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環境配慮技術指針(PDF:211KB)

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環境配慮技術指針(PDF:211KB)
自然環境配慮技術指針
1.基本的な考え方
事業の計画策定にあたっては、当該事業の特性や事業を行おうとする地域の特性を十分配慮した、環境配慮策を講じる必
要がある。次に示す配慮技術を参考に、環境への影響緩和(ミティゲーション)の考え方(回避、低減、代償の順に検討)を基
本として、周辺環境の状況に応じた、良好な環境の保全や環境への負荷の低減のための優れた効果が期待できる配慮対策
を講じるものとする。
2.ガイドラインごとの配慮技術
1
配 慮 項 目
配慮技術
1-1 希少野生生物
希少野生生物の
の生息・
生息・生育環境に
生育環境に影響を
影響を与えやすい環境利用
えやすい環境利用は
環境利用は
自粛する
自粛する。
する。
1.自然性の高い地域や希少な動植物の生息・生育地では、十分な調査を実
施 し保全上重要な地域への立地を回避するよう努める。
2.既存の文献や聞き取り調査により以下のような保全上重要な動植物種の
分布が想定される場所への立地、計画を避けるよう努める。
a.全国又は県内において絶滅の恐れのある種、又は減少が著しい種
b.天然記念物等、法令で指定されている種
c.市内において分布がごくわずかに限られている種
d.地域に固有な種
e.湖沼、河川、湿性地等特異な立地に特有な種
f.人為による影響に対して脆弱な種
g.その他学術上重要な種
h.植物にあっては原生林又はそれに近い自然林、人工林であっても自然
林に近い組成を持ったもの
3.計画段階では、複数案について環境への影響を比較検討し、影響の低減
に努める。
4.野生生物の生息・生育地を分断するような立地、計画は避けるように努め
る。
5.鳥類の生息地や渡りの経路、中継地点等、当該種の生息に大きな影響が
想定される地域への立地を避ける。
6.水源や生物の生息基盤として特に重要な地下水の涵養と想定される地域
への立地を避ける。
計画地の
計画地の選定段階
希少淡水魚等水生生物の生息環境に影響を与えやすい環境利用の自粛
希少な昆虫やホタル等の生息環境に影響を与えやすい環境利用の自粛
希少な哺乳類等の生息環境に影響を与えやすい環境利用の自粛
希少な植物の生育環境に影響を与えやすい環境利用の自粛
1.保全上重要な植物種、動物種の生育、生息地の周辺地域に立地、計画す
る場合は、周辺にもこれらが分布する可能性があるため、事前に調査を行
い、保全上重要な対象の存在が明らかになった場合には、立地、計画を避け
るよう努める。
2.自然公園や自然環境保全地域、その他公的に指定又は整備された良好な
自然とのふれあいの場への立地、計画を避ける。
3.里山や水辺等古くから地域で親しまれていたり、不特定多数の人が利用し
種の多様性の保全や確保、生息環境に影響を与えやすい環境利用の自粛 ている自然とのふれあいの場への立地、計画を避ける。
4.湧水地点、ため池、自然性の高い水辺等(河川・沢等)への立地を避けるよ
良好な自然や連続した水辺や樹林地を分断する環境利用の自粛
うに努める。
1-2 地域の
地域の生態系に
生態系に影響を
影響を与えやすい環境利用
えやすい環境利用は
環境利用は自粛する
自粛する。
する。
2
計画地における
計画地における土地利用及
における土地利用及び
土地利用及び施設配置等構想段階に
施設配置等構想段階に係る環境配慮
2-1 希少野生生物の
希少野生生物の生息・
生息・生育環境の
生育環境の保全や
保全や確保に
確保に努める。
める。
スイゲンゼニタナゴ・アユモドキの保全、生息環境の保全・確保
希少な両生類や水生生物種の保全、生息環境の保全・確保
1.希少な野鳥の繁殖地、営巣地はもとより、主要な採餌場、移動経路を回避
した事業内容を検討する。
2.希少な昆虫の卵や、幼虫、成虫等の成長過程に応じて依存する生息環境
全体の保全に努める。
3.希少植物の植生の面的改変量の低減、連続性の確保に努める。また、改
変した部分には現存植生・潜在植生等を考慮した植栽を行い、減少した生
息・生育環境を修復する。
希少な昆虫やホタル等の保全、生息環境の保全・確保
希少な哺乳類等の保全や生息環境の保全・確保
希少な植物の保全や生育環境の保全・確保
水鳥や水生生物の生息地としてのヨシ原や池の自然の保全・確保
希少野生生物の保全に向け、法令等に基づいた届出手続きの実施
2-2 希少野生生物
希少野生生物の
の生態や
生態や生息・
生息・生育環境への
生育環境への影響
への影響を
影響を避けるように努
けるように努め 1.産卵時期における産卵場所の水量の確保、及び水質の変化が生じないよ
る。
うに配慮する。
2.動植物の繁殖場所など重要な機能を持つ場所を改変する場合は、ホタル
水辺の自然や希少野生生物の産卵・繁殖環境の保全
護岸の設置等、従前の機能が極力保全されるような整備を検討する。
3.捨石工等河床に空隙や変化をつくり、水生生物や魚類の隠れ場所等の生
息環境確保に努める。
水生生物の生息環境としての連続した水辺や樹林等の保全
4.河川は動物の移動経路でもあるので、上下流方向の連続性を確保する。
5.堰堤を設置したり河床に段差が生じる場合は、魚類の移動経路の確保に
渡り鳥の飛来地や渡り経路での良好な緑地や水辺の保全
努める。魚道を設置する場合は、多段式階段、スロープ式、蛇行式等生息し
ている魚類に適したものをそれぞれの場所で検討するとともに、魚道を遡上
希少野生生物の保全に向け良好な水循環や生物移動空間の保全
する魚だけでなく降下する魚にも配慮する。また、魚道が機能するように定期
的にメンテナンスを行う。
干拓地の適切な生態系の保全
2-3 周辺と
周辺と一体となった
一体となった生態系
となった生態系ネットワーク
生態系ネットワークの
ネットワークの形成に
形成に努める。
める。
希少野生生物の生息地や周辺での生息環境や移動空間の分断等の回避
1.道路を横断するカルバート、オーバーブリッジ等を設置して動物の移動路
の確保に努める
2.側溝や集水升等に落下した小動物の脱出のためのスロープの設置に努め
る。
3.道路が樹林帯を分断する場合は、道路沿いに樹高の高い樹林帯を創出す
るなど、道路上空を低く飛翔する鳥類が走行車両に衝突しないよう配慮を行
う。
1.里山や雑木林、社寺林、緑地公園、湖沼、湿地などを、河川に沿った水辺
林や、道路に沿った緩衝樹林帯、水路などで結ぶことによって、多様な生物
における生物生息空間の連続性を確保する。
水辺の多様な自然の保全や創出等、良好な水辺空間の再生
2.蛇行した河道、早瀬や淵澱み、ワンド、多孔質護岸の採用や木工沈床、低
水部への自然石の設置等、河川の自然的な形状を保全又は復元・創出し、
湧水地や湿地、水辺など自然の保全・活用に留意した施設配置等の検討 生物の生息に必要な環境条件の多様性の確保に努める。また、護岸が直線
的な構造物の場合であっても、蛇行した流れを確保することなどを検討する。
2-4 水辺や
水辺や緑地等、
緑地等、野生生物の
野生生物の移動空間の
移動空間の確保に
確保に努める。
める。
旧河道や昔の河川・水辺形態等を活かした自然復元等
2-5 地域
地域で
で保護の
保護の対象になっている
対象になっている野生生物
になっている野生生物の
野生生物の生息・
生息・生育環境の
生育環境の復元に
復元に 1.改変した水辺については、水辺植物の植栽等により、水生生物の生息環境
配慮した
の復元に努める。
配慮した工法
した工法や
工法や整備手法に
整備手法に努める。
める。
2.構造物には自然素材を可能な限り利用し生物生息空間の保全・創出に努
める。
3.水制には、澱みや深みなど多様な流れが生じる形状を工夫したり、巨石な
ど空隙構造をもつ材料の採用に努める。
4.魚類などの隠れ場所になっている場所を改変する場合は、魚巣ブロックの
設置等により事業後における代替え環境を整備し影響の低減に努める。
2-6 身近な
身近な自然とのふれあい
自然とのふれあい空間
とのふれあい空間の
空間の確保に
確保に努める。
める。
1.自然とのふれあいの場周辺に樹林帯を確保するなど、騒音の防止や視覚
的な環境変化を低減する。
2.橋のたもとなどの自然とのふれあい活動の場に適した場所にあっては、必
要に応じて歩行者が休息し、また、川や橋を眺めることが出来るよう、周辺景
観と調和した広場の整備に配慮する。
3.河川敷の整備や河川周辺との一体的な整備など、河川を利用した水との
ふれあい空間を創出する。
4.工事行程の工夫等により、利用の多い時期への影響を抑える。
5.工事中の騒音が、自然公園や親水公園などにおける散策や釣り、バード
ウォッチング等の自然とのふれあい活動にできる限り影響をあたえないよう、
低騒音型機械の使用や防音壁の設置等の対策を講じる。
6.工事によるアクセスの阻害を生じるような場合には、迂回のアクセスルート
を確保する。
2-7 希少野生生物生息
希少野生生物生息・
・生育地の
生育地の上流域や
上流域や隣接地域では
隣接地域では、
では、適切な
適切な保全対 1.減水影響等により、下流の利水、水域利用に重大な影響を及ぼすような位
策に努める 。
置への立地を避けるように努める。
2.やむを得ず下流の利水や水域利用に影響する可能性のある位置に立地す
希少野生生物生息・生育地を含む集水域単位での保全・管理
る場合は、適切な河川維持流量を設定する。
隣接下流域の希少野生生物の生息・生育環境の保全
隣接地の希少野生生物の生息・生育環境や移動環境の保全
1.動植物の生息・生育環境保全のため、水質、水象(河川水の量、地下水位
等)の変化等による生息・生育環境の悪化を生じないような対策を講じる。特
に、地下水や湧水に依存する動植物が存在する場合、地下水の流れへの影
農林地等緑地の水源かん養機能の維持など、生息・生育環境の保全
響を及ぼすような土地造成、地下構造物等を避けるよう努める。
2.伏流水及び地下水の分断、流域の変更、河川の流路の改変等をできる限
ため池の保全や後背流域における緑地の諸機能の維持など、生息・生育環境 り抑えるように努める。
2-8 地域
地域の
の良好な
良好な水循環を
水循環を形成している
形成している諸機能
している諸機能の
諸機能の維持や
維持や環境条件の
環境条件の保
全に配慮する
配慮する。
する。
の保全
地下水かん養機能の維持・増進や湧水の保全など、生息・生育環境の保全
流出かん養機能や低水流量の保全と一体となった生物生息環境の保全に配
慮
2-9 多様
多様な
な野生生物が
野生生物が生息・
生息・生育する
生育する水辺
する水辺や
水辺や樹林地の
樹林地の確保・
確保・創出に
創出に配慮 1.川沿いの樹木は、生物の生息環境として重要な役割を果たしている場合も
多いことから、治水上支障のない範囲でできる限り伐らずに残すよう努める。
する。
する。
2.樹林を改変する場合は、動物への影響を低減するため、鳥類等の餌となる
河川や水路の良好な水辺の自然環境の保全
ような実がなる樹木などの植樹に努める。
3.屋敷林、鎮守の森は周辺の森林から孤立しており、その範囲内において特
干拓地での農地や水路の適切な管理など、身近な生物の生息・生育環境 有な生態系があるため、事業の実施に当たってはこれらを回避するよう努め
の保全
る。
河岸等の浸食防止に留意した多様な水辺環境の創出
内水氾濫や浸水等に配慮した適切な水辺環境の創出
斜面地の市街地での緑化推進など、里山景観の向上
社叢林など適切な森林の管理など、里山の多様な植物の生育環境の保全
2-10 巨樹
巨樹、
、巨木、
巨木、自然地形等景観資源の
自然地形等景観資源の保全と
保全と活用に
活用に留意した
留意した施設配置
した施設配置 1.既存の大径木の保全、活用に努める。
等を検討する
2.現地木や、地域の特性に配慮した樹種による整備に努める。
検討する。
する。
3.地域の特性を形成する重要な地形・地質等の改変に努める。
2-11 湧水地
湧水地・
・湿地等の
湿地等の自然地形の
自然地形の保全と
保全と活用に
活用に留意した
留意した施設配置等
した施設配置等を
施設配置等を検 1.水道水源、湧水地点、ため池、自然性の高い水辺地等にやむを得ず立地、
討する。
計画する場合は、施設配置や構造等の工夫により、直接的な改変をできる限
する。
り行わないよう努める。
2-12 土地の
土地の改変や
改変や土の移動量を
移動量を最小にした
最小にした施設配置等
にした施設配置等を
施設配置等を検討する
検討する。
する。
1.大規模な盛り土や切り土の発生を回避するよう努める。
2.建設発生土の発生抑制に努めるとともに、建設発生土の処分は他の事業
に有効活用するなど、新たな自然環境への影響を生じないよう努める。
3.石材等自然的な素材を用いる場合は、できる限り現地で発生したものを用
い、材料の採取による自然環境の改変を抑えるよう努める。
2-13 地下水涵養機能の
地下水涵養機能の維持・
維持・増進に
増進に留意した
留意した施設配置等
した施設配置等を
施設配置等を検討する
検討する。
する。
1.路面の舗装にあたっては、雨水の地下浸透に努めるため、透水性舗装や
浸透側溝等の導入を検討する。
2.トンネルや地下構造とする場合は、地下水の流れへの影響をできる限り抑
えるよう、地下水や地質の十分な調査を行い、必要に応じて線形や構造の変
更等地下水への影響の緩和に努める。
3.河川は地下水の涵養に重要な役割を果たしており、また、湧水によっても河
川水が形成されることから、河床や護岸は治水上支障とならない範囲で、浸
透や湧出が可能な構造とするよう努める。
2-14 緑地
緑地の
の環境保全機能の
環境保全機能の維持・
維持・増進に
増進に留意した
留意した施設配置等
した施設配置等を
施設配置等を検討す
検討す
る。
1.森林の伐採等を最小限に抑え保水能力の確保に努める。
2.市街地等緑の少ない地域においては、周辺の緑地が有する機能と連携し
た緑化を図ることにより、身近な生物の生息・生育環境の連続性の確保に努
める。
1.濁水の影響を防止するため、沈砂池や水質浄化施設等の設置をする。特
に閉鎖性の高い水域、既に汚濁の著しい水域、あるいは極めて良好な水質
の水域に排出する場合は、排水の高度処理、排水口の位置変更等の対策に
生活排水等の流入による汚濁の防止など、水生生物の生息環境の形成に配慮 努める。
2.造成面は極力早期に緑化復元し、土砂、濁水の流出防止や失われた水源
涵養機能の復元に努める。
土砂流出による汚濁や土砂堆積など水生生物の生息環境への影響に配慮
2-15 河川・
河川・水路・
水路・ため池等
ため池等の
水質保全対策に努める。
める。
池等の水質保全対策に
水の流れが非常に緩いため、富栄養化など水質汚濁の防止に配慮
3
土地の
土地の改変や
改変や工作物の
工作物の建設等の
建設等の計画や
計画や工事段階での
工事段階での環境配慮
での環境配慮
3-1 改変等工事
改変等工事にあたっては
にあたっては、
にあたっては、生息・
生息・生育環境への
生育環境への影響
への影響を
影響を極力避けるよう
極力避けるよう
に努める。
める。
3-2 植生や
植生や地形改変等による
地形改変等による地域
による地域の
地域の生態系への
生態系への影響
への影響の
影響の回避・
回避・最小化に
最小化に
工夫する
工夫する。
する。
3-3 野生生物の
野生生物の生息・
生息・生育環境の
生育環境の確保等に
確保等に留意した
留意した道路
した道路、
道路、池・堰等の
堰等の整
備を工夫する
工夫する。
する。
3-4 表土の
表土の保全と
保全と活用等による
活用等による地域
による地域の
地域の生態系に
生態系に留意した
留意した緑地
した緑地の
緑地の整備や
整備や
緑化等を
緑化等を工夫する
工夫する。
する。
3-5 希少野生生物の
希少野生生物の生息・
生息・生育環境の
生育環境の分断防止、
分断防止、代替え
代替え適地への
適地への移植
への移植
や誘導を
誘導を検討する
検討する。
する。
4
1.動物の繁殖期等、生物の生息・生育に著しい影響を与える時期の施工を避
ける。
2.水辺で産卵する両生類等については、産卵の時期に産卵場所に水量が確
保されるよう配慮する。
3.水環境に生息・成育する生物は、事業による水質の悪化など、水質の変化
が生じないように配慮する。
4.土採り場や土捨て場についても、良好な自然の地域を避け、改変を最小限
にする。
5.工事用道路や作業場、資材置き場の造成面積をできる限り少なくし、生物
の生息・生育地の保全に努める。
6.沈砂池、土止め棚、法面の早期緑化等により工事中の濁水や土砂の流出
による影響を抑える。工事中の影響がどうしても生じる場合は、水生生物の
一時的な避難等を行うよう努める。
7.建設作業機械による生息・生育地への立入や踏みつけに注意する。
8.工事機械の稼働や工事車両の走行に伴う騒音、振動によって、生息地に影
響を及ぼすことが想定される場合には、低騒音、低振動型建設機械を採用す
るなど影響の低減に努める。
9.河川や水路底床堀時には表土は分けて借り置きし埋め戻し時に上部にくる
ようにする。
10.工事に伴って一時的に改変された水路及び緑地等は、その形状、水深、
底質、水際線の材質などを元の状態の復元に努める。
11.環境への適応、地域の生態系への影響などを考慮し、できるだけ在来種
による植栽・緑化を行う。
12.法面等の緑化はできる限り早期に行い、土壌流出や表層崩壊の防止に努
める。
13.工事に伴う汚濁水等の発生、流出をできる限り抑えた工法の採用に努め
る。
14.工事中における周辺の地下水位や湧出量の変化をモニタリングするなど
状況把握に努める。
15.河川工事では、濁水、アルカリ性排水、油分等の流出防止に努める。
16.造成中には、法面の転圧やシート被覆、雨水排水処理等適切な対策を講
じて、土砂や濁水の流出防止に努める。
17.浚渫や床堀工事では、汚濁防止幕等を設置し、濁りの拡散防止に努め
る。
18.水質浄化作用や生物生息空間となることが期待できるヨシ等の植生を再
生する手法など、在来植生を利用した工法の導入を検討する。
施設の
施設の操業や
操業や供用時における
供用時における環境負荷
における環境負荷の
環境負荷の低減に
低減に係る環境配慮
4-1 施設
施設の
の供用や
供用や操業時における
操業時における野生生物
における野生生物の
野生生物の生息・
生息・生育環境への
生育環境への影響
への影響
低減に
低減に努める。
める。
4-2 過剰な
過剰な水利用や
水利用や排水等による
排水等による野生生物
による野生生物の
野生生物の生息・
生息・生育環境への
生育環境への影響
への影響
防止に
防止に努める。
める。
4-3 道路施設の
道路施設の供用や
供用や操業時等における
操業時等における野生生物
における野生生物の
野生生物の生息・
生息・生育環境へ
生育環境へ
の影響の
影響の低減に
低減に努める。
める。
1.動物の生息状況について、供用後のモニタリング調査の実施に努め、必要
に応じて復元や代償措置などの対策を講じる。
1.下流の水量の変化による影響について十分考慮し、適切な維持流量を確
保する。
1.屋外照明を設置する場合には、周辺の生活環境や野生動植物、農作物等
への悪影響を低減するよう、照明範囲、時間、照度、光源種類などの照明方
法に配慮する。
排気ガスや騒音・振動、光害等による野生生物の生息・生育環境への影響の低
2.立入防止フェンスやネット等、小動物の行動習性に配慮した侵入防止施設
減
を設置するなど、動物事故の防止に努める。
野生生物の横断ルートや施設の整備など、ロードキルの未然防止
道路や施設等の夜間照明による野生生物の生息・生育環境への影響の低減
4-4 外来生物の
外来生物の放逐や
放逐や移植防止に
移植防止に努める。
める。
5
1.法面の緑化や植栽においては、在来種を用い、外来種による生態系の攪
乱の防止に努める。
その他
その他
5-1 希少野生生物の
希少野生生物の生息・
生息・生育等の
生育等の確認と
確認と生息・
生息・生育環境の
生育環境の創出
1.動植物の生息・生育基盤が消失・縮小してしまう場合、代替え措置としてビ
オトープを復元・創出するよう努める。
2.ビオトープを設置する場合は、設置する場所の立地条件、周辺の生態系と
の関係等を把握し、適切なビオトープを創出する。
3.移動、移植する際、対象とする生物と同種の生物が既に生息、生育してい
る場合は、環境収容力が限界であるかどうか検討する。
4.ビオトープが孤立しないよう緑の回廊や水路でつないだりして、動物の移動
が確保できるようネットワーク化に努める。
5.整備した環境の適切な維持管理の方法及び体制について予め検討してお
く。
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