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美土里と温もり伝える 懐かしの田舎未来~(PDF:370KB)

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美土里と温もり伝える 懐かしの田舎未来~(PDF:370KB)
取組の分野:観光・交流
名 称
京津畑交流館 「山がっこ」
所在地
〒029-0601
岩手県一関市大東町中川字上ノ山59-2
連絡先
TEL・FAX 0191-74-4888
「 ~ 美土里と温もり伝える 懐かしの田舎未来 ~ 」
惜しまれながら閉校した小学校が解体の危機を乗り越え、地域内外の人々が集う交流拠
点施設として平成23年7月に復活。京津畑自治会と、農事組合法人「京津畑やまあい工
房」の手で運営されるかつての学び舎は、地域の”結い”の力で再生した。
山里の食文化が堪能できる”京津畑まつり「食の文化祭」”をはじめ、集落ぐるみの活動が
活発なこの地域で、山がっこは、「集会所」、「宿泊施設」、「食堂」、「食材加工(京津畑やまあい
工房の活動拠点)」の機能を併せ持つ。
これまでの利用者数は3,563名(うち宿泊者103名)※で、域外との交流はもとより域内
行事にも多用されるなど、地域の活動に欠かせない施設に定着し、訪れる人々に山村の魅
力を発信するとともに、ふるさとのシンボルであり続けている。
※ H23年7月~11月
具体的な取り組みの手法
域内交流
交流活動による地域活性化
食の
文化祭
・神楽保存会
活動拠点の確保
・盆踊り会
京津畑交流館
「山がっこ」
食の
文化祭
山村の魅力発信
おもてなし
●集会所
●食堂
・スポーツ大会
・地区運動会
他
●宿泊施設
●食材加工
県内外に住む来訪者
やまあい
工房
原材料
京津畑ファン
弁当・お惣菜・おやつの店頭販売やギフト便
導入事業の概要
農山漁村活性化プロジェクト支援交付金
〔京津畑地区活性化計画 (H21)
一関市〕
(廃校・廃屋等改修交流施設)
・大学ゼミ
・中学校
部活合宿
・小学校
親子レク
元気・活気
・清掃活動
地元農家
域外との交流
・中学生
農村ステイ
・各種視察研修
他
道の駅・産直施設
イベント会場・全国発送
活用している地域資源
・廃校舎(旧京津畑小学校校舎)
・地域の人材(充実した自治会機能)
・郷土料理(原材料が主に地元産の惣
菜、おやつなど)
・郷土芸能(京津畑神楽) など多数
取組のきっかけ、実績、成果等
○取組のきっかけ
平成18年3月、集落内の京津畑小学校が122年の歴史に幕を下ろした。
地元では、閉校前の平成16年より校舎の利活用について検討し、平成20年には“校舎
利用策定プロジェクト”が発足。アンケートや先進地視察などをしながら議論を重ねた。
また、平成14年に誕生した“やまあい工房”(郷土食の加工販売を行う任意組織で、平成22年に農事
組合法人化)の施設が手狭になり、老朽化と相まって活動場所の確保が必要となっていた。
これを転機に、食文化などの豊富な地域資源を使った都市農村交流を推進し、地域の
活性化をさらに進めるため、廃校舎を活用した交流拠点施設の整備に至った。
○成果、今後の展開等
県内外からの来訪目的は、食の文化祭をはじめ大学のゼミ、中学校の部活合宿、小学
校の親子レク、視察研修など多岐にわたる一方で、自治会活動やスポーツ大会など地
域のコミュニティ活動の場として重要な役割を果たしている。また、やまあい工房は多方
面に販路を持ち、地域に根ざした活動を続けている。
今後は、住民が主役の地域づくりをしつつ、山がっこを核として地域資源をさらに掘り
起こし、都市農村交流をテコに地域を元気づける活動を推進することとしている。
①
③
②
④
①
①玄関上の「山がっこ」
②ホール内の「やまあい工房」
“看板”
山がっこ外観
③看板イベント(開催広告)
④看板メニュー(はっと定食)
②
宿泊棟
賑わう会場
①教室を改装した宿泊室
②学校の面影を残す廊下
食の文化祭
食堂
手作りの逸品
調理室(やまあい工房)
地域住民の方々
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