広
告物の表示等を禁止する地域又は場所です。
禁止地域においては、原則として屋外広告物の表示又は掲出物件の設置をすることはできま
せん。
なお、禁止地域以外の地域を「許可地域」といいます。
◆ 越谷市屋外広告物条例における禁止地域
(1)都市計画法の規定により定められた、第一種低層住居専用地域、第二種低層住居
専用地域、風致地区、特別緑地保全地区、生産緑地地区
これらの地域は、都市における良好な住居環境や自然的景観等を保全するために禁止地域に
指定しています。
・風致地区 : なし
・特別緑地保全地区 : なし
(2)市民農園整備促進法に規定する市民農園
都市住民のレクリエーション等の場である市民農園の良好な景観形成のために禁止地域に指
定しています。
3
(3)文化財保護法の規定により指定された重要文化財である建造物等
文化財及びその周辺地域の景観や風致を維持するために禁止地域に指定しています。
ア 重要文化財である建造物 : なし
イ 重要有形民族文化財である建造物 : なし
ウ ア及びイの建造物の周囲100メートル以内の地域 : なし
エ 史跡名勝天然記念物 : なし
(4)埼玉県文化財保護条例の規定により指定された文化財である建造物等
ア 埼玉県指定有形文化財である建造物 : なし
イ 埼玉県指定有形民族文化財である建造物 : なし
ウ ア及びイの建造物の周囲100メートル以内の地域 : なし
エ 埼玉県指定史跡名勝天然記念物 : なし
(5)越谷市文化財保護条例の規定により指定された文化財である建造物等
ア 越谷市指定有形文化財である建造物 : 大聖寺の山門、旧東方村中村家住宅
イ アの建築物に接する地域で市長が指定する区域 : 大聖寺の境域、旧東方村中村
家住宅の敷地
ウ 越谷市指定民俗文化財
エ 越谷市指定史跡
オ 越谷市指定名勝
カ 越谷市指定天然記念物
(6)自動車専用道路の全区間並びに道路(自動車専用道路を除く。)及び鉄道の市長が
指定する区間
「道路の区間」
当該区間に係る道路区域全域が対象となります。したがって車道だけでなく、歩道やのり面部
分も含まれます。
「鉄道の全区間」
鉄道運行の用に供される施設及びその敷地をいい、線路敷地、駅舎等が該当します。ただし、
駅舎と一体となった建築物であっても商業施設等、鉄道事業以外の用に供されている部分は除
かれます。
「市長が指定する区間」
東日本旅客鉄道、東武鉄道の全区間
鉄 道
(7)道路及び鉄道から展望することができる地域で、市長が指定する区域
「展望することができる地域」としているのは、道路や鉄道を通過する際に広告物を展望するこ
とができない地域は禁止地域の規制対象から除外しようとするものです。
展望することができない原因は、山林やのり面等の自然的条件、防音壁等の道路構造物に限
られず、建築物の連たんによる遮断も含まれます。
4
「市長が指定する区間」
なし
道 路
なし
鉄 道
(8)都市公園法に規定する都市公園又は社会資本整備重点計画法施行令に規定する
公園・緑地
「都市公園」
名 称
県営しらこばと公園
北越谷第一公園
北越谷第二公園
北越谷第三公園
北越谷第四公園
北越谷第五公園
東越谷第一公園
東越谷第二公園
東越谷第三公園
東越谷第四公園
東越谷第五公園
東越谷第六公園
東越谷第七公園
東越谷六丁目公園
東越谷七丁目しいの木公園
東越谷七丁目みどりの公園
東越谷八丁目けやき公園
東越谷八丁目いちょう公園
東越谷九丁目公園
東越谷十丁目2010公園
越谷総合公園
南越谷第一公園
南越谷第二公園
南越谷第三公園
三田方遺跡公園
レイクタウンスポーツ公園
レイクタウン湖畔の森公園
レイクタウン第一公園
レイクタウン第二公園
レイクタウン第三公園
レイクタウン第四公園
レイクタウン第五公園
平成27年4月1日現在
所 在 地
大字砂原地内
北越谷三丁目地内
北越谷二丁目地内
北越谷一丁目地内
北越谷四丁目地内
北越谷五丁目地内
東越谷二丁目地内
東越谷三丁目地内
東越谷四丁目地内
東越谷五丁目地内
宮前一丁目地内
花田一丁目地内
花田一丁目地内
東越谷六丁目地内
東越谷七丁目地内
東越谷七丁目地内
東越谷八丁目地内
東越谷八丁目地内
東越谷九丁目地内
東越谷十丁目地内
増林二丁目地内
南越谷五丁目地内
南越谷四丁目地内
蒲生西町二丁目地内
レイクタウン八丁目地内
レイクタウン五丁目地内
レイクタウン九丁目地内
レイクタウン一丁目地内
レイクタウン二丁目地内
レイクタウン二丁目地内
レイクタウン五丁目地内
レイクタウン五丁目地内
5
レイクタウン第六公園
レイクタウン第七公園
レイクタウン第八公園
レイクタウン第九公園
みわの杜公園
越谷流通公園
千間台第一公園
千間台第二公園
千間台第三公園
千間台第四公園
千間台第五公園
せんげん堀公園
南部第一公園
南部第二公園
南部第三公園
南部第四公園
南部第五公園
大杉公園
宮本公園
川柳公園
鷺高第一公園
鷺高第二公園
鷺高第三公園
鷺高第四公園
鷺高第五公園
鷺高第六公園
鷺高第七公園
花田第一公園
花田第二公園
花田第三公園
花田第四公園
花田第五公園
花田第六公園
蒲生公園
出羽公園
しらこばと運動公園
恩間公園
弥十郎公園
弥十郎第二公園
平方公園
レイクタウン六丁目地内
レイクタウン七丁目地内
レイクタウン七丁目地内
レイクタウン一丁目地内
レイクタウン九丁目地内
流通団地三丁目地内
千間台東一丁目地内
千間台西一丁目地内
千間台西二丁目地内
千間台西四丁目地内
千間台西六丁目地内
千間台西四丁目地内
南町二丁目地内
蒲生南町地内
南町一丁目地内
南町三丁目地内
伊原二丁目地内
大字大杉地内
宮本町五丁目地内
川柳町四丁目地内
東大沢二丁目地内
東大沢三丁目地内
東大沢一丁目地内
東大沢三丁目地内
東大沢五丁目地内
東大沢四丁目地内
東大沢四丁目地内
花田二丁目地内
花田二丁目地内
花田三丁目地内
花田四丁目地内
花田五丁目地内
花田六丁目地内
蒲生東町地内
新川町一丁目地内
大字砂原地内
大字恩間地内
大字弥十郎地内
大字弥十郎都内
大字平方地内
6
堂面第一公園
堂面第二公園
沼田第一公園
沼田第二公園
間久里第一公園
間久里第二公園
間久里第三公園
間久里第四公園
間久里第五公園
赤山公園
赤山町第二公園
赤山町一丁目わくわく公園
緑の森公園
大吉公園
大杉第二公園
大里第一公園
大間野町第二公園
大間野町第三公園
出津第一公園
出津第二公園
蒲生寿町公園
越ヶ谷三丁目公園
大沢公園
大房第一公園
越谷駅西口公園
七左第一公園
七左第二公園
七左第三公園
七左第四公園
西大袋第三公園
西大袋第七公園
袋山せせらぎ公園
西方二丁目地内
西方二丁目地内
平方南町地内
平方南町地内
千間台東二丁目地内
千間台東三丁目地内
千間台東三丁目地内
千間台東二丁目地内
千間台東二丁目地内
赤山町三丁目地内
赤山町二丁目地内
赤山町一丁目地内
越ヶ谷地内
大字大吉地内
大字大杉地内
大字大里地内
大間野町四丁目地内
大間野町二丁目地内
大字南荻島地内
大字南荻島地内
蒲生寿町地内
越ヶ谷三丁目地内
大沢四丁目地内
大字大房地内
東柳田町地内
七左町二丁目地内
七左町二丁目地内
七左町三丁目地内
七左町二丁目地内
大字大道地内
大字大竹地内
大字袋山地内
(9)河川及び湖沼並びにこれらの付近の地域で、市長が指定する区域
「市長が指定する区域」 : なし
(10)駅前広場及びその付近の地域で、市長が指定する区域
駅前広場とは、都市施設である計画道路の一部として整備された駅前の広場の区域をいいま
す。
「市長が指定する区域」 : なし
7
(11)官公署、学校、図書館、公会堂、公民館、体育館及び公衆便所の建造物並びにそ
の敷地
官公署
国又は地方公共団体等の庁舎(業務、事務を行う事務所)
学 校
学校教育法第1条で規定する学校のうち、国又は地方公共団体が設置する
もの
図書館
公会堂
公民館
体育館
図書館法第2条で規定する図書館
公立公会堂、公益法人が設立・管理する公会堂
社会教育法第20条で規定する公民館
公立の体育館、野球場、陸上競技場、水泳プール、その他の運動施設の建
造物及びこれに附属する観覧席、更衣室、倉庫等これらに類する工作物
(12)博物館、美術館及び病院の建造物並びにその敷地(これらの用途に供する部分の
床面積が200平方メートル以上のもの)
博物館
美術館
病 院
歴史・芸術・民俗・産業・自然科学などに関する資料を集め、整理・展示して
一般の利用に供するための施設
美術品を収蔵・展示する施設
医療法の規定による病院、診療所
(13)墓地及びその周囲の地域で市長が指定する区域
「市長が指定する区域」 : なし
(14)社寺、教会及び火葬場の建造物並びにその境域(敷地)
(15)越谷市景観条例(平成25年条例第17号)第8条の規定により定められた特定地
区及び景観まちづくり地区のうち、市長が指定する区域
「市長が指定する区域」 : なし
2 屋外広告物の禁止物件 (条例第5条)
屋外広告物を表示等することにより、良好な景観形成の妨げとなったり、風致を害することとな
る物件や、あるいは本来持っている機能や効用を害することとなる物件について、屋外広告物の
表示等を禁止しています。これらの物件を禁止物件といいます。
なお、禁止物件は、禁止地域とは別の規制なので、いわゆる許可地域内にあるものであっても
次に掲げる物件に広告物を表示等することはできません。
8
(1)橋、トンネル、高架構造物及び分離帯
河川に架設するもののほか、陸上橋、歩道橋も含む
橋
トンネル
自動車トンネルをいう。地下歩道のうち道路認定されているものを
含む
高架構造物
橋台や橋脚が該当する。高架下の土地や他の工作物は該当しな
い
分離帯
自動車などの交通の流れを分離して安全を確保するため、路上に
設けた帯状の施設
(2)石垣、擁壁
石 垣
擁 壁
土止めをするため石を積み上げて造った壁垣
土止めをするためコンクリート造り等で築いた壁垣
(3)街路樹、路傍樹
街路樹
都市の美観や環境の向上・保全のため、街路に沿って列植された
樹木
路傍樹
道のかたわら(みちばた)にある樹木
(4)信号機、道路標識、歩道柵、駒止、里程標
信号機
公安委員会が設置したものをいい、制御盤等の附属物や信号柱を
含む。ただし、信号機を付加した電柱等は該当しない。
道路標識
道路の交通に関し規制又は指示をする掲示板(案内標識、警戒標
識、規制標識、指示標識)
歩道柵
車両から歩行者を保護するため、あるいは歩行者が歩道外へ転落
するのを防止する等の目的で設置された柵やフェンス。(ガード
レールを含む。)
駒 止
走行中に進行方向を誤った車両が路外又は反対車線に逸脱する
のを防ぐため等の目的で設置されるコンクリート製等の突出物
里程標
道路の起点からの距離を表示するために設置される標柱
9
(5)信号機標柱付近にある電柱等
信号機設置の標柱の下端から道路に沿って前後10メートルまでの地点の両側3メートル以内
に存する電柱、街灯柱その他電柱に類するもの
この範囲内であれば、民有地内にある電柱等も禁止物件に該当します。
(6)消火栓、火災報知器、火の見やぐら
(7)郵便差出箱、信書便差出箱、電話ボックス、路上変電塔
(8)送電塔、送受信塔、照明塔、展望塔
(9)煙突、ガスタンク、水道タンク、その他のタンク
(10)形像、記念碑
(11)景観法(平成16年法律第110号)第19条第1項の規定により指定された景観重
要建造物及び第28条第1項の規定により指定された景観重要樹木
3 貼り紙等禁止物件 (条例第6条)
貼り紙、貼り札、広告旗、立看板の表示等を禁止する物件です。
国道の市内全区間
県道の市内全区間 及び これに面する場所に存する電柱、街灯柱その他
市道の全区間
電柱に類するもの
※ 上記の道路に面する場所にある電柱等は、民有地内のものであっても貼り紙等禁止物件
に該当します。
10
4 禁止広告物 (条例第10条)
次に掲げる広告物又は掲出物件を表示等することはできません。
ここに掲げられた広告物等は良好な景観の形成若しくは風致の維持又は公衆に対する危害の
防止の観点から、表示等を禁止しているものです。
禁止広告物の制度は、禁止地域、禁止物件、許可制度とは関係がありません。
したがって、禁止地域以外の地域においても、また、禁止物件以外の物件についても、これに
該当する広告物は表示等が禁止されています。
同様に、自家広告物など許可不要で表示等できる広告物であっても、禁止広告物に該当するも
のは表示等が禁止されています。
(1)著しく汚染し、退色し、又は塗料等のはく離したもの
(2)著しく破損し、又は老朽化したもの
(3)倒壊又は落下のおそれがあるもの
(4)信号機又は道路標識等に類似し、又はこれらの効用を妨げるようなもの
(5)道路交通の安全を阻害するおそれがあるもの
11
2 表示・設置できる屋外広告物
■許可 (条例第7条)
禁止地域以外の地域又は場所(「許可地域」)で屋外広告物を表示等しようとする者は、市長の
許可を受けなければなりません。
◆ 許可を受けるべき者
屋外広告物の表示等の許可を受けるべき者は、その広告物の表示等について意思決定し、処
分権限(通常は所有権)を有する者です。
■許可の基準等 (規則第4条、別表第1)
1 屋外広告物の分類
越谷市屋外広告物条例では、屋外広告物をその種類と表示等の場所により次のように分類し
て許可の基準を定めています。
種 類
定 義
広告板
土地に建植され又は建造物その他の物件を利用して取り付けられ、平
面的に広告内容を表示するもの
広告塔
土地に建植され又は建造物その他の物件を利用して取り付けられ、立
体的に広告内容を表示するもの
サインポール
土地に建植された広告板・広告塔に分類される広告物のうち、一本の支
柱により表示面が支持されているもの。
掛看板
建造物その他の物件を利用してつり下げられ、広告内容を表示するもの
広告幕
布又は網等を利用して作製されたものであって、建造物その他の物件を
利用して取り付けられ、広告内容を表示するもの。
広告旗
布又は網等を利用して作製されたものであって、容易に移動させること
ができる状態で立てられ、又は容易に取り外すことができる状態で物件
に取り付けられているもの
電柱・ 街 袖付広告
灯柱等利
用広告
巻付広告
電柱、街灯柱その他電柱に類するものを利用して取り付けられたもの
電柱街灯柱その他電柱に類するものを利用して巻き付けられ、広告内
容を表示するもの
貼り紙
紙等を利用して作製されたものであって、建造物その他の物件を利用し
て貼り付けて広告内容を表示するポスター、ビラ等
貼り札
ベニヤ板、プラスチック板等に紙その他のものを貼り、又は直接塗装・印
刷をして作製し、工作物等にひも・針金等でつるし、又はくくりつける等容
易に取り外すことができる状態で取り付けられたもの
立看板
紙、布、木又は金属等の材料を使用して作製されたものであって、建造
物その他の物件を利用して、容易に取り外すことができる状態で立てか
けられたもの
アドバルーン
綱を付けた気球を掲揚しはり紙、その気球又はつり下げた字幕を利用し
て広告内容を表示するもの
12
アーチ利用広告
標識利用広告
自動車利用広告
道路上の空中を横断してアーチ状に建植された物件を利用して広告内
容を表示するもの
停留所標識、消火栓標識等を利用して巻き付け又は取り付けられ、広告
内容を表示するもの
電車、バスその他の自動車の車体を利用して表示するもの
2 色彩等の基準 (規則第4条)
色彩等の基準は、主に良好な景観の形成と風致の維持を目的とし、さらに信号機や道路標識
等に類似した色彩を禁止することにより、公衆に対する危害の防止を図ることを目的としていま
す。
この基準は「許可基準」として規定されていますが、許可不要で表示することができる自家広告
物等にも適用されます。
(1)地色に赤及び黄の原色並びに黒色を使用していないこと。
(2)同系統の中間色を使用することにより色調を整えてあること。
(3)蛍光塗料、発光塗料又は反射塗料を使用していないこと。
蛍光塗料
光が当たると蛍光を発する蛍光体顔料を主体とした塗料
発光塗料
暗所でも塗膜が発光する塗料。光が当たると暗所でも長時間発光する
畜光塗料と塗膜自体が発光する狭義の発光塗料とに区分される
反射塗料
樹脂の油膜やガラス材料等を利用して、光の反射を高めたもの
(4)裏面及び側面が美観を損なわないものであること。
(5)光源が点滅する広告物又は掲出物件については、道路上に突き出さないこと。
13
(6)都市計画法第8条第1項第1号に規定する用途地域が定められていない土地の区
域における建造物から独立した広告においては、使用されている色のうち面積が最大の
ものの彩度(工業標準化法に基づく日本工業規格Z8721に規定する彩度の表示方法に
よる)が6を超えないこと。(自家広告を除く)
3 広告物の表示又は掲出物件の設置の許可の基準 (規則第4条、別表第1)
◆建造物を利用して表示等する屋外広告物の基準 ● 屋上利用広告
建築物の屋上(建築基準法でいう軒高よりも上の部分)を利用して、壁面から突き出さないよう
に取り付けられた広告板・広告塔
ペントハウス等の屋上構造物の壁面に取り付けられるものも屋上利用広告に該当します。
鉄筋コンクリート造・鉄骨造等
木造建築物
1 表示面積の合計は10㎡以下
であること。
1 表示面積の合計は、建物の全壁面面積
の10分の1以下であること。
2 上端の高さは地上から12m以
下であること。
ただし、10分の1が10㎡に満たないときは
10㎡以下であること。
※全壁面面積=窓等の開口部を含む、軒
高以下の全ての壁面面積の合計
2 上端の高さは地上から軒高の3分の5以
下で、かつ、48m以下であること。
ただし、軒高の3分の5が12mに満たな
いときは、地上から12m以下であること。
3 壁面から突き出していないこと。
14
● 壁面利用広告
建築物の壁面に平面的に取り付けられ、又はじか書きされた広告物。
ひさし、シャッターボックス、パラペット等を利用したものや、壁面を覆った塩ビシートを利用した
ものも壁面利用広告に該当します。
建築物の壁面と屋上構造物の面が同一の平面の場合、その両方にまたがる広告物は壁面利
用広告として扱います。(この場合でも、基準となる壁面面積には、ペントハウスやパラペット等の
面積は含まれません。)
1 表示面積は、広告物を出す壁面の一面の壁面につきその壁面面積の5分の1
以下であること。ただし、近隣商業地域及び商業地域にあっては10分の3以下で
あること。
※壁面面積:広告物を掲出する壁面(窓等の開口部を含む軒高以下の面積)一面のみの面積
※同一壁面に複数の広告物を表示する場合は、その合計面積が当該壁面面積の5分の1(商
業地域等にあっては10分の3)以下であること。
《同一壁面に該当する例》 の部分は同一壁面として扱う。
2 建築物の3階以上の階にある窓又は開口部の全部又は一部をふさがないこと。
建築物の外部から窓等の全体が確認できないような形で広告物を取り付けないこと。
15
《表示面積の算定方法》
広告物を掲出する物件(掲出物件)の表示面の面積をもって表示面積とします。建物の壁面に
じか書きされた場合のみ、例外的に文字や図柄部分のみを表示面積とします。
取り付けられたものの面積
越
谷
直書きされた文字等の面積
市
越
越
谷
市
谷
越 谷 市
市
● 突き出し広告
建築物の壁面に対して垂直に取り付けられた広告物
1 壁面からの突出し幅は、1.2m以下であること。
2 上端の高さが壁面の高さ以下であること。
3 道路上空に出る場合は、下端の高さは、歩道上にあっては路面から3m以上、車道上
にあっては路面から4.5m以上であること。
※ 表示面積の基準はありません。
※ 道路上空に出る場合は、道路法に基づく占用許可が必要。
16
◆建造物から独立した屋外広告物の基準 建造物から独立した屋外広告物(広告板、広告塔、サインポール)については、都市計画法第8
条第1項第1号に規定する用途地域が「定められている土地の区域に出す場合」と「定められて
いない土地の区域に出す場合」で許可基準が異なります。
● 用途地域が定められている土地の区域に出す場合
1 表示面積は10㎡以下であること。
ただし、自家広告にあっては60㎡以下であること。
※複数の表示面がある場合は、その合計面積が10㎡以下(自家広告は60㎡以下)であること。
2 上端の高さは地上から10m以下であること。
3 道路上に突き出していないこと。ただし、自家広告については、道路上空に出る場合
の下端の高さが、歩道上にあっては路面から3m以上、車道上にあっては路面から4.5m
以上であること。
※道路上空に出る場合は、道路法に基づく占用許可が必要。
《広告物の高さ》
広告物の高さとは、地上から広告物を掲出する物件(掲出物件)の上端までの高さを言いま
す。
独立した広告物
塀などを利用した広告物
17
● 用途地域が定められていない土地の区域に出す場合
1 表示面積は10㎡以下であること。
ただし、自家広告にあっては60㎡以下であること。
※複数の表示面がある場合は、その合計面積が10㎡以下(自家広告は60㎡以下)であること。
2 上端の高さは地上から10m以下であること。
3 道路上に突き出していないこと。ただし、自家広告については、道路上空に出る場合の下端
の高さが、歩道上にあっては路面から3m以上、車道上にあっては路面から4.5m以上であるこ
と。
※道路上空に出る場合は、道路法に基づく占用許可が必要
4 使用されている色のうち面積が最大のものの彩度(工業標準化法に基づく日本工業規格Z8
721に規定する彩度の表示方法による)が6を超えないこと。(自家広告を除く)
※道路からの距離に係わらず、
上記1の表示面積が適用され
ます。
《建造物から独立した屋外広告物の表示面積の算定方法》
W
H
○○広告 □□建築 △△商店
H1
W1
W2
越 谷
市役所
H2
別々の工作物であっても、それぞれの広告内容が
完結していない場合は、全体でひとつの広告物とし
て表示面積を計算します。A=H1×W1+H2×W2
工作物が一体の場合には、広告内容がそれぞれ独
立したものであっても、全体でひとつの広告物として
表示面積を計算します。A=H×W
18
◆ その他の屋外広告物の基準 広告物の種類
掛看板
広告幕
広告旗
許可の基準
表示面積
2㎡以下
路面から下端までの高さ
歩道上:3m以上 車道上:4.5m以上
長さ・幅
15m以下×1.2m以下
路面から下端までの高さ
5m以上
縦・横
1.8m以下×0.6m以下
高さ
3m以下
道路上に突き出さないこと
その他
電柱・街
灯柱等利
用広告
表示者の連絡先を明示すること
縦・出幅
1.2m以下×0.6m以下
路面から下端までの高さ
歩道上:3m以上 車道上:4.5m以上
その他
車道寄りの歩道部分に位置する電柱等
を利用する場合は、歩道の中央部分に
向けて突き出すこと
上端の高さ
地上から3.2m以下
下端の高さ
地上から1.2m以下
表示面積
1㎡以下
表示面積
1㎡以下
その他
表示者の連絡先を明示すること
縦(脚部を含む)・横
1.8m以下×0.6m以下
その他
表示者の連絡先を明示すること
気球の大きさ
直径3m以下
広告幕(網)の長さ・幅
15m以下×1.5m以下
上端の高さ
地上から45m以下
袖付広告
巻付広告
貼り紙
貼り札
立看板
アドバルーン
アーチ
部分
アーチ利用広告
支柱部分
標識利用広告
自動車利用広告
路面から上端まで
の高さ
歩道上:5.5m以下 車道上:7.5m以下
路面から下端まで
の高さ
歩道上:3.5m以上 車道上:5m以上
上端までの高さ
地上から3m以下
下端までの高さ
地上から1.2m以下
表示面積
0.5㎡以下
広告宣伝用自動車
広告宣伝用自動車であること(※)
広告宣伝用自動車以外
各側部1㎡以下、後部0.3㎡以下
※「広告宣伝用自動車」は、特殊用途(放送・広報)車として登録を受けているものに限る
19
20
4 許可の手数料と許可期間の基準
◆ 手数料の額 (条例第31条)
許可申請の際には、広告物の種類や表示面積等に応じて手数料を納付しなければなりませ
ん。
下の表の手数料額は越谷市に申請する場合の許可手数料の額です。
◆ 手数料の納付方法
越谷市に許可申請をする際は、許可申請書と共に窓口にて手数料を納付します。
◆ 許可期間 (条例第12条、規則8条、別表第4)
許可の期間は広告物の種類ごとに下の表の期間を基準として定められます。
種 類
広告板
広告塔
電柱・街灯柱等利用広告
標識利用広告
アーチ利用広告
自動車利用広告
広告宣伝用自動
車を利用するもの
その他のもの
掛看板
広告幕(つり下げを含む)
アドバルーン
紙製又は布製の立看板
前記以外の立看板
貼り紙
貼り札
広告旗
単位
1㎡
1㎡
1個
1個
1基
手数料
350円
350円
350円
170円
3,500円
1台
2,000円
1台
1個
1張
1個
1個
1個
50枚
10枚
1本
800円
700円
350円
1,750円
170円
350円
350円
350円
350円
・広告板又は広告塔で単位1㎡未満のものは、1㎡として計算する。
・貼り紙で単位50枚未満のものは、50枚として計算する。
・貼り札で単位10枚未満のものは、10枚として計算する。
21
許可期間の基準
3年以内
1年以内
3月以内
1月以内
5 許可手続きの流れ
許可申請
手数料は申請時に窓口にて納付
許 可
「許可書(許可申請書の副本)」及び「許可証票」を交付
広告物の設置・許可証票の貼付
変更・改造許可申請
各種届出
許可を受けた広告物を変更又は改造しようとするとき
(P40)
次の事項が生じたときに、遅延なく届け出る
●管理者を置いたとき、又は廃したとき
→「屋外広告物等管理者設置・廃止届」(P47)
●表示設置者又は管理者が変更したとき
→「屋外広告物等表示・設置者(管理者)変更届」(P49)
●表示設置者又は管理者の氏名、名称、住所が変更したとき
→「屋外広告物等表示・設置者(管理者)氏名・名称・住所変更届」(P51)
●許可を受けた広告物が滅失したとき
→「屋外広告物等滅失届」(P46)
許可期間更新許可申請 現在受けている許可期間の満了後も、引き続き広告
物を設置するとき(P38)
許可期間満了
除 却
許可期間満了から5日以内に除却する。
除却届
除却後、遅滞なく届け出る(P45)
22
■適用除外となる屋外広告物 (条例第8条)
屋外広告物には禁止地域、禁止物件、はり紙等禁止地域、許可制度の規制がありますが、こ
れらの規制の全部又は一部が適用されない広告物があります。
これを「適用除外となる屋外広告物」といいます。
1 禁止地域、禁止物件、はり紙等禁止物件、許可制度の規定の適用がない広告
物 (第1項)
次の広告物は、禁止地域や禁止物件でも表示等することができます。
また、表示等に際して許可は必要ありません。
(1)法令の規定により表示する広告物
(2)選挙運動のために表示する広告物
(3)国又は地方公共団体が公共的目的をもって表示する広告物
2 禁止地域及び許可制度の規定の適用がない広告物 (第2項)
次の広告物は、禁止地域内でも表示等することができます。また、表示等に際して許可は必要
ありません。ただし、禁止物件やはり紙等禁止物件に表示等することはできません。
(1)自家広告物
自己の氏名・名称等や事業内容等を、自己の住居や事業所等に表示するもので、規則に定め
る基準に適合するもの。(P29∼P30「自家広告物に係る基準」参照)
※道路上に突き出すものは適用除外には該当しません。
《自家広告物の特例》
禁止地域(条例第4条)
許可地域(条例第7条)
許可不要で表示等ができる
自家広告物
条例第8条第2項第1号
許可不要で表示等ができる
規則第5条、別表第2
自家広告物
許可を受ければ表示等が
条例第8条第2項第1号
できる自家広告物
規則第5条、別表第2
条例第8条第5項第1号
規則第7条、別表第3
23
(2)管理用広告物
自己が所有又は管理する土地や物件に、その管理上の必要に基づき表示する広告物で、表示
面積が2㎡以下のもの。
例)
・月極駐車場 △△不動産 電話○○○○
・□□「建設予定地 ××会社管理地
・車庫前につき駐車禁止
・高圧電線注意 など
(3)冠婚葬祭用の広告物
婚礼、葬儀、祭祀、祭り等の際に一時的に表示される広告物
表示面積等の制限はなし。
※次頁4(2)の規定により、はり紙等禁止物件にも表示可。
(4)講演会等の催し物の広告物
講演会等の開催のため、その主催者又は会場の管理者が、会場の敷地内に表示する広告
物
表示面積等の制限はなし。
(5)自動車に表示する広告物
自動車の種類ごとに表示面積等の基準がある。 (規則別表第2)
(6)他の都道府県市の条例の規定に従って表示される自動車の広告物
自動車の使用の本拠地が埼玉県以外の他の都道府県市にある場合に、その都道府県市の
条例の規定に従って表示されている広告物
(7)人、動物、車両(自動車を除く)、船舶に表示する広告物
電車の車体利用広告もこれに該当するが、路線が他の市と跨る場合は、他の市の規制に注
意が必要。
(8)公共掲示板に表示する広告物
表示等に際しては、公共掲示板を設置する地方公共団体の許可が必要。
(9)工事現場の板塀等に表示する広告物
表示内容は、空、動物、植物、風景その他周囲の景観に調和したものを描写した絵画又は被
写体とした写真であること。工事施工者等の氏名、名称、店名又は商標を表示する場合は、その
表示面積は表示方向から見た仮囲いの平面積の20分の1以下であること。
24
3 禁止物件の規定の適用がない広告物 (第3項)
次の広告物は、禁止物件にも表示等することができます。
ただし、禁止地域内に表示等することはできません。また、表示等に際しては許可が必要です。
(1)石垣、擁壁、送電塔、送受信等、照明塔、展望塔、煙突、ガスタンク、水道タン
クその他のタンクに表示する自家広告物
表示面積の基準 石垣又は擁壁:5㎡以下、その他:15㎡以下
※このうち、前記2(1)の自家広告物の基準にも適合するものは、禁止地域内でも表示可能。
表示等に際して許可も不要。
(2)禁止物件の管理用広告物
※このうち、表示面積が2㎡以下であれば、前記2(2)の規定により禁止地域内でも表示可能。
表示等に際して許可も不要。
(3)煙突やガスタンクに表示する広告物
表示内容:空、動物、植物、風景その他周囲の景観に調和したものを描写した絵画又は被写体
とした写真
4 はり紙等禁止物件の規定の適用がない広告物 (第4項)
次の広告物は、はり紙等禁止物件にも表示等することができます。
ただし、禁止地域や他の禁止物件に表示等することはできません。また、表示等に際しては許
可が必要です。
(1)営利を目的としない活動のために表示するはり紙等
政治、労働、宗教、社会教育、社会福祉等、広く一般に認識されている営利を目的としない活
動のために表示する、はり紙、はり札、広告旗、立看板
※このうち、第7項で規定する表示期間が15日以内で、規則で定める表示面積等に適合する
ものは、表示に際して許可は不要です。
(2)冠婚葬祭用のはり紙等
※前記2(3)の規定により、禁止地域でも表示可能です。
(3)電柱等の管理用広告物
※このうち、表示面積が2㎡以下のものは、前記2(2)の規定により、禁止地域でも表示可能で
す。また、表示に際して許可は不要です。
25
5 禁止地域の規定の適用がない広告物 (第5項)
次の広告物は、許可を受けることにより禁止地域でも表示等することができます。
ただし、禁止物件に表示等することはできません。
(1)自家広告物
自家広告物については、一定の基準を満たすものは禁止地域においても許可不要で表示等す
ることができますが、その基準を超える場合には、許可基準の範囲内で許可を受けることにより
表示等することができます。
(P29「自家広告物に係る基準(禁止地域)」参照)
(2)案内用の広告物
道標、案内図板、公共的目的をもった広告物、公衆の利便に供することを目的とする広告物で
表示面積が10㎡以下のもの
※極めて公共性、公衆の利便性の高いもののみを対象。
6 禁止地域、禁止物件、貼り紙等禁止物件、許可制度の規定の適用がない広告
物 (第6項)
次の広告物は、禁止地域や禁止物件でも表示等することができます。
また、表示等に際して許可は必要ありません。
・公益上必要な施設又は物件に寄贈者名を表示するための広告物
「表示面積」 表示方向から見た公益上必要な施設又は物件の平面積の20分の1以下で、
かつ、0.5㎡以下
7 許可制度の規定の適用がない広告物 (第7項)
次の広告物は表示等に際して許可は不要です。ただし、禁止地域、禁止物件に表示等すること
はできません。
・営利を目的としない活動のために表示するはり紙等
政治、労働、宗教、社会教育、社会福祉等、広く一般に認識されている営利を目的としない活
動のために表示する、貼り紙、貼り札、広告旗、立看板
表示期間は15日以内で、規則で定める表示面積等の基準に適合すること。
26
広告物の区分
表示・設置者(場所)及び期間
内容
適用に係る参考
屋外広
告物条
例の条
文
禁止
地域
法令の規定により表示する広
各法令の規定による
告物
各法令の規定に基づき表示を義務 条例等の規定に基づくものを 8条①Ⅰ
出せる
含む
づけられているもの
選挙運動のために表示する広
公職選挙法による選挙運動期間中
告物
公職選挙法の規定に基づき表示
するもの
8条①Ⅱ
出せる
国又は地方公共団体が公共的
国又は地方公共団体
目的をもって表示する広告物
公共的目的をもって表示する広告
物
8条①Ⅲ
出せる
8条②Ⅰ
出せる
自家広告物
禁止物件の場合
自己の氏名、名称、店名若しくは商 事業内容を表示する場合は、 8条⑤Ⅰ 出せる
自己の住所又は事業所、営業所若しく
標又は自己の事業若しくは営業の 設置する場所において行う事
は作業場
業に係る広告物に限る
内容を表示するもの
8条③Ⅰ 出せない
管理用広告物
自己の管理する土地又は物件
管理上の必要に基づき表示するも
の
一時的に表示される広告物
冠婚葬祭、祭礼のために表示する
もの
禁止物件の場合
冠婚葬祭用の広告物
貼り紙等のみ
講演会等の催し物の広告物
催し物の会場敷地内
催し物のために表示するもの
タクシーに表示する広告物
タクシー(乗用旅客自動車)
他者の広告物を表示するもの
バスに表示する広告物
路線バス(乗合旅客自動車)や貸切バ
他者の広告物を表示するもの
ス(貸切旅客自動車)
乗用車又は貨物自動車に表示
乗用車又は貨物自動車
する広告物
8条②Ⅱ
出せる
8条③Ⅱ
出せない
8条④Ⅲ
8条②Ⅲ
出せる
8条④Ⅱ
出せる
8条②Ⅳ
出せる
出せる
特定旅客自動車等は対象外
8条②Ⅴ
自己の氏名、店名、会社名等及び
商標、商品名等のみを表示するも
の
出せる
出せる
他都道府県市の条例の規定に
従って表示される自動車の広 他の都道府県市を使用の本拠地とす その都道府県等の条例に従って表
る自動車
示するもの
告物
8条②Ⅵ
出せる
人、動物、車輌(自動車を除
く)、船舶に表示する広告物
8条②Ⅶ
出せる
人、動物、車輌(自動車を除く)、船舶
公共掲示板に表示する広告物 地方公共団体が設置する公共掲示板 地方公共団体の許可等を得て表
示するもの
工事現場の板塀等に表示する 工事現場の板塀その他これに類する 空、動物、植物、風景その他周囲
の景観に調和したものを描写した
仮囲いに、工事期間中のみ
広告物
絵画又は被写体とした写真
広く住民にとっての表現の場
を確保するために設置された 8条②Ⅷ 出せる
ものに限る
8条②Ⅸ
出せる
8条④Ⅰ 出せない
営利を目的としない活動のた
めに表示するはり紙等
政治、労働、宗教等の営利を目的
許可不要のものの表示期間は15日を
としない活動のための「はり紙、は
超えないこと
り札、広告旗、立看板」
煙突やガスタンクに表示する
広告物
煙突及びガスタンクなどのタンク
案内用の広告物
道標、案内図板、公共的目的を
禁止地域内
極めて公共性、公衆の利便性
8条⑤Ⅱ 出せる
もった広告物、公衆の利便に供す の高いもののみを対象
設置者は国や地方公共団体以外の者
るための広告物
寄贈者名を表示するための広
公益上必要な施設又は物件
告物
空、動物、植物、風景その他周囲の景観に
調和した者を描写した絵画又は被写体とし
た写真
寄贈者名等を表示するもの
27
8条⑦
出せない
8条③Ⅲ 出せない
8条⑥
出せる
禁止
物件
はり紙等
の禁止 許可
物件
適用除外となる基準
出せる
出せる
不要 な し
出せる
出せる
不要 な し
出せる
出せる
不要 な し
備 考
法令等で規定された基準等に注意
市長への協議を必要とするものがある。
出せな
出せない 不要 自家広告物の基準(P29∼P30)参照
い
+「色彩等の基準」
出せな
出せない 必要
い
石垣、よう壁→5㎡以下+「色彩等の基準」
左記以外の禁止物件は対象にならない。
(一部
出せない 必要
送電塔、展望塔、ガスタンクなど→15㎡以下+「色彩等 事業所の敷地内であれば、禁止地域及び許可の適用除外にな
出せる)
の基準」
る。(8条②Ⅰ、8⑤Ⅰ)
出せな
出せない 不要 表示面積:2㎡以下/個+「色彩等の基準」
い
出せる
出せる
表示面積:2㎡以下/個+「色彩基準」を満たすものは、さらに禁
止地域及び許可の適用除外になる。(8条②Ⅱ)
必要 な し
出せな
出せない 不要 な し
い
出せな
い
出せる
必要 な し
出せな
出せない 不要 な し
い
表示面積は各側部1㎡以下、後部0.3㎡以下+「色彩等
−
−
不要 の基準」
−
−
不要 面は表示不可)+「色彩等の基準」
−
−
不要 「色彩等の基準」
−
−
不要 な し
−
−
不要 な し
−
−
不要 な し
−
−
不要 場合は、仮囲いの平面積の20分の1以下+「色彩等の
出せな
い
出せる
表示面積:底部を除く10分の3以下(窓、ドア等のガラス
(社)埼玉県バス協会による自主審査あり。
工事施工者等の氏名、名称、店名又は商標を表示する
基準」
出せな
い
必要
はり紙 1㎡以下
出せる
不要
はり札 1㎡以下
表示面
積等 広告旗 縦1.8m×横0.6m以下で高さは3m
以下、道路上に突き出していないこと
立看板 縦(脚部を含む)1.8m×横0.6m以下
表示の始期と終期を明記。はり札、
表示内容
広告旗及び立看板は、表示者の氏
名、住所も明示
表示期間他
出せる
−
15日以内+「色彩等の基準」
必要 「色彩等の基準」
出せな
出せない 必要 表示面積:10㎡以下
い
出せる
出せる
表示面積:表示方向からみた施設等の面積の20分の1
不要 以下で、かつ0.5㎡以下+「色彩等の基準」
28
自家広告物に係る基準【禁止地域】
区分
表示面積
屋上を
利用する
もの
壁面を
利用する
もの
広告幕
広告旗
壁面から突き出していないこと
壁面から突き出していないこと
広告物の上
端の高さ
軒高以下
同左
3階以上の窓又は開口部の全部又は
一部をふさがないこと
同左
表示面積
3㎡以下
6㎡以下
広告物の上
端の高さ
壁面の高さ以下
壁面の高さ以下
広告物の下
端の高さ
(基準なし)
歩道上:3m以上
車道上:4.5m以上
壁面からの
突出し幅
1m以下
1.2m以下
道路上に突き出していないこと
(道路占用許可が必要)
表示面積
5㎡以下
10㎡以下
広告物の上
端の高さ
地上から7m以下
地上から10m以下
広告物の下
端の高さ
(基準なし)
歩道上:3m以上
車道上:4.5m以上
設置個数
3個以下
4個以下
道路上に突き出していないこと
(道路占用許可が必要)
表示面積
1㎡以下
2㎡以下
広告物の長
さ
10m以下
15m以下
広告物の幅
1m以下
1.2m以下
表示面積等
縦1.8m以下×横0.6m以下
2㎡以下
高さ
3m以下
3m以下
その他
貼り紙、貼り札及
び立看板
全壁面面積の10分の1以下(木造建造
物の場合は10㎡以下) ただし、10分
の1が10㎡未満の場合は10㎡以下
10㎡以下
その他
掛看板
5㎡以下
表示面積
その他
建造物から独立し
た広告(広告板、
広告塔、サイン
ポール)
条例第8条第5項第1号、別表第3)
一面の壁面につき、その壁面面積(開
口部を含む)の5分の1以下 ただし、
表示面積が10㎡以下であるときはこの
限りでない
その他
突出すも
の
許可を受ければ出せる
地上からの高さが軒高の3分の5以下
広告物の上 地上からの高さが10m以下で、かつ広 で、かつ48m以下 ただし、3分の5が
12m未満の場合は12m以下(木造建
端の高さ 告物自体の高さは2m以下
造物の場合は地上から12m以下)
その他
建
造
物
利
用
広
告
許可不要で出せる
(条例第8条第2項第1号、規則別表第2)
表示面積等
その他
道路上に突き出していないこと
貼り紙、貼り札は1㎡以下立看板は縦
(脚部を含む)1.8m以下×横0.6m以下
道路上に突き出していないこと
29
道路上に突き出していないこと
自家広告物に係る基準【許可地域】
区分
許可不要で出せる
許可を受ければ出せる
(条例第8条第2項第1号、規則別表第2)
条例第7条第1項、規則別表第1)
全壁面面積の10分の1以下(木造建造
表示面積 物の場合は10㎡以下) ただし、10分
の1が10㎡未満の場合は10㎡以下
屋上を
利用する
もの
地上からの高さが軒高の3分の5以下
広告物の上 で、かつ48m以下 ただし、3分の5が
端の高さ 12m未満の場合は12m以下(木造建
造物の場合は地上から12m以下)
その他
建
造
物
利
用
広
告
壁面を
利用する
もの
その他
突出すも
の
広告幕
広告旗
同左
広告物の上
端の高さ
壁面の高さ以下
同左
広告物の下
端の高さ
(基準なし)
歩道上:3m以上
車道上:4.5m以上
壁面からの
突出し幅
1.2m以下
1.2m以下
道路上に突き出していないこと
(道路占用許可が必要)
表示面積
10㎡以下
60㎡以下
広告物の上
端の高さ
地上から10m以下
同左
広告物の下
端の高さ
(基準なし)
歩道上:3m以上
車道上:4.5m以上
設置個数
4個以下
(基準なし)
道路上に突き出していないこと
(彩度6規定不適用)
表示面積
2㎡以下
2㎡以下(下端の高さ基準あり)
広告物の長
さ
15m以下
(許可不要以上の基準なし)
広告物の幅
1.2m以下
(許可不要以上の基準なし)
表示面積等
2㎡以下
(許可不要以上の基準なし)
高さ
3m以下
(許可不要以上の基準なし)
その他
貼り紙、貼り札及
び立看板
3階以上の窓又は開口部の全部又は
一部をふさがないこと
(基準なし)
その他
掛看板
(許可不要以上の基準なし)
(基準なし)
表示面積
その他
建造物から独立し
た広告(広告板、
広告塔、サイン
ポール)
壁面から突き出していないこと
一面の壁面につき、その壁面面積(開
口部を含む)の5分の1以下 ただし、
表示面積 都市計画法第8条第1項の規定による
近隣商業地域及び商業地域にあって
は10分の3以下
広告物の上
端の高さ
(許可不要以上の基準なし)
表示面積等
その他
道路上に突き出していないこと
貼り紙、貼り札は1㎡以下立看板は縦
(脚部を含む)1.8m以下×横0.6m以下
道路上に突き出していないこと
30
━
(許可不要以上の基準なし)
━
■許可の条件 (条例第12条第1項)
屋外広告物の許可に際しては、良好な景観を形成し、若しくは風致を維持し、又は公衆に対す
る危害を防止するため必要な条件を付すことができます。
■変更等の許可 (条例第13条第1項)
許可を受けて設置した屋外広告物を変更しようとしたり、改造しようとするときは許可を受けな
ければなりません。
変更・改造とは、表示内容の変更、表示面積の変更、掲出物件の構造の変更等をいいます。
表示内容や構造の変更を伴わない、修繕や補強、褪色した表示面の塗り替え等は、変更・改
造には該当しません。(「規則で定める軽微な変更改造」の規定なし)
変更・改造の許可は、表示内容の変更等を認めるだけのものですから、既に受けている許可期
間の延長はされません。
※設置場所が移動したり、外観や構造等が著しく変更し、変更・改造の前後で同一の広告物とい
えないような場合は、変更等の許可ではなく、新設の許可となります。
■許可期間更新の許可 (条例第12条第3項)
許可を受けて設置した屋外広告物について、現在受けている許可期間の満了後も引き続き設
置しようとするときは、許可を受けなければなりません。
許可期間更新の許可申請は、現在受けている許可期間が満了する前に行わなければなりませ
ん。
31
3 屋外広告物の管理
■広告物の管理 (条例第18条第1項)
広告物を表示し、又は掲出物件を設置する者(管理する者が置かれているときは、その者)は、
表示等をした屋外広告物について、補修その他必要な管理を怠らないようにし、良好な状態に保
持しなければならない義務があります。
この管理義務に関する規定は、許可を受けて表示された広告物等だけでなく、適用除外の扱い
がなされるものを含む全ての広告物等について適用されます。
また、広告物等の表示・設置者が、専門知識に乏しい広告主である場合や、多数の広告物等
を表示・設置しているため自力で管理することが困難な場合など、広告物等を適正に管理できな
いケースが生じることがあり、このような場合に専門知的識を持つ「管理者」を置くことがありま
す。
この場合、表示・設置者とともに当該管理者も管理義務を負うことになります。
■管理者について (条例第18条第2項、第3項、規則第14条)
条例では、大規模な広告物など事故防止等の観点から特に安全性に配慮が必要なものについ
て、一定の資格を有する管理者を設置するよう義務付けています。
一定の資格を有する管理者を設置しなければならない広告物等とは、①条例の規定による許
可に係る広告物又は掲出物件で、②上端の高さが地上から4mを超えるものです。
上記の場合の管理者は、次のいずれかに該当する者でなければなりません。
(1)越谷市長の登録を受けた屋外広告業者
(2)本市が開催する屋外広告物の講習会を修了した者
(3)他の都県市が開催する屋外広告物の講習会を修了した者
(4)屋外広告物法に基づく登録試験機関が行った試験に合格した者(屋外広告
士)
(5)職業能力開発促進法に基づく次に掲げる者
ア 広告美術仕上げに係る職業訓練指導員免許を受けた者
イ 広告美術仕上げに係る技能検定に合格した者
ウ 広告美術仕上げに係る職業訓練を修了した者
(6)市長が、講習会の修了者と同等以上の知識を有するものと認定した者
※(1)以外の法人が管理者となる場合は、(2)∼(6)に該当する従業員がいる場合に限られま
す。
広告物等の管理義務は全ての広告物に適用されますが、一定の資格を持つ管理者の設置が
義務づけられるのは、上記の場合に該当するものだけで、それ以外の広告物等については、管
理者の設置は任意です。
32
■管理者等の届出 (条例第29条)
許可を受けて表示・設置されている広告物又は掲出物件の表示・設置者は、次のいず れかに
該当した場合、届出を行う必要があります。
1 表示・設置者が、管理者を設置又は廃止したとき
是正指導権者が必要な措置命令その他指導監督を行なえるよう責任者を把握しておく必要が
あることから届出が必要となります。
→ 表示・設置者が、『第11号様式(屋外広告物等管理者設置・廃止届)』により届け出ます。上
端の高さが地上から4mを超える広告物等の管理者の場合は資格を証する書類の添付が必要
です。
2 表示・設置者又は管理者に変更があったとき
『変更があった場合』とは、表示・設置主体又は管理主体そのものに変更があったことをいいま
す。
→ 新たに表示・設置者又は管理者になった者が、『第12号様式(屋外広告物等表示・設置者
(管理者)変更届)』により届け出ます。上端の高さが地上から4mを超える広告物等の管理者の
場合は資格を証する書類の添付が必要です。
3 表示・設置者又は管理者が氏名若しくは名称又は住所を変更したとき
表示・設置主体又は管理主体に変更はないが、改名、改称、住所等の変更があった場 合に
届け出ます。
→ これらの変更のあった表示・設置者又は管理者が、『第13号様式(屋外広告物等表示・設置
者(管理者)氏名・名称・住所変更届)』により届け出ます。
4 広告物又は広告物を掲出する物件が滅失したとき
自らの意志で除却した場合ではなく、風雨、盗難等により広告物又は掲出物件が滅失 した場
合に届け出ます。
→ 表示・設置者又は管理者が、『第14号様式(屋外広告物等滅失届)』により届け出ます。
■除却義務・除却の届出 (条例第19条)
広告物を表示し、又は掲出物件を設置する者は、次の場合、5日以内に当該広告物又は掲出
物件を除却しなければなりません。
①許可の期間が満了したとき
②許可が取り消されたとき
③広告物の表示又は掲出物件の設置が必要でなくなったとき
④禁止地域等の新規指定に伴う経過措置の期間が経過したとき
許可を受けて表示された広告物等だけでなく、適用除外の扱いがなされるものを含む全ての広
告物等について、上記義務が生じます。
また、許可を受けて設置した広告物又は掲出物件の除却を行ったときは、表示・設置者は、遅
滞なく、除却届を提出しなければなりません。
許可を受けて表示した広告物等の除却を行ったときは、表示・設置者は『第7号様式(屋外広告
物等除却届)』により届出をする必要があります。
33
4 申請手続と事務処理
■許可の可否
屋外広告物の表示設置の可否の判断に際しては、下記の事項について確認する。
1 地域や物件の規制について
(1)表示や設置する場所が「禁止地域」に該当しないかどうか。
(2)表示や設置する物件が「禁止物件」に該当しないかどうか。
2 適用除外について (1)適用除外の対象となる種類の屋外広告物に該当するか確認する。
(2)適用除外となる規制の確認
「禁止地域」、「禁止物件」、「許可」の規制の一部又は全部の適用除外となるか。
(3)適用除外となるための基準の確認
表示面積、高さ、設置個数 等
※表示、設置の可否については、P27∼P28の一覧表を参照。
3 許可基準への適合(「許可」の適用除外に該当しない場合)
許可の基準は、広告物の種類や設置の場所により異なる。
(1)広告物の種類の確認
(2)広告物を設置する場所の確認
建造物を利用したもの
屋上利用広告物、壁面利用広告物、突出し広告
用途地域が定められている
建造物から独立したもの
用途地域が定められていない
(3)該当する許可基準の確認
許可を受けて表示・設置が可能
4 その他
許可の要否にかかわらず、他人が管理し、又は所有する土地、建物又は工作物に広告物を表
示し、又は広告物を掲出する物件を設置しようとする場合には、これらの者の承諾・許可を得る
必要がある。
34
■許可手続きの流れ
事前相談 ↓
許可申請
(P37参照)
↓
書類審査・現地調査
現地調査は必要に応じて行う。
↓
許可
↓ 「許可書及び許可証票の交付」
(台張作成・管理)
広告物設置 ↓
変更改造許可申請
許可を受けた広告物を変更又は改造し
ようとするとき。(P41参照)
↓
各種届出
・管理者を置いたとき、又は廃したとき。(P48参照)
・表示設置者、管理者が変更したとき。(P50参照)
・表示設置者、管理者の氏名、名称、住所が変更したとき。
(P52参照)
・許可を受けた広告物が滅失したとき。(P46参照)
(許可期間満了)
↓
許可期間更新許可申請 引き続き広告物を設置するとき。(P39参照)
↓
許可期間満了
↓
除 却
↓
(台張閉鎖)
除却届 (P45参照)
35
■新規許可申請 (条例第7条 第8条第5項 規則第3条)
【屋外広告物等許可申請書】(第1号様式)
① 申請者
屋外広告物を表示又は掲出物件を設置しようとする者(一般的には、その屋外広告物又は掲
出物件の所有権を有する者)
② 管理者
上端の高さが4mを超える広告物の場合は、資格のある管理者を置かなければならない。(P3
2参照)
上端の高さが4m以下の広告物の場合は管理者の設置義務はない。この場合は、広告物の表
示設置者が自ら管理するか、また管理者を置く場合も資格は必要ない。
③ 工事施工者
工事施工者が屋外広告業者であるとき、又は施工が業として行われるものであるときは、市長
の登録を受けていることを確認する。
④ 意匠設計者
⑤ 工事予定期間
※許可前に工事着工している場合には、直ちに工事を中止するよう指導する。
⑥ 表示・設置の期間
* 終期は許可期間の終期と一致する。
許可期間について
← ( 許 可 期 間 ) →
(申請)
工事着工
←(表示・設置の期間)→
工事完成
許可日
* 許可の始期は「許可日」
* 許可期間は、広告物の種類ごとに規則別表第3に定める期間以内とする。
⑦ 屋外広告物等の種類・数量・規模、色彩並びに表示・設置の場所及び期間
・基準の適合について、添付書類と併せて確認する。
・第三者が所有管理している土地・物件に表示・設置する場合には、添付書類によって承諾等
を得ていることを確認する。
・色相はRからRPのアルファベットと1から10までの数値で、明度は0から10までの数値で、また
彩度は0(N)から14までの数値で記載する。(例 5GY/5/3.5)
⑧ 道路占用許可年月日番号等
広告物を道路内又は道路上空に設置する場合、道路占用許可書(写)の添付を求めて確認す
る。
【添付図書】
・広告物を表示設置する場所及びその周囲の状況がわかる図面又は写真
・広告物の仕様書及び図面
・屋外広告物等自主点検結果確認書(第2号様式) *既存の掲出物件に表示する場合
・広告物を表示する土地や物件の所有者・管理者の承諾書
・管理者の資格を証する書面(写し) *上端の高さが4mを超えるもの
36
第1号様式(第3条、第6条関係)
屋外広告物等許可申請書
年 月 日
越谷市長 宛
申請者
住所
氏名
印
電話
第7条第1項
第8条第5項
次のとおり屋外広告物を表示・設置したいので、越谷市屋外広告物条例
の規定により
申請します。
数 量
種 類
種類・数量・規模並
びに表示・設置の場
所及び期間
工事予定期間
規 模
(縦)
(横)
m×
(面数)
m×
(合計面積)
=
㎡
表示・設 年 月 日から
置の期間 年 月 日まで
表示・設 越谷市
置の場所
年 月 日から 年 月 日まで
住 所
氏 名
電 話
工事施工者
意匠設計者
管 理 者
資 越谷市特例屋外広告業届出済業者・屋外広告物等講習会修了者・屋外広告士・
格 その他( ) 第 号
道路占用許可の
年月日及び番号
※ 受 付
年 月 日
手数料
第 号
円
※
第 号
年 月 日
申請者 様
越谷市長 印
年 月 日付けで申請のあった屋外広告物等の表示・設置については、
申請のとおり( 許可する ・ 許可しない )。
許可の期間 ※ 年 月 日から 年 月 日まで
許可の条件 ※
注 1 法人である場合は、氏名はその法人の名称及び代表者の氏名を記載すること。
2 ※印の欄には記入しないこと。
37
■許可期間更新申請 (条例第12条第3項、規則第9条)
許可期間満了後も引き続き広告物を表示設置しようとするときは、許可期間満了日前に許可期
間更新 申請が必要です。
許可期間の更新をしようとする広告物が「はり紙」等の場合は、耐久性や設置方法を考慮して
慎重に 判断する必要があります。
【屋外広告物等許可期間更新申請書】(第3号様式)
① 申請者
新規許可を受けた者(表示設置者が変更している場合には、変更後の表示設置者)
② 更新の期間
* 終期は許可の終期と一致する。
③ 現在の許可期間
更新許可期間について
← (現在の許可期間) →← ( 更 新 の 期 間 ) →
← ( 表 示
・ 設 置 の 期 間 ) →
新規許可日
許可期間満了日
* 更新の期間の始期は、現在受けている「許可期間満了日の翌日」
* 更新の期間は、広告物の種類ごとに規則別表第3に定める期間以内とする。
④ 現在の許可の番号
管理台帳等で確認する。
【添付図書】
・広告物を表示設置する場所及びその周囲の状況がわかる図面又は写真
・広告物を表示設置する土地や物件の所有者・管理者の承諾書
・屋外広告物等自主点検結果確認書(第2号様式)
38
第3号様式(第12条関係)
屋外広告物等許可期間更新申請書
年 月 日
越谷市長 宛
申請者
住所
氏名
印
電話
越谷市屋外広告物条例第12条第3項の規定による許可の期間の更新を受けたいので、次のとおり申請しま
す。
表示・設置の場所
越谷市
種 類
種類・数量及び規模
規 模
変更したい
許可の期間
数 量
(縦)
(横)
m×
(面数)
m×
(合計面積)
=
㎡
年 月 日から 年 月 日まで
現在の許可の期間 年 月 日から 年 月 日まで
現在の許可の番号 年 月 日付け 第 号
手 数 料
※ 受 付
円
※
第 号
年 月 日
申請者 様
越谷市長 印
年 月 日付けで申請のあった屋外広告物等の許可の期間の変更につい
ては、申請のとおり ( 許可する ・ 許可しない )。
許可の期間
※ 年 月 日から 年 月 日まで
許可の条件
※
注 1 法人である場合は、氏名はその法人の名称及び代表者の氏名を記載すること。
2 ※印の欄には記入しないこと。
39
■変更・改造許可申請 (条例第13条 規則第10条)
広告物や掲出物件の表示面積を変更したり、表示内容を変更した場合等が対象となります。
ただし、次のような場合は『軽微な変更』に該当するものとし、許可申請は不要です。
○『軽微な変更』に該当するものの例
1 補強、塗り替え等、外観上変更を伴わないものの場合
2 表示内容のうち、従たる内容(例:電話番号の変更)の変更の場合
3 掲示される広告物が限定されており、そのものが定期的に変更されることが明白
である場合
【屋外広告物等変更・改造許可申請書】(第4号様式)
① 申請者
新規許可を受けた者(表示設置者が変更している場合には、変更後の表示設置者)
② 現在の許可の年月日及び番号
③ 表示・設置場所
④ 変更改造に要する予定期間
変更改造に要する「工事」予定期間
*許可期間の延長等の効果はない
← ( 許 可 期 間 ) →
← ( 表 示 ・ 設 置 の 期 間) →
(新規申請) 許可日
工事着工 工事完成
工事着工 工事完成
(変更改
造申請) (許可日)
⑤ 屋外広告物等の種類・数量・規模
【添付図書】
・広告物の仕様書及び図面
・屋外広告物等自主点検結果確認書(第2号様式)
40
第4号様式(第13条関係)
屋外広告物等変更 ・ 改造許可申請書
年 月 日
越谷市長 宛
申請者
住所
氏名
印
電話
次のとおり屋外広告物の変更 ・ 改造をしたいので、越谷市屋外広告物条例第13条第1項の規定により申請
します。
現在の許可の
年 月 日付け 第 号
年月日及び番号
許可の期間
年 月 日から 年 月 日まで
表示・設置の場所 越谷市
工事予定期間
年 月 日から 年 月 日まで
住 所
氏 名
電 話
工事施工者
意匠設計者
種類・数量
及び規模
種 類
規 模
数 量
(縦)
(横)
m×
(面数)
m×
(合計面積)
=
㎡
手 数 料
※ 受 付
円
第 号
※
年 月 日
申請者 様
越谷市長 印
年 月 日付けで申請のあった屋外広告物等の変更・改造については、
申請のとおり( 許可する ・ 許可しない )。
許可の条件
※
注 1 法人である場合は、氏名はその法人の名称及び代表者の氏名を記載すること。
2 ※印の欄には記入しないこと。
41
■屋外広告物等自主点検結果確認書 (第2号様式)
1 屋外広告物等の概要 自主点検を行った対象の広告物について記入します。
① 種 類
② 設置の場所
③ 規 模
・表示面積
・地上から上端までの高さ *高さが4mを超える場合は、管理者が有資格者(P32参照)であることを確認する。
④ 設置年月日
・屋外広告物
現在ある広告物の表示年月日
* 新規許可申請の場合には、表示前に申請するため空欄になる。
・屋外広告物を掲出する物件
広告塔、広告板等自体の設置年月日
2 点検結果 点検結果については、管理者がその確認を行います。
① 点検年月日
② 点検項目・異常の有無
③ 改善年月日・改善の概要
* ②において、異常があった場合には③改善年月日等を記入。
*管理者について
・上端の高さが地上から4mを超える広告物の場合は、資格のある者のみが管理者となれ
る。(P32参照)
・上端の高さが地上から4m以下の広告物の場合には資格要件はないので、許可を受けた
者が自ら管理者になってもよいし、管理者をおく場合も資格要件は必要ない。
*この確認書は、許可申請の都度、作成することとします。
・新規許可申請(既存の掲出物件に表示する場合のみ)
・許可期間更新申請
・変更改造許可申請
42
第2号様式(第3条、第9条、第10条関係)
屋外広告物等自主点検結果確認書
年 月 日
1 屋外広告物の概要
種 類
設置の場所
規 模
設置年月日
越谷市
表示
面積
地上か
ら上端ま
での高
さ
屋外広
告物
(縦)
(横)
m×
(面数)
m×
(合計面積)
=
㎡
屋外広告物を
掲出する物件
年 月 日
m
年 月 日
2 点検結果
点検年月日
年 月 日
点検項目
異常の有無
取付(支持)部の変
形・腐食
有 ・ 無
主要部分の変形・
腐食
有 ・ 無
ボルト・ビス等のさ
び
有 ・ 無
表示面の汚染・変
色
有 ・ 無
表示面の破損・剥
離
有 ・ 無
改善年月日
年 月 日
改善の概要
その他特に点検
有 ・ 無
した箇所(
)
屋外広告物等の現況について、上記のとおり確認しました。
管理者 住所
氏名
印
(法人にあっては名称及び代表者の氏名)
43
■除却届・滅失届
【屋外広告物等除却届】(第7号様式) (条例第19条、規則第15条)
許可を受けた広告物を自ら除却した場合の届出です。
① 届出者 *広告物の表示設置者(許可を受けた者)又は管理者
② 屋外広告物等の種類・数量
③ 許可の年月日及び番号
④ 許可の期間
管理台帳等で確認する。
⑤ 屋外広告物等の表示・設置場所
【屋外広告物等滅失届】(第14号様式) (条例第29条第4項、規則第19条第4項)
許可を受けた広告物が自然災害等により滅失した場合の届出です。
⑥ 滅失理由を記入する。
44
第7号様式(第19条関係)
屋外広告物等除却届
年 月 日
越谷市長 宛
届出者
住所
氏名
電話
次の屋外広告物等を除却したので、越谷市屋外広告物条例第19条第2項の規定により届け出ます。
種 類
許可の年月日
及び番号
許可の期間
数 量
年 月 日付け 第 号
年 月 日から 年 月 日まで
表示・設置の場所 越谷市
除却の年月日
年 月 日
※ 受 付
注 1 法人である場合は、氏名はその法人の名称及び代表者の氏名を記載すること。
2 ※印の欄には記入しないこと。
45
印
第14号様式(第29条関係)
屋外広告物等滅失届
年 月 日
越谷市長 宛
届出者
住所
氏名
電話
次の屋外広告物等を滅失したので、越谷市屋外広告物条例第29条第4項の規定により届け出ます。
種 類
数 量
許可年月日
及び番号
年 月 日付け 第 号
許可の期間
年 月 日から 年 月 日まで
表示・設置の場所 越谷市
滅失の年月日
年 月 日
滅失の理由
※ 受 付
注 1 法人である場合は、氏名はその法人の名称及び代表者の氏名を記載すること。
2 ※印の欄には記入しないこと。
46
印
■管理者設置・廃止届 (条例第29条第1項、規則第19条第1項)
許可を受けた広告物について、新たに管理者を設置した場合には「設置」の届出が必要で
す。
また、「上端が高さが4m以下の広告物」について管理者を置いていた場合に、その管理者を
廃止し たときは「廃止」の届出が必要です。
【屋外広告物等管理者設置・廃止届】(第11号様式)
① 届出者
許可を受けた者
② 許可の年月日及び番号
管理台帳等で確認する。
③ 屋外広告物等の表示・設置場所
管理台帳等で確認する。
④ 管理者
住所、氏名名称、資格(有資格者のみ)を記入する。
【添付図書】
管理者の資格を証する書面(写し)
*上端の高さが4mを超える広告物の場合のみ
47
第11号様式(第29条関係)
屋外広告物等管理者設置・廃止届
年 月 日
越谷市長 宛
届出者
住所
氏名
電話
次の屋外広告物等の管理者を
置いた
廃した
ので越谷市屋外広告物条例第29条第1項の規定により
届け出ます。
許可の年月日
及び番号
許可の期間
設置又は廃止
の年月日
年 月 日付け 第 号
年 月 日から 年 月 日まで
年 月 日
表示・設置の場所 越谷市
住所
管 理 者
氏名
資格
屋外広告業届出済業者・屋外広告物講習会修了者・
屋外広告士・ その他( )
第 号
※ 受 付
注 1 法人である場合は、氏名はその法人の名称及び代表者の氏名を記載すること。
2 ※印の欄には記入しないこと。
48
印
■表示・設置者(管理者)変更届 (条例第29条第2項 規則第19条第2項)
【屋外広告物等表示・設置者(管理者)変更届】(第12号様式)
許可を受けた広告物について、申請者(表示・設置者)や管理者が変更になった場合の届出で
す。
① 届出者
新たに表示・設置者又は管理者になった者
② 許可の年月日及び番号
管理台張で確認する。
③ 屋外広告物等の表示・設置場所
管理台張で確認する。
④ 新表示・設置者(管理者)
上端の高さが4mを超える屋外広告物について管理者が変更した場合は、その資格を確認
する。
⑤ 旧表示・設置者(管理者)
【添付図書】
管理者の資格を証する書面(写し)
*上端の高さが4mを超える広告物のみ
49
第12号様式(第29条関係)
屋外広告物等表示・設置者(管理者)変更届
年 月 日
越谷市長 宛
届出者
住所
氏名
電話
次のとおり、屋外広告物等の
表示・設置者
に変更があったので、越谷市屋外広告物条例第29条
管理者
第2項の規定により届け出ます。
許可の年月日
及び番号
許可の期間
変更の年月日
年 月 日付け 第 号
年 月 日から 年 月 日まで
年 月 日
表示・設置の場所 越谷市
住所
新表示・設置者
新管理者
氏名
資格
旧表示・設置者
旧管理者
屋外広告業届出済業者・屋外広告物講習会修了者・
屋外広告士・ その他( )
第 号
住所
氏名
※ 受 付
注 1 法人である場合は、氏名はその法人の名称及び代表者の氏名を記載すること。
2 ※印の欄には記入しないこと。
50
印
■表示・設置者(管理者)氏名等変更届 (条例第29条第3項、規則第19条第3項)
許可を受けた広告物について、表示・設置者(許可を受けた者)又は管理者の氏名若しくは名
称又は住所が変更したときの届出です。
【屋外広告物等表示・設置者(管理者)氏名・名称・住所変更】(第13号様式)
① 届出者
氏名等に変更が生じた表示・設置者又は管理者
② 許可の年月日及び番号
管理台帳等で確認する。
③ 屋外広告物等の表示・設置場所
管理台張で確認する。
④ 氏名又は名称(新旧)
⑤ 住所(新旧)
【添付図書】
なし
51
第13号様式(第29条関係)
屋外広告物等表示・設置者(管理者)氏名・名称・住所変更届
年 月 日
越谷市長 宛
届出者
住所
氏名
印
電話
表示・設置者
次のとおり、屋外広告物等の表示・設置者(管理者)の氏名・名称・住所を変更したので、越谷市屋外広告物条例第29
の氏名・名称・住所を変更したので、越谷市屋外広告物条例
管理者
第29条第3項の規定により届け出ます。
許可の年月日
及び番号
年 月 日付け 第 号
許可の期間
年 月 日から 年 月 日まで
変更の年月日
年 月 日
表示・設置の場所 越谷市
新 氏 名
旧 氏 名
新 住 所
旧 住 所
※ 受 付
注 1 法人である場合は、氏名はその法人の名称及び代表者の氏名を記載すること。
2 ※印の欄には記入しないこと。
52
添付図書一覧
【屋外広告物の許可申請等に関するもの】
添付書類
様式の名称
新たに広告物を表示・設
置するとき(適用除外に
該当しないもの)
(既に設置されている広告
板等に広告物を表示すると
き)
許可期間を更新するとき
掲出場所
管理者等 審査手数料
及び周囲 広告物の 自主点検 所有者等
の資格を
の状況の 仕様書及 結果確認 の借用承
証する書
諾書等
図面又は び設計図 書 ※
類
写真
−
屋外広告物等許可申請
書【第1号様式】
○
○
△1
○
○
×
○
×
×
○
○
屋外広告物等許可期間
更新申請書
【第3号様式】
○
×
表示内容を変更するとき
広告物の規模や構造を変
更するとき
○
○
−
屋外広告物等変更・改
造許可申請書
【第4号様式】
×
○
○
許可を受けた広告物を除
却したとき
屋外広告物等除却届
【第7号様式】
×
×
×
×
×
−
管理者を設置したとき
屋外広告物等管理者設
置・廃止届
【第11号様式】
×
×
×
×
△1
−
表示・設置者又は管理者
が変更したとき
屋外広告物等表示・設
置者(管理者)変更届
【第12号様式】
×
×
×
×
△1
−
表示・設置者又は管理者
の氏名、名称、住所が変
更したとき
屋外広告物等表示・設
置者(管理者)氏名・
名称・住所変更届
【第13号様式】
×
×
×
×
×
−
許可を受けた広告物が滅
失したとき
屋外広告物等滅失届
【第14号様式】
×
×
×
×
×
−
※
屋外広告物等自主点検結果確認書(第2号様式)
△1 上端の高さが4mを超えるものについて添付が必要です。【条例第18条第2項、規則第14条】
53
5 違反是正について
■屋外広告物条例違反に対する処理フロー
(条例違反の項目)
禁止地域等
(条例第4条)
行政指導としての違反是正指導
禁止物件
(条例第5条)
告発(刑事訴訟法
第239条第2項)
貼り紙等の禁止物件
(条例第6条)
許可
(条例第7条第1項)
違反
禁止広告物
(条例第10条)
措置命令(法第7条)
(条例第21条第1項)
行政代執行(法第
7条第3項)
表示者・設置者又は管
理者に対し、必要な措
置を命ずることができ
る
命令が履行され
ないとき
広告物の管理
(条例第18条第1項)
除却義務
(条例第19条第1項)
略式代執行(法第
7条第2項)
過失なくして相手方が確知
できないとき
簡易除却(法第7
条第4項)
貼り紙、貼り札、広告旗、立看板
【措置命令】 (法第7条第1項、条例第21条第1項)
屋外広告物条例に違反して広告物を表示設置した者や管理者に対し、当該広告物の除却や、移転、改修な
どの措置を命ずることができます。
【略式代執行】 (法第7条第2項、条例第21条第2項)
措置命令の相手方が過失がなく確知できないときは、許可権者が自ら当該広告物を除却等することができま
す。
【行政代執行】 (法第7条第3項)
措置命令をした場合に、相手方がこれを履行しないときは行政代執行により除却等することができます。
【簡易除却】 (法第7条第4項)
条例に違反する広告物が、貼り紙、貼り札、広告旗又は立看板であるときは、措置命令をすることなく除却す
ることができます。
54
■罰則規定
【対象者:屋外広告業者】
・登録を受けないで屋外広告業を営んだ者
・不正の手段により屋外広告業の登録を受けた者
・営業停止の命令に違反して屋外広告業を営んだ者
【対象者:広告物の表示設置者、管理者】
・禁止地域、禁止物件、貼り紙等の禁止物件及び許可地域の規制
の規定に違反して広告物の表示設置を行った者
1年以下の懲役又は5
00,000円以下の罰
金(条例第52条)
500,000円以下の
罰金(条例第53条)
・違反広告物の除却命令に違反した者
【対象者:広告物の表示設置者、管理者、屋外広告業者】
・許可を受けないで広告物の変更改造を行った者
・除却すべき広告物を除却しなかった者
・措置命令(除却命令を除く。)に違反した者
300,000円以下の
罰金(条例第54条)
・屋外広告業者で、登録を受けた内容について変更の届出をせず、
又は虚偽の届出をした者
・屋外広告業者で業務主任者を選任しなかった者
【対象者:広告物の表示設置者、管理者、屋外広告業者】
200,000円以下の
・知事の報告提出要求について報告をせず、若しくは虚偽の報告を 罰金(条例第55条)
し、又は立入検査を「拒み、妨げ、若しくは忌避した者
【対象者:屋外広告業者】
・屋外広告業の廃業等の届出を怠った者
・営業所の標識の掲示をしなかった者
50,000円以下の過
料(条例第57条)
・営業所に帳簿を備えず、帳簿に記載せず、虚偽の記載をし、又は
帳簿を保存しなかった者
55
Fly UP