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平成22年 児童の実態分析と改善策 (国語)
平成26年度 児童の実態分析と改善策 児童の実態分析 1年 (国語) 改 善 策 ○今までに習った簡単な文を読むことができる →日々の学習の中で詩の暗唱に取り組ませたり、宿題では ・・・80% 音読カードを活用して音読を取り組ませたりする。 ○今までに習ったひらがなを使って言葉をかけ →学校の学習では習った漢字を繰り返し取り組ませ、丁寧 る・・・80% な指導をし、宿題に出し、取り組ませる。 2年 ○読書好きな児童が多い。 →文字を正しく書く練習を繰り返し行い、漢字の小テスト △既習の文字を正しく書くことができない児童 を全単元で行う。 が、30%程度いる。 →日記の学習で指導する。 △読解力が、やや弱い児童がいる。 →音読カードを継続して取り組む。→日記の学習やワーク △自分の考えを持って、文章に表す力が弱い児 シートを書く活動を多く取り入れる 童がいる。 →国語のほかにも、朝のスピーチや、日常的な場面で話す 聞く活動を意識的に取り入れる。 △自分の考えを分かるように伝える力が弱い児 童がいる。 3年 ○国語が好きな児童が 88%で、読書を好む児童 →毎日、家庭学習として漢字練習を課したり、漢字テスト が多い。 を繰り返したりする。 △漢字の定着に個人差がある。 →二人組やグループでの話し合いの機会を多くしていく。 課題を決めて、スピーチに取り組んでいく。 △自分の考えを発表することがやや弱い。 △まとまりのある文章を書く力がやや弱い。 4年 →文章の組み立て方について指導し、文を書く機会を多く する。日記や作文に取り組む。 ○国語が好きな児童が 70%で、読書や話し合い 活動を好む児童が多い。 ○区の定着度調査では、全領域で区平均を上回 っている。 △定着度調査の目標値と比較すると、言葉の学 →毎日、家庭学習として漢字練習を課し、漢字テストを繰 り返す。辞典の活用、言葉のゲームなどで関心を深める。 習と作文が少し下回っている。 △まとまりのある文章を書く力が弱い。原稿用 紙の書き方や推敲の仕方がわからない児童が 多い。 △積極的に発言する児童は多いが、話し合いを 深めていくことがやや弱い。 →文章の組み立て方を指導する。文を書く機会を多くし、 友達と読み合ってよりよい文章にできるようにする。 →二人組やグループ、学級全体など、様々な形で、学習課 題に沿った話し合いに取り組む。 5年 △前学年の漢字の読みは7割程度、書きはやや →日常的に漢字テストを行う。(定期的に小テストを実施 弱い習得率である。 する) △目的に応じて文章を書くことが苦手、と7割 →目的やねらいを明確に設定した上で、感想文・作文など の児童が答えている。 を書かせる。 定期的に書かせる機会を作る。 ○漢字練習などの言語技能の練習に丁寧に取り →家庭学習と連携させた漢字練習を継続的に行う。 組む。 →読書活動を継続して取り組む(朝読書、図書館との連携) ○9割以上の児童が読書が好き、と答えている。 6年 ○区の学力調査では、作文と話の聞き取りでは →スピーチ、パネルディスカッションやディベート、作文や感想 区平均を上回っている。 文など、様々な表現方法を身につけさせる。 △基礎、活用とも、区平均を少し下回っている。→読書や音読の活動の充実を図る。(朝読書、リーディングバディ 漢字の読み書きや言語、文章の読み取りがや ー、学年おすすめの本の活用、音読カードや音読の本の活用) や弱い。 →漢字小テストを定期的に行う。国語辞典、漢字辞典を活用する 機会を増やす。ことわざや四字熟語にも日常的に親しませる。 児童の実態分析と改善策 (社会) 児童の実態分析 3年 改 善 策 ○社会科が好きな児童が 90%である。 ○実際に見たり聞いたりする活動に意欲的に取 り組む。 △資料を読み取ることがやや弱い。 4年 ○社会科が好きな児童が 75%である。 ○調べ学習に意欲的に取り組む。 →授業の中で、資料の読み取り方について繰り返し練習す る。 →実際に見たり、聞いたりして調べる活動を校内、校外に 多く取り入れ、さらに意欲をもって学習に取り組めるよ うにする。 △資料を正しく読む力はついてきたが、活用す →たくさんの資料の中から、何が必要なのかを考えさせ、 選ばせる。資料から読み取ったことや、自分の考えを文 る力がやや弱い。 章化させる。 5年 ○社会的事象に対して、関心をもちながら課題 を解決しようとする意欲をもつ児童が8割。 ○資料を活用して比較したり、関連付けたりす →地図、グラフ等の資料の意味を問いかける場面を多く設 ることができる児童の割合が8割である。 け、ノート、新聞等に記述させる学習を中心に授業を組 △それらを整理して、文章などにまとめること み立てる。めあてに沿ったまとめ方を工夫させる。 がやや弱い。 6年 ○歴史学習への関心は、比較的高く、調べ学習 →提示する資料を厳選し、児童の興味関心をより引き出す にも意欲的に取り組んでいる。 ように心掛ける。 △社会的事象を多面的にとらえ、自分の考えを →一つの事象について多様な情報を提供し、それに対する 持つ力がやや弱い。 自分の考えを発表する言語的活動を多く取り入れる。 △資料を読み取る力は低くないが、学習した情 →自分の興味に合ったまとめ方を工夫させ、児童相互にま 報をノートにわかりやすくまとめることには とめ方の情報交換をする機会を設ける。 慣れていない。 ○歴史の学習において、時代背景と関連させて 人物の業績や歴史事象について知識を広げる ことに意欲をもつ児童が多い。 →基本的な事柄の指導を徹底し、その上に発展的な学習を 計画する。 児童の実態分析と改善策 (算数) 児童の実態分析 1年 改 善 策 ○今まで習った数字をかける・・・80% ○個数や順番を正しく数えたり、表したりでき →具体物や半具体物(ブロック)を用いて、数量に対する る・・・80% 感覚をつかませる。計算カードなどを利用して、繰り返 し練習題に取り組ませ、定着を図る。 2年 ○興味をもって学習し、計算は進んで行う。 →大事なところに線を引かせたり、絵を利用して説明した りする。 △計算問題を正しく行うことができない児童が →授業の中で、繰り返し計算の仕方を確認する。 いる。たし算→10%、ひき算→15% △問題を正確に読み取れない児童がいる。 3年 →復習を行ってから新単元に入り、知識・技能の定着のた めに繰り返し学習し、家庭学習でも課題を与える。 △既習事項の定着が弱く、系統的な学習に生か せない児童がいる。 ○少人数算数の形態に慣れ、意欲的に学習して いる児童が多い。 △四則計算の定着に個人差がある。 →習熟が必要な児童には、家庭と連携をとり、家庭学習で の定着度を確認していく。習熟度クラスとし、できるだ け個別指導の時間をとる。 プリント、計算ドリルを使い、充実した家庭学習ができ るようにする。 △文章題の題意を正確に読み取れない児童がい →具体物の提示を心がけ、文意をイメージしやすい授業を る。 工夫する。問題文をノートにしっかり書かせたり、何度 も読んだりし、文の意味を確実に理解させる。聞いてい ることやわかっているに線を引かせたり、絵や図を使っ て考えさせたりする。 △自ら課題を解決する力がやや弱い。 →児童が考えたことを説明する機会を多くし、いろいろな 方法を知らせていく。自ら課題を解決した児童を意識的 にほめ、模範になるようにする。 4年 ○ほとんどの児童が進んで取り組んでいる。 △四則計算の技能には、大きな個人差があり、 →習熟が必要な児童には、家庭と連携をとり、家庭学習で 掛け算九九が身に付いていない児童も各組数 の定着度を確認していく。習熟度クラスとし、できるだ 名ずついる。 け個別指導の時間をとる。プリント、計算ドリルを使い 、充実した家庭学習ができるようにする。 5年 △筋道を立てて考える力がまだ足りないために、→具体物の提示を心がけ、文意をイメージしやすい授業を 工夫する。問題文をノートにしっかり書かせたり、何度 問題を解決できない場面もある。 も読んだりし、文の意味を確実に理解させる。聞いてい ることやわかっているに線を引かせたり、絵や図を使っ て考えさせたりする。教科書のいろいろな考え方を知ら せ、問題を解決する基本を定着させる。 △計算・数量・図形についての基礎知識が身に →習熟が必要な児童には、家庭と連携をとり、家庭学習で 付いている児童と、そうでない児童との差が の定着度を確認していく。習熟度クラスとし、できるだ 大きい。 け個別指導の時間をとる。繰り返し計算ドリルを繰り返 し練習するよう家庭学習で課題を出し、確認する。 プリント、計算ドリルを使い、充実した家庭学習ができ るようにする。 6年 →具体物の提示を心がけ、文意をイメージしやすい授業を △文章題を正しく読み取って演算を決定するこ 工夫する。問題文をノートにしっかり書かせたり、何度も とが苦手な児童がやや目立つ。 読んだりし、文の意味を確実に理解させる。聞いているこ とやわかっているに線を引かせたり、絵や図を使って考え させたりする。教科書のいろいろな考え方を知らせ、問題 を解決する基本を定着させる。 ○区の学力調査「百分率とグラフ」では区の平 均よりも上回っている。 →少人数指導を活かし、個への対応を図る。また、算数的 △基本的な計算力や量・図形に対する感覚に大 活動を多く取り入れ、考える力を身につけ感覚を豊かに きな個人差がある。 する。 △文章問題がやや弱い。 →文章問題の読み取り方を指導し、繰り返し練習する機会 を設ける。数直線図や線分図の書き方を定着させ、立式 ができるように指導する。 児童の実態分析と改善策 (理科) 児童の実態分析 3年 改 善 策 ○理科が好きな児童は 90%である。 ○興味を持って調べたり、観察したりしている。 ○視点を持って観察し、記録できるようになっ ている。 △観察をする視点がずれていて、観察力が足り →観察する時の観点をしっかり ない児童は 10%ほどである。 視点を 全体の中で認める。 4年 おさえて指導する。よい ○理科が好きな児童は 88.3%である。 ○実験やおもちゃ作り、植物や生きものの観 察を好み、意欲的に活動している。 ○実験や観察の要領を覚え、ていねいに記録で きるようになってきている。 5年 △なぜそうなるのか筋道を立てて考える力はや や弱い。 ○実験やおもちゃ作りを好み、喜んで活動し ている。 →学習の進め方を工夫し、予想を立てる際に考えの根拠 を確かめるようにする。実際に体験、経験させる授業を 心がけ、児童の理解を深めさせる。 △実験結果などから分かることを整理して、文 →実験・観察等の結果の意味を問いかける場面を多く設け 章などにまとめることがやや弱い。 、ノート、レポート等に記述させる学習を中心に授業を組 み立てる。めあてに沿ったまとめ方を工夫させる。 △なぜそうなるのか筋道を立てて考える力はや や弱い。 →学習の進め方を工夫し、予想を立てる際に考えの根拠を もたせるようにする。 6年 ○目的をもって観察や実験をし、結果から事実 ・実験や観察をより多く体験させ、比較したり、条件制御 や関係を見出していこうという意欲が高い。 したりする中で、考える場面を多く設ける。 △観察や実験を通して学習した内容を自分なり ・見通しをもって観察・実験をさせ、その課程や結果をま に理解して表現し、まとめことを苦手とする とめる練習を繰り返す。 児童が目立つ。 ・観察・実験の結果をノート、シート、新聞等に工夫して まとめさせ、相互に評価し合う場面を多く作る。 児童の実態分析と改善策 (生活) 児童の実態分析 1年 改 善 策 ○自然との関わりに興味や関心を持っている。 ○気づいたことを言葉や絵で表現することがで →ワークシートの活用を工夫をして、観察や体験の機会を きる・・・80% 多くもち、気づきを書いたり発表したりする活動を取り 入れる。 2年 ○観察カードに気づいたことなどを絵や文で表 現することができる。 △自分のまわりや自然への関心が薄い児童や生 →探検・飼育・栽培などの体験を多く取り入れる。 活に必要な技能がやや弱い。 児童の実態分析と改善策 (音楽) 1年 児童の実態分析 ○音楽活動に楽しく取り組んでいる。 改 善 策 ○大きな声で声をあわせてうたうことができる →音楽の時間だけでなく、全教科を通じて日常的に音楽活 ・・・80% 動に親しませる。 2年 ○鍵盤ハーモニカで簡単な曲を演奏できる・・ →楽しさがわかるように、個別に指導するとともに、間違 ・80% っていた児童にはその場で指導する。 ○音楽活動に楽しく取り組んでいる。 △鍵盤ハーモニカでリズムよくひけない児童も →楽しさが分かるように、個別に指導を重ねる。 いる。 繰り返し練習をさせる。 3年 ○明るい声で楽しく歌うことができる。 △リコーダーを演奏する時の手の位置やタンギ ングができない児童も見られる。 →よく児童を観察し、間違っていたらその場で指導する 4年 ○明るい声で歌い、曲想に合わせて歌うことが できる。 △鍵盤やリコーダーに苦手意識を持ち、最初か →リコーダー以外にも合奏の活動を通して、楽しい雰囲気 ら諦めてしまう児童もいる。 を作る。どうしても苦手に思う児童には、個別に指導し ていく。 5年 ○歌うことが好きで、高い声も柔らかい声で歌 うことができる。 △リコーダーに苦手意識をもち、最初から諦め →楽しい教材や個別指導を通して、リコーダーの演奏に自 ている児童もいる。 信をつけさせる。 6年 ○楽器に興味があり、リコーダーや合奏の授業 に意欲的である。 △響きのある声で歌うことができるが、歌うこ →声を出すことの抵抗感をなくすために、歌う活動を増や とを恥ずかしいと思う児童もいる。全体的の したり、教材を歌いやすくしたりするなど安心して歌え 声量が小さい。 る雰囲気づくりをする。 児童の実態分析と改善策 (図工) 児童の実態分析 改 善 策 1年 ○絵や造形活動に楽しく取り組んでいる・・9 →身近な題材を取り入れ、描きたくなる、作りたくなるよ 0% うな工夫をしていく。個別に声かけ・支援を行い、児童 が安心して取り組めるようにする。 苦手意識を持っている・・・10% 2年 ○絵や造形活動に楽しんで取り組んでいる。 △絵や造形で表現することが苦手な児童がいる。→全体指導でやってみせて、わかりやすく伝える。 机間指導で子に応じて描きたくなるような言葉かけを工 夫していく。 3年 ○図工に興味をもって、楽しんで学習している。 ・・・95% △絵で表現することが、苦手な児童がいる。 →机間巡視で個々に声かけし、それぞれの思いを聞いて、 形につながるよう支援する。 ・・・5% 4年 ○図工という教科が好きな児童が多く、楽しく 取り組んでいる。 ・・・90% △はさみやカッターナイフのような道具の使用 に、個人差がある。 ・・・10% →全体指導でやってみせ、机間巡視をする中で声かけを多 くし、危険がないよう気を付けながら、個人指導を 丁 寧に行い、技能を身に付けさせる。 5年 ○熱心に取り組む児童が多い。 ・・・95% △糸のこぎりなど使う道具の使用に、個人差が →全体指導でやって見せ、個人指導を丁寧に行いながら、 見られる。 ・・・5% 技能を身に付けさせる。 6年 ○意欲的に取り組んでいる児童が多い。 ・・・90% △表したいことを形にするための技法や発想す →机間巡視をしながら、個々に丁寧に対応し、興味関心を る力が、乏しい児童がいる。 引き、豊かな発想を引き出せるような教材を工夫し、意 欲をもって取り組ませる。 ・・・10% 児童の実態分析と改善策 (体育) 児童の実態分析 1年 改 善 策 ○リズムにのって踊ることを楽しんでいる・・ →リズムダンスの活動を取り入れ、ダンス親しませるよう ・90% にする。 ○ルールを守り、基本の運動やゲームを楽しむ ことができる・・・80% 2年 △運動経験が足りず、苦手意識をもっている・ →固定施設の活用やボールゲーム、鬼遊びを通して、様々 ・・10% な運動を繰り返し取り入れて活動経験を増やす。また、 体育カード等を利用して上達を図る。 ○ルールを守り、基本の運動やゲームを楽しむ ことができる。 →固定施設の活用・用具を使った運動を行い、学習カード △運動経験が少ない子が多く、活動の中で個人 を利用して個人に応じた目標を持たせ、体力向上を図る。 差が大きい。 3年 ○体育が好きな児童は 90%である。 ○体を動かすことを好む児童が多く、楽しんで 運動している。 △よりよくするために工夫することは、あまり →学習カードなどを活用し、練習方法を自分たちで考える できない。 ようにしていく。 4年 ○体育が好きな児童が 88.3%である。 ○友達とアドバイスし合ったり、ゲームの作戦 →学習カードなどを活用し、更に練習方法を自分たちで考 を考えたりすることに意欲的に取り組む。 え、工夫できるようにする。 △運動技能の個人差が大きい 5年 6年 →さまざまな運動の場面を多く取り入れていく。 休み時間は、外に出て体を動かすよう声をかけていく。 ○体を動かすことを好む児童が多い。 ○地域のスポーツクラブ等に加入している児童 が約5割いる。 △瞬発力に課題が見られる児童が多い。 →体つくりの運動や縄跳びを多く取り入れる。 △持久力を求められるシャトルランでは同年齢 →縄跳びに取り組ませる際には、技の向上だけではなく、 の平均を男子が約4回上回るものの、女子は 分間跳びを多く取り入れること。 3回下回っている。 ○体を動かし、ゲーム的な活動を好む。またル →今後も課題を与えると同時に自分で課題を見つけられる ールを守って楽しく活動することができる。 ように指導していく。 △自分でめあてを設け、それにむけて工夫して →体育学習カードを準備し、常にめあてをもち、仲間と協 運動する習慣がついていない児童が多い。 力して技能を高める習慣をつける。 △全般的に運動能力が高い児童が多いが、特定 →運動能力の低い児童も、楽しんで運動することをめあて の運動能力が低い児童や全般に運動能力の低 として学習計画を立てる。 い児童も少なくない。 児童の実態分析と改善策 (家庭) 5年 児童の実態分析 ○初めての教科なので、ほとんどの児童が興味 ・関心をもち、意欲的に学習に取り組む姿勢 が見られる。 改 善 策 △生活経験が乏しく、作業に手間取る児童が多 →関心意欲をもって取り組めるように、教材の工夫を図 くみられる。 り 、実習や体験学習をできるだけ取り入れる。 6年 ○実習を伴う学習は積極的に取り組む。 △調べ学習や課題解決学習などは工夫や個性が →課題解決学習を意図的に取り入れ、個別指導の時間を多 あまり見られない。 くする。 △生活体験に乏しく、学習したことを家庭で実 →学習したことが家庭で定着するようチャレンジカードを 践する児童も少ないようである。 使って実践させる。 児童の実態分析と改善策 (総合) 児童の実態分析 3年 ○総合が好きな児童は 90%である。 改 善 策 ○調べたり、まとめたりする学習に意欲的に取 り組んでいる。 △自分から適当な課題を見つけることは、まだ →他教科との関連から、取り組みやすいテーマを選び、一 難しいようである。 人一人が課題を見つけていけるようにする。 4年 ○総合が好きな児童は 73.3%で、調べたり、新 聞などにまとめたりする学習の要領は身に付 き、意欲的に取り組んでいる。 →インターネットリテラシーを身につける学習、ローマ字 入力などの練習を行う。 △パソコン、インターネットの使い方について、 さらに学習する必要がある。 →調べたことを発表したり話し合ったりする活動を行い、 友達と意見を交換して考えを深められるようにする。 △調べたことをもとに自分の考えをもち、生活 に生かせる児童がまだ少ない。 5年 ○インターネットや本を活用し、意欲的に調べ る活動を行う。 △自己の体験をもとにして学習課題を立てるこ →一人一人の生活体験を掘り起こしながら、多様な課題に とを4割の児童が苦手と答えている。 対応できるよう、学習活動の流れを作り、助言をする。 △一人一人が自分の課題に沿って学習計画を立 →身近で解決可能な学習課題の設定を支援し、見通しをも て、追究することができる児童が少ない。 たせた上で学習に取り組ませる。 6年 ○興味・関心を持って取り組む児童が多い。 ○グループで協力し合って活動できる児童が多 い。 →体験や経験を多く設定し、調べた知識を自分のものにで △調べたことの分析や要点をまとめる力がやや きるようにしていく。 不足している。