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Applied Biosystems / MDS SCIEX LC/MS Users Meeting 2007 API

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Applied Biosystems / MDS SCIEX LC/MS Users Meeting 2007 API
API実用講座
各社HPLC新技術とAnalyst
タカラバイオ株式会社
APIテクニカルサポートライン
渡辺 淳
Applied Biosystems / MDS SCIEX LC/MS Users Meeting 2007
Analystから制御できるかなあ。。。
島津からProminence UFLCが出たけども、
Analystからの制御は???
2液洗浄はどちらも制御できるの???
ラックチェンジャーは???
今回は・・・
各社HPLCの新デバイスを中心に、APIのフ
ロントLCとして使用する場合の制御方法
(Analystから制御できる・できないなど)を
紹介します。
ちなみに、 Analystから、
Prominence UFLCは、PDA以外、制御できます。
2液洗浄はどちらも制御できます。
ラックチェンジャーは96ウエルプレートの場合、制御できます。
Applied Biosystems / MDS SCIEX LC/MS Users Meeting 2007
Menu
z Analystから制御する
島津 HPLC
z Agilent HPLC
z 資生堂 HPLC
z CTC PAL(Autosampler)
z そのほか
z
z Analystから制御せず使用する
Applied Biosystems / MDS SCIEX LC/MS Users Meeting 2007
島津 HPLC
従来のLC-10Aのシステムに加え、LC-20A Prominenceの各デバイスもAnalyst
から制御可能です。UFLCも制御可能です。
Controllers:CBM-20A
CBM-20A Lite
Pumps:
LC-20AT
LC-20AD
LC-20AB
Detectors: SPD-20A
SPD-20AV
RID-10A
RF-10A
RF-10Axl
AutoSamplers: SIL-20A
SIL-20AC
Rack Charger
Ovens:
CTO-20A
CTO-20AC
いくつか注意点/オプション設定があります。
Applied Biosystems / MDS SCIEX LC/MS Users Meeting 2007
島津 HPLC
SIL-20A(C)では、ポート洗浄とポンプ
洗浄の両方ともAnalystから設定する
ことができます。
SIL-HTCでは、ポート洗浄のみAnalyst
から設定することができます。ポンプ洗
浄については、事前にシステムコント
ローラーで設定したMethodで動作させ
ることができます。
Rack Changerでは、 96MTPと
96DWPのみAnalystから設定すること
ができます。384プレートや、1.5mlバイ
アルはAnalystから設定できません。
SIL-20A(C)では、コントロールラック(10本)はAnalystから制御できません。
SIL-20ACで1.5mlバイアルを使用する場合、70本バイアルラックのほかに、105本バイアルラックが使
用できます。Batch Editorでは、1ml cooledを選択し、105番までのポジションを設定します。
Applied Biosystems / MDS SCIEX LC/MS Users Meeting 2007
Agilent HPLC
Agilent1200 Series Systemsは
Analystから制御可能です。
超高圧対応のSLも制御可能です。
G1310A Isocratic Pump
G1311A Quaternary Pump
G1312A Binary Pump
G1312B Binary SL Pump
G1376A Capillary Pump
G2226A Nanoflow Pump
G1329A Standard Autosampler
G1330B Thermostat Module
G1367B High Performance Autosampler
G1367C High Performance Autosampler SL
G1377A Micro Well-Plate Autosampler
G1315B Diode Array Detector
G1315C Diode Array Detector SL
G1316A Thermostatted Column
Compartment
G1316A Thermostatted Column
Compartment SL
Applied Biosystems / MDS SCIEX LC/MS Users Meeting 2007
Agilent HPLC
キャリーオーバー対策のためのキットとして、
Optional Injector Purge Kit がリリースされてい
ます。
インジェクションした後、サンプルループを流路か
ら切り離し、洗浄液で洗うことができます。
Analystからは制御できませんが、Control
Module上で事前にプログラムしたオプション洗浄
Methodを動かすことは可能です。
Applied Biosystems / MDS SCIEX LC/MS Users Meeting 2007
資生堂 HPLC
資生堂HPLC NANOSPACEはAnalystから制御可能です。
資生堂より供給されるAdd-onソフトShiseido NANOSPACE
on AnalystをAnalystに追加インストールします。
超音波洗浄機能のついたHTSオートサンプラーZももちろん
制御できます。
Applied Biosystems / MDS SCIEX LC/MS Users Meeting 2007
資生堂 HPLC
超音波洗浄のほか、ポンプ送液に
よる有機溶媒オプションを搭載した
3133 HTSオートサンプラーZがリ
リースされています。
このオートサンプラーもAnalystから
制御することができます。
追加ポンプ
有機溶媒洗浄槽
注入ポート
96Well Plateが6枚収納可能、
プレート毎に2mLバイアルの
混在も可能です。
高圧切替バルブ
超音波洗浄槽
Applied Biosystems / MDS SCIEX LC/MS Users Meeting 2007
資生堂 HPLC
新 3133 HTSオートサンプラーZ 基本構造
Ultrasonic Vibrator Ultrasonic cleaning port
Drain Pre-cleaning port
Pump
(Mobil phase)
Sampling
Needle
Column
Drain
Solvent port
Sample Loop
Sample Vial
Solvent Pump
Pump
(for ultrasonic)
Patent applied
Applied Biosystems / MDS SCIEX LC/MS Users Meeting 2007
資生堂 HPLC
Acquisition Methodでの資生堂HPLCの設定方法は次のとおりです。
グラジエント
の設定
注入量の
設定
カラム温度
の設定
注入プログ
ラムの設定
Shiseido NANOSPACE on
Analyst画面にて、オートサ
ンプラー、ポンプ、カラム
オーブン等の情報を設定し
ます。
Applied Biosystems / MDS SCIEX LC/MS Users Meeting 2007
資生堂 HPLC
スタート [START]
↓
バイアル穴開け [Vial Punch]
↓
サンプリング [Sampling]
↓
(有機)溶媒洗浄 [Solvent Wash 1 (任意時間)]
↓
プレウォッシュ [Pre Wash]
↓
超音波洗浄 [Ultrasonic (可変設定)]
↓
(有機)溶媒洗浄 [Solvent Wash 2 (任意時間)]
↓
注入実行 [Injection]
↓
動作完了 [END]
Solvent Port
Solvent Pump
: 250uL
: 3mL/min
Applied Biosystems / MDS SCIEX LC/MS Users Meeting 2007
CTC PAL ∼New Wash Station∼
z
新しい洗浄技術を搭載し、超低キャ
リーオーバーを実現した新型PAL
(AMR New Wash Station)がリリー
スされています。
Applied Biosystems / MDS SCIEX LC/MS Users Meeting 2007
CTC PAL ∼New Wash Station∼
Side Port Syringe
を採用しています。
24ulと55ulの2種
類があります。
Injectionポートと
洗浄ポートが一体
化しています。
洗浄液Wash1、
Wash2をPumpに
より送液します。
バルブの切換えによ
りInjectionバルブの
洗浄とシリンジの洗
浄を選択することが
できます。
Applied Biosystems / MDS SCIEX LC/MS Users Meeting 2007
CTC PAL ∼New Wash Station∼
Analystから制御可能です。
Hardware ConfigurationでPAL(New Wash)を認識させ、Acquisition Methodを作ります。
Acquisition MethodのPALの設定パラメータは次のとおりです。
① Available Cycles
サンプルのインジェクションに用い
るプログラムをプルダウンから選択
します。
③
①
②
④
② Syringe
PALに装着されているSyringeの種
類をプルダウンから選択します。
③ Injection Volume
サンプルの注入量を設定します。
④ Cycle Arguments
①で選択したCyclesにおいてカス
タマイズ可能なパラメータが表示さ
れます。
Applied Biosystems / MDS SCIEX LC/MS Users Meeting 2007
CTC PAL ∼New Wash Station∼
Analystから制御可能です。
Available Cycles(サンプルの注
入プログラム)を改変、新規作
成するには、別ソフトCycle
Editorが必要です。
Cycle Editorにより、さまざまな
注入動作をカスタマイズするこ
とができます。
Applied Biosystems / MDS SCIEX LC/MS Users Meeting 2007
そのほか
z Analystで制御可能な超高圧仕様・・・
z
HPLCシステム
島津UFLC
z Agilent1200SL
z Waters ACQUITY UPLC System
z
z
その他
Rheos Allegro Pump
z CTC PAL 超高圧インジェクションバルブ
z 超高圧 Valco Valve
z
Applied Biosystems / MDS SCIEX LC/MS Users Meeting 2007
そのほか
Rheos Allegro Pump
Dedicated LC/MS frontend
• Only 70 µL delay volume
• Binary or quaternary, biocompatible
• Flow range 0.1 µL - 1000 µL/min
• Up to 1000 bar / 14500 PSI
• Complete integration into Analyst
• Integrated 4 channel ZHCR (Pat. pending) degasser
CTC PAL
超高圧インジェクショ
ンバルブ
(6 port/10 port)
超高圧 Valco Valve
(6 port/10 port)
Applied Biosystems / MDS SCIEX LC/MS Users Meeting 2007
そのほか
Waters ACQUITY UPLC System
New Control Software from Waters Released
ACQUITY UPLC System Now Supported on Applied Biosystems/MDS
SCIEX’s Mass Spectrometers
For Immediate Release
Milford, Mass., January 11, 2007 – Waters Corporation
(NYSE:WAT) announced today that it has released control software
that now makes its ACQUITY UltraPerformance LC® (UPLC) System
compatible with Applied Biosystems/MDS SCIEX mass spectrometry
products controlled by Analyst® software. In conjunction with Applied
Biosystems/MDS SCIEX’s release of the latest update to Analyst®
V1.4.2 LC/MS control software, Waters will now supply and support
additional software which provides full support for the ACQUITY
UPLC Systems, including Waters nanoACQUITY UPLC System, on
Applied Biosystems/MDS SCIEX’s mass spectrometry platforms.
Applied Biosystems / MDS SCIEX LC/MS Users Meeting 2007
Analystから制御せず使用する
z Analystから制御できないHPLCを使用する
場合にも、いくつかの工夫で便利にトラブル
少なく使用することができます。
スタート信号の接続
z レディ信号の接続
z エラー信号の接続
z
Applied Biosystems / MDS SCIEX LC/MS Users Meeting 2007
AnalystからHPLCを制御せず使用する
スタート信号の接続
Analystから制御しないオートサンプラーでも、スター
トの信号を取り込むことで、オートサンプラーの注入
に連動して測定を開始できます。
MS
HPLC
HPLC側のケーブルとMS側のケーブルの接続部分
HPLC側の該当ラインとMS側の白黒、緑黒
のラインを接続します。
さらに、MS側のケーブルの橙黒・赤黒のライ
Applied
Biosystems / MDS SCIEX LC/MS
ンを短絡します。
MS本体のケーブル接続部分
Users Meeting 2007
Analystから制御せず使用する
スタート信号の取り込みに使用する
ケーブル(Aux I/O Cable)には、ス
タート信号をMassに伝えるためのラ
インの他にもいくつかのラインがあり
ます。
レディ信号:Massのレディ信号を外
部に発信します。
エラー信号:Massのエラー信号を
外部に発信します。
Applied Biosystems / MDS SCIEX LC/MS Users Meeting 2007
Analystから制御せず使用する
z レディ信号の接続
AnalystからHPLCを制御しない場合、オートサンプラーはMassの取り込み時間やレディ
(Wait)動作に関係なく、オートサンプラー側のRun Timeで注入動作を行います。これによ
り、スタート信号が入らないことによる測定のずれが生じることが起きる場合があります。
この場合、レディ信号の接続を行うことで、ずれがなくなります。
Mass側で1測定が終わり、次の測定のWaitの状態になった時点でレディ信号が出力され
ます。
黒白ライン
赤白ライン
注入の準備ができていないとき
青白ライン
黒白ライン
赤白ライン
注入の準備ができているとき
青白ライン
Applied Biosystems / MDS SCIEX LC/MS Users Meeting 2007
Analystから制御せず使用する
z エラー信号の接続
AnalystからHPLCを制御しない場合、通常は、Massの停止とオートサンプラーやポンプ
の停止が連動しませんが、エラー信号の接続により連動させることができます。
Mass側でトラブルが生じた場合にエラー信号が出力され、HPLCを停止させます。これに
より、エラー発生後のサンプルの注入を防ぐことができ、また、エラー発生後、Massへの
移動相の送液を止めることができます。
MassがStandby(黄色)になったときにも信号が出るので、測定終了後、MassをStandby
にすると同時にHPLC(ポンプ等)を停止させることができます。
黒ライン
青ライン
エラーが起きていないとき
青黒ライン
黒ライン
青ライン
エラーが起きたとき
青黒ライン
Applied Biosystems / MDS SCIEX LC/MS Users Meeting 2007
Analystから制御せず使用する
HPLCではありませんが...
API3000(API300、API365)ユーザー様に朗報!!
AIR供給自動停止ユニットリリース!!
API3000では、Gas2はマニュアル制御である
ため、連続測定が終わった後に、自動的に停
止することができませんでした。
新開発『AIR供給自動停止ユニット(ジーエル
サイエンス社製)』により、連続測定終了後、
MassがStandbyになる際に、Gas2も自動的
に停止させることができます。
Applied Biosystems / MDS SCIEX LC/MS Users Meeting 2007
Analystから制御せず使用する
AIR自動供給停止ユニット
プローブへ
Stop!!
AIR自動供給停止ユニット背面
Air作動弁
EXT. STA端子
ここにエラー信号の
接続を行います。
エラー信号が入ると
電源
Gas2配管
Gas供給口
本ユニットは、Gas作動弁により
Gas2を停止させるため、Gasの供給が必要です。
Applied Biosystems / MDS SCIEX LC/MS Users Meeting 2007
3方Tee
ご清聴ありがとうございました。
本内容に関するお問い合わせは・・・
タカラバイオ APIテクニカルサポートライン
TEL;077-567-4963
FAX;077-565-6995
e-mail : [email protected]
web : http://www.takara-bio.co.jp/API/
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