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点検商法ソフトについて、紹介します。 点検商法とは、「点検」と称して訪問し、点検作業を行い、虚偽報告又は不安をあお ることにより、商品購入や役務提供契約を勧め、過分な改善、劣悪あるいは異常に高価 な商品や役務を行う悪徳商法ですが、そのインターネット版です。 下記のような、虚偽の内容を表示してクリックを誘い、不安や動揺を煽り、有償ソフ トのダウンロードページに誘導させ、「見つけ出した「脅威」「エラー」「警告」を解 決したいなら、いますぐダウンロードを」などと有償ソフトの購入を促す手口です。 【クリックを誘う表示画面の一例】 1.スマートフォンをアップデートする このような表示は、広告の一部となり、ウイルス対策ソフトに反応はしません。 「パソコンを無料で診断!」など、フリーソフトに添付されて、勝手にインストール されてしまうものです。 パソコンに不具合が生じているわけではありません。 クリックせずに、「無視」して下さい!! 表示画面は、常に画面に表示され続けることが多いので、インストールされたプログ ラムを探してアンインストールして下さい。 ただし、簡単にはアンインストールできない場合もあるので、ご注意下さい。 点検商法により販売されるソフトは、ソフトそのものやダウンロードペー ジには日本語表が多いですが、開発元は、ほとんどが海外です。 契約内容をよく確認しないと、1回の支払いだけではなく、解約しない限 りソ フトの更新で、年または月単位ごとに自動的にクレジット決済により引 き落とされてしまうこともあります。 また、解約は英語でしか申請できないなど、解約方法がわかりづらい場合 も多く見られます。 解約方法などで困った時には、消費者庁からの委託を受けている、海外シ ョッ ピング(インターネット・店頭取引を含む)に関するトラブルの相談窓 口の 消費者庁越境消費者センター (Cross-BorderCpnsumerCenter:CCJ) 1.スマートフォンをアップデートする や、最寄りの消費者センターなどに相談してみましょう。 何かの表示が出ても、信頼できるかどうか分からない時は、クリックしない。 判断に迷ったら、パソコンのサポートセンターなどの信用できるところに相談 してみましょう。 普段から信用できるウイルス対策ソフトを導入しておく。 商品を購入するなど、契約をする場合は、取引先のことを十分調べる。 ※販売先の会社名、住所、連絡先など、基本的な情報の掲載がない場合は、 要注意です。 お問い合わせ 栃木県警察本部生活安全部生活環境課サイバー犯罪対策室 028-621-0110