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町田市男女平等推進計画 進捗状況調査報告書(2005年度・2006年度)

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町田市男女平等推進計画 進捗状況調査報告書(2005年度・2006年度)
町田市男女平等推進計画
【進捗状況調査報告書】
―2005年度・2006年度―
2007年3月
町
田
市
−目
次―
1.はじめに ······························································ 1
2.調査の目的 ··································································1
3.調査項目 ····································································1
4.調査対象 ····································································1
5.報告書の見方 ································································1
施策の体系 ·····································································2
調査結果
基本目標Ⅰ.男女平等参画のための環境づくり ······································4
課題1.男女平等のための意識づくり ············································4
課題2.社会的・文化的に形成された性別にとらわれない教育の推進 ················12
課題3.男女平等の視点を取り入れた生涯学習活動の充実 ··························14
課題4.男女で支えあう家庭づくり ··············································18
基本目標Ⅱ.ジェンダーに敏感な視点に基づいた性の尊重 ····························24
課題1.リプロダクティブ・ヘルス/ライツ(性と生殖に関する健康/権利)の確立と健康支援 ········24
課題2.女性に対する暴力の根絶 ················································28
基本目標Ⅲ.社会活動における男女平等参画の促進 ··································34
課題1.政策・方針決定への参画の促進 ··········································34
課題2.地域活動への参画の促進 ················································36
課題3.国際交流への参画の促進 ················································38
基本目標Ⅳ.働く場での男女平等 ··················································44
課題1.男女の均等待遇と就労環境の向上 ········································44
課題2.仕事と家庭の両立支援 ··················································48
課題3.多様な働き方の推進 ····················································50
基本目標Ⅴ.男女平等参画を支える福祉の充実 ······································54
課題1.子育てへの社会的支援の充実 ············································54
課題2.高齢社会に対応した環境づくり ··········································60
課題3.福祉のまちづくりの推進 ················································64
1.はじめに
男女の人権が尊重され、性別にかかわりなく、その個性と能力を十分に発揮できる男女平等
参画社会の実現は、21 世紀の最重要課題です。
町田市では、2002 年 3 月に第 2 次女性行動計画である「町田市男女平等推進計画」を策定し、
男女平等参画社会づくりの推進に向けて取り組みを行っています。
このたび、「町田市男女平等推進計画」の着実な推進と実効性を確保するため、進捗状況調
査を実施いたしました。この調査結果をもとに、計画の更なる推進を図ってまいります。
2.調査の目的
推進計画の着実な推進と実効性を確保するため、各事業の実績を集約し、計画の進捗状況を
明らかにする。
3.調査項目
推進計画に掲げられた事業について、2005 年度∼2006 年度の所管課事業実績
※2006 年度については、特に記載がない限り 11 月末までの実績を掲載しています。
4.調査対象
全課
5.報告書の見方
左ページに「町田市男女平等推進計画」
、右ページに所管課の事業実績を掲載しています。
〇計画の構成について
<基本理念>
この計画のめざしている最終的な目標を示しています。
<基本目標>
目標達成のために、いくつかの分野に分けて設定された目標です。
<
基本目標を達成するための課題が、市の現状とともに示されています。
課
題
>
<施策の方向>
課題を受けて行う事業をまとめたもので、施策の方向性を示しています。
<事業の概要>
目標の実現に向けて市が取組む事業を列記しています。
新規で取組む事業、重点課題などについては内容が示してあります。
〇「実施時期」表示の内容について
表示
表示の内容
A
既に実施している事業の継続及び拡充
B
2002年度∼2004年度に実施する事業
C
2005年度∼2013年度に実施する事業
D
将来の課題として実施する方向で検討する事業
E
国、都や関係機関に対し要望する事業
施策の体系
基本理念
男女平等参画社会の形成をめざして
基本目標
Ⅰ.男女平等参画のための環境づくり
課題1.男女平等のための意識づくり
施策の方向・・・ (1)男女平等についての啓発・普及活動
(2)男女平等についての情報の収集・提供
(3)相談体制の充実
課題2.社会的・文化的に形成された性別にとらわれない教育の推進
施策の方向・・・ (1)学習内容と指導方法の充実
(2)保育士・教職員に対する啓発活動の推進
(3)子どもの発達段階に応じた性教育の充実
課題3.男女平等の視点を取り入れた生涯学習活動の充実
施策の方向・・・ (1)多様な生き方を支える学習機会の提供
(2)生涯学習関連施設の充実
課題4.男女で支えあう家庭づくり
施策の方向・・・
(1)家庭における男女平等意識の育成
(2)男女の生活自立をめざした講座等の開催
Ⅱ.ジェンダーに敏感な視点に基づいた性の尊重
課題1.リプロダクティブ・ヘルス/ライツの確立と健康支援
施策の方向・・・ (1)リプロダクティブ・ヘルス/ライツの意識の浸透
(2)ライフステージの様々な段階に応じた健康支援
(3)健康を脅かす問題に対する対策の充実
課題2.女性に対する暴力の根絶
施策の方向・・・ (1)女性に対するあらゆる暴力を許さない意識づくり
(2)ドメスティック・バイオレンスへの対策の整備
(3)売買春・性の商品化是正に向けた施策の充実
(4)セクシュアル・ハラスメントへの対策の充実
Ⅲ.社会活動における男女平等参画の促進
課題1.政策・方針決定への参画の促進
施策の方向・・・ (1)審議会・委員会等への女性の登用
(2)庁内における女性職員の登用
課題2.地域活動への参画の促進
施策の方向・・・ (1)地域活動の促進
(2)男女平等推進団体への支援
課題3.国際交流への参画の促進
施策の方向・・・ (1)国際理解の推進
(2)市内在住外国人女性への支援
(3)国際交流の場と機会の提供
Ⅳ.働く場での男女平等
課題1.男女の均等待遇と就労環境の向上
施策の方向・・・ (1)働く場での男女平等に関する啓発活動の推進
(2)就労に関する情報の収集と提供
(3)就労機会の拡大と能力開発
課題2.仕事と家庭の両立支援
施策の方向・・・ (1)男女の労働条件にみあった保育体制の充実
(2)育児・介護休業制度の充実
課題3.多様な働き方の推進
施策の方向・・・ (1)パートタイム労働・派遣労働における労働条件の整備
(2)農業や商工自営業等における労働条件の改善
(3)新しい就労形態に対応した労働条件の整備
(4)女性の起業支援
Ⅴ.男女平等参画を支える福祉の充実
課題1.子育てへの社会的支援の充実
施策の方向・・・ (1)子育て支援の充実
課題2.高齢社会に対応した環境づくり
施策の方向・・・ (1)高齢者福祉の推進
(2)高齢者の生きがい支援
課題3.福祉のまちづくりの推進
施策の方向・・・ (1)障がい者の自立支援
(2)ひとり親家庭に対する支援及び女性に対する支援
(3)暮らしの情報の提供と活動への支援
(4)人にやさしいまちづくりの推進
基本目標Ⅰ.男女平等参画のための環境づくり
課題1.男女平等のための意識づくり
施策の方向
事
業
事
業
の
概
要
(1)男女平等につ ◆「(仮称)男女
いての啓発・普
平等参画条例」
及活動
の制定検討
男女平等 や人権尊 重 について 、
◆講演会・シンポ
ジウム・映画会 様々な視点から意識啓発を図るた
め、講演会・シンポジウム・映画会
等の開催
等を開催します。
実施時期
所管課
B
男女平等推進センター
A
男女平等推進センター
基本目標Ⅰ.男女平等参画のための環境づくり
2005 年度・2006 年度 事業実績
2004 年 3 月に「町田市男女平等参画に関する条例づくりに向けて」−町田市男女平等参画協議会検討結果報
告書が作成されました。
男女平等推進センター
様々なテーマで、講座・講演会等を実施し、意識普及を図りました。
講座・講演会名
講師
男女共同参画週間講演会
再就職支援セミナー
中学生職場体験学習講座
2005 年度
くらしを守る市民の集い
「女性のための木工教室」
女性のキャリア支援連続セミナー
(4 回)
雇用平等セミナー
さるびあフェスタ 2005「つくってあ
そぶ森からのおくりもの」
CAP プログラム
笠井信輔さん
石川治江さん、他
町田商工会議所
女性会、他
参加者
180 人
20 人
50 人
15 人
浅生忠克さん
瓜生ふみ子さん、
石田澄子さん
菅沼友子さん
鎌上茂樹さん
63 人
42 人
210 人
PEACE 暴力防止ト 子ども 30 人
レーニングセン
大人 31 人
ター
男女平等参画都市宣言記念事業
三遊亭竜楽さん、
172 人
堀内議司男さん
第 6 回まちだ男女平等フェスティバ 朴慶南さん、柴田 1,647 人
ル(2 日間)
愛子さん、茅原ま
すみさん、広瀬恒
子さん、他
シンポジウム「あなたを救う防災力」 川畑真理子さん、
98 人
吉田瑠美子さん、
他
職員対象講座
平井ゆき子さん
25 人
男女共同参画週間講演会
香山リカさん
188 人
男性のための料理教室(2 回)
フリー活動栄養
38 人
士会
CAP プログラム
PEACE 暴力防止ト 子ども 39 人
レーニングセン
大人 39 人
ター
講演会「よりよい人間関係をめざし 荒木晶子さん
154 人
て」
さるびあフェスタ 2006「お父さんと 鎌上茂樹さん
380 人
いっしょに遊ぶむかしあそび」
再就職支援セミナー
望月由佳さん、他
13 人
登録団体企画(3 回)
尾藤覚さん、暉峻
74 人
2006 年度 パソコン講座、講演会、コミュニケ 淑子さん、岩井美
ーション講座
代子さん
くらしを守る市民の集い
19 人
「絵手紙講座」
畠山汐美さん
映画会「イタリア旅行」
―
168 人
夫婦を考えるセミナー
荒木次也さん
12 人
雇用平等セミナー
長谷川聡さん
30 人
女性のための護身術セミナー
町田警察署職員
13 人
第 7 回まちだ男女平等フェスティバ 中山千夏さん、山 1,728 人
ル(2 日間)
田亮さん、村瀬幸
浩さん、他
職員対象講座
中重克己さん
31 人
年金分割セミナー
音川敏枝さん
実施予定
講座・講演会は、保育つきで実施しています。
公民館
市民大学
福祉総務課
◆男女平等情報
誌・パンフレッ
トによる啓発
A
男女平等推進センター
◆市職員に対す
る研修の充実
A
男女平等推進センター
職員課
基本目標Ⅰ.男女平等参画のための環境づくり
公民館
自主男女共生学級
2005 年度
3回
128 人
3回
104 人
2006 年度
3回
125 人
3回
104 人
まちだ市民大学 HATS 講座
2005 年度
人間関係学
3回
177 人
まちだの福祉
1回
40 人
人間科学
2回
112 人
まちだ市民国際学
―
2006 年度
5回
271 人
2回
71 人
3回
154 人
3回
188 人
開級記念講演会
公開研修会
福祉総務課
人権思想の普及啓発を図りました。
事業名
2005 年度
人権を考える「講演と映画の集い」
2006 年度
人権を考えるつどい
講師
副田あけみさん
中山朋子さん
参加者
169 人
151 人
「男女平等推進センターだより」
(毎年 1 月 11 日発行)を発行し、新聞折り込みによる全戸配布、個人配布・
拠点配布を行いました。
主な内容
発行部数
2005 年度
2006 年度
多様な働き方を選択するために、男女平等に関
する市民アンケート調査、第 6 回まちだ男女平
等フェスティバル、他
男性も女性もいきいき過ごせる社会に、男女雇
用機会均等法が変わります、第 7 回まちだ男女
平等フェスティバル、他
143,000 部
143,000 部
「消費生活センターだより特集号」
(毎年 10 月 1 日発行 135,000 部)や市民ホール・コンサートガイドに男
女平等推進センターで行う講座・講演会情報等を掲載し、周知を図りました。
講座・講演会の際の募集広報チラシや配布資料裏面に、啓発のための情報やセンターPR を掲載し、配布して
います。
市職員に対し男女平等、ポジティブ・アクション、セクシュアル・ハラスメントなどの研修講座を開催し、
意識の啓発を図りました。
研修名
講師
参加者
2005 年度
2006 年度
新規採用職員研修
「職場の男女平等とセクシュアル・ハラス
メントの防止」
行政課題講演会
「男女共同参画社会実現にむけて∼ポジテ
ィブ・アクションとは?」
行政課題講演会
「あなたを救う防災力」
新規採用職員研修
「職場の男女平等とセクシュアル・ハラス
メントの防止」
男女平等推進セ
ンター職員
89 人
平井ゆき子さん
19 人
川畑真理子さ
ん、他
男女平等推進セ
ンター職員
6人
他一般市民
68 人
行政課題講演会
「セクシュアル・ハラスメント
どう解決する?」
中重克己さん
31 人
どう防ぎ
◆男女平等の視
文書やポスター、パンフレットな
点 に よ る 行 政 ど、行政におけるあらゆる資料をジ
文 書 の 見 直 し ェンダーに敏感な視点から点検し、
及び修正
性別役割を固定するような表現につ
いて是正していきます。
またそのための庁内のガイドライ
ンを作成します。
A
男女平等推進センター
市内の様々な情報媒体について、
◆マスメディア
等 の 性 差 別 的 性差別や固定的な役割分担を助長す
表現の調査・研 るような表現を調査・研究し、市民
に対して問題提起を行います。
究
B
男女平等推進センター
◆活動拠点とし
ての男女平等
推進センター
の充実
A
男女平等推進センター
(2)男女平等につ ◆市民の意識・実
態調査の実施
いての情報の
収集・提供
A
男女平等推進センター
◆広報「まちだ」
による情報の
提供
A
男女平等推進センター
広報広聴課
「男女平等推進センターだより」
◆男女平等情報 ・
誌・パンフレッ ・小中学生のための啓発誌
トの発行
A
男女平等推進センター
社会教育課
◆男女平等問題
関連図書や資
料の収集・提供
の充実
A
男女平等推進センター
全庁
B
市政情報課
公民館
図書館
基本目標Ⅰ.男女平等参画のための環境づくり
2005 年度男女平等推進会議専門部会において各課作成の行政文書を調査・点検し、2006 年 3 月にガイドライ
ン「男女平等参画の視点に沿った刊行物の作成のために」を作成しました。全庁の職員が閲覧できるように、
職員ポータルサイトに掲載しています。
このガイドラインに基づき、各部課において各種文書、広報紙、啓発紙の見直し、改訂を実施しました。ま
た、新たな文書等の作成時にもイラストや文章表現等に配慮するようにしています。
その他各課では、
ポスター等の掲示について、差別を助長するようなイラスト、表現が含まれていないことを確認して掲示し
ています。
パンフレットやホームページ等の内容について、課内で広報班を設け、ジェンダーの視点を含め、さまざま
な人に配慮した表現を用いるよう、精査、検討しています。
申請書の性別記入欄を削除しました。
検討課題となっています。
男女平等推進センター登録団体
2005 年度
2006 年度
登録団体数
46 団体
45 団体
2006 年度から、登録団体が使用できる専用会議室を増やし、より利用しやすくしました。
相模原市男女共同参画推進センターと連携し、施設等の相互利用を可能にしています。
2005 年 7 月から 8 月にかけて市内全域の 3,000 人(無作為抽出)を対象に市民意識調査を実施しました。
調査結果を 2006 年 2 月に「町田市男女平等に関するアンケート調査報告書」として作成・発行しました。
広報「まちだ」やホームページ等を利用して、「男女共同参画週間(6/23∼29)」や「女性に対する暴力をな
くす運動(11/12∼25)
」などについて啓発記事を掲載し、幅広く情報提供しています。
「男女平等推進センターだより」を年 1 回(毎年 1 月 11 日発行)発行し、新聞折り込みによる全戸配布、個
人配布・拠点配布を行いました。
2005 年度
2006 年度
発行部数
143,000 部
143,000 部
新聞折り込み部数
135,310 部
135,310 部
パンフレット等は、窓口等で随時配布しています。
男女平等推進センターでは「展示・情報コーナー」において、男女平等に関する図書・雑誌、行政資料、ビデ
オ・DVD などを収集し、開架しています。図書・雑誌の貸出、ビデオ・DVD の視聴もできます。
2005 年度蔵書冊数 1,999 冊(対前年比 246 冊増)
2005 年度・2006 年度とも定期購入雑誌 9 種
また、各種講座等の案内チラシ・ポスターや、新聞記事の切り抜き等も随時掲示し、情報提供しています。
2006 年度から新刊図書等については、掲示や展示に加え、ホームページやリーフレットによる案内も行って
います。
市政情報課では、男女平等関連図書や資料を開架し、提供しています。
公民館では、情報資料コーナーで所有している資料の閲覧ができます。
図書館では、幅広い分野の図書購入のなかで、男女平等問題に関するものも広く収集・提供しています。
◆インターネッ
男女平等推進センターのホームペ
ト に よ る 情 報 ージを開設し、男女平等に関する
の 提 供 と ネ ッ 様々な情報を提供します。
トワークづく
また、各公共施設のオンライン化
り
による情報ネットワークを構築しま
す。
B
男女平等推進センター
B
市民活動振興課
各センター
◆男女平等推進
団体・グループ
名簿の作成及
び活用
A
男女平等推進センター
A
男女平等推進センター
◆各種相談事業
の積極的PR
A
男女平等推進センター
◆ 各 種 相 談 事 業 ・人権身の上相談
の充実と相談機 ・法律相談
・母子相談 など
関相互の連携
A
男女平等推進センター
(3)相談体制の充 ◆ 相 談 窓 口 の 充
女性を取り巻く問題の解決に向け
実
実
て、多様な相談形態の導入や男性へ
の対象の拡大など、相談窓口の充実
を図ります。
広報広聴課
子育て支援課
生活援護課
教育センター
各種相談員に対して、ジェンダー
◆相談員研修の
に敏感な視点を養うための研修の充
充実
実を図ります。
B
関係各課
基本目標Ⅰ.男女平等参画のための環境づくり
町田市公式ホームページを利用して、男女平等推進センターの事業、各種講演会・講座の情報、「男女共同参
画週間」や「女性に対する暴力をなくす運動」などについて幅広く掲載し、情報提供しています。
また、関係機関とのホームページのリンクも必要に応じて行っています。
市民活動振興課、各市民センター、公民館、図書館(町田市民文学館)では、施設案内予約システム「集会学
習施設ネットまちだ」により団体情報を公開しています。
登録団体名簿の作成、「まちだ男女平等フェスティバル」参加団体等の名簿を作成しています。
個人情報保護の観点から、名簿の活用については検討中です。
検討課題となっています。
各種広報紙、ホームページでの定期的な相談事業案内の掲載、及び「DV防止ステッカー・カード」による関
連機関の紹介、講演会・講座の配布チラシ裏を利用してのPR等、様々な機会を通して市民への周知を図りま
した。
女性悩みごと相談
男女平等推進センターでは、女性の抱えるさまざまな悩みごとについて相談事業を実施しています。
2005 年度
2006 年度
電話による相談
月・火・木・金
9:30∼16:00
水(第 3 週を除く) 13:00∼20:00
弁護士による法律相談(月 2 回)
毎月第 2・4 木曜日 14:00∼16:00
1,405 件
(うち配偶者等からの
暴力 380 件)
58 件
(うち配偶者等からの
暴力 37 件)
1,007 件
(うち配偶者等からの
暴力 231 件)
27 件
(うち配偶者等からの
暴力 13 件)
広報広聴課
人権身の上相談(第 1∼4 金曜日)
法律相談(月∼金)
2005 年度
111 件
1,386 件
2006 年度
集計中
子育て支援課
2005 年度
2006 年度
女性や母子家庭に対する相談
1,400 件
800 件
2005 年度 女性の抱える諸問題の解決に向け、関係機関との連携を図りながら支援しました。
2006 年度 相談の増加、複雑化、多様化に対応するため、相談担当職員の増員を検討します。
生活援護課では、窓口相談、生活保護世帯訪問の際、注意し見守りを行っています。
教育センター
子どもの教育に関わる相談を行い、子育て中の親をサポートしました。
2005 年度
2006 年度
教育相談
910 件
集計中
「女性悩みごと相談」の相談員に対し、東京ウィメンズプラザ主催の相談員のための研修(スーパーバイズ)
へ派遣しました。また、町田市独自でスーパーバイズを実施しました。(2005 年度 7 回、2006 年度 5 回)
高齢者福祉課では、東京都実施の高齢者虐待についての研修(ジェンダーの視点を含む内容のもの)へ参加し
ました。
課題2.社会的・文化的に形成された性別にとらわれない教育の推進
施策の方向
事
業
事
業
の
概
要
実施時期
所管課
A
指導課
A
指導課
◆社会的・文化的
に形成された性
別にとらわれな
い教育に関する
資料等の収集・
提供
A
指導課
◆「技術・家庭科」
教育の充実
A
(1)学習内容と指 ◆ 教 科 用 図 書 調
教科書採択時に男女平等の視点か
導方法の充実
査 協 議 会 へ の ら検討するため、教科用図書調査協
ジ ェ ン ダ ー に 議会へのジェンダーに敏感な視点を
敏 感 な 視 点 を 持つ人材の登用を促進します。
持つ人材の登
用
◆社会的・文化的
に形成された性
別にとらわれな
い視点からの教
育と指導の推進
学校内の慣習をジェンダーに敏感
な視点から見直すとともに、児童・
生徒が性別にとらわれることなく、
個性と能力に応じて主体的に進路選
択ができるよう、適切な指導の充実
を図ります。
また、導入が進んでいる男女混合
名簿の市内全校での使用を促進しま
す。
男女平等推進センター
図書館
(2)保育士・教職 ◆社会的・文化的
に形成された
員に対する啓
性別にとらわ
発活動の推進
れない教育の
た め の 保 育
士・教職員研修
の充実
A
◆保育士・教職員
向けの手引書
の作成及び活
用
A
指導課
指導課
子育て支援課
指導課
男女平等推進センター
子育て支援課
基本目標Ⅰ.男女平等参画のための環境づくり
2005 年度・2006 年度 事業実績
性別でなく経験により登用されています。
進路指導の年間指導計画を全 20 校の中学校で作成し、指導しています。
また、年間 5 回の進路指導主任会を開催し、指導の充実を図りました。
町田市主催のスポーツ教室においては、募集の段階から教室中に使用する名簿まで、男女の分類をしていませ
ん。また、学校開放の登録においても、性別を問う項目は設けていません。
指導課では、進路指導主任会において、生徒と能力に応じた主体的な進路選択ができるよう資料提供するとと
もに情報交換を行いました。
男女平等推進センターでは、教育に関する図書や児童・生徒向け図書も積極的に購入し、貸出しています。
図書館では、幅広い分野の図書購入のなかで、男女平等問題に関するものも広く収集・提供しています。
指導課では、年間指導計画および評価計画を作成し、指導しています。
指導課では、初任者研修会、人権教育研修会、障がい学級研修会、障がい学級主任会、生活指導主任会等を開
催し、充実を図っています。
指導課では、
「人権だより」を年 3 回発行し、啓発を図っています。
◆社会的・文化的
社会的・文化的に形成された性別
に形成された性 にとらわれない教育を推進するた
別にとらわれな め、教職員による自主研究を奨励・
い教育自主研究 援助します。
の奨励及び援助
また、社会的・文化的に形成され
た性別にとらわれない教育モデル校
について検討します。
A
◆女性教職員への
管理職選考試験
受験の奨励及び
女性の登用要請
E
指導課
A
指導課
児童・生徒の発達段階に応じた計
(3)子どもの発達 ◆ 指 導 内 容 の 充
画的な性教育が行えるよう、性教育
実
段階に応じた
指導資料を作成するなど、指導の充
性教育の充実
実を図ります。
指導課
C
◆保育士・教職員
に対する性教
育についての
研修の充実
B
◆人権尊重の視
点に立った性
教育に関する
資 料 等 の 収
集・提供
A
指導課
子育て支援課
指導課
男女平等推進センター
子育て支援課
課題3.男女平等の視点を取り入れた生涯学習活動の充実
施策の方向
事
業
(1)多様な生き方 ◆学習機会の提供
を支える学習
機会の提供
事
業
の
概
要
実施時期
所管課
社会教育課
市民大学
・まちだ市民大学HATS講座
・自主男女共生学級
・女性セミナー
・人権講座
・男女平等推進セミナー
公民館
A
男女平等推進センター
基本目標Ⅰ.男女平等参画のための環境づくり
検討課題となっています。
検討課題となっています。
全小中学校が性教育について年間指導計画を作成し、指導を行っています。
検討課題となっています。
男女平等推進センターでは、展示・情報コーナーにおいて関係図書・資料等の収集、提供を行っています。
2005 年度・2006 年度 事業実績
まちだ市民大学 HATS 講座
2005 年度
2006 年度
前期
後期
通年
7 講座
6 講座
2 講座
7 講座
6 講座
2 講座
公民館
自主男女共生学級
女性セミナー
2005 年度
学級数
延べ
回数
12 学級
152 回
2 学級
11 回
各学級の
参加者計
172 人
63 人
男女平等推進センター
男女平等推進連続講座
2005 年度 女性のキャリア支援連続セミナー
「自分らしい働き方を見つけよう」
(4 回)
2006 年度
学級数
延べ
回数
14 学級
集計中
1 学級
集計中
各学級の
参加者計
200 人
32 人
講師
参加者
瓜生ふみ子さん、 63 人
石田澄子さん
自主的な学習活動に対して、講師
◆学習活動への支
の派遣や事業費の補助、場の提供な
援
ど支援を行います。
また、保育・託児をつけた事業を
充実し、乳幼児をもつ親の参加を支
援します。
A
公民館
消費生活センター
市民活動振興課
男女平等推進センター
◆情報提供の充実
市民の要望にあった学習機会が確
保できるよう、生涯学習活動や各種
団体の学習活動、資料、視聴覚ライ
ブラリー活用等に関する情報の提供
を充実します。
A
社会教育課
市民大学
◆地域の大学・高
校での公開講座
開講の要請
(2)生涯学習関連 ◆施設の充実
施設の充実
◆社会教育主事、
学芸員等専門職
への女性の配置
・市民キャンパスの開設
・公民館の充実
A
男女平等推進センター
D
B
市民大学
公民館
A
生涯学習部
職員課
基本目標Ⅰ.男女平等参画のための環境づくり
大地沢青少年センター
自然活動体験の場や機会を提供するため、各種事業を実施しました。
2005 年度
2006 年度
主催事業
17 事業
3,550 人
集計中
プログラムサービス
53 回
2,611 人
公民館では、保育・託児つきの講座を実施しています。
サークル・団体への場の提供を行っています。
(ホール、学習室、和室、音楽室、プレイルーム、調理実習室、
美術工芸室、視聴覚室、保育室の提供)
消費生活センター
相談員を派遣し、出前講座を実施しました。
2005 年度
消費者教育支援(出前講座)
15 回
477 人
学習会等は、保育・託児つきで実施しています。
2006 年度
6回
175 人
市民活動振興課では、1999 年から男女平等推進センター登録団体に対し、市民フォーラム諸室(ホール、学
習室、視聴覚室、和室、調理室、保育・託児室)の優先予約、使用料金の免除(ホール除く)を行っています。
男女平等推進センターでは、登録団体が活動する際の専用施設として、多目的実習室等を提供しています。
また、男女平等推進センター運営委員会や男女平等フェスティバル実行委員会等では、必要な委員に保育を提
供しています。
2006 年度は、男女平等推進センター登録団体の企画・運営による講演会・講座を 3 回実施しました。男女平
等推進センターが共催となり、講師謝礼・消耗品の補助、会場・保育の提供を行いました。
社会教育課
視聴覚ライブラリー事業
16 ミリ映写機操作講習会
16 ミリ映写機検定
2005 年度
5回
1回
修了者数 33 人
検定合格台数 50 台
2006 年度
集計中
視聴覚機材・教材の貸出
16 ミリフィルム
16 ミリ映写機
スライド映写機
液晶プロジェクター
OHP
スクリーン
2005 年度
601 本
133 台
8台
76 台
6台
64 台
2006 年度
集計中
まちだ市民大学 HATS
「2005 年度活動報告書」を閲覧用に配布しました。図書館 10 部、市政情報課 13 部。
「市民大学通信」(第 1 号∼3 号)を配布・設置しました。各 2,000 部。
2005 年度「町田の郷土史Ⅰ・Ⅱ」を閲覧用に配布しました。図書館 10 部。
検討課題となっています。
市民大学キャンパスの開設については、検討課題となっています。
国際版画美術館では、学芸員の定員 4 名中、女性が 2 名となっています。
社会教育主事としての採用はしていないが、2005 年度・2006 年度とも女性学芸員を採用しています。
課題4.男女で支えあう家庭づくり
施策の方向
事
業
事
業
の
概
要
(1)家庭における ◆家庭教育に関す
る学習機会の充
男女平等意識
実
の育成
◆男性を対象とし ・男性の家庭責任を啓発する講座
た啓発活動の充
実
実施時期
所管課
A
男女平等推進センター
全庁
A
男女平等推進センター
消費生活センター
市民大学
公民館
基本目標Ⅰ.男女平等参画のための環境づくり
2005 年度・2006 年度 事業実績
男女平等推進センターでは、2006 年度「男女平等推進センターだより」で「ワーク・ライフ・バランス(仕
事と生活の調和)」についての啓発記事を掲載しました。(1 月 11 日発行 143,000 部)
各市民センターでは、家庭教育に関する資料について、ジャンル別などわかりやすく配置し、閉庁時間や土日
も手に取れるような工夫をしています。
清掃総務課では、小中学生の施設見学での案内時に、男女平等の視点に配慮して説明しています。
清掃工場では、施設見学を 1 名から受け付けています。(2005 年度施設見学者 4,470 人)
防災課では、各学校へ人工地震体験車を派遣するとともに、家庭内での災害の備えについて啓発しました。
農業振興課では、親子体験農業実行委員会への負担金補助により、親子が田植えや稲刈りを通し農業に触れる
機会を支援しました。
ごみ減量課では、家庭でのごみ減量を促進するため、生ごみ堆肥化容器を頒布しています(2005 年度頒布数
474 セット 594 基)
。2005 年 10 月から家庭ごみ等の有料化を実施しました(有料指定袋の販売 市内 414 ヶ所、
市外 54 店舗で実施)。
高齢者福祉課では、男女問わず高齢者の社会参加を支援するための講座を開催しています。
2005 年度
2006 年度
初心者向けパソコン(IT)講習会
35 回
683 人
26(今後 9)回 646 人(見込み含め)
マージャン教室(介護予防教室)
―
16(今後 6)回 385 人(見込み含め)
職員課では、2007 年度から実施の「町田市職員人材育成基本方針」の中に「仕事と家庭の調和」の項目を盛
り込み、職員の意識啓発を行います。
男女平等推進センター講座・講演会
内容
2005 年度
2006 年度
男女共同参画集週間講演会「息子 3
人・・・アナウンサー夫婦奮闘中!」
さるびあフェスタ 2005∼お父さんも
一緒にあ・そ・ぼ「つくってあそぶ森
からのおくりもの」
さるびあフェスタ 2006
「お父さんといっしょに遊ぶむかし
あそび」
男性のための料理教室(2 回)
講師
参加者
笠井信輔さん
180 人
鎌上茂樹さん
210 人
鎌上茂樹さん
380 人
フリー活動栄養
士会
山田亮さん
38 人
第 7 回まちだ男女平等フェスティバル
19 人
「パパが子育てを楽しむコツ」
2006 年度「男女平等推進センターだより」で「ワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)」についての
啓発記事を掲載しました。
(1 月 11 日発行 143,000 部)
消費生活センターでは、2006 年度「男性専科そば打ち体験」講座を実施しました。(参加者 22 人)
まちだ市民大学 HATS 講座
2005 年度
人間関係学
2回
122 人
2006 年度
1回
56 人
公民館
パパも一緒にきしゃポッポ
男性学セミナー(料理講座)
2005 年度
11 回
51 組
―
2006 年度
11 回
集計中
3回
56 人
(2)男女の生活自 ◆子育て・介護教 ・男性が積極的に参加できる講座を
開催します。
室等の開催
立をめざした
講座等の開催
A
高齢者福祉課
男女平等推進センター
子育て支援課
健康課
公民館
◆子育てに関す
る講座・イベン
トの開催
A
公民館
子育て支援課
健康課
すみれ教室
基本目標Ⅰ.男女平等参画のための環境づくり
高齢者福祉課
男性料理教室
①委託
②補助
家族介護教室
2005 年度
6回
36 人
1回
25 人
50 回
1,480 人
2006 年度
実施なし
2 回(予定含む)
16 回(4∼10 月)
―
56 人
484 人
男女平等推進センター講座・講演会
男性も参加しやすいよう、主に土曜日や日曜日に開催し、親子参加または保育・託児つきで実施しました。
内容
講師
参加者
2005 年度
2006 年度
男女共同参画集週間講演会「息子 3
人・・・アナウンサー夫婦奮闘中!」
さるびあフェスタ 2005∼お父さんも
一緒にあ・そ・ぼ「つくってあそぶ森
からのおくりもの」
さるびあフェスタ 2006
「お父さんといっしょに遊ぶむかし
あそび」
男性のための料理教室(2 回)
第 7 回まちだ男女平等フェスティバル
「パパが子育てを楽しむコツ」
笠井信輔さん
180 人
鎌上茂樹さん
210 人
鎌上茂樹さん
380 人
フリー活動栄養
士会
山田亮さん
38 人
19 人
子育て支援課
父親が簡単な料理をつくる育児講座を開催しました。家族で参加しやすいように日曜日に実施しています。
2005 年度
2006 年度
育児講座
27 人(うち父親 8 人)
52 人(うち父親 14 人)
公民館
パパも一緒にきしゃポッポ
男性学セミナー(料理講座)
2005 年度
11 回
51 組
―
2006 年度
11 回
集計中
3回
56 人
2005 年度
33 回
821 組
15 回
247 人
2006 年度
33 回
集計中
14 回
215 人
―
6回
公民館
きしゃポッポ
乳幼児を持つ親のための家庭
教育学級
とことこ
集計中
子育て支援課
地域子育てセンター事業・子育てひろば事業を実施している保育所(20 ヶ所)、つどいの広場事業を実施して
いる施設(1 ヶ所)では、定期的に育児講座を開催しています。
健康課
育児講座
地区健康教育
2005 年度
3回
111 人
7回
142 人
2006 年度
2回
70 人
5回
101 人
男女平等推進センター
◆ 男 女 の 生 活 自 ・お父さんの料理教室
立 の た め の 講 ・女性大工教室
座
A
消費生活センター
男女平等推進センター
男女共同参画社会
男女が、社会の対等な構成員として、自らの意思
によって社会のあらゆる分野における活動に参画す
る機会が確保され、もって男女が均等に政治的、経
済的、社会的及び文化的利益を享受することができ、
かつ、共に責任を担うべき社会。
(内閣府男女共同参画局)
基本目標Ⅰ.男女平等参画のための環境づくり
男女平等推進センター講座・講演会
内容
2005 年度
2006 年度
男女共同参画集週間講演会「息子 3
人・・・アナウンサー夫婦奮闘中!」
さるびあフェスタ 2005∼お父さんも
一緒にあ・そ・ぼ「つくってあそぶ森
からのおくりもの」
さるびあフェスタ 2006
「お父さんといっしょに遊ぶむかし
あそび」
第 7 回まちだ男女平等フェスティバル
「パパが子育てを楽しむコツ」
講師
参加者
笠井信輔さん
180 人
鎌上茂樹さん
210 人
鎌上茂樹さん
380 人
山田亮さん
19 人
消費生活センター講座
男性専科そば打ち体験
2005 年度
―
2006 年度
1回
22 人
2005 年度
2006 年度
―
1回
2回
―
男女平等推進センター講座
男性のための料理教室
女性のための木工教室
15 人
38 人
公民館
男性学セミナー(料理講座)
2005 年度
―
2006 年度
3回
56 人
ジェンダー(社会的性別)
「ジェンダー」という用語は 1995 年の第 4 回世界女性
会議で採択された北京宣言及び行動綱領において、生物学
的な性別を示す「セックス」に対して、社会的に形成され
た性別を示す概念として使用されています。
2005 年 12 月 27 日に閣議決定された「男女共同参画基
本計画(第 2 次)」(内閣府)において、「人間には生まれ
ついての生物学的性別(セックス/sex)がある。一方、
社会通念や慣習の中には、社会によって作り上げられた
「男性像」、
「女性像」があり、このような男性、女性の別
を「社会的性別」
(ジェンダー/gender)という。
「社会的
性別」はそれ自体に良い、悪いの価値を含むものではなく、
国際的にも使われている。」との再定義がなされました。
(内閣府男女共同参画局)
基本目標Ⅱ.ジェンダーに敏感な視点に基づいた性の尊重
課題1.リプロダクティブ・ヘルス/ライツ(性と生殖に関する健康/権利)の
確立と健康支援
施策の方向
事
業
事
業
の
概
要
男女がともに互いの性を尊重し合
(1)リプロダクテ ◆リプロダクティ
ブ・ヘルス/ラ えるよう、リプロダクティブ・ヘル
ィブ・ヘルス
イツの意識啓発 ス/ライツに関する情報を収集し、
/ライツの意
様々な機会をとらえて提供します。
識の浸透
実施時期
所管課
B
男女平等推進センター
健康課
図書館
広報広聴課
市民病院
リプロダクティブ・ヘルス/ライ
◆職員へのリプロ
ダクティブ・ヘ ツの視点を取り入れた研修を教職
ルス/ライツの 員・保健医療関係者、市職員に対し
て実施します。
研修
A
B
市民病院
健康課
職員課
男女平等推進センター
指導課
児童・生徒の発達段階に応じた計
◆小・中学校にお
ける性教育の指 画的な性教育が行えるよう、性教育
指導資料を作成するなど、指導内容
導内容の充実
の充実を図ります。
A
指導課
(2)ライフステー ◆健康支援のため ・いきいき女性セミナー
ジの様々な段
の講座の開催
・骨粗しょう症予防事業
階に応じた健
・健康づくり講習会
康支援
・健康教室講座
・ライフステージの様々な段階に応
じた講座の開催
A
健康課
B
男女平等推進センター
A
健康課
A
健康課
◆若い世代向けの
講座の充実
◆相談体制の充実
健康に関する相談の充実を図りま
す。また家族計画相談(妊娠・出産・
避妊・不妊等に関する相談)を行いま
す。
基本目標Ⅱ.ジェンダーに敏感な視点に基づいた性の尊重
2005 年度・2006 年度 事業実績
男女平等推進センターでは、展示・情報コーナーにおいて関係図書・資料等の収集、提供を行っています。
また、
「女性悩みごと相談」の中で、相談者への情報提供を適宜行っています。
健康課では、職員が研修会に参加し、情報収集を図りました。
図書館では、幅広い分野の図書購入のなかで、男女平等問題に関するものも広く収集・提供しています。
広報広聴課では、広報紙等に関連記事を掲載し、情報提供を行いました。
市民病院では、パンフレット等を来院者が持ち帰りできる場所に置いています。
検討課題となっています。
全小中学校が性教育の年間指導計画を作成し、指導を行っています。
健康課
2005 年度
いきいき女性セミナー
骨粗しょう症予防事業
健康づくり講習会
高脂血症・高血圧予防
糖尿病予防
肥満予防
健康増進
健康教育講座
ライフステージに応じた講座
2006 年度
1回
13 回
5回
1 回(4 日間)
1 回(4 日間)
2 回(6 日間)
1 回(4 日間)
2回
―
17 人
707 人
432 人
65 人
46 人
212 人
109 人
79 人
1,790 人
1回
5回
5回
1 回(4 日間)
1 回(4 日間)
2 回(6 日間)
予定 1 回(4 日間)
予定 2 回
―
18 人
455 人
245 人
79 人
36 人
130 人
―
―
771 人
2005 年度、2006 年度とも男女平等フェスティバルでは、健康課協力企画「乳がんの自己検査法コーナー」を
設けています。
健康課では、子ども総務課主催の「子どもフェスタ」に参加し、若年層への啓発を行いました。
健康課
母性健康相談
2005 年度
40 回
924 人
2006 年度
30(予定 40)回
616 人
父親も参加しやすい日時に事業を
◆母子保健事業の
実施します。
充実
A
健康課
◆各種健康診査の ・基本健康診査
・乳がん検診
充実
・子宮がん検診
・胃がん検診
・肺がん検診
・大腸がん検診
・結核健康診断
・成人歯科健康診査
A
健康課
◆ライフステージ
の様々な段階に
応じた健康に関
する情報の提供
A
健康課
◆家族計画・妊
娠・出産に関す
る講座の充実
A
健康課
A
健康課
ダイオキシンや環境ホルモン、遺
(3)健康を脅かす ◆健康に影響を与
える問題に関す 伝子組換え食品の問題など、母体や
問題に対する
る講座等の開催 健康への不安を喚起する各種の問題
対策の充実
に関する情報を提供し、講座等を開
催します。
消費生活センター
市民大学
エイズや性感染症等に対する正し
◆健康を脅かす問
題についての啓 い知識をもち、適切な対応ができる
よう、啓発活動を推進します。
発活動の推進
また、若い世代に対して保健所や
関連機関と連携し、薬物・喫煙・飲
酒の害についての啓発活動を推進し
ます。
A
健康課
基本目標Ⅱ.ジェンダーに敏感な視点に基づいた性の尊重
検討課題となっています。
健康課
各種検診の受診者数
2005 年度
2006 年度
基本健康診査
119,741 人
40,330 人
乳がん検診
2,451 人
1,462 人
子宮がん検診
11,286 人
7,539 人
胃がん検診
2,537 人
1,805 人
肺がん検診
1,220 人
841 人
大腸がん検診
9,571 人
10,121 人
結核健康診断
100 人
―
成人歯科健康診査
472 人
291 人
大腸がん検診を除く各検診は、通年で実施しています。結核健康診断は 2005 年度で終了しました。
健康課では、成人健診案内、さまざまな生活習慣病予防をテーマにしたパンフレットや、禁煙、節度ある飲酒
をすすめるパンフレット、月齢にあわせた育児のパンフレットを自由に持ち帰りできるように置いています。
また、母子健康事業案内、母子健康手帳の中に子育て情報冊子を入れて配布しています。
様々な年代の市民に情報提供し、多数の参加がありました。
2005 年度
健康づくりフェア
744 人
2006 年度
第 1 回総合健康づくりフェア
1,800 人
男女平等推進センターでは、展示・情報コーナーにおいて関係図書・資料等の収集、提供を行っています。
健康課
母親学級開催(12 コース)
妊婦クラス(12 コース)
2005 年度
1,632 人
497 人
2006 年度
1,088 人
(9 コースまでの参加者)
331 人
(9 コースまでの参加者)
健康課では、アスベストに関する情報について、庁内各課と連携しながら提供しました。
消費生活センター
消費生活センター学習会
テスト教室
暮らしのセミナー
2005 年度
40 人
51 人
45 人
2006 年度
34 人
48 人
34 人
まちだ市民大学 HATS 講座
まちだ市民環境講座
2006 年度
3回
130 人
健康課では、成人式事業「20 祭まちだ」来場者に東京都作成のパンフレット等を配布し、若い世代への啓発
を図りました。
◆検査体制の充実
◆相談体制の充実
保健所や医療機関との連携のもと
に検査体制の充実を図ります。
また、エイズや性感染症等の検査
について、町田保健所でも検査でき
るよう都に要望します。
B
エイズや性感染症等の予防のた
め、医療機関との連携のもとに相談
体制の充実に努めます。
B
健康課
E
健康課
市民病院
課題2.女性に対する暴力の根絶
施策の方向
事
業
事
業
の
概
要
女性の人権擁護の視点から、ドメ
(1) 女 性 に 対 す ◆女性に対する暴
力の根絶のため スティック・バイオレンスやセクシ
るあらゆる暴
ュアル・ハラスメントなどに関する
の意識啓発
力を許さない
情報の収集・提供および啓発を行い、
意識づくり
女性に対するあらゆる暴力を容認し
ない意識づくりを推進します。
実施時期
所管課
A
男女平等推進センター
子育て支援課
公民館
市民大学
◆相談体制の充実
各相談窓口において相談員の研修
を行うなど、女性への暴力に対する
相談窓口体制を充実させると共に、
市民への相談窓口のPRを行いま
す。
A
男女平等推進センター
子育て支援課
生活援護課
市民病院
健康課
基本目標Ⅱ.ジェンダーに敏感な視点に基づいた性の尊重
保健所や関係機関との連携を充実していきます。
健康福祉会館では、随時ポスター掲示、パンフレット配布等を行っています。
市民病院では、東京都や保健所のパンフレットを窓口等に置き、ポスター等を院内に掲示しています。エイズ
検査希望者には、保健所を案内しています。
2005 年度・2006 年度 事業実績
男女平等推進センターでは、2005 年度・2006 年度とも「女性に対する暴力をなくす運動」
(11/12∼25)に合
わせて、広報まちだや町田市公式ホームページ等で、女性への暴力根絶のための呼びかけを行いました。
また、DVやセクシュアル・ハラスメントについての情報を、展示・情報コーナーに掲示し、啓発を行ってい
ます。男女平等フェスティバルでは、デートDV防止に関する啓発パネルを展示しました。
DV防止を目的として、講演会・講座等を開催しました。
内容
講師
2005 年度
2006 年度
シンポジウム「あなたを救う防災力」
映画会「イタリア旅行」
夫婦を考えるセミナー
女性必見!危険から身を守る護身術
セミナー
こころのちからを取り戻す∼体験!
アサーティブネストレーニング
川畑真理子さん、他
―
荒木次也さん
町田警察署職員
岩井美代子さん
参加者
98 人
168 人
12 人
13 人
33 人
子育て支援課では、2005 年度・2006 年度とも、女性への暴力防止のリーフレット等を窓口に置いておき、特
別月間などのポスターは市民の目につくところに掲示しています。
まちだ市民大学 HATS 講座
2005 年度
人間関係学
3回
177 人
2006 年度
1回
56 人
男女平等推進センターでは、「女性悩みごと相談」の相談員に対し、東京都ウィメンズプラザ主催の相談員の
ための研修(スーパーバイズ)へ派遣しました。また、町田市独自でスーパーバイズを実施しました。(2005
年度 7 回、2006 年度 5 回)
また、各種広報紙、ホームページでの定期的な相談事業案内の掲載、及び「DV防止ステッカー・カード」に
よる関連機関の紹介、講演会・講座の配布チラシ裏を利用してのPR等、様々な機会を通して DV 防止と相談
窓口について市民への周知を図りました。
子育て支援課では、2005 年度・2006 年度とも、相談担当職員の研修への積極的参加により、適切な相談、助
言、処理ができるよう知識の習得、情報の収集を行いました。
生活援護課では、窓口相談や生活保護世帯から相談等を受けた際、関連機関と連携し支援を行っています。
市民病院では、相談があった場合は市の相談窓口を案内しています。また、病院内にポスターを掲示し、女性
への暴力防止等についてPRしています。
健康課では、乳幼児健診がきっかけで訪問指導した方からの相談に応じています。内容にしたがって他の関係
機関を紹介しています。
広報広聴課
高齢者福祉課
児童・生徒が健全な異性観を育み、 A
◆人権意識に基づ
いた教育の推進 性に関する自己決定能力を養うこと
ができるよう、性と人権を尊重する
教育を推進します。
関連各課とネットワーク化し対応
◆被害者への対応
窓口の充実を図ると共に、警察、保
の整備
健所等関係機関との連携を強化し、
速やかに対応できる環境を整備しま
す。
また、緊急の一時的な避難所となる
施設の設置を検討します。
B
指導課
子育て支援課
男女平等推進センター
生活援護課
市民病院
健康課
広報広聴課
高齢者福祉課
(2)ドメスティッ ◆被害者の支援
ク・バイオレン
スへの対策の
整備
◆加害者更生のプ
ログラムの検討
と自助グループ
*1
への支援
関連機関との連携のもとに、被害
者に必要な支援を行い、総合的な相
談・支援体制の整備を図ります。
A
生活援護課
B
男女平等推進センター
基本目標Ⅱ.ジェンダーに敏感な視点に基づいた性の尊重
広報広聴課
人権身の上相談(第 1∼4 金曜日)
法律相談(月∼金)
高齢者福祉課
2005 年度
2006 年度
2005 年度
111 件
1,386 件
2006 年度
集計中
地域型・基幹型在宅介護支援センター(18 ヶ所)にて、高齢者虐待問題を通じ、
女性への暴力について相談・支援を行いました。
また、支援センターの広報チラシ、「高齢者のための福祉のてびき」を作成、配
布しました。
(配布数 33,880 部)
介護保険制度改正に伴い、機能強化した地域包括支援センターを市内 15 ヶ所に
設置し、常勤の社会福祉士による虐待防止相談・支援などの権利擁護事業を実施
しています。地域包括支援センターの支援機関(地域包括推進センター)を社会
福祉協議会に委託して実施しています。また、市の高齢者福祉課に「高齢者虐待
防止係」を新設し、相談窓口を明確化しました。
地域包括支援センター等や高齢者虐待の防止については、広報紙や説明会で積極
的に PR しています。
指導課では、定例校長会や副校長会での啓発や情報提供を行っています。また、学校ごとに教育目標を掲げる
などし、推進を図っています。
2005 年度・2006 年度男女平等フェスティバルにて、デート DV 防止に関する啓発パネルを展示しました。
子育て支援課では、毎年、相談窓口各課との関係者会議等に出席し、情報の共有と連携の強化を図っています。
改正「配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律」について関係機関の連携を図るため、連絡会
を開催しました。(2005 年度・2006 年度ともに各 1 回)
生活援護課では、窓口相談や生活保護世帯から相談等を受けた際、関連機関と連携し支援を行っています。
市民病院では、連絡会に参加し、連携協力しています。また、DV患者が入院してきた場合には、問い合わせ
に対する応対などに配慮しています。
健康課では、DVケースの夫婦に対し、カウンセリング実施機関を紹介するなどの支援を行い、DVが子ども
の心身に与える影響について母親へ助言しました。
広報広聴課では、市民相談室において相談を受けた場合、適宜、警察や市の担当課を案内しています。また、
広報紙に関連記事を掲載し、啓発を図りました。
高齢者福祉課
2005 年度
2006 年度
基幹型在宅介護支援センターを中心に、個々のケース対応を通して高齢者
虐待に関する関係機関との連携を強化しました。
高齢者虐待について、市の虐待防止係、地域包括推進センター、地域包括
支援センターの役割分担を整備しました。また、既存施設において、高齢
者虐待による緊急保護ができるように要綱を改正しました。
生活援護課では、窓口相談や生活保護世帯から相談等を受けた際、関連機関と連携し支援を行っています。
男女平等推進センターでは、自助グループも登録団体として受け入れており、施設利用について配慮していま
す。
*1 自助グループ
立場が共通する当事者による、回復や成長のための助け合いの集まり。メンバ
ーに共通する問題(精神的、肉体的)について、自発的に話したり、仲間の話を
聞いたりする過程から、その問題を克服していく。(2002 年版解説)
(3)売買春・性の ◆性の商品化等に
男女それぞれの人権と性を尊重す
商品化*2是正
関する問題意識 る立場から売買春や性の商品化等に
に向けた施策
の啓発
関して考える機会を充実させ、市内
の充実
全体の問題意識を高めていきます。
A
男女平等推進センター
公民館
ボランティア組織や関係団体と連携
◆健全で安全なま
ちづくりの推進 し、性に関する情報の氾濫や暴力を助
長するような有害環境の浄化活動に取
り組みます。
また商工会議所等を通して市内事
業所に対して、性の商品化防止につ
いての周知を図ります。
A
経済振興課
すべての市職員・教職員等に対し、 A
(4) セ ク シ ュ ア ◆職員等に対する
セクシュアル・ハラスメント防止に
研修の充実
ル・ハラスメン
関する基本方針を徹底するととも
トへの対策の
に、セクシュアル・ハラスメントを
充実
防止するための研修を制度化し意識
の向上を図ります。
職員課
指導課
全庁
セクシュアル・ハラスメント防止
◆学校でのセクシ
ュアル・ハラス のための学習のしおりとして、児童
メントの適切な 用に「ストップ・ザ・セクハラ」を
作成しました。今後は生徒用にも手
対応
引書を作成する等、学校でのセクシ
ュアル・ハラスメント防止対策を充
実します。
A
指導課
男女雇用機会均等法のセクシュア
◆事業所等への働
ル・ハラスメントに関する規定を遵
きかけ
守するよう、事業所等に働きかける
とともに、セクシュアル・ハラスメ
ント防止に対する取り組みを支援し
ます。
A
経済振興課
男女平等推進センター
基本目標Ⅱ.ジェンダーに敏感な視点に基づいた性の尊重
2005 年 7 月∼8 月に実施した「町田市男女平等に関するアンケート調査」において、
「女性の人権」について
問う項目により、女性の人権が尊重されていないこと、女性に対する人権侵害への対策について調査を行い、
2006 年 2 月に報告書を発行しました。この調査結果をもとに、人権と性の問題について啓発していきます。
検討課題となっています。
*2 性の商品化
売買春、ポルノ、援助交際、風俗営業、性を強調した広告など、性、特に女
性の性をその人格から切り離し、金銭と交換可能な、あたかも商品(モノ)のよ
うに取り扱おうとする態度を指します。(2002 年版解説)
市職員に対し男女平等、セクシュアル・ハラスメントなどの研修講座を開催し、意識の啓発を図りました。
研修名
講師
参加者
2005 年度
新規採用職員研修
男女平等推進 89 人
「職場の男女平等とセクシュアル・ハラス センター職員
メントの防止」
2006 年度
新規採用職員研修
男女平等推進 68 人
「職場の男女平等とセクシュアル・ハラス センター職員
メントの防止」
行政課題講演会
中重克己さん
31 人
「セクシュアル・ハラスメント どう防ぎ
どう解決する?」
指導課では、定例校長会で東京都教育長人事部「服務事故の防止に向けて」を配布し、あわせて各校では服務
事故防止に関する校内研修を実施しています。
各課では、
上司・職員が研修に参加し、得た知識や情報を課内において共有、確認、話し合い等を行い、意識の向上に努
めています。
課内ミーティング、職員会議等で上司から訓辞し、適宜基本方針について周知、伝達を行い、遵守しています。
職員一人ひとりが日頃から言葉遣いや行動に気をつけています。
各校で服務事故防止に関する校内研修を実施しています。
男女平等推進センター講座
講座名
CAPプログラム
「子どもが自分自身を守る方法」
講師
2005 年度
2006 年度
PEACE 暴力防止トレ
ーニングセンター
子ども 30 人
大人 31 人
子ども 39 人
大人 39 人
経済振興課では、東京都労働相談情報センター八王子事務所と連携し、事業を行っています。
2006 年度 雇用平等セミナー「男女雇用機会均等法改正!∼何がどう変わるのか?∼」の開催を通じて、事
業者及び人事労務担当者などに対し、啓発を行いました。
(参加者 30 人)このセミナーは、東京都労働相談情
報センター八王子事務所、経済振興課、男女平等推進センターの共催により実施しました。
2006 年度 男女平等推進センターでは、職員課と共催し、市の新任管理職を対象にしたセクシュアル・ハラ
スメントに関する研修講座を開催しました。(参加者 31 人)
基本目標Ⅲ.社会活動における男女平等参画の促進
課題1.政策・方針決定への参画の促進
施策の方向
事
業
事
業
の
概
要
実施時期
所管課
女性の意見や視点を市政により一
(1)審議会・委 ◆審議会・委員会等
へ の 女 性 の 登 用 層反映させるため、審議会・委員会
員会等への
等の委員に女性を積極的に採用し、
促進
女性の登用
女性委員の割合40%以上の早期実現
を目指します。
また、男性のみ、女性のみの委員
会など、両性の極端な偏りが生じな
いように配慮します。
A
男女平等推進センター
全庁
審議会・委員会等政策・方針決定
◆女性委員への支
の場に参画する女性のために情報や
援
研修の場の提供など自己啓発を支援
します。
また、乳 幼 児を持つ 女 性が審議
会・委員会に参加するために、会議
中の保育・託児の制度化を促進しま
す。
A
男女平等推進センター
全庁
女性人材 リ ストを作 成 し、審議
◆女性人材リスト
の作成及び活用 会・委員会等への人材の活用を図り
ます。
A
男女平等推進センター
◆政治意識の啓発
活動の推進
A
男女平等推進センター
A
全庁
性別による偏りの大きい職場・職種
(2)庁内におけ ◆ポジティブ・アク
を是正するために、女性職員を積極的
ションの推進
る女性職員
に登用するポジティブ・アクションを
の登用
推進します。
B
基本目標Ⅲ.社会活動における男女平等参画の促進
2005 年度・2006 年度 事業実績
庁内組織の男女平等推進会議において、審議会委員等の女性割合を発表して、積極的な採用を促しています。
2006 年 4 月 1 日現在の委員の女性割合(全体平均)は、32.4%となっています。2005 年度の女性割合は 33.5%
でした。
個別にみると、公選による委員、特定分野の専門家や学識委員、関係機関の役職者等によって選出される委員
などについては、事務局で男女比に配慮することが難しい場合があり、偏りの大きい(女性のいない)審議会
等が複数存在しています。ポジティブ・アクションの推進など、社会全体・各分野での積極的な女性登用が必
要と考えられます。
今後も女性割合 40%の早期実現を目指していきます。
各課の取り組みとして、
審議会の団体推薦委員については、推薦時に配慮を依頼し、女性委員の割合が若干上昇しました。
女性委員の退任の際は、後任も女性委員で薦めています。
情報提供等は、必要であれば男女問わず行っています。
男女平等推進センターでは、講演会・講座の開催及び委員会等開催の際には保育・託児を提供しています。
各課では、ニーズがない、把握していない等により実施されていないが、制度化することにより希望者の増加
が見込まれるため、導入の促進を目指します。
リストの作成について検討しています。活用については、個人情報保護の観点も含め、検討していきます。
男女平等推進センターでは、展示・情報コーナーにおいて関係図書・資料等の収集、提供を行っています。
男女平等推進センターでは、庁内組織の男女平等推進会議において、女性職員の積極的な登用を促しています。
職員研修
2005 年度
研修名
講師
参加者
行政課題講演会
「男女共同参画社会実現にむけて∼ポジ
ティブ・アクションとは?」
平井ゆき子さん
19 人
各課では、
当初より男女の偏りはなく、男女関係なく責任ある職務に就くようにしています。
過去は男性が主となって行っていたような事務についても、女性職員の意思を尊重し、積極的に登用を行って
います。
◆職務内容の見直
女性職員の採用、配置、職務内容、
しと職場環境の 昇進などについて、男女平等観に立っ
整備
た見直しを行います。
また、女性職員も働きやすいように
職場の設備の充実を図ります。
A
職員課
男女平等推進センター
全庁
◆管理職への女性
の登用の促進
A
職員課
実施時期
所管課
女性が社会的・経済的・政治的に
(1) 地 域 活 動 の ◆女性のエンパワ
促進
ーメント *3 のた 発言する力を養うための講座を開催
めの講習会・研 します。
修会等の開催
A
男女平等推進センター
男性の地域活動への参加の啓発を
◆男性の地域活動
行っている社会福祉法人町田市社会
への参加促進
福祉協議会に対して、補助金の交付
等を通して支援を行います。
A
福祉総務課
課題2.地域活動への参画の促進
施策の方向
事
業
事
業
の
概
要
基本目標Ⅲ.社会活動における男女平等参画の促進
在籍職員数の女性割合(2005 年 11 月 1 日現在)
女性割合
女 性
男 性
合
計
一般事務
26.17 %
352 人
993 人
1,345 人
事務以外計
49.67 %
755 人
765 人
1,520 人
合 計
38.64 %
1,107 人
1,758 人
2,865 人
各課では、
基本的に職務内容を男女で区別することはなく、男女平等の視点も含め諸事情を総合的に勘案し、配置や職務
内容を決定し、分担しています。職場の協力体制により、職員全員で業務にあたっています。
業務の円滑な遂行のため女性職員の意見を積極的に取り入れ、配置・職務内容などについて、女性職員の能力
とやる気を十分に引き出す職場づくりを行っています。
女性職員の妊婦時短、育児時短、部分休業などの取得に配慮して仕事内容を検討し、女性職員が働きやすい職
場環境づくりに努めました。
休息室・ロッカー室の整備など、職場の設備の充実等について、配慮しています。
男女平等推進センターでは、庁内組織の男女平等推進会議において、管理職の女性割合を発表し、積極的な登
用を促しています。
在籍職員の管理職割合(2005 年 11 月 1 日現在)(単位:人)
職務名
管理職
女性割合
一般事務
事務以外計
係長級
女性 男性
計
女性割合
その他
女性 男性
計
女性 男性
計
合計
3.88 %
5
124
129
11.91 %
53
392
445 294 477
771
1,345
25.23 %
27
80
107
26.72 %
62
170
232 666 515 1,181
1,520
32
204
236
16.99 %
115
562
677 960 992 1,952
2,865
合 計
13.56 %
※係長級には課長補佐を含む
2005 年度・2006 年度 事業実績
男女平等推進センター
コミュニケーション講座・講演会を実施しました。
内容
講師
2006 年度
よりよい人間関係をめざして∼コミ 荒木晶子さん
ュニケーションの視点から考える
こころのちからを取り戻す∼体験! 岩井美代子さん
アサーティブネストレーニング
参加者
154 人
33 人
*3 女性のエンパワーメント
女性が自分自身の生活と人生を決定する権利と能力を持ち、社会的・経済的・政治
的な意思決定過程に参画すること。(2002年版解説)
福祉総務課では、町田市社会福祉協議会に対し、補助金の交付等を通して支援しています。
ボランティア・センター事業補助金 2005 年度 6,568 千円
各分野で活動しているボランティ
◆情報の収集・提
アに関する情報の収集・提供を行う
供
社会福祉法人町田市社会福祉協議会
に対して、補助金の交付等を通して
支援を行います。
A
福祉総務課
ボランティア活動を支援する社会
◆各種活動への支
福祉法人町田市社会福祉協議会に対
援
して、補助金の交付等を通して支援
を行います。
また、消費者活動や地域活動等各
種活動団体に対して、施設・設備の
提供を通して支援を行います。
A
市民活動振興課
消費者活動、環境運動、ボランテ
◆学習講座等の開
ィア活動など、様々な地域活動に関
催
する講座等を開催しています。
ボランティア活動に関する各種講
座を開催している社会福祉法人町田
市社会福祉協議会に対して、補助金
の交付等を通して支援を行います。
A
(2) 男 女 平 等 推 ◆男女平等推進団
体・グループへ
進団体への支
の支援及び育成
援
市民参加の男女平等フェスティバ
◆男女平等推進団
体・グループ等 ルなどを通して交流を促進します。
の交流の促進
福祉総務課
消費生活センター
福祉総務課
消費生活センター
公民館
A
公民館
男女平等推進センター
A
男女平等推進センター
実施時期
所管課
A
男女平等推進センター
図書館
課題3.国際交流への参画の促進
施策の方向
事
業
(1)国際理解の ◆情報や資料の収
推進
集・提供
事
業
の
概
要
公民館
市民活動振興課
基本目標Ⅲ.社会活動における男女平等参画の促進
福祉総務課では、町田市社会福祉協議会に対し、補助金の交付等を通して支援しています。
ボランティア・センター事業補助金 2005 年度 6,568 千円
市民活動振興課では、各種地域活動団体に対し、市民フォーラム、地域センター(成瀬、つくし野、木曽森野、
三輪)の施設・設備の貸出を行っています。
福祉総務課では、町田市社会福祉協議会に対し、補助金の交付等を通して支援しています。
ボランティア・センター事業補助金 2005 年度 6,568 千円
消費生活センターでは、運営協議会に対し補助金の交付及び委員会室の提供をしています。
補助金額 2005 年度・2006 年度とも 710 千円
「くらしを守る市民の集い」(消費生活センター)や「まちだ男女平等フェスティバル」では、相互に市民主
体の企画で参加・協力を行っています。
福祉総務課では、町田市社会福祉協議会に対し、補助金の交付等を通して支援しています。
ボランティア・センター事業補助金 2005 年度 6,568 千円
消費生活センター
消費者教育に関する学習会等を開催しました。
2005 年度
暮らしのセミナー
8回
305 人
消費生活センター学習会
18 回
778 人
テスト・料理教室
14 回
304 人
移動消費生活センター学習会
6回
98 人
消費者教育支援
15 回
477 人
子ども向け教室
3回
88 人
合 計
64 回
2,050 人
2006 年度
8回
284 人
14 回
587 人
6回
109 人
2回
42 人
6回
175 人
3回
81 人
39 回
1,278 人
公民館では、自主男女共生学級を開設し、様々なテーマで学習を行っています。
男女平等推進センターでは、2006 年度は、登録団体の企画・運営による講演会・講座を 3 回実施しました。
男女平等推進センターが共催となり、講師謝礼・消耗品の補助、会場・保育の提供を行いました。
また、毎年 2 月に「まちだ男女平等フェスティバル」を市民と行政との共催事業として行っています。
2006 年度から、登録団体が使用できる専用会議室を増やし、より利用しやすくしました。
男女平等推進センターでは、2005 年度(3 日間)
、2006 年度(2 日間)とも登録団体懇談会を実施し、団体相
互の交流を図りました。
「まちだ男女平等フェスティバル」は、登録団体・市民による実行委員会が主体となり、男女平等推進センタ
ーが共催として協力し、開催しています。2006 年度は第 7 回目を開催しました。
2005 年度・2006 年度 事業実績
男女平等推進センターでは、展示・情報コーナーにおいて関係図書・資料等の収集、提供を行っています。
図書館では、幅広い分野の図書購入のなかで、国際交流問題に関するものも広く収集・提供しています。
公民館では、情報資料コーナーで所有している資料の閲覧ができます。
(※所管課変更 市民活動振興課→財団法人 町田市文化・国際交流財団)
財団法人 町田市文化・国際交流財団では、町田国際交流センター会報紙「ぼろんてぃえ」を発行しています。
発行 年 6 回 各 10,000 部
◆学習講座等の開
催
A
公民館
市民大学
市民活動振興課
◆国際交流事業の ・中学生の相互訪問事業
促進
・図書の交換事業
A
指導課
図書館
(2)市内在住外 ◆日常生活の情報 ・生活ガイドブック(英語)
・市勢要覧
提供の充実
国人女性へ
・町田ガイドマップ(英語)
の支援
・公共施設の表示サインのローマ字
併記
・母子健康手帳(英語・中国語・ハ
ングル・ポルトガル語・スペイン
語)
・防災ガイド(英語・中国語・ハン
グル・ポルトガル語・タイ語・ペ
ルシャ語)
・資源とゴミの出し方(英語)
A
広報広聴課
都市計画課
健康課
防災課
清掃総務課
全庁
◆学習講座の開催
◆相談体制の充実
関連機関や市民団体、ボランティ
アと連携し、市内在住の外国人に対
する相談体制の充実を図ります。
A
市民活動振興課
B
市民活動振興課
基本目標Ⅲ.社会活動における男女平等参画の促進
まちだ市民大学 HATS 講座
まちだ市民国際学
前期(12 回)
後期(12 回)
2005 年度
696 人
277 人
2006 年度(3 月迄)
729 人
728 人
(※所管課変更 市民活動振興課→財団法人 町田市文化・国際交流財団)
財団法人 町田市文化・国際交流財団では、日本語講座、外国語講座、日本語講師養成講座などを実施してい
ます。
市立小中学校(5 校)の児童生徒が、海外の小中学校の児童生徒とオンラインによるテレビ会議や、電子メー
ルを使用して交流を行いました。
図書館では、中国崇文区図書館と隔年ごとに自国図書の寄贈をおこなっています。
男女平等推進センターでは、町田国際交流センターが講座を開催する際の会場提供に協力しています。また、
男女平等フェスティバルの際には、展示や資料提供等による参加協力を得ています。
2005 年度男女平等フェスティバルでは、在日韓国人のエッセイスト(朴慶南さん)によるメイン講演会を行
い、好評を得ました。
大地沢青少年センターでは、2006 年度夏まつりに外国人利用者の参加がありました。
広報広聴課では、「市政要覧」(5 年毎に作成)英語版の有料配布と、概要版の無料配布を行っています。
「外国人のための生活ガイドブック」について、既存版の配布を行い、あわせて公式ホームページ(英語)で
の情報提供をしています。
都市計画課では、街区表示板、地区案内板について、ローマ字併記をしています。
建設総務課では、2005 年度 町田市サインマニュアルを作成し、外国語表記の方法を記載しました。
また、道路愛称名標識・地点名標識についてローマ字併記により設置しました。
健康課では、
「母子健康手帳」
(英語・中国語・ハングル・スペイン語・ポルトガル語・タガログ語・インドネ
シア語・タイ語)を交付しています。
交付数 2005 年度 26 冊、2006 年度 16 冊
防災課では、
「洪水ハザードマップ」(英語・中国語・ハングル)の作成を検討しています。
(※所管課変更 清掃総務課→ごみ減量課)
ごみ減量課では、「資源とごみの出し方」英語版に加え、中国語・ハングル版を作成、配布しています。
各課では、
国際版画美術館では、施設案内チラシ(英語)を配布しています。
図書館では、図書館利用案内(英語・中国語)を作成・配布しています。
管財課では、市役所本庁舎、森野分庁舎内の一部について案内表示板を英語表記にしています。
清掃総務課では、施設内和式トイレについて、英語の図解解説を表示しました。
児童青少年課では、子育て情報冊子「CHILD-REARING INFORMATION」
(英語)を情報コーナーに設置していま
す。
高齢者福祉課では、東京都作成の介護保険制度パンフレット(英語・中国語・ハングル)を設置しています。
(※所管課変更 市民活動振興課→財団法人 町田市文化・国際交流財団)
財団法人 町田市文化・国際交流財団では、日本語講座、外国語講座、日本語講師養成講座などを実施してい
ます。
(※所管課変更 市民活動振興課→財団法人 町田市文化・国際交流財団)
財団法人 町田市文化・国際交流財団では、外国人のための無料相談会ならびに相談員の養成講座を実施して
います。
市民の国際交流活動を支援するた
(3)国際交流の ◆国際交流事業へ
めに国際交流基金を使って、町田国
の支援
場と機会の
際交流センターへ補助します。
提供
A
市民活動振興課
国際的な分野において女性が積極
◆女性市民の諸外
的な役割を果たせるように、女性市
国への派遣
民の諸外国への派遣を検討します。
D
男女平等推進センター
国際交流の拠点である町田国際交
◆国際交流拠点と
流センターとの連携を強め、国際交
の連携
流活動を進めます。
B
男女平等推進センター
ドメスティック・バイオレンス(DV)
配偶者や恋人など親密な関係にある、または過去
にあった人からふるわれる暴力(身体的・精神的・
性的な暴力)、という意味で使われています。
リプロダクティブ・ヘルツ/ライツ
1994 年にカイロで開催された国際人口・開発会
議において提唱された概念で、今日、女性の人権の
重要な一つとして認識されるに至っています。リプ
ロダクティブ・ヘルス/ライツの中心課題には、い
つ何人子どもを生むか生まないかを選ぶ自由、安全
で満足のいく性生活、安全な妊娠・出産、子どもが
健康に生まれ育つことなどが含まれおり、また、思
春期や更年期における健康上の問題等生涯を通じ
ての性と生殖に関する課題が幅広く議論されてい
ます。(内閣府男女共同参画局)
市民活動振興課
基本目標Ⅲ.社会活動における男女平等参画の促進
(※2004 年 4 月 財団法人 町田市文化・国際交流財団の設立に伴い、国際交流基金を廃止。)
市民活動振興課では、市内の国際交流活動を支援するために、財団法人 町田市文化・国際交流財団へ補助金
を交付しています。
補助金額 2005 年度 77,902 千円
財団法人 町田市文化・国際交流財団では、市民の海外派遣事業を行い、代表者、参加者として女性を多数派
遣しています。
2006 年度 チェコ親善訪問を行いました。文化や芸術、市民間の交流を目的とし、男女 50 名を派遣しました。
また、日タイ修好 120 周年記念事業演奏会を実施し、タイ・バンコクでのチャリティーコンサートを通じて、
交流を行います。
男女平等推進センターでは、町田国際交流センターが講座を開催する際の会場提供に協力しています。また、
男女平等フェスティバルの際には、展示や資料提供等による参加協力を得ています。
(※所管課変更 市民活動振興課→財団法人 町田市文化・国際交流財団)
財団法人 町田市文化・国際交流財団では、各種国際交流事業を実施しています。
ポジティブ・アクション(積極的改善措置)
様々な分野において、活動に参画する機会の男女間
の格差を改善するため、必要な範囲内において、男女
のいずれか一方に対し、活動に参画する機会を積極的
に提供するものであり、個々の状況に応じて実施して
いくものです。
積極的改善措置の例としては、国の審議会等委員へ
の女性登用のための目標の設定や女性国家公務員の採
用・登用の促進等が実施されています。
男女共同参画社会基本法では、積極的改善措置は国
の責務として規定され、また、国に準じた施策として
地方公共団体の責務にも含まれています。
(内閣府男女共同参画局)
基本目標Ⅳ.働く場での男女平等
課題1.男女の均等待遇と就労環境の向上
施策の方向
事
業
事
業
の
概
要
実施時期
所管課
(1) 働 く 場 で の ◆改正男女雇用
機会均等法等
男女平等に関
法律や制度に
する啓発活動
関する周知・啓
の推進
発活動の推進
A
経済振興課
男女平等推進センター
◆労働条件改善
の促進
A
経済振興課
◆母性保護のた
めの啓発活動
の推進
A
経済振興課
◆ILO156
号条約 * 4 完全
実施への働き
かけ
E
経済振興課
男女平等推進センター
A
経済振興課
A
経済振興課
労働に関する相談について、関連
(2) 就 労 に 関 す ◆労働相談窓口
機関と連携を図りながら実施してい
の実施
る情報の収集
ます。
と提供
◆就労に関する
意識・実態調
査の実施
男女平等推進センター
基本目標Ⅳ.働く場での男女平等
2005 年度・2006 年度 事業実績
2006 年度 雇用平等セミナー「男女雇用機会均等法改正!∼何がどう変わるのか?∼」の開催を通じて、事
業者及び人事労務担当者などに対し、啓発を行いました。このセミナーは、東京都労働相談情報センター八王
子事務所、経済振興課、男女平等推進センターの共催により実施しました。(参加者 30 人)
2006 年度男女平等推進センターだよりに男女雇用機会均等法改正についての周知・啓発記事を掲載しました。
1 月 11 日発行 143,000 部
経済振興課、男女平等推進センター、東京都労働相談情報センター八王子事務所の共催により、改正男女雇用
機会均等法関連(2006 年度)やパート労働等(2005 年度)に関するセミナーを実施し、使用者、労働者への
啓発を行いました。
男女平等推進センターでは、展示・情報コーナーにおいて関係図書・資料等の収集、提供を行っています。
経済振興課、男女平等推進センター、東京都労働相談情報センター八王子事務所の共催により、改正男女雇用
機会均等法関連(2006 年度)やパート労働等(2005 年度)に関するセミナーを実施し、使用者、労働者への
啓発を行いました。
男女平等推進センターでは、展示・情報コーナーにおいて関係図書・資料等の収集、提供を行っています。
経済振興課、男女平等推進センター、東京都労働相談情報センター八王子事務所の共催により、改正男女雇用
機会均等法関連(2006 年度)やパート労働等(2005 年度)に関するセミナーを実施し、使用者、労働者への
啓発を行いました。
男女平等推進センターでは、展示・情報コーナーにおいて関係図書・資料等の収集、提供を行っています。
*4 ILO第156号条約
ILO(国際労働機構)で 1981 年(昭和 51 年)に採択された「家族的責任
を有する男女労働者の機会及び待遇の均等に関する条約」。男女が家庭的責任
をともに担うことを雇用の場でも実現するための国際条約であり、日本では育
児・介護休業法の施行を経て 1995 年(平成 7 年)に批准しました。
(2002 年版
解説)
経済振興課では、森野分庁舎にて毎週火曜日 9:30∼16:30(2006 年度は 13:30∼16:30)に東京都労働相
談情報センター八王子事務所職員による労働相談所を開設しています。
東京都労働相談情報センター八王子事務所、ハローワーク、労働基準監督署と共催により、街頭労働相談を実
施しています。年 1 回(11:30∼15:30) 相談件数 20 件
2005 年度は、経済振興課、男女平等推進センター、東京都労働相談情報センター八王子事務所の共催により、
パート労働等に関するセミナーを実施し、個別相談も受けました。
男女平等推進センターでは、2005 年度・2006 年度とも、財団法人 21 世紀職業財団東京事務所と共催により、
再就職支援セミナー(主に女性対象)を実施し、個別相談の場を提供しました。2006 年度は、継続的な相談
の場所を町田市民フォーラム内に設定して面接相談(7 名 各 3 回)を実施し、再就職へとつなげました。
経済振興課では、東京都労働相談情報センター八王子事務所と連携し、実施していきます。
2005 年 7 月∼8 月に実施した「町田市男女平等に関するアンケート調査」において、
「労働・職場」について
問う項目により、女性の就業状況、望ましい女性の働き方、女性の就労継続を阻害するものについて調査を行
い、2006 年 2 月に報告書を発行しました。この調査結果をもとに、女性の就労支援事業等を充実させていき
ます。
◆労働に関する
情報の収集・
提供
A
経済振興課
男女平等推進センター
(3) 就 労 機 会 の ◆市及び関連機
関における女
拡大と能力開
性就労の場の
発
拡大
A
全庁
結婚・出産などにより職場を離れ
◆再雇用制度の
た女性を同じ職場で雇う再雇用制度
啓発
の普及を働きかけます。
A
経済振興課
男女平等推進センター
◆能力開発のた
めの学習講座
等の開催
B
経済振興課
男女平等推進センター
◆就労意識に関
する啓発活動
A
経済振興課
基本目標Ⅳ.働く場での男女平等
経済振興課では、労働に関する冊子、パンフレットを窓口に置き、来庁者に配布しています。
男女平等推進センターでは、展示・情報コーナーにおいて関係図書・資料等を収集し、閲覧や貸出を行ってい
ます。
男女を区別せず募集、選考、任用するようにしていますが、部署により女性が多数採用されており、就労の場
の拡大が図られています。
就労についてのセミナー等のチラシを置き、市民が自由に取れるようにしています。
検討課題となっています。
男女平等推進センター講座
講座・講演会名
2005 年度
2006 年度
再就職支援セミナー
「再就職にすぐに役立つ講座 福祉
の仕事を考えてみよう」
女性のキャリア支援連続セミナー
「自分らしい働き方を見つけよう」
(4 回)
再就職支援セミナー
「再就職にむけて∼知っておきたい
お金の話 と私の 持ち味 」
講師
参加者
石川治江さん、高
齢者福祉課職員
20 人
瓜生ふみ子さん、 63 人
石田澄子さん
望月由佳さん、21
世紀職業財団東
京事務所相談員
13 人
経済振興課、男女平等推進センター、東京都労働相談情報センター八王子事務所の共催により、改正男女雇用
機会均等法関連(2006 年度)やパート労働等(2005 年度)に関するセミナーを実施し、使用者、労働者への
啓発を行いました。
経済振興課では、町田商工会議所との共催により、毎年、市内で長く同一職業に従事し功績のある技能者に対
し「技能功労者」として表彰を行っています(2006 年度 28 人)
。また、市内の中小企業で長く働く従業員に
対し「永年勤続従業員」として表彰を行っています(2006 年度 75 人)。
男女平等推進センター講座
講座・講演会名
2005 年度
2006 年度
再就職支援セミナー
中学生職場体験学習講座
女性のキャリア支援連続セミナー
(4 回)
雇用平等セミナー
再就職支援セミナー
雇用平等セミナー
講師
参加者
石川治江さん、他
町田商工会議所
女性会、他
瓜生ふみ子さん、
石田澄子さん
菅沼友子さん
望月由佳さん、他
長谷川聡さん
20 人
50 人
男女平等推進センターだよりの発行(毎年 1 月 11 日号)
2005 年度
女性の再チャレンジ支援について、他
2006 年度
男女雇用機会均等法改正について、他
63 人
42 人
13 人
30 人
143,000 部
143,000 部
男女平等推進センターでは、展示・情報コーナーにおいて関係図書・資料等を収集し、閲覧や貸出を行ってい
ます。
◆職業能力開発
資格・技能・技術を得る情報や資
についての情 料を提供します。
報提供
A
経済振興課
男女平等推進センター
女性の就労に関する相談窓口を設
◆相談窓口の実
け、女性の就労を支援します。
施
A
経済振興課
男女平等推進センター
課題2.仕事と家庭の両立支援
施策の方向
事
業
事
業
の
実施時期
所管課
A
子育て支援課
◆認可保育園・
認可外保育園
への援助
A
子育て支援課
◆学童保育クラ
ブの充実
A
児童青少年課
(1) 男 女 の 労 働 ◆保育内容の充 ・病後児保育事業
条件にみあっ
実
・延長保育事業
た保育体制の
・低年齢児保育事業
充実
概
要
など
基本目標Ⅳ.働く場での男女平等
男女平等推進センター講座
講座・講演会名
2005 年度
2006 年度
講師
再就職支援セミナー
女性のキャリア支援連続セミナー
(4 回)
女性セミナーⅡ(公民館共催)
「起業 はじめの一歩」(6 回)
再就職支援セミナー
参加者
石川治江さん、他
20 人
瓜生ふみ子さん、 63 人
石田澄子さん
二瓶哲さん、井之 147 人
上正司さん、他
望月由佳さん、他
13 人
男女平等推進センターでは、展示・情報コーナーにおいて関係図書・資料等を収集し、閲覧や貸出を行ってい
ます。
経済振興課では、森野分庁舎にて毎週火曜日 9:30∼16:30(2006 年度は 13:30∼16:30)に東京都労働相
談情報センター八王子事務所職員による労働相談所を開設しています。男女問わず受け付けています。
2005 年度は、経済振興課、男女平等推進センター、東京都労働相談情報センター八王子事務所の共催により、
パート労働等に関するセミナーを実施し、個別相談も受けました。
男女平等推進センターでは、2005 年度・2006 年度とも、財団法人 21 世紀職業財団東京事務所と共催により、
再就職支援セミナー(主に女性対象)を実施し、個別相談の場を提供しました。2006 年度は、継続的な相談
の場所を町田市民フォーラム内に設定して面接相談(7 名 各 3 回)を実施し、再就職へとつなげました。
2005 年度・2006 年度 事業実績
子育て支援課
病後児保育事業
利用登録を行なった世帯(児童数)
2005 年度
688 世帯(948 人)
延長保育事業
町田市内の保育所全園で実施しています。
2005 年度
2006 年度
実施箇所数
47 ヶ所
48 ヶ所
産休明け保育/0歳児保育事業
0歳児の定員を有する保育所全園で実施しています。
2005 年度
2006 年度
実施箇所数
40 ヶ所
41 ヶ所
(※名称改正 低年齢児保育事業→産休明け保育/0歳児保育事業)
休日保育事業
実施箇所数
2005 年度
1 ヶ所
2006 年度
1 ヶ所
子育て支援課では、上記の事業等を行なっている保育所等に財政的援助を行なっています。
学童保育クラブの新設
2005 年度
新設数
4 ヶ所
2006 年度
2 ヶ所
1 小学校区に 1 学童保育クラブの設置を目標とし、2006 年 11 月末までに 37 ヶ所に設置済みです。
また、1 ヶ所について新設工事中(2007 年 4 月開設予定)
、既設の 2 ヶ所について入会児童多数のため、増設
工事中です。
A
経済振興課
E
経済振興課
男女平等推進センター
実施時期
所管課
(1) パ ー ト タ イ ◆事業所への啓
発活動の推進
ム労働・派遣
労働における
労働条件の整
備
A
経済振興課
◆特定退職金・
中小企業退職
金共済制度へ
の加入促進
A
経済振興課
◆情報の収集・
提供
A
経済振興課
男女平等推進センター
(2) 農 業 や 商 工 ◆農業に従事す
る女性の労働
自営業等にお
条件・生活環
ける労働条件
境の改善
の改善
A
農業委員会
農業振興課
◆商工自営業等
に従事する女
性の労働条
件・生活環境
の改善
A
経済振興課
(2)育児・介護休 ◆育児・介護休
仕事と家事・育児・介護を両立しな
業制度の充実
業 制 度 の 取 得 がら働き続けることができるよう、
促進
育児・介護休業制度の定着を図りま
す。特に男性の取得を促進するため、
制度内容を充実するよう啓発活動を
推進します。
また、育児休業者生活資金融資制
度(都)利用者に対し、完済時に利
子金額の補助をします。
急病の家族を看護するための看護
◆看護休暇等の
制 度 化 及 び 普 休暇や看護を担う雇用者の労働時間
の短縮を制度化し、その普及を図る
及
よう、国へ要望します。
課題3.多様な働き方の推進
施策の方向
事
業
事
業
の
概
要
基本目標Ⅳ.働く場での男女平等
経済振興課では、東京都育児休業者生活資金融資制度に係る町田市利子補助金交付要綱に基づき、利用者に対
し、利子補助を行っています。
2005 年度・2006 年度とも利用はありませんでした。
男女平等推進センターでは、父親の育児参加を促進するための意識普及講演会を実施しました。
内容
講師
参加者
2005 年度
男女共同参画集週間講演会「息子 3 笠井信輔さん
180 人
人・・・アナウンサー夫婦奮闘中!」
2006 年度
第 7 回まちだ男女平等フェスティバル 山田亮さん
19 人
「パパが子育てを楽しむコツ」
男女平等推進センターでは、展示・情報コーナーにおいて関係図書・資料等を収集し、閲覧や貸出を行ってい
ます。
国への要望について、検討課題となっています。
2005 年度・2006 年度 事業実績
2005 年度 経済振興課、男女平等推進センター、東京都労働相談情報センター八王子事務所の共催により、
雇用平等セミナー「正社員ではない働き方と法律知識」を開催し、パート・契約・派遣労働者の労働条件等に
ついて、使用者、労働者への啓発を行いました。(参加者 42 人)
その他、東京都労働相談情報センター八王子事務所と連携して啓発を行っていきます。
男女平等推進センターでは、展示・情報コーナーにおいて関係図書・資料等を収集し、閲覧や貸し出しを行っ
ています。
経済振興課では、中小企業退職金共済制度加入者に対し、掛け金の一部を補助しています。初年度のみ 1 人あ
たり 5000 円。
2005 年度補助実績 121 事業所 526 人 1,881,400 円
2005 年度 経済振興課、男女平等推進センター、東京都労働相談情報センター八王子事務所の共催により、
雇用平等セミナー「正社員ではない働き方と法律知識」を開催し、パート・契約・派遣労働者の労働条件等に
ついて、使用者、労働者への啓発を行いました。(参加者 42 人)
男女平等推進センターでは、展示・情報コーナーにおいて関係図書・資料等の収集、提供を行っています。
緑豊かな農業を守り、都市農業の近代化を進めることを目的として活動している町田市都市農業婦人団へ補助
金を交付しています。補助金は、農業に関する意識向上のための視察研修、講習や講演会などに要する経費と
して使用されています。
同婦人団は、
「町田市太陽と緑のまつり」に参加し、女性就農者としてのPR活動も行っています。
2006 年度 雇用平等セミナー「男女雇用機会均等法改正!∼何がどう変わるのか?∼」の開催を通じて、事
業者及び人事労務担当者などに対し、啓発を行いました。このセミナーは、東京都労働相談情報センター八王
子事務所、経済振興課、男女平等推進センターの共催により実施しました。(参加者 30 人)
2006 年度男女平等推進センターだよりに男女雇用機会均等法改正についての周知・啓発記事を掲載しました。
1 月 11 日発行 143,000 部
SOHO *5 や在宅勤務など、新し
(3) 新 し い 就 労 ◆情報の収集と
形態に対応し
提供
い就労形態に関して、対応する税制
た労働条件の
や年金制度などを中心に、情報の提
整備
供を行います。
B
男女平等推進センター
経済振興課
フレックスタイム制やワークシェ
◆新しい就業形
態に関する調 アリング*6 、在宅ワークなどの近年
査研究と普及 生じてきている様々な就労形態の普
促進
及を促進するため、関連機関ととも
にその形態や課題の調査・研究を行
います。
また、ファミリー・フレンドリー
企業*7 を普及させるために、市内の
ファミリー・フレンドリー企業を紹
介します。
B
男女平等推進センター
経済振興課
女性の起業家を支援するため、関
(4) 女 性 の 起 業 ◆起業に関する
連機関と連携し情報提供や相談体制
支援
情報の提供
の充実を図ります。
B
男女平等推進センター
経済振興課
東京都女性福祉資金により、事業
◆女性起業家へ
開始や継続の資金援助を行っていま
の支援
す。
A
子育て支援課
女性の起業家を育成するため、法
◆各種講座の開
律や経営などの講座を開催します。
催
B
男女平等推進センター
経済振興課
基本目標Ⅳ.働く場での男女平等
男女平等推進センターでは、展示・情報コーナーにおいて関係図書・資料等の収集、提供を行っています。
2005 年度は、女性のキャリア支援連続セミナー「自分らしい働き方を見つけよう」
(参加者 63 人)や、公民
館との共催による女性セミナーⅡ「起業 はじめの一歩」(参加者 147 人)を開催し、起業をはじめとする
新しい働き方について情報提供しました。
*5 SOHO
Small Office Home Office の略。企業に属さない個人企業家や自営業者などが
インターネットなどの情報通信ネットワークを活用し、自宅や小規模な事務所で
仕事をする独立型の就労形態のことを指します。(2002 年版解説)
検討課題となっています。
*6 ワークシェアリング
雇用を確保する際に、一人当たりの労働時間を短縮しそれによって仕事を分か
ち合おう(work sharing)という政策 。(2002 年版解説)
*7 ファミリー・フレンドリー企業
労働者が仕事と家庭の両立ができる様々な制度を持ち、多様でかつ柔軟な働き
方を労働者が選択できるような取り組みを行っている企業です。具体的には、育
児・介護休業制度が法律以上の水準で行われていたり、育児・介護のための短時
間勤務制度や託児施設が設置されていたり、また、男女ともにそれらの制度が使
いやすい雰囲気をもっていることなどがあげられます。(2002 年版解説)
男女平等推進センター講座
講座・講演会名
2005 年度
女性のキャリア支援連続セミナー
「自分らしい働き方を見つけよう」
(4 回)
女性セミナーⅡ(公民館共催)
「起業 はじめの一歩」(6 回)
講師
参加者
瓜生ふみ子さん、
石田澄子さん
63 人
二瓶哲さん、井之
上正司さん、他
147 人
男女平等推進センターでは、展示・情報コーナーにおいて関係図書・資料等の収集し、閲覧や貸出を行ってい
ます。
経済振興課では、町田商工会議所と連携し情報提供等の充実に努めています。
2005 年度は、町田商工会議所と「女性創業塾」を開催しました。
(参加者 29 人)
町田商工会議所中小企業相談所において、随時相談体制をとっています。
(男女問わず受付)
子育て支援課では、東京都女性福祉資金制度の実施を行っています。
2005 年度の申請者はありませんでした。
男女平等推進センター講座
講座・講演会名
2005 年度
女性のキャリア支援連続セミナー
「自分らしい働き方を見つけよう」
(4 回)
女性セミナーⅡ(公民館共催)
「起業 はじめの一歩」(6 回)
講師
参加者
瓜生ふみ子さん、
石田澄子さん
63 人
二瓶哲さん、井之
上正司さん、他
147 人
経済振興課では、町田商工会議所と連携し 2005 年度「女性創業塾」を開催しました。
(参加者 29 人)
町田商工会議所中小企業相談所において、随時相談体制をとっています。
(男女問わず受付)
基本目標Ⅴ.男女平等参画を支える福祉の充実
課題1.子育てへの社会的支援の充実
施策の方向
事
業
事
業
の
概
要
町田市子育て・子育ち支援計画に
(1) 子 育 て 支 援 ◆ 町 田 市 子 育
の充実
て・子育ち支援 基づき、多様な子育て支援の充実を
計 画 事 業 の 推 図ります。
・子育てひろば事業の実施
進
・子育て支援ネットワークの構築
・保育施設とサービスの充実
・一時保育事業の実施
・子どもショートステイ、トワイラ
イトステイの実施
・ファミリー・サポート・センター
事業の充実
・子ども家庭支援センターの設置
実施時期
所管課
A
子育て支援課
基本目標Ⅴ.男女平等参画を支える福祉の充実
2005 年度・2006 年度 事業実績
(※名称改正 町田市子育て・子育ち支援計画→町田市子どもマスタープラン)
子育て支援課(2006 年度実績は見込み数を含む)
町田市子どもマスタープラン(2004 年 12 月策定)に基づき、多様な子育て支援の充実を図ります。
子育てひろば事業(地域子育てセンター事業・つどいの広場事業含む)
2005 年度
2006 年度
実施箇所数
21 ヶ所
21 ヶ所
子育て支援ネットワーク連絡会の開催
町田市子育て支援ネットワーク連絡会 代表者会議
町田市子育て支援ネットワーク連絡会 実務者会議
地域ネットワーク連絡会(9 地域)
2005 年度
2回
5回
51 回
2006 年度
2回
4回
49 回
一時保育事業(2006 年 12 月 1 日時点)
2005 年度
2006 年度
実施箇所数
29 ヶ所
32 ヶ所
子どもショートステイ、トワイライトステイ事業
2005 年度
ショートステイ
(利用日数)
トワイライトステイ(利用日数)
225 日
71 日
2006 年度
338 日
48 日
ファミリー・サポート・センター事業(2006 年 3 月 31 日現在)
依頼会員
援助会員
両方会員
延活動件数
1,945 人
554 人
135 人
14,898 件
子ども家庭支援センター事業
2005 年度
総合相談件数
350 件
2006 年度
440 件
産後支援ヘルパー派遣事業(2005 年度)
多胎児支援対策として、新たに3つ子以上の子どもをもつ家庭のヘルパー派遣事業を拡充しました。
利用件数
利用回数
派遣時間
22 件
189 回
380 時間
育児支援ヘルパー派遣事業(2006 年度)
(※事業変更 産後支援ヘルパー派遣事業→育児支援ヘルパー派遣事業)
産後 1 ヶ月までのヘルパー派遣を 2 ヶ月に延長し、日数単位の派遣から使いやすいように時間単位に変更しま
した。また、母子手帳交付時に保健バックへ育児支援ヘルパーのチラシを同封し、市内産婦人科医院に育児支
援ヘルパーのチラシを配布しました。
利用件数
利用回数
派遣時間
51 件
293 回
600 時間
親と子の交流スペース事業
家で子育てしている親子の遊び場として場所を提供するなかで、育児のアドバイスや家庭の悩み等の相談を受
けました。
2005 年度
2006 年度
子ども
大 人
計
3,351 人
2,714 人
6,065 人
4,081 人
3,541 人
7,622 人
◆学童保育クラ
ブの充実
A
児童青少年課
◆子どもセンタ
ーの建設
A
児童青少年課
◆子育てに関す
る啓発活動の
充実
A
健康課
子育て支援課
すみれ教室
公民館
男女平等推進センター
◆講座・イベン
トの開催
A
健康課
基本目標Ⅴ.男女平等参画を支える福祉の充実
1 小学校区に 1 学童保育クラブの設置を目標とし、2006 年 11 月末までに 37 ヶ所に設置済みです。
2005 年度は 4 ヶ所、2006 年度は 2 ヶ所新設しました。また、1 ヶ所について新設工事中(2007 年 4 月開設予
定)、既設の 2 ヶ所について入会児童多数のため、増設工事中です。
2005 年度 子どもセンター「つるっこ」がオープンしました。
2008 年度に開設予定の相原地域では、用地交渉、基本設計が完了し、実施設計(契約)を行いました。
忠生地域では、地元検討会をたちあげ、開設について検討に入りました。
健康課
育児学級
離乳食学級
幼児食講習会
2005 年度
40 回
795 人
36 回
822 人
12 回
211 人
2006 年度
24(予定 40)回
27(予定 36)回
9(予定 12)回
530 人
548 人
141 人
子育て支援課
地域子育てセンター事業・子育てひろば事業を実施している保育所(20 ヶ所)、つどいの広場事業を実施して
いる施設(1 ヶ所)では、定期的に育児講座を開催しています。
すみれ教室
発達障がいが心配される子をもつ保護者を対象に研修会を実施しました。
(2005 年度 6 回、2006 年度 9 回)
公民館
2005 年度
きしゃポッポ
33 回
乳幼児を持つ親のための家庭 15 回
教育学級
とことこ
―
保育つき講座を実施しています。
2006 年度
821 組
247 人
男女平等推進センター講座・講演会
内容
2005 年度
男女共同参画集週間講演会「息子 3
人・・・アナウンサー夫婦奮闘中!」
さるびあフェスタ 2005∼お父さんも
一緒にあ・そ・ぼ「つくってあそぶ森
からのおくりもの」
第 6 回まちだ男女平等フェスティバル
「愛子の部屋」
「少子大国ニッポンのママたち」
2006 年度
さるびあフェスタ 2006
「お父さんといっしょに遊ぶむかし
あそび」
男性のための料理教室(2 回)
第 7 回まちだ男女平等フェスティバル
「パパが子育てを楽しむコツ」
講座・講演会は、保育つきで実施しています。
33 回
14 回
集計中
215 人
6回
集計中
講師
笠井信輔さん
参加者
180 人
鎌上茂樹さん
210 人
柴田愛子さん
茅原ますみさん
鎌上茂樹さん
22 人
31 人
380 人
フリー活動栄養
士会
山田亮さん
38 人
19 人
男女平等推進センターでは、展示・情報コーナーにおいて関係図書・資料等を収集し、閲覧・貸出を行ってい
ます。
健康課
医師による育児講座
2005 年度
2回
111 人
2006 年度
1(予定 3)回
72 人
第 1 回総合健康づくりフェア 2006 において、各課・団体から、養育家庭制度の紹介、バルーンアート、韓国
中国の遊び、ワクワクわんぱくひろば、伝承遊び、人形劇、工作、保育園児絵画展示、舞台イベントなどの企
画参加がありました。(来場者数 1,800 人)
子育て支援課
子育てに不安を持つ親などに対
◆相談体制の充
し、来所・電話相談等の相談体制の
実
充実を図ります。また、他の専門機
関との連携を強化し、ネットワーク
化を推進します。
A
健康課
子育て支援課
すみれ教室
保護の必要な児童に対して迅速な
◆児童相談所の
対応をするために、児童福祉司の常
設置
駐化と児童相談所の設置を東京都に
要望します。
E
子育て支援課
基本目標Ⅴ.男女平等参画を支える福祉の充実
子育て支援課(2006 年度実績は見込み数含む)
孤立している家庭の育児支援事業として「子育てママのしゃべり場」を月 1 回開催しています。
2005 年度
2006 年度
大 人
79 人
106 人
子ども
73 人
114 人
また、地域子育てセンター事業・子育てひろば事業を実施している保育所(20 ヶ所)
、つどいの広場事業を実
施している施設(1 ヶ所)では、定期的に育児講座を開催しています。
児童青少年課では、青少年指導者育成のため「町田市子どもサークルリーダー研修会」で実技や講義等の研修
を実施しています。また、研修会修了生をボランティアスタッフとして、年長児∼小学 3 年生とその親を対象
に「おやこであ・そ・ぼっ」事業を年 4 回実施しています。
また、市内の子ども会の中心となって活動する「ジュニアリーダー」の養成講座を開催。3 段階、3 年間のカ
リキュラムで実施しています。
男女平等推進センター講座・講演会
内容
2005 年度
2006 年度
男女共同参画集週間講演会「息子 3
人・・・アナウンサー夫婦奮闘中!」
さるびあフェスタ 2005∼お父さんも
一緒にあ・そ・ぼ「つくってあそぶ森
からのおくりもの」
第 6 回まちだ男女平等フェスティバル
「愛子の部屋」
「少子大国ニッポンのママたち」
さるびあフェスタ 2006
「お父さんといっしょに遊ぶむかし
あそび」
男性のための料理教室(2 回)
第 7 回まちだ男女平等フェスティバル
「パパが子育てを楽しむコツ」
講座・講演会は、保育つきで実施しています。
講師
参加者
笠井信輔さん
180 人
鎌上茂樹さん
210 人
柴田愛子さん
茅原ますみさん
鎌上茂樹さん
22 人
31 人
380 人
フリー活動栄養
士会
山田亮さん
38 人
19 人
健康課
通常勤務時間帯に、相談担当が電話・面接により対応しています。
2005 年度
2006 年度
電話相談
3,873 件
3,582 件
面接相談
120 件
210 件
子育て支援課
2005 年度
子育て支援ネットワーク連絡会の関係機関に、新たに人権擁護委員、弁護士
を追加し連携を強化しました。
また、同連絡会を「要保護児童対策地域協議会」として法定化し、情報提供
や意見開陳等の権限を付与して移行手続きを行いました。
2006 年度
子育て支援ネットワーク連絡会を「要保護児童対策地域協議会」として再構
築し、スタートさせました。
すみれ教室では、発達に遅れや心配のある乳幼児についての相談を随時受け付けています。発達相談について
は、発達障がいのある場合に電話予約のうえ相談を受け付けています。
2005 年度 新規発達相談 247 件
子育て支援課
東京都予算編成にかかる重点要望事項として「児童相談所の職員増員と機能の充実を図ること」を要望します。
2005 年度
2006 年度
東京都市長会に対し、「児童相談所の職員増員と機能の充実を図ること」を
重点要望事項として要求しました。
児童福祉法の一部改正があり、市の業務として児童家庭相談に応じることが
規定され、また、要保護児童の通告先としても追加されました。
児童相談所に地域支援員として、児童福祉司が 1 名増員されました。
◆児童虐待防止
に向けた啓発
活動の充実
A
子育て支援課
児童虐待防止に向けて、子育て支
◆児童虐待防止
のための関連 援ネットワーク連絡会を通して関係
機関とのネッ 機関との連携を強化します。
トワークづく
り
A
子育て支援課
生活援護課
障がい福祉課
すみれ教室
健康課
指導課
教育センター
児童青少年課
社会教育課
公民館
市民病院
男女平等推進センター
実施時期
所管課
A
高齢者福祉課
課題2.高齢社会に対応した環境づくり
施策の方向
事
業
事
業
の
概
要
町田市高齢社会総合計画に基づ
(1) 高 齢 者 福 祉 ◆町田市高齢社
の推進
会 総 合 計 画 事 き、高齢者福祉の充実を図ります。
・介護予防・生活支援サービスの充
業の推進
実
・健康づくり
・相談体制の充実
基本目標Ⅴ.男女平等参画を支える福祉の充実
子育て支援課
2005 年度
「子ども虐待防止対応マニュアル」、啓発冊子「子育て奮闘記∼しつけそれ
とも虐待?!∼」の改訂版を作成しました。
2006 年度
改訂版「子ども虐待防止対応マニュアル」を関係機関に配布しました。
改訂版「子育て奮闘記∼しつけそれとも虐待?!∼」を関係機関及び健康課
の 3 歳児検診の際に受診者へ配布しました。
男女平等推進センター
子どもへの性犯罪等の防止について、子ども及び保護者への啓発講座を行いました。
講座名
講師
2005 年度
2006 年度
CAPプログラム
PEACE 暴力防止トレ 子ども 30 人
子ども 39 人
「子どもが自分自身を守る方法」
ーニングセンター
大人 31 人
大人 39 人
子育て支援課
2005 年度
2006 年度
町田市子育て支援ネットワーク連絡会 代表者会議
2回
2回
町田市子育て支援ネットワーク連絡会 実務者会議
5回
4回
地域ネットワーク連絡会(9 地域)
51 回
49 回
2005 年度 ネットワークの関係機関に新たに人権擁護委員、弁護士を追加し連携を強化しました。
また、児童福祉法の一部改正によりすでに設置している「町田市子育て支援ネットワーク連絡会」を「要保護
児童対策地域協議会」として要綱の改正を行いました。
2006 年度 「要保護児童対策地域協議会」として「町田市子育て支援ネットワーク連絡会」を開催しました。
関係各課では、
子育て支援ネットワーク連絡会へ参加し、情報提供や連携強化についての意見交換を行いました。また、相談
を受けた場合などには、必要に応じて関係機関と連携し支援を行っています。
健康課では、複数の関係機関がかかわっている場合にケースミーティングを随時実施しています。
2005 年度・2006 年度 事業実績
高齢者福祉課
介護予防・生活支援サービスの充実
2005 年度
要介護認定により介護保険非該当の認定を受けた方の介護予防・生活支援と
して、また介護保険制度以外に必要なサービスや、介護する家族を支援する
ための各種事業を実施しました。
その他、高齢者緊急通報システムの設置、福祉機器リサイクル、日常生活用
具給付及び貸付、住宅改修給付、住宅改修アドバイザー委託事業、住宅改修
事業者研修会を実施しました。
2006 年度
事業組み換えあり、前年度と同水準で実施しました。
相談体制の充実
2005 年度
在宅介護支援センター(18 ヶ所)では、在宅高齢者の実態を把握し、介護
に関する相談に応じて不安や悩みを解決するとともに、福祉及び介護保険に
関するサービスの調整や情報提供を行いました。
年間延べ相談件数 101,778 件
2006 年度
地域包括支援センター(15 ヶ所)にて高齢者の総合相談を受け付けました。
4∼9 月の述べ相談件数 11,921 件
(※「健康づくり」については、
「保健医療計画」に基づくもので、所管課に健康課を追加)
健康教育事業、健康相談事業、骨粗しょう症予防事業、訪問指導事業、在宅歯科訪問診療事業、機能維持生き
がいづくり事業、高齢者予防接種事業等を実施しました。
介護サービスの充実のため、介護
◆介護保険事業
保険事業計画に基づき、介護事業の
の推進
円滑な実施・運営を図ります。
・介護施設の充実
・訪問介護員、ケアマネージャー、
施設・介護支援センター職員の研
修
・介護者(介護家族)の支援
A
高齢者福祉課
高齢者の就労の場である授産施設
◆就労の場の充
を充実します。
実
高齢者の就労に関する関係機関相
互のネットワークづくりを進めま
す。
A
授産センター
高齢者福祉課
高齢者の生きがいづくりや健康づ
(2) 高 齢 者 の 生 ◆生きがいづく
くりを支援するため、各種講座を開
きがい支援
りへの支援
催します。
A
B
高齢者福祉課
スポーツ課
基本目標Ⅴ.男女平等参画を支える福祉の充実
高齢者福祉課
介護施設の充実
2005 年度
介護老人福祉施設 80 床、通所介護施設 50 人、短期入所施設 20 床の複合施
設を開設しました。2006 年度に開設予定の通所介護施設 30 人についても開
設。
2006 年度
2005 年度に前倒しで実施しました。
訪問介護員、ケアマネジャー、施設・介護支援センター職員の研修
研修名
開催数
2005 年度
2006 年度
グループホーム質向上支援事業
ケアマネジャー向け住宅改修・福祉用具研修会
訪問介護事業所連絡会(ヘルパーキャリアアップ
研修)
ケアプラン研修(個別)
ケアプラン研修(ケアマネジャー相談窓口)
ケアプラン研修(全体研修会)
在宅介護支援センター職員研修会
ケアマネジャー向け住宅改修・福祉用具研修会
ケアマネジャー向けその他研修会
訪問介護事業所連絡会(ヘルパーキャリアアップ
研修)
地域包括支援センター職員研修会
介護者(介護家族)の支援
2005 年度
家族介護者教室
50 回
1,480 人
10 回
3回
4回
9日
8日
3回
2回
1(今後 2)回
1(今後 3)回
4(今後 1)回
10(今後 10)回
2006 年度(4∼10 月)
16 回
484 人
授産センター(授産場) ※利用者 25 名、平均年齢 75 歳
年間作業(受注)実績
2005 年度
2006 年度
業者数
14 社
10 社
受注額
12,631 千円
6,647 千円
高齢者福祉課
高齢者の社会参加を支援するための講座を開催しました。
2005 年度
2006 年度
初心者向けパソコン(IT)講習会
35 回
683 人
26(今後 9)回 646 人(見込み含め)
また、生きがい健康づくり事業として地域健康体操、講演会、転倒予防教室を実施しました。
ゲートボールについて、3 大会をゲートボール協会に委託したほか、各種大会の支援、用具の貸出等を実施し
ました。
スポーツ課
期間
回数
延べ人数
5/26∼6/23
5回
146 人
7/1∼7/29
5回
151 人
10/21∼11/18
5回
128 人
11/10∼12/8
5回
108 人
2/3∼3/3
5回
151 人
2/23∼3/23
5回
98 人
中高齢者ヨーガ教室
9/22∼10/27
10 回
420 人
中高齢者気孔教室
1/18∼3/22
10 回
420 人
2006 年度
中高齢者教室
5/25∼6/22
5回
114 人
(4∼10 月)
6/30∼7/28
5回
150 人
中高齢者ヨーガ教室
9/21∼10/26
10 回
473 人
2006 年度から、指定管理者である町田市スポーツ振興公社が、教育委員会の業務基準書に基づき前年度と同
様の事業を行っています。
2005 年度
事業名
中高齢者教室
公民館
◆高齢男性の生
高齢男性の生活自立支援のため、
活自立支援
料理教室などの講座を開催します。
A
公民館
消費生活センター
実施時期
所管課
町田市障がい者計画に基づき、障
(1) 障 が い 者 の ◆町田市障がい
がい者の自立支援と介助者の支援を
自立支援
者計画の推進
行います。
A
障がい福祉課
ひとり親家庭や女性の様々な相談
(2) ひ と り 親 家 ◆相談窓口の充
に応じ、指導・助言を行っている母
実
庭に対する支
子(女性)相談員制度を充実するほ
援及び女性に
か、女性総合相談窓口の充実を図り
対する支援
ます。
A
子育て支援課
課題3.福祉のまちづくりの推進
施策の方向
事
業
事
業
の
概
要
男女平等推進センター
基本目標Ⅴ.男女平等参画を支える福祉の充実
公民館
ことぶき大学(10 コース)
2005 年度
2006 年度
5,812 人
6,199 人
男女平等推進センター
2005 年度
男女平等参画都市宣言事業「落語と講演会」で、多数の高齢者へ啓発を行い
ました。(参加者 172 人)
2006 年度
男女平等フェスティバル講演会「すてきにパートナーシップ」で、夫婦がと
もによい関係でいきいきと年を重ねることができるための啓発講演を行い
ました。(参加者 70 人)
公民館
男性学セミナー(料理講座)
2005 年度
―
2006 年度
3回
56 人
男女平等推進センター
2005 年度
2006 年度
男性のための料理教室
―
2回
38 人
高齢男性を含め幅広い年代の男性が参加しました。
男女平等推進センターでは、男性の料理サークルも登録団体として受け入れており、施設利用について援助し
ています。
2005 年度・2006 年度 事業実績
障がい福祉課では、障がい者および家族の福祉向上のため、インテークやケースワーカー、精神保健福祉一般
相談により制度利用を支援しました。ホームヘルパーや介護人の派遣、日常生活用具の給付、施設の利用、障
がい者の緊急一時保護など、様々な援助を行っています。
2005 年度
町田市就労・生活支援センターらいむを通じて就労した障がい者数 35 名。
心のケア相談事業を開始しました。
2006 年度
町田市障がい者計画〔第 3 次〕を発行しました。障害者自立支援法が施行さ
れ、市独自の負担軽減策として、ガイドヘルパーを無料にしました。障がい
者就労促進のための企業内通所授産事業を開始しました。
男女平等推進センターでは、手話通訳、要約筆記つきの講演会・講座を実施し、会場に車椅子席を用意してい
ます。会場の駐車場では、障害者手帳の所持者に対し駐車料金の免除制度があります(駐車台数の制限あり)
。
(※名称改正あり 母子(女性)相談員→母子自立支援員)
子育て支援課
2005 年度
2006 年度
女性や母子家庭に対する相談
1,400 件
800 件
2006 年度 母子自立支援員の業務が都から市町村に移行となり、相談の多様化、複雑化に対応するため、相
談担当職員の増員を検討していきます。
男女平等推進センターでは、
「女性悩みごと相談」において、
「ひとり親家庭のしおり」などを活用し、相談者
への情報提供を行いました。
◆ひとり親家庭 ・緊急一時保護施設の確保検討
への支援
・医療費の自己負担分の助成
・修学資金・生活資金などの各種貸
し付け事業
・ひとり親家庭ホームヘルプサービ
ス事業
・ひとり親家庭資格取得講習受講助
成事業
・ひとり親家庭に対する住み替え家
賃助成事業
・公的住宅の確保検討
C
A
A
◆女性への支援
A
・緊急一時保護施設の確保検討
・修学資金・生活資金などの各種貸
し付け事業
・産後支援ヘルパー
子ども総務課
子育て支援課
A
A
D
D
子育て支援課
基本目標Ⅴ.男女平等参画を支える福祉の充実
子育て支援課
2005 年度 各事業ともに相談者に必要な支援を実施しました。
緊急一時保護宿泊費等補助事業(母子及び女性)
利用世帯数
金額
3 世帯
55 千円
ひとり親家庭医療費助成事業(子ども総務課)
受給対象世帯数
受給対象者数
医療費助成件数
2,426 世帯
5,099 人
55,228 件
金額
141,478 千円
貸付事業においては、対象者が一部変更となったため、社会福祉協議会等、関係機関と連携をとりながら支援
しました。
ホームヘルパーの派遣
利用世帯数
派遣回数
15 世帯
633 回
金額
4,145 千円
資格取得講習受講料等補助事業
助成人数
金額
43 人
819 千円
2006 年度 母子家庭に対する自立支援を国も推進しているところであり、有効な就労支援策を検討します。
男女平等推進センターでは、展示・情報コーナーにおいて関係図書・資料等を収集し、貸出を実施しています。
また、
「女性悩みごと相談」において、各種情報提供と担当課の紹介を行っています。
子育て支援課
他制度、他機関と連携しながら事業を実施しています。
2005 年度
緊急一時保護宿泊費等補助事業(母子及び女性)
利用世帯数
金額
3 世帯
55 千円
貸付事業においては、対象者が一部変更となったため、社会福祉協議会等、関係機関と連携をとりながら支援
しました。
産後支援ヘルパー派遣事業(2005 年度)
多胎児支援対策として、新たに3つ子以上の子どもをもつ家庭のヘルパー派遣事業を拡充しました。
利用件数
利用回数
派遣時間
22 件
189 回
380 時間
育児支援ヘルパー派遣事業(2006 年度)
(※事業変更 産後支援ヘルパー派遣事業→育児支援ヘルパー派遣事業)
産後 1 ヶ月までのヘルパー派遣を 2 ヶ月に延長し、日数単位の派遣から使いやすいように時間単位に変更しま
した。また、母子手帳交付時に保健バックへ育児支援ヘルパーのチラシを同封し、市内産婦人科医院に育児支
援ヘルパーのチラシを配布しました。
利用件数
利用回数
派遣時間
51 件
293 回
600 時間
男女平等推進センターでは、展示・情報コーナーにおいて関係図書・資料等を収集し、貸出を実施しています。
また、
「女性悩みごと相談」において、各種情報提供と担当課の紹介を行っています。
年金や税制度、福祉施策や団体の
(3) 暮 ら し の 情 ◆暮らしの情報
情報など、市民の暮らしを支える情
の提供
報の提供と活
報を提供し、制度の主体的な利用を
動への支援
支援します。
A
全庁
民生・児童委員、福祉員、ボランテ
◆活動への支援
ィア団体、NPOなど、福祉のまち
と連携の促進
づくりを推進している各種の活動を
広く紹介するとともに、活動主体相
互の連携を促進し、その活動を支援
します。
A
福祉総務課
市民活動振興課
基本目標Ⅴ.男女平等参画を支える福祉の充実
男女平等推進センターでは、展示・情報コーナーにおいて関係図書・資料等を収集し、閲覧や貸出を実施して
います。また、「女性悩みごと相談」での各種情報提供を行っています。
2005 年度男女平等フェスティバルにおいては、ファイナンシャルプランナーによる講座「考えてみませんか
リタイア後のライフプラン」を開催しました。
(参加者 25 人)
各課では、
「広報まちだ」をはじめとする各種広報紙・啓発紙、
「わたしの便利帳」や各種ガイドブック、パンフレット、
チラシ、ポスター、通知文書等の発行及び配布・閲覧や、説明会の実施、町田市公式ホームページへの各種資
料等の掲載及び更新などにより、広く情報を発信し、周知を図っています。
町田市公式ホームページからの申請書のダウンロードや、施設予約、電子入札を可能にするなど、利便性も向
上させています。
庁内外の業務を含めて積極的な情報収集を行い、相談者や必要な方に案内しています。
障がい福祉課では、障がい者サービスガイドブック(墨字、点字、音訳版)による情報提供を行い、インテー
ク(窓口)やケースワーカーによる制度や施策、作業所情報についての説明や、制度利用の支援を行っていま
す。
高齢者福祉課では、各種パンフレット等を作成しています。
2005 年度
2006 年度
介護保険のしおり
7,000 部
110,000 部
町田の介護保険(事業実績)
1,300 部
300 部
よくわかる新しい介護保険
3,000 部
―
子育て支援課では、市内の子育てに関連する情報を集約した、町田市子育て情報誌「のびっこ」(第 3 版)を
発行し(7,000 部)
、子育て家庭に提供しています。ホームページ内に「キッズページ」を設け、情報提供し
ています。
市民活動振興課では、施設案内予約システムにより団体情報の提供を行っています。また、市民フォーラム、
地域センター(成瀬、つくし野、木曽森野、三輪)にて各課からの情報や市民活動団体の情報を提供していま
す。
まちだNPO法人連合会と共催して、「NPOのつどい」を開催し、市内NPO法人の情報を集めた冊子「ま
ちだのNPO」を作成、希望者に配布しています。
消費生活センターでは、「くらしを守る市民のつどい」を開催しています。(2005 年度参加団体 19 団体、来
場者 930 人)
ごみ減量課では、ボランティア用、オムツ専用の減免用有料指定袋を用意しています。
また、ごみ減量やリサイクルについて考え、交流する場として「町田ごみフェスタ」を開催し、多数の市民団
体や市民が参加・協力しています。(2005 年度来場者 13,000 人)
まちだ市民大学 HATS 講座
まちだの福祉(通年講座 4 コース)
2005 年度
各 14 回
439 人
(※名称改正 民生・児童委員→民生委員・児童委員)
福祉総務課では、広報紙に民生委員・児童委員の活動内容、名簿を掲載し、周知を図りました。
また、70 歳以上の高齢者世帯に「高齢者のための福祉のてびき」を民生委員・児童委員が個別配布しました
(年 35,000 冊)
。「高齢者のための福祉のてびき」内には民生委員名簿が掲載されています。
市民活動振興課
2005 年度 まちだNPO法人連合会と共催して「NPOのつどい」を開催しました。
内容
参加状況
基調講演・パネルディスカッション
85 名
パネル展示参加団体
27 団体
NPO法人設立相談
10 件
資料等配布団体
18 団体
「NPOのつどい」の資料として、市内NPO法人の情報を集めた冊子「まちだのNPO」を作成し、希望者
に配布しました。
2006 年度「NPOのつどい」 2007 年 2 月に開催
市民の様々な相談に対応するため
◆相談窓口の充
に、関連機関との連携のもとに各種
実
相談窓口の充実を図ります。
A
広報広聴課
「町田市福祉のまちづくり総合推
(4) 人 に や さ し ◆市内のバリア
フ リ ー 化 の 推 進条例」に基づいて、子育て中の人
いまちづくり
や高齢者、障がい者など、あらゆる
進
の推進
人が暮らしやすいバリアフリーのま
ちづくりを推進します。
A
都市計画課
建築指導課
福祉総務課
全庁
基本目標Ⅴ.男女平等参画を支える福祉の充実
健康課
「第 1 回総合健康づくりフェア 2006」 協力団体数 31 団体
男女平等推進センターでは、民生委員・児童委員などへ、男女平等推進センター運営委員会や男女平等フェス
ティバル実行委員会への参加協力を依頼し、連携促進を目指しています。
ごみ減量課では、ごみ減量・資源化推進のため、資源回収団体に対し奨励金を交付しています。
2005 年度交付実績 344 団体 74,065 千円
また、
「第 58 回ポイ捨て防止清掃キャンペーン」(5/30)について、ポイ捨て防止推進委員会とともに散乱ご
み追放をめざして活動しました。
大地沢青少年センターでは、青少年委員などの活動を広く支援し、連携を図っています。
広報広聴課
2005 年度 各種相談窓口
相談区分
相談担当者
件数
法律相談
弁護士
1,386 件
人権身の上相談
人権擁護委員
111 件
交通事故相談
弁護士、交通事故相談員
285 件
国税相談
税理士
62 件
少年相談
警視庁八王子少年センター職員
32 件
国の行政相談
行政相談委員
1件
不動産相談
宅地建物取引主任者
115 件
行政手続相談
行政書士
172 件
登記相談
司法書士、土地家屋調査士
160 件
2006 年度から、年金・社会保険相談(社会保険労務士)、暴力団などに関する困りごと相談(暴力団追放運動
推進都民センター職員)を開始しました。
都市計画課では、公共交通不便地区における移動手段の確保のため、地域コミュニティバス(ノンステップバ
ス、天然ガス車導入)の運行を開始しました。歩行困難者に配慮し、路線バスよりも短い間隔でバス停を設置。
2006 年度末から別ルート、別地域での試験運行開始を予定しています。
建築指導課では、条例に基づく特定施設の適切な審査を行い、安全・安心・快適な施設づくりを実現させてい
ます。
福祉総務課では、高齢者、障がい者、子育て世代が安全かつ安心して外出するための情報提供を行なう「町田
市バリアフリーマップ」ホームページについて運営している NPO 法人町田ハンディキャブ友の会に補助金等の
支援を行いました。また、インターネット環境が整っていない人もバリアフリー情報を入手できるように「み
んなのおでかけマップ(町田市バリアフリーマップ冊子版)
」を作成し(10,000 部)、無料配布しました。
また、町田市内の鉄道駅にエレベータを設置する鉄道駅事業者に対して補助金を交付しました。2005 年度に
は市内 10 駅がバリアフリー化(駅出入口から改札を経由して各ホームへの1ルート以上の段差解消)されま
した。
建設総務課では、2005 年度「町田市サインマニュアル」を作成し、2006 年度「町田市サイン実施計画」を作
成しました。
男女平等推進センターでは、講演会・講座・フェスティバル・委員会の開催に際し、保育や手話通訳、要約筆
記の実施、FAX 申し込みの受付、車椅子席の用意など、配慮を行っています。
また、施設内(町田市民フォーラム)にはみんなのトイレ、視覚障がい者用音声ガイド、点字ブロック、ベビ
ーチェア、可動式ベビーベッドなどが設置済みです。
その他各課では、
市関連各施設において、エレベータ、手すり、スロープ、点字ブロック、
「みんなのトイレ」
、ベビーチェア、
可動式ベビーベッド、各種案内表示板の設置・改修、段差の解消などを行い、条例に基づきバリアフリー化を
推進しています。
また、貸出用車椅子やベビーカーの用意、乳幼児や授乳のためのスペースの確保などにも配慮しています。
「町田市福祉のまちづくり総合推
◆生活環境の整
進条例」に基づいて、公園や道路の
備促進
整備など安全な生活環境のための整
備を促進します。
A
公園緑地課
道路整備課
福祉総務課
男女平等参画都市宣言
わたしたちは、男女が平等で、
一人ひとりの人権を尊重し合い、
個性と能力を十分に発揮し、
自立して生きる社会をめざします。
21世紀を迎え、町田市は、
職場・学校・地域・家庭をはじめ、
社会のあらゆる領域で、男女の真の平等と
真の参画を推進するため
ここに、「男女平等参画都市」を宣言します。
2001年2月1日 町田市
基本目標Ⅴ.男女平等参画を支える福祉の充実
経済振興課では、町田市中小企業融資制度に「バリアフリー化整備資金」を設け、店舗・事務所等をバリアフ
リー化する市内の中小企業に、低利の融資を行うとともに利子補助、保証料補助(ともに全額補助)を行って
います。2005 年度・2006 年度(4∼11 月)は、ともに利用者がありませんでした。
防災課では、災害時要援護者(障がい者、高齢者、外国人など)への支援マニュアル等の作成を検討していま
す。
障がい福祉課では、情報のバリアフリーとして、手話通訳者の派遣を実施しています。2006 年度は、要約筆
記者の派遣を開始しました。また、視覚障がい者や知的障がい者に対し、社会参加のための移動支援を行って
います。
広報広聴課では、音訳版・点訳版「広報まちだ」を作成、発行しています。
まちだ市民大学 HATS 特別講座
2005 年度
まちづくり学
4回
80 人
職員課では、2006 年度、職員を対象に 障がい者のための「わたしにもできる接遇入門(情報バリアフリー)」
研修を実施しました。
公園緑地課では、条例に基づき市内の公園・広場・野球場の整備工事、トイレ改修工事を施工しました。
(※所管課変更 道路整備課→建設総務課)
建設総務課では、2005 年度「町田市サインマニュアル」を作成し、2006 年度「町田市サイン実施計画」を作
成しました。
道路整備課では、歩道設置工事の実施、舗装、段差の整備をしました。年度整備予定路線については、計画通
り完了しました。
建築物
福祉総務課
「町田市福祉のまちづくり総合推進条例」事前協議の実績件数
都市施設の種類
2005 年度
2006 年度
大規模公益施設
小規模施設
集合住宅
公共交通施設
道路
公園
総 計
59 件
45 件
51 件
0件
83 件
4件
242 件
33 件
26 件
43 件
0件
38 件
2件
142 件
(※所管課追加 →建築指導課)
建築指導課では、条例に基づく特定施設の適切な審査を行い、安全・安心・快適な施設づくりを実現させてい
ます。
市民活動振興課では、町内会・自治会などが集会所を建設、改築、改修する際に補助金を交付しています。
(補
助金はバリアフリー化推進を目的とするものではないが、改修工事内容にトイレ改修や手すり設置などが含ま
れていることが多い。)
わたしたちは、十人十色それぞれの個性を持っています。
老若男女の区別なく、一人ひとりが自分の持つ能力を発揮し、
みんなで社会を支え合っている様子を表現しました。
男女平等参画都市宣言を契機として、花火が大きく輝き、
ひろがっていくように、一人ひとりが男女平等参画社会を
つくっていこうという決意と願いを込めています。
※作品は2001年2月1日の男女平等参画都市宣言にあわせて
公募により選ばれたものです。
町田市男女平等推進計画
進捗状況調査報告書
―2005年度・2006年度―
発行日 2007年3月
発行者 町田市
編 集 市民部 男女平等推進センター
町田市原町田4−9−8
TEL 042−723−2908
刊行物番号:06−99
【庁内印刷】
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