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マイクロウェーブ試料分解装置 - Analytik Jena AG

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マイクロウェーブ試料分解装置 - Analytik Jena AG
マイクロウェーブ試料分解装置
TOPwave® –革新的テクノロジーによる最高性能
ラボでの貴重な時間を節約し、確かな安全性と品質をお届けします。
TOPwave® は、多様なユーザーニーズに的確にお応えするマイクロ波分解
システムです。ラボでのルーチン分析から難分解性のサンプルに対するア
プリケーションまで、幅広いアプリケーションを提供します。マイクロ波を
使った試料分解の新しいスタンダードとなるTOPwave ® は、特許のセン
サーコンセプトやインテリジェントデザインによって、大変高いレベルの反
応制御と操作の安全性を可能にしました。
短時間に大 量の試料を処理することが可能なので、容易に処理能力を高
めることができ、効率の良い試料の前処理ができます。また、安全で確実
な試料分解も大 切な要素です。特 殊な条 件下で操作を行う場合には、信
頼性の高いシステムや経 験豊かなパートナーが必要ですが、アナリティク
イエナのアプリケーション開発担当者は、多様なユーザーニーズに応える
ため、分解メソッドの開発に取り組んでいます。また、試料の測定と分解
は、それぞれ独 立した作 業ではなく、互いに関連しているので、測定結果
の正確性とラボの効率性を高めるために、両方の過程について相互を補
完できるようなメソッドの開発を行っています。
TOPwave®
n 多目的に利用できる試料分解システム
n現代の分解テクノロジーの多様なニーズに応えます
nセルフチェックシステムが操作の高い安全性を保証
n簡単操作と安全性を高めるインテリジェントデザイン
n高い処理能力
n各サンプルの全ての分解パラメータを記録
n 簡単操作
n 最小限の消耗品
n高度な専門性と経験による信頼性のある分解
利便性 ‒ 機能性 ‒ 安全性
テクノロジーとデザインの統合
簡単操作
TOPwave の画期的なデザインは、大変便利で使い易く、機能的です。
TOPwave ® は、装置の真上から試料分解用高圧ベッセルを装填できるトッ
円筒型オーブンチャンバーにより、チャンバー内の全ての試料にマイク
プローディングを採用し、電磁ロック付きスイングトップドアにより大変快
ロ波が均一に照射され、各試料を均等加熱分解して、均一な分解結果を
適な操作性を実現しました。独自の開発によるユニークな非接触型のモニ
提供します。また、電磁ロック式スイングトップドアの耐圧製オーブン
ターシステムは、全てのベッセル内部の温度と圧力を個別にリアルタイ
は、排気システムが内蔵されているので、オーブン内にガスが排出され
ムで正確にモニターします。この様に、様々な機能を組み合わせること
ることはありません。
で、作業の操作性を最大限に高めました。
®
堅牢で高耐用性のデザインで、長期に亘る安定再現性を実現しました。
またPFAコーティングを施した高品質ステンレスを使用しているため、耐
腐食性に優れています。化学的に不活性な材質を使用している試料分解用
安全性
高圧ベッセルは、コンタミネーションを防ぎ、取り扱いも簡単です。
TOPwave ® は、卓越したインテリジェント機能を備えているだけではな
く、高い安全基準を満たしています。特に反応性が 高い試料を分解する時
には、反応パラメータを制御することが大変重要です。非接触型の温度・圧
力センサーが、個々のベッセル内部の温度と圧力をリアルタイムでモニター
し、分解反応モニタリングによって常に反応状態を確認し、マイクロ波の出
力を調整します。全てのベッセルには過剰圧対策用ラプチャーディスクが装
備されているので、急激に過剰な圧力がかかった場合には、過剰圧をガス捕
集システムへと放出します。
画期的なコントロールシステムで確実な制御
各種センサー
SMART反応制御
ユニークなセンサーコンセプトに基づいて開発された出力コントロール
SMART反 応制御が内蔵されているので、日々のルーチンでの分解や厳
は、直接 分解容器に差し込むセンサーを使 用していた従 来のセンサーシ
しい 条 件での 分解も、簡単に行うことが できます。ベッセル の 数を含め
ステムのデメリットを解決しました。完全非接触型の高性能センサーは、
て、試料の 分解中に収 集された全てのデータは、試料の加熱を制御する
コンタミネーション、ガス漏れ、センサーの腐 食などがありません。また
出力制御のために使われます。このように、SMART反 応制御によって、
手間のかかるケーブル接続や高コストの消耗品が不要になりました。
反応条件の再現ができ、常に高い精度の試料分解を約束します。更に、発
1つのリファレンスベッセルでしかコントロールできないシステムとは異
熱反応には瞬時に対応して、マイクロ波の出力を調整します。
なり、全ての ベッセル内の試 料を個々に制 御でき、安 全で高 精度の試 料
分解ができます。
セルフチェックシステム
セルフチェックシステムが内蔵されているので、安全でメンテナンスも
光学式温度制御 RTM
ほとんど必要なく、試料分解中もラボワークに専念することができます。
リモート温 度モニタリング(RTM)で、正確に温 度を測定します。非接触
セルフチェックシステムには、全ての制御機能が大変上手く組み合わさ
型赤外線温 度センサーで、ベッセル内の温 度を制御します。測定は、ベッ
れています。それぞれのセンサーが電子系統やマグネトロン、電磁ロッ
セル内の温度が測定できるように、ベッセルの材質を透過する赤外領域で
ク式スイングトップドアの安全性をモニターします。セルフチェックシ
行われます。また、ベッセルの表面から放出される熱放射は除去されます。
ステムは、SMARTアルゴリズムなどを使って積極的に危険な作業状況
リモート温 度モニタリングは、プローブ型センサーが必要ないので、コン
を回避するので、万が一操作中に危険な事態が起きた場合でも、遮断装
タミネーション、ガス漏れ、消耗の心配がありません。この信頼性の高い
置が作動し、操作者と装置を安全に守ります。
新しいテクノロジーによってベッセル 表面温 度を内部温 度に変 換する必
要がなくなりました。
光学式圧力制御 RPM
非接触、非接続で圧 力測定が可能な、新技術を採用した特許の圧 力測定
方法、リモート圧力モニタリング(RPM)を開発しました。ベッセルの上部
にセットしたガラスリングが、内部圧 力をモニターするセンサーの役割を
します。ベッセル内部の圧 力が上昇すると、ガラスリングを透 過する光が
変化します。全てのベッセルのキャップ内にあるセンサーが、この変化を
リモート温度モニタリ
ングの原理(RTM)
記録し、個々の試料の圧力を測定します。
リモート圧力モニタリ
ングの原理 (RPM)
実際にはセンサーは下部
試料調整の精密制御
コントロールユニットは、TOPwave ® 本体から独立しており、最大限の
作業性と利便性を実現し、全ての試料分解プロセスを制御します。
また、ソフトウェアは操作が分かり易く、多彩な機能が搭載されていて、
多様 な ユーザーニーズにお応 えします。また、様 々 な 基 準 のアプリケー
ションや、個々のニーズに合ったユーザープログラム、目的のメニューも簡
単に呼び出し、使用することができます。
試料分解中に試料の反応の様子を確認することができます。データ管理
も簡単で、データの記録は、内部メモリやUSB、またはネットワーク
インターフェイスを通じて保管できます。また、外部PCと接続するこ
とで、試料分解を容易に制御し、観察することができるので大変快適で
便利です。
プログラムの選択
全てのパラメータをリアルタイムで表示
試料分解用高圧ベッセル – 簡単、安全、高効率
TOPwave® の試料分解ベッセルは、種類が豊富で目的に合わせてベッセ
ルを選択できるため、様々なニーズに合った分解ができます。最高品質
のフッ素樹脂製の試料分解高圧ベッセルは、ほとんどの試薬を使用でき
ます。しかも最小の部品点数で構成されており、工具を使用することな
く簡単に開閉できます。消耗品の数も少なく、耐用年数も長く使用でき
るため、コストを節約することができます。
特に分解の困難なアプリケーションに合わせて、特別なベッセルも用意
しています。特別なアプリケーション用のベッセルは、石英のインサー
トベッセルやセラミックジャケットを使用する高圧ベッセルを用意して
います。また試料の処理能力を高めるために、標準のローター以外に特
別なローターを用意しており、医療、食品、環境試料などのルーチン分
解に適しています。またインサートベッセルシステムは、既存のベッセ
ルで対応できる試料領域を更に広げることができます。
ベッセル
の種類
容量
[ml]
操作圧力
[bar]
最大圧力
[bar]
耐熱温度
[°
C] ベッセル
使用本数
オプション
PM 40
40
40
55
260
24
-
PM 60
60
40
60
260
12
-
PH 30
30
80
120
260
12
-
PL 100
100
40
55
260
12
-
CX 100
100
100
150
300
8
-
CX 17
17
130
190
300
12
PL 100
QX 20
20
100
150
260
12
PL 100,
PM 60
マルチ
ベッセル
10
100
150
260
8x3
PL 100,
CX 100
仕様
マイクロウェーブ出力
最大 1450W
マグネトロン周波数
2450MHz
オーブン形状
円筒型分離オーブン
オーブン内壁材質
多層膜 フッ素コーティング(耐熱約 350℃) ステンレス製
分解容器装着方式
トップローディング方式
分解容器本数
最大 24 本
ターンテーブル回転速度
6 rpm
温度モニター / 制御範囲・精度
非接触方式 / 範囲 50-300℃ 精度 ±1℃/200℃
圧力モニター / 制御範囲・精度
非接触方式 / 範囲 0-150bar 精度 ±5bar/70bar
自己診断
マグネトロン異常発生診断、マグネトロン異常温度診断、
オーブン内部温度診断、高圧トランス診断、ドアロック診断
システム制御
外部コントロールユニット
メソッド
内蔵 ( ユーザーによる拡張可能 )
メモリー
分解結果を自動記憶
表示
6 インチ液晶パネル
入力
タッチキーパネル
インターフェイス
RS232C, 9-PIN SUB-D (2X)
所用電源
200VAC 50Hz/60Hz 2300W
重量
本体 :62kg コントロールユニット :3kg
サイズ(外形 ) ㎜
本体 :530x630x420 コントロールユニット :220x240x150
設置環境
温度 15℃∼ 35℃ 湿度 80%以内 ( 結露しないこと )
騒音レベル
60dB 以下
安全基準
CE 準拠:EN335-25, EN50081, EN50082, EN61010
株式会社
アナリティクイエナ ジャパン
本社 〒240-0005 神奈川県横浜市保土ヶ谷区神戸町134番地
横浜ビジネスパーク イーストタワー11階
TEL 045-340-5740 FAX 045-340-5745
大阪オフィス〒532-0011 大阪市淀川区西中島 3-23-15-301
TEL 06-6829-7577 FAX 06-6829-7688
e-mail [email protected]
http://www.analytik-jena.co.jp
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内容は予告なしに変更されることがあります。
ご了承下さい。
詳細は弊社担当営業員または上記営業部へお問合せ下さい。
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