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お菓子が大人女性の心を癒やす!?
報道関係各位 2011年3月2日 江崎グリコ株式会社 【20代・30代のOLとママ(計400名)のお菓子ライフを探る、「大人の女性のお菓子習慣の実態調査」】 お菓子が大人女性の心を癒やす!? 癒し・幸せ・ストレス解消など、大人女性の3人に2人がメンタル面をサポートするアイテムに! お菓子がなくなると不安に思う女子が約6割。20代OLの約2割はお菓子がココロの友。 毎日お菓子を食べる大人女性が約6割。97.5%のOLが今でも“こどもおやつ”を食べている。 大人になってもお菓子は大好き、1日1回以上(58.8%)食べる。 お菓子は働く女性の生活必需品。 20代OLでは、お菓子がないと「不安になる」が約7割、 「よく不安になる」というお菓子がココロの友となっている人が2 2割も存在。 20代・30代の大人の女性の98.3%がお菓子が「好き」で、約6割が「1日1回以上」(58.8%)お菓子を食べている。 自分用のお菓子の支出は月額2,504.3円で、「チョコレート」(75.2%)や「スナック菓子」(64.9%)が人気。 職場の机の引き出しや鞄にお菓子は常に常備されており、お菓子がなくなると半数以上が「不安」(57.3%)に思う。 20代OLでは約2割が「よく不安になる」(19.7%)と答え、お菓子がココロの友となっている。 お菓子は、癒し・幸せ・ストレス解消など仕事や育児と闘う女性のメンタル面をサポートするアイテムに。 大人になっても97.5%のOLが“こどもおやつ”※を食べている。 小腹がすいたときはもちろん、癒しアイテムとしても“こどもおやつ”は活躍。 「チョコレート」(50.3%)、「スナック菓子」(49.7%)、「クッキー」(41.5%)、「ビスケット」(40.5%)が人気。 家で「くつろぐとき」(61.7%)や「おやつ」(60.1%)だけでなく、「午後の業務中」(31.1%)や「残業中」(30.6%)、 「小腹が空いたとき」(60.0%)や「リラックスしたいとき」(31.8%)、「癒やされたいとき」(30.3%)に食べるもの。 「食べたことがある」(49.7%)、昔ながらのブランド(36.4%)が購入時の重視ポイント。 ママの半数以上が子ども用に購入したお菓子を自分でも食べている。 ママもパパも止められない?“ こどもおやつ” 子ども用に買ったお菓子を子どもと一緒に食べるママは93.0%、 子ども用に買ったお菓子を自分でも食べるのは、ママ68.0%、パパ55.0%。 子どもの頃の美味しかった記憶や心地よい食体験は、大人までずっと持ち越される?! ママが子どもに食べさせたいのはビスケットやクッキー 6割以上のママがカルシウムや乳酸菌などお菓子の栄養価も重視。 ママが子どもに食べさせたいお菓子は、「ビスケット」(44.7%)や「クッキー」(33.7%)。 6割以上(66.3%)のママが気にするお菓子の栄養価。「カルシウム」(98.5%)、「ビタミン」(67.4%)、「乳酸菌」(45.5%)。 ※“こどもおやつ”とは、子どものころから食べていた子ども向けのお菓子のこと 「大人の女性のお菓子習慣の実態調査」結果概要 「女性にとってデザートは別腹」といわれますが、もっと身近な市販のお菓子について、大人の女性はどう捉え、どんな お菓子ライフを送っているのでしょうか。おやつというと子どもが食べるイメージがありますが、大人になったからといっ てお菓子を食べなくなるわけではありません。20代・30代の女性を対象に、大人の女性のお菓子習慣の実態を調査しま した。また、20代・30代の独身OLには自分のお菓子ライフの実態を、同世代の3歳∼6歳の子どもを持つママ(専業主 婦)には子どもに与えるお菓子について、それぞれ調査しています。 ■実施時期 2011年1月28日(金)∼31日(月) ■調査手法 インターネット調査 ■調査エリア 全国 ■調査対象 全国の20代∼30代の専業主婦200名、有職者未婚女性200名 合計400名 ※本文中では、専業主婦は「ママ」、有職者未婚女性は「OL」と表記しています。 「大人の女性のお菓子習慣の実態調査」結果サマリー 20代・30代の大人の女性でも98.3%はお菓子が「好き」で、「1日1回以上」お菓子を食べる女性が58.8%と6割を占め、 自分用のお菓子としてよく買うのは「チョコレート」(75.2%)や「スナック菓子」(64.9%)で、月額2,504.3円をお菓子支出 に充てています。自分用のお菓子を選ぶポイントは①「価格が安い」(63.2%) ②「包装が小分け」(47.6%) ③「食べ たことがある」(29.3%) ④「持ち運びしやすい」(27.8%) ⑤「新製品」(27.6%)の順となり、1日のお菓子代が83.5円 (2,504.3円÷30日)であることを考えると、「包装が小分け」は重要なポイントとなるようです。 あなたにとってお菓子とは?と問うと、「三度の食事より好き」 「お菓子はオアシス」といった声も寄せられ、大人女子 たちはかなりのお菓子マニアぶり。3割のOLがお菓子を職場の机の引き出しに常備(31.0%)しており、「職場の机のあ る引き出しはお菓子でいっぱい」という意見も。また、「幸せな時間を一緒に過ごすもの」「癒し」「一日を“普通に幸せ” から“とても幸せ”に変える役割」など、お菓子が精神面での安らぎや癒しを与えてくれる存在という意見が多く、全体の 65.3%、つまり大人女子の3人に2人はお菓子がココロを癒やす存在と捉えていることがわかりました。大人女子のココ ロを癒やすお菓子。お菓子がなくなると半数以上が「不安」(57.3%)になり、20代OLでは約2割が「よく不安になる」 (19.7%)と答え、お菓子がないと心細くなり、お菓子が生活やココロの友であることがみてとれます。 子どもの頃から慣れ親しんでいる“こどもおやつ”は、OLの97.5%が今でも食べており、自分用の“こどもおやつ”には 「チョコレート」(50.3%)や「スナック菓子」(49.7%)だけでなく、「クッキー」(41.5%)や「ビスケット」(40.5%)もよく購入し ています。購入時には、「価格が安い」(30.8%)より、「食べたことがある」(49.7%)や「昔ながらのブランド」(36.4%)な ど自分の食経験や安心・安全がより重視されています。OL層が“こどもおやつ”を食べるシーンは家庭内が多いものの、 「午後の業務中」(31.1%)や「残業中」(30.6%)も少なくなく、“こどもおやつ”がいろんなシーンで食べられていることがわ かります。“こどもおやつ”を食べる理由は「小腹が空いたとき」(60.0%)、「リラックスしたいとき」(31.8%)、「癒やされ たいとき」(30.3%)の順で、“こどもおやつ”はOLにとって小腹だけでなくココロも満たす存在となっています。 ママが自分の子どもに食べさせたいお菓子は、「ビスケット」(44.7%)や「クッキー」(33.7%)で、6割(66.3%)を超えるマ マが子どものお菓子に栄養価を求めており、「カルシウム」(98.5%)、「ビタミン」(67.4%)、「乳酸菌」(45.5%)の順となっ ています。子ども用に買ったお菓子を子どもと一緒に食べるママは93.0%ですが、自分だけでも食べるママは68.0%、 パパでも55.0%と半数以上が子ども用のお菓子を食べていることがわかりました。「子どもの頃の美味しかった記憶や 心地よい食体験は、大人までずっと持ち越される」ということなのかも知れません。子ども用のお菓子とはいえ大人も 十分に満足するもの。つい食べちゃった…というパパママのホンネが聞こえてきそうです。 1 「大人の女性のお菓子習慣の実態調査」調査結果一覧 3 20代・30代大人女子のお菓子ライフ P ♥20代・30代の大人女子の98.3パーセントがお菓子好き。お菓子が「とても好き」な女性が71.8%も。 ♥お菓子を食べる頻度は半数以上が「1日1回以上」(58.8%)。20代OLは6割が「1日1回以上」(63.4%)のお菓子族。 ♥自分用お菓子の1カ月の購入費用は2,504.3円。家族用お菓子の1カ月の購入費用は3,265.0円。 ♥自分用によく買うお菓子は、1位「チョコレート」(75.2%)、2位「スナック菓子」(64.9%)、3位「チョコスナック」(48.6%)。 ♥購入時に重視するポイントは、「値段が安い」(63.2%)、「包装が小分け」(47.6%)、「食べたことがある」(29.3%)。 OLの31.0%は会社の机の引き出しにお菓子を常備。 ♥大人女子の3人に2人(65.3%)はお菓子がココロを癒やす存在と認識。 ♥お菓子が大好きな大人女子、お菓子がなくなると半数以上が「不安」 (57.3%)になる。 ♥20代OLの約7割がお菓子がないと「不安」(67.6%)になり、2割は「よく不安になる」(19.7%)。 お菓子がないと心細く、お菓子が生活やココロの友であることがみてとれる。 6 20代・30代OLと“こどもおやつ” P ♥20代・30代OL層の97.5%が“こどもおやつ”を「食べる」。 ♥自分のために買う“こどもおやつ”は、「チョコレート」(50.3%)、「スナック菓子」(49.7%)、「クッキー」(41.5%)、「ビス ケット」(40.5%)、「チョコスナック」(39.5%)などまんべんなく。 ♥“こどもおやつ”の購入ポイントは「食べたことがある」(49.7%)、「昔ながらのブランド」(36.4%)、「値段が安い」 (30.8%)。 ♥“こどもおやつ” は、「くつろいでいるとき」(61.7%)や「おやつ」(60.1%)のほか、「午後の業務中」(31.1%)や「残業中」 (30.6%)など、家庭内だけでなく会社でも日常的に食べられている。 ♥“こどもおやつ”を食べる理由は、「食べ慣れているから」(53.3%)と「おいしいものが多いから」(51.8%)。 ♥食べたくなるのは、「小腹がすいたとき」(60.0%)、「リラックスしたいとき」(31.8%)、「癒やされたいとき」(30.3%)。 20代・30代ママが子どものために選ぶ“こどもおやつ” 8 P ♥3歳∼6歳の子どもの99.5%がお菓子を食べている。 ♥子どもに食べさせるお菓子に栄養価を「求める」ママは66.3%。「カルシウム」(98.5%)、「ビタミン」(67.4%)、「乳酸菌」 (45.5%)、「ミネラル」(41.7%)などがお菓子に求められる栄養価。 ♥ママが子どもに食べさせたいお菓子は、「ビスケット」(44.7%)と「クッキー」(33.7%)がツートップ。 ♥子どものお菓子購入時のポイントは、「子どもが好き」(74.9%)、「価格が安い」(52.8%)、「包装が小分け」(51.3%)、 「甘さ控え目」(38.7%)、「栄養価が高い」(30.2%)の順。 ♥子ども用に買ったお菓子を子どもと一緒に食べるママは93.0%。 ♥子ども用のお菓子を自分でも食べるママは68.0%、パパは55.0%。子どものお菓子は大人にも魅力的なもの。 “ こどもおやつ” は心の栄養。 楽しく適度に! (女子栄養大学・大学院 武見ゆかり 教授) 2 10 P 20代・30代大人女子のお菓子ライフ 大人女子もお菓子が大好き! 約6割が1日1回以上、お菓子を食べている。 お菓子やおやつというと子どものものというイメージが グラフ1)お菓子好嫌度(Q2) ありますが、大人になってもお菓子は大好きなもの。お とても好き (A) 菓子が好きかどうか聞くと、7割以上の女性が「とても好 やや好き (B) 71.8 まり好きではない」(1.8%)女性がいるものの、「全く好き 0.0 29.8 1.8 0.0 81.7 OL30代 (n=129) 回」(27.0%)が多く、半数以上の女性が「1日1回以上」 1.8 21.9 0.0 68.5 OL20代 (n=71) お菓子を食べる頻度は「1日1回」(29.5%)と「1日に2∼5 26.5 78.1 ママ30代 (n=168) ではない」女性は皆無でした[グラフ1]。 好き (A+B) 98.3% 0.0 ママ20代 (n=32) 98.3%の大人女子がお菓子好きです。わずかながら「あ 全く好き ではない 0.0 全体 (n=400) き」(71.8%)と答え、「やや好き」(26.5%)とあわせて あまり好き ではない 16.9 1.4 69.0 0.0 28.7 2.3 100.0% 98.2% 98.6% 97.7% (%) (58.8%)お菓子を食べています。特に、20代OLのお菓 子頻度は高く、6割以上が「1日1回以上」(63.4%)お菓 子を食べています[グラフ2]。 「1日1回以上」お菓子を食べる人 グラフ2)お菓子を食べる頻度(Q1) 全体 58.8% ママ20代56.2% ママ30代60.7% 4 0.0 OL20代63.4% OL30代54.3% 3 0.0 2 0.0 1 0.0 (%) 0.0 1日に 10回以上 1日に 6-9回 1日に 2-5回 1日に 1回 週に 5-6回 週に 3-4回 週に 1-2回 2-3週間 に1回 1ヶ月 に1回 それ 未満 全く 食べない )全体(n=400 0.3 2.0 27.0 29.5 8.3 12.5 14.5 3.5 1.3 1.0 0.3 )ママ20代(n=32 0.0 0.0 28.1 28.1 9.4 9.4 18.8 6.3 0.0 0.0 0.0 )ママ30代(n=168 0.0 1.2 26.2 33.3 8.3 11.9 14.3 3.6 0.6 0.6 0.0 )OL20代(n=71 1.4 1.4 32.4 28.2 7.0 11.3 12.7 1.4 2.8 0.0 1.4 )OL30代(n=129 0.0 3.9 24.8 25.6 8.5 14.7 14.7 3.9 1.6 2.3 0.0 お菓子購入金額は月額2,500円以上。20代ママが家族のために買うお菓子(2,921.9円)と 30代OLが自分のために買うお菓子(2,981.8円)は、ほぼ同額。 自分用お菓子の1カ月の購入費用は平均で2,504.3円。いちばんお金をかけているのは30代OLで月額2,981.8円、いちば んかけない20代ママは2,075.0円となり1,000円近い差があります[グラフ3]。また、家族用お菓子の購入費用は、20代マ マが2,921.9円、30代ママが3,330.4円となり平均で3.265.0円でした[グラフ4]。 くしくも、30代OLの自分用のお菓子支出と20代ママの家族用のお菓子支出がほぼ同額という結果でした。 グラフ3)1カ月の自分用お菓子支出(Q4 グラフ4)1カ月の家族用お菓子支出(Q5 35 00 .0 30 00 .0 2617.6 2504.3 2075.0 25 00 .0 2981.8 3500.0 2000.0 1500.0 10 00 .0 1000.0 5 00 .0 500.0 (円) 0 .0 ママ20代 (n=32) ママ30代 (n=168) 3330.4 2500.0 15 00 .0 全体 (n=400) 2921.9 3000.0 2171.5 20 00 .0 (円) 3265.0 OL20代 (n=71) 0.0 ママ全体 (n=200) OL30代 (n=129) 3 ママ20代 (n=32) ママ30代 (n=168) 自分用のお菓子、 よく買うのはチョコレート(75.2%)やスナック菓子(64.9%)などの定番菓子。 自分のためによく買うお菓子は、1位「チョコレート」(75.2%)、2位「スナック菓子」(64.9%)、3位「チョコスナック」(48.6%) の順となっています。属性別にTOP3の顔ぶれを見ると、ママ層は全体とかわりませんが、OL層では「クッキー」が「チョコ スナック」を抜いて3位に。20代ママ層では「スナック菓子」(87.5%)購入が目立ちます[グラフ5]。 グラフ5)自分のためによく買うお菓子(Q10 n=お菓子摂食者(399名) 100.0 80.0 60.0 40.0 20.0 0.0 (%) チョコ レート スナック菓子 チョコ スナック クッキー キャンディー キャラメ ル ビスケッ ト グミ その他 特にない 全体(n=399) 75.2 64.9 48.6 48.4 29.8 22.6 14.5 15.3 0.5 ママ20代(n=32) 75.0 87.5 53.1 50.0 34.4 31.3 18.8 6.3 3.1 ママ30代(n=168) 72.6 66.1 45.8 44.0 23.2 16.7 10.1 14.9 0.6 OL20代(n=70) 78.6 58.6 51.4 52.9 25.7 28.6 18.6 17.1 0.0 OL30代(n=129) 76.7 61.2 49.6 51.2 39.5 24.8 17.1 17.1 0.0 選ぶポイントは価格、サイズ、安心感。 自分用のお菓子購入時に重視するポイントは「値段が安い」(63.2%)がトップですが、次いで「包装が小分け」(47.6%)で あることが重視されており、「持ち運びしやすい」(27.8%)も4番目に重視されています。「新製品」(27.6%)よりも「食べた ことがある」(29.3%)の方が僅差ながら、より重視されており、新製品への冒険よりも定番の安心が選ばれる傾向です。 属性別に見ると、30代はママもOLも「包装が小分け」(30代ママ50.0% 30代OL53.5%)を重視し、OL層は「持ち運びやす さ」(20代OL40.0% 30代OL36.4%)を重視。ママにとってもOLにとってもちょうどいいサイズ感が重要のようです。 また、OL層はママ層と比較すると「持ち運びしやすい」「カロリーが低い」「腹持ちがよい」を重視するのに対し、ママ層は 「昔ながらのブランド」(20代ママ28.1% 30代ママ19.0%)を重視する傾向が見られます。大好きなお菓子選びは、価格の 安さだけでなく、保存性や携帯性にちょうどいいサイズ感や食べたことのある安心感が重視されているようです[グラフ6]。 グラフ6)お菓子購入時の重視ポイント(複数回答)(Q13) n=お菓子摂食者(399名) 80.0 60.0 40.0 20.0 甘さ 控えめ 手が 汚れない 昔ながら のブランド 塩っけが ある 腹持ちが 良い パッケージ がかわいい TVCMを している 栄養価 が高い 47.6 29.3 27.8 27.6 19.3 18.8 18.8 18.0 16.0 15.5 13.0 11.3 9.5 7.8 5.5 11.0 5.5 68.8 34.4 40.6 21.9 28.1 28.1 15.6 6.3 15.6 28.1 15.6 6.3 15.6 12.5 12.5 6.3 9.4 6.3 ママ30代(n=168) 66.1 50.0 31.5 17.3 22.6 16.1 14.3 20.8 11.9 19.0 16.7 8.3 7.7 6.0 8.3 6.0 12.5 6.0 OL20代(n=70) 68.6 37.1 28.6 40.0 34.3 24.3 28.6 20.0 22.9 8.6 18.6 21.4 15.7 14.3 7.1 7.1 2.9 1.4 OL30代(n=129) 55.0 53.5 24.0 36.4 30.2 18.6 20.2 18.6 24.0 13.2 12.4 16.3 12.4 10.9 6.2 3.9 14.0 7.0 4 特にない カロリー が低い 63.2 ママ20代(n=32) 昔ながら カロリー 甘さ 手が 塩っけが 腹持ち 包装が 流行って TVCMを 栄養価 のブラン が低い 控えめ 汚れない ある が良い かわいい いる している が高い ド その他 新商品 全体(n=399) 流行って いる 持ち運び しやすい 甘い 食べた 持ち運び ことが 新商品 しやすい ある 甘い 食べたこと がある 包装が 小分け 包装が 小分け 値段が 安い 値段が 安い (%) 0.0 その他 特にない お菓子はココロを癒やす! 大人女子の3人に2人(65.3%)はお菓子がココロを癒す存在と認識。最も身近な生活必需品に。 お菓子が大好きな大人女子にお菓子エピソードを聞いてみ ●ママのお菓子ライフ ると、「三度の食事よりお菓子が好き(^^)」(大阪 38歳 専業 三度の食事よりお菓子が好き(^^)(大阪 38歳) 主婦)、「お菓子はオアシス」(東京 31歳 OL)、「毎月のお菓 お菓子があると気持ちもやさしくなれる(大阪 27歳) 子代が食費より高い」(広島 32歳 OL)などの声もあり、かな 世界を楽しくしてくれる魔法の食べ物(大阪 27歳) りのお菓子マニアぶりがうかがえます。 子どもには食べ過ぎるなと言いつつ、自分はこっそり また、「職場の机のある引き出しはお菓子でいっぱい」(神奈 (富山 27歳) 川 36歳 OL)のように大人女子にとって、お菓子はかなり身 ストレス解消!!空気と同じぐらい大事な存在(島根 28歳) 近な存在。寄せられたエピソードからお菓子の定位置を探る 笑顔の素(石川 29歳) と、「会社」(OLの31.0%)、「家」(全体の26.5%)、「バッグ」 ほっと一息できる、自分への心の栄養補給(滋賀 31歳) (全体の9.3%)など彼女たちの最も身近にお菓子が存在して お菓子が無い人生は考えられない(愛知 32歳) 子どもを寝かしつけてからのお菓子が最高(笑)(茨城 36歳) いることがわかります。 心の余裕をくれるもの。幸せな気持ちにしてくれるもの さらに、「幸せな時間を一緒に過ごすもの」(静岡 35歳OL)、 (神奈川 38歳) 「心の余裕をくれる、幸せな気持ちにしてくれるもの」(神奈川 外出するときは必ず持ち歩く(神奈川 33歳) 38歳 専業主婦)、「一日を“普通に幸せ”から“とても幸せ”に 家にお菓子がないと落ち着かない(兵庫 37歳) 変える役割」(茨城 24歳 OL)など精神面での安らぎや癒しを ●OLのお菓子ライフ 与えてくれる存在といった意見が多く、全体の65.3%、つまり、 一日を“普通に幸せ”から“とても幸せ”に変える(茨城 24歳) 大人女子の3人に2人はお菓子がココロを癒やす存在である 自分の味方(宮城 27歳) と捉えていることがわかりました[グラフ7]。 気分転換、楽しい気持ちになる物(大阪 29歳) 心の友(大阪 29歳) グラフ7)あなたにとってのお菓子とは(自由回答)(Q9) 40.0 30.0 21.8 18.3 お菓子はオアシス(東京 31歳) 16.8 9.5 毎月のお菓子代が食費より高い(広島 32歳) 4.3 10.0 幸せな時間を一緒に過ごすもの(静岡 35歳) その他 その他 メンタル※ 癒し ※複数回答の集計結果。 幸せ 楽しみ ストレス解消・ 気分転換 リラックス・ 息抜き 0.0 波をコントロールするのに必要(神奈川 30歳) % 20.0 (%) 気持ちがふさいだときに食べて気持ちを上げたり、と気持ちの 34.8 65.3 n=400 お菓子は幸せ。かつ、みんなで幸せを分け合える(愛知 34歳) 機嫌の悪いときもお菓子を食べると笑顔になる(東京 36歳) ※その他メンタルは 「心の栄養」「わくわく」「満足」など メンタル面でのポジティブなコメントをカウント 職場の机のある引き出しはお菓子でいっぱい(神奈川 36歳) 自室にお菓子を隠しておくカゴがある(山形 31歳) ※回答者全体400名のうち65.3%の261名がメンタル面をサポートする アイテムとして活用 グラフ8)お菓子がなくなって不安になる(Q8) 約7割が、お菓子がないと「不安」になる! よく不安になる (A) 20代OLはお菓子がココロの友 全体 (n=400) 大人女子にとってかなり大切な存在のお菓子。お菓子がなく ママ20代 (n=32) なると半数以上が「不安になる」(57.3%)と答え、特に20代 OLの約7割がお菓子がないと「不安」(67.6%)になり、その内 2割が「よく不安になる」(19.7%)など、お菓子はすっかり生活 必需品どころかココロの友となっている人たちもいるようです ママ30代 (n=168) OL20代 (n=71) OL30代 (n=129) [グラフ8]。 5 14.0 18.8 10.1 19.7 14.7 たまに不安になる (B) 43.3 不安 ない (A+B) 57.3% 42.8 25.0 43.8% 56.3 44.0 54.2% 45.8 47.9 44.2 67.6% 32.4 58.9% 41.1 (%) 20代・30代OLと“こどもおやつ” 次に、 OL層とママ層のそれぞれに、“こどもおやつ”との関係について聞いてみました。 20代・30代OLの97.5%が“こどもおやつ”を食べている。 自分のためによく買う“こどもおやつ”は、チョコもスナック菓子もクッキーもビスケットも、といろいろ。 20代・30代OL層の97.5%が“こどもおやつ”を「食べる」と答えています[グラフ9]。 自分のために買う“こどもおやつ”の種類は、「チョコレート」(50.3%)、「スナック菓子」(49.7%)、「クッキー」(41.5%)、「ビ スケット」(40.5%)、「チョコスナック」(39.5%)とどれもあまり差がなく、まんべんなく食べられています。前述の自分のため に買うお菓子が「チョコレート」と「スナック菓子」に人気が集中していた(グラフ5参照)のとは対照的です[グラフ10]。 グラフ9)“こどもおやつ”を食べるか(Q16) グラフ10)自分のためによく買う“こどもおやつ”(Q17 n=“こどもおやつ”を食べるOL(195名) 60.0 食べる 食べない 40.0 スナック 菓子 OL全体(n=195) 50.3 49.7 41.5 OL20代(n=69) 50.7 49.3 46.4 OL30代(n=126) 50.0 50.0 38.9 特に ない 2.3 (%) チョコ レート その他 97.7 0.0 グミ OL30代 (n=129) (%) チョコ スナック キャン ディー・ キャラメル 2.8 チョコ スナック 97.2 ビス ケット OL20代 (n=71) 20.0 クッキー 2.5 スナック 菓子 97.5 チョコ レート OL全体 (n=200) キャン ディー グミ その他 特にない 40.5 39.5 20.0 11.3 0.5 6.2 37.7 43.5 15.9 15.9 1.4 4.3 42.1 37.3 22.2 8.7 0.0 7.1 クッキー ビスケット 選ぶポイントは「食べたことがある」と「昔ながらのブランドである」、安心感と懐かしさを重視 また、自分用の“こどもおやつ”購入時に重視するポイントは、「食べたことがある」(49.7%)、「昔ながらのブランド」 (36.4%)と続き、前述(p4グラフ6参照)のお菓子購入時にいちばん重視される「値段が安い」(30.8%)は3位に後退[グラ フ11]。価格よりも安心感や懐かしさを重視するようです。 グラフ11)“こどもおやつ”購入時の重視ポイント(複数回答)(Q20) n=“こどもおやつ”を食べるOL(195名) 60.0 40.0 20.0 TVCMを している 特に ない 流行っ ている 8.7 7.7 6.2 5.6 4.6 4.6 4.6 2.1 1.5 3.6 12.8 5.8 4.3 7.2 2.9 7.2 2.9 4.3 5.8 1.4 1.4 2.9 11.6 OL30代(n=126) 46.8 36.5 27.8 21.4 13.5 11.1 11.9 11.1 7.9 7.9 4.8 5.6 4.8 4.0 2.4 1.6 4.0 13.5 6 その他 手が汚 れない 9.7 8.7 腹持ち が良い パッケー ジが かわいい 塩っけ がある 10.3 10.1 カロリー 新商品 が低い 腹持ち が良い 栄養価 が高い 12.3 17.4 甘さ控え 栄養価 塩っけが 手が汚 め が高い ある れない 新商品 甘さ 控えめ 20.0 36.2 甘い カロリー が低い 包装が 小分け 30.8 36.2 食べたこ 昔ながら 値段が 包装が 持ち運び とがある のブラン 安い 小分けに がしやす 甘い 値段が 安い 36.4 55.1 持運び しやすい 昔なが らの ブランド 49.7 OL20代(n=69) 0.0 食べたこ とがある OL全体(n=195) (%) パッケー 流行って TVCMをし その他 特にない ジがか いる ている 家の中ではもちろん、仕事中や残業中など職場でもいろんなときに食べられている“こどもおやつ”。 “こどもおやつ”を食べる理由は、食べ慣れていておいしいものが多いから。 “こどもおやつ”を食べたくなるのは、コバラが空いたときはもちろん、ココロが癒やされたいときにも! OLたちが“こどもおやつ”を食べるのは、「家の中でくつろいでいるとき」(61.7%)や「家の中でおやつに」(60.1%)が最も 多くなっていますが、「仕事中の午後の業務中」「仕事中の休憩中」(ともに31.1%)や「残業中」(30.6%)など、お昼を過ぎ た職場では3人に1人が“こどもおやつ”を食べています。“こどもおやつ”は、家庭内だけでなく会社でも日常的に食べられ ています[グラフ12]。また、OL層が“こどもおやつ”を食べる理由は、「食べ慣れているから」(53.3%)と「おいしいものが 多いから」(51.8%)が多く、いつ食べても裏切らない定番のおいしさが人気の理由となっています[グラフ13]。 また、“こどもおやつ”を食べたくなるのは「小腹がすいたとき」(60.0%)が最も多くなっていますが、「リラックスしたいとき」 (31.8%)や「癒やされたいとき」(30.3%)も“こどもおやつ”の出番。OLにとっての“こどもおやつ”は、コバラを満たしてくれ るとともにココロも満たしてくれる存在のようです[グラフ14]。 グラフ12)“こどもおやつ”を食べるシーン(複数回答)(Q18) n=“こどもおやつ”を購入するOL(183名) 〈仕事中〉 〈仕事中〉 80.0 〈食事代わり〉 〈家の中で〉 60.0 40.0 20.0 その他 寝る前 10.4 5.5 7.7 7.7 60.1 11.5 61.7 6.6 4.9 2.7 4.4 8.7 6.6 21.2 15.2 6.1 9.1 12.1 62.1 19.7 66.7 10.6 7.6 7.6 9.1 16.7 6.1 OL30代(n=117) 11.1 14.5 23.9 18.8 30.8 33.3 28.2 6.0 1.7 7.7 7.7 5.1 6.8 5.1 59.0 6.8 59.0 4.3 3.4 0.0 1.7 4.3 6.8 子供 の世 お風呂 上がり 12.6 12.1 帰宅 おやつ 朝起き くつろ 料理を 掃除 朝食に 昼食に 夕食に 夜食に 中 に た時 いでい してい や洗 子供の世 話をして いる時 おやつ 5.5 13.6 掃除・洗 濯をして いる時 料理を している 時 夜食に 8.7 34.8 くつろい でいる時 昼食に 30.6 27.3 会議 の前・ 朝起きた 時︵おめ ざ︶ 朝食に 31.1 31.8 仕事 の移 夕食に 帰宅中 31.1 28.8 残業 中 会議の 前・中 22.4 21.2 休憩 中 仕事の 移動前・ 移動中 残業中 23.0 16.7 出勤 朝のデ 午前 お昼休 午後 中 スクで の業 み の業 休憩中 午後の 業務中 15.3 18.2 お昼休み 午前の 業務中 13.7 OL20代(n=66) 朝の デスクで 出勤中 OL全体(n=183) (%) 0.0 お風呂 寝る前 その他 上がり グラフ13)“こどもおやつ”を食べる理由(複数回答)(Q19) 80.0 n=“こどもおやつ”を食べるOL(195名) 60.0 40.0 20.0 (%) 0.0 食べ慣れている 安心感があるか 栄養価があるか パッケージが可 カロリーが低いか パッケージが 食べ慣れて おいしいものが多 おいしいもの 懐かしさがあるか 懐かしさが 値段が 安心感が 栄養価が カロリーが 値段が安いから 可愛いものが いるから から が多いから いから あるから ら 安いから あるから ら あるから ら 愛いものが多い 低いから ら その他 その他 特にない 特にない 多いから OL全体(n=195) 53.3 51.8 37.4 36.9 30.8 7.2 6.2 2.1 2.1 6.7 OL20代(n=69) 53.6 63.8 42.0 42.0 24.6 2.9 7.2 0.0 1.4 4.3 OL30代(n=126) 53.2 45.2 34.9 34.1 34.1 9.5 5.6 3.2 2.4 7.9 グラフ14)“こどもおやつ”を食べたくなるとき(複数回答)(Q23) n=“こどもおやつ”を食べるOL(195名) 80.0 60.0 40.0 20.0 おしゃべり しながら 楽しい 気分の時 頑張り たい時 嬉しい 気分の時 落ち込ん でいる時 食欲が ない時 眠気を 覚まし たい時 ダイエット や健康を 考えて 仕事が うまく いった時 20.0 16.9 13.8 11.3 8.7 6.2 4.6 3.6 1.5 1.5 3.6 27.5 23.2 20.3 15.9 13.0 10.1 8.7 7.2 5.8 1.4 2.9 4.3 7.2 OL30代(n=126) 55.6 29.4 26.2 29.4 21.4 18.3 18.3 15.1 12.7 10.3 7.9 4.8 3.2 2.4 1.6 0.8 3.2 18.3 7 特に ない イライラ している 時 21.5 31.9 小腹が リラッ クス 癒された 疲れた 気分転 ストレス イライラし おしゃべ 楽しい気 頑張りた 嬉しい気 落ち込ん 食欲が すいた時 したい時 い時 時 換したい を解消し ている時 りしなが 分の時 い時 分の時 でいる時 ない時 その他 ストレス を解消 したい時 25.1 30.4 気分転換 したい時 29.7 37.7 疲れた時 30.3 36.2 癒やされ たい時 31.8 68.1 リラックス したい時 60.0 OL20代(n=69) 0.0 小腹が すいた時 OL全体(n=195) (%) 眠気を ダイエ ット 仕事がう その他 特にない 覚ました や健康 まくいった (_) 14.4 20代・30代ママが子どものために選ぶ子どものお菓子 子どもに食べさせたいお菓子。 カルシウムやビタミン、乳酸菌などの栄養価をチェックして、「ビスケット」や「クッキー」を選択。 では次に、3歳∼6歳の子どもを持つ20代・30代のママを対象に子どものお菓子について聞いてみました。 お菓子は、99.5%とほとんどすべての子どもが食べています[グラフ15]。子どもにとっておやつは健やかな成長のための 栄養補給として必要といわれますが、子どもに食べさせるお菓子に栄養価を「求める」ママは66.3%と多く[グラフ16]、「カ ルシウム」(98.5%)、「ビタミン」(67.4%)、「乳酸菌」(45.5%)、「ミネラル」(41.7%)が求められています[グラフ17]。 また、ママが子どもに食べさせたいお菓子は、「ビスケット」(44.7%)と「クッキー」(33.7%)がツートップで[グラフ18]、カル シウムや乳酸菌を強化したビスケットやクッキーを子どもにお菓子として与えている、ママの姿が浮かび上がります。 グラフ15)子どものお菓子習慣(Q26) グラフ16)子どものお菓子の栄養価(Q30) n=お菓子を食べる子どもを持つママ(199名) 食べる とても求める (A) 食べない ママ全体 (n=200) ママ20代 (n=32) 99.5 0.5 100.0 0.0 99.4 0.6 ママ30代 (n=168) ママ全体 (n=199) 20.1 ママ20代 あまり 求めない 46.2 28.1 (n=32) ママ30代 (n=167) やや求める (B) 26.1 37.5 18.6 全く 求めない 21.9 47.9 求める (A+B) 7.5 12.5 26.9 6.6 (%) 66.3% 65.6% 66.5% (%) グラフ17)子どものお菓子に求める栄養価(複数回答)(Q31) n=子どものお菓子に栄養価を求めるママ(132名) 100.0 80.0 60.0 40.0 20.0 (%) 0.0 カルシウム ビタミン 乳酸菌 ミネラル たんぱく質 ポリフェノ ール 糖質 脂質 その他 ママ全体(n=132) 98.5 67.4 45.5 41.7 23.5 ママ20代(n=21) 100.0 66.7 52.4 47.6 28.6 17.4 3.8 3.0 6.8 33.3 14.3 9.5 ママ30代(n=111) 98.2 67.6 44.1 40.5 0.0 22.5 14.4 1.8 1.8 8.1 チョコレート チョコスナッ ク その他 特にない グラフ18)子どもに食べさせたいお菓子(複数回答)(Q28-2) n=お菓子を食べる子どもを持つママ(199名) 60.0 40.0 20.0 (%) 0.0 ビスケッ ト クッキー スナック菓子 グミ ママ全体(n=199) 44.7 33.7 14.1 10.6 9.0 キャンディー キャンディー・ キャラメル 9.0 6.0 20.1 30.2 ママ20代(n=32) 56.3 43.8 21.9 9.4 12.5 15.6 18.8 12.5 28.1 ママ30代(n=167) 42.5 31.7 12.6 10.8 8.4 7.8 3.6 21.6 30.5 8 ママが選ぶ子どものお菓子。 子どもが好きなことを重視しつつ、価格や栄養価もしっかりチェック。 また、子どものお菓子購入時の重視ポイントは、「子どもが好き」(74.9%)がトップで、次いで「価格が安い」(52.8%)、「包 装が小分け」(51.3%)、「甘さ控え目」(38.7%)、「栄養価が高い」(30.2%)の順。前述(グラフ6参照)のお菓子購入時のポ イントではランク外の「栄養価」が重視されているのも、子どものお菓子ならではの選択眼のようです[グラフ19]。 グラフ19)子どものお菓子購入時の重視ポイント(複数回答)(Q29) n=お菓子を食べる子どもを持つママ(199名) 80.0 60.0 40.0 20.0 15.6 11.6 6.0 18.8 21.9 15.6 9.4 52.7 39.5 27.5 29.3 24.6 21.0 21.6 14.4 10.8 5.4 ママ30代(n=167) 74.9 51.5 特に ない 21.1 28.1 その他 22.1 37.5 甘い 26.6 25.0 塩っけ がある 28.6 43.8 59.4 が良い いる TVCMを している 30.2 34.4 52.8 75.0 自分が 昔ながら パッケー 腹持ち 食べたこ れない 食べたこ のブラン ジがか している ある 2.5 1.5 1.5 0.5 0.0 7.0 2.5 6.3 6.3 3.1 0.0 0.0 6.3 0.0 1.8 0.6 1.2 0.6 0.0 7.2 3.0 新商品 流行って いる 38.7 43.8 74.9 ママ20代(n=32) パッケー ジが かわいい 51.3 ママ全体(n=199) 子供が 手が汚 昔なが らの ブランド 好き 小分け 自分が 食べたこ とがある が高い 安い 子どもが 食べたこ とがある め 包装が 甘さ控え 栄養価 自分が 好き 新商品 腹持ち が良い 手が汚 れない 自分が 好き 栄養価 が高い 甘さ 控えめ 子供が 値段が 包装が 小分け 値段が 安い 子ども が好き (%) 0.0 流行って TVCMを塩っけが その他 甘い (_) 特にない 子ども用のお菓子。子どもと一緒に食べるママは93.0%。 自分だけでも食べるママは68.0%。パパも半数以上が子どものお菓子を食べている。 子ども用に買ったお菓子を子どもと一緒に食べることに ついて、半数以上のママが「よくある」(55.3%)と答えて グラフ20)子どものお菓子を子どもと一緒に食べるママ(Q32) n=お菓子を食べる子どもを持つママ(199名) よくある (A) おり、93.0%とほとんどすべてのママが子ども用のお菓 子を子どもと一緒に食べていることがわかります[グラ フ20]。 次に子ども用に購入したお菓子を食べるかどうかを聞 いてみると、ママの約7割が「ある」(68.0%)と答え[グラ フ21]、パパでも半数以上(55.0%)が子どものお菓子を 食べていることがわかりました[グラフ22]。 ママ全体 (n=199) 55.3 ママ20代 (n=32) ママ30代 (n=167) ある ない (A+B) 37.7 65.6 7.0 34.4 53.3 38.3 93.0% 0.0 100.0% 8.4 91.6% (%) グラフ21)子どものお菓子を食べるママ(Q34-1) よくある (A) 子ども用のお菓子といえども、大人が食べても十分満 足できるのでつい…ということのようです。 たまにある (B) ママ全体 (n=200) 18.0 ママ20代 (n=32) 18.8 ママ30代 (n=168) 17.9 たまにある (B) (A+B) 50.0 43.8 ある ない 68.0% 32.0 37.5 51.2 62.5% 31.0 69.1% (%) グラフ22)子どものお菓子を食べるパパ(Q34-2) よくある (A) パパ全体 (n=200) パパ20代 (n=32) パパ30代 (n=168) 14.0 12.5 14.3 たまにある (B) 41.0 34.4 42.3 ある ない (A+B) 55.0% 45.0 46.9% 53.1 56.6% 43.5 (%) 9 【本調査結果に対する専門家からのコメント】 “こどもおやつ”は心の栄養。 楽しく適度に! 女子栄養大学・大学院 武見ゆかり 教授 今回の調査結果から示唆されることは、大きく、以下の2点と考えます。 1点目は、女性は大人になってもやはりおやつが大事、お菓子も大好き、ということが確認されたこと。 2点目は、子どもの頃の美味しかった記憶や心地よい食体験は、大人までずっと持ち越される。それだけに重要であ るということです。 まず、1点目に関しては、人間は、栄養素摂取するためだけに食べているわけではありません。もしそうであれば、 極論すれば、薬やサプリメントだけあればよくなってしまうでしょう。食べることは、楽しみであり、コミュニケーションの 手段でもあります。また、子育てにおいては、食事の挨拶や食べる姿勢など、子どものしつけの場でもあります。人 間の暮らしにとって、こうした複合的な意味を持つ食事は、1日3回、朝、昼、夕が基本です。しかし、3食以外の間食 もまた、楽しみとして大事な存在だということが、改めて確認されました。 このことは、2005年に国が「何をどれだけ食べたらよいか」示した「食事バランスガイド」のイラスト(下図)にもきちん と示されています。お菓子や嗜好飲料は、コマのヒモとして「楽しく、適度に」と位置づけられています。 コマはヒモをまきつけて回すとよく回りますが、ヒモがなくても指で回せます。つまり、必要な栄養素を摂取するという 目的だけであれば、コマの中の主食、副菜、主菜、牛乳・乳製品、果物の5つの料理グループを適量食べれば良い のです。しかしそれでは、食事の楽しみが薄くなります。ヒモ、つまりお菓子やお酒などがあるほうが、より楽しく豊か な食生活になり、コマも元気に回るでしょう。しかし、ヒモを食べ過ぎれば、他の食事に影響して必要な栄養素がとれ なくなったり、エネルギーの過剰になったりと、健康に悪影響が出てしまいます。ですから、お菓子は大事、でも適量 に、と示したのです。 食事バランスガイドの詳細はhttp://www.maff.go.jp/j/balance_guide/index.html へ では、適量とはどのくらいでしょうか? 健康な成人であれば、200kcal程度までが目安です。今は、市販される菓子 の多くにカロリー表示がついています。それを見て自分でチェックしましょう。ビスコなど小分けになったお菓子は、適 量のおやつを考える上でも扱いやすいお菓子と思います。そして、食べるときは、箱や袋から出してそのまま食べる のではなく、きちんとお皿に適量を取り分けていただきましょう。それはお菓子を大切にする気持ちの表現でもありま す。そうした行為の繰り返しこそ、まさに「食育」なのです。 10 (次項つづく) 2点目として、自分が子どものころに食べたお菓子は、安心で、大人になってもやはり好きなお菓子だということが 確認されました。食べ慣れたお菓子の香りや味は、子どもの頃の楽しい思い出や心地よい記憶につながっているか らでしょう。20世紀フランスの大作家マルセル・プルーストの長編小説「失われた時を求めて」の冒頭、主人公がマド レーヌを紅茶に浸して口に含んだ瞬間、幼少期に夏のバカンスを過ごした叔母の家で、同じような食の体験をした記 憶、その時のさまざまな記憶が鮮明に蘇ってきた・・・という有名なくだりがあります。食の体験は、その人の人生のさ まざまな体験と一体化して、無意識のうちに記憶され、深く、長く残っていくものだということです。今回の調査結果で、 大人になっても“こどもおやつ”が好き、食べたい、という女性が多いという結果を見たとき、私は、すぐにこの小説の ことを思い出しました。同時に、子どもの頃のさまざまな食の体験の重要性を改めて感じました。 私たちは、内閣府の「平成21年度 食育の現状と意識に関する調査」の調査設計に関わった関係で、その後、デー タを再解析する機会を得ました。その結果、「子どもの頃の家庭での食事が楽しく心地よかった」と強く思っている人 ほど、現在の食事が楽しい、美味しい、満足しているなど食に関連したQOL(生活の質)が高いという結果が得られま した。また、朝食を欠食しない人、主食・副菜・主菜のそろう食事をしている人は、そうでない人に比べ、この食に関連 したQOLが高いという結果でした。したがって、子ども時代の楽しく心地よい食の体験が、成人後の望ましい食生活に つながると示唆されます。(調査の解析結果は、下記サイトより見られます http://www8.cao.go.jp/syokuiku/more/conference/evaluation2/5th/pdf/s3-8.pdf) 子育て中の方は、改めて、おやつも含め、お子さんと一緒の食事を楽しく心地よい時間にすることを意識していただ きたいと思います。おやつの時は、「ママも子どもの頃、このお菓子大好きだったのよ」という声がけと一緒に。その時 のお母様の顔は、きっと素敵な笑顔でしょうし、お子さんの記憶に一生残ることでしょう。 本件に関するお問い合わせ先 江崎グリコ株式会社 広報IR部(本社) 南賀、中原 TEL.06-6130-4208 広報IR部(東京) 山本、吉村 TEL.03-3798-1147 おいしさと健康 11