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PE4 Training Text 8

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PE4 Training Text 8
Corel Painter Essentials 4
素材を修正してから描画をする
素材に使用しようと思う写真に、人が写りこんでいたり、対象物が暗かったりして、フォトペイン
トの素材として使いにくい場合があります。
そのような素材も、Corel Painter Essentials 4 で修正して使用することができるようになります。
そのまま自動ペイントを行なう
人が描画されてしまったり、描画した部分が
暗くなってしまったりときちんと描画されない
場合があります。
素材を修正することで、狙ったものをきちんと
描画することができるようになります。
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Corel Painter Essentials 4
ツールを使用して素材を修正する
Corel Painter Essentials 4 には、いくつもの画像を修正するツールが用意されています。
[ファイル] → [開く]を選択します。
今回は、「Sample04.jpg」を使用します。
作業領域の変更
パレット領域にある[描画とペイント]をクリック
し、作業領域を描画とペイントにします。
スタンプツール
[スタンプ]ツールを使って領域をコピーして、イメージをレタッチすることができます。
ソース参照ポイントを設定し、マウスポインタ
ーをドラックしながらコピーものと色をコピー
先に着色することができます。
頭の部分を基点に人物をコピーしたもの
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Corel Painter Essentials 4
コピースタンプツールを使用する
ツールボックスから [スタンプ]ツールを選択
します。
Option キー ( Mac OS ) または、Alt キー
( Windows ) を押します。
十字ポインタが表示されます。
コピーをしたいイメージの場所をクリックして、
ソース参照ポイントを設定します。
イメージ上に、ソース画像の参照ポイントを示
す緑色のマーカーが表示されます。
クローン先の領域へもう 1 つのポインタを移
動して、ペイントを開始します。
人物の上をドラックします。コピー元には
「+」が表示され、コピー先は「○」の中にコピ
ーされます。
コピー先を動かすと、コピー元の「+」の
位置も一緒に動きます。
コピー元が、砂利の部分を出そうになる
場合は、基点位置を変更して行きます。
修正結果
最終的に、描画をするので、写真などの
レタッチと違い、大雑把でも大丈夫です。
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Corel Painter Essentials 4
覆い焼きと焼き込み
[覆い焼き] と [焼き込み] ツールは、イメージのハイライトや中間色、影を調整します。
写真のどの領域でも、大小関係なく任意の領域面積で覆い焼きまたは焼き込みができます。
[覆い焼き] ツール
[覆い焼き]ツールは色調を上げて明るくします。
ツールボックスから[覆い焼き]ツールを選択
します。
プロパティバーで、[ブラシ サイズ]スライダを
動かし、[覆い焼き]ツールのサイズを指定し
ます。[ブラシサイズ]ボックスへ値も入力できます。
[不透明度] スライダを動かすか[不透明度]ボ
ックスに値を入力し、[覆い焼き] ツールの不
透明度を指定します。
慣れないうちは、[不透明度]を低め(10 以
下)に設定し、少しずつ変化を確かめながら
行なったほうがやりやすいです。
イメージ内でブラシをドラッグして、効果を適
用します。
[焼き込み] ツール
[焼き込み]ツールは色調を下げ暗くします。
ツールボックスから[焼き込み]ツールを選択
します。
明るくしすぎたら、[覆い焼き]ツールを使用し
て調整しましょう。
プロパティバーで、[ブラシサイズ]スライダを
動かし、[焼き込み]ツールのサイズを指定し
ます。[ブラシサイズ]ボックスへ値も入力できます。
[不透明度]スライダを動かすか[不透明度]ボ
ックスに値を入力し、[焼き込み]ツールの不
透明度を指定します。
イメージ内でブラシをドラッグして、効果を適
用します。
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Corel Painter Essentials 4
自動ペインティングを行なう
修正を行なった画像に、自動ペインティング
または、手動でペイントを行なっていきます。
修正することにより、より効果的にペインティ
ングが行なえます。
完成例
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Corel Painter Essentials 4
色調処理を使用した画像修正
Corel Painter Essentials 4 はメニューからもいくつかの画像修正ができます。
明度とコントラストを調整する
[明度/コントラスト]ダイアログ ボックスでは、イメージ全体の RGB 値 上の明度とコントラスト
を調整できます。
[効果] → [色調処理] → [明度/コントラス
ト]を選択します。
[明度/コントラスト] ダイアログ ボックスが開
きます。
上段のスライダを動かしてイメージのコントラ
ストを調整し、下段のスライダを動かして明度
を調整します。
スライダの動きを止めると、その設定での結
果がイメージ上にプレビューされます。
スライダの値をデフォルト設定に戻すには、
[リセット] をクリックします。
[適用] をクリックします。
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Corel Painter Essentials 4
「明度補正」を行なう
「明度補正」は、黒点と白点を調整し、使用可能な明度レベルの範囲全体にわたってレベルを
分配することでコントラストを補正します。
各明度レベルのピクセル数を示すヒストグラムが表示されますので、それを参考にして設定して
ください。また、「明度補正]効果では、ガンマ値の調整もできます。
ガンマ値の調整によってイメージの明るさを変更すると、イメージのハイライトやシャドウには影
響しません。
メニュー バーで [効果] → [色調処理] →
[明度補正] を選択します。
Corel Painter Essentials はイメージまたは選
択範囲を自動的に調整し、最も明るい色が白
に、最も暗い色が黒になります。
[明度補正] ダイアログ ボックスで、ヒストグ
ラムの黒点と白点のマーカーをドラッグしてコ
ントラストを調整します。
白いマーカーより右にある値がイメージ内で白に変わります。 黒いマ
ーカーより左にある値は、イメージ内で黒に変わります。
ヒストグラムの高さは、それぞれの明度レベルのピクセル数を表します。
三角形のマーカーをドラッグして白点と黒点を調整します。
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Corel Painter Essentials 4
[明度] スライダを移動してガンマ値を調整し
ます。
スライダを右に移動するとイメージが暗くなり、
左に移動すると明るくなります。
ガンマ値を変更した場合は、イメージの中間
トーンのみが調整され、黒と白の領域は変わ
りません。
オリジナルのイメージ上で設定が直接プレビ
ューされますが、[OK] をクリックするまでは
適用されません。 オリジナルのイメージに戻
すには、[キャンセル] をクリックします。
[OK] をクリックして、変更を適用します。
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Corel Painter Essentials 4
イメージの色と明度を適合させる
調和効果により、ソース画像の色と明度をクローン先のイメージに適用できます。たとえば、写真
の色を好みの絵画の色に適合させ、好みの絵画と同様のスタイルで、写真のクローンを作成し
てペイントすることができます。また、この調和効果を使用して、グループ化した写真の色と明度
をすべて同じにすることもできます。
色と明度を基となる画像を開く
ここでは、サンプル画像として「Sample06.jpg」
を使用します。
クローン先のイメージを選択します。
ここでは、サンプル画像として「Sample04.jpg」
を使用します。
[効果] → [色調処理] → [調和] を選択し
ます。
[調和] ダイアログ ボックスが開きます。
[ソース] プルダウンメニューからソース画像
を選択します。
開いているすべてのイメージのファイル名がプルダウンメニューに表
示されます。
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Corel Painter Essentials 4
カラー
ソース画像の色とクローン先のイメージの色
のブレンド方法を指定します。 設定を高くす
ると、ソース画像の色が強くなります。
[0%]
[100%]
[-100%]
[100%]
[0%]
[100%]
分散 (カラー)
ソース画像の色の範囲を調節します。 設定
を高くすると、ソース画像から取り入れる陰影
の数が多くなります。
明度
ソース画像の輝度とクローン先のイメージの
輝度のブレンド方法を指定します。 設定を
高くすると、ソース画像のハイライト部分と陰
影部分がクローン先のイメージに多く適用さ
れます。
分散 (明度)
ハイライト部分と陰影部分の範囲を調節しま
す。 設定を高くすると、ハイライト部分と陰影
部分のコントラストが強くなります。
[量]
スライダを動かして、その他の設定の全体的
な強さを指定します。
100% から始めて、適切な結果が得られるま
で少しずつ量を減らしていきます。
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[-100%]
[100%]
[0%]
[100%]
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