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2010/03/11 第55回定時株主総会に関するお知らせ

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2010/03/11 第55回定時株主総会に関するお知らせ
(証券コード
9747)
平成22年3月11日
株
主 各 位
東京都中央区築地一丁目13番1号
株式会社アサツー ディ・ケイ
代表取締役社長
長沼
孝一郎
第55回定時株主総会招集ご通知
謹啓 ますますご清祥のこととお慶び申しあげます。
さて、当社第55回定時株主総会を下記のとおり開催いたしますので、ご出席く
ださいますようご通知申しあげます。
なお、当日ご出席願えない場合は、書面または電磁的方法(インターネット
等)によって議決権を行使することができますので、お手数ながら後記の株主総
会参考書類をご検討くださいまして、次頁のご案内に従って平成22年3月29日
(月曜日)午後5時までに議決権を行使してくださいますようお願い申しあげま
す。
敬 具
記
1.日
2.場
時
所
3.目的事項
報告事項
平成22年3月30日(火曜日)午前10時
東京都中央区築地一丁目13番1号
ADK松竹スクエア 当社本社11階大会議室
1.第55期(平成21年1月1日から平成21年12月31日まで)
事業報告の内容、連結計算書類の内容ならびに会計監査人
および監査役会の連結計算書類監査結果報告の件
2.第55期(平成21年1月1日から平成21年12月31日まで)
計算書類の内容報告の件
決議事項
第1号議案
第2号議案
取締役12名選任の件
退任取締役に対する退任慰労金贈呈の件
以 上

◎当日ご出席の際は、お手数ながら同封の議決権行使書用紙を会場受付にご提出ください
ますようお願い申しあげます。
◎株主総会参考書類ならびに事業報告、計算書類および連結計算書類に修正が生じた場合
は、インターネット上の当社ウェブサイト(http://www.adk.jp)に掲載させていただき
ます。
◎当日は本株主総会終了後、当社本社11階ラウンジにて株主懇談会を開催いたしますので、
併せてご出席くださいますようご案内申しあげます。
- 1 -
(1) / 2010/03/05 14:22 (2010/03/05 14:22) / wk_10643841_01_osxアサツーディケイ様_招集_株主各位_P.doc
《議決権行使についてのご案内》
当日ご出席願えない場合は、次のいずれかの方法により、議決権をご行使くだ
さいますようお願い申しあげます。
【議決権行使書の郵送による方法】
同封の議決権行使書用紙に議案に対する賛否をご表示いただき、折り返しご送
付ください。ご押印は不要です。なお、議案に対して賛否の表示をされないとき
は、賛成の意思表示をされたものとして取り扱わせていただきます。
【電磁的方法(インターネット等)による方法】
1.パソコンを用いる場合
(1) 「議決権行使ウェブサイト(http://www.tosyodai54.net)」にアクセス
してください。
(2) 議決権行使書用紙に記載の「お願い」をご覧のうえ、議決権行使コードお
よびパスワードを入力してください。
(3) 画面の案内に従い、議決権を行使してください。
2.携帯電話を用いる場合
(1) 暗号化通信が可能なSSL通信機能を搭載した機種のみ対応が可能です。
(2) iモード、EZweb、Yahoo!ケータイのいずれかのサービスをご利用くださ
い。なお、ご利用に際しては上記「1.パソコンを用いる場合」と同様の
方法で(http://www.tosyodai54.net)にアクセスのうえ、画面の案内に
従い、議決権を行使してください(iモードは株式会社エヌ・ティ・
ティ・ドコモ、EZwebはKDDI株式会社、Yahoo!ケータイはソフトバン
クモバイル株式会社、Yahoo!は米国Yahoo!Inc.の商標または登録商標で
す)。
3.インターネットにより議決権を行使された場合は、議決権行使書をご返送い
ただいた場合でも、インターネットによるものを有効な議決権の行使として
取り扱わせていただきます。
4.インターネットにより複数回議決権を行使された場合は、最後のものを有効
な議決権の行使として取り扱わせていただきます。
5.議案に対して賛否の表示をされないときは、賛成の意思表示をされたものと
して取り扱わせていただきます。
6.「議決権行使ウェブサイト」にアクセスしていただく際の電話代等の通信料
金とプロバイダへの接続料金は株主様のご負担となりますことをご了承くだ
さい。
インターネットによる議決権行使に関するお問い合わせ先
株主名簿管理人:東京証券代行株式会社
電話
0120-88-0768(フリーダイヤル)
受付時間
※
午前9時~午後9時(土曜日・日曜日・祝祭日除く)
機関投資家向け議決権電子行使プラットフォームの利用について
株式会社ICJが運営する機関投資家向け議決権電子行使プラットフォーム
の利用を事前に申し込まれた場合には、上記のほか当該プラットフォームを
ご利用いただくことができます。
以 上
- 2 -
(2) / 2010/03/05 14:22 (2010/03/05 14:22) / wk_10643841_01_osxアサツーディケイ様_招集_株主各位_P.doc
(提 供 書 面)
事
(
業
報
告
)
平成21年1月1日から
平成21年12月31日まで
1.企業集団の現況に関する事項
(1) 事業の経過および成果
①
業績の概況
当期におけるわが国の経済は、期初は世界的経済危機の影響を受けて深刻
な局面にありましたが、在庫調整や中国の成長に牽引され、徐々に持ち直し
の兆しが見られました。しかしながら、本格的な景気の回復基調に入るには
至らず雇用などは厳しい状況が続きました。
当社グループ連結売上高の大半を占める当社単体におきましては、近年に
なく厳しい経営環境のもと、広告主への提案力の強化を図り懸命な営業活動
を展開しましたが、市場縮小の影響は避けられず、当期の売上高は3,109億
7千万円(前期比13.3%減)でありました。メディア市場の軟化と広告市場
の競争の激化のため、売上総利益率は前期比0.6ポイント下落した10.2%に
終わり、更に減収の影響を受けたため、売上総利益は316億3百万円(前期
比18.2%減)でありました。人件費の大幅な削減をはじめ、経費の圧縮に努
めましたが、貸倒引当金の繰入額を4億3千2百万円計上するなどした結果、
販売費及び一般管理費は328億7千万円(前期比9.1%減)となり、売上総利
益の減少を吸収しきれなかったため、12億6千7百万円の営業損失(前期は
24億6千3百万円の営業利益)となりました。通期の単体営業損失の計上は
昭和62年10月の株式上場後、初めてのことであります。受取利息及び配当金
を含む営業外収益は18億4千万円、営業外費用は1億2千4百万円となり、
経常利益は4億4千9百万円(前期比88.7%減)でありました。投資有価証
券の売却や減損処理ならびに固定資産の除却等を行った結果、特別利益4千
8百万円、特別損失10億2千4百万円を計上いたしました。以上の結果、当
社単体では4億9千8百万円の当期純損失(前期は17億2千1百万円の当期
純利益)となりました。
国内広告子会社は各社の営業努力により総体として増収増益となりました。
海外広告子会社は世界経済や円高の影響を受け減収となりましたが、経費節
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(3) / 2010/03/05 14:22 (2010/03/05 14:22) / wk_10643841_01_osxアサツーディケイ様_招集_株主各位_P.doc
減を図り最終利益ベースで増益を果たしました。書籍出版・販売部門の子会
社におきましては、収益性の確保のため出版企画を厳選しましたが、市場が
縮小する環境下減収が続き、固定費を吸収しきれずに営業損失となりました。
これらの結果、当社グループの連結売上高は3,502億1千1百万円(前期
比12.3%減)、売上総利益は413億6千7百万円(前期比15.8%減)、売上
総利益率は11.8%(前期比0.5ポイント低下)、営業損益は7億5千6百万
円の損失(前期は36億9千9百万円の営業利益)でありました。持分法適用
会社においては、インターネット広告専業メディアレップ(デジタル・アド
バタイジング・コンソーシアム株式会社)単体および情報処理サービス会社
(日本情報産業株式会社)が減収減益に終わったため、持分法による投資利
益は1億2千6百万円(前期は6億4千8百万円の利益)となり、営業外収
益は20億8千2百万円、営業外費用は2億3千1百万円でありました。それ
らの結果、経常利益は10億9千4百万円(前期比79.5%減)でありました。
また、特別利益を3億6千4百万円、固定資産除却損、投資有価証券評価損
などによる特別損失を11億1千6百万円計上いたしました結果、当期純利益
は7千3百万円(前期比96.5%減)でありました。
なお、当期の期末基準日配当金は平成22年2月12日の取締役会決議により
1株につき10円とし、平成22年3月12日を支払い開始日とさせていただきま
した。平成21年9月に1株につき10円の中間基準日配当金をお支払いいたし
ましたので、1株当たり年間配当金は配当方針に定める下限の20円となり、
年間配当総額は連結当期純利益の11.5倍となりました。当期中に取締役会決
議により買い受けた自己株式数は50万株で、その金額は8億7千7百万円で
ありました。年間配当と自己株式の取得による総株主還元は当期純利益の
23.5倍となりました。
(注)当社の剰余金の配当等の決定に関する方針は29頁に記載しております。
- 4 -
(4) / 2010/03/05 14:22 (2010/03/05 14:22) / wk_10643841_01_osxアサツーディケイ様_招集_株主各位_P.doc
②
事業別セグメントの概況
〔広告業セグメント〕
広告業である当社単体におきましては、食品、化粧品・トイレタリーなど
一部の業種からの広告出稿は堅調でしたが、不況に伴う広告需要の減少が響
き、情報・通信、金融・保険、流通・小売業種を含む多くの業種からの広告
出稿が前期を下回りました。
当社単体の当期の区分別の売上高、その構成比および前期比増減率は次の
とおりでありました。
区
分
別
売
上
当 期 売 上 高
構成比
前期比
雑
誌
広
告
16,865百万円
5.4%
29.0%減
新
聞
広
告
21,636百万円
7.0%
28.8%減
テ
レ
ビ
広
告
149,776百万円
48.2%
7.8%減
ラ
ジ
オ
広
告
2,967百万円
1.0%
20.0%減
デ ジ タ ル メ デ ィ ア 広 告
13,115百万円
4.2%
2.6%減
O O H メ デ ィ ア 広 告
8,236百万円
2.6%
31.9%減
)
212,598百万円
68.4%
13.5%減
セールスプロモーション(SP)
49,500百万円
15.9%
13.8%減
広
他
48,871百万円
15.7%
11.7%減
小計(SPおよび広告制作その他)
98,371百万円
31.6%
12.8%減
310,970百万円
100.0%
13.3%減
小
計
告
合
(
制
媒
体
作
広
そ
告
の
計
(注)広告市場の成熟化やメディア環境の多角化に伴い、当社は広告主にクロス・メ
ディア・ソリューションを提供しており、媒体別の売上を厳密に分別することが
困難な場合があります。従いまして上記の区分別売上は厳密に媒体別の売上を反
映していない場合があります。百万円未満を切り捨てているため、小計額、合計
額は各売上区分の合計と一致しません。
雑誌広告、新聞広告、テレビ広告、ラジオ広告の4媒体広告にデジタルメ
ディア広告、OOH(アウト・オブ・ホーム)メディア広告を加えた媒体広
告区分の売上高は2,125億9千8百万円(前期比13.5%減)でありました。
セールスプロモーションおよび広告制作その他の区分売上高は983億7千1
百万円(前期比12.8%減)でありました。
前述のとおり当社単体の売上高は3,109億7千万円(前期比13.3%減)、
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営業損益は12億6千7百万円の損失(前期は24億6千3百万円の営業利益)
と厳しい結果となりました。当期は今後の競争力強化に向けた体制の構築を
進めるべく、デジタルメディア広告分野におきまして、女性向けマーケット
への対応策として米国Glam Media社日本法人に出資するとともに、サーチエ
ンジン・マーケティング(SEM)領域などを強化する目的で株式会社DA
サーチ&リンクと資本提携を行いました。また、Webソリューションを取
り入れた複合型プロモーションの提案機能や店頭コミュニケーション領域の
機能の充実に加えて、デジタル分野対応の人材育成などを含めた社内インフ
ラの整備に注力いたしました。
国内広告子会社におきましては、グループ会社間取引の拡大によるシナ
ジー創出や個別の営業努力により、総体として増収増益を果たしました。海
外広告子会社におきましては世界経済や円高の影響を受け減収でありました
が、中国子会社の増収、東南アジア子会社の健闘、販売費及び一般管理費の
抑制などにより、総体として営業黒字を維持いたしました。
これらの結果、広告業セグメントにおける外部顧客に対する売上高は
3,429億2千5百万円(前期比12.3%減)であり、営業損失は6億1千8百
万円(前期は37億4千8百万円の営業利益)となりました。
〔その他の事業セグメント〕
書籍出版・販売部門におきましては、印刷媒体市場の縮小が継続するなか
で収益性の低い雑誌の休刊やデジタルコンテンツ事業の推進などリストラク
チャリングに努めましたが、減収が影響し、前期に続き営業損失となりまし
た。会員誌編集業務におきましては契約増により増収し、営業利益を確保い
たしました。
以上の結果、その他の事業セグメントの外部顧客に対する売上高は72億8
千5百万円(前期比11.4%減)、営業損失は1億3千5百万円(前期は4千
4百万円の営業損失)となりました。
(2) 設備投資の状況
特に記載すべき事項はありません。
- 6 -
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(3) 資金調達の状況
特に記載すべき事項はありません。
(4) 重要な企業再編等の状況
特に記載すべき事項はありません。
(5) 対処すべき課題
当社グループの当期の実績は近年になく厳しい結果となりましたが、広告市
場の低迷はしばらく続くことが懸念されます。このような環境を踏まえ、当社
グループは財務の安定性に留意しつつ、収益性を回復させることを優先課題と
いたします。
当社グループは、メディア・ニュートラル、ソリューション・ニュートラル
の考えのもとに、イノベイティブでユニークなソリューションを常に創造する
エージェンシーと自らを位置づけ、広告主の業績に貢献することをミッション
としております。このミッションを達成し、かつ可能な限り早期に安定して収
益を伸張させていくために、当社グループは次に掲げる諸施策を着実に遂行し
てまいります。
①
世界的不況への対応
米国サブプライムローン危機に端を発した世界的不況に底打ちの兆しが見
えてきているものの、依然景気の先行きは不透明で厳しい経営環境が続くこ
とが予想されます。当社グループは、競争力の強化と原価の圧縮努力を通じ
て売上総利益の確保に邁進し、経費の節減を進めて収益性の維持拡大に努め
るとともに、財務安定性を重視して厳しい不況に対応してまいります。
②
成長分野・成長市場への更なる注力
a)360°のコミュニケーション・プログラムの推進
インターネットやモバイルの進化、ブログやソーシャルネットワーキ
ング・サービスの普及などにより広告を取り巻くメディア環境は大きく
変化し、広告会社は、複雑化する消費者の購買行動やメディア接触行動
に対応したコミュニケーション・プログラムの提案を求められています。
当社グループはソリューション・パートナーとして、広告主のニーズ
に応え、消費者により強いインパクトをもってリーチするために、様々
- 7 -
(7) / 2010/03/05 14:22 (2010/03/05 14:22) / wk_10643841_01_osxアサツーディケイ様_招集_株主各位_P.doc
なメディアをメディア・ニュートラル、ソリューション・ニュートラル
の立場でシームレスに統合する360°のコミュニケーション・プログラ
ムを推進してまいりましたが、今後もデジタル領域、インストア領域、
ダイレクトビジネス領域を更に充実し、戦略・体制の強化を図ってまい
ります。
デジタルメディア分野では、サーチエンジン・マーケティング(SE
M)に強みを持つ株式会社DAサーチ&リンクとの提携などを通じて、
検索エンジンから広告主のWebサイトへ誘引するなどのWeb関連の
ソリューションの強化を進めてまいります。インストアメディア分野で
は、平成21年9月に業務提携した店頭マーチャンダイジング・営業支援
の専門エージェンシーである株式会社マックスとの協業などにより、広
告から流通・店頭・消費者接点までの一貫したサービスを提供してまい
ります。
b)クライアント・ビジネス・ユニットによる営業力強化
当社は360°のソリューション提供力を強化するために、クリエイ
ティブ部門、コミュニケーションプランニング部門、プロモーション部
門、デジタルビジネス部門、メディア・コンテンツ部門の連動と融合を
図りつつ個別の広告主に対応するクライアント・ビジネス・ユニットを
構築しております。縦割り組織の欠点を補うクライアント・ビジネス・
ユニットを一層有効に機能させることにより、広告主に最適なコミュニ
ケーション・プログラムを提供してまいります。
c)コンテンツ-新規アニメコンテンツ開発と海外市場の開拓強化
当社グループの伝統的な強みであり、典型的な広告業に次ぐ第2の収
益源であるアニメコンテンツおよびその二次利用収入ビジネスに関して
は、既存のヒット作を活性化させることに加え、新規アニメコンテンツ
の開発を進めてコンテンツポートフォリオの拡充を図ります。また、わ
が国のみならず海外市場の開拓および海外との合作を推進し、番組販売
や二次利用収入の拡充を図ってまいります。
- 8 -
(8) / 2010/03/05 14:22 (2010/03/05 14:22) / wk_10643841_01_osxアサツーディケイ様_招集_株主各位_P.doc
d)国内支社の強化
国内市場におきましては、当社にとって成長余地が大きいと考えられ
る関西、中部、九州を中心に支社の強化を継続してまいります。
e)海外事業の体制強化
当社グループは、広告主の海外展開に対応するために海外市場ネット
ワークの構築に努めております。アジア市場やその他の新興国市場は相
対的に高い成長が期待されておりますが、多くの広告主は特に中国およ
びアセアン諸国に関しては内需の一環と位置づけており、重要性が増し
ていることから更なる強化を進めてまいります。第55期(平成21年12月
期)はロシアでの拠点拡充等に取り組みました。中国では上海に設立し
た基幹現地法人を軸としたネットワーク機能を強化し、他のアジア地域
でも人員・機能を拡充して日系企業および地元企業の顧客獲得に取り組
んでおります。成熟市場であるヨーロッパ・アメリカにおいては、当社
独自のネットワークに加えて、WPPグループのグローバルリソースを
有効に活用してまいります。また、世界的に発展する広告主のグローバ
ルなニーズに的確に応えることができるグローバル・アカウント・ディ
レクターの育成プログラムを強化してまいります。連結売上高に占める
海外売上の比率は現在約6%でありますが、同比率を10%以上とするこ
とを中期的な目標といたします。
③
基本機能の更なる充実
a)ADK University-市場の要請に応える人材の育成
当社グループは、“Ad business is People business.”であり、人
材こそが競争力の拠りどころであると考えております。消費者の購買行
動の変化に対応し、広告主のニーズに合致した提案を行うためには、ブ
ランディングを含めた先進的なコミュニケーション技術や変化を続ける
メディアの知識が必要であることから、当社は社内教育プログラムであ
るADK Universityを通じて、これらの市場の要請に応える人材の育成を
進めております。
- 9 -
(9) / 2010/03/05 14:22 (2010/03/05 14:22) / wk_10643841_01_osxアサツーディケイ様_招集_株主各位_P.doc
b)クリエイティビティの強化-コミュニケーション・ディレクターの養
成
デジタル化時代においてもクリエイティビティの強化は一層重要性を
増しております。当社グループが推進する360°のコミュニケーショ
ン・プログラムにおいて、クリエイターはコミュニケーション・ディレ
クターとしてより高度で包括的な見地から、広告主のビジネスに貢献す
るコミュニケーション全体を立体的にデザインできるスキルが必要に
なっています。当社のクリエイティブ部門では、次世代を担うクリエイ
ターの育成を目的とする研修を継続的に実施するとともに、社外の優秀
な人材のスカウトを組み合わせて、クリエイティビティの一層の強化に
取り組んでおります。
c)メディア提案能力の強化-コミュニケーション・チャネル・プラン
ナーの養成
デジタル化時代の消費行動、消費者インサイトを捉え、広告投資効果
が高く広告主のニーズに合致した提案を行うため、消費者との接点を
360°で捉えるコミュニケーション・チャネル・プランナーの育成を更
に進めてまいります。マス媒体取引においては、メディア・バイイング
機能(交渉力)を高めるために、組織強化に引き続き注力してまいりま
す。
d)広告主が広告会社に最終的に求めるもの-広告投資効率(ROI)の
アカウンタビリティー向上
広告主にとって広告活動は重要な投資の一環であり、広告主は投資に
対する効率性を高めることと、その検証を広告会社に求めています。当
社グループは、広告活動への最適投資案と当該広告活動案におけるリ
ターンの最大化策を実行し、それを検証する「ROIモデル」を広告主
に提供することが、広告会社の責務であると認識しており、360°のコ
ミュニケーション・プログラムの立案機能と効果検証システムを強化す
るため、人材の投入・育成をはじめ、必要な知識・技術の導入・開発を
継続しております。
- 10 -
(10) / 2010/03/05 14:22 (2010/03/05 14:22) / wk_10643841_01_osxアサツーディケイ様_招集_株主各位_P.doc
e)グループ経営の強化
当社グループは専門特化した特徴あるグループ会社を有しております。
厳しい経営環境に対処するため、グループ各社の成長に加え各社の連携
を強化することによりグループ全体の相乗効果を創出してまいります。
収益性の低下している事業、グループ会社につきましては、最適な施策
を導入して連結業績の向上を図ってまいります。
f)内部統制、CSRなどの諸施策の遂行
第55期(平成21年12月期)は、当社において金融商品取引法に基づく
内部統制報告書制度の適用初年度となりました。財務報告の信頼性につ
いては相応の合理的保証が得られていると考えますが、今後も内部統制
システムの絶えざる改良を続けてまいります。また、情報セキュリティ
体制やコンプライアンス体制の強化をはじめとするリスク管理の推進、
ISO14001規格による環境保護施策の充実を図ります。CSRの主要テー
マである社会貢献活動につきましては、立命館大学との協定に基づく広
告制作に関する講座の開催、社団法人ACジャパン(旧
社団法人公共
広告機構)が行う公共広告キャンペーンの制作協力など広告会社である
当社ならではの取り組みを実施しております。当社グループは企業に課
された社会的責任を自覚し、それを実践するための施策にこれからも鋭
意取り組んでまいります。
当社グループは創業以来不変である「全員経営」の理念のもと、一致団結し
てこれらの諸施策を推進し、業績の早期回復に努める所存でございます。
株主の皆様におかれましては、引き続き倍旧のご支援とご鞭撻を賜りますよ
うお願い申しあげます。
- 11 -
(11) / 2010/03/05 14:22 (2010/03/05 14:22) / wk_10643841_01_osxアサツーディケイ様_招集_株主各位_P.doc
(6) 財産および損益の状況
①
企業集団の財産および損益の状況
(単位:百万円)
第 52 期
第 53 期
第 54 期
第 55 期
高
420,059
435,011
399,452
350,211
益
48,685
51,754
49,143
41,367
営 業 利 益(△ は 損 失)
6,392
7,134
3,699
経
益
8,914
8,960
5,335
1,094
益
5,070
5,350
2,125
73
1株当たり当期純利益
106円62銭
116円40銭
48円14銭
総
資
産
256,754
246,097
191,782
190,024
純
資
産
141,387
131,846
101,617
107,465
2,979円79銭
2,898円49銭
2,334円48銭
2,499円5銭
区
売
上
売
上
総
常
当
( 平12 成月18 年期 ) ( 平12 成月19 年期 ) ( 平12 成月20 年期 ) ( 平12 成月21 年期 )
分
期
利
利
純
利
1株当たり純資産額
△
756
1円73銭
(注)1株当たり当期純利益は、期中平均の株式数により算出しております。
②
当社の財産および損益の状況
(単位:百万円)
区
売
売
第 52 期
第 53 期
第 54 期
第 55 期
高
378,804
387,860
358,595
310,970
( 平12 成月18 年期 ) ( 平12 成月19 年期 ) ( 平12 成月20 年期 ) ( 平12 成月21 年期 )
分
上
益
38,731
40,678
38,640
営 業 利 益(△ は 損 失)
上
総
5,523
6,172
2,463
経
益
7,500
8,009
3,984
当期純利益(△は純損失)
4,235
5,330
1,721
1株当たり当期純利益(△は純損失)
89円06銭
115円97銭
39円01銭
常
利
利
31,603
△
1,267
449
△
498
△ 11円66銭
総
資
産
227,299
213,901
162,549
159,832
純
資
産
124,354
114,240
86,002
91,147
2,640円40銭
2,533円55銭
1,995円97銭
2,140円35銭
1株当たり純資産額
(注)1株当たり当期純利益(純損失)は、期中平均の株式数により算出しております。
- 12 -
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(7) 重要な親会社および子会社の状況
①
親会社との関係
該当する事項はありません。
②
重要な子会社の状況
当 社 の
議決権比率
主要な事業内容
10,000
千円
70.0%
ア ニ メ 制 作
東京都中央区
90,000
千円
100%
広
株式会社ADKインターナショナル
東京都中央区
250,000
千円
100%
広告代理および
広 告 制 作
株
ズ
東京都中央区
30,000
千円
100%
(33.3%)
株式会社ADKダイアログ
東京都中央区
80,000
千円
100%
広告代理および
広 告 制 作
株
画
東京都港区
40,700
千円
100%
広告代理および
広 告 制 作
株 式 会 社 日 本 文 芸 社
東京都千代田区
467,290
千円
90.2%
雑 誌 ・ 書 籍
の 出 版 販 売
株
房
東京都港区
10,000
千円
95.0%
(20.0%)
雑 誌 ・ 書 籍
の 出 版 販 売
エ イ デ ィ ケ イ ア メ リ カ
(ADK America Inc.)
ニューヨーク
2,000
千米ドル
100%
広告代理および
広 告 制 作
アサツーヨーロッパホールディング
(Asatsu Europe Holding BV)
アムステルダム
10,113
千ユーロ
100%
持
ア サ ツ ー ヨ ー ロ ッ パ
(Asatsu Europe BV)
アムステルダム
2,268
千ユーロ
100%
(100%)
広告代理および
広 告 制 作
ア サ ツ ー ド イ ツ
(Asatsu (Deutschland) GmbH)
フランクフルト
300
千ユーロ
100%
(100%)
広告代理および
広 告 制 作
旭通世紀(上海)広告有限公司
(ASATSU Century (Shanghai) Advertising Co., Ltd.)
上
海
3,400
千米ドル
100%
広告代理および
広 告 制 作
上 海 旭 通 広 告 有 限 公 司
(Shanghai Asatsu Advertising Co., Ltd.)
上
海
3,350
千米ドル
100%
広告代理および
広 告 制 作
アサツー ディ・ケイホンコン
(ASATSU-DK HONG KONG Ltd.)
香
港
11,600
千香港ドル
100%
広告代理および
広 告 制 作
会
地
資 本 金
ン
東京都荒川区
株 式 会 社 A D K ア ー ツ
株
式
式
式
式
社
会
会
会
会
社
社
社
社
名
エ
ボ
協
ネ
イ
ー
和
オ
ケ
イ
企
書
所
在
広
告
告
株
- 13 -
(13) / 2010/03/05 14:22 (2010/03/05 14:22) / wk_10643841_01_osxアサツーディケイ様_招集_株主各位_P.doc
制
制
会
作
作
社
会
社
名
所
在
地
資 本 金
当 社 の
議決権比率
主要な事業内容
ディケイアドバタイジング
(DK ADVERTISING (HK) Ltd.)
香
港
700
千香港ドル
100%
広告代理および
広 告 制 作
太 一  告 股  有 限 公 司
(DIK-OCEAN Advertising Co., Ltd.)
台
北
130,000
千新台湾元
100%
広告代理および
広 告 制 作
聯 旭 國 際 股  有 限 公 司
(UNITED-ASATSU INTERNATIONAL Ltd.)
台
北
60,000
千新台湾元
85.0%
広告代理および
広 告 制 作
アサツー ディ・ケイシンガポール
(ASATSU-DK SINGAPORE Pte.Ltd.)
2,000
シンガポール 千シンガポール
ドル
100%
広告代理および
広 告 制 作
エイディケイタイホールディング
(ADK Thai Holding Ltd.)
バンコク
4,000
千バーツ
100%
持
ア サ ツ ー タ イ ラ ン ド
(ASATSU (Thailand) Co.,Ltd.)
バンコク
20,000
千バーツ
80.0%
(31.0%)
広告代理および
広 告 制 作
ア
ズ
デ
(ASDIK Ltd.)
バンコク
10,000
千バーツ
85.0%
(36.0%)
広告代理および
広 告 制 作
バンコク
20,000
千バーツ
85.0%
(36.0%)
広告代理および
広 告 制 作
ィ
ッ
ク
ダイイチキカクタイランド
(DAI-ICHI KIKAKU (THAILAND) Co.,Ltd.)
(注)1.「当社の議決権比率」の欄の(
株
会
社
)内は間接保有比率であり内数であります。
2.株式会社日本文芸社に対する議決権比率は、少数株主より株式を取得したこと
により89.9%から90.2%になりました。
3.アサツードイツの資本金は、減資により5,368千ユーロから300千ユーロになり
ました。
4.上海旭通広告有限公司の資本金は、増資により650千米ドルから3,350千米ドル
になりました。
③
企業結合の成果
当社の連結子会社は、上記の重要な子会社23社であります。
また、持分法適用会社は、関連会社である日本情報産業株式会社、デジタ
ル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社および広東広旭広告有限公
司(中国)の3社であります。
当期の企業結合の成果は、「1.企業集団の現況に関する事項
の経過および成果」に記載のとおりであります。
- 14 -
(14) / 2010/03/05 14:22 (2010/03/05 14:22) / wk_10643841_01_osxアサツーディケイ様_招集_株主各位_P.doc
(1) 事業
(8) 主要な事業内容(平成21年12月31日現在)
当社グループの主要な事業は、(1) 雑誌、新聞、テレビ、ラジオ、デジタル
メディア、OOH(アウト・オブ・ホーム)メディアを媒体とする広告業務の
企画と取扱い、広告表現およびコンテンツの企画と制作、セールスプロモー
ション、マーケティング、パブリックリレーションズ等のサービス活動など、
広告に関する一切の業務と(2) その他の事業として雑誌・書籍の出版・販売な
らびに情報処理サービス業であります。
(9) 主要な営業所(平成21年12月31日現在)
①
当
営
業
社
所
本
名
所
在
地
営
社
東京都中央区
北
業
所
陸
支
名
社
所
在
金
沢
地
市
関
西
支
社
大 阪 市 北 区
岡山・四国支社
岡 山 オ フ ィ ス
岡 山 市 北 区
中
部
支
社
名古屋市中区
岡山・四国支社
高 松 オ フ ィ ス
高
松
市
九
州
支
社
福岡市博多区
(岡山・四国支社)愛媛支局
松
山
市
社
札幌市中央区
中
広 島 市 中 区
社
仙台市青葉区
フィリピン事務所
マ
(東北支社)北東北支局
盛
北
所
北
新
新潟市中央区
モスクワ事務所
モ
北
海
東
道
北
潟
支
支
支
社
岡
市
国
京
支
事
務
社
ニ
ラ
京
ス
ク
ワ
(注)1.平成21年1月1日付をもって、岡山支社と四国支社を統合し岡山・四国支社と
いたしました。
2.平成21年7月7日付をもって、モスクワ事務所を開設いたしました。
②
重要な子会社
重要な子会社の所在地は「1.企業集団の現況に関する事項
(7) 重要な
親会社および子会社の状況」に記載した所在地のとおりであります。
- 15 -
(15) / 2010/03/05 14:22 (2010/03/05 14:22) / wk_10643841_01_osxアサツーディケイ様_招集_株主各位_P.doc
(10) 従業員の状況(平成21年12月31日現在)
①
企業集団の従業員の状況
事業の種類別セグメントの名称
数
前 期 末 比 増 減
業
3,162名
23名減
そ の 他 の 事 業 セ グ メ ン ト
77名
2名減
3,239名
25名減
広
告
合
従
業
員
計
(注)従業員数は就業人員であり、受入出向者を含み、出向者および休職者を含みません。
②
当社の従業員の状況
従
業
員
数
前
2,060名
期
末
比
増
減
26名増
(注)従業員数は就業人員であり、受入出向者を含み、出向者および休職者を含みません。
(11) 主要な借入先(平成21年12月31日現在)
重要な事項はありません。
(12) その他企業集団の現況に関する重要な事項
①
持分法適用会社の異動(適用除外)
当社は、平成22年2月8日開催の取締役会において、当社の持分法適用会
社である日本情報産業株式会社の株式のうち当社が保有する全株式を同社に
譲渡することを決議し、平成22年2月12日に当該株式を同社に受け渡しいた
しました。譲渡代金25億5千8百万円は当社グループの広告業の競争力を強
化するための戦略的投資に充当するとともに、厳しい経営環境が続くなか財
務安定性を強化するため、当分の間、内部留保いたします。当該株式譲渡に
より、第56期(平成22年12月期)において当社単体ベースで特別利益25億4
千2百万円、連結ベースで特別損失10億7千3百万円を計上する予定であり
ます。
- 16 -
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②
従業員持株ESOP信託の導入
当社は、平成22年2月12日開催の取締役会において、当社グループの成長
の原動力となる従業員に対する福利厚生施策強化の一環とするとともに、従
業員の業績や株価に対する意識を高め中長期的な企業価値向上を図ることを
目的として、従業員インセンティブ・プランとして「従業員持株ESOP信
託」(以下「ESOP信託」といいます。)の導入を決議いたしました。
ESOP信託とは、米国のESOP(Employee Stock Ownership Plan)
制度を参考に、従業員持株会の仕組みを応用した信託型の従業員インセン
ティブ・プランであり、当社株式を活用した従業員の財産形成を促進する貯
蓄制度の拡充を図る目的を有するものをいいます。
当社が「アサツー ディ・ケイ従業員持株会」(以下「当社持株会」とい
います。)に加入する従業員のうち一定の要件を充足する者を受益者とする
信託を設定し、当該信託は今後5年間にわたり当社持株会が取得すると見込
まれる数の当社株式を、予め定める取得期間中に取得いたします。その後、
当該信託は当社株式を毎月一定日に当社持株会に売却いたします。信託終了
時に、株価の上昇により信託収益がある場合には、受益者たる従業員の拠出
割合に応じて金銭が分配されます。株価の下落により譲渡損失が生じ信託財
産に係る債務が残る場合には、金銭消費貸借契約の保証条項に基づき、当社
が銀行に対して一括して弁済するため、従業員への追加負担はありません。
- 17 -
(17) / 2010/03/05 14:22 (2010/03/05 14:22) / wk_10643841_01_osxアサツーディケイ様_招集_株主各位_P.doc
2.会社の株式に関する事項(平成21年12月31日現在)
(1) 発行可能株式総数
(2) 発行済株式総数
206,000,000株
45,155,400株
(注)発行済株式総数には自己株式(2,569,867株)を含んでおります。
(3) 株主数
9,426名
(4) 大株主(上位10名)の状況
株
主
名
持
株
数
持
株
比
率
ダブリューピーピー インターナショナル
ホ ー ル デ ィ ン グ
ビ ー ヴ ィ
10,331,100株
24.26%
ノーザン トラスト カンパニー(エイブイエフ
シー)サブ アカウント アメリカン クライアント
2,614,800株
6.14%
ノーザン トラスト カンパニー エイブイエフ
シー リ ユーエス タックス エグゼンプテド
ペ ン シ ョ ン
フ ァ ン ズ
1,871,800株
4.40%
ザ シルチェスター インターナショナル インベスターズ
インターナショナル バリュー エクイティー トラスト
1,672,200株
3.93%
稲
夫
1,640,514株
3.85%
ジェーピー モルガン チェース バンク 380055
1,435,400株
3.37%
ステート ストリート バンク アンド
トラスト カンパニー 505225
870,969株
2.05%
日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口)
846,400株
1.99%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社
(退職給付信託口・三菱商事株式会社口)
765,000株
1.80%
ステート ストリート バンク アンド
トラスト カンパニー 505223
739,600株
1.74%
垣
正
(注)1.当社は、自己株式を2,569,867株保有しておりますが、上記大株主からは除外
しております。
2.持株比率は、発行済株式総数から自己株式数を控除して計算し、小数第3位を
四捨五入して表示しております。
3.シルチェスター・インターナショナル・インベスターズ・リミテッドより、平
成20年6月19日付(報告義務発生日
平成20年6月16日)の大量保有報告書
(変更報告書)の写しを受領しております。同報告書によれば同社により
5,783,400株(発行済株式総数の12.81%)が保有されておりますが、株主名簿
上の株主と照合することが事実上不可能であるためここには表示しておりませ
ん。
- 18 -
(18) / 2010/03/05 14:22 (2010/03/05 14:22) / wk_10643841_01_osxアサツーディケイ様_招集_株主各位_P.doc
4.モルガン・スタンレー証券株式会社より、平成21年2月6日付(報告義務発生
日
平成21年1月30日)の大量保有報告書(変更報告書)の写しを受領してお
ります。同報告書によればモルガン・スタンレー・インベストメント・マネジ
メント・リミテッドをはじめとする計5社により総数3,144,866株(発行済株
式総数の6.96%)が保有されておりますが、株主名簿上の株主と照合すること
が事実上不可能であるためここには表示しておりません。
5.サード・アベニュー・マネージメント・エルエルシーより、平成21年4月6日
付(報告義務発生日 平成21年3月31日)の大量保有報告書(変更報告書)の
写しを受領しております。同報告書によれば同社により2,484,900株(発行済
株式総数の5.50%)が保有されておりますが、株主名簿上の株主と照合するこ
とが事実上不可能であるためここには表示しておりません。
3.新株予約権等に関する事項
該当する事項はありません。
- 19 -
(19) / 2010/03/05 14:22 (2010/03/05 14:22) / wk_10643841_01_osxアサツーディケイ様_招集_株主各位_P.doc
4.会社役員に関する事項
(1) 取締役および監査役の氏名等(平成21年12月31日現在)
地
位
氏
名
担当および重要な兼職の状況
夫
株式会社新華エンタープライズ 代表取締役社長
有限会社旭興産 代表取締役社長
有限会社松が丘商事 代表取締役社長
北京東方三盟公共関係策画有限公司 董事長
北京華聞旭通国際広告有限公司 董事長
旭通世紀(上海)広告有限公司 董事長
上海旭通広告有限公司 董事長
旭通(上海)展覧広告有限公司 董事長
ASATSU-DK HONG KONG Ltd. Chairman
聯旭國際股有限公司 董事長
取締役会長(代表取締役)
稲
垣
正
取締役社長(代表取締役)
長
沼
孝一郎
WPP plc取締役
社団法人日本広告業協会
日本広告業厚生年金基金
取
締
役
広
瀬
英
昭
営業部門担当
取
締
役
菱
山
武
雄
コミュニケーションプランニング部門・
国内関係会社担当
取
締
役
森
賢
二
営業部門担当
副理事長
理事長
取
締
役
永
井
秀
之
メディア・コンテンツ部門担当
株式会社日本アドシステムズ 代表取締役社長
株式会社スーパービジョン 代表取締役社長
株式会社ライトソング音楽出版 代表取締役社長
IMMG Pte.Ltd. 代表取締役
PT.IMMG Indonesia 代表取締役
デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム
株式会社 社外取締役
取
締
役
清
水
與
二
営業部門担当
取
締
役
成
松
和
彦
営業部門担当
取
締
役
北
村
次
郎
プロモーション部門担当
取
締
役
岡
安
治
営業部門担当
取
締
役
井
上
俊
行
メディア・コンテンツ部門担当
取
締
役
植
野
伸
一
コーポレート部門担当
取
締
役
植
村
好
貴
クリエイティブ部門担当
取
締
役
サー・マーチン・ソレル
監査役(常勤)
志
監査役(常勤)
境
形
雄
三
芳
郎
WPP plc取締役
兼グループ最高経営責任者
- 20 -
(20) / 2010/03/05 14:22 (2010/03/05 14:22) / wk_10643841_01_osxアサツーディケイ様_招集_株主各位_P.doc
地
位
氏
名
監査役(常勤)
市
川
監
春
木
査
役
担当および重要な兼職の状況
亮
英
成
弁護士(東京丸の内・春木法律事務所 パートナー)
株式会社サークルKサンクス 社外監査役
(注)1.平成21年3月27日開催の第54回定時株主総会終結の時をもって、取締役笠井
宏明氏および本多昭次氏は任期満了により退任いたしました。
2.平成21年3月27日開催の第54回定時株主総会終結の時をもって、監査役阿部
勝美氏は辞任により退任いたしました。
3.当期末日(平成21年12月31日)の経過をもって、取締役森
賢二氏は辞任によ
り退任いたしました。
4.監査役志形雄三氏、市川
亮氏および春木英成氏は社外監査役であります。
5.監査役志形雄三氏は、証券会社および投資信託会社での業務経験が豊富であり、
財務および会計に関する相当程度の知見を有するものであります。
6.監査役市川
亮氏は、金融機関での業務経験が豊富であり、財務および会計に
関する相当程度の知見を有するものであります。
7.監査役春木英成氏は、弁護士としての業務経験が豊富であり、企業法務に関す
る相当程度の知見を有するものであります。
8.監査役春木英成氏は、当社の使用人の三親等以内の親族であります。
(2) 取締役および監査役の報酬等の額
①
当期に係る報酬等の総額
区
分
取
締
監
(う
合
ち
社
査
外
支 給 人 員
役
監
査
役
役)
計
報酬等の額
15名
377百万円
5名
(4名)
52百万円
(35百万円)
20名
429百万円
(注)1.当期に係る役員賞与の支給はありません。
2.上記には、平成21年3月27日開催の第54回定時株主総会終結の時をもって退任
した取締役2名および監査役1名が含まれております。なお、当期末の取締役
14名のうち1名は無報酬であり、上記の支給人員には含まれておりません。
3.報酬等の額には、取締役の退任時に支給することが予定されている退任慰労金
相当額のうち当期の職務執行に対応する部分の金額(15名に対し5千4百万
円)が含まれております。
- 21 -
(21) / 2010/03/05 14:22 (2010/03/05 14:22) / wk_10643841_01_osxアサツーディケイ様_招集_株主各位_P.doc
②
当期において支払った退任慰労金の額
平成21年3月27日開催の第54回定時株主総会決議に基づき、同総会終結の
時をもって退任した取締役2名に対し、退任慰労金2千1百万円を支払って
おります。当該退任慰労金には上記①および過年度の事業報告において取締
役の報酬等の額に含めた退任慰労引当金繰入額1千5百万円が含まれており
ます。また、第54回定時株主総会終結の時をもって退任した社外監査役1名
に対し、平成19年3月28日開催の第52回定時株主総会における「監査役退任
慰労金制度廃止に伴う打ち切り支給の件」の決議に基づく退任慰労金として
2百万円を支払っております。
③
社外役員が親会社および子会社等から受けた報酬等の額
該当する事項はありません。
(3) 取締役および監査役の報酬等の決定に関する方針
①
定例報酬
当社の役員報酬は、基本的には定額報酬として、株主総会で承認された総
額の範囲内で責任の大きさ、世間水準、従業員とのバランスなどを考慮し、
取締役については取締役会において、監査役については監査役の協議により
決定しております。
なお使用人兼務取締役という考え方はとっておりませんので、取締役に使
用人給与を別に支給することはありません。
②
賞与
当社の掲げる「全員経営」理念に基づく役員と従業員の連帯性から、業績
を勘案し、従業員に定例賞与以外の「決算賞与」を支給するときには、取締
役への賞与支給議案を業績連動報酬に属するものとして株主総会に提出させ
ていただくことがあります。
なお監査役については、業績に対する客観性を重んじて、賞与を支給しな
いこととしております。
- 22 -
(22) / 2010/03/05 14:22 (2010/03/05 14:22) / wk_10643841_01_osxアサツーディケイ様_招集_株主各位_P.doc
③
退任慰労金
退任慰労金は、常勤で業務を執行する取締役の退任に際して、功労を賞す
るため「取締役退任慰労金規程」に基づいて贈呈議案を株主総会に提出させ
ていただくこととしております。
監査役については、平成19年3月開催の定時株主総会の終結の時から退任
慰労金制度を廃止しております。
④
その他
非金銭的報酬は、原則として採用しない方針です。
なおストックオプション方式による報酬は、現在推し進めている発行済株
式総数の圧縮・削減方針に適合しないことから、近い将来での採用予定はあ
りません。
(4) 社外役員に関する事項
①
他の法人等との重要な兼職の状況および当社と当該他の法人等との関係
区
分
監
査
②
区
監
役
氏
春
木
重 要 な 兼 職 の 状 況
英
成
当社との関係
東京丸の内・春木法律事務所 パートナー
特別の関係はありません。
株式会社サークルKサンクス 社外監査役
特別の関係はありません。
主な活動状況
分
査
名
氏
役
志
名
形
監
査
役
市
川
監
査
役
春
木
雄
英
主
な
活
動
状
況
三
当期に開催された取締役会23回のうち22回に出席
し、取締役会の意思決定の適正性を確保するため
に適宜発言を行っております。また、当期に開催
された監査役会7回全てに出席し、監査結果につ
いての意見交換、監査事項の協議等を行っており
ます。
亮
平成21年3月27日に就任後、当期に開催された取
締役会16回全てに出席し、取締役会の意思決定の
適正性を確保するために適宜発言を行っておりま
す。また、就任後当期に開催された監査役会3回
全てに出席し、監査についての意見交換、監査事
項の協議等を行っております。
成
当期に開催された取締役会23回のうち21回、監査
役会7回全てに出席し、弁護士としての専門的見
地や豊富な実務経験から審議のために必要な発言
を行っております。
- 23 -
(23) / 2010/03/05 14:22 (2010/03/05 14:22) / wk_10643841_01_osxアサツーディケイ様_招集_株主各位_P.doc
5.会計監査人の状況
(1) 会計監査人の名称
監査法人 保森会計事務所
(2) 会計監査人に対する報酬等の額
①
当期に係る報酬等の額
121百万円
②
当社および当社子会社が支払うべき金銭その他の財産上
の利益の合計額
121百万円
(3) 会計監査人の解任または不再任の決定の方針
当社の監査役会は、会計監査人が会社法第340条第1項各号に定める解任事
由に該当し、改善の見込みがないと判断するときは、監査役全員の同意により
自ら会計監査人を解任するか、または取締役会が会計監査人の解任・不再任に
関する議案を株主総会に提出することに同意し、あるいは、当該議案の提出を
取締役に請求いたします。
当社の取締役会は、監査役会から請求があった場合、および体制不備等会計
監査人としての適格性ないし信頼性に問題が生じ、または会計監査人の適切な
職務の執行が困難であると認められる事由が生じた場合であって監査役会の同
意を得たときには、会計監査人の解任・不再任に関する議案を株主総会に提出
いたします。
6.会社の体制および方針
(1) 業務の適正を確保するための体制
当社の業務の適正を確保するための体制(以下「内部統制システム」といい
ます。)の整備に関する基本方針の内容の概要は、次のとおりであります。
〔総
則〕
当社は、①業務の有効性及び効率性を高めること、②財務報告の信頼性を確
保すること、③事業活動に係る法令及び定款を遵守すること、④資産の保全を
図ること、を目的として内部統制システムを整備してまいります。内部統制シ
ステムの整備の実務は、取締役社長を委員長として組織するリスクマネジメン
ト委員会が統括します。リスクマネジメント委員会はPDCAサイクルの手法
を用いたプロセスマネジメントシステムを活用し、システムが有効に機能して
いるか否か等を定期的に検証します。
- 24 -
(24) / 2010/03/05 14:22 (2010/03/05 14:22) / wk_10643841_01_osxアサツーディケイ様_招集_株主各位_P.doc
〔各
則〕
1.取締役及び従業員の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保する
ための体制
取締役会は取締役及び従業員が共有すべき倫理観・価値観を成文化した
「ADKグループ行動指針」を制定し、取締役自らがこれを遵守するととも
に、取締役会長及び取締役社長がその精神を従業員に反復伝達します。
取締役のうち1名をコンプライアンス統括責任者とするとともに、リスク
マネジメント委員会の下部組織として、当該取締役を委員長とし、社外弁護
士を含む委員で構成するコンプライアンス委員会を置きます。
コンプライアンス委員会は「ADKグループ行動指針」をコンプライアン
スポリシーと位置づけ、これを実効化するための教育、ガイドラインの作成
等の施策を推進します。
職務執行の法令及び定款への適合性を保障する前提条件として、反社会的
勢力との関係排除の趣旨を「ADKグループ行動指針」に盛り込み、コンプ
ライアンス委員の統括のもとにこれを実効化する体制を整備します。
コンプライアンス委員会は、重大な法令・定款違反行為又はその疑いがあ
ることを知ったときは、自ら調査し主管部署に対して措置を請求します。ま
た、法令・定款違反行為の未然防止及び是正のため、同委員会は、匿名性の
保障のもとに外部法律事務所を通報先に含む「グループヘルプライン制度」
を運用します。
同じく取締役のうち1名を財務報告の信頼性を確保する体制の整備及び運
用維持に関する統括責任者とするとともに、リスクマネジメント委員会の下
部組織として、当該取締役を委員長とするプロセスオーナー委員会を置きま
す。プロセスオーナー委員会はとくに財務報告に係る職務執行が法令等に適
合することを確保するために、財務報告の信頼性に係るリスク等を識別し、
その指示のもとに各主管部署の責任において識別したリスク等に対する適切
な対応を実施させ、その運用維持を行わせます。
- 25 -
(25) / 2010/03/05 14:22 (2010/03/05 14:22) / wk_10643841_01_osxアサツーディケイ様_招集_株主各位_P.doc
2.取締役の職務の執行に係る情報の保存及び管理に関する体制
取締役の職務の執行に係る情報の保存及び管理は、情報管理体制を主管す
る取締役の統括のもと、次の方針により行います。
(1) 取締役会議事録は議案の検討のために取締役に配布された資料とともに、
事務局担当部署において最低10年間備え置きます。
(2) 取締役が出席者と定められている定例会議の議事録及び取締役が決裁者と
なり又は意見を記載した業務文書等は、「文書管理規程」及び「情報セ
キュリティポリシー」に基づき管理します。
3.損失の危険の管理に関する規程その他の体制
リスクマネジメント委員会は「リスクマネジメントポリシー」を定め、当
社及び子会社から成る企業集団におけるリスクを網羅的・総括的に管理しま
す。リスクマネジメント委員会は、プロセスマネジメントの手法を用いてリ
スクマネジメントを実施し、リスク対策が必要な事項は主管部署に実施させ
ます。
リスクマネジメント委員会の統括のもとに、個別分野のリスクを対象とす
る専門委員会としてコンプライアンス委員会、個人情報保護委員会、情報セ
キュリティ委員会、災害対策委員会、プロセスオーナー委員会を設置し、各
専門分野のリスクマネジメントを行わせ、必要に応じてこの他に専門委員会
を設置します。専門委員会が担当する以外の分野のリスクマネジメントはリ
スクマネジメント委員会が直轄します。
グループ監査室は、リスクマネジメントシステムの有効性をモニタリング
し、リスクマネジメント委員会に報告します。
4.取締役の職務の執行が効率的に行われることを確保するための体制
取締役会の機動的な開催と活発な審議を可能とするため、取締役の員数の
適正レベルを維持し、任期を1年として適格性に対する見直しの頻度を高め
ます。
また、執行役員制を採用して業務執行の決定と業務執行に対する監督を中
心とする会社法所定の取締役会権限を強く意識して取締役会の運営を行いま
す。
取締役会は取締役及び従業員が共有する全社的な目標を設定し、これを達
- 26 -
(26) / 2010/03/05 14:22 (2010/03/05 14:22) / wk_10643841_01_osxアサツーディケイ様_招集_株主各位_P.doc
成するため中期経営計画及び単年度経営計画を策定します。経営計画の達成
状況は四半期ごとに取締役会において報告させ、目標達成を阻む要因があれ
ば当該部門担当の業務執行取締役の責任において解決案を作成し、これを取
締役社長が業務執行組織を指揮して実施します。
5.当社及び子会社から成る企業集団における業務の適正を確保するための体
制
子会社管理担当部署は、リスクマネジメント委員会の統括のもとに、各子
会社の内部統制整備の指導等を行い、「ADKグループ行動指針」の遵守と
「グループヘルプライン制度」への参加またはこれに準ずる制度の整備を含
めた具体的施策の実行を求めることにより、企業集団としての内部統制を整
備します。子会社管理担当部署は主要な子会社との間に承認及び報告に関す
る協定を定め、一定の事項について機関決定前に当社に承認を求め又は報告
することを義務づけ、各子会社の自主性を尊重しつつ状況に応じて必要な管
理を行います。
6.監査役がその補助すべき従業員を置くことを求めた場合における当該従業
員に関する体制並びにその従業員の取締役からの独立性に関する事項
監査役からその補助すべき従業員を置くことの求めがあった場合には、可
及的速やかに適切な人材を監査役席付として任命します。取締役からの独立
性を強化するため、監査役を補助すべき従業員は、取締役の指揮命令を受け
る組織には兼務させないものとし、業績考課、人事異動、賞罰については、
事前に監査役会の同意を得なければならないものとします。
7.取締役及び従業員が監査役に報告するための体制その他の監査役への報告
に関する体制並びにその他監査役の監査が実効的に行われることを確保する
ための体制
監査役監査体制の充実を図るため、法定の員数を超えて、監査役総員を4
名以上、社外監査役を3名以上、常勤監査役を3名以上それぞれ維持するこ
とを方針とします。
取締役会における報告の他、経営戦略会議、業績報告会その他の重要な定
例会議に監査役の出席を要請するとともに、それらの議事録を各監査役に提
- 27 -
(27) / 2010/03/05 14:22 (2010/03/05 14:22) / wk_10643841_01_osxアサツーディケイ様_招集_株主各位_P.doc
出するものとします。その他すべての社内会議において監査役から出席する
旨の要求があれば取締役及び従業員はこれを拒んではならないものとします。
取締役及び従業員は監査役に対して、会社に著しい損害を及ぼすおそれのあ
る事実、取締役の職務執行に関する不正行為、法令・定款に違反する重大な
事実、「グループヘルプライン制度」に基づき通報された事実、並びに当局
検査・外部監査の結果を速やかに報告するものとします。取締役社長は少な
くとも年に2回以上定期的に、監査役との意見交換会を開催します。グルー
プ監査室の監査報告書は取締役社長のほか監査役に対しても提出するととも
に、グループ監査室員が監査役会に出席し、監査役監査との連携を図ります。
(2) 株式会社の支配に関する基本方針
当社は、当社の財務および事業の方針の決定を支配する者の在り方は、究極
的には株主の皆様のご判断に委ねられるものと考えております。
当社は、資本効率の改善や株主の皆様への種々の利益還元施策の実施に加え、
「全員経営」の理念のもとに、企業価値・株主共同の利益の最大化に全社をあ
げて取り組んできました。「ピープルビジネス」といわれる広告業では、こう
した全社をあげての役員と従業員の一体感・運命共同体的意識による経営こそ
が、不適切な買収に対抗する最大の防波堤であると考え、当社は現在のところ、
具体的な買収防衛策を導入していません。
他方、当社株式の大量買付行為や買収提案があった場合には、取締役会は、
株主の皆様から経営の負託を受けている者の責務として、社外専門家の意見を
尊重しながら、当該買付けが企業価値・株主共同の利益に及ぼす影響について
評価し、自らの見解を表明するほか、当該買付者と交渉を行い、株主の皆様が
当該買付けに応じるか否かを適切に判断するために必要な情報の提供と時間の
確保に全力を尽くす所存です。
更に、当該買付者が必要な情報を提供しない場合やその提案内容が企業価
値・株主共同の利益を毀損するおそれがあると判断した場合には、その時点に
おいて採り得る実効的で、かつ株主の皆様に受け入れられる合理的対抗措置を
講じる予定です。
なお、具体的な買収防衛策を予め導入しておくことについては、今後の経済
環境、資本市場、法令の動向等を鑑みて、慎重に検討を進めることといたしま
す。
- 28 -
(28) / 2010/03/05 14:22 (2010/03/05 14:22) / wk_10643841_01_osxアサツーディケイ様_招集_株主各位_P.doc
(3) 剰余金の配当等の決定に関する方針
当社は会社法第459条第1項に基づき、剰余金の配当等を取締役会が定める
ことができる旨を定款で定めております。取締役会はこの権限の行使にあたり、
次の方針で臨んでおります。
当社は、株主還元を当社グループ経営の最も重要な目的のひとつとして位置
づけております。配当および自己株式の取得による短期的・長期的な株主還元
と中長期的な経営戦略に沿った事業投資を行うに必要な内部留保とのバランス
をとり、総合的に企業価値を増加させる方針を採っております。
配当額の決定にあたっては、原則として1株当たり年間配当額の下限を20円
として配当の長期安定性を図りながらも、グループ連結当期純利益の35%を目
安に年間配当を実施することとしております。配当回数は当面年2回といたし
ます。中間と期末の割り振りとしては、中間基準日配当においては安定的に10
円を原則とし、期末基準日配当においては下限の10円もしくは年間配当性向約
35%の目安を達成する金額のどちらか高い額としたいと存じます。
自己株式取得は、自己資本利益率(ROE)の改善を加速化させるため、当
期純利益の増大ともども注力することとしておりますが、その決定にあたって
は、当社グループをめぐる市場環境、連結収益力、財務安定性を勘案し、成長
戦略に支障のない範囲で行うこととしております。
以上の方針の下、第56期(平成22年12月期)の収益予想を勘案し、同期にお
いては自己株式取得を行わない予定であります。
(注)本事業報告の記載金額は、表示単位未満を切り捨てております。
- 29 -
(29) / 2010/03/05 14:22 (2010/03/05 14:22) / wk_10643841_01_osxアサツーディケイ様_招集_株主各位_P.doc
連結貸借対照表
(平成21年12月31日現在)
科
目
金
額
( 資 産 の 部 )
(単位:百万円)
科
目
金
額
(負債の部)
Ⅰ流 動 資 産
122,255
Ⅰ流 動 負 債
77,793
支払手形及 び買掛 金
69,237
短 期 借 入 金
346
1年以内返済予定長期借入金
92
2,145
未払法人税等
227
た な 卸 資 産
8,824
賞 与 引 当 金
163
繰 延 税 金 資 産
641
現 金 及 び 預 金
21,605
受取手形及び売掛金
87,957
有
価
そ
証
の
券
他
貸 倒 引 当 金
1,759
△
返品調整引当金
そ
7,181
4,765
長 期 借 入 金
253
退職給付引当金
1,001
役員退職慰 労引当 金
1,208
67,769
有形固定資産
545
他
Ⅱ固 定 負 債
677
Ⅱ固 定 資 産
の
3,938
債務保証損 失引当 金
45
建物及び構築物
1,709
繰延税金負債
1,904
土
地
1,276
そ
他
953
そ
の
負
の
債
合
他
352
計
82,559
(純資産の部)
無形固定資産
1,542
ソ フ ト ウ ェ ア
そ
の
1,424
他
117
投資その他の資産
62,287
投 資 有 価 証 券
53,280
長 期 貸 付 金
696
繰 延 税 金 資 産
そ
の
他
貸 倒 引 当 金
資
産
合
806
計
9,200
△
1,695
190,024
Ⅰ株 主 資 本
資
101,988
金
37,581
資 本 剰 余 金
20,024
利 益 剰 余 金
51,354
自
本
己
株
式
△
Ⅱ評価・換算差額等
6,970
4,434
その他有価証券評価差額金
4,909
繰延ヘッジ損益
15
為替換算調整勘定
Ⅲ少数株主持分
△
490
1,042
純 資 産 合 計
107,465
負 債 純 資 産 合 計
190,024
- 30 -
(30) / 2010/03/05 14:22 (2010/03/05 14:22) / wk_10643841_02_osxアサツーディケイ様_招集_連結貸借対照表_P.doc
連結損益計算書
( 平成21年1月1日から
平成21年12月31日まで )
(単位:百万円)
科
目
Ⅰ
売
Ⅱ
売
上
Ⅲ
販売費及び一般管理費
Ⅳ
営
上
売
原
上
営
Ⅴ
利
益
42,124
損
収
41,367
失
756
益
1,363
持 分 法 に よ る 投 資 利 益
126
そ
他
592
営
不
の
業
外
費
動
利
産
賃
特
貸
費
の
経
常
別
利
利
息
25
用
49
他
156
益
益
143
持
益
146
他
75
変
そ
特
固
動
利
の
別
損
定
資
損
319
213
た な 卸 資 産 評 価 損
139
契
損
174
他
269
約
産
除
変
却
更
の
税 金 等 調 整 前 当 期 純 利 益
少
当
人
税
数
期
等
株
調
主
純
整
利
利
額
1,116
343
法人税、住民税及び事業税
法
364
失
投 資 有 価 証 券 評 価 損
そ
231
1,094
投 資 有 価 証 券 売 却 益
分
2,082
用
払
そ
Ⅶ
308,843
受 取 利 息 及 び 配 当 金
支
Ⅵ
350,211
価
総
外
額
高
業
業
金
797
△
560
236
益
32
益
73
- 31 -
(31) / 2010/03/05 14:22 (2010/03/05 14:22) / wk_10643841_02_osxアサツーディケイ様_招集_連結貸借対照表_P.doc
連結株主資本等変動計算書
( 平成21年1月1日から
平成21年12月31日まで )
(単位:百万円)
株
資
平成20年12月31日
残高
本
主
資
本
金
資本剰余金
利益剰余金
自 己 株 式
株主資本合計
37,581
20,024
52,158
△6,088
103,675
在外子会社の会計処理
変 更 に 伴 う 増 加 高
0
0
連結会 計年度 中の 変 動額
剰
当
余
期
金
の
純
配
当
利
△
856
益
△
856
△
883
△
21
△
1,687
73
自 己 株 式 の 取 得
73
△
自 己 株 式 の 処 分
△
0
883
0
その他の利益剰余金減少高
△
21
△
804
0
株主資本以外の項目の連結
会計年度中の変動額(純額)
連結会計年度中の変動額合計
平成21年12月31日
残高
―
評
その他有価証
券評価差額金
平成20年12月31日
残高
△
37,581
0
20,024
価
・
換
算
51,354
差
額
882
△6,970
101,988
等
繰延ヘッジ
損
益
為替換算
調整勘定
評価・換算
差額等合計
△21
△671
△3,087
△2,394
△
少数株主持分
1,028
純資産合計
101,617
在外子会社の会計処理
変 更 に 伴 う 増 加 高
0
連結会 計年 度 中の 変 動額
剰
当
余
期
金
の
純
配
利
当
△
856
△
883
益
73
自 己 株 式 の 取 得
自 己 株 式 の 処 分
0
その他の利益剰余金減少高
△
株主資本以外の項目の連結
会計年度中の変動額(純額)
7,303
37
連結会計年度中の変動額合計
7,303
平成21年12月31日
4,909
残高
13
21
180
7,522
7,535
37
180
7,522
13
5,848
15
△490
4,434
1,042
107,465
(注)その他の利益剰余金減少高は、中国の会計制度に基づく中国子会社の利益処分によ
る積立金繰入額であります。
- 32 -
(32) / 2010/03/05 14:22 (2010/03/05 14:22) / wk_10643841_02_osxアサツーディケイ様_招集_連結貸借対照表_P.doc
連
結
注
記
表
〔連結計算書類の作成のための基本となる重要な事項に関する注記〕
1.連結の範囲に関する事項
(1) 連結子会社の数および主要な連結子会社の名称
連結子会社は23社であり、その内容は、「事業報告 1.企業集団の現
況に関する事項 (7)重要な親会社および子会社の状況 ②重要な子会社
の状況」のとおりであります。
(2) 主要な非連結子会社の名称
㈱バイオメディス インターナショナル
ASATSU-DK(Malaysia)Sdn.Bhd.
(連結の範囲から除いた理由)
非連結子会社30社は、いずれも小規模会社であり、合計の総資産、売
上高、当期純損益および利益剰余金(持分に見合う額)等は、いずれも
連結計算書類に重要な影響を及ぼしていないためであります。
2.持分法の適用に関する事項
(1) 持分法を適用した非連結子会社および関連会社
持分法を適用した非連結子会社および関連会社3社は、「事業報告 1.
企業集団の現況に関する事項 (7)重要な親会社および子会社の状況 ③
企業結合の成果」のとおりであります。
(2) 持分法を適用しない非連結子会社および関連会社のうち主要な会社等の
名称
㈱バイオメディス インターナショナル
ASATSU-DK(Malaysia)Sdn.Bhd.
(持分法を適用しない理由)
持分法を適用しない非連結子会社および関連会社は、それぞれ当期純
損益および利益剰余金等に及ぼす影響が軽微であり、かつ全体としても
重要性が無いため、持分法の適用から除外しております。
(3) 持分法の適用の手続について特に示す必要があると認められる事項
持分法適用会社のうち、決算日が連結決算日と異なる会社については、
当該会社の事業年度に係る計算書類を使用しております。
3.連結子会社の事業年度に関する事項
連結子会社のうち、㈱エイケンの決算日は9月30日であります。連結計算
書類の作成にあたっては、同日現在の計算書類を使用し、連結決算日との間
に生じた重要な取引については、連結上必要な調整を行っております。
- 33 -
(33) / 2010/03/05 14:22 (2010/03/05 14:22) / wk_10643841_02_osxアサツーディケイ様_招集_連結貸借対照表_P.doc
4.会計処理基準に関する事項
(1) 重要な資産の評価基準及び評価方法
①有 価 証 券
その他有価証券
時価のあるもの……決算末日の市場価格等に基づく時価法(評価差
額は全部純資産直入法により処理し、売却原価
は総平均法により算定)
時価のないもの……総平均法による原価法
②た な 卸 資 産
通常の販売目的で保有
するたな卸資産
……主として個別法による原価法(収益性の低下に
よる簿価切下げの方法により算定)
(会計方針の変更)
当連結会計年度から「棚卸資産の評価に関す
る会計基準」(企業会計基準委員会 平成18
年7月5日公表分 企業会計基準第9号)を
適用し、主として個別法による原価法から、
主として個別法による原価法(収益性の低下
による簿価切下げの方法により算定)に変更
しております。
この結果、営業損失が69百万円増加し、経常
利益が69百万円、税金等調整前当期純利益が
208百万円それぞれ減少しております。
③デ リ バ テ ィ ブ…………時価法
(2) 重要な減価償却資産の減価償却の方法
①有 形 固 定 資 産……建物(建物附属設備は除く)
ⅰ平成10年3月31日以前に取得したもの…旧定率法
ⅱ平成10年4月1日以降に取得したもの…旧定額法
ⅲ平成19年4月1日以降に取得したもの…定額法
建物以外
ⅰ平成19年3月31日以前に取得したもの…旧定率法
ⅱ平成19年4月1日以降に取得したもの…定率法
なお、在外連結子会社においては定額法を採用して
おります。
また、主な耐用年数は次のとおりであります。
建物及び構築物……10~50年
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②無 形 固 定 資 産……定額法
ソフトウェア(自社利用分)については、社内にお
ける利用可能期間(5年以内)に基づく定額法に
よっております。
③リ ー ス 資 産
所有権移転外ファイナ
ンス・リース取引に係
るリース資産
……リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定
額法によっております。
なお、リース取引開始日が平成20年12月31日以前の
所有権移転外ファイナンス・リース取引は、通常の
賃貸借取引に係る方法に準じた会計処理によってお
ります。
(会計方針の変更)
当連結会計年度から「リース取引に関する会計基
準」(企業会計基準委員会 平成5年6月17日
最終改正平成19年3月30日 企業会計基準第13
号)および「リース取引に関する会計基準の適用
指針」(企業会計基準委員会 平成6年1月18日
最終改正平成19年3月30日 企業会計基準適用指
針第16号)を適用し、所有権移転外ファイナン
ス・リース取引は、通常の賃貸借取引に係る方法
に準じた会計処理から通常の売買取引に係る方法
に準じた会計処理に変更し、リース資産として計
上しております。
なお、リース取引開始日が平成20年12月31日以前
の所有権移転外ファイナンス・リース取引は、通
常の賃貸借取引に係る方法に準じた会計処理を引
き続き採用しております。
この結果、リース資産が有形固定資産に113百万
円、無形固定資産に6百万円計上されておりま
す。また、この変更に伴う損益に与える影響は軽
微であります。
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(3) 重要な引当金の計上基準
①貸 倒 引 当 金……債権の貸倒損失に備えるため、当社および国内連結
子会社は、一般債権については貸倒実績率により、
貸倒懸念債権等特定の債権については、個別に回収
可能性を検討し、回収不能見込額を計上しておりま
す。
在外連結子会社については、主として特定の債権に
ついて、その回収可能性を勘案した所要見積額を計
上しております。
②賞 与 引 当 金……当社および連結子会社は従業員の賞与の支出に備え
るため、支給見込額に基づき計上しております。
③返品調整引当金……返品調整引当金には、返品調整引当金と返品債権特
別勘定を含んでおります。
イ 返品調整引当金
国内連結子会社1社は、出版物(主として単行
本)の返品による損失に備えるため、一定期間
の返品実績率に基づいて算出した返品損失見込
額を計上しております。
ロ 返品債権特別勘定
国内連結子会社1社は、出版物(雑誌)の売れ
残りによる損失に備えるため、一定期間の返品
実績率に基づいて算出した返品損失見込額を計
上しております。
④退職給付引当金……退職給付規程を定める当社および連結子会社は、従
業員の退職給付に備えるため、期末における退職給
付債務および年金資産の見込額に基づき計上してお
ります。なお、数理計算上の差異については、各連
結会計年度の発生時における従業員の平均残存勤務
期間内の一定の年数(13年)による定額法により按
分した額をそれぞれ発生の翌連結会計年度から費用
処理することとし、過去勤務債務は、発生時に全額
費用処理をしております。
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⑤役員退職慰労引当金……当社および一部の国内連結子会社は、取締役の退職
慰労金の支出に備えるため、内規に基づく期末要支
給額を計上しております。
⑥債務保証損失引当 金……保証債務の履行による損失に備えるため、被保証先
の財政状態等を勘案して、損失負担見込額を計上し
ております。
(4) 重要なヘッジ会計の方法
① ヘッジ会計の方法
繰延ヘッジ処理によっております。ただし、外貨建金銭債権債務を
ヘッジ対象とする為替予約については振当処理によっております。
② ヘッジ手段とヘッジ対象
ヘッジ手段 …… 為替予約取引
ヘッジ対象 …… 外貨建金銭債権債務、外貨建予定取引
③ ヘッジ方針
外貨建金銭債権債務、外貨建予定取引に係る為替の変動リスクの軽減
を目的として為替予約取引を行っております。
④ ヘッジ有効性評価の方法
当社が利用している為替予約取引は、リスク管理方針に従い実需によ
り実行しており、原則として為替予約の締結時に、ヘッジ対象と同一通
貨建による同一金額で同一期日の為替予約を振当てているため、その後
の為替変動による相関関係は完全に確保されているので、決算日におけ
る有効性の評価を省略しております。
(5) 消費税等の会計処理
税抜方式によっております。
5.連結子会社の資産および負債の評価に関する事項
連結子会社の資産および負債の評価は、全面時価評価法によっております。
6.会計方針の変更
当連結会計年度から「連結財務諸表作成における在外子会社の会計処理に
関する当面の取扱い」(企業会計基準委員会 平成18年5月17日 実務対応
報告第18号)を適用し、連結決算上必要な修正を行っております。この変更
に伴う損益に与える影響は軽微であります。
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7.表示方法の変更
(1) 前連結会計年度において、特別利益の「その他」に含めて表示しており
ました「持分変動利益」(前連結会計年度68百万円)は、重要性が増し
たため、当連結会計年度より区分掲記しております。
(2) 前連結会計年度において、特別損失の「その他」に含めて表示しており
ました「固定資産除却損」(前連結会計年度27百万円)は、重要性が増
したため、当連結会計年度より区分掲記しております。
〔連結貸借対照表等に関する注記〕
1.担保に供している資産
次の資産を、取引先に対する営業保証金の代用として差入れております。
現金及び預金(定期預金)
37百万円
有 価 証 券
25百万円
投資有価証券
11百万円
2.有形固定資産の減価償却累計額
4,050百万円
3.偶発債務
(1) 保証債務
次のとおり債務保証を行っております。
ASATSU-DK(Malaysia)Sdn.Bhd.
買掛金
15百万円
北京第一企画広告有限公司
借入金
59百万円
北京華聞旭通国際広告有限公司
借入金
80百万円
福建旭通広告有限公司
借入金
89百万円
グループエム・ジャパン㈱
買掛金
126百万円
上記のうちグループエム・ジャパン㈱以外の保証債務は、非連結子会社
または関連会社に対するものであります。
(2) 係争事件に係る損害賠償義務
当社海外連結子会社1社は、その1顧客から、平成17年9月9日に同社
広告業務に関連して他の法人4社、個人5名の被告とともに、賠償額
1,250万米ドル以上を請求する損害賠償請求訴訟を提起されました。現在、
裁判所の決定により、訴訟の手続きが進行しております。当社グループに
おきましては、今後も本件訴訟に対して適切に対処していく所存でありま
す。
4.当連結会計年度末は金融機関の休日でありますが、当該期日の満期手形の
会計処理は、満期日に決済が行われたものとして処理しております。
受 取 手 形
433百万円
支 払 手 形
990百万円
〔連結損益計算書に関する注記〕
通常の販売目的で保有するたな卸資産の収益性の低下による簿価切下額
売 上 原 価
264百万円
特 別 損 失
139百万円
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〔連結株主資本等変動計算書に関する注記〕
1.当連結会計年度の末日における発行済株式の総数
株式の種類
前連結会計年
度末の株式数
当連結会計年
度増加株式数
当連結会計年
度減少株式数
当連結会計年
度末の株式数
普通株式
45,155,400株
―
―
45,155,400株
2.剰余金の配当に関する事項
(1) 配当金支払額等
決
議
配当金の総額 1株当たり
配 当 金
基準日
効力発生日
平成21年2月13日 430,880,730円
取締役会
10円 平成20年12月31日 平成21年3月12日
平成21年8月12日 425,865,000円
取締役会
10円 平成21年6月30日 平成21年9月14日
(2) 当連結会計年度の末日後に行う剰余金の配当
決議
平成22年2月12日
配当金の総額
425,855,330円
配当の原資
利益剰余金
1株当たり配当金
10円
基準日
平成21年12月31日
効力発生日
平成22年3月12日
〔1株当たり情報に関する注記〕
1株当たり純資産額
1株当たり当期純利益
2,499円05銭
1円73銭
(注)1.1株当たり純資産額の算定上の基礎
連結貸借対照表上の純資産額
普通株主に帰属しない金額(少数株主持分)
普通株式に係る連結会計年度末の純資産額
普通株式の期末株式数
2.1株当たり当期純利益の算定上の基礎
連結損益計算書上の当期純利益
普通株主に帰属しない金額
普通株式に係る当期純利益
普通株式の期中平均株式数
107,465百万円
1,042百万円
106,423百万円
42,585,533株
73百万円
該当する事項はありません。
73百万円
42,709,412株
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〔重要な後発事象に関する注記〕
当社は、平成22年2月8日開催の取締役会において、当社の持分法適用会社
である日本情報産業株式会社の株式のうち当社が保有する全株式を、同社に譲
渡することを決議し、同日付けで当該株式譲渡契約を締結いたしました。
1.譲渡の理由
日本情報産業株式会社は、企業の情報処理に関するソリューション・サー
ビスを提供する企業であります。この度、日本情報産業株式会社より株式買
取りの提案を受け、協議のうえ当社の保有する全株式を同社に譲渡すること
としたものであります。
2.異動する持分法適用会社および株式の譲渡先の概要
(1) 商号
日本情報産業株式会社
(2) 所在地
東京都渋谷区渋谷三丁目1番4号
(3) 代表者
代表取締役社長 田島 浩
(4) 事業内容
企業の情報処理に関するソリューション・サービス
(5) 資本金
66百万円
(6) 設立年月日
昭和44年7月9日
(7) 発行済株式総数
132,000株
(8) 株主構成
株式会社アサツー ディ・ケイ(24.22%)
その他13名
(47.59%)
自己株式
(28.19%)
(9) 当社との関係
当社の取締役1名が当該会社の非常勤取締役を兼務
しておりましたが、株式の受け渡し日をもって辞任
いたしました。
また、当社は当該会社からシステム運用人員の派遣
を受けております。
3.株式譲渡の概要
(1) 譲渡前の株式数
31,980株(持株比率 24.22%)
(2) 譲渡株式数
31,980株
(3) 譲渡後の株式数
0株(持株比率 0.00%)
(4) 譲渡価額
2,558百万円
(5) 譲渡損益
1,073百万円の特別損失
〔その他の注記〕
該当する事項はありません。
(注)連結計算書類の記載金額は百万円未満の端数を切り捨てて表示しております。
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連結計算書類に係る会計監査人の監査報告
独立監査人の監査報告書
平成22年2月18日
株式会社アサツー ディ・ケイ
取締役会 御中
監査法人 保森会計事務所
代 表 社 員
業務執行社員
公認会計士
津倉
眞 
代 表 社 員
業務執行社員
公認会計士
三枝
哲 
当監査法人は、会社法第444条第4項の規定に基づき、株式会社アサツー
ディ・ケイの平成21年1月1日から平成21年12月31日までの連結会計年度
の連結計算書類、すなわち、連結貸借対照表、連結損益計算書、連結株主
資本等変動計算書及び連結注記表について監査を行った。この連結計算書
類の作成責任は経営者にあり、当監査法人の責任は独立の立場から連結計
算書類に対する意見を表明することにある。
当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準
に準拠して監査を行った。監査の基準は、当監査法人に連結計算書類に重
要な虚偽の表示がないかどうかの合理的な保証を得ることを求めている。
監査は、試査を基礎として行われ、経営者が採用した会計方針及びその適
用方法並びに経営者によって行われた見積りの評価も含め全体としての連
結計算書類の表示を検討することを含んでいる。当監査法人は、監査の結
果として意見表明のための合理的な基礎を得たと判断している。
当監査法人は、上記の連結計算書類が、我が国において一般に公正妥当
と認められる企業会計の基準に準拠して、株式会社アサツー ディ・ケイ及
び連結子会社から成る企業集団の当該連結計算書類に係る期間の財産及び
損益の状況をすべての重要な点において適正に表示しているものと認め
る。
追記情報
(1) 連結注記表の連結計算書類の作成のための基本となる重要な事項に
関する注記 4.会計処理基準に関する事項(1) 重要な資産の評価基
準及び評価方法 ②たな卸資産に記載のとおり、会社は当連結会計年
度より「棚卸資産の評価に関する会計基準」を適用して連結計算書
類を作成している。
(2) 連結注記表の重要な後発事象に関する注記に記載のとおり、会社は
持分法適用会社である日本情報産業株式会社の株式のうち会社保有
の全株式を同社に譲渡することを平成22年2月8日開催の取締役会
で決議し、同日付けで当該譲渡契約を締結した。
会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定に
より記載すべき利害関係はない。
以 上
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連結計算書類に係る監査役会の監査報告
連結計算書類に係る監査報告書
当監査役会は、平成21年1月1日から平成21年12月31日までの第55期事業
年度に係る連結計算書類(連結貸借対照表、連結損益計算書、連結株主資本
等変動計算書及び連結注記表)に関して、各監査役が作成した監査報告書に
基づき、審議の上、本監査報告書を作成し、以下のとおり報告いたします。
1.監査役及び監査役会の監査の方法及びその内容
監査役会は、監査の方針、職務の分担等を定め、各監査役から監査の実
施状況及び結果について報告を受けるほか、取締役等及び会計監査人から
その職務の執行状況について報告を受け、必要に応じて説明を求めまし
た。
各監査役は、監査役会が定めた監査の方針、職務の分担等に従い、連結
計算書類について取締役及び使用人等から報告を受け、必要に応じて説明
を求めました。また、会計監査人が独立の立場を保持し、かつ、適正な監
査を実施しているかを監視及び検証するとともに、会計監査人からその職
務の執行状況について報告を受け、必要に応じて説明を求めました。ま
た、会計監査人から「職務の遂行が適正に行われることを確保するための
体制」(会社計算規則第131条各号に掲げる事項)を「監査に関する品質
管理基準」等に従って整備している旨の通知を受け、必要に応じて説明を
求めました。以上の方法に基づき、当該事業年度に係る連結計算書類につ
いて検討いたしました。
2.監査の結果
会計監査人 監査法人保森会計事務所の監査の方法及び結果は相当であ
ると認めます。
平成22年2月19日
株式会社アサツー ディ・ケイ
常勤監査役
(社外監査役)
志
常勤監査役
境
常勤監査役
(社外監査役)
市
川
社外監査役
春
木
形
監査役会
雄
三 
芳
郎 
亮 
英
成 
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(42) / 2010/03/05 14:22 (2010/03/05 14:22) / wk_10643841_02_osxアサツーディケイ様_招集_連結貸借対照表_P.doc
貸
借
対
照
表
(平成21年12月31日現在)
科
目
金
額
( 資 産 の 部 )
Ⅰ流 動 資 産
(単位:百万円)
科
目
金
95,616
Ⅰ流 動 負 債
8,848
支
受
形
3,537
買
金
74,505
未
券
1,828
未払法人税等
た な 卸 資 産
5,456
預
り
金
そ
の
他
売
有
未
手
掛
価
証
収
入
562
金
払
65,608
現 金 及 び 預 金
取
額
(負債の部)
手
形
11,337
掛
金
51,810
払
金
1,685
62
249
463
Ⅱ固 定 負 債
3,075
繰 延 税 金 資 産
533
そ
927
退職給付引当金
195
584
役員退職慰 労引当 金
772
の
他
貸 倒 引 当 金
△
Ⅱ固 定 資 産
物
987
物
20
車 両 運 搬 具
25
構
築
品
152
地
339
リ ー ス 資 産
83
器
具
備
土
1,429
無形固定資産
権
1
ソ フ ト ウ ェ ア
1,350
借
地
そ
の
1,873
リ ー ス 債 務
67
長 期 未 払 金
58
1,609
有形固定資産
建
45
繰延税金負債
64,216
債務保証損 失引当 金
76
他
預 り 保 証 金
負
債
合
63
計
68,684
(純資産の部)
Ⅰ株 主 資 本
資
本
86,551
金
37,581
資 本 剰 余 金
20,024
資 本 準 備 金
7,839
その他資本剰余金
12,184
利 益 剰 余 金
35,917
61,176
利 益 準 備 金
1,555
投 資 有 価 証 券
16,204
その他利益剰余金
34,361
関 係 会 社 株 式
37,416
配当準備積立金
1,100
関係会社出資金
970
別 途 積 立 金
25,219
長 期 貸 付 金
651
長
金
500
差 入 保 証 金
3,746
投資その他の資産
期
預
573
破産更生債権等
そ
の
資
産
合
計
8,042
△
Ⅱ評価・換算差額等
その他有価証券評価差額金
6,970
4,596
4,580
2,184
繰延ヘッジ損益
1,070
純 資 産 合 計
91,147
159,832
負債純資産合計
159,832
他
貸 倒 引 当 金
繰越利益剰余金
自 己 株 式
△
- 43 -
(43) / 2010/03/05 14:22 (2010/03/05 14:22) / wk_10643841_03_osxアサツーディケイ様_招集_貸借対照表_P.doc
15
損
益
(
計
算
平成21年1月1日から
平成21年12月31日まで
書
)
(単位:百万円)
科
Ⅰ
売
Ⅱ
売
目
上
上
Ⅲ
310,970
価
上
279,367
総
利
益
31,603
販売費及び一般管理費
営
Ⅳ
営
業
業
外
32,870
損
収
失
1,267
益
受 取 利 息 及 び 配 当 金
有
価
証
そ
Ⅴ
営
外
利
動
費
産
1,392
息
53
他
393
用
21
66
そ
36
特
賃
貸
費
の
常
別
他
利
利
449
益
16
そ
他
32
損
313
投 資 有 価 証 券 評 価 損
203
た な 卸 資 産 評 価 損
139
契
損
174
他
193
の
別
固
損
定
資
約
税
除
却
更
の
引
前
当
期
純
損
当
人
税
期
等
純
調
整
損
1,024
失
526
法人税、住民税及び事業税
法
48
失
産
変
そ
124
益
投 資 有 価 証 券 売 却 益
特
1,840
用
投 資 事 業 組 合 運 用 損
経
Ⅶ
券
の
業
不
Ⅵ
額
高
原
売
金
額
441
△
469
△
失
- 44 -
(44) / 2010/03/05 14:22 (2010/03/05 14:22) / wk_10643841_03_osxアサツーディケイ様_招集_貸借対照表_P.doc
28
498
株主資本等変動計算書
(平成21年1月1日から
平成21年12月31日まで )
(単位:百万円)
株
主
資
資
資
本
本
残高
余
金
金
資 本 準 備 金
平成20年12月31日
本
剰
37,581
その他資本剰余金
7,839
資本剰余金合計
12,184
20,024
事業年度中の変動額
剰 余 金 の 配 当
当
期
純
損
失
自 己 株 式 の 取 得
自 己 株 式 の 処 分
△
0
△
0
△
0
△
0
株主資本以外の項目
の 事 業 年 度 中 の
変 動 額 ( 純 額 )
事業年度中の変動額合計
平成21年12月31日
残高
―
―
37,581
7,839
株
利
益
12,184
主
剰
資
余
本
金
そ の 他 利 益 剰 余 金
利益準備金
平成20年12月31日
残高
1,555
20,024
配当準備
積 立 金
別途積立金
繰越利益
剰 余 金
1,100
25,219
9,397
利益剰余金
合
計
37,272
自己株式
株主資本
合
計
△6,088
88,789
事業年度中の変動額
剰 余 金 の 配 当
△
856
△
856
△
856
当
△
498
△
498
△
498
△
883
期
純
損
失
自 己 株 式 の 取 得
△
自 己 株 式 の 処 分
883
0
0
882
△ 2,237
△6,970
86,551
株主資本以外の項目
の 事 業 年 度 中 の
変 動 額 ( 純 額 )
事業年度中の変動額合計
平成21年12月31日
残高
―
―
―
△1,354
△ 1,354
1,555
1,100
25,219
8,042
35,917
△
- 45 -
(45) / 2010/03/05 14:22 (2010/03/05 14:22) / wk_10643841_03_osxアサツーディケイ様_招集_貸借対照表_P.doc
評
価
その他有価証券
評 価 差 額 金
平成20年12月31日
残高
・
換
算
差
額
等
純 資 産 合 計
繰延ヘッジ損益
△2,764
△21
評価・換算差額等合計
△2,786
86,002
事業年度中の変動額
剰 余 金 の 配 当
△
856
当
失
△
498
自 己 株 式 の 取 得
△
883
期
純
損
自 己 株 式 の 処 分
0
株主資本以外の項目
の 事 業 年 度 中 の
変 動 額 ( 純 額 )
7,345
37
7,382
事業年度中の変動額合計
7,345
37
7,382
5,145
平成21年12月31日
4,580
15
4,596
91,147
残高
- 46 -
(46) / 2010/03/05 14:22 (2010/03/05 14:22) / wk_10643841_03_osxアサツーディケイ様_招集_貸借対照表_P.doc
7,382
個
別
注
記
表
〔重要な会計方針に係る事項に関する注記〕
1.資産の評価基準及び評価方法
(1) 有価証券
子会社株式
および関連会社株式………総平均法による原価法
その他有価証券
・時価のあるもの…………決算末日の市場価格等に基づく時価法(評
価差額は全部純資産直入法により処理し、
売却原価は総平均法により算定)
・時価のないもの…………総平均法による原価法
(2) たな卸資産
通常の販売目的で保有
するたな卸資産
……個別法による原価法(収益性の低下による
簿価切下げの方法により算定)
(会計方針の変更)
当事業年度から「棚卸資産の評価に関す
る会計基準」(企業会計基準委員会 平
成18年7月5日公表分 企業会計基準第
9号)を適用し、個別法による原価法か
ら、個別法による原価法(収益性の低下
による簿価切下げの方法により算定)に
変更しております。
この結果、営業損失が69百万円増加し、
経常利益が69百万円減少しました。また、
税引前当期純損失は208百万円増加して
おります。
(3) デリバティブ…………………時価法
- 47 -
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2.固定資産の減価償却の方法
(1) 有 形 固 定 資 産……建物(建物附属設備は除く)
① 平成10年3月31日以前に取得したもの……
旧定率法
② 平成10年4月1日以降に取得したもの……
旧定額法
③ 平成19年4月1日以降に取得したもの……
定額法
建物以外
① 平成19年3月31日以前に取得したもの……
旧定率法
② 平成19年4月1日以降に取得したもの……
定率法
なお、主な耐用年数は次のとおりであります。
建物
10~50年
器具備品
5~10年
(2) 無 形 固 定 資 産……定額法
ただし、ソフトウェア(自社利用分)については、
社内における利用可能期間(5年以内)に基づく
定額法によっております。
(3) リ ー ス 資 産
所有権移転外ファイナン
ス・リース取引に係る
リース資産
……リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする
定額法によっております。
なお、リース取引開始日が平成20年12月31日以前
の所有権移転外ファイナンス・リース取引は、通
常の賃貸借取引に係る方法に準じた会計処理に
よっております。
(会計方針の変更)
当事業年度から「リース取引に関する会計基
準」(企業会計基準委員会 平成5年6月17日
最終改正平成19年3月30日 企業会計基準第13
号)および「リース取引に関する会計基準の適
用指針」(企業会計基準委員会 平成6年1月
- 48 -
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18日 最終改正平成19年3月30日 企業会計基
準適用指針第16号)を適用し、所有権移転外
ファイナンス・リース取引は、通常の賃貸借取
引に係る方法に準じた会計処理から通常の売買
取引に係る方法に準じた会計処理に変更し、
リース資産として計上しております。
なお、リース取引開始日が平成20年12月31日以
前の所有権移転外ファイナンス・リース取引は、
通常の賃貸借取引に係る方法に準じた会計処理
を引き続き採用しております。
この結果、リース資産が有形固定資産に83百万
円計上されております。また、この変更に伴う
損益に与える影響は軽微であります。
3.引当金の計上基準
(1) 貸 倒 引 当 金……債権の貸倒損失に備えるため、一般債権について
は貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権
については、個別に回収可能性を検討し、回収不
能見込額を計上しております。
(2) 賞 与 引 当 金……従業員の賞与の支出に備えるため、支給見込額に
基づき計上しております。
(3) 退 職 給 付 引 当 金……従業員の退職給付に備えるため、期末における退
職給付債務および年金資産の見込額に基づき計上
しております。なお、数理計算上の差異について
は、各事業年度の発生時における従業員の平均残
存勤務期間内の一定の年数(13年)による定額法
により按分した額をそれぞれ発生の翌期から費用
処理することとしており、過去勤務債務は、発生
時に全額費用処理をしております。
(4) 役員退職慰労引当金……取締役の退職慰労金の支出に備えるため、内規
に基づく期末要支給額を計上しております。
(5) 債務保証損失引当金……保証債務の履行による損失に備えるため、被保
証先の財政状態等を勘案して、損失負担見込額を
計上しております。
4.収益の計上基準
(1) 広 告 取 扱 高……雑誌・新聞・デジタルメディアは広告掲載日、O
- 49 -
(49) / 2010/03/05 14:22 (2010/03/05 14:22) / wk_10643841_03_osxアサツーディケイ様_招集_貸借対照表_P.doc
OH(アウト・オブ・ホーム)メディアは広告掲
出日、テレビ・ラジオは放送日によっております。
(2) 制 作 売 上 高……広告物の納入日によっております。
5.ヘッジ会計の方法
(1) ヘッジ会計の方法
繰延ヘッジ処理によっております。ただし、外貨建金銭債権債務をヘッ
ジ対象とする為替予約については振当処理によっております。
(2) ヘッジ手段とヘッジ対象
ヘッジ手段……為替予約取引
ヘッジ対象……外貨建金銭債権債務、外貨建予定取引
(3) ヘッジ方針
外貨建金銭債権債務、外貨建予定取引に係る為替の変動リスクの軽減を
目的として為替予約取引を行っております。
(4) ヘッジ有効性評価の方法
当社が利用している為替予約取引は、リスク管理方針に従い実需により
実行しており、原則として為替予約の締結時に、ヘッジ対象と同一通貨
建による同一金額で同一期日の為替予約を振当てているため、その後の
為替変動による相関関係は完全に確保されているので、決算日における
有効性の評価を省略しております。
6.その他計算書類作成のための基本となる事項
消費税等の会計処理……税抜方式によっております。
〔表示方法の変更〕
前事業年度において、特別損失の「その他」に含めて表示しておりました
「固定資産除却損」(前事業年度22百万円)は、重要性が増したため、当事
業年度より区分掲記しております。
〔貸借対照表等に関する注記〕
1.担保に供している資産
次の資産を、取引先に対する営業保証金の代用として差入れております。
有 価 証 券
25百万円
投資有価証券
11百万円
2.有形固定資産の減価償却累計額
2,046百万円
- 50 -
(50) / 2010/03/05 14:22 (2010/03/05 14:22) / wk_10643841_03_osxアサツーディケイ様_招集_貸借対照表_P.doc
3.保証債務
次のとおり債務保証を行っております。
㈱ADKインターナショナル
ASATSU-DK(Malaysia)Sdn.Bhd.
ASATSU-DK SINGAPORE Pte.Ltd.
ADK America Inc.
北京第一企画広告有限公司
北京華聞旭通国際広告有限公司
福建旭通広告有限公司
グループエム・ジャパン㈱
買掛金
買掛金
買掛金
借入金
借入金
借入金
借入金
買掛金
53百万円
15百万円
75百万円
575百万円
59百万円
80百万円
89百万円
126百万円
上記のうちグループエム・ジャパン㈱以外の保証債務は、関係会社に対す
るものであります。
4.関係会社に対する金銭債権および債務
短期金銭債権
2,103百万円
長期金銭債権
189百万円
短期金銭債務
2,856百万円
5.監査役に対する金銭債務
長期金銭債務
14百万円
6.当事業年度末は金融機関の休日でありますが、当該期日の満期手形の会計
処理は、満期日に決済が行われたものとして処理しております。
受 取 手 形
416百万円
支 払 手 形
812百万円
〔損益計算書に関する注記〕
1.関係会社との取引高
売
上
高
4,466百万円
仕
入
高
26,438百万円
営業取引以外の取引高
1,023百万円
2.通常の販売目的で保有するたな卸資産の収益性の低下による簿価切下額
売 上 原 価
69百万円
特 別 損 失
139百万円
- 51 -
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〔株主資本等変動計算書に関する注記〕
事業年度の末日における自己株式の数
株式の種類
前事業年度末
の株式数
普通株式
2,067,327株
当事業年度
増加株式数
502,804株
当事業年度
減少株式数
264株
当事業年度末
の株式数
2,569,867株
(注)1.自己株式の数の増加は、会社法第459条第1項第1号の規定に基づく自己株式
の増加500,000株と、単元未満株式の買取りによる増加2,804株であります。
2.自己株式の数の減少は、単元未満株式の売渡しによる減少264株であります。
〔税効果会計に関する注記〕
繰延税金資産および繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
(繰延税金資産)
流動資産
貸倒引当金
202百万円
制作支出金
その他
242百万円
99百万円
繰延税金資産小計
繰延税金負債との相殺
544百万円
△
計
固定資産
貸倒引当金
投資有価証券(関係会社株式を含む)
ソフトウェア
その他
10百万円
533百万円
347百万円
394百万円
127百万円
469百万円
繰延税金資産小計
繰延税金負債との相殺
1,338百万円
△1,338百万円
計
-百万円
繰延税金資産合計
533百万円
- 52 -
(52) / 2010/03/05 14:22 (2010/03/05 14:22) / wk_10643841_03_osxアサツーディケイ様_招集_貸借対照表_P.doc
(繰延税金負債)
流動負債
その他有価証券評価差額金
繰延税金資産との相殺
△
計
固定負債
退職給付引当金
その他有価証券評価差額金
10百万円
10百万円
―百万円
計
△
20百万円
△3,191百万円
△3,212百万円
1,338百万円
△1,873百万円
繰延税金負債合計
繰延税金負債の純額
△1,873百万円
△1,339百万円
繰延税金負債小計
繰延税金資産との相殺
〔リースにより使用する固定資産に関する注記〕
リース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの以外のファイナンス・
リース取引
1.リース物件の取得価額相当額、減価償却累計額相当額および期末残高相当
額
減価償却累計額
期末残高相当額
取得価額相当額
相
当
額
器 具 備 品
ソフトウェア
合
計
1,266百万円
269百万円
832百万円
219百万円
433百万円
49百万円
1,535百万円
1,052百万円
483百万円
2.未経過リース料期末残高相当額
1 年 以 内
1
年
299百万円
超
213百万円
合
計
513百万円
3.当事業年度の支払リース料、減価償却費相当額および支払利息相当額
支払リース料
397百万円
減価償却費相当額
376百万円
支払利息相当額
15百万円
4.減価償却費相当額の算定方法
リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法によっております。
5.支払利息相当額の算定方法
リース料総額とリース物件の取得価額相当額との差額を利息相当額とし、
各事業年度への配分方法については、利息法によっております。
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(53) / 2010/03/05 14:22 (2010/03/05 14:22) / wk_10643841_03_osxアサツーディケイ様_招集_貸借対照表_P.doc
(減損損失について)
リース資産に配分された減損損失はありませんので、項目等の記載は省略し
ております。
〔関連当事者との取引に関する注記〕
1.親会社および法人主要株主等
記載すべき重要な事項はありません。
2.役員および個人主要株主
該当する事項はありません。
3.子会社等
記載すべき重要な事項はありません。
4.兄弟会社等
記載すべき重要な事項はありません。
〔1株当たり情報に関する注記〕
1株当たり純資産額
1株当たり当期純損失
2,140円35銭
11円66銭
(注)1.1株当たり純資産額の算定上の基礎
貸借対照表上の純資産額
91,147百万円
普通株式に係る事業年度末の純資産額
91,147百万円
普通株式の期末株式数
42,585,533株
2.1株当たり当期純損失の算定上の基礎
損益計算書上の当期純損失
498百万円
普通株主に帰属しない金額
該当する事項はありません。
普通株式に係る当期純損失
498百万円
普通株式の期中平均株式数
42,709,412株
〔重要な後発事象に関する注記〕
当社は、平成22年2月8日開催の取締役会において、当社の関係会社である
日本情報産業株式会社の株式のうち当社が保有する全株式を、同社に譲渡する
ことを決議し、同日付けで当該株式譲渡契約を締結いたしました。
1.譲渡の理由
日本情報産業株式会社は、企業の情報処理に関するソリューション・サー
ビスを提供する企業であります。この度、日本情報産業株式会社より株式買
取りの提案を受け、協議のうえ当社の保有する全株式を同社に譲渡すること
としたものであります。
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(54) / 2010/03/05 14:22 (2010/03/05 14:22) / wk_10643841_03_osxアサツーディケイ様_招集_貸借対照表_P.doc
2.異動する関係会社および株式の譲渡先の概要
(1) 商号
日本情報産業株式会社
(2) 所在地
東京都渋谷区渋谷三丁目1番4号
(3) 代表者
代表取締役社長 田島 浩
(4) 事業内容
企業の情報処理に関するソリューション・サービス
(5) 資本金
66百万円
(6) 設立年月日
昭和44年7月9日
(7) 発行済株式総数
132,000株
(8) 株主構成
株式会社アサツー ディ・ケイ(24.22%)
その他13名
(47.59%)
自己株式
(28.19%)
(9) 当社との関係
当社の取締役1名が当該会社の非常勤取締役を兼務
しておりましたが、株式の受け渡し日をもって辞任
いたしました。
また、当社は当該会社からシステム運用人員の派遣
を受けております。
3.株式譲渡の概要
(1) 譲渡前の株式数
31,980株(持株比率 24.22%)
(2) 譲渡株式数
31,980株
(3) 譲渡後の株式数
0株(持株比率 0.00%)
(4) 譲渡価額
2,558百万円
(5) 譲渡損益
2,542百万円の特別利益
〔その他の注記〕
該当する事項はありません。
(注)計算書類の記載金額は百万円未満の端数を切り捨てて表示しております。
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(55) / 2010/03/05 14:22 (2010/03/05 14:22) / wk_10643841_03_osxアサツーディケイ様_招集_貸借対照表_P.doc
会計監査人の監査報告
独立監査人の監査報告書
平成22年2月9日
株式会社アサツー ディ・ケイ
取締役会 御中
監査法人 保森会計事務所
代 表 社 員
業務執行社員
公認会計士
津倉
眞 
代 表 社 員
業務執行社員
公認会計士
三枝
哲 
当監査法人は、会社法第436条第2項第1号の規定に基づき、株式会社アサ
ツー ディ・ケイの平成21年1月1日から平成21年12月31日までの第55期事業
年度の計算書類、すなわち、貸借対照表、損益計算書、株主資本等変動計算
書及び個別注記表並びにその附属明細書について監査を行った。この計算書
類及びその附属明細書の作成責任は経営者にあり、当監査法人の責任は独立
の立場から計算書類及びその附属明細書に対する意見を表明することにあ
る。
当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に
準拠して監査を行った。監査の基準は、当監査法人に計算書類及びその附属
明細書に重要な虚偽の表示がないかどうかの合理的な保証を得ることを求め
ている。監査は、試査を基礎として行われ、経営者が採用した会計方針及び
その適用方法並びに経営者によって行われた見積りの評価も含め全体として
の計算書類及びその附属明細書の表示を検討することを含んでいる。当監査
法人は、監査の結果として意見表明のための合理的な基礎を得たと判断して
いる。
当監査法人は、上記の計算書類及びその附属明細書が、我が国において一
般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、当該計算書類及びそ
の附属明細書に係る期間の財産及び損益の状況をすべての重要な点において
適正に表示しているものと認める。
追記情報
(1) 個別注記表の重要な会計方針に係る事項に関する注記 1.資産の評価
基準及び評価方法 (2) たな卸資産に記載のとおり、会社は当事業年度
より「棚卸資産の評価に関する会計基準」を適用して計算書類を作成
している。
(2) 個別注記表の重要な後発事象に関する注記に記載のとおり、会社は関
係会社である日本情報産業株式会社の株式のうち会社保有の全株式を
同社に譲渡することを平成22年2月8日開催の取締役会で決議し、同
日付けで当該譲渡契約を締結した。
会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定によ
り記載すべき利害関係はない。
以 上
- 56 -
(56) / 2010/03/05 14:22 (2010/03/05 14:22) / wk_10643841_03_osxアサツーディケイ様_招集_貸借対照表_P.doc
監査役会の監査報告
監
査 報
告 書
当監査役会は、平成21年1月1日から平成21年12月31日までの第55期事業年
度の取締役の職務の執行に関して、各監査役が作成した監査報告書に基づき、
審議の上、本監査報告書を作成し、以下のとおり報告いたします。
1.監査役及び監査役会の監査の方法及びその内容
監査役会は、監査の方針、職務の分担等を定め、各監査役から監査の実施
状況及び結果について報告を受けるほか、取締役等及び会計監査人からその
職務の執行状況について報告を受け、必要に応じて説明を求めました。
各監査役は、監査役会が定めた監査役監査の基準に準拠し、監査の方針、
職務の分担等に従い、取締役、監査室その他の使用人等と意思疎通を図り、
情報の収集及び監査の環境の整備に努めるとともに、取締役会その他重要な
会議に出席し、取締役及び使用人等からその職務の執行状況について報告を
受け、必要に応じて説明を求め、重要な決裁書類等を閲覧し、本社及び主要
な事業所において業務及び財産の状況を調査いたしました。また、取締役の
職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するための体制その他株式
会社の業務の適正を確保するために必要なものとして会社法施行規則第100
条第1項及び第3項に定める体制の整備に関する取締役会決議の内容及び当
該決議に基づき整備されている体制(内部統制システム)の状況を監視及び
検証いたしました。
なお、財務報告に係る内部統制については、取締役等及び監査法人保森会
計事務所から当該内部統制の評価及び監査の状況について報告を受け、必要
に応じて説明を求めました。
事業報告に記載されている会社法施行規則第118条第3号イの基本方針及
び同号ロの取組みについては、取締役会その他における審議の状況等を踏ま
え、その内容について検討を加えました。子会社については、子会社の取締
役及び監査役等と意思疎通及び情報の交換を図り、必要に応じて子会社から
事業の報告を受けました。以上の方法に基づき、当該事業年度に係る事業報
告及びその附属明細書について検討いたしました。
さらに、会計監査人が独立の立場を保持し、かつ、適正な監査を実施して
いるかを監視及び検証するとともに、会計監査人からその職務の執行状況に
ついて報告を受け、必要に応じて説明を求めました。また、会計監査人から
「職務の遂行が適正に行われることを確保するための体制」(会社計算規則
第131条各号に掲げる事項)を「監査に関する品質管理基準」等に従って整
備している旨の通知を受け、必要に応じて説明を求めました。以上の方法に
基づき、当該事業年度に係る計算書類(貸借対照表、損益計算書、株主資本
等変動計算書及び個別注記表)及びその附属明細書について検討いたしまし
た。
- 57 -
(57) / 2010/03/05 14:22 (2010/03/05 14:22) / wk_10643841_03_osxアサツーディケイ様_招集_貸借対照表_P.doc
2.監査の結果
(1) 事業報告等の監査結果
一 事業報告及びその附属明細書は、法令及び定款に従い、会社の状況を
正しく示しているものと認めます。
二 取締役の職務の執行に関する不正の行為又は法令もしくは定款に違反
する重大な事実は認められません。
三 内部統制システムに関する取締役会決議の内容は相当であると認めま
す。また、当該内部統制システムに関する取締役の職務の執行について
も、指摘すべき事項は認められません。
なお、財務報告に係る内部統制については、本監査報告書の作成時点
において有効である旨の報告を取締役等及び監査法人保森会計事務所か
ら受けております。
四 事業報告に記載されている会社の財務及び事業の方針の決定を支配す
る者の在り方に関する基本方針については、指摘すべき事項は認められ
ません。事業報告に記載されている会社法施行規則第118条第3号ロの
取組みは、当該基本方針に沿ったものであり、当社の株主共同の利益を
損なうものではなく、かつ、当社の会社役員の地位の維持を目的とする
ものではないと認めます。
(2) 計算書類及びその附属明細書の監査結果
会計監査人 監査法人保森会計事務所の監査の方法及び結果は相当であ
ると認めます。
平成22年2月10日
株式会社アサツー ディ・ケイ
常勤監査役
(社外監査役)
常勤監査役
常勤監査役
(社外監査役)
志
境
形
市
川
社外監査役
春
木
監査役会
雄
芳
三 
郎 
亮 
英
成 
以
- 58 -
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上
株主総会参考書類
議案および参考事項
第1号議案
取締役12名選任の件
取締役全員(13名)は、本総会終結の時をもって任期満了となります。
つきましては、取締役12名の選任をお願いするものであります。
取締役候補者は次のとおりであります。
番号
1
氏
名
(生年月日)
略歴、地位、担当および重要な兼職の状況
保有する当社
株 式 の 数
昭和31年3月 当社創業
昭和31年5月 当社代表取締役社長就任
平成4年3月 当 社 代 表 取 締 役 会 長 就 任
(現任)
平成5年2月 当社代表取締役社長兼務
〔重要な兼職の状況〕
株式会社新華エンタープライズ
代表取締役社長
有限会社旭興産
代表取締役社長
有限会社松が丘商事
代表取締役社長
いな
がき
まさ
お
稲
垣
正
夫
北京東方三盟公共関係策画有限公司
(大正11年10月27日生)
董事長
北京華聞旭通国際広告有限公司
董事長
旭通世紀(上海)広告有限公司
董事長
上海旭通広告有限公司
董事長
旭通(上海)展覧広告有限公司
董事長
ASATSU-DK HONG KONG Ltd.
Chairman
聯旭國際股有限公司
董事長
1,640,514株
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氏
名
(生年月日)
番号
略歴、地位、担当および重要な兼職の状況
保有する当社
株 式 の 数
昭和56年8月
平成10年3月
平成12年3月
平成13年9月
2
3
当社入社
当社取締役就任
当社常務取締役就任
当社代表取締役社長就任
(現任)
なが
ぬま
こう いち ろう
長
沼
孝 一 郎 〔重要な兼職の状況〕
(昭和20年1月4日生)
WPP plc
取締役
社団法人日本広告業協会
副理事長
日本広告業厚生年金基金
理事長
昭和45年4月
平成16年4月
し
みず
よう
じ
平成17年3月
清
水
與
二
(昭和21年8月24日生) 平成18年1月
平成20年3月
平成22年1月
昭和56年2月
平成14年3月
平成16年1月
平成16年4月
ひし
4
やま
たけ
お
平成19年1月
平成20年1月
菱
山
武
雄
(昭和20年7月15日生) 平成20年4月
平成21年1月
平成21年4月
平成22年1月
63,952株
当社入社
当社執行役員就任
当社取締役就任(現任)
当社営業部門担当(現任)
当社常務執行役員就任
(現任)
当社営業総括兼務(現任)
3,500株
当社入社
当社取締役就任(現任)
当社コーポレート部門担当
当社常務執行役員就任
(現任)
当社スタッフ部門担当兼務
当社プランニング部門・国
内事業部門担当兼務
当社コミュニケーションプ
ランニング部門担当(現任)
兼グループ事業部門担当
当社コーポレート部門担当
兼務
当社国内関係会社担当兼務
当社グループ事業部門担当
兼務(現任)
6,721株
- 60 -
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氏
名
(生年月日)
略歴、地位、担当および重要な兼職の状況
保有する当社
株 式 の 数
昭和47年1月 当社入社
平成16年4月 当社執行役員就任(現任)
平成18年1月 当社プロモーション部門担
きた
むら
じ
ろう
北
村
次
郎
当(現任)兼文化スポーツ
(昭和19年12月30日生)
コンテンツ本部長
平成20年3月 当社取締役就任(現任)
平成22年1月 当社営業部門担当兼務
(現任)
7,652株
番号
5
6
昭和62年2月
平成11年1月
なり
まつ
かず
ひこ
平成16年3月
成
松
和
彦
(昭和23年2月15日生) 平成16年4月
平成17年1月
平成22年1月
当社入社
当社第1国際本部長
当社取締役就任(現任)
当社執行役員就任(現任)
当社営業部門担当(現任)
当社第3営業部門長兼務
(現任)
1,021株
昭和57年2月
やす
おさむ
平成16年4月
岡 安
治
平成18年1月
(昭和21年2月6日生)
平成20年1月
平成20年3月
当社入社
当社執行役員就任(現任)
当社第12営業本部長
当社営業部門担当(現任)
当社取締役就任(現任)
1,000株
当社入社
当社メディア戦略本部長
当社執行役員就任(現任)
当社クロスコミュニケー
いの
うえ
とし
ゆき
井
上
俊
行
ション部門担当
(昭和24年3月26日生) 平成20年3月 当社取締役就任(現任)
平成21年1月 当社メディア・コンテンツ
部門担当(現任)
平成22年1月 当社デジタルビジネス部門
担当兼務(現任)
3,221株
おか
7
昭和64年1月
平成18年1月
平成19年1月
平成20年1月
8
9
昭和51年4月
平成17年1月
うえ
の
しん
いち
平成19年1月
植
野
伸
一
(昭和29年2月17日生) 平成20年1月
平成20年3月
平成20年4月
当社入社
当社執行役員就任(現任)
当社コーポレート本部長
当社営業総括部門担当補佐
当社取締役就任(現任)
当社コーポレート部門担当
(現任)
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5,631株
番号
10
11
12
氏
名
(生年月日)
略歴、地位、担当および重要な兼職の状況
保有する当社
株 式 の 数
昭和61年11月 第一企画株式会社入社
平成18年1月 当社第2クリエイティブ本
部長
うえ
むら
よし
き
平成19年1月 当社執行役員就任(現任)
植
村
好
貴
当社クリエイティブディビ
(昭和29年7月15日生)
ジョンリーダー
平成20年1月 当社クリエイティブ部門担
当(現任)
平成20年3月 当社取締役就任(現任)
1,400株
昭和55年4月
平成18年1月
平成19年1月
なか
ざと
ひろし
中 里
宏 平成20年1月
(昭和31年10月9日生) 平成21年1月
第一企画株式会社入社
当社第2国際本部長
当社執行役員就任(現任)
当社営業部門担当補佐
当社第3営業部門長兼第2
国際本部長
平成22年1月 当社ビジネス開発室長兼第
3営業部門長補佐(現任)
500株
平成10年11月 当社取締役就任(現任)
サー・マーチン・ソレル 〔重要な兼職の状況〕
(1945年2月14日生)
WPP plc
取締役兼グループ最高経営責任者
―
(注)取締役候補者のうち当社と特別の利害関係を有する者は次のとおりであります。
・稲垣正夫氏との特別の利害関係
① 同氏は、北京東方三盟公共関係策画有限公司の董事長を兼務しており、同社は
当社との間で広告の取扱い委受託の取引関係にあります。
② 同氏は、北京華聞旭通国際広告有限公司の董事長を兼務しており、同社は当社
との間で広告の取扱い委受託、債務保証の取引関係にあります。
③ 同氏は、旭通(上海)展覧広告有限公司の董事長を兼務しており、同社は当社
との間で広告の取扱い委受託の取引関係にあります。
④ 同氏は、聨旭國際股有限公司の董事長を兼務しており、同社は当社との間で
広告の取扱い委受託、債務保証の取引関係にあります。
・長沼孝一郎氏との特別の利害関係
同氏は、日本広告業厚生年金基金の理事長を兼務しており、当社は同年金基金
の加入事業所としての取引関係にあります。
・サー・マーチン・ソレル氏との特別の利害関係
同氏は、WPP plcの最高経営責任者を兼務しており、同社の一部の子会社は当
社との間で広告の取扱い委受託、債務保証の取引関係にあります。
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第2号議案
退任取締役に対する退任慰労金贈呈の件
平成21年12月31日をもって辞任により取締役を退任されました森
賢二、
本総会終結の時をもって任期満了により取締役を退任されます広瀬英昭、
永井秀之の3氏に対し、取締役在任中の功労に報いるため、当社の定める
基準に従い、相当額の範囲内で退任慰労金を贈呈いたしたいと存じます。
なお、その具体的金額、贈呈の時期、方法等につきましては取締役会にご
一任願いたいと存じます。
退任取締役の略歴は次のとおりであります。
氏
名
略
もり
けん
じ
森
賢
二
ひろ
せ
ひで
あき
広
瀬
英
昭
なが
い
ひで
ゆき
永
井
秀
之
歴
昭和45年4月
平成14年3月
平成16年1月
平成16年4月
平成21年12月
当社入社
当社取締役就任
当社営業部門担当
当社常務執行役員就任
当社取締役退任
昭和44年7月
平成14年3月
平成16年1月
平成16年4月
平成17年1月
平成18年1月
当社入社
当社取締役就任(現任)
当社営業部門担当
当社常務執行役員就任(現任)
当社支社部門担当
当社営業部門担当(現任)
昭和44年4月
平成16年3月
平成16年4月
平成17年4月
平成18年1月
平成22年1月
第一企画株式会社入社
当社取締役就任(現任)
当社執行役員就任
当社常務執行役員就任(現任)
当社メディア・コンテンツ部門担当(現任)
当社デジタルビジネス部門担当兼務(現任)
以
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上
第55回定時株主総会会場ご案内図
東 京 都 中 央 区 築 地 一 丁 目 13 番 1 号
ADK松竹スクエア
当社本社11階大会議室
○交
通
東京メトロ日比谷線・都営地下鉄浅草線
「東銀座駅」下車
徒歩3分
東京メトロ日比谷線
「築地駅」下車
徒歩6分
都営地下鉄大江戸線
「築地市場駅」下車
徒歩7分
東京メトロ銀座線・日比谷線
「銀座駅」下車
徒歩10分
東京メトロ有楽町線
「新富町駅」下車
徒歩10分
株主様用の駐車場はご用意しておりませんので、
上記の公共交通手段をご利用いただくことをお勧
め申しあげます。
なお、当ビル地下1階および地下2階には一般の
有料駐車場(30分につき300円)がございます。
(1) / 2010/03/05 14:22 (2010/03/05 14:22) / wk_10643841_99_osxアサツーディケイ様_招集_地図_P.doc
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