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平成24年度新得町各会計歳入歳出 平成24年度新得町水道事業会計

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平成24年度新得町各会計歳入歳出 平成24年度新得町水道事業会計
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
平成24年度新得町各会計歳入歳出
平成24年度新得町水道事業会計
決 算 特 別 委 員 会 会 議 録
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
新
得
町
開
会
平成25年 9 月 4 日
閉
会
平成25年 9 月10日
議
会
平成24年度新得町各会計歳入歳出・平成24年度新得町水道事業会計
決
算
特
別
委
員
会
会
議
録
目
次
第1日(25.9.
4)
○開会及び開議の宣告
……………………………………………………………………
2
……………………………………………………………………………
2
…………………………………………………………………………
2
………………………………………………………………………………
3
○委員長の互選
○副委員長の互選
○散会の宣告
第2日(25.9.10)
○開議の宣告(各会計)
…………………………………………………………………
6
○平成24年度新得町各会計歳入歳出
・総括質疑 ……………………………………………………………………………… 6
・一般会計
歳 出
第1款 議会費・第2款 総務費 ………………………………………………… 7
第3款 民生費 …………………………………………………………………… 11
第4款 衛生費・第5款 労働費 …………………………………………………18
第6款 農林水産業費
……………………………………………………………20
第7款 商工費 ……………………………………………………………………22
第8款 土木費 ……………………………………………………………………24
第9款 消防費 ……………………………………………………………………24
第 10 款 教育費(第1項 教育総務費から第4項 幼稚園費) …………………25
第 10 款 教育費(第5項 社会教育費から第6項 保健体育費) ………………30
第 11 款 公債費・第 12 款 諸支出金・第 13 款 予備費 …………………………30
歳 入
第1款 町税から第13 款 使用料及び手数料 ……………………………………31
第 14 款 国庫支出金・第15 款 道支出金 …………………………………………33
第 16 款 財産収入から第21 款 町債 ………………………………………………34
・国民健康保険事業特別会計 …………………………………………………………34
・後期高齢者医療特別会計 ……………………………………………………………34
・介護保険特別会計 ……………………………………………………………………34
・簡易水道事業特別会計 ………………………………………………………………34
・公共下水道事業特別会計 ……………………………………………………………35
・一般会計、特別会計 歳入歳出全般 ………………………………………………35
○討論・採決
………………………………………………………………………………38
○閉会の宣告(各会計)
…………………………………………………………………38
○開議の宣告(水道事業会計)
…………………………………………………………39
○平成24年度新得町水道事業会計
○討論・採決
……………………………………………………39
………………………………………………………………………………40
○閉会の宣告(水道事業会計)
…………………………………………………………41
第
1
日
決
算
特
別
委
平成25年9月4日(水)
員
第1号
会
○付託議件名
認定第
1号
平成24年度新得町各会計歳入歳出決算認定について
認定第
2号
平成24年度新得町水道事業会計決算認定について
○出席委員(10人)
委 員 長
宗
委
員
青
委
員
貴
委
員
若
委
員
湯
〇欠席委員
像
柳
戸
原
浅
茂
愛
敏
一
行
三
勝
亮
副委員長
委
員
委
員
委
員
委
員
齊
髙
廣
柴
吉
藤
橋
山
田
川
美代子
浩 一
輝 男
信 昭
幸 一
章
議
菊
地
康
なし
○委 員 外(2人)
監査委員
長
野
○職務のため出席した議会事務局職員
事務局長
阿 部 敏 博
-1 -
長
雄
◎ 阿部敏博議会事務局長 初の各会計ならびに水道事業会計決算特別委員会であります
ので、町議会委員会条例第7条第2項の規定により、本委員会の委員中、年長でありま
す、湯浅亮委員に臨時委員長をお願いいたします。
◎湯浅亮臨時委員長 年長の故をもちまして、私が臨時委員長の職務を行います。どう
ぞよろしくお願いいたします。
◎開会及び開議の宣告
◎湯浅亮臨時委員長 ただいまから、各会計ならびに水道事業会計決算特別委員会を開
会いたします。
(宣告 11時09分)
◎委員長の互選
◎湯浅亮臨時委員長 これより、委員長の互選を行います。
お諮りいたします。
委員長の互選については、指名推薦の方法によりたいと思いますが、これにご異議あ
りませんか。
(「異議なし」の声あり)
◎湯浅亮臨時委員長 異議なしと認めます。
よって、指名推薦の方法によることに決しました。
◎湯浅亮臨時委員長
◎湯浅亮臨時委員長
暫時休憩いたします。
(宣告
11時09分)
(宣告
11時10分)
休憩を解き再開いたします。
◎湯浅亮臨時委員長 それでは、指名推薦については、私から指名いたしたいと思いま
すが、これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
◎湯浅亮臨時委員長 異議なしと認めます。
よって、臨時委員長である私から指名することに決しました。
それでは、委員長に宗像一委員を指名いたします。
ただいまの指名にご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
◎湯浅亮臨時委員長 異議なしと認めます。
よって、宗像一委員が委員長に選ばれました。
それでは、ただいま選ばれました委員長と本席を交代いたします。
(就任あいさつ省略)
◎副委員長の互選
◎宗像一委員長 これより、副委員長の互選を行います。
お諮りいたします。
-2 -
副委員長の互選については、指名推薦の方法によりたいと思いますが、これにご異議
ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
◎宗像一委員長 異議なしと認めます。
よって、指名推薦の方法によることに決しました。
◎宗像一委員長
◎宗像一委員長
暫時休憩いたします。
(宣告
11時12分)
(宣告
11時13分)
休憩を解き再開いたします。
◎宗像一委員長 それでは、指名推薦については、委員長から指名いたしたいと思いま
すが、これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
◎宗像一委員長 異議なしと認めます。
よって、委員長である私から指名することに決しました。
それでは、副委員長に齊藤美代子委員を指名いたします。
ただいまの指名にご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
◎宗像一委員長 異議なしと認めます。
よって、齊藤美代子委員が副委員長に選ばれました。
なお、平成25年9月10日は、午前10時から議場において、本委員会に付託されており
ます各会計ならびに水道事業会計決算の審査を行いますので、全委員の出席をお願いい
たします。
◎散 会 の 宣 告
◎宗像一委員長 本日は、これをもって散会いたします。
(宣告
-3 -
11時14分)
決 算 特 別 委 員
平成25年9月10日(火)
会
第2号
○付託議件名
認定第
1号
平成24年度新得町各会計歳入歳出決算認定について
認定第
2号
平成24年度新得町水道事業会計決算認定について
○出席委員(10人)
委 員 長
宗
委
員
青
委
員
貴
委
員
若
委
員
湯
〇欠席委員
像
柳
戸
原
浅
茂
愛
敏
一
行
三
勝
亮
地
康
雄
副委員長
委
員
委
員
委
員
委
員
齊
髙
廣
柴
吉
藤
橋
山
田
川
美代子
浩 一
輝 男
信 昭
幸 一
なし
〇委 員 外(1人)
議
長
菊
○本委員会に説明のため出席した者は、次のとおりである。
町
長
浜
田
正
教 育 委 員 会 委 員 長
廣
瀬
顯
監
査
委
員
吉
岡
監
査
委
員
長
野
利
嗣
正
章
○町長の委任を受けて説明のため出席した者は、次のとおりである。
副
町
長
田
中
透
嗣
総
務
課
長
武
田
芳
秋
地 域 戦 略 室 長
佐
藤
博
行
町
民
課
長
及
川
義
美
保 健 福 祉
課 長
渡
辺
裕
之
施
設
課
長
畑
中
栄
和
産
業
課
長
鈴
木
義
夫
児 童 保 育 課 長
木
村
秀
光
総 務 課 長 補 佐
鈴
木
隆
義
-4 -
町 民 課 長 補 佐
保 健 福 祉 課 長 補 佐
産 業 課 長 補 佐
産 業 課 長 補 佐
児童保育課子どもセンター長
屈
足
支
所
長
出
納
室
長
庶
務
係
長
財
政
係
長
石
塚
佐 々 木
初
山
広
田
坂
田
若
原
長 谷 川
中
村
東
川
将
隼
一
正
洋
俊
貢
勝
恭
照
人
也
司
一
隆
一
志
一
○教育委員会委員長の委任を受けて説明のため出席した者は、次のとおりである。
教
育
長
斉
藤
仁
学 校 教 育 課 長
鈴
木
貞
行
社 会 教 育 課 長
岡
田
徳
彦
○農業委員会会長の委任を受けて説明のため出席した者は、次のとおりである。
事
務
局
長
西
山
喜 代 司
○職務のため出席した議会事務局職員
事
務
局
長
書
記
阿
田
-5 -
部
中
敏
光
博
雄
◎開議の宣告(各会計)
◎宗像一委員長 本日の欠席届け出委員はございません。全員の出席であります。
ただいまから、新得町各会計歳入歳出決算特別委員会を開会いたします。
直ちに会議を開きます。
(宣告 10時00分)
◎新得町各会計歳入歳出 総括質疑
◎宗像一委員長 本委員会に付託されました認定第1号、平成24年度新得町各会計歳入
歳出決算認定についてを議題といたします。
ただいまから決算審査に入ります。
最初に付属資料、監査意見書等も提出されておりますので、一般的・総括的質疑をお
受けし、それから歳入歳出決算書の審査に入りたいと思います。
これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
◎宗像一委員長 議事に入る前に、委員長からお願いがあります。
質疑、答弁は簡明、簡潔に行うように、また、質問は1項目につき3回までとして進
めたいと思いますので、皆様がたのご協力をよろしくお願いいたします。
それでは、総括事項についての質疑をお受けいたします。青柳委員。
◎青柳茂行委員 まず1つは、財政健全化判断の比率というのが1つ出ております。こ
の中で、実質公債費比率が5.8パーセント、あとは黒字ということで実質赤字比率それ
から連結実質赤字比率、将来負担比率 、これはハイフンになっているわけですけれども 、
経常収支比率が現状として24年度、どのようになったのかということを1つ聞きたいと
思います。
それからもう1つ、歳入歳出決算審査意見書の2ページに全体像が書かれているわけ
ですけれども、この中で当初、平成24年度の歳入歳出は、それぞれ55億6,400万円とい
うふうに、24年度の予算委員会のときに提示されていたわけですけれども。実質、歳入
のところで、予算現額が82億9,500万円ですよね。それから調定額が76億1,800万円、収
入済額が75億5,700万円というふうになっているわけですけれども。聞きたいのは、当
初55億円であったということは、予算現額が82億円、それから調定額が76億円になるわ
けですけれども、変化した関連といいますか、どうしてこのようになったのかというこ
とを聞きたいと思います。
◎宗像一委員長 武田総務課長。
◎武田芳秋総務課長 お答えいたします。まず、1点目の経常収支比率の関係でありま
すけれども、23年度は75.4パーセント、24年度は68.5パーセント、対比でいきますと6.
9ポイントのマイナスということであります。
主な原因でありますけれども、分母となる経常一般財源、普通交付税でありますけれ
ども、この金額が昨年からみますと4億5,000万円ほど増えております。その分と、そ
れから分子になります経常経費の部分でありますけれども、人件費で3,500万円ほど、
それから物件費が若干4,000万円ほど伸びておりますけれども、繰越金額が8,000万円ほ
ど減っておりまして、全体で4,700万円ほど減っておりますので、トータルで昨年から
みますと、その分減額になってきたということで考えております。
-6 -
それから、2点目の関係でありますけれども。歳入で、当初55億6,400万円というこ
とで予算計上しておりましたけれども、補正で17億円ほど増えておりまして、そのうち
10億円ほど次年度の繰越明許ということで組んでおりまして、合計で82億9,500万円と
いうことで、ご理解していただきたいと思います。
◎宗像一委員長 青柳委員。
◎青柳茂行委員 経常収支比率がマイナス6.9ポイントということで、いわゆる経常収
支比率の場合は70から80パーセントが、だいたいひとつの適正というふうにみられてい
るわけですから、その範囲以下ということで、財政的には正常なのかなというふうに感
じております。
そこで、次年度の繰越金というのが、1億600万円の繰り越しになっているわけです
けれども、どうして1億なにがしの繰越金が残ったのか、これを確認したいと思います 。
◎宗像一委員長 武田総務課長。
◎武田芳秋総務課長 お答えいたします。決算で、歳入が75億5,700万円、歳出が74億5
00万円ということで、差引1億5,172万1,000円ほど剰余金が残りまして。そのうち2分
の1を財政調整基金に積み立てるというルールがありますので、4,500万円ほど積み立
てまして、その残り1億672万1,008円ということで繰越財源にしております。
◎宗像一委員長 ほかに。
(「 なし」の声あり)
◎宗像一委員長 次に進みます。
◎一般会計 歳出 第1款 議会費・第2款 総務費
◎宗像一委員長 それでは、歳入歳出決算事項別明細書に入ります。
最初に一般会計の歳出から入りますが 、事項別明細書のページ数を申し上げますので、
それによってご発言を願います。
なお、発言される際は「何ページの何々」ということを併せて申し出てください。
それでは、56ページから77ページ下段までの、第1款、議会費および第2款、総務費
全般についてご発言ください。若原委員。
◎若原敏勝委員 65ページの報償費ですが、参考資料等にも載っておりますけれども。
結構ニーズ性はあるけれども、実態とかみ合わないというような要素もあるというのも、
ちょっと聞いたのですけれども。昨年の執行状況はどういう感じだったか、ちょっと伺
います。
◎宗像一委員長
◎宗像一委員長
暫時休憩いたします。
(宣告
10時10分)
(宣告
10時11分)
休憩を解き再開いたします。
◎宗像一委員長 佐藤地域戦略室長。
◎佐藤博行地域戦略室長 お答えいたします。報償費ということで、持家の住宅建築祝
金と空き家の活用促進の事業の報償費ということだと思いますけれども。実績としまし
ては、平成24年度、持ち家は11件の新築がありまして、これは各種補助に該当しないも
ので、単独で家を建てられたかたに該当なんですけれども11件ございました。
-7 -
それから空き家のほうは、平成24年度から新たに社会資本の有効活用という観点で導
入したのですが、初年度ということもあって8件ほどの利用がございました。どちらも
直接的に制度的に支障があるというようなお話しは聞いておりませんので、そのケース
に応じて制度を活用していただいているというふうに考えております。
何か具体的にございましたら、教えていただければというふうに思います。
◎宗像一委員長 若原委員。
◎若原敏勝委員 空き家のほうなんですけれども、親が在宅中はいろんな部分で町のこ
ういう取り組みとかそういうのも分かってはいるのですけれども。亡くなられて、その
町外の子どもさんたちが相続人になっていくと、なかなか新得で取り組んでいる部分と
いうのが分からないという課題があります。それが昨年1年間やった結果の感じた部分。
それらをどういうふうに啓もうしていくか。また、新しい考え方、企画が必要なのかな
と。
それからそれに伴いまして、住宅は壊したけれども、空き地になってそのまま町の中
でも放置されていると。その辺も景観上、相続人は町外になっていくのですけれども、
景観の啓もうなりそういう取り組みも併せて、一緒にやったほうがいいのではないのか
なと。空き家対策だけという限定ではなくて、そういう部分も含めて町の中の景観です
とか、農村部あたりでもこれから空き家等も出てきますけれども。なかなか持ち主が「 売
る 」という感覚が少ないのと、それから移住で入って来るかたが一番最初 、
「借りたい」
という感覚のほうが多いんですね。
それで実際貸すほうにとっては、
「買ってもらえるのだったら」と 。でも「 貸すのは 」
という意見も結構状況の中では多い。その辺のギャップを少しずつ理解して埋めていっ
て、定住促進につなげる方向性に、もう少し企画等も検討していったらどうなのかなと
いう部分で、昨年の状況を聞いたわけです。
◎宗像一委員長 佐藤地域戦略室長。
◎佐藤博行地域戦略室長 お答えいたします。空き家と空き地の管理、それから居住の
需要のミスマッチといいますか、大家さんの意向と入りたい人の意向のミスマッチがあ
るということでございますが。
今、私どもで行っている1つ、空き家の改修の補助は、固定資産税の納付書を送ると
きに、財産の相続管理者のかたに確か制度の概要を周知したものを入れて、啓発はして
いるところですけれども。町外にいらっしゃるかた、なかなか町の制度というのが見え
ないところもございますので、どういう方法が有効なものになるか、あらためてまた、
勉強したいというふうに思っております。
それから、土地の管理につきましても、確か管理するかたがたに土地の管理をきちん
とするように、啓もうの文書を出しているのではないかなというふうに思っております。
景観も含めて、きちんとした管理が必要だというふうに認識をしておりますので、その
辺も併せて、どういった方法が有効かというものも考えていきたいというふうに思って
おります。
それから、空き家の情報が私どもに来れば、その家の希望者に賃貸なり、売買なりの
情報を提供して、なるべくうまく利用ができるようにというふうに手続きをしていると
ころなんですけれども。過去にそういった家の処分、申し出があったかたについては、
賃貸なり、売買なりの情報を提供して、今のところうまく利用希望者とつなげていって
いるかなというふうに思っております。情報があれば、ぜひ私どものほうにお寄せいた
-8 -
だければというふうに思っておりますし、自分たちでも積極的に空き家の情報をつかん
で、その所有者の意向というものを確かめるということも、やっていかなくてはいけな
いのかなというふうには思ってもおります。
具体的な数字は分かりませんけれども、現状でそういった物件が出てきたときには、
うまくつないでいるということを、ご理解いただきたいというふうに思っております。
◎宗像一委員長 及川町民課長。
◎及川義美町民課長 空き家、廃屋の関係で、私のほうからご説明申し上げます。
議会のほうからも空き家、廃屋といった部分の対応策を、12月議会で提案を受けてい
るわけでございますけれども、町では町並み景観を含めた中で、空き家の現状を認識し
ております 。併せて、今ご提案ありました空き家バンクの利活用といったものと、強制、
最後には代執行を含めた中で、仮称でございますけれども 、景観条例の制定に向けて今 、
整備を、基礎データ等を進めているところでございます。
国の動きでございますけれども、10月15日の臨時国会が始まるということで、市町村
におけるこのような廃屋、空き家の実態を政府、自民党のほうで何とかしなくてはなら
ないといった部分でありまして、これに対する町村にいろんな支援、あるいは計画の策
定義務を網羅した法律の提案がなされるようでございますけれども。
まだ、具体的には分かりませんが、町の景観の策定として国の動きを見ながら、委員
の質問と12月の議会の意見等を踏まえながら、仮称でございますけれども、景観条例の
策定に向けて進めてまいりたいなというふうに思っています。策定にあたりましては、
今の段階では、委員の中にも議会のかたにも入っていただいて、いろんなご意見、ご提
案をいただいて、進めてまいりたいなというふうに思ってございます。
なお、予定でございますけれども、現時点では廃屋の補助金が3年度で終わると。い
わゆる今年から3年間と。25年度、26年度、27年度で終わりますので、27年度中に条例
の制定を目指して進めたいなというふうに考えております。以上でございます。
◎宗像一委員長 ほかに。柴田委員。
◎柴田信昭委員 73ページ、工事請負費の関係ですが、ここに産業振興会館の改修とい
うのがあるのですが。
当初、改修にあたっては、チャレンジショップとして利用していくために、改修とい
うことでございましたし、確か入居の見通しがあるようにも聞いていたのですが。現時
点でまだ入居がされていないようでございますけれども、今後の見通し等も含めて、経
過をお聞かせいただきたいなと。
◎宗像一委員長 鈴木産業課長。
◎鈴木義夫産業課長 お答えいたします。柴田委員のおっしゃるとおり、今の段階では
出店につながっておりません。改修を行いまして、スイーツ業種に限定したチャレンジ
ショップということで、広報等で募集をしております。
今後ですが、出店条件でありました町民で新規に出店するものを、町外の起業者も認
める。また、商品を会館外で製造・販売をすることを、自社工場で製造した商品の販売
も認めるということに見直しを行いまして、また、ホームページや広報等で募集をして
いきたいというふうに考えております。
さらに管内の菓子店へ直接伺いながら、ピーアールもしていきたいというふうに考え
ております。
◎宗像一委員長 ほかに。青柳委員。
-9 -
◎青柳茂行委員 3点ほど、お伺いしたいと思うんですが。67ページの上の委託料、ペ
ットボトルの水製造ということで、197万円ほど支出されていますけれども。
当初、新得町の宣伝のためということで、水の製造が始まったと思うんですが、現実
にどのように活用されたのかということと、それから今現在、ペットボトルの水の製造
がどういう方向になっているのかということを1つ聞きたいと思います。
もう1つは移住体験用なんですが、これは支出額とすれば10万円そこそこでわずかで
すけれども 、移住体験用の住宅を活用されている現状を教えていただきたいと思います。
それからもう1つは、一番下ですけれども、住宅用太陽光発電システム導入費は、44
0万円使われておりますけれども。普及の度合いがどのようになっているのか、その辺
お聞きしたいと思います。
◎宗像一委員長 佐藤地域戦略室長。
◎佐藤博行地域戦略室長 お答えいたします。ペットボトルの関係なんですけれども、
平成24年度は、500ミリリットル入りのを3万本製造いたしております。
主な目的は、新得町の名前を知ってもらうということで、知名度向上のためにいろん
なところに配布、それから希望があれば販売ということで行っております。現在まで8,
800本余りのものを配布いたしておりまして、企業等へのピーアールに120本ほど、イベ
ント等に4,600本余りを出しております。そのほか、シンポジウムあるいは講演会、町
に来町したかた、それから合宿を含めて1,300本余り。新たに今現在、取り組んでいる
のが、関西方面で移住関係のラジオ番組を行っているのですけれども 、「新得」の名前
を出してもらって、その上で視聴者に景品をという部分で、1,000本ほど提供している
ところでございます。
目的としては 、「町を知ってもらう」ということなんですけれども、水を通して町の
知名度が上がればということで、鋭意取り組んでいるところでございます。今後という
ことなんですけれども、まだ本数がありますので、それを有効に活用していくというこ
とで思っております。
それから、移住体験でございますけれども。平成24年度は、屈足の住宅も加えてだっ
たのですが、屈足のほうは秋に出来上がって、それ以降の入居希望がありませんでした
ので、実質は25年度からということになっております。24年度、住宅2件で14世帯のご
利用がありまして、宿泊が延べ345日ということになっております。これまで体験をし
たかたで移住につながったということもありまして、今後も引き続き3棟の住宅で、移
住者の掘り起こしに努めてまいりたいというふうに思っております。
それから、次の住宅用太陽光発電システム導入費補助金でございます。24年度は12件
のご利用がございました。屈足新緑団地を買って家を建てたかたの追加で太陽光を設置
したということで、この辺の補助金が多くなってございますが、出力に直しまして74.5
3キロワットの設備が設置されております。この制度、22年度から行っておりますが、2
2年度からの利用、トータルで132.43キロワットの太陽光発電をしているということに
なります。以上でございます。
◎宗像一委員長 青柳委員。
◎青柳茂行委員 ペットボトルについてですけれども、8,800本作ったということなん
でしょうか。今後に向けて、まだ本数が残っているということなんですけれども。どの
ぐらい残っているのかということと、それから水の製造は利用に応じて、またこれから
作っていく計画があるのかどうなのか、その辺確認したいと思います。
- 10 -
それから太陽光については、昨年度12件ということですけれども。今、売電の関係も
できるのですけれども、価格がちょっと上がりまして、売電、多少メリットが出てきた
ということもあるのだけれども、実質総計132キロワットですか。こういうような結果
が出ているのですけれども、この中で例えば自分で使うのと、それから売電にしている
とか、その辺の分析というのがあるのかどうなのか、それを確認したいと思います。
◎宗像一委員長 佐藤地域戦略室長。
◎佐藤博行地域戦略室長 お答えします。1点目のペットボトルの残本数は、約2万2,
000本ほどまだ残っております。この本数を利用して、有効に活用ということで思って
おります。
それから、今後ということなんですけれども。今、町のほうでそういった活用をする
というのを進めているのですけれども、できれば民間の事業所でも、この事業を継承し
てやっていただけるところがないか、今、模索をしているところでございまして、手を
挙げてくれるところがありましたら、ぜひそちらのほうに事業を継承していきたいとい
うふうに思っているところでございます。
それから、太陽光発電の関係なんですけれども、確か個人の住宅につけるものは、個
人の住宅で消費して、残りを売電するということかなと思っておりますので、その辺を
理解した上で、個人では設置しているのではないかなというふうに思います。
いずれにしても、自然エネルギーの活用ということですので 、今後も希望者がいれば 、
ぜひ制度を活用してということで、啓発等々を含めて進めていきたいと思いますが、国
のほうの買い取りの価格は若干下がりましたので 、ほかの町でもそうなんですけれども、
ちょっと動きが少し鈍くなってきているかなというふうに思っております。以上でござ
います。
◎宗像一委員長 ほかに。
(「 なし」の声あり)
◎宗像一委員長 次に進みます。
◎一般会計 歳出 第3款 民生費
◎宗像一委員長 76ページ下段から91ページ上段までの第3款、民生費全般についてご
発言ください。青柳委員。
◎青柳茂行委員 79ページ、委託料の訪問安否確認事業について、お聞きしたいのです
が。
だいたい利用者というのは、延べ人数でどのぐらいで押さえているのかということと、
それから独り暮らしのかたがどのぐらいいらっしゃるのか。それと訪問安否の確認は、
どういうかたがたが行っているのか。その3点についてお聞きしたいと思います。
◎宗像一委員長 佐々木保健福祉課長補佐。
◎佐々木隼人保健福祉課長補佐 お答えします。訪問安否確認事業なんですけれども、
居宅を定期的に訪問して、安否を確認している事業になります。ヤクルトの販売という
か、配達を手渡しで行っております。市街地については週3回、農村地区については週
1回行っております。
対象者については、町内に安否を確認する子どもがいない、65歳以上の独り暮らしの
世帯ということになっております。実利用なんですけれども、3月末で実利用者が122
名おりまして、24年度の延べ利用人数が、1万7,950人ということになっております。
- 11 -
◎宗像一委員長 ほかに。柴田委員。
◎柴田信昭委員 81ページの扶助費の中で、高齢者福祉交通費助成73万4,600円がある
のですが。当初の予算では、270万9,000円ぐらいみていたと思うんですが、大幅に減額
になっているのですけれども、これは何か取り進めというか、要領の変更か何なのか、
大きく減額になった理由をお聞かせいただきたいなというふうに思います。
それから、85ページの常設保育所費の賃金のところで、賃金だけではないのかもしれ
ませんが、調理員565万3,845円とあるのですが。これは給食の関係だと思うんですけれ
ども、学校給食センターと併合というのか、合併してやれないものなのかなと、効率を
上げることができないのかなと 。いろいろ規制があるのかどうか分かりませんけれども、
合併して一緒にやることはできないのかなというふうに思うんですが、その辺どうでし
ょうか。
◎宗像一委員長 佐々木保健福祉課長補佐。
◎佐々木隼人保健福祉課長補佐 初めに高齢者福祉交通費助成事業について、ご説明い
たします。
一応対象者というのが、本町に住所を有して、65歳以上の要支援・要介護認定者とい
うことを対象にしております。当初、400名近くのかたが要支援・要介護を認定してい
るということで、それに合わせて予算をつくったのですけれども、実際利用者数が147
名ということで、一応施設入所者も対象にしましたので、その分で減ったかと思われま
す。
◎宗像一委員長 木村児童保育課長。
◎木村秀光児童保育課長 お答えいたします。調理員を学校給食と、ということになり
ます。保育所では新得保育所ならびに屈足保育園で調理員を雇いまして、調理室の中で
園児に昼食を出しているわけでございます。
その昼食の内容なんですが、例えば乳幼児でありますと、離乳食も含めて園の中で調
整しなくてはならないというような手間があります。メニューあるいは手間などを考え
ればその辺についてはまた、別途というような形にもなりかねないということで、考え
ております。
ただ 、ある町村では学校給食と幼稚園ですけれども、そのぐらいの年齢になりますと 、
量とかそういう問題にもなってきますので、その辺の調整さえできればやっているとこ
ろもあるようでございます。その辺について、今後1つの課題の話題にも出ております
けれども、課題として今後取り組んでいく必要もあろうかなと私は思っております。以
上です。
◎宗像一委員長 柴田委員。
◎柴田信昭委員 高齢者の福祉交通費で聞き漏らしたところがあるのですが、当初は30
0名ちょっと予定していたのが、それが147名で施設利用者に限ったということですか。
それから給食の関係ですが、いろいろ年齢によって食べるというのか、状況も違いま
すから献立も変わるのでしょうけれども。やはり施設の運営だとか、そういったものを
考えれば、どこで献立をしても献立はしなくてはならないわけですから、施設の子ども
の数も、給食センターができたときからすれば相当減っていると思いますから、常設保
育所の人数ぐらいは入っても大丈夫なのかなというふうに思いますので、効率を考えれ
ば1か所でやったほうが効率がいいんじゃないかなと。素人ながらにそう思うんですけ
れども、幼稚園とやっているという町村もあるようでございますから、私はぜひ検討し
- 12 -
ていく必要があるんじゃないかなというふうに思います。
◎宗像一委員長 佐々木保健福祉課長補佐。
◎佐々木隼人保健福祉課長補佐 お答えいたします。要介護認定者が要支援1から要介
護5まであるのですけれども、そのかたがだいたい380名ほど前年度でおりました。
それで、それに見合うように予算をつくったのですけれども、要介護4あるいは5に
なりますと、施設のほうに入所されております。そのかたがたにうちのケアマネジャー
等々を使いまして、利用についてご説明したのですけれども、施設入所だということで
利用しないということもありまして 、その分、当初見込んでいた予算を差し引きまして 、
実際の数字として147名になっております。
◎宗像一委員長 木村児童保育課長。
◎木村秀光児童保育課長 調理を作る場あるいは用具 、光熱費 、そういうのを考えると 、
1か所でというのは非常に魅力があるものだと考えております。
ただ、そういうメニューの違いなり、あるいは給食の時間の違いなり、あるいは人の
手間なり、運搬する手間、あるいはその取り分けるお皿に取り分け、配ぜん等々の課題
も非常に大きいのかなと。よそから持ってくるということになりますと、保育所の中で
それらを整理しなければならないと。それで、給食センターにおいても、それなりの調
理員を増やさなければならないと。そういうようなことも含めて、大きな課題があるか
なと思います。
現実的には今、保育所の中では常勤の1日勤務のものが新得保育所で1名。そして、
主に午前中ですが1時までのものが1名。そして、屈足保育園も同じような体制で、4
名というような形で携わっております。
この部分を給食センターに持っていくのがいいのかどうかも含めて、人の動き、運搬
の動き、配ぜんの動き、それらを含めてかなりの検討事項になるものかなとも思ってお
ります。以上です。
◎宗像一委員長 ほかに。湯浅委員。
◎湯浅亮委員 民生費でありますけれども、81ページで3項目、83ページで1項目、85
ページで1項目の5点について、お尋ねさせていただきたいと思います。
まず、81ページの負担金、補助及び交付金でありますけれども、老人クラブ連合会、
135万円であります。実は私も後期高齢者で、いろいろな人から「後期」の「期」を変
えてくれと、とてもまずいと 。「き」はいっぱいあるんだと。立つ「樹」もあれば、喜
ぶ「喜」もあれば、いろいろあると。こんな話を聞きながら、老人のかたと会話するこ
とが多いわけでありますけれども。
昨年でも、かなり敬老会の出席者が減ったなと思っていたのですが、今年、特に減っ
ているということを強く感じたわけであります。そんなことから、老人クラブに対する
負担金ということで出しているのですが、この負担金の在り方がどういう支出方法にな
っているのか。詳しくは 、それぞれ町内の地域ごとの会の構成を書かれていたのですが 、
休止している会も、3とか4とかあるようであります。
そういったことから、どういう方法で支給されているのか。ある会によっては、町内
全域から参加を求めて活動を活発にやっている会もあるようでありますが、聞くところ
によると、全町的にそうなんだと思いますけれども、
「 名前だけでも貸してくれ 」とか、
実は私も入っていない1人でありますけれども。そういう「名前だけ貸せ」とか、ひょ
っとすると施設に入っている人も会員になっているんじゃないかと。そういう話も聞く
- 13 -
わけであります。そういったことから、こういった負担金で出している支援がどうなっ
ているのかをまず、お尋ねしたいと思います。
それから、介護保険社会福祉法人等利用者負担軽減事業補助金、これはどういう施設
なのか。たぶん今言う、屈足の「らら」に対する支援だと思うのでありますが。開設さ
れて以来のその会に対する支援だとしたら、その状況がどうなっているかということを
1つお聞きしたいと思っているところであります。
いろいろな話を聞くとたいへん好評で 、「もっとこの施設を大きくしてほしいな」と
か、できるできないは別として、そういう声を聞くものですから、そうだとすればそう
いうことで、お伺いしたいと思います。
3点目でありますが、在宅寝たきり老人に対する支援でありますが、これはどのぐら
いの在宅寝たきり老人介護者がおられるのか、1つお伺いしたいと思います。
それから83ページになりますが、後期高齢者医療特別会計の基準繰出でありますが、
これは何名ぐらいおられるのか。高額で受ける人でどのぐらいまで医療費負担が高額支
給になっているのか、お伺いしたいと思うところであります。
次、85ページ、常設保育所費でありますが、今柴田委員のお話しだったのですけれど
も。委託料で過般もお尋ねしている委員もおられましたし、分かるわけでありますが、
年々増えているんですね。このインストラクター業務に対する1,135万円、相当な額に
なるわけですが、保育所の施設の中でいうと高額なほうになるわけであります。これは 、
どういうインストラクター事業をやっているのか、その負担金が。分かれば教えていた
だきたいと思うところであります。
この負担金、常設されておりますインストラクター業務ばかりではなくて、今回特に
増えているんですね。減っている部分もありますけれども、受付及び施設維持だとか、
清掃・設備点検保守整備業務だとか、かなり増えているわけですが、これらについてお
伺いしたいと思います。
◎宗像一委員長
◎宗像一委員長
暫時休憩いたします。
(宣告
10時46分)
(宣告
10時51分)
休憩を解き再開いたします。
◎宗像一委員長 佐々木保健福祉課長補佐。
◎佐々木隼人保健福祉課長補佐 初めに老人クラブ連合会についてお答えいたします。
老人クラブ連合会なんですけれども、今現在、老人クラブは新得町内に7つございま
す。それに伴いまして、算出なんですけれども、会員数とそれに伴う配分額とか、距離
割、市街地からなんですけれども、それに対して計算しておりまして、それで額が決ま
っています。135万円出しているのですけれども、それぞれの7つ団体にそこから配分
するような形です。前年度の決算書とか、総会議案をもとに算出の根拠を出しておりま
して、いずれもさきほど言った会員数でも、もしかしたらいないかたもいるのではない
かというお話しがございますので、こちらのほうも精査していきたいと考えております。
それと、在宅寝たきり者の介護用品の助成に関してなんですけれども。これは、介護
用品の助成券なんですけれども、月額5,000円以内を要介護3以上のかたを在宅で見て
いるかた、および認知症ランクの3以上のかた、障害程度区分5以上のかたを見ている
- 14 -
町民税非課税世帯のかたを対象にして、在宅の介護用品を助成しております。3月末の
利用人数が21名おりまして、延べにして129名のかたが利用していることになります。
85ぺージのインストラクター業務なんですけれども、こちらは保健福祉センターの2
階にリフレッシュルームがあるんですけれども、そこの委託料ということになります。
実際、開館している時間が、10時から夜の9時ということになっておりますので、その
間の機器の指導やそのほか、わすれん塾、転倒予防塾等の健康体操などの業務に携わっ
ております。以上です。
◎宗像一委員長
◎宗像一委員長
暫時休憩いたします。
(宣告
10時55分)
(宣告
10時55分)
休憩を解き再開いたします。
◎宗像一委員長 渡辺保健福祉課長。
◎渡辺裕之保健福祉課長 介護保険社会福祉法人等利用者負担軽減事業について、ご説
明いたします。
こちらの事業は、社会福祉法人が社会的役割の一環として、北海道に届け出をして、
社会福祉法人のサービスを利用しているかたの中で、低所得者のかたの利用負担軽減を
図るために、社会福祉法人としての取り組みを行うという事業で、そのような取り組み
を行ったことに対して、町も負担をしていくというものでございます。
具体的には、法人が事前に北海道のほうに申請をしていきます。一定の金額を全体の
利用者の中の総額の一定の金額を、社会福祉法人が超えて負担するということになった
場合に、公費としての助成も追加されていくことになっております。ちなみに助成の割
合としては、国が2分の1、道が4分の1、町が4分の1というのを助成しながら、低
所得者のかたの利用負担を軽減していくという事業になっております。以上です。
◎宗像一委員長 及川町民課長。
◎及川義美町民課長 83ページの後期高齢者医療特別会計基準繰出について、お答えい
たします。町長の助言に基づきまして、あらためてご説明申し上げます。
まず、後期高齢者医療制度でございますけれども、この制度は平成20年4月1日から
開始されまして、市町村ではなく北海道が広域連合として、運営しているものでござい
ます。
構成は、被保険者は75歳以上のかたと、65歳から74歳のかたで一定の障害があるかた
が対象となっている制度でございます。
高齢者医療制度でございますけれども、高齢者の医療費の負担でございますが、高齢
者のかたがたの保険料が約1割と、若い世代の保険料が4割と、公費が5割となって運
営されているものでございます。
本町におけます被保険者の推移でございますが、平成21年度が1,223人、平成24年度
が1,304人となってございます。
さて、お尋ねのこの会計の基金の基準繰出でございますけれども、療養給付費負担金
について、総医療費の12分の1を負担するというものでございます。その次の後期高齢
者医療特別会計の基準の繰出でございますけれども、保険料分を軽減した分について、
ルールに基づいて繰出するというものでございます。以上であります。
- 15 -
◎宗像一委員長 湯浅委員。
◎湯浅亮委員 常設保育所費との欄の間違いで、インストラクター業務についての質問
は、誤っていましたことをおわびしたいと思います。
老人クラブの部分でありますけれども、今お話しがありましたように、せっかく敬老
会という、1つの町の大きな敬老に対するイベントとして、また敬老の意を表す場所と
して、評価されて今日まで来ているわけでありますが。何だかそこら辺、開催されます
行事と受ける敬老のかたがたの限界があるのか、出席者も少し減っていくことも今後留
意していただければと考えているわけであります。
活動費については、具体的な説明がなかったわけでありますけれども、7つのクラブ
というのでしょうか、同好会があるというお話しとその支援の在り方を、どういう基準
で支給しているのか、そういうものも分かればお尋ねしたいということであります。
それから、今の介護保険社会福祉法人の支出についても、今お話しがありましたよう
に必要な場所に負担をしているということだという認識で、理解させていただきたいと
思います。後期高齢者についてもその通りであります。インストラクター業務について
は、保育所の支出だという感じが強かったものですから、お尋ねしたということで、以
上でお尋ねを終わらせていただきます。
◎宗像一委員長 佐々木保健福祉課長補佐。
◎佐々木隼人保健福祉課長補佐 お答えいたします。老人クラブの関係なんですけれど
も、活動的には週1回ないし2回、それぞれの会館に集まっていただきまして、それぞ
れの好きな事業、カラオケだったり、ダンスだったり、マージャンだったり、それぞれ
の団体で、それぞれの場所で行う事業が主かと思っております。それと、年に1回は十
勝川温泉だとか、そういうところに皆さんで旅行しているような事業も計画されている
ようです。
敬老会の出席者のことなんですけれども。昨年度が308名でしたけれども、今年の出
席が 、「出席する」というはがきが来たのが356名ほどいました。私のほうで、席を420
席用意しておりましたので、その分で若干少なく見えたのかなと思っております。以上
です。
◎宗像一委員長 及川町民課長。
◎及川義美町民課長 (発言の訂正)
暫時休憩いたします。11時15分まで休憩いたします。
(宣告 11時03分)
◎宗像一委員長 始まる前に委員長よりお願いをいたします。発言の際はマイクを近づ
けていただき、大きめの声で発言いただきますようお願いいたします。
休憩を解き再開いたします。
(宣告 11時16分)
◎宗像一委員長
◎宗像一委員長 引き続き、民生費についてご発言ください。廣山委員。
◎廣山輝男委員 1点のみ。89ページの13節の委託料、発達支援アドバイザーの関連と
して質問させていただきます。
文字面から言いますと、いわゆる発達障害者支援法に基づく対応かなということを何
となく受け止めているのですが。これは委託料ですから、たぶんお医者さんか、そうい
- 16 -
ったところの経費に直接にはなるのだろうと思うんですけれども。内容として、24年度
の概要163ページの発達支援センター利用状況というものが、数字で明らかにされてい
るんですね。それを見て質問させていただきたいのですけれども。
ここで、さまざまな療養指導・相談から支援児童数いろいろあります。これにどこま
で関連しているのか、100パーセントこれが結果なのかと。例えばお医者さんなら、ど
こでこの支援を委託させているのかというようなことを質問させていただきます。
◎宗像一委員長 木村児童保育課長。
◎木村秀光児童保育課長 発達支援アドバイザーの関係でございます。先般も幾度とな
く発達支援アドバイザーについては、議会のほうでも質問がございました。現在のとこ
ろ、帯広のつつじヶ丘学園のセンターから職員が2名なんですが、そのうちの1名ずつ
新得のほうの発達支援センターに来ていただきまして、それぞれ町民の支援を必要とす
る子、気になる子、対策等々含めて相談にあたっております。
その内容でございますが、24年度の合計として、1日こちらのほうに勤めていただい
たのが8日間、そして半日で35日間、延べ43日間新得のほうに来ていただいております 。
その額が41万5,800円というような額でございます。
その後、ご存じのとおり25年度の4月からは、発達支援センターに専門員を置きまし
て、その対応にあたっていると。ただ、引き継ぎ等々がございますので、今の段階では
重複した形の中で行っているというような実態でございます。以上です。
◎宗像一委員長 廣山委員。
◎廣山輝男委員 その結果として、さきほど私のほうからお話しした、24年度の発達支
援センターの利用状況が概要の163ページに出ているのですが、それがこれだというこ
とで受け止めていいわけですね。
そこで、幼児、小学生、中学生、高校生、こういうふうに分けているのですが、当然
快方と言ったら変ですけれども、良くなった人もいるし、ずっと継続されている人も当
然いるわけですけれども。その辺の変化というものは、私の数字は今、24年度の数字し
かお話ししておりませんけれども、過去の実績はどのような状態に至っているのか、そ
の辺についてもお伺いしたいと思います。
◎宗像一委員長 木村児童保育課長。
◎木村秀光児童保育課長 お答えいたします。特別な変化という、要は病気が、風邪が
治るというような顕著な評価というのは、見られることはないかなと思います。
私どものこの24年度の状況といたしましては、乳幼児を中心にちょっと気になるとこ
ろ、あるいはそれから一歩進んで、それぞれ個性の1つになるのでしょうか。なかなか
子どもたちとほかの友達と交われない、コミュニケーション能力がちょっと劣る子等々
含めて、24年度では200名ぐらいの気になる子を含めて、18歳まで総勢800名ぐらい新得
町にいるのですが、200名ぐらいチェックといいましょうか、気に掛けている子がおり
ます。
それぞれ、乳幼児から個別の支援等々、あるいは小集団での小さな集団をつくってそ
の中で行っている。そして、保育所、幼稚園等々で、大きなクラスの中での支援という
ような形で行っておりますが、それぞれの現場においても、保育所 、幼稚園においても、
個別で対応する先生をつけて支援に入っているという状況も、近年において整いつつご
ざいます。
そういう中で聞かれることは、そういう教室等々に通うことによって、少しコミュニ
- 17 -
ケーション能力がついてきたかなという、親御さんもちょっと心配していたところも、
若干はいい方向に向いているのかなとも考えております。
また、それに併せてお子さんだけではなくて、親御さんのほうの悩みといいましょう
か、そういう関係もたいへん大きなところになっております。それらの話を聞くことに
よって、改善も少しずつ図られているのかなとも考えられます。
その後、学歴ということで小学校、中学校、高校と行くわけですけれども、その中に
おいて、新たにまた、そういう症状が出てくる場合もございます。これは、乳幼児の早
期発見、早期支援という体制がここ近年に、ようやく整えられた状況でありますから、
それ以前の体制も含めて、今後まだまだそういう症状等が現れてくるのかなと。あるい
は現在の情勢を反映した中で、お子さんなり、親御さんなりの悩みも多々あるのかなと
考えているところでございます。
◎宗像一委員長 ほかに。
(「 なし」の声あり)
◎宗像一委員長 次に進みます。
◎一般会計 歳出 第4款 衛生費・第5款 労働費
◎宗像一委員長 90ページ上段から99ページ下段までの、第4款、衛生費および第5款 、
労働費全般についてご発言ください。柴田委員。
◎柴田信昭委員 91ページの賃金のところで、管理栄養士の賃金があるわけでございま
すけれども 、管理栄養士の業務の内容というのですか、これをお伺いしたいと思います 。
それからもう1点は、97ページの賃金と委託料と関係するのですが。じんかい収集処
理作業員の賃金と、じんかい収集業務の委託というところがあるのですが、これは委託
の部分と直営の部分、特に収集の部分については、委託と直営、両方あると思うんです
けれども。全体的に事業量の割合は、委託と直営とどういう割合になっているのか、お
伺いしたいと思います。
◎宗像一委員長 渡辺保健福祉課長。
◎渡辺裕之保健福祉課長 管理栄養士の業務内容についてですけれども、主に新得町民
の栄養相談から始まっての健康教育、栄養関係健康づくりについての普及啓発等を中心
として行っております。
栄養相談につきましては、母子、乳幼児、成年、高齢者それぞれのステージに分けて
考えておりまして、例えば妊婦のかた等であれば「パパ・ママ教室」ですとか個別の栄
養指導、乳幼児関係であれば乳幼児の「離乳食教室」等、あと併せて、乳幼児の相談の
とき、1歳6か月健診ですとか、3歳児健診のときに個別の指導を行っております。
成人期につきましては、現在いろいろな病気が今あります。例えば糖尿病ですとか、
いわゆる生活習慣病対策としてのいろいろな教室等を行いながら、啓もうですとか、料
理教室等を行いながら活動をしております。
そのほか高齢期につきましては 、「わすれん塾」ですとか、老人クラブ各サロンに出
向きまして、健康相談等を中心に行っております。以上です。
◎宗像一委員長 及川町民課長。
◎及川義美町民課長 質問がありました、じんかい収集処理作業員とじんかい収集業務
の委託の業務割合でございますけれども、ちょっと今、私の手元に資料がないものです
ので、後で答弁させていただきたいと思います。
- 18 -
◎宗像一委員長 柴田委員。
◎柴田信昭委員 今、管理栄養士の関係については、いろいろお伺いして非常に幅広く
いろんな指導をなされているということはよく理解できたのですが。これは栄養士のか
たがいわゆる年間通じて常駐しているのか、あるいはほかの業務と兼務になっているの
か。管理栄養士としての業務にどのぐらい携わっているのか、頻度というのですか、そ
の辺ちょっとお伺いしたいと思います。
◎宗像一委員長 渡辺保健福祉課長。
◎渡辺裕之保健福祉課長 管理栄養士の勤務状況ですけれども、準職員として専任で常
勤しております。ちなみに各市町村にも同様に、管理栄養士等が配置されております。
以上です。
◎宗像一委員長 さきほどのじんかい収集業務委託の質問に答弁を願います。及川町民
課長。
◎及川義美町民課長 じんかい収集関係の直営と委託の業務の割合でございますけれど
も、収集量からいたしまして、町の割合が53.5パーセント、委託が46.5パーセントとな
ってございます。以上でございます。
◎宗像一委員長 柴田委員。
◎柴田信昭委員 これは、やや半々ぐらいのということなのですが。直営と委託、両方
でやらなくてはならないという、1か所にまとめてやったほうがいいんじゃないかなと
いう感じが私はするわけですけれども。その辺どうでしょうか。
◎宗像一委員長 及川町民課長。
◎及川義美町民課長 じんかい収集業務でございますけれども。私の記憶でございます
が、過去は全面委託というようなお話しもあったみたいでございますけれども、直営を
残すと。直営を残す理由としては、何かあった場合すぐ対応ができる、小回りがきくと
いった部分の絡みがあったように聞いてございます。
割合は別にしても、直営は小回り、即稼働して住民要望に応えるといった部分で、町
の直営部分が残っているというふうに考えております。以上であります。
◎宗像一委員長 ほかに。廣山委員。
◎廣山輝男委員 1点のみ。91ページの13節の委託料、ここでは子宮頸ガンの予防ワク
チンの関係だけについて。
いろいろ社会的に問題となりまして、今は中止されているようにも伺っているのです
が、当然話題は報告もありませんから、副作用の報告はこの町ではなかったという理解
をしていきたいなと思うのでありますが。たまたま24年度の資料を見ますと、中学1年
生から高校生までの間に、57名のかたが受診しているという報告が別紙資料では伺えま
す。
従いまして、当然副作用の状況はなかったと思うんですけれども、いろんな相談とか
そういうものはなかったのかどうなのか 。そういった情報等がいろいろ錯綜( さくそう )
している状況もありますから、今後そういったものをそういう人たちにどのようにお知
らせしたり、報告したりしていくのか。その辺の対応がもしあれば、お聞かせいただき
たいと思います。
◎宗像一委員長
暫時休憩いたします。
(宣告
- 19 -
11時32分)
◎宗像一委員長
休憩を解き再開いたします。
(宣告
11時33分)
◎宗像一委員長 渡辺保健福祉課長。
◎渡辺裕之保健福祉課長 子宮頸ガンワクチンの接種によります副反応についてという
ご質問かなと思います。
現在、中学1年生からワクチン接種の対象となり、国の定期接種に切り替わっている
ところです。そのような中で、ワクチン接種後にしびれですとか震え等が、通常よりも
大きく出てしまうということで、ワクチン接種による大きな副反応が出ているのではな
いかと。取り扱いをどのようにするのかということで、新聞報道等も出ていたかなと思
います。
こちらにつきましては、現在はまだ、国のほうも対応については確定していないとい
うか、直接ワクチン接種による副反応がそのような状況が起きているという因果関係が
まだはっきりしていないという整理の仕方を今していますので、それを解決するために
情報収集等を検討しているという状況になっております。まずは厚生労働省の対応が出
てから、ワクチンの副反応についての対応になってくるのかなと思っております。
ワクチンの副反応につきましては、国としてはワクチン接種が効果があるというふう
に考えており、ワクチン接種自体は行っていくと。ただ、積極的な推奨はしていかない
という方針になっております。それに基づいて今、取り扱いをしております。
ワクチン接種による問い合わせ等は、町民のかたからもやはり数件あります。今後、
どのように変わっていくのかですとか、このままワクチンを続けていっていいのか。ま
た、待っていると2回目以降のワクチン接種の時機を逃してしまうことも考えられるの
で、
「どうしていったらいいか、早く情報を欲しい 」というような問い合わせというか、
要望も含めてございます。現在は、国の対応を待っているというか、それに応じて対応
していくものかなと思っておりますので、情報提供をそのようなかたにはしながら、国
からの情報が入り次第、適切に広報等をしながら、対応していきたいと思っております 。
以上です。
◎宗像一委員長 ほかに。
(「 なし」の声あり)
◎宗像一委員長 次に進みます。
◎一般会計 歳出 第6款 農林水産業費
◎宗像一委員長 98ページ下段から113ページ下段までの第6款、農林水産業費全般に
ついてご発言ください。青柳委員。
◎青柳茂行委員 103ページの負担金、補助及び交付金のところですけれども。鳥獣被
害防止総合対策事業、これはシカの防止柵(さく)の事業だと思うんですが、現状で当
初の目的の総延長ですよね。たぶん何百キロメートルかあったと思うんですが、そのう
ち現状でどの程度まで進ちょくしているのかという点をちょっと聞きたいと思います。
◎宗像一委員長 初山産業課長補佐。
◎初山一也産業課長補佐 鳥獣被害防止総合対策事業、シカ柵(さく)についてお答え
いたします。
当初、町全体で172キロメートルという形で計画をしておりまして、平成23年度に45.
- 20 -
9キロメートル、24年度におきましては、62.6キロメートルということで、約100キロメ
ートルを実施してございます。25年、残り63キロメートル程度を現在農協のほうで発注
しているというような状況でございます。
◎宗像一委員長 青柳委員。
◎青柳茂行委員 そうしますと、当初の延長が172キロメートルですから、だいたい25
年度で終わりかなというふうに感じるのですけれども。これをやって、いわゆる成果と
いいますか 、当初被害額が数億円とか 、そういうふうに報告されていたのですけれども 、
その被害総額というのがどのように変化しているのか、その点だけちょっとお聞きした
いと思います。
◎宗像一委員長 初山産業課長補佐。
◎初山一也産業課長補佐 農業被害額というのは計り方にもよるのですが、これについ
ては、農協のほうが調査をして、実際にやって報告をしているところなんですが。なか
なかちょっと金額で表すという部分が非常に難しいということで、ご質問の主旨にあっ
ているかどうか分からないのですが、今23年度にトムラウシを実施した成果について、
農家聞き取りをした経緯をちょっとお話しさせていただきたいのですが。
シカ柵(さく)をやる前には、ほとんど被害がないときの半分ぐらいの被害があった
ということで、本年度の春の状況、一番草を刈った状況を聞きますと、シカ柵(さく)
をやる前の2.0から2.5倍ぐらいの牧草の量がとれているというふうに聞いてございま
す。それでその被害のなかった昔に非常に近づいた形で、営農がやれているというよう
なお話しを聞いてございます。
◎宗像一委員長 ほかに。柴田委員。
◎柴田信昭委員 109ページの工事請負費、107ページの委託料ともちょっと関係するの
かもしれませんが。工事請負費の中で委託料から624万7,000円の流用をしているところ
でございますが、流用の額としては非常に大きい額かなというふうに思いますし、そう
いう点からいくと減額補正なり、補正で組むのが正しいのではないかなという気がしま
す。
そうして流用した後に、この金額をまた、どっちになっているのか分かりませんけれ
ども、繰越明許費あるいは次年度への繰り越しというふうになっているわけですから、
事務処理の方法として、こういう方法でいいのかなというような、何かちょっと疑問を
持ったものですから。ちょっとその辺をお伺いいたします。
◎宗像一委員長 初山産業課長補佐。
◎初山一也産業課長補佐 お答えいたします。委託料を工事請負費のほうに流用してい
るものなんですけれども。これについては農業体質強化といいまして、平成23年度の国
の補正予算で暗きょ排水に対して、1ヘクタール150万円を出すという制度が年度末の
ほうにありまして、23年度に予算がついたものなんです。それを24年度に繰り越した中
で、暗きょ排水をやるには測量と工事が必要なんですが、当初は委託と工事を別々に発
注する予定でいたのですが。24年度春、希望者といろいろな打ち合わせをした段階で、
作付けの状況も勘案して、委託をやってから工事をやると工期が非常にかかるというか、
作物をとった後、すぐ現場に入れないというようなお話しがありまして。急きょなんで
すが、工事費の中に委託料も含めた形で現場をやったほうが、スムーズにいくだろうと
いうような形で、金額は非常に大きかったのですが、そういうような状況もありまして 、
流用したということでございます。
- 21 -
また、これに関しては、また次の年に繰り越しということで、国の制度のこれに対す
る農業体質強化という事業が23年度に発足して、その後に制度がいろいろ変わりまして、
また25年度に繰り越してやらなくてはならない部分もあったので、こういうような形の
書き方になっております。
◎宗像一委員長 柴田委員。
◎柴田信昭委員 今、お話しを聞きますと、やむを得ない部分なのかなというふうに思
うんですが。ただ、金額が大きいだけに私は流用する前に、やはり減額なり補正なりで
やってもらえれば、今の説明がその時点で聞けるわけですね。
これ、終わってしまってから決算ですから、終わってしまってから今の説明を受けて
ですから、私は小さい金額であればそんな細かいことはあまり言うつもりはないのです
が、こういう大きいものはやはりきちっとした今の説明をされて、流用なり何なりすべ
きではないかなというふうに感じております。
◎宗像一委員長 初山産業課長補佐。
◎初山一也産業課長補佐 委員がおっしゃるような形で、今後取り進めていきたいと思
っております。
◎宗像一委員長
◎宗像一委員長
暫時休憩いたします。
(宣告
11時44分)
(宣告
11時45分)
休憩を解き再開いたします。
◎宗像一委員長
ほかに。
◎宗像一委員長
(「 なし」の声あり)
次に進みます。
◎一般会計 歳出 第7款 商工費
◎宗像一委員長 112ページ下段から121ページ中段までの第7款、商工費全般について
ご発言ください。青柳委員。
◎青柳茂行委員 これは118ページ、狩勝高原の整備費関係になるかと思うんですが。
昨年度というよりも今年の夏ごろから、ちょうどトロッコの付近で自転車を貸し出しす
るということで、職員が2名配置されているということになっていますよね。7月から
9月ぐらいまでと聞いていますけれども、要するところ意外と少なくない町民のかたか
ら、2名の職員を配置するほどの仕事の量だとか、そういうのはどうなのかなというよ
うな、批判までいきませんけれども、疑問の声もあるわけですよね。
私自身もよく分からないということもありまして、説明も十分できないということも
あるんですけれども、現状としてどういう方向といいますか 、中身 、内容といいますか、
今後の展望といいますか、その辺がどういう状況なのかという点だけ、聞きたいと思い
ます。
◎宗像一委員長 広田産業課長補佐。
◎広田正司産業課長補佐 狩勝高原園地活性化プロジェクトの関係について、お答えい
たしたいと思います。
今年、7月から9月にかけて、あそこに職員がほぼ2名、初めのうちは1名だったの
- 22 -
ですけれども、土日関係、夏休み関係がありましたので2名配置して、あそこで自転車
の貸し出しとかをして、来られたかたに狩勝園地のそういうプログラムを一応体験して
もらうというような形で進んでおります。
これにつきましては、狩勝高原園地活性化プロジェクトの基本計画というのを、昨年
度の3月に作成いたしまして、その計画に基づいてあそこの狩勝園地を、森林および梅
園を観光資源化にできないかということで、それを目的にしまして委託コンサル会社と
職員が協議ならびに町民のかたの意見を取り入れながら、あそこの観光客を誘致するも
のが何かできないかという、そういう目標のもとに実施してございます。
それで今年については、あそこで自転車の貸し出しをしていますし、現在鉄道模型の
整備をしてございます。これは、町民のかたならびに町外の観光客ならびにそういう模
型に興味のあるかたに来ていただいて、実際にその場で力を合わせて作っていっていた
だきたいという趣旨でやっているのですが。当初の段階では、計画に協力されるかたも
いらっしゃったのですけれども、実際なかなか狩勝まで来て手伝いができないような状
況がありまして、一生懸命職員が整備をして、旧狩勝線をモデルにした庭園鉄道にでき
ないかということを今、一生懸命模索している段階となっております。
◎宗像一委員長 青柳委員。
◎青柳茂行委員 一生懸命、説明していただいたのですけれども、一部分ちょっと分か
らないところもあるんですけれども。
要するところ、あそこに人を呼び集めるということが1つの目的だと思うんですよね。
それで私もちょうどお盆のころ、ちょっと行く機会がありまして立ち寄ったのですが。
天候も悪いということもありまして 、「これまで最高でどのぐらい来ているのか」と聞
いたら 、「最高で8名だ」という返事だったのですよね。
ですから、その後さらに8月いっぱい天候が悪かったと思うんですけれども、恐らく
皆さんの目に映るのは、自転車操業をやっているという、自転車操業という言葉は違い
ますけれども。要するところ、その営業をやっているというところだけが目につくわけ
ですよね。実質始めたのはいいものの、当初の目的どおりにはたぶんなっていないので
はないかと思うんですよね。その辺の分析だとか、今後その辺続けていくのか。
それからあそこは、線路を引いて電車を走らせるという話もあるんですが、要すると
ころ、人気が集まればたくさん人も集まるということなんですけれども。その辺の確か
な展望というか、そういうのがあるのかどうなのか、その辺もう1回確認したいと思い
ます。
◎宗像一委員長 鈴木産業課長。
◎鈴木義夫産業課長 お答えいたします。さきほど説明をさせていただきましたが、平
成23年度に狩勝高原園地の再整備基本計画ということで、策定しております。その策定
の中に、園地の魅力を知り、また園地の利活用を探るために、3年間試験的な実践を行
い、早急な整備ではなく、基盤となる環境を整えることとしております。その環境整備
の中に 、平成24年度につきましては桜並木の現況調査だとか 、梅の木の剪定( せんてい)
管理などの事業をやっております。
そして、一番メーンであります園地でのイベント開催を実施して、情報の発信をして
いくという目的があります。それで、平成25年度につきましては平成24年度の取り組み
の継続と、町の特性を生かしたイベントの拡充を図り、平成26年度以降の再整備に向け
た計画の参考にしていきたいというふうに考えて進めてきたところです。
- 23 -
それで、イベントの内容ですけれども、さきほど青柳委員が言われたとおり、旧狩勝
線を利用した自転車でダウンヒルなどの体験を行うイベント、それと今年ですがヨガだ
とか美容だとか健康をテーマにしたイベント、それと新得町は「鉄道のまち」というこ
とで、これらをイメージした庭園鉄道の試乗会のイベントを実施する予定でございます。
こうしたイベントを通じて、狩勝高原の魅力探し、そしていかに狩勝高原に来ていた
だくかというところを今、現時点で進めている事業の内容でございます。
◎宗像一委員長 青柳委員。
◎青柳茂行委員 今年は取りあえず 、試験運転という感じだろうと思うんですけれども。
確かに人がたくさん来た場合、お盆の付近になりますと結構人が来ますし、土日、祭日
は結構来ますよね。そうすると自転車だとか、乗る人たちも増えるのかなと思うんです
けれども。
いずれにしても現状では、やはり全体的にちょっと見えない部分もありますので、そ
の辺やはり町民の人たちに分かりやすい方法で、周知、宣伝といいますか、理解しても
らうことが大事ではないかなと思いますので、その点だけ申し上げたいと思います。
◎宗像一委員長 鈴木産業課長。
◎鈴木義夫産業課長 イベントの実施にあたって、準備期間だとかがあまり取れなかっ
たということもありまして、おっしゃるとおりピーアールが不足していたというふうに
反省をしているところです。今後はできるだけ早いうちに計画を立てて、ピーアールを
していきたいというふうに考えております。以上です。
◎宗像一委員長 ほかに。
(「 なし」の声あり)
◎宗像一委員長 暫時休憩いたします。ここで暫時休憩し、午前の部を終わらせていた
だきます。午後1時まで休憩いたします。
(宣告 11時54分)
◎宗像一委員長 休憩を解き再開いたします。午後の部は土木費から始めます。
(宣告 13時00分)
◎一般会計 歳出 第8款 土木費
◎宗像一委員長 120ページ中段から129ページまでの第8款、土木費全般についてご発
言ください。
(「 なし」の声あり)
◎宗像一委員長 次に進みます。
◎一般会計 歳出 第9款 消防費
◎宗像一委員長 130ページから131ページ中段までの第9款、消防費全般についてご発
言ください。
(「 なし」の声あり)
◎宗像一委員長 次に進みます。
◎宗像一委員長
ます。
暫時休憩いたします。ここで、委員長席を齊藤副委員長と交代いたし
- 24 -
◎齊藤美代子副委員長
(宣告
13時01分)
(宣告
13時02分)
休憩を解き再開いたします。
◎一般会計 歳出 第10款 教育費(教育総務費∼幼稚園費)
◎齊藤美代子副委員長 第10款、教育費に入りますが、ページ数が多いので2つに区切
って審査いたします。
まず、130ページ中段から147ページ上段までの、第1項、教育総務費、第2項、小学
校費、第3項、中学校費、第4項、幼稚園費までについてご発言ください。柴田委員。
◎柴田信昭委員 137ページの学校管理費で、不用額126万4,000円を出しているのです
が、これは補正を57万4,000円組んで、そして126万4,000円の不用額を出しているので
すが。この数字を見る限り補正は必要なかったのではないかなというふうに思うんです
が、この経過をちょっとお話しいただきたいと思います。
◎齊藤美代子副委員長 鈴木学校教育課長。
◎鈴木貞行学校教育課長 小学校費の学校管理費の不用額の内訳を、ご説明いたしたい
と思います。
大きなところでは、役務費の執行残が30万8,000円、そして委託料30万円、工事請負
費30万円ということで、大きいのは4つほどかなと思っております。役務費につきまし
ては、それぞれ通信運搬費が大きく執行残ということになっております。こちらにつき
ましては、通信費、電話代ですとかインターネットの通信料等で、20万円ほど大きく減
額になっております。
それと、委託料につきましては、大きなものとしては特殊施設保守ということで、学
校の電気保守ですとか、暖房機器等、消防施設、受水槽等々、入札残という形になるか
と思うんですけれども、見積もり合わせの上、執行残として出ております。大きなもの
としては、そのような形になっております。
あと、大きなものとしては、派遣公務補等業務の委託ということで、20万円ほど予算
より減っております。トムラウシの学校からの要望によりまして、公務補を派遣いたし
ております 。そちらのほうが若干予算執行が出ているかなということになっております。
それと、工事請負費の30万円、それぞれの工事の入札の執行残という形で、それぞれ
総体的に120万円というちょっと大きな数字になってしまったのですけれども、それぞ
れ執行残という形になっております。以上であります。
◎齊藤美代子副委員長
◎齊藤美代子副委員長
暫時休憩いたします。
(宣告
13時06分)
(宣告
13時07分)
休憩を解き再開いたします。
◎齊藤美代子副委員長 鈴木学校教育課長。
◎鈴木貞行学校教育課長 失礼いたしました。実は補正につきましては、57万4,000円
ということで、執行残が出ているのですけれども。一応57万4,000円につきましては、
報償費で除雪機、トムラウシの小中学校の除雪、今年雪が多かったいうことで、出動回
数、時間数が増えておりまして、3月で増額の補正をしております。
- 25 -
それと、備品購入費で、これも最後の3月の時点だったのですけれども。学校の校内
用のパソコンということで、25年度に学校の教諭が1クラス新得小学校で増えておりま
す。その分、先生の配置が増えておりまして、校内用のパソコンが不足したということ
で、それぞれ3月の時点で増額しております。
それと、小学校の子ども議会でも出ておりましたカーテン等、そういうのがありまし
て、その辺急きょ対応しようということで、57万4,000円を補正をいたしております。
執行残につきましては、総体的に120万円ということで目の中で増えてしまったことは、
これからも精査して執行していきたいと思っております。以上であります。
◎齊藤美代子副委員長 柴田委員。
◎柴田信昭委員 補正を組んだ理由、あるいはいわゆる不用額が出た理由というのか、
それは分かりましたけれども。
いずれにしましても、補正を組んだのは3月なんですよね。ほかで不用額がこれだけ
出るというのは見通しがつかなかったのか。もし、見通しがついているとすれば、流用
でいいわけですよね。結局、見通しが立てられなかったのか、立たなかったのか、その
辺がやはり事務的にどうだったのかなという感じがするんですよ。
もし、3月の時点ですから、恐らく不用額がそれぞれの科目で出るというのは、検討
がついたのではないかなと私なりに思うんですが。そうすると流用でよかったのではな
いかなと。やはりその辺のことを補正を組むときに、慎重にやる必要があるのではない
かなという感じがしたものですから、質問をしたところでございますけれども。
◎齊藤美代子副委員長 鈴木学校教育課長。
◎鈴木貞行学校教育課長 小学校費ということで、管理費のほうなんですけれども、そ
れぞれ精査して需用費と燃料費等、これは補正予算の中で1月の時点で見込みを出して、
そして減額、増額ということで出すわけなんですけれども。
その時点で各学校の1番大きいのは、やはり燃料費が大きいのかなと思うんですけれ
ども。その時点で学校でも、うちでも、今までの経緯というか、年度のいくら使うのか
というのを出しているわけなんですけれども。寒さも、寒ければたくというか、小学校
3校あるわけなんですけれども、燃料費が1回出るだけで、50万円という形になってし
まうものですから、そちらのほうもいろいろ学校とも連絡し合ってやっているのですけ
れども。
今後とも注意して使用料等、子どもたちに学校で快適な授業ができるような形で進め
ていきたいと思います。われわれも数字のほうを的確に、これからもやっていきたいと
思いますので、よろしくお願いいたしたいと思います。
◎齊藤美代子副委員長 柴田委員。
◎柴田信昭委員 分かったような、分からないような。やはり、私は補正を組むにあた
っても、慎重にやってもらいたいなというところなんです。ですから、結局不用額、組
まなくても間に合ったものを補正を組んだという、その辺のところの補正を上げるとき
に、もうちょっと慎重にしながらやってもらいたいなということを、要望しておきたい
と思います。
◎齊藤美代子副委員長 鈴木学校教育課長。
◎鈴木貞行学校教育課長 十分、注意して行いたいと思います。
◎齊藤美代子副委員長 ほかに。青柳委員。
◎青柳茂行委員 単純な質問ですけれども、143ページの役務費と委託料というところ
- 26 -
なんですが。
1つは遠距離通学費、86万9,000円ですが 、「遠距離」といった場合、どういう範囲
のところから遠距離なのかということと、それからこれはどういう内容なのかなと。例
えばスクールバス的なものに支出しているのかなということを 、1つお聞きしたいのと。
もう1つは部活動等の生徒輸送、これが100万円ちょっとですか。だいたいどのよう
なクラブ活動といいますか、どのぐらいの頻度でこれが走っているのか。その辺ちょっ
と確認したいと思います。
◎齊藤美代子副委員長 鈴木学校教育課長。
◎鈴木貞行学校教育課長 教育振興費の遠距離通学費ということでございますが、これ
につきましては、拓殖バスの定期代でございます。こちらの小学生につきましては、一
応9名のかたが対象になっておりまして、上佐幌・佐幌線というのですか、新得町小学
校に向かう子どもたちの定期代ということで、それぞれ年間分の定期代を支出してござ
います。
次に部活動等生徒輸送ですけれども、部活動の下校線のスクールバスでございます。
新得中学校で部活動を通常やるのですけれども、部活が終わりましたら帰るということ
で、通常のバスがもう走っておりませんので、そちらの部活の下校線ということです。
中学校から小学校を回りまして、それぞれ佐幌方面、約13名のお子さんがいらっしゃる
のですけれども、ハイヤー会社に委託しまして、その沿線の定期路線が走っていないと
ころに 、子どもたちが部活が終わりましたら、家まで行っているという形でございます 。
以上であります。
◎齊藤美代子副委員長 ほかに。青柳委員。
◎青柳茂行委員 遠距離通学が9名ということで、人数があらかじめだいたい決まって
いると思うんですよね。それが、不用額が一応6万7,000円ほど出ているのですけれど
も。当初から金額、人数が決まっていれば、不用額がそれほど出なくて済んだのではな
いかなという気がいたしますので、その辺ひとつ説明をお願いいたします。
それから部活動等の生徒輸送、今、上佐幌地域とおっしゃいましたが。私は当初、部
員の数が少ないということもあって、屈足からの中学生が例えば新得中学校に野球、そ
の他の関係で、クラブ活動に加入しているということもあって、そういう活動をしてい
るのかと思いますけれども 。屈足に限らず上佐幌とかそういう地域ごとに、例えば1件 、
1件回っているのかなということなんですけれども、その辺教えていただきたいと思い
ます。
◎齊藤美代子副委員長 鈴木学校教育課長。
◎鈴木貞行学校教育課長 さきほどの部活下校線というのは、一応新得中学校の佐幌・
上佐幌のお子さんたちの部活動が終わったときに輸送というのか、通学のスクールバス
なんですけれども、その帰りのバスということで。
それともう1つ、さきほどの新得中学校 、屈足中学校の部活の合同部活ということで 、
人数が新得、屈足合わせまして15名のお子さんが、それぞれその学校、新得には12名お
りまして、屈足は3名の、それぞれ好きな部活がございますので、そちらに通っている
というようなところであります。
そちらにつきましては、ハイヤーの借り上げでそれぞれ部活が終わりましたら、その
部活の学校ごとに集まって、一緒に車に乗って帰って行くいうことで、委託料ではなく
て、使用料というか、別の科目でハイヤー代ということでみておりまして、そちらも回
- 27 -
数をみておりまして、運行いたしております。
さきほど出ておりました運行経路ですね。運行は部活の「部」によって変わるのです
けれども、月曜日から金曜日までだいたい毎日、行きが町のマイクロバスを運行してお
りまして、帰りについては保護者がいる場合は保護者で、保護者がいなければハイヤー
で、学校から各部それぞれ終わった時間に合わせてハイヤーを運行して、それぞれ帰っ
て行くというような状況になっております。月曜日から金曜日まで、それぞれの部活の
終わる時間ということですので、こちらの時間指定ではなくて、部活が終わり次第とい
うか、学校の顧問それぞれの先生が相談して、ハイヤーを頼んでいるというような状況
になっております。以上であります。
◎齊藤美代子副委員長 ほかに。宗像委員。
◎宗像一委員 1、2点お尋ねします。135ページの19節、負担金、補助及び交付金の
関係でお聞きしたいと思います。
町学校教育推進協議会というのですか、そういう協議会が4つほど補助金が出されて
いるわけです。この内容関係はどのような形なのか、1回お尋ねしたいなと思っており
ます。
それと、このたび議会にこういうもの(平成24年度教育に関する事務の管理及び執行
状況の点検及び評価に関する結果報告書を示す)が配布されました。これを見ますと、
学校の評価や何かが書かれて、私も何か出したような気がするんですけれども。これに
対して、ほとんどが「 A」になっているのですけれども、今後の課題と必要な取り組み
という形の中で、文面がいろいろと書かれたものも非常に多いわけです。それに対して
の進めといいますか、それらをどのような形で進められようとするのか、その点をお尋
ねしたいなと思います。
◎齊藤美代子副委員長 鈴木学校教育課長。
◎鈴木貞行学校教育課長 補助金の中で、それぞれ協議会等の目的とはですけれども。
まず、上のほうの補助金の町学校教育推進協議会につきましては、それぞれ各学校の学
校教育の推進を図るために、計画ですとか推進することを、充実やこれを推進すること
を目的として、出しております。
主な活動といたしましては、学校の先生の研修や研究会の計画立案、それから児童、
生徒の学力ならびに体の向上に関する事業ですとか、活動内容では小学校の陸上競技大
会の開催をいたしております。
それと、中学校の意見発表会、英暗大会、それと各教科ごとの、13教科あるのですけ
れども、それぞれの学校の先生たちのサークルがございまして、そのサークルの研究会
をそれぞれ教職員が全員加入して、実施をいたしております。学校教育の推進をするよ
うな団体ということになっております。
それと、町教育研究所につきましては、学校の教育実践している諸課題を調査、研究
ということで、実際には社会科の副読本等を作成しているような状況になっております。
◎齊藤美代子副委員長
◎齊藤美代子副委員長
暫時休憩いたします。
(宣告
13時24分)
(宣告
13時24分)
休憩を解き再開いたします。
- 28 -
◎齊藤美代子副委員長 鈴木学校教育課長。
◎鈴木貞行学校教育課長 町特別支援教育推進協議会というのがございます。これは各
学校、特別支援教育というのが現在あるのですけれども。平成19年度に始まったのです
けれども、支援をしようとする子どもたちのネットワークをということで、それぞれ小
中学校ですとか、児童保育課、保健福祉課と入って、それぞれその支援教育の事案等を
研究して、授業等に役立てていこうというような協議会であります。
町中高連絡協議会ですけれども。こちらのほうは中学校、高校の連携を図って、充実
・発展をしていこうというような団体でございまして、それぞれ中学校、高校の教育活
動について、交流を行っているような団体であります。
町生徒指導連絡協議会でありますけれども。それぞれ幼児まで含むのですけれども、
幼児、児童、生徒が共に健全な成長・発展をということで、それぞれ今回のお祭りのよ
うな中で、健全な育成というか、そういう見守りのため、各学校の実情ですとか状況を
それぞれ話し合って、それぞれの学校で生かしていこうというようなことで、協議会を
運営いたしております。
もう1つ、先日配布させていただきました、平成24年度の事務の報告ということで、
総合計画に基づいてそれぞれ単年度の計画というか、目標ですね。こういうのをしよう
ということで、それぞれその目標に向けての自分たちの評価というのを、まずしており
ます。
そして、それを受けまして各外部の有識者といいますか、外部のかたにご意見をいた
だいて、そのことについて事業の実施状況はどうだったかとか、そういうご意見を伺っ
て、それを報告するというような形で、それぞれ実施をいたしております。
総合計画とリンクするという形で、評価をしているわけなんですけれども、それによ
りまして来年度以降、どのように重点的に進めていくかというのをご意見をいただいて、
次年度の計画に反映していこうというような形で実施しております。
◎齊藤美代子副委員長 宗像委員。
◎宗像一委員 たいへん申し訳ございません。協議会の内容関係は、そういうことでい
ろいろと教育に関することと分かったのですが。その協議会のなっている会員というの
ですか 、役員というのはだいぶ広くやっているのですか、主に先生がたが多いのですか 。
私が見ると学校教育の協議会であるものですから、教員でやっているのかな、それとも
一般の人たちは、どのぐらい入れてやっているのかなという関係を聞きたくて、伺った
ところです。
そして、あともう1点の関係、これは一応外部のかたというような形もあるんですけ
れども。改善するという形を見ますと、たいぶわれわれ議員にも勉強するところが十分
あるんですよね。また、一緒に取り組まなくてはいけないなというところがあるもので
すから、そういった形で議員たちにも教育に関する委員会もあるものですから、そうい
ったところで何か検討して進めていくという方法でやるのかなと。外部のかたをという
ことであるものですから、そこら辺がこれは先生がただけだと思う。予算が絡むけれど
もいろいろ取り組みに書いてあるものですから。どういう方法で進めようとしているの
かなという形で、ちょっとお聞きしたいなと思ったわけです。
◎齊藤美代子副委員長 鈴木学校教育課長。
◎鈴木貞行学校教育課長 まず、それぞれの協議会の役員のかたですけれども。それぞ
れ町学校教育推進協議会、町特別支援教育推進協議会、町生徒指導連絡協議会、そして
- 29 -
町中高連絡協議会、いずれも学校の先生たちが役員、そして会長等ですね。会員もすべ
て学校の先生で、それぞれの目標ごとというんですか、それでしている団体でございま
す。
報告書ですけれども、一応有識者ということで、それぞれPTAの元役員、それと町
づくり推進協議会の教育部会の会長さんと外部のかたからご意見を、これは法律で決ま
っております。各町村必ず年1回、自分たちで自分を評価して、そしてその後、外部の
かたからご意見をいただいて、それぞれ事業の推進に役立てるようにということで、行
います。そして、議会のほうに報告していくということで、法律で毎年、去年、地方教
育行政法がありまして、そのような報告をするようにということになりました。わが町
もそれに倣いまして、ご報告をさせていただいて、それぞれ事務に役立てるように実施
いたしております。
◎齊藤美代子副委員長 宗像委員。
◎宗像一委員 そうしますと、この報告書の関係は、町民みんなに配布したものではな
いんですね 。一応アンケートを採った 、依頼した人に 、この回答は見せるのでしょうか。
あるいは回覧板か何かで回して、こういう形で検討うんぬんという形になっているので
すか。
◎齊藤美代子副委員長 鈴木学校教育課長。
◎鈴木貞行学校教育課長 今の2点目だったのですけれども。一応報告なんですけれど
も、アンケート等というのは、特に採っているものではなくて、あくまで自分たちの事
務局内で評価をして、そして、それぞれPTAの役員とか、あと教育関係のかたにそれ
ぞれ評価をしていただいたものをやるということで、アンケート等をやっているという
ことではないんですけれども。
それと、公表につきましては、一般に告示をして、誰にでもこういう評価をしている
ということで、自分たちが評価しているということの公表だけはいたしております。
◎齊藤美代子副委員長 ほかに。
(「 なし」の声あり)
◎齊藤美代子副委員長 次に進みます。
◎一般会計 歳出 第10款 教育費(社会教育費∼保健体育費)
◎齊藤美代子副委員長 146ページ上段から163ページ中段までの、第5項、社会教育費
から第6項、保健体育費までについてご発言ください。
(「 なし」の声あり)
◎齊藤美代子副委員長 次に進みます。
◎一般会計 歳出 第11款 公債費・第12款 諸支出金・第13款 予備費
◎齊藤美代子副委員長 162ページ中段から165ページ終わりまでの、第11款、公債費、
第12款、諸支出金、第13款、予備費まで一括してご発言ください。
(「 なし」の声あり)
◎齊藤美代子副委員長 これをもって、一般会計歳出の部を終了いたします。
◎一般会計 歳入 第1款 町税∼第13款 使用料及び手数料
◎齊藤美代子副委員長 それでは、一般会計の歳入に入ります。15ページをお開き願い
- 30 -
ます。
15ページから30ページ中段までの、第1款、町税、第2款、地方譲与税、第3款、利
子割交付金、第4款、配当割交付金、第5款、株式等譲渡所得割交付金、第6款、地方
消費税交付金、第7款、ゴルフ場利用税交付金、第8款、自動車取得税交付金、第9款、
地方特例交付金、第10款、地方交付税、第11款、交通安全対策特別交付金、第12款、分
担金及び負担金、第13款、使用料及び手数料まで一括してご発言ください。柴田委員。
◎柴田信昭委員 16ページ、町民税の滞納繰越分でございますが、収入済額、157万2,0
00円、不納欠損額が81万4,000円、収入未済額が223万8,000円というふうになっている
のですが。これで滞納整理機構に委託している分で、収入済額の中にその分があると思
うんですけれども、その整理機構で徴収したものがいくらあるのか、お聞きしたいと思
います。
それから、不納欠損額のところで81万円の中に、その滞納整理機構に委託をして、不
納欠損になった額がどのぐらいあるのか、ちょっとお伺いしたいと思います。
◎齊藤美代子副委員長 及川町民課長。
◎及川義美町民課長 町民税、個人町民税の滞納繰越分の収入済額および不納欠損額、
収入未済額のうち機構に委託した分の数字について、ご質問のあった件ですけれども。
ちょっと機構の収入の資料が手元にないものですので、後でご説明申し上げたいと思い
ますので、よろしくお願いします。
◎齊藤美代子副委員長 後でよろしいでしょうか。
「( はい)の声あり」
◎齊藤美代子副委員長 ほかに。青柳委員。
◎青柳茂行委員 15、16ページ、柴田委員と同じ項目になるのですが。いわゆる収入未
済額、合わせて840万円、この内訳が町民税で380万円、固定資産税の434万6,000円なに
がしですよね。これの背景、どのような状況の中で840万円なにがしの収入未済額にな
ったのかというのが1つと。
それから、不納欠損の場合なんですが、どういう状況になったら不納欠損で落とせる
のか、それをひとつ確認したいと思います。
◎齊藤美代子副委員長 及川町民課長。
◎及川義美町民課長 お答えいたします。町税における収入未済額の背景でございます
けれども。一般的に納税通知をし、督促状を出し、その後滞納処分、いわゆる差し押さ
えに入っていくわけでありますが。残念ながら課税上では納税が出たわけでございます
けれども、現実的に滞納処分するというような財産、いわゆる預金がないと。あるいは
不動産がないと。あるいは離職でそれぞれ租税の納税能力がちょっと落ちているかたが
おられると。そういったかたに関しては、滞納処分ができないものですので、分納ある
いは自主納付の分納という形になりまして、結果的には年度内に完納に至らず、翌年度
に繰り越しになっているというものでございます。
次に不納欠損でございますけれども、今お話ししたとおり、滞納処分ができるものが
ないと。そして、かつ滞納処分した場合、生活保護に至る恐れがあるといった分に関し
ては、滞納処分を停止することができるというふうに地方税法の15条の7で規定になっ
ております。
その後、3年間を経過し、その3年間になおかつ担税能力、納税能力が回復しない場
合は、やむを得ず不納欠損することができるというふうになっているものでございます。
- 31 -
その法律に従いまして、不納欠損を処理しているというものであります。
機構の関係でございますけれども、まだ資料が届いてはいないのですが。機構に関し
ては、今のところ機構は管内の1市18町村が共同事務、いわゆる徴収事務をお金を共同
して徴収するために、平成19年から発足して現在に至っているわけであります。
この間、本町から563万1,000円の負担金を出しております。それで、その負担金に対
しての収入額が1,048万6,000円となってございまして、費用対効果の部分ではかなりの
効果があるというふうに見ております。
質問の24年度のものはもうちょっとお待ちください。まだ、資料が届いておりません
ので、申し訳ありません。
◎齊藤美代子副委員長 青柳委員。
◎青柳茂行委員 機構については、柴田委員の質問ではなかったかと思うんですけれど
も。
そうしますと、恐らく町民税も固定資産税もたぶん滞納に対する対応は、同じではな
いかなというふうに聞いたのですけれども。
そうしますと、取りあえず本年度分については、844万7,000円と出ているわけですよ
ね。これは即、来年度に持ち越しというふうにわれわれは見ていいのかどうなのか。当
然、そういう状況、支払い能力は今現在ないけれども、しかし、税金を納める責任はあ
りますよというのは、引き続き残るのかどうなのか、その点確認したいと思います。
◎齊藤美代子副委員長 及川町民課長。
◎及川義美町民課長 お答えいたします。収入未済額の関係でございますけれども、委
員のおっしゃったとおり、性質的には持ち越しになるといったものです。ただ、さきほ
どお話ししたとおり、その状態は3年間ですから、3年間持ち越した後、支払い能力と
か納税能力が回復しない場合は 、法律に基づいて不納欠損するというものでございます。
以上であります。
◎齊藤美代子副委員長 ほかに。湯浅委員。
◎湯浅亮委員 26ページの農林水産業使用料について、3点ほどお伺いしたいと思いま
すが。
レディースファームスクールが前年度比、若干使用料が少なくなっているのと、自然
体験交流施設もそうであります。
それから 、しいたけ生産団地なんですけれども、相当大掛かりな契約で建てた施設で 、
今日残された人がたいへん苦労しているという話を聞くのでありますけれども。今、使
用料が1万7,370円ほど出しているのですけれども、現状はどうなっているのか、お尋
ねしたいと思います。
◎齊藤美代子副委員長 初山産業課長補佐。
◎初山一也産業課長補佐 レディースファームスクールの収入の関係について、お答え
いたします。これは、スクール生の入校時に入校費をいただいている部分で、入校人数
が少なかったために、少なかったという考えでございます。
自然体験交流施設につきましては、23年度におきましては、橋りょうの工事関係者が
コテージを利用していただいた部分で、収入が多かったのですけれども。昨年度は現場
近くに現場事務所を設けて、その辺で使用していただけなかった部分がありまして、金
額が少なくなっていたと思います。
しいたけ生産団地につきましては、現在2戸のかたが利用しているような状況で、そ
- 32 -
こで菌の植え付けとかをやっているような状況です。ちょっと面積的には当初はもう少
し多いかたが利用していたのですけれども、今2名が利用しているというような状況に
なってございます。
◎齊藤美代子副委員長 湯浅委員。
◎湯浅亮委員 入校生が減少しているということ等々ですので、自然体験交流施設も業
者が使っていたのがということは、コテージそのものの利用料がこういう形になってい
るのかということを確認したいと思います。
それから、しいたけ生産団地については、当初から見ると使用料そのものが、相当減
額されてこの金額なのか。途中の経緯を調べてみれば分かると思うんですが、お分かり
であれば、お聞かせ願えればなと思います。
◎齊藤美代子副委員長 初山産業課長補佐。
◎初山一也産業課長補佐 自然体験交流施設の収入につきましては、そのコテージの利
用料イコール委託という形でやっておりますので、利用が減れば減るというような形で
やらせていただいております。
しいたけ生産団地につきましては、土地の使用料ということで、収入をしている部分
でございます。
◎齊藤美代子副委員長 湯浅委員。
◎湯浅亮委員 土地の使用料は分かるのですが、当初、5戸か6戸かの共同組合が使っ
ていたと思うんですが。現状、今2戸というのですか、2戸でもほとんど1人が1戸と
いうような現状だと聞いているわけなんですが。その使用料のご苦労もされているとい
う話もあるものですから、当初から見ると相当減額した金額なのかということを確認し
ているんです。
◎齊藤美代子副委員長 初山産業課長補佐。
◎初山一也産業課長補佐 当初の使用の関係の資料、今手持ちでないものですから、後
でお答えさせていただきたいと思います。
◎齊藤美代子副委員長 さきほど柴田委員の町民税に関する質問に対し、答弁が漏れて
いましたので、石塚町民課長補佐より答弁いただきます。石塚町民課長補佐。
◎石塚将照町民課長補佐 お答えいたします。さきほどの町民税の滞納繰越分のうち、
滞納整理機構に引き継ぎした金額になりますが、平成22年度につきましては126万4,300
円を引き継ぎしまして、収納額が85万6,236円となっております。この40万8,000円ほど
が収入未済となっておりまして、そのうち不納欠損したものについてはございません。
以上です。
◎齊藤美代子副委員長 ほかに。
(「 なし」の声あり)
◎齊藤美代子副委員長 次に進みます。
◎一般会計 歳入 第14款 国庫支出金・第15款 道支出金
◎齊藤美代子副委員長 29ページ中段から38ページ中段までの、第14款、国庫支出金お
よび第15款、道支出金全般についてご発言ください。
(「 なし」の声あり)
◎齊藤美代子副委員長 次に進みます。
- 33 -
◎一般会計 歳入 第16款 財産収入∼第21款 町債
◎齊藤美代子副委員長 37ページ中段から54ページまでの 、第16款、財産収入、第17款、
寄附金、第18款、繰入金、第19款、繰越金、第20款、諸収入、第21款、町債の歳入終わ
りまで一括してご発言ください。
(「 なし」の声あり)
◎齊藤美代子副委員長 これをもって一般会計を終わります。
◎国民健康保険事業特別会計 歳入歳出全般
◎齊藤美代子副委員長 次に、特別会計の審査に入ります。167ページをお開き願いま
す。
国民健康保険事業特別会計167ページから196ページ終わりまでの歳入歳出全般につい
てご発言ください。青柳委員。
◎青柳茂行委員 これは、毎年確認しているんですけれども、いわゆる資格証明書、そ
れから短期証明書の発行状況なんですけれども。22年度については、資格証明書が5世
帯7名、短期証が24世帯41名というそういう答弁をいただいたのですけれども。今現在
といいますか、24年度も含めてなんですけれども、現状として増えているのか、減って
いるのか、何件、何世帯ぐらいあるのか、それだけ確認したいと思います。
◎齊藤美代子副委員長 石塚町民課長補佐。
◎石塚将照町民課長補佐 お答えいたします。先月末現在ですが、資格証の交付世帯が
1世帯1名、短期証が11世帯18名となっております。以上です。
◎齊藤美代子副委員長 ほかに。
(「 なし」の声あり)
◎齊藤美代子副委員長 これをもって国民健康保険事業特別会計を終わります。
次に進みます。
◎後期高齢者医療特別会計 歳入歳出全般
◎齊藤美代子副委員長 後期高齢者医療特別会計197ページから206ページ終わりまでの
歳入歳出全般についてご発言ください。
(「 なし」の声あり)
◎齊藤美代子副委員長 これをもって後期高齢者医療特別会計を終わります。
次に進みます。
◎介護保険特別会計 歳入歳出全般
◎齊藤美代子副委員長 介護保険特別会計207ページから230ページ終わりまでの歳入歳
出全般についてご発言ください。
(「 なし」の声あり)
◎齊藤美代子副委員長 これをもって介護保険特別会計を終わります。
次に進みます。
◎簡易水道事業特別会計 歳入歳出全般
◎齊藤美代子副委員長 簡易水道事業特別会計231ページから244ページ終わりまでの歳
入歳出全般についてご発言ください。
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◎齊藤美代子副委員長
次に進みます。
(「 なし」の声あり)
これをもって簡易水道事業特別会計を終わります。
◎公共下水道事業特別会計 歳入歳出全般
◎齊藤美代子副委員長 公共下水道事業特別会計245ページから260ページ終わりまでの
歳入歳出全般についてご発言ください。
(「 なし」の声あり)
◎齊藤美代子副委員長 これをもって公共下水道事業特別会計を終わります。
◎齊藤美代子副委員長
◎齊藤美代子副委員長
暫時休憩いたします。
(宣告
13時58分)
(宣告
13時58分)
休憩を解き再開いたします。
◎齊藤美代子副委員長 さきほど湯浅委員の農林水産業使用料の質問に対し、答弁が漏
れていましたので、初山産業課長補佐より答弁いただきます。初山産業課長補佐。
◎初山一也産業課長補佐 平成22年度まで、土地の使用料5万7,280円ということで、
お貸ししていたのですけれども、23年度に見直しをかけて、現在の1万7,370円という
形で実施をしております。
それと、当初は4名で利用していて、現在2名ということになってございます。
◎齊藤美代子副委員長 暫時休憩いたします。午後2時10分まで休憩いたします。ここ
で委員長席を宗像委員長と交代いたします。
(宣告 13時59分)
◎宗像一委員長 休憩を解き再開いたします。
(宣告 14時10分)
◎一般会計・特別会計 歳入歳出全般
◎宗像一委員長 以上をもちまして一般会計、特別会計とも審査を終わりますが、ここ
で全般を通じて、もし発言漏れがありましたら、この際お受けします。青柳委員。
◎青柳茂行委員 1点だけなんですけれども 。昨年度と本年度と小水力の発電について、
調査費が計上されていると思うんですけれども。今現在、小水力発電の進ちょく状況と
いいますか、それから今後の在り方というのは、どういう方向になっていくのか、その
点だけお聞きしたいと思います。
◎宗像一委員長 佐藤地域戦略室長。
◎佐藤博行地域戦略室長 小水力に関しましては、平成24年に調査をして、予算委員会
のときたっだか、申し上げたのですけれども。
まずは、水利権の関係の許可を取るために、ある程度のデータを整備しなければいけ
ないということで、この間流量の調査をずっと行ってきました。そのデータはある程度
そろいましたので、今後管轄する十勝総合振興局の帯広建設管理所の鹿追出張所とその
水利権の関係の協議を始めていきたいと。
- 35 -
併せて、土地の関係で林野庁の上士幌にある東大雪支署、それからあそこは国立公園
なので 、環境省との協議も必要になってきます。その関係機関との協議を随時というか 、
逐次、進めていきたいというふうに思っております。
◎宗像一委員長 ほかに。柴田委員。
◎柴田信昭委員 2点ほどお伺いいたします。まず1点目は、監査の審査の意見書にも
載っているのですが。いわゆる団地の分譲なんですが、本年度は1団地売却されたよう
でございますけれども、まだ19団地が未販売という状況になっているようです。
それで、私は何回か予算委員会あるいは決算委員会でも話したことがあるかと思いま
すが、特にしらかば台団地なんかは、約20年ぐらいたっているのではないかというふう
に思うんですが。やはり、売却できないということであれば、それだけの資金を寝かし
て置くことになりますので、できるだけ早く売却をする方法で。
ですけれども、やはり金額が当初予定した価格ですと、なかなか売却できないのでは
ないかというふうに見ていたんです。それで、町のほうはいわゆる子育て支援と絡めて
売却をということでございますけれども、実態的には売却されていない。私は価格を下
げてでも、やはり早く処分すべきだというふうに思っているんです。
場所によっては、ただでも買う人がいないのではないかなというような、そんなとこ
ろもあるわけでございまして、どの程度がいいか分かりませんけれども、いずれにいた
しましても、できるだけ早いうちに売却できるように、検討すべきではないかなという
ふうに思います。
それから、財産に関する調書、主要な施策の成果を説明する調書、決算参考資料の40
ページなんですが 、「町債借入先別及び利率別現在高の状況」とあるんですが。その中
で借入金、過去には5パーセント以上のものが繰上償還をというようなことで、それぞ
れ努力をいただいて、5パーセント以上のものが相当減って、1,900万円ぐらいまだ残
っていますけれども、いろいろ事情があってできないのだというふうに思いますが。今
低金利の時代ですから、やはり3パーセント以上ぐらいの金利のものについては、でき
るだけ繰上償還するように努力をしてもらう必要があるのではないかというふうに思う
んです。
それで、いろいろ公的な機関ですと、なかなか繰上償還を要望しても今度借りるとき
にまた制限があったりとか、あるいは交付税に影響するとか、そういうことがあるのか
もしれませんけれども。私は、この中で簡易保険局なんかは、繰上償還に応じてもらえ
るのではないかなという気がするんですけれども。その辺、どういうふうに考えておら
れるか、ちょっとお伺いをしたいと思います。
◎宗像一委員長 鈴木総務課長補佐。
◎鈴木隆義総務課長補佐 お答えいたします。宅地分譲の関係ですけれども、6月、8
月のお知らせしんとくに掲載いたしましてピーアールをし 、また新聞社発行の Chai( チ
ャイ)というフリーマガジンの9月号にも掲載いたしました 。その結果として 、Chai( チ
ャイ)を見たかたから、町内のかたですけれども申し込みがありました。結果はしらか
ば台団地ではなかったのですけれども、町内の団地が1戸売れたということで、もう少
し状況というか、時間をいただいて分譲をしていきたいと思います。
また、しらかば台団地の単価につきましては、既存の所有者のかたの財産評価が下が
るということで、値段を下げるのはちょっと厳しいかなというふうに考えておりますの
で、用途的なものをちょっと検討させていただきたいと思います。以上でございます。
- 36 -
◎宗像一委員長 武田総務課長。
◎武田芳秋総務課長 繰上償還の関係をお答えしたいと思います。
繰上償還の関係でありますけれども、今、低金利でありますから、本来であれば高い
金利につきまして、繰上償還ができればというふうに私も考えているところであります
けれども。政府資金等は繰上償還をする場合には条件がありますので、その条件といた
しまして、今後の利息も含めて償還するだとか、交付税算入にされている起債もありま
すからそれを償還すると、自己都合であれば今後の交付税算入もなしというような条件
もあります。
銀行等の引き受け、縁故債でありますけれども、その分につきましては繰上償還がで
きる部分もありますから、それにつきましては交付税算入されない部分につきまして、
繰上償還もできる部分もあるのかなというふうに考えておりますけれども。その中で、
さきほど言いました簡易保険局の部分でありますけれども、これも政府資金であります
ので、なかなか難しいのかなと思っております。
最近、繰上償還をした事例でありますけれども、平成19年から3年間、21年までです
けれども、下水道の事業で繰上償還7億円ぐらいやっておりまして、このときは起債制
限比率だとか、借入利率の条件だとかがありまして、その後、条件が合わないというこ
とで、今のところ繰上償還をやっていないというような事情がありまして。もしも、条
件が合えばそういう条件も見つけてできるのであれば、ちょっとやっていきたいなとい
うふうには考えております。
◎宗像一委員長 柴田委員。
◎柴田信昭委員 団地について、もう少し検討ということなんですけれども、私はこれ
は何年も言っているんです。恐らく私が議員になってからずっと言っているのではない
かなという気がするのですけれども。
それで、その中でもなかなか処分できなかったということで、やはり現在の状況の中
での売却ということになれば、私は難しいのかなというふうに思うんです。ですから、
検討はもちろんしてもらわなければならないのですけれども、やはり価格を下げるべき
だと私は思うんです。そして、早いうちに処分をすると。前向きに検討していただきた
いというふうに思います。
それから繰上償還の関係ですが、これも何年か前に言って話をして、7パーセントぐ
らいまでのものがあったのですが、5パーセント以上のものはやはり返すべきだとその
時点ではそう言って、だいぶ繰上償還、努力をしていただいたという過去があるんです
けれども。今、いろいろ話を聞きますと 、私の思っているのもそう思っているんですが、
いろいろ借りるときの問題がありますから、全部が全部こっちの都合ばかり言えない部
分があるんですけれども、私は繰上償還にも目を向けて、やはり努力をしてみる必要は
あるんではないかなと。借りたものは 、償還のそのときそのとき返せばいいではなくて 、
こういう低金利の時代ですから、やはり努力する必要はあるんではないかなというふう
に思いますので、ぜひともよろしくお願いいたします。
◎宗像一委員長 武田総務課長。
◎武田芳秋総務課長 1点目の分譲地の関係でありますけれども、何年か前から柴田委
員には、ご質問いただいておりますけれども。今回、さきほどうちの補佐も言った、十
勝管内のピーアールということで、管内の13万部、勝毎の Chai(チャイ)のほうに載
せたのでありますけれども 、1件の問い合わせということで、まだ半月でありますから 、
- 37 -
これからまた望みをかけたいなというふうに思っております。価格の見直しにつきまし
ては、平成24年の2月に11から15パーセントぐらいの価格の見直しということで今、行
っております。
それで、子育て支援の制度も本年度いっぱいという3年間でありますから、その後、
売れないのであれば、今あるしらかば台団地をどういうふうな方法で使ったらいいか、
分譲地だけではなくて、いろんなことでちょっと検討していきたいなというふうに考え
ているところであります。
それから、繰上償還の関係でありますけれども、最近それぞれの借入先に問い合わせ
もしておりませんので、再度、どういう条件で繰上償還できるか、検討していきたいな
というふうに考えております。以上であります。
◎宗像一委員長 ほかに。
(「 なし」の声あり)
◎宗像一委員長 これをもって審査を終わります。
◎討論・採決
◎宗像一委員長 それでは本件について採決に入りますが、採決に入る前に討論はあり
ませんか。
(「 なし」の声あり)
◎宗像一委員長 これをもって討論を終結します。
それでは、これより認定第1号、平成24年度新得町各会計歳入歳出決算認定について
を採決いたします。
本件については、これを認定することに賛成の委員の挙手を求めます。
[挙手多数]
◎宗像一委員長 挙手多数であります。
よって本件については、これを認定することに決しました。
◎閉会の宣告(各会計)
◎宗像一委員長 以上をもって、本委員会に付託されました案件審査は終わりました。
よって、平成24年度新得町各会計歳入歳出決算特別委員会を閉会いたします。
(宣告 14時25分)
- 38 -
◎開議の宣告(水道事業会計)
◎宗像一委員長 ただいまから 、新得町水道事業会計決算特別委員会を開会いたします。
直ちに会議を開きます。
(宣告 14時26分)
◎新得町水道事業会計
◎宗像一委員長 それでは、本委員会に付託されました認定第2号、平成24年度新得町
水道事業会計決算認定についてを議題といたします。
お諮りいたします。
本件の内容審査に入る前に、本決算書の提出者から決算報告書、事業報告書および付
属資料についての概要説明を受けてから内容の審査に入りたいと思いますが、いかがで
しょうか。
(「異議なし」の声あり)
◎宗像一委員長 それでは、決算報告書、事業報告書および付属資料についての概要説
明を求めます。畑中施設課長。
[畑中栄和施設課長 登壇]
◎畑中栄和施設課長 それでは、平成24年度水道事業会計決算書についてご説明申し上
げます。
決算報告書1ページにまいりまして、収益的収入及び支出の収入、第1款、事業収益
決算額、9,718万1,011円。支出では、第1款、事業費決算額、9,145万9,820円となって
ございます。
2ページにまいりまして、資本的収入及び支出の上段、収入であります。第1款、資
本的収入は決算額、4,872万7,000円で、資本的支出の決算額は、9,024万7,465円でござ
います。支出に対し不足する額4,152万465円は、下段に記載のとおり当年度分損益勘定
留保資金と当年度消費税資本的収支調整額で補てんいたしております。
3ページ、剰余金計算書でありますが、24年度末残高、資本合計13億5,352万3,027円
で、下段の表の剰余金処分計算書では、処分後残高資本金10億5,381万529円、資本剰余
金2億6,164万369円、未処分利益剰余金2,770万9,129円となっております。
次に財務諸表についてご説明いたします。
4ページ、損益計算書であります。収益から費用を差し引いた、下から3段目の当年
度純利益で183万8,930円でございます。
前年度繰越利益剰余金2,733万199円を合わせまして、当年度未処分利益剰余金は2,91
6万9,129円となっております。
次に、5ページは貸借対照表であります。資産の部で固定資産、流動資産の合計が、
最下段のとおり13億7,265万4,901円となっております。
6ページ、負債の部の合計が1,913万1,874円となっております。
資本の部では、資本金、剰余金の合計が下段2段目の13億5,352万3,027円、したがい
まして負債資本合計が13億7,265万4,901円となっております。
次に7ページ、8ページ中段までは、剰余金計算書であります。
8ページ下段は、剰余金処分計算書であります。
次に財務諸表附属書類をご説明いたします。
- 39 -
9ページは収益・費用明細書であります。営業収益では、上から4段目の水道料金8,
839万2,583円、消費税441万9,630円、合計9,281万2,213円となっております。
最下段、収益合計は9,718万1,011円でございます。
10ページ、11ページは、費用の明細でございます。
12ページは、固定資産明細書であります。
13ページは、長期借入金明細書と積立金計算書でございます。
積立金計算書では、当年度末残高合計890万3,000円となっております。
14、15ページは、事業報告書であります。
平成24年度は給水戸数2,654戸 、昨年度と比較しまして17戸の増加となっております。
年間総配水量は、昨年度より4万1,677立方メートル増加しておりますが、年間総有
収水量は619立方メートル減少いたしております。漏水が原因と思われます。本年度も
水道事業と下水道事業の一体的事務を進め、事業の効率化を図ってまいります。
水道料金の収納対策では、督促状等の送付や滞納者宅への訪問による収納に努め、悪
質滞納者には給水停止を行っております。
収納率は当年度分で98.77パーセント、23年度未収分は全額納入となっております。
15ページ、中段までは前段1ページから3ページで説明いたしておりますので省略さ
せていただきます。
今後も事業の健全経営を基本理念とし、経常経費の節減および業務の効率化により、
安全・安心・安定した水道水の供給に努め、公共の福祉がより推進されるよう努力して
まいります。
16ページは、議会の議決事項と職員数の現況でございます。
17ページは、職員給与の現況であります。
次、18ページは、工事の施工状況であります。
つづきまして19ページは、委託業務の状況でございます。
20ページは、業務量であります。
次、21ページは、事業収入および事業費に関する事項であります。
22ページは、附帯事項で給水装置工事の内訳でございます。
23ページは、費用構成比の内訳で、給水原価は最下段の費用合計のとおり、1立方メ
ートル当たり143円78銭となっております。
次に別冊の水道事業会計決算特別委員会資料でありますが、この資料の5ページに十
勝管内の水道料金の概要を記載してございます。
以上で説明を終わらせていただきます。よろしくご審議のほど、お願いいたします。
[畑中栄和施設課長 降壇]
◎宗像一委員長 以上で説明が終わりました。
それでは、これから質疑に入ります。質疑はありませんか。
(「 なし」の声あり)
◎宗像一委員長 ないようですので、これをもって質疑を終わります。
◎討論・採決
◎宗像一委員長 それでは本件について採決に入りますが、採決に入る前に討論はあり
ませんか。
(「 なし」の声あり)
- 40 -
◎宗像一委員長 これをもって討論を終結します。
それでは、これより認定第2号、平成24年度新得町水道事業会計決算認定についてを
採決いたします。
本件については、これを認定することに賛成の委員の挙手を求めます。
[挙手全員]
◎宗像一委員長 挙手全員であります。
よって本件については、これを認定することに決しました。
◎閉会の宣告(水道事業会計)
◎宗像一委員長 以上をもって、本委員会に付託されました案件審査は終わりました。
よって、新得町水道事業会計決算特別委員会を閉会いたします。
(宣告 14時36分)
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