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― CASE STUDY ― モデルサージェリーで活躍する3Dプリンター ヴェリテクリニック様では ProJet160 を導入し CT データからモデリングしたデータを出力、 シリコンバッグ等作成時に患者頭蓋骨模型を作成し、適切な大きさ・弾力の製品を製造し美容整形手術時間の短縮及 びクオリティの高い施術を可能にしておられます。また、美容整形の患者様対象にインフォームドコンセントを通し てより患者様満足度の高い治療をおこなっています。 3D プリンタ導入前の課題 ヴェリテクリニック様では鼻や額に関する美容形成手術を希望される患者様が多く、患者様の手術時間に対する負担や、よ り希望に合わせた仕上がりを提供するために、以前より他業者へ頭蓋骨の造形モデルを依頼し、そのモデルを元に患者様と ※ カウンセリングを実施、モデルサージェリーをおこなっていました。 3D プリンター導入前まではモデル作成を外注業者へ 依頼しており、患者様より CT データを受け取った後、 早くて 1 週間、時間がかかる時には、約 1 ヶ月程度 造形モデルの納品までに時間がかかっていました。 頭の CT を撮影 モデル作成時間の短縮 ProJet160 を導入後、頭蓋骨造形モデルが約 6 時間で作成ができ、多いときで 1 日2モデル作成することができるようになりま した。これにより、患者様をお待たせすることなく、手術まで至ることができるようになりました。 CT データから3D プリンタ用の STL ファイルを作成する TomoshopViewer も同時に導入し、サポートを頂きながら特に難しい操 作も必要なく、3D プリンタにて造形モデルの作成ができています。プリンタで造形したモデルの活用方法の一例としては、オー ダーメイドのシリコンプロテーゼの作成があります。既製品のプロテーゼの場合、一人一人の患者様の骨の輪郭にプロテーゼが 完全にフィットするとは限りません。そのため、完全に骨の輪郭にフィットするプロテーゼを作成するために、患者様の顔の骨 の CT を撮影しデータ化した後、3D プリンタでモデルを出力します。ヒアルロン酸注射によるシミュレーションで得られた厚み にあわせて、実態モデルの輪郭にフィットするシリコンプロテーゼを作成します。 既製品プロテーゼ 患者様の CT データからプリントしたモデル オーダーメイドプロテーゼ Tomoshop viewer でモデル作成 DICOM データをアーチファクト等除去した後、STL データに変換。各医院でデータを作 成し、3D プリンターが設置されている製造工場へデータを送っています。 企業情報 ※モデルサージェリー 美容・形成外科ヴェリテクリニック CT で得た画像データを元に、実物大に作製した模型 https://www.veriteclinic.or.jp/ を用いて手術前のシミュレーションをおこなうこと DICOM データを STL に変換 東朋テクノロジー株式会社 住所:愛知県名古屋市中区栄三丁目 10-22 TEL:052-251-7250 Email:[email protected] HP:http://www.toho-tec.co.jp/3d/ この掲載記事は弊社の取材をもとに制作されました (C) Copyright 2016 Toho Technology Corporation.All rights reserved.