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ご参考資料 インドネシアの株式市場は史上最高値を更新する 方 債券

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ご参考資料 インドネシアの株式市場は史上最高値を更新する 方 債券
ご参考資料
2013年2月20日号(対象期間:2013年2月4日-2013年2月15日)
インドネシアの株式市場は史上最高値を更新する一方、債券市場はほぼ横ばいで推移し、為替はインドネシアルピア高円安が
インドネシアの株式市場は史上最高値を更新する
方 債券市場はほぼ横ばいで推移し 為替はインドネシアルピア高円安が
進みました。インドネシアの代表的株価指数であるジャカルタ総合指数*は、企業業績に対する期待などから3週続伸し、初めて
4,600ポイントを超えました。また、インドネシアは3年連続で6%台の高い実質国内総生産(GDP)成長率を達成しました。GDPに
ついては、ニュース欄と2ページ目の基礎講座をご参照ください。*出所:Indonesia Stock Exchange
[株式市場]ジャカルタ総合指数の推移
(ポイント)
6,000
5,000
,
[株式市場]
個別銘柄をみると、上昇が目立ったのはブミ・リソーシズ(石炭・石
油)です。筆頭株主の英ブミ社(持株比率29.2%)の保有株式に対す
る買収提案に進展があったことが好感され、対象期間中に27%上昇
しました また 1月末にアナリストの推奨引上げがあったメディア・ヌ
しました。また、1月末にアナリストの推奨引上げがあったメディア
ヌ
サンタラ・シトラ(マルチメディア)とインドフード・サクセス・マクムール
(食品)は、対象期間中にそれぞれ12.8%と12.6%上昇しました。
週間騰落率
日付
終値
(前週末比)
2月1日 4,481.63
2月8日 4,491.27
0.2%
2月15日 4,609.79
2.6%
4,000
3,000
[債券市場]
インドネシア10年国債の利回りは、2月4日に一時5.30%を上回りまし
たが、その後は5.24%から5.28%のレンジ内の動きとなり、ほぼ横ば
いで対象期間中の取引を終えました。インドネシア中央銀行は2月12
日に政策金利(銀行間取引における目標誘導金利)を予想通り
5.75%に据置きました。
2,000
1,000
2006年12月
2009年1月
2011年1月
2013年2月
出所:Bloomberg L
L.P.のデ
P のデータに基づきイーストスプリング・インベストメンツ作成
タに基づきイ ストスプリング・インベストメンツ作成。
上記のグラフは2006年12月28日からの推移を示しています。
[為替市場]
米国財務次官による安倍政権の経済政策を支持する発言を受けて、
対主要通貨で円安が進む中、対インドネシアルピアでも一時100イン
ドネシアルピア=0.98円を超える大幅なインドネシアルピア高円安と
なりました。その後は、週末の主要20ヵ国・地域(G20)財務相・中央
銀行総裁会議を前に円は買戻され、結局、100インドネシアルピア=
0.958円で対象期間中の取引を終えました。
[債券市場]インドネシア自国通貨建て10年国債利回りの推移
25%
日付
利回り
20%
2月1日
2月8日
2月15日
5.27%
5.25%
5.26%
15%
変化幅
(前週末比)
-0.02%
0.01%
[ニュース]
インドネシア、3年連続で6%台の経済成長を達成
10%
5%
0%
2006年12月
2009年1月
2011年1月
2013年2月
経済
出所:Bloomberg L.P.のデータに基づきイーストスプリング・インベトメンツ作成。
上記のグラフは2006年12月29日からの推移を示しています。
[為替市場]インドネシアルピアの対円レートの推移
(円) 円安インドネシアルピア高
1.5
1.3
日付
為替レート
2月1日
2月8日
2月15日
0.951
0.958
0.958
週間騰落率
(前週末比)
0.7%
0.0%
ユニクロ、インドネシアに進出
1.1
0.9
産業
円高
インドネシア
ルピア安
0.7
2006年12月
2009年1月
2011年1月
インドネシア統計局が2月5日に発表した2012年の実質国
内総生産(GDP)成長率は前年比+6.2%で、2011年の同
+6.5%を小幅に下回ったものの、3年連続で6%台の高い
経済成長を達成しました。個人消費と投資は堅調でした
が、世界的な景気減速の影響で輸出が伸び悩んだことな
どが経済成長を鈍化させました。インドネシアのGDPの支
出別内訳については、2ページ目の基礎講座をご参照くだ
さい。
2013年2月
出所:Bloomberg L.P.のデータに基づきイーストスプリング・インベストメンツ作成。
上記のグラフは2006年12月29日からの推移を示しています。 (100インドネシアルピア対
円レート)
日本の衣料品店チェーン「ユニクロ」は2月13日、インドネ
シア1号店を今年夏にオープンすると発表しました。出店
するのは首都ジャカルタの中でもショッピングモールが多く
立ち並ぶ地区で、ユニクロの東南アジア店舗の中でも最
大級となる約810坪の売場となる予定です。ユニクロは
2013年1月末現在、13の国と地域に1,206店舗を展開して
いますが、世界第4位の人口を有し、堅調な経済成長を続
けるインドネシアを非常に重要な市場とみています。経済
成長が著しく、中間層の大幅な増加が見込まれるインドネ
シアは、日本企業からの注目も高く、今年になってからも
日本の小売業としては初めてイオンが現地企業と合弁し、
直接出資により大型店を出すという計画が報道されてい
ます。
英国プルーデンシャル社はイーストスプリング・インベストメンツ株式会社の最終親会社です。最終親会社およびそのグループ会社は主に米国で事業を
展開しているプルデンシャル・ファイナンシャル社とはなんら関係がありません。
1/2
ご参考資料
2013年2月20日号(対象期間:2013年2月4日-2013年2月15日)
[インドネシア基礎講座] インドネシア経済: 外需依存度は低く、堅調な内需が支える
インドネシア経済は(図1)に示すように、個人消費や投資(総固定資本形成)を中心とする内需のウェイトが高く、外需のウェイトが比較的低
い構造となっています インドネシアの名目国内総生産(GDP)に占める輸出と輸入の割合は それぞれ24 3%と25 8%ですが これは ベト
い構造となっています。インドネシアの名目国内総生産(GDP)に占める輸出と輸入の割合は、それぞれ24.3%と25.8%ですが、これは、ベト
ナムの輸出77.0%、輸入84.8%、マレーシアの輸出79.3%、輸入65.1%、タイの輸出65.5%、輸入66.2%などと比べて大幅に低くなっています
(インドネシアは2012年、インドネシア以外の国は2011年の数値)。インドネシアの2012年の実質GDP成長率は前年比+6.2%で2011年の
+6.5%から小幅に鈍化しましたが、その主な要因は世界的な景気減速に伴う輸出の伸び悩みです。(図2)に示すように、輸出の伸び率は
2011年の+13.6%から2012年の+2.0%に大きく落込みました。これに対して、個人消費の伸び率は2011年の+4.7%から2012年の+5.3%に、
投資の伸び率は2011年の+8.8%から2012年の+9.8%にむしろ加速しています。
(図1)インドネシアの名目GDP(2012年)の支出別構成
(図2)インドネシアの実質GDPの支出別成長率
15%
その他
3.4%
投資* 33.2%
政府消費
8.9%
13.6%
9.8%
10%
個人消費
54.6%
13.3%
8.8%
6.7%
その他の内訳
5.3%
在庫投資
2.2%
輸出
24.3%
輸入
-25.8%
統計上の不突合
5%
4.7%
3.2%
1.2%
2.0%
2.8%
0%
* 総固定資本形成
個人消費 政府消費
投資
輸出
2011年
2012年
四捨五入の関係上、合計値が100%にならないことがあります。
出所 上記 図表は ずれも イ ドネシ 統計局 デ タに基づきイ
出所:上記の図表はいずれも、インドネシア統計局のデータに基づきイーストスプリング・インベストメンツ作成。
ト プリ グ イ ベ トメ
作成
輸入
イーストスプリング・インベストメンツ株式会社について
160年以上の歴史を有する英国の金融サービスグループの一員です。
●イーストスプリング・インベストメンツ株式会社は、1999年の設立以来、日本の投資家のみなさまに資産
運用サービスを提供しています。
●イーストスプリング・インベストメンツ株式会社の最終親会社は、英国、米国、アジアをはじめとした世界
各国で業務を展開しています。
●最終親会社グループはいち早くアジアの成長性に着目し、アジアでは13の国や地域で生命保険および
最終親会社グ
早
成長性 着目 、
国
域
命保険お
資産運用を中心に金融サービスを提供しています。最終親会社グループの運用資産総額は、2012年
6月末現在、約3,630億ポンド(約45兆円、1ポンド=123.12円)に上ります。
アジア株式・債券の運用拠点であるイーストスプリング・インベストメンツ(シンガポール)リミテッドについて
■アジア地域を幅広くカバーする資産運用会社で、インドネシアを含むアジア株式・債券に関する専門知識と豊富な経験を最大限活用した運用を行い
ます。
■株式運用においてはボトムアップ・アプローチによる銘柄選択で厳選したポートフォリオの構築とリスク管理を重視、債券運用においては金利、クレ
ジット、為替に対してファンダメンタルズ、バリュエーション、テクニカル等複数の視点で分析、ポートフォリオを構築し、トータル・リターンの最大化を目
指した運用を行います。
[当資料に関しご留意いただきたい事項]
当資料は、インドネシアの証券市場と政治、経済、文化等にかかる情報提供のみを目的として、イーストスプリング・インベストメンツ株式会社(「当社」)が
株式会社DZHフィナンシャルリサーチに情報提供を依頼し作成したもので、特定の金融商品等の勧誘・販売を目的とするものではありません。また、金融
商品取引法に基づく開示資料でもありません。当資料には、現在の見解および予想に基づく将来の見通しが含まれることがありますが、事前の通知なく
これらを変更したり修正したりすることがあります。また、将来の市場環境の変動等を保証するものではありません。当資料で使用しているグラフ、パ
フォーマンス等は参考データをご提供する目的で作成したものです。数値等の内容は過去の実績や将来の予測を示したものであり、将来を保証するもの
ではありません。当資料は信頼できると判断された材料を使い、十分な注意を払って作成していますが、当社および株式会社DZHフィナンシャルリサーチ
はありません 当資料は信頼 きると判断された材料を使
十分な注意を払
作成し
ますが 当社および株式会社
ナ シ
リサ チ
は、必ずしもその正確性、完全性をお約束するものではありません。また、掲載された企業につきましては、あくまで直近のトピックとしてご紹介させてい
ただいたものであり、個別銘柄の売買の推奨を意図したものではなく、当社が運用を行う投資信託への組入れを示唆するものでもありません。
イーストスプリング・インベストメンツ株式会社 金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第379号
加入協会 一般社団法人投資信託協会/一般社団法人日本投資顧問業協会
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