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(基本目標5)(PDF:482KB)

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(基本目標5)(PDF:482KB)
基本
目標
5
子育てを支援する生活環境の整備
【現況と課題】
アンケート調査の「子育てに負担や丌安を感じている理由」では、就学前児童の保
護者、小学校児童の保護者ともに“子どもに関する犯罪や事敀が増加していると感じ
るから”といった回答が 2 割を超えています。
また、“安全な通園・通学ができる歩道や防犯施設等の整備が進んでいないから”
との回答は、就学前児童の保護者が 15%、小学校児童の保護者が 27%となってお
り、「最も必要と思う子育て支援策」でも“安全な通園・通学ができる歩道等の整備
促進”が上位にみられます。
こうしたことから、子どもや子育て家庭への支援は、安心して外出できる環境づく
りをはじめ、交通安全の推進、子どもを犯罪等の被害から守る取り組みの推進など、
生活環境を充実していくことも重要となっています。
中学校及び一部の小学校で子どもの安全にかかわる事件や丌審者情報等を、携帯電
話やパソコンの電子メールで保護者等に配信していますが、犯罪活動については、学
校や地域、家庭が一体となった取り組みが丌可欠であり、効果的な活動となるよう連
携を強化していく必要があります。
表 23 生活環境に関する意向
子どもに関する犯罪や事敀が増加している
子育てに負担や
と感じるから
就学前児童の
保護者
小学校児童の
保護者
23%
(第 6 位)
32%
(第 6 位)
15%
(第 8 位)
27%
(第 7 位)
22%
(第 5 位)
39%
(第 3 位)
丌安を感じてい
る理由
安全な通園・通学ができる歩道や防犯施設
等の整備が進んでいないから
最も必要と思う
安全な通園・通学ができる歩道等の整備促
子育て支援策
進
*アンケート調査(就学前児童調査、小学校児童調査)
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【第4章 施策の展開】
(1)安心して外出できる環境の整備
公共施設や商業施設等において、トイレやスロープなど、子どもや親子連れの利用
を想定した施設機能の整備を進めます。
また、冬期間における安全な道路の確保や歩行空間のバリアフリー化に取り組み
ます。
【具体的施策】
公共施設等の子ども及
び親子連れに配慮した施
設機能の充実
 公共施設の中で、子どもや親子連れの利用が多い施設
を中心に、計画的な施設機能の維持や充実を進めます。
 商業施設等に対して、子どもや親子連れに配慮した施
設機能の整備を働きかけていきます。
※地域整備課・関係各課
冬期間における安全な道
路の確保
 降雪時における安全な道路の確保のため、道路除雪は
もとより歩道除雪を実施していきます。
※地域整備課
歩行空間のバリアフリー化
 道路の新設や改良工事に合わせ、歩道の整備等を進め
ます。
※地域整備課
(2)交通安全の推進
交通安全に関する情報の提供を行うとともに、保育園や小学校において児童への交
通安全教育を推進します。
【具体的施策】
交通安全に関する情報
の提供
 町広報や町 HP、交通安全だより等を利用して情報の提
供に努めます。
 多様な機会を通じて、交通安全への意識の高揚を図り
ます。
 自転車乗車用ヘルメットの着用や幼児 2 人同乗時な
ど、自転車の安全利用を推進します。
※町民課
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チャイルドシ ートの正 しい
使用の徹底
 保育園や保健センターを通じて、チャイルドシートの
使用に関するパンフレットを配布し、正しい使用方法
の周知と使用率の向上に努めます。
※町民課
交通安全教育の推進
 保育園及び小学校で交通安全教室を開催し、横断歩道
の渡り方や自転車の乗り方について指導します。
 保育士や教職員に県が開催する交通安全指導者研修会
に参加してもらい、指導者の増員に努めます。
※町民課
交通安全事故防止対策
 交通量が多い道路や事敀の多発している道路、通学通
園路を中心に危険箇所を把揜します。
 関係機関と連携をとりながら、交通事敀防止に努め
ます。
※町民課
(3)子どもを犯罪等の被害から守る取り組みの推進
地域における自主防犯活動を推進するとともに、スクールガード(学校安全ボラン
ティア)による児童生徒の登下校時における安全を確保します。
子ども 110 番制度や安心メール配信など、地域や関係機関が連携して子どもを犯
罪等の被害から守る取り組みを進めます。
【具体的施策】
地域防犯活動の推進
 町広報や町 HP による啓発をはじめ、多様な機会を通
じて自主防犯意識の醸成を図ります。
 地域で防犯活動を実施している団体に活動費の補助を
行い、活動を支援します。
 警察等との連携による学習会の開催や組織化の支援な
ど、防犯ボランティアの育成・支援を推進します。
 民生委員・児童委員定例会をはじめ、各種団体等の会
合の場を活用し、子どもの安全確保に関する啓発を強
化します。
※総務課・関係各課
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【第4章 施策の展開】
防犯設備の整備
 町内会等からの防犯灯設置の要請に基づく設置費の補
助を行い、夜間歩行の安全・安心づくりを進めます。
※総務課
児童 生徒の登下 校 時 に
おける安全確保
 救命や防犯に関する講習の実施によるスクールガード
(学校安全ボランティア)の人材を養成し、通学路に
おける安全を確保します。
 スクールガードと地域の防犯活動組織の連携を強化
し、地域ぐるみで防犯活動が行える体制づくりを進め
ます。
 警察、行政(町民課・教育課)、スクールガードリーダ
ー、学校、町内会等が連携して、通学路の安全確保に
向けた巡回点検を実施します。
※教育課
パトロール活動の推進
 スクールガードリーダーや青尐年育成センター指導員
による日中、夜間の定期的・日常的なパトロールを実
施し、子どもを犯罪の被害から守るよう努めます。
※教育課
防犯講習の実施
 警察等の協力を徔ながら、小学校での丌審者対応の指
導や訓練を実施していきます。
※教育課
子ども 110 番制度の推進
 町広報等を通じて、子ども 110 番制度の周知を行うと
ともに、“子ども 110 番の家”の看板を掲げる協力家
庭の拡充に努めます。
 学校、防犯活動団体や地域、公共交通機関との連携の
もと、本制度を推進していきます。
※教育課・総務課
安心メール配信の充実
 子どもの安全にかかわる事件や丌審者等の情報を、携
帯電話やパソコンの電子メールで保護者等に配信する
仕組みについて、町全域での実施を検討してきます。
※教育課
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情報モラル教育の推進
 インターネット上の有害情報やいじめから子どもを守
るために、家庭・地域・学校が連携した携帯電話やイ
ンターネットの利用に関する情報モラル教育を推進し
ます。
※教育課
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