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Kobe City University of Foreign Studies

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Kobe City University of Foreign Studies
Kobe
City
University
of
Foreign
Studies
2009
神戸市外国語大学のあゆみ
神戸市外国語大学のあゆみ
これは大岡信の詩の一節だが、
ここにでてくる馬とは言うまでもなく書物
のことである。人は書物という馬に乗って自在に時間を旅することができる。
時間だけでなく空間も旅したいと思うなら、
ぜひ外国語という馬具を身につ
けるといい。そうすれば、
禅坊主だけでなく、
シェイクスピア、
セルバンテス、
杜
甫、
トルストイに会いに行くこともできれば、
ギリシア、
ローマの古典やことばの
深い森を探索することも可能になるし、
世界の国々の歴史や現状を知ること
もできる。ただしそのためには、
強靭な足腰、
つまり広い教養と知識が求めら
れるが、
それを身につけるのは本学に入学してからでも遅くない。
外国語というのはただしゃべればいいというものではない。会話の中で問
われるのは、
その人の持つ教養、
知識、
さらには人間性であり、
実用の語学
とはそうしたものの上に立っている。
未知の世界に向かって、
新たな可能性に向かって歩み出したいという意
欲に燃える若い人たちの期待にこたえうる魅力的な大学、
それが神戸市外
1946 神戸市立外事専門学校を設立
1949 神戸市外国語大学へ昇格
(外国語学部に英米・ロシア・中国の3学科設置)
1950 短期大学部を併設
1951 外国学研究所を設置
神戸市立外事専門学校を廃止
1953 大学に外国語学部第2部英米学科を新設
1955 短期大学部を廃止
1962 学部にイスパニア学科を増設
1967 大学院外国語学研究科(修士課程)を設置
1986 神戸研究学園都市の現学舎に全学移転
1987 学部に国際関係学科を増設
第2部に司書課程を設置
1991 大学院外国語学研究科に国際関係学専攻及び日本
語日本文化専攻を増設
1999日本語日本文化専攻は日本アジア言語文化
専攻に名称変更
1994 カリキュラムを抜本的に改正
(学部に総合文化コースを設置)
1996 大学院外国語学研究科に博士課程文化交流専攻を
設置
1999 近隣7大学・1高専にて単位互換授業を開講
2002 大学院外国語学研究科修士課程で神戸大学大学院
文学研究科博士前期課程(修士課程)と単位互換
授業を開講
2004 大学院外国語学研究科に英語教育学専攻を設置
2007 公立大学法人に移行
( )
1
大学の特色
2
カリキュラム
4
学科専攻語学・コース科目
6
学科紹介
英米学科
8
ロシア学科
10
中国学科
12
イスパニア学科
14
国際関係学科
16
第2部英米学科
18
コース制度の紹介
20
大学院
国語大学である。
23
4期型・週末利用型リカレント教育大学院
学 長
24
外国学研究所
学生数一覧表(2008年5月1日現在)
所 属
教育方針
広い国際的視野に立って活躍できる人材を養成する
定員
1年
2年
3年
4年
合計
英 米 学 科
605
170
170
134
131
480 ( )
395
109 ( )
110 ( )
91 ( )
85 ( )
学 ロシア学科
195
40
60
49
46
160 ( )
145
30 ( )
46 ( )
35 ( )
34 ( )
中 国 学 科
部
211
64
50
55
42
160 ( )
162
46 ( )
38 ( )
45 ( )
33 ( )
イスパニア学科
199
50
60
45
44
160 ( )
144
32 ( )
46 ( )
32 ( )
34 ( )
国際関係学科
417
112
111
111
83
320 ( )
300
78 ( )
82 ( )
80 ( )
60 ( )
学則:目的
学部計
436 1627
451
394
346
1280 ( )
)
1146
295 ( 322 ( )
283 ( )
246 ( )
外国語並びに国際文化に関する理論と実際を教授研究
広い国際的知識を備えた人材の育成
第2部英米学科
560
158
140
124
138
480 ( )
358
102 ( )
91 ( )
88 ( )
77 ( )
学部・第2部計
594 2187
591
518
484
1760 ( )
)
1504
397 ( 413 ( )
371 ( )
323 ( )
教育の特色
外国語、国際経済その他国際文化に関する専門教育
専攻する言語について高い運用能力
各地域に関する言語、文化、政治、経済などの多角的、体系的学習
修士課程
114
英語教育学専攻
博士課程
20
36
54
21
35
( )
15 ( )
31
7
20
( )
5 ( )
26
12
12
19
6 ( )
( )
7 ( )
75
( )
50
38
( )
25
50
( )
32
25
国際交流・留学
26
海外留学体験談
28
教育設備
30
キャンパススケジュール
32
クラブ・サークル
34
学生生活
36
就職
38
卒業生からのメッセージ
40
( )内は女子の内数 英語教育学専攻は修士課程の内数
科目等履修生 35名
研究生 1名
外国人研究生 11名
入試情報
42
国際的に通用する人材の育成
生きた体系性のある幅広い教養の修得と専門知識を深めるコース制
言葉は橋のように、人と人、文化と文化、国と国、心と心をつなぎあわせます。世界のグローバル化が進めば進むほど、
言葉がますますその重みを増していることは言うまでもありません。
本学では高度な外国語能力にくわえて、言葉の背後にある文化や歴史、社会や経済をも含む幅広い教養と豊かな知識を備
えた、人格的にもすぐれ、国際社会において自らの知見に基づいて行動できる国際人の育成を目指しています。
そこで、本学の外国語教育については、それぞれの外国文化の総合的研究に必要な諸科目を配置し、語学並びに文化相互
の有機的関係において生きた語学教育を実践しています。
語学授業
複数外国語を使える
高い語学力の育成
コミュニケーションの基礎は,相手の意図を正しく理解できる能力と知識、それに自分の考えをまとめ上げ、論理的に構
成・発信をする能力、言い換えれば語学力の背後にある知性と教養の深さです。
本学では、ヨーロッパからアジア・アメリカ(環太平洋)にわたる広い地域の歴史・社会・文化などについて、概説書や
マスコミ情報からは得られない生きた体系性のある幅広い教養を修得することができます。
また、英米学科・ロシア学科・中国学科・イスパニア学科・第2部英米学科では、学生は3年次から「コース」を選択し
履修することとしています。
コースは、主として語学・文学について専門知識を深める「語学文学コース」、法律・経済・商業などに重点を置く「法経
商コース」、広範かつ総合的に文化を研究する「総合文化コース」の3つのコースに分かれています。2009年度からは、国
際社会における様々なコミュニケーションの現場を念頭におきながら英語運用能力を強化する「国際コミュニケーションコー
ス」が加わります。(本コースは、2008年度入学生からを対象。)第2部英米学科は、現在「語学文学コース」、「法経
商コース」の2コース。2009年度入学生からは、「英語学・英語研究コース」「英語圏文化文学コース」「法経商コース」
の3コースになる予定です。
語学の修得については、「専攻語学」及び「兼修語
学」という充実した語学カリキュラムと少人数教育に
より、複数外国語の修得を目指しています。
具体的には、英米学科・国際関係学科は第2外国語
として、ロシア語・中国語・イスパニア(スペイン)
語・フランス語・ドイツ語のうちいずれか1科目を選
択します。
また、中国語学科は、第2外国語として英語・ロシ
ア語・イスパニア(スペイン)語・フランス語・ドイ
ツ語のうち、いずれか一科目を選択します。
ロシア学科・イスパニア学科は第2外国語として、
英語を必修とし、ロシア語・イスパニア語のほか英語
においても相当高いレベルの語学力を身につけ得るよ
うにしています。
また、本学では語学の基礎力が確実に修得できるよ
う、1・2年次の会話の授業では少人数によるクラス
編成を進めています。また、ネイティブ教員との濃密
なコミュニケーションにより、集中的な語学修得が可
能となっています。
アットホームな環境下で討論を行うなど、密度の高
いコミュニケーションを行うことでより実践的な力を
身につけることができます。
このほか、コンピュータ教室では、TOEIC受験対
充実した国際交流・留学制度
留学支援体制の充実
本学では、アメリカのイースタン・ワシントン大学、中国の復旦大学、スペインのラ・リオハ大学など、世界の17大学
と交流協定を締結しています。この協定によって毎年約40人の学生が海外の大学へ公費留学するほか、私費留学を合わせ
ると、毎年、200人程度の学生が半年以上の長期留学をしています。
留学しても4年間での卒業を可能にする支援制度として、
留学を支援し、また国際
交流協定締結校等で取得した単位を、本学の履修基準に換
交流を推進するため、国際
算して単位認定が行われる単位認定制度や、年度途中で留
交流センターを設けていま
学した場合の2ヵ年にわたる本学の成績通算制度などを整
す。このセンターでは、留
えています。
学情報に詳しいスタッフに
よる相談やサポートが受け
られるとともに、外国人と
のチャットも楽しむことが
できます。
海外の研究教育機関との連携
中国の復旦大学、ロシアのモスクワ大学、スペインのア
ルカラ大学とは教員の交換を行っており、学生は最新の外
国事情に詳しいネイティブ教員の授業を受けることができ
ます。
このほか、本学は、TOEFL iBTの受験会場となってお
り(年20回程度開催)、学生が受験しやすい環境をつく
りだしています。(TOEFLは、主にアメリカ合衆国及び
カナダ〔その他一部の英語圏〕の大学、大学院、短期大学、
専門学校などの教育機関が入学希望者に課する英語能力判
定試験として使用されています。)
国際交流センター
国際交流・通訳ボランテ
ィアも盛んで、毎年多くの
学生が貴重な経験をしてい
ます。
世界陸上大阪大会での通訳ボランティア
策にも対応したe-learning 学習システムを導入してお
り、休み時間等を利用して個人の学習進度に合わせた
効果的な英語学習をすることができます。
大学連携・単位互換授業
関連分野や異なった分野を幅広く学習
でき、自分の専門分野に厚みと幅を加え
ることができます。また、他大学の先生
や学生との交流にもつながっています。
本学を中心として神戸研究学園都市
及び近隣の6つの大学・高等専門学校
では、「大学相互の交流」「高校・大
単位互換授業
学の連携」「大学と地域との交流及び
地域コミュニティの育成」を目的とし 自習やゼミなどで活用されています。
た神戸研究学園都市大学交流推進協議
会を設置し、大学間での単位互換授業
をはじめ、大学共同利用施設(ユニティ:
UNITY)の運営などを展開しています。
UNITYミーティングスペース
ネイティブ教員による会話の授業
1年・2 年
学部
3年・4 年
教職課程(中学校教諭免許・高等学校教諭免許)
英 米 学 科
コース
ロ シ ア 学 科
語 学 文 学 コ ー ス
中 国 学 科
法 経 商 コ ー ス
イスパニア学科
総 合 文 化 コ ー ス
国際コミュニケーションコース
ゼ
ミ
ナ
ー
ル
教
職
課
程
日
本
語
学
課
程
国際関係学科
※1 科目等履修の費用は別途かかります。
※2 科目等履修生は本学の2年生以上からで、本学の推薦が必要になります。
※3 本学で中学校または高校の教員免許も取得する必要があるなど免許取得には別途条件があります。
第2部(夜間)
コース
英語学・英語研究コース
第2 部英米学科
英語圏文化文学コース
※2009年度より新カリキュラムを実施します。上記表は現時点での予定です。
※司書・司書教諭課程は第2部にのみ開講されていますが、学部学生も受講し、
資格を取得することができます。
※国際コミュニケーションコースが2009年度より開設します。学部の全学科を
対象としますが、一定数の定員を設ける予定です。
法 経 商 コ ー ス
ゼ
ミ
ナ
ー
ル
教
職
課
程
司
書
・
司
書
教
諭
課
程
日
本
語
学
課
程
大学院
士
課
程
︶
英
語
学
専
攻
ロ
シ
ア
語
学
専
攻
小学校教諭免許状(一種)取得について
2009年度から神戸親和女子大学との提携により、本学に在学(大学院含む)しながら、神戸親和女子大学の
通信教育部の科目等履修生(※1・2)となることで、小学校教員免許の取得が可能(※3)となります。
ゼミナール
︵
修
本学では、教育職員の免許が取得できる「教職課程」を設け、すべての学生に対してその門戸を開いていま
す。その内容は教科科目はいうまでもなく、専門教員による教育原理、教育心理学、教科教育法など、人を育
てるために必要な高次元の教職教育を実施しています。
この結果、開学当初から高度な語学力と国際文化に関する専門知識を備えた優秀な人材を輩出しており、兵
庫県下での高等学校英語教諭数では、本学卒業生が圧倒的な占有率を誇っています。これを見ても本課程の意
義は非常に高く、今や社会的になくてはならない存在になっています。
中
国
語
学
専
攻
イ
ス
パ
ニ
ア
語
学
専
攻
国
際
関
係
学
専
攻
日
本
ア
ジ
ア
言
語
文
化
専
攻
英
語
教
育
学
専
攻
︵
博
士
司書・司書教諭課程
外国語に堪能で、かつ図書館情報学に精通した図書館のスペシャリストを。内外から起こったこの声に対応
して、1987年、第2部に開設されたのが「図書館司書・学校図書館司書教諭課程」です。
本課程では、図書館情報学理論からコンピュータによるデータベース作成、学術情報の検索など、司書及び
司書教諭に必要な科目がすべて網羅され、これを履修した卒業生はすでに大学図書館などの教育・研究機関で、
第一線として活躍しています。また、この課程の特徴として、学生と共に図書館現職者など多くの社会人が学
んでいることがあげられます。この課程は学部生も受講できます。
文
化 ・言語コース
日本語学課程
交
日本語を世界の言語のひとつとして捉え、言葉や文化を分析・研究する「日本語学課程」を、本学では全学
科を横断する形で設けています。
外国語を専攻する者が自国の言葉や文化を研究するとき、客観的な認識や、外から見た日本語・日本文化に
ついての新しい問題提起が可能となるはずです。このような意識のもとで、多くの学生がこの課程を履修し、
将来国内外を問わず、日本語や日本文化を紹介・教授・伝承していくことを期待しています。
なお本課程の発展として、大学院においても、日本語や日本文化およびアジアの言語を主な研究領域とする
「日本アジア言語文化専攻」が設けられています。
課
流
程
︶
専
・文化コース
・国際社会コース
攻
専門を極めるカリキュラム
本学は、外国語学部のみの単科大学です。その学部構成は、専攻する言語と地域からなる4学科(英米学科、
ロシア学科、中国学科、イスパニア学科)に、国際関係学科を加えた計5学科からなっています。また、夜間
の外国語学部第2部(以下、第2部という)は、実質的には英米学科と同一のカリキュラムを採用しており、
社会人にも人気があります。
英米学科(第2部を含む)、ロシア学科、中国学科、イスパニア学科は、それぞれの言語とそれが使用され
ている地域に関する学習・研究を目的としています。これらの学科の最大の特徴は3年次から選択する「コー
ス制」にあります。これは分野別に用意された「語学文学」「法律・経済・商業」「総合文化」「国際コミュ
ニケーション」の4コース(第2部では2009年度より、「英語学・英語研究コース」「英語圏文化文学コー
ス」「法経商コース」の3コースを設置予定。)の中から学生自らが自由に選択し、それぞれの言語圏での専
門分野の実践的探求をするもので、本学独自のカリキュラムです。
国際関係学科は、学科専攻語学の英語を修得し、これに加えて政治経済文化の諸相における国家間、地域間
の関係について研究するものです。
また、さらに研究を続けたい学生に対しては、大学院が設けられ、学問探求の門戸を開いています。
1年・2 年
3年・4 年
学科専攻語学
語
学
関
係
本学は英米学科(第2部を含む)と国際関
係学科では英語を、その他の学科ではそれぞれ、
ロシア語、中国語、イスパニア(スペイン)
語を「学科専攻語学」として修得します。こ
れらの「語学」は一般の大学の「外国語」科
目とは違って、1年次から4年間にわたって
履修するもので、いわゆる専門科目の中心と
なっています。高度な言語運用能力とその言
語についての専門的な知識の修得を目標とし
ています。
具体的には、Ⅰ 階程からⅣ階程まで段階が
設けられ、初めて学習する言語では、入門か
らそれぞれの音声(発声)、基礎構造(文法)
を経て、小説、評論文あるいはニュース記事
を読んだり、日常会話や作文の練習、さらに
は通訳や翻訳などに進むようになっています。
兼修語学(必修語学・自由選択語学)
「外大生なら、外国語を二カ国以上使いこなせ
なければならない」。本学では、このような社会
のニーズに対応した高度な語学修得を目指してい
ます。
それぞれ専攻する語学のほかにもう一つの外国
語を必須履修とし、各学年を通して、おざなりで
はない実践的能力をしっかりと身につけられるカ
リキュラムを組んでいます。
また、グローバル社会を先導する人材を養成す
るという本学の使命から、その他の外国語を学ぶ
ためのカリキュラムとして「自由選択語学」を設
ける予定です。
学
科
基
礎
科
目
全
学
共
通
科
目
区
学科専攻語学
分
英
米
学
科
ロ
シ
ア
学
科
中
国
学
科
イ
ス
パ
ニ
ア
学
科
国
際
関
係
学
科
学科基礎科目では専攻する言語圏の地域に関す
る基礎的知識の修得、国際関係学科では国際関係
学に関する基礎的知識を修得するための科目が開
設されています。
第
科目例
英 語
ロ シ ア 語
中 国 語
語 学 文 学 コ ー ス
民法
企業経営特殊講義
日本語の文法
アジア言語学
リスニング分析
行政法
マーケティング論
日本語の音声
哲学特殊講義
オーラル・プレゼンテーション
商法
国際取引法
民族誌学
比較社会論
通訳(基礎)
労働法
国際商務論
日本文化論(文化と政治)
中欧文化史
放送通訳
社会保障法
商業英語
日本文化論(大衆文化論)
フランス文学論
会議通訳(逐次)
経済法
商業ロシア語
日本文化論(文化交流論)
社会心理学演習
会議通訳(同時)
ロシア文学特殊講義
ロシア文学演習
国際法「基本」
ビジネス中国語
西洋古典学
小学校英語教育論
翻訳
ロシア語学特殊講義
ロシア語学演習
中国法
商業イスパニア語
歴史思想研究
政治学
他
西洋史研究
ロシア文化特殊講義
パブリック・スピーチ
国際機構論
アジア言語文化
メディア英語
ミクロ経済政策
日本哲学史
映画研究
中国文学特殊講義
中国文学演習
マクロ経済政策
歴史学特殊講義
神戸研究
中国語学特殊講義
中国語学演習
経済学のための情報処理
科学文化論
コミュニケーション研究
産業組織の経済学
人間関係論
グローバル・ビジネス
経済学演習
アジア言語文化の諸問題
社会の中の英語
イスパニア文学演習
経済学特殊講義
スポーツ文化論
コミュニケーション学概論
イスパニア語学演習
開発経済論
スポーツ文化論演習
コミュニケーション理論
イスパニア文化特殊講義
アメリカ経済論
臨床心理学演習
翻訳理論
ラテンアメリカ文化特殊講義
経営学
日本語学研究
出版研究
会計学
日本文化論研究
英語論文の書き方
中国文化特殊講義
国際関係論「法政」
比較政治学
国際法「発展」
多国籍企業論
言語と文化
英米文学特殊講義
国際関係論「経済」
途上国地域社会論
国際私法
国際経済政策
現代文明論
英語文学特殊講義
国際関係論「文化」
政治体制論
国際政治経済学
社会調査分析
文化芸術論
他
国際機構論
国際金融論
社会開発論
コミュニケーション論
国際法「基本」
開発経済論
言語と国家
異文化間コミュニケーション論
英語学・英語研究コース
英語圏文化文学コース
共 通
模擬国連
他
法 経 商 コ ー ス
研究指導
(必修)
卒業論文
卒業論文指導
(必修)
卒業論文
(必修)
共 通
英語史
通訳理論演習
英米文学・文化研究入門
比較文学
民法
産業組織の経済学
英語学特殊講義
時事英語演習
英米文学特殊講義
現代の思想と文化
行政法
アメリカ経済論
部
音韻論・形態講講義
日英語比較研究
イギリス文学特殊講義
文学翻訳演習
商法
国際金融論
研究指導
英
統語論講義 意味論講義
リスニング分析
アメリカ文学特殊講義
西洋史研究
経済法
経営学
(必修)
語用論・談話分析講義
他
英語圏文学特殊講義
他
政治学
会計学
2
英 語
英 米 学 科
英国史、米国史、英国の社会、
米国の社会、英語学概論 等
米
応用言語学
国際政治論
学
英米詩・演劇特殊講義
国際取引法
ロ シ ア 学 科
ロシアの文化史、ロシアの社会、
ロシアの文学史 等
英語教育研究論
英米文学と視覚文化
ミクロ経済政策
国際商務論
中 国 学 科
中国文化論、中国社会論、中国文化史
等
科
英語方言研究
英米文学と社会
マクロ経済政策
商業英語
イスパニア学科
イスパニアの社会、中南米文化史、
イスパニア文学史 等
国際関係学科
国際関係概論、国際政治史
比較文化論 等
グローバルな視野に立って学問を継承し文化を
創造するためには、専攻分野にかかわりなく、ベ
ースとなる教養を身につけなければなりません。
本学では、専門科目を学んでいく上で必要な基礎
知識と実践的な学問探求ができる柔軟な思考を生
むために、全学共通科目を用意しています。
全学共通科目とは、人文科学・社会科学・自然
科学の各領域にまたがり、学問をするための方法
論を修得できるベースを養う科目群で構成されて
います。(右表参照)
国際コミュニケーションコース
英語史
英語学特殊講義
音韻論・形態論講義
英語学研究演習
通訳理論演習
他
イスパニア語学特殊講義
英 語
総 合 文 化 コ ー ス
英米文学・文化研究入門
英米文学特殊講義
英米文学と社会
英米文化特殊講義
英米文化研究演習
文学翻訳演習
イスパニア文学特殊講義
イスパニア語
法 経 商 コ ー ス
※2009年度より新カリキュラムを実施するため、上記表は現時点での予定です。
今後変更となる場合があります。
上記のほか、学部の学科(第2部英米学科を除く)間各コースで相互に受講で
きる科目があります。
国際コミュニケーションコースについては、学部の全学科を対象としますが、
一定数の定員を設ける予定です。
第2部と学部では、それぞれ指定された科目を履修するとそれぞれの単位とし
て認定されます。
科目例
人 文 領 域
社会学、歴史学入門、言語学、音声学、
古典語、日本文学論 他
社会科学領域
憲法、民法、ミクロ経済学、
マクロ経済学、国際経営論 他
自然・人間科学領域
統計学、情報科学概論、社会心理学入門
スポーツ方法 他
卒業論文
女子学生
女子学生
男子学生
男子学生
女子学生
女子学生
コース制度の紹介
語学文学コース
グローバル社会においては、外国語を堪能に話すことはもちろん、それぞれの言語圏の文化・社会に精通するこ
とが求められています。
そのため、英米学科、ロシア学科、中国学科、イスパニア学科の学部4学科においては、「語学文学」「法経商」
「総合文化」の3コースに加え、2009年度から「国際コミュニケーションコース」が設けられる予定です。第2
部英米学科においては、「語学文学」「法経商」の2コースを設置しています。2009年度からは「英語学・英語
研究」「英語圏文化文学」「法経商」の3コースになる予定です。いずれも広範囲かつ体系的な特色あるカリキュ
ラムで、関心のあるコースを自由に選択できます。
これらの学科の学生は、3年次にいずれかのコースを選択し、コース科目を履修します。また同時に、より専門
コース科目担当教員
語学文学コースは各学科教員が担当します。
語学を単なる会話や理解だけにとどめるのではなく、「ことばの科学」や「ことばの芸術」までに昇華させたいと思う人のた
めのコース。
「ことばの科学」とは単なる実用語学でなく、ある言語の体系や生い立ち、他の言語との関係などを客観的に捉えようとする
研究領域で、言語を科学の対象として扱い、理解を深めるものです。
「ことばの芸術」とは、小説、戯曲、詩などの文学のことで、専攻する言語の精神はこれら文学作品に反映されています。形
成される言葉ひとつひとつに込められた精神を原文で読み取り、芸術として味わうことを意味しています。
専攻する言語による文学史や語学概論といった講義を経て、ことばをその発生段階から科学し、発達した芸術として堪能しま
す。本コースは、ことばのしくみ、背景、さらには思想などといった次元の高い研究により、最終的には言語、文学、文化につ
いて高い教養を身につけることを目指しています。
性の高い研究指導を受けるため、ゼミナールに所属します。ゼミナールはコースの中から選択するため、自分の関
心あるテーマを徹底的に探求することができます。また、ゼミナールは少人数の討論を中心とした場であることか
ら、密度の高いアットホームなコミュニケーションも生まれます。
各人が、専攻する言語の修得のほかに「もうひとつの専門」を持つこと。これが本学の大きな特色になっています。
文化は、そこにある自然環境・宗教・歴史など、
さまざまな要因によって作用され、育まれていくも
のです。人が創り出す文化を、その地域で使用して
いる言語を使って研究・理解しようとするのが本コ
ースの目的です。
本コースでいう総合文化の範囲は多岐にわたります。
宗教、哲学、民俗学、文学、スポーツ文化、教育学、
心理学など、人間理解をするためのさまざまなカリ
キュラムが用意されています。その内容は、言語、
音声、社会、歴史といったベーシックな講義にはじ
まり、世界各地の文化の事象研究、地域文化間の関
連比較、グローバルな視点での普遍的文化考察など、
専門的な知識を徐々に身につけられるものです。
なお、「日本・アジア」「ヨーロッパ・アメリカ」
「環境と人間」の3つの区分によるカリキュラムが
用意されているため、興味のある地域や範囲での、
より深い研究と理解を得ることができます。
法経商コース
国境という垣根を越えて発達し続ける産業経済。その社
会を形成する人もまた、グローバルな対応をしなければな
りません。
本コースでは、世界的な視野に立って物事を判断できる
能力を修得するため、社会科学に関する理論的・実務的・
総合的な専門知識を身につけることを目的としています。
そのカリキュラムは、法律学・経済学・商学等の広範な領
域にわたり、主要科目が体系的に配列されています。学年
が進むにつれて、基礎から応用へと変わる科目内容の経緯も、
スムーズに専門性を高めていけるよう工夫されたものです。
憲法や民法、経済学はもちろん、国際ビジネスに関する
科目、専攻言語地域に関する講義など、動きの激しい国際
社会にフレキシブルに対応できる、充実したカリキュラム
を提供しています。
教員からのメッセージ
社会を読み解く力を学ぼう!
現代の社会は国際的にも国内的にも極めて速いス
ピードで変化しています。逆説的であるように見え
ますが、このように変化する社会を読み解くためには、
時代を通じて「不変なもの」を探すことが重要であ
ると言われます。大学で社会科学を学ぶ意義は、こ
うした「不変なもの」を学び時代の変化をもたらし
ている要因について自分で考えてみることにあると
思います。神戸外大には他の外国語大学とは異なり
多くの社会科学専攻の先生が在籍しており、法律・
経済・経営といった多様な専門分野に立脚した授業
が行われています。こうした授業を契機として、学
生時代に社会について学び考えることは、きっと社
会で活躍する際の大きな財産になることでしょう。
コース科目担当教員
教 授 近 藤 義 晴
経営学
教 授 前 山 誠 也
会計学
教 授 栗 山 修
商法
教 授 植 田 淳
英米法 国際取引法
教 授 田 中 悟
ミクロ経済学
准教授 山 口 智
憲法 行政法
准教授 中 村 嘉 孝
商業英語 国際商務論
准教授 田 畑 顕
マクロ経済学
講 師 坂 口 甲
民法
法経商コース 教授
総合文化コース
田中 悟
教員からのメッセージ
神戸外大では、専攻語学のほか、ドイツ語、フランス語
など、さまざまな言語を学ぶためのプログラムが提供され
ています。これら複数の外国語を身につけることは、それ
ぞれの言葉を用いて生活する人々や地域の文化、歴史、思
想を知るための、いわばパスポートを手に入れることでも
あるのです。総合文化コースでは、幅広い地域と専攻分野
をカバーする教員が、学生のみなさんが身につけた語学の
知識をもとに、より深い「外国学への探検」へと踏み出す
ためのサポートを行います。ヨーロッパ文化史をテーマと
する私のゼミでは、受講者たちが、文献講読、インターネッ
ト検索、ときには博物館や展覧会を訪れて「生きた史料」
に触れ、互いに議論を交わし、知識を交換することで、本
格的な異文化理解のすばらしい体験を積んでいます。
コース科目担当教員
教 授
教 授
教 授
准教授
准教授
准教授
講 師
益岡 隆志
武内 紹人
中井幸比古
竹中 均
長 志珠絵
福田嘉一郎
林 範彦
日本語学概論 日本語学研究
言語学 アジア言語文化 アジア言語学
日本語の音声 日本語学研究
社会学 日本文化論 日本文化論研究 日本史 日本文化論 日本文化論研究
日本語の文法 日本語学研究
言語学 言語学入門
教 授
教 授
教 授
教 授
教 授
教 授
教 授
准教授
小浜 善信
大西 英文
小林 致広
田中 敏彦
武内 旬子
指 昭博
山之内克子
並河 葉子
哲学 西洋哲学史
古典語 西洋古典学
文化人類学 民族誌学
フランス語 比較社会論 ヨーロッパ思想研究
フランス語 フランス文化論 ヨーロッパ文学研究
歴史学入門 西洋史研究
ドイツ語 ヨーロッパ文化論 ヨーロッパ思想研究
比較地域研究 ヨーロッパ地域論
教 授
教 授
教 授
教 授
教 授
准教授
准教授
准教授
佐藤 通
村本 詔司
長江 裕芳
竹谷 和之
芝 勝徳
杉山 精一
横田 玲子
田村 美恵
数理の世界 東の科学 科学文化論
臨床心理学入門 臨床心理学演習 生徒進路指導論
自然の認識 西の科学 科学文化論
スポーツ方法 スポーツ文化論 スポーツ文化論演習
情報科学概論
教育原理 教育哲学 人間形成論
児童英語教育 総合演習
教育心理学 社会心理学入門 人間関係論
総合文化コース 教授
山之内克子
国際コミュニケーションコース
国際社会における様々なコミュニケーションの現場を念頭に置きながら英語運用能力を強化するコースです。
本コースのプログラムは、高校までに学んできた英語の知識を、聞いたり話したりすることに十分結びつけられるかどうかを
確かめることから始まります。その後の授業は主として英語で行われます。
※当コースは一定の定員を設ける予定です。
ヒト、もの、情報が集まって潮流
となり、歴史という大洋に注ぎ込む
様は、程度の差こそあれいつの時代
も変わることはありません。すぐれ
た文明は決まってそうした文化と呼
特徴的な3つの授業群
3つの授業群のひとつである「通訳演習」では英語と日本語を使いますが、それによって両言語の運用能力を高度化すると共
に、人間のコミュニケーションが言語を超えることを実感してもらいます。この点については、第2の授業群である「プロセス
の研究」でその本質の理解を深めてもらいます。コミュニケーション能力と呼ばれるものの本質が何であるのかを学ぶことはコ
ミュニケーションのエキスパートを目指す者にとって有益なことです。第3の授業群では、教室を実際の国際舞台に近づけるよ
うに工夫されています。たとえば、模擬国連(MUN)を主題とした授業では、リサーチ、討議を踏まえ、受講生が国連加盟国
の大使の役割を努め、演説をし、決議案をまとめていきます。これらのプロセスを全て英語で行うことによって、言語と実践的
コミュニケーションの結びつきを体感することができます。
このようなプログラムを通して培われるコミュニケーション能力は、いろいろな業種における国際業務コーディネータの仕事
などの基盤になると共に、会議通訳者、翻訳者のようなスペシャリストへの道に結びつけることが期待されます。
ばれるさまざまな潮流がぶつかり、
混ざり合い、ひとつに溶け合う中か
ら生まれてきています。しかし、そ
うした文明がいたずらに自己充足し、
未来に向けて自らを閉じるとともに
衰微しはじめることも、歴史の教え
るところです。
異文化を理解し、それを自らの糧
にすることは単に知識、技術の問題
にとどまらず、自らの文化を活性化
させると同時に、人を真の創造性へ
と導いて行きます。
異文化を受容しつつ、創造的で新
しい<知の体系>を創出すること、
そしてそれを外に向かって、未来に
修士課程
幅広い視野と柔軟な思考の上に立って、各々の学問領域をきわめることに
よって将来の研究者、教育者の育成、および高度な知識を生かした専門職に
つこうとする人材の育成を目指しています。
修士課程には、「英語学」、「ロシア語学」、「中国語学」、「イスパニア
語学」、
「国際関係学」、および「日本アジア言語文化」が設置されており、
2004年4月から現職教員を対象にした「英語教育学」が設置されました。
学生は各専門領域の指導教授の助言に基づきつつ、自主的かつ創造的に自ら
の研究にあたります。
2年にわたる本課程を修了し、学位論文審査に合格したものには修士の学
位が与えられます。また、各語学および英語教育学専攻においては、所定の
単位を取得すれば、専攻する言語の中学、高等学校の教諭専修免許状が取得
できます。
他大学との提携としては、神戸大学大学院文学研究科博士前期課程(修士
課程)と単位互換授業を開講するとともに院生に対する教育指導の交流を行
っています。
専 攻 名
英語学専攻
ロシア語学専攻
中国語学専攻
イスパニア語学専攻
国際関係学専攻
日本アジア言語文化専攻
※英語教育学専攻
趣旨のもとに本学の「外国語学研究
科(修士課程および博士課程)」は
設置されています。
取得できる教員免許
免許状の種類
免 許 教 科
英語
(英語学専攻・英語教育学専攻)
ロシア語
通訳演習
高等学校専修 (ロシア語学専攻)
通訳演習によって、言語知識を
利用して何かを伝えたり理解し
たりする経験の質と量を増やし
ます。その実践的経験を通して
さらに言語知識を強化します。
中学校専修
中国語
(中国語学専攻)
2
2
2
2
2
2
2
合 計
向かって発信すること、それが本学
大学院の目指すところであり、この
修業年限(年) 入学定員(人)
10
5
5
5
10
12
10
57
※印には長期および短期履修制度があります。
博士課程
博士課程「文化交流専攻」には「言語」、「文化」、「国際社会」の3コー
スが設置されており、異文化間の「交流」、「接触」、「摩擦」、「共存」を
共通テーマに、各自の専門領域での研究を行います。本課程は、独創性と創
造性を兼ね備えた研究者の育成を目指すものであり、従来の閉鎖的学問領域
を学際的視野から再構築する先進的人材を創出することを目標としています。
本課程を修了し、1名以上の学外研究者を含む審査委員会の審査を受けて、
論文審査に合格した者には博士の学位が与えられます。
言語コース
日本を起点としてアジアの言語と欧米の言語という大きな枠組みを設け、
各言語の交流、接触と個々の言語の研究を目指します。
イスパニア語
(イスパニア語学専攻)
国際コミュニケーション能力を
持った人材の育成
文化コース
世界を、日本を含むアジア地域、中近東とアジアの一部を含むイスラ
ム圏、ヨーロッパと南北アメリカに分け、それら相互の交流、接触と個々
の文化研究を行います。
国際社会コース
プロセスの研究
言語学的、コミュニケーション
学的知見を整理し、コミュニケ
ーションとはどのようなプロセ
スであるかを認識します。また、
国際的な渉外や異文化コラボレ
ーションについての知識を増や
します。
知識と運用の連動
具体的なコミュニケーションの
場面を設定し、鍵となる知識と
その運用をうまく連動させる感
覚を養います。模擬国連でスピ
ーチや議論を展開したり、国際
ニュースの意味合いを理解した
りする実践的活動の中で、それ
らを支える知識の理解を深めます。
激動と改革の時代の中で大きく揺れ動いている国際社会を、その基盤
となる地域社会の研究を出発点にしながら相互関係を含めて総合的に研
究を進めます。
専 攻 名
文化交流専攻
言語コース
文化コース
国際社会コース
修業年限(年) 入学定員(人)
3
12
本学における学術研究の充実発展と、
本学では2004年度から、児童英語および中・高校英語教育に携わる現職の教師が、現場を維持しながら「高い英語運用能
力」「学習者理解と自己変革のための内省力」「指導理論」「メディア応用技術」「異文化理解力」の5つの能力養成を行
うためのリカレント大学院の取組を行っています。このプログラムは、文部科学省の「平成18年度特色ある大学教育支援プ
ログラム」にも選ばれたものです。
教育成果の向上に資することを目的
として、大学設立当初から計画され、
外国学及びそれぞれに関連する諸文化・科学の研究並びに諸種の研究調査
1951年1月に設置された外国学研究
所は、大学附属の研究機関として本
大学の外国学研究の要となっています。
研究棟には学科別共同研究室、英国
4つの特徴
事業目的
についての広範囲な研究を行う英国
①社会人である現役教師に特化し、教育実践の場を維持することを生かした教育条件
長期履修制、4学期制週末利用型の創出
研究センター、国際交流を推進する
②児童英語教育と中・高校英語教育の2コース併設と乗入れ履修
多用な文脈での英語教育ニーズに対応、情報や経験を共有しあう学びの環境の構築
があります。
③内省と自己分析による実践力と生きた専門知識を備えた英語教師養成という明確な目的
発表するため、研究叢書を発行する
④英語を媒介言語にした教育環境の提供
ほか、共同研究、海外から研究者を
ための国際交流センターなどの施設
同研究所では、教員の研究成果を
招へいしての講演会の開催など様々
事業内容
>言語学・地域学・国際社会・政治・経済・貿易学・教育学の研究
>研究用資料の収集
>外大論叢その他研究成果の刊行
研究年報
研究叢書
外国学研究
外大論叢
>外国人研究者の招へい
>研究会・講演会・公開講座等の開催
>国際交流の推進
な活動を行っています。
また、大学の社会貢献活動の一環
カリキュラムの全体構成概念
中高等学校英語教育
小・中・高および教育委員会との連携
児童英語教育コース
乗り入れ履修方式
神戸市外国語大学
英語教育学専攻
教育委員会
コース必修科目
>英語教授法
>コミュニケーションと文法指導
>スピーチコミュニケーションA
共通必修科目
2
2
2
計6単位
>4領域の指導法A
>4領域の指導法B
教育工学と英語教育
>英語教育指導分析
>異文化理解教育
>アカデミック ライティング
英語教育学特別研究
計6単位
コース選択科目
>児童英語教育法A
>児童英語教育法B
>スピーチ・コミュニケーションB
>第二言語習得論
>通訳技能と英語教育
基礎教育統計学
>カリキュラム・教材開発論
>文学と英語教育
テスティング
>社会言語学と英語教育
ティーム・ティーチング
児童英語教育セミナー
2
2
2
小学校
中学校
准教授 高 橋 一 彦
ロシアの社会
活動を支援するなどの取り組みも行
准教授 光 永 雅 明
英国の社会
高等学校
本 取組の組織性・学内体制
神戸市外国語大学
コース選択科目
2
2
1
1
1
1
1
1
1
中国の社会
外国学研究所
計6単位
共通選択科目
2
2
2
>児童英語教育法A
>児童英語教育法B
>スピーチ・コミュニケーション
教 授 小 島 泰 雄
教育委員会と連携し、小学校の英語
っています。
児童英語教育コース
2
2
2
2
2
2
4
として、毎年市民講座を開催したり、
担当教員
>英語教授法
>コミュニケーションと文法指導
>スピーチコミュニケーションA
2
2
2
大学院修士課程
外国学研究所
英語教育学専攻
英語教育研究センター
大学院教育
地域貢献
神戸市教育委員会との連携
本学では、教員や学生が小学校と
協力して、英語活動支援を行うなど、
市内小学校等の英語教育を支援して
います。近隣の小学校児童が、こう
した活動で覚えた英語で、外大の教員、
学生にインタビューするなどの特色
ある取組が生まれました。
海外提供
小学生からインタビューを受ける学長
1 教育実践家としての教師の成長
2 教育・研究の公開と共有
■教育実践家としての教師の成長
>学習者中心主義
>リフレクション
(内省)
による「経験、記述、分析、
アク
ション」のサイクルの実践
■授業を公開し改善を目指す共同体の確立
>専攻スタッフ間の授業公開と情報交換
>外部専門家の積極的な受け入れ
■教師の英語力向上への動機付け
>学習者の視点による自己分析
>自発的な向上心の啓発
■授業映像の資料化と共有
>アーカイブ化を視野に入れた授業映像の収録
>映像資料の学生へのフィードバック
3 教育・研究水準の確保
■学生による授業評価の実施
>学生による自己評価の実施
>学生による授業評価レポートの実施と分析
>分析結果の授業改善へのフィードバック
■修士論文・課題研究審査への外部専門家審査員の参加
>修士論文審査及び面接に学外から該当分野の専
門家を招へい
4 授業研究の推進
■ティーチング・ラボ・プロジェクト
>教育実践力を磨くための実験場
>小・中・高・大教 員のジョイントプログラム
■海外の授業研究者とのコラボレーション
>海外の新しい授業研究理論の導入と実践
>現場への啓蒙活動
小学生からインタビューを受ける教員
■英語教育レクチャー・シリーズの開催
>院生、学生、地域の英語教育関係者を対象に無
料で開催
>大学事務局の支援体制の整備
>海外の研究者との連携
■地域の小学校の英語活動支援
>教員、院生、学生の協力体制
>定期的な訪問指導と、小学校担任の自立した英語学
習活動をサポート
>活動を写真、資料、映像 により記録
■神戸市教育委員会との連携
>神戸市英語教員、ALTの研修を提供(本学にて)
>学部学生、院生とのコラボレーション
外国人研究者の招へい
ブータン国立研究所長
カルマ・ウラ氏による講演
交流協定締結校 17校
ロシア
国際交流とは語学の習得を通して
思想や文化の違いを理解するとともに、
イギリス
人を介して自国の姿を広く紹介する
ランカスター大学
リーズ大学(2007年に新規締結)
ことにほかなりません。
外国語・国際文化についての専門
フランス
的知識を学ぶ本学では、アメリカの
高等研究院(パリ)
(2008年に新規締結)
イースタン・ワシントン大学、ロシ
アのサンクトペテルブルグ大学、中
モスクワ大学
サンクトペテルブルグ大学
プーシキン大学
アメリカ
中国
イースタン・ワシントン大学
イースタン・ワシントン大学
エルマイラ大学
復旦大学
天津外国語学院
スペイン
国の天津外国語学院、スペインのア
ルカラ大学など世界各国の17の大学
サンティアゴ・デ・コンポステラ大学
(2007年に新規締結)
アルカラ大学
オルテガ・イ・ガセット研究財団
ラ・リオハ大学
バスク大学(2008年に新規締結)
との間で交流協定を締結し、海外の
大学との学生交流を積極的に行って
います。
また、ロシアのモスクワ大学、中
復旦大学
シンガポール
国の復旦大学、スペインのアルカラ
大学からの交換教員や外国人研究者
国立シンガポール大学
の招へい、外国人学生の受入れ、学
オーストラリア
術図書の交換など、幅広い国際交流
を実践しています。
アルカラ大学
ディーキン大学
ディーキン大学
国際交流センター
本センターでは、学生の留学先(協定
大学)の紹介と選定や海外での生活など
について多面的な「助言」を行うほか、
海外からの留学生と学生が交流する場の
提供などを実施しており、一層の国際交
流と国際貢献に努めています。
主な業務内容
(留学経験のある専属スタッフを配置しています)
①留学相談等(米国・英国は専任の相談員
による相談ができます。豪州はメールと
電話による相談)の留学支援・サポート
②留学情報・奨学金情報等の提供
③留学説明会の開催
④留学経験者との交流窓口
⑤留学生など外国人との交流の場の提供
(英語チャットなど)
⑥各種国際交流の資料提供
⑦各種国際交流イベントのコーディネート
設 備
PC2台(インターネット接続)
留学に関する参考書籍、雑誌・パンフレット
留学を応援する制度
学生の留学に対するニーズや大学としての語学等の学習にとって留学は有
益なものと考えているため、学生の留学を積極的にサポートしています。
留学支援制度として、派遣留学補助制度などを設けており、これらを利用
して交流協定締結大学などへ留学する学生には資金的な援助を行うほか、単
位が認定され4年で卒業が可能です。
補助制度を利用せず、海外の大学に私的に留学し、勉学に励む学生たちの
数は近年特に多くなりました。このような学生たちには2か年にわたる成績
の通算など、その支援のための環境を整備しています。
単位の認定制度
公的な留学を行う場合には、本学
に在学しながら海外の大学で受講す
ることになりますが、海外で受講し
単位を取得した授業科目を、本学の
授業に置きかえて単位を認定しよう
とする制度です。
2か年にわたる成績の通算制度
過去の派遣留学実績
国 名
イースタン・ワシントン大学
米国
カナダ
英国
シンガポール
1.派遣留学対象者:原則として2年生以上の学生
2.派 遣 人 数:19∼38名
3.派 遣 留 学 先:交流協定締結校のほか留学に相当すると認められる大学
4.留 学 期 間:半年又は1年
5.補 助 金:留学期間に対応する本学の授業料相当額
6 . 留学 中 の 身 分 :本学に在学して留学します。したがって留学期間は在
籍期間に算入されます。
7 . 本学 の 授 業 料 :免除されません。
8.単 位 互 換:留学先大学の単位取得が条件となります。取得した単
位のうち、適当と認められるものは、30単位を超え
ない範囲で、本学の基準に換算して認定されます。
9.選 考 方 法:書類審査(本学の成績、留学計画書、TOEFLのスコ
アなど。)及び面接
10.募 集 時 期:10月に説明会、11月に申込み締切、12月に面接、そ
の後決定となります。
※この制度のほかにも、スペイン短期派遣留学補助制度(3∼4ヶ月)交換留学制度(イー
スタン・ワシントン大学、エルマイラ大学)などがあります。
私的な留学を行う場合には、本学
を休学して海外の大学に行く必要が
あります。休学中は本学の授業を受
講していないため成績はつきませんが、
帰国後に復学して受講を再開した場
合には、休学期間中を考慮せずに成
績の通算を行う制度です。
例えば、2007年の前期を本学で受
講し、2007年後期と2008年前期を留
学のために休学し、2008年の後期に
復学して受講を再開した場合、2007
年前期と2008年後期を通算して成績
をつける制度です。
コンコルディア大学
グラスゴー大学
シンガポール大学
サンクトペテルブルグ大学
台湾大学
ラ・リオハ大学
スペイン
3人
3人
モスクワ大学
遼寧師範大学
アルカラ大学
オルテガ ・イ・ガセット研究財団
合 計
3人
5人
2人
1人
ランカスター大学
その他
台湾
4人
ヨーク大学
復旦大学
中国
2007 2006
エルマイラ大学
その他
ロシア
(2008年度時点)
派遣留学補助制度
私費による留学・研修の実績(2007)
留学先
4人
2人
8人
1人
3人
1人
7人
39 人
国 名
アメリカ
イギリス
オーストラリア
ニュージーランド
1人
2人
1人
2人
2人
2人
2人
4人
9人
33 人
カナダ
スペイン
メキシコ
中国
ロシア
その他
合 計
人 数
22 人
16 人
19 人
3人
33 人
9人
3人
30 人
5人
30 人
170 人
フナ ダ
英米学科4年
ユ キ
鮒田 有紀
未来の外大生の皆さん、こんにちは。英米学科・4年生の鮒田有紀です。私は外大の派遣
留学制度を利用して、2007年9月よりアメリカ合衆国・オレゴン州にあるSouthern Oregon
Universityで国際関係学を主専攻科目として勉学に励んでいます。留学に際し、私が皆さん
に伝えられることは「アメリカの大学で勉強するには相当の忍耐力と覚悟が必要!」という
ことです。「外大に入学したからには留学を!」と考えている学生の方も多いのではないで
しょうか?(何を隠そう私もそう考えていた1人です。笑)勿論、留学生活において楽しい
ことがたくさんあるのは事実です。特にInternational Studentに対する制度がしっかりして
いる大学では国際交流のイベント等もたくさんあり、様々な国籍の学生と触れ合う機会も
多々あります。 しかし一方で、相当勉強をしなくてはならないのも事実です。私の通っ
ている大学はセメスター制(2学期制)なので、1科目につき週に2回授業があります(例:社会学−月・水曜日〔各110分〕、国際政治−火・木曜日
〔各110分〕)。そして大変なのは、その2日間の間に(履修している科目にもよりますが)おおよそ50∼100ページの論文を読んでこなくてはならな
いことです。もちろん英語です。それに加え、学期途中と学期末に最低4∼7ページにわたるレポートを要求されます。(多い場合は1週間に1ページ
という場合も…。現に私は午前5時現在、留学体験記を書きながら英語のクラスのレポートを書いているという状態です…笑)
留学についてマイナス面ばかり書いてしまいましたが、他国に留学するということが学生生活において貴重なものとなるのは間違いありません。
残念ながら1年間でネイティブレベルの英語を完全にマスターするというのは難しいように思われます。しかしこちら側が一生懸命何かを伝えようと
すれば、あちら側も理解しようとしてくれます。そして、その積極性や頑張りは言葉の壁を越えて理解され、受け入れられます。また、たくさん話
しかけたりするなど積極性を持って学生の輪に入っていけば、友達の輪も広がります。文化の違いから戸惑うことも多々あるかもしれませんが、そ
れも留学しなければ計り知ることのできない貴重な経験です。大学を卒業して社会に出てから退職または休職して他国の大学に通うということはな
かなかできることではありません。外大にはせっかく派遣留学制度があるのですからそれを利用して自身の世界観を広げてみてください。人生の中
で、大きなターニングポイントとなることは間違いありません!学生の間にしかできないことをやり尽くしてみてはいかがですか?
ホンジョウ
イスパニア学科4年
「大学卒業時にスペイン語を本当の意味で自分のものにしたと言えるようになって
いたい。」その願いを叶えるため、私は大学の派遣留学制度を利用してスペインのラ・
リオハ大学で1年間学ぶことに成功しました。
リオハ大学では“ワイン醸造学”−ワイナリーを訪れながら本格的にワインを学ぶ、
リオハならではの楽しい授業−,“スペイン料理法”−ホテルの厨房でプロのシェフ
が様々な料理を指導−など、多岐にわたる授業を選択しました。私の卒業論文のテ
ーマである“サンティアゴ・デ・コンポステーラ巡礼の道”の授業においてはトッ
プクラスの成績を頂け、先生達とも仲良くなりリオハが大好きになりました。留学中、
両親と車で私の住む街ログローニョからサンティアゴを目指して旅をし、その途中
で巡礼者たちや宿泊施設の方に直接インタビューや写真・ビデオ撮影等を行いました。大学で学んだスペイン語を活かして資料集めや巡礼
者の方とコミュニケーションをとることに熱中し、更にそれを卒業論文に活かすことのできた体験は私のなかで一生忘れられないものとな
りました。
私の住んでいた街には、巡礼者の渡る石橋やその下に流れる美しい河などといった幻想的な一面と、毎晩地元の人々が大勢集まるバル通
りや教会の下で行われるクリスマス市といったスペインらしい陽気な一面がありました。是非皆さんも神戸市外国語大学であなた独自の留
学プランを見つけて下さいね。
サ トウ
国際関係学科4年
フルサワ
ロシア学科4年
古澤 かおり
サンクトペテルブルグは歴史ある劇場や美術館が街中の至る所にある芸術の街です。
初めてバレエ白鳥の湖の観劇に出かけた時、独特の張り詰めた空気、目を見張るほど
豪華な場内の装飾にチャイコフスキーの音楽と本当の白鳥のように美しいロシア人バ
レリーナの舞が見事に調和し、私の人生で史上最高の美しさに感動の涙が溢れました。
一方、サービスの悪さ、社会インフラの不完全さから生活で不便を感じることも多
くあります。氷点下の中1時間近くバスを待ち、郵便局や鉄道の切符売り場ではそ
れ以上長く行列に並ぶこともありました。しかし、そのことを日本の便利さと比べ
てしまうよりも、その国のありのままとして受け入れることが大切だと思いました。
また、そのような待ち時間や、バスや長距離列車の中、市場など、街で偶然出会っ
た見知らぬ人と他愛もない会話が出来、心が温まり、それは日本では経験したことのないものでした。
私は最初ロシアに対して暗い恐いイメージしか持っていませんでしたが、行って初めてロシアの本当の魅力に気付きました。ですから、
さらに多くの皆さんがロシアに興味を持って、今新興国として注目されているロシアを肌で感じてほしいです。実は陽気で、日本文化が大
好きなロシア人達が、歓迎してくれるはずです。
ヨシムラ
中国学科4年
グローバル化が進む中、コミュニケーションに欠かせない言語つまり外国語という
のはますます重視されてきています。私が学んでいるのは一般的に発音が難しいと言
われている中国語ですが、私はどの言語であっても外国語を勉強する上で一番大切な
ものは環境だと考えています。以前中国語の授業で先生が今の日本は留学生もたくさ
んいるので当時と比べてすごく環境に恵まれているとおっしゃっていました。日本で
も割と外国人の友達も多い私ですが、やはり留学に勝る環境はないと考えています。
外国人とコミュニケーションをとる上で言語を軽視している方が時々見られますが、
言語の壁というのは思った以上に厚いのではないでしょうか?仮に誰かに通訳など
を頼めば、常にその誰かの主観的意見を通しての解釈になります。もし貴方が外国
語をマスターした上で他所の国へいけば、直接その現地の人々に触れることができます。話せるのと話せないのではその世界観に触れる深
さが確実に違ってきます。ぜひ自分の手で目で耳で全身で感じてみてください。本で見るのと実物の風景は違います。CDを通して聞くの
と実際現地で話されているものとは大なり小なり異なります。
最後に私感ではありますが、一番大切に思えたのが他国にいって初めて見えるものというのが少なからずありました。私は外国にいって
生活してみて普段見えていなかったたくさんの幸せが見えるようになりました。私を含め将来どうしようか悩んでいる学生はたくさんいる
と思います。それならいっそ、学校帰りに軽く近くに遊びに行く感じでフラッと留学に出てみるのも悪くないのではないでしょうか?どう
せ悩むなら外国で悩むのも悪くありませんよ。(留学は、宝物は見つからなくても、宝の地図か鍵くらいは見つかるようなそんな希望が詰
まっている宝箱です。)
ユ イ
佐藤 由惟
私がイースタン・ワシントン大学に留学してから早くも5ヶ月が経ちました。ここ
に来たときは不安でいっぱいでした。勉強についていけるだろうか、友達はできるだ
ろうかと思いながらの新生活のスタートでした。しかし、最初こそうまく話すことも
できずにとまどってばかりでしたが、日にちが経つにつれて英語の生活にも慣れ、現
地の人々との交流を楽しめるようになってきました。留学生だからといって分け隔て
せずに接してくれるので、それがとてもうれしいです。週末は時間があるときに友
達と出かけたりして、楽しく過ごしています。
授業はとても忙しく、毎日勉強に追われています。日本での生活が嘘のように机に
向かう時間が圧倒的に多くなりました。現地の学生の勉強への意欲も強く、とてもよ
い刺激になっています。こちらの授業は生徒と教授の距離が近く、生徒が盛んに発言したり質問したりしていて、教授の一方的なレクチャ
ーではありません。時には生徒の冗談で笑いが起こることさえあります。時間が経つのがとても早く、充実した授業時間を送っています。
さまざまな文化の違いに驚かされますが、全ての経験が私のアメリカでの生活を実りあるものにしてくれます。すでに留学生活は残り半
分を切っていますが、まだまだ知らないことがたくさんあり、時間はいくらあっても足りないほどです。残りの時間を無駄にせずに過ごし
て生きたいと思います。
マン
芳邨 満
アヤ
本庄 彩
ヤマサキ
第2部英米学科4年
ミ
山崎 めぐ美
私は2007年8月から国立シンガポール大学(NUS)に留学しています。外大からの
派遣留学先にシンガポールがあることを知ったときは少し意外に思いましたが、元々
アジアの文化に興味があったため迷わず選びました。また、言語学を研究のテーマに
したいと考えていた私にとって、多民族国家であるシンガポールのユニークな言語環
境はとても魅力的でした。
先輩方から伺っていた通りNUSは授業内容、設備ともに大変充実しています。緑
の多い広大なキャンパスにはバスが巡回し、フォーラムでは頻繁に催しが行われる
など、学園内は常に多くの学生の活気で溢れています。
数ある学部の中で、私はARTS AND SOCIAL SCIENCE(人文社会学部)に所属
し、言語学または東南アジアの社会や文化に関する授業を受けています。今学期は、インドネシアのガムランを中心とするアジアの伝統的
音楽について学んでいます。授業ではアジア音楽の歴史的背景や理論に加え、実際に演奏も体験させてもらえるため授業に対する興味と理
解がより一層深まります。
私自身もそうでしたが、第2部の学生は仕事と学業を両立させている人が多く、留学を実現するためには仕事をやめなくてはならないな
ど、色々な問題があるかと思います。それでも今回思い切って留学をしたことで、苦労をしながらも、同時に言葉の壁を超えていく楽しさ
を学ぶことができたと思っています。そして、これまで表面的にしか知らなかったアジアの社会や文化について、授業や友達を通して触れ
られたことが私にとっては何より嬉しく、派遣留学という貴重な機会を与えていただけたことに心から感謝しています。
図書館
応用視聴覚教室
豊かな緑にかこまれた大学キャンパスの玄関に位置
する図書館に一歩足を踏み入れるとラテン語で「AD
ALTIORA SEMPER(常により高きを求めて)」と記
されたタイル・チップ画の世界地図があり、あくなき
探究を求めつづける学究精神のシンボルとなっています。
開架閲覧室には、参考図書や利用率の高い約7万冊
の図書を初め、雑誌、外国語新聞のコーナーが用意さ
れており、約38万冊の蔵書についても外国語大学の
図書館にふさわしく英語・ロシア語・スペイン語・中
国語図書を中心とした外国語図書が半数を占めています。
さらに、電子ジャーナルやオンラインデータベース
の利用、ネットワーク環境での情報検索など、他大学や、
公共図書館を含めた神戸市域の様々な機関の情報・資
料のセンター的機能も担っています。
図書館の利用率は高く、さらにサービス向上を目指
して2009年4月完成を目標に閲覧室の増築を予定し
ています。
地下鉄
学園都市駅
神戸市営地下鉄
至三宮
楠ヶ丘会館
三木
記念会館
場
弓道
グラウンド
書館
ート
図
バ
スコ
レ
テニ
ー
ボ
ー
ル
コ
ー
ト
東
広
場
ル
プー
北
広
場
棟
研究
大学
本部
学
園
多
聞
線
共同
棟
研究
学舎
第2 棟
研究
特 徴
部
室
会
館
館
体育
南
広
場
第2
学舎
教室中央にはマイクとスピーカ内蔵の会議用ユニッ
トを備えた16席のテーブルがあり、教師卓には会議
システムを制御するコンソールが備えてあります。教
室後部には、別室になっている通訳ブースが4室8席
あり、同時・逐次通訳演習に利用されています。通訳
や発言者以外の参加者には、通訳音声を受信するため
の6チャンネル切り替えの携帯誘導無線受信機が45
台備えており、国際会議の模擬演習やディベートの演
習に活用することができます。外国語大学ならではの
特色ある設備となっています。なお、この教室は来年
度から開講する国際コミュニケーションコースでの利
用に備えて、全面的に最新設備に更新する予定です。
>同時通訳・逐次通訳の演習
>スピーチ・ディベート・会議の進め方の演習
>ドラマの演習と講義
>外国語衛星放送番組の視聴
>ビデオ・DVDによる映画、及びスライドの鑑賞
>ビデオ録画用のスタジオ機能
>小規模の国際会議室の機能
会館
学生
ール
大ホ
本学では学生の学習をサポ
ートするため、図書館・AV設
備をはじめさまざまな設備を
整えています。また学生会館
や大ホールなど、学生同士、
学生と教職員、そして、学生
と世界のコミュニケーション
を円滑にする施設・設備など
も充実しています。
調整池
AV教室・視聴覚ライブラリー
図書館増築棟2階内観
情報処理設備
全学生にメールアカウントを配布
本学では、学内LAN(インターネットやe-mailが利
用できる学内ネットワーク)のアカウント(利用者ID)
とパスワードを入学時に配布しています。学内LANに
接続しているPCにこのアカウントでログインすると、
どのPCからも同じ環境でインターネットやメール、フ
ァイルサーバに保存しているファイルを利用すること
ができます。個人の私的なメールアドレスとは異なり、
本学の学生であるという身分証明書にもなる本学のド
メインが付記された大学のメールアドレスは、課題の
提出や就職活動にと今や不可欠のものといえます。
図書館をはじめとして、学内の主な建物を光ファ
イバーで結んだ 学内LANが整備されています。外部
へは高速インターネット専用回線で接続されています。
CAI教室・学生用コンピュータ室、第3AV教室及
び第5AV教室では学生用PCが学内LANに接続され
ており、インターネットを利用した情報処理教育を
行っています。
学生のアカウントで図書館ロビー、学生会館、学
生用コンピュータ室、CAI教室、第5AV教室のPC
から同一環境でインターネットや電子メールを自由
に利用でき、時間と場所の垣根を越えた世界中の人々
との交流が可能になっています。
第2学舎の各大教室には、大型プラズマディスプレイや
マルチメディア装置が設置され、マルチメディアを活用し
た授業にも対応しています。
オーディオ・ヴィジュアルの多彩な機能とコンピュ
ータ制御された LL機能を兼ね備えたAV教室が共同研
究棟に5室、そのうち2室はCALL(Computer Assisted
Language Learning)教室です。
英・米・露・中国語による外国語衛星放送がすべて
のAV教室と視聴覚ライブラリーで視聴可能です。
学生の自主学習の場として利用可能な視聴覚ライブ
ラリーは、14席の個別ブースを設置、数々の映像・音
声教材ライブラリー(DVD、ビデオ、カセット等約
5600種)として学生に利用されています。なお、この
ライブラリー機能は2009年4月に増築される図書館
閲覧室への移設に伴いより充実したサービスが提供さ
れる予定です。
男子学生
女子学生
みどり豊かな学園都市にある神戸
市外国語大学。周囲に多くの大学が
集まる環境で、アカデミックな雰囲
気がここかしこに漂っています。大
学生活の醍醐味は、勉学だけでなく
多くの友人やたくさんの出来事に出
会うことにあります。クラブ活動を
はじめさまざまな学園祭や外国語大
学ならではの語劇祭などのイベント、
学生会館
キャンパスの南より中央にある学生会館は、2007年度に食堂部分の増築
を行い、座席数を増やすとともに採光もよくなり開放的な空間になりました。
1階の学生食堂では、食事だけでなく、自主学習やサークルの打ち合わせな
ど、学生の賑やかな話し声と笑い声でいつもごったがえしています。また、
1階には購買部(外大生協)もあり、書籍・日用品・軽食などを販売し、学
生生活を楽しみたい、勉強したい欲求を応援しています。
2階には小ホール、会議室、和室、茶室、音楽鑑賞室などがあり、クラブ
活動などに使われています。
気のあう仲間とのコミュニケーショ
入学に関する経費
種 別
金 額
備 考
入学金
学 部 423,
000円
第 2 部 211,
500円
神戸市民およびその子弟
学 部 282,
000円
第 2 部 141,
000円
授業料
学 部 年額535,
800円
第 2 部 年額267,
900円
神戸市外国語大学研究会 会費
神戸市外国語大学伸興会 会費
「神戸市民」とは、入学の日の1年前から引き続き神戸市に住所を
有する者をいう。
「その子弟」とは、神戸市民の配偶者または2親等内の親族をいう。
年2回分納 入学時には 学 部 267,
900円
第2部 133,
950円
4年分の会費
入会金及び4年分の会費
8,
000円
60,
000円
(注)上記の金額は、改定する場合があります。在学中に授業料の改定を行ったときは、改定時から新授業料を適用します。
ン−。自分の足元を見つめ、そし
て世界に目を広げていく場所、キャ
ンパスは学生時代でしか味わえない
夢と楽しさがいっぱい詰まっている
ステージなのです。
学生サポートに関する制度
1・2年生の各クラス担当のチューター
を各教員に委嘱して、学生のあらゆる相
談に応じてもらっています。1年生のチ
ューターには、懇談会の開催を依頼して
います。
奨学金
臨床心理士を配置して、学生の個人的な
授業内容など、授業に関する相談を週3
問題や悩みの相談に乗り、解決の糸口を
回(月・火・木)、時間帯を決めて3名
見つけ出すためのサポートを行っています。 の教員がそれぞれの研究個室で窓口を開
いています。
週4日、1日当たり6時間(6枠)。
( )
長期休業中は週1日。
教職員が学生に対して、あるいは教職員
各教員が週1∼3回程度、曜日・時間帯
新1年生の履修登録を、先輩として学生
間や学生間での大学におけるセクシャル・
を決めて学生からの授業に関する質問や
の立場で相談に乗るアドバイザー制度を
ハラスメントの相談窓口を設けています。 相談に乗るための時間帯を設けています。 設けています。
教員6名。
ボランティアコーナー
阪神・淡路大震災以降、青少年がボランティア活動に参加することが様々な意義
があるといわれています。
本学においても、学生がボランティア活動に関心をもち、活動に踏み出すための
情報提供や活動の支援を行うためにボランティアコーナーを設置しています。
ボランティアコーナーでは、ボランティアコーディネーターやボランティア経験
のある学生スタッフが情報の提供、相談、指導等の活動支援を行っています。
これまで、外大生の持つ語学能力を活かし、世界バレー神戸大会や世界陸上大阪
大会等に通訳ボランティアなどとして参加しています。
経済的事情を抱える学生には、奨学
金の受給についての相談や授業料減免
制度など、勉学したい意欲をさまざま
な面からサポートしています。
学
部
生
大
学
院
第一種
自宅/45,000円 自宅外/51,000円
第二種
30,000円/50,000円/ 80,000円/100,000円/120,000円から選択
修士課程
博士課程
日本学生支援機構(旧日本育英会)
日本学生支援機構の奨学金は、経済的理由により修学に
困難がある学生に、4月に奨学金の募集を行っています。
大学入学後申請した在学採用者と高校在学時に予約採用
された者とで3割を超える学生が日本学生支援機構の奨学
金の貸与を受けています。
その他の各種奨学金
地方公共団体、民間団体からの奨学金については、4月
に募集掲示をするのでそれぞれの条件を確認し応募してく
ださい。民間団体で2008年度募集があったのは、三木記
念会、村尾育英会、中西奨学会、木下記念事業団、中内育
英会、山村育英会などです。
地方公共団体の奨学金については、大学に募集がなく、
直接手続きをする奨学金もあるのでお住まいの地方公共団
体で確認してください。
第一種 88,000円
第二種 50,000円/80,000円/100,000円/130,000円/150,000円から選択
第一種 122,000円
第二種 50,000円/80,000円/100,000円/130,000円/150,000円から選択
健康管理
健康な体は勉学の資本です。忙しい学生生活を快適に送
るためには、心身ともに健康に過ごすための自己管理が必
要です。本学では学生の健康管理のため、年1回の定期健
康診断を行っています。また、保健室では健康相談、救急
看護などの健康ケアを行っています。
メンタルヘルス
毎日の学生生活ではさまざまな出
来事が起るとともに、トラブルや悩
みも数多く発生します。個人的な悩
みや問題については、専門カウンセ
ラーが気軽に相談に応じています。
また、専門の医師と連携し、学生
のメンタルヘルス体制の充実を図っ
ています。
就職活動を支援するセミナー等主な事業スケジュール
キャリアサポートセンター
月
キャリアサポートセンターは学生
1・2年、全学年対象
4 ・公務員採用試験説明会
の皆様のキャリア形成を広く支援す
ガイダンスを随時行い、将来の進路
・エアラインセミナー
・教員採用試験説明会
5 ・インターンシップガイダンス
・留学・海外インターンシップ
ガイダンス
・キャリアデザイン講座
・マスコミ対策講座
への意識の高揚と指導に努めると共に、
6
るために、就職情報の提供や就職・
進路相談を行っております。
1,2年生のためのキャリアプラン
作成支援、3年生の春から各種就職
企業説明会、公務員採用説明会、教
員試験説明会等を開催し、学生の適
・キャリアデザイン講座
7
・マスコミ対策講座
8 インターンシップ
9 インターンシップ
・キャリアデザイン講座
性や将来の進路発見のための就職支
援を行っております。
また、求人票による採用情報の提
供はもちろん、インターネットを通
10
じて企業のホームページを閲覧し、
エントリーも出来るよう就職活動用
・キャリアデザイン講座
・国際公務員試験ガイダンス
のパソコンを設置し、タイムリーな
情報収集の為の施設面での体制を整
11
えております。
また、エントリーシート等の指導
12
を含め個人相談のアドバイスも常時
行っております。
1
2
3
2008年3月卒業生の就職状況
学科別就職状況
学 科
業種別就職先
就職者の内訳
就 職
就職者数
希望者
民 間 公務員 教 員
就職率
(%)
109
107
99
4
4
98.2
ロシア
34
34
31
1
2
100.0
中国
28
28
27
1
0
100.0
イスパニア
35
35
34
1
0
100.0
国際関係
79
79
72
4
3
100.0
第2部英米
64
63
61
0
2
98.4
349
346
324
11
11
99.1
英米
合 計
3年生対象
主な就職先
(2008年3月卒業生)
メーカー
・第1回就職ガイダンス
「自分の進路を考える」
・第2回就職ガイダンス
「夏休みを活かす」
「内 定 者 体 験 談 」
・自己分析セミナー
・業界研究会
・第3回就職ガイダンス
「業界・企業研究について」
「内定者体験談」
・OB・OGによる業界・企業説明会
・第4回就職ガイダンス
「履歴書・エントリーシート
作成対策」
「ビジネスマナー」
・エントリーシート作成セミナー
・面接実習セミナー
・第5回就職ガイダンス
「具体的活動スタートに向けて」
「内定者体験談」
・合同企業説明会
・エントリーシート等支援、相談
・エントリーシート等支援、相談
三菱重工業、川崎重工業、NEC、シャープ、日立製作所、三菱電機、デンソー、東京エレクトロン、ダイ
キン工業、豊田合成、日立マクセル、日産自動車、スズキ、いすゞ自動車、住友電装、近畿車輌、日本精工、
日本電産、関西ペイント、マンダム、川崎造船、三ツ星ベルト、富士通テン、三菱電機エンジニアリング、
TOA、京セラ、京セラミタ、ペンタックス、ノーリツ鋼機、ヤマハマリン、日新製鋼、テルモ、豊田合成、
倉敷紡績、アイシン精機、日立建機、富士フイルム、ハウス食品、ロック・フィールド、フジパングルー
プ本社、ケーニヒスクローネ、カネテツデリカフーズ、日本CMK、日本ミルクコミュニティ、オリバー、
ドンク
貿易・商事
三井物産、伊藤忠商事、住友商事、丸紅、山善、神鋼商事、国際紙パルプ商事、伊藤忠紙パルプ、伊藤忠
セラテック、豊田通商、日鐵商事、NI帝人商事、JFE商事、丸紅インフォテック、横浜通商、そごう、マッ
クスバリュ西日本、ジョルジオアルマーニジャパン、富士貿易、NDC JAPAN、アンビデックス、パナソニッ
クトレーディングサービスジャパン、第一食品院外調理システムズ、資生堂販売、ユニクロ、日産トレーディ
ング、豊通ファッションエクスプレス、三ツ星貿易、ユニオン、ローヤル、キヤノンマーケティングジャ
パン、日本トイザらス、澤井珈琲、タリーズコーヒージャパン
金融・保険・証券
みずほフィナンシャルグループ、三井住友銀行、池田銀行、関西アーバン銀行、四国銀行、中国銀行、山
口銀行、山陰合同銀行、新光証券、日興コーディアル証券、SMBCフレンド証券、コスモ証券、岡三証券、
岐阜信用金庫、岡崎信用金庫、クレディセゾン、東京海上日動火災保険、損害保険ジャパン、第一生命保険、
大同生命、日本生命保険、明治安田生命保険
建設・運輸・倉庫
日本航空インターナショナル、JALエクスプレス、全日本空輸、エバー航空、日本貨物航空、JALスカイサー
ビス、ANAスカイパル、シンガポール航空、JALウェイブ(運航管理者)、JALナビア大阪、キャセイ関
西ターミナルサービス、西日本旅客鉄道、近鉄エクスプレス、日本エスリード、バンテックワールドトラ
ンスポート、JR西日本交通サービス、日東物流、富士フイルムロジスティックス、佐川グローバルロジス
ティクス、サンケイビルテクノ、JFE物流、商船三井ロジスティクス、日本郵便逓送、大和ハウス工業、
松下ロジスティクス、ソニーサプライチェーンソリューション、住友倉庫、日立物流、ホンダロジスティ
クス、双日ロジスティクス
メーカー 24.0%
その他 3.5%
教 員 3.2%
公務員 3.2%
旅行・サービス 17.1%
情報・通信 3.5%
報道・出版 4.9%
運輸・建設・倉庫 12.1%
金融・保険・証券 8.7%
貿易・商事 19.9%
報道・出版 情報・通信 旅行・サービス
NHK松山放送局、リクルート、毎日コミュニケーションズ、リクルートスタッフィング、テンプスタッフ、
ソフトバンク、アクセンチュア・テクノロジー・ソリューションズ、エイチ・アイ・エス、クラブツーリ
ズム、JTB西日本、JTB大阪、JTB中部、JTBトラベランド、読売旅行、名鉄観光サービス、三洋航空サー
ビス、KNTツーリスト、ワールド航空サービス、リーガロイヤルホテル、神戸メリケンパークオリエンタ
ルホテル、ウェスティンホテル大阪、近鉄ホテルシステムズ、神戸ポートピアホテル、阪急ホテルマネジ
メント、中の坊・有馬グランドホテル、クリスタルホテル、東和観光、駿河台学園、住信ビジネスサービス、
JAC JAPAN
公務員・教員・その他
航空保安大学校(航空管制官)、神戸税関、門司税関、石川県庁、神戸市役所、加古川市役所、姫路市役所、
広島市役所、鳥取市役所、彦根市役所、兵庫県教育委員会、大阪府教育委員会、愛知県教育委員会、長野
県教育委員会(図書館)、神戸市教育委員会、大阪市教育委員会、青年海外協力隊、兵庫県信用保証協会、
JAバンク兵庫
男子学生
女子学生
男子学生
男子学生
男子学生
女子学生
女子学生
女子学生
女子学生
女子学生
女子学生
女子学生
女子学生
女子学生
募集人員
概要
本学では、外国語および国際文化に
精通した知識人の育成にふさわしい能
力と適性を備えた学生選抜を目的とし
て、大学入試センター試験を利用した
一般入試制度をはじめ、社会人を対象
とした社会人選抜など、学ぼうとする
意欲に応えるさまざまな入学試験を実
施しています(特別選抜の詳しい内容
は、それぞれの募集要項でご確認くだ
さい)。
一般入試
受験生に幅広い受験チャンスを提供
するため、前期・後期日程に分けた分
離分割方式による入試制度を行ってます。
合否の判定は、大学入試センター試験
の成績と本学で行う個別学力試験の成績、
出身学校長が作成した調査書などを総
合的に判断します。各学科ごとの募集
人員が前期:7倍、後期:15倍を超
える志願者があった場合は、各学科ご
とに2段階選抜を行うことがあります。
入試科目(2009年度)
区
分
学部・学科
大学入試センター試験
国語 外国語
地理
歴史
個別学力試験
公民 数学 理科 英語 小論文
英語
中 国 学 科 100 100
イスパニア学科
入学定員
英 米 学 科
140
40
50
40
80
80
合計
学部英米学科
第 2 部 英 米 学 科 100
100
前
国際関係学科
ロ シ ア 学 科
期
学科
ロ シ ア 学 科
100
100
200 − 600
中 国 学 科
イスパニア学科
国際関係学科
100
100
200 − 600
第2部英米学科
英語
第 2 部 英 米 学 科 100
200
後
国際関係学科
ロ シ ア 学 科
期
中 国 学 科 100 200
イスパニア学科
100
100
− 100 500
入試区分
募集人員
志願者数
社会人特選
20
2009年度(平成21年)以降の入学試験から「第
2部英米学科」の入学定員を40名削減(うち、
社会人特別選抜による入学定員10名削減を含む)
します。
また、学部の入学定員を英米学科で20名、
中国学科で10名それぞれ増加します。また、
学部に新コース【国際コミュニケーションコー
ス】を設置します。
1.学内における基礎学力検査(英語)は廃止します。
これに代わり実用英語技能検定試験(英検)、TOEIC、TOEFLの一定のスコアを出願条件とします。
【出願条件】英検2級以上またはTOEIC550点以上またはTOEFL(PBT487点、CBT163点、iBT57点)以上を取得している者。
なお、英検2級については、筆記・リスニング試験の正答率8割以上であること。
2.小論文について、学科によっては、英語による問を含むことがあります。
募集人員:若干名
保護者の海外勤務などの理由で海外での現地教育を受けて日本に戻った帰国子女を対象に、各学科ごとに特別選抜を実施しています。
募集人員:若干名
18才以上の外国籍を有する人で本学で学ぼうと希望する者に対し、各学科ごとに特別選抜を実施しています。
募集人員:若干名
中国引揚者などの子女で、日本国籍を有する者及び日本国の永住許可を得ている者、その他これに準ずる者であり、日本国への引揚後9
年以下の者に対し各学科ごとに特別選抜を実施しています。
募集人員:20名
社会人としての豊かな経験を生かし、新たな知識の修得を目指す社会人を対象として、一般選抜とは別に、20名(2009年度より)を
特別選抜により受け入れています。
(2008年度入試/59人受験 34人合格 倍率1.
7倍 )
合格者数
入学者数
志願者倍率
競争率
B/A倍
C/D倍
昨年度競争率
(倍)
84
210
198
91
77
2.5
2.2
3.0
28
146
144
34
31
5.2
4.2
4.1
一般入試
中 国 学 科
28
82
76
34
31
2.9
2.2
2.1
(前期)
イスパニア学科
28
84
81
33
29
3.0
2.5
2.2
国際関係学科
56
198
190
59
50
3.5
3.2
2.2
第2部英米学科
64
207
192
71
58
3.2
2.7
3.7
英 米 学 科
30
175
72
45
40
5.8
1.6
3.2
ロシア 学 科
10
123
57
11
10
12.3
5.2
3.8
一般入試
中 国 学 科
10
77
33
12
8
7.7
2.8
2.1
(後期)
イスパニア学科
10
90
34
12
9
9.0
2.8
2.4
国際関係学科
20
123
55
30
24
6.2
1.8
2.4
第2部英米学科
20
209
99
37
27
10.5
2.7
4.7
英 米 学 科
6
25
25
10
10
4.2
2.5
2.2
ロシア 学 科
2
1
1
1
1
0.5
1.0
1.7
中 国 学 科
2
2
2
1
1
1.0
2.0
2.3
イスパニア学科
2
7
7
2
2
3.5
3.5
1.7
国際関係学科
4
17
17
6
6
4.3
2.8
2.5
第2部英米学科
6
10
10
6
6
1.7
1.7
1.7
4.個別学力試験に関しては、前期は、英語(英語Ⅰ、英語Ⅱ、リーディング、ライティング。
※聞き取り試験を含む)、後期は小論文(解答は日本語による。)
※外国語の科目で英語を指定(学部英米学科・国際関係学科・第2部英米学科の志望者は必須
科目となっています。)した場合、一般入試の英語の得点配分として、センター試験の英語
の素点250点(筆記試験200点+リスニングテスト50点)を前期は100点、後期は200点に換
算した配点とします。
受験者数
A B C D
英 米 学 科
地歴・公民において2科目以上、数学・理科において2科目以上受験した場合は、いずれ
も高得点の科目を合否判定に用いる。
2.後期は、地歴・公民・数学・理科より1教科1科目を選択する。
2科目以上受験した場合は、高得点の科目を合否判定に用いる。
3.前・後期とも学部英米学科・国際関係学科・第2部英米学科の志望者は外国語の科目は英
語を指定する。
学 科
ロシア 学 科
(注) 1.前期は、地歴・公民より1教科1科目、数学・理科より1教科1科目を選択する。
推薦入試の変更点
社会人特別選抜(第2部英米学科)
7
2
3
2
4
4
入試統計(2008年度)
高等学校を当該年度に卒業又は卒業見込みの者でかつ神戸市内に住所を有する者、または神戸市内の高等学校に在学する者を対象に各学
科ごとに入学定員の5%を推薦入試により受け入れています。
中国引揚者等子女特別選抜(学部全学科)
35
10
12
10
20
15
− 100 500
推薦入試
外国人留学生特別選抜(学部全学科)
98
28
35
28
56
41
2009年度(平成21年度)以降の
入学定員の変更について
備 考
前期日程 後期日程 推薦入試
学部英米学科
特別選抜
帰国子女特別選抜(学部全学科)
募 集 人 員
推薦入試
一般入試学生募集要項
(入学願書付)請求方法
配付時期 10月上旬に配付する予定です。
インターネット
(パソコン・携帯電話)の場合
http://telemail.jp
パソコン・携帯電話(iモード・Ezweb・Yahoo! ケータイ)とも共通アドレスです。
①インターネット(携帯電話・パソコン)
または電話をご利用下さい。
ACCESS
QR コード
神戸研究学園都市周辺MAP
(至山陽自動車道)
対応する携帯電話でQRコードを読み取り、アクセスした場合は
資料請求番号の入力は不要です。
神戸西IC
JR「舞子」からバス(市営・山陽)
「学園都市」行 約30分。
阪神高速7号北神戸線
前開IC
布施畑西JCT
テレメール
②資料番号(6桁)をプッシュまたは入力
して下さい。
③あとはガイダンスに従って登録して下さい。
電話の場合
IP電話Z(050)
2015-0555
※IP電話への通話料金は、一般電話回線からは日
本全国どこからでも3分毎に約11円です。
JRまたは山陽電鉄「垂水」からバス(山陽)
「学園都市」行 約30分。
いずれも「学園都市駅」下車 徒歩約2分
IP電話への通話ができない場合
神戸市
看護大学
市営
地下
鉄
学園都市駅
神中
央駅
UNITY
(大学共同利用施設)
資料番号
送 料 郵送開始日
大学案内
565350
200円
7月上旬
一般選抜学生募集要項
585350
240円
10月上旬
一般選抜学生募集要項+大学案内
545350
390円
10月上旬
推薦要項+大学案内
585360
240円
7月中旬
帰国子女特別選抜要項+大学案内
585370
240円
8月中旬
英米学科社会人特別選抜要項+大学案内
585380
240円
8月中旬
大学院修士課程要項(1次・2次)
585390
390円
8月中旬
大学院博士課程要項
545360
390円
8月中旬
兵庫県立大学
神戸学園都市キャンパス
神戸芸術工科大学
※送料は、
お届けした資料に同封されている支払方法に従いお支払い下さい。
※電話によるご請求の場合、住所、名前の登録時は、
ゆっくりはっきりとお話し下さい。登録された音声が不鮮明な場合は到着まで時間がかかる場
合があります。
神戸市外国語大学
学園南IC
第二神明道路・北線
阪神高速5号線
「大阪」から「三ノ宮」まで
新快速で 約20分。
垂水警察
伊川谷JCT
第二神明道路
(至姫路)
高丸IC
(至明石海峡大橋)
名谷JCT
(至大阪)
「神戸空港」から「三宮」まで
ポートライナーで 約18分。
神戸空港就航先
「札幌」「仙台」「東京」「鹿児島」
「沖縄」「石垣」
神戸市内周辺MAP
中国自動車道
山陽自動車道
神戸淡路鳴門自動車道
「垂水JCT. IC」北へ10分。
神戸JCT
谷上
第二神明道路
「高丸IC」北へ10分。
三木JCT
線
戸
北神
7号
神戸西JCT
西神中央
前開IC
高速
鈴蘭台
阪神
湊川
布施畑西IC
手線
布施畑IC
山
神・
鉄西
総合運動公園
学園都市
新開地
垂水JCT
神戸
岸線
新長田
元町
ポ
ー
ト
ラ
イ
ナ
ー
鉄海
地下
名谷JCT
舞子
国道2号線
垂水
ポートアイランド
須磨
戸線
JR神
三宮
神戸市外国語大学
高丸IC
山陽新幹線
新神戸
ハーバーランド
板宿
■開催場所 本学
北
神
急
行
神
戸
電
鉄
地下
名谷
バ
ス
■主な内容
①模擬授業
②保護者説明会
③学科別相談会
④各種相談コーナー
>入試相談
>就職相談
>留学相談・異文化交流コーナー
>在学生による相談コーナー
⑤キャンパスツアー
(至神戸)
西神戸有料道路
垂水JCT
永井谷IC
JR
中国自動車道・山陽自動車道方面
神戸淡路鳴門自動車道
「布施畑. IC」南へ10分。
■開催日時
第1回2008年8月 3 日(日)9:30∼15:00
第2回2008年8月17日(日)9:30∼15:00
(至三宮)
(至三宮)
スカイマーク
スタジアム
神戸市立
工業高等
専門学校
※受付から2、3日で送付されます。ただし、郵送開始日までのご請求は予約受付となり、郵送開始日になりましたら一斉に郵送いたします。
※一度ご利用になられた暗証番号(4桁)
は必ずひかえておいて下さい。お問い合わせや送料をお支払いただく際に必要になります。また、
テレメー
ルを繰り返しご利用 いただく時にも便利です。
山麓 バイパス
総合運動公園駅
(06)6222-0102
資 料 名
神
戸
淡
路
鳴
門
自
動
車
道
流通科学大学
神戸
至西
神戸市営地下鉄
「新神戸」・「三宮」から約25分。
「学園都市」下車スグ。
(至新神戸・三田)
布施畑IC
須磨海浜水族園
神戸空港
阪神高速道路
神戸港
神戸市外国語大学
〒651-2187 神戸市西区学園東町9丁目1
TEL:078-794-8121(事務局) FAX:078-792-9020(事務局)
TEL:078-794-8134(入試)
ホームページ:http://www.kobe-cufs.ac.jp/ 携帯サイト:http://www.kobe-cufs.ac.jp/i.htm
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