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保健体育科 学習指導案

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保健体育科 学習指導案
保健体育科
学習指導案
大 阪 府 立 ○ ○ 高 等 学 校
授 業 者
○ ○ ○ ○
1.実施日
平成○年○月○日(水) 6限 (14:15~15:05)
2.実施場所
体育館
3.対 象
普通科 1年6・7・8組B 女子(27 名)
4.単 元
バスケットボール
5.単元の目標
・バスケットボールの楽しさ、喜びを仲間と感じながら意欲的に学習活動に取組もうとしている。
【関心・意欲・態度】
・シュート、ドリブル、パスなどバスケットボールの基本的技術を習得し、ゲームで実践できる。 【技能】
・チームで目標設定し、ルールを理解し安全面に留意して練習やゲームができる。【思考・判断】【知識・理解】
6.教材観
バスケットボールは相対する2チームがコート内を自由に走り回ってボールを奪い合い、攻撃と守備が
交互にやってくる。ドリブル、パスなどでボールを進め、一定時間内にゴールにシュートして得点を競い
合う、スピード感あふれる集団スポーツである。また、
「走る・跳ぶ・止まる・投げる」という運動が連続
して行われ、攻防の切り替えが早く運動量も多く激しい身体運動の中で、正確なボールハンドリングや瞬
時に変化する場面に応じた状況判断を必要とするなど、総合的な身体能力が要求される運動である。
本単元では、バスケットボールへの苦手意識が少しでも改善できるよう、試合前にフリースローを取り
入れ全員がシュートする機会を与え、また必ず全員がボールに触れるなどのルールを導入し、バスケット
ボールの楽しさやできる喜びを味合わせたいと考えている。また、仲間のプレイや努力を認め合う意識を
高めるとともに、チームで互いに評価し合える雰囲気づくりに努めたい。
7.生徒観
元気がよく、運動に対して積極的に取り組もうとする生徒が多い。教師の指導に対して素直に反応する。
また、バスケットボールの経験者が数名いることから、その生徒たちを中心に楽しみながら技術の習得を
しようとする姿勢が見られる。
運動能力に差があるものの、それぞれの生徒が授業の中で「体を動かす喜びや楽しみを味わうこと」
、
「仲
間との協力の大切さを知る」
、
「運動と安全について考えを深めること」などを考えながら、行動している。
8.単元計画(全 16 時間)
1
2
3
4
5
6
7
8
(15:本時)
オリエンテーション・ハンドリング
ハンドリング・パス・ドリブル
ドリブル・ドリブルリレー
ドリブル・ゴール下シュート①
ドリブル・ゴール下シュート②
ドリブル・ゴール下・フリースロー
2メン・実技テスト(フリースロー)
9
10
11
12
13
14
2メン・アウトナンバーの攻防(2on1)
16
15
アウトナンバーの攻防(2on1→2)
アウトナンバーの攻防(3on2)
アウトナンバーの攻防(3on2→3)
試合形式(試合説明)
基礎練習・ゲーム (テスト予備日)
基礎練習・ゲーム (テスト予備日)
基礎練習・ゲーム (テスト予備日)
基礎練習・ゲーム (テスト予備日)
9.本時の目標
・バスケットボールの楽しさ、喜びを仲間と感じながら意欲的に学習活動に取組もうとし、チームでの目標
を達成させるために、ゲームで基本的技術を実践できる。【関心・意欲・態度】【思考・判断】【技能】
・ルールを理解し安全面に留意して練習やゲームができる。【知識・理解】
10.準備物
ボール 20 個、コーン青4個・赤 12 個、タイマー1台、得点板2台、ビブス(6枚×4色)
、ホイッスル2個
ゴミ箱、爪切り、ホワイトボード、ボード用マジック、ボード用クリーナー、くじ 27 本、鉛筆 27 本
結果報告用紙5枚、授業評価用紙 27 枚
11.本時案(15 時間目/16 時間中)
段階
時間
学習内容
・整列、挨拶
・点呼、出欠の確認
・本時の説明
・ランニング
導入
10 分
・準備体操
・補強運動
学習活動
教員の支援と留意点、評価の観点(●)
・各クラス1列の3列横隊に整列する。 ・生徒を素早く整列させる。
・大きな声で挨拶をする。
・大きな声で挨拶させる。
・着席して大きな声で返事をする。
・服装・頭髪・爪・装飾品・貴重品
の点検をする。
・ウォーミングアップをした後、前回の ・生徒の体調を確認する。
復習とゲームを行うことを理解する。
・本時の内容を説明する。
・3列横隊のままランニングで体育館フ
・ケガのないように、しっかりラン
ロアを2周する。
・各クラス体育委員が前に出てラジオ体 ニング・体操をするように指導す
操第1を行う。
る。
・屈伸、伸脚、アキレス腱伸ばし、手首・足
首の柔軟を行う。
●大きな声を出して素早く動き、意
欲的に取り組んでいる。
・サーキットトレーニング
(1種目5回・種目間はダッシュ)
【関心・意欲・態度】
もも上げ・腹筋・バーピージャンプ
腕立て・背筋・V字シットアップ
※バスケットコートのサイドラインからサ
イドラインを往復する。
・オールコート
ドリブルシュート
(前時までの復習)
展開
30 分
~
35 分
・4カ所に分かれて、1カ所に5つのボ ・コート2面の4カ所に人数が均等
ールでオールコートドリブルシュー に分かれる。1カ所にボールが5
トを行う。
つになるよう指示する。
・ステップは左右どちらでもいいので、 ・ステップのタイミング・シュート
1・2のタイミングで行い、シュート
の手・アクションについて説明す
は片手・両手どちらでもいいので、下
る。
から投げる。
・前の人がシュートを打ってからス
・青コーン(×)の外を通り、赤コーン
タートするように指示する。
(●)の前で必ずアクション(ドリブ
ルチェンジ・レッグスルー・ロールな
ど)を入れる。
・左右からのドリブルシュートを1周ず
つ行う。
(アクション)
○生徒の動き
●赤コーン
×青コーン
→ドリブル
・ゴール下シュート
(前時までの復習)
(狙うポイント)
・ドリブルシュート時に集まったメンバ ・直接リングを狙わず、ボードの内
ーで、1つのリングに対してゴール下 側黒ラインを狙うよう指示する。
で左右に分かれ、ゴール下シュートを ・試合時に活用することを説明し、
打つ。打った後はボールを拾い反対側 しっかり決められるように指示
の列に並ぶ。これを繰り返して行う。 する。
・オールコート
3対2→3対3
(前時までの復習)
展開
・攻める3人はパス・ドリブルを駆使し、
速い展開になるようにする。
ノーマークの味方を見つけてシュー ・ノーマークの人がボールをもらっ
トを打たせるようにする。
た場合は、まずシュートを狙うよ
・守る2人は、フリースローの半円内に う指示する。
入り、ハーフラインを越えるまでは3
ポイントラインから前にはでない。必 ・攻守の切り替えを意識させ、速
ずボールを持っている人に1人が守 い展開になるように、指示する。
りに行き、もう1人は状況を見て守
る。シュートを決められるか、守って
いる2人がボールを取れば、攻撃側と
なり、チームメイトが1人加わり反対
のコートへ攻める。
・反対側では、2人が守っている。
・3対2の状況から、攻撃側がハーフ ・3対3にならないように、時間を
ラインを越えると、守備側の1人が
かけずに速く攻めるよう指示す
サイドラインにあるスローインライ る。
ン(青コーン◎)からセンターサーク
ルのラインを踏みに行き、守備側に参 ・守備側の3人目は、センターサ
加する。
ークルのラインを踏み忘れず、
・速い攻撃で攻められると3対2となり 少しでも速く守りに行くように
ノーマークができるが、遅く攻めると 指示する。
3対3となる。
○攻撃側の生徒
パス
攻撃の向き
●ボール
×守備側の生徒
◎青コーン
3人目の守備の動き
・ゲーム
・くじを引き、5チームに分かれる。
・素早く行動するよう指示する。
・キャプテンは結果報告用紙をチームに持っ
チーム分け・準備
フリースロー 1分
試合時間 3分 30 秒
記録・移動
1分
フリースロー 1分
試合時間 3分 30 秒
て行き、メンバーにクラス・番号・氏名を ●話し合いを通じて、チームに合
記入させる。
・チームで話し合い目標を設定し、結果記録
った有効な作戦を目標と設定し
ている。
【思考・判断】
用紙に記入する。
・試合前-1分間のフリースローを行う。
入った本数がはじめの点数となる。
・時間を設定し、フリースローの
準備と審判の準備をさせる。
・試合時間は、3分30秒とする。
(交代はタッチで行う)
【組み合わせ・ルール】 ・試合のないチームは、審判・得点を分担し
試合を運営する。
・試合間は1分間とする。
結果報告用紙
参照
・本時は2試合行う。
・キャプテンは試合結果を記入する。
●状況に応じて練習で習得したこ
とを活用しようとしている。
【思考・判断】【技能】
整理
・後片付け
・ビブスとボール、得点板を片付け、ゴ ・協力して素早く片付けるよう指示
ールを元の位置に戻す。
する。
・整理運動
・各チームで整理運動をする。
・評価
・授業評価用紙に個人・チームメイトに ・目標を達成できたか、個人・チー
ついて評価する。
ムで評価できる。【思考・判断】
・集合
・本時のまとめ
次回の確認
・怪我の有無の確認を行う。
・最初の隊形に整列する。
・静かに着席して、まとめの話を聴く。・本時の内容のまとめと次回に向け
ての課題を確認する。
5分
・本時で使用した部位を意識するよ
う指示する。
・貴重品の忘れ物がないよう注意する。
・体育館シューズは脱いでから体育
館を出るよう指示する。
・挨拶した後で結果報告用紙・授業
評価用紙を提出するよう指示し、
見学者は見学レポートを出すよう
に指示する。出せない者は放課後
に提出するよう指示する。
・挨拶、解散
・大きな声で挨拶をして解散する。
・記録用紙・評価用紙を提出する。
・見学者は見学ノートを提出する。
・大きな声で挨拶させる。
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