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平成27年度伊勢原市防災訓練計画
平成27年度における防災訓練の実施について 平成27年4月 伊勢原市企画部 大規模地震災害や市域に想定される多様な災害事象が発生した際、その被害を最小限にとどめ るためには、関係機関及び地域住民相互の緊密な連携が重要となる。 平成27年度の防災訓練は、地域防災計画を踏まえ、関係機関の協力を得て、より多くの市民 が防災・減災への関心が高まるよう実践的な訓練を行う。 ついては、「1.防災訓練の取組方針」及び「2.平成27年度の防災訓練実施概要」を次の とおり定め、「自助」「共助」「公助」の効果を発揮する総合的かつ計画的な訓練を実施する。 1.防災訓練の取組方針 市は、これまでの災害の教訓や訓練の実績等を踏まえ、次の事項に重点を置いて訓練を実施 する。 (1)災害対策本部等の機能強化 市災害対策本部等の要員及び応急対策に携わる職員の災害対応力の強化を図る。 (2)防災関係機関等との連携強化 各種防災関係機関の協力を得て、連携体制の構築を図るとともに、土砂災害・浸水対策を はじめとした防災対策を推進するため、災害時協力協定事業者等との連携強化を図る。 (3)地域防災力の強化 地域住民が主体となって行う自主防災活動の充実を図るとともに、ボランティア団体、事 業所、学校等が参加・協同する訓練を実施する。 (4)防災・減災意識の高揚 市民の防災・減災意識を高めるため、各種防災訓練への積極的な参加を促すとともに、災 害発生時には自らの身の安全を守るだけでなく、地域の防災活動やボランティア活動等に参 加し主体的な防災対策活動が行えるようにするため、防災ガイドブック、市広報紙、防災研 修等を活用して、広く防災・減災の大切さを普及啓発する。 1 2.平成27年度の防災訓練実施概要 方針 (1) 災 害 対 策 本 部 等 の 機 能 強 化 NO 訓練名 概要 実施内容 1 災害情報管理システ ム操作研修 県との災害時の情報伝達手 時期:4月14日(火) 段である、県災害情報管理シス 場所:県庁 テムの操作方法を習得する(所 対象:防災課職員 管 県安全防災局)。 2 デジタル移動通信シ ステム操作研修 デジタル移動通信システム 時期:5月頃 携帯型無線機の通信.機器の操 場所:市役所 作方法の習得を図る。 対象:市職員 新採用職員防災研修 3 新採用職員を対象に、職員と 時期:7月頃 して必要な防災知識、防災技術 場所:市役所 を習得するための研修を行う。 対象:新採用職員 4 災害対策本部設置運 災害時の指揮命令を行う災害 時期:5月頃 営訓練 対策本部の設置運営手順、本部 場所:企画部職員 要員の役割等を確認する。 エムネット通信訓練 緊急事態に対処するため、内 時期:毎月 閣官房より配信される緊急情 対象:防災課職員、消防署員 報ネットワークシステム(エム ネット)の通信訓練を行う。 6 防災行政用無線通信 訓練 防災行政用無線の試験放送 時期:毎月19日 を行うとともに、デジタル移動 (雨天時・休日除く) 通信システム半固定型無線機 対象:防災課職員、各施設職 の送受信訓練を行う。 員 7 Jアラート全国一斉 情報伝達訓練 緊急時における住民への迅 時期:9月頃 速かつ確実な情報伝達に資す 対象:防災課職員等 るよう、Jアラートの全国一斉 情報伝達訓練を実施する 8 緊急地震速報対応訓 練 Jアラートを活用し、来庁者の 時期:9月頃 安全を確保するため、市職員とし 場所:本庁舎、出先機関 て取るべき適切な防災行動を確認 対象:全職員、来庁者 する。 5 2 急傾斜地崩壊危険区 域パトロール 関係機関と住民合同で、急傾 時期:5月頃 斜地崩壊危険区域の巡視を行 場所:大山、高部屋、成瀬 い、警戒対策を図る(所管 河 対象:平塚土木事務所、消防 川・下水道整備課)。 団、警察署、自治会、 土木部職員、防災課職 員 10 土砂災害防災パトロ ール(土石流・急傾 斜地崩壊危険箇所) 関係機関と連携し、土砂災害 時期:5月~6月頃 警戒区域に指定された、大山地 場所:土石流、急傾斜地崩壊 区、高部屋地区、比々多地区の 危険箇所 巡視を行う。 対象:消防署、消防団、警察 署、自治会、該当地域 対策部 11 避難所運営会議 (広域避難所運営訓 練) 広域避難所(17箇所)で、 時期:5月~7月頃 教室の割当等、災害時における 対象:各自治会長、学校職員、 避難所運営のためルール等の 市職員等 協議、検討を行う。 水防講習 出水時における水防活動が 時期:6月頃 円滑に実施されるよう、消防団 場所:消防署南分署 を対象とした水防知識の習得 対象:消防団 等を目的とした講習会を行う (所管 警防救急課) 。 9 (2) 防 災 関 係 機 関 等 と の 連 携 強 化 12 13 災害時応援協定事業 災害時応援協定の内容確認 時期:7月頃 者連絡調整会議 を行うとともに、総合防災訓練 対象:災害時協定事業者 における訓練計画を調整する。 応急給水訓練 水道事業者を講師に、断水時 時期:時期未定 における浄水場等での応急給 対象:水道事業者、都市部、 水方法を確認する。 消防部等 総合防災訓練 地域の防災力の向上をめざ 時期:8月30日(日) し、全避難場所を会場に、防災 対象:自治会、関係機関、災 関係機関及び災害時協定事業 害時協定事業者、市職 者との連携強化を図るため、総 員等 合防災訓練を実施する。 土砂災害対策訓練 土砂災害発生を想定し、情報 時期:6月5日(金) 伝受伝達訓練を実施する(所管 対象:防災課職員 県県土整備局) 。 14 15 16 3 17 (3) 地 域 防 災 力 の 強 化 18 19 防災リーダー養成研 修 飲料水兼用貯水槽等 小中学校(伊勢原中、中沢中、 時期:10月頃 取扱訓練 成瀬中、伊勢原小、成瀬小)に 対象:自治会、学校、管工事 設置する飲料水兼用貯水槽等 組合、水道局、都市部 の知識と操作方法の習得を図 職員、地域対策部、消 る。 防署員等 浸水想定区域避難訓 夜間に河川がはん濫した場 時期:H28.1月頃 練 合を想定した避難訓練を行う。 場所:浸水想定区域等 対象:消防署、消防団、警察 署、自治会、該当地域 対策部 自主防災訓練 地域住民の共助による防災 時期:随時 力の向上を図るため、自主防災 対象:各自主防災会 組織による防災訓練の実施を 促進、支援する。 防災・減災教育の実 施 災害時に、児童・生徒自が自 時期:随時 らの身を守ることができるよ う自助意識を育むとともに、生 涯の防災意識の醸成を図る。 20 21 (4) 防 災 ・ 減 災 意 識 の 高 揚 22 23 シェイクアウト訓練 地震発生時を想定し、地震の 時期:9月1日(火)(予定) (いっせい防災行動 揺れから身を守るため、一斉に 主催:県安全防災局 訓練) 安全確保行動をとる訓練を行 対象:事前登録した住民・団 う(所管 県安全防災局)。 体等 女性視点の防災対策 プロジェクト 女性の視点で防災を考え、自 時期:随時 ら防災対策を行うことができ るよう参加型の訓練・研修会等 を実施する。 防災講習会等 各種団体等の要望に応じた 時期:随時 防災講話等を行い、防災知識と 対象:各種団体等 適切な防災行動の普及啓発を 図る。 防災・減災普及啓発 活動の実施 防災ガイドブック、市広報紙 時期:随時 、市ホームページ等を活用した 防災・減災知識の普及啓発を行 う 24 25 地域防災の中核を担う自主 時期:5月~7月(全2回) 防災リーダーを養成するため、 場所:各地区公民館、コミュ 防災に関する知識や技術を習 ニティ防災センター 得するための研修を行う。 対象:自治会防災担当 4