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総合戦略の骨子・検討の方向性について

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総合戦略の骨子・検討の方向性について
資料7
多摩市まち・ひと・しごと創生総合戦略検討資料
~ 総合戦略の骨子・検討の方向性について ~
平成27年10月8日
第1回 多摩市まち・ひと・しごと創生総合戦略検討委員会資料
■多摩市まち・ひと・しごと創生総合戦略策定の方向性
多摩市人口ビジョンで示された課題と目指すべき方向、国の総合戦略における基本目標等を勘案し、多摩市まち・ひと・しごと創生総合戦略の基本
目標を定める。総合戦略の具体的な取組みは、第五次多摩市総合計画第2期基本計画で策定された政策・施策を基本とし、持続可能な行財
政運営を前提として策定する。
多摩市人口ビジョン
多摩市まち・ひと・しごと創生総合戦略
(参考)国の総合戦略
人口動態における課題
基本目標
基本目標
(現状・将来見込み)
● 将来的には人口が大幅に減少
 しごと・ひとの好循環づくり
~50年度の総人口は32%減~
● 高齢化の急速な進行
①安定した雇用を創出する
~50年後の高齢化率は43%に~
~多様な就業を支える環境づくり~
 「しごと」と「ひと」の好循環作り
①地方における安定した雇用を
創出する
● 生産年齢人口の減少と少子化
~出生率は全国平均を大きく下回る~
②新しい人の流れをつくる
~新たな交流と若い世代の呼び込み
~
②地方への新しいひとの流れを
つくる
目指すべき将来の方向
(人口の将来展望等)
●若い世代の流入と出生数の増加
~人口減少の緩和、人口構成のバランス化~
⇒ ・若い世代の呼び込み・定住促進
・出産・子育てしやすい地域づくり
・多様な就業を支える環境づくり
~仕事と子育てを両立できる地域づくり~
③若い世代の結婚・出産・子育て
の希望をかなえる
など
●いつまでも安心して暮らせるまちづくり
~まちの魅力の更なる向上や高齢化への対応、
基盤強化による、人口減少の中での持続可能
なまち、豊かなまちの実現~
⇒ ・“健幸”に暮らせるまちづくり
・コミュニティ・ネットワーク
・持続可能な財政運営
③子育て・子育ちをみんなで支える
 好循環を支える、まちの基盤づくり
④いつまでも安心してくらし
続けられるまちをつくる
~“健幸”に暮らせるまちづくり~
など
 好循環を支える、まちの活性化
④時代に合った地域をつくり、安心
なくらしを守るとともに、地域と
地域を連携する
2
■基本目標① 安定した雇用を創出する
~多様な就業を支える環境づくり~
■基本目標における数値目標(平成26年度 → 平成31年度)
Ⅰ.●●●●:
●●●→●●●
Ⅱ. ●●●●:
●●●→●●●
■基本的方向
雇用機会や新しいビジネスの創出を促進するとともに、多様な世代が安心して働き、活躍する環境を整備することで、
地域経済のさらなる活性化を推進する。
■施策・具体的な取組み例
※取組みごとに重要業績評価指標(KPI)を設定
(1)地元雇用の創出 :企業誘致の推進、商工業の振興(中小企業等支援)
(2)女性の就労支援 :女性のための就労支援施設の整備推進
(3)若い世代の創業支援:創業支援、市内事業者の継業支援
(4)シニア世代の活躍支援:コミュニティビジネス支援、活躍の機会と場づくり
■総合戦略で取り組むべき視点とキーワード(多摩市の現状や人口ビジョンを踏まえて)
・地元雇用の創出、創業・継業支援を行うことで、安定した雇用の土壌を生成する。
・女性就業者の約半数が市内就業であることもあり、職住近接を意識した就労支援を行うことで子育て中の女性でも働きやすい環境を作る。
・高齢化が進んでいく一方で多摩市には元気なシニア世代が多いという特徴を活かして、シニア世代の活躍をサポートする。
<キーワード:雇用促進、就労支援、創業支援、活躍の場>
3
■基本目標② 新しい人の流れをつくる ~新たな交流と若い世代の呼び込み~
■基本目標における数値目標(平成26年度 → 平成31年度)
Ⅰ.●●●●:
●●●→●●●
Ⅱ. ●●●●:
●●●→●●●
■基本的方向
地域資源を最大限活かし、主に若い世代や子育て世代に向けて多摩市の魅力を発信することで、新たな交流の促
進を図る。併せて、魅力的な住宅の整備促進や若い世代の視点での街の活性化を推進し居住促進につなげていく。
■施策・具体的な取組み例
※取組みごとに重要業績評価指標(KPI)を設定
(1)若い世代・子育て世代の定住促進 :近居・隣居の推進、空家対策、住替え支援、
住宅リノベーション支援、定住促進PR
(2)学生のまちづくりへの参画促進 :学生主体のまちづくり検討体制構築、地域と学生の交流促進
(3)新たな交流の促進 :交流人口促進(シティセールス・魅力発信、観光PR)、特色ある公園づくり、
市内回遊につながるスポーツイベントの実施
(4)地域ブランドの創造 :市内産品を使った新たな特産品の開発、多摩市のブランディング推進
■総合戦略で取り組むべき視点とキーワード(多摩市の現状や人口ビジョンを踏まえて)
・住みやすい環境が存在する多摩市で、魅力的な住宅を提供し、情報発信を行うことで、若い世代・子育て世代の定住を図る。
・多摩市は学生の流入が多いこともあり、学生にまちづくりに参画してもらうことで市への愛着を持ってもらうとともに、まちの活性化を図る。
・アニメーション、東京ヴェルディなどの多摩市ならではの魅力を積極的に発信することで、交流の促進と地域ブランドを形成する。
<キーワード:魅力発信、関心喚起、来街促進、定住促進>
4
■基本目標③ 子育て・子育ちをみんなで支える
~仕事と子育てを両立できる地域づくり~
■基本目標における数値目標(平成26年度 → 平成31年度)
Ⅰ.●●●●:
●●●→●●●
Ⅱ. ●●●●:
●●●→●●●
■基本的方向
出産・子育て・仕事との両立がしやすい環境を、行政によるサービスと地域によるサポートの両面から作り出すことで、
子育てを支援する。また教育においても特色ある教育を推進し、出産から教育まで切れ目のない支援を行う。
■施策・具体的な取組み例
※取組みごとに重要業績評価指標(KPI)を設定
(1)子育てを支える保育サービスの基盤整備 :保育所の待機児対策、就労と子育ての両立支援、
子どもの居場所づくり(学童保育・放課後子ども教室等)
(2)地域ぐるみの子育て・子育ち支援:地域子育て支援拠点施設の機能強化、
子どもと親子の居場所づくり、子育て・子育ちを支えるネットワークづくり
(3)特色ある教育の推進 :持続発展教育・ESDの推進、地域教育力支援事業の拡充
※<再掲>女性の就労支援、若い世代・子育て世代の定住促進
■総合戦略で取り組むべき視点とキーワード(多摩市の現状や人口ビジョンを踏まえて)
・みどりが多く、住環境も整った多摩市でのびのびと安心して子育てしてもらうために、保育サービスの一層の充実を図る。
・出産しやすい環境を目指し、地域による子育て・サポート体制を整備する。
・多摩市では、他市に先駆けESDを実践。環境教育(多摩市は豊かな環境がある特徴を活かす)の実践や、NPO(多摩市はNPO
の数が26市でも上位)・地域・大学・企業との連携を強化することで、他市にない特色ある教育を、一層推進していく。
<キーワード:両立支援、コミュニティ、教育>
5
■基本目標④ いつまでも安心してくらし続けられるまちをつくる
~“健幸”に暮らせるまちづくり~
■基本目標における数値目標(平成26年度 → 平成31年度)
Ⅰ.●●●●:
●●●→●●●
Ⅱ. ●●●●:
●●●→●●●
■基本的方向
「雇用」、「交流」、「子育て」の好循環を支えるには、そのベースとなる「まち」の基盤や地域のコミュニティが必要不可
欠であることから、そのための仕組みづくりを計画的かつ持続可能なかたちで推進していく。
■施策・具体的な取組み例
※取組みごとに重要業績評価指標(KPI)を設定
(1)多機能拠点の構築 :多摩市版「小さな拠点」の整備、多摩市版地域包括ケアシステムの検討
(2)都市基盤の整備・維持更新:多摩ニュータウン再生の推進、既成市街地の都市基盤整備の促進、
都市基盤・公共施設の維持更新とマネジメントの推進
(3)コミュニティ・ネットワーク :健康づくり地域活動の推進、地域防災体制の充実、
スマートウェルネスシティ推進事業
■総合戦略で取り組むべき視点とキーワード(多摩市の現状や人口ビジョンを踏まえて)
・多摩市は「知縁」のまちと言われ、市民の交流や活動等が盛んであることから、知縁・地縁・コミュニティのつながり・ネットワークを増進する 。
・開発から40年以上が経過した多摩ニュータウンの再生を機会と捉え、都市基盤の整備とともに安心・健幸な次世代型まちづくりを推進する。
・多摩市の取組みの柱であるスマートウェルネスシティ・多摩の創造を推進し、誰もが幸せを実感できるまちを構築する。
<キーワード:健幸、コミュニティ、ネットワーク>
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