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Pinnacle:DICOM RT ファイルの取り出し方
Pinnacle:DICOM RT ファイルの取り出し方 *Export すると、DICOM RT データは Pinnacle の中の「DICOM」というフォルダに保 存される。このときに、別の患者のデータが DICOM フォルダに残っていると、分けるこ とが難しくなるので、DICOM フォルダは空の状態にしておく。 (4~を参照。) 1.コピーするプラン上で、File > Export 通常、 「Setup beams 2.書き出す条件を設定する。 *新しい version では、下記とやや画面が異なります。 and DRRs」はセット アップ用のビームなの で不要。 その「annotate(注釈)」 も書き出す必要はない。 複数の prescription があ る場合には、書き出す prescription が選択され ているか、確認する。 1 ① 「DICOM RT」タブを選択する *以前は、 「RTOG」タブのみしかなく、DICOM RT データとしては出せなかったが、近年 治療機が DICOM-RT に対応するようになって、 「DICOM RT」タブが利用できるようにな った。 ② 書き出す先として、「ADACRTP_SCP」を選択する ③ 書き出す内容として、POIs, ROIs, Plan, Dose Grid(場合によって DRRs.まで)を 選択する ④ DICOM Timeoutは、デフォルトでは30だが、IMRTでは時間がかかるため300とす る ⑤ 上記設定後、「Transmit Data」を押すと、DICOM RTデータが書き出される。 *もし、複数の「prescription」があり、複数を書き出す場合には、Plan と Dose Grid の みを書き出す(POIs, ROIs,は、一度のみ書き出すだけでよい。 ) 3.次に CT image を書き出す。 2 同様に、書き出す先として、 「ADACRTP_SCP」を選択して、 「Transfer Images」を押す。 4.以上で、書き出された CT images を含む DICOM RT データは、以下のフォルダに格 納されている。 ・画面下で、フォルダアイコンを選択 ・Folder Manager が開くので、最上にあるフォルダを選択する。 施設によっては、下層のフォルダが表示 される場合もあるので、そのときは、最 上のフォルダをクリックする その中の、files を開き、順次、network > DICOM を開く。 3 DICOM RT ファイルが格納されている プルダウンメニューの File から新しいフォルダを作り、患者1名分の DICOM RT データ を移す。 *このときに、別の患者のデータが DICOM フォルダに残っていると、別にすることが難 しくなるので、あらかじめ削除しておくか、別フォルダに移しておき、DICOM フォルダは 空の状態にしておく。 *Pinnacle にメディアから DICOM RT データを読み込ませる場合には、このフォルダに データを入れると読み込める。 5.DICOM RT データを Pinnacle から取り出すにはいくつかの方法がある。 ①一般的には、Pinnacle がネットワークで WindowsPC と接続されている(治療装置や治 療 RIS の WindowsPC に、接続されていることが多い)。その場合には、Windows PC に DICOM RT データを移動し、CD 等にコピーする。 そのほかの方法としては、 ②Pinnacle マシンは、CD を読み込むことはできる。しかし、CD に書き込む場合には、空 CD を mount するコマンドを打ち込む必要がある。 ③最近の Pinnacle では、USB メモリが使える場合が多いので、USB メモリを介して移動 させる方法もある(古いタイプでは対応していない。) いずれにせよ、施設により異なるため、不明の場合には、メーカーに確認が必要。 2012.7.24 作成 4