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我が国の学位制度の主な変遷について
我が国の学位制度の主な変遷について 学 位 制 度 年 備 学位の種類 博士の種類等 授与要件等 明治20年 学位令の制定 博士、大博 法 学 、 医 学 、 工 [授与要件] 士 学、文学、理学 ・博士の学位は、大学院に入り定期の試験を経た者 に授与するほか、これと同等以上の学力のある者 に帝国大学評議会の議を経て授与 ・大博士の学位は、博士会に付して学問上特に功績 あると認めた者に閣議を経て授与 明治31年 大博士の廃 止 学位令の改正 大正 9 年 学位令の改正 (昭和22年 文部大臣の認可 を経て大学が定 める 規定の9種類の ほか、経済学、 経営学、商学、 政治学、神学を 加える [授与要件] ①研究科において2年以上研究に従事し、論文を提 出し、学部教員会の審査に合格した者 ②論文を提出し、学部教員会において前記の者と同 等以上の学力ありと認められた者 [論文公表] ・学位を授与された者は、当該論文を印刷公表 文部大臣 文部大臣 の認可を 経て大学 が授与 学校教育法制定) 昭和28年 学位規則の制定 昭和31年 博士 授与権者 学位規則の改正 博士、 修士 博 士 の 種 類 は 、 [授与要件] 大学院を 別に定める ・博士の学位は、大学院に4年以上在学して所定の 置く大学 ※修士の種類は 、 単位を修得し、かつ博士論文の審査及び試験に合 文 学 修 士 等 格した者 、又は博士論文の審査及び試験に合格し 、 18種類とする かつ前記の者と同等以上の学力ありと確認された 者に授与 ・修士の学位は、大学院に2年以上在学して所定の 単位を修得し、かつ修士論文の審査及び試験に合 格した者に授与 [論文公表] ・博士の学位を授与された者は、その論文を印刷公 表 ・学位の名称を用いるときは、当該学位を授与した 大学名を付記 博士の種類は、 17種類とする (昭和49年 大学院設置基準制定) 昭和49年 学位規則の改正 博士、修士 学 術 博 士 を 設 け [学位の意義 ] た ・ 博士の学位・・・・ 「独創的研究によって新領域を開 拓し、研究指導する能力」⇒ 「自立して研究活動を 行うに必要な高度の能力」 ・ 修士の学位・・・・「高度の専門性を要する職業に必要 な高度の能力」追加 [論文審査の協力] ・他の大学院等の教員に学位論文審査の協力を依頼 可能 平成 3 年 学位規則の改正 博士 、修士 、学 位 の 種 類 の 廃 [改正内容] 学士 止 ①学士を学位に位置付け ②学位授与機構の新設 ③修士及び博士の種類を廃止 平成15年 学位規則の改正 博士 、修士 、※ 「 修 士 ( 専 門 学士、 職 )」、「 法 務 博 専門職学位 士 ( 専 門 職 )」 を新たに定めた 大学院を 置く大学 大学 [改正内容] 大学 ・ 専門職大学院の課程を修了した者に対して 授与す る学位(専門職学位課程)として 「修士(専門職 )」 及び 「法務博士(専門職 )」 を新設 考