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ミス・パリ エステティック専門学校 学校関係者評価報告書

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ミス・パリ エステティック専門学校 学校関係者評価報告書
平成 26 年 6 月 18 日
ミス・パリ・ビューティ専門学校
千葉校
学校関係者評価報告書
学校関係者評価委員会
ミス・パリ・ビューティ専門学校
千葉校 校長 下村 朱美
学校法人ミスパリ学園 ミス・パリ・ビューティ専門学校千葉校 学校関係者評価委員会は、平
成25年度自己評価報告書に基づいて学校関係者評価を実施致しましたので、以下のとおり報告致しま
す。
1.開催日時:平成26年6月18日 10時~12時
2.場 所 :ミス・パリ・ビューティ専門学校 千葉校
3.参加者
学校関係者評価委員
田邊 秀子(NPO法人ソワンエステティック協会 教育委員長)
(学校法人ミスパリ学園評議員)
平山 浩篤(株式会社シェイプアップハウス 取締役)
(学校法人ミスパリ学園評議員)
杉原 昭二(株式会社ミス・パリ 総務部部長)
(学校法人ミスパリ学園評議員)
事務局
須賀谷 映子(ミス・パリ・ビューティ専門学校 千葉校 副校長)
梶原 麻衣子(ミス・パリ・ビューティ専門学校 千葉校 教育課主任)
4.基準項目ごとの学校関係者評価・意見
基準1)教育理念・目的に関するもの
(現状)
・教職員への教育品質目標の明確化を図る観点から、ISO9001を導入したが、その項目について
は、都度見直しを行い、現状に即したものを取り入れる必要がある。今後の課題として、PDCA
がより効果的に運用されているかについて、検証していく必要がある。
(意見)
・外部より新たな基準や目標を取り入れて、学校全体で品質向上に取り組んでいることは評価で
きる。学校においても課題として認識しているPDCAが重要であり、必要により適宜見直しを行
い、更なる品質改善に取り組んでいただきたい。
・今後の少子化、美容業界の動向等にも留意し、学校に求められるもの、社会に必要とされるこ
とに対して柔軟に対応できるよう、学校全体で協力して取り組んでいただきたい。
基準2)学校運営に関するもの
(現状)
・業務効率の向上のため、現行の基幹システムの改修や必要な組織体制の構築を検討していきた
い。また今年度より実施している教科書の電子化については、ipadの機能を十分に使いこなし
ていないことから、より充実したメニューを取り入れることにより、時代・学生のニーズに合
わせた改革を今後も取り入れていく予定である。
(意見)
・基幹システムについては、業務の効率化はもとより、学生募集や学生管理における様々な分析
ができるシステムの導入をお願いしたい。
・各学校(姉妹校)独自で行っている取り組みや改善など、成功事例、あるいは失敗事例を各学
校間で共有する方法や、近隣校では合同行事・授業体験などの協力体制も検討してもらいたい。
・各種規程や組織整備など、法改正や学則変更等に対応できるように定期的に見直しを行う必要
がある。
基準3)教育活動に関するもの
(現状)
・学校教職員と企業の教育部で月に1度程度開催している合同研修により、教職員の技術力の向
上につながってきている。
・外部講師による教育者としての講習会を実施するなど、教育に対する意識が高まってきている。
今後は、研修終了後のフィードバックによる教員同士での成果の共有などを取り入れていくこ
とで更なる教育の向上を図ることとしている。
・サロン実習を前年より早め、2年次の6月に実施することにより、早期に就職意識を持たせる
ことが出来るため、9月以降のインターン希望者や参加者の増加が見込まれると考えている。
・学生からのニーズの高いメイク・ネイルなどの授業時間数を増やすコースについて、平成27
年度から導入することとしている。
(意見)
・講師の技術や接客レベルのアップにより、学生のレベルも必然的にアップすることから、引き
続き合同研修を実施してもらいたい。
・就職意識の早期醸成については、本校の卒業生や比較的年齢層の近い会社員による研修、懇談
会などを実施していくことで、実社会を身近に感じさせる機会として取り入れてみても良いの
ではないか。
・教職員の努力や成果が認められるような評価制度の構築も今後の検討課題としてもらいたい。
・カリキュラムに関し、学生のニーズを取り入れて行くことは、学生募集の観点からも評価でき
る。導入後の学生満足度等の評価もお願いしたい。
基準4)学修成果に関するもの
(現状)
・中途退学者の更なる減少への取り組みとして2者面談や3者面談を強化しており、中途退学者
の抑制に一定の効果があったと考えている。
・学生生活の楽しさや資格取得、就職に至る重要な道筋を学生に気付かせるように、入学時のオ
リエンテーションの工夫や、イベント・行事を取り入れるなど、側面からもサポートしている。
(意見)
・まず新入学生には美容の楽しさ、自分がキレイになる楽しさ、また他の人をキレイにする喜び
などを本人に感じさせることで学校の授業にも興味を持ち、欠席や遅刻、退学者の減少に繋が
るのではないか。
・学生の心身への変化に対する早期対応が重要であり、2者、3者面談の実施は評価できる。
・資格取得率の100%は大いに評価したい。これからもこのまま継続できるように取り組んでい
ただきたい。
基準5)学生支援に関するもの
(現状)
・学生生活の幅を広げる観点から、サークル活動の設立を検討すると共に、ボランティア活動へ
の参加など検討している。
・新入学生に対する奨学金制度だけでなく、成績優秀な在学生に対しても奨学金の支給(学費免
除)を行うこととした。
(意見)
・保護者サイドからすれば、学校独自の奨学金制度や学費サポート制度などの充実は、学校選び
の大きなポイントして評価したい。
・ボランティア活動は、学校生活を離れた経験ができることから早期での実施をお願いしたい。
・学生同士の交流と信頼感を増幅するために、学校行事として体育祭や音楽祭など新たなイベン
トを増やしてはどうか。
基準6)教育環境に関するもの
(意見)
・学校の教育設備は、実際のサロンで使用されているものと同様であり、大いにPRしてもらいた
い。
基準7)学生の受入募集に関するもの
(意見)
・定員に達していない。原因についてしっかり分析し、早急に改善してもらいたい。
・指定校や学校推薦入試、AO入学に繋がる資料請求件数を増やすために、本校のオリジナリティ
の打ち出しによる他校との差別化を更に強化し、情報発信していただきたい。
基準8)財務
(現状)
・学生募集に関しては、各ガイダンスでの実績に基づく費用対効果を検証し、効率的な広告費用
を策定する。
・その他の経費削減については、個人のコスト意識を高め、引き続き強化していく。
(意見)
・学生募集については、ガイダンス検証、媒体検証等、詳細な分析が必要となるが、常に費用対
効果を念頭に置き、経費の有効的な使用をお願いしたい。
・教育研修費用の使い方が少ないと思われるので、教職員に対し外部研修等積極的に取り入れ、
様々な知識を身につけさせてもらいたい。
基準9)法令等の遵守に関するもの
(意見)
・トラブルも発生していないことから、引き続き法令順守に努めてもらいたい。
5.全体総括
今回の会議で業界、あるいは企業より多くの意見や感想を頂戴することが出来た。開校後の歴史
も浅いが、徐々に学生も増えてきており、本校に対するニーズの現れとして認識し、今後も学生が
必要とする学校づくりを行っていきたい。
本日、指摘のあった課題や意見に対して、今後の教育、学校運営の改善、向上に向けて更なる努
力をし、より良い教育、より良い学校を目指し教職員全員で取り組んで行くこととした。
以上
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