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2014年2月8日実施(A4:15ページ/467KB)

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2014年2月8日実施(A4:15ページ/467KB)
 ◇
生
物
生6−1∼生6−14ま で14 ペー ジありま す
。
第1 問
細 胞 に 関す る 次の 文 章 を読 み, 下の 問い (問1∼5
) に答 えょ。
〔解答番号ロ コ∼□ 口〕
細胞 に 関す る 研 究 の 進 歩 は, 顕微 鏡 の観 察 と密 接 な 関係 が あ っ た。 17世紀 に,
フ ッ ク は 手 製 の 顕 微 鏡 で コ ル ク の 切 片 を 観 察 し, コ ル ク の 内 部 が ァ た く さ ん の 部 屋
に 仕 切 ら れ て い る こ と を 見 つ け, そ の 部 屋 を “細 胞” と 名 付 け た。 19 世 紀 に な っ
て, ブ ラ ウ ン は ラ ン の 葉 の 表 皮 の 観 察 か ら, ィ 個 々 の 細 胞 に 1 個 ず つ 存 在 す る 大 き
な球状の構造の重 要性に気付いた。 この影響を受けた[ヱこ]が植物で, 翌年には
[1コが動物で, オ細胞説を唱えた。
問1 下線 部 ア に関 す る 記 述 と して 最も適 当 な もの を, 次 の ① ∼ ④ のう ち か ら−
っ選べ。 口 口
①
部 屋 は 中 空 で, そ の 仕 切 り は, 小 さ な 細 胞 が た く さ ん 集 ま っ た も の で で
き て い る。
②
そ れ ぞれ の 部 屋 に は透 明 な細胞 質が 詰ま っ て お り, 一 つ 一 つ が 細胞 であ
る。
⑧
す で に 死 ん だ組織 で あり, そ れ ぞれの部 屋 一 つ 一 つ は原 形 質 を失 っ て 中
空 と な っ て い る。
④
細胞 壁 が 厚く, 液胞 が発 達 した 一 個 の細 胞 で, そ れ ぞれ の部 屋一 つ 一 つ
は 液 胞 で あ る。
問 2 下線 部イ に相 当 する 細胞 小器 官と して 最 も適 当 な も の を, 次 の① ∼④ のう
ちから一つ 選べ。 □ コ
①
ミ ト コ ン ドリ ア
②
核
③
小胞体
④
ゴル ジ体
間3 文章中の空欄[三こコ,[コ;]に当てはまる人物名として最も適当なものを,
次 の ① ∼ ⑥ う ち か らそ れ ぞれ一 つずつ 選 べ。 ウ ー[1], エ ー[ヱ]
①
プリ ー ス トリ
②
ヨハ ンセ ン
③
シュペーマ ン
④
シュワン
⑤
フォーク ト
⑥
シュ ライ デ ン
生 6−1
問 4 下 線部イ に相 当 す る細 胞 小 器 官 に関す る記 述 と して, 誤 っ て いる も の を,
次の①∼④のうちから−つ選 べ。
国
①
ヒ ト の 成 熟 し た 赤 血 球 に は 存 在 し な い。
②
酵 母菌 に は存在 しな い。
③
精 子 が侵 入 した 直 後 の ウニ の卵 には, 二 つ 存在 す る。
④
ユ リ の 暦 の う 内 の 中 央 細 胞 に は, 二 つ 存 在 す る。
問 5 下線部 オ の細 胞 説 に 関す る記 述と して 最 も適 当 なも の を, 次 の① ∼④ のう
ちから一つ選べ。 □ コ
①
細 胞 は細 胞 か ら 生 じる。
②
あ ら ゆ る 生 物 は 細 胞 か ら 成 り 立 っ て い る。
③
細 胞 は 脂 質 膜, タ ン パ ク 質, 核 酸 の 成 分 か ら な る。
④
細 胞 は分化 す る こ と で 多様 な機能 を発 揮 する。
生 6−2
第2
問
マ ウ ス の 発 生 に 関 す る 次 の 文 章 を 読 み, 下 の 問 い (問 1∼5) に 答 え ょ。
〔解答番号ヒ コ∼ □ □〕
ア マ ウ ス の 受 精 卵 は 8 細胞 期 ご ろま でそ れ ぞれ同 じ大き さ の割 球が 生 じる。 こ の
時期 に, ィ いく つ かの割 球 を破 壊 して も 正 常 に発 生す る。 ま た, 卵 割 期 の雁 を接 着
さ せ て 一 つ の 雁 と し, 発 生 さ せ る と 1 匹 の 完 全 な マ ウ ス の 個 体 と な っ て 生 ま れ る。
黒 色 の 毛 色 の マ ウ ス と 白 色 の 毛 色 の マ ウ ス の 8 細 胞 期 の 膝 を 採 取 し, こ の自室を 接 着
し て 16 個 の 割 球 か ら な る 歴 と し た。 こ の 庭 を 胞自室期 ま で 培 養 し, 別 の 茶 色 の 毛 色 の
雌 マ ウ ス の 子 宮 に 移 植 し た。 ゥ 胞 庭 期 の自室を 構 成 す る 細 胞 の ほ と ん ど は, 胎 盤 な ど
の胎児 を発 育させ る た め に必 要 な 組織と なり,一部 の細 胞 だ けが胎 児 へと発 生す る。
発 生の過 程 で は, 胎児 の 体内 に配 偶 子の もと に なる 始原 生殖 細 胞 が 分化 する。 胎児
が 雄 の 場合, 始原 生殖 細 胞 は 精原 細 胞 に, 胎 児 が 雌 の 場合, 卵原 細 胞 と なり, 分裂
を 繰 り 返 し て 増 殖 す る。 移 植 後, 17 日 目 に マ ウ ス が 生 ま れ た。
問1
下 線 部 ア に 関 し て, カ エ ル な ど で は 3 回目 の卵割 が 動 物 極 に偏 っ て お こる
た め に, 4 つ の 小 割 球 と 4 つ の 大 割 球 が 生 じ る。 カ エ ル に お い て こ の よ う な 卵
割 が お こ る こ と に 最 も 深 く か か わ っ て い る も の を, 次 の ① ∼ ④ の う ち か ら −
つ選べ。 ヒ コ
①
細胞膜
②
核
③
卵黄
④
ミ ト コ ン ドリ ア
間 2 下線部イ の よ う な 性 質 を も っ た卵 を何と 呼ぶ か。 最 も適 当 な もの を, 次の
①∼⑤のうちから一つ選べ。 □ コ
①
等割卵
⑤
モ ザイ ク 卵
②
全割 卵
③
生 6−3
調節卵
④
誘導卵
問 3 こ の 実 験 の マ ウ ス の 染 色 体 は 2〃 = 40 で ある。 そ の う ち 1対 は性染色 体 であ
る。 次 の 間 い (a・b) に 答 え よ。
a 始 原 生 殖 細 胞 が 精 子 に な るま で の 間 で, 染 色 体 の 乗 換 えが お こ る 時期 と し
て 最 も適 当 な も の を, 次 の①∼ ⑤ のぅち か ら一 つ 選 べ。 [亘]
b
①
始原 生 殖細 胞 か ら精原細 胞へ となる 時期
②
精原 細 胞 か ら一 次 精母細胞 へと なる 時期
③
− 次 精 母細 胞 か ら 二次 精母 細胞 へと なる 時期
④
二次 精母 細 胞 か ら精細胞 へと なる 時期
⑤
精細 胞 か ら精子 へ と なる 時期
常 染 色 体 の そ れ ぞ れ で 1 回 だ け 乗 換 え が お こ っ た 場 合,1 匹 の マ ウ ス が 作 り
出 す 精 子 の 染 色 体 の 組 合せ は何通 り になる か。 最 も 適 当 な数 値 を, 次 の①∼
⑧のぅちから− つ選べ。 ロ ロ 通り
①
19
2
②
20
2
⑦
39
2
⑧
40
2
③
21
2
④
22
2
⑤
37
2
⑥
38
2
問 4 20個 の卵 形 成 に必 要 な一 次卵 母細胞 の 数 と して 最 も適 当 な 数 値 を, 次の①
∼⑥のうちから一 つ選 べ。 □ コ 個
①
5
②
10
③
20
④
30
生 6−4
⑤
40
⑥
80
問 5 下 線 部 ウ に 関 し て, 胞自室期 の自室を 構 成 す る 細 胞 の う ち, 一 つ の 細 胞 だ け が
胎 児 に な る と 仮 定 す る と, 生 ま れ て く る 可 能 性 の あ る マ ウ ス の 毛 色 と し て 適
当 な も の を, 次 の ① ∼ ⑨ の う ち か ら 二 つ 選 べ。 た だ し, 解 答 の 順 序 は 問 わ な
ぃ
。 □ □, □ □
①
黒色 の 毛 色 のマ ウス
②
白色 の 毛色 の マ ウス
③
灰 色 の 毛 色 の マ ウス
④
茶 色 の 毛 色 の マ ウス
⑤
黒色 と 白色 の ま だ ら模 様 の毛色 のマ ウス
⑥
黒色 と 茶 色 のま だ ら模 様の 毛色 のマ ウス
⑦
白色 と茶 色 の ま だ ら模 様 の 毛 色 のマ ウス
⑧
茶 色 と 灰 色 のま だ ら模様 の毛色 のマ ウス
⑨
黒色 と 白色 と 茶 色 のま だ ら模 様 の毛色 のマ ウス
生 6−5
生 物 の 問 題 は, 次 の ペ ー ジ に 続 く。
生 6−6
第3 問
) に答 えょ。
遺伝 に 関す る 次 の 文章 を読 み, 下の 問 い (問 1∼5
〔解答番号口 口∼□ 国〕
ある 希 乳 類 の 種 にお け る 体 毛 に関する 3対 の形 質 は, 直毛 の
は 捲 毛 (の に
) に対 してそ れ ぞ
) に対 して, 黒毛 (C) は 白毛 (c
対 して, 長 毛 (β) は短 毛 (る
れ優 性 で ある。
い ま, こ の 動 物 で 表 現 型 が (直 毛 ・ 長 毛 ・ 黒 毛) の 個 体 と, (捲 毛 ・ 短 毛 ・ 白 毛)
の個 体 を交 配 して 生 じた F,(雑 種第一 世代)に対 して, さ ら に (捲 毛・短毛・白毛)
の個 体 を交 配 した 結 果, 生 じた子 の表 現型 は次 のよ う な 分 離 比 を示 した。
(直 毛 ・ 長 毛): (直 毛 ・ 短 毛):(捲 毛 ・ 長 毛):(捲 毛 ・ 短 毛) =1:3:1.
:3
(直 毛 ・ 黒 毛): (直 毛 ・ 白 毛):(捲 毛 ・ 黒 毛):(捲 毛 ・ 白 毛) =4:1:1:4
問1 最 初 の 交配 に用 いた (直毛・長 毛・黒毛) の 遺伝 子 型 と して 最 も適当 な も
の を, 次 の① ∼ ⑥ のう ち か ら一 つ選 べ。 [工【コ
①
44ββCC
②
44ββCc
③
448ろCC
④
”月βろCc
⑤
4αββCC
⑥
月αβろCじ
問 2 F, の 表 現 型 と そ の 分 離 比 と して 最 も 適 当 な も の を, 次 の ① ∼ ④ の う ち か
ら−つ選べ。 ロ ロ
① (直 毛 ・ 長 毛 ・ 黒 毛):(直 毛 ・ 短 毛 ・ 黒 毛) =1:1
② (直 毛 ・ 長 毛 ・ 黒 毛):(直 毛 ・ 短 毛 ・ 白 毛) =1:1
③ (直 毛 ・ 長 毛 ・ 黒 毛):(捲 毛 ・ 長 毛 ・ 白 毛) =3:1
④ (直 毛 ・ 長 毛 ・ 黒 毛):(捲 毛 ・ 短 毛 ・ 白 毛) =1:3
問 3 今 回の 一 連 の 交 配 実 験の結 果 か ら,二つ の 遺 伝 子 の 間 で連 鎖 が あるこ とが
わ か っ た。 連 鎖 し て い る 遺 伝 子 の 組 合 せ と し て 最 も 適 当 な も の を, 次 の ① ∼
③のぅちから−つ選 べ。 口 回
①
△ と β
②
βと O
③
生 6−7
△と じ
問 4 これ らの 交 配 実 験 にお いて, 連鎖 して いる 二 つ の 遺 伝 子 間 の 組 換 え価(%)
と し て 最 も 適 当 な 数 値 を, 次 の ① ∼ ⑥ の う ち か ら 一 つ 選 べ。
①
10
②
12.5
⑤
37.5
⑥
50
③
20
④
25
問 5 遺 伝 子 型 が 不 明 な個 体の遺伝 子型 を知 る た めに は, 劣 性 形 質 を示す個 体と
そ れ を 交 配 す る こ と に よ っ て 得 られた子 世代 の 表 現 型 の 分 離 比 を調 べ ること
が 行 わ れ る。 こ の よ う な 実 験 を 何 と 呼 ぶ か。 最 も 適 当 な も の を, 次 の ① ∼ ④
のうちから− つ選 べ。 口 虹
①
戻 し交配
②
検 定交雑
③
生 6−8
近親交雑
④
核型解析
第4 問
)
) を読 み, 下の 問 い (問 1∼7
ヒ トの 肝 臓と 反 射 に 関す る 次の文 章 (A・B
に答ぇょ。〔解答番号 口 虹 ∼ □ □〕
A ヒ トの か らだで最 も 大き な器 官 で ある 肝臓 に は,心臓 か ら送り 出 さ れ た血液のお
」
、腸
ょそ 4分 の 1 が 流 入 する。 そ の ほと ん どは [ ヱ ]を経て 入 っ てく る 血 液 で, ′
で吸収 さ れた さま ざま な物 質 を含 んでいる。 一 方, 肝細 胞 に 酸 素 を 供給する 血 液
は[ヱコを通り, 肝臓に送られる。 血液は肝細胞 で処理を受けたあと, [重コを
通り 心臓 に送 られ る。 肝 臓 は, エタノ ー ルな どの有 害物 質 の 解 毒 や, [ 1 ]の分
解 で 生 じ る ア ン モ ニ ア か ら 尿 素 の 合 成 を 行 う だ け で な く, グ リ コ ー ゲ ン の 合 成 ・
貯蔵 ・ 分解 による 血 糖 量の 調 節 や, 体 温調節 も行 う 生 体 内の 大 化 学 工場 である。
ま た, 肝 臓 は 血 液 の 成 分 か らォ 胆汁 をつく り, 胆管 を通 して 分 泌 す る はた らき も あ
る。
問 1 文章中の空欄[コこ]∼[豆コに当てはまる語として最も適当な組合せを,
次 の ①∼ ⑥ の う ち か ら− っ 選 べ。 [ 匝 ]
ア
イ
ウ
①
肝動脈
肝静脈
肝門脈
②
肝動脈
肝門脈
肝 静脈
③
肝静脈
肝動脈
肝門脈
④
肝静脈
肝門脈
肝動脈
⑤
肝門脈
肝動脈
肝静脈
⑥
肝門脈
肝静脈
肝動脈
間2 文章中の空欄[コ[]に当てはまる物質として最も適当なものを, 次の①∼
④の う ち か ら一 つ 選 べ。 [ヱ匡]
①
デンプン
②
脂質
③
グル コ ース
生 6−9
④
タ ンパク 質
問 3 下線 部オ に 関連 して, 胆汁 が 分泌 さ れる 部 分 に は, す い 臓 か らのす い 液も
分 泌 さ れる こ とが 知 られて い る。 胆汁や す い 液 が 流 入 す る部 分 は どこ か。 最
も適 当 なもの を, 次 の ① ∼⑦ の う ち か ら一 つ 選 べ。 [ヱエコ
⑤
①
⑥
②
③
⑦
④
生 6−10
B
腰 か け て 楽 に 足 を た ら し, ひ ざ の 骨 の 少 し 下 を 軽 く 打 つ と, 思 わ ず 足 が 上 が る。
も
こ れ を カ し つ が い 腿 反 射 と い う。 ひ ざ 下 に つ い て い る し つ が い 胞 と, そ れ に 続 く 腿
の筋肉 (大腿 四 頭 筋) が 打たれて引き 延 ばさ れる と そ れ が 刺 激 と な り 筋肉中の受
容 器(筋 紡 錘)が 興 奮 す る。そ の 興 奮 を感 覚 ニ ュ ー ロ ンのキ軸 索 が 中枢 へと伝 える。
感 覚 ニ ュ ー ロ ン の 神 経 終 末 は 脊 髄 でク シ ナ プ ス を つ く り, そ こ で 運 動 ニ ュ ー ロ ン に
興奮 を伝 える。 運 動 ニ ュ ー ロ ンの軸 索 を伝 わ っ た 興奮 は, ヶ神 経 筋 接 合部 を経て ひ
ざの筋 肉 を収 縮 さ せ る (図 1
)。
感 覚ニ ュ ー ロ ン
筋紡 錘
脊髄
大腿四頭 筋
しつがい騰
.
1
,
ノ メ
署
図1
j
ー.
・
′
,
鋤 か ル
しつ が い腿反 射 の興奮 の伝 わ り 方 (模 式図)
問 4 反 射 と して 適 当 で な いもの を, 次 の① ∼ ④ の う ち か ら一 つ 選 べ。 [ヱZ]
①
熱 い も の に 触 れ た と き, 思 わ ず 手 を 引 っ 込 め る。
②
食 べ 物 を 口 に 入 れ た と き に, 唾 液 が 出 る。
③
室内 か ら明 る い 屋 外 に出たとき, 瞳孔が 収 縮 する。
④
食 べ 物 を 口 に入 れ て 噛み砕く。
生 6−11
問 5 下 線 部 力 に つ い て, 反 射 の 中 枢 と し て 適 当 で な い も の を, 次 の ① ∼ ④ の う
ちから−つ選べ。 座 り
①
大脳
②
中脳
③
延髄
④
脊髄
間 6 下線 部 キ・ク に お ける 興奮 の伝 わり 方 の組 合せ と して 最 も 適 当 なもの を,
次の①∼④のぅちから−つ選べ。 ロ ヨ
キ
ク
①
伝
達
伝
導
②
伝
導
伝
達
③
伝
導
伝
導
④
伝
達
伝
達
問 7 下 線 部 ケ に つ い て, こ こ に は コ リ ン エ ス テ ラ ー ゼ と 呼 ば れ る 酵 素 が 存 在 し,
これ によ っ て アセ チ ル コリ ン が速や かに分解 さ れる。 仮 に, 神 経 筋 接合部 に
コリ ンエ ス テ ラ ー ゼ を 阻害す る薬剤 を与 えた 状態 で 運動 ニ ュ ー ロ ンを刺激す
る と, どの よ う な 現 象 が 観 察 される だろう か。 最 も 適 当 な も の を, 次の①∼
④のうちから一つ 選 べ。 E ロ
①
刺 激 を 与 え続 けて も 運動 ニ ュ ー ロ ンが 興 奮 せ ず, 骨 格 筋 は弛 緩 したまま
で あ る。
②
刺 激 を 与 えて も 運 動 ニ ュ ー ロ ンは興奮 しない が, 骨 格 筋 が 収 縮 する。 そ
の後, 刺 激 を与 え続 け て も運動 ニ ュ ー ロ ンは興奮 せ ず, 骨 格 筋 は収縮 し続
け る。
③
刺 激 を 与 え る と 運 動 ニ ュ ー ロ ン が 興 奮 し, 骨 格 筋 が 収 縮 す る。 そ の 後,
刺 激 を止 める と 運動 ニ ュ ー ロ ンの興奮 は無く なる が, 骨 格 筋 は収 縮 し続 け
る。
④
刺 激 を与 える と 運 動 ニ ュ ー ロ ン が 興奮 す る が, 骨 格 筋 は弛 緩 したまま で
あ る。 そ の 後, 刺 激 を 与 え 続 け て も, 運 動 ニ ュ ー ロ ン は 興 奮 す る が, 骨 格
筋 は 弛 緩 し た ま ま で あ る。
生 6−12
第5 問
) を読 み, 下の 問 い (問 1∼4
) に
植 物 の 生活 と 環 境 に 関す る 次 の (A・B
答えよ。〔解答番号 E り ∼ E 口〕
A 植物 の成長 や 繁殖 な どの 活動 に は, ァ1年間 を 単位 と す る周 期 性が み られる。 こ
れ らの周 期 性の 多く は, 季 節 に よ っ て 変 わる 気 温や 降水 量 に応 じて 生 じて い る。
他 方, 日長 の 変 化 に 対応 して 営 ま れ る 活 動 も ある。 生物 が 日 長 の 変 化 に反 応 して
活動 す る 性 質 を光周 性 と い う。 植 物 の 場 合, 光周 性 によ り 花 芽 形 成 の調 節 を 行 う
事 例 が 数 多 く 知 ら れ て お り, さ ら に ィ そ の しく み に つ い て も し だ い に 明 ら か と な っ
て き て い る。
下 線 部 ア に つ い て, 植 物 の 活 動 や 状 態 に は, 1 日 の う ち で も 目 立 っ た 変 化 が
問1
見 ら れ る も の が あ る。 次 の (1)・(2) の 文 章 に 最 も 関 係 の 深 い 語 を 下 の ①
∼ ⑧ の うち か らそ れ ぞれ 二 つ ずつ選 べ。 た だ し, 解 答 の 順序 は問 わない。
(1) 早 朝, オ ラ ン ダイ チ ゴ (イ チ ゴ) の 葉 を 観 察 し た ら, 葉 の 縁 に 沿 っ て い
くつもの水滴ができていた。 [璽[]
, [習 コ
(2) 日 中 は水 平 よ り やや 上 に向 かい広 げられ て いた オ ジ ギ ソウの 葉が, 夜 に
は下向きに垂れ下がってぃた。 □ 四, 口 虹
①
根
圧
②
さく 状 組織
③
屈
⑤
師
管
⑥
葉
⑦
膨圧運動
枕
性
④
水
孔
⑧
春
化
間 2 下線部イ につ い て, 植 物 の 光周 性 による花 芽 形成調 節 の しく み につ いて の
説 明と して 誤 っ て いる も の を, 次の ①∼ ④の う ち か ら 一 つ 選 べ。 [コ匡コ
①
明 暗の感 知 に は, 赤色 光 と遠 赤色 光 を特 によく 吸 収 する フロリ ゲ ンと よ
ば れ る 物 質 が は た ら い て い る。
②
明 暗 周 期 は, 花 芽 を つ く る 芽 で は な く, 葉 で 感 知 し て い る。
③
フロ リ ゲ ンは同 種 の別個 体にも, ま た, 別 種 の植 物 にも同 様 な 作用 を及
ぼ す。
④
フ ロ リ ゲ ン は お も に 師 管 を 通 っ て, 茎 の 先 端 方 向 に も, そ の 逆 の 方 向 に
も 移 動 す る。
生 6−13
B 日本 国 内 で 自 生, ま た は 野外 で栽 培され て い る 4 種 の 植 物 (a∼d) を 様 々 な 明 暗
周 期 の 下 で 栽 培 し, 花 芽 が形 成 される か否 か を調 べ た と こ ろ, 図 1 に示す結果が
得 られた。 図 1の ○ は花 芽が 形成 さ れた こと を, ×は花 芽 が 形 成 さ れ な か っ たこと
を 示 し て い る。
0(時 間)
6
24
18・
12
花 芽 形成 の 有無
×
○
・x
o
○
○
×
○
O
X
O
O
0
×
○.
○
ウ
a
期
□明
期 醐暗
b.
.
c
d
′ 植物の種類
図 1 明 暗周 期 条件 と 花 芽 形成 の 有 無
間 3 図 1の 空 欄[ヱこコに当て はま る 結果 と して最 も適 当 な もの を, 次 の①∼⑥
の うち か ら一 つ 選 べ。 [コエ]
①
②
③
④
⑤
⑥
a
b
C
d
○
○
○
○
X
○
○
○
X
○
○
○
X
○
○
X
○
○
X
○
X
○
○
X
問 4 図 1 の 結 果 か ら 確 実 に い え る こ と と し て 適 当 な も の は ど れ か。 次 の ① ∼ ⑤
のうちから一つ選べ。 F り
の う ち で は, d が最 も 限界 暗期 が 長 い。
①
植物
②
a の 限界 暗期 は b の 限 界 暗 期 よ り 長 い。
③
b の 限界 暗期 と c の 限界 暗期 の長 さ は等 しい。
④
a と c は, 短 日 植 物 で あ る。
⑤
b と d は, 長 日 植 物 で あ る。
a∼ d
生 6−14
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